JP2006217014A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 充電型電池に充電が行なわれている場合に、着信が有ると、その着信の合図を保有者に間違いなく伝達できるようにすることである。
【解決手段】 着信が有ったことを保持者に認識させる伝達・認識手段と、充電型電池とを有する携帯端末装置において、
前記伝達・認識手段は、着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段と、着信が有ったことを聴覚および/または視覚によって保持者が認識する第2の伝達・認識手段とを備えたものであり、
前記第1の伝達・認識手段が作動するよう前記伝達・認識手段がセットされている場合において、前記充電型電池に充電が行われるようセットされた場合、前記第2の伝達・認識手段が作動するよう前記伝達・認識手段を制御する制御手段が設けられてなる携帯端末装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば携帯電話機などの携帯端末装置に関する。
近年、携帯電話機を使って、メールを送ったり、パーソナルコンピュータ(PC)と携帯電話機とを接続して、ファイルを転送したり、データベースにアクセスすることが盛んに行なわれて来ている。この為、携帯電話機で高速のデータ通信を行なえることが要望されてきている。ところで、携帯電話機でディジタルデータを高速で送るようにすると、終段のRFアンプの負担が重くなり、かなりの発熱が生じる。そればかりか、携帯電話機においては、携帯電話機の電源として二次電池(充電型電池)が用いられており、充電型電池への充電時にもかなりの発熱が生じている。そして、発熱を放置したままであると、例えば送信出力が落ちたり、誤動作が生じる等各種の問題が懸念されている。特に、近年の携帯電話機の高機能化に伴う内蔵CPUの負荷増大による発熱が加わり、携帯電話機の温度上昇は無視できないものとなっている。この中でも、充電時の発熱は問題が大きなものとなっている。尚、この充電時の発熱の要因は、充電回路内の電流制御トランジスタにおける損失および電流検出抵抗における損失によるものである。
このような発熱の問題に対して幾つかの提案がなされている。
例えば、特開2000−252667では、モータと、バイブレータ機能を動作させる偏心重りと、携帯電話機の発熱部を冷却させるファンと、上記モータの回転が上記偏心重りに伝達される状態と、上記モータの回転が上記偏心重りに伝達されなくなる状態とが設定可能とされたクラッチ機構とを備え、上記モータの回転を上記ファンに伝達して上記ファンを回転させると共に、上記モータの回転を上記クラッチ機構を介して上記偏心重りに伝達することにより、上記バイブレータ機構の動作を制御するようにした携帯電話機が提案されている。
又、特開2004−72420では、ハウジングを振動させて着信を知らせる着信用の振動モータを備えた携帯電話装置であって、この携帯電話装置の筐体内部に設けた高温となる電子部品の近傍に前記着信用の振動モータを配置したことを特徴とする携帯電話装置、ハウジングを振動させて着信を知らせる着信用の振動モータを備えた携帯電話装置であって、この携帯電話装置の筐体内部に設けた電子部品の温度上昇を検知するセンサを備え、前記電子部品の温度が規定値以上に上昇した時に前記着信用の振動モータを振動させて電子部品に振動を付加することで、熱を周囲に拡散させるように構成したことを特徴とする携帯電話装置、ハウジングを振動させて着信を知らせる着信用の振動モータを備えた携帯電話装置であって、規定以上の温度で変形する形状記憶合金で作られた金具を、前記携帯電話装置の筐体内部に設けた高温となる電子部品に取り付け、規定温度以上に発熱した前記電子部品の熱で前記金具が変形した時に、この金具が前記着信用の振動モータと接触して前記振動モータの振動を伝えるように構成したことを特徴とする携帯電話装置、ハウジングを振動させて着信を知らせる着信用の振動モータを備えた携帯電話装置であって、前記振動モータの前記ハウジングが略円筒形状又は略角筒形状に形成されているとともに、この振動モータの先端に設けた振動発生用分銅と、この携帯電話装置の筐体内部に設けた電子部品が発熱した時に振動モータを動作させて回転・送風により電子部品を冷却する前記分銅側に設けた冷却フィンとを備えたことを特徴とする携帯電話装置、ハウジングを振動させて着信を知らせる着信用の振動モータを備えた携帯電話装置であって、前記振動モータの前記ハウジングは略円板形状に形成され、前記モータ軸上にフィンを設けたことを特徴とする携帯電話装置、ハウジングを振動させて着信を知らせる着信用の振動モータを備えた携帯電話装置であって、前記振動モータの前記ハウジングは略円板形状に形成するとともに、前記振動モータのハウジングを金属で形成し、この振動モータのハウジング本体を発熱する電子部品面に取付けて熱伝導用部材として用いることを特徴とする携帯電話装置などが提案されている。
しかしながら、上記提案の技術は、一般的な発熱に対する対策が施された携帯端末装置であるに過ぎず、充電型電池への充電時における発熱対策については触れる処が無い。
尚、携帯端末装置についてのものでは無く、電気掃除機についてのものであるが、特開2002−360483では、充電型電池への充電時における発熱対策が提案されている。
すなわち、充電式の電池を備える掃除機本体と、前記掃除機本体が載置される充電台と、前記充電台内に配設され且つ充電時に発熱する充電素子が設けられた充電回路を備えると共に、前記掃除機本体が前記充電台に載置されたときに、前記充電回路により前記電池への充電が行われる充電式電気掃除機において、前記電池への充電時に作動して冷却風を前記充電素子に供給して前記充電素子を冷却させる冷却ファンと、前記充電回路による前記電池への充電が停止されたのを検知して、前記冷却ファンの作動を停止させるファン停止手段を備えることを特徴とする充電式電気掃除機が提案されている。
特開2000−252667 特開2004−72420 特開2002−360483
ところで、携帯端末装置の電源として採用されている二次電池(充電型電池)に充電を行なう為、充電装置に携帯端末装置をセットしている場合において、充電時における発熱の問題もさることながら、着信が有ったことを保持者に認識させる手段として、例えば振動手段が採られている場合には、携帯端末装置の保有者は携帯端末装置を直接に保持している訳でないから、振動が起きたとしても、着信の合図を認識でき難いことになる。
尚、電気掃除機に関する特開2002−360483には、着信時における上記の問題は無い。
従って、本発明が解決しようとする第1の課題は、充電型電池に充電が行なわれている場合に、着信が有ると、その着信の合図を保有者に間違いなく伝達できるようにすることである。
本発明が解決しようとする第2の課題は、充電型電池に充電が行なわれている場合に、充電時に生ずる発熱の問題を改善することである。特に、発熱の問題を、装置の大幅な改変をしなくても達成できる技術を提案することである。しかも、その際、間違いなく、発熱問題に対処できる技術を提案することである。
前記第1の課題は、着信が有ったことを保持者に認識させる伝達・認識手段と、充電型電池とを有する携帯端末装置において、
前記伝達・認識手段は、着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段と、着信が有ったことを聴覚および/または視覚によって保持者が認識する第2の伝達・認識手段とを備えたものであり、
前記第1の伝達・認識手段が作動するよう前記伝達・認識手段がセットされている場合において、前記充電型電池に充電が行われるようセットされた場合、前記第2の伝達・認識手段が作動するよう前記伝達・認識手段を制御する制御手段が設けられてなる
ことを特徴とする携帯端末装置によって解決される。
特に、着信が有ったことを保持者に認識させる伝達・認識手段と、充電型電池とを有する携帯端末装置において、
前記伝達・認識手段は、着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段と、着信が有ったことを聴覚および/または視覚によって保持者が認識する第2の伝達・認識手段とを備えたものであり、
前記第1の伝達・認識手段が作動するよう前記伝達・認識手段がセットされている場合において、前記充電型電池に充電が行われるようセットされた場合、前期第2の伝達・認識手段が作動し、前記充電型電池への充電が停止になった場合、前記第1の伝達・認識手段が作動するよう前記伝達・認識手段を制御する制御手段が設けられてなる
ことを特徴とする携帯端末装置によって解決される。
又、前記第1及び第2の課題は、上記の携帯端末装置であって、
着信が有ったことを体感によって保持者が認識する前記第1の伝達・認識手段は、モータと、前記モータの作動によって作動する振動発生手段と、前記モータの作動によって作動する冷却手段とを具備してなり、
前記制御手段は、前記充電型電池に充電が行われるようセットされた場合、前記冷却手段を作動させるよう構成されてなる
ことを特徴とする携帯端末装置によって解決される。
特に、前記第1及び第2の課題は、上記の携帯端末装置であって、
前記充電型電池に充電が行われるよう充電器にセットされた場合、モータが充電器に、直接、電気的に接続されるよう構成されてなり、
前記モータは、前記充電型電池を電源とした場合、所定の回転速度で回転し、前記充電器を電源とした場合、前記所定の回転速度よりも高速度で回転するよう構成されてなり、
前記第1の伝達・認識手段は、前記高速度でモータが回転する場合、振動発生手段が作動せず、冷却手段が作動するよう構成されてなる
ことを特徴とする携帯端末装置によって解決される。
更には、前記第1及び第2の課題は、上記の携帯端末装置であって、
着信が有ったことを体感によって保持者が認識する前記第1の伝達・認識手段は、モータと、偏心錘と、ファンと、遠心クラッチとを具備してなり、
前記モータが所定の回転速度で回転する場合、前記遠心クラッチにより前記偏心錘が回転して振動が発生させられ、前記モータが前記所定の回転速度より高速度で回転する場合、前記遠心クラッチにより前記偏心錘は回転せず前記ファンが回転するよう構成されてなる
ことを特徴とする携帯端末装置によって解決される。
又、前記第2の課題は、着信が有ったことを保持者に認識させる伝達・認識手段と、充電型電池とを有する携帯端末装置において、
前記伝達・認識手段は、着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段と、着信が有ったことを聴覚および/または視覚によって保持者が認識する第2の伝達・認識手段とを備えたものであり、
着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段は、モータと、前記モータの作動によって作動する振動発生手段と、前記モータの作動によって作動する冷却手段とを具備してなり、
前記充電型電池に充電が行われるよう充電器にセットされた場合、前記モータが前記充電器に、直接、電気的に接続されるよう構成され、
前記モータは、前記充電型電池を電源とした場合、所定の回転速度で回転し、前記充電器を電源とした場合、前記所定の回転速度よりも高速度で回転するよう構成されてなり、
前記第1の伝達・認識手段は、前記高速度でモータが回転する場合、振動発生手段が作動せず、冷却手段が作動するよう構成されてなる
ことを特徴とする携帯端末装置によって解決される。
特に、上記携帯端末装置であって、
着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段は、モータと、偏心錘と、ファンと、遠心クラッチとを具備してなり、
前記モータが所定の回転速度で回転する場合、前記遠心クラッチにより前記偏心錘が回転して振動が発生させられ、前記モータが前記所定の回転速度より高速度で回転する場合、前記遠心クラッチにより前記偏心錘は回転せず前記ファンが回転するよう構成されてなる
ことを特徴とする携帯端末装置によって解決される。
着信が有ったことを体感によって認識する第1の伝達・認識手段(例えば、振動手段)にセットされたまま充電動作が行なわれている時にあっては、携帯端末装置は体から離れているのが普通であり、そうであるとすると、着信の合図、即ち、振動が起きたとしても、そのことを感知(認識)でき難い。
しかしながら、本発明にあっては、充電型電池に充電が行われるようセットされた場合、着信が有ったことを聴覚および/または視覚によって認識する第2の伝達・認識手段が作動するように構成されているので、着信を容易に認識できるようになる。
そして、充電の終了、又は充電器から取り外した場合の如く、充電型電池への充電が停止になった場合、第2の伝達・認識手段から第1の伝達・認識手段に復帰するようにしておけば、本来、着信合図は、例えば振動手段によるものであったことに基づく間違いが起き難いものとなる。例えば、自動復帰していないと、即ち、振動手段から視聴覚手段に変更されたままであったとすると、自分の着信合図は振動であるからとして、例えば音楽が流れて来ても、それは自分への着信合図であるとは取らず、そのまま放置してしまう恐れが有る。
又、充電型電池に充電が行われるようセットされた場合、第1の伝達・認識手段のモータの作動によって作動する冷却手段の作動により充電回路が冷却されるようにしているので、余分なコストや部品を掛けることなく、効果的に冷却を図れるようになる。従って、発熱に対する処置を効果的に行なうことが出来、発熱に起因する種々の問題を解決できる。
例えば、充電型電池に充電が行われるよう充電器にセットされた場合、モータが充電器に、直接、電気的に接続されるよう構成されていて、このモータは、充電型電池を電源とした場合、所定の回転速度で回転し、充電器を電源とした場合、前記所定の回転速度よりも高速度で回転するよう構成されていて、前記高速度でモータが回転する場合、振動発生手段は作動せず、冷却手段のみが作動するよう構成されていると、不要な振動が起きなくなるので、一層好ましいものとなる。
すなわち、着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段を、モータと、偏心錘と、ファンと、遠心クラッチとを用いて構成することにより、前記モータが所定の回転速度で回転する場合、前記遠心クラッチにより前記偏心錘が回転して振動が発生させられ、前記モータが前記所定の回転速度より高速度で回転する場合、前記遠心クラッチにより前記偏心錘は回転せず前記ファンが回転するように出来る。
図1及び図2は本発明になる携帯端末装置(例えば、携帯電話機A)の第1実施形態を示すもので、図1はブロック図、図2は動作説明図である。
図1中、1は基地局との通信を行う無線回路である。
2は、各々のブロックの制御を行う制御回路である。
3は充電型電池、4は充電型電池3に充電する為の充電回路、5は充電器(図示せず)を接続する為の充電端子である。
6は偏心錘、7はモータ、8は冷却用(送風用)ファンである。尚、冷却用ファン8が回転すると、偏心錘6も回転動作するように構成することも出来るが、本実施形態にあっては、冷却用ファン8のみの回転動作が可能なように構成させている。
9は着信等を報知する為のスピーカ、10は着信等を表示する為のLEDである。
そして、本実施形態の携帯電話機Aにあっては、上記制御回路2は、特に、次のように構成させている。すなわち、携帯電話機Aに着信が有った場合、その着信の合図を発生させる為、仮に、偏心錘6の回転動作による振動を発生させる振動モード(体感モード)に携帯電話機Aがセットされていても、携帯電話機Aが充電器にセットされた場合、その充電セットの信号が制御回路2に入力され、その結果、着信が有った場合には、スピーカ9からの着信報知やLED10による着信表示の聴覚・視覚モードに切り替わるように構成させているのである。更に、充電型電池3への充電が停止、特に、充電器からの離脱になった場合、その離脱信号が制御回路2に入力され、着信合図が、元々、偏心錘6の回転動作による振動が発生する振動モード(体感モード)にセットされていた場合には、その振動モード(体感モード)に復帰させるように構成させている。かつ、携帯電話機Aが充電器にセットされた場合、その充電セットの信号が制御回路2に入力され、その結果、モータ7が作動し、冷却用ファン8を回転させように構成させている。そして、冷却用ファン8の回転によって風が送られ、充電回路や充電型電池に起きている温度上昇を出来るだけ防ぐようになっている。
上記のように構成させた携帯端末装置Aにおいて、携帯端末装置Aが充電器に装着(接続)されると、次のようになる。すなわち、先ず、充電端子5に充電器が接続される(ステップ401)と、充電回路4は、充電型電池3への充電を開始すると共に、充電器が接続されたことを制御回路2に通知する。
制御回路2は、モータ7を回転させ、冷却用ファン8を回転させる。これにより、充電回路4には風が送られ、充電回路4の過度の温度上昇が防止される(ステップ402)。
ここで、着信合図が偏心錘6の回転動作による振動を発生させる振動モード(体感モード)にセットされていた場合、充電器に接続されたことの通知を受けて、制御回路2は、着信合図をスピーカ9からの着信報知及び/又はLED10による着信表示の聴覚・視覚モードに自動的に切り替える(ステップ404)。
そして、充電が完了し、或いは携帯端末装置Aが充電器から取り外される(ステップ405)と、制御回路2は、モータ7を停止させる。これにより、冷却用ファン8が回転停止する(ステップ406)。又、制御回路2は、聴覚・視覚モードから元々の振動モード(体感モード)に復帰させる(ステップ407)。
上記した如く、第1実施形態の携帯端末装置Aにあっては、充電器が接続されて充電が行なわれると、充電回路は冷却されるようになる為、充電時の携帯端末装置の温度上昇と言った現象を抑えることが可能となる。
又、普通の携帯電話機に装備されているバイブレータ機構を冷却用ファンとして用いるようにした場合、新たに冷却用ファンを搭載しなくても済み、コストの低減が可能となり、かつ、携帯電話機の小型化が可能となる。
又、充電時に着信があった時、必ず、聴覚・視覚モードでの着信合図となることから、着信が有った場合の認識がそれだけ容易なものになる。
図3及び図4は本発明になる携帯端末装置(例えば、携帯電話機B)の第2実施形態を示すもので、図3はブロック図、図4は動作説明図である。
図3中、11は基地局との通信を行う無線回路である。
12は、各々のブロックの制御を行う制御回路である。
13は充電型電池、14は充電型電池13に充電する為の充電回路、15は充電器(図示せず)を接続する為の充電端子である。
16は偏心錘、17はモータ、18は冷却用(送風用)ファン、19はモータ17の出力軸に設けられた遠心クラッチである。尚、この遠心クラッチ19は、モータ17が高速で回転している時には、偏心錘16にモータ17の回転を伝達せず、モータ17が低速(前記高速回転より低速)で回転している時には、偏心錘16にモータ17の回転を伝達する仕組となっている。
20は、充電型電池13とモータ17との間に設けられたスイッチである。21は、スイッチ20とモータ17との間に設けられた電流逆流防止用のダイオードである。22は、充電端子15と充電回路14との間とモータ17との間に設けられた電流逆流防止用のダイオードである。そして、図3のブロック図からも判る通り、モータ17は、充電型電池13に接続されているのみでなく、携帯電話機Bが充電器にセットされた場合には、この充電器に接続されるよう構成されている。
又、図示していないが、第1実施形態の携帯電話機Aと同様、着信等を報知する為のスピーカや着信等を表示する為のLEDが設けられている。
そして、本実施形態の携帯電話機Bにあっては、上記制御回路12は、特に、次のように構成させている。すなわち、携帯電話機Bが充電器にセットされた場合、スイッチ20をOFF状態のものとし、充電型電池13とモータ17との間は遮断されるようにする。但し、携帯電話機Bが充電器にセットされたことによって、モータ17は、直接、充電器に接続されるものとなる。そして、携帯電話機Bが高電圧源の充電器にセットされると、モータ17は高速回転する。モータ17は高速回転するが故に、遠心クラッチ19の作用により、偏心錘16は回転しないものの、冷却用(送風用)ファン18は回転する。かつ、携帯電話機Bに着信が有った場合、その着信の合図を発生させる為、仮に、偏心錘16の回転動作による振動を発生させる振動モード(体感モード)に携帯電話機Bがセットされていても、携帯電話機Bが充電器にセットされた場合、その充電セットの信号が制御回路12に入力され、その結果、着信が有った場合には、スピーカからの着信報知やLEDによる着信表示の聴覚・視覚モードに切り替わるように構成させているのである。更に、充電型電池13への充電が停止、特に、充電器からの離脱になった場合、その離脱信号が制御回路12に入力され、着信合図が、元々、偏心錘16の回転動作による振動が発生する振動モード(体感モード)にセットされていた場合には、その振動モード(体感モード)に復帰させるように構成させている。
上記のように構成させた携帯端末装置Bは次のように動作する。すなわち、先ず、着信合図が偏心錘16の回転動作による振動を発生させる振動モード(体感モード)にセットされていた場合、制御回路12は、スイッチ20をONにして、充電型電池13からダイオード21を通してモータ17に電力が供給される(ステップ603)。一般的に、充電型電池13の電圧は3V〜4Vであり、充電器の電圧5V〜6Vより低いので、電力供給が充電型電池13による場合には、モータ17は低速で回転する。モータ17が低速で回転すると、遠心クラッチ19は偏心錘16に回転を伝達する。従って、偏心錘16が回転し、振動が発生する。これによって、保持者は着信のあったことを認識できるようになる。そして、一定時間経過後、制御回路12は、スイッチ20をOFFにする。これにより、モータ17への電力供給が停止され、偏心錘16の回転は停止し、振動は終了する(ステップ604)。
さて、携帯端末装置Bが充電器にセットされると、次のように動作する。携帯端末装置Bが充電器に装着(接続)される(ステップ605)と、充電器から充電型電池13への充電が開始される。尚、この時、制御回路12は、スイッチ20をOFFにする。これと共に、充電器からダイオード22を通してモータ17には電力が供給される(ステップ606)。一般的に、充電器の電圧は、充電型電池13の電圧と比較して高いので、この場合、モータ17は高速で回転する。そうすると、遠心クラッチ19は偏心錘16に回転を伝達しないので、偏心錘16は回転せず、冷却用(送風用)ファン18のみが回転する。これにより、充電回路14には風が送られ、充電回路14の過度の温度上昇が防止される。
上記した如く、第2実施形態の携帯端末装置Bにあっては、充電器が接続されて充電が行なわれると、充電回路が冷却されるようになる為、充電時の携帯端末装置の温度上昇と言った温度上昇を抑えることが可能となる。
尚、本実施形態のものにあっては、制御回路に拠ることなく、ハード的に冷却用ファンを回転させるようにしている為、充電型電池の電圧が低くて制御回路が動作しないような状態、或いは制御回路が暴走状態になった状態でも、確実に、冷却用ファンを回転させることが出来る。
又、充電時には、ファンのみが回転して、偏心錘は回転しない為、余計な振動が発生しない。
又、普通の携帯電話機に装備されているバイブレータ機構を冷却用ファンとして用いるようにした場合、新たに冷却用ファンを搭載しなくても済み、コストの低減が可能となり、かつ、携帯電話機の小型化が可能となる。
又、充電時に着信があった時、必ず、聴覚・視覚モードでの着信合図となることから、着信が有った場合の認識がそれだけ容易なものになる。
尚、上記第1実施形態の機構と第2実施形態の機構を適宜取捨選択合体することも出来る。
携帯端末装置の第1実施形態のブロック図 第1実施形態の携帯端末装置の動作説明図 携帯端末装置の第2実施形態のブロック図 第2実施形態の携帯端末装置の動作説明図
符号の説明
A,B 携帯電話機
1,11 無線回路
2,12 制御回路
3,13 充電型電池
4,14 充電回路
5,15 充電端子
6,16 偏心錘
7,17 モータ
8,18 冷却用(送風用)ファン
9 スピーカ
10 LED
19 遠心クラッチ
20 スイッチ
21,22 ダイオード

特許出願人 NECアクセステクニカ株式会社
代 理 人 宇 高 克 己

Claims (6)

  1. 着信が有ったことを保持者に認識させる伝達・認識手段と、充電型電池とを有する携帯端末装置において、
    前記伝達・認識手段は、着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段と、着信が有ったことを聴覚および/または視覚によって保持者が認識する第2の伝達・認識手段とを備えたものであり、
    前記第1の伝達・認識手段が作動するよう前記伝達・認識手段がセットされている場合において、前記充電型電池に充電が行われるようセットされた場合、前記第2の伝達・認識手段が作動するよう前記伝達・認識手段を制御する制御手段が設けられてなる
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 制御手段は、第1の伝達・認識手段が作動するよう伝達・認識手段がセットされている場合において、充電型電池に充電が行われるようセットされた場合、第2の伝達・認識手段が作動し、前記充電型電池への充電が停止になった場合、前記第1の伝達・認識手段が作動するよう構成されたものであることを特徴とする請求項1の携帯端末装置。
  3. 着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段は、モータと、前記モータの作動によって作動する振動発生手段と、前記モータの作動によって作動する冷却手段とを具備してなり、
    制御手段は、充電型電池に充電が行われるようセットされた場合、前記冷却手段を作動させるよう構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2の携帯端末装置。
  4. 充電型電池に充電が行われるよう充電器にセットされた場合、モータが充電器に、直接、電気的に接続されるよう構成されてなり、
    前記モータは、前記充電型電池を電源とした場合、所定の回転速度で回転し、前記充電器を電源とした場合、前記所定の回転速度よりも高速度で回転するよう構成されてなり、
    第1の伝達・認識手段は、前記高速度でモータが回転する場合、振動発生手段が作動せず、冷却手段が作動するよう構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかの携帯端末装置。
  5. 着信が有ったことを保持者に認識させる伝達・認識手段と、充電型電池とを有する携帯端末装置において、
    前記伝達・認識手段は、着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段と、着信が有ったことを聴覚および/または視覚によって保持者が認識する第2の伝達・認識手段とを備えたものであり、
    着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段は、モータと、前記モータの作動によって作動する振動発生手段と、前記モータの作動によって作動する冷却手段とを具備してなり、
    前記充電型電池に充電が行われるよう充電器にセットされた場合、前記モータが前記充電器に、直接、電気的に接続されるよう構成され、
    前記モータは、前記充電型電池を電源とした場合、所定の回転速度で回転し、前記充電器を電源とした場合、前記所定の回転速度よりも高速度で回転するよう構成されてなり、
    前記第1の伝達・認識手段は、前記高速度でモータが回転する場合、振動発生手段が作動せず、冷却手段が作動するよう構成されてなる
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 着信が有ったことを体感によって保持者が認識する第1の伝達・認識手段は、モータと、偏心錘と、ファンと、遠心クラッチとを具備してなり、
    前記モータが所定の回転速度で回転する場合、前記遠心クラッチにより前記偏心錘が回転して振動が発生させられ、前記モータが前記所定の回転速度より高速度で回転する場合、前記遠心クラッチにより前記偏心錘は回転せず前記ファンが回転するよう構成されてなる
    ことを特徴とする請求項3〜請求項5いずれかの携帯端末装置。
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