JP4727520B2 - バイオマスガス化システム - Google Patents

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Description

本発明は、バイオマスガス化システムに関する。
本発明は、バイオマスを原料に有効利用し、燃料用、もしくはアルコール等の液体燃料製造用として使用可能なクリーンなガス原料を得ることのできるバイオマスガス化システム及びバイオマスガス化方法に関するものである。
一般にバイオマスとは、エネルギー源または工業原料として利用することのできる生物体(例えば、農業生産物または副産物、木材、植物等)をいい、太陽エネルギー、空気、水、土壌等の作用により生成されるので、無限に再生可能である。
上記バイオマスを利用することで燃料用のガス及びメタノール等のクリーンなエネルギー源の製造が可能となる。また、廃棄物としてのバイオマスを処理できるので、環境の浄化にも役立つとともに、新規に生産されるバイオマスも光合成によりCO2の固定により生育される。大気のCO2を増加させないので、CO2の抑制につながることとなり、好ましい技術である。
ここで、供給するバイオマスとしては、生産または廃棄されたバイオマスを粉砕・乾燥したものを供給するのが好ましい。本発明でバイオマスとは、エネルギー源または工業原料として利用することのできる生物資源(例えば、農業生産物または副産物、木材、植物等)をいい、例えば、スイートソルガム,ネピアグラス,スピルリナ等が用いられている(特許文献1及び特許文献2、非特許文献1)。
ところで、前記バイオマスを原料として生成したガスには、微粒子、タール成分、硫化水素、塩素などが含まれるため、そのままでは、合成触媒を利用した液体燃料や、燃料電池へのエネルギー源を合成するためのガスには適さない。そのため、前述のように、分離装置を始め、ガス精製装置によって、前記微粒子、タール成分、硫化水素、塩素などの微量成分を除去すべく工夫している。前述の液体燃料や燃料電池へのエネルギー源を得るための原料ガスとしては、実際の運用に当たっては、前記微量成分は、その許容含有量を検出限界量程度までに低減する必要がある。しかしながら、現状のバイオマスガス化システムでは、前記微量成分の充分なる低減には至っていない。
また、前記バイオマスガス化システムによる処理規模は、数100トン/日であり、従来の化石燃料を用いたガス化システムに比べると、小規模ないし中規模プラントに相当する。このような小中規模のガス処理システムでは、いわゆる分散化プラントでの必須条件である、シンプルかつ安価なガス精製ラインを具備することが望ましい。この点に関しても、現状のバイオマスガス化システムでは、シンプルかつ安価な精製ラインを実現するに至っていない。
そこで、従来においては、図10に示すように、バイオマス101を炉本体102内に供給するバイオマス供給手段103と、酸素または酸素と水蒸気の混合物からなる燃焼用の酸化剤104を炉本体102内に供給する酸化剤供給手段105とを備えてなるバイオマスガス化炉106と、該バイオマスガス化炉106でガス化した生成ガス107中の粉塵を除去するサイクロンなどの分離手段108と、除塵されたガスを冷却する冷却器109と、該冷却したガスを精製するガス精製装置110を備えたバイオマスガス化システムを提案した(特許文献3)。
従来のバイオマスガス化ガスのガス精製装置110は、バイオマス101を一時的に貯留しており、該ガス精製装置110内に、冷却器109を通過した冷却生成ガス107Aを通過させ、ここで冷却生成ガス107A中に含まれるタール成分を吸着させ、精製ガス107Bとし、タール吸着を吸着したタール吸着バイオマス111を搬送手段112により、バイオマス供給手段103に搬送するようにしている。なお、分離手段108からの灰及び冷却器109からの水は、共に再利用108a、109aされている。
また、タール成分を除去する除去剤層が固定された固定層式除去装置の提案がある(特許文献4)。
特開2001−240877号公報 特開2001−240878号公報 特開2004−346285号公報 特開2006−16470号公報 坂井正康著、「バイオマスが拓く21世紀エネルギー」、森北出版株式会社、1998年10月28日発行
しかしながら、特許文献3にかかる提案では、炉内へのバイオマス投入手段とは別に吸着塔であるバイオマスを用いたガス精製装置110を設置し、該ガス精製装置110から別途バイオマスを抜き出し、その後炉内へバイオマスを投入する投入部へ搬送するための搬送手段112を必要とするためにシステムが煩雑となり運転性が悪く、コスト高となるという問題がある。
また、ガス化炉内で発生する未燃分を含む固形分であるチャーの回収手段としてサイクロンを用いており、回収チャーを除去しているが、回収チャーには未燃焼バイオマス、未ガス化成分が含まれており、ガス化効率低化の要因となっている。
また、回収チャーを炉内に再投入することも可能ではあるが、サイクロン等の分離手段は性能的には粒子分級器であるので、理論的にはサイクロン回収限界粒度以上の粒子(チャー)はサイクロンと炉内を循環するので、その結果炉内の粒子濃度が増大し運転効率が大幅に低下する、という問題がある。
更に、循環中に粒子が摩擦等で粉砕され微粉化される可能性があるがサイクロン分級器でのチャー循環運転は実用化されていない。
また、特許文献4にかかる提案では、タール成分を吸着した除去剤である活性炭の処理が別途必要となる、という問題がある。
そこで、バイオマスをガス化した生成ガス中のタール成分の効率がよい吸着と回収チャーの循環及び排出の両方の機能を兼ね備えた分離装置を備えたバイオマスガス化システムの出現が望まれている。
本発明は、前記問題に鑑み、バイオマスをガス化した生成ガス中のタール成分の効率がよい吸着と回収チャーの効率がよい循環を達成することができるバイオマスガス化システムを提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、バイオマスを炉本体内に投入するバイオマス投入部と、燃焼用の酸化剤を炉本体内に供給する酸化剤供給部とを備えてなるバイオマスガス化炉と、該バイオマスガス化炉でガス化した生成ガス中のチャーを除去する除塵装置と、チャーが除塵された生成ガスを冷却する冷却器と、該冷却した冷却生成ガス中に含まれるタール成分等を前記バイオマス供給部から供給されたバイオマスで吸着除去して精製ガスとするバイオマスによる吸着精製部とを具備すると共に、前記バイオマスによる吸着精製部が、内部にバイオマスが充填される吸着塔と、該吸着塔内に配設され、生成ガスが供給される多孔質材からなるガス供給部とからなり、前記ガス供給部から供給された生成ガスがバイオマスを通過することで精製され、精製ガスを外部に排出すると共に、前記精製ガスが外部に排出する際、該精製された精製ガスが内部に取込まれると共に、前記吸収塔の外部に排出管を介して、前記精製ガスを外部に排出する多孔質材からなるガス排出部を具備することを特徴とするバイオマスガス化システムにある。
の発明は、第1の発明において、バイオマス供給部と前記バイオマスによる吸着精製部との間の連結部が、前記酸化剤を炉本体内に供給する酸化剤供給部と連通する負圧ラインと接続してなることを特徴とするバイオマスガス化システムにある。
の発明は、第1又は2の発明において、前記除塵装置が循環チャーと系外排出チャーとを分配する分配部を具備すると共に、循環チャーがバイオマス供給部又は炉本体内に直接に供給されてなることを特徴とするバイオマスガス化システムにある。
の発明は、第1乃至のいずれか一つの発明において、前記バイオマスを供給する
バイオマス供給部が、気流搬送によるインジェクタであることを特徴とするバイオマスガ
ス化システムにある。
本発明によれば、バイオマスをガス化した生成ガス中のタール成分の効率がよい吸着ができると共に、回収チャーの効率がよい炉本体内への循環が可能となる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本発明による実施例1に係るバイオマスガス化システムについて、図面を参照して説明する。図1は、本実施例に係るバイオマスガス化システムを示す概念図である。
図1に示すように、本実施例に係るバイオマスガス化システム10Aは、バイオマス11をガス火炉本体(以下「炉本体」という)12内に投入するバイオマス投入部13と、酸素または酸素と水蒸気の混合物からなる燃焼用の酸化剤14を炉本体12内に供給する酸化剤供給部15とを備えてなるバイオマスガス化炉16と、該バイオマスガス化炉16でガス化した生成ガス17A中の粉塵を除去する除塵装置18と、除塵された生成ガス17Bを冷却する冷却器19と、該冷却した冷却生成ガス17C中に含まれるタール成分等をバイオマス11で吸着除去して精製ガス17Dとするバイオマスによる吸着精製部20とから構成されている。なお、図中、符号12aは炉本体12から排出される灰の灰溜め部、R1〜R4はバイオマスの供給を切替えるロータリバルブ、Mはモータを各々図示している。
前記炉本体12内に投入されるバイオマス11は、図示しない原料ホッパから供給フィーダ21を有する供給ホッパ22内に一時的に貯留され、供給ホッパ22の底面側に設けられた第1切出しスクリュフィーダS1で所定量ずつ切出し、バイオマスによる吸着精製部20を通過した後、バイオマス投入部13である押込みスクリュフィーダS3に送られ、ここで炉本体12内に投入されている。
なお、供給ホッパ22の下方底面にはバイオマス11を所定量切出す切出しレーキ22aが設けられており、所定量を第1スクリュフィーダS1に切出すようにしている。
また、前記除塵装置18から分離された未燃分のバイオマスと灰と煤塵を含むチャー31は、除塵装置18の下端部の排出通路32内に設けた切替ダンパ33の切替により、バイオマス投入部13に第1通路32−1及び第2切出しスクリュフィーダS2を介して送給される循環チャー31Aと、第2通路32−2を介して外部に排出される排出チャー31Bとに分配するようにしている。
また、本実施例では前記除塵装置18として、セラミックフィルタを用いており、99%以上のチャー31を除去するようにしている。
そして、除去したチャー31の分配比率は、循環チャー31A:排出チャー31B=8:2〜9.5:0.5としている。これは、排出チャー31Bの比率が多くなると、燃焼効率が低下するからである。一方、循環チャー31Aの比率が極端に多くなると、炉内における灰分の割合が多くなり、炉の負担となるので、好ましくないからである。
これにより、従来の分離装置で用いていたサイクロン等と異なり、炉内への未燃分を送ることができ、回収チャー31の循環効率の向上を図ることができる。
そして、前記ダンパ33により分配された前記循環チャー31Aは、第1通路32−1を通過して、第2切出しスクリュフィーダS2に送られ、その後、バイオマスによる吸着精製部20から供給されたバイオマス11と混合されて、バイオマス投入部13の押込みスクリュフィーダS3に送られ、ここでタール成分を吸着したバイオマスと循環チャー31Aとが炉本体12内に投入されている。
前記分配された排出チャー31Bは、第2通路32−2を介して第1ロックホッパ34−1及び第2ロックホッパ34−2を経由した後に、系外に排出される。
ここで、前記第2ロックホッパ34−2には、後述する焼却炉47からの排ガス48が送られており、該排ガス48により前記第2ロックホッパ34−2内のガス置換を行い、排出チャー31Bに含有する有害ガス(例えばCO等)が外部に漏れないようにしている。このガス置換は排出ガス48の再利用であるので、別途N2ガス等の不活性ガスを用いる必要がなく、コスト低下を図ることができる。
また、本実施例に示したバイオマスガス化システム10Aでは、前記冷却器19の下流側に、バイオマス11を吸着剤として用いたバイオマスによる吸着精製部20を設けることにより、冷却生成ガス17C中のタール分を効率良く除去するようにしている。
本実施例における前記バイオマスによる吸着精製部20は、供給ホッパ22から切出しスクリュフィーダS1により所定量切出されたバイオマス11を用いて、冷却器19で冷却された冷却生成ガス17C中のタール分を除去し精製し、その後タール分が吸着したバイオマスをバイオマス投入部(押込みスクリュフィーダS3)13に供給し、その後炉本体12内に投入するようにしている。
また、前記第1切出しスクリュフィーダS1とバイオマスによる吸着精製部20とを連結する連結管41にはロータリバルブR1,R2が設けられ、さらにこれの中間には、前記酸化剤14を炉本体12内に供給する酸化剤供給部15と連通する負圧ライン42を設けている。よって、酸化剤を投入する際に負圧ライン42が負圧状態となるので、ロータリバルブR1の差圧とガスリーク量の関係からバイオマス供給ホッパ22からインジェクタ側へのリーク量が最小のインジェクタ駆動ガス流量を調整することができる。
これにより最小流量の駆動ガス(水蒸気)量で、バイオマス供給ホッパ22側への精製ガス17Dの逆流を防止でき、系外に漏れることがないので、安全運転を行うことができる。
前記バイオマスによる吸着精製部20を通過して浄化された精製ガス17Dは、その後圧縮機44により圧縮ガス17Eとされた後、合成塔45に送られ、ここで例えばメタノール50を合成する。また、メタノール合成後のオフガス46は、焼却炉47で焼却され、該焼却炉47からの排ガス48は煙突49を介して外部へ排出されている。
本実施例では、前記バイオマスによる吸着精製部20は、スクリュフィーダを用いた吸着部としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、後述するような吸着塔としてもよい。
本発明では、前記吸着剤として用いるバイオマスは、前記炉本体12に供給する途中のバイオマス11を用いており、バイオマスを粉砕・乾燥したものが用いられている。本発明でバイオマスとは、エネルギー源または工業原料として利用することのできる生物資源(例えば、農業生産物または副産物、木材、植物等)をいい、例えば、スイートソルガム,ネピアグラス,スピルリナ等の公知のバイオマスが用いられている。
また、前記冷却器19としては、生成ガス17Bに対して水を気液混合させるタイプのものと、生成ガス17Bに対して水を間接的に接触させて熱交換させるタイプのものとがある。前者のタイプの冷却器を用いた場合、冷却器内部にて分離された二酸化炭素及び酸素は、クリーンな燃料ガスとしては、不要であるので、回収し、必要に応じて、図示しないガス回収手段により前記酸化剤供給部15に転送して、再利用するようにしてもよい。後者の場合は、熱交換により水蒸気が発生するので、この水蒸気を同様に図示しないガス回収手段により前記酸化剤供給部15に転送して、再利用するようにしてもよい。
本実施例によれば、炉本体12から飛び出したチャー31はセラミックフィルタの除塵装置18で回収し、炉本体12への循環される循環チャー31Aと系外へ排出される排出チャー31Bとに分離されると共に、循環量と系外への排出量とを適正比率に選定できるようにすることで、粒子回収率が良好となる。また。粒子回収効率が向上するので、後流側への粒子の混入が無くなり、例えば冷却器循環水の粒子除去手段等を設置することが不要となる。
また、除塵装置18としてセラミックフィルタを用いることにより、炉本体12から出たチャー粒子を全部回収することができることになる。よって、回収チャーの粒度分布に対する未燃分含有率に関係なくすべての粒径のチャーを循環再燃焼でき、ガス化効率向上が達成できる。
これは、従来のような分離手段として例えばサイクロン等の分級方式回収手段では回収不可能な回収限界粒径以下の粒子に未燃分が多い場合は未燃分の再循環率が低下するために未燃分再燃焼によるガス化効率向上に限界があるからである。
また、炉本体12内への再循環の循環チャー31Aと系外排出の排出チャー31Bとの分配手段として切り替えダンパ33を用いているために、セラミックフィルタの逆洗払い出しサイクルとダンパ切替えとを連動することにより、適正分配比率を容易に選定できることとなる。
また、炉本体12内への循環チャー31Aは炉本体12内へのバイオマス投入部13に直接供給するために、循環チャー31Aの炉本体12内への供給手段を必要としないために炉設備の単純化及びシステムがコンパクト化・低コストを図ることができる。
また、未燃分を再燃焼するために系外排出チャー(灰)の量が減少し、灰処理費用が節減できる。
また、本実施例では、圧縮機44により加圧された精製ガス17Eを、セラミックフィルタの逆洗用に用いると共に、炉本体12内へのバイオマス投入部(スクリュフィーダS3)13内への炉ガスの逆流防止用に用いるようにしている。
この結果、セラミックフィルタへの逆洗用ガスとして、精製ガス17Eを用いているので、その混入がある場合でも精製ガスの成分変化に影響を与えることがない。
また、炉本体12内へバイオマス11を投入するバイオマス投入部13内に加圧した精製ガス17Eを供給するようにしているので、炉本体12側からの高温ガスの逆流を防止することができ、この結果、バイオマス11の高温ガスによる燃焼等による不具合点の発生を防止でき、安全且つ安定したバイオマス供給運転ができる。
また、本実施例では、バイオマスによる吸着精製部20としてスクリュフィーダ方式を採用し、スクリュフィーダのバイオマス出口部の上部20a側から冷却生成ガス17Cを供給し、スクリュウ入口部20bのバイオマスが到達しない翼前方部から精製ガス17Dを排出するようにしている。
この結果、バイオマス11が排出される側から冷却生成ガス17Cが流入するために、タール等を吸着したバイオマスは常に出口部側に存在することとなる。この結果、タール成分が吸着されたバイオマス11は直ちに、バイオマス投入部13側に落下することとなり、スクリュウ入口部20b側ではクリーンなバイオマスが保たれることとなる。
また、スクリュフィーダの出口部から入口部に向かって冷却された生成ガス17Cに含有されるタール等の濃度が薄くなり、ここにフレッシュなバイオマス11が供給ホッパ22から供給されることとなるので微量なタール成分吸着性能が良好なものとなる。
本実施例では、バイオマスにより吸着精製部20として、スクリュフィーダ形式の吸着方法を採用し、バイオマス11が供給される供給ホッパ22の下部に連結しているために、生成ガス17C中のタール成分の吸着のみならず炉本体12内へのバイオマス搬送も兼用しており、炉本体12へのバイオマス供給機能とガス精製機能を併せ持った一貫した装置として連続運転を可能にした。
これにより、バイオマスガス化システムがコンパクトになり運転性が良くなり低コストとなる。
また、本実施例において用いるスクリュフィーダのスクリュウ翼の形状は特に限定されるものではないが、より好ましくは図9−1に示すリボンスクリュ91又は図9−2に示すような、不等ピッチスクリュ92とするのが好ましい。特に、図9−1のリボンスクリュ91には軸との間に間隙91aがあるために、通常の翼の場合と較べて、ガス流れ均一となり圧損を小さくすることができ、好ましい。
本実施例によれば、未燃焼・未ガス化成分を持つチャー31を循環チャー31Aとして再燃焼することにより、バイオマスのガス化効率を高めることができる。
また、供給ホッパ22とバイオマス投入部13との間に介装されるバイオマスによる吸着精製部20を用いることによりガス精製の向上化を図ることができる。これにより、生成ガス中のタール除去性能向上を図ることができる。
また、この精製において、バイオマスによる吸着精製装置20のバイオマス供給側を負圧ラインとすることにより、生成ガス中に含まれる有害ガス成分のバイオマス供給側である供給ホッパ22へのリークを防止することができる。
また、タール成分を吸着したバイオマスはその後バイオマス投入部13に供給され、直ちに炉本体12内に投入することになるので、タールで汚れたバイオマスを系外に排出することなく、燃料として使用することが可能となる。
従来のようなバイオマスを充填した吸着部を独立して設置するものでもないので、バイオマスによる吸着精製装置の小型化及び連続運転化が可能となる。
さらに、バイオマス11の炉本体12への供給、バイオマスのガス化及びバイオマスガス化ガス中のチャーを回収して、再度循環再燃焼することができ、除塵及びガス精製を一貫したガス化システムとした連続運転が可能となる、システム効率の向上に寄与する。
本発明による実施例2に係るバイオマスガス化システムについて、図面を参照して説明する。図2は、本実施例に係るバイオマスガス化システムを示す概念図である。なお、実施例1のシステムと同一部材には同一符号を付して重複した説明は省略する。
図2に示すように、本実施例に係るバイオマスガス化システム10Bは、実施例1のガス化システム10Aにおいて、バイオマス投入部13をスクリュフィーダS3の替わりに、気流搬送による第1インジェクタ61としている。この第1インジェクタ61の気流搬送により、炉本体12内にバイオマス11を効率良く投入するようにしている。
このため、バイオマスによる吸着精製部20の出口のスタンドパイプ63にロータリバルブR3を介装し、更にその下部に循環チャー31Aの排出スクリュウフィーダS2の出口を連結する。そして、前記スタンドパイプ63の端部を第1インジェクタ61の吸引部に連結し、第1インジェクタ61の吐出管は炉本体12側に連結するようにしている。
そして、酸化剤14である水蒸気の一部を分岐し、第1インジェクタ61の駆動部に連結するようにしている(図中A部)。
また、第1インジェクタ61の駆動管には流量調整弁(図示せず)を、炉本体12と第1インジェクタ61の吸引部とには差圧計(図示せず)を設け、差圧信号と流量調整弁を連動させてインジェクタ側が炉本体12側より圧力が少なくなるように流量を設定するようにしている。
これにより、第1インジェクタ61のジェットポンプ効果により、吸引側より吐出側の圧力を高くすることができるので、炉本体12内の高温ガスがバイオマスによる吸着精製装置20へ逆流するという不具合を防止している。
これにより、実施例1のようなバイオマスの投入をスクリュウフィーダS3で行なうのと較べて、気流搬送管は長距離・水平・垂直搬送に裕度が有るため、セラミックフィルタ等の除塵装置18とバイオマスによる吸着精製装置20と、炉本体12との配置に制約がなく、システム設計の自由度が向上する。
本発明による実施例3に係るバイオマスガス化システムについて、図面を参照して説明する。図3は、本実施例に係るバイオマスガス化システムを示す概念図である。なお、実施例1及び実施例2のシステムと同一部材には同一符号を付して重複した説明は省略する。
図3に示すように、本実施例に係るバイオマスガス化システム10Cは、実施例2のガス化システム10Bにおいて、循環チャー31Aの炉本体12への再投入手段として気流搬送による第2インジェクタ62としている。
そして、前記除塵装置18の下部に設置した切替えダンパ33下流のロータリバルブR4の下部連結管32−1を、第2インジェクタ62の吸引部側に連結し、第2インジェクタ62の吐出側は炉本体12に連結するようにしている。
そして、酸化剤14である水蒸気の一部を分岐し、第2インジェクタ62の駆動部に連結するようにしている(図中B部)。
また、インジェクタ駆動管には流量調整弁(図示せず)を、前記ロータリバルブR4には差圧計(図示せず)を設け、差圧信号と流量調整弁を連動させて第2インジェクタ62側が炉本体12側より圧力が少なくなるように流量を設定するようにしている。
これにより、実施例1のようなバイオマス投入部(スクリュフィーダS3)13内への圧縮した精製ガス17Eの供給が不要となる。
これにより、循環チャー31Aを供給するための実施例1、2のような第2切出しスクリュフィーダS2を設置する必要がなく、しかも気流搬送管は長距離・水平・垂直搬送に裕度が有るため、除塵装置18の配置に制約がなく、システム設計の自由度が向上する。
本発明による実施例4に係るバイオマスガス化システムについて、図面を参照して説明する。図4は、本実施例に係るバイオマスガス化システムを示す概念図である。なお、実施例1乃至実施例3のシステムと同一部材には同一符号を付して重複した説明は省略する。
図4に示すように、本実施例に係るバイオマスガス化システム10Dは、実施例2のガス化システム10Bにおいて、除塵装置18を循環用除塵装置18−1と系外排出用除塵装置18−2との独立した別系統としている。
これにより、実施例1で示したような分配のための切替ダンパ33が不要となる。
よって、実施例1の構成では系外チャー31Bの系外排出時には循環チャー31Aの流れが停止するが2系列化により連続流れが可能となる。
また、ダンパの切替え時に発生するチャー噛み込み等の不具合が発生することを防止することができる。
さらに、ガス化炉の大容量化に伴いセラミックフィルタの容量が大きくなった場合に対応することができる。
本発明による実施例5に係るバイオマスガス化システムについて、図面を参照して説明する。図5は、本実施例に係るバイオマスガス化システムを示す概念図である。なお、実施例1乃至実施例4のシステムと同一部材には同一符号を付して重複した説明は省略する。なお、システム構成は実施例1のシステムと同一であるので、図5においてはガス精製部分のみを示している。
図5に示すように、本実施例に係るバイオマスガス化システム10Eでは、実施例1のガス化システム10Aにおいて用いたバイオマスによる吸着精製装置20のスクリュフィーダ形式を吸着塔形式にしたものである。本実施例のバイオマスによる吸着精製装置70は、内部にバイオマス11が充填され、生成ガス17Cが供給されるガス供給内筒71と、前記ガス供給内塔71の下方側で連通し、外部に精製ガス17Dを排出するガス排出外塔72と、内筒内に配設され、冷却器19からの生成ガス17Cを内筒内に充填されたバイオマス11に供給する多孔質のガス供給部74とからなるものである。また、外筒72の底面側には、切出しスクリュフィーダS4が設けられており、タール成分を吸着したバイオマスをインジェクタ61側へ供給するスタンドパイプ63へ切出すようにしている。
また、本実施例では、ガス供給内筒71の上蓋71aには供給ホッパの切出しスクリュフィーダS1の出口と連通する通路41が連結され、所定量のバイオマス11が内筒71の内部に供給されている。
そして、ガス供給内筒71の下方で、ガス排出外筒72の底面側にはバイオマス11を所定量切出す切出しレーキ75が設けられており、切出し口側には、第1インジェクタ61に連通する連結管スタンドパイプ63が設けられている。
なお、ガス供給内筒71の上蓋71aにはレベル計(図示せず)を設け、バイオマスのレベルを所定値に保つように上流側のバイオマスを供給するスクリュウフィーダS1の回転を制御するようにしている。
このようなバイオマスによる吸着精製部70を用いることにより内筒71内部に設けたガス供給部74から生成ガス17Cを塔内部に供給し、供給された生成ガス17Cが均一にバイオマス内を通過する際にタール分が除去される。その後、精製ガス17Dは内筒71の下方側の外筒72と連通する隙間を通過して外部へ排出されている。
本発明による実施例6に係るバイオマスガス化システムについて、図面を参照して説明する。図6は、本実施例に係るバイオマスガス化システムを示す概念図である。なお、実施例1乃至実施例5のシステムと同一部材には同一符号を付して重複した説明は省略する。
図6に示すように、本実施例に係るバイオマスガス化システム10Fのバイオマスによる吸着精製装置は、実施例5の吸着塔形式の他の実施例である。なお、システム構成は、実施例1のシステムと同一であるので、図6においてはガス精製部分のみを示している。
図6に示すように、本実施例のバイオマスによる吸着精製部80は、内部にバイオマス11が充填される吸着塔81と、該吸着塔81内に配設され、冷却器19で冷却された生成ガス17Cが供給される多孔質材からなる少なくとも一つのガス供給部82と、前記ガス供給部82から供給された生成ガス17Cが充填されたバイオマス11中を通過することでタール成分が除去され精製され、該精製された精製ガス17Dが取込まれると共に外部に排出する多孔質材からなる少なくとも一つ(本実施例では2つ)のガス排出部83−1、83−2とを具備するものである。
図7は前記バイオマスによる吸着精製部80の断面概略図である。図7に示すように、バイオマスによる吸着精製部80は、内部にバイオマス11が充填される吸着塔81内に、少なくとも一つのガス供給部82と、該ガス供給部82の両側にガス排出部83−1、83−2を配設してなり、中央のガス供給部82から充填されたバイオマス11の内部に生成ガス17Cを供給管82aにより供給することで、充填されたバイオマス11中を通過させ、この通過の際にタール成分が除去されて精製し、該精製された精製ガス17Dをガス排出部83−1、83−2から排出管83aにより外部に排出するようにしている。なお、本実施例では、ガス供給部を一つとしているが、本発明はこれに限定するものではなく、二つ以上としてもよい。また、ガス排出部を二つとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、三つ以上としてもよい。
そして、ガス供給部82と、ガス排出部83−1、83−2の間隔はガス中のタール等がバイオマスに吸着されるガス滞留時間と流速との関係から適宜設定するようにすればよい。なお、バイオマスによる吸着精製部80の上蓋にはレベル計(図示せず)を設け、バイオマス11のレベルがガス供給部82、ガス排出部83−1、83−2が露出しないように供給量を制御している。
本発明による実施例7に係るバイオマスガス化システムについて、図面を参照して説明する。図8は、本実施例に係るバイオマスガス化システムを示す概念図である。なお、実施例1乃至実施例6のシステムと同一部材には同一符号を付して重複した説明は省略する。
図8に示すように、本実施例に係るバイオマスガス化システム10Gは、実施例3のガス化システム10Cにおいて、バイオマスによる吸着精製部20を、実施例7のバイオマスによる吸着精製部80に変更したものである。
このバイオマスガス化システム10Gとすることで、第1インジェクタ61及び第2インジェクタ62を用いることで、レイアウトの自由度が向上すると共に、バイオマスによる吸着精製部20をスクリュフィーダ形式から吸着塔形式とすることで、装置の大型化にも対応することができ、システム全体の効率の向上を図ることができる。
以上のように、本発明に係る、バイオマスをガス化した生成ガス中のタール成分の効率がよい吸着ができると共に、回収チャーの効率がよい炉本体内への循環が可能となり、バイオマスを用いたガス化システム及びこのガスを用いたアルコール合成システムに用いて適している。
実施例1に係るバイオマスガス化システムの概略図である。 実施例2に係るバイオマスガス化システムの概略図である。 実施例3に係るバイオマスガス化システムの概略図である。 実施例4に係るバイオマスガス化システムの概略図である。 実施例5に係るバイオマスガス化システムの吸着精製装置の概略図である。 実施例6に係るバイオマスガス化システムの吸着精製装置の概略図である。 実施例6の吸着精製装置の断面概略図である。 実施例7のバイオマスガス化システムの概略図である。 スクリュフィーダの翼形状の模式図である。 スクリュフィーダの他の翼形状の模式図である。 従来技術に係るバイオマスガス化システムの概略図である。
符号の説明
10A〜10G バイオマスガス化システム
11 バイオマス
12 ガス火炉本体(炉本体)
13 バイオマス投入部
14 酸化剤
15 酸化剤供給部
16 バイオマスガス化炉
17A 生成ガス
17C 冷却生成ガス
17D 精製ガス
18 除塵装置
19 冷却器
20、70、80 バイオマスによる吸着精製部

Claims (4)

  1. バイオマスを炉本体内に投入するバイオマス投入部と、燃焼用の酸化剤を炉本体内に供給する酸化剤供給部とを備えてなるバイオマスガス化炉と、
    該バイオマスガス化炉でガス化した生成ガス中のチャーを除去する除塵装置と、
    チャーが除塵された生成ガスを冷却する冷却器と、
    該冷却した冷却生成ガス中に含まれるタール成分等を前記バイオマス供給部から供給されたバイオマスで吸着除去して精製ガスとするバイオマスによる吸着精製部とを具備すると共に、
    前記バイオマスによる吸着精製部が、内部にバイオマスが充填される吸着塔と、該吸着塔内に配設され、生成ガスが供給される多孔質材からなるガス供給部とからなり、
    前記ガス供給部から供給された生成ガスがバイオマスを通過することで精製され、精製ガスを外部に排出すると共に、
    前記精製ガスが外部に排出する際、該精製された精製ガスが内部に取込まれると共に、
    前記吸収塔の外部に排出管を介して、前記精製ガスを外部に排出する多孔質材からなるガス排出部を具備することを特徴とするバイオマスガス化システム。
  2. 請求項において、
    バイオマス供給部と前記バイオマスによる吸着精製部との間の連結部が、前記酸化剤を炉本体内に供給する酸化剤供給部と連通する負圧ラインと接続してなることを特徴とするバイオマスガス化システム。
  3. 請求項1又は2において、
    前記除塵装置が循環チャーと系外排出チャーとを分配する分配部を具備すると共に、循環チャーがバイオマス供給部又は炉本体内に直接に供給されてなることを特徴とするバイオマスガス化システム。
  4. 請求項1乃至のいずれか一つにおいて、
    前記バイオマスを供給するバイオマス供給部が、気流搬送によるインジェクタであることを特徴とするバイオマスガス化システム。
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