JP2006216424A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料電池において、気体の漏洩を抑制しつつ、発電性能の低下を抑制することを可能とする。
【解決手段】 燃料電池は、電解質層と電解質層の両面に配置されたガス拡散電極層とを有する発電体と、発電体の両面に配置されたセパレータとを備える。また燃料電池は、外部への気体の漏洩と、電解質層の両面のガス拡散電極層間における気体の流通とを抑制するために、発電体の端面の少なくとも一部に当接するように配置されたガスケットを備える。発電体は、ガスケットと結合されている端部である結合部と、結合部よりも内側に位置しセパレータと直接接している部分である稼働部とを含んでいる。発電体の稼働部がセパレータから受ける面圧の値が、発電体の結合部がセパレータから受ける面圧の値以上となるように、発電体とセパレータとの形状が設定されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、燃料電池に関し、特に発電性能の低下を抑制可能な燃料電池に関する。
水素と酸素との電気化学反応によって発電する燃料電池が注目されている。燃料電池は、一般的に、電解質層の一方の表面にカソード電極層が配置され他方の表面にアノード電極層が配置された発電体と、セパレータとを交互に積層することによって構成されている。カソード電極層にはセパレータを介して酸素を含む空気が供給され、アノード電極層にはセパレータを介して水素を含む燃料ガスが供給される。
燃料電池において、カソード電極層およびアノード電極層に供給された空気および燃料ガスの漏洩を防止するためのシール部材として、発電体にガスケットを設けることがある(例えば特許文献1)。
特開2001−155745号公報 特開平6−325777号公報 特開平6−188002号公報
発電体にガスケットを設ける場合、発電体のガスケットとの結合部分では、厚みが増加したり、ヤング率が増加したりすることがある。そのため、発電体とセパレータとを交互に積層して燃料電池を形成すると、発電体のガスケットとの結合部分にセパレータからの圧力が集中し、主に発電を行う発電体の部分におけるセパレータからの圧力が低下するため、接触抵抗が増大し、燃料電池の発電性能が低下するという問題があった。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、燃料電池において、気体の漏洩を抑制しつつ、発電性能の低下を抑制することを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の燃料電池は、電解質層と、前記電解質層の両面に配置されたガス拡散電極層と、を有する発電体と、
前記発電体の両面に配置されたセパレータと、
前記燃料電池の内部から外部への気体の漏洩と、前記発電体の電解質層の両面のガス拡散電極層間における気体の流通とを抑制するために、前記発電体の端面の少なくとも一部に当接するように配置されたガスケットと、を備え、
前記発電体は、前記ガスケットと結合されている端部である結合部と、前記結合部よりも内側に位置し前記セパレータと直接接している部分である稼働部と、を含み、
前記発電体の稼働部が前記セパレータから受ける面圧の値が、前記発電体の結合部が前記セパレータから受ける面圧の値以上となるように、前記発電体と前記セパレータとの形状が設定されている。
この燃料電池では、ガスケットによって気体の漏洩を抑制することができる。また、発電体の稼働部がセパレータから受ける面圧の値が、発電体の結合部がセパレータから受ける面圧の値以上となるため、主に発電を行う稼働部における接触抵抗の増大を抑制し、燃料電池の発電性能の低下を抑制することができる。
上記燃料電池において、前記セパレータは、前記発電体に対向する表面が平坦な形状であり、
前記発電体の稼働部における厚さは、前記発電体の結合部の位置における前記発電体と前記ガスケットとを合わせた厚さ以上となっているとしてもよい。
この構成によれば、発電体に対向する表面が平坦な形状のセパレータを用いたときに、発電体の稼働部がセパレータから受ける面圧の値が、発電体の結合部がセパレータから受ける面圧の値以上となり、燃料電池の発電性能の低下を抑制することができる。また、発電体の稼働部がセパレータから受ける面圧を平面方向に沿って均等にすることができ、燃料電池の発電性能のさらなる向上を図ることができると共に、荷重が集中することによる発電体の耐久性の低下を抑制することができる。また、セパレータの製造の容易化・低コスト化を図ることができる。
また、上記燃料電池において、前記発電体のガス拡散電極層は、前記稼働部における厚さが前記結合部における厚さよりも大きくなるように、段差が外周に沿って形成された断面形状を有するとしてもよい。
この構成によれば、発電体の稼働部における厚さを、発電体の結合部の位置における発電体とガスケットとを合わせた厚さ以上とすることができる。
また、上記燃料電池において、前記発電体のガス拡散電極層は、一方の表面が前記電解質層に接する第1の層と、前記第1の層の他方の表面に重ねて配置された第2の層と、を含み、
前記発電体のガス拡散電極層は、前記結合部においては前記第1の層により構成され、前記稼働部においては前記第1の層と前記第2の層とにより構成されるとしてもよい。
この構成によれば、容易に、発電体の稼働部における厚さが、発電体の結合部の位置における発電体とガスケットとを合わせた厚さ以上となる発電体を製造することができる。
また、上記燃料電池において、前記発電体のガス拡散電極層は、前記稼働部における厚さが前記結合部における厚さよりも大きくなるように、傾斜が外周に沿って形成された断面形状を有するとしてもよい。
この構成によっても、発電体の稼働部における厚さを、発電体の結合部の位置における発電体とガスケットとを合わせた厚さ以上とすることができる。
また、上記燃料電池において、前記セパレータは、前記ガス拡散電極層に気体を供給するための供給口と、前記ガス拡散電極層から気体を排出するための排出口とを有し、
少なくとも前記供給口と前記排出口との内の一方は、前記発電体の稼働部に対向する前記セパレータの部分よりも外側の部分に配置されていると共に、前記ガス拡散電極層の端面の少なくとも一部に面する空間に面しているとしてもよい。
この構成によれば、気体の供給および排出において、空間内で気体の向きを積層方向から平面方向へと変えることができ、圧力損失を低減することができる。また、面内発電量の不均一を低減することができると共に、表面に気体を流通させるための溝が無い平坦な形状のセパレータを用いても、気体を平面方向に満遍なく供給することが容易となる。さらに、ガス拡散電極層とセパレータとの接触面積を大きくとることができ、燃料電池の発電効率を向上させることができる。
また、上記燃料電池において、前記発電体は、前記結合部と前記稼働部との間に、前記稼働部よりも厚さの小さい中間部を有し、
少なくとも前記供給口と前記排出口との内の一方は、前記中間部に対向する前記セパレータの部分に配置されているとしてもよい。
この構成によれば、発電体の稼働部における厚さと発電体の結合部の位置における発電体とガスケットとを合わせた厚さとの関係に関わらず、供給口および排出口を発電体の稼働部に対向するセパレータの部分よりも外側の部分に配置することができる。
また、上記燃料電池において、前記ガスケットは、前記発電体の電解質層の最外周端面と、前記発電体の電解質層の両側のガス拡散電極層の最外周端面とを覆うように、一体として形成されているとしてもよい。
この構成によれば、気体の漏洩を確実に抑制することができると共に、ガスケットの形成の容易化を図ることができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、燃料電池、燃料電池の発電体、燃料電池のガス拡散電極層等の態様で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.その他の変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の第1実施例としての燃料電池の構成を概略的に示す説明図である。また、図2は、本発明の第1実施例としての燃料電池に用いられるセパレータの平面を概略的に示す説明図である。図1(a)は、図2のA−A切断面に沿った燃料電池10の断面構成を表しており、図1(b)は、図2のB−B切断面に沿った燃料電池10の断面構成を表している。燃料電池10は、発電体100とセパレータ200とが交互に積層された構成を有している。なお、図1(a)および(b)では、燃料電池10に含まれる発電体100およびセパレータ200の内の一部(単セル)を抜き出して示しており、他の発電体100およびセパレータ200は図示を省略している。
発電体100は、プロトン伝導性を有する電解質層120と、電解質層120を両面から挟むように配置されたアノード側ガス拡散電極層110およびカソード側ガス拡散電極層130とを有している。アノード側ガス拡散電極層110およびカソード側ガス拡散電極層130は、例えば金属多孔体によって形成されており、内部における気体の流通が容易となっている。なお以下の説明では、アノード側ガス拡散電極層110を単に「アノード電極層110」とも呼ぶものとし、カソード側ガス拡散電極層130を単に「カソード電極層130」とも呼ぶものとする。また、発電体100は、一般的に、膜・電極接合体またはMEA(Membrane Electrode Assembly)と呼ばれることがある。
セパレータ200は、金属板を3層積層した構造であり、発電体100に対向する表面は平坦な形状となっている。セパレータ200には、水素リッチな燃料ガスが流通する流路が形成されている。すなわち、セパレータ200の表面には、燃料ガスを供給する燃料供給路310(図1(a))が貫通する貫通口212と、燃料ガスを排出する燃料排出路320(図1(b))が貫通する貫通口222とが形成されている。また、セパレータ200の内部には、燃料ガスを燃料供給路310からセパレータ200の内部へと導くための燃料流路214(図1(a))と、燃料ガスをセパレータ200の内部から燃料排出路320へと導くための燃料流路224(図1(b))とが形成されている。さらに、セパレータ200の一方の表面には、燃料流路214および224と発電体100のアノード側(図1(a)および(b)の上側)とをそれぞれ連通する燃料供給口216(図1(a))および燃料排出口226(図1(b))が形成されている。図1(a)および(b)に矢印で示したように、燃料供給路310に供給された燃料ガスは、燃料流路214、燃料供給口216を経てアノード電極層110に供給され、アノード電極層110の内部を通過し、燃料排出口226、燃料流路224を経て燃料排出路320に排出される。
同様に、セパレータ200には、酸化ガスとしての空気が流通する流路が形成されている。すなわち、セパレータ200の表面には、空気供給路330(図1(a))が貫通する貫通口232と、空気排出路340(図1(b))が貫通する貫通口242とが形成され、セパレータ200の内部には、空気を空気供給路330から内部へと導くための空気流路234(図1(a))と、空気を空気排出路340へと導くための空気流路244(図1(b))とが形成され、セパレータ200の燃料供給口216が形成された表面とは異なる他方の表面には、空気流路234および244と発電体100のカソード側(図1(a)および(b)の下側)とをそれぞれ連通する空気供給口236(図1(a))および空気排出口246(図1(b))が形成されている。空気供給路330に供給された空気は、空気流路234、空気供給口236を経てカソード電極層130に供給され、カソード電極層130の内部を通過し、空気排出口246、空気流路244を経て空気排出路340に排出される。
さらに、セパレータ200には、冷却用の水が流通する流路が形成されている。すなわち、セパレータ200の表面には、冷却水を供給する図示しない冷却水供給路が貫通する貫通口252(図2)と、冷却水を排出する図示しない冷却水排出路が貫通する貫通口262(図2)とが形成されている。また、セパレータ200の内部には、2つの貫通口252および262を連通する冷却水流路254が形成されている。冷却水供給路に供給された冷却水は、冷却水流路254を流通し、冷却水排出路に排出される。
発電体100の端部には、発電体100の最外周の端面に当接するようにガスケット400(図1)が設けられている。ガスケット400は、発電体100に供給された燃料ガスおよび空気の外部への漏洩を抑制するとともに、発電体100の端面を介したアノード電極層110とカソード電極層130との間における燃料ガスおよび空気の流通(いわゆるクロスリーク)を抑制するために設けられている。ガスケット400の詳細な構造については、後述する。
図3は、本発明の第1実施例の燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図である。図3では、図1(a)のX部を拡大して示している。上述したように、発電体100の端部にはガスケット400が設けられている。ガスケット400は、例えばゴムを用いた射出成形により形成される。ガスケット400は、発電体100の電解質層120の最外周端面と、発電体100のアノード電極層110およびカソード電極層130の最外周端面とを覆うように、一体として形成されている。また、ガスケット400は、アノード電極層110およびカソード電極層130の最外周端面よりも外側に位置する凸型形状のリップ部410をアノード側(図3の上側)とカソード側(図3の下側)との両側に有している。ガスケット400の形成の際には、ガスケット400を形成するゴム材料を発電体100の内部に含浸させ、いわゆるアンカー効果によりガスケット400と発電体100とを結合する。図3では、発電体100の内部に含浸したゴム材料を、ガスケット400を示すハッチングと同じハッチングを付して示している。なお、本実施例では、ゴム材料を発電体100の内部に良好に含浸させるために、発電体100の端面に向けてのみならず、発電体100の端部表面に向けても射出を行っており、そのためガスケット400は発電体100の端部表面を覆う被覆部420を有する形状となっている。
ガスケット400のリップ部410の位置における厚さは、発電体100の最大厚さよりも大きくなっている。そのため、発電体100とセパレータ200とを積層したときには、ガスケット400のリップ部410がセパレータ200により圧縮されてセパレータ200の表面に密着する。従って、燃料電池10内部から外部への燃料ガスおよび空気の漏洩が抑制される。また、ガスケット400がアノード電極層110およびカソード電極層130の最外周端面を覆っている上に、発電体100の端部の内部にゴム材料が含浸しているため、クロスリークが抑制される。このように、本実施例の燃料電池10では、ガスケット400によって、燃料ガスや空気等の気体の漏洩が抑制される。
アノード電極層110は、電解質層120に接する第1のアノード層112と、第1のアノード層112の電解質層120側とは反対側の表面に重ねて配置された第2のアノード層114とから構成されている。同様に、カソード電極層130は、電解質層120に接する第1のカソード層132と、第1のカソード層132の電解質層120側とは反対側の表面に重ねて配置された第2のカソード層134とから構成されている。そして、第1のアノード層112と第1のカソード層132とは、電解質層120と共に、発電体100の最外周端面に至るまで配置されている。一方、第2のアノード層114と第2のカソード層134とは、発電体100の最外周端面よりも内側までしか配置されていない。
ここで、本明細書では、発電体100の内、ガスケット400と結合されている端部の部分を「結合部」と呼ぶものとする。なお、発電体100の内、ガスケット400と結合されている端部の部分とは、少なくとも内部にゴム材料が含浸しているか、表面が被覆部420により覆われているかしている部分を意味している。また、結合部よりも内側に位置し、セパレータ200と直接接している部分を「稼働部」と呼び、残りの部分を「中間部」と呼ぶものとする。すなわち、発電体100の稼働部は、主に発電を行う部分である。図3に示すように、本実施例では、発電体100の稼働部は、第2のアノード層114および第2のカソード層134が配置されている部分となる。また、発電体100の結合部および中間部は、第2のアノード層114および第2のカソード層134が配置されていない部分となる。
本実施例では、発電体100の稼働部における厚さTrが、発電体100の結合部の位置における発電体100とガスケット400(被覆部420)とを合わせた厚さTcよりも大きくなるように、発電体100の各層の厚さやガスケット400の形状が設定されている。また、発電体100の稼働部における厚さTrは、中間部における厚さよりも、第2のアノード層114および第2のカソード層134の分だけ大きい。そのため、発電体100とセパレータ200とを積層したときに、発電体100の稼働部がセパレータ200から受ける面圧の値は、発電体100の結合部がセパレータ200から受ける面圧の値(本実施例ではゼロ)以上となっている。なお、発電体100の結合部がセパレータ200から受ける面圧は、ガスケット400を仲介して受ける面圧を含むものとする。また、発電体100の稼働部および結合部の面圧の値とは、発電体100の稼働部および結合部のそれぞれにおける平均値とする。
図4は、比較例としての燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図である。比較例の燃料電池10aが図3に示した第1実施例の燃料電池10と異なっている点は、比較例の燃料電池10aのアノード電極層110aおよびカソード電極層130aが全面的に単一の層によって構成されている点である。そのため、発電体100aの厚さTrは、全面にわたって一定の厚さとなっている。ここで、比較例においても第1実施例と同様に、発電体100aの内、ガスケット400と結合されている部分を「結合部」と呼び、その他の部分であって主に発電を行う部分を「稼働部」と呼ぶものとする。このとき、結合部の位置における発電体100aとガスケット400(被覆部420)とを合わせた厚さTcは、被覆部420の分だけ発電体100aの厚さTrよりも大きくなる。また、発電体100aの結合部は、内部にゴム材料が含浸しているため、稼働部よりもヤング率が大きくなっている。従って、発電体100aとセパレータ200とを積層したときに、発電体100aの稼働部は、セパレータ200と接することなくセパレータ200から受ける面圧の値がゼロとなる。あるいは、発電体100aの稼働部がセパレータ200と接するとしても、セパレータ200から受ける面圧の値は、結合部がセパレータ200から受ける面圧の値より小さくなる。このように、発電体100aの稼働部における面圧が十分でないと、接触抵抗が増大し、燃料電池10aの発電性能が低下してしまう。なお、比較例において、ガスケット400が被覆部420を有さない形状に形成されていたとしても、発電体100aの結合部におけるヤング率の増加によって結合部に荷重が集中し、同様に発電体100aの稼働部における面圧は十分ではなくなる。
これに対し、図3に示した第1実施例の燃料電池10では、上述したように、発電体100の稼働部がセパレータ200から受ける面圧の値は、発電体100の結合部がセパレータ200から受ける面圧の値以上となっている。そのため、稼働部における接触抵抗の増大を抑制し、燃料電池10の発電性能の低下を抑制することができる。このように、本実施例の燃料電池10では、ガスケット400によって気体の漏洩を抑制しつつ、発電性能の低下を抑制することができる。なお、本実施例の燃料電池10では、アノード電極層110およびカソード電極層130とセパレータ200とを、共に金属を用いて形成しているため、接触抵抗を良好に低減し、発電性能の低下を良好に抑制することができる。
また、第1実施例の燃料電池10では、発電体100の各部における厚さの設定を、アノード電極層110およびカソード電極層130を2層構造にすることによって行うことができる。具体的には、例えば、厚さ一定の2枚のアノード層(カソード層)を異なる大きさに加工し、それらを積層してアノード電極層110(カソード電極層130)を形成することにより、発電体100の各部における厚さの設定を行うことができる。そのため、発電性能の低下を抑制した燃料電池10を容易に製造することができる。
また、第1実施例の燃料電池10では、セパレータ200の発電体100に対向する表面が平坦な形状となっているため、発電体100の稼働部がセパレータ200から受ける面圧を平面方向に沿って均等にすることができる。そのため、燃料電池10の発電性能のさらなる向上を図ることができると共に、荷重が集中することによる発電体100の耐久性の低下を抑制することができる。また、セパレータ200を、金属板を3層積層することによって製造することができ、セパレータ200の製造の容易化・低コスト化を図ることができる。
さらに、第1実施例の燃料電池10では、図3に示すように、燃料供給口216が、発電体100の稼働部に対向するセパレータ200の部分よりも外側(図3の左側)で、かつガスケット400のリップ部410に接しているセパレータ200の部分よりも内側(図3の右側)の部分に配置されている。より具体的には、燃料供給口216は、発電体100の中間部に対向するセパレータ200の部分に配置されている。また、燃料供給口216は、アノード電極層110の端面の少なくとも一部に面する空間(以下「アノード電極端面当接空間」と呼ぶ)に面している。そのため、セパレータ200の燃料流路214内の燃料ガスは、燃料供給口216を通って、発電体100およびガスケット400とセパレータ200との間に形成されたアノード電極端面当接空間内に供給される。燃料ガスは、その後、アノード電極端面当接空間内において積層方向(図3の上下方向)から平面方向(図3の左右方向および奥行方向)へと向きを変え、第2のアノード層114の端面からアノード電極層110の内部に供給される。アノード電極層110の内部に供給された燃料ガスは、アノード電極層110の内部を平面方向に流通しつつ電解質層120に供給される。これに対し、図4に示した比較例の燃料電池10aでは、燃料ガスは、燃料供給口216を通ってアノード電極層110aの表面から直接アノード電極層110a内部に供給される。その後、燃料ガスは、アノード電極層110a内部において積層方向から平面方向へと向きを変え、アノード電極層110aの内部を流通しつつ電解質層120に供給される。
このように、第1実施例の燃料電池10では、アノード電極端面当接空間内で燃料ガスの向きを変えることができるため、アノード電極層110a内部で燃料ガスの向きを変える比較例の燃料電池10aと比較して、圧力損失を低減することができる。また、第1実施例の燃料電池10では、燃料ガスの向きをより効果的に平面方向へと変えることができるため、燃料供給口216近辺の電解質層120に燃料ガスが集中して供給されることによって起こる面内発電量の不均一を低減することができる。また、第1実施例の燃料電池10のように、表面にガスを流通させるための溝が無い平坦な形状のセパレータ200を用いても、燃料ガスを平面方向に満遍なく供給することが容易となる。さらに、第1実施例の燃料電池10では、発電体100の稼働部に対向するセパレータ200の部分に燃料供給口216を設ける必要が無いため、アノード電極層110とセパレータ200との接触面積を大きくとることができ、発電効率を向上させることができる。
なお、詳細には図示していないが、燃料排出口226、空気供給口236、空気排出口246(図1(a)および(b))も同様に、発電体100の中間部に対向するセパレータ200の部分に配置されていると共に、アノード電極層110またはカソード電極層130の端面の少なくとも一部に面する空間に面している。従って、本実施例の燃料電池10では、燃料ガスおよび空気の供給および排出において、空間内で燃料ガスまたは空気の向きを積層方向から平面方向へと変えることができ、圧力損失を低減することができる。また、面内発電量の不均一を低減することができると共に、表面に燃料ガスまたは空気を流通させるための溝が無い平坦な形状のセパレータ200を用いても、燃料ガスまたは空気を平面方向に満遍なく供給することが容易となる。さらに、アノード電極層110またはカソード電極層130とセパレータ200との接触面積を大きくとることができ、発電効率を向上させることができる。
図5は、第1実施例の第1の変形例としての燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図である。図3に示した第1実施例と異なっている点は、第1実施例の第1の変形例の燃料電池10bでは、発電体100bの稼働部における厚さTrが、結合部の位置における発電体100bとガスケット400(被覆部420)とを合わせた厚さTcと同じとなっている点である。第1実施例の第1の変形例の燃料電池10bにおいては、発電体100bの稼働部がセパレータ200から受ける面圧の値は、発電体100bの結合部がセパレータ200から受ける面圧の値と略同一となる。そのため、第1実施例の第1の変形例の燃料電池10bにおいても、燃料電池10bの発電性能の低下を抑制することができる。すなわち、燃料電池の発電性能の低下を抑制するためには、発電体100の稼働部における厚さTrが、発電体100の結合部の位置における発電体100とガスケット400とを合わせた厚さTc以上となっていればよい。
図6は、第1実施例の第2の変形例としての燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図である。図3に示した第1実施例と異なっている点は、第1実施例の第2の変形例の燃料電池10cでは、発電体100cが稼働部および結合部のみを有し、中間部が無い点である。すなわち、第1実施例の第2の変形例の燃料電池10cでは、第2のアノード層114cおよび第2のカソード層134cが、結合部の直前まで配置されている。第1実施例の第2の変形例の燃料電池10cにおいても、発電体100cの稼働部がセパレータ200から受ける面圧の値は、発電体100cの結合部がセパレータ200から受ける面圧の値よりも大きくなり、燃料電池10cの発電性能の低下を抑制することができる。また、第1実施例の第2の変形例では、発電体100cの稼働部を広くとることができるため、燃料電池の出力密度を向上させることができる。また、第1実施例の第2の変形例でも、燃料供給口216、燃料排出口226、空気供給口236、空気排出口246(以下これらをまとめて「各供給排出口」とも呼ぶ)は、発電体100cの稼働部に対向するセパレータ200の部分よりも外側で、かつガスケット400のリップ部410に接しているセパレータ200の部分よりも内側の部分に配置されていると共に、アノード電極層110またはカソード電極層130の端面の少なくとも一部に面する空間に面している。そのため、図3に示す第1実施例と同様に、空間内で燃料ガスまたは空気の向きを積層方向から平面方向へと変えることができ、圧力損失を低減することができる。また、面内発電量の不均一を低減することができると共に、表面に燃料ガスまたは空気を流通させるための溝が無い平坦な形状のセパレータ200を用いても、燃料ガスまたは空気を平面方向に満遍なく供給することが容易となる。さらに、アノード電極層110またはカソード電極層130とセパレータ200との接触面積を大きくとることができ、発電効率を向上させることができる。
なお、図6に示した第1実施例の第2の変形例において、図5に示した第1実施例の第1の変形例のように、発電体100の稼働部における厚さTrが、結合部の位置における発電体100とガスケット400とを合わせた厚さTcと同じであるとすると、各供給排出口を発電体100cの稼働部に対向するセパレータ200の部分に配置せざるを得なくなる。すなわち、各供給排出口を発電体100cの稼働部に対向するセパレータ200の部分よりも外側の部分に配置することができなくなる。これに対し、図3に示した第1実施例では、発電体100が中間部を有するため、厚さTrと厚さTcとの関係に関わらず各供給排出口を発電体100の稼働部に対向するセパレータ200の部分よりも外側の部分に配置することができる。
B.第2実施例:
図7は、本発明の第2実施例としての燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図である。図3に示した第1実施例と異なっている点は、第2実施例の燃料電池10dでは、アノード電極層110dおよびカソード電極層130dが、単一の層で構成されている点である。第2実施例の燃料電池10dでは、アノード電極層110dおよびカソード電極層130dの断面の外形は、第1実施例における断面の外形と略同一となっている。すなわち、発電体100dの稼働部における厚さTrが結合部における厚さよりも大きくなるように、段差がアノード電極層110dおよびカソード電極層130dの外周に沿って形成されている。また、発電体100dの稼働部における厚さTrが、結合部の位置における発電体100dとガスケット400とを合わせた厚さTc以上となっている。
第2実施例の燃料電池10dにおいても、第1実施例と同様に、発電体100dの稼働部がセパレータ200から受ける面圧の値は、発電体100dの結合部がセパレータ200から受ける面圧の値以上となるため、燃料電池10dの発電性能の低下を抑制することができる。
図8は、第2実施例の変形例としての燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図である。図7に示した第2実施例と異なっている点は、第2実施例の変形例の燃料電池10eでは、第2実施例における段差の代わりに傾斜が形成されている点である。この傾斜は、発電体100eの稼働部における厚さTrが結合部における厚さよりも大きくなるように、アノード電極層110eおよびカソード電極層130eの外周に沿って形成されている。そして、発電体100eの稼働部における厚さTrが、結合部の位置における発電体100eとガスケット400とを合わせた厚さTc以上となっている。
第2実施例の変形例の燃料電池10eにおいても、発電体100eの稼働部がセパレータ200から受ける面圧の値は、発電体100eの結合部がセパレータ200から受ける面圧の値以上となるため、第2実施例と同様に、燃料電池10eの発電性能の低下を抑制することができる。
C.その他の変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
C−1.その他の変形例1:
上記第1実施例では、アノード電極層110およびカソード電極層130は、第1の層と第2の層との2層によって構成されるとしているが、アノード電極層110およびカソード電極層130は3つ以上の層によって構成されるとしてもよい。また、上記第2実施例では、アノード電極層110およびカソード電極層130の断面形状は、1段の段差を有する形状としているが、2段以上の段差を有する形状としてもよい。また、上記第2実施例の変形例では、アノード電極層110およびカソード電極層130の断面形状は、直線状の傾斜を有する形状としているが、曲線状の傾斜を有する形状としてもよい。また、アノード電極層110およびカソード電極層130の断面形状は、段差と傾斜とを有する形状としてもよい。
C−2.その他の変形例2:
上記各実施例では、発電体100のアノード電極層110、電解質層120およびカソード電極層130の端面は、同一の平面上に位置している、すなわち発電体100の端面が1つの平面によって形成されているが、必ずしもそうである必要は無い。発電体100のアノード電極層110、電解質層120およびカソード電極層130の端面は、それぞれずれた位置にあってもよい、すなわち発電体100の端面が複数の平面によって形成されていてもよい。
C−3.その他の変形例3:
上記各実施例では、アノード電極層110およびカソード電極層130を、金属多孔体を用いて形成するとしているが、例えばカーボン多孔体といった他の材料を用いて形成することも可能である。また、上記第1実施例において、第1のアノード層112(または第1のカソード層132)と第2のアノード層114(または第2のカソード層134)とを異なる材料を用いて形成することも可能である。
C−4.その他の変形例4:
上記各実施例では、セパレータ200は3層の金属板を積層した構成であり、その形状は表面が平坦な形状であるとしているが、セパレータ200の構成は他の任意の構成とすることが可能であり、またセパレータ200の形状は他の任意の形状とすることが可能である。また、上記各実施例では、セパレータ200を金属を用いて形成するとしているが、例えばカーボンといった他の材料を用いることも可能である。
C−5.その他の変形例5:
上記各実施例では、燃料電池10は、発電体100とセパレータ200とが交互に積層された構成を有しているとしているが、燃料電池10を発電体100とその両側に配置したセパレータ200とによって構成(すなわち単セルとして構成)することも可能である。
本発明の第1実施例としての燃料電池の構成を概略的に示す説明図。 本発明の第1実施例としての燃料電池に用いられるセパレータの平面を概略的に示す説明図。 本発明の第1実施例の燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図。 比較例としての燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図。 第1実施例の第1の変形例としての燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図。 第1実施例の第2の変形例としての燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図。 本発明の第2実施例としての燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図。 第2実施例の変形例としての燃料電池の断面構成を詳細に示す説明図。
符号の説明
10...燃料電池
100...発電体
110...アノード側ガス拡散電極層
112...第1のアノード層
114...第2のアノード層
120...電解質層
130...カソード側ガス拡散電極層
132...第1のカソード層
134...第2のカソード層
200...セパレータ
212...貫通口
214...燃料流路
216...燃料供給口
222...貫通口
224...燃料流路
226...燃料排出口
232...貫通口
234...空気流路
236...空気供給口
242...貫通口
244...空気流路
246...空気排出口
252...貫通口
254...冷却水流路
262...貫通口
310...燃料供給路
320...燃料排出路
330...空気供給路
340...空気排出路
400...ガスケット
410...リップ部
420...被覆部

Claims (9)

  1. 燃料電池であって、
    電解質層と、前記電解質層の両面に配置されたガス拡散電極層と、を有する発電体と、
    前記発電体の両面に配置されたセパレータと、
    前記燃料電池の内部から外部への気体の漏洩と、前記発電体の電解質層の両面のガス拡散電極層間における気体の流通とを抑制するために、前記発電体の端面の少なくとも一部に当接するように配置されたガスケットと、を備え、
    前記発電体は、前記ガスケットと結合されている端部である結合部と、前記結合部よりも内側に位置し前記セパレータと直接接している部分である稼働部と、を含み、
    前記発電体の稼働部が前記セパレータから受ける面圧の値が、前記発電体の結合部が前記セパレータから受ける面圧の値以上となるように、前記発電体と前記セパレータとの形状が設定されている、燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池であって、
    前記セパレータは、前記発電体に対向する表面が平坦な形状であり、
    前記発電体の稼働部における厚さは、前記発電体の結合部の位置における前記発電体と前記ガスケットとを合わせた厚さ以上となっている、燃料電池。
  3. 請求項2記載の燃料電池であって、
    前記発電体のガス拡散電極層は、前記稼働部における厚さが前記結合部における厚さよりも大きくなるように、段差が外周に沿って形成された断面形状を有する、燃料電池。
  4. 請求項3記載の燃料電池であって、
    前記発電体のガス拡散電極層は、一方の表面が前記電解質層に接する第1の層と、前記第1の層の他方の表面に重ねて配置された第2の層と、を含み、
    前記発電体のガス拡散電極層は、前記結合部においては前記第1の層により構成され、前記稼働部においては前記第1の層と前記第2の層とにより構成される、燃料電池。
  5. 請求項2記載の燃料電池であって、
    前記発電体のガス拡散電極層は、前記稼働部における厚さが前記結合部における厚さよりも大きくなるように、傾斜が外周に沿って形成された断面形状を有する、燃料電池。
  6. 請求項2記載の燃料電池であって、
    前記セパレータは、前記ガス拡散電極層に気体を供給するための供給口と、前記ガス拡散電極層から気体を排出するための排出口とを有し、
    少なくとも前記供給口と前記排出口との内の一方は、前記発電体の稼働部に対向する前記セパレータの部分よりも外側の部分に配置されていると共に、前記ガス拡散電極層の端面の少なくとも一部に面する空間に面している、燃料電池。
  7. 請求項6記載の燃料電池であって、
    前記発電体は、前記結合部と前記稼働部との間に、前記稼働部よりも厚さの小さい中間部を有し、
    少なくとも前記供給口と前記排出口との内の一方は、前記中間部に対向する前記セパレータの部分に配置されている、燃料電池。
  8. 請求項2記載の燃料電池であって、
    前記ガスケットは、前記発電体の電解質層の最外周端面と、前記発電体の電解質層の両側のガス拡散電極層の最外周端面とを覆うように、一体として形成されている、燃料電池。
  9. 燃料電池であって、
    電解質層と、前記電解質層の両面に配置されたガス拡散電極層と、を有する発電体と、
    前記発電体の両面に配置されたセパレータと、
    前記燃料電池の内部から外部への気体の漏洩と、前記発電体の電解質層の両面のガス拡散電極層間における気体の流通とを抑制するために、前記発電体の端面の少なくとも一部に当接するように配置されたガスケットと、を備え、
    前記セパレータは、前記発電体に対向する表面が平坦な形状であり、
    前記発電体は、前記ガスケットと結合されている端部である結合部と、前記結合部よりも内側に位置し前記セパレータと直接接している部分である稼働部と、を含み、
    前記発電体の稼働部における厚さは、前記発電体の結合部の位置における前記発電体と前記ガスケットとを合わせた厚さ以上となっている、燃料電池。
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