JP2006207111A - ブラシ用モノフィラメント及びブラシ用モノフィラメントの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各モノフィラメントは、0.0025〜0.012インチの範囲の直径を有し、六小胞または八小胞の形状を有している。モノフィラメントは複数の熱可塑性ポリマー流を押出す工程と、複数の刃を1000rpmを越えて回転させる工程と、複数の刃を複数の熱可塑性ポリマー流の末端部分に接触するように配置し、割れた先端を形成する工程によって、製造される。
【選択図】図1A
Description
1.複数の内部融合線と少なくとも4つの空隙を持つ部分を有するブラシ用モノフィラメントであって、前記空隙はモノフィラメントの断面積の5〜20%を占有していることを特徴とするブラシ用モノフィラメント。
2.前記モノフィラメントは、歯ブラシ用剛毛であることを特徴とする1.に記載のブラシ用モノフィラメント。
3.前記モノフィラメントは、熱可塑性ポリマー材料から形成されることを特徴とする1.に記載のブラシ用モノフィラメント。
4.前記熱可塑性ポリマー材料は、ナイロン610、ナイロン612、ポリアミド、およびポリブチレンテレフタレートよりなる群から選択されることを特徴とする3.に記載のブラシ用モノフィラメント。
5.前記ブラシ用モノフィラメントは、6個の空隙を有することを特徴とする1.に記載のブラシ用モノフィラメント。
6.前記ブラシ用モノフィラメントは、8個の空隙を有することを特徴とする1.に記載のブラシ用モノフィラメント。
7.前記ブラシ用モノフィラメントは、円形に近い外形を有することを特徴とする1.に記載のブラシ用モノフィラメント。
8.前記ブラシ用モノフィラメントは、0.0064〜0.030cmの範囲の外径を有することを特徴とする1.に記載のブラシ用モノフィラメント。
9.0.0064〜0.030cmの範囲の直径を有し、六小胞、八小胞、または円形に近い形状を有することを特徴とするブラシ用モノフィラメント。
10.前記モノフィラメントは、歯ブラシ用剛毛であることを特徴とする9.に記載のブラシ用モノフィラメント。
11.前記モノフィラメントは、熱可塑性ポリマー材料から形成されることを特徴とする9.に記載のブラシ用モノフィラメント。
12.前記熱可塑性ポリマー材料は、ナイロン610、ナイロン612、ポリアミド、およびポリブチレンテレフタレートよりなる群から選択されることを特徴とする9.に記載のブラシ用モノフィラメント。
13.さらに、複数の内部融合線および少なくとも4個の空隙を持つ部分を具え、前記空隙がモノフィラメントの断面積の5〜20%を占有することを特徴とする9.に記載のブラシ用モノフィラメント。
14.割れた末端を有する押出されたブラシ用モノフィラメントの製造方法であって、
複数の熱可塑性ポリマー流を押出し、複数のブラシ用モノフィラメントを形成する工程と、
複数の刃を1000rpmを越えて回転させる工程と、
ブラシ用モノフィラメントの末端部分と接触して複数の刃を配置し、割れた末端を形成する工程と、
を具えることを特徴とする製造方法。
15.前記押出しは、紡糸口金を通して前記熱可塑性ポリマー流を押出す工程を具えることを特徴とする14.に記載の製造方法。
16.前記押出しは、複数の紡糸口金毛管を有する紡糸口金を通して前記熱可塑性ポリマー流を押出す工程を具えており、前記各紡糸口金毛管は、5〜12ミルの範囲の曲率半径を有する湾曲部分をもつ複数の開口部を有することを特徴とする14.に記載の製造方法。
17.前記押出しは、複数の熱可塑性ポリマー流を押出し、六小胞または八小胞のブラシ用モノフィラメントを形成する工程を具えることを特徴とする14.に記載の製造方法。
18.前記回転は、前記押出されたブラシ用モノフィラメントの自然な振動数で、またはほぼ自然な振動数で起こることを特徴とする14.に記載の製造方法。
19.前記末端部分は、0.64cm未満の長さであることを特徴とする14.に記載の製造方法。
20.前記ブラシ用モノフィラメントのそれぞれが割れていない部分と割れた部分を有するように、前記複数の刃は、ブラシ用モノフィラメントの末端部分にのみ接触して配置されることを特徴とする14.に記載の製造方法。
21.前記末端部分は、0.64cm未満の長さであることを特徴とする20.に記載の製造方法。
22.先細りに切られた末端部分と先細りに切られていない軸部分を有する複数の剛毛を具え、前記先細りに切られていない軸部分は六小胞または八小胞の形状を有する歯ブラシであって、前記先細りに切られた部分のそれぞれは、0.64cm未満の長さを有することを特徴とする歯ブラシ。
23.前記先細りに切られていない軸部分は、複数の空隙を有する歯ブラシであって、前記空隙は剛毛の断面積の5〜20%を占有していることを特徴とする22.に記載の歯ブラシ。
24.前記複数の剛毛は、ブラシ用モノフィラメントであることを特徴とする22.に記載の歯ブラシ。
25.前記複数の剛毛は、熱可塑性ポリマー材料から形成されることを特徴とする22.に記載の歯ブラシ。
26.前記熱可塑性ポリマーは、ポリヘキサメチレンサバカミド、ポリヘキサメチレンデカノアミド、ポリアミド、およびポリブチレンテレフタレートよりなる群から選択されることを特徴とする22.に記載の歯ブラシ。
27.前記先細りに切られていない軸部分のそれぞれは、0.0064〜0.030cmの範囲の外径を有することを特徴とする22.に記載の歯ブラシ。
28.前記先細りに切られた部分のそれぞれは、0.64cm未満の長さであることを特徴とする22.に記載の歯ブラシ。
29.ブラシ用モノフィラメントを同時押出しするのに用いられる紡糸口金であって、前記紡糸口金は複数の紡糸口金毛管を含んでおり、前記紡糸口金毛管のそれぞれは、少なくとも6つのフィラメント流を受け入れるための少なくとも6個の穴を有していることを特徴とする紡糸口金。
30.前記少なくとも6個の穴のそれぞれは、5〜12ミルの範囲の曲率半径をもつ湾曲部分を有することを特徴とする29.に記載の紡糸口金。
31.前記紡糸口金毛管は、六小胞または八小胞の形状を有するブラシ用モノフィラメントを押出すように配置されていることを特徴とする29.に記載の紡糸口金。
32.複数の1.に記載のブラシ用モノフィラメントを具えることを特徴とする歯ブラシ。
33.先細りに切られた末端部分と先細りに切られていない軸部分を有する複数の剛毛を具え、前記先細りに切られていない軸部分は六小胞または八小胞の形状を有する歯ブラシであって、前記先細りに切られた部分の少なくとも実質的に全ては、0.64cm未満の長さを有することを特徴とする歯ブラシ。
34.先細りに切られた末端部分と先細りに切られていない軸部分を有する複数の剛毛を具え、前記先細りに切られていない軸部分は六小胞または八小胞の形状を有する歯ブラシであって、前記先細りに切られた部分は、0.64cm未満の長さを有することを特徴とする歯ブラシ。
35.先細りに切られた末端部分と先細りに切られていない軸部分を有する複数の剛毛を具え、前記先細りに切られていない軸部分は、複数の内部融合線および少なくとも4つの空隙を有しており、前記空隙は、剛毛の断面積の5〜20%を占有しており、複数の前記先細りに切られた末端部分は、0.64cm未満の長さであることを特徴とする歯ブラシ
36.前記複数の剛毛は、ブラシ用モノフィラメントであることを特徴とする35.に記載の歯ブラシ。
37.前記複数の剛毛は、熱可塑性ポリマー材料から形成されることを特徴とする35.に記載の歯ブラシ。
38.前記熱可塑性ポリマーは、ポリヘキサメチレンサバカミド、ポリヘキサメチレンデカノアミド、ポリアミド、およびポリブチレンテレフタレートよりなる群から選択されることを特徴とする37.に記載の歯ブラシ。
39.前記先細りに切られていない軸部分のそれぞれは、0.0064〜0.030cmの範囲の外径を有することを特徴とする35.に記載の歯ブラシ。
Claims (6)
- 0.0064〜0.030cmの範囲の直径を有し、六小胞、八小胞、または円形に近い形状を有することを特徴とするブラシ用モノフィラメント。
- 割れた末端を有する押出されたブラシ用モノフィラメントの製造方法であって、
複数の熱可塑性ポリマー流を押出し、複数のブラシ用モノフィラメントを形成する工程と、
複数の刃を1000rpmを越えて回転させる工程と、
ブラシ用モノフィラメントの末端部分と接触して複数の刃を配置し、割れた末端を形成する工程と、
を具えることを特徴とする製造方法。 - 先細りに切られた末端部分と先細りに切られていない軸部分を有する複数の剛毛を具え、前記先細りに切られていない軸部分は六小胞または八小胞の形状を有する歯ブラシであって、前記先細りに切られた部分のそれぞれは、0.64cm未満の長さを有することを特徴とする歯ブラシ。
- ブラシ用モノフィラメントを同時押出しするのに用いられる紡糸口金であって、前記紡糸口金は複数の紡糸口金毛管を含んでおり、前記紡糸口金毛管のそれぞれは、少なくとも6つのフィラメント流を受け入れるための少なくとも6個の穴を有していることを特徴とする紡糸口金。
- 先細りに切られた末端部分と先細りに切られていない軸部分を有する複数の剛毛を具え、前記先細りに切られていない軸部分は六小胞または八小胞の形状を有する歯ブラシであって、前記先細りに切られた部分の少なくとも実質的に全ては、0.64cm未満の長さを有することを特徴とする歯ブラシ。
- 先細りに切られた末端部分と先細りに切られていない軸部分を有する複数の剛毛を具え、前記先細りに切られていない軸部分は六小胞または八小胞の形状を有する歯ブラシであって、前記先細りに切られた部分は、0.64cm未満の長さを有することを特徴とする歯ブラシ。
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