JP2006206002A - 間接照明構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡素な構造で、車室空間を十分に明るく照らすことができる、間接照明構造を提供する。
【解決手段】 車両の天井1に取り付けたランプ2と、ランプ2の下側に配置した間接照明プレート11とを備えた間接照明構造10であって、間接照明プレート11のランプ2と対向する面にミラー12を取り付け、ランプ2からの直接光をミラー12で反射させて天井1を照らす。天井のランプ取付位置の横に設けた凹部1Aにアーム13の一端を枢支し、間接照明プレート11にアームの他端を取り付けることで、アームの回転により間接照明プレートがランプの下側の位置から凹部を閉塞する位置へ移動可能にでき、間接照明から直接照明に変わる。
【選択図】 図2
【解決手段】 車両の天井1に取り付けたランプ2と、ランプ2の下側に配置した間接照明プレート11とを備えた間接照明構造10であって、間接照明プレート11のランプ2と対向する面にミラー12を取り付け、ランプ2からの直接光をミラー12で反射させて天井1を照らす。天井のランプ取付位置の横に設けた凹部1Aにアーム13の一端を枢支し、間接照明プレート11にアームの他端を取り付けることで、アームの回転により間接照明プレートがランプの下側の位置から凹部を閉塞する位置へ移動可能にでき、間接照明から直接照明に変わる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車両室内を照らす照明構造に関し、特に、天井に取り付けたランプからの直接光を間接照明に利用する間接照明構造に関する。
従来、天井にランプを取り付けて、このランプからの直接の明かりによって照明する照明構造が広く利用されているが、近年の車両では、物を見るための直接照明に代えて、車室空間の雰囲気や見栄えを向上させるために、間接照明を利用したものがある。
この種の間接照明構造としては、例えば、図4及び図5に示すようなものが知られている。図4は車両の室内空間を示し、図5は図4のA−A線断面図である。図中のFrは車両前方、Upは車両上方、Wは車両横幅方向を示す。
図4,5に示す間接照明構造100は、各ピラーを覆うガーニッシュ101A〜101Cの上端部と、それに隣接する天井102の縁部との間に間隙103を設け、その間隙103内にランプ104を配設し、このランプ104が車両の天井102に向けて光を照射するようになっている。このような間接照明構造100によれば、ランプ104からの直接光が天井102で反射して室内を照らすことができる。
特開平11−321307号公報
しかしながら、図4に示す複数のピラーを有する車両において、Bピラー,Cピラー,Dピラーの各ガーニッシュ101A〜101Cの上端内側に間接照明用のランプ104をそれぞれ配置すると、車両全体で計6個のランプ104が必要となり、コストが嵩んでしまう。また、ピラー毎に間接照明用のガーニッシュ101A〜101Cを製造することもコストが嵩む原因となっていた。
本発明は、以上の点に鑑み、簡素な構造で、車室空間を十分に明るく照らすことができる間接照明構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の間接照明構造は、車両の天井に取り付けたランプとランプの下側に配置した間接照明プレートとを備え、間接照明プレートのランプと対向する面にミラーが取り付けられており、ランプからの直接光をミラーで反射させて車両の室内を照らすことを特徴としている。
本発明の間接照明構造は、前記構成において、好ましくは、天井のランプ取付位置の横に凹部を設け、この凹部の底部にアームの一端を枢支し、間接照明プレートにアームの他端を取り付けて、アームの回転によって間接照明プレートがランプの下側の位置から凹部を閉塞する位置へ移動可能に設けられており、間接照明プレートがランプの下側の位置から凹部を閉塞する位置へ移動すると、間接照明から直接照明に変わる。
本発明の間接照明構造は、好ましくは、間接照明プレートを収容するケースがランプと並ぶように天井に取り付けられ、間接照明プレートが水平方向にスライド可能にケースに支持されており、間接照明プレートがケースから引き出されてランプの下側の位置にある状態から、間接照明プレートをスライドさせてケース内に収容すると、間接照明から直接照明に変わる。
このように、本発明によれば、天井に取り付けたランプからの直接光をミラーで反射させて天井に間接光を照射させるので、図4,5の間接照明構造100に比して、間接照明用のランプの数を減らすことができる。よって、製造コストを低減できるとともに共に、見栄えも向上する。
さらに、本発明によれば、使用目的に応じて、間接照明プレートをランプの下側の位置から移動させて、ランプの照明を間接照明或いは物を見るための直接照明を選択することができ、多用途に適用可能である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係る車両の天井1を示す図であり、図2は図1のA−A線断面図である。図中のFrは車両前方、Upは車両上方、Wは車両横幅方向を示す。
図1は本発明の実施形態に係る車両の天井1を示す図であり、図2は図1のA−A線断面図である。図中のFrは車両前方、Upは車両上方、Wは車両横幅方向を示す。
本発明の実施形態では、天井1に1つのランプ2が取り付けられており、このランプ2からの直接光を利用して間接照明としている。
このために、本発明の実施形態に係る間接照明構造10は、ランプ2の下側に間接照明プレート11を配置している。この間接照明プレート11のランプ2と対向する面には、ミラー12が取り付けられている。また、間接照明プレート11は、ランプ2を下側から覆うようにランプ2よりも幅広に形成されている。なお、ランプ2として、例えばドームランプを用いることができ、例えば天井1の中央に配置する。
このために、本発明の実施形態に係る間接照明構造10は、ランプ2の下側に間接照明プレート11を配置している。この間接照明プレート11のランプ2と対向する面には、ミラー12が取り付けられている。また、間接照明プレート11は、ランプ2を下側から覆うようにランプ2よりも幅広に形成されている。なお、ランプ2として、例えばドームランプを用いることができ、例えば天井1の中央に配置する。
このような間接照明構造10によれば、ランプ2からの直接光が間接照明プレート11のミラー12で反射して天井全体が照らされることになり、図4,5に示すような間接照明構造100と同等の照明効果を得ることができる。また、間接照明構造10では、照明用に使用するランプ2の数が1個だけであるので、従来の6個のランプ104を使用する間接照明構造100に比して、製造コストを低減できる。
次に、図2を用いて本発明の実施形態に係る間接照明構造10の実施例を説明する。図2に示す実施例では、間接照明プレート11が、ランプ2の下側の位置Aからランプ2の横に凹設した天井凹部1Aを閉塞する位置Bへ移動し得るようになっている。
このために、天井凹部1Aの底部1A1にアーム13が一端を枢支されており、このアームの他端に間接照明プレート11が取り付けられている。なお、間接照明プレート11が天井凹部1Aを閉塞する位置Bにあるときに、アーム全体が凹部1Aに収容されるように、アーム13の長さが選定されている。
アーム13の他端は間接照明プレート11の縁部に枢支されており、間接照明プレート11のアーム13に対する回転範囲がランプ2の下側の位置Aに配置した際の角度α内に規制されている。さらに、間接照明プレート11は、位置Aにおいて天井1と平行状態になるように保持されるようになっている。
間接照明プレート11が位置Aから位置Bに移動すると、例えば、間接照明プレート11の縁部が図示を省略する天井凹部1Aの開口縁に設けた爪と係合して、間接照明プレート11が、位置Bで天井面と面一となるように姿勢がロックされる。
アームの回転範囲βも、間接照明プレート11が位置Aと位置Bとの間を移動する範囲に規制されている。なお、図示を省略するが、間接照明プレート11が位置Aに配置されているときに、例えば、アーム13の姿勢をロックするフックなどのロック部材が天井凹部1A内に配置されており、また、同様に間接照明プレート11が位置Bに配置されている状態におけるアーム13の位置をロックするロック部材も天井凹部1A内に配置されている。
このような構成によれば、間接照明プレート11を移動させて、間接照明プレート11の配置場所を位置A及び位置Bの何れかに選択することで、車両室内を直接照明するか間接照明するかを選択することができる。また、間接照明プレート11が天井1と面一に格納されることで、間接照明を使用しないときも、天井の見栄えが良好である。
さらに、図2に示す実施例において、間接照明プレート11が位置Bにあるときに、間接照明プレート11の天井凹部1Aとの係合を外し、間接照明プレート11を図中の位置Cに回転させることができる。この場合、間接照明プレート11を所謂バニティ・ミラーとして利用することができる。
次に、本発明の実施形態に係る間接照明構造の他の実施例を説明する。
図3は本発明の実施形態に係る間接照明構造の他の実施例を示す図であり、図3に示す間接照明構造10Aにおいては、間接照明プレート11が、水平方向にスライドすることを特徴としている。
図3は本発明の実施形態に係る間接照明構造の他の実施例を示す図であり、図3に示す間接照明構造10Aにおいては、間接照明プレート11が、水平方向にスライドすることを特徴としている。
このために、間接照明プレート11を収容するケース15がランプ2と並ぶように天井1に取り付けられており、間接照明プレート11がケース15から引き出されて、ランプ2の下側に配置される。なお、間接照明プレート11は、ランプ2の下側に位置する際に水平状態に維持されるように、ケース15に支持されている。
このような間接照明構造10Aも、前述の間接照明構造10と同様に、間接照明プレート11の位置を変更することで、ランプ2からの光を直接照明或いは間接照明として選択して利用することができる。
以上説明したが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施できる。例えば、上記実施例では、間接照明プレート11が、ランプ2の位置を基点とすると車両前方に向けて移動する場合を示したが、間接照明プレート11の移動方向は、前方に限らず、車両後方,車両右側,車両左側等に向けて移動するように、天井凹部1Aとアーム13との位置を設定し、又はケース15の位置を設定してもよいことは勿論である。
間接照明プレート11がランプ2の下側から移動しないように本発明を構成する場合には、例えば、天井に取り付けたブラケットに間接照明プレート11を固定することで、常にランプ2の下側に間接照明プレート11を配置させることができる。
なお、従来において、図5に示す間接照明構造100を車両に適用しない場合は、Bピラー,Cピラー、Dピラー用に別のガーニッシュをガーニッシュ101A〜101Cの代わりに使用しなければならなかったが、本発明を適用した車両の仕様と適用しない車両との仕様との相違に対しては、天井のみを変えることで対応できる。
1 天井
1A 天井凹部
1A1 底部
2 ランプ
10,10A 間接照明構造
11 間接照明プレート
12 ミラー
13 アーム
1A 天井凹部
1A1 底部
2 ランプ
10,10A 間接照明構造
11 間接照明プレート
12 ミラー
13 アーム
Claims (3)
- 車両の天井に取り付けたランプと、該ランプの下側に配置した間接照明プレートと、を備え、
上記間接照明プレートの上記ランプと対向する面にミラーが取り付けられており、
上記ランプからの直接光を上記ミラーで反射させて上記車両の室内を照明することを特徴とする、間接照明構造。 - 前記天井のランプ取付位置の横に凹部を設け、該凹部の底部にアームの一端を枢支し、前記間接照明プレートに前記アームの他端を取り付けて、前記アームの回転によって前記間接照明プレートが前記ランプの下側の位置から上記凹部を閉塞する位置へ移動可能に設けられており、
間接照明プレートがランプの下側の位置から凹部を閉塞する位置へ移動すると、間接照明から直接照明に変わることを特徴とする、請求項1に記載の間接照明構造。 - 前記間接照明プレートを収容するケースが前記ランプと並ぶように前記天井に取り付けられ、間接照明プレートが水平方向にスライド可能に前記ケースに支持されており、
間接照明プレートがケースから引き出されてランプの下側の位置にある状態から、該間接照明プレートをスライドさせてケース内に収容すると、間接照明から直接照明に変わることを特徴とする、請求項1に記載の間接照明構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005024068A JP2006206002A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 間接照明構造 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2006206002A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014120288A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Fujitsu Ltd | 照明装置及び電子機器 |
Citations (5)
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-
2005
- 2005-01-31 JP JP2005024068A patent/JP2006206002A/ja active Pending
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