JP2006216302A - 燃料電池の冷却システムおよび冷却方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料電池スタックから排出される高温のカソードオフガスを利用して、熱交換器内で冷媒液が凍結するのを防止できる燃料電池の冷却システムを提供する。
【解決手段】 カソードオフガス排出流路18から分岐したカソードオフガス分岐流路40の排出口40aを、冷媒液循環経路30に設けた熱交換器32の近傍である前方に配置し、冷媒液凍結予測手段42によって熱交換器32内の冷媒液の凍結を予測した場合に、カソードオフガス流路切換え手段としてのカソードオフガス切換え3方弁41をカソードオフガス分岐流路40側に切り換えることにより、高温のカソードオフガスを熱交換器32に供給して、熱交換器32内で冷却水が凍結するのを防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料電池スタックを冷却する冷媒液循環経路に、外部空気による熱交換方式の熱交換器と、この熱交換器をバイパスするバイパス流路と、が設けられた燃料電池の冷却システムおよび冷却方法に関する。
車両に搭載される燃料電池は、燃料電池スタックに冷媒液循環経路を設けて、この循環経路に冷却水などの冷媒液を循環させることにより、燃料電池スタックの温度上昇を抑制するようにしたものが提案されている。そして、この冷媒液循環経路には、外部空気による熱交換方式の熱交換器(ラジエータ)を設けて加熱された冷媒液を冷却するようになっており、この場合、燃料電池スタックの温度が低温の場合は、冷媒液循環経路を循環する冷媒液が前記熱交換器をバイパスするバイパス流路を通過するように制御される(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−83621号公報(第4,5頁、第1図)
しかしながら、かかる従来の燃料電池の冷却システムは、外気温度が低くて燃料電池スタックが低温状態である場合、冷媒液循環経路を循環する冷媒液はパイパス流路を流れることになるため、熱交換器に溜まった冷媒液は外気によって更に冷却されることになり、その冷媒液が熱交換器内で凍結されてしまう恐れがある。
このように熱交換器内で冷媒液が凍結すると、燃料電池スタックが温度上昇して冷媒液循環経路の流路を熱交換器側に切り換えた場合に、冷媒液が熱交換器を通過し辛くなって燃料電池スタックの冷却効率が低下される。
そこで、本発明は燃料電池スタックから排出される高温のカソードオフガスを利用して、熱交換器内で冷媒液が凍結するのを防止できる燃料電池の冷却システムおよび冷却方法を提供するものである。
本発明の燃料電池の冷却システムは、燃料電池スタックを冷却する冷媒液循環経路に、外部空気による熱交換方式の熱交換器と、この熱交換器をバイパスするバイパス流路と、熱交換器またはバイパス流路への冷媒液の流れを切り換える冷媒液流路切換え手段と、を備え、前記燃料電池スタックの温度に応じて冷媒液流路切換え手段を切換え制御する燃料電池の冷却システムにおいて、前記燃料電池スタックから排出されるカソードオフガスを車外に排出するカソードオフガス排出流路と、前記カソードオフガス排出流路から分岐して、前記熱交換器の近傍に排出口を配置したカソードオフガス分岐流路と、前記熱交換器内の冷媒液の凍結を予測する冷媒液凍結予測手段と、前記冷媒液凍結予測手段で予測した結果に基づいて、前記カソードオフガス排出流路または前記カソードオフガス分岐流路へのカソードオフガスの流れを切り換えるカソードオフガス流路切換え手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の燃料電池の冷却方法は、燃料電池スタックを冷却する冷媒液循環経路に、外部空気による熱交換方式の熱交換器と、この熱交換器をバイパスするバイパス流路と、熱交換器またはバイパス流路への冷媒液の流れを切り換える冷媒液流路切換え手段と、を備え、前記燃料電池スタックの温度に応じて冷媒液流路切換え手段を切換え制御する燃料電池において、前記熱交換器内の冷媒液の凍結を予測した場合に、燃料電池スタックから排出されるカソードオフガスを、上記熱交換器の前方に供給することを特徴とする。
本発明の燃料電池の冷却システムおよび冷却方法によれば、冷媒液循環経路に設けた熱交換器内の冷媒液の凍結が予測された場合に、燃料電池スタックから排出される高温のカソードオフガスが上記熱交換器に供給されるので、その熱交換器に導入される外部空気とともに高温の前記カソードオフガスが熱交換器を通過するので、そのカソードオフガスの熱で熱交換器内の冷却水を温め、冷却水の凍結を防止する。
従って、燃料電池スタックの温度が低温状態から上昇して冷媒液が熱交換器に流れる状態になった場合にも、熱交換器内をスムーズに冷媒液が流通して燃料電池スタックの冷却効率が低下されるのを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
(第1実施形態)
図1,図2は本発明にかかる燃料電池の冷却システムおよび冷却方法の第1実施形態を示し、図1は冷却システム全体の概略構成図、図2はカソードオフガス流路切換え手段の制御を示すフローチャートである。
本実施形態の燃料電池10は、図1に示すように構成されて自動車などの車両に駆動源として搭載される場合を示す。
上記燃料電池10は、酸素極11と水素極12とを備えた燃料電池スタック13を備え、酸素極11には空気コンプレッサ14から空気(酸素)がカソードガス供給流路15を介して供給されるとともに、水素極12には水素タンク16から水素がアノードガス供給流路17を介して供給される。
酸素極11を通過したカソードオフガスはカソードオフガス排出流路18を介して車外に放出されるとともに、水素極12を通過したアノードオフガスはアノードオフガス排出流路19から排出され、このアノードオフガス排出流路19から分岐した水素循環流路20を前記アノードガス供給流路17に接続してある。
前記カソードガス供給流路15に圧力センサ21を設けてあり、かつ、前記アノードガス供給流路17には水素循環流路20の接続点よりも下流側に圧力センサ22を設けてあるとともに、その水素循環流路20の接続点よりも上流側に圧力制御弁23を設けてあり、かつ、前記カソードオフガス排出流路18に圧力制御弁24を設けてあるとともに、前記アノードオフガス排出流路19の水素循環流路20分岐点よりも下流側にパージ弁25を設けてある。
また、前記水素循環流路20には循環ポンプ26を設けて、アノードオフガス排出流路19を流れるアノードオフガスをアノードガス供給流路17に還流させるようになっている。
前記カソードオフガス排出流路18に設けた圧力制御弁24は、酸素極11の入口に設けた前記圧力センサ21で検出した圧力値に基づいて、酸素極11の負荷に応じた圧力に制御するようになっており、また、前記アノードガス供給流路17に設けた圧力制御弁23は、水素極12の入口に設けた前記圧力センサ22で検出した圧力値に基づいて、水素極12の負荷に応じた圧力に制御する。
また、前記アノードオフガス排出流路19に設けたパージ弁25は通常は閉弁されており、燃料電池10が一定の電力量または一定の時間を発電した場合、または水詰まりなどによるセル電圧の低下を検知した場合に開弁して、水素とともに水分および窒素を排出する。
前記燃料電池スタック13には冷媒液循環経路30が設けられ、この冷媒液循環経路30内を循環する冷媒液としての冷却水によって燃料電池スタック13を冷却するようになっている。
前記冷媒液循環経路30には、冷却水を循環するためのポンプ31および熱交換器としてのラジエータ32を設けてあり、このラジエータ32は、これを通過する外部空気Aとラジエータ32内の冷却水とが熱交換される外部空気による熱交換方式となっている。
そして、上記ラジエータ32で冷却した冷却水を前記ポンプ31で燃料電池スタック13に圧送し、その冷却水が燃料電池スタック13内を循環してこの燃料電池スタック13を冷却した後、再度ラジエータ32へと循環される。
また、前記冷媒液循環経路30には、ラジエータ32をバイパスする(ラジエータ32を通過させない)バイパス流路33が設けられ、このバイパス流路33の分岐部にはラジエータ32への流路とバイパス流路33への冷却水の流れを切り換える冷媒液流路切換え手段としての冷却水切換え3方弁34を設けてある。
更に、前記冷媒液循環経路30には、燃料電池スタック13の出口に第1温度センサ35が設けられるとともに、ラジエータ32の出口に第2温度センサ36が設けられ、これら第1・第2温度センサ35,36で検出した温度差によって燃料電池スタック13の冷却が必要かどうかを判断するようになっている。
そして、燃料電池スタック13の温度が所定値よりも低くて冷却の必要がない場合は、前記冷却水切換え3方弁34をバイパス流路33側に切り換えて冷却水をラジエータ32に通すことなく循環させる一方、燃料電池スタック13の温度が所定値以上で冷却が必要となる場合は、前記冷却水切換え3方弁34をラジエータ32側に切り換えて冷却水を外部空気Aで熱交換して冷却する。
ここで、本実施形態の冷却システムにあっては、前記カソードオフガス排出流路18から分岐して、前記ラジエータ32に導入する外部空気Aの上流側前方に排出口40aを配置したカソードオフガス分岐流路40を設けるとともに、このカソードオフガス分岐流路40の分岐部には、前記カソードオフガス排出流路18と上記カソードオフガス分岐流路40へのカソードオフガスの流れを切り換えるカソードオフガス流路切換え手段としてのカソードオフガス切換え3方弁41を設け、かつ、ラジエータ32内の冷却水の凍結を予測する冷媒液凍結予測手段としてのコントローラ42を設け、そのコントローラ42により凍結を予測した場合にカソードオフガス流路切換え3方弁41をカソードオフガス分岐流路40側に切り換えるようになっている。
上記コントローラ42によるラジエータ32の凍結予測は、本実施形態では上記第2温度センサ36で検出した温度信号に基づいて行うようになっているが、ラジエータ32に直接温度センサを設けて、その温度信号によって凍結予測してもよい。
また、本実施形態の冷却方法にあっては、前記ラジエータ32内の冷却水の凍結を予測した場合に、燃料電池10の燃料電池スタック13から排出されるカソードオフガスを、上記ラジエータ32の近傍である前方に供給するようにしてある。
つまり、前記コントローラ42は、図2に示すようにステップS1によって、前記温度センサ36の信号によりラジエータ32内の冷却水温度が凍結に至る温度まで低下したかどうかを判断し、凍結しそうと予測すると(YES)ステップS2によってカソードオフガス切換え3方弁41をカソードオフガス分岐流路40側に切り換えて、このカソードオフガス分岐流路40の排出口40aから高温のカソードオフガスをラジエータ32の前面(上流側)に供給する。
一方、コントローラ42は、上記ステップS1でラジエータ32内の冷却水が凍結しそうに無いと予測すると(NO)、ステップS3によってカソードオフガス切換え3方弁41をカソードオフガス排出流路18側に切り換えて、前記カソードオフガス分岐流路40へのカソードオフガス供給を停止する。
以上の構成により本実施形態の燃料電池の冷却システムおよび冷却方法によれば、冷媒液循環経路30に設けたラジエータ32内の冷却水の凍結が予測された場合に、燃料電池スタック13から排出されるカソードオフガスが上記ラジエータ32に導入する外部空気Aの上流側に供給されるので、そのラジエータ32に導入される外部空気Aとともに高温の前記カソードオフガスがラジエータ32を通過するので、そのカソードオフガスの熱でラジエータ32内の冷却水を温めて、この冷却水が凍結されるのを防止することができる。
従って、燃料電池スタック13の温度が低温状態から上昇して冷却水がラジエータ32への流路に流れる状態になった場合にも、ラジエータ32内をスムーズに冷却水が流通して燃料電池スタック13の冷却効率が低下されるのを防止することができる。
(第2実施形態)
図3は本発明の第2実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図3は熱交換器とカソードオフガス分岐流路との関係を示す拡大正面図である。
本実施形態の燃料電池の冷却システムでは、図3に示すようにカソードオフガス分岐流路40の排出口40aを、この排出口40aから噴出されるカソードオフガスが前記ラジエータ32の最も冷媒液温度が低くなる低温部位P(図3中太線で囲ってある領域)に供給されるように配置してある。
つまり、ラジエータ32は冷却水の導入口32aを設けた導入側タンク32bと、冷却水の排出口32cを設けた排出側タンク32dとを所定間隔Lを設けて対向配置し、これら両タンク32b,32d間を多数のフィン付きチューブで連通する構成となっており、それらフィン付きチューブを冷却水が通過する間にその冷却水は外部空気Aと熱交換される。
従って、ラジエータ32の前記低温部位Pは、外部空気Aに熱交換された冷却水が集合する排出側タンク32dとなり、前記カソードオフガス分岐流路40から排出されるカソードオフガスを、その低温部位Pとなる排出側タンク32dに集中的に当てるようにしてある。
また、本実施形態では前記排出口40aに拡径部43を設けて、排出口40aから放出されるカソードオフガスを前記低温部位Pの略全域を網羅するように拡張して放出するようになっている。
以上の構成により本実施形態によれば、高温のカソードオフガスをラジエータ32の低温部位Pに集中的に供給することができるので、ラジエータ32内の冷却水の凍結をより効果的に防止することができる。
(第3実施形態)
図4,図5は本発明の第3実施形態を示し、前記第1,第2実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図4は熱交換器とカソードオフガス分岐流路との位置関係を示す拡大正面図、図5は熱交換器とカソードオフガス分岐流路との位置関係を示す拡大側面図である。
本実施形態の燃料電池の冷却システムでは、図4,図5に示すようにラジエータ32に対してこれに導入する外部空気Aの上流側に配置されるヒートポンプ式暖房機の蒸発器50を備え、カソードオフガス分岐流路40の排出口40aを、この排出口40aから噴出されるカソードオフガスが前記蒸発器50に導入する外部空気Aの上流側に供給されるように配置してある。
即ち、前記ヒートポンプ式暖房機は、前記蒸発器50および図外の凝縮器、圧縮機、膨張弁を備えた一般的な冷凍サイクルの構造と同様であり、通常はその冷凍サイクルの冷媒ガスの循環方向を変換することにより、暖房機と冷房機との切換えが可能となって、車室内の空調を行うようになっている。
前記ヒートポンプ式暖房機を構成する場合、上記蒸発器50は膨張弁で断熱膨張させた冷媒ガスを外部空気Aと熱交換して気化させた後に圧縮機に送るようになっており、その蒸発器50を上述したようにラジエータ32に導入する外部空気Aの上流側に配置してあり、その外部空気Aは蒸発器50を通過した後に上記ラジエータ32に供給される。
従って、上記カソードオフガス分岐流路40の排出口40aを上記蒸発器50の上流側に配置することにより、その排出口40aから放出されたカソードオフガスは、上記外部空気Aとともに蒸発器50を通過した後にラジエータ32に供給される。
また、本実施形態にあっても第2実施形態と同様に前記排出口40aに拡径部43を設けて、排出口40aから放出されるカソードオフガスを前記低温部位Pの略全域を網羅するように放出面積を拡大して排出するようになっている。
以上の構成により本実施形態によれば、ヒートポンプ式暖房機を構成する蒸発器50をラジエータ32の上流側に配置することにより、そのヒートポンプ式暖房機を作動することにより、蒸発器50を通過してラジエータ32に供給される外部空気Aは、蒸発器50で熱を奪われ、外気温度よりさらに温度低下した空気がラジエータ32に供給されることになる。
このとき、本実施形態では、前記蒸発器50の上流側にカソードオフガス分岐流路40の排出口40aから高熱のカソードオフガスが供給される(吹き付けられる)ことにより、蒸発器50で低温化された外部空気Aを暖めることができるため、ラジエータ32に低温化された外部空気Aが供給されるのを防止し、ひいてはラジエータ32内の冷却水が凍結するのを避けることができる。
ところで、本発明は前記第1〜第3実施形態に例をとって説明したが、これら実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
本発明の第1実施形態における冷却システム全体の概略構成図である。 本発明の第1実施形態におけるカソードオフガス流路切換え手段の制御を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における熱交換器とカソードオフガス分岐流路との関係を示す拡大正面図である。 本発明の第3実施形態における熱交換器とカソードオフガス分岐流路との位置関係を示す拡大正面図である。 本発明の第3実施形態における熱交換器とカソードオフガス分岐流路との位置関係を示す拡大側面図である。
符号の説明
10 燃料電池
11 酸素極
12 水素極
13 燃料電池スタック
18 カソードオフガス排出流路
30 冷媒液循環経路
32 ラジエータ(熱交換器)
33 バイパス流路
34 冷却水切換え3方弁(冷媒液流路切換え手段)
40 カソードオフガス分岐流路
40a 排出口
41 カソードオフガス切換え3方弁(カソードオフガス流路切換え手段)
42 コントローラ(冷媒凍結予測手段)
50 蒸発器
A 外部空気
P 低温部位

Claims (4)

  1. 燃料電池スタックを冷却する冷媒液循環経路に、外部空気による熱交換方式の熱交換器と、この熱交換器をバイパスするバイパス流路と、熱交換器またはバイパス流路への冷媒液の流れを切り換える冷媒液流路切換え手段と、を備え、前記燃料電池スタックの温度に応じて冷媒液流路切換え手段を切換え制御する燃料電池の冷却システムにおいて、
    前記燃料電池スタックから排出されるカソードオフガスを車外に排出するカソードオフガス排出流路と、
    前記カソードオフガス排出流路から分岐して、前記熱交換器の近傍に排出口を配置したカソードオフガス分岐流路と、
    前記熱交換器内の冷媒液の凍結を予測する冷媒液凍結予測手段と、
    前記冷媒液凍結予測手段で予測した結果に基づいて、前記カソードオフガス排出流路または前記カソードオフガス分岐流路へのカソードオフガスの流れを切り換えるカソードオフガス流路切換え手段とを備える
    ことを特徴とする燃料電池の冷却システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池の冷却システムであって、
    前記カソードオフガス分岐流路の排出口を、この排出口から噴出されるカソードオフガスが、前記熱交換器の最も冷媒液温度が低くなる低温部位に供給されるように配置した
    ことを特徴とする燃料電池の冷却システム。
  3. 請求項1に記載の燃料電池の冷却システムであって、
    前記熱交換器に対してこれに導入する外部空気の上流側に配置されるヒートポンプ式暖房機の蒸発器を備え、カソードオフガス分岐流路の排出口を、この排出口から噴出されるカソードオフガスが前記蒸発器に導入する外部空気の上流側に供給されるように配置した
    ことを特徴とする燃料電池の冷却システム。
  4. 燃料電池スタックを冷却する冷媒液循環経路に、外部空気による熱交換方式の熱交換器と、この熱交換器をバイパスするバイパス流路と、熱交換器またはバイパス流路への冷媒液の流れを切り換える冷媒液流路切換え手段と、を備え、前記燃料電池スタックの温度に応じて冷媒液流路切換え手段を切換え制御する燃料電池において、
    前記熱交換器内の冷媒液の凍結を予測した場合に、燃料電池スタックから排出されるカソードオフガスを、上記熱交換器に供給する
    ことを特徴とする燃料電池の冷却方法。
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