JP2006212523A - 流動層ガス化炉、並びに廃棄物複合ガス化処理システム及び方法 - Google Patents
流動層ガス化炉、並びに廃棄物複合ガス化処理システム及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006212523A JP2006212523A JP2005027000A JP2005027000A JP2006212523A JP 2006212523 A JP2006212523 A JP 2006212523A JP 2005027000 A JP2005027000 A JP 2005027000A JP 2005027000 A JP2005027000 A JP 2005027000A JP 2006212523 A JP2006212523 A JP 2006212523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasification
- gas
- carbon dioxide
- waste
- furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02C—CAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
- Y02C20/00—Capture or disposal of greenhouse gases
- Y02C20/40—Capture or disposal of greenhouse gases of CO2
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/151—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions, e.g. CO2
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/20—Sludge processing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/20—Waste processing or separation
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
【解決手段】 有機系固形廃棄物をガス化する流動層ガス化炉10を備えたガス化処理系統と、湿潤系廃棄物をメタン発酵処理するメタン発酵槽30を備えたメタン発酵処理系統と、を備えた複合廃棄物ガス化処理システムにおいて、前記メタン発酵槽30にて発生した発酵ガスからメタンガスと二酸化炭素とを分離するVPSA装置31を設け、分離した二酸化炭素を流動層ガス化炉に送給し、流動化ガスとして利用する。
【選択図】 図1
Description
このガス化処理は、廃棄物が供給されたガス化炉内に水蒸気、酸素、空気等のガス化剤を導入してガス化反応を行ってガス化ガスを生成するものである。ガス化ガスはガス化炉の後段でクラッキング装置等の改質炉にてCO、H2リッチな改質ガスに改質される。このようにして得られた改質ガスは、発電機を駆動する蒸気タービンに蒸気を送るボイラに導入された後、バグフィルタ、ガス精製装置等にてガス中の不純物を取り除かれ、燃料ガスとして発電装置等に送給される。即ち、ガス化ガスはガスエンジン又はガスタービン等の内燃機関、熱サイクル機関、或いは熱源機器に利用され、ガス化ガスの熱エネルギは蒸気等の熱媒体又は電力等のエネルギ形態に変換されて有効利用される。
これは、酸素と水蒸気との混合ガスであるガス化剤を炉下方から導入し、廃棄物を流動させながら加熱してガス化する装置であり、撹拌効果が大きく効率良くガス化反応することができる。このとき、廃棄物は例えば400〜800℃程度に加熱されながら熱分解されてガス状物質となり、前記ガス化剤の酸素及び水蒸気と接触するとともにその一部が炉内で燃焼される。また、改質炉では、燃焼反応及び水性ガス化反応(改質反応)が行なわれ、一酸化炭素、水素、メタン、エタン、二酸化炭素等を含むガス化ガスと、タールや煤などの未燃固形物と、飛灰と、不燃物を生じる。
このような流動層ガス化炉を利用した装置では流動層ガス化炉にガス化剤が供給されるが、ガス化剤は廃棄物をガス化するだけでなく炉内の廃棄物を流動させるための作用も担っており、その流動性を保つためにガス化に必要な量よりも過剰な量が導入されていた。その結果、廃棄物の部分燃焼率が高まり、ガス化ガスの有するカロリーを低下させるという問題があった。
従って各種廃棄物を総合的に処理する場合には、特許文献2(特開2001−276772号公報)に記載されるように、ガス化処理とメタン発酵処理とを組み合わせた方法を用いること好ましい。特許文献2では、湿潤有機性廃棄物をメタン発酵槽でメタン発酵してメタンガスを回収するとともに、固形有機廃棄物をガス化炉でガス化してガス化ガスを回収し、これらの燃料ガスをガスタービンに導入し、ガスタービンに連結された発電機で電力を発生させる。また特許文献2では、メタン発酵残渣はガスタービン排ガスの熱を利用して乾燥し、さらに、発生電力は系内で利用し、発電機からの排熱で発酵槽を加温する構成についても提案している。
従って、本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、ガス化剤の使用量の適正化を図り、効率の良いガス化を達成でき、且つ高品質な燃料ガスを回収することができる流動層ガス化炉を提供することを目的とする。
炉下方の流動化ガス導入口より流動化ガスを導入して有機系固形廃棄物を流動させながら加熱し、ガス化剤の導入により該廃棄物をガス化する流動層ガス化炉において、
前記流動化ガスとしてガス化処理系外から供給される二酸化炭素を前記流動化ガス導入口より炉内に導入するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、流動化ガスとして水蒸気、酸素に代わって二酸化炭素を導入することにより、ガス化剤を過剰に用いることなくその使用量を最適化することができ、効率良くガス化を行なうことができる。さらに、ガス化剤の適正化が可能となることにより、ガス化反応効率が向上する。また、二酸化炭素は不活性ガスであるため主に流動化用として利用されるが、反応熱を与えられることによりガス化反応を示し、一酸化炭素を生成する場合もあり、燃料ガスの回収率が増加するという利点も有する。
前記メタン発酵槽にて発生した発酵ガスからメタンガスと二酸化炭素とを分離するガス分離装置と、該分離した二酸化炭素を前記流動化ガス導入口に送給する二酸化炭素送給ラインと、を備えたことを特徴とする。
さらに、前記ガス分離装置が、前記発酵ガスを流通させる処理槽と、該処理槽内を減圧排気する減圧排気手段と、該処理槽内部に設けられた二酸化炭素吸着剤と、を備え、真空圧力スイング吸着法により前記発酵ガスに含有される二酸化炭素を前記二酸化炭素吸着剤にて選択的に吸着、分離することが好ましい。
また、前記発酵ガスに含有される二酸化炭素を真空圧力スイング吸着法により選択的に分離、回収することにより、濃度の高い二酸化炭素を回収することができる。勿論、燃料ガスとしてメタンガスを回収することもでき、常に高純度の燃料ガスを得ることが可能である。
前記流動層ガス化炉が、炉内への二酸化炭素導入量を制御するCO2導入量制御手段と、炉内への酸素導入量を制御するO2導入量制御手段と、炉内への水蒸気導入量を制御するH2O導入量制御手段と、を備え、夫々の導入量制御手段が独立制御されるようにしたことを特徴とする。
このように、流動層ガス化炉内への二酸化炭素導入量、酸素導入量、水蒸気導入量を夫々独立して制御することにより、水蒸気量、酸素量の適正化、及び最適な流動化が可能となり、高効率ガス化が達成できる。
尚、前記二酸化炭素導入量は流動層内への廃棄物投入量及び流動媒体量に基づき制御され、前記酸素導入量は廃棄物投入量に基づき制御され、さらに前記水蒸気導入量は廃棄物中の全炭素量に基づき制御されることが好ましい。
前記灰洗浄手段は、前記ガス分離装置により分離回収した二酸化炭素が導入され、前記灰を二酸化炭素の存在下で湿式洗浄する構成であることを特徴とする。
従来は、このような廃棄物熱処理設備から排出される灰は、セメント原料、細骨材等にて再利用する際に品質に悪影響を与える重金属類、塩素を高濃度で含有するため、これらを水で洗浄処理することにより洗い流していた。しかし、灰中の塩素については、水洗浄時に難溶性のフリーデル氏塩が形成され、水洗のみでは溶出せず灰中に残留してしまう場合がある。
このように、灰を洗浄溶液にて洗浄する際に二酸化炭素の存在下で洗浄することにより、重金属類溶出抑制、塩素の除去を確実に行なうことができ、灰を再利用に適した原料とすることができる。
本発明によれば、前段側の灰洗浄手段にて二酸化炭素を導入せずに湿式洗浄することにより重金属類の殆どが溶出、除去され、後段側の灰洗浄手段にて二酸化炭素存在下で湿式洗浄することにより灰中に残留する重金属類の炭酸塩化による安定化、及びフリーデル氏塩等の難溶性塩素の溶出を行なう。
これは、灰洗浄において先に炭酸塩化工程を行なうと、灰に含有される重金属類が固定化されて高濃度で灰中に残存してしまう惧れがあるため、本発明のように先ず重金属類の大部分を重金属類初期除去工程にて溶出させた後に炭酸塩化工程を行なうことにより、灰中の重金属類含有量を低減するとともに、塩素含有量を低減することが可能となる。
ガス化処理系外から前記流動層ガス化炉へ二酸化炭素を供給し、該二酸化炭素を前記流動化ガスとして炉内へ導入するようにしたことを特徴とする。
前記メタン発酵処理工程にて、前記メタン発酵により発生した発酵ガスから真空圧力スイング吸着法によりメタンガスと二酸化炭素とを分離した後、該分離した二酸化炭素の少なくとも一部を前記流動層ガス化炉に導入することを特徴とする。
また、前記ガス化処理工程にて、ガス化剤として前記流動層ガス化炉に酸素と水蒸気を導入し、前記酸素の導入量と、前記水蒸気の導入量と、前記流動化ガスとしての二酸化炭素の導入量を夫々独立制御するようにしたことを特徴とする。
前記灰洗浄工程では、前記メタン発酵処理工程にて前記発酵ガスより分離した二酸化炭素が導入され、前記灰を二酸化炭素の存在下で湿式洗浄することを特徴とする。
さらにまた、前記灰洗浄工程では灰の洗浄が段階的に行なわれ、前段側にて洗浄溶液による灰の洗浄にて重金属類、塩素の初期除去が行なわれ、後段側にて前記二酸化炭素存在下の洗浄により重金属類の炭酸塩化及び塩素除去が行なわれることを特徴とする。
また、ガス化処理系統とメタン発酵処理系統とを有機的に結合して生成物を有効利用することにより、資源の循環サイクルが形成され、資源の有効利用及び排出物の減量化が達成できる。
さらに、メタン発酵処理系統で発生した発酵ガスに含有される二酸化炭素を真空圧力スイング吸着法により選択的に分離精製することにより、濃度の高い二酸化炭素を回収することができる。
また、灰を洗浄溶液にて洗浄する際に前段で水洗浄、後段で二酸化炭素の存在下で洗浄することにより、重金属類、塩素を確実に除去でき、灰を無害化することができる。
本発明において処理対象とされる有機系廃棄物は、ガス化処理系統で処理される固形廃棄物、例えば都市ごみ、下水汚泥、固形燃料、バイオマス等と、メタン発酵処理系統で処理される湿潤系廃棄物、例えば浄化槽汚泥、し尿、家畜糞尿、厨芥ごみ等が挙げられる。
図1は本発明の実施例に係る複合廃棄物ガス化処理システムの全体構成図、図2は図1に示した流動層ガス化炉の概略構成を示す図、図3は図1に示したVPSA装置の概略構成を示す図である。
前記ガス化処理系統は、固形廃棄物を加熱してガス化する流動層ガス化炉10と、該流動層ガス化炉10に酸素を供給するPSA(圧力スイング吸着法)装置11と、該流動層ガス化炉10のガス出口と流路を介して接続される改質炉12と、該改質炉12のガス送出口と流路を介して接続されるボイラ13と、ボイラ13の蒸気送出口と流路を介して接続される蒸気タービン14と、蒸気タービン14の駆動軸に連結された発電機15と、ボイラ13のガス送出口と流路を介して接続される減温塔16と、該減温塔16の後段に順に設けられたバグフィルタ17及びガス精製装置18と、ガス精製装置18のガス送出口と流路を介して接続されるガスエンジン19と、ガスエンジン19に連結された発電機20と、から構成される。
一方、前記メタン発酵処理系統は、湿潤系廃棄物をメタン発酵するメタン発酵槽30と、メタン発酵槽30にて発生した発酵ガスから二酸化炭素33を分離し、クリーンなメタンガス34と二酸化炭素33とを回収するVPSA(真空圧力スイング吸着法)装置31と、メタンガスを燃料ガスとして発電を行なうガスエンジン32と、から構成される。
C+O2 → CO2+熱 …(1)
C+H2O → CO+H2 …(2)
CmHm+mH2O → mCO+(m+n/2)H2 …(3)
また不燃物は、流動層ガス化炉10の下部から系外へ排出され、ガス化ガス、未燃固形物及び飛灰を含む流体は、その上部から流路を介して改質炉12に送られる。
C+CO2 → 2CO …(4)
このように、流動化ガスとして二酸化炭素を導入することにより、水蒸気、酸素等のガス化剤を過剰に用いることなくガス化剤の使用量の適正化が可能となり、また二酸化炭素から燃料ガスを生成することもできる。
即ち、流動化ガスとして利用される二酸化炭素導入量は、流動層の流動媒体量と炉内に投入される廃棄物投入量に基づき制御される。また、水蒸気導入量は、廃棄物中の炭素分を水性ガス化反応により一酸化炭素に転換させるため、廃棄物中の全炭素量に基づき制御される。さらに、酸素導入量は、廃棄物の部分燃焼に必要とされるため、廃棄物投入量に基づき制御される。従って、これらを制御する制御手段(不図示)を夫々独立して設け、この制御手段を独立制御することが好ましい。
前記メタン発酵槽30は、湿潤系廃棄物が供給されて嫌気性条件下にてメタン菌により廃棄物中に含有される有機物を分解し、発酵残渣と、メタン及び二酸化炭素を主成分とする発酵ガスを生成する。
次に前記吸着塔301から送出されたガスを前記吸着塔305に導入し、該吸着塔305内(圧力1ata前後)にて吸着剤306を通過させてCO2を分離し、吸着塔305からサージタンク309内に回収する。上記と同様に、吸着剤306の吸着能力が飽和状態に近づいたら吸着塔305内を前記真空ポンプ308により減圧排気し(0.1ata程度)、前記吸着剤306に吸着除去されたCO2を離脱して、吸着塔305よりサージタンクに回収し、吸着剤306を再生する。また、前記吸着塔305の上部から送出された精製ガスは、純度の高いメタンガスとして回収される。
改質ガスは、改質炉12からボイラ13に送給され、ここで熱回収される。ボイラ13は、改質ガスから回収された熱で水を加熱して蒸気を発生させる。該蒸気は蒸気タービン14に送給され、このタービンを回転させ、発電機15を駆動させることにより発電を行なう。蒸気タービン14から排出された蒸気は、復水器に送給され、ここで水に戻されボイラに再び供給される。
さらに、前記発電機15(又は発電機20)にて発電された電力を前記VPSA装置31に送電する送電ラインを設けている。送電された電力はVPSA装置31にて利用される。また、前記発電機20(又は発電機15)にて発電された電力を前記PSA装置11に送電する送電ラインを設けている。送電された電力はPSA装置11にて利用される。
前記第2水洗装置22では、二酸化炭素の存在下で灰を水洗することにより灰の炭酸塩化を行い、この炭酸塩が含有重金属類を炭酸塩の形成によって封じ込め、また難溶性のフリーデル氏塩を溶出する。(下記式(5)参照))
3CaO・Al2O3・CaCl2・10H2O+CO2(g)+H2O(l)
→ CaCO3+2HCl …(5)
このように、二酸化炭素の存在下で灰を湿式洗浄することにより、容易に且つ効果的に重金属類、塩素を無害化することができ、灰を再利用に適した原料とすることができる。
また、前記脱水後の排水は、排水処理装置24により各種有害成分を除去され、放流基準まで浄化された後に放流される。
そして、前記メタンガスは前記改質炉12の助燃剤として、又はガスエンジン32の燃料ガスとして、又は乾燥装置24の燃料ガスとして用いられる。
また、前記二酸化炭素は、前記流動層ガス化炉10に送給され、流動化ガスとして用いられる。さらに、該二酸化炭素は前記第2水洗装置22に送給し、灰中の塩素除去、重金属類の炭酸塩化等の灰の無害化に利用する。
本実施例によれば、ガス化処理系統とメタン発酵処理系統とを有機的に結合して生成物を有効利用することにより、資源の循環サイクルが形成され、資源の有効利用及び排出物の減量化が達成できる。
11 PSA装置
12 改質炉
13 ボイラ
14 蒸気タービン
16 減温塔
17 バグフィルタ
18 ガス精製装置
19 ガスエンジン
21 第1水洗装置
22 第2水洗装置
30 メタン発酵槽
31 VPSA装置
32 ガスエンジン
33 二酸化炭素
34 メタンガス
Claims (11)
- 炉下方の流動化ガス導入口より流動化ガスを導入して有機系固形廃棄物を流動させながら加熱し、ガス化剤の導入により該廃棄物をガス化する流動層ガス化炉において、
前記流動化ガスとしてガス化処理系外から供給される二酸化炭素を前記流動化ガス導入口より炉内に導入するようにしたことを特徴とする流動層ガス化炉。 - 請求項1記載の流動層ガス化炉を備えたガス化処理系統と、湿潤系廃棄物をメタン発酵処理するメタン発酵槽を備えたメタン発酵処理系統と、を備えた複合廃棄物ガス化処理システムにおいて、
前記メタン発酵槽にて発生した発酵ガスからメタンガスと二酸化炭素とを分離するガス分離装置と、該分離した二酸化炭素を前記流動化ガス導入口に送給する二酸化炭素送給ラインと、を備えたことを特徴とする複合廃棄物ガス化処理システム。 - 前記ガス分離装置が、前記発酵ガスを流通させる処理槽と、該処理槽内を減圧排気する減圧排気手段と、該処理槽内部に設けられた二酸化炭素吸着剤と、を備え、真空圧力スイング吸着法により前記発酵ガスに含有される二酸化炭素を前記二酸化炭素吸着剤にて選択的に吸着、分離するようにしたことを特徴とする請求項2記載の複合廃棄物ガス化処理システム。
- 前記流動層ガス化炉に導入するガス化剤が酸素と水蒸気であって、
前記流動層ガス化炉が、炉内への二酸化炭素導入量を制御するCO2導入量制御手段と、炉内への酸素導入量を制御するO2導入量制御手段と、炉内への水蒸気導入量を制御するH2O導入量制御手段と、を備え、夫々の導入量制御手段が独立制御されるようにしたことを特徴とする請求項2記載の複合廃棄物ガス化処理システム。 - 前記流動層ガス化炉を含むガス化処理系統から発生した灰を湿式洗浄する灰洗浄手段が設けられた複合廃棄物ガス化処理システムであって、
前記灰洗浄手段は、前記ガス分離装置により分離回収した二酸化炭素が導入され、前記灰を二酸化炭素の存在下で湿式洗浄する構成であることを特徴とする請求項2記載の複合廃棄物ガス化処理システム。 - 前記灰洗浄手段が直列に複数段設けられ、前段側の灰洗浄手段では洗浄溶液による灰の洗浄にて重金属類、塩素の初期除去が行なわれ、後段側の灰洗浄手段では前記二酸化炭素存在下の洗浄にて重金属類の炭酸塩化及び塩素除去が行なわれるようにしたことを特徴とする請求項5記載の複合廃棄物ガス化処理システム。
- 流動層ガス化炉内に導入した流動化ガスにより有機系固形廃棄物を流動させながら加熱し、ガス化剤の導入により該廃棄物をガス化する有機系廃棄物のガス化方法において、
ガス化処理系外から前記流動層ガス化炉へ二酸化炭素を供給し、該二酸化炭素を前記流動化ガスとして炉内へ導入するようにしたことを特徴とする有機系廃棄物のガス化方法。 - 請求項7記載の流動層ガス化炉によるガス化を含むガス化処理工程と、湿潤系廃棄物をメタン発酵するメタン発酵処理工程と、を備えた複合廃棄物ガス化処理方法において、
前記メタン発酵処理工程にて、前記メタン発酵により発生した発酵ガスから真空圧力スイング吸着法によりメタンガスと二酸化炭素とを分離した後、該分離した二酸化炭素の少なくとも一部を前記流動層ガス化炉に導入することを特徴とする複合廃棄物ガス化処理方法。 - 前記ガス化処理工程にて、ガス化剤として前記流動層ガス化炉に酸素と水蒸気を導入し、前記酸素の導入量と、前記水蒸気の導入量と、前記流動化ガスとしての二酸化炭素の導入量を夫々独立制御するようにしたことを特徴とする請求項8記載の複合廃棄物ガス化処理方法。
- 前記ガス化処理工程にて発生した灰を洗浄する灰洗浄工程を含む複合廃棄物ガス化処理方法であって、
前記灰洗浄工程では、前記メタン発酵処理工程にて前記発酵ガスより分離した二酸化炭素が導入され、前記灰を二酸化炭素の存在下で湿式洗浄することを特徴とする請求項8記載の複合廃棄物ガス化処理方法。 - 前記灰洗浄工程では灰の洗浄が段階的に行なわれ、前段側にて洗浄溶液による灰の洗浄にて重金属類、塩素の初期除去が行なわれ、後段側にて前記二酸化炭素存在下の洗浄により重金属類の炭酸塩化及び塩素除去が行なわれることを特徴とする請求項10記載の複合廃棄物ガス化処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005027000A JP4662338B2 (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 廃棄物複合ガス化処理システム及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005027000A JP4662338B2 (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 廃棄物複合ガス化処理システム及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006212523A true JP2006212523A (ja) | 2006-08-17 |
JP4662338B2 JP4662338B2 (ja) | 2011-03-30 |
Family
ID=36976168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005027000A Active JP4662338B2 (ja) | 2005-02-02 | 2005-02-02 | 廃棄物複合ガス化処理システム及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4662338B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009174392A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Takuma Co Ltd | バイオマスガス化ガス発電システム |
CN103230929A (zh) * | 2013-05-13 | 2013-08-07 | 沈阳航空航天大学 | 餐厨垃圾干发酵气化联合处理系统 |
JP2013209497A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Metawater Co Ltd | メタン発酵ガス精製システム及びメタン発酵ガス精製方法 |
CN104004649A (zh) * | 2014-05-21 | 2014-08-27 | 沈阳航空航天大学 | 餐厨垃圾热除油脂脱盐高温厌氧干发酵系统 |
JP2015196698A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 日立造船株式会社 | ガス化処理システム |
JP2019167424A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 積水化学工業株式会社 | ガス化装置、有機物質製造装置、合成ガスの製造方法および有機物質の製造方法 |
WO2023136685A1 (ko) * | 2022-01-14 | 2023-07-20 | 에스케이가스 주식회사 | 건식 수소 생산 장치 및 방법 |
WO2023136684A1 (ko) * | 2022-01-14 | 2023-07-20 | 에스케이가스 주식회사 | 슬러지로부터의 건식 수소 생산 방법 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS532381A (en) * | 1976-06-29 | 1978-01-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | Making harmless method for incinerated ash containing heavy metals |
JPS61157322A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-17 | Kogyo Kaihatsu Kenkyusho | Co↓2含有ガスからco↓2を分離濃縮する方法 |
JPH06106190A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-19 | Ebara Infilco Co Ltd | 固形廃棄物と廃水の処理法 |
JPH07316571A (ja) * | 1994-05-24 | 1995-12-05 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | エネルギ回収システム |
JPH09314088A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 飛灰の処理方法 |
JPH10128304A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-05-19 | Chichibu Onoda Cement Corp | 灰塵の洗浄処理方法およびその装置 |
JP2001276772A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-09 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 総合的有機性廃棄物処理方法及び装置 |
JP2002327183A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-11-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 廃棄物のガス化発電設備 |
JP2003275722A (ja) * | 2002-03-25 | 2003-09-30 | Takuma Co Ltd | 廃棄物処理システムと廃棄物処理方法 |
JP2004043586A (ja) * | 2002-07-10 | 2004-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水蒸気分離膜を用いた熱分解ガス化装置 |
JP2004091568A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガス化装置 |
-
2005
- 2005-02-02 JP JP2005027000A patent/JP4662338B2/ja active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS532381A (en) * | 1976-06-29 | 1978-01-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | Making harmless method for incinerated ash containing heavy metals |
JPS61157322A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-17 | Kogyo Kaihatsu Kenkyusho | Co↓2含有ガスからco↓2を分離濃縮する方法 |
JPH06106190A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-19 | Ebara Infilco Co Ltd | 固形廃棄物と廃水の処理法 |
JPH07316571A (ja) * | 1994-05-24 | 1995-12-05 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | エネルギ回収システム |
JPH09314088A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 飛灰の処理方法 |
JPH10128304A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-05-19 | Chichibu Onoda Cement Corp | 灰塵の洗浄処理方法およびその装置 |
JP2001276772A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-09 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 総合的有機性廃棄物処理方法及び装置 |
JP2002327183A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-11-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 廃棄物のガス化発電設備 |
JP2003275722A (ja) * | 2002-03-25 | 2003-09-30 | Takuma Co Ltd | 廃棄物処理システムと廃棄物処理方法 |
JP2004043586A (ja) * | 2002-07-10 | 2004-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水蒸気分離膜を用いた熱分解ガス化装置 |
JP2004091568A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガス化装置 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009174392A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Takuma Co Ltd | バイオマスガス化ガス発電システム |
JP2013209497A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Metawater Co Ltd | メタン発酵ガス精製システム及びメタン発酵ガス精製方法 |
CN103230929A (zh) * | 2013-05-13 | 2013-08-07 | 沈阳航空航天大学 | 餐厨垃圾干发酵气化联合处理系统 |
CN103230929B (zh) * | 2013-05-13 | 2015-04-22 | 沈阳航空航天大学 | 餐厨垃圾干发酵气化联合处理系统 |
JP2015196698A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 日立造船株式会社 | ガス化処理システム |
CN104004649A (zh) * | 2014-05-21 | 2014-08-27 | 沈阳航空航天大学 | 餐厨垃圾热除油脂脱盐高温厌氧干发酵系统 |
JP2019167424A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 積水化学工業株式会社 | ガス化装置、有機物質製造装置、合成ガスの製造方法および有機物質の製造方法 |
JP7117118B2 (ja) | 2018-03-22 | 2022-08-12 | 積水化学工業株式会社 | ガス化装置、有機物質製造装置、合成ガスの製造方法および有機物質の製造方法 |
WO2023136685A1 (ko) * | 2022-01-14 | 2023-07-20 | 에스케이가스 주식회사 | 건식 수소 생산 장치 및 방법 |
WO2023136684A1 (ko) * | 2022-01-14 | 2023-07-20 | 에스케이가스 주식회사 | 슬러지로부터의 건식 수소 생산 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4662338B2 (ja) | 2011-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4662338B2 (ja) | 廃棄物複合ガス化処理システム及び方法 | |
CN1039653C (zh) | 用于气化具有高含湿量的颗粒固体碳质燃料的方法和装置 | |
JP4995812B2 (ja) | 熱分解及び関連プラントによる廃棄物処理のための統合プロセス | |
KR101243605B1 (ko) | 열수분해에 의한 폐기물 처리와 고효율 에너지를 생산하는 방법및 장치 | |
KR101668549B1 (ko) | 배수 처리 시스템 및 복합 발전 설비 | |
JP4727520B2 (ja) | バイオマスガス化システム | |
KR20020026536A (ko) | 산성가스세정장치 및 방법 | |
JP2006016470A (ja) | ガス精製装置及び該ガス精製装置で使用された除去剤の再生方法 | |
JP2004149556A (ja) | バイオマスのガス化方法及びそのガス化装置 | |
EP3492558B1 (en) | Method and system for preparing fuel gas by utilizing organic waste with high water content | |
JP4702715B2 (ja) | 複合廃棄物焼却処理システム及び方法 | |
JP5357698B2 (ja) | バイオマスガス化システム及びバイオマスガス化方法 | |
WO2016088959A1 (ko) | 바이오매스를 이용한 가스화 열병합발전 시스템 | |
CN1033427C (zh) | 煤或重油气化气体的精制方法 | |
JP2004035837A (ja) | 熱分解ガス化装置及び熱分解ガス化システム | |
CN101097062A (zh) | 一种城市生活垃圾焚烧前处理方法和装置 | |
JP2010149079A (ja) | 高含水廃棄物を含んだ廃棄物の処理方法および処理装置 | |
CN210480860U (zh) | 一种城市污泥资源化高效制氢设备 | |
JP5512922B2 (ja) | ガス精製システムおよびそのシステムにおける洗浄排水処理方法 | |
WO2008046298A1 (fr) | Procédé de récupération de gaz de combustion dans un processus régénératif du matériau filtrant absorbant | |
JP2007269905A (ja) | ガス化装置 | |
JP2018102170A (ja) | 廃棄物処理システムおよびガス処理装置 | |
JP4563087B2 (ja) | 被処理物処理システムと被処理物処理方法 | |
JP4831727B2 (ja) | ガス化処理システムとガス化処理方法 | |
JP2004066096A (ja) | 噴流式吸着方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080128 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080602 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080716 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100917 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20101004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101222 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4662338 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114 Year of fee payment: 3 |