JP2006208801A - 三脚座 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、静圧に対する高い強度を有すると共に、小型化を図ることができる三脚座を提供する。
【解決手段】三脚座201は、三脚座本体602と、三脚座本体602とは別部材として形成されると共に、三脚座本体602の一方の面に締結される天面部材601と、三脚座本体602を貫通すると共に三脚が備えるネジが螺合される雌ネジ603とを備え、天面部材は、雌ネジ603に対応する位置において三脚座本体602と反対の面に形成された凸形状608と、凸形状608に対応する位置において三脚座本体602側の面に形成された凹空間606とを有する。
【選択図】 図4
【解決手段】三脚座201は、三脚座本体602と、三脚座本体602とは別部材として形成されると共に、三脚座本体602の一方の面に締結される天面部材601と、三脚座本体602を貫通すると共に三脚が備えるネジが螺合される雌ネジ603とを備え、天面部材は、雌ネジ603に対応する位置において三脚座本体602と反対の面に形成された凸形状608と、凸形状608に対応する位置において三脚座本体602側の面に形成された凹空間606とを有する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、三脚座に関し、特に、三脚をカメラに固定すべくカメラに設けられた三脚座に関する。
従来より、ダイキャスト一体成形型三脚座(以下、単に「一体成形型三脚座」という)及びダイキャスト非一体型三脚座(以下、単に「非一体型三脚座」という)等の三脚座が知られている。
図8は、従来の一体成形型三脚座の断面図である。
図8において、一体成形型三脚座300は、板状体306と、板状体306の中央部に設けられたハブ305とを有する。ハブ305は、円筒状であり、三脚を取り付ける雌ネジ302を軸心に備える。ハブ305がカメラ(不図示)の底部に設けられた三脚座孔に嵌合されることにより、三脚座300はカメラに対して位置決めされる。次に、カメラのキャビネット(不図示)、及び三脚座300はビス締めにより仮固定される。さらに、カメラ本体及び三脚座300は、ビス穴303、304を介してビス締めにより締結される。
図9は、従来の非一体型三脚座の上面図であり、図10は、図9のA‐A線に沿う断面図である。
図9及び図10において、非一体型三脚座400は、三脚座本体402と、三脚座本体402とは別部材として構成された天面部材401とを有する。三脚座本体402は、三脚を取り付ける雌ネジ402を中央に備える。三脚座本体402がカメラ(不図示)の底部に設けられた三脚座孔に嵌合されることにより、三脚座400はカメラに対して位置決めされる。次に、カメラのキャビネット(不図示)、三脚座400、及び天面部材401は、穴501〜504を介してビス締めにより仮固定される。さらに、カメラ本体及び三脚座400は、ビス穴404、405を介してビス締めにより締結される。
三脚座の静圧に対する強度を確保するために、カメラ本体及びその他のカメラ部材とは独立した部材として構成された三脚座において、カメラ本体と、カメラ内機構を支持する部材とカメラ外周を覆う外装部材とにより挟まれ、少なくともカメラ本体及びカメラ内機構を支持する部材と共にビス締め固定される三脚座や(例えば、特許文献1参照)、三脚を取り付ける雌ネジを備えたハブと、ハブの周囲にネジ軸と略直角に張り出し板面がキャビネット内面に当接する板状体とからなる三脚座において、ハブはキャビネットに設けられた孔に嵌合してキャビネット外に突出し、ハブの周囲に張り出した板状体には、キャビネット内面に設けた抜け止め弁及び回動方向位置決め弁がそれぞれ挿入される孔と、キャビネットとビスで結合する雌ネジとを備える三脚座が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002―006381号公報
特開2003―269691号公報
しかしながら、上記一体成形型三脚座300は、雌ネジ302を形成する際に、一度目の加工では不完全ネジが発生してしまうので、不完全ネジ部を除去するために加工負荷の大きい中グリ加工301を施す必要がある。また、静圧等に対する十分な強度を確保するために、三脚座300の天面307の厚みを増大する必要がある。
上記非一体型三脚座400は、三脚座本体402と天面部材401は別部材として構成されているので、中グリ加工は不要であり、雌ネジ403は一度の加工で形成することができるが、カメラのキャビネット、三脚座400及び天面部材401をビス締めする際に、図10の上方向からビスを締めるので、ビス頭部の厚みが部材の厚み406に上乗せされる。即ち、三脚座全体の厚みt=「部材の厚み406」+「ビス頭厚み」となる。また、一体成形型三脚座300と同様に、静圧等に対する十分な強度を確保するために、天面部材401の厚みを増大する必要がある。
上記特許文献1及び2に記載された三脚座は、静圧に対する高い強度を有するが、小型化は成されていない。
本発明の目的は、静圧に対する高い強度を有すると共に、小型化を図ることができる三脚座を提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1記載の三脚座は、三脚を機器に固定すべく前記機器に設けられた三脚座において、三脚座本体と、前記三脚座本体とは別部材として形成されると共に、前記三脚座本体の一方の面に締結される天面部材と、前記三脚座本体を貫通すると共に前記三脚が備えるネジが螺合される雌ネジとを備え、前記天面部材は、前記雌ネジに対応する位置において前記三脚座本体と反対の面に形成された凸部と、該凸部に対応する位置において前記三脚座本体側の面に形成された凹部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、三脚座本体とは別部材として形成されると共に、三脚座本体の一方の面に締結される天面部材は、三脚座本体を貫通すると共に三脚が備えるネジが螺合される雌ネジ雌ネジに対応する位置において三脚座本体と反対の面に形成された凸部と、該凸部に対応する位置において三脚座本体側の面に形成された凹部とを有するので、静圧に対する高い強度を有すると共に、小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る三脚座が適用される撮像装置の正面斜視図である。
図1において、デジタルカメラ100は、写真撮影の開始指示を行うレリーズボタン101と、デジタルカメラ100の電源をオン、オフする電源ボタン102と、撮影時の赤目を緩和させるための補助光103と、被写体像を観察するためのファインダ104と、デジタルカメラ100の外装であるカメラ筐体105と、ストロボ106と、撮影光学系を構成している鏡筒107とを備える。
補助光103は、不図示のファインダブロックに一体に形成されている。ファインダ104は、鏡筒107のズーム動作に連動して所定のズーム倍率が得られるように位置が変動する。ストロボ106は、写真撮影時に低照度の際に発光し、写真撮影の補助をする。
図2は、図1のデジタルカメラ100の底面斜視図である。
図2において、デジタルカメラ100は、底面に、三脚座孔202と、三脚座孔202に設けられると共に、三脚(不図示)をデジタルカメラ100に固定するための三脚座201とを備える。
図3は、図2における三脚座201の上面図である。
図3において、本発明の三脚座201は、別部材として構成された三脚座本体602と天面部材601とを有する。三脚座201は、三脚座本体602及び天面部材601に貫通したビス穴701〜704を備えている。ビス穴701〜704については後述する。
図4は、図3のB−B線に沿う断面図である。
図4において、三脚座本体602は、三脚座本体602を貫通すると共に三脚を取り付ける雌ネジ603と、ビス穴604,605とを有する。三脚座本体602が図2の三脚座孔202に嵌合することにより、三脚座201は、撮像装置100に対して位置決めされる。ビス穴604,605については、後述する。
天面部材601には、雌ネジ603に対応する位置に絞り加工が施されており、三脚座本体602とは反対方向の面には凸形状601が形成され、凸形状601の裏側には凹空間606が形成されている。
図5は、図3の三脚座201の斜視図であり、図6は、図3の三脚座201の分解斜視図である。
図5及び図6において、三脚座本体602、天面部材601は、ビス穴701〜704を介してビス締めされることによりキャビネット801に仮固定される。次に、筐体105(図1)及び三脚座本体602が、ビス穴604、605を介してビス締めされことにより、三脚座201はデジタルカメラ100に締結される。
天面部材601及び三脚座本体602は別部材から構成されているので、雌ネジ603を形成するために加工負荷の大きい中グリ加工を施す必要がない。
天面部材601は、絞り加工が施されているので、同じ厚みの平板形状の天面部材に比べて強度が高く、もって平板形状の天面部材401(図10)の略半分の厚みで同等の強度を確保することができる。
天面部材601の凸形状608の裏側に凹空間606が形成されているので、雌ネジ603の長さは、雌ネジ403(図10)の長さより短くすることができ、もって三脚座の小型化を図ることができる。
天面部材601の凸形状608の周囲の平板形状の部分に、ビス穴701〜704が配置されるので、ビスの頭部の厚みが部材の厚み607(図4)に上乗せされることがなく、三脚座の小型化を図ることができる。
ビス穴701〜704は、三脚座本体602の雌ネジ603の略同心円状に配置されておいるので、4本のビスのそれぞれに均等に外力が加わり、もって三脚座の静圧に対する強度を高くすることができる。
ビス穴703は、三脚座本体602及び天面部材601を締結させており、残りのビス穴701,702,704は、三脚座本体602、天面部材601、及びキャビネット801を締結しているので、ビスの本数を削減することができる。
本実施の形態によれば、三脚座201は、別部材として構成された三脚座本体602と天面部材601とを有し、天面部材601に絞り加工を施すことにより、静圧に対する高い強度を有すると共に、小型化を図ることができる。
本発明の天面部材の絞り加工の形状は、上記実施の形態に限定されるものでなく、図7に示すように十字形状901であってもよい。
201 三脚座
601 天面部材
602 三脚座本体
603 雌ネジ
606 凹空間
608 凸形状
601 天面部材
602 三脚座本体
603 雌ネジ
606 凹空間
608 凸形状
Claims (3)
- 三脚を機器に固定すべく前記機器に設けられた三脚座において、三脚座本体と、前記三脚座本体とは別部材として形成されると共に、前記三脚座本体の一方の面に締結される天面部材と、前記三脚座本体を貫通すると共に前記三脚が備えるネジが螺合される雌ネジとを備え、前記天面部材は、前記雌ネジに対応する位置において前記三脚座本体と反対の面に形成された凸部と、該凸部に対応する位置において前記三脚座本体側の面に形成された凹部とを有することを特徴とする三脚座。
- 前記三脚座本体及び前記天面部材を締結する複数のビスと、前記複数のビスが螺合されると共に前記三脚座本体及び前記天面部材に形成された複数のビス穴とを備え、前記複数のビス穴は、前記三脚座本体及び前記天面部材において、前記雌ネジを中心に略同心円上に形成されることを特徴とする請求項1記載の三脚座。
- 前記複数のビスは、前記三脚座本体及び前記天面部材を締結する少なくとも1つのビスと、前記三脚座本体、前記天面部材、及び他の部材を締結する少なくとも1つのビスとから構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の三脚座。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005021704A JP2006208801A (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 三脚座 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010032688A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子機器 |
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2005
- 2005-01-28 JP JP2005021704A patent/JP2006208801A/ja active Pending
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