JP2006207337A - 人工芝 - Google Patents

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Abstract

【課題】人工芝に散布する充填材を単一種類としても、人工芝敷設区域の外側の排水溝部に充填材が流出し難い人工芝を提供する。
【解決手段】端辺部の人工芝用パイル1を、密度を高く、捲縮加工が施され、ヤーンの幅を細くなすようにすれば、壁状に強力に端辺部を覆うようになすことができるため、人工芝敷設区域の外側に隣接する排水溝部Hへの充填材3の流入を防止することができる。また、人工芝G上での歩行や競技等により充填材が踏みつけられる等して、充填材3が端辺部に寄せられた場合にも、端辺部の人工芝用パイル1の長さを長く且つ密度を高くなしているため、端辺部の人工芝用ヤーン11が充填材3に絡みつきやすく、加えて排水溝部端部HEから間隔を置いて充填材3が充填されているため、排水溝部Hへの充填材3の流出を防ぐことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、運動場、テニスコートや歩道或いは車道の中央分離帯等に敷設される人工芝に関するものである。
人工芝については種々の発明がなされてきており、人工芝を敷設した運動場等は、通常アスファルトやコンクリート等の基盤層に直接若しくはクッション層を介して人工芝を敷設した後、人工芝に充填材を散布しつつ押圧力を付加させて充填することで形成されている。そして、例えば特許文献1には、砂入り人工芝の端辺部の人工芝には、端辺部より内側の領域の人工芝に充填された粒状物よりも平均径が大きい粒状物を充填することで、端辺部外側の排水溝部に粒状物が流出しないようになされた砂入り人工芝が開示されている。
特開平11―229314号公報
しかしながら、特許文献1に記載の人工芝では、粒径の違う充填材を散布するため、複数の充填材の調達、保管、散布に手間を要してしまうと共に、平均径が大きい粒状物であっても、激しい運動による踏みしめられた時の圧力によって、排水溝部に粒状物が流出してしまうという問題があった。
本発明は上記の如き課題を解決するためになされたものであり、人工芝に散布する充填材を単一種類としても、人工芝敷設区域の外側の排水溝部に充填材が流出し難い人工芝を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
すなわち、本発明に係わる人工芝は、人工芝が敷設された区域において、その端辺部に敷設された人工芝が、当該端辺部より内側の区域に敷設された人工芝より、パイル密度が1.1倍以上となされ、パイル長さが長く、パイルに捲縮加工がなされており、ヤーンの幅が細くなされるとともに、前記人工芝が敷設されている区域の外側に設けられている排水溝部端部から間隔を置いて、人工芝に充填材が充填されていることを特徴とするものである。
本発明に係る人工芝によれば、端辺部に敷設した人工芝のパイルを、密度を高く、捲縮加工が施され、ヤーンの幅を細くなすようにすれば、壁状に強力に端辺部を覆うようになすことができるため、人工芝敷設区域の外側に隣接する排水溝部への人工芝に充填する充填材の流入を防止することができる。また、人工芝上での歩行や競技等により充填材が踏みつけられる等して、充填材が端辺部に寄せられた場合にも、パイル長さを長く且つパイルの密度を高くなしているため、ヤーンが充填材に絡みつきやすく、加えて排水溝部端部から間隔を置いて充填材が充填されているため、排水溝部への充填材の流出を防ぐことができる。
本発明に係わる最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は本発明に係わる人工芝端辺部の敷設状態を示す断面図である。
Gは本発明に係る人工芝であって、端辺部の人工芝G1及び端辺部以外の人工芝G2を備える。1は端辺部の人工芝G1用パイルであって2は端辺部以外の人工芝G2用パイルである。5は人工芝Gを敷設する区域の基層であって、人工芝Gは前記基層5の表面に直接または適宜クッション材等の下地材51を介して敷設されており、人工芝Gは下部に設けられた前記基層5または下地材51上に敷設される基材4と、その基材4に植設された多数の端辺部の人工芝G1用パイル1及び端辺部以外の人工芝G2用パイル2と、各々のパイル間に充填されて形成された充填材3から構成されている。
基層5は、地面そのものであっても良いが、一般には地面上に透水性または否透水性のアスファルトコンクリートを打設して形成されるが、本形態においては透水性を具備させると共に施工の簡易な砕石等を載置して形成され、その上に平坦性を出すと共に透水性を有し且つ人工芝Gを敷設しやすくするための不織布からなる下地材51で覆い、その上に人工芝Gを敷設している。
基材4は、織物、編物、不織布等、前記端辺部の人工芝G1用パイル1及び端辺部以外の人工芝G2用パイル2が植設されるものであれば、特に限定されるものではなく、一例としてポリプロピレン製の平織り織布等があげられる。
端辺部の人工芝G1用パイル1は、端辺部の人工芝G1用ヤーン11が複数本束ねられた状態で前記基材4に植設されたものであって、端辺部以外の人工芝G2用パイル2は、端辺部以外の人工芝G2用ヤーン21が複数本束ねられた状態で前記基材4に植設されたものである。端辺部の人工芝G1用パイル1は、端辺部以外の人工芝G2用パイル2に比べ、基材4に植設する端辺部の人工芝G1用ヤーン11の数を多く、長さを長く、且つ捲縮加工が施されている。更には、端辺部の人工芝G1用ヤーン11の幅が細くなされている。具体的には、端辺部の人工芝G1用ヤーン11は、充填材3の飛散を効果的に抑える0.5〜2mmとなされ、端辺部以外の人工芝G2用ヤーン21は、1〜7mmとなされており、どちらもポリプロピレンやポリエチレン等のオレフィン系合成樹脂やポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル等の合成樹脂材料から適宜形成される。
かように形成された端辺部の人工芝G1用パイル1及び端辺部以外の人工芝G2用パイル2間に充填材3が充填され、この充填された充填材3の表面から各々のパイルの先端が突出するようになされている。
降雨や散水による水を排水する排水溝部Hが人工芝Gを敷設する区域の外側に設けられている場合には、排水溝部Hの端部HEから人工芝Gを敷設している側に間隔をあけて充填材3を設けるようになされている。また、人工芝Gに充填された充填材3の最外縁部を、堰を形成する如く山型に盛り上げて形成してもよい。
尚、充填材3としては、天然または合成ゴムチップ、発泡または無発泡の合成樹脂粒状物、コルクチップ、タイヤの粉砕物、川砂や山砂等の砂、珪砂、炭酸カルシウム、ガラス等の無機粒状物や人工の土砂等、を適宜使用することができる。
本発明に係る人工芝の、実施の一形態を示す断面図である。
符号の説明
G 人工芝
G1 端辺部の人工芝
G2 端辺部以外の人工芝
1 端辺部の人工芝用パイル
11 端辺部の人工芝用ヤーン
2 端辺部以外の人工芝用パイル
21 端辺部以外の人工芝用ヤーン
3 充填材
4 基材
5 基層
51 下地材
H 排水溝部
HE 排水溝部の端部

Claims (1)

  1. 人工芝が敷設された区域において、その端辺部に敷設された人工芝が、当該端辺部より内側の区域に敷設された人工芝より、パイル密度が1.1倍以上となされ、パイル長さが長く、パイルに捲縮加工がなされており、ヤーンの幅が細くなされるとともに、前記人工芝が敷設されている区域の外側に設けられている排水溝部端部から間隔を置いて、人工芝に充填材が充填されていることを特徴とする人工芝。
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