JP2010204978A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 機械的スイッチや磁気検知スイッチ等の特別に部品を追加することなく表示装置の開閉状態を検知可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】 この情報処理装置は、表示面21上の遮光された領域の座標を検出し、検出信号を出力する受光センサ群20を備える表示装置23の表示面21が開閉可能に取り付けられた情報処理装置である。この装置は、受光センサ群20を構成する1つ以上の受光センサにより開閉センサ部22を構成し、開閉状態検知手段24が、開閉センサ部22により出力された検出信号の出力値から、表示面21の開閉状態を判断する。
【選択図】 図2
【解決手段】 この情報処理装置は、表示面21上の遮光された領域の座標を検出し、検出信号を出力する受光センサ群20を備える表示装置23の表示面21が開閉可能に取り付けられた情報処理装置である。この装置は、受光センサ群20を構成する1つ以上の受光センサにより開閉センサ部22を構成し、開閉状態検知手段24が、開閉センサ部22により出力された検出信号の出力値から、表示面21の開閉状態を判断する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、タッチパネルを備える表示装置の表示面が開閉可能に取り付けられた情報処理装置に関し、より詳細には、その表示面の開閉状態を判断する手段を備えた情報処理装置に関する。
従来、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話等の情報処理装置は、ディスプレイ装置を開閉可能にし、閉状態ではディスプレイ装置の表示を消去する等の省電力状態にする製品が広く普及している。
一般に、このディスプレイ装置の開閉を検知するために、本体に開閉検知用の機械的スイッチまたは磁気検知スイッチが用いられている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、こういった機械的スイッチや磁気検知スイッチでは、情報処理装置を小型化する上で障害となる。
これを解決するために、ディスプレイ装置の表示面よりも大きい入力エリアを有するタッチパネルを用いて、ディスプレイ装置が閉状態のときに、本体側に設置された突起部でタッチパネルを押すことにより、ディスプレイ装置の開閉検知を行う方法が提案されている(特許文献2参照)。
図1を参照して説明すると、ノートPCは、キーボードや入力パッド等を備える本体10にヒンジ等を使用してディスプレイ装置11が開閉可能に接続された構成とされ、ディスプレイ装置11は、文字や画像等を表示する表示面12と、その表示面12より大きい入力エリアを有するタッチパネル13とを備えている。
このノートPCは、さらに、本体10が備えるキーボードに並んで突起部14が設けられ、ディスプレイ装置11が閉じられた状態において、タッチパネル13が突起部14に当接し、その突起部13を押下することで、そのディスプレイ装置11が閉じられた状態であることを検知するように構成されている。
なお、タッチパネルは、PDAや携帯電話等の光学センサを内蔵したディスプレイ装置を備えた製品に広く普及しており、例えば、表示部の発光回路を有する基板と同一基板上に光学センサおよび薄膜トランジスタを有する受光回路を備えた構成とされている(特許文献3参照)。
しかしながら、従来の突起部を備える構成では、ディスプレイ装置が閉じられた状態のとき、タッチパネルがその突起部に常時押下された状態となり、タッチパネルが損傷しやすいという問題があった。
また、ディスプレイ装置の表示面よりタッチパネルの入力エリアが大きいため、情報処理装置の小型化の妨げとなっていた。近年、PDAや携帯電話では、本体に対してディスプレイ装置がスライドする構造のものが普及しているが、突起部を備える構成は、このような構造のものには適用できないという問題があった。
このため、機械的スイッチや磁気検知スイッチ等の部品を追加することなく、突起部を設けることもなく、ディスプレイ装置の開閉状態を検知することができる情報処理装置の提供が望まれていた。
本発明は、上記課題に鑑み、複数の光学センサと複数の受光回路とを含む受光センサ群を有し、受光センサ群により表示面上の遮光された領域の座標を検出し、検出信号を出力するタッチパネルを備える表示装置の表示面が本体に開閉可能に取り付けられた情報処理装置において、1つ以上の受光センサを開閉センサ部として構成し、その開閉センサ部により出力された出力値から、表示面の開閉状態を判断する開閉状態検知手段を備える。
既存のタッチパネルを使用し、開閉状態の判断をプログラムにより構成することができるため、上述した機械的スイッチや磁気検知スイッチ等の特別に部品を追加することなく、表示面の開閉状態を判断することが可能となる。また、部品の追加を要しないため、情報処理装置の軽量化および小型化を図ることができ、装置厚さを薄くすることも可能となる。
さらに、タッチパネルと本体が非接触で開閉状態を検知することができるので、タッチパネルを損傷させることもない。また、本体に対して表示装置がスライドする構造のものに対しても適用することができる。
上記の受光センサ群は、複数に分割された表示面の各領域につき、各領域が遮光された場合に当該各領域の座標を検出し、検出信号を出力する複数の受光センサからなるものであり、その1つ以上の受光センサを開閉センサ部として構成し、開閉状態検知手段は、その開閉センサ部からの検出信号の全出力値が遮光状態を示す値である場合に、表示面が閉状態と判断することができる。出力値のいずれか、あるいは全部が受光状態を示す値である場合は、表示面が開状態と判断することができる。
開閉センサ部を構成する受光センサが複数である場合、それらの受光センサは、互いに離間した受光センサが選択されることが好ましい。
情報処理装置は、表示面が閉状態の場合に、1つ以上の開閉センサ部と対向した位置に、発光素子を設けることができる。この発光素子は、本体に設けることができ、ステータス表示用の発光素子と兼用することができる。
発光素子は、電源が投入されていれば、使用中のほか、省電力状態であっても発光しているため、発光素子に対向した位置にある開閉センサ部がその光を受光し、受光状態を示す値を出力した場合、開閉状態検知手段が、表示面が閉状態と判断することができる。
発光素子は、点滅する場合があるが、開閉センサ部は、点灯中に検出信号を出力し、開閉状態検知手段は、表示面が閉状態と判断することができる。
開閉センサ部からの出力値が遮光状態または受光状態のいずれかで一定時間継続している場合に、開閉状態検知手段が、表示面の開閉状態を判断するように構成することができる。
受光センサ群の1つ以上を、情報処理装置の利用環境における明るさを受光量により検出する明度検出部として構成し、遮光状態または受光状態を判別するのに基準となる閾値を変更することができる。このため、その明るさによって閾値を変更する閾値変更手段をさらに備えることができる。
また、表示面が閉状態と判断された場合に、開閉センサ部を構成する受光センサを除いた複数の受光センサへの電源供給を停止して省電力状態へ移行することができ、この省電力状態への移行を判断する省電力状態移行手段をさらに備えることができる。
開閉状態検知手段、閾値変更手段、省電力状態移行手段はいずれも、プログラムにより構成し、プロセッサでそれを実行させることにより各手段として機能させることができる。このため、これらの処理を実現するためのコンピュータ可読なプログラムとして、また、そのプログラムが記録された記録媒体として提供することも可能である。
図2は、第1実施形態の情報処理装置の全体構成を示した図である。図2に示す情報処理装置は、各々が光学センサと受光回路とを備える複数の受光部としての受光センサが配列してなる座標検出手段としての受光センサ群20を有するタッチパネルの入力エリアと同一の表示面21を備え、1つ以上の受光センサが開閉センサ部22として構成された表示装置23と、開閉状態検知手段24を有する本体25とから構成されている。この情報処理装置は、表示装置23の一端が本体25の一端にヒンジ等を使用して連結され、そのヒンジ等を支点として回動可能とされ、表示装置23の表示面21が開閉可能とされている。
タッチパネルは、指やスタイラス等により表示面21上の遮光された領域の座標を受光センサ群20で検出する方式により実現している。各受光センサは、表示面21上の各領域の遮光状態または受光状態を検出するために表示装置23の内部に配列して実装され、光学センサで受光し、受光回路でその受光量を検出信号へ変換して出力する。
開閉センサ部22は、受光センサ群20の少なくとも1つの受光センサ、図2では5つの矩形の領域で示される部分にある5つの受光センサにより構成され、その受光量を検出信号として出力する。検知信号は、例えば、遮光状態を表すローレベル(L)または受光状態を表すハイレベル(H)の出力値を有するデジタル信号とすることができる。
いずれのレベルとするかは、遮光状態または受光状態を判別するのに基準となる閾値により判断することができる。この閾値は、予め設定しておくことができ、例えば、表示面21の開状態時と閉状態時に取得される受光量の中間値とすることができる。この値は、メモリ等に記憶しておき、受光回路が変換する際に読み出して使用することができる。
開閉状態検知手段24は、開閉センサ部22により出力された出力値から、表示面21の開閉状態を判断する。出力値がLであれば、遮光状態であるため、表示面21が閉状態と判断することができ、出力値がHであれば、受光状態であるため、表示面21が開状態と判断することができる。
開閉センサ部22が5つの受光センサから構成される場合、すべての受光センサが出力する出力値が同じ閾値以上であるか、閾値より小さいものであれば、上記のようにして判断することができるが、状況によっては、4つの受光センサから出力される出力値はHで、残りの1つはLである場合もありうる。
図2に示すように、開閉センサ部22を構成する5つの受光センサが、互いに離間して表示面21の4隅と中央に配置されている場合において、5つの受光センサにより検出される領域のすべてが遮光される状態といえば、これら離間した5つの領域を同時にタッチするか、表示面21が閉じられている状態かである。通常、このように離れている領域を同時にタッチすることはないため、表示面21が閉じられた状態と判断することができる。このため、1つの判断条件として、すべての出力値がLである場合に閉状態と判断し、1つでもHの出力値がある場合には開状態と判断することができる。
上記では、開閉センサ部22を構成し、その開閉センサ部22から出力される出力値により表示面21の開閉状態を判断することを説明したが、開閉センサ部22として構成しなくても、受光センサ群20のいずれかの受光センサから出力される出力値を取得し、その出力値から開閉状態を判断することができる。しかしながら、取得すべき出力値を出力する受光センサを特定し、開閉センサ部として構成することで、たまたま遮光された領域を検出する受光センサの出力値を取得して閉状態と判断するという誤った判断が少なくなり、開閉状態の正確な判断が可能になる点で好ましい。
また、互いに離間して配置されている複数の受光センサを選択し、それらを開閉センサ部22として構成することが、より正確に開閉状態を判断することができるので好ましい。
開閉センサ部22を構成する受光センサは常時、光を受光しているが、開閉状態検知手段24は、開閉センサ部22により出力された出力値が遮光状態または受光状態を示し、その状態で一定時間継続している場合に、表示面21の開閉状態を判断することができる。なお、この一定時間は、100ミリ秒間や1秒間等、いかなる時間であってもよい。
開閉状態が判断され、閉状態と判断された場合、例えば、開閉センサ部22を除いた複数の受光センサへの電源供給を停止し、省電力状態へ移行することができる。このような処理を実現するために、省電力状態移行手段を別途設けることができる。省電力状態移行手段は、例えば、開閉センサ部22を除く複数の受光センサと電源とを接続するラインに設けられるスイッチを切ることにより、電源供給を停止し、省電力状態へ移行することができる。
開閉状態検知手段24や省電力状態移行手段は、本体25に含まれていて、プログラムとして構成することができる。本体25は、図示しないユーザからの入力を受け付けるための入力装置としてキーボードやポインティングデバイスを備え、その内部には、そのプログラムを格納するためのメモリやHDD等の記憶装置と、そのプログラムを読み出して実行するためのMPU等のプロセッサとを備えている。本体25は、その他、ネットワークに接続するためのネットワークI/F、プリンタ等の周辺機器を接続するための入出力機器用インタフェース、外付けHDD等を接続するための記憶制御用インタフェース、表示装置23へ接続し、グラフィック表示を制御するためのグラフィックチップやVRAMを備えることができる。SDカード等のメモリカードを装着するためのスロットを備える場合や記憶制御用インタフェースを備える場合には、メモリカードや記憶制御用インタフェースに接続された外付けHDD等を、プログラムを格納するための記憶装置として使用することができる。
この情報処理装置は、タッチパネルを備えた表示装置、プロセッサ、記憶装置を備えるものであればいかなる装置であってもよく、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA、電子辞書、携帯電話機等を挙げることができる。
図3を参照して、表示面21の開閉状態を判断する処理について詳細に説明する。この処理は、ステップ300から開始し、ステップ310において、5つの領域の座標を検出し、検出信号を出力する5つの受光センサから構成される開閉センサ部22の出力値がすべてLであるか否かを判断する。いずれか1つでもHである場合、ステップ350へ進み、表示面21が開状態と判断する。
一方、すべてLである場合、ステップ320へ進み、100ミリ秒待機する。この時間はいかなる時間であってもよく、再度同じ処理を実行し、再確認するために一定時間待機するものである。待機時間の経過後、ステップ330へ進み、再び5つの受光センサから構成される開閉センサ部22の出力値が全てLであるか否かを判断する。その結果、全てLである場合、ステップ340へ進み、表示面21が閉状態と判断し、いずれか1つでも出力値がHである場合、ステップ350へ進み、表示面21が開状態と判断し、ステップ360で処理を終了する。これにより、機械的スイッチや磁気検知スイッチを使用せずに表示装置23の表示面21の開閉状態を検知することができる。
図4は、第2実施形態の情報処理装置の全体構成を示した図である。図2の構成と同様、各々が光学センサと受光回路とを備える複数の受光センサが配列してなる受光センサ群20を有するタッチパネルとされた表示面21を備え、1つ以上の受光センサが開閉センサ部22として構成された表示装置23と、開閉状態検知手段24を有する本体25とから構成されており、それに加えて、本体25に発光素子40が設けられている。
開閉センサ部22を構成する受光センサを、受光センサ22a〜22eとすると、この発光素子40は、表示面21を閉じた状態において、受光センサ22dに対向する位置に設けられている。
この発光素子40は、情報処理装置に電源が投入されていることをユーザに対し知らせる目的で取り付けられているLED等とすることができ、ステータス表示用の発光素子と兼用することもできる。この発光素子40は、開閉センサ部22に対向して設けられていればよいため、発光素子40に対向する位置にある受光センサを開閉センサ部22として構成することで、これを実現することもできる。
図5を参照して、表示面21の開閉状態を判断する別の処理について詳細に説明する。この処理は、ステップ500から開始し、ステップ510において、開閉センサ部22dの出力値がHであるか否かを判断する。出力値がLである場合、ステップ570へ進み、表示面21が開状態と判断する。
この開閉センサ部22dから出力される出力値は、他の開閉センサ部22a〜22c、22eとは異なる判断基準とされ、また、発光素子40から発光された光が周囲の光より明るいことが条件とされる。したがって、他の開閉センサ部22a〜22c、22eからの出力値は、表示面21が閉状態時の明るさをL、開状態時の明るさをHとするが、開閉センサ22dは、発光素子40からの光の受光時の明るさをH、開状態時の明るさをLとする。
開閉センサ部22dの出力値がHである場合、ステップ520へ進み、開閉センサ部22a〜22c、22eの出力値が全てLであるか否かを判断する。全てLである場合、ステップ530へ進み、100ミリ秒待機する。一方、いずれか1つでも出力値がHである場合、ステップ570へ進み、表示面21は開状態と判断する。
待機時間の経過後、ステップ540へ進み、再び開閉センサ部22dの出力値がHであるか否かを判断する。その結果、Lである場合、ステップ570へ進み、表示面21は開状態と判断する。
一方、Hである場合、ステップ550へ進み、開閉センサ部22a〜22c、22eの出力値が全てLであるか否かを判断する。全てLである場合、ステップ560へ進み、表示面21は閉状態と判断し、ステップ580で処理を終了する。一方、いずれか1つでも出力値がHである場合、ステップ570へ進み、ステップ表示面21は開状態と判断し、ステップ580で処理を終了する。これにより、機械的スイッチや磁気検知スイッチを使用せずに表示装置23の表示面21の開閉状態を検知することができる。
発光素子40を表示面21の開閉状態の判断に用いる場合、発光素子40が常時点灯しているとは限らず、点滅する場合もありうる。データへアクセス中など、ステータス表示用の発光素子が点滅する場合、開閉センサ部22dは点灯中の光を受光し、その出力値を開閉状態検知手段24へ出力する。
これまでは、情報処理装置の利用環境における明るさを一定として考え、開閉センサ部22の出力値がHまたはLとして説明してきた。現実の社会では、その利用環境によって明るさが異なるため、HまたはLとする判断基準が変化する。
例えば、明るさのレベルを10段階で評価するものとして、室内が明るい場合において、表示面21を開いた状態のときの受光センサにより検出された検出信号をレベル10、閉じた状態のときに検出された検出信号をレベル1とする。この場合、その間のレベル6を閾値として設定しておけば、そのレベル10に対しては、閾値より大きいので、出力値をHとして、レベル1に対しては、閾値より小さいので、出力値をLとして出力することができる。この閾値は、上記受光回路が読み出して使用する閾値と同じものである。
しかしながら、室内が暗い場合、表示面21を開いた状態であっても、レベル5しか検出できないことがありうる。このような場合、表示面21を開いた状態と閉じた状態のいずれも、出力値がLとされ、閉じた状態と判断されてしまう。
このため、受光センサ群の1つ以上を、情報処理装置の利用環境における明るさを受光量により検出する明度検出部として構成し、遮光状態または受光状態を判別するのに基準となる閾値を変更するように構成する。具体的には、利用環境の明るさによって閾値を変更する閾値変更手段をさらに備える構成とし、環境に応じて補正できるようにする。
明度検出部は、表示面21を開いた状態のときに、その環境における光を受光し、そのときの明るさを検出する。例えば、レベル5が検出されたとする。これを閾値変更手段へ送り、まず、設定されている閾値と比較し、変更が必要かを判断する。この場合、設定されている閾値より小さいので、変更が必要と判断する。これは、表示面21を開き、開閉センサ部22を遮断していない最も明るい状況において検出された値が、閾値より小さいからである。
次に、閾値の変更であるが、閾値をその最も明るい状況において検出された値より小さく、完全に閉じた状態で検出されるレベル1より大きければ、いかなる値であってもよいが、その中間値に設定することが好ましい。これは、多少の変動が生じても、確実に判断できるようにするためである。したがって、この閾値変更手段は、レベル1とレベル5の中間のレベル3に閾値を変更し、その変更した値を上記メモリ等に格納することができる。これにより、開閉状態検知手段24が次に判断する際に、それを読み出して使用することができる。
この閾値変更手段も、開閉状態検知手段や省電力状態移行手段と同様、プログラムにより構成し、プロセッサでそれを実行させることによりその手段として機能させることができる。
これまで本発明を上述した実施の形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、他の実施の形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
光学センサを有するタッチパネルを備えたディスプレイ装置が開閉する情報処理装置に適用することができ、その際、機械的スイッチや磁気検知スイッチ等の特別に部品を追加することなく開閉状態の検知を実現することができ、PDA、携帯電話、電子辞書、ノートPC等の装置の軽量化、小型化、装置厚さを薄くすることができる。
10…本体、11…ディスプレイ装置、12…表示面、13…タッチパネル、14…突起部、20…受光センサ群、21…表示面、22、22a〜22e…開閉センサ部、23…表示装置、24…開閉状態検知手段、25…本体、40…発光素子
Claims (5)
- 表示面上の遮光された領域の座標を検出し、検出信号を出力する座標検出手段を備える表示装置の当該表示面が開閉可能に取り付けられた情報処理装置であって、
前記座標検出手段から出力された前記検出信号の出力値から、前記表示面の開閉状態を判断する開閉状態検知手段を備える、情報処理装置。 - 前記座標検出手段は、複数に分割された前記表示面の各領域につき、前記各領域が遮光された場合に当該各領域の座標を検出し、検出信号を出力する複数の受光部を備え、1つ以上の前記受光部を、前記開閉状態検知手段へ前記検出信号を出力するための1つ以上の開閉センサ部として構成する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示面が閉状態の場合に、1つ以上の前記開閉センサ部と対向した位置に設けられる発光素子をさらに備える、請求項2に記載の情報処理装置。
- 1つ以上の前記受光部を、前記情報処理装置の利用環境における明るさを受光量により検出する明度検出部として構成し、
前記利用環境における明るさによって遮光状態または受光状態を判別する基準となる閾値を変更する閾値変更手段をさらに備える、請求項2または3に記載の情報処理装置。 - 前記表示面が閉状態と判断された場合に、前記開閉センサ部を除いた複数の前記受光部への電源供給を停止して省電力状態へ移行する省電力状態移行手段をさらに備える、請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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