JP2006205785A - アウトサイドミラー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の外側下方を映すミラーと車両の外側下方を照らす照明手段を備えても、部品点数を削減し、小型を図ったアウトサイドミラー装置を提供する。
【解決手段】 車両12の後方を映す鏡15と下方を照らす照明手段17を取付けたアウトサイドミラー装置11において、車両の外側下方を映す透明部材16を配置し、この透明部材は、下方に向ける入光面28を形成し、運転者に向ける出光面31を形成したもので、照明手段17は、透明部材をレンズとして用い、入光面から照明光を照射する。照明手段は、集光レンズを備え、この集光レンズで集光した照明光を反射鏡面によって反射して入光面から外方に照射する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の外側に配置し後方を映すミラーと、このミラーの下方を照らす照明手段と、後方用ミラーの下に一体的に配置し車両の左外側下方を映す下方用ミラーを備えたアウトサイドミラー装置に関するものである。
車両の後方を映す後方用ミラーと、下方用ミラーとを一体的に備えたアウトサイドミラー装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、後方用ミラーの下方を照らす照明手段が示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平9−290687号公報(第4頁、図5、図7) 特開2001−294081公報(第8頁、図2)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図10(a),(b)は、従来の技術(特許文献1)の基本構成を説明する図であり、従来のアウトサイドミラー装置101は、アウトサイドミラー本体102に車体後方確認用のアウトサイドミラー103及び車体前方確認用のプリズムガラス104を取付けたもので、プリズムガラス104は上面105と後面106を平坦面で、かつL字状に形成し、前面107を車体前方側へ向かって突出する自由曲面に形成したものである。従って、部品点数の削減を図ることができ、かつ視点の移動を少なくすることができるというものである。
特許文献2を次図に基づいて説明する。
図11は、従来の技術(特許文献2)の基本構成を説明する図であり、従来の車両用アウタミラー装置121は、フレーム122及びバイザーリム123に発光装置124を取付け、バイザーリム123にミラー125を取付けたものであり、発光装置124は光源(特許文献2の図1、36符号)と、光源を取付けるリフレクタ126と、リフレクタ126の開口に設けたレンズ127と、掛止部128などの取付部を備える。その結果、車体側部付近の路面を照明することができるとともに、外観品質を向上させることができるというものである。
しかし、特許文献1のアウトサイドミラー装置101では、暗いときに車体前方及び下方を映して確認することはできない。当然、照明装置を設けることも可能であるが、そのために別部品として照明装置を用意しなければならず、アウトサイドミラー装置は大型になり、車両のスタイリングが悪化するとともに、空力に対する抵抗が大きくなる。
また、別部品として照明装置を用意しなければならず、部品点数は多くなり、結果的に生産コストは高くなる。
特許文献2では、車体側部付近の路面を照明すために発光装置124を用いたが、発光装置124は光源(特許文献2の図1、36符号)と、光源を取付けるリフレクタ126と、リフレクタ126の開口に設けたレンズ127と、掛止部128などの取付部が必要で、構造は複雑になり、部品点数は多くなる。
また、リフレクタ126やレンズ127を得るためには、樹脂成形(金型含む。)や搬送などの作業が必要となり、製造に手間がかかる。
さらに、アウタミラー装置121では、発光装置124はリフレクタ126やレンズ127によって大きくなり、アウタミラー装置121を小型化し難い。
本発明は、車両の外側下方を映すミラーと車両の外側下方を照らす照明手段を備えても、部品点数を削減し、小型を図ったアウトサイドミラー装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、車両の後方を映す鏡とこの鏡の近傍に配置して下方を照らす照明手段を取付けたアウトサイドミラー装置において、鏡の下に車両の外側下方を映す透明部材を配置し、この透明部材は、下方に向ける入光面を形成し、運転者に向ける出光面を形成したもので、照明手段は、透明部材をレンズとして用い、入光面から照明光を照射することを特徴とする。
請求項2に係る発明では、透明部材には、出光面の対向側に反射部材を一体的に取付けてなる反射鏡面が運転者に対して形成され、照明手段は、照明光を反射鏡面で反射させた後、入光面から照射するように配置したことを特徴とする。
請求項3に係る発明では、照明手段は、集光レンズを備え、この集光レンズで集光した照明光を反射鏡面によって反射して入光面から外方に照射することを特徴とする。
請求項4に係る発明では、照明手段は、集光レンズを備え、この集光レンズで集光した照明光を入光面から外方に照射することを特徴とする。
請求項5に係る発明では、照明手段の光源は、指向性のある発光ダイオードであることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車両の後方を映す鏡とこの鏡の近傍に配置して下方を照らす照明手段を取付けたアウトサイドミラー装置において、鏡の下に車両の外側下方を映す透明部材を配置し、この透明部材は、下方に向ける入光面を形成し、運転者に向ける出光面を形成したもので、照明手段は、透明部材をレンズとして用い、入光面から照明光を照射するので、透明部材で映す範囲内で特定位置を照らすことができる。その結果、透明部材を照明用のレンズと兼用することができ、車両の外側下方を映すミラーと車両の外側下方を照らす照明手段を備えても、部品点数を削減することができる。
また、アウトサイドミラー装置では、透明部材をレンズとして用い、入光面から照明光を照射するので、透明部材を照明用のレンズと兼用することができ、照明用のレンズを必要としない。その結果、車両の外側下方を映すミラーと車両の外側下方を照らす照明手段を備えても、照明手段の小型化を図ることができ、結果的に、アウトサイドミラー装置の小型を図ることができる。
請求項2に係る発明では、透明部材には、出光面の対向側に反射部材を一体的に取付けてなる反射鏡面が運転者に対して形成され、照明手段は、照明光を反射鏡面で反射させた後、入光面から照射するように配置したので、反射鏡面によって照らす領域は広範囲となり、広範囲を照らすための専用の照明部材を必要とせず、部品点数を抑制することができる。
また、反射鏡面で反射させると、照らす領域は広範囲となるから、照明手段をよりコンパクトに設けることができ、結果的に、照明手段を設けてもアウトサイドミラー装置の小型化を図ることができる。
さらに、反射鏡面で反射させると、照らす領域は広範囲となるから、照明手段をよりコンパクトに設けることができ、アウトサイドミラー装置のデザインの自由度を高めることができる。
請求項3に係る発明では、照明手段は、集光レンズを備え、この集光レンズで集光した照明光を反射鏡面によって反射して入光面から外方に照射するので、集光レンズの集光と入光面の拡散とによって所望の集光状態の照明光を得ることができ、反射鏡面に映る対象位置をピンポイントで照らすことができ、照射効率の向上を図ることができる。
また、反射鏡面に映る対象位置をピンポイントで照らすための照明部材を必要とせず、部品点数を抑制することができる。
請求項4に係る発明では、照明手段は、集光レンズを備え、この集光レンズで集光した照明光を入光面から外方に照射するので、集光レンズの集光と入光面の拡散とによって所望の集光状態の照明光を得ることができ、透明部材で映す範囲内の特定位置をピンポイントで照らすことができる。その結果、透明部材を照明用のレンズと兼用することができ、車両の外側下方を映すミラーと車両の外側下方を照らす照明手段を備えても、部品点数を削減することができる。
また、照明手段は、集光レンズを備え、この集光レンズで集光した照明光を入光面から外方に照射するので、集光した照明光を反射鏡面を介さずに直接、下方の対象位置に照射することができ、集光レンズ、透明部材の形状にて照明範囲を容易に設定することができる。
請求項5に係る発明では、照明手段の光源は、指向性のある発光ダイオードである。指向性のある発光ダイオードを用いることによって、透明部材の形状、例えば入光面の凹形状に伴う拡散で所望の範囲まで照明の範囲を広げることができ、照明範囲の設定は容易になる。
照明手段は、発光ダイオードを採用することで、光源を支持するホルダ部も小型になり、ホルダ部及び光源を極めて小さくすることができ、結果的に、自身(照明手段)が小型になるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明のアウトサイドミラー装置の斜視図である。図右の「上」「下」「左」「右」は運転者から見た方向、「前」は前進側、「後」はその逆側をいう。
アウトサイドミラー装置11は、車両12の左前ドア13に取付け、車両12の左後方(矢印a1の方向)及び車両11の外側下方(矢印a2の方向)を映すものである。具体的には、車両12の左前ドア13の外側であるアウタパネル14に取付け、車両12の左後方を後方ミラー15に映し、車両11の外側下方を透明部材16に映す。
また、アウタパネル14に取付けた支持部材21と、支持部材21に取付けた後方ミラー15と、後方ミラー15の下に配置するとともに、支持部材21に一体的に固定した透明部材16と、支持部材21内に配置した照明手段17と、を備える。
支持部材21は、後方ミラー15を揺動自在(矢印a3,a4の方向)に保持するミラー保持部材22及び揺動装置(図に示していない。)と、透明部材16を保持する下部保持部23とを備える。
図2は、図1の2矢視図であり、アウトサイドミラー装置11の主要部を断面で示す。
照明手段17は、透明部材16をレンズとして用い、入光面28から照明光を照射する。
照明手段17は、具体的には、下部保持部23の上部に成形したホルダ部24と、ホルダ部24に嵌合した発光体25とからなる。
また、照明手段17は、透明部材16に成形したレンズ部26を有する。
レンズ部26は、透明部材16の上面37に凸に形成した集光レンズで、焦点をFの位置に設定した。
発光体25は、例えば、発光ダイオード(LED)組立て体である。
発光ダイオード(LED)組立て体25は、発光ダイオード27を複数用い、配列して必要な明るさを確保したものである。
発光ダイオード27は、白色光で、指向性を有する。
つまり、照明手段17の光源は、指向性のある発光ダイオード27である。
なお、発光ダイオード27は既製のものを採用し、具体的な構造は任意である。
発光ダイオード27の数量は任意である。
発光ダイオード(LED)組立て体の構成は任意である。
後方ミラー15は、車両12の後方を映す鏡面が平らな鏡であり、運転者Mの操作した情報に基づいて揺動装置が作動し、例えば矢印a4のように揺動する。
透明部材16は、下方(矢印a2の方向)に向ける入光面28を形成し、運転者Mに向ける出光面31を形成したものである。次に具体的に説明する。
図3は、本発明のアウトサイドミラー装置に用いた透明部材の斜視図である。
透明部材16は、入光面28、出光面31、反射鏡面33と、これらに連なりほぼ垂直にかつ平らに形成した側面34,35,36と、ほぼ水平に平らに形成した上面37と、入光面28と出光面31とでなす角に形成した段状の掛止部38とからなる。
入光面28は、谷状の凹面形状に形成した部位で、異なる半径を連続的に繋げた自由曲面である。Ra(図2参照)は凹面形状の前後方向に対する平均の半径、Rbは凹面形状の左右方向に対する平均の半径を示す。
出光面31は、山状の凸面形状に形成した部位で、異なる半径を連続的に繋げた自由曲面である。Rcは凸面形状の左右方向に対する平均の半径、Rdは凸面形状の上下方向に対する平均の半径を示す。
反射鏡面33は、谷状の凹面形状に形成した部位で、異なる半径を連続的に繋げた自由曲面であり、反射部材32を一体的に取付けた部位である。Reは凹面形状の上下方向及び前後方向に対する平均の半径、Rfは凹面形状の左右方向に対する平均の半径を示す。
また、反射鏡面33は、中央部39に、中央凸鏡面部41を形成した。
照明手段17は、既に説明した発光体25と、透明部材16に成形したレンズ部26を有し、発光体25は、発光ダイオード27を左右方向に列べた構成である。
レンズ部26は、具体的には、シリンドリカルレンズで、凸曲面部26a及び平面部26bを形成したもので、凸曲面部26aの長さをL、凸曲面部26aの半径をrで形成した。
透明部材16の材質は、透明な樹脂を用いた。透明な樹脂を用いることで、半径の異なる自由曲面を成形することができ、半径の異なる自由曲面を形成するは容易である。また、シリンドリカルレンズ(レンズ部)26を一体に形成するのは容易である。
なお、条件(形状)によっては透明なガラスを用いることも可能である。
図4は、図3の4−4線断面図である。
反射部材32は、像を反射する反射膜で、反射鏡面33に密着させたものである。膜の材質及び膜の処理方法は任意である。tは膜の厚さを示す。
図5は、図3の5矢視図である。
入光面28は、既に説明したように、谷状の凹面形状に形成した部位で、左右方向の平均の半径をRbで成形した。
図6は、図3の6矢視図である。
反射鏡面33は、中央部39に中央凸鏡面部41を有する。
次に本発明のアウトサイドミラー装置の作用を説明する。
図7は、本発明のアウトサイドミラー装置の作用図であり、模式的に示す。まず、レンズ部(凸レンズ)26を形成しない場合を説明し、その後に、レンズ部(凸レンズ)26を形成したときの状態を説明する。
照明手段17を点灯すると、照明手段17から発光する照明光61は、ほぼ一直線状に進行した後、入光面28の凹面形状によって拡散する。
このように、下方を照らす照明手段17を取付けたアウトサイドミラー装置11では、照明手段17は、透明部材16をレンズとして用い、入光面28から照明光を照射するので、透明部材16で映す範囲内で特定位置を照らすことができる。その結果、透明部材16を照明用のレンズと兼用することができ、車両11の外側下方を映すミラー(後方ミラー)15と車両11の外側下方を照らす照明手段17を備えても、部品点数を削減することができる。
また、アウトサイドミラー装置11では、透明部材16をレンズとして用い、入光面28から照明光を照射するので、透明部材16を照明用のレンズと兼用することができ、照明用のレンズを必要としない。その結果、車両11の外側下方を映すミラー(後方ミラー)15と車両11の外側下方を照らす照明手段17を備えても、照明手段17の小型化を図ることができ、結果的に、アウトサイドミラー装置11の小型を図ることができる。
次にレンズ部(凸レンズ)26を形成した場合について説明する。
アウトサイドミラー装置11の照明手段17を点灯すると、照明手段17から発光する照明光61は、ほぼ一直線状に進行した後、レンズ部(凸レンズ)26によって屈折することで、集光し、集光照明光62となる。集光照明光62は透明部材16を通った後、入光面28の凹面形状によって拡散し、集光照明光63,64となって下方を照らす。
その結果、集光照明光63,64によって、透明部材16で映す範囲内で特定位置をピンポイントで照らすことができる。従って、暗いときでも、車両12の左外側下方に位置する対象物を映すことができる。
このように、照明手段17は、集光レンズ(レンズ部)26を備え、この集光レンズ26で集光した照明光62を入光面28から外方に照射するので、集光レンズ26の集光と入光面28の拡散とによって所望の集光状態の照明光(集光照明光)63,64を得ることができ、車両11の外側下方を映すミラー(後方ミラー)15と車両11の外側下方を照らす照明手段17を備えても、部品点数を削減することができる。
また、照明手段17は、集光レンズ(レンズ部)26を備え、この集光レンズ26で集光した照明光(集光照明光)63,64を入光面28から外方に照射するので、集光した照明光63,64を反射鏡面33を介さずに直接、下方の対象位置に照射することができ、照明範囲の設定が容易になる。
図2に示すように、アウトサイドミラー装置11では、照明手段17は、下部保持部23の上部に成形したホルダ部24と、ホルダ部24に嵌合した発光体25とからなり、部品点数は2点であり、部品点数を削減することができる。
発光体25は、指向性のある発光ダイオード27である。指向性のある発光ダイオード(LED)27を用いることによって、透明部材16の形状(入光面28の凹形状)に伴う拡散で所望の範囲まで照明の範囲を広げることができ、照明範囲の設定は容易になる。
照明手段17は、下部保持部23の上部に成形したホルダ部24と、ホルダ部24に嵌合した発光体25とからなり、発光体25に発光ダイオード27を採用することで、ホルダ部24及び発光体25を極めて小さくすることができる。
照明手段17では、下部保持部23の上部にホルダ部24を成形すると、下部保持部23を成形する際に一体でホルダ部24を成形することができ、ホルダ部24の成形に手間がかからない。
透明部材16では、反射部材32を一体的に取付けてなる反射鏡面33を運転者Mに対して凸面で形成したので、反射鏡面33は運転者M(図2参照)に対して凸面鏡と同等の作用をなし、対象物からの反射光線51,52の入光する角度λ1は大きくなり、映す対象の範囲を広くすることができる。
透明部材16では、入光面28は、凹面形状に形成した部位なので、入光面28は凹レンズと同等の作用をなし、対象物からの反射光線65,66の入光する角度λ2(λ2>λ1)はより大きくなり、透明部材16を大きくすることなく映す対象の範囲をより広くすることができる。
次に、本発明のアウトサイドミラー装置の別の形態を説明する。
図8は、図2の別の実施の形態図であり、上記図2に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
別の実施の形態の照明手段17Bは、反射鏡面33に照明光を向けたもので、下部保持部23の上部に成形したホルダ部24Bと、ホルダ部24Bに嵌合した発光体25とからなる。
また、照明手段17Bは、透明部材16に成形したレンズ部26Bを有する。
レンズ部26Bは、透明部材16の上面37に凸に形成した集光レンズで、焦点をFbの位置に設定した。
次に別の実施の形態の作用を説明する。
図9は、別の実施の形態の作用図であり、模式的に示す。上記図2、図7に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
まず、レンズ部(凸レンズ)26を形成しない場合を説明し、その後に、レンズ部(凸レンズ)26を形成したときの状態を説明する。
照明手段17Bを点灯すると、照明手段17Bから発光する照明光67は、ほぼ一直線状に進行した後、反射鏡面33で反射する。この反射した照明光67は入光面28から外方に進行する。その際、反射した照明光67は入光面28の凹面形状によって拡散する。
このように、別の実施の形態のアウトサイドミラー装置11Bでは、透明部材16には、出光面31の対向側(図2の矢印a5の方向)に反射部材32を一体的に取付けてなる反射鏡面33が運転者M(図2参照)に対して形成され、照明手段17Bは、照明光を反射鏡面33で反射させた後、入光面28から照射するように配置したので、反射鏡面33によって照らす領域は広範囲となり、広範囲を照らすための専用の照明部材を必要とせず、部品点数を抑制することができる。
また、反射鏡面33で反射させると、照らす領域は広範囲となるから、照明手段17Bをよりコンパクトに設けることができ、結果的に、照明手段17Bを設けてもアウトサイドミラー装置11Bの小型化を図ることができる。
反射鏡面33で反射させると、照らす領域は広範囲となるから、照明手段17Bをよりコンパクトに設けることができ、アウトサイドミラー装置11Bのデザインの自由度を高めることができる。
次にレンズ部(凸レンズ)26Bを形成した場合について説明する。
アウトサイドミラー装置11Bの照明手段17Bを点灯すると、照明手段17Bから発光する照明光67は、ほぼ一直線状に進行した後、レンズ部(凸レンズ)26Bによって屈折することで、集光し、集光照明光68となる。集光照明光68は反射鏡面33によって拡散して集光照明光71となる。この集光照明光71は透明部材16Bを通った後、入光面28の凹面形状によって拡散し、集光照明光72,72となって下方を照らす。
このように、照明手段17Bは、集光レンズ26Bを備え、この集光レンズ26Bで集光した照明光68を反射鏡面33によって反射して入光面28から外方に照射するので、集光レンズ26Bの集光と入光面28の拡散とによって所望の集光状態の照明光(集光照明光)72,72を得ることができ、反射鏡面33に映る対象位置をピンポイントで照らすことができ、照射効率の向上を図ることができる。
また、反射鏡面33に映る対象位置をピンポイントで照らすための照明部材を必要とせず、部品点数を抑制することができる。
なお、発光体25を透明部材16の上面37に配置したが、発光体25の配置は任意である。例えば、図5の二点鎖線で示す発光体25のように、側面34若しくは側面35に発光体25を配置することも可能である。
尚、本発明のアウトサイドミラー装置は、実施の形態では四輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明のアウトサイドミラー装置は、車両に好適である。
本発明のアウトサイドミラー装置の斜視図 図1の2矢視図 本発明のアウトサイドミラー装置に用いた透明部材の斜視図 図3の4−4線断面図 図3の5矢視図 図3の6矢視図 本発明のアウトサイドミラー装置の作用図 図2の別の実施の形態図 別の実施の形態の作用図 従来の技術(特許文献1)の基本構成を説明する図 従来の技術(特許文献2)の基本構成を説明する図
符号の説明
11…アウトサイドミラー装置、12…車両、15…後方を映す鏡(後方ミラー)、16…透明部材、17…照明手段、26…集光レンズ(レンズ部)、27…発光ダイオード、28…入光面、31…出光面、32…反射部材、33…反射鏡面、61,67…照明光、62…集光レンズで集光した照明光、63,64…集光レンズで集光した照明光(集光照明光)、68…集光レンズで集光した照明光、72…照明光(集光照明光)、M…運転者。

Claims (5)

  1. 車両の後方を映す鏡とこの鏡の近傍に配置して下方を照らす照明手段を取付けたアウトサイドミラー装置において、
    前記鏡の下に車両の外側下方を映す透明部材を配置し、この透明部材は、下方に向ける入光面を形成し、運転者に向ける出光面を形成したもので、
    前記照明手段は、前記透明部材をレンズとして用い、入光面から照明光を照射することを特徴とするアウトサイドミラー装置。
  2. 前記透明部材には、出光面の対向側に反射部材を一体的に取付けてなる反射鏡面が運転者に対して形成され、前記照明手段は、照明光を反射鏡面で反射させた後、入光面から照射するように配置したことを特徴とする請求項1記載のアウトサイドミラー装置。
  3. 前記照明手段は、集光レンズを備え、この集光レンズで集光した照明光を反射鏡面によって反射して入光面から外方に照射することを特徴とする請求項2記載のアウトサイドミラー装置。
  4. 前記照明手段は、集光レンズを備え、この集光レンズで集光した照明光を入光面から外方に照射することを特徴とする請求項1記載のアウトサイドミラー装置。
  5. 前記照明手段の光源は、指向性のある発光ダイオードであることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のアウトサイドミラー装置。
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