JP2006217114A - 映像再生装置一体型テレビ受像機 - Google Patents
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Abstract
【課題】放送終了後に所望する映像を再生することができる映像再生装置一体型テレビ受像機を実現する。
【解決手段】映像再生装置一体型テレビ受像機100において、受信部10で受信した所定の放送に関する放送信号に基づく受信映像を画像表示部40から出力するように放映する際に、所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出した場合に、放送信号に基づく受信映像の出力を停止するとともに、制御部50のRAM53に記憶されている優先順位に応じてDVDなどの記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置20により再生し、その映像信号に基づく再生映像を画像表示部40から出力するように切り替えることを可能にした。
【選択図】図1
【解決手段】映像再生装置一体型テレビ受像機100において、受信部10で受信した所定の放送に関する放送信号に基づく受信映像を画像表示部40から出力するように放映する際に、所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出した場合に、放送信号に基づく受信映像の出力を停止するとともに、制御部50のRAM53に記憶されている優先順位に応じてDVDなどの記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置20により再生し、その映像信号に基づく再生映像を画像表示部40から出力するように切り替えることを可能にした。
【選択図】図1
Description
本発明は、映像再生装置一体型テレビ受像機に関する。
従来、選局されたチャンネルの放送信号を受信して、その放送信号に応じた映像や音声を出力するテレビ受像機に、ビデオ装置などの映像再生装置が一体に設けられた映像再生装置一体型テレビ受像機がある。
この映像再生装置一体型テレビ受像機において、受信する放送信号を監視するとともに、選局されていたチャンネルの放送が終了するなどし、所定の放送が行われていないものと判断された場合に、ビデオテープに記録された映像を自動的に再生する機能を有する映像再生装置一体型テレビ受像機が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
特開2002−281415号公報
特開2003−46881号公報
しかしながら、上記特許文献1,2の場合、映像再生装置一体型テレビ受像機において自動的に再生される映像は、ビデオ装置にセットされているビデオテープにおける停止部分からの再生映像であるため、その再生映像が、使用者が所望する映像でないことがある。
そのため、映像再生装置一体型テレビ受像機において、放送終了後に自動的に映像が再生されるものの、使用者は所望する映像が再生されるように、早送りや巻き戻しなどの煩わしい操作を行わなければならないことがあった。
本発明の目的は、放送終了後に、所望する映像を再生することができる映像再生装置一体型テレビ受像機を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、所定の放送に関する放送信号を受信する受信部と、所定の記録媒体に記録されている映像信号を再生する映像再生装置と、前記受信部が受信した前記放送信号に基づく音声データと画像データとからなる受信映像データに応じた受信映像や、前記映像再生装置が再生した前記映像信号に基づく再生映像を出力する映像出力部と、を備える映像再生装置一体型テレビ受像機において、前記記録媒体に記録されている幾つかの映像信号に対応するように、前記映像再生装置によって再生すべき映像信号の優先順位を記憶する優先順位記憶手段と、前記優先順位記憶手段に記憶される前記優先順位を、前記映像再生装置において再生された前記記録媒体における映像信号の頻度に基づき設定する優先順位設定手段と、前記受信部が受信した前記放送信号に応じて、前記放送信号に同期信号が含まれていないこと、又は、前記放送信号における前記音声データが特定の周波数を有する音声信号であることと前記放送信号における前記画像データが特定の画像を表示する画像信号であること、又は、前記放送信号における前記音声データに基づく音声の変化量の割合が所定の割合範囲内であることと前記放送信号における前記画像データに基づく画像の変化量の割合が所定の割合範囲内であること、に基づき、所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出する検出手段と、予め設定された設定時間を計時するとともに、前記設定時間後に当該映像再生装置一体型テレビ受像機の電源をオンからオフに切り替えるオフタイマー制御手段と、前記オフタイマー制御手段が設定された設定時間を計時する際に、前記検出手段が前記終了信号を検出したか否かを
判断する判断手段と、前記判断手段が、前記終了信号が検出されたと判断した場合に、前記映像出力部における前記放送信号に基づく受信映像の出力を停止するとともに、前記優先順位記憶手段に記憶されている前記優先順位に応じて前記記録媒体に記録されている前記映像信号を前記映像再生装置によって再生し、前記映像信号に基づく再生映像を前記映像出力部から出力するように切り替える映像切替制御手段と、を備えることを特徴とする。
判断する判断手段と、前記判断手段が、前記終了信号が検出されたと判断した場合に、前記映像出力部における前記放送信号に基づく受信映像の出力を停止するとともに、前記優先順位記憶手段に記憶されている前記優先順位に応じて前記記録媒体に記録されている前記映像信号を前記映像再生装置によって再生し、前記映像信号に基づく再生映像を前記映像出力部から出力するように切り替える映像切替制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、所定の放送に関する放送信号を受信する受信部と、所定の記録媒体に記録されている映像信号を再生する映像再生装置と、前記受信部が受信した前記放送信号に基づく受信映像や、前記映像再生装置が再生した前記映像信号に基づく再生映像を出力する映像出力部と、を備える映像再生装置一体型テレビ受像機において、前記記録媒体に記録されている幾つかの映像信号に対応するように、前記映像再生装置によって再生すべき映像信号の優先順位を記憶する優先順位記憶手段と、前記受信部が受信した前記放送信号に基づき、所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出する検出手段と、前記検出手段が、前記終了信号を検出したか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が、前記終了信号が検出されたと判断した場合に、前記映像出力部における前記放送信号に基づく受信映像の出力を停止するとともに、前記優先順位記憶手段に記憶されている前記優先順位に応じて前記記録媒体に記録されている前記映像信号を前記映像再生装置によって再生し、前記映像信号に基づく再生映像を前記映像出力部から出力するように切り替える映像切替制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の映像再生装置一体型テレビ受像機において、前記優先順位記憶手段に記憶される、前記映像再生装置によって再生すべき映像信号の優先順位を、前記映像再生装置において再生された前記記録媒体における映像信号の頻度に基づき設定する優先順位設定手段を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3に記載の映像再生装置一体型テレビ受像機において、予め設定された設定時間を計時するとともに、前記設定時間後に当該映像再生装置一体型テレビ受像機の電源をオンからオフに切り替えるオフタイマー制御手段を備え、前記オフタイマー制御手段が前記設定時間を計時する際に、前記判断手段は前記検出手段が前記終了信号を検出したか否かを判断することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項に記載の映像再生装置一体型テレビ受像機において、前記検出手段は、前記放送信号に同期信号が含まれていないことに基づき、前記終了信号を検出することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項に記載の映像再生装置一体型テレビ受像機において、前記放送信号に基づく受信映像に関する受信映像データは音声データと画像データとからなり、前記検出手段は、前記音声データが特定の周波数を有する音声信号であることと、前記画像データが特定の画像を表示する画像信号であることに基づき、前記終了信号を検出することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項に記載の映像再生装置一体型テレビ受像機において、前記放送信号に基づく受信映像に関する受信映像データは音声データと画像データとからなり、前記検出手段は、前記音声データに基づく音声の変化量の割合が所定の割合範囲内であることと、前記画像データに基づく画像の変化量の割合が所定の割合範囲内であることに基づき、前記終了信号を検出することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、映像再生装置一体型テレビ受像機において、受信部で受
信した所定の放送に関する放送信号に基づく受信映像を映像出力部から出力するように放映する際に、所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出した場合に、放送信号に基づく受信映像の出力を停止するとともに、優先順位記憶手段に記憶されている優先順位に応じて記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置により再生し、その映像信号に基づく再生映像を映像出力部から出力するように切り替えることができる。
信した所定の放送に関する放送信号に基づく受信映像を映像出力部から出力するように放映する際に、所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出した場合に、放送信号に基づく受信映像の出力を停止するとともに、優先順位記憶手段に記憶されている優先順位に応じて記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置により再生し、その映像信号に基づく再生映像を映像出力部から出力するように切り替えることができる。
つまり、映像再生装置一体型テレビ受像機は、所定の放送が終了した際に、使用者が視聴しようと所望する優先順位が高い映像信号であり、使用者の嗜好に合うような映像信号に関する再生映像が放映され、使用者はその再生映像を視聴することができるので、従来の装置のように、自動的に映像信号が再生されるものの、使用者が所望する映像を再生するために、早送りや巻き戻しなどの煩わしい操作を行うことに比べ、使用者が所望する映像の再生を好適に行うことができる。
特に、優先順位記憶手段に記憶される、映像再生装置によって再生すべき映像信号の優先順位は、映像再生装置において再生された記録媒体における映像信号の頻度に基づき設定されるようになっている。つまり、映像再生装置一体型テレビ受像機は、映像再生装置において、より高頻度に再生されたことに伴い、より高い優先順位が設定された映像信号であり、使用者の嗜好に合うような映像信号に関する再生映像が放映されるので、使用者はその嗜好に合った再生映像を視聴することができる。
また、映像再生装置一体型テレビ受像機は、予め設定された設定時間を計時するとともに、その設定時間後に映像再生装置一体型テレビ受像機の電源をオンからオフに切り替える、おやすみタイマーなどのオフタイマー制御手段を備えており、その設定時間が計時されるようにタイマーがセットされた状態において、所定の放送が終了したことを示す終了信号が検出されたか否か判断されるようになっている。
よって、使用者が、おやすみタイマーなどのオフタイマー制御手段によって電源オフタイムとしての設定時間を設定し、あと何時間、何時までのように、所定の放送に関する放送信号に基づく受信映像の放映を視聴しようとした際に、その設定時間前にその放送が終了してしまった場合に、自動的に使用者が所望する映像に関する映像信号が再生されるので、使用者は設定した時間まで所望する映像を視聴することができるようになる。
また、映像再生装置一体型テレビ受像機は、受信部が受信した放送信号に応じて所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出する基準として、放送信号に同期信号が含まれていないことや、放送信号における音声データが特定の周波数を有する音声信号であることと放送信号における画像データが特定の画像を表示する画像信号であることや、放送信号における音声データに基づく音声の変化量の割合が所定の割合範囲内であることと放送信号における画像データに基づく画像の変化量の割合が所定の割合範囲内であること、を判断基準としている。
ここで、放送信号に同期信号が含まれていないという状態は、放送電波が停波状態となっていることを示し、所定の放送が終了し「砂嵐画面」となる状態に対応しているので、映像再生装置一体型テレビ受像機において、所定の放送が終了し「砂嵐画面」となる際に、放送信号に基づく受信映像の出力を停止し、記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置により再生し、その映像信号に基づく再生映像を出力するように切り替えることができる。よって、映像再生装置一体型テレビ受像機において放送終了後の不要な映像である「砂嵐画面」を放映しないように、記録媒体に記録されている映像信号に基づく再生映像を再生することができる。
また、放送信号における音声データが特定の周波数を有する音声信号であり、放送信号における画像データが特定の画像を表示する画像信号である状態は、放送電波が電波試験用の放送電波であることを示し、所定の放送の終了後に「カラーバー画面」や「モノスコ画面」となる状態に対応しているので、映像再生装置一体型テレビ受像機において、所定の放送が終了し「カラーバー画面」や「モノスコ画面」となる際に、放送信号に基づく受
信映像の出力を停止し、記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置により再生し、その映像信号に基づく再生映像を出力するように切り替えることができる。よって、映像再生装置一体型テレビ受像機において放送終了後の不要な映像である「カラーバー画面」や「モノスコ画面」を放映しないように、記録媒体に記録されている映像信号に基づく再生映像を再生することができる。
信映像の出力を停止し、記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置により再生し、その映像信号に基づく再生映像を出力するように切り替えることができる。よって、映像再生装置一体型テレビ受像機において放送終了後の不要な映像である「カラーバー画面」や「モノスコ画面」を放映しないように、記録媒体に記録されている映像信号に基づく再生映像を再生することができる。
また、放送信号における音声データに基づく音声の変化量の割合が所定の割合範囲内であり、放送信号における画像データに基づく画像の変化量の割合が所定の割合範囲内である状態は、音声や画像の変化がほとんどない状態であり、例えば、静かな音声が出力されるか無音状態において放送局周辺の光景の画像が表示される状態に対応しているので、映像再生装置一体型テレビ受像機において、所定の放送が終了し「放送局周辺の光景の画像」となる際に、放送信号に基づく受信映像の出力を停止し、記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置により再生し、その映像信号に基づく再生映像を出力するように切り替えることができる。よって、映像再生装置一体型テレビ受像機において放送終了後の不要な映像である「放送局周辺の光景の画像」を放映しないように、記録媒体に記録されている映像信号に基づく再生映像を再生することができる。
請求項2記載の発明によれば、映像再生装置一体型テレビ受像機において、受信部で受信した所定の放送に関する放送信号に基づく受信映像を映像出力部から出力するように放映する際に、所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出した場合に、放送信号に基づく受信映像の出力を停止するとともに、優先順位記憶手段に記憶されている優先順位に応じて記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置により再生し、その映像信号に基づく再生映像を映像出力部から出力するように切り替えることができる。
つまり、映像再生装置一体型テレビ受像機は、所定の放送が終了した際に、使用者が視聴しようと所望する優先順位が高い映像信号であり、使用者の嗜好に合うような映像信号に関する再生映像が放映され、使用者はその再生映像を視聴することができるので、従来の装置のように、自動的に映像信号が再生されるものの、使用者が所望する映像を再生するために、早送りや巻き戻しなどの煩わしい操作を行うことに比べ、使用者が所望する映像の再生を好適に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、優先順位記憶手段に記憶される、映像再生装置によって再生すべき映像信号の優先順位は、映像再生装置において再生された記録媒体における映像信号の頻度に基づき設定されるようになっている。
つまり、映像再生装置一体型テレビ受像機は、映像再生装置において、より高頻度に再生されたことに伴い、より高い優先順位が設定された映像信号であり、使用者の嗜好に合うような映像信号に関する再生映像が放映されるので、使用者はその嗜好に合った再生映像を視聴することができる。
特に、映像再生装置一体型テレビ受像機の映像再生装置において、記録媒体を通常の再生操作により再生し、記録媒体における映像信号に応じた再生映像を視聴した記録に基づき、優先順位が設定されるので、使用者がその優先順位の設定を行う必要がないので、煩わしい操作が不要である。
請求項4記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、映像再生装置一体型テレビ受像機は、予め設定された設定時間を計時するとともに、その設定時間後に映像再生装置一体型テレビ受像機の電源をオンからオフに切り替える、おやすみタイマーなどのオフタイマー制御手段を備えており、その設定時間が計時されるようにタイマーがセットされた状態において、所定の放送が終了したことを示す終了信号が検出されたか否か判断されるようになっている。
つまり、使用者が、おやすみタイマーなどのオフタイマー制御手段によって電源オフタイムとしての設定時間を設定し、あと何時間、何時までのように、所定の放送に関する放
送信号に基づく受信映像の放映を視聴しようとした際に、その設定時間前にその放送が終了してしまった場合に、自動的に使用者が所望する映像に関する映像信号が再生されるので、使用者は設定した時間まで所望する映像を視聴することができるようになる。
送信号に基づく受信映像の放映を視聴しようとした際に、その設定時間前にその放送が終了してしまった場合に、自動的に使用者が所望する映像に関する映像信号が再生されるので、使用者は設定した時間まで所望する映像を視聴することができるようになる。
請求項5記載の発明によれば、請求項2〜4のいずれか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、検出手段は、放送信号に同期信号が含まれていないことに基づき、終了信号を検出することができる。
ここで、放送信号に同期信号が含まれていないという状態は、放送電波が停波状態となっていることを示し、所定の放送が終了し「砂嵐画面」となる状態に対応しているので、映像再生装置一体型テレビ受像機において、所定の放送が終了し「砂嵐画面」となる際に、放送信号に基づく受信映像の出力を停止し、記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置により再生し、その映像信号に基づく再生映像を出力するように切り替えることができる。
よって、映像再生装置一体型テレビ受像機において放送終了後の不要な映像である「砂嵐画面」を放映しないように、記録媒体に記録されている映像信号に基づく再生映像を再生することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項2〜4のいずれか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、検出手段は、音声データが特定の周波数を有する音声信号であることと、画像データが特定の画像を表示する画像信号であることに基づき、終了信号を検出することができる。
ここで、放送信号における音声データが特定の周波数を有する音声信号であり、放送信号における画像データが特定の画像を表示する画像信号である状態は、放送電波が電波試験用の放送電波であることを示し、所定の放送の終了後に「カラーバー画面」や「モノスコ画面」となる状態に対応しているので、映像再生装置一体型テレビ受像機において、所定の放送が終了し「カラーバー画面」や「モノスコ画面」となる際に、放送信号に基づく受信映像の出力を停止し、記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置により再生し、その映像信号に基づく再生映像を出力するように切り替えることができる。
よって、映像再生装置一体型テレビ受像機において放送終了後の不要な映像である「カラーバー画面」や「モノスコ画面」を放映しないように、記録媒体に記録されている映像信号に基づく再生映像を再生することができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項2〜4のいずれか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、検出手段は、音声データに基づく音声の変化量の割合が所定の割合範囲内であることと、画像データに基づく画像の変化量の割合が所定の割合範囲内であることに基づき、終了信号を検出することができる。
ここで、放送信号における音声データに基づく音声の変化量の割合が所定の割合範囲内であり、放送信号における画像データに基づく画像の変化量の割合が所定の割合範囲内である状態は、音声や画像の変化がほとんどない状態であり、例えば、静かな音声が出力されるか無音状態において放送局周辺の光景の画像が表示される状態に対応しているので、映像再生装置一体型テレビ受像機において、所定の放送が終了し「放送局周辺の光景の画像」となる際に、放送信号に基づく受信映像の出力を停止し、記録媒体に記録されている映像信号を映像再生装置により再生し、その映像信号に基づく再生映像を出力するように切り替えることができる。
よって、映像再生装置一体型テレビ受像機において放送終了後の不要な映像である「放送局周辺の光景の画像」を放映しないように、記録媒体に記録されている映像信号に基づく再生映像を再生することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る映像再生装置一体型テレビ受像機の実施の形態につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る映像再生装置一体型テレビ受像機の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、映像再生装置一体型テレビ受像機100(以下、テレビ受像機100)は、放送信号を受信する受信部10と、記録媒体に記録されている映像信号を再生する映像再生装置20と、放送信号に基づく受信映像データに応じた音声や、映像信号に基づく再生映像データに応じた音声を出力する音声出力部30と、放送信号に基づく受信映像データに応じた受信映像や、映像信号に基づく再生映像データに応じた再生映像を表示する映像出力部としての画像表示部40と、上記各部の動作を制御する制御部50等を備えている。
受信部10は、例えば、アンテナ機器であり、選局されたチャンネルなどに応じた所定の放送信号を受信するとともに、受信した放送信号を制御部50に送出する。
映像再生装置20は、例えば、DVD(Digital Versatile Disk)機器や、HDD(Hard Disk Drive)機器により構成されており、所定の記録媒体であるDVDやHDに記録
されている映像信号を再生し、その映像信号をデジタルデータである音声データと画像データとからなる再生映像データに変換するとともに、その映像信号に基づく再生映像データの音声データや画像データを、制御部50を介して音声出力部30や画像表示部40に出力する。
されている映像信号を再生し、その映像信号をデジタルデータである音声データと画像データとからなる再生映像データに変換するとともに、その映像信号に基づく再生映像データの音声データや画像データを、制御部50を介して音声出力部30や画像表示部40に出力する。
音声出力部30は、例えば、スピーカ機器であり、受信部10が受信した放送信号に基づく受信映像データの音声データに応じた音声や、映像再生装置20が再生した映像信号に基づく再生映像データの音声データに応じた音声を出力する。
画像表示部40は、例えば、液晶表示機器であり、受信部10が受信した放送信号に基づく受信映像データの画像データに応じた受信映像や、映像再生装置20が再生した映像信号に基づく再生映像データの画像データに応じた再生映像を表示する。
制御部50は、例えば、CPU51を備えており、図示しない入力部等から入力される操作入力信号や、予め設定されている設定データ等に応じて、ROM52などに格納されている映像再生装置一体型テレビ受像機用の各種制御プログラムに従って各部の動作を集中制御し、その処理結果をRAM53内のワークエリアに格納する。
特に、制御部50のRAM53は、DVDやHDなどの記録媒体に記録されている幾つかの映像信号に対応するように、映像再生装置20によって再生すべき映像信号の優先順位を記憶する優先順位記憶手段として機能する。
そして、制御部50は、テレビ受像機100を構成する各部の動作を制御する。
そして、制御部50は、受信部10が受信した放送信号をデジタルデータである音声データと画像データとからなる受信映像データに変換するとともに、その放送信号に基づく受信映像データの音声データや画像データを音声出力部30や画像表示部40に出力する受信映像出力制御手段として機能する。
また、制御部50は、受信部10が受信した放送信号に基づき、所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出する検出手段として機能する。
特に、検出手段としての制御部50は、放送信号に同期信号が含まれていないことに基づき、終了信号を検出する。
ここで、放送信号に同期信号が含まれていないという状態は、放送電波が停波状態とな
っていることを示し、所定の放送が終了し「砂嵐画面」となる状態に対応している。
っていることを示し、所定の放送が終了し「砂嵐画面」となる状態に対応している。
また、検出手段としての制御部50は、音声データが特定の周波数を有する音声信号であることと、画像データが特定の画像を表示する画像信号であることに基づき、終了信号を検出する。
ここで、放送信号における音声データが特定の周波数を有する音声信号であり、放送信号における画像データが特定の画像を表示する画像信号である状態は、放送電波が電波試験用の放送電波であることを示し、所定の放送の終了後に「カラーバー画面」や「モノスコ画面」となる状態に対応している。
また、検出手段としての制御部50は、音声データに基づく音声の変化量の割合が所定の割合範囲内であることと、画像データに基づく画像の変化量の割合が所定の割合範囲内であることに基づき、終了信号を検出する。
ここで、放送信号における音声データに基づく音声の変化量の割合が所定の割合範囲内であり、放送信号における画像データに基づく画像の変化量の割合が所定の割合範囲内である状態は、放送電波が停波状態ではなく、また、放送電波が電波試験用の放送電波ではないが、音声や画像の変化がほとんどない状態であり、BGM(背景音楽)が静かに流れるか無音状態において、放送局周辺の光景や定点カメラからの光景の画像が表示される状態に対応している。そして、放送局周辺などを車両や人物が通行するなどすれば、それらの動きが画像の変化量となる。
つまり、BGMの音声は通常放送の際の音声に比べてその音声の変化量の割合は少なく、また、放送局周辺などの光景の画像は通常放送の際の画像に比べてその画像の変化量の割合は少ないので、予め定められている音声の変化量の基準値に対して、例えば、その放送信号に基づく音声の変化量の割合が閾値である50%以下であり、その放送信号に基づく画像の変化量の割合が閾値である50%以下である場合に、終了信号として検出されるようになっている。
なお、通常放送の際の音声や画像の変化量について予め測定や検出が行われて、基準値となる変化量100%の値が設定されるようになっている。
具体的には、検出手段としての制御部50は、所定のタイミングで取得した放送信号に関する画像データを制御部50のRAM53に記憶するとともに、所定の時間後(例えば、1分後や、5分後)に新たな放送信号に関する画像データを取得する。そして、先に取得した画像データと後から取得した画像データとを比較して、その画像の変化量が閾値としての50%以下である場合には、その放送信号を終了信号として検出する。一方、その画像の変化量が閾値としての50%を越える場合には、まだ所定の放送に関する放送信号を受信しているものとし、後から取得した画像データを制御部50のRAM53に記憶し、所定の時間後に新たな放送信号の画像データを取得して、RAM53に記憶されている画像データと新たに取得した画像データとを比較することを繰り返す。音声データの変化量についても同様である。
なお、「カラーバー画面」や「モノスコ画面」に関する画像データは、どのタイミングの画像データであっても同じものであるので、先に取得した画像データと後から取得した画像データとを比較した際の変化量はほぼ0%となり、閾値である50%以下である。
なお、検出手段としての制御部50が、放送電波が停波状態となっていることや、放送電波が電波試験用の放送電波であることや、放送電波に基づく音声や画像がBGMと放送局周辺などの光景の画像であることを検出する方法は、既知の技術であるので、ここでは詳述しない。
また、制御部50は、検出手段としての制御部50が、終了信号を検出したか否かを判断する判断手段として機能する。
また、制御部50は、予め設定された設定時間を計時するとともに、その設定時間後にテレビ受像機100の電源をオンからオフに切り替えるオフタイマー制御手段として機能する。
なお、設定時間は、図示しない入力部等から入力され、RAM53等に記憶され設定されるようになっており、任意の時間を設定することができる。また、設定時間は、電源がオンからオフに切り替えられる時刻(例えば、AM2時)を設定してもよく、電源がオンからオフに切り替えられるまでの所定の時間(例えば、1時間30分)を設定してもよい。
特に、判断手段としての制御部50は、オフタイマー制御手段としての制御部50が、設定された設定時間を計時する際に、検出手段としての制御部50が終了信号を検出したか否かを判断するようになっている。
また、制御部50は、判断手段としての制御部50が、終了信号が検出されたと判断した場合に、画像表示部40における放送信号に基づく受信映像の出力や、音声出力部30における放送信号に基づく音声の出力を停止するとともに、優先順位記憶手段としてのRAM53に記憶されている優先順位に応じて、DVDやHDに記録されている映像信号を映像再生装置20によって再生し、その映像信号に基づく再生映像を画像表示部40から出力するように切り替える映像切替制御手段として機能する。なお、この際、その映像信号に基づく再生映像データの音声データは音声出力部30から出力される。
また、制御部50は、優先順位記憶手段としてのRAM53に記憶される優先順位を、映像再生装置20において再生されたDVDやHDなどの記録媒体における映像信号の頻度に基づき設定する優先順位設定手段として機能する。
具体的には、優先順位設定手段としての制御部50は、所定の記録媒体に記録されている幾つかの映像信号における、テレビ受像機100の映像再生装置20において再生された映像信号に対応付けられているタイトルやチャプタやトラックナンバーなどを、RAM53などの記憶手段に累積するように記憶しておき、より多くの回数、より高頻度に再生された映像信号ほど優先順位が高くなるように、その映像信号の優先順位を設定するようになっている。
つまり、テレビ受像機100の映像再生装置20において、より多くの回数、より高頻度に再生された映像信号ほど、使用者の嗜好にあったものであるので、映像切替制御手段としての制御部50が所定の放送終了後に、DVDやHDに記録されている優先順位の高い映像信号を映像再生装置20によって再生し、その映像信号に基づく再生映像を画像表示部40から出力することによって、使用者が所望する映像の再生を行うことができるようになっている。
次に、テレビ受像機100において、放送信号に基づいて、受信映像の出力から再生映像の出力へ切り替える、映像の切り替え処理の一例について、図2に示すフローチャートに基づき説明する。
まず、テレビ受像機100において、図示しないメインスイッチが押下されたことにより、テレビ受像機100は受信部10を介して、選択されたチャンネルなどに応じた所定の放送に関する放送信号を受信する(ステップS101)。
そして、制御部50は、受信した放送信号をデジタルデータである音声データと画像データからなる受信映像データに変換するとともに、音声データに基づく音声と画像データに基づく映像や画像を、それぞれ音声出力部30と画像表示部40から出力するように、その放送信号に基づく受信映像データに応じたテレビ放映が行われる(ステップS102)。
次いで、制御部50は、テレビ受像機100においてオフタイマーがセットされたか否か判断する(ステップS103)。
制御部50が、オフタイマーはセットされていないと判断すると(ステップS103;No)、ステップS101に戻り、放送信号に基づくテレビ放映を継続する。
一方、制御部50が、オフタイマーがセットされたと判断すると(ステップS103;Yes)、制御部50は時刻や時間を計時するとともに、設定されたオフタイマーの設定時刻になったか否か判断する(ステップS104)。
制御部50が、設定されたオフタイマーの設定時刻になったと判断すると(ステップS104;Yes)、ステップS110へ進む。
一方、制御部50が、設定されたオフタイマーの設定時刻になっていないと判断すると(ステップS104;No)、制御部50は、放送信号に基づいて所定の放送が終了したことを示す終了信号を監視する。
そして、制御部50が、放送信号に同期信号が含まれていないことに基づき、終了信号を検出したと判断すると(ステップS105;No)、ステップS108へ進む。
一方、制御部50が、放送信号に同期信号が含まれていると判断すると(ステップS105;Yes)、ステップS106へ進む。
ステップS106において、制御部50が、放送信号における画像データが特定の画像を表示する画像信号であり、画像データに変化がないことによって終了信号を検出したと判断すると(ステップS106;Yes)、ステップS108へ進む。
一方、制御部50が、放送信号における画像データに変化があると判断すると(ステップS106;No)、ステップS107へ進む。
ステップS107において、制御部50が、放送信号における画像データの変化量の割合が、所定の閾値より小さく所定の割合範囲内であることによって終了信号を検出したと判断すると(ステップS107;Yes)、ステップS108へ進む。
一方、制御部50が、放送信号における画像データの変化量の割合が、閾値である所定の割合範囲内でないと判断すると(ステップS107;No)、ステップS104に戻り、放送信号に基づくテレビ放映を行うとともに、オフタイマー設定時刻や終了信号の検出に関する監視を継続する。
ステップS108において、制御部50は、放送信号に基づく受信映像データの音声データに応じた音声と、受信映像データの画像データに応じた受信映像の出力を停止するとともに、制御部50のRAM53に記憶されている優先順位に応じて、所定の記録媒体に記録されている映像信号のうち優先順位の高い映像信号を映像再生装置20によって再生し、その再生した映像信号に基づく映像データに応じた再生映像を画像表示部40から出力し、映像信号データに応じた音声を音声出力部30から出力するように切り替えるようにして、その記録媒体に記録されている映像信号の再生を行う(ステップS108)。
次いで、制御部50は、時刻や時間を計時しつつ、設定されたオフタイマーの設定時刻になったか否か判断する(ステップS109)。
そして、制御部50が、設定されたオフタイマーの設定時刻になったと判断すると(ステップS109;Yes)、ステップS110へ進む。
一方、制御部50が、設定されたオフタイマーの設定時刻になっていないと判断すると(ステップS109;No)、ステップS108に戻り、映像信号の再生を継続する。
ステップS110において、制御部50は、設定されたオフタイマーの設定時刻になったとの判断に伴い、テレビ受像機100の電源をオンからオフに切り替え、テレビ受像機
100を停止させ(ステップS110)、テレビ受像機100の動作処理を終了する。
100を停止させ(ステップS110)、テレビ受像機100の動作処理を終了する。
このように、本発明に係るテレビ受像機100によれば、所定の放送に関する放送信号を受信し、その放送信号に応じた受信映像などのテレビ放映を行っている際に、所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出した場合に、放送信号に応じた受信映像の放映を停止するとともに、DVDやHDに記録されている映像信号を映像再生装置20により再生を行い、その映像信号に応じた再生映像の出力表示を行うことができる。
特に、本発明に係るテレビ受像機100は、テレビ受像機100の映像再生装置20において、より高頻度に再生されたことに伴い、より高い優先順位が付与されて設定された映像信号であり、使用者の嗜好に合うような映像信号に関する再生映像が放映され、使用者はその再生映像を視聴することができるので、従来の装置のように、自動的に映像信号が再生されるものの、使用者が所望する映像を再生するために、早送りや巻き戻しなどの煩わしい操作を行うことに比べ、使用者が所望する映像の再生、出力を好適に行うことができる。
また、このテレビ受像機100においては、例えば、おやすみタイマーなどのように、所定時間後にテレビ受像機100の電源をオンからオフに切り替えるように設定されたことに伴い、その設定時間が計時される際に、放送信号に基づく終了信号の検出の有無を判断するようになっている。そして、終了信号が検出されたと判断された場合に、自動的に使用者が所望する映像に関する映像信号が再生されるようになっている。
つまり、使用者が、おやすみタイマーやオフタイマーの設定時間を設定し、あと何時間、何時まで、所定の放送に関する放送信号に基づく受信映像の放映を視聴しようとした際に、その設定時間前にその放送が終了してしまった場合に、自動的に使用者が所望する映像に関する映像信号が再生されるので、使用者は設定した時間まで所望する映像を視聴することができるようになる。
そして、おやすみタイマーやオフタイマーなどにより、設定時間後にテレビ受像機100の電源をオンからオフに切り替えるようになっているので、テレビ受像機100の電源がオン状態のまま、テレビ受像機100が付けっぱなしになるようなことは防止することができる。
なお、以上の実施の形態においては、映像再生装置20として、DVDやHDDの例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、映像再生装置としてVCR(Video Cassette Recorder)を用いるようにしてもよい。
映像再生装置としてVCRを用いる場合、優先順位に応じた映像信号部分をカウンタなどに応じて記憶しておき、その映像信号部分まで自動的に早送りや巻き戻しするようにして、所定の映像信号の再生を行うようにすればよい。
また、音声や画像の変化量の閾値は50%であることに限らず、映像として映す対象物や、終了信号の検出感度等に応じて、任意に設定するようにすればよい。
また、テレビ受像機100の映像再生装置20において、より高頻度に再生されたことに伴い、より高い優先順位が付与されて設定された映像信号を、放送信号に基づく終了信号を検出した際に再生するとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、逆に、あまり再生されたことがなく、低頻度に再生されたことに伴い低い優先順位が付与されて設定された映像信号を、放送信号に基づく終了信号を検出した際に再生することにより、普段と違った趣向の映像を使用者が楽しむようにしてもよい。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
10 受信部
20 映像再生装置
30 音声出力部
40 画像表示部(映像出力部)
50 制御部(検出手段、判断手段、映像切替制御手段、優先順位記憶手段、優先順位設定手段、オフタイマー制御手段)
51 CPU
52 ROM
53 RAM(優先順位記憶手段)
100 テレビ受像機(映像再生装置一体型テレビ受像機)
20 映像再生装置
30 音声出力部
40 画像表示部(映像出力部)
50 制御部(検出手段、判断手段、映像切替制御手段、優先順位記憶手段、優先順位設定手段、オフタイマー制御手段)
51 CPU
52 ROM
53 RAM(優先順位記憶手段)
100 テレビ受像機(映像再生装置一体型テレビ受像機)
Claims (7)
- 所定の放送に関する放送信号を受信する受信部と、所定の記録媒体に記録されている映像信号を再生する映像再生装置と、前記受信部が受信した前記放送信号に基づく音声データと画像データとからなる受信映像データに応じた受信映像や、前記映像再生装置が再生した前記映像信号に基づく再生映像を出力する映像出力部と、を備える映像再生装置一体型テレビ受像機において、
前記記録媒体に記録されている幾つかの映像信号に対応するように、前記映像再生装置によって再生すべき映像信号の優先順位を記憶する優先順位記憶手段と、
前記優先順位記憶手段に記憶される前記優先順位を、前記映像再生装置において再生された前記記録媒体における映像信号の頻度に基づき設定する優先順位設定手段と、
前記受信部が受信した前記放送信号に応じて、前記放送信号に同期信号が含まれていないこと、又は、前記放送信号における前記音声データが特定の周波数を有する音声信号であることと前記放送信号における前記画像データが特定の画像を表示する画像信号であること、又は、前記放送信号における前記音声データに基づく音声の変化量の割合が所定の割合範囲内であることと前記放送信号における前記画像データに基づく画像の変化量の割合が所定の割合範囲内であること、に基づき、所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出する検出手段と、
予め設定された設定時間を計時するとともに、前記設定時間後に当該映像再生装置一体型テレビ受像機の電源をオンからオフに切り替えるオフタイマー制御手段と、
前記オフタイマー制御手段が設定された設定時間を計時する際に、前記検出手段が前記終了信号を検出したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が、前記終了信号が検出されたと判断した場合に、前記映像出力部における前記放送信号に基づく受信映像の出力を停止するとともに、前記優先順位記憶手段に記憶されている前記優先順位に応じて前記記録媒体に記録されている前記映像信号を前記映像再生装置によって再生し、前記映像信号に基づく再生映像を前記映像出力部から出力するように切り替える映像切替制御手段と、
を備えることを特徴とする映像再生装置一体型テレビ受像機。 - 所定の放送に関する放送信号を受信する受信部と、所定の記録媒体に記録されている映像信号を再生する映像再生装置と、前記受信部が受信した前記放送信号に基づく受信映像や、前記映像再生装置が再生した前記映像信号に基づく再生映像を出力する映像出力部と、を備える映像再生装置一体型テレビ受像機において、
前記記録媒体に記録されている幾つかの映像信号に対応するように、前記映像再生装置によって再生すべき映像信号の優先順位を記憶する優先順位記憶手段と、
前記受信部が受信した前記放送信号に基づき、所定の放送が終了したことを示す終了信号を検出する検出手段と、
前記検出手段が、前記終了信号を検出したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が、前記終了信号が検出されたと判断した場合に、前記映像出力部における前記放送信号に基づく受信映像の出力を停止するとともに、前記優先順位記憶手段に記憶されている前記優先順位に応じて前記記録媒体に記録されている前記映像信号を前記映像再生装置によって再生し、前記映像信号に基づく再生映像を前記映像出力部から出力するように切り替える映像切替制御手段と、
を備えることを特徴とする映像再生装置一体型テレビ受像機。 - 前記優先順位記憶手段に記憶される、前記映像再生装置によって再生すべき映像信号の優先順位を、前記映像再生装置において再生された前記記録媒体における映像信号の頻度に基づき設定する優先順位設定手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の映像再生装置一体型テレビ受像機。
- 予め設定された設定時間を計時するとともに、前記設定時間後に当該映像再生装置一体型テレビ受像機の電源をオンからオフに切り替えるオフタイマー制御手段を備え、前記オフタイマー制御手段が前記設定時間を計時する際に、前記判断手段は前記検出手段が前記終了信号を検出したか否かを判断することを特徴とする請求項2又は3に記載の映像再生装置一体型テレビ受像機。
- 前記検出手段は、前記放送信号に同期信号が含まれていないことに基づき、前記終了信号を検出することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の映像再生装置一体型テレビ受像機。
- 前記放送信号に基づく受信映像に関する受信映像データは音声データと画像データとからなり、
前記検出手段は、前記音声データが特定の周波数を有する音声信号であることと、前記画像データが特定の画像を表示する画像信号であることに基づき、前記終了信号を検出することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の映像再生装置一体型テレビ受像機。 - 前記放送信号に基づく受信映像に関する受信映像データは音声データと画像データとからなり、
前記検出手段は、前記音声データに基づく音声の変化量の割合が所定の割合範囲内であることと、前記画像データに基づく画像の変化量の割合が所定の割合範囲内であることに基づき、前記終了信号を検出することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の映像再生装置一体型テレビ受像機。
Priority Applications (1)
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JP2005025953A JP2006217114A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 映像再生装置一体型テレビ受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005025953A JP2006217114A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 映像再生装置一体型テレビ受像機 |
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JP2006217114A true JP2006217114A (ja) | 2006-08-17 |
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ID=36979976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005025953A Pending JP2006217114A (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 映像再生装置一体型テレビ受像機 |
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JP (1) | JP2006217114A (ja) |
-
2005
- 2005-02-02 JP JP2005025953A patent/JP2006217114A/ja active Pending
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