JP2006211443A - カメラシステム - Google Patents

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俊之 笹原
Taizo Okamoto
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Abstract

【課題】右折時の確認を容易にすることができるカメラシステムを提供すること。
【解決手段】ROM33には、下部カメラ2をバンパ1aの内部に格納するか否かを制御するステップ、下部カメラ2をオンするか否かを制御するステップ、下部カメラ2の撮影方向を制御するステップおよび下部カメラ2で撮影された画像とリアカメラ3で撮影された画像とを切り換えるステップをCPU34に実行させるための制御プログラムが格納されている。HDD32には、道路状況に対応する道路データが記憶されている。また、HDD32には、各種デバイスに対するコマンドを示すデータが記憶されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車載カメラで撮影された画像をモニタに表示させるカメラシステムに関するものであって、より詳しくは、カメラを備える車両などに関するものである。
背景技術として、車両前面のラジエータグリルの略中央に配設されたCCDカメラの撮像レンズの前面にプリズムを配置して、車両の左右を同時に撮像して画像を取り込む車両前方確認カメラ装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、車両の前方左右端に取りつけた2台の車両周囲カメラをステレオカメラとして前方画像を得る事前提示装置が知られている(例えば、特許文献2を参照)。さらに、進行方向の対向車線位置を撮像可能な車室内の部位に水平に配置された2つのCCDカメラを備えた右折時安全確認システムが知られている(例えば、特許文献3を参照)。
特開2002−283912号公報(第2頁、第1図) 特開2003−312415号公報(第4頁、第3図) 特開2004−280453号公報(第6頁、第1図)
しかしながら、特許文献1ないし特許文献3に記載のものにおいて、カメラは、それぞれ、車両前面のラジエータグリルの略中央、車両の前方左右端および進行方向の対向車線位置を撮像可能な車室内の部位に設置されているので、対向車線の画像はこの車線に存在する車両(以下、対向車両という)によって遮られ、対向車両の背後に存在する車両はカメラによって撮影されにくい。特に、対向車線の画像が渋滞中の車列や右折待ちの車両などによって遮られている場合、ユーザは右折するために目視によって車両が対向車両の背後に存在するか否かを確認せざるを得なかった。
そこで、本発明は、前述の課題を解決するためになされたもので、右折時の確認を容易にすることができるカメラシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るカメラシステムは、車両の前方下部に設けられたカメラと、前記カメラで車両の前方下部を視点として撮影された画像をモニタに表示させるモニタ制御部とを備える。この構成によれば、カメラの視点は車両の前方下部に位置するので、対向車両の背後の状況が対向車両の下部を通じて撮影される。
本発明は、車両の前方下部に設けたカメラを設けることによって、右折時の確認を容易にすることができるという効果を有するカメラシステムを提供することができるものである。
以下、本発明に係るカメラシステムを実施するための最良の形態である車両1について、図1ないし図14を参照しながら説明する。まず、本実施の形態に係る車両1の構成を図1ないし図4を参照しながら説明する。
図1に示すように、車両1は、バンパ1a(「格納部」に相当する)を有し、前輪1bの車軸よりも前方でバンパ1a(「格納部」に相当する)の下部に設けられた下部カメラ2(「カメラ」に相当する)と、後方のルーフに設けられたリアカメラ3(「他のカメラ」に相当する)と、下部カメラ2およびリアカメラ3で撮影された画像を表示する表示ユニット4とを備える。
図2に示すように、バンパ1aは、バンパ1aに形成され一端が軸11で支持された蓋部1cと、一端が蓋部1cの他端に固定されたワイヤ12と、一端がワイヤ12の他端に固定されたバネ13と、バネ13の他端を固定しバネ13の一端を案内するバネガイド部材14と、バンパ1aの外部に設けられ洗浄液を発射するノズル15(クリーナに相当する)と、バンパ1aの内部に設けられノズル15に洗浄液(「クリーナ」に相当する)を供給するパイプ16とを備える。
図2に示すように、バンパ1aの内部には、第1のモータ21と、第1のモータ21のモータ軸21aに螺合する2つのスプール部材22と、スプール部材22に設けられた2節と他の2節とからなる4節リンク部材23と、4節リンク部材23の他の2節を案内する節ガイド部材24と、節ガイド部材24で案内される節に固定される第2のモータ25とが設けられている。第2のモータ25の回動軸25aには、下部カメラ2が固定されている。
図3に示すように、表示ユニット4は、各種デバイスに接続されデータを入力する入力IF31と、各種データを記憶するHDD32と、各種プログラムを格納するROM(「モニタ制御部」、「格納制御部」、「オンオフ制御部」および「方向制御部」に相当する)33と、ROM33に格納された各種プログラムを実行するCPU34(「モニタ制御部」、「格納制御部」、「オンオフ制御部」および「方向制御部」に相当する)と、入力IF31やCPU34などからのデータを保持するRAM35と、RAM35などからのデータを出力する出力IF36とを備え、これらはそれぞれバスで接続されている。
入力IF31には、車両1に設けられ速度に対応する速度データを出力する速度センサ41と、車両1に設けられ左右に対応するウインカデータを出力するウインカレバー42と、車両1に設けられ操舵角に対応する操舵角データを出力する操舵角センサ43と、GPS衛星によって出力されるGPSデータを受信するGPS受信機44と、ユーザの操作に対応する操作データを出力する操作部45と、下部カメラ2およびリアカメラ3との接続を切り換えるカメラスイッチ46とが接続されている。
HDD32には、道路状況に対応する道路データが記憶されている。ここで、道路状況とは、右折レーンか否かといった状況などをいう。そして、道路データは、各レーンごとに右折レーンか否かを定義している。また、HDD32には、各種デバイスに対するコマンドを示すデータが記憶されている。
ROM33には、下部カメラ2をバンパ1aの内部に格納するか否かを制御するステップ、下部カメラ2をオンするか否かを制御するステップ、下部カメラ2の撮影方向を制御するステップおよび下部カメラ2で撮影された画像とリアカメラ3で撮影された画像とを切り換えるステップをCPU34に実行させるための制御プログラムが格納されている。
出力IF36には、モニタ51に接続され出力IF36からのデータに応じて画像をモニタ51に表示させる画像LSI52と、スピーカ53に接続され出力IF36からのデータに応じて音声をスピーカ53に出力させる音声LSI54と、バッテリ55と下部カメラ2などとの接続を切り換える給電スイッチ56に接続され出力IF36からのデータに応じて給電スイッチ56を制御する給電用マイコン57(「格納制御部」、「オンオフ制御部」および「方向制御部」に相当する)と、カメラスイッチ45に接続され出力IF36からのデータに応じてカメラスイッチ45を制御するカメラ用マイコン58(「モニタ制御部」に相当する)とが接続されている。
以上のように構成されたカメラシステムについて、図4ないし図14を参照しながらその動作を説明する。図4に示すように、CPU34は、ROM33に格納されたプログラムを解釈して、以下の処理を実行する。
CPU34は、RAM35に保持され速度に対応する速度データ、RAM35に保持されウインカの指示方向に対応するウインカデータ、RAM35に保持され操舵角に対応する操舵角データおよびHDD32に記憶され道路状況に対応する道路データの少なくとも1つを用いて下部カメラ2をバンパ1aの内部に格納するか否かを制御する(以下では、格納露出制御処理という)(ステップS1)。
次いで、CPU34は、RAM35に保持され速度に対応する速度データ、RAM35に保持されウインカの指示方向に対応するウインカデータ、HDD32に記憶され道路状況に対応する道路データおよびRAM35に保持され操舵角に対応する操舵角データの少なくとも1つを用いて下部カメラ2をオンするか否かを制御する(以下では、オンオフ制御処理という)(ステップS2)。
次いで、CPU34は、RAM35に保持され操舵角に対応する操舵角データを用いて下部カメラ2の撮影方向を制御する(以下では、撮影方向制御処理という)(ステップS3)。
次いで、CPU34は、RAM35に保持され操舵角に対応する操舵角データを用いて下部カメラ2で撮影された画像とリアカメラ3で撮影された画像とを切り換える(以下では、画像切換制御処理という)(ステップS4)。
図5に示すように、CPU34は、ROM33に格納されたプログラムを解釈して、次の格納露出制御処理を実行する。CPU34は、RAM35に保持されウインカの指示方向に対応するウインカデータを用いてウインカの指示方向が右方向か否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11でウインカの指示方向が右方向であるとの判定がなされると(S11のYes)、CPU34は、RAM35に保持され速度に対応する速度データを用いて速度が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS12)。ここで、「所定値」とは徐行時の速度(0km/h<所定値<30km/h)を目安として適宜定められる値である。
ステップS12で速度が所定値以下であるとの判定がなされると(S12のYes)、CPU34は、RAM35に保持されたGPSデータおよびHDD32に記憶された道路データを用いて走行レーンが右折レーンか否かを判定する(ステップS13)。
ステップS13で走行レーンが右折レーンであるとの判定がなされると、CPU34は、出力IF36に対してHDD32に記憶されたデータが示す露出コマンドを出力させる(ステップS14)。このとき、給電用マイコン57は、露出コマンドに応じて第1のモータ21とバッテリ55との接続を給電スイッチ56に対して切り換えさせる。そして、図6に示すように、第1のモータ21は、バッテリ55からの電流を受けてモータ軸21aを露出方向に回動させる。
具体的には、図7に示すように、第1のモータ21が露出方向に回動すると、スプール22aおよびスプール22bが互いに近接し、節リンク部材23の他の2節が節ガイド部材24によって互いに離隔する方向に案内される。節リンク部材23の他の2節が互いに離隔する方向に案内されると、下部カメラ2が蓋部1cを押圧する。下部カメラ2による押圧力がバネ13の弾性力よりも大きくなると、蓋部1cが軸11を中心に回動し、下部カメラ2が露出する。
他方、ステップS11でウインカの指示方向が右方向ではないとの判定がなされ(S11のNo)、ステップS12で速度が所定値以下ではないとの判定がなされ(S12のNo)またはステップS13で走行レーンが右折レーンではないとの判定がなされる(S13のNo)と、CPU34は、RAM35に保持された操舵角データを用いて操舵角が0°であるか否かを判定する(ステップS15)。
ステップS15で操舵角が0°であるとの判定がなされると(ステップS15のYes)、CPU34は、出力IF36に対してHDD32に記憶されたデータが示す格納コマンドを出力させる(ステップS16)。このとき、給電用マイコン57は、格納コマンドに応じて第1のモータ21とバッテリ55との接続を給電スイッチ56に対して切り換えさせる。そして、図6に示すように、第1のモータ21は、バッテリ55からの電流を受けてモータ軸21aを格納方向に回動させる。
具体的には、図8に示すように、車両1が直進レーン上でウインカを右方向に点滅させた場合には、下部カメラ2はバンパ1aの内部に格納されている。また、車両1が右折レーン上でウインカを右方向に点滅させながら所定値より大きな速度で走行している場合にも、下部カメラ2はバンパ1aの内部に格納されている。そして、車両1が右折レーン上でウインカを右方向に点滅させながら所定値以下の速度で走行している場合には、下部カメラ2はバンパ1aの外部に露出される。他方、車両1が右折を終了した場合、すなわち、操舵角が0°になった場合、下部カメラ2はバンパ1aの内部に格納される。
なお、露出コマンドおよび格納コマンドが出力されると、それぞれ露出コマンドが出力されたことを示すデータおよび格納コマンドが出力されたことを示すデータがRAM35に保持される。
図9に示すように、CPU34は、ROM33に格納されたプログラムを解釈して、次のオンオフ制御処理を実行する。CPU34は、RAM35に保持されたデータを参照して露出コマンドが出力済みか否かを判定する(ステップS21)。具体的には、RAM35に露出コマンドが出力されたことを示すデータが保持されているか否かが判定される。
ステップS21で露出コマンドを出力済みであるとの判定がなされると(S21のYes)、CPU34は、RAM35に保持されたデータを参照して格納コマンドが未出力か否かを判定する(ステップS22)。具体的には、RAM35に格納コマンドが出力されたことを示すデータが保持されていないか否かが判定される。
ステップS22で格納コマンドが未出力であるとの判定がなされると(S22のYes)、CPU34は、出力IF36に対してHDD32に記憶されたオンコマンドを出力させる(ステップS23)。このとき、給電用マイコン57は、出力されたオンコマンドに応じて給電用スイッチ56に対してバッテリ55と下部カメラ2とを接続させる。これによって、下部カメラ2は、オンされて撮影可能な状態になる(図8を参照)。
他方、ステップS22で格納コマンドが未出力ではないとの判定がなされると(S22のNo)、CPU34は、出力IF36に対してHDD32に記憶されたオフコマンドを出力させる(ステップS23)。このとき、給電用マイコン57は、出力されたオフコマンドに応じて給電用スイッチ56に対してバッテリ55と下部カメラ2との接続を解除させる。これによって、下部カメラ2は、オフされて撮影しない状態になる(図8を参照)。
図10に示すように、CPU34は、ROM33に格納されたプログラムを解釈して、次の撮影方向制御処理を実行する。CPU34は、RAM35に操舵角データが保持されているか否かを判定する(ステップS31)。ここで、本ステップは、前述の露出格納制御処理(ステップS1)で露出コマンドが出力された場合または前述のオンオフ制御処理(ステップS2)でオンコマンドが出力された場合に実行される。
ステップS31で操舵角データが保持されているとの判定がなされると(S31のYes)、CPU34は、操舵角データが示す操舵角θに対応する第2のモータ25の回動量φを決定する(ステップS32)。ここで、第2のモータ25の回動量φは、「φ=f(θ)」で定義される演算式を用いて計算されてもよく、θとφとを対応付けたテーブルで求められてもよい。
第2のモータ25の回動量φが決定されると、CPU34は、操舵角データが示す操舵角θに対応する第2のモータ25の回動方向を決定する(ステップS33)。ここで、回動方向の決定には、操舵角データの値の正負と回動方向とを定義付けたデータが用いられればよい。
第2のモータ25の回動方向が決定されると、CPU34は、ステップS31で決定された回動量およびステップS32で決定された回動方向に対応する回動コマンドを出力IF36に対して出力させる(ステップS34)。このとき、給電用マイコン57は、回動コマンドに応じて、給電スイッチ56に対して第2のモータ25とバッテリ55とを接続させる。
例えば、車両1の動作が直進から右折に移行する場合、操舵角データの値が正の値をとるとすれば、図11に示すように、第2のモータ25のモータ軸25aは左方向に回動する。他方、車両1の動作が右折から直進に移行する場合、操舵角データの値が負の値をとるので、第2のモータ25のモータ軸25aは右方向に回動する。つまり、図12に示すように、車両1の動作が直進から右折に移行する場合、下部カメラ2は操舵角θの増加分だけ左方向に回動し、車両1の前方下部を視点として対向車線を撮影する。他方、車両1の動作が右折から直進に移行する場合、下部カメラ2は操舵角θの減少分だけ右方向に回動する。
図13に示すように、CPU34は、ROM33に格納されたプログラムを解釈して、次の画像切換制御処理を実行する。CPU34は、露出コマンドが出力されたことを示すデータがRAM35に保持されているか否かを判定する(ステップS41)。
ステップS41で操舵角データが保持されているとの判定がなされると(S41のYes)、CPU34は、HDD32に記憶された切換コマンドを出力IF36に対して出力させる(ステップS43)。このとき、カメラ用マイコン58は、出力された切換コマンドに応じて、カメラ用スイッチ46に対して下部カメラ2と入力IF31とを接続させる。これによって、リアカメラ3で撮影された画像が右折時には下部カメラ2で撮影された画像に切り換わる。
以上本実施の形態における構成および処理によれば、車両1が右折している場合、下部カメラ2は前輪1bの車軸よりも前方でバンパ1aの下部を視点として対向車線を撮影する。そして、モニタ51は、前輪1bの車軸よりも前方でバンパ1aの下部を視点とした対向車線の画像を表示する。例えば、図1に示すように、右折待ちの対向車両5が対向車線に存在する場合、下部カメラ2は、前輪1bの車軸よりも前方でバンパ1aの下部を視点として、対向車両5の下部5aと路面との間を撮影している。図14に示すように、対向車両5の背後に車両6が存在する場合、下部カメラ2は、対向車両5の下部5aと路面との間を介して背後に存在する車両6の車輪などを撮影する。そして、モニタ51は、対向車両5の背後に存在する車両6の車輪などの画像を表示する。
以上本実施の形態によれば、下部カメラ2が前輪1bの車軸よりも前方でバンパ1aの下部に設けられているので、対向車両5の背後に存在する車両6の車輪などの画像がモニタ51に表示され、右折時の確認を容易にすることができる。
また、本実施の形態によれば、下部カメラ2がバンパ1aの内部に格納されるので、下部カメラ2が風圧や汚れなどによって劣化することを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、下部カメラ2の露出および格納がウインカデータなどを用いて制御される、すなわち、下部カメラ2は、右折中に自動的で露出され、右折終了後には自動で格納されるので、下部カメラ2の露出時または格納時におけるユーザの手間を省くことができる。
また、本実施の形態によれば、下部カメラ2への電気の供給がウインカデータなどを用いて制御される、すなわち、下部カメラ2は右折中にオンとなり右折後にオフとなるので、電力消費を抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、下部カメラ2の撮影方向が操舵角に応じて制御される、すなわち、下部カメラ2の回動量φは操舵角θの右方向(時計回り方向)への増加に比例して左方向(反時計回り方向)に増加するので、対向車両5の背後に存在する車両6の車輪などの画像が車両1の進行方向に関らずモニタ51に表示される。
また、本実施の形態によれば、下部カメラ2で撮影された画像とリアカメラ3で撮影された画像とが操舵角に応じて制御される、すなわち、右折時には下部カメラ2で撮影された画像がモニタ51に表示され、その他の場合にはリアカメラ3で撮影された画像がモニタ51に表示されるので、右折時以外には後方確認をユーザに行わせることができる。
また、本実施の形態によれば、ノズル15が下部カメラ2の撮像面を洗浄するので、前輪1bの車軸よりも前方でバンパ1aの下部を視点とした対向車線の画像を鮮明にすることができる。
なお、以上の説明では、1つの下部カメラ2を前輪1bの車軸よりも前方でバンパ1aの下部に設けた例について説明したが、右折時の確認を容易にすることができるためには、下部カメラを車両の前方の下部(シャシやエンジンルームの下など)に設ければ足りる。また、下部カメラ2の個数は複数であっても構わない。
以上のように、本発明に係るカメラシステムは、右折時の確認を容易にすることができるという効果を有し、車両などとして有用である。
本発明に係るカメラシステムを実施するための最良の形態である車両の全体構成を示す全体構成図 本実施の形態における下部カメラが格納された状態を示す状態図 本実施の形態における制御系の構成を示すブロック図 本実施の形態における処理の流れを示すフロー図 本実施の形態における格納露出制御処理の流れを示すフロー図 本実施の形態における第1のモータを図2のA−A方向に見た様子を示す断面矢視図 本実施の形態における下部カメラが露出された状態を示す状態図 本実施の形態において下部カメラの状態と車両の位置との関係を示す関係図 本実施の形態におけるオンオフ制御処理の流れを示すフロー図 本実施の形態における撮影方向制御処理の流れを示すフロー図 本実施の形態における第2のモータを図2のB−B方向に見た様子を示す断面矢視図 本実施の形態において操舵角θと下部カメラの回動量φとの関係を示す関係図 本実施の形態における画像切換制御処理の流れを示すフロー図 本実施の形態において前輪の車軸より前方でバンパの下部を視点として対向車線を撮影した様子を示す図
符号の説明
1 車両(カメラシステム)
1a バンパ(格納部)
2 下部カメラ(カメラ)
3 リアカメラ(他のカメラ)
15 ノズル(クリーナ)
16 パイプ(クリーナ)
33 ROM(モニタ制御部、格納制御部、オンオフ制御部および方向制御部)
34 CPU(モニタ制御部、格納制御部、オンオフ制御部および方向制御部)
35 RAM(モニタ制御部、格納制御部、オンオフ制御部および方向制御部)
51 モニタ
57 給電用マイコン(格納制御部、オンオフ制御部および方向制御部)
58 カメラ用マイコン(モニタ制御部)

Claims (9)

  1. 車両の前方下部に設けられたカメラと、前記カメラで車両の前方下部を視点として撮影された画像をモニタに表示させるモニタ制御部とを備えるカメラシステム。
  2. 前記カメラを前輪の車軸よりも前方に設ける請求項1に記載のカメラシステム。
  3. 前記車両の前方下部に設けられ前記カメラを格納する格納部を備える請求項1または請求項2に記載のカメラシステム。
  4. 速度に対応する速度データ、ウインカの指示方向に対応するウインカデータおよび道路状況に対応する道路データの少なくとも1つを用いて右折中には前記カメラを前記格納部から露出させ右折後には前記カメラを前記格納部に格納する格納制御部を備える請求項3に記載のカメラシステム。
  5. 速度に対応する速度データ、ウインカの指示方向に対応するウインカデータ、道路状況に対応する道路データおよび操舵角に対応する操舵角データの少なくとも1つを用いて右折中には前記カメラをオン状態にして右折後には前記カメラをオフ状態にするオンオフ制御部を備える請求項1ないし請求項4の何れかに記載のカメラシステム。
  6. 操舵角に対応する操舵角データに応じて前記カメラの撮影方向を制御する方向制御部を備える請求項1または請求項2に記載のカメラシステム。
  7. 前記モニタ制御部は、操舵角に対応する操舵角データに応じて前記カメラで車両の前方下部を視点として撮影された画像を前記モニタに表示させるか他のカメラで撮影された画像を前記モニタに表示させるかを制御することを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載のカメラシステム。
  8. 前記カメラのレンズ上の汚れを除去するクリーナを備える請求項1ないし請求項7の何れかに記載のカメラシステム。
  9. 請求項1ないし請求項8の何れかに記載のカメラシステムを備える車両。
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