JP2015200088A - シールド掘進機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 比較的大きな径の玉石、巨礫でも閉塞することなく排出可能とする。
【解決手段】 シールド掘進機は、円筒状の本体1と、本体1の前端部に配置されるカッタヘッド2と、カッタヘッド2の後方に配置されてカッタヘッド2との間にチャンバ3を形成する隔壁4と、チャンバ3内の掘削土砂を隔壁4の後方へ排出する排土機構5と、を含んで構成される。前記排土機構5は、隔壁4を貫通して、チャンバ3内から隔壁4の後方へ延びる円筒状のケーシングパイプ20と、ケーシングパイプ20の内周面に突設されて周方向に円弧状に延在し、ケーシングパイプ20の軸方向に複数配置される羽根21と、ケーシングパイプ20をその軸線周りに回転駆動する回転駆動機構25と、を含んで構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】 シールド掘進機は、円筒状の本体1と、本体1の前端部に配置されるカッタヘッド2と、カッタヘッド2の後方に配置されてカッタヘッド2との間にチャンバ3を形成する隔壁4と、チャンバ3内の掘削土砂を隔壁4の後方へ排出する排土機構5と、を含んで構成される。前記排土機構5は、隔壁4を貫通して、チャンバ3内から隔壁4の後方へ延びる円筒状のケーシングパイプ20と、ケーシングパイプ20の内周面に突設されて周方向に円弧状に延在し、ケーシングパイプ20の軸方向に複数配置される羽根21と、ケーシングパイプ20をその軸線周りに回転駆動する回転駆動機構25と、を含んで構成される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シールドトンネルの構築に用いられるシールド掘進機に関し、特にその排土機構に関する。
シールド掘進機は、円筒状の本体と、本体の前端部に配置されるカッタヘッドと、カッタヘッドの後方に配置されてカッタヘッドとの間にチャンバを形成する隔壁と、チャンバ内の掘削土砂を隔壁の後方へ排出する排土機構と、を含んで構成される。
前記排土機構としては、一般に、特許文献1に示されているような、スクリューコンベアが使用されている。スクリューコンベアは、前記チャンバの底部から前記隔壁を貫通して斜め上方へ延在している。
特許文献1にはまた、チャンバ内に取込まれた礫や岩盤塊などの硬質塊状物を所定粒径に破砕する破砕装置を設けることが開示されている。
特許文献1にはまた、チャンバ内に取込まれた礫や岩盤塊などの硬質塊状物を所定粒径に破砕する破砕装置を設けることが開示されている。
しかしながら、排土機構として用いられるスクリューコンベアは、ケーシングの中心にスクリューオーガの回転軸があるので、比較的大きな径の玉石、巨礫により閉塞することがあった。
その一方、引用文献1のように、スクリューコンベアの前段に破砕装置を設けると、排土機構が複雑かつ高コストになってしまう。
その一方、引用文献1のように、スクリューコンベアの前段に破砕装置を設けると、排土機構が複雑かつ高コストになってしまう。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、比較的大きな径の玉石、巨礫でも閉塞することなく排出できる排土機構を備えるシールド掘進機を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るシールド掘進機の排土機構は、隔壁を貫通してチャンバ内から隔壁の後方へ延びる円筒状のケーシングパイプと、ケーシングパイプの内周面に突設されて周方向に円弧状に延在し、ケーシングパイプの軸方向に複数配置される羽根と、ケーシングパイプをその軸線回りに回転駆動する回転駆動機構と、を含んで構成される。
本発明によれば、ケーシングパイプの回転に伴って回転するケーシングパイプ内周面の羽根により、土砂を好適に排出することができる。
また、ケーシングパイプの中心には軸等がなく、また、ケーシングパイプ内周面の羽根も円弧状に設けられていて、らせん状につながっていないので、ケーシングパイプ内で土砂の通過を邪魔する部材が少なくなる。よって、比較的大きな径の玉石、巨礫をも排出でき、排土効率、ひいては掘進効率の向上を図ることができる。
また、ケーシングパイプの中心には軸等がなく、また、ケーシングパイプ内周面の羽根も円弧状に設けられていて、らせん状につながっていないので、ケーシングパイプ内で土砂の通過を邪魔する部材が少なくなる。よって、比較的大きな径の玉石、巨礫をも排出でき、排土効率、ひいては掘進効率の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態を示すシールド掘進機の断面図である。
シールド掘進機は、円筒状の本体(シールドシェル)1と、本体1の前端部に配置されるカッタヘッド2と、カッタヘッド2の後方に配置され、カッタヘッド2との間にチャンバ3を形成する隔壁(バルクヘッド)4と、チャンバ3内の土砂を隔壁4の後方へ排出する排土機構5と、を含んで構成される。
図1は本発明の一実施形態を示すシールド掘進機の断面図である。
シールド掘進機は、円筒状の本体(シールドシェル)1と、本体1の前端部に配置されるカッタヘッド2と、カッタヘッド2の後方に配置され、カッタヘッド2との間にチャンバ3を形成する隔壁(バルクヘッド)4と、チャンバ3内の土砂を隔壁4の後方へ排出する排土機構5と、を含んで構成される。
カッタヘッド2は、円盤状で、前面に多数のカッタビット2aを有している。カッタヘッド2は、支持アーム6を介して旋回環7に連結されている。旋回環7は、隔壁4の環状開口部を貫通した状態で、隔壁4に旋回可能に支持されている。そして、隔壁4の後方にて、旋回環7に一体的に取付けられたリングギア8に、円周方向に複数配置されるモータ9の出力軸に取付けられたピニオンギア10を噛み合わせてある。従って、カッタヘッド2は、前記モータ9を駆動源として、旋回し、地山を掘削する。
また、カッタヘッド2側の機器と隔壁4後方の機器とを油圧や電線で連係させるためにロータリージョイント11が設けられ、ロータリージョイント11は、隔壁4中央の開口部を貫通している。尚、旋回環7及びロータリージョイント11の貫通部には止水機構が設けられるが、図示は省略した。
カッタヘッド2による地山の掘削により、カッタヘッド2と隔壁4との間のチャンバ3には、掘削土砂が滞留し、土圧を生じる。
排土機構5は、チャンバ3内の掘削土砂を排出するもので、同時にチャンバ3内の土圧を制御して、切羽の崩落を防止する。排土機構5については後に詳述する。
排土機構5は、チャンバ3内の掘削土砂を排出するもので、同時にチャンバ3内の土圧を制御して、切羽の崩落を防止する。排土機構5については後に詳述する。
シールド掘進機は、更に、カッタヘッド2により掘削されたトンネルの壁面に、隔壁4の後方にて、セグメントSGを組付けるセグメント組付機構(エレクタ12)と、本体1を掘削と共に前進させる推進機構(シールドジャッキ13)とを含んで構成される。
セグメント組付機構は、トンネル径方向及び前後方向に移動しながら、セグメントSGを把持してトンネル壁面に組付けるエレクタ12を主体として構成される。
推進機構は、本体1の内面に沿ってほぼ等間隔で配置される複数のシールドジャッキ13を主体として構成され、構築済みのセグメントSGの端面を押すことで推力を発生させる。
セグメント組付機構は、トンネル径方向及び前後方向に移動しながら、セグメントSGを把持してトンネル壁面に組付けるエレクタ12を主体として構成される。
推進機構は、本体1の内面に沿ってほぼ等間隔で配置される複数のシールドジャッキ13を主体として構成され、構築済みのセグメントSGの端面を押すことで推力を発生させる。
次に本実施形態での排土機構5について説明する。
排土機構5は、回転駆動されるケーシングパイプ20を含んで構成される。
ケーシングパイプ20は、隔壁4下部の開口部を貫通して、チャンバ3内から隔壁4の後方へ、斜め上向きに配設されている。
すなわち、ケーシングパイプ20の軸線は、前方から後方へ向かって、斜め上向きに延び、ケーシングパイプ20の一端部がチャンバ3の底部に開口し、他端部は本体1後方の上部に位置している。
排土機構5は、回転駆動されるケーシングパイプ20を含んで構成される。
ケーシングパイプ20は、隔壁4下部の開口部を貫通して、チャンバ3内から隔壁4の後方へ、斜め上向きに配設されている。
すなわち、ケーシングパイプ20の軸線は、前方から後方へ向かって、斜め上向きに延び、ケーシングパイプ20の一端部がチャンバ3の底部に開口し、他端部は本体1後方の上部に位置している。
ケーシングパイプ20の内周面には複数の羽根21が備えられる。これについては後述する。
ケーシングパイプ20はまた、本体1に支持して固定配置したラジアル軸受23、24により支持されている。これにより、ケーシングパイプ20はその軸線回りに回転可能に設けられる。
排土機構5は、また、ケーシングパイプ20の回転駆動機構25を含んで構成される。
回転駆動機構25としては、モータ26と、モータ26により減速機27を介して駆動されるピニオンギア28と、ケーシングパイプ20外周に取付けられてピニオンギア28と噛み合うリングギア29とが設けられる。ギアの代わりにスプロケットを用いてチェーン駆動方式としてもよい。
回転駆動機構25としては、モータ26と、モータ26により減速機27を介して駆動されるピニオンギア28と、ケーシングパイプ20外周に取付けられてピニオンギア28と噛み合うリングギア29とが設けられる。ギアの代わりにスプロケットを用いてチェーン駆動方式としてもよい。
排土機構5は、更に、隔壁4とこれを貫通するケーシングパイプ20との間に設けられる止水機構30を含んで構成される。止水機構30が土砂シールを兼ねることは言うまでもない。
止水機構30としては、ケーシングパイプ20の一端部(入口側端部)の外周面を囲むように隔壁4に一体的に取付けられる円筒状のガイドパイプ31と、ガイドパイプ31の内周面に取付けられてケーシングパイプ20の外周面と接触する環状のシール部材32、33とが設けられる。
止水機構30としては、ケーシングパイプ20の一端部(入口側端部)の外周面を囲むように隔壁4に一体的に取付けられる円筒状のガイドパイプ31と、ガイドパイプ31の内周面に取付けられてケーシングパイプ20の外周面と接触する環状のシール部材32、33とが設けられる。
シール部材32、33は、1次側シール部材32と2次側シール部材33との、2段に設けられる。1次側シール部材32としては、金属製のシールブラシが好ましく用いられる。2次側シール部材33としては、ゴム製のリップシール(特に前後一対のリップシール間にグリスを注入して使用するもの)が好ましく用いられる。
ケーシングパイプ20の他端部(出口側端部)は、スラスト軸受34と、固定の曲がり管35とを介して、2次排出管36に接続されている。2次排出管36については、単純なパイプとする他、スクリューコンベアなどでもよく、或いは、ベルトコンベアなどを使用してもよい。
次にケーシングパイプ20内に設けられる羽根21について図2及び図3を参照しつつ説明する。
図2及び図3は羽根21のレイアウト例を示すケーシングパイプ20の正面図及び平面図である。尚、図2及び図3では複数の羽根21のうち上側に配置されるものの符号を21A、下側に配置されるものの符号を21Bとしてある。
図2及び図3は羽根21のレイアウト例を示すケーシングパイプ20の正面図及び平面図である。尚、図2及び図3では複数の羽根21のうち上側に配置されるものの符号を21A、下側に配置されるものの符号を21Bとしてある。
羽根21(21A、21B)は、ケーシングパイプ20の軸方向に複数配置され、それぞれは、ケーシングパイプ20の内周面に突設されて周方向に円弧状に延在する。
本実施形態において、複数の羽根21は、それぞれ、周方向に180°以下の長さで延在し、ケーシングパイプ20の軸方向に隣合う前後の羽根21は、互いに周方向にずらして配置される。言い換えれば、軸方向に見たときに、隣合う前後の羽根21が重ならないようにする。図2及び図3では、ケーシングパイプ20の軸方向に隣合う前側の羽根21Aと後側の羽根21Bとが、前側の羽根21Aが上側、後側の羽根16Bが下側となるように、周方向に180°ずらして配置されている。
尚、羽根21の周方向の長さは、90°〜180°の範囲がよく、120°程度が好ましい。羽根21の高さはケーシングパイプ20の半径の20%程度とするのがよい。
本実施形態において、複数の羽根21は、それぞれ、周方向に180°以下の長さで延在し、ケーシングパイプ20の軸方向に隣合う前後の羽根21は、互いに周方向にずらして配置される。言い換えれば、軸方向に見たときに、隣合う前後の羽根21が重ならないようにする。図2及び図3では、ケーシングパイプ20の軸方向に隣合う前側の羽根21Aと後側の羽根21Bとが、前側の羽根21Aが上側、後側の羽根16Bが下側となるように、周方向に180°ずらして配置されている。
尚、羽根21の周方向の長さは、90°〜180°の範囲がよく、120°程度が好ましい。羽根21の高さはケーシングパイプ20の半径の20%程度とするのがよい。
また、羽根21は、ケーシングパイプ20の軸線に対し傾斜して取付けられる。傾斜角度は、軸線と直交する位置での傾斜角度を0°とすると、15〜45°程度とする。また、個々の羽根21が傾斜を持つことで、ケーシングパイプ20の軸線方向に並ぶ複数の羽根21は、分断されているものの、全体としては、らせん状をなす。
また、羽根21は、ケーシングパイプ20の軸線に対する傾斜角度を変更可能とする傾斜角度調整機構22を備える。
傾斜角度調整機構22は、例えば図4に示されるように、羽根21の2つの取付部22a、22bのうち、一方の取付部22aを中心として、羽根21を回動可能とし、他方の取付部22bを長孔構成とすることで実現できる。羽根21が取付けられる部位は円筒面であるが、当該円筒面と羽根21との間にある程度の空隙ができるのを許容すれば、特に問題はない。
この場合、取付用のボルトはケーシングパイプ20の外側から操作可能とすることで、ケーシングパイプ20の実装後においても、傾斜角度の調整が可能となる。
傾斜角度調整機構22は、例えば図4に示されるように、羽根21の2つの取付部22a、22bのうち、一方の取付部22aを中心として、羽根21を回動可能とし、他方の取付部22bを長孔構成とすることで実現できる。羽根21が取付けられる部位は円筒面であるが、当該円筒面と羽根21との間にある程度の空隙ができるのを許容すれば、特に問題はない。
この場合、取付用のボルトはケーシングパイプ20の外側から操作可能とすることで、ケーシングパイプ20の実装後においても、傾斜角度の調整が可能となる。
本実施形態においては、カッタヘッド2と隔壁4との間のチャンバ3内の土圧により、チャンバ3内の土砂が排土機構5のケーシングパイプ20内に送り込まれる。
ケーシングパイプ20内に送り込まれた土砂は、前記土圧により、そのままケーシングパイプ20内を移送される。
ケーシングパイプ20内に送り込まれた土砂は、前記土圧により、そのままケーシングパイプ20内を移送される。
また、ケーシングパイプ20の回転により、その内周面に取付けられた羽根21の送り出し作用で、より効果的に、土砂を移送することができる。あるいは、羽根21により送り出しを抑制しつつ排出でき、チャンバ3内の土圧を維持したまま排土できる。
従って、ケーシングパイプ20の回転速度や羽根21の傾斜角度の調整により、土砂の排出速度や、チャンバ3内の土圧を制御することができる。チャンバ3内の土圧が過度に低下すると、切羽の崩落が発生し、チャンバ3内が目詰まり状態となるなどして、掘進効率が低下するが、かかる不具合を土圧の制御により回避できる。
従って、ケーシングパイプ20の回転速度や羽根21の傾斜角度の調整により、土砂の排出速度や、チャンバ3内の土圧を制御することができる。チャンバ3内の土圧が過度に低下すると、切羽の崩落が発生し、チャンバ3内が目詰まり状態となるなどして、掘進効率が低下するが、かかる不具合を土圧の制御により回避できる。
また、ケーシングパイプ20の中心には軸等がなく、また、ケーシングパイプ20内周面の羽根21も円弧状に設けられていて、らせん状につながっていないので、ケーシングパイプ20内で土砂の通過を邪魔する部材が少ない。
しかも、複数の羽根21が、それぞれ、周方向に180°以下の長さで延在し、ケーシングパイプ20内の軸方向に隣合う羽根21は、互いに周方向にずらして配置されており、複数の羽根21は分散配置されている。
よって、土砂の通過を邪魔する部材が少なくことにより、比較的大きな径の玉石、巨礫をも排出でき、排土効率、ひいては掘進効率の向上を図ることができる。
しかも、複数の羽根21が、それぞれ、周方向に180°以下の長さで延在し、ケーシングパイプ20内の軸方向に隣合う羽根21は、互いに周方向にずらして配置されており、複数の羽根21は分散配置されている。
よって、土砂の通過を邪魔する部材が少なくことにより、比較的大きな径の玉石、巨礫をも排出でき、排土効率、ひいては掘進効率の向上を図ることができる。
また、ケーシングパイプ20の中心に軸等がない分、ケーシングパイプ20を小径化することが可能となる。これにより、旋回環7の径を大きくすることが可能となり、カッタヘッド2の駆動に際しトルク的に有利となる。
また、羽根21は分断型で、1個ずつ取付けられるので、らせん状の長尺の羽根を取付けものと比較して、組立が容易となる。
また、羽根21は分断型で、1個ずつ取付けられるので、らせん状の長尺の羽根を取付けものと比較して、組立が容易となる。
また、羽根21の傾斜角度を変更可能とする傾斜角度調整機構22を備えるので、ケーシングパイプ20の回転速度の調整と合わせ、土砂の排出速度や土圧の調整をより細かく行うことができる。
また、隔壁4におけるケーシングパイプ20の貫通部には、止水機構30(2段のシール部材32、33)が備えられているので、機内への水や土砂の流入を招くことなく、ケーシングパイプ20を良好に回転させることができる。
尚、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
1 本体(シールドシェル)
2 カッタヘッド
2a カッタビット
3 チャンバ
4 隔壁(バルクヘッド)
5 排土機構
6 支持アーム
7 旋回環
8 リングギア
9 モータ
10 ピニオンギア
11 ロータリージョイント
12 エレクタ
13 シールドジャッキ
20 ケーシングパイプ
21(21A、21B) 羽根
22 傾斜角度調整機構
23、24 ラジアル軸受
25 回転駆動機構
26 モータ
27 減速機
28 ピニオンギア
29 リングギア
30 止水機構
31 ガイドパイプ
32 1次側シール部材
33 2次側シール部材
34 スラスト軸受
35 曲がり管
36 2次排出管
2 カッタヘッド
2a カッタビット
3 チャンバ
4 隔壁(バルクヘッド)
5 排土機構
6 支持アーム
7 旋回環
8 リングギア
9 モータ
10 ピニオンギア
11 ロータリージョイント
12 エレクタ
13 シールドジャッキ
20 ケーシングパイプ
21(21A、21B) 羽根
22 傾斜角度調整機構
23、24 ラジアル軸受
25 回転駆動機構
26 モータ
27 減速機
28 ピニオンギア
29 リングギア
30 止水機構
31 ガイドパイプ
32 1次側シール部材
33 2次側シール部材
34 スラスト軸受
35 曲がり管
36 2次排出管
Claims (6)
- 円筒状の本体と、本体の前端部に配置されるカッタヘッドと、カッタヘッドの後方に配置されてカッタヘッドとの間にチャンバを形成する隔壁と、チャンバ内の掘削土砂を隔壁の後方へ排出する排土機構と、を含んで構成される、シールド掘進機であって、
前記排土機構は、
前記隔壁を貫通して、前記チャンバ内から前記隔壁の後方へ延びる円筒状のケーシングパイプと、
前記ケーシングパイプの内周面に突設されて周方向に円弧状に延在し、前記ケーシングパイプの軸方向に複数配置される羽根と、
前記ケーシングパイプをその軸線周りに回転駆動する回転駆動機構と、
を含んで構成される、
ことを特徴とするシールド掘進機。 - 前記排土機構は、前記隔壁とこれを貫通する前記ケーシングパイプとの間に設けられる止水機構を更に含んで構成されることを特徴とする、請求項1記載のシールド掘進機。
- 前記止水機構は、前記隔壁側に取付けられて前記ケーシングパイプの外周面と接触する環状のシール部材であることを特徴とする、請求項2記載のシールド掘進機。
- 前記複数の羽根は、それぞれ、周方向に180°以下の長さで延在し、前記ケーシングパイプの軸方向に隣合う羽根は、互いに周方向にずらして配置されることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のシールド掘進機。
- 前記羽根は、前記ケーシングパイプの軸線に対し傾斜していることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のシールド掘進機。
- 前記羽根は、前記ケーシングパイプの軸線に対する傾斜角度を変更可能とする傾斜角度調整機構を備えることを特徴とする、請求項5記載のシールド掘進機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014078597A JP2015200088A (ja) | 2014-04-07 | 2014-04-07 | シールド掘進機 |
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Publication Number | Publication Date |
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- 2014-04-07 JP JP2014078597A patent/JP2015200088A/ja active Pending
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170919 |
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A02 | Decision of refusal |
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