JP2006211380A - デジタルデータ伝送システムおよびデジタルデータ伝送方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 デジタルデータ伝送システムは、送信端末から送信するデジタルデータにタイムスタンプを付加して送信し、複数の受信端末において、受信したデジタルデータに付加されたタイムスタンプと設定された遅延時間に基づく再生タイミングで再生を行うものであって、受信端末側で管理される時刻情報を外部電波に基づく精度の高い時刻情報とすることで、各受信端末での再生タイミングのずれを防止する。
【選択図】 図3
Description
たとえば、送信端末は、入力されるアナログ音声信号を、アナログ/デジタル変換器によりデジタル音声信号に変換し、場合によっては、このデジタル音声信号を圧縮した圧縮符号化データとして、送信バッファに格納する。送信端末は、送信バッファに格納されたデジタル音声信号または圧縮符号化データを、回線の通信速度に応じた所定容量のパケットに組み立てて、ネットワークを介して送信する。
このような構成とすることにより、送信バッファや受信バッファに格納可能なパケットの容量の範囲で、ネットワークの通信状態によるパケット送受信の遅延時間を吸収することができ、音切れや音飛びを軽減することが可能となる。
また、受信端末は送信端末と同様のサンプリング周波数生成部を備えており、このサンプリング周波数生成部で生成されるサンプリング周波数を用いて、受信したデジタル音声信号をアナログ音声信号に復元している。
したがって、送信端末から複数の受信端末に対するデータ送信を行った場合、各受信端末までの伝送時間が同一であるとすれば、受信端末で出力されるアナログ音声信号は水晶発振回路の精度の範囲で同期すると考えられる。
本発明の請求項2に係るデジタルデータ伝送システムは請求項1に記載のデジタルデータ伝送システムであって、受信端末の時刻管理部は、外部から時刻情報を受信して管理することを特徴とする。
本発明の請求項4に係るデジタルデータ伝送システムは請求項1〜3のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システムであって、送信端末は、受信端末が受信する時刻情報と同一精度の時刻情報を外部から受信して管理する時刻管理部をさらに備える。
本発明の請求項5に係るデジタルデータ伝送システムは請求項1〜4のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システムであって、送信端末は、アナログデータの入力を受け付けるアナログデータ入力部と、外部からのクロック信号を受信する外部クロック受信部と、外部クロック受信部で受信したクロック信号に基づいて所定周波数のサンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成部と、サンプリングクロック生成部で生成されたサンプリングクロックによりアナログデータ入力部に受け付けたアナログデータをデジタルデータに変換するアナログ・デジタル変換部とを備え、受信端末は、送信端末の外部クロック受信部が受信するクロック信号と同一周波数精度のクロック信号を受信する外部クロック受信部と、外部クロック受信部で受信したクロック信号に基づいて所定周波数のサンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成部とを備え、デジタル・アナログ変換部は、再生制御部の再生タイミングで読出が開始されたデジタルデータをサンプリングクロック生成部で生成されたサンプリングクロックによりアナログデータに変換することを特徴とする。
本発明の請求項7に係る受信装置は請求項8に記載の受信装置であって、時刻管理部は外部から時刻情報を受信して管理することを特徴とする。
この場合、精度の高い時刻情報を受信することで、受信装置間の再生タイミングを精確に合わせることが可能である。時刻管理部は、長波帯日本標準時電波、GPS衛星からの電波、海外からの短波標準電波、各種放送の時報、電話回線を通じて送信されてくる時刻情報のうちのいずれかの電波を受信して時刻情報を管理するように構成できる。この場合、時刻管理部で管理される時刻情報を非常に精度の高いものとすることができ、特にセシウム原子時計と同等の精度の時刻情報を受信することで、受信装置における再生タイミングを精確に合わせることが可能となる。
本発明の請求項9に係る送信装置は請求項8に記載の送信装置であって、各受信端末までの送信時間のうちの最大送信時間に基づいてデータ送信時から受信端末における再生時までの再生遅延時間を算出し、再生遅延時間と各受信端末までの送信時間との差分に基づいて各受信端末に対応する遅延時間を決定遅延時間測定部をさらに備え、遅延時間測定部で算出した遅延時間を前記受信端末に予め送信することを特徴とする。
本発明の請求項10に係る送信装置は請求項8または9に記載の送信装置であって、アナログデータの入力を受け付けるアナログデータ入力部と、各受信端末が管理するクロック信号と同一精度のクロック信号を外部から受信する外部クロック受信部と、外部クロック受信部で受信したクロック信号に基づいて所定周波数のサンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成部と、サンプリングクロック生成部で生成されたサンプリングクロックによりアナログデータ入力部に受け付けたアナログデータをデジタルデータに変換するアナログ・デジタル変換部とをさらに備えることを特徴とする。
本発明の請求項11に係るデジタルデータ送信方法は、送信端末から複数の受信端末にネットワークを介してデジタルデータを含む送信データを送信し、複数の受信端末にデジタルデータを同時に再生させるデジタルデータ伝送方法であって、各受信端末に共通する精度の時刻情報を管理する段階と、受信データを受信してから再生するまでの遅延時間を受信端末毎に管理する段階と、デジタルデータを所定容量毎にパケット化してタイムスタンプを付加した送信データを生成する段階と、生成された送信データをネットワークを介して送信する段階と、ネットワークを介して送信されてくる送信データを受信する段階と、受信した送信データからデジタルデータに付加されたタイムスタンプを抽出する段階と、送信データに含まれるデジタルデータを格納する段階と、時刻情報、遅延時間および抽出したタイムスタンプに基づいて再生タイミングを決定する段階と、再生タイミングに基づいて格納されたデジタルデータの読出を開始し、アナログデータに変換して出力する段階とを含む。
本発明の請求項12に係るデジタルデータ伝送方法は請求項11に記載のデジタルデータ伝送方法であって、外部から時刻情報を受信して管理することを特徴とする。たとえば、長波帯日本標準時電波、GPS衛星からの電波、海外からの短波標準電波、各種放送の時報、電話回線を通じて送信される時刻情報のうちのいずれかの電波を受信して含まれる時刻情報を管理するように構成できる。この場合、精度の高い時刻情報を利用して受信端末での再生タイミングを精確に一致させることが可能となる。
〔構成概略〕
図1は、本発明の1実施形態が採用されるデータ伝送システムの概念図である。
このデータ伝送システムでは、送信端末1と複数の受信端末3とがネットワーク2を介して接続されている。送信端末1から送信される送信データは、各受信端末3により受信され、送信データに含まれるデジタルデータが各受信端末3により同時に再生される。
受信端末3では、ネットワーク2を介して送信されてくる送信データを受信し、これに含まれるデジタルデータを受信バッファなどのデータ格納部に一時的に格納し、予め設定された遅延時間に基づく再生タイミングでデータ格納部からデジタルデータを読み出して、送信端末1側と同一のサンプリング周波数でアナログ信号に変換して出力を行う。
各受信端末3は、時刻情報を含む電波を外部から受信して、この時刻情報を管理するように構成することが可能であり、たとえば、 日本標準時の電波送信所から送信されている電波を利用することが可能である。この日本標準時は、短波帯標準電波により提供されてきたが、電離層の影響を受けやすく、受信状態が不安定であり、外国電波との混信のおそれがあることから、長波帯標準電波に切り換えられている。長波帯標準電波は、独立行政法人通信総合研究所(CRL)が有する10台のセシウム原子時計をもとに国際的に定義された「秒」の定義に従って作られるもので、数十万年に1秒以下という精度を有しており、現在、福島県大鷹鳥谷山山頂および佐賀県と福岡県の県境羽金山山頂に設けられた独立行政法人通信総合研究所が運用する長波帯標準電波送信施設により提供されている。この長波帯標準電波は、10台のセシウム原子時計をもとに作られた日本標準時を示すもので、周波数、時刻の情報などを含み、国家標準に対し1×10-12以内の周波数精度が保証されている。したがって、各受信端末3が遠隔地にあっても日本国内であれば、このような同一の日本標準時の電波を利用するが可能であり、非常に精度の高い時刻情報を得ることが可能である。外部電波を受信して時刻情報を取得する方法として、日本標準時電波の他にも、カーナビゲーションなどで用いられるGPS衛星からの電波、海外の短波標準電波、各種放送の時報、電話の時報サービスなどを受信して利用することが考えられる。
〔送信端末〕
送信端末1の機能ブロック図を図2に示す。
時刻管理部11は、外部からの電波を受信してこれに含まれる時刻情報を管理するものである。受信する電波は、前述したように、日本標準時電波、GPS衛星からの電波、海外からの短波標準電波、各種放送の時報、電話による時報サービスなどの電波を用いることができる。
アナログデータ入力部13は、アナログ音声信号の入力を受け付けるものであり、たとえば、マイクが拾うアナログ音声信号を増幅する増幅回路や音楽CDやテープレコーダ、その他の音響機器とラインで接続されるライン入力部で構成することができる。また、アナログデータ入力部13は、アナログ音声信号を伴う動画像データの入力を受け付けるように構成することも可能である。
メモリ17は、アナログ・デジタル変換部15で変換されたデジタルデータを一時的に格納する送信バッファで構成される。
タイムスタンプ生成部18は、送信制御部16の制御に基づいて、送信するデジタルデータに付加するタイムスタンプとして生成する。
送信データ生成部19で生成されるパケットデータは、たとえば、図4に示すような構成とすることができる。パケットには、IPヘッダ、UDPヘッダ、RTPヘッダおよびデジタルデータが含まれている。IPヘッダには、送信元のIPアドレス、送信先のIPアドレスなどが記述されている。UDPヘッダには、送信元ポート番号、送信先ポート番号、メッセージ長などが記述されている。ここでは、IPパケットのデータ部にUDPパケットを用いた場合を示しており、これに代えてTCPパケットを用いた場合には、UDPヘッダの代わりにTCPヘッダを用いる。RTPヘッダには、バージョン、パディング、CSRC:CSRC識別子の個数、ペイロードタイプ、パケットの順番を示すシーケンス番号、パケットの先頭データに対応するタイムスタンプ、送信装置の識別子、元の送信者の識別子リストなどを備えている。
遅延時間測定部21は、各受信端末3までの送信時間を計測し、そのうち最大送信時間に基づいてデータ送信時から受信端末3における再生時までの再生遅延時間を決定し、各受信端末3がデータ受信から再生するまでの遅延時間を算出してこれを各受信端末3に送信する。たとえば、送信実時間を記録したネゴシエーションパケット(テストパケット)を各受信端末3に送信し、各受信端末3からの受信実時間を記録した返信パケットを受信し、各受信端末3までの送信時間を収集する。これから、最大送信時間を特定することができ、この最大送信時間に余裕を持たせるための所定時間を加算したものと、各受信端末3までの送信時間の差分を遅延時間として算出して、各受信端末3に送信するように構成できる。
〔受信端末〕
受信端末3の機能ブロック図を図3に示す。
時刻管理部31は、外部からの電波を受信してこれに含まれる時刻情報を管理するものであり、送信端末1の時刻管理部11と同様に、日本標準時電波、GPS衛星からの電波、海外からの短波標準電波、各種放送の時報、電話による時報サービスなどの電波を受信してこれに含まれる時刻情報を管理するように構成できる。
サンプリングクロック生成部33は、外部クロック受信部32で受信したクロック信号に基づいて所定周波数のサンプリングクロックを生成するものであり、送信端末1のサンプリングクロック生成部14と同様に、PLL(Phase Locked Loop)回路により所定周波数を生成するように構成できる。
タイムスタンプ抽出部35は、データ受信部34で受信したパケットに含まれるタイムスタンプを抽出する。前述したように、パケットデータのRTPヘッダにタイムスタンプが含まれている場合には、このRTPヘッダ内に格納されているタイムスタンプを抽出してこれをメモリの所定領域に格納する。
遅延時間管理部40は、データ受信から再生までの遅延時間を管理するものであり、送信端末1からの伝送遅延を考慮して、他の受信端末3と再生タイミングが一致するように設定された遅延時間を記憶するメモリで構成することができる。この遅延時間管理部40で管理される遅延時間は、送信端末1の遅延時間測定部21で算出された各受信端末3の遅延時間を記憶するように構成することができる。
データ出力部39は、デジタル・アナログ変換部38で変換されたアナログデータを出力するものであり、たとえば、アナログ音声信号を増幅器で増幅してスピーカで出力するように構成でき、また、記録媒体に録音機器などにライン出力するように構成できる。
〔遅延時間設定のためのネゴシエーション〕
送信端末1の遅延時間測定部21により各受信端末3の遅延時間を設定するための動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。
まず、送信端末1では、送信実時間入りネゴシエーションパケットを各受信端末3に送信する(ステップS11)。ここでは受信端末3における受信実時間を記録したパケットを返送することを要求するパケットを生成し、これに送信実時間をタイムスタンプとして記録して各受信端末3に送信するようにする。
受信端末3は、受信したネゴシエーションパケットに対応する返信パケットを生成し、この返信パケットに受信実時間を記録して、送信端末1に送出する(ステップS22)。
送信端末1は、受信端末3からの受信実時間が記録された返信パケットを受信する(ステップS12)。送信端末1は、受信した返信パケットに記録されている受信実時間を所定のメモリ領域に格納して記憶する。
送信端末1は、全ての受信端末3からの返信パケットを受信したと判断した場合、各返信パケットに含まれている受信実実時間とこれに対応する送信実時間から、各受信端末3への送信時間を算出し、このうちから最大送信時間を抽出する(ステップS14)。
送信端末1は、各受信端末3に対して算出した遅延時間tを送信するための遅延時間設定パケットを生成し、この遅延時間設定パケットを各受信端末3に送信する(ステップS16)。
ここでは、説明のために、遅延時間設定のためのネゴシエーションパケット送信動作を1回だけ行うように記載しているが、複数回のネゴシエーションパケットの送受信を行って、最大送信時間の精度を上げるように構成することも可能である。
また、受信端末1側で最大送信時間と所定時間αを加算した再生遅延時間を管理しておき、実データの送信時においてパケットに付加するタイムスタンプに、送信実時間に再生遅延時間を加算するように構成することも可能である。この場合、受信端末3側では、パケットに付加されているタイムスタンプ通りに再生を行うことで、各受信端末3における再生タイミングを精確に合わせることが可能となる。
〔通信処理〕
送信端末1から受信端末3へのデジタルデータの送信処理について、図6のフローチャートに基づいて説明する。
送信端末1の送信データ生成部19は、メモリ17に格納されているデジタルデータを送信制御部16の制御に従って読み出して、タイムスタンプ生成部18で生成されたタイムスタンプを付加し、所定容量毎にパケットを作成する(ステップS32)。遅延時間測定部21により各受信端末3における遅延時間を算出して、各受信端末3に対して遅延時間設定パケットを送信している場合には、各パケットに付加するタイムスタンプは送信実時間とすることができる。また、各受信端末3に対する遅延時間の設定を行わない場合には、最大送信時間に基づく再生遅延時間を送信実時間に加算したものをタイムスタンプしてパケットに付加するように構成することもできる。前述したように、タイムスタンプは、パケットのRTPヘッダ内に格納するように構成できる。
受信端末3では、送信端末1から送信されてくるパケットをデータ受信部34により受信する(ステップS41)。
受信端末1のタイムスタンプ抽出部35は、受信したパケット中に含まれるタイムスタンプを抽出する。前述したように、パケットデータのRTPヘッダにタイムスタンプが含まれている場合には、このRTPヘッダ内に格納されているタイムスタンプを抽出してこれをメモリの所定領域に格納する。また、遅延時間管理部40で管理されている遅延時間tが存在する場合には、タイムスタンプにこの遅延時間tを加算して再生時刻を算出し、これをメモリの所定領域に格納する。さらに、パケット中に含まれるデジタルデータをデータ格納部36に格納する。
〔再生処理〕
受信端末3におけるデジタルデータの再生処理について図7のフローチャートに基づいて説明する。
再生制御部37は、現在の実時間に対応する再生時刻のデジタルデータがあると判断した場合、データ格納部36に格納されている該当するデジタルデータをデジタル・アナログ変換部38に転送し、所定周波数のサンプリングクロックでアナログデータに変換してデータ出力部39を介して出力する(ステップS52)。
〔他の実施形態〕
(A)送信端末1と各受信端末3までのネットワーク状況を仮想的に判断して、パケット欠落が生じないような十分な遅延時間を設定するように構成することができる。この場合、送信端末1側における遅延時間測定部21の構成を省力することが可能である。
(B)送信端末1と受信端末3において、外部からの電波を受信して内部クロックの補完を行うように構成しているが、通常の水晶発振回路などのクロック源を用いてサンプリングクロックを生成するように構成することが可能である。
(C)送信端末1において、送信実時間に再生遅延時間を加算した時刻をタイムスタンプして用いた場合には、受信端末3の遅延時間管理部40を省略することが可能となる。この場合、受信端末3では、パケットに付加されたタイムスタンプを再生タイミングにすることで、各受信端末3の再生タイミングを精確に合わせることが可能である。
Claims (13)
- 送信端末から複数の受信端末にネットワークを介してデジタルデータを含む送信データを送信し、前記複数の受信端末に前記デジタルデータを同時に再生させるデジタルデータ伝送システムであって、
前記送信端末は、
デジタルデータを所定容量毎にパケット化してタイムスタンプを付加した送信データを生成する送信データ生成部と、
前記送信データ生成部で生成された送信データをネットワークを介して送信するデータ送信部と、
を備え、前記受信端末は、
他の受信端末が受信する時刻情報と同一精度の時刻情報を管理する時刻管理部と、
送信データを受信してから再生するまでの遅延時間を管理する遅延時間管理部と、
ネットワークワークを介して送信されてくる送信データを受信するデータ受信部と、
受信した送信データに含まれるデジタルデータを一時的に格納するデータ格納部と、
受信した送信データからデジタルデータに付加されたタイムスタンプを抽出するタイムスタンプ抽出部と、
前記時刻管理部で管理されている時刻情報、前記タイムスタンプ抽出部で抽出されたタイムスタンプおよび前記遅延時間管理部で管理されている遅延時間に基づいて再生タイミングを制御する再生制御部と、
前記再生制御部による再生タイミングに基づいて、前記データ格納部に格納されたデジタルデータの読出を開始し、アナログデータに変換するデジタル・アナログ変換部と、
前記デジタル・アナログ変換部で変換されたアナログデータを出力するデータ出力部と、
を備える、デジタルデータ伝送システム。 - 前記受信端末の時刻管理部は、外部から時刻情報を受信して管理する、請求項1に記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記送信端末は、各受信端末までの送信時間のうちの最大送信時間に基づいてデータ送信時から受信端末における再生時までの再生遅延時間を算出し、前記再生遅延時間と各受信端末までの送信時間との差分に基づいて各受信端末に対応する遅延時間を決定する遅延時間測定部をさらに備え、前記遅延時間測定部で決定した遅延時間をそれぞれ各受信端末に予め送信することを特徴とする、請求項1または2に記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記送信端末は、受信端末が受信する時刻情報と同一精度の時刻情報を外部から受信して管理する時刻管理部をさらに備える請求項1〜3のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システム。
- 前記送信端末は、アナログデータの入力を受け付けるアナログデータ入力部と、外部からのクロック信号を受信する外部クロック受信部と、前記外部クロック受信部で受信したクロック信号に基づいて所定周波数のサンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成部と、前記サンプリングクロック生成部で生成されたサンプリングクロックにより前記アナログデータ入力部に受け付けたアナログデータをデジタルデータに変換するアナログ・デジタル変換部とを備え、
前記受信端末は、前記送信端末の外部クロック受信部が受信するクロック信号と同一周波数精度のクロック信号を受信する外部クロック受信部と、前記外部クロック受信部で受信したクロック信号に基づいて所定周波数のサンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成部とを備え、前記デジタル・アナログ変換部は、前記再生制御部の再生タイミングで読出が開始されたデジタルデータを前記サンプリングクロック生成部で生成されたサンプリングクロックによりアナログデータに変換する、請求項1〜4のいずれかに記載のデジタルデータ伝送システム。 - 送信端末から送信される送信データを受信して前記送信データに含まれるデジタルデータを再生する受信装置であって、
ネットワークに接続された他の受信装置と同一精度の時刻情報を管理する時刻管理部と、
送信データを受信してから再生するまでの遅延時間を管理する遅延時間管理部と、
ネットワークを介して送信されてくる送信データを受信するデータ受信部と、
受信した送信データに含まれるデジタルデータを一時的に格納するデータ格納部と、
受信した送信データからデジタルデータに付加されたタイムスタンプを抽出するタイムスタンプ抽出部と、
前記時刻管理部で管理されている時刻情報、前記タイムスタンプ抽出部で抽出されたタイムスタンプおよび前記遅延時間管理部で管理されている遅延時間に基づいて再生タイミングを制御する再生制御部と、
前記再生制御部による再生タイミングに基づいて、前記データ格納部に格納されたデジタルデータの読出を開始し、アナログデータに変換するデジタル・アナログ変換部と、
前記デジタル・アナログ変換部で変換されたアナログデータを出力するデータ出力部と、
を備える受信装置。 - 前記時刻管理部は、外部からの時刻情報を受信して管理する、請求項6に記載の受信装置。
- 複数の受信端末にネットワークを介してデジタルデータを含む送信データを送信し、前記複数の受信端末に前記デジタルデータを同時に再生させる送信装置であって、
各受信端末が管理する時刻情報と同一精度の時刻情報を管理する時刻管理部と、
デジタルデータを所定容量毎にパケット化して前記時刻管理部が管理する時刻情報に基づくタイムスタンプを付加した送信データを生成する送信データ生成部と、
前記送信データ生成部で生成された送信データをネットワークを介して送信するデータ送信部と、
を備える送信装置。 - 各受信端末までの送信時間のうちの最大送信時間に基づいてデータ送信時から受信端末における再生時までの再生遅延時間を算出し、前記再生遅延時間と各受信端末までの送信時間との差分に基づいて各受信端末に対応する遅延時間を決定遅延時間測定部をさらに備え、前記遅延時間測定部で算出した遅延時間を前記受信端末に予め送信することを特徴とする、請求項8に記載の送信装置。
- アナログデータの入力を受け付けるアナログデータ入力部と、
各受信端末が管理するクロック信号と同一精度のクロック信号を外部から受信する外部クロック受信部と、
前記外部クロック受信部で受信したクロック信号に基づいて所定周波数のサンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成部と、
前記サンプリングクロック生成部で生成されたサンプリングクロックにより前記アナログデータ入力部に受け付けたアナログデータをデジタルデータに変換するアナログ・デジタル変換部と
をさらに備える、請求項8または9に記載の送信装置。 - 送信端末から複数の受信端末にネットワークを介してデジタルデータを含む送信データを送信し、前記複数の受信端末に前記デジタルデータを同時に再生させるデジタルデータ伝送方法であって、
各受信端末に共通する精度の時刻情報を管理する段階と、
受信データを受信してから再生するまでの遅延時間を受信端末毎に管理する段階と、
デジタルデータを所定容量毎にパケット化してタイムスタンプを付加した送信データを生成する段階と、
生成された送信データをネットワークを介して送信する段階と、
ネットワークを介して送信されてくる送信データを受信する段階と、
受信した送信データからデジタルデータに付加されたタイムスタンプを抽出する段階と、
前記送信データに含まれるデジタルデータを格納する段階と、
時刻情報、遅延時間および抽出したタイムスタンプに基づいて再生タイミングを決定する段階と、
前記再生タイミングに基づいて格納されたデジタルデータの読出を開始し、アナログデータに変換して出力する段階と、
を含むデジタルデータ伝送方法。 - 外部から時刻情報を受信して管理することを特徴とする請求項11に記載のデジタルデータ伝送方法。
- 送信端末から各受信端末までの送信時間を計測する段階と、送信端末から各受信端末までの送信時間のうちの最大送信時間に基づいてデータ送信時から受信端末における再生時までの再生遅延時間を算出する段階と、前記再生遅延時間と各受信端末までの送信時間との差分に基づいて各受信端末に対応する遅延時間を決定し各受信端末に送信する段階とをさらに含む、請求項11または12に記載のデジタルデータ伝送方法。
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