JP2006219385A - ゴキブリ用餌の食刺激剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】野外又は研究室の条件でゴキブリの食を刺激しゴキブリによって大量消費されるゴキブリ用餌の製法を与える。
【解決手段】殺虫剤及び虫食刺激剤の組成物から成るゴキブリの餌をその生息場所付近に配置することにより、ゴキブリを撃退する方法において、当該組成物は、約5重量%から約50重量%の少なくとも1種類の動物性タンパク質と、約5重量%から約50重量%の植物性タンパク質と、約15重量%から約65重量%の粒餌と、約0重量%から約30重量%の炭水化物と、約0重量%から約40重量%の脂質と、約0重量%から約2.0重量%の抗菌剤、抗酸化剤またはその混合物と、から成る。

Description

本発明は、虫が虫用餌を好んで食するよう誘発する食刺激剤に有用な虫用餌組成物に関する。したがって、適当な殺虫剤と組み合わせると、本発明の食刺激剤を含む組成物を食する虫は、虫を死に至らしめる殺虫剤を摂取する。
より特定的に、本発明は、餌刺激剤が野外の条件下でゴキブリによって大量消費されるところのゴキブリ用好適食刺激剤である虫用餌組成物に関する。
虫、特にゴキブリは雑食性の虫である。これら虫は典型的に生存のために十分な食物、湿気およびシェルターを含む場所に出現する。ゴキブリは食物を方々捜し回り、食前にその食料を検査する。その食物が虫の食を刺激する成分を含まないならば、ゴキブリは、適当な食源を捜し回り続けるであろう。毒物入り餌を食することの回避又は欠乏は、野外の条件下でゴキブリに対する殺虫剤の効果を減少させる。したがって、本発明の目的は虫餌、特に研究室および野外の条件下でゴキブリによって好んで大量消費されるゴキブリ用餌の処方の製剤をすることである。
研究は、例えばチャバネゴキブリが5から10インチ以上の広い範囲から食物を感知し得ないことを示してきた。結果として、チャバネゴキブリは、主に家庭用品の背後および幅木に沿って食物を捜し回る。ゴキブリが餌位置に遭遇すると、この虫は口部分と触覚とを使用してこの餌を検査するであろう。この餌がゴキブリの栄養摂取の要求に合致するならば、この餌を消費するであろう。ゴキブリは学習が可能であり、以前に捜した食物源に戻ってくる。したがって、ゴキブリ用餌は、この虫がこの食物源を繰り返し訪れ且つその中に適用される致死量の毒物を摂取するように、その環境において他の食物源と比較して口に合う物でなければならない。
米国特許第4,353,907号は、脂肪酸と食用油との混合の、虫および赤蟻用餌の製剤および組成物に有用なアミジノヒドラゾンに関する。
米国特許第4,845,103号は、ゴキブリの屋内退治用の固体性、非粒子性、非可流性、非反発性殺虫餌組成物であって、ペンタジエノンヒドラゾン混合物と、食物誘惑剤と、バインダーとから成るものに関する。
米国特許第4,657,912号は、蟻退治用顆粒状餌組成物に関し、ピリミジノン誘導体を、すりつぶした蚕蛹と組み合わせて用いる。
米国特許第4,990,514号は、ゴキブリ退治用殺虫餌組成物であって、殺虫剤混合物と、食物誘惑剤系と、可流性バインダーとから成るものに関する。この組成物で使用される食物誘惑剤は、糖蜜、コーンシロップ、メープルシロップ、蜂蜜、及びこれら食物物質の2以上の混合物から選択された液体食物の混合物から成る。
米国特許第4,990,514号
日本国特許公開公報(特開昭61−106505号)は、誘惑剤成分として炭水化物、タンパク質、及び脂質の混合物を含む蟻用虫誘惑剤組成物を開示している。好適に、炭水化物はフルーツジュース、蜂蜜、サッカロース、砂糖、ラクトーゼ、D−グルコース、D−グルコースアミン等である。好適に、この組成物は、粒子状、顆粒状、固体、ペースト状、液体又はゲル状である。タンパク質源は、動物性タンパク質又は植物性タンパク質であり、脂質は、植物性油又は動物性油である。多種の虫抑制組成物が、誘惑剤と共に製剤される。
本発明の目的は、野外又は研究所の条件下でゴキブリによって大量消費されるゴキブリ用餌の製剤をすることである。チャバネゴキブリは(食物又は水)源を捜し回る。虫、特にゴキブリの食を刺激し且つ消費される餌を提供することが本発明の目的である。さらに、この刺激的餌の製剤は、目標とする生物が食物及び水を捜し回るところの表面又は領域全体を集中させることを要求するべきものではない。したがって、ゴキブリの栄養摂取の必要を満たし、餌として消費され、同時に環境において他の食物源と比較して十分口に合う好適な餌組成物を開示し提供することが本発明の主な目的である。
ゴキブリの致死量の毒物を生産するために製剤される活性殺虫剤の、長期間ゴキブリの食を刺激する刺激的餌組成物を提供することが本発明の他の目的である。 本発明のその他の目的は、以下の詳細な説明から明らかであろう。
本発明の第1の態様における、殺虫剤及び虫食刺激剤の組成物から成るゴキブリの餌をその生息場所付近に配置することにより、ゴキブリを撃退する方法において、当該組成物は、
約5重量%から約50重量%の少なくとも1種類の動物性タンパク質と、
約5重量%から約50重量%の植物性タンパク質と、
約15重量%から約65重量%の粒餌と、
約0重量%から約30重量%の炭水化物と、
約0重量%から約40重量%の脂質と、
約0重量%から約2.0重量%の抗菌剤、抗酸化剤またはその混合物と、
から成る。
当該動物性タンパク質は動物ダイジェストである。
具体的に、動物性タンパク質は、噴霧乾燥した家禽の肝臓、すりつぶした蚕蛹及びその混合物から成る集合から選択され、植物性タンパク質は大豆タンパク質であり、粒餌はオートミールであり、炭水化物はコーンシロップであり、脂質は大豆油である。
第1の態様において、殺虫剤は、有機リン、クロルピリフォス、カルバミン酸塩、ピレスロイド、塩素化炭化水素、フッ素アリファティック、スルホンアミド、ホウ酸、虫成長調整剤、及びアベルメクチンから成る集合から選択される。
本発明の第2の態様における、殺虫有効量の置換アミジノヒドラゾンまたはその脂肪酸塩及び虫食刺激剤の組成物から成るゴキブリの餌をその生息場所付近に配置することにより、ゴキブリを撃退する方法において、当該組成物は、
約5重量%から約50重量%の少なくとも1種類の動物性タンパク質と、
約5重量%から約50重量%の植物性タンパク質と、
約15重量%から約65重量%の粒餌と、
約0重量%から約30重量%の炭水化物と、
約0重量%から約40重量%の脂質と、
約0重量%から約2.0重量%の抗菌剤、抗酸化剤またはその混合物と、
から成る。
ここで、動物性タンパク質は動物ダイジェストである。
具体的には、動物性タンパク質は噴霧乾燥した家禽の肝臓、すりつぶした蚕蛹及びその混合物から成る集合から選択され、植物性タンパク質は大豆タンパク質であり、粒餌はオートミールであり、炭水化物はコーンシロップであり、脂質は大豆油である。
好適には、置換アミジノヒドラゾンは、1,5-ビス(-α,α,α-トリフルオロ-P-トリル)-1,4-ペンタジエン-3-ワン-4,5,6,7,-テラヒドロ-1H-1,3-ジアゼピン-2-ylヒドラゾンである。
本発明の第3の態様における、本質的に殺虫有効量の置換アミジノヒドラゾンまたはその脂肪酸塩及び虫食刺激剤の組成物から成るゴキブリの餌をその生息場所付近に配置することにより、ゴキブリを撃退する方法において、当該組成物は、
噴霧乾燥した家禽の肝臓、すりつぶした蚕蛹及びその混合物から成る集合から選択される、約5重量%から約50重量%のタンパク質食材と、
約5重量%から約50重量%の大豆タンパク質と、
約15重量%から約65重量%のオートミールと、
約0重量%から約30重量%のコーンシロップと、
約0重量%から約40重量%の大豆油と、
約0重量%から約2.0重量%の抗菌剤、抗酸化剤またはその混合物と、
から成る。
上記の本発明の目的は、組成物を完成させるためにタンパク質を含む食物及び他の成分、例えば、炭水化物、多種のバインダー成分およびキャリアーの新規な混合物又は溶液を形成することによって達成され得る。
本発明の好適実施例は:
食刺激剤として約0重量%から約50重量%のタンパク質を含む食物;
食刺激剤/バインダーとして約0重量%から約65重量%の植物性タンパク質;
食刺激剤として約0重量%から約30重量%の炭水化物;及び
食刺激剤/バインダーとして約0重量%から約40重量%の脂質、から成る食刺激組成物である。
抗菌剤及び/又は抗酸化剤も含まれ得る。これら食餌組成物は、生存のために十分な食物、湿気およびシェルターを含む場所に典型的に出現するゴキブリ(ブラテラ・ゲルマニカ、ペリプラネタ・アメリカーナ)のような虫による消費に非常に効果的であることが認められている。
本発明のより好適な実施例は、
約0重量%から約50重量%の噴霧乾燥した家禽類の肝臓;
約0重量%から約50重量%のすりつぶした蚕蛹;
約0重量%から約50重量%の水素と化合させた大豆タンパク質;
約15重量%から約65重量%の粉にしたオートミール;
約0重量%から約30重量%の高果糖コーンシロップ;及び
約0重量%から約40重量%の一部水素と化合させた大豆油から成る餌組成物である。
他のキャリアーの例は、魚肉、粉末状砂糖、小麦粉、米糠油、コーン油、大豆油、コーンシロップ、グルコース、オキアミ科の甲殻類等である。本発明の組成物は、多種のゴキブリの食を刺激し、ゴキブリの数を抑制する殺虫剤と共に使用されるときに非常に効果的である。他の適切な炭水化物の例は、サッカロース、マルトース、アラビノース、ガラクトース、ラクトーゼ、グルコース、D−グルコース、及びD−グルコースアミンを含む。
蚕蛹は、絹の分離中に得られた絹生産業の副産物である。本発明の組成物は、在来の方法によって乾燥させた蛹を粉にすることによって確実に得られ、好適な10−60メッシュ粒子の生産を最大にする。
噴霧乾燥法は、周知技術であるため、詳細な説明を省略し、簡単な程度にとどめる。噴霧乾燥は、3から30秒の極めて短い保持時間で乾燥媒体(通常は空気)に直接接触させることで、微細に分割された小滴を乾燥させる。この短い接触時間により、被乾燥物の熱分解は最小限になる。粒子の乾燥は、一般に、一定速度及び降下速度の間の2段階で起こる。主な乾燥力は、周囲の空気と粒子の温度との温度差である。この技術は、餌組成物に有用な家禽類の肝臓を提供するのに特に効果的である。
多種の他のタンパク質源も本発明の製剤に使用される。動物ダイジェストは、牛肉、食用鶏鳥類、魚及び虫の一部からの許容可能な動物性タンパク質源である。動物性ダイジェストはまた、このような動物の屠殺処理からの副産物として得られる内蔵部分を含む。これら動物材料は、好適に使用前に処理、例えば噴霧乾燥、フリーズドライ及びオーブンドライされる。
付加的に、本発明は、好適に米国特許第4,087,525号で説明されるようなペンタジエン−3−ワン置換アミジノヒドラゾン殺虫剤である活性殺虫剤成分用の新規なエマルジョンキャリアによって製剤される。例えば、1,5−ビス(α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−1,4−ペンタジエン−3−ワン,4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−1,3−ジアゼピン−2−ylヒドラゾン;1,5−(ビス(α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−1,4−ペンタジエン−3−ワン,4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−1,3−ジアゼピン−2ylヒドラゾン塩酸塩;1,5−ビス(p−クロロフェニル)−1,4−ペンタジエン−3−ワン,4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−1,3−ジアゼピン−2−ylヒドラゾンヨウ酸塩;及び1,5−ビス(p−コロフェニル)−1,4−ペンタジエン−3−ワン、4−フェニル−2−イミダゾリン−2−ylヒドラゾンヨウ酸塩などである。米国特許第4,087,525号は、殺虫剤としてこれら化合物の使用を説明し、ここに参考文献として組み込むものである。
他に殺虫剤は、置換アミジノヒドラゾン殺虫剤、特に、以下のような有機リン酸塩と置換されてもよい。有機リン酸塩として、クロルピリフォス:−O,O−ジエチル O−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジニル)ホスホロチオエート、プロポキスル−2−(1−メチルエトキシ)フェノールメチルカルバミン酸塩のようなカルバミン酸塩、フェノスリン:−(3−フェノキシフェニル)−メチル2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシル酸塩のようなピレスロイド、塩素化炭化水素、スルフルルアミド−N−エチルペルフルオロオクタンスルホンアミドのようなフッ素アリファティックスルホンアミド、ホウ酸、ヒドロプレン−エチル(E,E)−3,7,11−トリメチル−2,4−ドデカジエノエートのような虫成長調整剤、及びアベルメクチンB1(80%のアベルメクチンB1a(5−O−ジメチルアベルメクチンA1a(R=C2H5))及び20%のB1b(5−O−メチル−25−デ(1−メチルプロピル)−25−(1−メチルエチル)アベルメクチンA1a(R=CH3))を含むアベルメクチンの混合物)のような微生物誘導化合物がある。
脂質相は、大豆油、脂肪酸、活性成分及び乳化剤を含み、水相は、高果糖コーンシロップを含む。他の長連鎖の脂肪酸及び多種の液体は、ここで同定される脂肪酸及び脂質化合物と置換又は交換が可能である。
したがって、本発明は、ゴキブリを抑制するための方法であって、殺虫に十分な量の置換アミジノヒドラゾン殺虫剤又はその脂肪酸塩と、本発明の食刺激剤から成る餌/食組成物とから成る殺虫餌組成物をその生息環境又は餌場付近に配置することから成る方法を含む。魚肉、砂糖、小麦粉等のような付加的な食用キャリアーが加えられ、その混合物は均質になるまでブレンドされる。
付加的に、ソルビン酸/硫酸カリウム、Dowcil(商標)200(1−(3−クロロアリル)3,5,7−トリアザ−1−アゾニア−塩化アダマンタンのシス異性体)、プロピルパラベン/メチルパラベン(プロピルp−ヒドロキシ安息香酸塩/メチルp−ヒドロキシ安息香酸塩)、キャプタン(N−(トリクロロメチルチオ)−4−シクロヘキサン−1,2−ジカルボキシミド)、珪酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム及び安息香酸ナトリウムのような、約0.0重量%から約2.0重量%の抗菌剤が、微生物の成長を抑制するために添加されるか、あるいは、第三ブチルヒドロキノン、n−プロピル没食子酸塩、3−第三ブチル−4−ヒドロキシアニソール及びブチル化水酸化トルエン又はそれらの混合物のような、約0.0重量%から約2.0重量%の抗酸化剤が、濃厚化剤等のような他の薬剤と同様に、最終組成物の保存特性を改良するために、組成物のブレンド中に添加されてもよい。
本発明の殺虫餌組成物はエアロゾル状態で存在することもでき、この場合、推進剤とともに助溶剤及び湿潤剤が適宜使用される。この推進剤は、クロロジフルオロメタンのようなヒドロクロロフルオロカーボンアルカン、ブタンのような非ハロゲン化アルカン、及び二酸化炭素または窒素等である。有効量の殺虫剤を有するか又は有しない餌組成物を適用するために、次のタイプの製剤が使用される。それは、粉末、くず、顆粒、溶解、懸濁、エマルジョン、乳化可能濃縮液、ペースト、泡、ゲル、燻烝剤、噴霧状組成物、餌、及びエアロゾルである。本発明の製剤はまた、餌入れのような虫の餌場にも含められる。
本発明の例が以下に示されるが、これに制限されるものではない。
餌の化合手順
大豆油(100グラム)(g)、モノステアリン酸グリセリル(5g)、大豆タンパク質(58.5g)、及びオレイン酸(10g)が混合され、全部の固体が溶解するまで約170°Fに加熱された。140°Fに加熱されたコーンシロップ(50g)がこれに加えられ、混合されてエマルジョンが形成された。噴霧乾燥した家禽類(鶏肉など)の肝臓(58.5g)、乾燥しすりつぶした蚕蛹(58.5g)及びオートミール(150g)が加熱した液体に加えられ、均質になるまで撹拌された。出来上がった溶液は、小さなカップに注がれ室温まで冷された。
表 I : 試 験 さ れ た 製 剤

例番号 家禽類の 蚕蛹 大豆 オートミール コーンシロップ 水素添加大豆油
肝臓 タンパク質
1 35.00 3.00 0.00 30.00 10.00 10.00
2 5.83 5.84 5.83 47.50 10.00 20.00
3 17.50 17.50 0.00 30.00 10.00 20.00
4 0.00 0.00 17.50 47.50 10.00 20.00
5 0.00 0.00 35.00 30.00 10.00 20.00
6 11.67 11.66 11.67 30.00 10.00 20.00
7 17.50 0.00 0.00 47.50 10.00 20.00
8 0.00 35.00 0.00 30.00 10.00 20.00
9 0.00 17.50 17.50 30.00 10.00 20.00
10 17.50 0.00 17.50 30.00 10.00 20.00
11 0.00 17.50 0.00 47.50 10.00 20.00
12 0.00 0.00 0.00 65.00 10.00 20.00
13 35.00 0.00 0.00 30.00 15.00 20.00
14 0.00 20.00 0.00 30.00 0.00 40.00
15 15.00 0.00 0.00 30.00 0.00 40.00
16 12.50 17.50 0.00 30.00 15.00 20.00
17 10.00 0.00 0.00 30.00 30.00 20.00
18 35.00 0.00 0.00 30.00 30.00 0.00
19 17.50 17.50 0.00 30.00 30.00 0.00
20 0.00 35.00 0.00 30.00 10.00 20.00
21 7.50 17.50 0.00 30.00 0.00 40.00
22 35.00 0.00 0.00 30.00 0.00 30.00
23 0.00 35.00 0.00 30.00 30.00 0.00
24 10.00 0.00 0.00 30.00 15.00 40.00
活性成分ターゲットは2重量%である。したがって、上記餌組成物の和は、活性成分の添加が可能な残りの98重量%である。
活性成分無しの製剤の説明
上述の食刺激剤試験において、活性成分の摂取が更に虫の食を抑制するため、実験の餌は活性成分を含まなかった。試験期間は、各々の製剤に関して有効な食データを収集するために、3日間に設定された。活性成分の存在は、餌製剤を食する虫の集団の死亡率における変動を増加させた。続く、置換アミジノヒドラゾン活性成分を有する試験は、活性成分の有無に関係なく、虫が活性成分を含む試験餌を食したことを示した。
食データの説明
食データは、各々の容器内でゴキブリの質量に対する餌の重量損失として計測された。各試験で使用されたゴキブリの総質量は、正確に制御されなかった。より大きい質量のゴキブリ集団(より多くの虫、成虫のより多い集団)は、小さい質量よりも多くの餌を消費することが期待される。さらに、消費試験は3日間行われた。したがって、各試験における餌の消費は、1日の消費量を基準として報告するために、3で割られた。
食データの比率は、標準餌の摂取量に対する実験餌の摂取量の比率で計算された。食データは、表IIに示される。
表 II

例 研究所での消費 野外での消費 研究所での食の比率 野外での食の比率
No. (mg/gゴキブリ/日) (mg/gゴキブリ/日) (mg製剤/mg標準) (mg製剤/mg標準)

1.0 13.15 13.67 1.48 3.87
2.0 6.24 7.07 0.59 2.42
3.0 7.56 10.17 0.92 2.63
4.0 2.79 3.91 0.23 0.62
5.0 6.53 5.45 0.59 0.81
6.0 8.12 9.40 0.84 3.00
7.0 10.75 9.27 0.91 1.81
8.0 4.17 3.97 0.42 0.97
9.0 2.09 2.32 0.17 0.41
10.0 9.44 11.06 0.88 1.77
11.0 3.54 4.03 0.30 0.57
12.0 0.11 5.50 0.01 0.85
13.0 22.28 21.53 3.18 5.69
14.0 9.68 16.91 0.52 5.20
15.0 12.64 19.52 0.89 3.22
16.0 21.07 24.40 2.43 5.93
17.0 28.48 18.41 5.28 5.60
18.0 33.41 20.50 5.22 3.97
19.0 32.93 31.34 5.68 11.80
20.0 17.24 20.21 1.22 8.30
21.0 14.72 29.74 1.41 7.80
22.0 16.52 21.91 1.29 5.22
23.0 26.88 19.36 3.46 4.77
24.0 26.55 26.73 3.59 6.85
これらの実験結果は、本発明の組成物が、食刺激剤として改良された効果を有することを示している。したがって、殺虫に有効な量の殺虫剤化合物と共に、本発明の組成物を使用することによって、殺虫剤の適用モードが殺虫剤を含むソースまたは餌を食する虫の種に依存する場合に、殺虫剤化合物の効率が増加する。

Claims (9)

  1. 殺虫剤及び虫食刺激剤の組成物から成るゴキブリの餌をその生息場所付近に配置することにより、ゴキブリを撃退する方法であって、前記組成物は、
    約5重量%から約50重量%の少なくとも1種類の動物性タンパク質と、
    約5重量%から約50重量%の植物性タンパク質と、
    約15重量%から約65重量%の粒餌と、
    約0重量%から約30重量%の炭水化物と、
    約0重量%から約40重量%の脂質と、
    約0重量%から約2.0重量%の抗菌剤、抗酸化剤またはその混合物と、
    から成るところの方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、動物性タンパク質は動物ダイジェストである、ところの方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、動物性タンパク質は、噴霧乾燥した家禽の肝臓、すりつぶした蚕蛹及びその混合物から成る集合から選択され、前記植物性タンパク質は大豆タンパク質であり、前記粒餌はオートミールであり、前記炭水化物はコーンシロップであり、前記脂質は大豆油である、ところの方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、殺虫剤は、有機リン、クロルピリフォス、カルバミン酸塩、ピレスロイド、塩素化炭化水素、フッ素アリファティック、スルホンアミド、ホウ酸、虫成長調整剤、及びアベルメクチンから成る集合から選択される、ところの方法。
  5. 殺虫有効量の置換アミジノヒドラゾンまたはその脂肪酸塩及び虫食刺激剤の組成物から成るゴキブリの餌をその生息場所付近に配置することにより、ゴキブリを撃退する方法であって、前記組成物は、
    約5重量%から約50重量%の少なくとも1種類の動物性タンパク質と、
    約5重量%から約50重量%の植物性タンパク質と、
    約15重量%から約65重量%の粒餌と、
    約0重量%から約30重量%の炭水化物と、
    約0重量%から約40重量%の脂質と、
    約0重量%から約2.0重量%の抗菌剤、抗酸化剤またはその混合物と、
    から成るところの方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、動物性タンパク質は動物ダイジェストである、ところの方法。
  7. 請求項5に記載の方法であって、動物性タンパク質は噴霧乾燥した家禽の肝臓、すりつぶした蚕蛹及びその混合物から成る集合から選択され、前記植物性タンパク質は大豆タンパク質であり、前記粒餌はオートミールであり、前記炭水化物はコーンシロップであり、前記脂質は大豆油である、ところの方法。
  8. 請求項5に記載の方法であって、置換アミジノヒドラゾンは、1,5-ビス(-α,α,α-トリフルオロ-P-トリル)-1,4-ペンタジエン-3-ワン-4,5,6,7,-テラヒドロ-1H-1,3-ジアゼピン-2-ylヒドラゾンである、ところの方法。
  9. 本質的に殺虫有効量の置換アミジノヒドラゾンまたはその脂肪酸塩及び虫食刺激剤の組成物から成るゴキブリの餌をその生息場所付近に配置することにより、ゴキブリを撃退する方法であって、前記組成物は、
    噴霧乾燥した家禽の肝臓、すりつぶした蚕蛹及びその混合物から成る集合から選択される、約5重量%から約50重量%のタンパク質食材と、
    約5重量%から約50重量%の大豆タンパク質と、
    約15重量%から約65重量%のオートミールと、
    約0重量%から約30重量%のコーンシロップと、
    約0重量%から約40重量%の大豆油と、
    約0重量%から約2.0重量%の抗菌剤、抗酸化剤またはその混合物と、
    から成るところの方法。
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