JP2006217134A - ディスク装置内蔵型テレビジョン受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 お休みタイマーの設定に際し、TV表示画面の明るさ制御と音量制御とをきめ細かく行うことによって、視聴者の使い勝手を向上させる。
【解決手段】 ディスク側マイコン11は、TV側マイコン21からお休みタイマー設定コードとタイマー時間とを受信すると、表示部25の画面の明るさを予め設定された一定の明るさとなるように調整するとともに、ディスク装置によって再生中の音楽ディスク13の音量を、複数のタイマー時間ごとに個別に設定された固定値である一定の音量となるように調整し、かつ、音楽ディスク13の再生についてはこの時点からオートリピート再生を開始した状態で、タイマー時間に対応させて表示部25の画面の明るさを一定の明るさから徐々に暗くするとともに、再生音量を一定の音量から徐々に下げて行くように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音楽ディスクを再生するディスク装置の制御手段と、お休みタイマー機能を有するテレビジョン受像機の制御手段とがバス通信によって接続されたディスク装置内蔵型テレビジョン受像機に係り、より詳細には、ディスク装置による音楽ディスクの再生を利用したお休みタイマー機能を有するディスク装置内蔵型テレビジョン受像機に関する。
従来のテレビジョン受像機には、いわゆるお休みタイマー機能を備えたものがある。このお休みタイマー機能は、基本的には視聴者が電源を切り忘れることを防止するためのものであり、お休みタイマーをセットすると、予め決められたタイマー時間が経過するまでは、映像をTV画面に表示するとともに、内部スピーカから音声を出力し、タイマー時間が経過すると自動的に電源をオフして、映像及び音声の出力を停止するようになっている。また、お休みタイマーをセットすると、TV画面表示を消して内部スピーカから音声のみを出力し、タイマー時間が経過すると自動的に電源をオフして、音声の出力を停止するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記特許文献1では、お休みタイマーをセットした後、お休みタイマーの時間経過前に、視聴者がTVの視聴要求を行った場合の工夫がされている。すなわち、視聴者の視聴要求に対してTV画面を表示する場合に、視聴者の目に適した明るさになるように、映像消灯時間が長いほどTV画面を最初は暗く表示し、その後徐々に明るくしていって、最終的に元の明るさに戻すというものである。これにより、視聴者の目に優しいTV画面の再表示を可能としている。
一方、音声出力に関しては、例えば特許文献2に、音源回路の作動中は特定の音量とし、動作終了に近づくに伴って小音量にするフェードアウト動作を行うことが記載されており、このフェードアウト動作を、音響機器の音声を聴きながら睡眠するいわゆるお休みタイマーとして使用可能であることが記載されている。
特開2000−125227号公報 特開2000−182365号公報
上記特許文献1のテレビジョン受像機では、視聴者がTVの視聴要求を行った場合に、TV画面を最初は暗く表示し、その後徐々に明るくしていく技術が開示されている。しかし、お休みタイマーの本来の機能である睡眠時のTV画面の表示については何も工夫されておらず、タイマー時間経過時にいきなりTV画面を消すか、お休みタイマーのセット時点で最初からTV画面を消しておくものであった。
また、お休みタイマーでの音量制御については、上記特許文献2に記載されているように、動作終了に近づくに伴って小音量にするフェードアウト動作を行うことにより、睡眠状態にスムーズに導入することが可能である。
しかし、特許文献2においても、音量制御をどのようにして小音量にしていくのかといった具体的な制御方法は何も提案されていない。また、睡眠までの時間は人により、またその日の体調等によっても異なるため、お休みタイマーのタイマー時間として、例えば30分や60分というように、複数用意しておく必要がある。この場合、タイマー時間によって音量を下げていく制御も異なってくるが、このようなタイマー時間に応じた個別の制御についても、上記特許文献1,2には何も記載されていない。つまり、上記特許文献1,2のものでは、お休みタイマー機能を視聴者に合わせてきめ細かく制御することができないといった問題があった。そのため、視聴者にとっても使い勝手の必ずしも良いものではなかった。例えば、元々小音量で聞いていた状態で、お休みタイマーをセットしたとき、お休みタイマーの初期設定音量がそれまで聴いていた音量より大きかった場合には、お休みタイマーをセットした時点で音量が逆に大きくなってしまうといった不具合が発生する可能性があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、お休みタイマーの設定に際し、TV表示画面の明るさ制御と音量制御とをきめ細かく行うことによって、視聴者の使い勝手を考慮したディスク装置内蔵型テレビジョン受像機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機は、音楽ディスクを再生するディスク装置の制御手段と、お休みタイマー機能を有するテレビジョン受像機の制御手段とがバス通信によって接続されたディスク装置内蔵型テレビジョン受像機において、ユーザによりお休みタイマーモードが選択されてタイマー時間が設定されると、前記テレビ側制御手段は、お休みタイマー設定コードを前記タイマー時間とともに前記ディスク側制御手段に送信し、前記ディスク側制御手段は、前記お休みタイマー設定コードとタイマー時間とを受信すると、モニタ画面の明るさを予め設定された一定の明るさとなるように調整するとともに、前記ディスク装置によって再生中の音楽ディスクの音量を予め設定された一定の音量となるように調整し、かつ、音楽ディスクの再生についてはこの時点から前記タイマー時間の終了までオートリピート再生を開始し、前記テレビ側制御手段は、前記タイマー時間に対応させてモニタ画面の明るさを前記一定の明るさから徐々に暗くするとともに、前記再生音量を前記一定の音量から徐々に下げて行くことを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ユーザによりお休みタイマーモードが選択されると、ディスク側制御手段は、モニタ画面の明るさを予め設定された一定の明るさとなるように輝度を所定レベル落として調整するとともに、ディスク装置によって再生中の音楽ディスクの音量を予め設定された一定の音量となるように所定レベル落として調整する。
ここで、モニタ画面の明るさを所定レベル落とすとは、例えばモニタ画面をブラック画面として、そこに再生マークのようなロゴマークを表示する場合は、そのブラック画面に対してロゴマークが薄く見える程度の明るさ(輝度)にまで落とすことを意味している。また、音量を所定レベル落とすとは、ユーザが目を閉じて睡眠を開始する場合に、耳障りにならない程度の音量となるまで落とすことを意味している。
そして後、この一定のレベルから、設定されたタイマー時間に応じて、モニタ画面の明るさを徐々に暗くするとともに、再生音量も徐々に下げていくことによって、ユーザを心地よく睡眠状態に導入することが可能となる。
この場合、前記一定の音量は、お休みタイマーモードの選択時に前記ディスク装置によって再生されている音楽ディスクの再生音量であってもよい。つまり、お休みタイマーモード選択時の再生音量をそのまま維持した状態で、お休みタイマーモードに移行してもよい。このように、再生音量を通常再生からお休みタイマーモードに移行する前後で同じ音量とすることで、通常再生状態からお休みタイマーモードにスムーズに移行することが可能となる。
また、前記一定の音量は、お休みタイマーモードに対応させて予め設定されたモード設定音量であってもよい。つまり、固定値として予め設定されていてもよい。
さらに、前記一定の音量は、ユーザによって設定されたユーザ設定音量であってもよい。すなわち、ユーザによって個別に設定された音量とする。このように、ユーザによって自由に設定可能とすることで、ユーザごとの個別の音量設定が可能となり、ユーザにとってより使い勝手のよいものとなる。
さらにまた、前記一定の音量は、テレビジョン受像機の初期設定音量であってもよい。通常、テレビジョン受像機等は、工場出荷時等に種々の条件が初期設定されており、テレビジョン受像機の電源をオンしたときの音量も初期設定されている。従って、この初期設定値を利用することで、お休みタイマーモードで使用する一定の音量を別途設定する必要がなくなる。
また、本発明によれば、ユーザによって設定可能なタイマー時間が複数用意されており、前記一定の音量が前記複数のタイマー時間に関係なく一つの固定値に設定されているとともに、この固定値から前記複数のタイマー時間に応じて音量を徐々に下げるように設定された複数の音量下げパターンが格納されている場合において、お休みタイマーモード時、前記ディスク側制御手段は、前記タイマー時間に応じた個別の音量下げパターンに従って、前記固定値から再生音量を徐々に下げていくように構成してもよい。
このように、タイマー時間に応じた個別の音量下げパターンに従って、固定値から再生音量を徐々に下げていくように構成することで、ユーザの設定するタイマー時間が異なっても、そのタイマー時間が経過する直前に、再生音量をほとんど零まで下げることができるので、その後電源をオフしても、ユーザにはほとんど分からない状態で(すなわち、睡眠を妨げない状態で)機器の動作を停止することが可能となる。
また、本発明によれば、ユーザによって設定可能なタイマー時間が複数用意されており、前記一定の音量が前記複数のタイマー時間ごとに個別の固定値として設定されているとともに、前記複数のタイマー時間に関係なく同じレベルで音量を徐々に下げていく一つの音量下げパターンが格納されている場合において、お休みタイマーモード時、前記ディスク側制御手段は、前記タイマー時間に応じた個別の固定値から、前記一つの音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げていくように構成してもよい。
このように、タイマー時間に関係なく音量下げパターンを1つのみとし、その代わりにお休みタイマーモード開始時の一定の音量を、タイマー時間に応じて個別に設定する。具体的には、タイマー時間30分の場合の一定の音量より、タイマー時間60分の一定の音量を高く設定する。これにより、ディスク側制御手段での制御を一つの音量下げパターンに従った簡単な制御とすることができるとともに、そのタイマー時間が経過する直前に、再生音量をほとんど零まで下げることができるので、その後電源をオフしても、ユーザにはほとんど分からない状態で(すなわち、睡眠を妨げない状態で)機器の動作を停止することが可能となる。
また、本発明によれば、ユーザによって設定可能なタイマー時間が複数用意されており、前記一定の音量が前記複数のタイマー時間ごとに個別の固定値として設定されているとともに、これら個別の固定値から前記複数のタイマー時間に応じて音量を徐々に下げるように設定された複数の音量下げパターンが格納されている場合において、お休みタイマーモード時、前記ディスク側制御手段は、前記タイマー時間に応じた個別の固定値から、前記タイマー時間に応じた個別の音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げていくように構成してもよい。
このように、タイマー時間に応じた個別の音量下げパターンに従って、個別に設定された固定値から再生音量を徐々に下げていくように構成することで、ユーザの設定するタイマー時間が異なっても、そのタイマー時間が経過する直前に、再生音量をほとんど零まで下げることができるので、その後電源をオフしても、ユーザにはほとんど分からない状態で(すなわち、睡眠を妨げない状態で)機器の動作を停止することが可能となる。
また、本発明によれば、ユーザによって設定可能なタイマー時間が複数用意されており、前記一定の音量が前記複数のタイマー時間に係わらず一つの固定値に設定されているとともに、前記複数のタイマー時間に関係なく同じレベルで音量を徐々に下げていく一つの音量下げパターンが格納されている場合において、お休みタイマーモード時、前記ディスク側制御手段は、前記タイマー時間に関係なく前記一つの固定値から前記一つの音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げて行き、前記タイマー時間の終了時点で、その時点での再生音量のレベルに関係なく音楽再生を停止するように構成してもよい。
このように、お休みタイマーモード開始時の一定音量を1つのみとし、かつ、音量下げパターンも1つのみとすることで、ディスク側制御手段でのお休みタイマーモードの制御を極めて簡単な制御とすることができる。この場合、例えばタイマー時間を90分とし、このタイマー時間が経過する直前に再生音量をほとんど零まで下げるような音量下げパターンを格納している場合において、タイマー時間を例えば30分に設定した場合には、タイマー時間の終了直前でも、まだある程度の音量で音楽ディスクを再生していることになり、その音量からいきなり電源がオフされることになる。しかし、この再生音量は、元々低めに設定されている一定の音量からさらに所定レベル下げた音量であるため、その再生音が突然停止しても、睡眠に入ったユーザにとっては気になるような環境変化ではなく、睡眠を妨げる要因となることはない。
また、本発明によれば、お休みタイマーモードへの移行時、前記ディスク側制御手段は、前記固定値がその時点での音楽ディスクの再生音量のレベルより高い場合には、再生音量のレベルを維持した状態でお休みタイマーモードを開始し、再生音量のレベルが前記音量下げパターンのレベルに一致すると、その後は前記音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げていくように構成してもよい。
すなわち、ユーザの視聴状況によっては(例えば、隣の部屋に子供が寝ている状況において、なおかつ周囲の環境も静かな深夜に視聴しているような場合には)、ユーザは元々低い音量でテレビを視聴しているのが普通である。このような視聴状況では、お休みタイマーモードに対応して設定されている一定の音量レベルが、視聴している音量レベルより高い場合もあり得る。そして、この状況においてユーザがお休みタイマーをセットすると、その時点で逆に音量が少し上がってしまうといった状況が発生する。そこで、上記発明のように構成すれば、お休みタイマーモードを設定しても、再生音量はそれまでの視聴音量をそのまま維持することになるので、音量が不測に上がってしまうといった不具合を防止することが可能となる。
上記各構成において、前記ディスク側制御手段は、お休みタイマーモードの選択時に前記ディスク装置に装填されている音楽ディスクが再生されていない場合には、音楽ディスクの最初から順番に再生を行い、最後まで行くと最初に戻って再生を繰り返す通常オートリピート再生、またはランダムオートリピート再生を行うように構成してもよい。また、前記ディスク側制御手段は、お休みタイマーモードの選択時に前記ディスク装置に装填されている音楽ディスクが再生されていない場合であって、ユーザによりプログラム再生が設定されている場合には、そのプログラム再生に従ってオートリピート再生を行うように構成してもよい。いずれにしても、オートリピート再生を行うことで、ユーザが設定したタイマー時間に関係なく、タイマー時間の最後まで音楽ディスクを再生し続けることが可能となる。この場合、ユーザの気に入った音楽ディスクを装填しておけば、ユーザの気に入った音楽のみをリピート再生することになるので、ユーザにとっては好みの音楽をBGMとして、心地よい眠りにつくことができる。
本発明のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機によれば、ディスク装置に装填されている音楽ディスクの再生音量を利用してお休みタイマーモードを設定することができるので、予めユーザの好みの音楽を録音しておいた音楽ディスクを装填しておけば、ユーザの好みに応じたお休みタイマーモードを設定することができる。すなわち、従来のテレビジョン受像機単独でのお休みタイマー機能は、お休みタイマーモード設定時に放送されている番組の音楽を利用するものであり、必ずしもユーザの好みに合った音楽でない場合もあるが、本発明のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機によれば、ユーザの好みに応じた音楽を利用したお休みタイマーモードに設定できるので、ユーザにとっては極めて使い勝手のよいものとなる。
また、本発明のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機によれば、ユーザによりお休みタイマーモードが選択されると、モニタ画面の明るさを予め設定された一定の明るさとなるように輝度を所定レベル落として調整するとともに、ディスク装置によって再生中の音楽ディスクの音量を予め設定された一定の音量となるように所定レベル落として調整し、この一定のレベルから、設定されたタイマー時間に応じて、モニタ画面の明るさを徐々に暗くするとともに、再生音量も徐々に下げていくことによって、ユーザを心地よく睡眠状態に導入することができる。
また、前記一定の音量を、お休みタイマーモードの選択時にディスク装置によって再生されている音楽ディスクの再生音量とすれば、再生音量を、通常再生からお休みタイマーモードに移行する前後で同じ音量とすることができ、通常再生状態からお休みタイマーモードにスムーズに移行することができる。さらに、前記一定の音量を、ユーザによって任意に設定可能とすれば、ユーザごとの個別の音量設定が可能となり、ユーザにとってより使い勝手のよいものとなる。
また、本発明のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機によれば、タイマー時間に応じた個別の音量下げパターンに従って、固定値から再生音量を徐々に下げていくように構成することで、ユーザの設定するタイマー時間が異なっても、そのタイマー時間が経過する直前に、再生音量をほとんど零まで下げることができるので、その後電源をオフしても、ユーザにはほとんど分からない状態で(すなわち、睡眠を妨げない状態で)機器の動作を停止することが可能となる。
また、本発明のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機によれば、タイマー時間に関係なく音量下げパターンを1つのみとし、その代わりにお休みタイマーモード開始時の一定の音量を、タイマー時間に応じて個別に設定した構成とすることで、ディスク側制御手段での制御を一つの音量下げパターンに従った簡単な制御とすることができるとともに、そのタイマー時間が経過する直前に、再生音量をほとんど零まで下げることができるので、その後電源をオフしても、ユーザにはほとんど分からない状態で(すなわち、睡眠を妨げない状態で)機器の動作を停止することが可能となる。
また、本発明のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機によれば、タイマー時間に応じた個別の音量下げパターンに従って、個別に設定された固定値から再生音量を徐々に下げていくように構成することで、ユーザの設定するタイマー時間が異なっても、そのタイマー時間が経過する直前に、再生音量をほとんど零まで下げることができるので、その後電源をオフしても、ユーザにはほとんど分からない状態で(すなわち、睡眠を妨げない状態で)機器の動作を停止することが可能となる。
また、本発明のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機によれば、お休みタイマーモード時、タイマー時間に関係なく一つの固定値から一つの音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げて行き、タイマー時間の終了時点で、その時点での再生音量のレベルに関係なく音楽再生を停止するように構成してもよい。このように、お休みタイマーモード開始時の一定音量を1つのみとし、かつ、音量下げパターンも1つのみとすることで、ディスク側制御手段でのお休みタイマーモードの制御を極めて簡単な制御とすることができる。
また、本発明のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機によれば、お休みタイマーモードへの移行時、固定値がその時点での音楽ディスクの再生音量のレベルより高い場合には、再生音量のレベルを維持した状態でお休みタイマーモードを開始し、再生音量のレベルが前記音量下げパターンのレベルに一致すると、その後は前記音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げていくように構成してもよい。これにより、お休みタイマーモードを設定しても、再生音量はそれまでの視聴音量をそのまま維持することになるので、音量が不測に上がってしまうといった不具合を防止することが可能となる。
なお、本発明でいうところの音楽ディスクには、CDDA(Compact Disc Digital Audio)規格に沿って作成された音楽CDや、音楽DVDのみならず、MPEG3形式、WMA(Windows Media Audio)形式等で音楽が記録されたディスクなども含まれる。すなわち、音楽を所定の形式で記録し再生できる全てのディスクを含む概念である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係わるディスク装置(例えばDVD装置)内蔵型テレビジョン受像機の要部の電気的構成を示す機能ブロック図である。ただし、本実施形態では、DVD装置によるディスク再生処理や、テレビジョン受像機による映像及び音声の信号処理については従来周知の処理であるので、ここではそれぞれディスク信号処理部及びTV信号処理部として簡単な機能ブロックで示している。
すなわち、本実施形態のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機は、音楽ディスク13を再生するディスク制御系10と、ユーザによって設定可能なお休みタイマー機能を有するTV制御系20とが1つの筐体内に機能的に連係されて格納されたもので、ディスク制御系10全体を制御するディスク側マイコン(ディスク側制御手段)11と、TV制御系20全体を制御するTV側マイコン(テレビ側制御手段)21とがバス通信35によって双方向に接続された構成となっている。
ディスク側マイコン11は、本体内に装填された音楽ディスク13の種類を判別する判別処理や、ディスクの種類に応じた再生処理を行うディスク信号処理部12を制御する。また、ディスク信号処理部12は、ディスク装置側の各種設定を行うためのセットアップ画面を含む各種設定画面を表示するためのOSD回路12aを備えている。
一方、テレビジョン信号を受信するチューナ回路22の出力は、ディスク信号処理部12からのディスク生成信号との入力切り換えを行う入力切換回路23を介してTV信号処理部24に接続されており、TV信号処理部24の出力は、CRT等の表示部25に接続されている。また、入力切換回路23の出力は、増幅器26を介して内部スピーカ27に接続されている。また、TV信号処理部24は、テレビジョン受像機側の各種設定を行うためのセットアップ画面を含む各種設定画面を表示するためのOSD回路24aを備えている。
TV側マイコン21は、チューナ回路22を介して受信したテレビジョン信号を映像信号や音声信号に復号し、映像信号を表示部25に表示するとともに音声信号を内部スピーカ27から出力するTV信号処理部24を制御する。
また、TV側マイコン21には、工場出荷時に予め設定された表示画面の明るさ系の設定値(すなわち、ブライト、コントラスト、カラー、シャープネス、ティント等の設定値)や出荷後最初の電源オン時の音量等を初期値として格納しておくEEPROM等からなるデータ格納部28が接続されている。また、TV側マイコン21には、お休みタイマーモード時に設定されたタイマー時間を計測するタイマー回路31が接続されている。さらに、TV側マイコン21には、リモコン41からの各種操作信号を受信する受信部29の出力が接続されている。TV側マイコン21は、このリモコン41から送信されてくる各種操作信号に基づいて、ディスク制御系10及びTV制御系20の動作制御を行うようになっている。すなわち、本実施形態では、ディスク制御系10の電源オン、オフを含む全ての制御信号が、TV側マイコン21を通じてディスク側マイコン11に送信されるようになっている。
また、本実施形態のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機では、ユーザによって設定可能なタイマー時間が例えば30分、60分、90分の3種類用意されており、この3種類のタイマー時間に応じて音量を徐々に下げるように設定された1または複数の音量下げパターンを格納したメモリ部30を備えている。このメモリ部30は、バス通信35のラインに接続されている。すなわち、ディスク側マイコン11及びTV側マイコン21のいずれからも直接アクセス可能となっている。なお、メモリ部30としては、EEPROMやフラッシュメモリ等の使用が可能である。また、このメモリ部30とデータ格納部28とを共通使用することも可能であるが、本実施形態では、メモリ部30とデータ格納部28とを別個に設けている。
次に、上記構成のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機において、リモコン41を使用してユーザがお休みタイマーモードを選択し、任意のタイマー時間を設定した場合の、TV側マイコン21及びディスク側マイコン11によるお休みタイマーモード実行処理について、図2に示す動作シーケンス図を参照して説明する。
ユーザは、リモコン41の図示しないお休みタイマーモードの選択ボタンを操作すると、リモコン41からTV側マイコン21の受信部28に対してお休みタイマーコードが送信される(S1)。TV側マイコン21は、このお休みタイマーコードを受けて、TV信号処理部24のOSD回路24aを起動し、表示部25にお休みタイマーモードの設定画面51を表示する。
ユーザは、この設定画面から必要事項を選択または入力する。具体的には、お休みタイマー時間(例えば、30分)を選択または入力する。この後、ユーザがお休みタイマーモード設定画面51の図示しない「OK」ボタンを操作すると、TV側マイコンは、このお休みタイマーモードの情報を図示しない内部メモリに格納するとともに、お休みタイマー確定コードをバス通信35を介してディスク側マイコン11に送信する。
ディスク側マイコン11は、このお休みタイマー確定コードを受信すると、現在、ディスク装置によって音楽ディスク13を再生中か否かを確認する(S3)。その結果、音楽ディスク13を再生中であれば、この時点から設定されたタイマー時間の終了までオートリピート再生の設定を行う(S4)。
また、ディスク側マイコン11は、就寝前のBGMとして聴くのに適した画面となるように、表示部25の画面の明るさを予め設定された一定の明るさ(これについては後述する)となるように調整するとともに、就寝前のBGMとして聴くのに適した音量となるように、音楽ディスク13の再生音量を、予め設定された一定の音量(これについては後述する)となるように調整した後(S5)、TV側マイコン21に対して、調整完了コードを送信する(S6)。
TV側マイコン21は、この調整完了コードを受信すると、ディスク側マイコン11にて設定された一定の明るさと一定の音量とからスタートして、設定されたお休みタイマーモードを開始する。すなわち、音楽ディスク13の再生については、この時点からタイマー時間の終了までオートリピート再生(これについても後で詳述する)を行い、図2に示す音量下げパターンに従って、再生音量を一定の音量から徐々に下げていく。同様に、表示部25の画面の明るさも、一定の明るさから徐々に暗くしていく(S7)。この場合、再生音量の制御は、ディスク側マイコン11にて行い、表示部25の画面の明るさ制御は、TV側マイコン21にて行う。
その結果、タイマー時間の終了近くになると、音量レベルはほとんど零に近いレベルまで低下し、画面の明るさも、室内がほとんど見えない程度の明るさまで低下する。そして、この状態でタイマー時間が経過すると、TV側マイコン21は、ディスク側マイコン11に電源オフコードを送信した後(S8)、テレビジョン受像機の電源をオフにする。一方、ディスク側マイコン11も、電源オフコードを受け取ると、ディスク装置の電源をオフにする。これにより、お休みタイマーモードの処理が終了する。
なお、お休みタイマーモードを実行して、一定の明るさ及び一定の音量から、画面の明るさ及び再生音量を徐々に下げている途中において、ユーザがリモコン41の図示しないお休みタイマーモードのキャッセルボタンを操作すると、リモコン41からTV側マイコン21の受信部28に対してお休みタイマーモードのキャンセルコードが送信される。TV側マイコン21は、このお休みタイマーモードのキャンセルコードを受信すると、画面の明るさを元の明るさに戻すとともに、ディスク側マイコン11も、TV側マイコン21から送信されてくるキャンセルコードに基づいて、音楽ディスク13の再生音量を元の音量に戻し、かつ、ディスク再生については、オートリピートを解除して、お休みタイマーモード設定前の再生状態に復帰させる。
上記のお休みタイマーモード実行処理では、就寝前のBGMとして聴くのに適した画面及び音量となるように、表示部25の画面の明るさを所定レベル落とした一定の明るさに調整するとともに、音楽ディスク13の再生音量を所定レベル落とした一定の音量に調整している。
ここで、表示部25の画面の明るさを所定レベル落とした一定の明るさに調整するとは、例えば表示部25の画面をブラック画面として、そこに再生マークのようなロゴマークを表示する場合は、そのブラック画面に対してロゴマークが薄く見える程度の明るさ(輝度)にまで落とすことを意味している。また、再生音量を所定レベル落とした一定の音量に調整するとは、ユーザが目を閉じて睡眠を開始する場合に、耳障りにならない程度の音量となるまで落とすことを意味している。
ここで、一定の音量については、種々のレベルの設定が可能である。具体的には、一定の音量として、お休みタイマーモードの選択時にディスク装置によって再生されている音楽ディスク13の再生音量としてもよい。つまり、お休みタイマーモード選択時の再生音量をそのまま維持した状態で、お休みタイマーモードに移行してもよい。このように、再生音量を通常再生からお休みタイマーモードに移行する前後で同じ音量とすることで、通常再生状態からお休みタイマーモードにスムーズに移行することが可能となる。
また、一定の音量として、お休みタイマーモードに対応させて予め設定されたモード設定音量としてもよい。つまり、固定値として予め設定されていてもよい。
さらに、一定の音量として、ユーザによって設定されたユーザ設定音量としてもよい。すなわち、ユーザによって個別に設定可能とする。このように、ユーザによって自由に設定可能とすることで、ユーザごとの個別の音量設定が可能となり、ユーザにとってより使い勝手のよいものとなる。
さらにまた、一定の音量として、テレビジョン受像機の初期設定音量としてもよい。通常、テレビジョン受像機等は、工場出荷時等に種々の条件が初期設定されており、テレビジョン受像機の出荷後最初の電源オン時の音量等も初期設定されて、データ格納部29に格納されている。従って、この初期設定値を利用してもよい。
上記動作シーケンスにおいて、音量下げパターンをどのように設定するかによって、種々のお休みタイマーモードを実行することができる。次に、この音量下げパターンの各種実施例について説明する。
本実施例1は、お休みタイマーモード設定時に、ディスク装置によって再生中の音楽ディスク13の音量をある一定の音量に下げるのであるが、そのときの一定の音量を、タイマー時間の種類(この例では、30分、60分、90分)に関係なく一つの固定値L11に設定した実施例である。
図3は、上記お休みタイマーモード実行処理時に使用される実施例1の音量下げパターンの構成例を示している。
この音量下げパターンは、3種類のタイマー時間30分、60分、90分に対し、お休みタイマーモード開始時の音量レベルを、同じ一定の音量レベル(固定値)L11とし、この固定値L11から、各タイマー時間30分、60分、90分に応じて音量を下げるレベルを異ならせた3種類の音量下げパターンとなっている。すなわち、タイマー時間が短いほど、音量を下げるレベルが大きくなるように設定されている。ただし、図3(a)では、音量の変化を直線的に示しており、音量をリニアーに下げるようにしているが、音量の変化はリニアーである必要はなく、段階的に変化させてもよい。例えば、図3(b)に示すように10段階で変化させる場合には、タイマー時間30分であれば3分ごと、タイマー時間60分であれば6分ごと、タイマー時間90分であれば9分ごとに、いずれも同じ所定レベルずつ下げていくようにし、10段階目では、限りなく音量が零になるように設定すればよい。
本実施例2は、お休みタイマーモード設定時に、ディスク装置によって再生中の音楽ディスク13の音量をある一定の音量に下げるのであるが、そのときの一定の音量を、タイマー時間の種類(この例では、30分、60分、90分)ごとに個別の固定値L21,L22,L23として設定した実施例である。
図4は、上記お休みタイマーモード実行処理時に使用される実施例2の音量下げパターンの構成例を示している。
この音量下げパターンは、3種類のタイマー時間30分、60分、90分に対し、お休みタイマーモード開始時の音量レベルを、それぞれに対応した一定の音量レベル(固定値)L21,L22,L23とし、それぞれの固定値L21,L22,L23から、各タイマー時間に関係なく、同じレベルで音量を徐々に下げていくように設定している。すなわち、各タイマー時間に対応する3つの音量下げパターンは、互いに平行な直線となっている。つまり、各固定値L21,L22,L23の音量レベルを予め調整しておくことで、タイマー時間終了時には、再生音量がほとんど零レベルとなるように設定している。ただし、図4(a)では、音量の変化を直線的に示しており、音量をリニアーに下げるようにしているが、音量の変化はリニアーである必要はなく、段階的に変化させてもよい。例えば、図4(b)に示すように、タイマー時間30分であれば6分ごとの5段階、タイマー時間60分であれば6分ごとの10段階、タイマー時間90分であれば6分ごとの15段階というように、各タイマー時間に応じて段階数を異ならせることで、いずれも同じ所定レベルずつ下げていくように設定すればよい。
本実施例3は、お休みタイマーモード設定時に、ディスク装置によって再生中の音楽ディスク13の音量をある一定の音量に下げるのであるが、そのときの一定の音量を、タイマー時間の種類(この例では、30分、60分、90分)ごとに個別の固定値L31,L32,L33として設定するとともに、これら個別の固定値L31,L32,L33から、各タイマー時間に応じて音量を下げるレベルを異ならせた3種類の音量下げパターンとした実施例である。
図5は、上記お休みタイマーモード実行処理時に使用される実施例3の音量下げパターンの構成例を示している。
図5からも分かる通り、本実施例3の音量下げパターンは、上記実施例1のパターンと上記実施例2のパターンとを組み合わせた形となっている。つまり、各固定値L31,L32,L33にあまり差をつけないように設定して、固定値L33のレベルがあまり高くなり過ぎないように設定している。その結果、各音量下げパターンの傾斜角も、上記実施例1ほどには付かないような設定となっている。なお、本実施例3においても、図5では、音量の変化を直線的に示しており、音量をリニアーに下げるようにしているが、音量の変化はリニアーである必要はなく、上記実施例1,2の場合と同様、段階的に変化させてもよい。
本実施例4は、お休みタイマーモード設定時に、ディスク装置によって再生中の音楽ディスク13の音量をある一定の音量に下げるのであるが、そのときの一定の音量を、タイマー時間の種類(この例では、30分、60分、90分)に関係なく一つの固定値L43に設定し、この一つの固定値から、タイマー時間に関係なく同じレベルで音量を徐々に下げていく実施例である。
図6は、上記お休みタイマーモード実行処理時に使用される実施例4の音量下げパターンの構成例を示している。
この音量下げパターンは、3種類のタイマー時間30分、60分、90分に対し、お休みタイマーモード開始時の音量レベルを、同じ一定の音量レベル(固定値)L43とし、この固定値L43から、各タイマー時間に関係なく、同じレベルで音量を徐々に下げていくように設定している。この音量下げパターンは、タイマー時間を90分とし、このタイマー時間が経過する直前に再生音量をほとんど零まで下げるようなパターンとなっている。そして、タイマー時間を例えば30分に設定した場合には、タイマー時間30分の終了直前でも、まだある程度の音量レベルL2で音楽ディスク13を再生しているが、この音量レベルL42で電源をオフすることになる。また、タイマー時間を例えば60分に設定した場合には、タイマー時間60分の終了直前でも、まだある程度の音量レベルL41で音楽ディスク13を再生しているが、この音量レベルL1で電源をオフすることになる。
本実施例5は、上記実施例2に特に有効な変形実施例であり、タイマー時間に対応した固定値が、お休みタイマーモード設定前の再生音量のレベルより高い場合の実施例である。
図7は、上記お休みタイマーモード実行処理時に使用される実施例5の音量下げパターンの構成例を示している。
音量下げパターンの構成自体は、上記実施例2の場合(図4参照)と同じであるが、この音量下げパターンを利用したディスク側マイコン11でのお休みタイマーモード実行処理が異なっている。すなわち、お休みタイマーモードへの移行時に、各固定値L21,L22,L23がその時点での音楽ディスク13の再生音量のレベルL20より高い場合には、再生音量のレベルL20を維持した状態でお休みタイマーモードを開始する点である。そして、再生音量のレベルが、対応するタイマー時間の音量下げパターンの音量レベルに一致すると、その後はその音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げていくように制御するものである。
すなわち、ユーザが元々低い音量でテレビを視聴している状態において、お休みタイマーモードを設定した場合、そのお休みタイマーモードに対応して設定されている一定の音量レベルが、現在視聴している音量レベルより高い場合があり得る。この場合、上記実施例2では、その時点で逆に音量が少し上がってしまうといった状況が発生するが、本実施例5によれば、お休みタイマーモードを設定しても、再生音量はそれまでの視聴音量をそのまま維持することになるので、音量が不測に上がってしまうといった不具合を防止することができる。
なお、上記実施形態では、お休みタイマーモードの選択時に音楽ディスク13が再生されていることが前提となっている。しかし、音楽ディスク13は装填されているものの、ディスク装置としては再生動作を行っていない場合もある。この場合には、ディスク側マイコン11は、装填されている音楽ディスク13の最初から順番に再生を行い、最後まで行くと最初に戻って再生を繰り返す通常オートリピート再生を行うか、または、ランダムオートリピート再生を行うように構成しておけばよい。また、ユーザによりプログラム再生が設定されている場合には、そのプログラム再生に従ってオートリピート再生を行うように構成してもよい。いずれにしても、オートリピート再生を行うことで、ユーザが設定したタイマー時間に関係なく、タイマー時間の最後まで音楽ディスクを再生し続けることが可能となる。
本発明のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機の要部の電気的構成を示す機能ブロック図である。 ユーザがお休みタイマーモードを選択し、任意のタイマー時間を設定した場合の、TV側マイコン及びディスク側マイコンによるお休みタイマーモード実行処理を説明するための動作シーケンス図である。 本発明に係わるお休みタイマーモード実行処理時に使用される音量下げパターンの実施例1の構成を示す説明図である。 本発明に係わるお休みタイマーモード実行処理時に使用される音量下げパターンの実施例2の構成を示す説明図である。 本発明に係わるお休みタイマーモード実行処理時に使用される音量下げパターンの実施例3の構成を示す説明図である。 本発明に係わるお休みタイマーモード実行処理時に使用される音量下げパターンの実施例4の構成を示す説明図である。 本発明に係わるお休みタイマーモード実行処理時に使用される音量下げパターンの実施例5の構成を示す説明図である。
符号の説明
10 ディスク制御系
11 ディスク側マイコン
12 ディスク信号処理部
12a OSD回路
13 ディスク
20 TV制御系
21 TV側マイコン
22 チューナ回路
23 入力切換回路
24 TV信号処理部
24a OSD回路
25 表示部
26 増幅器
27 スピーカ
28 受信部
29 データ格納部
30 メモリ部
31 タイマー回路
35 バス通信
41 リモコン

Claims (13)

  1. 音楽ディスクを再生するディスク装置の制御手段と、ユーザによって設定可能なタイマー時間が複数用意されたお休みタイマー機能を有するテレビジョン受像機の制御手段とがバス通信によって接続されたディスク装置内蔵型テレビジョン受像機において、
    前記複数のタイマー時間に関係なく一つの音量下げパターンが格納されており、
    ユーザによりお休みタイマーモードが選択されて任意のタイマー時間が設定されると、前記テレビ側制御手段は、お休みタイマー設定コードを前記設定されたタイマー時間とともに前記ディスク側制御手段に送信し、
    前記ディスク側制御手段は、前記お休みタイマー設定コードとタイマー時間とを受信すると、モニタ画面の明るさを予め設定された一定の明るさとなるように調整するとともに、前記ディスク装置によって再生中の音楽ディスクの音量を、前記複数のタイマー時間ごとに個別に設定された固定値である一定の音量となるように調整し、かつ、音楽ディスクの再生についてはこの時点から前記タイマー時間の終了まで、ユーザにより予め設定されているプログラム再生に従ってオートリピート再生を開始し、
    前記テレビ側制御手段は、前記タイマー時間に対応させてモニタ画面の明るさを前記一定の明るさから徐々に暗くするとともに、前記再生音量を前記一定の音量から徐々に下げて行くように制御する一方、お休みタイマーモードへの移行時の前記音楽ディスクの再生音量のレベルが前記固定値より低い場合には、再生音量のレベルを維持した状態でお休みタイマーモードを開始し、再生音量のレベルが前記音量下げパターンに従った音量レベルに一致すると、その後は前記音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げていくことを特徴とするディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  2. 音楽ディスクを再生するディスク装置の制御手段と、お休みタイマー機能を有するテレビジョン受像機の制御手段とがバス通信によって接続されたディスク装置内蔵型テレビジョン受像機において、
    ユーザによりお休みタイマーモードが選択されてタイマー時間が設定されると、前記テレビ側制御手段は、お休みタイマー設定コードを前記タイマー時間とともに前記ディスク側制御手段に送信し、
    前記ディスク側制御手段は、前記お休みタイマー設定コードとタイマー時間とを受信すると、モニタ画面の明るさを予め設定された一定の明るさとなるように調整するとともに、前記ディスク装置によって再生中の音楽ディスクの音量を予め設定された一定の音量となるように調整し、かつ、音楽ディスクの再生についてはこの時点から前記タイマー時間の終了までオートリピート再生を開始し、
    前記テレビ側制御手段は、前記タイマー時間に対応させてモニタ画面の明るさを前記一定の明るさから徐々に暗くするとともに、前記再生音量を前記一定の音量から徐々に下げて行くことを特徴とするディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  3. 前記一定の音量が、お休みタイマーモードの選択時に前記ディスク装置によって再生されている音楽ディスクの再生音量であることを特徴とする請求項2に記載のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  4. 前記一定の音量が、お休みタイマーモードに対応させて予め設定されたモード設定音量であることを特徴とする請求項2に記載のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  5. 前記一定の音量が、ユーザによって設定されたユーザ設定音量であることを特徴とする請求項2に記載のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  6. 前記一定の音量が、テレビジョン受像機の初期設定音量であることを特徴とする請求項2に記載のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  7. ユーザによって設定可能なタイマー時間が複数用意されており、前記一定の音量が前記複数のタイマー時間に関係なく一つの固定値に設定されているとともに、この固定値から前記複数のタイマー時間に応じて音量を徐々に下げるように設定された複数の音量下げパターンが格納されており、
    お休みタイマーモード時、前記ディスク側制御手段は、前記タイマー時間に応じた個別の音量下げパターンに従って、前記固定値から再生音量を徐々に下げていくことを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれかに記載のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  8. ユーザによって設定可能なタイマー時間が複数用意されており、前記一定の音量が前記複数のタイマー時間ごとに個別の固定値として設定されているとともに、前記複数のタイマー時間に関係なく同じレベルで音量を徐々に下げていく一つの音量下げパターンが格納されており、
    お休みタイマーモード時、前記ディスク側制御手段は、前記タイマー時間に応じた個別の固定値から、前記一つの音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げていくことを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれかに記載のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  9. ユーザによって設定可能なタイマー時間が複数用意されており、前記一定の音量が前記複数のタイマー時間ごとに個別の固定値として設定されているとともに、これら個別の固定値から前記複数のタイマー時間に応じて音量を徐々に下げるように設定された複数の音量下げパターンが格納されており、
    お休みタイマーモード時、前記ディスク側制御手段は、前記タイマー時間に応じた個別の固定値から、前記タイマー時間に応じた個別の音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げていくことを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれかに記載のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  10. ユーザによって設定可能なタイマー時間が複数用意されており、前記一定の音量が前記複数のタイマー時間に係わらず一つの固定値に設定されているとともに、前記複数のタイマー時間に関係なく同じレベルで音量を徐々に下げていく一つの音量下げパターンが格納されており、
    お休みタイマーモード時、前記ディスク側制御手段は、前記タイマー時間に関係なく前記一つの固定値から前記一つの音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げて行き、前記タイマー時間の終了時点で、その時点での再生音量のレベルに関係なく音楽再生を停止することを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれかに記載のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  11. お休みタイマーモードへの移行時、前記ディスク側制御手段は、前記固定値がその時点での音楽ディスクの再生音量のレベルより高い場合には、再生音量のレベルを維持した状態でお休みタイマーモードを開始し、再生音量のレベルが前記音量下げパターンのレベルに一致すると、その後は前記音量下げパターンに従って再生音量を徐々に下げていくことを特徴とする請求項7ないし請求項10に記載のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  12. 前記ディスク側制御手段は、お休みタイマーモードの選択時に前記ディスク装置に装填されている音楽ディスクが再生されていない場合には、音楽ディスクの最初から順番に再生を行い、最後まで行くと最初に戻って再生を繰り返す通常オートリピート再生、またはランダムオートリピート再生を行うことを特徴とする請求項2ないし請求項11のいずれかに記載のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
  13. 前記ディスク側制御手段は、お休みタイマーモードの選択時に前記ディスク装置に装填されている音楽ディスクが再生されていない場合であって、ユーザによりプログラム再生が設定されている場合には、そのプログラム再生に従ってオートリピート再生を行うことを特徴とする請求項2ないし請求項7、請求項9ないし請求項11のいずれかに記載のディスク装置内蔵型テレビジョン受像機。
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