JP2006211320A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 被写体を撮像する撮像素子と、
   計測される露光量に応じて前記撮像素子の露光時間または絞り値を含む露出条件を調整する露出調整手段と、
   前記撮像素子内の各領域を対象として画素データを読み出す際に、各領域内に存在する複数画素のうち所定数の画素の値を加算して読み出す加算駆動方式で前記撮像素子を駆動する駆動手段と、
   前記駆動手段が画素データを読み出す際に加算する画素の数が異なる複数の前記加算駆動方式を切り換え制御する駆動制御手段と、
   前記露出調整手段により前記撮像素子の露光時間または前記絞り値を変化させる代わりに前記駆動制御手段により前記加算駆動方式を切り換えさせる制御を行う制御手段と、
   を具備することを特徴とする撮像装置。
2. 前記駆動手段は、前記加算駆動方式における加算画素の数が多くなるほど前記撮像素子から読み出される画像データが明るくなることを特徴とする請求項１記載の撮像装置。
3. 前記駆動手段は、前記撮像素子内の各領域を対象として画素データを読み出す際に、各領域内に存在する複数画素のうち所定数の画素の値を加算して残りの画素の値を加算せずに読み出す加算駆動方式で前記撮像素子を駆動することを特徴とする請求項２記載の撮像装置。
4. 前記制御手段は、前記露出調整手段により前記撮像素子の露光時間を短くする代わりに前記駆動制御手段により前記加算する画素の数が少なくなるように前記加算駆動方式を切り換えさせる制御を行うことを特徴とする請求項２記載の撮像装置。
5. 所定のフレームレートで前記撮像素子による露光動作と前記駆動手段による画素データの読み出し動作とを繰り返し実行して動画データを記録する動画撮影手段を更に備え、
   前記制御手段は、動画の１フレーム期間内における露光期間の割合が所定以上となるように、前記露出調整手段による露出条件の調整および前記駆動制御手段による加算駆動方式の切り換えを行わせることを特徴とする請求項４記載の撮像装置。
6. 前記複数の加算駆動方式は、少なくとも、第１の加算駆動方式と第２の加算駆動方式とからなり、前記第１の加算駆動方式における加算画素の数より前記第２の加算駆動方式における加算画素の数が多く、
   前記制御手段は、前記計測される露光量が第１の閾値を上回ると、前記駆動手段による駆動方式を第１の加算駆動方式にし、前記計測される露光量が第２の閾値を下回ると、前記第２の加算駆動方式に切り換えることを特徴とする請求項５記載の撮像装置。
7. 前記第２の閾値よりも前記第１の閾値の方が露光量が大きいことを特徴とする請求項６記載の撮像装置。
8. 前記制御手段は、前記露出調整手段によって前記計測される露光量に応じた露光時間が設定された後、この設定された露光時間が第３の閾値を下回ると、前記駆動手段による駆動方式を第１の加算駆動方式にし、この設定された露光時間が第４の閾値を上回ると、前記第２の加算駆動方式に切り換えることを特徴とする請求項５記載の撮像装置。
9. 前記第３の閾値よりも前記第４の閾値の方が露光時間が長いことを特徴とする請求項８記載の撮像装置。
10. 前記駆動制御手段が切り換え可能な加算駆動方式には、前記撮像素子内の各領域を対象として画素データを読み出す際に、各領域内の複数の色に対応する複数の画素の値を加算して読み出す第３の加算駆動方式を含み、
    前記第３の加算駆動方式により読み出された各画素データから色情報を分離する分離手段を更に備えたことを特徴とする請求項１ないし９のいずれかに記載の撮像装置。
11. 被写体を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子内の各領域を対象として画素データを読み出す際に、各領域内の複数の色に対応する複数の画素の値を加算して読み出す加算駆動方式で前記撮像素子を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段により読み出された各画素データから色情報を分離する分離手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
12. 前記加算駆動方式は、前記撮像素子の全画素を加算の対象とすることを特徴とする請求項１１記載の撮像装置。
13. 前記駆動手段が画素データを読み出す際に加算する画素の数が異なる複数の前記加算駆動方式を切り換え制御する駆動制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項１１記載の撮像装置。
14. 前記駆動制御手段は、計測される露光量に応じて加算する画素の数が異なる複数の前記加算駆動方式を切り換え制御することを特徴とする請求項１３記載の撮像装置。
15. 前記加算駆動方式は、同じ色だけを加算の対象とする第１の加算駆動方式と、異なる色を含めて加算の対象とする第２の加算駆動方式とを含むことを特徴とする請求項１３記載の撮像装置。
16. 前記第２の加算駆動方式は前記第１の加算駆動方式よりも加算の対象となる画素の数が多いことを特徴とする請求項１５記載の撮像装置。
17. 撮像素子内の各領域を対象として画素データを読み出す際に、各領域内に存在する複数画素のうち所定数の画素の値を加算して読み出す加算駆動方式での読み出しが可能であり、加算の対象となる画素の数が異なる複数の加算駆動方式を選択的に動作させることが可能な撮像素子を駆動制御する方法であって、
    計測される露光量に応じて前記撮像素子の露光時間と絞り値とを含む露出条件を調整する露出調整ステップと、
    前記露出調整ステップにより前記撮像素子の露光時間または前記絞り値を変化させる代わりに前記駆動手段により前記加算駆動方式を切り換えさせる制御を行うステップと、
    を有することを特徴とする撮像素子駆動方法。
18. 撮像素子内の各領域を対象として画素データを読み出す際に、各領域内に存在する複数画素のうち所定数の画素の値を加算して読み出す加算駆動方式での読み出しが可能であり、加算の対象となる画素の数が異なる複数の間引き加算駆動方式を選択的に動作させることが可能な撮像素子を駆動制御するコンピュータに、
    計測される露光量に応じて前記撮像素子の露光時間と絞り値とを含む露出条件を調整する露出調整ステップと、
    前記露出調整ステップにより前記撮像素子の露光時間または前記絞り値を変化させる代わりに前記駆動手段により前記加算駆動方式を切り換えさせる制御を行うステップと、
    を実行させることを特徴とする撮像素子駆動プログラム。