JP4435700B2 - 電子機器又は情報通信機器の保護方法及びジャックセキュリティ装置 - Google Patents
電子機器又は情報通信機器の保護方法及びジャックセキュリティ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4435700B2 JP4435700B2 JP2005019762A JP2005019762A JP4435700B2 JP 4435700 B2 JP4435700 B2 JP 4435700B2 JP 2005019762 A JP2005019762 A JP 2005019762A JP 2005019762 A JP2005019762 A JP 2005019762A JP 4435700 B2 JP4435700 B2 JP 4435700B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- jack
- door
- locking
- insertion port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
また複数のジャックの幾つかはプラグが差し込まれず、空き状態になっていることもある。このような場合にも、空き状態のジャックに、悪意をもって送受信配線のプラグを差し込めば、電子機器又は情報通信機器への不正なアクセスが容易に可能になる。
以上のような電子機器又は情報通信機器への不正なアクセスを防止するべく、機器が設置された所定エリアへの立入りを限定したり、機器全体を筐体に収納し、筐体の開閉扉を施錠したりといった対策が考えられている。
また機器全体を筐体に収納する対策では、システム構成の変更等により、随時行われる送受信配線プラグの差し替え作業等に迅速に対応することができなかったり、場合によっては、機器の構造上の理由から筐体に開閉扉を設けることが不可能なこともある。
またコネクタがコンセントに差し込まれていないときには、その空き状態になっているコンセントに、悪意をもって別のプラグを差し込めば、電子機器又は情報通信機器への不正なアクセスが容易に可能になってしまう。
本発明では、扉を施錠することにより、空き状態のジャックに悪意ある者がプラグを差し込むことができないように防御し、またジャックに差し込まれたプラグを施錠することにより、悪意ある者がプラグを抜き取ることができないように防御する。したがって、ジャック又はプラグを介して電子機器又は情報通信機器へ不正にアクセスされることを防止できる。
本発明では、ジャックに開閉扉が設けられ、ジャックに差し込まれたプラグと開閉扉とが施錠手段により施錠されるものであるため、悪意ある者が空き状態のジャックにプラグを差し込むことができないように防御すると共に、プラグを抜き取ることができないように防御することができる。
一般的に、鍵を錠に差し込んで回転操作するとき、少なくとも90度程度は回転させるようなものが、錠本体部の汎用品として普及している。これは、例えば30度程度の小さな回転角度では誤操作や誤作動により錠が開閉する可能性があり、安全性の点から好ましくないからであり、また鍵を操作する者が、錠の開閉を手の感触として認識するためにも、90度程度の操作角度が必要なためである。一方、電子機器又は情報通信機器或いは壁や天井等のジャックには、多くの場合、小型化や省スペースが求められているため、掛止部材の可動範囲は比較的小さくする必要がある。
以上のような課題に対して、本発明のジャックセキュリティ装置では、伝達部材に所定角度の空回り区間を設けることにより、錠を開閉するときには鍵を比較的大きな角度で回転操作することができる一方で、掛止部材の可動範囲を比較的小さくすることができるため、良好な操作性と省スペースの両方が実現可能になった。
ジャックセキュリティ装置10は、図1及び図2に示したように、ジャック本体部11にフロントカバー12が固定され、フロントカバー12に扉13が開閉可能に設けられ、フロントカバー12内に錠本体部14が収容され、錠本体部14に接続された伝達軸15が掛止部材16と係合し、掛止部材16がフロントカバー12の扉13及びプラグの所定箇所に着脱可能に掛止して施錠し得るように構成されている。
またジャック本体部11の前面には、凹部11d(図4(a)(b)参照)が形成され、この凹部11dとフロントカバー12とにより、掛止部材16の先端16cを収容する収容スペース11eが形成される。
掛止部材16は、環状係合部16aから延びるアーム16bが曲折して前方に延長し、更に先端16cが曲折して扉13の裏側の受け部13bに係合するように形成されたものである。環状の係合部16aには、伝達軸15の後端15aを挿着させるための孔16dが穿設されている。この孔16dは、図6(a)(b)に示したように、半円に角度αの扇が加えられた形状に形成されたものであり、一方、伝達軸15の後端15aは半円状断面になるように形成されたものである。そのため、この半円状後端15aが孔16dに挿着されたとき、孔16dにおける角度αの扇部分は空き状態になっている。
図4(a)(b)の扉13のロック状態において、鍵穴14aに鍵を挿入してロックを解除するための操作をすると、伝達軸15は図6(a)の状態から時計回り方向に回転し、角度αの区間では、伝達軸15の後端15aは空回りして環状係合部16aに力が伝達されず、角度βの区間で伝達軸15の後端15aから環状係合部16aに力が伝達され、アーム16bが回転し、先端16cが扉13の裏側の受け部13bから外れ、扉13をロック状態から解除することができる。
逆に、図5(a)(b)のロックが解除された状態において、施錠するための操作をすると、伝達軸15は図6(b)の状態から反時計回りに回転し、同様に、角度αの区間では空回りし、角度βの区間では力が伝達されてアーム16bが回転し、先端16cが扉13の裏側の受け部13bに嵌り、扉13をロックすることができる。
図8(a)(b)のように、プラグ40がロックされている状態では、掛止部材16の先端16cはプラグ40のフランジ44の外側に位置しており、プラグ40のレバー43を押し込んで、フランジ44をジャックの段状部分11cから外しても、フランジ44が掛止部材16の先端16cに当たり、プラグ40を抜き取ることはできない。このプラグ40のロック状態から、錠本体部14に鍵を挿入して回転操作すると、伝達軸15と掛合部材16は、図4(a)(b)や図5(a)(b)により説明したものと同様に作動し、掛合部材16の先端16cが図9(a)(b)に示したようにプラグ40のフランジ44の外側位置から外れ、プラグ40のロック状態を解除することができる。
逆に、図9(a)(b)のようにロックが解除された状態において、鍵により施錠するための操作をすると、伝達軸15と掛合部材16は同様に作動し、掛合部材16の先端16cが図8(a)(b)に示したようにプラグ40のフランジ44の外側位置に移動し、プラグ40の抜き取りを不可能にし、プラグ40をロック状態にすることができる。
11 ジャック本体部
12 フロントカバー
13 扉
13b 扉の受け部
14 錠本体部
15 伝達軸(伝達部材)
16 掛止部材
40 プラグ
Claims (4)
- データ又は電気信号を送受信するためのコードのプラグを差し込むためのジャックに、前記ジャックのプラグ差し込み口を開閉可能な扉と、前記扉の施錠及び前記プラグ差し込み口に差し込まれるプラグの施錠の両方に用いる一つの施錠手段とを設け、
前記ジャックのプラグ差し込み口にプラグが差し込まれず、前記扉が閉じられているときは、前記施錠手段により前記扉を施錠して前記扉の開動作を規制することにより、
前記扉が開かれて前記ジャックのプラグ差し込み口にプラグが差し込まれているときは、前記施錠手段により当該プラグを施錠して当該プラグの抜き取りを規制することにより、
ジャック又はプラグを介して電子機器又は情報通信機器へ不正にアクセスされることを防止する、
ことを特徴とする電子機器又は情報通信機器の保護方法。 - データ又は電気信号を送受信するためのコードのプラグを差し込むためのジャックに、前記ジャックのプラグ差し込み口を開閉可能な扉と、前記扉の施錠及び前記プラグ差し込み口に差し込まれるプラグの施錠の両方に用いる一つの施錠手段とを備え、
前記施錠手段は、
前記ジャックのプラグ差し込み口にプラグが差し込まれず、前記扉が閉じられているときに、前記扉に掛止されて、前記扉の開動作を規制し、前記扉が開かれて前記ジャックのプラグ差し込み口にプラグが差し込まれているときに、当該プラグに掛止されて、当該プラグの抜き取りを規制する手段を備える、
ことを特徴とするジャックセキュリティ装置。 - 前記施錠手段は、鍵が差し込まれて操作される錠本体部と、前記錠本体部に連結され、前記鍵による前記錠本体部の操作により回転される伝達部材と、前記伝達部材に作動連結され、前記閉じられた扉の被掛止部に対して着脱する方向及び前記扉が開かれて前記ジャックのプラグ差し込み口にプラグが差し込まれているときの当該プラグの被掛止部に対して着脱する方向に動作する掛止部材とを備える請求項2に記載のジャックセキュリティ装置。
- 前記掛止部材と前記伝達部材とは相互に係合するように形成され、該係合部は、前記伝達部材が回転操作されたときに所定角度までは前記掛止部材に力が伝達されず、所定角度以上で前記掛止部材に力が伝達され、この力の伝達により前記掛止部材を動かして扉又はプラグの被掛止部に着脱させる請求項3に記載のジャックセキュリティ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005019762A JP4435700B2 (ja) | 2005-01-27 | 2005-01-27 | 電子機器又は情報通信機器の保護方法及びジャックセキュリティ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005019762A JP4435700B2 (ja) | 2005-01-27 | 2005-01-27 | 電子機器又は情報通信機器の保護方法及びジャックセキュリティ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006210107A JP2006210107A (ja) | 2006-08-10 |
JP4435700B2 true JP4435700B2 (ja) | 2010-03-24 |
Family
ID=36966711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005019762A Expired - Fee Related JP4435700B2 (ja) | 2005-01-27 | 2005-01-27 | 電子機器又は情報通信機器の保護方法及びジャックセキュリティ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4435700B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4394668B2 (ja) * | 2006-09-05 | 2010-01-06 | Necインフロンティア株式会社 | 盗難防止装置および情報処理装置 |
US7806706B2 (en) * | 2007-07-03 | 2010-10-05 | Panduit Corp. | Plug locking assembly and system |
FR2927474B1 (fr) * | 2008-02-12 | 2010-06-18 | Legrand France | Dispositif de branchement a acces securise |
JP6760850B2 (ja) * | 2017-01-10 | 2020-09-23 | タキゲン製造株式会社 | コネクターロック装置 |
-
2005
- 2005-01-27 JP JP2005019762A patent/JP4435700B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006210107A (ja) | 2006-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5995366A (en) | Computer anti-theft system and method | |
CN105830088B (zh) | Usb连接锁定装置 | |
TW200843271A (en) | Cable management system | |
JP2007149083A (ja) | セキュリティ装置 | |
US20090193528A1 (en) | Electronic device physical security component | |
JP2009026234A (ja) | 機能拡張装置および電子機器システム | |
JP4435700B2 (ja) | 電子機器又は情報通信機器の保護方法及びジャックセキュリティ装置 | |
TWI728029B (zh) | 用於鎖總成之單體式連接器及其方法 | |
JP6470659B2 (ja) | 機能拡張装置 | |
US11641076B2 (en) | Device based lock via electrical socket | |
CN102473217B (zh) | 计算机锁延伸设备 | |
JP4439449B2 (ja) | プラグ抜き取り防止ユニット及び送受信用コード | |
JP6494500B2 (ja) | 錠装置のベース部材およびそれを用いた錠装置 | |
KR101714425B1 (ko) | Usb 보안장치 | |
US11953948B2 (en) | Apparatus for locking portable computer | |
JP4394668B2 (ja) | 盗難防止装置および情報処理装置 | |
JP2020523702A (ja) | コンピュータハウジング | |
TWM617588U (zh) | 傳輸線鎖 | |
JP2006210105A (ja) | 電子機器又は情報通信機器の保護方法及びプラグセキュリティ装置 | |
JP3957711B2 (ja) | セキュリティプラグ | |
EP3858658B1 (en) | Electromechanical actuator having a safety unlocking mechanism | |
JP3341713B2 (ja) | 携帯情報カード保持機構および保持方法ならびに情報機器 | |
JP3177828U (ja) | 施錠機能付きハンドルカバー | |
JP5967819B2 (ja) | 盗難防止装置及びその施錠方法 | |
US20240018801A1 (en) | Safety Device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070723 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091201 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091224 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4435700 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |