JP2006211019A - 携帯端末機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが誤って開閉検出のための受光部を覆ってしまうことにより、不用意に表示部などの電源を切断し、表示が見えなくなることを防止し、さらに部品の増加や実装面積の増加なども少ないセンサ付き携帯端末機を提供すること。
【解決手段】 第1筐体14と第2筐体16とをひんじ部12で回動可能に連結して携帯端末機10を構成する。第1筐体14と第2筐体16とが対面し、第1筐体14に設けられた表示部22の発光部20aからの光18が、第2筐体16の反射部材26で反射され、複数個設けられた受光部20の所定個数以上で受光されると、携帯端末機10が閉状態であると制御部24が検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末機に関する。
従来の携帯端末機として、例えば、特許文献1に記載されているものがある。図7は特許文献1に記載された従来の携帯端末機10を示す図である。図7(a)は携帯端末機10の開状態を示し、図7(b)は携帯端末機10の閉状態を示す。なお、本明細書において、開状態とは、表示部が覆われておらず、ユーザが表示部を目視可能な状態をいう。
この携帯端末機10は、折り畳み機構であるひんじ部12と、このひんじ部12により回動自在に連結される第1筐体14および第2筐体16を有し、さらに携帯端末機10の開閉状態を検出するために光18を発光する発光部20aと、図7(b)に示す閉状態において光18が第1筐体14に配置された反射部材26で反射されると受光する受光部20bと、発光部20aおよび受光部20bを制御するとともに携帯端末機10の開閉状態を判断する制御部24とを有している。ここで、発光部20aと受光部20bを近傍にして配置することにより、携帯端末機10の小型化、軽量化を図っている。この様な構成によれば、携帯端末機10の開閉状態を受光部20bの受光の有無によって検出することができる。利用者が掲端末機10の使用を希望してしない状態、すなわち図7(b)に示すような閉状態おいて使用の必要ない表示部22(本図中は省略)などの機能部への給電を停止して消費電力の低減を図っている。
また、この種の携帯端末機としては、例えば、特許文献2に記載されているようなものがあった。図8は特許文献2に記載された従来の携帯端末機10を示している。図8においては、携帯端末機10の操作面上には、例えば液晶パネルによる表示部22が形成される。表示部22は携帯端末機10の筐体上で比較的大型に形成されたり、あるいはカラー液晶パネルが用いられることで、高度かつ多様な画面表示を実行可能とされる。例えば表示部22には、操作メニュー、発呼する電話番号、着信した電話番号や相手の名称、電波受信状況、電子メールテキスト、サービスメニュー、受信可能なデータサービスの文字や画像、キャラクタ画像、スクリーンセーバ画面などが表示可能である。なお、液晶パネルとしての表示部22の例えば背面部下部にはバックライト22aが配され、表示部22の表示領域全体に表示または、照明のための光が導かれる。スピーカ28、マイクロホン30は、通話時の音声の入出力部位となる。また、スピーカ28の近傍には、反射型センサ20が配置され、反射体の有無を検知する。反射型センサ20は、例えば特許文献1に記載された発光部20a、受光部20bを有するユニットとされる。
特開2001―22472号公報(第6頁、第1図) 特開2001―352395号公報(第6頁、第1図)
しかしながら、前記従来の構成では、例えばユーザが不注意に反射型センサ20を覆ってしまうことにより、携帯端末機10は閉状態にあると誤って判定し、表示部22などの電源を切断し、表示が見えなくなる場合がある。
また、開閉状態を検出するために、反射型センサ20として発光部20aおよび受光部20bの対として別途設ける必要があり、部品の増加や実装面積の減少を招来するものとなっている。
本発明は、上記課題を解決するために、ユーザが不注意に開閉センサを覆っても、表示部などの電源を切断し、表示が見えなくなることを防止し、さらに部品の増加や実装面積の増加なども少ない携帯端末機を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明の携帯端末機は、表示部と、この表示部に対面し前記表示部を覆って前記表示部を閉状態とすることが可能な対面部と、前記表示部に設けられる発光部と、前記表示部の表示面と同一面上に配列され、前記発光部の光の前記対面部による反射光を検出するため複数の光センサと、前記複数の光センサのうち所定の光センサが受光有りを検出すると閉状態にあると判別する制御手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、複数の光センサを有することでユーザが表示部を覆ってしまうことにより、不用意に表示部などの電源を切断し、表示が見えなくなることを防止することができる。さらに、各光センサは表示部用の発光部からの光を受光して閉状態の検出を行うので、発光部を兼用的に利用でき、従来のような独立した新たな発光部が不要となり、光センサの複数化に伴う実装面積の増加や消費電流の増加を最小限に抑制することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における携帯端末機10の構成図である。また、図1(a)は携帯端末機10が折り畳み構造である場合の開状態の側面図であり、図1(b)は携帯端末機10が折り畳み構造である場合の開状態の第1筐体14の正面図である。
本実施の形態では、図1(a)に示す通り、折り畳み構造を有する携帯端末機10は、折り畳み構造であるひんじ部12により回動自在に連結される第1筐体14および第2筐体16を有している。第1筐体14は、図1(b)に示すように、操作メニュー、発呼する電話番号、着信した電話番号や相手の名称、電波受信状況、電子メールテキスト、サービスメニュー、受信可能なデータサービスの文字や画像、キャラクタ画像、スクリーンセーバ画面などが表示可能な表示部22と、携帯端末機10の開閉状態を検出するために、光18を発光するための発光部20aと、その光18を受光する複数の受光部20bとを有している。ここで、発光部20aは、表示部22の光源を兼用し、例えば表示部22が透過型LCDの場合のバックライト22aが発光部20aであり、例えば表示部22が自発光素子であるEL(Electro−Luminescence)の場合、ELそのものが発光部20aである。複数の受光部20bは、フォトダイオード、フォトトランジスタなどの発光部20aの光を検知できる受光素子で構成される。また、発光部20aと複数の受光部20bとは、表示部22と同一面上に配置され、これら発光部20a、複数の受光部20b、表示部22は、図1(b)に示すように第1筐体14の正面を形成する。
一方、図1(a)に示すように、発光部20aからの光18を反射する反射部材26は第2筐体16の正面側に配置されている。
このように構成されることによって、第1筐体14が、図1(a)の位置から時計回りに回動し、第1筐体14および第2筐体16の各正面が対向する状態になると、携帯端末機10は閉状態となる。
この携帯端末機10の閉状態は、発光部20aからの光18が反射する反射部材26で反射され受光部20bで受光されることにより検出される。このため発光部20aおよび複数の受光部20bを制御するとともに携帯端末機10の開閉状態を判断する制御部24は、図1(a)に示すように、第1筐体14に内蔵されている。なお、制御部24は第2筐体16に内蔵されていても構わない。
なお、発光部20aから発光される光18の発光量は、制御部24により調整可能とすることができる。特に、表示部22の視認性向上のため、ユーザ自ら発光量を調整することができ、ユーザにより発光量を低く抑えられた場合、複数の受光部20bに対する、例えば感度を上げるとか、閾値を下げるといった制御も制御部24で連動して行うことができる。また発光量は周期的に変動することも可能とする。例えば開状態でユーザが一定時間操作を行わない場合、消費電力を抑制するために輝度を落とし、開閉検出時のみ発光量を増加させることで、消費電力の効率化を図ることができる。
また、図1(b)に示す通り、発光部20aを有する表示部22の上下に、受光部20bを有している。なお、図1(b)では受光部20bを表示部22の上下に有した構成になっているが、左右に有することもできる。また、図1(b)では受光部20bを表示部22の上下に有した構成になっているが、上下の片方に複数有することもできる。同様に、左右の片方に複数有することもできる。すなわち、発光部20aから発光された光18が反射して受光できるよう、表示部22の周囲の所定位置に配置することができる。
例えば、ひんじ部に発光部20aから発光される光18の発光量を調整するためのスイッチ類を配置する場合があり、この場合、受光部20bが前記スイッチ類のそばに配置されると、発光量を調整するためのスイッチ類を操作する際、誤って図1(b)の表示部22の下側にある受光部20bを覆ってしまう場合がある。その様な場合、表示部22の上側だけ、あるいは左右に受光部20bを配置することで、誤って受光部20bを覆ってしまうことを低減できる。この様に受光部20bの位置、個数は筐体形状、使用環境により最適化する必要がある。以下の説明では、発光部20aを有する表示部22の上下に、受光部20bを有している場合について説明する。
次に、本発明の実施の形態1の動作について、図2を参照して説明する。図2は、本発明の実施の形態1の動作を示す流れ図である。図2に示す様に、まず、携帯端末機10の電源がONになると(ステップS10)、制御部24は発光部20aから光18を発光させ、表示部22を表示させる(ステップS12)。これを受けて光18が、発光部20aに対向した部材に到達して反射され、複数の受光部20bに到達し、全ての受光部20bが受光したかが判断される(ステップS14)。複数の受光部20bは受光信号を制御部24に送信し、制御部24において、全ての受光部20bからの受光信号を受信すると(ステップS14:YES)、携帯端末機10は閉状態であると判断される(ステップS16)。一方、その光18が、発光部20aに対向した部分に到達しないか、到達して反射されても複数の受光部20bに到達しない場合は(ステップS14:NO)、複数の受光部20bから受光信号が出力されないため、制御部24においては全ての受光部20bの受光信号を受信されない。このことから、制御部24は、携帯端末機10は開状態であると判断する(ステップS18)。
このように、発光部20aおよび受光部20bを備えることにより、確実に携帯端末機10の開閉状態を検出することができる。そして、制御部24における開または閉状態の判断結果を、携帯端末機10の他の機能へ伝達することにより、その判断結果にもとづいて一部もしくは大部分の機能に対する給電を抑制するなど、携帯端末機10の消費電力の効率化を図ることができる。
なお、制御部24において、全ての受光部20bの信号を受信した結果、携帯端末機10は閉状態であると判断される(ステップS16)場合以外に、筐体の形状を考慮し、全ての受光部20bのうち、例えば9割の信号が受信できた結果、携帯端末機10は閉状態であると判断する多数決判定による方法や、全ての受光部20bのうち例えば最低四隅といった特定位置の受光部20bの信号を受信した結果、携帯端末機10は閉状態であると判断するパターン認識による方法を使用してもよい。
なお、この実施の形態1においては、図1に示すように、第1筐体14に表示部22と表示部22のための発光部20a、および複数の受光部20bを配置し、第2筐体16の筐体の一部を反射部材26として構成としてあるが、これらを逆にしてもよい。すなわち表示部22と表示部22のための発光部20a、および複数の受光部20bを第2筐体16側に配置し、第1筐体14の一部もしくは全部を反射部材26に該当するようにしてもよい。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係る携帯端末機10の構成図である。図3(a)は携帯端末機10がスライド構造である場合の開状態の図であり、図3(b)は携帯端末機10がスライド構造により一部が閉状態とされた場合の図である。特に図3(b)の場合、第2筐体16により、表示部22のうち半分の表示部22−1のみ視認できる例を示しているが、図3(b)の状態を閉状態に至るまでの途中過程とし、第1筐体14と第2筐体16とを完全に重ねてしまう構成とすることもできる。また、第1筐体14と第2筐体16とを完全に重ねたとき、第2筐体16に空けた穴により、表示部22−1のみ視認できるようにすることができる。このようにすれば、第1筐体14と第2筐体16とを完全に重ねた場合も、図3(b)の状態と同一にすることができる。
本実施の形態2では、図3(a)に示す通り、携帯端末機10の開閉状態を検出するために、例えばバックライトであるところの左側の発光部20a1と右側の発光部20a2が、実施の形態1と同様に左側の表示部22−1と右側の表示部22−2の光源と兼用している。発光部20a1および発光部20a2からの光を受光する複数の受光部20bは、左側に受光部20b1、20b2、20b3、20b4、20b5、20b6、20b7、20b8が配置され、右側に受光部20b9、20b10、20b11、20b12、20b13、20b14、20b15、20b16が配置されている。なお、図3(a)(b)中では省略しているが、実施の形態1と同様に、発光部20a1および発光部20a2、複数の受光部20bを制御するとともに携帯端末機10の開閉状態を判断する制御部24を有している。また、実施の形態1同様、表示部22−1、22−2と同一面上に配置されたこれらの発光部20a1、20a2、受光部20bは、第1筐体14または第2筐体16のどちらか一方に有し、表示部22−1、22−2を有しない一方は、本図中は省略しているが、実施の形態1同様、光を反射する反射部材26を有する。なお、図3は、第1筐体14に表示部22−1、22−2、発光部20a1、20a2、複数の受光部20b、第2筐体16の筐体自体が反射部材26を有する構成として説明したが、これらを逆に配置することもできる。
次に、本発明の実施の形態2の動作について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態2の動作を示す流れ図である。同図に示す様に、まず、携帯端末機10の電源がONになると(ステップS20)、制御部24は発光部20a1、20a2をバックライトとして機能させて発光させ、表示部22−1、22−2を表示させる(ステップS22)。その光が、発光部20a1に対向した部材に到達して反射され、複数の受光部20b1、20b2、20b3、20b4、20b5、20b6、20b7、20b8に到達したしたかが判断され(ステップS24)、複数の受光部20b1、20b2、20b3、20b4、20b5、20b6、20b7、20b8が受光していると(ステップS24:YES)、受光信号を制御部24に送信し、制御部24において、左側全ての受光部20b1、20b2、20b3、20b4、20b5、20b6、20b7、20b8の信号を受信した結果、携帯端末機10の左側は閉状態であると判断される(ステップS26)。この場合、図3(b)の状態を閉状態に至るまでの途中過程とし、第1筐体14と第2筐体16とを完全に重ねてしまった状態、もしくはユーザが表示部22−1全体にシール等の反射物を貼った状態となる。
一方、発光部20a1からの光が、対向した部分に到達しないか、到達して反射されても複数の受光部20b1、20b2、20b3、20b4、20b5、20b6、20b7、20b8に到達しない場合は(ステップS24:NO)、複数の受光部20b1、20b2、20b3、20b4、20b5、20b6、20b7、20b8から受光信号が出力されないため、制御部24においては左側全ての受光部20b1、20b2、20b3、20b4、20b5、20b6、20b7、20b8の受光信号を受信されない。このことから、制御部24は、携帯端末機10は少なくとも左側が開状態であると判断する(ステップS28)。
同様に、発光部20a2に対向した部材に到達して反射され、右側の複数の受光部20b9、20b10、20b11、20b12、20b13、20b14、20b15、20b16に到達したがどうかが判断される(ステップS30)。この際複数の受光部20b9、20b10、20b11、20b12、20b13、20b14、20b15、20b16は受光信号を制御部24に送信し、制御部24において、右側全ての受光部20b9、20b10、20b11、20b12、20b13、20b14、20b15、20b16の信号を受信すると、その結果(ステップS30:YES)、携帯端末機10の右側は閉状態であると判断される(ステップS32)。この場合、図3(b)の状態、もしくはユーザが表示部22−2全体にシール等の反射物を貼った状態となる。
一方、発光部20a2からの光が、対向した部分に到達しないか、到達して反射されても複数の受光部20b9、20b10、20b11、20b12、20b13、20b14、20b15、20b16に到達しない場合は(ステップS30:NO)、右側の複数の受光部20b9、20b10、20b11、20b12、20b13、20b14、20b15、20b16から受光信号が出力されないため、制御部24においては右側全ての受光部20b9、20b10、20b11、20b12、20b13、20b14、20b15、20b16の受光信号を受信されない。このことから、制御部24は、携帯端末機10は少なくとも右側が開状態であると判断する(ステップS34)。
このように、発光部20a1、20a2および受光部20bを備えることにより、確実に携帯端末機10の開閉状態を検出することができる。そして、制御部24における開または閉状態の判断結果を、携帯端末機10の他の機能へ伝達することにより、その判断結果にもとづいて各機能における消費電力の効率化を図ることができる。
なお、制御部24において、左側全ての受光部20b1、20b2、20b3、20b4、20b5、20b6、20b7、20b8の信号を受信した結果、携帯端末機10の左側は閉状態であると判断される(ステップS26)場合以外に、筐体の形状を考慮し、左側全ての受光部20b1、20b2、20b3、20b4、20b5、20b6、20b7、20b8の8個のうち、例えば9割相当を示す7個の信号を受信した結果、携帯端末機10は閉状態であると閉状態であると判断する多数決判定による方法や、左側全ての受光部20b1、20b2、20b3、20b4、20b5、20b6、20b7、20b8のうち、例えば四隅の20b1、20b2、20b7、20b8と四隅以外の20b3の5個といった特定の受光部20b1、20b2、20b3、20b7、20b8から信号を受信した結果、携帯端末機10は閉状態であると判断するパターン認識による方法を使用してもよい。また、携帯端末機10の右側は閉状態であると判断される(ステップS32)においても、前記で示したような多数決判定による方法、パターン認識による方法を使用してもよい。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3に係る携帯端末機10の表示部22を中心とする部分構成図である。図5(a)は携帯端末機10の表示部を正面から見た場合の表示部の図であり、図5(b)は携帯端末機10の表示部のある1画素と受光部の構成例を示す図である。特に図5(b)の場合、バックライト22aを形成する発光部20aと、例えばTFT液晶により表示部22で構成された場合の1画素を示し、ガラス上にトランジスタによる画素セル32が構成されている。また、この画素セル32と対としてフォトダイオード、フォトトランジスタなどの受光部20bが発光部20aの光を遮る遮光マスク34の上部に構成されている。その結果、発光部20aの光が画素セル32を透過し、表示部22の正面より発光し、反射部材を介して反射した光が受光部20bで受信する構成となる。この事例ではバックライトとTFT液晶とで表示部22を構成する例を示したが、自発光素子であるELでも同様の構成が実現できる。
次に、本発明の実施の形態3の動作について、図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態3の動作例を示す模式図である。
図6(a)は、図5(a)と同様には携帯端末機10の表示部を正面から見た場合の表示部の図であり、何らかの反射部材626が、表示部22の一部を覆っている遮光状況を示す例である。ここで、反射部材626は筐体の一部、指等の人体、泥等の汚れ、特定の形に切り抜かれた表示部22へ置く為のカードといったものを想定している。
図6(b)は、図6(a)に対応するもので、反射部材626が表示部22の一部を覆っている場合の受光状況を具体的に示し、本図では、上から3行、左から7列の合計21個の受光部が光を受け、受光信号を制御部24に送信する状況を示している。
以上を前提に、実施の形態3に係る携帯端末機10の動作を説明する。最初表示部22は図6(c)に示す状態にある。図6(c)は、図6(a)の様な遮光状況になる前の表示例を示す。次に、図6(d)は、図6(a)と同様な遮光状況になり、かつ、図6(b)により受光信号を制御部24に送信する前の表示部22の表示例を示す。さらに動作が進み、図6(e)は、図6(b)により受光信号を制御部24に送信し、制御部24は受光信号を受信した結果、上から3行、左から7列の21個の受光部が配置されたところに表示をしても、表示を見せることができないと判定し、該当部分を表示しない様にした結果の表示例を示す。すなわち、図6(c)ないし(d)では上部に表示されていた時刻情報などの内容が、中間部にシフトして表示された状態を示している。次の図6(f)は、図6(e)の状態より動作が進行し、反射部材626が表示部22の一部を覆わなくなった状態を示す。このようになると、図6(b)で示した、上から3行、左から7列の21個の受光部が光を受けなくなり、受光信号を制御部24に送信するのを停止することで、制御部24は受光信号を受信しなくなった結果、上から3行、左から7列の21個の受光部が配置されたところも表示可能となり、図6(c)へ表示を戻すことも、制御部24の制御条件を対応させることにより、可能である。
なお、図6(e)では該当部分を表示しない様にした結果の表示例を示したが、該当部分を表示しない以外に、表示部22から反射部材626を取り除く為に、音や振動で報知する、スクリーンセーバを起動する、といった図6(c)の表示から別なアプリケーションを起動し、アプリケーションに従って表示を更新する、もしくは図6(c)の表示を保持ことも可能である。また、図6(e)で制御部24は受光信号を受信した結果、表示を見せることができないと判定せず、受光信号を受信した個数による多数決判定による方法、受光信号を受信した場所によるパターン認識による方法により、該当部分を表示しない、表示部22から反射部材26を取り除く為に、音や振動で報知する、スクリーンセーバを起動する、といった事前に用意された複数のアプリケーションを受信した個数、受信した場所により起動するアプリケーションを都度変更することも可能である。
本発明にかかる携帯端末機は、複数の受光部を有することでユーザが誤って覆ってしまうことにより、表示部などの電源を切断し、表示が見えなくなることを防止することができるうえ、発光部を有した表示部と対をなすことで、新たな発光部が不要となり、複数化に伴う実装面積と消費電流の増加を抑制することができ、携帯端末機の小型化等の用途に有用である。
本発明の実施の形態1における携帯端末機の構成図 本発明の実施の形態1の動作を示す流れ図 本発明の実施の形態2における携帯端末機の構成図 本発明の実施の形態2の動作を示す流れ図 本発明の実施の形態3における表示部の構成図 本発明の実施の形態3の動作例 従来の特許文献1に示す携帯端末機の構成図 従来の特許文献2に示す携帯端末機の構成図
符号の説明
10 携帯端末機
12 ひんじ部
14 第1筐体
16 第2筐体
20 反射型センサ
20a 発光部
20b 受光部
22 表示部
22a バックライト
24 制御部
26 反射部材
32 画素セル
34 遮光マスク

Claims (7)

  1. 表示部と、
    この表示部に対面し前記表示部を覆って前記表示部を閉状態とすることが可能な対面部と、
    前記表示部に設けられる発光部と、
    前記表示部の表示面と同一面上に配列され、前記発光部の光の前記対面部による反射光を検出するため複数の光センサと、
    前記複数の光センサのうち所定の光センサが受光有りを検出すると閉状態にあると判別する制御手段と、を具備する携帯端末機。
  2. 前記複数の光センサのうち離散的位置にある所定の光センサが受光有りを検出すると前記制御手段は前記表示部が閉状態にあると判別する請求項1記載の携帯端末機。
  3. 前記複数の光センサは、前記表示部の外周部に配置される請求項1又は請求項2記載の携帯端末機。
  4. 前記表示部は、複数の表示画素を集積配列して構成され、前記光センサは、前記表示部の表示画素と各々隣接して集積配列される請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯端末機。
  5. 前記表示部の前記表示画素は、TFT液晶素子で構成され、前記光センサはフォトダイオードもしくはフォトトランジスタで構成される請求項4記載の携帯端末機。
  6. 前記発光部は、前記表示部の背面部に配置され、前記表示部前面部に向けて投光する請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯端末機。
  7. EL素子で前記表示部と前記発光部とが一体に構成される請求項1から請求項6のいずれかに記載の携帯端末機。
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