JP2006210106A - 電子機器又は情報通信機器の保護方法及びプラグ抜き取り防止装置 - Google Patents

電子機器又は情報通信機器の保護方法及びプラグ抜き取り防止装置 Download PDF

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晃史 山田
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真二 坂本
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Kazunao Narita
一直 成田
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Abstract

【課題】 ジャックに既に差し込まれているプラグや、このプラグが差し込まれているジャックを介して電子機器又は情報通信機器へ不正にアクセスされないように防御する方法と、この方法に用いる装置を提供する。
【解決手段】 ジャックに差し込まれたプラグに、プラグのレバーを実質的に押し動かすことができないようにするレバー操作停止手段を設け、このレバー操作停止手段を解除できないように施錠することにより、送受信用コードのプラグがジャックから抜き取られることを防止し、ジャック又はプラグを介した電子機器又は情報通信機器への不正なアクセスを防止する。このために用いられるプラグ抜き取り防止装置は、ケーシングと、プラグのレバーを実質的に押し動かすことができないようにするためのレバー操作停止手段と、レバー操作停止手段を解除できないように施錠する施錠手段とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子機器又は情報通信機器のジャックに既に差し込まれている送受信用コード端部のプラグや、このプラグが差し込まれているジャックを介して、電子機器又は情報通信機器へ不正にアクセスされないように防御する方法と、この防御方法に用いる装置に関する。
コンピュータやサーバー等の電子機器又は情報通信機器には複数のジャックが設けられており、これらのジャックには、それぞれ送受信用コードのプラグが差し込まれている。これは、端末あるいは周辺機器等と、データ又は電気信号を送受信可能にするものであるが、多くの場合に、このような送受信用コードのプラグは、ジャックから比較的簡単に抜き差しできるものである。したがって、悪意ある者がプラグを抜き取り、ジャックに自己の携帯端末からの配線を接続したり、あるいは抜き取ったプラグを携帯端末のジャックに差し込めば、電子機器又は情報通信機器への不正なアクセスが比較的容易に可能になり、機器内の情報が盗み取られたり、機器内の情報が破壊されたりする可能性がある。
以上のような電子機器又は情報通信機器への不正なアクセスを防止するべく、機器が設置された所定エリアへの立入りを限定したり、機器全体を筐体に収納し、筐体の開閉扉を施錠したりといった対策が考えられている。
しかしながら、電子機器又は情報通信機器を使用する者の業務内容によっては、機器設置エリアへの立入りを限定することが困難であったり、あるいは、機器設置エリアへの立入りを限定したとしても、悪意ある者が何らかの方法によりプラグを抜き取り、このプラグやジャックを不正に利用する可能性を皆無にすることは困難である。
また機器全体を筐体に収納する対策では、システム構成の変更等により、随時行われる送受信配線プラグの差し替え作業等に迅速に対応することができなかったり、場合によっては、機器の構造上の理由から開閉扉を設けることが不可能なこともある。
本発明の課題は、電子機器又は情報通信機器のジャックに既に差し込まれている送受信用コードのプラグや、このプラグが差し込まれているジャックを介して、電子機器又は情報通信機器へ不正にアクセスされないように防御する方法を提供することにある。
本発明の別の課題は、電子機器又は情報通信機器のジャックに既に差し込まれている送受信用コード端部のプラグを容易に抜き取ることができないように防御する装置を提供することにある。
本発明では、電子機器又は情報通信機器のジャックに差し込まれた送受信用コード端部のプラグに、該プラグのレバーを実質的に押し動かすことができないようにするレバー操作停止手段を設け、該レバー操作停止手段を解除できないように施錠することにより、送受信用コードのプラグがジャックから抜き取られることを防止し、ジャック又はプラグを介した電子機器又は情報通信機器への不正なアクセスを防止することを特徴とする電子機器又は情報通信機器の保護方法が提供される。
ここで、慣用されているジャックとプラグの構造について簡略に説明すれば、ジャックはフロントカバーに段状の開口が形成され、この段状開口の所定箇所がプラグの掛止する受け部として用いられ、一方、プラグは端子が内蔵された本体部にレバーが設けられ、このレバーに、ジャック受け部に掛止するフランジが形成されている。したがって、ジャックに差し込まれたプラグを抜き取るためには、レバーを押し動かし、ジャック受け部に掛止したレバーのフランジを外す必要がある。
したがって、本発明における「プラグのレバーを実質的に押し動かすことができないようにする」とは、例えば、レバーのフランジがジャック受け部から外れるまで、レバーを押し動かすことができないようにするということであり、レバーのフランジがジャック受け部から外れない程度の動きは許容するものである。
上記構成の電子機器又は情報通信機器の保護方法では、プラグのレバーを実質的に押し動かすことができないように操作停止状態にすると共に、この操作停止状態を解除できないように施錠することにより、プラグがジャックから抜き取られることを防止するものであるため、たとえ、不特定多数の人間の出入りするゾーンや、ハブから遠く離れた場所に電子機器又は情報通信機器が置かれたとしても、悪意ある者等がプラグをジャックから抜き取ることはできず、したがって、これらプラグやジャックが悪意ある者の携帯端末等に接続され、電子機器又は情報通信機器へ不正にアクセスされることを防止できる。
本発明では、電子機器又は情報通信機器の保護方法に用いられる装置であって、送受信用コード端部またはプラグの少なくとも一方に固定されるケーシングと、プラグのレバーを実質的に押し動かすことができないようにするためケーシング内に配置されたレバー操作停止手段と、レバー操作停止手段を解除できないように施錠する施錠手段とを有することを特徴とするプラグ抜き取り防止装置が提供される。
本発明のプラグ抜き取り防止装置では、ジャックからプラグを抜き取る際に押し動かすレバーを、実質的に押し動かすことができないようにすると共に、このレバー操作不能状態を施錠手段により解除できないようにするものであるため、これらプラグをジャックから抜き取ることはできず、したがって、これらプラグやジャックが悪意ある者の携帯端末等に接続され、電子機器又は情報通信機器へ不正にアクセスされるといった事態を防止することができる。
また本発明のプラグ抜き取り防止装置は、ジャックに差し込まれたプラグの抜き取り防止効果に加え、ジャックに差し込まれていないプラグの悪用防止効果も得られるものである。すなわち、プラグが未だジャックに差し込まれていないときに、レバーを押し動かすことができないようにレバー操作停止手段を設定し、これを解除できないように施錠すれば、このプラグはジャックに差し込むことができなくなり、したがって、悪意ある者がプラグを自己の携帯端末等に接続するといったことが防止可能になる。
本発明において、前記レバー操作停止手段は、プラグのレバーを押し動かそうとするときにレバーに当接してレバー操作を阻止する位置から、レバーに当接せずレバー操作を阻止しない位置まで、少なくとも両位置間を移動させることが可能なように設け、一方、前記施錠手段は、鍵が差し込まれて回転操作される錠本体部と、該錠本体部の回転運動による力を伝達してレバー操作停止手段を前記両位置間で移動させる伝達部材とを含むように構成することができる。
本発明において、前記レバー操作停止手段は、プラグのレバーを押し動かそうとするときにレバーに当接してレバー操作を阻止する位置から、レバーに当接せずレバー操作を阻止しない位置まで、少なくとも両位置間を移動させることが可能な部材であって、レバー操作を阻止しない位置に向けて弾性部材により付勢され、一方、前記施錠手段は、鍵が差し込まれて操作される錠本体部と、レバー操作停止手段に係合して前記レバー操作を阻止する位置に停止させる係合部材とを含み、錠本体部の回転運動による力を係合部材に伝達してレバー操作停止手段に着脱させるように構成することができる。
ここで、前記錠本体部は、先端がほぼ半円形断面に形成された軸部材を含み、該軸部材の先端は前記係合部材に形成された孔に挿入され、弾性部材により付勢された係合部材の位置を規定するものであり、該軸部材の先端の円周部分を孔面に当接させることにより係合部材の係合状態を解除し、該軸部材の先端の径部分が当接するとき係合部材をプラグのレバー操作停止手段の所定箇所に係合させるように構成することができる。
本発明により、電子機器又は情報通信機器のジャックに既に差し込まれている送受信用コードのプラグを抜き取り、これらジャック又はプラグを介して、電子機器又は情報通信機器へ不正にアクセスするといった事態を防止することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は本発明にかかるプラグ抜き取り防止装置10の図であって、図1(a)は上面図、図1(b)は側面図、図1(c)は下面図、図1(d)は前端面図、図1(e)は後端面図である。また図2(a)(b)及び図3(a)(b)は、それぞれ図1(a)(b)におけるA−A線、B−B線に沿った断面図である。なお、以下の本実施形態における上下左右等の配置については、添付図面における位置関係に基づいて記載する。
プラグ抜き取り防止装置10では、ハウジング11(ケーシング)内に錠本体部12(施錠手段)及びスライドストッパ13(レバー操作停止手段)が収納され、この錠本体部12の先端の軸部分12aにカム14が固定され、スライドストッパ13の下にプラグ40及びコード41が挿設され、このプラグ40及びコード41をハウジング11内に封止するようにベースキャップ15(ケーシング)が取り付けられている。
ここで、プラグ40及びジャック50について簡単に説明すれば、プラグ40は、図7(a)(b)に示したように、コード41に接続された本体部42にレバー43が一体に設けられ、レバー43にはジャック50側の受け部51に掛止するフランジ44が形成されている。一方、プラグ40が挿入されるジャック、つまり、電子機器又は情報通信機器における送受信配線のプラグ差込用のジャック50は、図7(c)に示したように、フロントカバー52の前面に段状の開口53が形成されたものであり、フロントカバー52の段状部分がプラグ40のフランジ44に掛止する受け部51として機能する。
次に、プラグ抜き取り防止装置10の各構成について更に説明する。
ハウジング11の内部にはフランジ部11a(図2(b)参照)が形成されており、このフランジ部11aの上にスライドストッパ13が摺動可能に収容されている。スライドストッパ13には凸部13aが後端に形成されており、一方、カム14には凸部13aに係合する螺旋状の溝14aが刻設されている。したがって、カム14を回転させることにより、その螺旋状溝14aの内壁から凸部13aに押圧力が作用し、スライドストッパ13を少なくとも図2の位置と図3の位置との間で前後に摺動させることができる。
スライドストッパ13の先端には、二股状(図1(a)参照)のテーパ部13bが設けられており、スライドストッパ13が前方に摺動したときに、テーパ部13bの先端が図2(a)のようにプラグ40のフランジ44の下に入り込み、ほとんど隙間ができないように形成されている。したがって、テーパ部13bの先端がフランジ44の下に入り込んでいる状態では、プラグ40のレバー43は押し下げることができず、プラグ40をジャックから抜き取ることも不可能になる。
一方、スライドストッパ13が後方に摺動し、図3(a)の位置に到達すると、テーパ部13bの二股部分は図1(a)に示すようにレバー43の下方に位置し、レバー43の下方にはこれを押し下げることが可能なクリアランスが存在する。したがって、この状態では、プラグ40のレバー43を押し下げれば、プラグ40は簡単にジャックから抜き取ることができる。
またハウジング11の下端には、図1(c)に示したように、複数の凸部11aが形成されており、これら凸部11aがベースキャップ15の嵌合孔15aに嵌め込まれる。ベースキャップ15の前端には、図2に示したように、プラグ40の本体部下面の凸部42aに嵌合するように、曲折部15bが形成されており、これにより、プラグ抜き取り防止装置10からプラグ40及びコード41が抜けないようになっている。
錠本体部12としては、シリンダー錠の既存ユニットを使用することが可能であり、例えば、外筒部材12bの内部に軸部材(図示せず)が挿着され、この軸部材は後端の鍵穴12cに挿入された鍵(図示せず)により回転可能に設けられ、その先端には他の軸部材12aが連結されるか、一体に形成される。この軸部材12aにはカム14が固定されている。錠本体部12の軸部材12aは、ハウジング11の内部でカム14を介してスライドストッパ13の凸部13aに係合するものであるため、スライドストッパ13は、錠本体部12を介してのみ解除操作が可能となる。
なお、プラグ抜き取り防止装置10は、多くの場合に、工場等の生産現場であらかじめプラグ40やコード41に取り付けられて出荷されるものであるが、例えば、既存のプラグ40やコード41にプラグ抜き取り防止装置10を後付けして使用することも可能である。
次に、図2及び図3を参照してプラグ抜き取り防止装置10の操作方法について説明する。プラグ抜き取り防止装置10はプラグ40やコード41に取り付けられ、鍵の操作により事前に図3の状態にされ、電子機器又は情報通信機器のジャックに差し込まれる。そして、鍵を回転操作すると、錠本体部12の先端の軸部材12aも回転する。これにより、軸部材12aの先端に取付けられたカム14も回転し、その螺旋状溝14aがスライドストッパ13の凸部13aに係合しているため、スライドストッパ13を前方に押して摺動させ、プラグ抜き取り防止装置10は図2の状態になる。図2の状態では、スライドストッパ13の先端13bが、レバー43のフランジ44の下に入り込んでおり、プラグ40のレバー43は押し下げることができず、プラグ40をジャックから抜き取ることが不可能になる。
逆に、プラグ40をジャックから抜き取る際には、鍵の操作により、スライドストッパ13を後方に摺動させて図3の状態にすれば、レバー43は押し下げることが可能になり、プラグ40の抜き取りも可能になる。
次に、図4(a)〜(d)は図1〜図3の実施形態とは異なるプラグ抜き取り防止装置20の図である。図5(a)(b)はプラグのレバーを押し動かすことが可能な状態のプラグ抜き取り防止装置20を示す図であり、図5(a)は図4(a)(b)におけるA−A線に沿った断面図、図5(b)はB−B線に沿った断面図である。また図6(a)(b)はプラグのレバーを押し動かすことが不可能な状態を示す図であり、図6(a)は図4(a)(b)におけるA−A線に沿った断面図、図6(b)はB−B線に沿った断面図である。
プラグ抜き取り防止装置20は、ハウジング21内に錠本体部22及びスライドストッパ23が収納され、このスライドストッパ23の動きを規制するためのラッチ24が、錠本体部22から延びる軸部材22aの先端22bに係合し、スライドストッパ23の下にプラグ40及びコード41が挿設され、このプラグ40及びコード41をハウジング21内に封止するようにベースキャップ25が取り付けられている。
なお、ハウジング21とベースキャップ25は、図1〜図3に記載した実施態様と同様に構成され、相互に嵌め合わされ、プラグ抜き取り防止装置20からプラグ40及びコード41が抜けないようになっている。
次に、プラグ抜き取り防止装置20の各構成について更に説明する。
ハウジング21の内部には、スライドストッパ23が、プラグ40及びコード41の軸方向に対してほぼ平行に摺動できるように収容され、スライドストッパ23の中間部分には孔23aが穿設され、この孔23aにはラッチ24の下端24aが着脱され、孔23aから先端23bに向けてはラッチ24の下端24aが嵌合して摺動する溝23c(図5(a)及び図6(b)参照)が形成され、この溝23cと先端23bとの間には段状部23dが設けられている。
スライドストッパ23は、その先端23bがテーパ状に形成され、スライドストッパ23が前方に摺動したときに、このテーパ状先端23bが図6(b)のようにプラグ40のフランジ44の下に入り込み、ほとんど隙間ができないように形成されている。したがって、テーパ状先端23bがフランジ44の下に入り込んでいる状態では、プラグ40のレバー43は押し下げることができず、プラグ40をジャックから抜き取ることも不可能になる。
またスライドストッパ23には、図6(c)の平面図で示したように、ショルダー部23eが両側に形成され、このショルダー部23eと、ハウジング21の側壁21a及び前方曲折部21bとで囲まれた部分に弦巻バネ26(弾性部材)が収容される。これにより、スライドストッパ23は常に後方、すなわち、テーパ状先端23bがプラグ40のフランジ44の下から離れる方向に付勢されている。
次に、ラッチ24には、下端に凸部24aが形成され、ほぼ中央に縦長半円形の孔24bが穿設され、両側にフランジ24cが突設されている。下端凸部24aは、スライドストッパ23の溝23cを摺動し、スライドストッパ23の孔23aに嵌合する部位である。ラッチ24の孔24bは錠本体部22の軸部材22aの先端22bが挿入される孔である。この孔24bは、軸部材先端22bよりも大きく形成されており、ラッチ24は弦巻バネ(弾性部材)27により下方に付勢されているため、ラッチ24の上下方向の高さは軸部材先端22bと孔24bとの接触位置により規定される。両側のフランジ部24cは弦巻バネ27の下に配置される部位であり、このフランジ部24cにより弦巻バネ27からの力を受けて、ラッチ24は下方に付勢されている。
錠本体部22の軸部材22aは円柱状の軸部材であって、先端22bはほぼ半円形断面に形成されている。そして、先端22bの径部分が図6(a)に示したように孔24bの孔面に当接しているときには、ラッチ24の下端凸部24aが下方に突出して、スライドストッパ23の孔23aに嵌合する。この状態から軸部材22aを回転させると、この先端22bの円周部分が孔面に当接してラッチ24を徐々に押し上げ、軸部材22aを約90度回転させたときに、ラッチ24の下端凸部24aとスライドストッパ23の孔23aとの嵌合状態が解除される。なお、錠本体部22としては、図1〜図3に記載した実施態様と同様に、シリンダー錠の既存ユニットを使用することが可能である。
次に、図5及び図6を参照してプラグ抜き取り防止装置20の操作方法について説明する。プラグ抜き取り防止装置20も、図1〜図3の実施態様と同様に、プラグ40やコード41に取り付けられ、鍵の操作により事前に図5の状態にされ、電子機器又は情報通信機器のジャックに差し込まれる。ジャックに差し込んだ後、錠本体部22の鍵穴22cに鍵を差し込んで回転操作すると、ラッチ24が弦巻バネ27から受ける力が高まる。そして、指でスライドストッパ23の後端を前方に押すと、下方に付勢されているラッチ24の下端凸部24aはスライドストッパ23の溝23cを摺動し、スライドストッパ23の孔23aに嵌合し、プラグ抜き取り防止装置20は図6の状態になる。図6の状態では、スライドストッパ23の先端23bが、レバー43のフランジ44の下に入り込んでいるため、プラグ40のレバー43は押し下げることができず、プラグ40をジャックから抜き取ることが不可能になる。
逆に、プラグ40をジャックから抜き取る際には、鍵の操作により、ラッチ24を上方に押し上げる。これにより、ラッチ24の下端凸部24aはスライドストッパ23の孔23aから外れ、スライドストッパ23は弦巻バネ26の力により後方に押されて、ラッチ24の下端凸部24aがスライドストッパ23の溝23cを摺動し、段状部23dに突き当たり図5の状態まで戻され、レバー43は押し下げることが可能になり、プラグ40の抜き取りも可能になる。
図1は本発明にかかるプラグ抜き取り防止装置の図であって、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は前端面図、(e)は後端面図である。 プラグのレバーを押し動かすことが不可能な状態を示す図であって、(a)は図1(a)におけるA−A線に沿った断面図であり、(b)は図1(b)におけるB−B線に沿った断面図である。 プラグのレバーを押し動かすことが可能な状態を示す図であって、(a)は図1(a)におけるA−A線に沿った断面図であり、(b)は図1(b)におけるB−B線に沿った断面図である。 図1〜図3の実施形態とは異なるプラグ抜き取り防止装置の図であって、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は前端面図、(d)は後端面図である。 図4の実施形態において、プラグのレバーを押し動かすことが可能な状態を示す図であって、(a)は図4(a)におけるA−A線に沿った断面図であり、(b)は図4(b)におけるB−B線に沿った断面図である。 図4の実施形態において、プラグのレバーを押し動かすことが不可能な状態を示す図であって、(a)は図4(a)におけるA−A線に沿った断面図であり、(b)は図4(b)におけるB−B線に沿った断面図である。 (a)はプラグの側面図、(b)プラグの上面図、(c)はジャックの端面図である。
符号の説明
10 プラグ抜き取り防止装置
11 ハウジング(ケーシング)
12 錠本体部
13 スライドストッパ(レバー操作停止手段)
14 カム(伝達部材)
15 ベースキャップ(ケーシング)
20 プラグ抜き取り防止装置
21 ハウジング(ケーシング)
22 錠本体部
23 スライドストッパ(レバー操作停止手段)
24 ラッチ(係合部材)
25 ベースキャップ(ケーシング)
40 プラグ
41 コード
43 レバー
50 ジャック

Claims (5)

  1. 電子機器又は情報通信機器のジャックに差し込まれた送受信用コード端部のプラグに、該プラグのレバーを実質的に押し動かすことができないようにするレバー操作停止手段を設け、該レバー操作停止手段を解除できないように施錠することにより、送受信用コードのプラグがジャックから抜き取られることを防止し、ジャック又はプラグを介した電子機器又は情報通信機器への不正なアクセスを防止することを特徴とする電子機器又は情報通信機器の保護方法。
  2. 請求項1の電子機器又は情報通信機器の保護方法に用いられる装置であって、送受信用コード端部またはプラグの少なくとも一方に固定されるケーシングと、プラグのレバーを実質的に押し動かすことができないようにするためケーシング内に配置されたレバー操作停止手段と、レバー操作停止手段を解除できないように施錠する施錠手段とを有することを特徴とするプラグ抜き取り防止装置。
  3. 前記レバー操作停止手段は、プラグのレバーを押し動かそうとするときにレバーに当接してレバー操作を阻止する位置から、レバーに当接せずレバー操作を阻止しない位置まで、少なくとも両位置間を移動させることが可能に設けられ、
    前記施錠手段は、鍵が差し込まれて回転操作される錠本体部と、該錠本体部の回転運動による力を伝達してレバー操作停止手段を前記両位置間で移動させる伝達部材とを含む請求項2記載のプラグ抜き取り防止装置。
  4. 前記レバー操作停止手段は、プラグのレバーを押し動かそうとするときにレバーに当接してレバー操作を阻止する位置から、レバーに当接せずレバー操作を阻止しない位置まで、少なくとも両位置間を移動させることが可能な部材であって、レバー操作を阻止しない位置に向けて弾性部材により付勢されており、
    前記施錠手段は、鍵が差し込まれて操作される錠本体部と、レバー操作停止手段に係合して前記レバー操作を阻止する位置に停止させる係合部材とを含み、錠本体部の回転運動による力を伝達して係合部材をレバー操作停止手段に着脱させるものである請求項2記載のプラグ抜き取り防止装置。
  5. 前記錠本体部は、先端がほぼ半円形断面に形成された軸部材を含み、該軸部材の先端は前記係合部材に形成された孔に挿入され、弾性部材により付勢された係合部材の位置を規定するものであり、該軸部材の先端の円周部分を孔面に当接させることにより係合部材の係合状態を解除し、該軸部材の先端の径部分が当接するとき係合部材をプラグのレバー操作停止手段の所定箇所に係合させるものである請求項4記載のプラグ抜き取り防止装置。
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