JP2016204235A - ガス化装置及びガス製造方法 - Google Patents

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【課題】バイオマスを水蒸気雰囲気下で熱分解して得られる生成ガスの生産量を向上させられるガス化装置及びガス製造方法を提供する。【解決手段】バイオマスBを水蒸気雰囲気下の熱分解によりガス化し、水素を含む生成ガスG1を生成するガス化炉1と、ガス化炉1に熱を供給する外熱炉2と、ガス化炉1にバイオマスBを供給する原料供給部3と、ガス化炉1に水蒸気Wを供給する水蒸気供給部4と、生成ガスG1に含まれる熱分解残渣Rを回収する回収部5と、回収部5から熱分解残渣Rをガス化炉1に供給する残渣供給部6と、を備えたガス化装置;バイオマスBを水蒸気雰囲気下で熱分解してガス化し、水素を含む生成ガスG1を得る第一ガス化工程と、生成ガスG1に含まれる熱分解残渣Rを回収する回収工程と、回収した熱分解残渣Rを水蒸気雰囲気下で熱分解してガス化し、水素を含む生成ガスG3を得る第二ガス化工程と、を有するガス製造方法。【選択図】図1

Description

本発明は、ガス化装置及びガス製造方法に関する。
バイオマスから水素ガスを製造して産業利用する様々な技術が提案されている。なかでも、バイオマスを水蒸気雰囲気下で熱分解する方法は、酸素を供給せずにガス化することが可能であり、ガス化炉や配管にへばり付くタールやチャー成分の発生量が少ないため、有力技術として注目されている(例えば特許文献1)。
特開2004−182501号公報
本発明者が鋭意検討したところ、上記ガス化の用途に適したガス化装置としては、いわゆる噴流床に分類される浮遊外熱式ガス化方式のガス化炉を備えた装置が望ましいが、従来のガス化装置には生成ガスの生産量を高めるために更なる改良の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、バイオマスを水蒸気雰囲気下で熱分解して得られる生成ガスの生産量を向上させられるガス化装置及びガス製造方法を提供する。
[1]バイオマスを水蒸気雰囲気下の熱分解によりガス化し、水素を含む生成ガスを生成するガス化炉と、前記ガス化炉に熱を供給する外熱炉と、前記ガス化炉に前記バイオマスを供給する原料供給部と、前記ガス化炉に水蒸気を供給する水蒸気供給部と、前記生成ガスに含まれる熱分解残渣を回収する回収部と、前記回収部から前記熱分解残渣を前記ガス化炉に供給する残渣供給部と、を備えたことを特徴とするガス化装置。
[2]前記ガス化炉に、前記バイオマスを供給する供給口及び前記熱分解残渣を供給する供給口がそれぞれ設けられていることを特徴とする上記[1]に記載のガス化装置。
[3]バイオマスを水蒸気雰囲気下で熱分解することによりガス化し、水素を含む生成ガスを得る第一ガス化工程と、前記生成ガスに含まれる熱分解残渣を回収する回収工程と、回収した前記熱分解残渣を水蒸気雰囲気下で熱分解することによりガス化し、水素を含む生成ガスを得る第二ガス化工程と、を有することを特徴とするガス製造方法。
[4]前記第一ガス化工程と前記第二ガス化工程を同一のガス化炉で行うことを特徴とする上記[3]に記載のガス製造方法。
[5]前記バイオマス及び前記熱分解残渣を同時並行で前記ガス化炉へ供給することを特徴とする上記[4]に記載のガス製造方法。
本発明のガス化装置によれば、従来は廃棄又は他の用途へ転用されていた熱分解残渣をガス化炉へ供給し、熱分解残渣から生成ガスを発生させることができるため、従来よりもバイオマス単位量当たりの生成ガスの生産量を増やすことができる。また、熱分解残渣をガス化炉へ供給できるため、バイオマスを原料とした1回目の熱分解を完全に行なう必要が無く、ある程度の熱分解残渣の発生を許容することができる。この結果、ガス化炉に供給する熱量を低減したり、ガス化炉の規模を小型化したりすることも可能になる。
本発明のガス化方法によれば、従来は廃棄又は他の用途へ転用されていた熱分解残渣を原料として生成ガスを得られるため、生成ガスの生産量を向上させることができる。
本発明の第一実施形態のガス化装置の構成を示す模式図である。 本発明の第二実施形態のガス化装置の構成を示す模式図である。
《ガス化装置》
本発明に係るガス化装置の第一実施形態は、図1に示す様に、バイオマスBを水蒸気雰囲気下の熱分解によりガス化し、水素を含む生成ガスG1を生成するガス化炉1と、ガス化炉1に前記ガス化に要する熱Hを供給する外熱炉2と、ガス化炉1にバイオマスBを供給する原料供給部3と、ガス化炉1に水蒸気Wを供給する水蒸気供給部4と、生成ガスG1に含まれる熱分解残渣Rを回収する回収部5と、回収部5から熱分解残渣Rをガス化炉1に供給する残渣供給部6と、を備えている。
ガス化炉1の形態は特に限定されず、例えば従来のガス化炉が適用可能であり、従来の浮遊外熱式ガス化方式のガス化炉が好ましく、炉内でガスが旋回しながら上昇する旋回型ガス化炉がより好ましい。ガス化炉1には、原料供給部3からバイオマスBを受け入れ可能な原料供給口が設けられ、さらに残渣供給部6から熱分解残渣Rを受け入れ可能な残渣供給口が設けられている。ガス化炉1が原料供給口及び残渣供給口をそれぞれ有することによって、バイオマスB及び熱分解残渣Rをガス化炉1に同時並行で供給し、生成ガスG1,G2,G3の単位時間当たりの生産量を高めることができる。
外熱炉2の形態は特に限定されず、例えば従来のガス化炉に併設される外熱炉が適用可能である。
原料供給部3の形態は特に限定されず、例えば従来のガス化炉に併設される、ペレット状又は粉状の原料を任意の量で定量的に供給することが可能な、ペレット定量供給装置又は粉体定量供給装置が適用可能である。
外熱炉2及び/又は原料供給部3には、外熱炉2の燃料又はバイオマスBとしての紙ごみをペレット化する装置(ペレタイザー)が併設されていてもよい。当該ペレタイザーは、紙ごみのペレット化時に発生する繊維質の粉塵をガス化炉へ供給可能な構成とされていることが好ましい。前記構成としては、前記粉塵がペレタイザーから配管を介してガス化炉1へ直接供給される構成であってもよいし、前記粉塵がペレタイザーとは異なる別の装置、例えば原料供給部3を構成する装置、を介してガス化炉1へ供給される構成であってもよい。
水蒸気供給部4の形態は特に限定されず、例えば従来のガス化炉に併設される、水蒸気供給装置(エバポレータ)が適用可能である。
回収部5の形態は、生成ガスG1中に含まれる熱分解残渣Rが回収可能な装置であれば特に限定されず、例えば従来のガス化炉に併設され、ガス化炉で生成したガスに含まれる粉塵等を回収する用途で使用される、サイクロン、バグフィルター等が適用可能である。
回収部5の後段には、熱分解残渣Rが除去された生成ガスG2を冷却、洗浄又は精製する公知の装置、例えばスクラバ(不図示)が設置されていてもよい。
残渣供給部6の形態は、回収部5で回収された熱分解残渣Rをガス化炉1に供給可能な装置であれば特に限定されず、例えば従来の粉体供給装置(フィーダ)が適用可能である。残渣供給部6が熱分解残渣Rを供給するガス化炉は、バイオマスBが供給されるガス化炉1であることが好ましいが、ガス化炉1とは異なる別のガス化炉であっても構わない。
《ガス製造方法》
本発明に係るガス製造方法の第一実施形態は、バイオマスBを水蒸気雰囲気下で熱分解することによりガス化し、水素を含む生成ガスG1を得る第一ガス化工程と、生成ガスG1に含まれる熱分解残渣Rを回収する回収工程と、回収した熱分解残渣Rを水蒸気雰囲気下で再度熱分解することによりガス化し、水素を含む生成ガスG3を得る第二ガス化工程と、を有する。本実施形態のガス製造方法は、上記工程以外の工程、例えば、生成ガスG1から熱分解残渣Rが除去されて得られた生成ガスG2を、冷却、洗浄又は精製する工程を有していてもよい。
以下、図2を参照して本実施形態のガス製造方法を説明する。
図2のガス化装置10は、バイオマスBをペレット化又は粉体化するペレタイザー17と、ペレタイザー17から供給される粉体化された任意の量のバイオマスBを定量的にガス化炉1へ供給する定量供給装置13(原料供給部)と、高温水蒸気Wの雰囲気下における熱分解によりバイオマスBをガス化し、水素を含む生成ガスG1を生成するガス化炉11と、原料の熱分解に要する熱Hを供給する外熱炉12と、ガス化炉11に水蒸気Wを供給するエバポレータ14(水蒸気供給部)と、生成ガスG1に含まれる熱分解残渣Rを捕集するサイクロン15a(回収部)と、サイクロン15aで捕集された熱分解残渣Rを一時的に貯留する残渣回収箱15b(回収部)と、残渣回収箱15bから熱分解残渣Rをガス化炉1に供給するフィーダ16a及び供給管16b(残渣供給部)と、を備えている。
ガス化炉11は、高温水蒸気W、粉体化又はペレット化されたバイオマスBが熱分解して生成される生成ガスG1、及び熱分解残渣Rが熱分解して生成される生成ガスG3が炉内で旋回しながら上昇する旋回型の浮遊外熱式ガス化炉である。ガス化炉11には、ペレタイザー17から粉体化又はペレット化されたバイオマスBを、定量供給装置13を介して受け入れ可能な原料供給口と、さらに残渣回収箱15に接続された供給管16bから熱分解残渣Rを受け入れ可能な残渣供給口と、が設けられている。ガス化炉11には、バイオマスB及び熱分解残渣Rが同時並行に供給されるので、生成ガスG1,G2,G3の単位時間当たりの生産量を高めることができる。
ガス化炉11において、バイオマスBが熱分解することにより、水素成分及び熱分解残渣Rを含む生成ガスG1が生成する。
また、ガス化炉11において、熱分解残渣Rが熱分解することにより、水素成分を含む生成ガスG3が生成する。
ガス化炉11からサイクロン15a(回収部)へ、生成ガスG1及び生成ガスG3が供給され、当該生成ガスのうち、少なくとも生成ガスG1に含まれる熱分解残渣Rがサイクロン15aによって捕集される。
生成ガスG3に熱分解残渣R’が含まれる場合には、その熱分解残渣R’も熱分解残渣Rと同様にサイクロン15aによって捕集される。ガス化炉11のガス化条件にもよるが、熱分解残渣Rから生成する生成ガスG3には熱分解残渣R’は殆ど含まれない傾向がある。なお、生成ガスG1,G3が混合されてサイクロン15aに供給される場合、熱分解残渣Rと熱分解残渣R’とを区別することは難しい。
生成ガスG1,G3がサイクロン15a(回収部)を経ることにより、熱分解残渣R,R’が除去された、水素ガス成分を含む比較的清浄な生成ガスG2が得られる。
バイオマスBとしては、熱分解により水素ガスを発生し得る有機成分が含まれた生物由来材料が含まれるものであれば特に限定されず、例えば、木材、樹皮、植物の葉、剪定枝、古紙、下水泥炭、農林産廃棄物、畜産廃棄物、水産廃棄物、厨芥、廃油、建築廃材、都市ごみ等の、セルロース、タンパク質又は油脂を含む有機性廃棄物を挙げることができる。水分を多く含むバイオマスは、予め水分を蒸発させてからガス化に供することが好ましい。
バイオマスBのガス化を促進する観点から、ガス化炉11に供給するバイオマスBの形態は、直径10mm未満に粉砕されたペレット(チップ)状又は粉状であることが好ましく、直径1〜5mm程度に粉砕されたペレット状又は粉状であることがより好ましい。好適な例として、例えば2〜3mm程度に粉砕した紙屑や木粉が挙げられる。
なお、バイオマスBが0.1mm以下の粉状であると、ガス化炉11に供給する前の取り扱い時に舞い上がったり、粉体爆発の危険が生じたりする等、取り扱いが難しくなる場合がある。
外熱炉12からガス化炉11へ熱Hを供給することにより、ガス化炉11においてバイオマスB、熱分解残渣R及び高温水蒸気Wを含む反応系において、水素ガスを含む生成ガスG1,G3が生成される。外熱炉12から供給される熱Hの量は、生成ガスG1,G3が生成されるために必要な熱量であれば特に限定されず、ガス化炉11の反応温度を例えば900〜1000℃にすることが可能な熱量が挙げられる。
ガス化炉11における炉内のガス化温度は特に限定されないが、800〜1200℃程度が好適である。この範囲であると、生成ガスG2の組成をおよそH2:CO:CO2=45:20:20(体積比)にすることができる。生成ガスG2中の水素ガス成分の体積比が、一酸化炭素ガス及び/又は二酸化炭素ガスの2倍以上であると、水素燃料としての価値が高い生成ガスであるといえる。
なお、ガス化炉11におけるガス化温度が低過ぎるとタールやチャー等の炉内及び配管を汚染する物質が発生し易く、ガス化温度が高すぎると不経済である。
本実施形態のガス化装置10の全体で消費するバイオマスBのうち、例えば5〜8割をガス化炉11へ供給し、2〜5割を外熱炉12へ供給する等、バイオマスBをガス化炉11と外熱炉12へ振り分けてもよい。
外熱炉12の燃料の種類は特に限定されず、例えばガス化炉11に供給するバイオマスBを適用することができる。外熱炉12においてバイオマスBは炉内で燃焼されるので、外熱炉12に供給するバイオマスBの形態は、ガス化炉11に供給するバイオマスBよりも大きくてもよく、例えば30〜50mmに粉砕したチップ状バイオマスや、直径10〜20mmに成型したペレット状バイオマスが好適である。
バイオマスBとして紙ごみを使用する場合、操作性を高める観点から、紙ごみをペレット化して外熱炉12又はガス化炉11に供給することが好ましい。当該紙ごみが、2〜3mm程度のシュレッダされた紙屑である場合、その形態のままガス化炉11に供給してもよい。このように粉砕された紙屑をガス化炉11で熱分解して得られる生成ガスG1に含まれる熱分解残渣Rには、20〜50質量%の炭素成分が含まれ得る。このため、熱分解残渣Rをガス化炉11に供給することによって更なる熱分解が可能であり、より多くの生成ガスを生産することができる。
紙ごみをペレット化する装置としてペレタイザー17と呼ばれる装置が知られている。ペレタイザー17における紙ごみのペレット化の際には、ペレタイザー17の運転条件によっては、紙に含まれる繊維質の粉塵が発生する。この粉塵は、その表面積が広く、熱分解によるガス化反応の効率が高いため、当該粉塵をガス化炉11に供給することにより、生成ガスの生産性を更に向上させることができる。また、反応性の高い粉塵を材料とする場合、比較的低い温度で熱分解することが可能であるため、ガス化炉11の小型化を図ることもできる。これらの観点から、ペレタイザー17を原料供給部3(例えば定量供給装置13)に併設することが好ましい。ペレタイザー17でペレット化する紙ごみとしては、都市ごみ等の他、製紙工場で発生するスラッジ等も好適である。スラッジに含まれる水分をペレタイザーで脱水しながらペレット化できるので効率的である。
バイオマスBの種類やガス化炉11におけるガス化条件にもよるが、生成ガスG1には熱分解残渣Rが生成ガスG1の全体積の10体積%ほど含まれる場合がある。回収部5(例えばサイクロン15a及び残渣回収箱15b)において生成ガスG1から熱分解残渣Rを回収することにより、生成ガスG2を冷却、洗浄又は精製する後段の装置(不図示)の配管が熱分解残渣Rによって詰まるという不具合を防止することができる。
回収部5において生成ガスG1,G3から熱分解残渣R,R’が回収された後に得られる生成ガスG2は、図示しない後段の処理において、適宜常法により冷却、洗浄、精製された後、例えばガス化発電、メタノール合成、メタン合成等の用途に供される。
残渣供給部6(例えばフィーダ16a及び供給管16b)からガス化炉11に供給された熱分解残渣Rには、ガス化炉11においてバイオマスBよりも優先的に高温水蒸気Wによって改質され、効率よくCOやHに熱分解される。熱分解残渣Rにタールやチャーが含まれる場合にも同様に、それらは効率よくCOやHに熱分解される。タールやチャーの熱分解を促進するために、公知の触媒をガス化炉11へ供給してもよい。
以上で説明した各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
1…ガス化炉、2…外熱炉、3…原料供給部、4…水蒸気供給部、5…回収部、6…残渣供給部、H…外熱炉からガス化炉へ供給される熱、B…バイオマス、W…水蒸気、G1…熱分解残渣を含む生成ガス、G2…熱分解残渣が除去された生成ガス、G3…熱分解残渣が再度熱分解されて生成した生成ガス、R…熱分解残渣、
11…ガス化炉、12…外熱炉、13…定量供給装置、14…エバポレータ、15a…サイクロン、15b…残渣回収箱、16a…フィーダ、16b…供給管

Claims (5)

  1. バイオマスを水蒸気雰囲気下の熱分解によりガス化し、水素を含む生成ガスを生成するガス化炉と、
    前記ガス化炉に熱を供給する外熱炉と、
    前記ガス化炉に前記バイオマスを供給する原料供給部と、
    前記ガス化炉に水蒸気を供給する水蒸気供給部と、
    前記生成ガスに含まれる熱分解残渣を回収する回収部と、
    前記回収部から前記熱分解残渣を前記ガス化炉に供給する残渣供給部と、
    を備えたことを特徴とするガス化装置。
  2. 前記ガス化炉に、前記バイオマスを供給する供給口及び前記熱分解残渣を供給する供給口がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガス化装置。
  3. バイオマスを水蒸気雰囲気下で熱分解することによりガス化し、水素を含む生成ガスを得る第一ガス化工程と、
    前記生成ガスに含まれる熱分解残渣を回収する回収工程と、
    回収した前記熱分解残渣を水蒸気雰囲気下で熱分解することによりガス化し、水素を含む生成ガスを得る第二ガス化工程と、
    を有することを特徴とするガス製造方法。
  4. 前記第一ガス化工程と前記第二ガス化工程を同一のガス化炉で行うことを特徴とする請求項3に記載のガス製造方法。
  5. 前記バイオマス及び前記熱分解残渣を同時並行で前記ガス化炉へ供給することを特徴とする請求項4に記載のガス製造方法。
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