JP2006217028A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 原稿の最新画像をプリントすることが可能となり、便利な複写機を提供すること。
【解決手段】 本発明では、プリントした際の元画像を保存し、アドレスを割り当てることで後にアドレスを参照した際に、コピーではなくその元画像をプリント出来る複写機において、そのファイルの更新を可能とし、さらに履歴も管理する事で、その原稿の最新画像や履歴をプリントが可能となり便利な複写機を提供出来る。
【選択図】 図7
【解決手段】 本発明では、プリントした際の元画像を保存し、アドレスを割り当てることで後にアドレスを参照した際に、コピーではなくその元画像をプリント出来る複写機において、そのファイルの更新を可能とし、さらに履歴も管理する事で、その原稿の最新画像や履歴をプリントが可能となり便利な複写機を提供出来る。
【選択図】 図7
Description
本発明はプリント時にその元画像を履歴と共に記憶しておき、そのプリントをコピーする時に、その記憶した元画像を履歴を選択してプリントする複写機。
従来、例えば設計図面などは、専用のバージョン管理ソフトが使われ(例えば特許文献1参照)、履歴の管理がされ、紙上に出したいと感じた時は、ユーザーはその管理ソフト上から呼び出し、プリントを行っていた。また、そのプリントをコピーして配布するという事は頻繁に行われていた。
特開平5−298378
しかしながら、コピーを行った場合、出力してから情報が更新したか否かが分からないために、通常にコピーして配布されてしまうと問題が出てきてしまう場合があった。
そこで本発明ではそれらを解決するために、原稿上から情報を読み取れるか否かを判断する判断手段と、上記判断手段により読み取れると判断した際に、原稿からアドレス情報を読み取るアドレス読み取り手段と、前記アドレスから画像履歴情報を取得する履歴情報取得手段と、前記履歴情報取得手段により取得した履歴情報のうち少なくとも一つを選択する選択手段を持ち、前記選択手段により選択した履歴の画像を前記アドレス読み取り手段により読み取ったアドレスから取得する画像取得手段を持ち、前記画像取得手段により取得した画像をプリントする画像形成装置を提案する。
本発明では、プリントした際の元画像を保存し、アドレスを割り当てることで後にアドレスを参照した際に、コピーではなくその元画像をプリント出来る複写機において、そのファイルの更新を可能とし、さらに履歴も管理する事で、その原稿の最新画像や履歴をプリントが可能となり便利な複写機を提供出来る。
図1は本発明を実施した画像形成装置の要部断面図である。本実施例の画像形成装置は電子写真方式とする。
2は画像読み取り部である。201は原稿積載台としてのプラテンガラスであり、204はスキャナであり、不図示の原稿照明ランプ、走査ミラー等で構成される。画像読み取り部2は画像取り込み処理が開始されると、204が所定方向に往復走査されて、原稿の反射光を走査ミラー204〜206を介してレンズ207を透過してイメージセンサ部208内のCCDセンサに結像する。なお、製品では2上には、ADF(自動原稿送り器)もしくは圧板カバーが乗せられる(不図示)。
また、画像読み取り部2には、μチップの情報を読み取る読み取り器210が付いており、原稿台ガラス上に置かれた原稿上のμチップの情報を読み取る事が可能となっている。
画像出力部1は大別して、画像形成部10(4つのステーションa、b、c、dが並設されており、その構成は同一である。)、給紙ユニット20、中間転写ユニット30、定着ユニット40及び制御ユニット(不図示)から構成される。
さらに、個々のユニットについて詳しく説明する。画像形成部10は次に述べるような構成になっている。像担持体としての感光ドラム11a、11b、11c、11dがその中心で軸支され、矢印方向に回転駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向に一次帯電器12a、12b、12c、12d、光学系13a、13b、13c、13d、現像装置14a、14b、14c、14dが配置されている。一次帯電器12a〜12dにおいて感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで光学系13a〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した例えばレーザービームなどの光線を感光ドラム11a〜11d上に露光させることによって、そこに静電潜像を形成する。さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックといった4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって上記静電潜像を顕像化する。顕像化された可視画像を中間転写体に転写する画像転写領域Ta、Tb、Tc、Tdの下流側では、クリーニング装置15a、15b、15c、15dにより転写材に転写されずに感光ドラム11a〜11d上に残されたトナーを掻き落としてドラム表面の清掃を行う。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。
給紙ユニット20は,記録材Pを収納するためのカセット21a・bおよび手差しトレイ27、カセット内もしくは手差しトレイより記録材Pを一枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a・bおよび26、各ピックアップローラから送り出された記録材Pをレジストローラまで搬送するための給紙ローラ対23及び給紙ガイド24、そして画像形成部の画像形成タイミングに合わせて記録材Pを二次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ25a、25bから成る。
中間転写ユニット30について詳細に説明する。中間転写ベルト31(その材料として例えば、PET[ポリエチレンテレフタレート]やPVdF[ポリフッ化ビニリデン]などが用いられる)は、中間転写ベルト31に駆動を伝達する駆動ローラ32、ばね(不図示)の付勢によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ33、ベルトを挟んで二次転写領域Teに対向する従動ローラ34に巻回させる。これらのうち駆動ローラ32とテンションローラ33の間に一次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いでいる。駆動ローラ32はパルスモータ(不図示)によって回転駆動される。各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する一次転写領域Ta〜Tdには、中間転写ベルト31の裏に一次転写ブレード35a〜35dが配置されている。従動ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップによって二次転写領域Teを形成する。二次転写ローラ36は中間転写体に対して適度な圧力で加圧されている。また、中間転写ベルト上、二次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配され、前記クリーニング装置50は、クリーナーブレード51(材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられる)および廃トナーを収納する廃トナーボックス52から成る。
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えた定着ローラ41aとそのローラに加圧される41b(このローラにも熱源を備える場合もある)、及び上記ローラ対のニップ部へ転写材Pを導くためのガイド43、また、上記ローラ対から排出されてきた転写材Pをさらに装置外部に導き出すための内排紙ローラ44、外排紙ローラ45などから成る。
制御ユニットは、上記各ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板70や、モータドライブ基板(不図示)などから成る。
次に装置の動作に即して説明を加える。画像形成動作開始信号が発せられると、まずピックアップローラ22aにより、カセット21aから転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして給紙ローラ対23によって転写材Pが給紙ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a、25bまで搬送される。その時レジストローラは停止されており、紙先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラは回転を始める。この回転時期は、転写材Pと画像形成部より中間転写ベルト上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域Teにおいてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
一方画像形成部では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述したプロセスにより中間転写ベルト31の回転方向において一番上流にある感光ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された一次転写用帯電器35dによって一次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写される。一次転写されたトナー像は次の一次転写領域Tcまで搬送される。そこでは各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写される事になる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト31上において一次転写される。
その後記録材Pが二次転写領域Teに進入、中間転写ベルト31に接触すると、記録材Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧を印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト上に形成された4色のトナー画像が記録材Pの表面に転写される。その後記録材Pは搬送ガイド43によって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そしてローラ対41A、41Bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が紙表面に定着される。その後、内外排紙ローラ44、45により搬送され、紙は機外に排出される。また、画像出力部1はμチップ書き込み部80を持ち、排紙直前に用紙上のμチップに情報を書き込む事が可能となっている。
図2は、図1のデジタル複写機内の制御ブロック図である。171は図1のデジタル複写機の基本制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM174と処理を行うためのワークRAM175、入出力ポート173がアドレスバス、データバスにより接続されている。入出力ポート173には、図1のデジタル複写機を制御する、モータ、クラッチ等の各種負荷(不図示)や、紙の位置を検知するセンサ等の入力(不図示)が接続されている。CPU171はROM174の内容にしたがって入出力ポート173を介して順次入出力の制御を行い画像形成動作を実行する。又、CPU171には操作部172が接続されており、操作部172の表示手段、キー入力手段を制御する。操作者はキー入力手段をとおして、画像形成動作モードや、スキャナ読み取りモード、プリント出力モードの表示の切り替えをCPU171に指示し、CPU171は図1のデジタル複写機の状態や、キー入力による動作モード設定の表示を行う。CPU171には、イメージセンサ部208で電気信号に変換された信号を処理する画像処理部170と、処理された画像を蓄積する画像メモリー部3が接続されている。
また、リーダ部2はμチップ読み取り部110と接続しており、読み取り部110を介してμチップの内容を読み取る事が可能である。また、プリント部1はμチップ書き込み部120と接続しており、書き込み部120を介してμチップに内容を書き込む事が可能である。
次に画像メモリー部3の詳細を図3に従って述べる。画像メモリー部3では、DRAM等のメモリーで構成されるページメモリー部301に、メモリーコントローラ部302を介して外部I/F処理部4、画像処理部170からの画像の書き込み、外部I/F処理部4、プリンター部2への画像読み出し、大容量の記憶装置であるハードディスク304への画像の入出力のアクセスを行う。メモリーコントローラ部302は、ページメモリー301のDRAMリフレッシュ信号の発生を行い、又、画像I/F処理部4、画像処理部170、ハードディスク304からのページメモリー301へのアクセスの調停を行う。更に、CPU171の指示に従い、ページメモリー部301への書き込みアドレス、ページメモリー部301からの読み出しアドレス、読み出し方向などの制御をする。それにより、CPU171はページメモリー部301に複数の原稿画像をならべてレイアウトを行い、プリンター部に出力する機能や、画像の一部分のみ切り出して出力する機能や、画像回転機能を制御する。
次に、図4に従って、外部I/F処理部4の構成を述べる。外部I/F処理部4は前述した様に、画像メモリー部3を介して、リーダ部の画像データを外部I/F処理部に取り込み、又、画像メモリー部3を介して、外部I/Fからの画像データをプリンター部2へ出力して画像形成を行う。外部I/F処理部4にはコア部406とファクシミリ部401、ファクシミリ部の通信画像データを保存するハードディスク402、外部コンピュータ411ならび外部コンピュータ410と接続するネットワークインターフェース部403と、フォーマッタ部404、イメージメモリー部405を有している。
ファクシミリ部401はモデム(不図示)を介して公衆回線と接続しており、公衆回線からのファクシミリ通信データの受信と、公衆回線へのファクシミリ通信データの送信を行う。ファクシミリ部401では、ファクシミリ機能である、指定された時間にファックス送信を行ったり、相手から指定パスワードの問い合わせで画像データを送信するなどハードディスク402にファクス用の画像を保存して処理を行う。これにより、一度リーダ部1から画像メモリー部3を介して、ファクシミリ部401、ファクシミリ用のハードディスク402へ画像を転送した後は、リーダ部1、画像メモリー部3をファクシミリ機能に使うことなしに、ファックス送信を行うことができる。
ネットワークインターフェース部403は外部とのデータ通信を行うインターフェース部であり、ローカルエリアネットワーク(以下、LAN)、シリアルI/F、SCSII/F、プリンターのデータ入力用のセントロI/Fなどを持つ。インターネットへの接続はLANのI/Fを介しておきなう。このI/Fを介して、プリンター部、リーダ部の状態を外部コンピュータに通知したり、コンピュータの指示でリーダ部1で読み取った画像を外部コンピュータへ転送したりする。また、外部コンピュータからプリント画像データを受け取ったりする。
外部コンピュータとの通信は、汎用PC(410)からのジョブの受け付けやサーバー(411)への問合せが主である。外部コンピュータからネットワークインターフェース部403を介して通知されるプリントデータは専用のプリンタコードで記述されているため、フォーマッタ部404はそのコードを画像メモリー部3を介してプリンター部2で画像形成を行うラスターイメージデータに変換する。フォーマッタ部404はラスターイメージデータの展開をイメージメモリー部405に行う。イメージメモリー部は、このようにフォーマッタ部404がラスターイメージデータの展開するメモリーとして使用したり、また、リーダ部の画像をネットワークインターフェース部403を介して外部コンピュータに送る(画像スキャナー機能)場合に、画像メモリー部3から送られる画像データをイメージメモリー部に一度展開し、外部コンピュータに送るデータの形式に変換してネットワークインターフェース部403からデータを送出するような場合においても使用される。
コア部406は、ファクシミリ部401、ネットワークインターフェース部403、フォーマッタ部404、イメージメモリー部405、画像メモリー部3間それぞれのデータ転送を制御管理する。これにより、外部I/F処理部4に複数の画像出力部があっても、画像メモリー部3へ画像転送路が一つであっても、コア部406の管理のもと、排他制御、優先度制御され画像出力が行われる。
図5は本発明で使用される用紙である。用紙501の端にはμチップ502が埋め込まれており、このμチップに情報を持たす事が可能となっている。
次に図6を用いて本発明の複写機で用いられるIPアドレスの振り方を説明する。図6aはIpv6のアドレスの構成を説明したものである。IPアドレスはネットワークアドレスはプレフィックスされており、ホストアドレスにネットワークのインターフェースIDを振ることで成り立っている。
本複写機では、図6bに示す様に、ホストアドレスにおいては、上位48ビットをMACアドレスを用い、下位16ビットを0000となるべく設定が行われる。また、Ipv6の機能の一つとして一つのネットワークI/Fにも多数のIPアドレスを持つことが可能であり、本実施例の複写機では下位16ビットを0010としたIPアドレスと0020としたIPアドレスをも持ち、それぞれプリンタ用のアドレス、スキャナ用のアドレスとして持っている。
また、本特許では、画像用のアドレスとして下位16ビットを0100〜ffffまで用意してあり、画像に関してIPアドレスを割り当てる際にはこの領域に割り与えられる。
次に図7、図8、図9を用いて画像をIPアドレスとして登録し、その履歴を管理する手順。ならびに出力した用紙に印刷した画像に対応したIPアドレスを書き込む手順を説明する。なお本実施例ではこれら情報を本複写機で管理するが、外部のホストコンピュータ等で別途管理しても同様な効果は得られる。
まず図7を用いてホスト側からのプリント指令時にそのプリント指令した画像に新規でIPアドレスをふる、もしくは既存するIPアドレスに対応付けられた画像を更新する時の設定指示に関して説明する。
図7aはホスト側においてプリントする時に表示されるドライバの表示の図である。702はIPアドレス新規取得用チェックボタンである。702上をクリックされると702にチェックが付く。702がチェックが付くと703のチェックが外れる様になっている。703は既存IP上書き用チェックボタンである。703が押されると詳細設定画面図7bに移行する。
図7bは既存IP上書き用設定画面である。704にすでに画像に振られているIPアドレスならびにそのIPアドレスに対応した画像が最終的に更新された日付が表示されている。704の項目の上に触れると、その項目の画像が選択状態となり、黒地に白文字表示となる。選択された項目の画像は、プレビュー画面707にプレビューが表示される。705はOKボタンであり、このボタンが押されると、図7aの画面に戻る。この時703のチェックボタンがチェックされる。703がチェックされると702のチェックは外れる。706はキャンセルボタンである。706が押されると、処理はせずに図701の画面に戻る。
図8は本発明での画像に関してのIPアドレスならびに履歴の管理に関してのデータの説明の図である。まず、図8の例の様に、画像を割り当てたIPアドレスならびにそのIPアドレスの画像の履歴数が管理されている。この例では例えば1000::240:26ff:fe4f:0100のアドレスの画像に関して履歴が3つと管理されている。また、そのアドレスの履歴分に関してそれぞれIdを割り当てファイル名と日付を管理している。ファイル名はIPアドレス+履歴IDとしている。この例では例えば1000::240:26ff:fe4f:0100のアドレスの画像のId1は1000::240:26ff:fe4f:01001というファイル名で日付は2003.10.25、Id2は1000::240:26ff:fe4f:01002というファイル名で日付は2003.10.26、Id3は1000::240:26ff:fe4f:01003というファイル名で日付は2003.10.28と管理されている。これらの管理によって、本複写機では、画像とIPアドレスと履歴の関係を管理している。
次に図9を用いて図7の画面と連動した本複写機の処理を説明する。この処理は図7で説明したプリント設定画面で設定した後、プリント命令を本複写機に送った後の処理のフロチャートである。プリント命令には図7での設定に関しての情報もあわせて送られて来ている。
ステップS901ではまず通常にプリントを行う。実際にはここでは給紙→転写→定着を終えて図1のμチップ書き込み部80に到達する前までの動作を行う。そしてステップS902に進み、新規IPアドレス取得が選択されたか否かが判定される。これは、プリント命令が本複写機に送られた際に、図7aにおいて702がチェックされていた場合に新規IPアドレス取得が選択されたという事になる。ステップS902で新規IPアドレス取得が選択されていると判断した場合にはステップS903に進み、ステップS901でプリントした内容の画像をHDDに保存する。ステップS903が終了するとステップS904に進みこの画像のIPアドレスを割り当てる。
この時画像のIPアドレスは図6を示すように下位が0x0100〜0xffffの範囲で、使われていないアドレスを判断して付けられる。ステップS904が終了するとステップS905に進み、この画像をリストに追加する。リストとは図8のリストであり、新規の場合は、ステップS904で割り当てたIPアドレス情報+履歴数1、そして履歴ID1ならびにそのファイル名と日付が追加される。ステップS905が終了するとステップS906でプリントした用紙にμチップが載っていたか否かを判断する。ステップS906でμチップが載っていなかったと判断した場合には処理を終了する。ステップS906でμチップが載っていたと判断した場合にはステップS907に進み搭載されたμチップにステップS904で割り当てたIPアドレスを書き込み、処理を終了する。
次にステップS902で新規IP取得が選択されていなかった場合を説明する。ステップS902で新規IP取得が選択されていなかった場合、ステップS908に進み、既存IP画像の書換えが選択されているか否かが判断される。これは、プリント命令が本複写機に送られた際に、図7aにおいて703がチェックされていた場合に既存IP画像書換えが選択されたという事になる。ステップS908で既存IP画像の書換えが選択されていないと判断された場合には処理を終了する。ステップS908で既存IP画像の書換えが選択されていると判断された場合にはステップS909に進み、ステップS901でプリントした内容の画像をHDDに保存する。ステップS909が終了するとステップS910に進みこの画像をリストに追加する。
リストとは図8のリストであり、既存IP画像置き換えの場合は、図7bで選択された画像におけるIPアドレスの履歴数を(元履歴数+1)とし、そして履歴ID(元履歴数+1)ならびにそのファイル名と日付が追加される。ステップS910が終了するとステップS911でプリントした用紙にμチップが載っていたか否かを判断する。ステップS911でμチップが載っていなかったと判断した場合には処理を終了する。ステップS911でμチップが載っていたと判断した場合にはステップS912に進み搭載されたμチップに図7bで選択された画像に対応しているIPアドレスを書き込み、処理を終了する。
次に、今度は図10,図11、図12を用いて、図7、図8、図9で説明した様にIPアドレスならびに履歴を管理した物を、図7、図8、図9で印刷した用紙をコピーする時にその履歴分も含めて出力を可能とする手順を説明する。
図10は本発明の操作部の図である。1000は操作部である。1001は操作部画面であり、この画面からコピー機能のさまざまな情報を設定・表示する。1001上では様々な設定が出来るがここでは履歴ボタン1005についてのみ説明する。履歴ボタン1005を押すと選択状態と非選択状態が切り替わる。黒地に白文字表示の場合は選択状態を示し、白地に黒文字状態の場合は非選択状態となる。このボタンが選択されている状態でコピーが始まると履歴の印刷が可能となる。1002は数字ボタンである。
この1002の数字ボタンは主に複写枚数等を設定する時に使われる。1004はスタートボタンである。この1004はユーザがコピーを行う時に押されるボタンである。このボタンが押されると本複写機はコピーを開始する。
次に図11を用いて履歴スキャンに関しての操作部での設定を説明する。図11aは図10の1005の履歴を選択状態にした状態でコピー開始された際に、原稿にμチップが載っている時に、そのμチップにかかれているアドレスに問い合わせた時に履歴の情報があった時に表示される画面である。詳細なシーケンスについては図12を使って説明するためここでは省略する。図11の画面は図10の1001上に表示される。
1101は履歴情報が表示されており、Id上を触れると黒地に白文字状態で選択状態となる。選択状態となった画像のプレビューは1102上に表示される。1103はOKボタンであり、このボタンが押されると画像のスキャンは行わず、1101で選択した履歴の画像がプリントされる事となり画面を閉じる。1104は通常コピーボタンであり、このボタンが押されると履歴が選択されていた時でも通常のコピーに切り替える。
図11bは履歴が無かった時やμチップが載っていなかった時に表示される画面である。この場合はコピーは通常にコピー動作が行われ、この画面が表示される。1105のOKキーが押されると元の画面に戻る。
次に図12を用いて履歴プリントを行い時のシーケンスを説明する。このシーケンスは図10の1004のスタートボタンが押された時に開始する。まず、ステップS1201では図10の1005の履歴ボタンが選択状態か否かを判断する。ステップS1201で選択状態でないと判断した場合にはステップS1210に進み通常コピーを行い処理を終了する。ステップS1201で履歴が選択状態あると判断された場合にはステップS1202に進み、図1の210のμチップ読み取り手段によりμチップとの通信をトライする事でμチップが原稿台上に載っているか否かを判断する。ステップ1202でμチップが無いと判断された場合にはステップS1206に進み、通常コピーをする事をユーザーに通知し(図11b)の表示を行いステップS1210に進み通常コピーを行い処理を終了する。ステップS1202でμチップが有ると判断された場合にはステップS1203に進み、μチップに記憶されているIPアドレスを読み取る。
ステップS1203が終了するとステップS1204に進み、ステップS1203で読み取ったIPアドレスに情報を問い合わせる。問合せがあったアドレスからは図8のデータによりそのIPアドレスに関する情報が帰って来る。この問合せ先はこの複写機の場合も他のホストの場合も考えられる。ステップS1204が終了するとステップS1205に進み、そのIPアドレスと対応付けられた画像の履歴情報が存在するかを判定する。ステップS1205で履歴情報が存在しないと判断された場合にはステップS1206に進み図11bを表示し、ステップS1210に進み通常コピーを行い、処理を終了する。
ステップS1205で履歴が有りと判断された場合にはステップS1207に進み、図11aの履歴選択画面を表示する。ステップS1207が終了すると、ステップS1208に進み、図11aの1103のOKボタンが押されたか否かを判断する。ステップS1208でOKボタンが押されていないと判断された場合は、ステップS1209に進み、図11aの1104の通常コピーボタンが押されたか否かを判断する。ステップS1209で通常コピーボタンが押されていないと判断された場合にはステップS1208に戻り、1103もしくは1104が押されるまで処理を繰り返す。ステップS1209で通常コピーボタンが押されたと判断された場合にはステップS1210に進み、通常コピーを行い処理を終了する。
ステップS1208でOKボタン1103を押したと判断した場合には、ステップS1211に進み図1101で選択状態となっている履歴の画像を問い合わせて取得する。ステップS1211が終了するとステップS1211に進みステップS1211で取得した画像のプリントを行い処理を終了する。
以上説明したように本実施例では、プリントした際の元画像を保存し、アドレスを割り当てることで後にアドレスを参照した際に、コピーではなくその元画像をプリント出来る複写機において、そのファイルの更新を可能とし、さらに履歴も管理する事で、その原稿の最新画像や履歴をプリントが可能となり便利な複写機を提供出来る。
Claims (2)
- 原稿上から情報を読み取れるか否かを判断する判断手段と、
上記判断手段により読み取れると判断した際に、原稿からアドレス情報を読み取るアドレス読み取り手段と、
前記アドレスから画像履歴情報を取得する履歴情報取得手段と、
前記履歴情報取得手段により取得した履歴情報のうち少なくとも一つを選択する選択手段を持ち、
前記選択手段により選択した履歴の画像を前記アドレス読み取り手段により読み取ったアドレスから取得する画像取得手段を持ち、前記画像取得手段により取得した画像をプリントする画像形成装置。 - 前記アドレスとはIpv6によるIPアドレスである事を特徴とする画像形成装置。
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JP2008252677A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Brother Ind Ltd | 情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法 |
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JP2008252677A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Brother Ind Ltd | 情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法 |
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