JP2006214129A - タイル取付け構造およびタイル配設基板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】躯体12に取り付けられたタイル配設基板2に、タイル1を取り付けるためのガイドレール3が水平方向に所定の間隔で配設さられており、タイル1を該ガイドレールに固定することによりタイル配設基板に取り付けするタイル取付け構造であって、前記ガイドレール3の下側にはタイル固定治具4を懸架するための係合溝6が設けられており、タイルの下端を下段のガイドレールに係止し、係止したタイルの上端を上段のガイドレールの係合溝に懸架したタイル固定治具により押えて固定する。
【選択図】図3
Description
(1)躯体に取り付けられたタイル配設基板に、タイルを取り付けるためのガイドレールが水平方向に所定の間隔で配設されており、タイルを該ガイドレールに固定することによりタイル配設基板に取り付けするタイル取付け構造であって、前記ガイドレールの下側にはタイル固定治具を懸架するための係合溝が設けられており、タイルの下端を下段のガイドレールに係止し、係止したタイルの上端を上段のガイドレールの係合溝に懸架したタイル固定治具により押えて固定することを特徴とするタイル取付け構造。
(2)前記タイル固定治具が、弾性条、板バネまたはジョイナーからなる上記(1)のタイル取付け構造。
(3)前記板バネが円弧状に湾曲させた金属板からなり、該金属板の中央部の幅を広くし、この部分を前記ガイドレールの係合溝に挿通して板バネを懸架する上記(2)のタイル取付け構造。
(4)前記弾性条が長手方向に括れ部を有する中空の弾性材料からなり、前記括れ部をガイドレールの係合溝で保持し弾性条を懸架する上記(2)のタイル取付け構造。
(5)前記タイル配設基板が、アルミニウムまたはプラスチックの押出し成形材である上記(1)〜(4)のいずれかのタイル取付け構造。
(6)前記タイルの上部には仕上げ面側を切り欠いて段部が設けられており、タイルの仕上げ面側の下部には前垂れ部が設けられており、下端をガイドレールで係止し上端を直上のガイドレールに懸架したタイル固定治具で固定したタイルの前記段部に、上段のタイルの前垂れ部を整合することにより、該タイルの段部を仕上げ面側から保持し、かつ前記タイル固定治具で固定している部分を隠蔽する上記(1)〜(5)のいずれかのタイル取付け構造。
(7)タイル配設面に複数本のガイドレールが水平方向に配設されており、該ガイドレールの上側にはタイルの下端に形成した溝に嵌合するための係合リブが、また下側にはタイル固定治具を懸架するための係合溝がそれぞれガイドレールに沿って設けられていることを特徴とするタイル配設基板。
(8)前記ガイドレールの係合溝にタイル固定治具をタイル配設基板の端部から挿通する上記(7)のタイル配設基板。
(9)前記タイル配設基板のガイドレールと直交する端面が、該タイル配設基板を躯体に取り付けたときにタイル配設面が開先となるよう斜めに切断されている上記(7)または(8)のタイル配設基板。
図1は、本発明に係わるタイル取付け構造により仕上げられた壁面の正面図であり、図2は図1のタイル取付け構造における配設基板にタイルを取り付けしたときの斜視図、図3は該配設基板を用いて施工されるタイル取付け構造の縦断面図である。なお、本例では図1に示すように上下のタイルの位置をずらして配列しているが、タイルを縦方向にも整列させて配置できる。
図2のような断面を有する幅140mm、長さ2mのアルミニウム製の配設基板を胴縁にビスで固定した。この配設基板には3本のガイドレールが水平方向に設けてあり2段分のタイルを係止できる。この配設基板を下から順に取り付けることで多段にタイルを配設できる。次に“8の字”型の断面(図5参照)を有する長さ70mmの塩化ビニル製のタイル固定治具を、ガイドレールの下側に設けた係合溝に、取り付けるタイルと同数をガイドレール端部から挿入した後、移動させてタイル1個につきタイル固定治具1個が割り当たるように配置した。
例1と同様にアルミニウム製の配設基板を取り付け、図7に示す形状のステンレス製板バネ(長さ:75mm,中央部の幅:7mm,先部の幅:5mm)を作り、板バネ中央部の幅広の部分が、前記配設基板のガイドレールの係合溝に掛かるようにガイドレールの端部からタイルの数に相当する個数だけ挿入した。板バネの中央部が幅広くなっているので、挿入された板バネが係合溝から落下することはなかった。
図10のような断面を有するプラスチック製の配設基板(幅140mm、長さ2m)のガイドレールの下側にのこぎり刃状の断面の係合溝を設け、該係合溝と嵌合するようL字型の一方の脚にのこぎり刃状の突起を設けた塩化ビニル製のジョイナーを挿入した。このジョイナーは突起の形状が上向きののこぎり状になっており、力を加えても上方向には動かないが、下方向には容易に動くようになっている。挿入されたジョイナーを配設基板のタイル取付け位置に配置しておき、タイルの下端をガイドレールに係止した後、ジョイナーをドライバーで下方に押し下げてタイルの上端を押えて固定した。ジョイナーは上方に動かないので、タイルはしっかり固定できた。
3:ガイドレール、 4:タイル固定治具、
5:係合リブ、 6:係合溝、
6’:空間部、 6”:開口部
7:溝、 8:タイル上端、
9:段部、 10:前垂れ部、
11:括れ部、 12:躯体、
13:板バネ、 14:中央部、
15:接続部、 16:仮想線、
17:切欠き部、 18:先部、
19:ジョイナー、 20:突起、
21:係止リブ、 22:受けリブ、
Claims (9)
- 躯体に取り付けられたタイル配設基板に、タイルを取り付けるためのガイドレールが水平方向に所定の間隔で配設されており、タイルを該ガイドレールに固定することによりタイル配設基板に取り付けするタイル取付け構造であって、前記ガイドレールの下側にはタイル固定治具を懸架するための係合溝が設けられており、タイルの下端を下段のガイドレールに係止し、係止したタイルの上端を上段のガイドレールの係合溝に懸架したタイル固定治具により押えて固定することを特徴とするタイル取付け構造。
- 前記タイル固定治具が、弾性条、板バネまたはジョイナーからなる請求項1に記載のタイル取付け構造。
- 前記板バネが円弧状に湾曲させた金属板からなり、該金属板の中央部の幅を広くし、この部分を前記ガイドレールの係合溝に挿通して板バネを懸架する請求項2に記載のタイル取付け構造。
- 前記弾性条が長手方向に括れ部を有する中空の弾性材料からなり、前記括れ部をガイドレールの係合溝で保持し弾性条を懸架する請求項2に記載のタイル取付け構造。
- 前記タイル配設基板が、アルミニウムまたはプラスチックの押出し成形材である請求項1〜4のいずれかに記載のタイル取付け構造。
- 前記タイルの上部には仕上げ面側を切り欠いて段部が設けられており、タイルの仕上げ面側の下部には前垂れ部が設けられており、下端をガイドレールで係止し上端を直上のガイドレールに懸架したタイル固定治具で固定したタイルの前記段部に、上段のタイルの前垂れ部を整合することにより、該タイルの段部を仕上げ面側から保持し、かつ前記タイル固定治具で固定している部分を隠蔽する請求項1〜5のいずれかに記載のタイル取付け構造。
- タイル配設面に複数本のガイドレールが水平方向に配設されており、該ガイドレールの上側にはタイルの下端に形成した溝に嵌合するための係合リブが、また下側にはタイル固定治具を懸架するための係合溝がそれぞれガイドレールに沿って設けられていることを特徴とするタイル配設基板。
- 前記ガイドレールの係合溝にタイル固定治具をタイル配設基板の端部から挿通する請求項7に記載のタイル配設基板。
- 前記タイル配設基板のガイドレールと直交する端面が、該タイル配設基板を躯体に取り付けたときにタイル配設面が開先となるよう斜めに切断されている請求項7または8に記載のタイル配設基板。
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