JP2006207972A - ロータリクーラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 金属鉱滓から分離された粒状灰分の冷却時間を短縮することができるロータリクーラを提供する。
【解決手段】 基台25上に回転可能に支持される管体21と、当該管体21をその軸線を中心として回転させる駆動装置22と、前記管体21の上方に配置されて当該管体21の外表面に冷却水を散布する散水装置23とを備えており、前記管体21の内周面には、粒状灰分4を反転させる反転部材37が少なくとも1つ設けられており、当該反転部材37の管体21の軸中心側の部分には、管体21の軸線を通る垂線と垂直な平面部が形成されており、当該平面部は、管体21の軸線方向に管体21の一端側から他端側に延びるように、かつ管体21の軸線方向に垂直な幅方向両端部が管体21の内周面と連続するように形成されてなる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、金属鉱滓から分離された粒状灰分を冷却するロータリクーラに関し、特にアルミニウム鉱滓から分離された粒状灰分を冷却するロータリクーラに関する。
従来の、アルミニウム鉱滓などの金属鉱滓から金属分を回収する金属再収装置(特許文献1及び2)は、金属鉱滓を坩堝中に投入して撹拌し、自己発熱(テルミット反応)を利用して比重の大きい金属分(例えば純アルミニウム)と比重の小さい灰分、つまり金属酸化物(例えば、酸化アルミニウム)とに分離し、坩堝の底部に溜まった金属分を坩堝底部に設けられた出湯口から別の坩堝に排出し、坩堝内に残った粒状灰分を坩堝内から人力で掻き出すあるいは坩堝を伏倒させて排出するようになっている。
上記の別の坩堝に排出された金属分は原料として再び使用される。一方坩堝から排出された粒状灰分は、この粒状灰分を冷却するためのロータリクーラに投入される。このロータリクーラは中空円筒状をなしており、その軸線方向両端には、高温の粒状灰分を受け入れる受入口と、冷却された粒状灰分を排出する排出口とがそれぞれ設けられている。ロータリクーラは、その軸線が水平から若干傾いた(例えば0.5°)状態で設置され、軸線を中心に回転されるように構成されている。またロータリクーラの上方には、当該ロータリクーラの上側外表面に冷却水を散布する散水装置が配置されている。これにより、ロータリクーラの受入口から投入され当該ロータリクーラの鉛直下方部分に軸方向に沿って堆積した灰が、排出口に向かって移動し、所定温度まで冷却される。
しかしながらロータリクーラが上記のとおり中空円筒状であるため、ロータリクーラが軸線を中心に回転しても、粒状灰分がロータリクーラの内周面に沿って上方に移動し自重により元の位置に滑って戻るだけである。そのため粒状灰分がロータリクーラの内周面に接触する部分はよく冷却されるが、その他の部分が十分に冷却されない。その結果このロータリクーラでは、粒状灰分を所定温度まで冷却するのに時間が掛かるという問題がある。
また従来技術では、ロータリクーラから排出される粒状灰分の粒の大きさが様々であるため、これらの粒状灰分を、別体の分級器を設けて、セメントの増量剤や製鋼の保温材、化学薬品のフラックスなどの用途に応じた大きさに分級している。このように、別体の分級器を設けることで、ロータリクーラから分級器への搬送装置などが必要となり、粒状灰分を処理する装置全体が大きく複雑になっている。
実公昭61−12557号公報 (第1図) 実公平3−54137号公報 (第1図、第2図)
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、金属鉱滓から分離された粒状灰分の冷却時間を短縮することができるロータリクーラを提供することを目的とする。
また冷却された粒状灰分を適当なサイズに分級することができるロータリクーラを提供することを目的とする。
本発明に係るロータリクーラは、金属残滓から分離された粒状灰分を冷却するロータリクーラであって、基台上に回転可能に支持されるとともに、軸線方向一端に粒状灰分を受け入れる第一の受入口を、軸線方向他端に冷却された粒状灰分を排出する第一の排出口を有して、その軸線が第一の受入口から第一の排出口に向かって水平より下方に傾斜するように配置された管体と、前記管体の上方に配置されて当該管体の外表面に冷却水を散布する散水装置とを備えており、前記管体の内周面には、粒状灰分を反転させる反転部材が少なくとも1つ設けられており、当該反転部材の管体の軸中心側の部分には、前記管体の軸線を通る垂線と略垂直な平面部が形成されており、当該平面部は、管体の軸線方向に管体の一端側から他端側に延びるように、かつその幅方向の両端部が前記管体の内周面と連続するように形成されてなる。
この構成によれば、金属鉱滓から分離された粒状灰分の冷却時間を短縮することが可能となる。概説すると、管体内に投入された粒状灰分は、管体の鉛直下方の部分に軸線方向に沿って堆積する。管体を軸線を中心として回転させると、堆積した粒状灰分は管体の内周面に沿って上方に移動し、自重によって管体の内周面に沿って滑り落ちる。堆積した粒状灰分が反転部材上にきたときに、平面部のうちの管体の回転方向と反対側の端部から管体の内周面に至る部分が屈曲しているため、この部分に引っ掛かり従来のように滑り落ちることはなくそのまま上方に移動する。平面部が所定角度に到達したときにこの粒状灰分は反転し、粒状灰分の管体の内周面に当接していた部分とは反対側の部分が管体の内周面と当接する。その結果、これまで直接冷却されていなかった粒状灰分が管体の内周面で直接冷却される。これにより、粒状灰分の冷却時間を短縮することが可能となる。
また管体が、その軸線が第一の受入口から第一の排出口に向かって水平より下方に傾斜するように配置されているので、粒状灰分は第一の排出口に向かって前進させることができる。その結果、粒状灰分を冷却しながら前進させることが可能となる。これにより多くの粒状灰分を効率よく処理することが可能となる。
前記平面部の表面が、粒状灰分との摩擦係数を大きくすべく凸凹状に形成されることが好ましい。この構成では、粒状灰分が反転部材の平面部にきたあと平面部が傾斜しても、粒状灰分全体は平面部から滑り落ちることなく、平面部が所定角度に傾斜するまで留まる。そして平面部が所定角度に到達したときに粒状灰分は反転する。その結果、上記と同様の理由により、粒状灰分の冷却時間を短縮することが可能となる。
前記管体は内周面に対して転動可能な転動体をさらに収容しており、当該転動体が前記管体の軸線方向と略同じ方向に向けて配置されることが好ましい。この場合転動体が、自己発熱によって管体内部に溶着しうる粒状灰分を押しつぶす。そして、このときの衝撃により粒状灰分を管体の内周面から掻き落とす。これにより、粒状灰分の移動が阻害されないし、また管体の冷却面(内周面)を確保することができ冷却効率の低下を回避することができる。その結果、粒状灰分の冷却時間が伸びることを抑制することが可能となる。
前記管体の第一の排出口から排出される粒状灰分を分級する分級部をさらに備えており、当該分級部は、管状に形成され、前記管体の第一の排出口側に同軸に配置され、その軸線方向一端に前記管体の第一の排出口に連結される当該第一の排出口から排出される粒状灰分を受け入れる第二の受入口を、その軸線方向他端に当該第二の受入口から受け入れた粒状灰分のうち粗粒灰分を排出する第二の排出口を備えており、前記分級部の軸方向中間部が軸線方向に沿って一または複数の分級領域に区分けされ、それぞれの分級領域に対応する分級部の管壁に粒状灰分の分級サイズに応じた貫通孔が形成されており、前記分級部の軸線方向に並ぶ分級領域のうち第二の受入口側の分級領域に形成される貫通孔が、第二の排出口側の分級領域に形成される貫通孔より小さくなるように形成されることが好ましい。
この構成によれば、管体内で冷却された粒状灰分を適当なサイズに分級することが可能となる。概説すると、分級部が管体と同軸に配置されているので、上記と同様の理由により、分級部に投入された粒状灰分は軸線方向の第二の排出口に向けて前進する。前記分級部の軸線方向中間部が軸線方向に沿って一または複数の分級領域に区分けされ、それぞれの分級領域に対応する分級部の管壁に粒状灰分の分級サイズに応じた貫通孔が形成されており、前記分級部の軸線方向に並ぶ分級領域のうち第二の受入口側の分級領域に形成される貫通孔が、第二の排出口側の分級領域に形成される貫通孔より小さくなるように形成されているので、粒状灰分を所望のサイズに確実に分級することができる。
またこのように管体と一体に分級部を設けたことにより、設備全体をコンパクト且つ簡素化することも可能となる。
前記分級部の分級領域のうち第二の受入口側の分級領域に形成される貫通孔が第二の排出口側の分級領域に形成される貫通孔に比して大きい場合において、前記分級部の第二の受入口側の分級領域の外側にこれと同心に配置された、当該分級領域に形成される貫通孔よりも小さくかつ当該分級領域の第二の排出口側の分級領域に形成される貫通孔よりも小さい貫通孔を外周部に有する管状の外側分級部と、前記分級部の第二の受入口側の分級領域の外周部にその周方向に所定間隔で配置された、前記分級部の第二の受入口側の分級領域と前記外側分級部との間に溜まる粒状灰分を掻き上げる掻き上げ板とをさらに備えてなることが好ましい。
この構成では、分級部がいわゆる二重構造になっている。内側分級部が目が粗く、外側分級部が目が細かい。これにより、目の細かい外側分級部の負荷を軽減してこの外側分級部が破損することを防止することが可能となる。また掻き上げ板を設けることにより、内側分級部を通過した比較的大きな粒状灰分を内側分級部の上部まで掻き上げ、再び内側の分級部の貫通孔から内側分級部の内部に戻すことが可能となる。これにより、比較的大きな粒状灰分を第二の排出口側に移動させて、外側分級部に掛かる負荷を低減することが可能となる。
本発明に係るロータリクーラによれば、金属鉱滓から分離された粒状灰分の冷却時間を短縮することができる。また管体で冷却された粒状灰分を適当なサイズに分級することができる。さらに設備全体をコンパクト且つ簡素化することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るロータリクーラを含む金属鉱滓処理システムの構成を模式的に示すフロー図である。
金属鉱滓処理システムを説明する前に金属鉱滓について簡単に説明する。通常、金属製品(例えば、アルミ缶の材料やサッシなどのアルミ製品)を製造する過程では、まず金属地金やスクラップを溶解炉で熔解する。このとき、溶湯面上に酸素化合物や窒素化合物などが生成される。これらを一般的に金属鉱滓と称している。この金属鉱滓の中には、まだ使える金属分も含んでいる。
金属鉱滓処理システムは、上記の金属鉱滓から再使用可能な金属分と灰分とに分離するシステムである。金属鉱滓処理システムによって分離された金属分はリサイクルされ金属製品となる。一方灰分はセメントの増量剤や化学薬品のフラックス、製鋼の保温剤などに使用される。
金属鉱滓としてはいろいろあるが、ここでは、アルミニウム鉱滓を一例として、金属鉱滓処理システムを説明する。
図1に示すように、アルミニウム鉱滓処理システム1は、アルミニウム鉱滓2からアルミニウム3を回収するアルミニウム再収装置10と、このアルミニウム再収装置10で分離されたアルミニウム酸化物などの灰分4を冷却して分級する本発明の実施の形態に係るロータリクーラ20とを備える。
アルミニウム再収装置10は、上述した溶解炉からアルミニウム鉱滓を溶けた状態で収容する第一の坩堝11と、この第一の坩堝11内のアルミニウム鉱滓2を撹拌する撹拌機12と、分離されたアルミニウム3を収容する第二の坩堝13と、分離された灰分4をロータリクーラ20に導くシュータ14とを備える。
前記第一の坩堝11は例えば有底筒状に形成されている。第一の坩堝11は開放端を鉛直上方に向けて第一の基台11a上に設置されている。第一の坩堝11の底部には、分離されたアルミニウム3を出湯するための出湯口11bが設けられている。この出湯口11bは、第一の坩堝11にアルミニウム鉱滓2が挿入されるとき閉じられ、分離されたアルミニウム3を排出するとき開放されるようになっている。第一の坩堝11は可搬式であって、搬送機(図示せず)などによって第一の基台11a上に設置されるようになっている。
前記撹拌機12は、第一の坩堝11の上方に配置され、回転軸12aと、回転軸12aの上端部に取り付けられ回転軸12aを回転させるモータ12bと、回転軸12aの下端部に取り付けられた撹拌羽根12cとを備える。撹拌機12は、図示されていないが、昇降装置(図示せず)を用いて昇降されるようになっている。これにより撹拌機12を第一の坩堝11内に挿入したり、第一の坩堝11から引き上げることができるようになっている。
前記第二の坩堝13は、第一の坩堝11と同様、例えば有底筒状に形成されている。第二の坩堝13はその開放端の中央が第一の坩堝11の出湯口11aに向くように第一の坩堝11の下方に配置されている。これにより第二の坩堝13は、第一の坩堝11の出湯口11bから排出されるアルミニウム3を受けることが可能となる。
前記シュータ14は、樋状に形成されており、図1に示すように第一の坩堝11が実公平3−54137号に開示されているような反転装置(図示せず)を用いて伏倒されたときに第一の坩堝11から排出される灰分4を受けることができるように配置されている。シュータ14は、第一の基台11aとロータリクーラ20との間に設置され、第一の基台11a側からロータリクーラ20側に向かって下方に傾斜して延びるように配置され、しかもシュータ14の排出口が後述するロータリクーラ20の第一の受入口25に向かうように配置されている。これにより第一の坩堝11からロータリクーラ20に灰分4を搬送することが可能となる。
以上のように構成されるアルミニウム再収装置10では、まずアルミニウム鉱滓2を収容した第一の坩堝11を第一の基台11a上に設置する。撹拌機12を第一の坩堝11内に挿入し、撹拌機12によって第一の坩堝11内のアルミニウム鉱滓2を撹拌する。するとアルミニウム鉱滓2がテルミット反応によって自己加熱され、比重の大きいアルミニウム3と比重の小さい灰分4とに分離される。比重の大きいアルミニウム3は第一の坩堝11の底部側に溜まり、比重の小さい灰分4は第一の坩堝11の上部側であってアルミニウム3の上側に溜まる。その後、第一の坩堝11の出湯口11bを開放して、第二の坩堝13内にアルミニウム3を排出する。その結果、第一の坩堝11には灰分4が残る。この灰分4は通常粒状をなしている。以下、この灰分4を粒状灰分と称する。そのあと上述した反転装置を用いて第一の坩堝11を伏倒して、第一の坩堝11内に残った粒状灰分4をシュータ14に排出する。この粒状灰分14を、シュータ(樋)14を通じてロータリクーラ20に投入する。
前記ロータリクーラ20は、管体21と、管体21を軸線を中心として回転させる駆動装置22と、管体21の外表面に冷却水を散布する散水装置23と、前記粒状灰分4を分級する分級部24とを備える。このロータリクーラ20は、前記シュータ14を通じて粒状灰分4を受入可能なように前記アルミニウム再収装置10に隣接して配置される。
前記管体21は、前記アルミニウム再収装置10側(以下、前側または前方という)と反対側(以下、後側または後方という)が縮径された段付き中空円筒状に形成される。なお、以下、管体21の縮径されていない部分を単に胴部21aといい、管体21の縮径された部分を縮径胴部21bという。管体21は、その軸線が後方に向かって水平より下側に(例えば0.5°)傾斜するように配置されている。管体21の胴部21aの前方端部には、前記シュータ4からの粒状灰分4を受け入れる第一の受入口25が形成されている。また管体21の縮径胴部21bの後方端部には、分級部24に冷却された粒状灰分4を排出する第一の排出口26が形成されている。管体21の胴部21aの外周部が、第二の基台27上に4つのローラ28を介して回転可能に支持されている。具体的には、管体21の胴部21aの外周部の全周に亘って設けられた2つのフランジ21cが、管体21の軸線方向に所定距離を離隔して配置されている。前記ローラ28は第二の基台27上に設置され、これらのフランジ21cの外周面を支持するように各フランジ21cに対して2つずつ設けられている。それぞれのフランジ21cを支持する2つのローラ28は、管体21の軸線に対して略垂直な両側に略水平に振り分けて並列配置されている。なお、ここでは4つのローラ28を用いているがこれに限定するものではない。4つを超える数のローラを用いてもよい。また管体21の縮径胴部21bの外周部には、その回転中心が管体21の軸線と略一致するように従動スプロケット29が設けられている。この従動スプロケット29が駆動装置22によって回転されることによって、管体21が軸線を中心として回転される。管体21のさらなる詳細は後述する。
前記駆動装置22は公知のモータなどから構成されており、正転および逆転可能または正転可能な構造を有する。この駆動装置22の回転速度は管体21の大きさによって適宜設定されるが、例えば直径1.5mの管体21の場合6rpm程度に設定されうる。この駆動装置22の出力軸22aには主動スプロケット22bが設けられている。この駆動装置22は、駆動装置22の出力軸22aの軸線が管体21の軸線と略平行に配置されるとともに前記主動スプロケット22bおよび前記従動スプロケット29にチェーン30が巻回され主動スプロケット22bの回転が従動スプロケット29に伝達されるように、前記第二の基台27上に設置されている。これにより駆動装置22が管体21を回転させることが可能となる。
前記散水装置23は公知のパイプ材などから構成される。この散水装置23は、図示されていないがポンプから冷却水が供給されるようになっている。この散水装置23は、管体21の胴部21aの上方に管体21と干渉しないように所定距離を離隔して配置され、また管体21の胴部21aの上側外周部の所定範囲に冷却水を散布しうるように構成されている。具体的に、例えばパイプ状の散水装置23が平面視でコ字状に配置される。この散水装置23の下部には、管体21の胴部21aの上側外周部に向けて冷却水を排出する複数の貫通孔が設けられている。この貫通孔は散水装置23の軸線に沿って所定ピッチで配置されている。これにより散水装置23は、管体21の胴部21aの上側外周部に対して冷却水を散布することが可能となる。しかも上述したように、管体21がその軸線を中心として回転されるので、管体21の胴部21aの外周部を冷却水によって偏りなく冷却することが可能となる。
上述した所定範囲は、管体21の胴部21aの外周部に管体21の軸線方向に所定距離を離隔して取り付けられた水切り板31により定められる。それぞれの水切り板31は、管体21の胴部21aの外周部の全周に亘って設けられるとともに、管体21の胴部21aの外周部に対して管体21の径方向外方に延びるように設けられている。ここでは、これらの水切り板31は管体21の前後方に配置されたフランジ21cのそれぞれの内側に配置されている。これにより冷却水が、管体21の両水切り板31間に散布されその他の場所に飛散することを抑制することが可能となる。その結果、管体21の外周部を確実に冷却することが可能となる。
前記分級部24は、前記管体21と同様、管状に形成されている。分級部24は、管体21の第一の排出口26と連通するように管体21の第一の排出口26に連結されている。従って分級部24は管体21の第一の排出口26と略同径に形成されている。ただしこれに限定するものではない。分級部24は管体21と同軸に接続されている。これにより分級部24は管体21とともに回転される。分級部24の後方端部は開放されており、粒状灰分4のうち比較的粒径の大きな粗粒(例えば10mm以上)が排出されるようになっている。この分級部24の開放端部を以下第二の排出口32という。また上述した第一排出部26と連通する分級部24の粒状灰分4を受け入れる部分を第二の受入口33という。
上記分級部24の軸線方向両端部の中間部分には、粒状灰分4の搬送するための搬送領域34と、粒状灰分4を大きさに応じて分級する分級領域35が、分級部24の後方に向かって直列に交互に配置されている。具体的に、分級部24の前方端部には、管体21の第一の排出口26に連続する導入搬送領域34aが設けられている。この導入搬送領域34aに続いて、粒状灰分4のうち比較的粒径の細かい細粒(例えば1.5mm以下)を排出するための細粒分級領域35aが設けられている。この細粒分級領域35aに続いて、中間搬送領域34bが設けられている。この中間搬送領域34bに続いて、粒状灰分4のうち粗粒と細粒との間の粒径を有する中粒(例えば1.5〜10mm)を排出するための中粒分級領域35bが設けられている。この中粒分級領域35bに続いて、排出搬送領域34cが設けられている。この排出搬送領域34cの後方端部に上述した第二の排出口32が形成されている。詳細は後述する。なお、ここでは、粒状灰分4を粗粒、中粒、細粒の3種類に分級しているがこれに限定するものではない。
分級部24で分級された粒状灰分4は、図示されていないが、コンベアなどを用いて適当な位置に搬送され、収容袋などに収容される。
次にロータリクーラ20の管体21および分級部24の主たる特徴部分について図2および図3を用いて詳細に説明する。
図2は、ロータリクーラの管体と分級部との組立図であり、(a)は正面図を示し、(b)は右側面図を示し、(c)は(a)のA−A矢視図を示し、(d)は(a)のB−B矢視図を示している。図3は、ロータリクーラの分級部の拡大組立図であり、(a)は拡大正面図を示し、(b)は(a)のC部拡大断面図を示し、(c)は(b)のD矢視図を示している。
図2(a)および(b)に示すように、上述した管体21の第一の受入口25は、管体21の縮径胴部21bと略同じ径の開口を有する環状の板部材36から形成されている。当該板部材36の外周部が胴部21aの前方端部の外周部に合わせるように取り付けられている。一方管体21の第一の排出口26は、管体21の縮径胴部21bの後方端部に形成されており、その内径は前記第一の受入口25の開口の径と略同じである。つまり、管体21の第一の受入口25および第一の排出口26の開口が、管体21の胴部21aの径より小さく形成されている。これにより、管体21が回転されているときに、管体21の胴部21a内に投入された粒状灰分4が第一の受入部25や第一の排出部26から冷却されることなく排出されることを防ぐことが可能となる。
管体21の胴部21aの内周面の、上述した管体21の水切り板31で区分けされた部分にほぼ対応する範囲には、管体21の軸線方向に沿って所定幅の反転部材37が設けられている。この反転部材37は公知の縞鋼板などから構成される。これにより、反転部材37と粒状灰分4との摩擦係数を高くすることが可能となる。その結果、反転部材37に載った粒状灰分4は、反転部材37が水平状態から所定角度傾斜しても滑りにくくなる。
この反転部材37は、管体21の軸線を通る垂線と略直交するように配置されている。これにより反転部材37と管体21の胴部21aの内周部との間に、管体21の第一の受入口25側から視て弓状の空洞37aが形成される。反転部材37の長手方向両端部は、図示されていないが、前記空洞37aに粒状灰分4が入り込まないように板材などで閉じられている。なお、ここでは、この反転部材37の管体21の軸中心側の部分が平面部を構成する。
上記所定幅は、管体21の胴部21a内に投入された粒状灰分4が管体21の軸線方向に沿って分布したときの幅を基準として適宜設定される。具体的には反転部材37の幅として、例えば管体21の胴部21aの内径の約0.4に設定することができる。もちろんこれに限定するものではない。
また反転部材37は、ここでは1箇所に設けているが、複数箇所に設けても構わない。例えば、2つの反転部材37を、管体21の胴部21aの内周面の、管体21の軸線に対して対称となる位置に取り付けることができる。これにより管体21の偏心量が小さくなり、管体21をスムーズに回転させることができる。
以上のように反転部材37を設けることにより、この反転部材37に堆積される粒状灰分4を簡単に反転させることが可能となる。その結果、粒状灰分4の管体21の内周面に当接して冷却されていた部分とは反対側の部分が管体21の内周面に当接して直接冷却される。これにより、アルミニウム鉱滓2から分離された粒状灰分4の冷却時間を短縮することが可能となる。
また管体21の胴部21aの内部に、当該胴部21aの内周面に対して転動可能な丸棒38を収容することが望ましい。この丸棒38は管体21の軸線に略平行に配置される。この丸棒38は、管体21が回転しても、自重により前記胴部21aの内周面上を転動して、当該胴部21aの鉛直下方の部分にくるようになっている。これにより、粒状灰分4が自己発熱で前記胴部21aの内周面に溶着しそうな場合であっても、丸棒38が溶着しそうな粒状灰分4を押しつぶして、このときの衝撃により粒状灰分4の前記胴部21aの内周面への付着を阻止する、あるいは溶着しそうな粒状灰分4を前記胴部21aの内周面から掻き落とすことが可能となる。その結果、粒状灰分4の移動が阻害されることなく、また管体21の冷却面が確保される。以上により、粒状灰分4の冷却時間を短縮することが可能となる。なお、ここでは、丸棒38が転動体を構成する。
また管体21の胴部21aの後方のフランジ21cと後方の水切り板31との間の内周面には、粒状灰分4の排出量を規制する仕切板39が管体21と同心で設けられている。図2(c)に示すように、仕切板39は管体21の軸線方向の第一の受入口25側から視て環状に形成されている。仕切板39の外周部には、平面視で矩形状の凹部39aが周方向に所定ピッチで配設されている。仕切板39の内側の開口39bは、前記第一の受入口25の開口と略同じ大きさに形成されている。この仕切板39は、その外周部が前記胴部21aの内周面に沿うように取り付けられている。これにより仕切板39の凹部39aと前記胴部21aの内周面との間に、管体21の軸線方向に貫通する断面矩形状の孔が形成される。この孔から粒状灰分4が排出される。そしてこの孔の大きさおよび個数を適宜設定することにより、粒状灰分4の管体21からの排出量を規制することが可能となる。これにより、粒状灰分4を管体21内で十分冷却して分級部24に排出することが可能となる。なお、ここでは前記凹部39aの形状は平面視で矩形状であるが、これに限定するものではない。
さらに管体21の胴部21aの仕切板39から縮径胴部21bの前方端部に至るまでの内周面には、管体21内で冷却された粒状灰分4を縮径胴部21bを経て分級部24に排出するための第一の掻き上げ板40が周方向に所定ピッチで配設されている。この第一の掻き上げ板40は、管体21が正転するとき粒状灰分4をすくい上げて分級部24に排出し、逆転するとき粒状灰分4を分級部24に排出しないように構成されている。具体的には、第一の掻き上げ板40は、上記仕切板39の後方から縮径胴部21bに向かって、管体21の軸線方向に対して斜めに延びるように配設され、また前記胴部21aの内周面に径方向内方に向かって延びるように設けられている。第一の掻き上げ板40の先端部40aは、管体21の正転方向とは反対側に所定角度屈曲している。これにより、第一の掻き上げ板40は、仕切板39から排出された粒状灰分4をすくい上げることが可能となる。
図2(d)に示すように、管体21の縮径胴部21bの外周部には、上述したように前記第一のスプロケット29が管体21の軸線と同軸に取り付けられている。管体21の縮径胴部21bの前記胴部21aの後方端部から第一のスプロケット29に至るまで間の外周部には、補強リブ21dが周方向に所定ピッチで配設されている。これにより、第一のスプロケット29に駆動装置22による曲げモーメントが作用しても、前記縮径胴部21bが曲がらないようになっている。
図3(a)に示すように、分級部24の導入搬送領域34a、中間搬送領域34bおよび排出搬送領域34cは管壁に貫通孔を有しないパイプでそれぞれ形成されている。図3(a)および(b)に示すように、分級部24の細粒分級領域35aは、粒状灰分4の細粒を分級する金網41(例えば12メッシュ)と、この金網41を保護する孔あき(例えば、孔径25mm)の保護板42とを備える。なお、ここでは、金網41が外側分級部を構成する。
この保護板42は管状に形成され、その軸線方向両側に上記のとおり導入搬送領域34aと中間搬送領域34bとが配設されている。この保護板42の外周部には、金網41を支持するための支持部材43が設けられている。この支持部材43は公知のアングル材などからなり、保護板42の前方部、中間部および後方部にそれぞれ設けられている。この支持部材43は、保護板42の全周に亘って、一方の底辺が保護板42の径方向外方に放射状に延びるようにかつ他方の底辺が保護板42から離隔して略平行に配置されるように設けられている。ただしこれに限定するものではない。
それぞれの支持部材43の外周部には、保護板42の外周面全体を覆うように金網41が取り付けられている。
図3(b)および(c)に示すように、金網41、保護板42および支持部材43とから形成される空間に、保護板42を通過してこの空間に溜まった粒状灰分4を保護板42の外周に沿って掻き上げる第二の掻き上げ板44が配置されている。この第二の掻き上げ板44は、保護板42の外周部にその周方向に所定ピッチで、かつ保護板42の軸線方向に沿って各支持部材43間に亘って立設されている。しかも第二の掻き上げ板44の先端は、金網41から所定距離(例えば10mm程度)離隔されている。以上により、保護板42を通過した比較的大きな粒状灰分4を保護板42の上部まで掻き上げ、再び保護板42の孔から保護板42の内部に戻すことが可能となる。これにより、比較的大きな粒状灰分4を後方の中間搬送領域34bに移動させて、金網41に掛かる負荷を低減することが可能となる。また第二の掻き上げ板44と金網41との間に空隙を設けることにより、比較的小さな粒状灰分4が分級されることなく第二の掻き上げ板44によって保護板42の上部まで掻き上げられることを回避することが可能となる。その結果、粒状灰分4を比較的円滑に分級することが可能となる。
また図3(a)に示すように、分級部24の中粒分級領域35bは、前記金網41の孔よりも小さく前記保護板42の孔よりも大きな孔(例えば10mm)を備える管状のパイプからなる。これにより、前記分級部24の細粒分級領域35aを通過した粒状灰分4のうち中粒のものが分級される。
この分級部24の中粒分級領域35bで分級されなかった粒状灰分4は、中粒分級領域35bの後方に接続される排出搬送領域34cを通って第二の排出口32から排出される。
なお、上述した実施形態は一例であり、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係るロータリクーラを含む金属鉱滓処理システムの構成を模式的に示すフロー図である。 ロータリクーラの管体と分級部との組立図であり、(a)は正面図を示し、(b)は右側面図を示し、(c)は(a)のA−A矢視図を示し、(d)は(a)のB−B矢視図を示している。 ロータリクーラの分級部の拡大組立図であり、(a)は拡大正面図を示し、(b)は(a)のC部拡大断面図を示し、(c)は(b)のD矢視図を示している。
符号の説明
1…アルミニウム鉱滓処理システム
2…アルミニウム鉱滓
3…アルミニウム
4…灰分(粒状灰分)
5…第一の板状体
10…アルミニウム再収装置
11…第一の坩堝
11a…出湯口
11b…第一の基台
12…撹拌機
12a…回転軸
12b…モータ
12c…撹拌羽根
13…第二の坩堝
14…シュータ
20…ロータリクーラ
21…管体
22…駆動装置
22a…出力軸
22b…主動スプロケット
23…散水装置
24…分級部
25…第二の基台
26…ローラ
27…第一の受入口
28…第一の排出口
29…従動スプロケット
30…チェーン
31…水切り板
32…第二の排出口
33…第二の受入口
34…搬送領域
35…分級領域
36…板部材
37…反転部材
38…丸棒
39…仕切板
40…第一の掻き上げ板
41…金網
42…保護板
43…支持部材
44…第二の掻き上げ板

Claims (5)

  1. 金属残滓から分離された粒状灰分を冷却するロータリクーラであって、
    基台上に回転可能に支持されるとともに、軸線方向一端に粒状灰分を受け入れる第一の受入口を、軸線方向他端に冷却された粒状灰分を排出する第一の排出口を有して、その軸線が第一の受入口から第一の排出口に向かって水平より下方に傾斜するように配置された管体と、
    前記管体の上方に配置されて当該管体の外表面に冷却水を散布する散水装置とを備えており、
    前記管体の内周面には、粒状灰分を反転させる反転部材が少なくとも1つ設けられており、
    当該反転部材の前記管体の軸中心側の部分には、当該管体の軸線を通る垂線と略垂直な平面部が形成されており、
    当該平面部は、前記管体の軸線方向に当該管体の一端側から他端側に延びるように、かつその幅方向の両端部が前記管体の内周面と連続するように形成されてなる、ロータリクーラ。
  2. 前記平面部の表面が、粒状灰分との摩擦係数を大きくすべく凸凹状に形成されてなる、請求項1記載のロータリクーラ。
  3. 前記管体は内周面に対して転動可能な転動体をさらに収容しており、
    当該転動体が前記管体の軸線方向と略同一の方向に向けて配置されている、請求項1記載のロータリクーラ。
  4. 前記管体の第一の排出口から排出される粒状灰分を分級する分級部をさらに備えており、
    当該分級部は、管状に形成され、前記管体の第一の排出口側に同軸に配置され、その軸線方向一端に前記管体の第一の排出口に連結される当該第一の排出口から排出される粒状灰分を受け入れる第二の受入口を、その軸線方向他端に当該第二の受入口から受け入れた粒状灰分のうち粗粒灰分を排出する第二の排出口を備えており、
    前記分級部の軸方向中間部が軸線方向に沿って一または複数の分級領域に区分けされ、それぞれの分級領域に対応する分級部の管壁に粒状灰分の分級サイズに応じた貫通孔が形成されており、
    前記分級部の軸線方向に並ぶ分級領域のうち第二の受入口側の分級領域に形成される貫通孔が、第二の排出口側の分級領域に形成される貫通孔より小さくなるように形成されてなる、請求項1記載のロータリクーラ。
  5. 前記分級部の分級領域のうち第二の受入口側の分級領域に形成される貫通孔が第二の排出口側の分級領域に形成される貫通孔に比して大きい場合において、
    前記分級部の第二の受入口側の分級領域の外側にこれと同心に配置された、当該分級領域に形成される貫通孔よりも小さくかつ当該分級領域の第二の排出口側の分級領域に形成される貫通孔よりも小さい貫通孔を外周部に有する管状の外側分級部と、
    前記分級部の第二の受入口側の分級領域の外周部にその周方向に所定間隔で配置された、前記分級部の第二の受入口側の分級領域と前記外側分級部との間に溜まる粒状灰分を掻き上げる掻き上げ板とをさらに備えてなる、請求項4記載のロータリクーラ。
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