JP2006212052A - 炊飯器 - Google Patents

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Motomichi Mishima
基道 三島
Hiroshi Oya
弘 大矢
Koichiro Yamashita
幸一郎 山下
Masaki Yura
政樹 由良
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Abstract

【課題】本発明は、重量計量部をIHヒーター方式の炊飯器に適用させることを目的とする。
【解決手段】上下方向に着脱可能に鍋2を収納するために本体1内に設けられた収納部3と、前記鍋2を加熱するために前記収納部3の下方に設けられた電磁誘導加熱コイル4と、前記鍋2の底面を支持するために電磁誘導加熱コイル4の下方に設けられた底面支持具16aと、前記底面支持具16aを備え鍋2を支持するために前記電磁誘導加熱コイル4の下方に設けられた支持体7(支持盤5、アーム6)と、前記支持体7を備えた重量計量部9を有し、底面支持具16a及び支持体7の一部を収納部3内に位置させて、底面支持具16aで鍋2を支持し、支持体7で鍋2を支持又は保持する構成にすることで鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部9に伝達する。
【選択図】図1

Description

本発明は、重量計量部を備えたIH方式の炊飯器に関するものである。
近年、重量計量部を備えた自動で米の量及び水の量を計量し炊飯を行う、重量計量炊飯器が利用されている。
この種の炊飯器は炊飯ヒーターの上に内鍋を乗せて、内鍋と被炊飯物と炊飯ヒーターの全体重量を重量計量部により計量して、米計量に合致した最適な水計量を得るよう構成されたものである。
図13は、特許文献1に記載された従来の重量計量部を用いた炊飯器を示すものである。図13に示すように、炊飯器本体30は、本体内に着脱自在に収納される鍋31、前記鍋31を収納するための保護枠32、前記保護枠32の下方に位置する炊飯ヒーター33及び重量計量部34を備えている。重量計量部34はシャーシー35、歪みゲージを貼付した板バネ36、テーブル37で構成されている。保護枠32の底面に重量計量部34のシャーシー35が固定され、シャーシー35と板バネ36、テーブル37は鍋31の底面に対して略平行に取付けられ、テーブル37には炊飯ヒーター33が取付けられ、鍋31は炊飯ヒーター33上に乗る。
上記構成において鍋31に米や水等の内容物を入れ、炊飯器本体30に収納すると鍋31は炊飯ヒーター33上に乗り、内容物の重量は炊飯ヒーター33及びテーブル37を介して板バネ36に伝わり、板バネ36に貼付した歪みゲージの歪み量を電圧等に変換して内容物の重量を計量する。
一方、近年、従来のものよりハイパワーでご飯を更においしく炊ける炊飯器として、誘導加熱の原理を応用したIHヒーター方式の炊飯器(以下、IH炊飯器)が実用化されている。
図14は特許文献2に記載された従来のIH炊飯器を示したものである。図14に示すように、炊飯器本体40は上面が開口し、この本体40内部に鍋41の収納部である保護枠42が設置され、保護枠42の底面部である保護枠下42aの底面外側に加熱手段である電磁誘導加熱コイル43が設けられている。ボディ44はIH炊飯器の内部構造部品を内装し、蓋45は本体40の上部を構成する上枠46の上部に一体成形されたヒンジ部材にピン47を介して、回転自在に支持されている。保護枠42の側面部である保護枠胴42bは、鍋41を収納させる役割も備えている。また、保護枠胴42bの外方部には鍋41の側面部を加熱し、保温時に発生する露などをとばす側面電磁誘導加熱コイル48を配設している。
特開平2−305513号公報 特開2001−224494号公報
ここで、図13に記載の重量計量部34を図14記載のIH炊飯器本体40に適用しようとする場合、重量計量部34は上記炊飯器本体30における実施例と同様に、IH炊飯器本体40においても保護枠下42aの下方に設置しなければならない。
しかしながら、IH炊飯器本体40において保護枠下42aの下方には、すでに上記電磁誘導加熱コイル43が設置してある。
従って、電磁誘電加熱コイルが存在するIH炊飯器においても電磁誘導加熱コイルの設置に支障を与えることなく重量計量部を適用することが望まれていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、複雑な機構を用いることなく重量計量部をIH炊飯器に適用することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、上下方向に着脱可能に鍋を収納するために本体内に設けられた収納部と、前記鍋を加熱するために前記収納部の下方に設けられた電磁誘導加熱部と、前記鍋の底面を支持するために電磁誘導加熱部の下方に設けられた底面支持具と、前記底面支持具を備え鍋を支持するために前記電磁誘導加熱部の下方に設けられた支持体と、前記支持体を備えた重量計量部を有し、底面支持具及び支持体の一部を収納部内に位置させて、底面支持具で鍋を支持し、支持体で鍋を支持又は保持する構成にしたものである。
上記構成により、重量計量部をIH炊飯器に適用することが可能となる。
本発明によれば、上下方向に着脱可能に鍋を収納するために本体内に設けられた収納部と、前記鍋を加熱するために前記収納部の下方に設けられた電磁誘導加熱部と、前記鍋の底面を支持するために電磁誘導加熱部の下方に設けられた底面支持具と、前記底面支持具を備え鍋を支持するために前記電磁誘導加熱部の下方に設けられた支持体と、前記支持体を備えた重量計量部を有し、底面支持具及び支持体の一部を収納部内に位置させて、底面支持具で鍋を支持し、支持体で鍋を支持又は保持する構成にすることで鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにした結果、重量計量部をIH炊飯器に適用することができるという効果を奏する。また、支持体は鍋の回転抑制の作用も有する。
第1の発明は、上下方向に着脱可能に鍋を収納するために本体内に設けられた収納部と、前記鍋を加熱するために前記収納部の下方に設けられた電磁誘導加熱部と、前記鍋の底面を支持するために電磁誘導加熱部の下方に設けられた底面支持具と、前記底面支持具を備え鍋を支持するために前記電磁誘導加熱部の下方に設けられた支持体と、前記支持体を備えた重量計量部を有し、底面支持具及び支持体の一部を収納部内に位置させて、底面支持具で鍋を支持し、支持体で鍋を支持又は保持する構成にすることで、鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器である。
上記構成により、収納部下に電磁誘導加熱部を有するIH炊飯器においても底面支持具と支持体を介して鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝えることが可能となるため、IH炊飯器に重量計量部を適用することが可能となる。また、上記支持体は鍋の回転抑制にも作用する。
第2の発明は、上下方向に着脱可能に鍋を収納するために本体内に設けられた収納部と、前記鍋を加熱するために前記収納部の下方に設けられた電磁誘導加熱部と、前記電磁誘導加熱部の下方に設けられた支持体と、前記支持体を備えた重量計量部を有し、前記支持体の一部を収納部内に位置させて鍋を支持する構成にすることで鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器である。
上記構成により、収納部下に電磁誘導加熱部を有するIH炊飯器においても支持体を介して鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝えることが可能となるため、IH炊飯器に重量計量部を適用することが可能となる。また、上記支持体は鍋の回転抑制にも作用する。
第3の発明は、鍋の底面を支持体で支持する構成にしたことで、鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器である。
上記構成により、収納部下に電磁誘導加熱部を有するIH炊飯器においても支持体を介して鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝えることが可能となるため、IH炊飯器に重量計量部を適用することが可能となる。また、上記支持体は鍋の底面に当接するため鍋の回転抑制にも作用する。
第4の発明は、鍋の底面に溝を設け、その溝に支持体の一部が嵌合する構成にしたことで、鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器である。
上記構成により、収納部下に電磁誘導加熱部を有するIH炊飯器においても支持体を介して鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝えることが可能となるため、IH炊飯器に重量計量部を適用することが可能となる。また、上記嵌合溝により、支持体による回転抑制の効果は、嵌合する溝がない場合よりも増大する。
第5の発明は、鍋の底面に円周状の溝を設け、その溝に支持体の一部が嵌合する構成にしたことで、鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器である。
上記構成により、収納部下に電磁誘導加熱部を有するIH炊飯器においても支持体を介して鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝えることが可能となるため、IH炊飯器に重量計量部を適用することが可能となる。また、溝を円周状にすることにより、本体に鍋を収納時、鍋の収納方向を軸として鍋をどの方向に向けて収納したとしても、支持体の一部は鍋の底面溝に嵌合するため、底面溝と支持体の位置を気にすることなく、鍋を本体内に収納することができ、上記溝を設けた場合と同様の効果が得られる。
第6の発明は、底面支持具に加えて鍋の側面に相対して支持体の一部が存在する構成にしたことで、鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器である。
上記構成により、収納部下に電磁誘導加熱部を有するIH炊飯器においても底面支持具と支持体を介して鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝えることが可能となるため、IH炊飯器に重量計量部を適用することが可能となる。また、上記支持体は鍋の側面から部分的に当接するようになるため鍋の回転抑制にも作用する。
第7の発明は、底面支持具に加えて鍋の側面に鍋の着脱方向に伸びる溝を設け、その溝に支持体の一部が嵌合する構成にしたことで、鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器である。
上記構成により、収納部下に電磁誘導加熱部を有するIH炊飯器においても底面支持具と支持体を介して鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝えることが可能となるため、IH炊飯器に重量計量部を適用することが可能となる。また、上記嵌合溝により、支持体による回転抑制の効果は、嵌合する溝がない場合よりも増大する。
第8の発明は、支持体の一部に鍋の着脱方向にのみ回転する回転体を有する構成にすることで、鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器である。
上記構成により、収納部下に電磁誘導加熱部を有するIH炊飯器においても支持体を介して鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝えることが可能となるため、IH炊飯器に重量計量部を適用することが可能となる。また、回転体の回転により鍋の収納をスムーズに行うことができる。さらに、回転体は、ご飯をほぐしたり茶碗にご飯をよそう時において生じる力、すなわち、しゃもじの操作等によって生じる鍋の回転力に対して抵抗として作用し、回転体を設けなかったものよりも、より大きな鍋の回転抑制効果を得ることができる。
第9の発明は、底面支持具に加えて電磁誘導加熱部の下方に設けられた支持盤と、収納部に収納された鍋を支持するために前記支持盤に設けられたアームからなる支持体を有する構成にすることで、鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器である。
上記構成により、底面支持具と、収納部下に電磁誘導加熱部を有するIH炊飯器においてもアーム及び支持盤からなる支持体を介して鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝えることが可能となるため、IH炊飯器に重量計量部を適用することが可能となる。また、上記アームは鍋の回転抑制にも作用する。
第10の発明は、電磁誘導加熱部の下方に設けられた支持盤と、収納部に収納された鍋を支持するために前記支持盤に設けられたアームからなる支持体を有する構成にすることで、鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器である。
上記構成により、収納部下に電磁誘導加熱部を有するIH炊飯器においてもアーム及び支持盤からなる支持体を介して鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝えることが可能となるため、IH炊飯器に重量計量部を適用することが可能となる。また、上記アームは鍋の回転抑制にも作用する。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1は本発明の実施例1における炊飯器の断面図を示すものである。図2(a)は要部の分解斜視図である。
炊飯器本体1は上面が開口し、本体1内には上下方向に着脱可能な鍋2が収納される。本体1内部には鍋2の収納部として保護枠3が設置され、この保護枠3の底面部である保護枠下3bの下方に鍋2を加熱する電磁誘導加熱コイル4(電磁誘導加熱部)が設けられている。
電磁誘導加熱コイル4の下方に支持体7を位置させる。支持体7は円形の支持盤5を備え、支持盤5には3本の棒状のアーム6をそれぞれの一端を支持盤5の円周部に支持盤5の円の中心に対して等角度になるよう結合している。支持体7における3本の棒状アーム6は保護枠下3bに設けた貫通孔3b1を通って、その先端部が保護枠3内に位置し、鍋2の底面と当接する構造を有している。
支持体7における、支持盤5の一面の中心部にガイド筒16aが設けられ、ガイド筒16aの中にコイルバネ16bで付勢された温度センサー16が設けられている。温度センサー16とガイド筒16aも保護枠下3bに設けられた貫通孔3b2を通って、その先端部が収納部3内に位置する。両貫通孔3b1、3b2は電磁誘導加熱コイル4の設置に支障のない位置に設ける。
支持盤5における他面には固定具17aを介して起歪体8の一端を固定し、起歪体8の他端は固定具17bを介して本体1に固定している。以下、支持体7及び起歪体8をまとめて重量計量部9と呼ぶこととする。
また、ボディ10は炊飯器の内部構造部品を内装し、蓋11は本体1の上部を構成する上枠12の上部に一体成形されたヒンジ部材にピン13を介して、回転自在に支持されている。蓋11が設置された場所から鍋2を介して反対側の本体内にマイクロコンピュータ14が設置され、マイクロコンピュータ14の上方の本体外部側面に重量等の情報を表示する表示部15を備えている。
上記構成において、鍋2が本体1内に収納されたとき、鍋2は収納部に接することなく3本のアーム6、ガイド筒16a及び支持盤5により支持される。ここで、支持された鍋2の重量はアーム6、ガイド筒16a及び支持盤5を介して起歪体8に伝達される。起歪体8に伝達された重量は電圧に変換されて前記重量が計算される。その後、計算結果である重量値が表示部15に表示される。また、鍋2は温度センサー16に当接して温度が測定される。
上記動作により、鍋2と重量計量部9の間に電磁誘導加熱コイル4を有する構造においても、鍋2の重量を重量計量部9に伝達することが可能となる。その結果、重量計量部をIH炊飯器にも適用することができる。さらに、アーム6は鍋2を支持するとき当接して抵抗となるため、ご飯をよそうとき等に鍋2が回転するのを防止する効果も奏する。
なお、本実施例においては、支持体7として支持盤5及び3本の棒状アーム6を用いたが、棒状アームの数は2本ないし多数本でもよいし、棒状でない形状すなわち板状や円柱状であっても同様の効果が得られる。また、支持盤5についても本実施例においては円状の支持盤を示したが、楕円、多角形もしくは支持盤に該当する部分がない場合についても同様の効果が得られる。
ただし、支持盤に該当する部分がない場合については、アームが鍋及び/又は内容物を支持する役割及び支持盤の役割を同時に備えた場合である。また、ガイド筒16aについて、鍋2の底面を支持することが可能な底面支持具であればガイド筒16aでなくてもよい。
また、底面支持具を用いることなく鍋2を複数本のアーム6及び支持盤5で支持するようにしてもよい。このときの要部の分解斜視図を図2(b)に示す。
また、各アーム6の先端部分に耐熱弾性体等を設置することにより、鍋2とアーム6の摩擦が増大する。その結果、より大きな鍋の回転抑制効果が得られる。
さらに、本実施例では、重量計量部9は固定具17bを介して本体1に固定されている例を示したが、図3に示すように、保護枠3に設けられた固定台18に備えつけてもよい。前記固定台18は本体内部にある保護枠3に設けてあるため、アーム6先端部の位置を正確に規定できる。故に、鍋2の底面と電磁誘導加熱コイル4とのギャップを正確に設定することが可能となり、鍋2に対する熱伝導を均一化するため鍋の加熱効率を高めることができる。
(実施例2)
図4は本発明の実施例2における炊飯器の断面図を示すものである。また、図5は同炊飯器に用いられる鍋20の底面図である。なお、実施例1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図4、図5において、実施例1と相違する点は、鍋20の底面に複数の溝19を設け、鍋20の各溝19に各アーム6の先端が嵌合する構成とした点である。
上記構成により、鍋20が収納部に収納されたとき、収納部に接することなくアーム6、ガイド筒16a及び支持盤5により支持される。支持された鍋20の重量はアーム6、ガイド筒16a及び支持盤5を介して起歪体8に伝達される。故に、鍋20と重量計量部9の間に電磁誘導加熱コイル4を有する構造においても、鍋20の重量を重量計量部9に伝達することが可能となる。その結果、重量計量部をIH炊飯器にも適用することができる。
また、本体1に鍋20を収納時、アーム6の先端は鍋20の底面の溝19に嵌合するため、本体内において、鍋20の回転に対する抵抗は溝19を設けなかった場合よりも増加する。従って、ご飯をほぐしたり茶碗にご飯をよそう時、しゃもじの操作等で鍋20が回転しようとするが、アーム6の先端が鍋20の溝19に嵌合しているため抵抗となり、溝がなかったものよりも、効果的に鍋20の回転を抑制することができる。
(実施例3)
図6は本発明の実施例3における炊飯器の断面図を示すものである。また、図7は同炊飯器に用いられる鍋22の底面図である。なお、実施例1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図6、図7において、実施例1と相違する点は、鍋22の底面に円周状の溝21を設け、鍋22の円周状の溝21にアーム6の先端が嵌合する構成とした点である。
上記構成により、鍋22が本体内に収納されたとき、収納部に接することなくアーム6、ガイド筒16a及び支持盤5により支持される。支持された鍋22の重量はアーム6、ガイド筒16a及び支持盤5を介して起歪体8に伝達される。故に、鍋22と重量計量部9の間に電磁誘導加熱コイル4を有する構造においても、鍋22の重量を重量計量部9に伝達することが可能となる。その結果、重量計量部をIH炊飯器にも適用することができる。
また、本体1に鍋22を収納時、鍋22の本体1に対する収納方向を軸として鍋22をどの方向に向けて収納したとしても、アーム6の先端は鍋22の底面の溝21に嵌合するため、溝21とアーム6の位置を気にすることなく、鍋22を本体内に収納することができ、どの方向で鍋22を収納したとしても溝21とアーム6は嵌合する。また、ご飯をほぐしたり茶碗にご飯をよそう時に生じる鍋22の回転力に対してアーム6の先端が鍋22の溝21壁面に当接して抵抗となり、溝がなかったものより効果的に鍋22の回転を抑制することができる。
なお、底面支持具を用いることなく鍋22をアーム6及び支持盤5で支持するようにしてもよい点は、実施例2、3においても同様である。
(実施例4)
図8は本発明の実施例4における炊飯器の断面図を示すものである。なお、実施例1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図8において、実施例1と相違する点は、保護枠3の外側から保護枠胴3aに設けた貫通孔3a1を通って、鍋2の側面を保持する複数本(3本)の側面アーム23を有する点である。
上記構成により、鍋2が傾くことなく収納方向に垂直に収納された場合、鍋2はガイド筒16a及び支持盤5により支持され、少しでも傾くと側面アーム23に保持され、ガイド筒16a及び支持盤5により支持される。支持された鍋2の重量は、ガイド筒16a及び支持盤5又は側面アーム23、ガイド筒16a及び支持盤5を介して起歪体8に伝達される。
故に、鍋2と重量計量部9の間に電磁誘導加熱コイル4を有する構造においても、鍋2の重量を重量計量部9に伝達することが可能となる。その結果、重量計量部をIH炊飯器にも適用することができる。
また、側面アーム23は鍋2の側面に相対して存在するため、鍋2の本体内への収納時、鍋2を保護枠胴3aと非接触のまま保持することが可能となる。故に、鍋2と保護枠胴3aとの接触による計量誤差を生じさせない状態で、ガイド筒16a及び支持盤5又は側面アーム23、ガイド筒16a及び支持盤5を介して起歪体8に鍋及び/又は内容物の重量を正確に伝えることが可能となる。
また、側面アーム23の存在により、少しでも中心付近からずれると鍋2の側面に部分的に当接して抵抗となるため、ご飯をよそうとき等に生じる鍋2の回転を抑制することができる。さらに、側面アーム23の貫通孔3a1を保護枠胴3aに設けているため、電磁誘導加熱コイル4の設置にさらに裕度が生まれる。
(実施例5)
図9は本発明の実施例5における炊飯器の断面図を示すものである。また、図10は同炊飯器に用いられる鍋25の底面図である。なお、実施例4の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図9において、実施例4と相違する点は、鍋25の側面に深さ方向に対して同一方向に伸びる直線状の複数(3本)の溝24を設け、溝24に側面アーム23の先端が嵌合する構成とした点である。
上記構成により、鍋25が傾くことなく収納方向に垂直に収納された場合、鍋25はガイド筒16a及び支持盤5により支持され、少しでも傾くと側面アーム23に保持され、ガイド筒16a及び支持盤5により支持される。
支持された鍋25の重量はガイド筒16a及び支持盤5又は側面アーム23、ガイド筒16a及び支持盤5を介して起歪体8に伝達される。故に、鍋25と重量計量部9の間に電磁誘導加熱コイル4を有する構造においても、鍋25の重量を重量計量部9に伝達することが可能となる。その結果、重量計量部をIH炊飯器にも適用することができる。
また、本体1に鍋25を収納時、側面アーム23の先端は鍋25の側面の溝24に嵌合するため、本体内において、鍋25の回転に対する抵抗は溝24を設けなかった鍋の回転に対する抵抗よりも増大する。故に、ご飯をほぐしたり茶碗にご飯をよそう時、しゃもじの操作で鍋25が回転しようとするが、側面アーム23の先端が鍋25の溝24壁面に部分的に当接して抵抗となり、溝24を設けなかったものよりも、より効果的に鍋25の回転を抑制することができる。
(実施例6)
図11は本発明の実施例6における炊飯器の断面図を示すものである。なお、実施例4の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図11において、実施例4と相違する点は、側面アーム28の先端にガイドローラー26を回転自在に設け、かつ前記ガイドローラー26の外周にゴムローラー27を備えた点である。
上記構成により、鍋2が傾くことなく収納方向に垂直に収納された場合、鍋2はガイド筒16a及び支持盤5により支持され、少しでも傾くと側面アーム28に保持され、ガイド筒16a及び支持盤5により支持される。支持された鍋2の重量はガイド筒16a及び支持盤5又は側面アーム28、ガイド筒16a及び支持盤5を介して起歪体8に伝達される。
故に、鍋2と重量計量部9の間に電磁誘導加熱コイル4を有する構造においても、鍋25の重量を重量計量部9に伝達することが可能となる。その結果、重量計量部をIH炊飯器にも適用することができる。
また、鍋2を本体内に収納するとき、側面アーム28の先端に取付けたガイドローラー26及びゴムローラー27が回転することにより、本体内における鍋2の収納、取出しをスムーズに行うことが可能となる。
あわせて、本体内において、ガイドローラー26及びゴムローラー27を設けなかった側面アーム23と鍋2の間の距離よりも、ガイドローラー26及びゴムローラー27を設けた側面アーム28の先端と鍋2の間の距離を短縮させることが可能となる。上記側面アームの先端と鍋外周部の距離は大きければ大きいほど重量計量時に精度誤差として反映されてしまうため、この距離は短ければ短いほど望ましい。
故に、本実施例に示すガイドローラー26及びゴムローラー27を設けた側面アーム28を用いることでアーム先端と鍋の外周部の間の距離を短縮し、計量精度誤差を小さくすることが可能となる。
また、ガイドローラー26及びゴムローラー27は、鍋2の本体内に対する収納、取出し方向に作用する力に対してのみ回転する。故に、ご飯をほぐしたり茶碗にご飯をよそう時において生じる力、すなわち、しゃもじの操作で生じる回転力に対しては、ガイドローラー26及びゴムローラー27は抵抗となり、ガイドローラー26及びゴムローラー27を設けなかったものよりも、より効果的に鍋2の回転を抑制することができる。
なお、本実施例では、ガイドローラー26及びゴムローラー27を設けた側面アーム28を示したが、鍋の収納、取出し方向にのみ回転する回転体であれば同様の効果が得られる。
(実施例7)
図12は本発明の実施例7における炊飯器の鍋の底面図を示すものである。なお、実施例5の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図12において、実施例5と相違する点は、各側面アーム28の先端に、鍋25の側面に設けた各側面溝24に嵌合するガイドローラー26を回転自在に設け、ゴムローラー27をガイドローラー26に設けた点である。
上記構成により、鍋25が傾くことなく収納方向に垂直に収納された場合、鍋25はガイド筒16a及び支持盤5により支持され、少しでも傾くと側面アーム28に保持され、ガイド筒16a及び支持盤5により支持される。支持された鍋2の重量はガイド筒16a及び支持盤5又は側面アーム28、ガイド筒16a及び支持盤5を介して起歪体8に伝達される。
故に、鍋25と重量計量部9の間に電磁誘導加熱コイル4を有する構造においても、鍋25の重量を重量計量部9に伝達することが可能となる。その結果、重量計量部をIH炊飯器にも適用することができる。あわせて、上記鍋25の外周部と側面アーム28との間の距離についても短縮することができ、計量精度誤差を上記実施例5より小さくすることが可能となる。
また、鍋25の側面溝24にガイドローラー26が入り込む構成になるため、鍋25の回転に対する側面アーム28の抵抗は側面溝24を設けなかった場合よりも大きくなる。結果として、より効果的に鍋25の回転を抑制することができる。
なお、本実施例では、ガイドローラー26及びゴムローラー27を設けた側面アーム28を示したが、鍋25の収納、取出し方向にのみ回転する回転体であれば同様の効果が得られる。
さらに、アームの先端に耐熱弾性体等を設けることにより得られる鍋の回転抑制効果及び固定台18に重量計量部9を設置することにより得られる計量精度向上の効果は実施例2〜7に適用しても同様に得られる。あわせて、側面アーム23の貫通孔3b1を保護枠胴3aに設けることで電磁誘導加熱コイル4の設置にさらに裕度が生まれる効果は、実施例5〜7においても同様に得られる。
本発明は、支持体を備えた重量計量部を用いることにより電磁誘導加熱部を有するIH炊飯器に対して、重量計量部の適用が可能となり自動重量計量IH炊飯器を提供することができる。
本発明の実施例1における炊飯器の断面図 (a)同要部の分解斜視図(b)同要部の他の例を示す分解斜視図 固定台を用いて重量計量部を設置した炊飯器の断面図 本発明の実施例2における炊飯器の断面図 本発明の実施例2における鍋の底面図 本発明の実施例3における炊飯器の断面図 本発明の実施例3における鍋の底面図 本発明の実施例4における炊飯器の断面図 本発明の実施例5における炊飯器の断面図 本発明の実施例5における鍋の底面図 本発明の実施例6における炊飯器の断面図 本発明の実施例7における炊飯器の要部の底面図 従来の計量炊飯器を示す断面図 従来のIH炊飯器を示す断面図
符号の説明
1 本体
2 鍋
3 保護枠(収納部)
3a 保護枠胴
3a1 保護枠胴貫通孔
3b 保護枠下
3b1、3b2 保護枠下貫通孔
4 電磁誘導加熱コイル(電磁誘導加熱部)
5 支持盤
6 アーム
7 支持体
8 起歪体
9 重量計量部
16a ガイド筒(底面保持具)
19 底面溝
20 底面溝を有する鍋
21 底面円周溝
22 底面円周溝を有する鍋
23 側面アーム
24 側面溝
25 側面溝を有する鍋
26 ガイドローラー
27 ゴムローラー
28 側面アーム

Claims (10)

  1. 上下方向に着脱可能に鍋を収納するために本体内に設けられた収納部と、前記鍋を加熱するために前記収納部の下方に設けられた電磁誘導加熱部と、前記鍋の底面を支持するために電磁誘導加熱部の下方に設けられた底面支持具と、前記底面支持具を備え鍋を支持するために前記電磁誘導加熱部の下方に設けられた支持体と、前記支持体を備えた重量計量部を有し、底面支持具及び支持体の一部を収納部内に位置させて、底面支持具で鍋を支持し、支持体で鍋を支持又は保持する構成にすることで鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器。
  2. 上下方向に着脱可能に鍋を収納するために本体内に設けられた収納部と、前記鍋を加熱するために前記収納部の下方に設けられた電磁誘導加熱部と、前記電磁誘導加熱部の下方に設けられた支持体と、前記支持体を備えた重量計量部を有し、前記支持体の一部を収納部内に位置させて鍋を支持する構成にすることで鍋及び/又は内容物の重量を重量計量部に伝達するようにしたことを特徴とする炊飯器。
  3. 前記鍋の底面を支持体で支持するようにした請求項1又は2記載の炊飯器。
  4. 前記鍋の底面に溝を設け、その溝に支持体の一部が嵌合するようにした請求項3記載の炊飯器。
  5. 前記鍋の底面に円周状の溝を設け、その溝に支持体の一部が嵌合するようにした請求項3記載の炊飯器。
  6. 前記鍋の側面に相対して支持体の一部が存在するようにした請求項1記載の炊飯器。
  7. 前記鍋の側面に鍋の着脱方向に伸びる溝を設け、その溝に支持体の一部が嵌合するようにした請求項6記載の炊飯器。
  8. 前記支持体の一部に前記鍋の着脱方向にのみ回転する回転体を有する請求項6又は7記載の炊飯器。
  9. 前記電磁誘導加熱部の下方に設けられた支持盤と、収納部に収納された鍋を支持するために前記支持盤に設けられたアームからなる支持体を有する請求項1記載の炊飯器。
  10. 前記電磁誘導加熱部の下方に設けられた支持盤と、収納部に収納された鍋を支持するために前記支持盤に設けられたアームからなる支持体を有する請求項2記載の炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008119029A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Mitsubishi Electric Corp 電気調理器
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