JP2006215195A - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱発泡性トナー像に加えて非熱発泡性トナーからなる像を形成した場合であっても、その熱発泡性トナー像を簡易かつ効率よく発泡隆起させて良好な立体画像を形成することができるとともに、その熱発泡性トナーおよび非熱発泡性トナーの双方を記録媒体に良好に定着させることができる画像形成方法および画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成方法および画像形成装置は、非熱発泡性の記録媒体(P)に熱発泡性トナーからなる像(T(H))と赤外線吸収剤を含有する非熱発泡性トナーからなる像とを第1作像手段(10H)および第2作像手段(10I)で形成した後、その熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像が形成された記録媒体を少なくとも熱圧定着手段(7)で加熱加圧してその熱発泡性トナー像を発泡させることにより隆起した立体画像を形成する。さらに、好ましくは加熱加圧後に赤外線を光定着手段(8)から照射する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非熱発泡性の記録媒体に形成される熱発泡性トナーからなる像を加熱して発泡させることにより隆起した立体(隆起)画像を形成することができる画像形成方法および画像形成装置に関するものである。
従来、本出願人は、電子写真方式や静電記録方式を適用した一般のプリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置を使用して、普通紙等に代表されるような非熱発泡性の記録媒体に少なくとも熱発泡性トナーからなる像を形成した後、それを加熱発泡させることで隆起した立体画像を形成する方法やその形成装置等について提案している(特許文献1,2など)。
特許文献1においては、発泡剤がトナー表面に実質的に露出しないように含有される画像形成用トナーからなる像を電子写真プロセス等を経ることにより記録媒体に形成した後、加熱定着処理を行ってそのトナーに含まれる発泡剤を発泡させて立体画像を形成する方法やその形成装置等が提示されている。
また、特許文献2においては、記録媒体に形成する熱発泡性トナーからなる像の上に非発泡性フルカラートナーからなるカラー像を形成した後、加熱定着処理を施して熱発泡性トナーを発泡させて立体画像を形成するとともに非熱発泡性フルカラートナーを溶融定着させてカラー画像を形成する方法やその形成装置が提示されている。
そして、これらの立体画像の形成方法および形成装置では、そのいずれの場合も、熱発泡性トナーからなる像のみ又はそれを含むトナー像を定着ロール対等の定着装置を通過させて加熱加圧することにより、その熱発泡性トナーについて発泡(熱膨張)させるとともに溶融させて記録媒体に固着させるようにしている。
特開2000−131875号公報 特開2002−244384号公報 特開2002−174924号公報 特開2003−270860号公報
しかしながら、このような立体画像の形成方法やその形成装置においては、次のような問題点がある。
まず、その熱発泡性トナー内の発泡剤を熱膨張させて十分な高さの立体画像を得るためには、非熱発泡性の有色トナーからなる像を定着させるときよりも大きな熱エネルギーを印加しなければならない。これにより、十分な高さの立体画像を容易に得ることは難しいものであった。
一方、十分な高さの立体画像を形成するために最適化された加熱条件(定着温度の上昇、定着時間の延長など)で定着を行った場合には、非熱発泡性の有色トナーからなる像(画像部)が必要以上の熱エネルギーが印加されることになるため、その加熱により溶融された有色トナーが定着ロール等に付着してしまい、記録媒体に定着されず画質不良を招くことがある。
このようなことから、同じ記録媒体上に熱発泡性トナーからなる像と非熱発泡性の有色トナーからなる像とが混在して形成される場合には、その双方の像をいずれも最良の状態で形成することが困難であった。
また、熱発泡性トナーの定着のために印加する熱エネルギーを増やす場合には、定着時の加熱温度を上げたりあるいはその定着速度を下げなければならず、この結果、省エネ化や画像形成の生産性の点で劣るという問題もあった。また、熱発泡性トナーは、その発泡現象を伴うため、その発泡度合い等によっては記録媒体に対して良好に定着されないおそれもあった。
ちなみに、従来においては、本出願人による提案も含め、通常の平面的な画像(立体画像ではない画像)を形成する方法やその形成装置として、記録媒体に赤外線吸収剤を含有させた画像形成用の有色トナーにより像を形成した後、そのトナー像に赤外線等を照射して光定着させる画像形成方法などが提案されている(特許文献3,4)。しかし、この提案に係る特許文献3,4のいずれにおいても、熱発泡性トナーを使用して立体画像を形成することに関する内容は示されていない。
本発明は、以上のような各問題点等に鑑みてなされたものであり、熱発泡性トナー像に加えて非熱発泡性トナーからなる像を形成した場合であっても、その熱発泡性トナー像を簡易かつ効率よく発泡隆起させて良好な立体画像を形成することができるとともに、その熱発泡性トナーおよび非熱発泡性トナーの双方を記録媒体に良好に定着させることができる画像形成方法および画像形成装置を提供するものである。
本発明の画像形成方法は、非熱発泡性の記録媒体に熱発泡性トナーからなる像と赤外線吸収剤を含有する非熱発泡性トナーからなる像とを形成した後、その熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像が形成された記録媒体を少なくとも加熱加圧してその熱発泡性トナー像を発泡させることにより隆起した立体画像を形成することを特徴とするものである。
ここで、上記非熱発泡性の記録媒体とは、トナー(現像剤)からなる像を形成することができる媒体のうち加熱された場合に発泡(熱膨張)する物性が特にないものであり、たとえば、普通紙等の記録用紙である。
上記熱発泡性トナーからなる像は、上記記録媒体の全面に形成することも可能であるが、通常は形成すべき立体画像に対応させて記録媒体の該当領域に部分的に形成される。この熱発泡性トナー像は、記録媒体に単独で形成される場合と、非熱発泡性の有色トナーからなる像と組み合わせて形成される場合とがある。また、この熱発泡性トナー像は、所望の層厚で形成される。熱発泡性トナーは、通常、発泡剤を含むが着色剤を含まないトナーとして構成されるものであるが、発泡剤に加えてその着色剤を含む有色のトナーであってもよい。
上記赤外線吸収剤を含有する非熱発泡性トナーからなる像は、上記熱発泡性トナー像を形成する領域の全域に相応させて形成することが好ましいが、少なくとも熱発泡性トナー像の一部に重畳する状態で形成すればよい。非熱発泡性トナーは、無色透明なトナーとして構成するか、または有色のトナーとして構成される。赤外線吸収剤については、後述するように非可視域の波長に対して光吸収特性を有するものであることが好ましい。
この非熱発泡性トナー像は、所望の層厚で形成される。また、この非熱発泡性トナー像を熱発泡性トナー像の形成領域の一部に形成する場合、その非加熱発泡性トナー層が形成されていない熱発泡性トナー像の領域に対する定着については、たとえば赤外線吸収特性を有する有色のトナー像を形成することで対応することができる。この他、この熱発泡性トナー像は、透明なトナーとして構成する場合、熱発泡性トナー像が形成されていない記録媒体の領域に形成しても構わない。たとえば、記録媒体上に(非熱発泡性の)有色トナー像を形成する場合、その有色トナー像の領域に透明な熱発泡性トナー層を形成することができる。
このような画像形成方法によれば、非熱発泡性の記録媒体に形成される熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像は、少なくとも加熱加圧されることでその各トナー像を構成する各トナーが熱により溶融されるとともに記録媒体に圧着される。これにより、熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像はいずれも記録媒体に良好に固着されるようになり、しかも熱発泡性トナー像は加熱により発泡(膨張)隆起して立体的な画像となる。
また、この画像形成方法においては、その加熱加圧の処理をした後、赤外線を照射する処理を行うように構成するとよい。このときの赤外線は、少なくとも非熱発泡性トナーに含有される赤外線吸収剤が吸収できる波長領域の赤外線であればよい。この照射される赤外線が良好に到達して十分な発熱作用が発揮されるようにする観点からすると、その非熱発泡性トナー像については、記録媒体に対して前記熱発泡性トナー像よりも上層側に位置するように形成することが望ましい。また、この赤外線の照射処理は、加熱加圧処理をした後に連続した状態(オンライン状態)で行うほか、加熱加圧処理をした後、たとえば別の時間帯または場所で後処理的な状態(オフライン状態)で行うことも可能である。
このように加熱加圧の処理後に赤外線の照射処理を行う場合には、熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像が前記したように加熱加圧処理により記録媒体に良好に固着されるとともに熱発泡性トナー像が発泡隆起して立体的な画像を形成することになるが、その後における赤外線の照射により、非熱発泡性トナー像内の赤外線吸収剤が赤外線を吸収して瞬時に発熱し、その熱が熱発泡性トナー像に伝わって当該トナー像を再び加熱するようになる。これにより、熱発泡性トナー像が十分に発泡隆起して十分な高さの立体的な画像となり、また、熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像のいずれも発熱および再加熱により溶融して記録媒体にさらに良好に固着されるようになる。
さらに、この赤外線の照射を行うようにした画像形成方法においては、前記加熱加圧のみの処理と前記加熱加圧した後に前記赤外線を照射する処理とを選択して行うように構成するとよい。
このように2つの処理を選択するように構成した場合には、その双方の処理を任意に選択して所望の定着方法を使い分けることができるようになる。
たとえば、加熱加圧のみの処理を選択した場合には、熱発泡性トナー像と非熱発泡性トナー像のいずれも加圧下で加熱されるため良好な定着が可能となり、特に熱発泡性トナー像が発泡により記録媒体から離れる挙動を示すが加圧により強制的に記録媒体側に押さえつけられることで記録媒体に良好に固着されるようになる。なお、熱発泡性トナー像を形成せずに一般的な有色トナーによる平面的な(非立体的な)画像のみを形成するようにした場合には、従来から一般的に採用されている定着を行うことが可能となり、その対応が容易となる。
また、加熱加圧後に赤外線の照射を行う処理を選択した場合には、非熱発泡性トナー像内に含まれる赤外線吸収剤の発熱による加熱作用が新たに得られるため、その加熱作用による熱発泡性トナー像の再発泡隆起や熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像の再溶融が行われるようになる。これにより、立体画像の高さを増やす(調整する)ことや、定着性を高めることが可能になる。この他にも、その非熱発泡性トナー像を熱発泡性トナー像の形成領域の一部に形成した場合には、その非熱発泡性トナーが存在する熱発泡性トナー像の部分のみを更に加熱して発泡隆起させた立体画像を得ることが可能になる。
一方、本発明の画像形成装置は、非熱発泡性の記録媒体に熱発泡性トナーからなる像を形成する第1作像手段と、その記録媒体に赤外線吸収剤を含有する非熱発泡性トナーからなる像を形成する第2作像手段と、その第1作像手段で形成される熱発泡性トナー像と第2作像手段で形成される非熱発泡性トナー像を担持する記録媒体を少なくとも加熱加圧する熱圧定着手段とを有する装置であって、前記記録媒体に形成される熱発泡性トナー像を加熱して発泡させることにより隆起する立体画像を形成し得ることを特徴とするものである。
ここで、上記第1作像手段は、非熱発泡性の記録媒体に熱発泡性トナー像を所望の画像情報に応じて形成することができるものであれば特に制約されるものではない。たとえば、電子写真方式、静電記録方式等の画像形成方式を利用して潜像担持体に立体画像用の画像情報に応じて潜像を形成し、その潜像を熱発泡性トナーにより現像して熱発泡性トナー像とし、そのトナー像を最終的に記録媒体に形成(転写)する作像装置として構成することができる。
上記第2作像手段は、熱発泡性トナー像が形成される領域の少なくとも一部に、赤外線吸収剤を含有する非熱発泡性トナー像を所望の状態で形成することができるものであれば特に制約されるものではない。たとえば、上記第1作像手段と同様の作像装置として構成することができる。
上記熱圧定着装置は、未定着のトナー像を加熱加圧して定着させることができる作用を得るものであればよい。たとえば、トナー像を担持する記録媒体に対して加熱を行う加熱手段と加圧を行う加圧手段とを兼備する定着装置である。加熱については加圧下で行われるものが好ましい。
このような画像形成装置によれば、第1作像手段および第2作手段により非熱発泡性の記録媒体に対して熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像がそれぞれ形成され、最後に、その熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像が熱圧定着手段によって加熱加圧される。これにより、その熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像をそれぞれ構成する各トナーが熱により溶融されるとともに記録媒体に圧着されるため、その各トナー像はいずれも記録媒体に良好に固着されるようになり、しかも熱発泡性トナー像は加熱により発泡(膨張)隆起して立体的な画像となる。
また、この画像形成装置においては、前記熱圧定着手段の記録媒体搬送方向の下流側に配置され、その熱圧定着手段による加熱加圧された記録媒体に赤外線を照射する光定着手段を有するように構成するとよい。
上記光定着手段は、第2作像手段で形成される非熱発泡性トナー層に必要な赤外線を照射することができるものであればよい。従って、この定着手段から照射する赤外線は、非熱発泡性トナーに含有させる赤外線吸収剤が吸収し得る波長領域を少なくとも含む波長特性の赤外線であることが好ましい。
このような光定着手段を設けた場合には、熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像が熱圧定着手段による加熱加圧処理により前記したように記録媒体に良好に固着されるとともに熱発泡性トナー像が発泡隆起して立体的な画像を形成することになるが、その後の光定着手段照射からの赤外線の照射により、非熱発泡性トナー像内の赤外線吸収剤が発熱して熱発泡性トナー像を再び加熱するようになる。これにより、画像形成方法の説明において既述したように、熱発泡性トナー像が十分に発泡隆起して十分な高さの立体的な画像となり、また、熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像のいずれも発熱および再加熱により溶融して記録媒体にさらに良好に固着されるようになる。
この他にも、光定着手段は、熱圧定着手段に対する定着補助手段という利用形態が可能であり、このため光定着手段を単独で使用する場合に比べて小規模のもので済むため、画像形成装置のコスト低減化やコンパクト化に有効となる。
さらに、この光定着手段を設けた画像形成装置においては、前記熱圧定着手段の単独動作とその熱圧定着手段および前記光定着手段の併用動作とを選択する選択手段を有するように構成するとよい。選択手段は、通常、利用者が任意に選択操作できるように構成される。
このような選択手段を設けた場合には、その熱圧定着手段による加熱加圧処理と光定着手段による赤外線照射処理を任意に選択して所望の定着方法を使い分けることができるようになる。これにより、画像形成方法の説明において既述した作用効果と同じものが得られるようになる。
このような本発明の画像形成方法およびその形成装置によれば、非熱発泡性の記録媒体に形成される熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像が少なくとも加熱加圧されるため、その各トナー像を構成する各トナーが熱により溶融されるとともに記録媒体に圧着されることができるようになる。この結果、熱発泡性トナー像に加えて非熱発泡性トナーからなる像を形成した場合であっても、その熱発泡性トナー像を簡易かつ効率よく発泡隆起させて良好な立体画像を形成することが可能となり、しかも、その熱発泡性トナーおよび非熱発泡性トナーの双方を記録媒体に良好に定着させることも可能となる。
特に、熱圧定着手段による加熱加圧処理をした後に光定着装置におる赤外線照射処理をする場合には、非熱発泡性トナー像内の赤外線吸収剤による加熱作用も得られるようになるため、その熱圧定着装置の定着時に付与する熱エネルギーを過度に高める必要がなくなる。このため、トナー像の定着のために必要以上の高温加熱用の熱源を用意する必要がなくなって省エネ化の点で有利となり、また、その定着時の処理(通過)速度を通常時よりも低下させる必要もなく生産性の観点からも有利となる。さらに、非熱発泡性の有色トナー像を同時に形成する場合には、その有色トナー像が前述の従来技術で説明したように必要以上の熱エネルギーで加熱されることがなくなり、たとえばその過度の加熱により有色トナーが定着ロール等に付着してしまうことに起因した画質不良を引き起こすという心配もない。
図1は、本発明を適用した実施の形態に係るデジタルカラー複合機の概要を示すものである。
[複合機全体の構成]
このデジタルカラー複合機1は、少なくとも複写機能とプリント機能を兼備するカラー画像形成装置であって、記録シートP上に単色または多色からなる通常の(平面的な)画像を形成することができることに加えて立体的な画像(立体画像)を形成することもできるように構成されている。図1中における符号2は複合機1の画像出力部を構成する本体であり、矢付き一点鎖線は記録シートPの基本的な搬送経路を示す。
複合機1は、その画像出力部本体2の上部側に、原稿の画像を読み取る原稿読取装置3が設置されている。この原稿読取装置3は、図示しない原稿載置面としてのプラテンガラス上に載置される原稿か又は原稿を一枚ずつ自動で搬送する図示しない自動原稿搬送装置により読取スリット部を通過するように搬送される原稿を光源によって照明し、その原稿からの反射光を所定のミラー、縮小光学系などを介してCCD等からなる画像読取素子に入射させる。これにより、その画像読取素子によって原稿の色材反射光像を所定のドット密度(例えば16ドット/mm)で読み取るようになっている。
また、画像出力部の本体2の上部側(たとえば原稿読み取り装置2の前面側の部位)には、ユーザインターフェイス(UI)としての操作パネル4が設置されている。この操作パネル4は、入力操作を行うための各種ボタンをはじめ、入力操作や各種情報の表示を行うためのタッチ式液晶パネル等が設けられている。特に液晶パネルは、ユーザに対して操作手順やメッセージが出力される一方で、そのパネルの所定領域を指で触れることで動作に関するユーザからの指示内容が入力される。
一方、画像出力部本体2の内部には、画像処理装置5が設置されている。この画像処理装置5は、前記原稿読み取り装置3で読み取られた画像データ(信号)やこの複合機1に接続される後述のパーソナルコンピュータ(PC)100等から入力される画像データに対して所定の画像(信号)処理を施して最終的な画像データを生成するようになっている。特にこの画像処理装置5では、単色または多色の画像を形成するための通常の画像データの処理機能に加えて、後述するような立体画像および赤外吸収透明トナー画像を形成するための画像データの処理機能を有している。また、この画像処理装置5は、ユーザの入力指示に対応した画像処理も可能であり、その入力手段として前述した操作パネル4におけるタッチ式液晶パネル等を使用して対応するようになっている。
また、画像出力部本体2の内部には、各種トナー像をそれぞれ専用に形成する複数の作像ユニット10と、これら各作像ユニット10で形成される各トナー像を一次転写させた後に記録シートPに二次転写させる位置(二次転写部)まで搬送する中間転写ベルト21を有する中間転写トユニット20とが設置されている。この実施の形態では、複数の作像ユニット10を、中間転写ユニット20における中間転写ベルト21の下方側の位置にそのベルト21の回転方向にそって直列に並べた状態で配置している。
作像ユニット10はいずれも、基本的に、所定の方向に回転駆動するドラム状基体の外周面に有機感光層等が設けられた感光ドラム11と、この感光ドラム11の表面を一様に帯電する帯電装置12と、帯電後の感光ドラム11の表面に画像処理装置5から送られる画像データに基づいた光を露光して静電潜像を形成する書き込み露光装置13と、その静電潜像を所定のトナーで現像する現像装置14と、感光ドラム11の表面を清掃するドラム用クリーニング装置16を備えて構成されている。このうち現像装置14は、トナーとキャリアを含む二成分現像剤を使用して現像を行う二成分現像方式の現像装置であるが、トナーのみからなる一成分現像剤を使用して現像を行う一成分現像方式の現像装置であってもよい。
この実施の形態では、作像ユニット10として、熱発泡性トナーからなるトナー像(以下「熱発泡性トナー像」ともいう)を形成する作像ユニット10Hと、赤外線吸収剤(IR)を含有した非熱発泡性の透明トナーからなるトナー像(以下「IR透明トナー像」ともいう)を形成する作像ユニット10Iと、非熱発泡性の有色トナーからなるトナー像(以下「有色トナー像」ともいう)を形成する作像ユニット10Wの少なくとも3タイプのものを使用している。また、その有色トナー像を形成する作像ユニット10Wとしては、イエロー(Y)トナー、マゼンタ(M)トナー、シアン(C)トナーおよびブラック(K)トナーの各有色トナーからなる像を専用に形成する4つの作像ユニット10Y、10M、10C、10Kを使用している。これら6つの作像ユニット10については、二次転写部からみて中間転写ベルト21の回転方向上流側にむけて作像ユニット10H、10K、10C、10M、10Y、10Iの順で配置されている。
ちなみに、作像ユニット10Hと作像ユニット10Iは、その各現像装置14として、後述する熱発泡性トナーを収容する現像装置14Hと赤外線吸収剤を含有する透明トナーを収容する現像装置14Iをそれぞれ使用する点で他の有色トナー像形成用の作像ユニット10W(10Y、10M、10C、10K)と相違するのみであり、その他の構成については作像ユニット10Wと基本的に同じである。
中間転写ユニット20は、無端状の中間転写ベルト21を駆動ロール22、二次転写部のバックアップロール23、複数の従動ロール24、25、…に所定のテンションで掛け回しているとともに、その従動ロール24と従動ロール25の間で各作像ユニット10における感光ドラム11とそれぞれ接した状態となるように設置している。この中間転写ベルト21は、たとえば、導電材等を含有させて体積抵抗率を調整したポリイミドフィルム等のベルト基材上にシリコーンゴム等の表面層を積層形成した2層構造からなる無端状のベルトであり、駆動ロール22の回転動力により矢印方向に回転走行するようになっている。
中間転写ベルト21の内周面側には、各作像ユニット10の感光ドラム11に形成される各トナー像を中間転写ベルト21に静電的にそれぞれ転写させるための一次転写ロール27が設置されている。一次転写ロール27には、図示しないバイアス電源装置から感光ドラム11上のトナー像の帯電極性とは逆極性の一次転写バイアスが印加されるようになっている。また、中間転写ベルト21の外周面側には、そのベルト21をバックアップロール23に押し当てて二次転写部の二次転写ニップ部(圧接域)を形成するための二次転写ロール28が配設されている。バックアップロール23には、その導電性の軸に対して、図示しないバイアス電源装置から中間転写ベルト21上のトナー像の帯電極性と同極性の二次転写バイアスを供給するための給電部材が接触した状態で設置されている。さらに、中間転写ベルト21の駆動ロール22と対向する位置には、そのベルト20の表面を清掃するベルト用クリーニング装置29が設置されている。
上記作像ユニット10の下方側には、所定のサイズや種類等からなる非熱発泡性の記録シートPを収容するとともにそれを1枚ずつ前記二次転写部にむけて送り出す給紙装置6が配置されている。給紙装置6は、複合機1の本体2に対して出し入れ可能に支持された単数または複数の収容カセット61に複数枚の記録シートPを積載収容し、その収容カセット61内の最上部にある記録シートPを送出し装置62により順に1枚ずつそのカセット61内から送り出するようになっている。給紙装置6から送り出された記録シートPは、その給紙装置6から二次転写ニップ部までの間に形成される所定の給紙搬送路を通して搬送され、二次転写部の手前側に配置されたレジストロール対55まで搬送される。
また、画像出力部本体2の内部のうち二次転写部から記録シートPの搬送方向下流側となる上部側には、二次転写部でトナー像が二次転写された後の記録シートPの定着処理を行う定着装置7が設置されている。この定着装置7は、未定着のトナー像が担持された記録シートPを加熱加圧して定着処理する熱圧式のものであり、基本的に、図示しない加熱源により所定の定着温度等に加熱されて回転する加熱ロール71と、この加熱ロール71に所定の圧力で圧接して定着ニップ部(圧接域)を形成しながら回転する加圧部材(加圧ロール、加圧ベルトなど)72とでその主要部が構成されている。
さらに、その本体2の内部のうち上記定着装置7の記録シート搬送方向下流側となる上部側には、トナー像が担持される記録シートPに対して赤外線を照射する光定着装置8が配置されている。この光定着装置8は、赤外線を照射することができるものであればよく、たとえば赤外線ランプ、キセノンランプ等を用いて構成される。この光定着装置8は、その1回当たりに照射する赤外線の光エネルギーは熱発泡性トナー、透明トナー、有色トナー等の特性に応じて設定される。
また、画像出力部の本体2上面には、画像形成後に本体の外部に排出される記録シートPを積載した状態で収容する排出収容面部2Aが形成されている。また、その本体2上部には、定着後の記録シートPを排出収容面部2Aにむけて排出する排出ロール対56が設置されている。
また、この複合機1に接続される前記コンピュータ100は、一般的なハードウェア構成と基本ソフト、応用ソフトなどのソフトウェア構成を備えている。ソフトウェア資源としては、立体画像の作成または編集するための立体画像編集ソフトや、文字や描画を作成するための文字描画作成ソフトや、画像データをプリンタに対応した出力データに変換および転送するソフトも有している。
そして、この複合機1では、上記定着装置7と光定着装置8について、形成すべき画像の種類等の条件に応じて、その定着装置7のみを使用するか、または定着装置7と光定着装置8の双方を併用するかのいずれかの定着モードを前記操作パネル4からの入力操作やコンピュータ100における設定操作により任意に選択できるように構成されている。定着装置7のみを使用する定着モードが選択された場合には、光定着装置8は作動しないことになる。
[使用するトナーについて]
ここで、上記熱発泡性トナーは、少なくとも結着樹脂と発泡剤とを含有する微粒子であって、好ましくは発泡剤がトナー表面に実質的に露出していないタイプのトナーである。発泡剤が実質的に表面に露出していない熱発泡性トナーを使用した場合には、高い熱膨張性を有するとともに記録シートに対する接着性および帯電安定性を良好に維持することができる。
発泡性トナーの結着樹脂としては、特に制限されるものではなく、トナー用樹脂として一般に用いられる樹脂が使用できる。一方、発泡剤としては、特に制限されるものではなく、熱によって体積膨張するものであれば、どのようなものでも使用可能である。また、発泡剤は、常温で固体のものであっても、液体のものであってもよい。さらに、発泡剤は、単一物質からなる材料に限られず、複数の物質からなる材料や、マイクロカプセル粒子等の機能性材料であってもよい。発泡剤の発泡温度は、いかなる装置を使用して立体画像を形成するかによってその好ましい範囲が異なるが、非熱発泡性の有色トナー等からなるトナー像を形成する通常の画像形成装置により立体画像を形成する場合にはそのトナー像の加熱定着に必要な定着温度以下の温度であることが好ましい。
このような熱発泡性トナーは、例えば、少なくとも結着樹脂と発泡剤とを溶剤に溶解または分散させた油相を水相に縣濁分散させてその油相からなる粒子を作製する工程と、その粒子から溶剤を除去する工程とを含む製法によって作製される。この他にも、少なくとも発泡剤を溶解または分散させた結着樹脂用のモノマーを水相中で縣濁重合する工程を含む製法によって作製しても良い。このような結着樹脂と発泡剤を含む熱発泡性トナーとしては、たとえば前記した特許文献2等において記載されている熱発泡性トナーを同様に使用することができる。
また、上記赤外吸収剤を含有した透明トナーは、結着樹脂に少なくとも赤外吸収剤を所定の割合で含有させたものである。
結着樹脂としては、特に制限されるものではなく、トナーの結着樹脂として一般に用いられる樹脂を同様に使用することができる。具体的には、ポリエステル樹脂、スチレン樹脂、アクリル樹脂、スチレン・アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ジエン系樹脂、フェノール樹脂、エチレン・酢酸ビニル樹脂等が挙げられるが、好ましくはポリエステル樹脂である。
赤外線吸収剤としては、好ましくは、肉眼で見ることのできる波長400〜700nmまでの可視光領域において光の吸収特性を有さず、波長700nm以上の非可視領域において光の吸収特性を有するものが使用される。その非可視域で光吸収特性を有する赤外線吸収材としては、具体的に、CuOをドープしたガラス粉や、ポリマー中にCuイオンを導入したもの等を用いることができる。なお、可視光領域において光の吸収特性を有する赤外線吸収剤を使用した場合には、かかる吸収特性の赤外線吸収剤を含有する透明トナー層の(記録シートに転写された後において)下層側に存在する場合等における有色トナー像や立体画像の発色性が損なわれる等の不具合がある点で適切ではない。
このような赤外吸収剤を含有する透明トナーは、たとえば通常のトナーの製法として知られている混錬粉砕法や化学重合法により同様に製造することができるほか、前記したような熱発泡性トナーの製法と同様の方法により作製することが可能である。透明トナー中における赤外線吸収剤の含有割合については、任意に設定することができるが、たとえばトナー全体に対して0.5〜95重量%の割合とする。
この実施の形態では、熱発泡性トナーとして、ポリエステルのポリマー75重量%と発泡剤(エクスパンセル社製:エクスパンセル051−DV)25重量%とを前記化学重合法により作製した白色トナー(平均粒径:25μm)を使用した。また、赤外線吸収剤を含有するトナーとしては、ポリエステル樹脂にOPフリットからなる赤外線吸収剤を40重量%の割合で含有させて前記混練粉砕法により作製した透明トナー(平均粒径:約6μm)を使用した。この他、前記4色の有色トナーとしては公知のものを使用した。
[立体画像等の画像データの生成について]
次に、この複合機1において形成する立体画像の画像データの生成について、通常の有色(カラー)画像の生成内容と併せて説明する。
はじめに、立体画像の元となる原稿画像のデータを入力する必要があるが、この入力形式としては、原稿読取装置3から原稿の画像を読み取った情報を入力する方式と、複合機1に接続される所定のコンピュータ100から入力する方式とがある。
原稿読取装置3から入力する方式では、原稿としてカラー又はモノクロ画像用の原稿と立体画像用の原稿という二種類の原稿を用意し、その各原稿からカラー又はモノクロ画像のデータと立体画像のデータをそれぞれ読み取って入力する場合と、通常のカラー又はモノクロ画像原稿という一種類の原稿からカラー又はモノクロ画像用データと立体画像用データの双方を生成する場合とがある。
前者の入力方式の場合には、図2に示すように、まず通常のカラー又はモノクロ用原稿を原稿読取装置3により色材反射光像、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の原稿反射率データ(たとえば各8bit)として読み取る。続いて、その3色の原稿反射率データについて画像処理装置5の補正処理部51でシェーデイング補正、位置ズレ補正、明度/色空間の変換、ガンマ補正等の補正処理をした後、画像処理装置5の有色画像生成部52においてY、M、C、Kの各色用の画像データに変換することにより、各有色トナーの有色画像データが生成される。
一方、立体画像用の原稿については、原稿読取装置3により3色の原稿反射率データとして読み取った後、その原稿反射率データについて画像処理装置5の補正処理部51でシェーデイング補正、位置ズレ補正等の補正処理を同様に行う。続いて、画像処理装置5の立体画像生成部55においてその補正後の原稿反射率データにおける彩度および色相の情報を算出し、これらの算出情報を用いて所定の手順により高さ(層厚)データに変換することにより、カラー又はモノクロ画像に重畳して(この他、有色画像を形成せずに単独で)形成すべき熱発泡性トナー像用の立体画像データが生成される。
また、前記後者の入力方式の場合には、まず1種類の原稿である通常のカラー又はモノクロ画像原稿を、前者の入力方式の場合と同様に原稿読取装置2によって3色の原稿反射率データとして読み取る。続いて、その3色の原稿反射率データについて画像処理装置5の補正処理部51で同様の補正処理を行った後、有色画像生成部52でY、M、C、Kの各色の画像データに変換することにより、各有色トナーの有色画像データを生成する。
一方、立体画像データについては、原稿読取装置3で読み取った上記1種類の原稿の画像データ(反射率データ)を表示画像として操作パネル4における液晶パネルに表示させたうえで、その表示された液晶パネル上の画像内容に対してユーザが立体画像にしたい画像領域をタッチペン等の入力補助手段により指定する。続いて、その指定された領域について、前者の入力方式の場合と同様の手順にしたがって原稿反射率データから高さ情報データへの変換を行うことにより、熱発泡性トナー用の立体画像データを生成する。
コンピュータ100から入力する方式では、コンピュータ100におけるソフトウェア資源の一部である文字描画作成ソフトや立体画像編集ソフトなどを利用して、ユーザ自身がカラー又はモノクロ画像用データの他に立体画像としての情報をもつ立体画像のデータを作成する。このようにして作成されるカラー又はモノクロ画像用データおよび立体画像データは、コンピュータ100から複合機1に送信され、その画像処理装置5の補正処理部51において最初に前記した入力方式の場合と同様に補正処理される。続いて、その補正後のデータに基づいて有色画像生成部52において各有色トナーの有色画像データが生成される一方、立体画像生成部55において立体画像データが生成される。
このような入力方式を経て生成される有色画像データおよび立体画像データは、必要に応じて画像処理装置5の出力階調補正部53において所定の階調補正がなされる。この階調補正が必要に応じてなされた4色の有色画像データ(Y,M,C,K)および立体画像データ(H)は、画像処理装置5から各作像ユニット10(Y,M,C,K, H)の露光装置13に対して送信される。
次に、赤外吸収剤を含有する透明トナー用の画像データの生成について説明する。
この透明トナー用の画像データは、図2に示すように、画像処理装置5のIR透明画像生成部56において、前述した有色画像生成部52および立体画像生成部55で生成される有色画像データ(Y,M,C,K)および立体画像データ(H)を利用して所定の条件からなるIR透明トナー像のデータ(IR)が生成される。特にIR画像生成部56においては、有色画像データおよび立体画像データに基づいてIR入りの透明画像を形成する領域(形成の有無を含む)が決定される。
この実施の形態では、透明トナー用の画像データとして、IR入り透明画像を有色画像および立体画像が形成される領域のすべての領域に同じ厚さで形成する二値のデータ(IR)が生成されるように構成されている。ただし、この赤外線吸収透明画像データ(IR)は、後述するように、必要に応じて出力階調補正部53において有色画像および立体画像の階調に対応させて階調を変更するようにしても構わない。この場合は、画像データ(IR)は多値のデータとして生成されることになる。
[各画像形成動作について]
以下、この複合機1の画像出力部による一般の有色画像の形成動作および立体画像の形成動作について説明する。
まず、この複合機1では、その操作パネル4の操作ボタンやコンピュータ100等の選択画面において、画像形成パターンとして、一般の有色画像のみを形成するパターン、立体画像のみを形成するパターン、その有色画像および立体画像を組み合わせて形成するパターンのいずれかを任意に選択して実行できるように構成されている。また、前述したように定着動作に関して、定着装置7の単独使用による定着モードと定着装置7と光定着装置7の併用による定着モードのいずれかを任意に選定して実行できるようにも構成されている。
そして、このいずれかの画像形成パターンが選択されてその画像形成の開始の指示が入力されると、画像出力部の各作像ユニット10では、その形成すべき画像(トナー像)の種類等に関係なく、以下のように稼動して各トナー像の形成が同様に行われる。
すなわち、各作像ユニット10では、所定の方向に回転する感光ドラム11の表面が帯電装置12によって所定の極性(たとえばマイナス極性)で一様に帯電処理された後、その帯電表面に露光装置13から各画像データ(この実施の形態では有色画像データ、立体画像データ、IR透明トナー像画像データ)に応じた光が露光されて所定の表面電位からなる静電潜像が形成される。しかる後、その静電潜像は、現像装置14から供給される所定の極性(たとえばマイナス極性)に帯電されたトナーにより現像されてトナー像が形成される。
具体的には、作像ユニット10Y、10M、10C、10Kでは、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーおよびブラックトナーからなる各有色トナー像がそれぞれ形成される。また、作像ユニット10Hでは、熱発泡性トナーからなる発泡性トナー像が形成される。さらに、作像ユニット10Iでは、赤外線吸収剤(IR)を含有した透明トナーからなるIR透明トナー像が形成される。
この他、前記した画像形成パターンとして有色画像のみを形成するパターンが選択されたときには、作像ユニット10Y、10M、10C、10Kの少なくとも1つ以上が稼動する。また、立体画像のみを形成する画像形成パターンが選択されたときには、作像ユニット10Hおよび作像ユニット10Iが稼動する。さらに、有色画像および立体画像を組み合わせて形成する画像形成パターンが選択されたときには、作像ユニット10Y、10M、10C、10Kの少なくとも1つ以上と作像ユニット10H、10Iとが稼動する。
このように各作像ユニット10で個別に形成される各トナー像は、その各感光ドラム11と一次転写ロール27の間を通過する中間転写ベルト21の表面に対して圧接力および静電吸引力により順次一次転写される。この際、中間転写ベルト21上には、原則として、そのベルトの回転方向最上流側の位置に配置された作像ユニット10で形成されるトナー像を先頭にし、その下流側の位置に順次配置される各作像ユニット10で形成される各トナー像がその配置順にしたがって順次(場所により重なり合うように)転写されることになる。この転写後の感光ドラム11の表面は、ドラム用クリーニング装置16によって残留トナー等が除去されて清掃される。
続いて、中間転写ベルト21に(多重)転写されたトナー像は、そのベルトの回転に伴って二次転写ロール28が圧接する二次転写ニップ部まで搬送される。一方、この二次転写ニップ部には、前述したように給紙装置6から記録シートPが1枚ずつ送り出されてレジロール対55により所定のタイミングで送り込まれる。これにより、二次転写ニップ部では、その中間転写ベルト21上のトナー像が記録シートPに圧接力および静電吸引力により転写される。この二次転写が終了した後の中間転写ベルト20の表面は、ベルト用クリーニング装置29によって残留トナー等が除去されて清掃される。
このようにトナー像が転写された記録シートPは、その二次転写ニップ部から抜け出た後に定着装置7に向けて搬送され、その加熱ロール71と加圧部材72の間の定着ニップ部(圧接域)に導入されて通過させられる。これにより、未定着のトナー像は、その定着ニップ部において所定の温度および圧力で加熱加圧される。このとき記録シートPに有色トナー像が担持されている場合にはその有色トナーが加熱溶融されて記録シートPに定着される。また、記録シートPに熱発泡性トナー像が担持されている場合には、その熱発泡性トナー像がその加熱されて熱膨張して隆起する。ちなみに、この定着装置7による定着動作は、前記した2つの定着モードのいずれを選択した場合でも実施される。
この定着装置7を通過した後の記録シートPは、その定着装置7よりも搬送方向下流側に配置された光定着装置8を通過するように搬送される。この際、定着装置7による定着に加えて光定着装置8による光定着を行う定着モードが選択されている場合には、その光定着装置8からトナー像(具体的には、少なくともIR透明トナー像が形成される場合)を担持する記録シートPにむけて赤外線が照射される。この赤外線照射が行われた場合は、少なくとも透明トナー像を構成するトナー内に含まれる赤外線吸収剤が発熱して熱発泡性トナー像を加熱することになり、この結果、その熱発泡性トナー像がさらに加熱されて熱膨張する。また、透明トナー像自身も再び加熱される。
定着装置7のみの定着かまたは定着装置7および定着装置8の双方の定着が終了した後の記録シートPは、画像出力部本体2の外部である排出収容面部2Aに排出される。以上のプロセスを経ることにより、記録シートPには、所望の有色トナー像のみが形成されるか、または、熱発泡性トナー像のみが発泡隆起した所望の立体画像のみが形成されるか、または、所望の有色トナー像および立体画像が組み合わせられた有色立体画像が形成される。
そして、この複合機1では、一般の有色画像のみを形成する画像形成パターンが選択された場合、前述したように作像ユニット10Y、10M、10C、10Kの全部または一部のものが稼動することにより有色画像データに基づく有色トナー像T(Y,M,C,K)を形成して記録シートPに転写させた後、熱圧式の定着装置7を通過させて加熱加圧することにより定着が行われる。この場合、定着装置7を通過した後の記録シートPは、その後において光定着装置8による定着を行う必要がないため、通常は前記した定着装置7のみを使用する定着モードが選択され、これにより光定着装置8と対向する搬送路領域に対しては単に通過するだけとなる。
また、立体画像のみを形成する画像形成パターンが選択された場合には、前述したように作像ユニット10H、10Iが稼動することにより立体画像データに基づく熱発泡性トナー像T(H)およびIR透明トナー像T(IR)をそれぞれ形成して記録シートPに転写させた後、定着装置7のみを使用する定着モードまたは定着装置7と光定着装置8を併用する定着モードのいずれかが選択され、加熱加圧されるのみかもしくは加熱加圧された後に赤外線が照射されることにより所定の定着が行われる。IR透明トナー像T(IR)が形成されている場合には、定着装置7と光定着装置8を併用する定着モードを選択してその定着装置7,8による双方の定着を併せて行うことが望ましい。
このパターンの画像形成を行なった場合には、基本的に、図3の上段に示すように、記録シートP上に熱発泡性トナー像T(H)およびIR透明トナー像T(IR)がこの順で積層された状態で形成される。
その後、記録シートPは、前記いずれの定着モードが選択された場合であっても、少なくとも定着装置7による加熱加圧の処理が行われ、これにより、図3の中段に示されるように熱発泡性トナー像T(H)が加熱により発泡隆起することでその熱発泡性トナー像の形成領域がそれ以外のシート表面領域Paよりも隆起した部分(凸部)となって存在する独特な凹凸表面(立体画像の1種)を有した記録シートとして得られる。また、この際、熱発泡性トナー像T(H)およびIR透明トナー像T(IR)はいずれも、加圧下で加熱されて溶融されるため、記録シートPに良好に定着される。
また、定着装置7および光定着装置8を併用する定着モードが選択された場合には、加熱加圧処理後の記録シートPは、光定着装置8による赤外線の照射処理が行われ、これにより図3の下段に示されるようにIR透明トナー像T(IR)内の赤外線吸収剤が赤外線の吸収により発熱することで当該IR透明トナー像が存在する熱発泡性トナー像T(H)部分が加熱されるため、再び発泡隆起する。この結果、熱発泡性トナー像のうちIR透明トナー像が形成された部分は前記加熱加圧処理した後における高さよりもさらに十分な高さになるまで発泡隆起した立体的な画像として得られる。
定着装置7および光定着装置8を併用する定着モードによる定着を行うときには、熱発泡性トナー像が定着装置7による加熱加圧によりその結着樹脂が記録シートPのパルプ繊維間などに浸透した状態となるため、その加熱により発泡し始めても記録シートから剥がれにくくなる。そして、そのような状態(仮定着の状態)になった後に、赤外線照射によってIR透明トナー像の加熱作用を受けるため熱発泡性トナー像(および有色トナー像)からなる立体画像の記録シートに対する接着性が良好なものとなる。この結果、強度や耐久性に優れた立体画像を形成することができる。
ちなみに、図3において、第1のIR透明トナー像T(IR)1は熱発泡性トナー像T(H)と同一の領域に形成されたものを示し、第2のIR透明トナー像T(IR)2は熱発泡性トナー像T(H)の形成領域の一部と重畳する状態で形成されたものを示している。そして、第2のIR透明トナー像T(IR)2が形成された熱発泡性トナー像T(H)は、加熱加圧処理後に赤外線が照射にされた場合には、当該IR透明トナー像T(IR)2が形成されている部分のみが再び発泡隆起するようになる(図3下段)。また、IR透明トナー像T(IR)については、いずれの定着後においても発泡した熱発泡性トナー像T(H)上に薄い透明樹脂層として存在する(他の場合も同様である)。
さらに、有色画像および立体画像を組み合わせて形成する画像形成パターンが選択された場合には、作像ユニット10(Y、M、C、K)の少なくとも1つ以上および作像ユニット10(H、I)を前述したように稼動させることにより有色画像データに基づく有色トナー像T(Y,M,C,K)、立体画像データに基づく熱発泡性トナー像T(H)、およびIR透明トナー像T(IR)をそれぞれ形成して記録シートPに転写させた後、定着装置7のみを使用する定着モードまたは定着装置7と光定着装置8を併用する定着モードのいずれかが選択され、加熱加圧されるのみかもしくは加熱加圧された後に赤外線が照射されることにより所定の定着が行われる。
このパターンの画像形成を行なった場合には、基本的に、図4の上段に示すように、記録シートP上に熱発泡性トナー像T(H)、有色トナー像T(Y,M,C,Kの少なくとも1つ以上)およびIR透明トナー像T(IR)がこの順で積層された状態で形成される。
その後、記録シートPは、前記立体画像のみを形成する画像形成パターン選択時の場合と同様に、少なくとも定着装置7による加熱加圧の処理が行われ、これにより、図4の中段に示されるように熱発泡性トナー像T(H)が加熱により発泡隆起することでその熱発泡性トナー像の形成領域がそれ以外のシート表面領域Paよりも隆起した部分(凸部)となって存在する凹凸表面を有した記録シートとして得られる。また、この発泡隆起する熱発泡性トナー像のうち有色トナー像が存在する部分は、有色の立体画像部となる。さらに、この際、有色トナー像Tをはじめ熱発泡性トナー像T(H)およびIR透明トナー像T(IR)のいずれも、加圧下で加熱されて溶融されるため、記録シートPに良好に定着される。
また、定着装置7および光定着装置8を併用する定着モードが選択された場合には、加熱加圧処理後の記録シートPは、光定着装置8による赤外線の照射処理が行われ、これにより図4の下段に示されるようにIR透明トナー像T(IR)が存在する熱発泡性トナー像T(H)部分が前記したような赤外線吸収剤による発熱加熱作用により再加熱されるため、再び発泡隆起する。この結果、熱発泡性トナー像のうちIR透明トナー像が形成された部分は前記加熱加圧処理した後における高さよりもさらに十分な高さになるまで発泡隆起した立体的な画像として得られる。また、この再発泡隆起する熱発泡性トナー像のうちIR透明トナー像および有色トナー像の双方が存在する部分は、さらに十分な高さからなる有色の立体画像部となる。
ここで、IR透明トナー像T(IR)については、その形成すべき領域内で異なった層厚で形成することもできる。これは、光定着装置8が同じ強さの赤外線を照射するものである場合に有効となる。また、この場合には、前述した画像処理部5において生成する透明トナー用の画像データはその厚さ(濃度階調)に応じた多値データとして生成することになる。
IR透明トナー像T(IR)を通常の層厚よりも厚めの層厚で形成した場合には、光定着装置8による赤外線を照射した際に、その下層側に存在する加熱加圧処理後の熱発泡性トナー像T(H)の再発泡度合いを相対的に増大させることができ、立体画像の高さをより高くするための調整を行うことが可能となる。反対に、IR透明トナー像T(IR)を通常の層厚よりも薄めの層厚で形成した場合には、その赤外線を照射した際に、その下層側に存在する加熱加圧処理後の熱発泡性トナー像T(H)の再発泡度合いを相対的に小さくすることができ、立体画像の高さを低めにするための調整を行うことが可能となる。
たとえば、IR透明トナー像T(IR)の下層側に厚めの黒色の有色トナー像T(K)が形成される場合には、その黒色トナー像がその含有されるカーボブラックの赤外線吸収によって発熱することを考慮して、そのIR透明トナー像T(IR)の層厚を薄めに設定して熱発泡性トナー像の発泡度合いを調整することにより立体画像の最終的な高さを調整することができる。
また、IR透明トナー像T(IR)は、黒色以外の有色トナー像T(Y,M,Cの少なくとも1つ以上)を形成する場合には、その有色トナー像の下方や層間などに形成することもできる。この場合は、黒色以外の有色トナー像が赤外線を吸収することなく透過させるため、光定着装置8から照射する赤外線がその有色トナー像を透過してIR透明トナー像T(IR)に達するようになるためIR透明トナー像が赤外線の吸収により発熱するようになる。
さらに、IR透明トナー像T(IR)は、必要であれば、熱発泡性トナー像T(H)がなく有色トナー像のみが存在する領域に重複した状態で形成してもよい。この場合には、赤外線の照射処理をしたときに、そのIR透明トナー像の発熱により有色トナー像が再加熱されることで記録シートに対してさらに強固に固着させることができる。
[他の実施の形態]
前記した実施の形態では、本発明をカラー複合機に適用した場合について説明したが、本発明の画像形成装置としてはその複合機に限定されるものではなく、たとえば、他のモノクロ対応やカラー対応の各種形式からなるプリンタ、複写機等の画像形成装置であってももちろん適用可能である。
また、前記実施の形態では、光定着装置8を複合機1の画像出力本体2の内部に設置した場合について説明したが、この光定着装置8を複合機1とは別体の装置として併用するように構成してもよい。また、定着装置7による定着のみを行った記録シートを一旦、排出収容面部2Aに排出させた後、光定着装置8による光定着を行う必要が生じた時期に、その加熱加圧処理後の記録シートPを再度複合機1にセットして、その光定着装置8による光定着を行うためだけに搬送通過させるように利用するようにしてもよい。
このいずれの場合であっても、たとえば、その後の光定着装置8による光定着を行う時期を任意に選択することができ、これにより立体画像の最終的な高さを必要な時期に高めることが可能となる。しかも、このように光定着装置8による光定着を行う時期をオフライン処理することにより、排出収容面部2Aに排出積載される記録シートが最終的な高さの立体画像になっていない関係で、加熱加圧処理後の記録シートの排出収容面部2Aにおける嵩張りの増加、ひいては排出収容の乱れなどの発生を防止することができる。
さらに、前記実施の形態では、赤外線吸収剤を含有する非熱発泡性トナー(像)として無色透明なトナー(像)を適用する場合について説明したが、必要であれば、その非熱発泡性トナー(像)は有色のトナー(像)を採用することもできる。この場合、通常の有色トナーに赤外線吸収剤を含有させたものとして構成するも可能である。
本発明を適用したカラー複合機の概要を示す説明図である。 画像処理装置の構成および画像データ生成の状態を示す説明図である。 立体画像のみを形成する場合の基本的な態様を示す説明図である。 有色画像および立体画像を組み合わせて形成する場合の基本的な態様を示す説明図である。
符号の説明
1…カラー複合機(画像形成装置)、4…操作パネル(選択手段の1種)、7…定着装置(熱圧定着手段)、8…光定着装置(光定着手段)、10H…作像ユニット(第1作像手段)、10I…作像ユニット(第2作像手段)、T…トナー像、T(H)…熱発泡性トナー像、T(IR)…IP透明トナー像(赤外線吸収剤を含有する非熱発泡性トナーからなる層)、P…記録シート(非熱発泡性の記録媒体)。

Claims (6)

  1. 非熱発泡性の記録媒体に熱発泡性トナーからなる像と赤外線吸収剤を含有する非熱発泡性トナーからなる像とを形成した後、
    その熱発泡性トナー像および非熱発泡性トナー像が形成された記録媒体を少なくとも加熱加圧してその熱発泡性トナー像を発泡させることにより隆起した立体画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
  2. 前記加熱加圧した後、赤外線を照射する請求項1に記載の方法。
  3. 前記加熱加圧のみの処理と前記加熱加圧した後に前記赤外線を照射する処理とを選択して行う請求項2に記載の方法。
  4. 非熱発泡性の記録媒体に熱発泡性トナーからなる像を形成する第1作像手段と、
    その記録媒体に赤外線吸収剤を含有する非熱発泡性トナーからなる像を形成する第2作像手段と、
    その第1作像手段で形成される熱発泡性トナー像と第2作像手段で形成される非熱発泡性トナー像を担持する記録媒体を少なくとも加熱加圧する熱圧定着手段とを有する装置であって、
    前記記録媒体に形成される熱発泡性トナー像を加熱して発泡させることにより隆起する立体画像を形成し得ることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記熱圧定着手段の記録媒体搬送方向の下流側に配置され、その熱圧定着手段による加熱加圧された記録媒体に赤外線を照射する光定着手段を有する請求項4に記載の装置。
  6. 前記熱圧定着手段の単独動作とその熱圧定着手段および前記光定着手段の併用動作とを選択する選択手段を有する請求項5に記載の装置。
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