JP2006219835A - 制振壁パネルおよび壁構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】制振装置を備えた壁パネルに、耐火材としての石膏ボードを容易かつ確実に取り付けることができる制振壁パネルを提供する。
【解決手段】建築用の壁パネル30に形成された開口部34内に制振装置1が取り付けられ、この制振装置1に木製の下地材40が固定されており、前記壁パネル30の表面に該表面を覆うようにして設けられた石膏ボード45が前記下地材40に固定されているので、制振装置1を備えた壁パネル30に、耐火材としての石膏ボード45を容易かつ確実に取り付けることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、制振装置を取り付けてなる制振壁パネルおよび壁構造に関する。
従来、制振壁パネルの一例として、特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載の制振壁パネルは、構造物の梁又は柱に固定される上枠と、該上枠の下方に空間を介して配置され前記構造物の梁又は柱に固定される下枠と、前記上枠と前記下枠との間に形成された空間に設けられ、一端が前記上枠に連結され、他端が前記下枠に連結されたダンパと、前記上枠と前記下枠との間に設けられ他の部材より柔軟性を有する支柱とからなるものである。
一方、パネル工法に使用される壁パネルとして、矩形枠状の枠体の表裏両面に合板等の面材を取り付けたものが知られている。このような壁パネルは、前記枠体内に必要に応じて補強桟材が縦横に設けられており、さらに、面材の表面には耐火材となる石膏ボードが取り付けられる。
特開2000−45563号公報
ところで、上記のような壁パネルの枠体内に制振装置を組み込むことによって、壁パネルに制振機能を付与することが考えられるが、その場合、耐火材としての石膏ボードを取り付けるのが困難である。
つまり、制振装置を壁パネルの枠体に組み込む場合、壁パネルの中央部に大きな開口部を形成し、この開口部に制振装置を設けることになるので、制振装置は壁パネルの中央部を大きく専有することになる。このため、石膏ボードを壁パネルに取り付ける場合、該石膏ボードを制振装置にも固定する必要があるが、通常、制振装置は鉄等の金属によって構成されているので、この制振装置に石膏ボードを直接固定することは困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、制振装置を備えた壁パネルに、耐火材としての石膏ボードを容易かつ確実に取り付けることができる制振壁パネルおよびこの制振壁パネルを有する壁構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図5に示すように、建築用の壁パネル30に開口部34が形成されており、この開口部34内に制振装置1が取り付けられてなる制振壁パネル35であって、
前記制振装置1に木製の下地材40が固定されており、
前記壁パネル30の表面に該表面を覆うようにして設けられた石膏ボード45が前記下地材40に固定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、壁パネル30の開口部34に取り付けられた制振装置1に木製の下地材40が固定されており、この下地材40に石膏ボード45が固定されているので、制振装置1を備えた壁パネル30に、耐火材としての石膏ボード45を容易かつ確実に取り付けることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の制振壁パネルにおいて、
前記制振装置1は、前記開口部4内に取り付けられたフレーム2と、このフレーム2に対向して設けられた一対の支持部3,3と、この一対の支持部3,3によって支持されて、震動によって一対の支持部3,3が変位した場合に、該一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れるように構成された振り子部材4と、この振り子部材4の端部と前記フレーム2との間に設けられた制振部材(制振ゴム)16とを備えており、
前記下地材40,40は、前記一対の支持部3,3にそれぞれ固定されていることを特徴とする。
ここで、前記フレーム2は例えば矩形枠状に形成され、壁パネル30に形成された矩形状の開口部34に取り付けられる。壁パネルとしては、例えばパネル工法やツーバイフォー工法における建築用の壁パネルが挙げられる。なお、パネル工法は、壁や床、屋根といった構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組立てることによって建物を構築する工法である。
また、制振部材16としては、バネとダンパからなる制振部材、ゴム、オイルダンパー、粘弾性材料などが好適に使用され、さらには摩擦で震動を減衰させるものでもよい。
また、上記のような制振装置1が取り付けられてなる制振壁パネル35は、新築の建物の壁として組み込んでもよいし、既設の建物の壁をリフォームする際に組み込んでもよい。
請求項2に記載の発明によれば、建物の小さな変形から制振機能を有効に働かせるために、てこ機構を用いて建物の変形を増幅して制振部材に伝達している。
すなわち、建物に地震等の震動によって変形が生じると、この建物を構成する制振壁パネル35の一対の支持部3,3がフレーム2を介して変位する。一対の支持部3,3が変位することによって、振り子部材4が一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振り子のように振れ、この振り子部材4の端部は振れが増幅され、これによって、前記一対の支持部3,3の変位が増幅される。したがって、振り子部材4の端部とフレーム2との間に設けられている制振部材(制振ゴム16)の変形を増幅できるので、建物の小さな変形から制振機能を有効に働かせることができる。
また、制振部材16の変形速度も建物の変形速度より増幅することができるため、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する制振部材(例えば粘弾性材料など)を用いる場合には、より効率的にエネルギーを吸収でき、大きな減衰力を発揮できる。
また、制振装置1が取り付けられた制振壁パネル35は、予め工場等で製造しておくことができるので、現場ではこの制振壁パネル35を設置することによって、建物に制振構造を容易に導入することができ、現場での施工が簡単となる。
さらに、制振壁パネル35は建物の所望の位置に設置できるので、地震の際にもっとも揺れるような箇所に制振壁パネル35を設置でき、よって、制振構造を容易かつ確実にしかも効果的に建物に導入できる。
また、下地材40,40が、一対の支持部3,3にそれぞれ固定されているので、石膏ボード45を安定的に固定できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の制振壁パネルにおいて、
前記石膏ボード45の外周部に対向する壁パネル30の表面には、耐熱性シート46が貼着されており、この耐熱性シート46に前記石膏ボード45の外周部が隙間無く当接されていることを特徴とする。
前記耐熱性シート45としては、例えば耐熱性の不織布等が挙げられる。
請求項3に記載の発明によれば、壁パネル30の表面に貼着された耐熱性シート46に石膏ボードの外周部が隙間無く当接されているので、石膏ボード45と壁パネル30とを縁切りした状態とすることができる。
したがって、石膏ボード45は制振装置1にのみ固定された状態となり、地震等の際にはこの制振装置1に追従して動き、壁パネル30によって動きを規制されることがないので、地震等の際に石膏ボード45が破損したり、石膏ボード45に亀裂が入るのを防止できる。また、石膏ボード45と壁パネル30とは縁切りされているが、石膏ボード45と壁パネル30との間からの火の侵入は耐熱性シート46によって防止できる。
請求項4に記載の発明は、例えば図6に示すように、建物の壁49に、請求項1〜3のいずれか一項に記載の制振壁パネル35を組み込んだことを特徴とする壁構造である。
前記壁49は、壁パネルを複数連結してなるものでもよいし、ツーバイフォー工法における壁でもよく、さらに軸組み構造による壁であってもよい。
また、制振壁パネル35を組み込む場合、壁の一部を取り除いて、その部分に制振壁パネル35を組み込んでもよいし、壁の表面の一部に制振壁パネル35を取り付けるようにして組み込んでもよい。
請求項4に記載の発明によれば、制振機能を有する壁49を容易に構築できるとともに、制振装置1を備えた壁パネル30に、耐火材としての石膏ボード45を容易かつ確実に取り付けることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の壁構造において、
前記壁49は、複数の壁パネル50を連結することによって構成されており、これら複数の壁パネル50のうち、すくなくとも一つの壁パネル50に代えて、前記制振壁パネル35が組み込まれていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、制振壁パネル35が組み込まれた壁49をパネル工法によって容易に構築することができる。
本発明によれば、壁パネルの開口部内に取り付けられた制振装置に木製の下地材が固定されており、壁パネルの表面に該表面を覆うようにして設けられた石膏ボードが前記下地材に固定されているので、制振装置を備えた壁パネルに、耐火材としての石膏ボードを容易かつ確実に取り付けることができる。
また、石膏ボードの外周部に対向する壁パネルの表面には、耐熱性シートが貼着されており、この耐熱性シートに前記石膏ボードの外周部が隙間無く当接されているので、石膏ボードは制振装置にのみ固定された状態となり、地震等の際にはこの制振装置に追従して動くので、地震等の際に石膏ボードが破損したり、石膏ボードに亀裂が入るのを防止できるとともに、石膏ボードと壁パネルとの間からの火の侵入を耐熱性シートによって防止できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明に係る制振壁パネルについて説明する前に、この制振壁パネルに取り付けられる制振装置について説明する。
図1は制振装置1の一例を示す正面図である。この制振装置1は主に鉄等の金属によって形成されたものであり、フレーム2と、このフレーム2に対向して設けられた一対の支持部3,3と、この支持部3,3によって支持された振り子部材4と、前記フレーム1に取り付けられた制振ボックス5とを備えている。
前記フレーム2は、左右一対の縦フレーム6,6と、上下一対の横フレーム7,7とを矩形枠状に組み立てることによって形成されている。
一対の縦フレーム6,6は平行離間して配置されており、それぞれ帯板状の取付板6aと、この取付板6aに直角に立設された帯板状の立設板6bとから構成され、断面T字状に形成されている。
取付板6aは壁パネルに形成された矩形状の開口部の内周面に取り付けられるものであり、その外側を向く面は前記開口部の内周面に当接固定される固定面6cとされている。また、取付板6aには、図示しないビス孔が上下に所定で2列形成されている。そして、取付板6aは、その固定面6cを開口部の内周面に当接固定したうえで、ビス孔にビスを通して開口部の内周面にねじ込むことによって、該内周面に取り付けられるようになっている。
また、立設板6bには、上下に所定間隔で孔が複数形成されている。これら孔は、立設板6bに支持部3をボルト6dによって取り付ける際に使用される孔である。
また、一対の横フレーム7,7は平行離間して配置されており、それぞれ帯板状の取付板7aを有している。取付板7aは壁パネルに形成された矩形状の開口部の内周面取り付けられるものであり、その外側を向く面は前記開口部の内周面に当接固定される固定面7cとされている。また、取付板7aの左右両端部には、図2に示すように、プレート7b,7bが厚さ方向に対向して設けられており、これらプレート7b,7bの基端部間には、前記縦フレーム6の立設板6bの端部が挿入されている。プレート7b,7bの基端部と、立設板の端部とにはそれぞれ孔が形成されており、これら孔にボルト7dが挿通され、この挿通されたボルト7dにナットを螺合して締め付けることによって、縦フレーム6と横フレーム7とが連結されている。
また、前記プレート7b,7bの先端部間には、平面視T字状をなす、固定部材8の基端部が挿入され、溶接等によって固定されている。固定部材8,8の先端部にある固定板8a,8a間は、設置部9とされており、この設置部9に前記制振ボックス5が設置されるようになっている。固定板8a,8aは、設置部9に設置された制振ボックス5の両端の端板にそれぞれ当接固定されるものであり、それぞれ4つのボルト孔8b・・・が形成されている。
前記縦フレーム6,6の立設板6b,6bには、支持部3,3が設けられている。すなわち、支持部3は、厚さ方向に平行離間して配置された2枚の支持板3a,3aを備えている。支持板3aは、略二等辺三角形状に形成されており、その頂部と対向する辺を上下に向け、かつ、頂部を内側に向けて配置されている。支持板3aは、略二等辺三角形状に形成されているので、その長手方向(上下方向)中央部が端部側より幅広に形成されている。したがって、2枚の支持板3a,3aで構成された支持部3もその長手方向(上下方向)中央部が端部側より幅広に形成されている。さらに、一対の支持部3,3は、それぞれの頂部を振り子部材4の中央部において対向させて設けられている。
また、一対の支持板3a,3aの上下に沿う辺部間には、前記立設板6bが挿入されている。そして、一対の支持板3a,3aの上下に沿う辺部と、前記立設板6bとにはそれぞれ孔が上下に所定間隔で複数形形されており、これら孔に、図1に示すように、ボルト6dが挿通され、この挿通されたボルト6dにナットを螺合して締め付けることによって、立設板6dに一対の支持板3a,3a、すなわち支持部3が設けられている。
前記一対の支持部3,3の長手方向中央部すなわち対向する頂部によって振り子部材4の長手方向中央部が支持されており、この振り子部材4は、震動によって一対の支持部3,3が変位した場合に、該一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れるように構成されている。
すなわち、振り子部材4は板状でかつ略菱形状に形成されており、長手方向を上下に向けて配置されている。振り子部材4の中央部の左半分は、一方の支持部3の支持板3a,3a間に挟まれており、右半分は他方の支持部3の支持板3a,3a間に挟まれている。
また、一方の支持部3の支持板3a,3aの頂部には孔が形成されており、他方の支持部3の支持板3a,3aの頂部にも孔が形成されている。一方、振り子部材4の中央部には、左右に離間して孔が形成されており、これら孔のうち左側の孔4aは左右に長い長孔となっている。
そして、一方の支持部の支持板3a,3aに形成された孔と、振り子部材4の中央部に形成された一方の長孔とには、軸10が振り子部材4を回転可能とするように、かつ、長穴の長さ方向に摺動可能となるように挿通されている。この軸10は例えば先端部にねじ部を有するボルト10で形成されており、このボルト10は前記孔に挿通され、これら孔に挿通されたボルト10にはナットが螺合されている。
また、他方の支持部の支持板3a,3aに形成された孔と、振り子部材4の中央部に形成された他方の孔とには、軸10が振り子部材4を回転可能とするように挿通されている。この軸10も先端部にねじ部を有するボルト10で形成されており、このボルト10は前記孔に挿通され、これら孔に挿通されたボルト10にはナットが螺合されている。
これによって、振り子部材4は、一対の支持部3,3によって軸10,10を介して支持されており、この振り子部材4は、震動によって一対の支持部3,3が変位した場合に、該一対の支持部3,3間の略中央部、言い換えれば、軸10,10間の中央部を中心として振れるように構成されている。
また、前記フレーム2には、制振ボックス5が前記振り子部材4の端部に対向して取り付けられている。
すなわち、図2に示すように、制振ボックス5は、フレーム2の横フレーム7に取り付けられる箱状のボックス15と、このボックス15内に取り付けられた一対の制振ゴム(制振部材)16,16と、これら制振ゴム16,16間に挿入されかつ該一対の制振ゴム16,16に固着されたプレート17とを備えている。
ボックス15は、対向する一対の側板15a,15aと、該側板15a,15aの両端部間にそれぞれ配置され、該側板15a,15aに取り外し可能に対向して取り付けられた一対の端板15b,15bとから構成されている。一対の側板15a,15aの両端部には穴が形成されており、一対の端板15b,15bの側端面には、ボルト孔が形成されている。そして、これら孔とボルト孔を合わせたうえで、孔にボルト18を挿入してボルト孔に螺合して締め付けることによって、側板15a,15aと端板15b,15bとがボックス状に組み立てられており、ボルト18を取り外すことによって、側板15a,15aから端板15b,15bを取り外せるようになっている。
また、側板15a,15aの対向する内面にはそれぞれ制振ゴム16,16が接着剤等によって固着されている。これら制振ゴム16,16間には、プレート17が挿入されており、該プレート17の表面は前記制振ゴム16,16に固着されている。
プレート17の一端部(上端部)は、ボックス15より上方に突出しており、この突出している一端部には、3つの孔が形成されている。
そして、上記のように構成された制振ボックス5は、ボックス15を横フレーム7に設けられた設置部に設置したうえで、固定板8a,8aをボックス5の端板15b,15bに当接して、ボルト19を固定板8a,8aの孔から挿入して端板15のボルトに螺合して締め付けることによって、設置部に位置決めされて固定されている。
さらに、前記制振ボックス5のプレート17と前記振り子部材4の端部とが連結されている。すなわちまず、振り子部材4の端部には、孔が3個横方向に所定間隔で形成されている。この振り子部材4の端面は、制振ボックス5のプレート17の端面に当接されている。そして、振り子部材4の端部とプレート17の端部とを挟み付けるようにしてプレート20,20が設けられている。プレート20,20には、その上部と下部とにそれぞれ3つの孔が横方向に所定間隔で形成されており、上部の孔と振り子部材の端部に形成された孔とにボルト21を挿通し、ナットを螺合して締め付け、下部の孔とプレート17に形成された孔とにボルト21を挿通し、ナットを螺合して締め付けることによって、制振ボックス5のプレート17と振り子部材4の端部とがプレート20,20を介して連結されている。
上記のような構成の制振装置1は、例えば図3に示すように、住宅の壁を構成する壁パネル30に組み込まれている。すなわち、壁パネル30は、例えば、上部の小壁パネル31と下部の腰壁パネル32とを左右の柱材33,33で連結してなるものであり、その中央部には、開口部34が形成されている。この開口部34は矩形状に形成されており、その内側に制振装置1のフレーム2が挿入されている。
フレーム2を構成する一対の縦フレーム6,6の取付板6a,6aの外側を向く面が固定面6cとされており、この固定面6cが開口部34の縦方向に沿う内周面に当接固定され、取付板6a,6aにビスを通して開口部の縦方向に沿う内周面にねじ込むことによって、該縦フレーム6,6が縦方向に沿う内周面に取り付けられている。
同様に、フレーム2を構成する一対の横レーム7,7の取付板7a,7aの外側を向く面が固定面7cとされており、この固定面7cが開口部34の横縦方向に沿う内周面に当接固定され、取付板7a,7aにビスを通して開口部の縦方向に沿う内周面にねじ込むことによって、該横フレーム7,7が横方向に沿う内周面に取り付けられている。
このようにして、壁パネル30の開口部34に制振装置30が組み込まれている。
さらに、前記制振装置1の支持部3,3には、図3〜図5に示すように、それぞれ下地材40が固定されている。下地材40は木製の角材で形成されたものであり、その長さは支持部3の上下の長さとほぼ等しいか若干短くなっている。下地材40は壁パネル30の両表面側にそれぞれ2本ずつ、合計4本が固定されている。
下地材40を支持部3の表面に固定する場合、図5に示すように、下地材40に裏面に両面接着テープ41を、下地材40の長手方向に断続的に貼着するとともに、隣り合う両面接着テープ41,41間に露出している下地材40の裏面に接着剤42を塗布しておき、これら両面接着テープ41と接着剤42が設けられた下地材40を支持部30の表面に当接して押付けることによって、固定する。このようにして、木製の下地材40が、金属製(鉄製)の支持部3の表面に強固に固定されている。また、下地材40は、その表面が壁パネル30の表面とほぼ面一か若干突出するようにして、支持部3の表面に固定されている。
なお、下地材40を支持部3に固定する場合は、両面接着テープ41のみを下地材40にその全長に亙って貼り付けて、下地材40を支持部3の表面に押付けることによって、両面接着テープ41によって固定してもよい。
また、壁パネル30の両表面には、それぞれ耐火材である石膏ボード45が壁パネル30の表面を略覆うようにして取り付けられている。この石膏ボード45は矩形状にものであり、その上下の長さは壁パネル30の上下の長さとほぼ等しく、石膏ボード45の左右の長さは壁パネル30より若干小さくなっている。
石膏ボード45は以下のようにして壁パネル30の表面に取り付けられている。すなわち、石膏ボード45の外周部に対向する壁パネル30の表面には、耐熱性シート46が貼着されている。この耐熱性シート46は耐熱性不織布であり、帯状に形成されている。そして、この帯状の耐熱性シート46は、石膏ボード45の外周部に沿うようにして、壁パネル30の両表面にそれぞれ接着剤によって貼着されている。
前記石膏ボード45は、その外周部を前記耐熱性シート46に合わせるようにして壁パネル30の表面に配置されたうえで、ビス47によって前記下地材40,40に固定されている。つまり、石膏ボード45の表面からビス47を下地材40,40までねじ込むことによって、石膏ボード45が下地材40,40に固定されている。この状態において、石膏ボード45の外周部は前記耐熱性シート46に押圧されて、隙間無く当接されている。なお、ビス47は、下地材40の長手方向に所定間隔で複数配置して、該下地材40にねじ込まれている。また、石膏ボード45は壁パネル35の両表面に同様にしてそれぞれ取り付けられている。
上記のような構成の制振壁パネル35は、図6に示すように、建物の壁49に組み込まれている。
壁49は、複数の壁パネル50を水平方向に連結することによって構成されており、これら複数の壁パネル50のうち、一つの壁パネルに代えて、前記制振壁パネル35が組み込まれている。
制振壁パネル35の石膏ボード45は上述したように、下地材40にビス止めされて固定されるが、その場合、該制振壁パネル35に隣接する通常の壁パネル50に取り付けられる石膏ボード51の幅方向端部は、制振壁パネル35の端部に位置しており、この端部において、石膏ボード51と石膏ボード45とが連結されている。つまり、石膏ボード45と石膏ボード51と連結は、制振装置1が設けられた開口部より外側で行われている。
なお、石膏ボード45の取り付けは、制振壁パネル35を壁パネル50,50間に組み込んだ後に行ってもよいし、組み込む前に行ってもよい。また、石膏ボード51は、壁パネル50の両表面にビス止めされて固定されるが、その際、石膏ボード51の外周部に沿って所定間隔でビス止めする。
上記の実施の形態では、石膏ボード45を壁パネル30に固定する場合に、該石膏ボード45を下地材40にビス止めすることによって行ったが、これに加えて、図7に示すように、石膏ボード45の外周部に沿って所定間隔でビス53を壁パネル30にねじ込むととともに、小壁パネル31や腰壁パネル32にも適宜ビス53をねじ込んでもよい。
このようにすると、制振装置1に対する石膏ボード45の追従性は失われるが、石膏ボード45をより強固に壁パネル30に固定できる。
また、制振装置1に対する石膏ボード45の追従性を確保するには、上述したように、壁パネル39の表面に貼着された耐熱シート46に石膏ボード45の外周部を当接するにとどめ石膏ボード45と壁パネル30とを縁切りした状態とするのが最も望ましいが、石膏ボード45の固定強度をもっと確保したい場合は、石膏ボード45の外周部に仮止め程度にビスをねじ込んでもよい。
上記のような制振壁パネル35では、まず、この制振壁パネル35を組み込んだ建物に地震等の横揺れ震動によって変形が生じると、制振壁パネル35の矩形状のフレーム2が略平行四辺形状に変形する。つまり、フレーム2の横フレーム7,7が左右にずれるようにして移動するとともに、縦フレーム6,6が横方向に傾斜することによって矩形状のフレーム2が略平行四辺形状に変形する。
フレーム2が略平行四辺形状に変形すると、一対の支持部3,3が斜め上下に互いに離間するようにして変位する。
一対の支持部3,3が変位することによって、振り子部材4が一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振り子のように振れ、この振り子部材4の端部は振れが増幅され、これによって、前記一対の支持部3,3の変位が増幅される。
そして、振り子部材4の端部と制振ボックス5のプレート17とが連結されており、この連結プレート17は制振ゴム16,16間に挿入されかつ該一対の制振ゴム16,16に固着されているので、この制振ゴム16,16の変形を増幅できる。したがって、建物の小さな変形から制振機能を有効に働かせることができる。
また、制振ゴム16,16の変形速度も建物の変形速度より増幅することができるため、エネルギー吸収性能が変形速度に比例する粘弾性材料から形成された制振ゴムを用いる場合には、より効率的にエネルギーを吸収でき、大きな減衰力を発揮できる。
上記のような制振装置1を備えた制振壁パネル35は、例えば、図7に示すように、3枚連続して設けることによって、制振効果を高めることができる。この場合、壁パネル30を構成する柱材33は、隣接する壁パネル30,30どうしで共通としてもよい。
また、建物を構成する複数の壁パネルのうちの所望の壁パネルを、制振壁パネル35と交換することによって、制振構造を容易かつ確実にしかも効果的に建物に導入できる。つまり、地震の際にもっとも揺れるような箇所にある壁部分に制振装置を容易に導入できる。
さらに、制振装置1が取り付けられた制振壁パネル35は、予め工場等で製造しておくことができるので、現場ではこの制振壁パネル35を設置することによって、建物に制振構造を容易に導入することができ、現場での施工が簡単となる。
また、制振ボックス15が振り子部材4に対向して横フレーム7に取り付けられているので、振り子部材4と制振ボックス15のプレート17とを容易に連結できる。
さらに、制振ボックス15を別途製造しておき、この制振ボックス15を横フレーム7に取り付けることができるので、制振装置1の組立てを簡単に行える。
また、ボックス15から突出しているプレート17の一端部が振り子部材4の端部に連結されているので、振り子部材4の端部をボックス15内の制振ゴム16に直接固着しないでも、制振ゴム16の機能を振り子部材4に作用させることができる。振り子部材4の端部をボックス15内の制振ゴム16に直接固着するのは手間がかかる作業となるが、ボックス15から突出しているプレート17の一端部に、振り子部材4の端部を連結するのは容易な作業となる。
加えて、制振ボックス15を構成する一対の側板15aから一対の端板15bを取り外すことによって、側板15aの内面に容易に制振ゴム16を固着でき、この状態で一対の側板15a,15a間にプレート17を制振ゴム16,16に対向させて配置したうえで、一対の側板15a,15aの端部間に端板15b,15bを配置して該端板15b,15bを側板15a,15aに取り付けることによって、制振ゴム16,16でプレート17を挟み付け、該プレート17に制振ゴム16,16を固着できる。また、ボックス15には底板がないため、その分、重量を軽減できる。
また、横フレーム7に設置部9が設けられているので、この設置部9に制振ボックス5を安定的に設置することができ、また、この設置された制振ボックス5の両端の端板15b,15bに固定板8a,8aを当接固定することによって、フレーム1に制振ボックス5を容易かつ確実に取り付けることができる。
さらに、フレーム2の外周面に固定面6c,7cが形成されているので、この固定面6c,7cを壁パネルの開口部34の内周面に当接して固定することによって、フレーム2を壁パネルに容易かつ確実に取り付けることができる。
また、振り子部材4の長手方向中央部が一対の支持部3,3の長手方向中央部によって支持されているので、振り子部材4と支持部3,3とにはその長手方向中央部に荷重が集中するが、振り子部材4は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されており、支持部材3,3は、その長手方向中央部が端部側より幅広に形成されているので、それらの部分に荷重が集中しても十分耐え得るものとなるとともに、端部側は中央部より幅狭であるので、その分、振り子部材4と支持部3,3の材料軽減を図ることができる。
また、振り子部材4が略菱形状に形成されており、その中央部を境として対称的となるので、振り子部材4が、一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れる際のバランスがよくなる。
さらに、略二等辺三角形状に形成された一対の支持部3,3の頂部が振り子部材4の中央部において対向させて設けられているので、該頂部によって、振り子部材4の中央部を確実に支持できる。
また、一対の支持部3,3の頂部に、振り子部材4の中央部2箇所がそれぞれ支持されているので、この振り子部材4を、一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れるように構成することができる。
また、振り子部材4の中央部の右半分は一方の支持部3の一対の支持板3a,3a間に挟まれており、左半分は他方の支持部3の一対の支持板3a,3a間に挟まれているので、振り子部材4が、一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れる際に、該振り子部材4の中央部を一対の支持板3a,3aによって振れ方向に案内することができる。よって、振り子部材4の振れをスムーズにすることができる。
加えて、振り子部材4の中央部に形成された一対の孔にそれぞれ挿入された軸10,10によって該振り子部材4を支持しており、これら軸10,10は一対の支持部3,3のそれぞれに設けられているので、振り子部材4を一対の支持部3,3によって該一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振れるように構成することができるとともに、振り子部材4の振れがスムーズなものとなる。
さらに、一対の支持部3,3が変位することによって、振り子部材4が一対の支持部3,3間の略中央部を中心として振り子のように振れる際に、一対の支持部3,3にそれぞれ設けられている軸10,10間の距離が若干が増減するが、これら軸10,10が挿入されている一対の孔のうち、左側の孔は長孔4aとなっているので、この長孔4aによって前記軸10,10間の距離の増減を吸収して、振り子部材4をスムーズに振れさすことができる。
また、壁パネル30の開口部に取り付けられた制振装置1の支持部3,3に木製の下地材40,40が固定されており、この下地材40,40に石膏ボード45が固定されているので、制振装置1を備えた壁パネル30に、耐火材としての石膏ボード45を容易かつ確実に取り付けることができる。
さらに、壁パネル30の表面に貼着された耐熱シート46に石膏ボード45の外周部が隙間無く当接されているので、石膏ボード45と壁パネル30とを縁切りした状態とすることができる。
したがって、石膏ボード45は制振装置1の支持部3,3にのみ固定された状態となり、地震等の際にはこの制振装置1の支持部3,3に追従して動き、壁パネル30によって動きを規制されることがないので、地震等の際に石膏ボード45が破損したり、石膏ボード45に亀裂が入るのを防止できる。また、石膏ボード45と壁パネル30とは縁切りされているが、石膏ボード45と壁パネル30との間からの火の侵入は耐熱性シート46によって防止できる。
また、壁49は、複数の壁パネル50を連結することによって構成されており、これら複数の壁パネル50のうち、一つの壁パネル50に代えて、制振壁パネル35が組み込まれているので、制振壁パネル35が組み込まれた壁をパネル工法によって容易に構築することができる。
本発明に係る制振壁パネルに取り付けられる制振装置の一例を示すもので、その正面図である。 同、制振ボックスと振り子部材との連結部を示す斜視図である。 本発明に係る制振壁パネルを示すもので、石膏ボードを取り付けていない状態を示す正面図である。 同、石膏ボードを取り付けた状態を示す正面図である。 図4におけるA−A線視断面図である。 本発明にかかる壁構造の一例を示す平断面図である。 本発明にかかる壁構造の他の例を示す正面図である。
符号の説明
1 制振装置
2 フレーム
3 支持部
4 振り子部材
5 制振ボックス
16 制振ゴム
30 壁パネル
34 開口部
35 制振壁パネル
40 下地材
45 石膏ボード
46 耐熱性シート
49 壁

Claims (5)

  1. 建築用の壁パネルに開口部が形成されており、この開口部内に制振装置が取り付けられてなる制振壁パネルであって、
    前記制振装置に木製の下地材が固定されており、
    前記壁パネルの表面に該表面を覆うようにして設けられた石膏ボードが前記下地材に固定されていることを特徴とする制振壁パネル。
  2. 請求項1に記載の制振壁パネルにおいて、
    前記制振装置は、前記開口部内に取り付けられたフレームと、このフレームに対向して設けられた一対の支持部と、この一対の支持部によって支持されて、震動によって一対の支持部が変位した場合に、該一対の支持部間の略中央部を中心として振れるように構成された振り子部材と、この振り子部材の端部と前記フレームとの間に設けられた制振部材とを備えており、
    前記下地材は、前記一対の支持部にそれぞれ固定されていることを特徴とする制振壁パネル。
  3. 請求項1または2に記載の制振壁パネルにおいて、
    前記石膏ボードの外周部に対向する壁パネルの表面には、耐熱性シートが貼着されており、この耐熱性シートに前記石膏ボードの外周部が隙間無く当接されていることを特徴とする制振壁パネル。
  4. 建物の壁に、請求項1〜3のいずれか一項に記載の制振壁パネルを組み込んだことを特徴とする壁構造。
  5. 請求項4に記載の壁構造において、
    前記壁は、複数の壁パネルを連結することによって構成されており、これら複数の壁パネルのうち、すくなくとも一つの壁パネルに代えて、前記制振壁パネルが組み込まれていることを特徴とする壁構造。
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