JP2006217691A - ケーブルクリップ - Google Patents
ケーブルクリップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006217691A JP2006217691A JP2005025773A JP2005025773A JP2006217691A JP 2006217691 A JP2006217691 A JP 2006217691A JP 2005025773 A JP2005025773 A JP 2005025773A JP 2005025773 A JP2005025773 A JP 2005025773A JP 2006217691 A JP2006217691 A JP 2006217691A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- pin
- cable clip
- hole
- installation surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
【解決手段】 光ファイバケーブル41を固定するケーブルクリップCであって、壁31の設置面31fに接触した状態で、設置面31fで一面が閉塞されることによって光ファイバケーブル41を収容する貫通収容部を形成する貫通収容凹部12を備えた基台部11で構成され、貫通収容凹部12に、光ファイバケーブル41を設置面31fへ押す複数の半円柱状突条13を設け、基台部11の貫通収容凹部12を挟む両側に、ピン21の軸部22が貫通するピン貫通孔15A,15Bを設ける。
【選択図】 図10
Description
なお、設置部材に本体を取り付ける釘などは、設置面側へ窄む状態とされている。
このように、配線ケーブルにものが引っ掛かると、設置部材から引き抜く力が掛止具または配線保持具に作用するので、掛止具または配線保持具は設置部材から抜け易かった。
(1)配線ケーブルを固定するケーブルクリップであって、設置部材の設置面に接触した状態で、前記設置面で一面が閉塞されることによって前記配線ケーブルを収容する貫通収容部を形成する貫通収容凹部を備えた基台部で構成され、前記貫通収容凹部に、前記配線ケーブルを前記設置面へ押す複数の押圧突出部を設け、前記基台部の前記貫通収容凹部を挟む両側に、ピンの軸部が貫通するピン貫通孔を設けたことを特徴とする。
(2)(1)に記載のケーブルクリップにおいて、前記押圧突出部は、前記配線ケーブルの軸と交差する半円柱状突条であることを特徴とする。
(3)(1)に記載のケーブルクリップにおいて、前記押圧突出部は、半球状突起であることを特徴とする。
(4)(1)に記載のケーブルクリップにおいて、前記ピン貫通孔は、前記ピンの軸部を圧入させるピン圧入貫通孔であることを特徴とする。
(5)(1)に記載のケーブルクリップにおいて、前記貫通収容凹部を挟んだ前記ピン貫通孔は、不平行であることを特徴とする。
(6)(1)に記載のケーブルクリップにおいて、前記貫通収容凹部を挟んだ前記ピン貫通孔は、一方が前記設置面に対して垂直で、他方が前記一方のピン貫通孔に対して前記設置面側へ窄んでいることを特徴とする。
(7)(1)に記載のケーブルクリップにおいて、前記基台部に、前記ピンの頭部を収容する頭部収容凹部を設けたことを特徴とする。
そして、複数の押圧突出部を、配線ケーブルの軸と交差する半円柱状突条、または、半球状突起にしたので、配線ケーブルの被覆部に傷が付かなくなるとともに、配線ケーブルの軸方向(長手方向)への移動を防止(阻止)することができる。
また、ピン貫通孔を、ピンの軸部を圧入させるピン圧入貫通孔にしたので、ピンをピン圧入貫通孔へ落ちないようにセットできることにより、設置部材へのケーブルクリップの取付作業を作業性よく行うことができる。
また、貫通収容凹部を挟んだピン貫通孔を、不平行にしたので、基台部に設置面から浮き上がらせる力が作用しても、基台部が設置面から浮き難くなり、ケーブルクリップを設置部材からさらに抜け難くすることができる。
また、貫通収容凹部を挟んだピン貫通孔は、一方が設置面に対して垂直で、他方が一方のピン貫通孔に対して設置面側へ窄んでいるので、設置面に対して垂直なピン貫通孔のピンの軸部を設置部材へ圧入させてケーブルクリップを仮止めすることにより、ケーブルクリップの仮止め位置とケーブルクリップの本固定位置とを一致させることができ、イメージ通りの位置にケーブルクリップを取り付けることができる。
また、基台部に、ピンの頭部を収容する頭部収容凹部を設けたので、ピンの頭部を基台部から突出しないよう頭部収容凹部内へ収容させることができ、安全性を確保できるとともに、ものがピンに引っ掛からなくなる。
なお、図9〜図12の説明図は、図2のA−C−D−E線による断面図に相当する。
また、図13の説明図は、図2のF−F線による断面図に相当する。
21はピンを示し、例えば、金属製で、ケーブルクリップCを設置部材に取り付け、固定するもので、先端(一端)が尖った軸部22と、この軸部22の後端(他端)に設けられた頭部23とで構成されている。
31は設置部材としての壁を示し、例えば、石膏ボードで構成され、表面が設置面31fとされている。
41は配線ケーブルとしての光ファイバケーブルを示し、1本の光ファイバ42と、この光ファイバ42を挟むように配置される、例えば、鉄線などで構成され、光ファイバ42よりも太い2本の保護用ワイヤ43と、この保護用ワイヤ43および光ファイバ42を束ねるとともに保護するために樹脂などを被覆させた被覆部44とで構成されている。
なお、対向面11uの傾斜面11sよりも右側は、一面11bと平行な面とされている。
そして、貫通収容凹部12の底には、図4および図13に示すように、収容する光ファイバケーブル41の軸(長手方向)と直角に交差し、光ファイバケーブル41を一面11b側へ押す押圧突出部としての半円柱状突条13が、貫通収容凹部12の両端に位置させて2つ設けられている。
さらに、基台部11の一面11bの貫通収容凹部12を挟む両側には、図4および図7に示すように、肉抜き凹部14A,14Bが設けられている。
そして、基台部11には、対向面11uから肉抜き凹部14Aへ至り、一面11bおよび設置面31fに垂直なピン21の軸部22が貫通するピン貫通孔15Aと、傾斜面11sから肉抜き凹部14Bへ至り、ピン貫通孔15Aと不平行で、ピン貫通孔15Aに対して一面11b側および設置面31f側へ窄み、ピン21の軸部22が貫通するピン貫通孔15Bとが設けられている。
さらに、基台部11には、ピン貫通孔15Aの対向面11u側に、ピン貫通孔15Aに連通させてピン21の頭部23を収容する頭部収容凹部16Aが設けられ、ピン貫通孔15Bの傾斜面11s側に、ピン貫通孔15Bに連通させてピン21の頭部23を収容する頭部収容凹部16Bが設けられている。
なお、ピン貫通孔15A,15Bは、ピン21の軸部22を圧入させるピン圧入貫通孔とされている。
まず、図9に示すように、ピン21の軸部22の先端が基台部11の一面(底面)11bから突出しないように、ピン貫通孔15A,15Bへ各ピン21の軸部22を圧入させる。
そして、図9に示すように、壁31の設置面31fの所望の位置に光ファイバケーブル41を接触させた後、図10に示すように、貫通収容凹部12を光ファイバケーブル41に対応させ、貫通収容凹部12に光ファイバケーブル41を収容させるように基台部11の一面11bを設置面31fに接触させる。
このように基台部11の一面11bを設置面31fに接触させると、設置面31fで貫通収容凹部12の一面が閉塞されることにより、貫通収容凹部12と設置面31fとによって光ファイバケーブル41を収容した貫通収容部が形成される。
そして、ケーブルクリップCの取付位置が仮止め状態の位置でよければ、図12に示すように、頭部23を頭部収容凹部16A,16Bに収容させる状態に、ピン貫通孔15Aおよびピン貫通孔15Bに位置させたピン21の頭部23を所定の治具で押し込み、ケーブルクリップCを本固定状態にする。
このようにケーブルクリップCを本固定状態にすると、図13に示すように、2つの半円柱状突条13と設置面31fとで、光ファイバケーブル41を挟持、固定することができる。
なお、ケーブルクリップCで光ファイバ41を本固定状態にしても、保護用ワイヤ43の径が光ファイバ42の径よりも太く、光ファイバ42は被覆部44で覆われているので、光ファイバ42を破損させることなく固定することができる。
そして、複数の押圧突出部を、光ファイバケーブル41の軸(長手方向)と交差する半円柱状突条13にしたので、光ファイバケーブル41の被覆部44に傷が付かなくなるとともに、光ファイバケーブル41の軸方向(長手方向)への移動を防止(阻止)することができる。
また、ピン貫通孔15A,15Bを、ピン21の軸部22を圧入させるピン圧入貫通孔にしたので、ピン21をピン圧入貫通孔へ落ちないようにセットできることにより、壁31へのケーブルクリップCの取付作業を作業性よく行うことができる。
また、貫通収容凹部12を挟んだピン貫通孔15A,15Bを、不平行にしたので、基台部11に設置面31fから浮き上がらせる力が作用しても、基台部11が設置面31fから浮き難くなり、ケーブルクリップCを壁31からさらに抜け難くすることができる。
また、貫通収容凹部12を挟んだピン貫通孔15A,15Bは、一方のピン貫通孔15Aが設置面31fに対して垂直で、他方のピン貫通孔15Bが一方のピン貫通孔15Aに対して設置面31f側へ窄んでいるので、設置面31fに対して垂直なピン貫通孔15Aのピン21の軸部22を壁31へ圧入させてケーブルクリップCを仮止めすることにより、ケーブルクリップCの仮止め位置とケーブルクリップCの本固定位置とを一致させることができ、イメージ通りの位置にケーブルクリップCを取り付けることができる。
また、基台部11に、ピン21の頭部23を収容する頭部収容凹部16A,16Bを設けたので、ピン21の頭部23を基台部11から突出しないよう頭部収容凹部16A,16B内へ収容させることができ、安全性を確保できるとともに、ものがピン21に引っ掛からなくなる。
そして、複数の押圧突出部を半球状突起13Aにしたので、光ファイバケーブルなどの配線ケーブルの被覆部に傷が付かなくなるとともに、配線ケーブルの軸方向(長手方向)への移動を防止(阻止)することができる。
そして、ピン貫通孔15Bは、ピン貫通孔15Aと不平行で、ピン貫通孔15Aに対して一面11b側へ拡開するように設けられている。
そして、ピン貫通孔15A,15Bが不平行なのを、ケーブルクリップCを正面側または背面側から見た場合を示したが、右側面側または左側面側、または、他の方向から見た場合に不平行であってもよい。
また、貫通収容凹部12を挟む両側に設けるピン貫通孔をそれぞれ1つとした例を示したが、貫通収容凹部12を挟む両側に設ける貫通孔は1つ以上であれば、いくつであってもよく、さらに、貫通収容凹部12のそれぞれの片側に設ける複数のピン貫通孔は不平行で、一面11b側へ拡開したり、窄んでいてもよい。
11 基台部
11b 一面(底面)
11u 対向面(上面)
11s 傾斜面
12 貫通収容凹部
13 半円柱状突条(押圧突出部)
13A 半球状突起(押圧突出部)
14A 肉抜き凹部
14B 肉抜き凹部
15A ピン貫通孔(ピン圧入貫通孔)
15B ピン貫通孔(ピン圧入貫通孔)
16A 頭部収容凹部
16B 頭部収容凹部
21 ピン
22 軸部
23 頭部
31 壁(設置部材)
31f 設置面
41 光ファイバケーブル(配線ケーブル)
42 光ファイバ
43 保護用ワイヤ
44 被覆部
Claims (7)
- 配線ケーブルを固定するケーブルクリップであって、
設置部材の設置面に接触した状態で、前記設置面で一面が閉塞されることによって前記配線ケーブルを収容する貫通収容部を形成する貫通収容凹部を備えた基台部で構成され、
前記貫通収容凹部に、前記配線ケーブルを前記設置面へ押す複数の押圧突出部を設け、
前記基台部の前記貫通収容凹部を挟む両側に、ピンの軸部が貫通するピン貫通孔を設けた、
ことを特徴とするケーブルクリップ。 - 請求項1に記載のケーブルクリップにおいて、
前記押圧突出部は、前記配線ケーブルの軸と交差する半円柱状突条である、
ことを特徴とするケーブルクリップ。 - 請求項1に記載のケーブルクリップにおいて、
前記押圧突出部は、半球状突起である、
ことを特徴とするケーブルクリップ。 - 請求項1に記載のケーブルクリップにおいて、
前記ピン貫通孔は、前記ピンの軸部を圧入させるピン圧入貫通孔である、
ことを特徴とするケーブルクリップ。 - 請求項1に記載のケーブルクリップにおいて、
前記貫通収容凹部を挟んだ前記ピン貫通孔は、不平行である、
ことを特徴とするケーブルクリップ。 - 請求項1に記載のケーブルクリップにおいて、
前記貫通収容凹部を挟んだ前記ピン貫通孔は、一方が前記設置面に対して垂直で、他方が前記一方のピン貫通孔に対して前記設置面側へ窄んでいる、
ことを特徴とするケーブルクリップ。 - 請求項1に記載のケーブルクリップにおいて、
前記基台部に、前記ピンの頭部を収容する頭部収容凹部を設けた、
ことを特徴とするケーブルクリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005025773A JP2006217691A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | ケーブルクリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005025773A JP2006217691A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | ケーブルクリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006217691A true JP2006217691A (ja) | 2006-08-17 |
Family
ID=36980420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005025773A Pending JP2006217691A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | ケーブルクリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006217691A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017003087A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 因幡電機産業株式会社 | 取付具 |
-
2005
- 2005-02-02 JP JP2005025773A patent/JP2006217691A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017003087A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 因幡電機産業株式会社 | 取付具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6279239B2 (ja) | 光コネクタ | |
KR970022385A (ko) | 다심 광 케이블 접속용 콘넥터 조립체 | |
KR20090100728A (ko) | 전선 이음 커넥터 | |
KR20080012218A (ko) | 로크 기구를 구비한 커넥터 | |
JP2016185015A (ja) | プロテクタ及びプロテクタ付電線 | |
JP2009271431A (ja) | 光コネクタ組付け用治具および光コネクタ組付け方法 | |
JP2006217691A (ja) | ケーブルクリップ | |
JP4163223B2 (ja) | 光コネクタ | |
JPH0627615U (ja) | バンドクランプ | |
JP2019004123A (ja) | ケーブルシース固定用スペーサ及びケーブル固定具 | |
JP5295862B2 (ja) | クリップ | |
KR20090005382U (ko) | 광커넥터용 고정 클립 | |
JP2009232561A (ja) | ワイヤハーネス固定構造 | |
JP4329962B2 (ja) | フラットケーブル用コネクタ | |
KR20090014099A (ko) | 케이블용 전기 커넥터 | |
JP2017048881A (ja) | 配線保持構造 | |
JP6278863B2 (ja) | コネクタ | |
JP2007166758A (ja) | 盤 | |
KR101454376B1 (ko) | 커팅이 가능한 부싱 | |
JP2007026905A (ja) | 配線箱用ケーブルブッシング | |
JP4458539B2 (ja) | 光ケーブル接続具 | |
JP2009100562A (ja) | 線状物の配索構造 | |
US7018244B2 (en) | Connector | |
JP2007177853A (ja) | スタッドボルト用取付け構造 | |
KR200228335Y1 (ko) | 와이어 고정용 홀더 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060328 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070629 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20071010 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20071010 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090716 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091008 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100218 |