JP2006207245A - シールド掘進機 - Google Patents

シールド掘進機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006207245A
JP2006207245A JP2005020273A JP2005020273A JP2006207245A JP 2006207245 A JP2006207245 A JP 2006207245A JP 2005020273 A JP2005020273 A JP 2005020273A JP 2005020273 A JP2005020273 A JP 2005020273A JP 2006207245 A JP2006207245 A JP 2006207245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
cutter head
shield
shield machine
cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005020273A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4384058B2 (ja
Inventor
Koichi Hamaguchi
幸一 浜口
Toshimitsu Aso
利光 阿曽
Hiroyuki Ito
広幸 伊藤
Katsumi Kadota
克美 門田
Yusuke Sanjo
夕介 三條
Naoki Katsumoto
直樹 勝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
IHI Corp
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
IHI Corp
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, IHI Corp, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP2005020273A priority Critical patent/JP4384058B2/ja
Publication of JP2006207245A publication Critical patent/JP2006207245A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4384058B2 publication Critical patent/JP4384058B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

【課題】 深度の深い立坑を施工することなく、トンネルを構築すること。
【解決手段】 傾動フレーム19は、スライドフレーム13の前後方向の移動によって没入位置と突出位置とに切替可能に構成され、カッタヘッド33は、傾動フレーム19の傾動によって垂直姿勢と傾斜姿勢とに切替可能に構成され、複数のコピーカッタ49は、カッタヘッド33の揺動に連動してカッタヘッド33の外周部から径方向へ往復動するようにそれぞれ構成され、フードフレーム55は、スライドフレーム13が突出位置のときに、自己の前方向の移動によって傾斜姿勢のカッタヘッド33とシールドフレーム33との間の開放領域を覆うようにように構成されたこと。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トンネルを構築するために用いられるシールド掘進機に関する。
シールド掘進機については、特許文献1、特許文献2、特許文献3等に示すように種々なものがあり、一般的なシールド掘進機の構成について簡単に説明すると、次のようになる。
即ち、前記シールド掘進機は、筒状のシールドフレームを掘進機本体として具備しており、このシールドフレームの内側には、掘削した壁面にセグメントをリング状に組み付けるエレクタ装置が設けられている。また、前記シールドフレームの内側には、既設の前記セグメントからの反力によって前記シールドフレーム(換言すれば、前記シールド掘進機全体)を前進させる複数のシールドジャッキが配設されている。更に、前記シールドフレーム内における前記シールドジャッキの前方には、切羽との間にカッタチャンバーを区画する隔壁が設けられており、この隔壁には、地山を掘削するカッタヘッドが回転可能に設けられてあって、このカッタヘッドは、前記シールドフレームから前方向へ突出してある。
そして、土圧によって切羽の安定を図る形式の前記シールド掘進機にあっては、前記シールドフレーム内に、前記カッタチャンバーから掘削土砂を後方向へ搬送するスクリューコンベアが設けられている。また、泥水圧によって切羽の安定を図る形式の前記シールド掘進機にあっては、前記カッタチャンバーへ泥水を送る送泥管と、前記カッタチャンバーから掘削土砂を含む泥水を排出する排泥管とを具備している。
次に、前記シールド掘進機を用いて、トンネルの構築する作業について説明する。
即ち、まず、地山に前記トンネルの深度に応じた立坑を施工する。次に、前記シールド掘進機を前記立坑の底部まで搬送して、前記シールド掘進機による掘削の準備を行う。そして、前記カッタヘッドを回転させた状態の下で、前記カッタチャンバー内の掘削土砂等の圧力と切羽の土圧をバランスさせつつ、複数の前記シールドジャッキの作動により既設のセグメントからの反力によって前記シールド掘進機全体を前進させることにより、切羽の安定を図りつつ、前記カッタヘッドにより地山を掘削する。また、地山の掘削と並行して、前記エレクタ装置によって掘削した壁面に前記セグメントをリング状に組み付ける。更に、前述のような地山の掘削と前記セグメントの組付を連続して行うことにより、前記トンネルを構築することができる。
特開2003−35088号公報 特開平4−2880号公報 特開2003−239674号公報
ところで、前記トンネルを構築するには、前述のように、前記トンネルの深度に応じた前記立坑を施工する必要があって、特に大深度の場合は、前記立坑の施工が大掛かりなものになる。そのため、前記立坑の施工期間を含めた前記トンネルの工期が長くなると共に、前記立坑の施工費を含めた前記トンネルの工費が高くなるという問題がある。
本発明の特徴は、トンネルを構築するために用いられるシールド掘進機において、
筒状のシールドフレームと;
前記シールドフレームの内側に前後方向へ移動可能に設けられ、前側に球面状又は曲面状の支持プレートを有したスライドフレームと;
前記スライドフレームに傾動可能に設けられ、後側に前記支持プレートに摺接可能な球面状又は曲面状の摺接プレートを有し、前側に切羽との間にカッタチャンバーを区画する隔壁を有してあって、前記スライドフレームの前後方向の移動によって前記シールドフレームに没入する没入位置と、前記シールドフレームから前方向へ突出する突出位置とに切替可能に構成された傾動フレームと;
前記傾動フレームに回転可能及び/又は揺動可能に設けられ、前記傾動フレームの傾動によって前記スライドフレームの軸心に対して略垂直な垂直姿勢と、該垂直姿勢から傾斜する傾斜姿勢とに切替可能に構成され、地山を掘削するカッタヘッドと;
を具備したことである。
ここで、「回転可能及び/又は揺動可能」とは、(i)回転可能及び揺動可能、(ii)回転可能、(iii)揺動可能のいずれも含む意である。また、「揺動可能」とは、所定の範囲内で正逆方向へ回転可能であることをいう。
本発明の特徴によると、前記シールド掘進機によって深度の浅い地山を掘削する場合には、次のように行う。
即ち、前記スライドフレームを前方向へ移動させて、前記傾動フレームを前記没入位置から前記突出位置に切替える。また、前記傾動フレームを中心として一方向へ傾動させて、前記カッタヘッドを前記垂直姿勢から前記傾斜姿勢に切替える。そして、前記傾斜姿勢の前記カッタヘッドを回転又は揺動させた状態の下で、前記シールド掘進機全体を前進させる。これによって、切羽の安定を図りつつ、前記傾斜姿勢の前記カッタヘッドにより深度の浅い地山を掘削することができる。
一方、前記シールド掘進機によって深度の深い地山を掘削する場合には、次のように行う。
即ち、前記スライドフレームを後方向へ移動させて、前記傾動フレームを前記突出位置から前記没入位置に切替える。また、前記傾動フレームを他方向へ傾動させて、前記カッタヘッドを前記傾斜姿勢から前記垂直姿勢に切替える。そして、前記垂直姿勢の前記カッタヘッドを回転させた状態の下で、前記カッタチャンバー内の掘削土砂等の圧力と切羽の土圧をバランスさせつつ、前記シールド掘進機全体を前進させる。これによって、切羽の安定を図りつつ、前記垂直姿勢の前記カッタヘッドにより深度の深い地山を掘削することができる。
要するに、前記傾動フレームは、前記スライドフレームの前後方向の移動によって前記没入位置と前記突出位置とに切替可能に構成され、前記カッタヘッドは、前記傾動フレームの傾動によって前記垂直姿勢と前記傾斜姿勢とに切替可能に構成されているため、前記シールド掘進機によって深度の浅い地山から大深度の地山にかけて連続して掘削することができる。
以上の如き、本発明によれば、前記シールド掘進機によって深度の浅い地山から大深度の地山にかけて連続して掘削することができるため、深度の深い立坑を施工することなく、前記トンネルを構築することができる。そのため、前記トンネルの工期を短縮することができると共に、前記トンネルの工費を低減することができる。
発明の実施形態
本発明の実施形態について図1から図4を参照して説明する。
ここで、図1は、深度の浅い地山を掘削する際におけるシールド掘進機の断面図であって、図2は、深度の浅い地山を掘削する際におけるカッタヘッド及びコピーカッタを示す図であって、図3は、深度の深い地山を掘削する際におけるシールド掘進機の断面図であって、図4は、深度の深い地山を掘削する際におけるカッタヘッドを示す図である。なお、図面中、「FF」は、前方向を指してあって、「FR」は、後方向を指している。
図1及び図3に示すように、本発明の実施形態に係わるシールド掘進機1は、大深度・円形断面のトンネルを構築するために用いられるものであって、筒状のシールドフレーム3を掘進機本体として具備している。なお、シールドフレーム3は、筒状の前胴と筒状の後胴が屈曲可能に連結してなる中折れ式であっても差し支えない。
シールドフレーム3の内側には、掘削した壁面にセグメント5をリング状に組み付けるエレクタ装置7が設けられている。また、シールドフレーム3の内側には、既設のセグメント5からの反力によってシールドフレーム3(換言すれば、シールド掘進機1全体)を前進させる複数のシールドジャッキ9が周方向に等間隔に配設されている。
シールドフレーム3の内側には、環状のガイドフレーム11が一体的に設けられており、このガイドフレーム11には、スライドフレーム13が前後方向へ移動可能に設けられている。また、スライドフレーム13は、前側に、球面状又は曲面状の支持プレート15を有してあって、ガイドフレーム11に対して回転不能になっている。そして、シールドフレーム3の取付部3aとスライドフレーム13の取付部13aとの間には、スライドフレーム13を前後方向へ移動させるスライドジャッキ17が設けられている。
スライドフレーム13には、傾動フレーム19が水平な傾動軸心Cを中心として傾動可能に設けられており、この傾動フレーム19は、後側に、支持プレート15に摺接可能な球面状の摺接プレート21を有してあって、前側に、切羽Fとの間にカッタチャンバー23を区画する隔壁25を有している。ここで、傾動フレーム19は、スライドフレーム13の前後方向の移動によってシールドフレーム3に没入する没入位置(図3に示すような傾動フレーム19の位置)と、シールドフレーム3から前方向へ突出する突出位置(図1に示すような傾動フレーム19の位置)とに切替可能に構成されると共に、水平な傾動軸心Cが自己の前方側(傾動フレーム19の前方側)に位置するように構成されている。そして、傾動フレーム19の取付部19aとスライドフレーム13の取付部13bとの間には、傾動フレーム19を水平な傾動軸心Cを中心として傾動させる傾動ジャッキ27が設けられている。
傾動フレーム19には、リング状のカッタ軸29がベアリング31を介して回転可能及び揺動可能(所定の範囲内で正逆方向へ回転可能)に設けられており、カッタ軸29には、地山Gを掘削する円盤状のカッタヘッド33が複数の支持部材35を介して一体的に設けられている。換言すれば、傾動フレーム19には、円盤状のカッタヘッド33が複数の支持部材35、カッタ軸29、及びベアリング31を介して回転可能及び揺動可能に設けられている。
また、図1から図3に示すように、カッタヘッド33は、放射状に延びた複数の長スポーク37と、放射状に延びかつ長スポーク37よりも短い複数の短スポーク39と、複数の長スポーク37及び複数の短スポーク39に設けられた多数のカッタビッド41とを備えている。ここで、カッタヘッド33は、傾動フレーム19の傾動によってスライドフレーム13の軸心に対して略垂直な垂直姿勢(図3に示すようなカッタヘッド33の姿勢)と、該垂直姿勢から前方向へ傾斜する傾斜姿勢(図1に示すようなカッタヘッド33の姿勢)とに切替可能に構成されている。そして、傾動フレーム19の複数の取付部19bには、カッタヘッド33を回転及び揺動させるカッタモータ43がそれぞれ設けられており、複数のカッタモータ43の出力軸には、主動ピニオン45がそれぞれ一体的に設けられてあって、カッタ軸29には、複数の主動ピニオン45に噛合したリング状の従動ギア47が一体的に設けられている。
カッタヘッド33には、前記傾斜姿勢のカッタヘッド33と協働して地山Gを掘削する複数のコピーカッタ49がそれぞれ設けられており、複数のコピーカッタ49は、複数のカッタビッド51をそれぞれ備えている。ここで、複数のコピーカッタ49は、カッタヘッド33の揺動に連動して長スポーク37の先端部(換言すれば、カッタヘッド33の外周部)からカッタヘッド33の径方向へ往復動するようにそれぞれ構成されている。そして、カッタヘッド33には、対応するコピーカッタ49を前記径方向へ往復動させるコピージャッキ53がそれぞれ設けられている。
図1及び図3に示すように、シールドフレーム3の外側には、環状のフードフレーム55が前後方向へ移動可能に設けられており、このフードフレーム55は、シールドフレーム3に対して回転不能になっている。ここで、フードフレーム55は、スライドフレーム13が前記突出位置のときに、自己の前方向の移動(フードフレーム55の前方向の移動)によって前記傾斜姿勢のカッタヘッド33とシールドフレーム3との間の開放領域を覆うように構成されている。そして、シールドフレーム3の内側には、フードフレーム55を前後方向へ移動させるフードジャッキ57が設けられており、フードジャッキ57における可動ロッド57rの先端部がフードフレーム55の取付部55aに連結されている。なお、フードフレーム55の取付部55aは、シールドフレーム3に形成した切欠き等によって前後方向に案内されるようになっている。
シールドフレーム3内には、カッタチャンバー23から掘削土砂を後方向へ搬送するスクリューコンベア59が設けられている。なお、スクリューコンベア59によって搬送された掘削土砂は、ベルトコンベア(図示省略)等によって地上に搬送されるものである。
ガイドフレーム11の前側上部には、カッタチャンバー23へ泥水を送る送泥管61(一部のみ図示)の一端部が接続されており、ガイドフレーム11の前側下部には、カッタチャンバー23から掘削土砂を含む泥水を排出する排泥管63(一部のみ図示)の一端部が接続されている。なお、泥水は、送泥管61とカッタチャンバー23と排泥管63との間で循環使用されるものである。
シールドフレーム3の後端部には、既設のセグメント5の外周面からシールドフレーム3内に地下水、土砂等の侵入を防ぐテールシール部材65が設けられている。なお、詳細は省略するが、ガイドフレーム11、スライドフレーム13、傾動フレーム19等からシールドフレーム3内に地下水、土砂等が侵入しないようになっている。
次に、本発明の実施形態の作用について説明する。
シールド掘進機1によって深度の浅い地山Gを掘削する場合には、次のように行う。
即ち、スライドジャッキ17の作動によりスライドフレーム13を前方向へ移動させて、傾動フレーム19を前記没入位置から前記突出位置に切替える。また、傾動ジャッキ27の作動により傾動フレーム19を水平な傾動軸心Cを中心として一方向(図1及び図3において反時計回り方向)へ傾動させて、カッタヘッド33を前記垂直姿勢から前記傾斜姿勢に切替える。更に、フードジャッキ57の作動によりフードフレーム55を前方向へ移動させて、フードフレーム55によって前記開放領域を覆う。そして、複数のカッタモータ43の駆動により前記傾斜姿勢のカッタヘッド33を揺動させ、かつ複数のコピージャッキ53の作動により複数のコピーカッタ49を連動して前記径方向へ往復動させた状態の下で、複数のシールドジャッキ9の作動により既設のセグメント5からの反力によってシールド掘進機1全体を前進させる。これによって、図1に示すように、切羽Fの安定及び地盤沈下の抑止を図りつつ、前記傾斜姿勢のカッタヘッド33と複数のコピーカッタ49の協働により深度の浅い地山Gを掘削することができる。
一方、シールド掘進機1によって深度の深い地山G(大深度の地山G)を掘削する場合には、次のように行う。
即ち、スライドジャッキ9の作動によりスライドフレーム13を後方向へ移動させて、傾動フレーム19を前記突出位置から前記没入位置に切替える。また、傾動ジャッキ27の作動により傾動フレーム19を水平な傾動軸心Cを中心として他方向へ傾動させて、カッタヘッド33を前記傾斜姿勢から前記垂直姿勢に切替える。更に、フードジャッキ57の作動によりフードフレーム55を後方向へ移動させて、元の状態に復帰させる。そして、複数のカッタモータ43の駆動により前記垂直姿勢のカッタヘッド33を回転させた状態の下で、カッタチャンバー23内の掘削土砂等の圧力と切羽Fの土圧をバランスさせつつ、複数のシールドジャッキ9の作動によりシールド掘進機1全体を前進させる。これによって、図3に示すように、切羽Fの安定を図りつつ、前記垂直姿勢のカッタヘッド33により深度の深い地山Gを掘削することができる。なお、カッタチャンバー23内の掘削土砂等の圧力と切羽Fの土圧をバランスさせるために、複数のシールドジャッキ9による推進力を調節する他に、スクリューコンベア59によって搬送される掘削土砂の搬送量、或いは、送泥管61によって送られる泥水の流量及び排泥管63によって排出される泥水の流量を調節してもよい。
要するに、傾動フレーム19は、スライドフレーム13の前後方向の移動によって前記没入位置と前記突出位置とに切替可能に構成され、カッタヘッド33は、傾動フレーム19の傾動によって前記垂直姿勢と前記傾斜姿勢とに切替可能に構成され、複数のコピーカッタ49は、カッタヘッド33の揺動に連動して長スポーク37の先端部から前記径方向へ往復動するようにそれぞれ構成され、フードフレーム55は、スライドフレーム13が前記突出位置のときに、自己の前方向の移動によって前記開放領域を覆うように構成されているため、シールド掘進機1によって深度の浅い地山Gから大深度の地山Gにかけて連続して掘削することができる。
以上の如き、本発明の実施形態によれば、シールド掘進機1によって深度の浅い地山Gから大深度の地山Gにかけて連続して掘削することができるため、深度の深い立坑を施工することなく、大深度・円形断面の前記トンネルを構築することができる。そのため、前記トンネルの工期を短縮することができると共に、前記トンネルの工費を低減することができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限るものではなく、例えば、次のように適宜の変更を行うことにより、その他種々の態様で実施可能である。即ち、カッタヘッド33が傾動フレーム19に回転可能及び揺動可能に設けられる代わりに、傾動フレーム19に回転可能又は揺動可能に設けられてもよい。また、複数のコピーカッタ49は、カッタヘッド33の揺動に連動してカッタヘッド33の径方向へ往復動するようにそれぞれ構成される代わりに、カッタヘッド33の回転に連動してカッタヘッド33の径方向へ往復動するようにそれぞれ構成されてもよい。
深度の浅い地山を掘削する際におけるシールド掘進機の断面図である。 深度の浅い地山を掘削する際におけるカッタヘッド及びコピーカッタを示す図である。 深度の深い地山を掘削する際におけるシールド掘進機の断面図である。 深度の深い地山を掘削する際におけるカッタヘッドを示す図である。
符号の説明
1 シールド掘進機
3 シールドフレーム
9 シールドジャッキ
13 スライドフレーム
15 支持プレート
17 スライドジャッキ
19 傾動フレーム
21 摺接プレート
23 カッタチャンバー
25 隔壁
27 傾動ジャッキ
33 カッタヘッド
43 カッタモータ
49 コピーカッタ
53 コピージャッキ
59 スクリューコンベア
61 送泥管
63 排泥管
G 地山
F 切羽
C 傾動中心

Claims (5)

  1. トンネルを構築するために用いられるシールド掘進機において、
    筒状のシールドフレームと;
    前記シールドフレームの内側に前後方向へ移動可能に設けられ、前側に球面状又は曲面状の支持プレートを有したスライドフレームと;
    前記スライドフレームに傾動可能に設けられ、後側に前記支持プレートに摺接可能な球面状又は曲面状の摺接プレートを有し、前側に切羽との間にカッタチャンバーを区画する隔壁を有してあって、前記スライドフレームの前後方向の移動によって前記シールドフレームに没入する没入位置と、前記シールドフレームから前方向へ突出する突出位置とに切替可能に構成された傾動フレームと;
    前記傾動フレームに回転可能及び/又は揺動可能に設けられ、前記傾動フレームの傾動によって前記スライドフレームの軸心に対して略垂直な垂直姿勢と、該垂直姿勢から傾斜する傾斜姿勢とに切替可能に構成され、地山を掘削するカッタヘッドと;
    を具備したことを特徴とするシールド掘進機。
  2. 前記シールドフレームに前後方向へ移動可能に設けられ、前記スライドフレームが前記突出位置のときに、自己の前方向の移動によって前記傾斜姿勢の前記カッタヘッドと前記シールドフレームとの間の開放領域を覆うように構成されたフードフレームと;
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載のシールド掘進機。
  3. 前記カッタヘッドに設けられ、前記カッタヘッドの回転又は揺動に連動して前記カッタヘッドの外周部から前記カッタヘッドの径方向へ往復動するようにそれぞれ構成され、前記傾斜姿勢の前記カッタヘッドと協働して地山を掘削するコピーカッタと;
    を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシールド掘進機。
  4. 前記傾動フレームは、傾動軸心が自己の前方側に位置するように構成されたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項に記載のシールド掘進機。
  5. 前記カッタチャンバーから掘削土砂を後方向へ搬送するスクリューコンベアと;
    前記カッタチャンバーへ泥水を送る送泥管と;
    前記カッタチャンバーから掘削土砂を含む泥水を排出する排泥管と;
    を具備したことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれかの請求項に記載のシールド掘進機。
JP2005020273A 2005-01-27 2005-01-27 シールド掘進機 Expired - Fee Related JP4384058B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005020273A JP4384058B2 (ja) 2005-01-27 2005-01-27 シールド掘進機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005020273A JP4384058B2 (ja) 2005-01-27 2005-01-27 シールド掘進機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006207245A true JP2006207245A (ja) 2006-08-10
JP4384058B2 JP4384058B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=36964398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005020273A Expired - Fee Related JP4384058B2 (ja) 2005-01-27 2005-01-27 シールド掘進機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4384058B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008240460A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Ihi Corp シールド掘進機
KR100900995B1 (ko) 2007-06-13 2009-06-04 주식회사 한국터널링 곡선부 굴착시공을 위한 메서실드 굴착장치 및 이를이용한 지중터널굴착공법
KR20160089963A (ko) * 2015-01-21 2016-07-29 주식회사 승지토건 지중 추진관용 조향식 굴착장치
CN108468547A (zh) * 2018-05-16 2018-08-31 华东交通大学 具有楔形开挖面的盾构机土体切削装置及其姿态控制方法
CN112253153A (zh) * 2020-11-19 2021-01-22 中铁工程装备集团有限公司 一种超大断面隧道掘进主机及盾构机
CN114233310A (zh) * 2021-12-24 2022-03-25 济南市市政工程设计研究院(集团)有限责任公司 一种方涵顶进施工装置、系统及方法
CN114278326A (zh) * 2021-12-27 2022-04-05 上海市机械施工集团有限公司 一种桁架式垂直盾构机及竖井施工方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008240460A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Ihi Corp シールド掘進機
KR100900995B1 (ko) 2007-06-13 2009-06-04 주식회사 한국터널링 곡선부 굴착시공을 위한 메서실드 굴착장치 및 이를이용한 지중터널굴착공법
KR20160089963A (ko) * 2015-01-21 2016-07-29 주식회사 승지토건 지중 추진관용 조향식 굴착장치
KR101650913B1 (ko) * 2015-01-21 2016-08-24 주식회사 승지토건 지중 추진관용 조향식 굴착장치
CN108468547A (zh) * 2018-05-16 2018-08-31 华东交通大学 具有楔形开挖面的盾构机土体切削装置及其姿态控制方法
CN112253153A (zh) * 2020-11-19 2021-01-22 中铁工程装备集团有限公司 一种超大断面隧道掘进主机及盾构机
CN114233310A (zh) * 2021-12-24 2022-03-25 济南市市政工程设计研究院(集团)有限责任公司 一种方涵顶进施工装置、系统及方法
CN114278326A (zh) * 2021-12-27 2022-04-05 上海市机械施工集团有限公司 一种桁架式垂直盾构机及竖井施工方法
CN114278326B (zh) * 2021-12-27 2024-02-20 上海市机械施工集团有限公司 一种桁架式垂直盾构机及竖井施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4384058B2 (ja) 2009-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4384058B2 (ja) シールド掘進機
JP2005030102A (ja) シールド掘進機
JP4423228B2 (ja) シールド掘進機
JP4423229B2 (ja) シールド掘進機
JP5458386B2 (ja) トンネル掘削機およびトンネル掘削方法
JP3400652B2 (ja) シールド掘進機
JP4163583B2 (ja) シールド掘進機及びトンネル構築方法
JP4375675B2 (ja) シールド掘進機
JP5420787B1 (ja) シールド掘進機、及びシールド工法
JP4079818B2 (ja) シールド掘進機
JP3993615B2 (ja) 掘進機
JP2860047B2 (ja) 矩形シールド掘削機のカッタ首振り装置
JP6894791B2 (ja) 掘削機
JP2021193242A (ja) トンネル掘削機
JP4166892B2 (ja) トンネル掘削方法
JP2010189988A (ja) シールド機および矩形断面トンネルの構築方法
JPH07252992A (ja) シールド掘進機
JP4848565B2 (ja) トンネル掘進機
JP6963436B2 (ja) 掘削機
JP2003166394A (ja) シールド掘進機
JP2015200088A (ja) シールド掘進機
JPS62133295A (ja) シ−ルド掘進機
JPH10317885A (ja) シールド掘進機
JP4762452B2 (ja) トンネル掘削工法
JPH09119290A (ja) トンネル掘削機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070731

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20090924

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees