JP2006205579A - 光学用易接着性ポリエステルフィルム及び光学用積層ポリエステルフィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】二軸延伸ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、水性ポリエステル樹脂(A)と、水溶性のチタンキレート化合物、水溶性のチタンアシレート化合物、水溶性のジルコニウムキレート化合物、または水溶性のジルコニウムアシレート化合物の少なくとも1種(B)とを主たる構成成分とし、(A)/(B)の質量比が10/90〜95/5である樹脂組成物に、前記の樹脂成分に対しフッ素系界面活性剤を0.1〜4.0質量%含有させ、塗布、乾燥した後、少なくとも一方向に延伸された塗布層を積層してなることを特徴とする光学用易接着性ポリエステルフィルム。
【選択図】なし
Description
本発明で基材として用いる二軸延伸ポリエステルフィルムは、ポリエステル樹脂より構成されるフィルムであり、主に、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートの少なくとも1種を構成成分とする。これらのポリエステル樹脂の中でも、物性とコストのバランスからポリエチレンテレフタレートが最も好ましい。また、ポリエステルフィルムは二軸延伸することで、耐薬品性、耐熱性、機械的強度などを向上させることができる。
(1)まず、塗布層中のキレートまたはアシレートの残渣から塗布液中に含有させたキレートまたはアシレートの種類を同定する。
(2)次いで、塗布層中の金属元素(TiまたはZr)の含有量から、塗布液中の前記の金属キレート化合物または金属アシレート化合物の含有量を算出する。
塗布層の屈折率を高くすることは、金属微粒子を含有させることでも達成することができるが、金属微粒子を含有させることにより塗布層の延伸性およびハードコート層と基材フィルム間の密着性は低下する。
本発明の易接着性ポリエステルフィルムの製造方法について、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略記する)フィルムを例にして説明するが、当然これに限定されるものではない。
本発明の光学用積層ポリエステルフィルムの製造方法について、PETフィルムを例にして説明するが、当然これに限定されるものではない。
JIS K7105に準拠し、濁度計(日本電色工業株式会社製、NDH2000)を使用して、フィルムの全光線透過率を求めた。
JIS K7121に準拠し、示差走査熱量計(セイコーインスツルメンツ株式会社製、DSC6200)を使用して、25〜300℃の温度範囲にわたって20℃/minで昇温させ、DSC曲線から得られた補外ガラス転移開始温度をガラス転移温度とした。
フィルムロールを暗室内で1m程度垂直方向に垂らして、塗布面にブロムライト(LPL社製、VIDEO LIGHT VLG301;100V、300W)を用いて、10〜40°の角度で光を当てて、塗布面の状態を観察した。観察は熟練者3名で実施し、下記の判断基準に基づいてランク分けを行い、3名の判断の多いものをランクとした。3名の評価が割れた場合には3名のランク分けの中間を該当ランクとした。
◎:塗布面が均一であり、斑等が見られない。
○:塗布面がほぼ均一であるが、数か所に斑が見られる
△:塗布面にある角度から光源を当てた場合、全面が不均一に観察される。
×:塗布面にあらゆる角度から光源を当てても全面が不均一。
JIS−K5400の8.5.1記載に準拠し、ハードコート層と基材フィルムとの密着性を求める。具体的には、下記の方法にしたがって、密着性の評価を行う。
下記の(a)〜(d)の化合物を、下記の組成比で均一に混合し、ハードコート剤Aを得た。
(a)アクリル変性ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 65質量部
(日本化薬製、D−310)
(b)ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート 10質量部
(大日本インキ化学製、DTA−400)
(c)ポリエステルアクリレート(東亜合成製、M−7100) 20質量部
(d)1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 5質量部
(チバガイギー製、イルガキュア184)
密着性(%)=(1−剥がれたマス目の数/100)×100
前記のフィルムを、高温高湿槽中で60℃、95RH%の環境下で100時間放置し、次いで、フィルムを25℃、50RH%で12時間放置した。
その後、前記(4)と同様の方法でハードコートフィルムを作成後、ハードコート層と基材フィルムとの密着性を求め、下記の基準でランク分けをした。
◎:100%
○:96%以上100%未満
△:80%以上96%未満
×:80%未満
前記のハードコートフィルムを、高温高湿槽中で60℃、95RH%の環境下500時間放置し、次いで、ハードコートフィルムを取りだし、室温で12時間放置した。
その後、前記(4)と同様の方法でハードコート層と基材フィルムとの密着性を求め、下記の基準でランク分けをした。
◎:100%
○:96%以上100%未満
△:80%以上96%未満
×:80%未満
前記のハードコートフィルムを10cm(フィルム幅方向)×15cm(フィルム長手方向)の面積に切り出し、試料フィルムを作成した。得られた試料フィルムのハードコート層面とは反対面に、黒色光沢テープ(日東電工株式会社製、ビニルテープ No21;黒)を貼り合わせた。この試料フィルムのハードコート面を上面にして、3波長形昼白色(ナショナル パルック、F.L 15EX-N 15W)を光源として、斜め上から目視でもっとも反射が強く見える位置関係(光源からの距離40〜60cm、15〜45°の角度)で観察した。
◎:あらゆる角度からの観察でも虹彩状色彩が見られない
○:ある角度によっては僅かに虹彩状色彩が見られる
△:僅かに虹彩状色彩が観察される
×:はっきりとした虹彩状色彩が観察される
撹拌機、温度計、および部分還流式冷却器を具備するステンレススチール製オートクレーブに、ジメチルテレフタレート186質量部、ジメチルイソフタレート186質量部、ジメチル 5−ナトリウムスルホイソフタレート23.7質量部、ネオペンチルグリコール137質量部、エチレングリコール191質量部、およびテトラ−n−ブチルチタネート0.5質量部を仕込み、160℃から220℃まで、4時間かけてエステル交換反応を行った。次いで255℃まで昇温し、反応系を徐々に減圧した後、29Paの減圧下で1時間30分反応させ、共重合ポリエステル樹脂(A−1)を得た。得られた共重合ポリエステル樹脂は、淡黄色透明であった。
(1)ポリエステルの水分散液の調整
撹拌機、温度計と還流装置を備えた反応器に、ポリエステル樹脂(A−1)20質量部、エチレングリコールモノブチルエーテル15質量部を入れ、100℃で加熱、撹拌し、樹脂を溶解した。樹脂が完全に溶解した後、水65質量部をポリエステル溶液に攪拌しつつ徐々に添加した。添加後、液を攪拌しつつ室温まで冷却して、固形分20質量%の乳白色のポリエステルの水分散液(B−1)を作成した。同様にポリエステル樹脂(A−1)の代わりにポリエステル樹脂(A−2)〜(A−4)を使用して、水分散液を作成し、それぞれ水分散液(B−2)〜(B−4)とした。
得られたポリエステル水分散液(B−1)38質量部、ヒドロキシビス(ラクタト)チタンの44質量%溶液(松本製薬(株)製、TC310)20質量部、水150質量部およびイソプロピルアルコール100質量部をそれぞれ混合し、さらにパーフルオロアルキルスルホン酸構造を有さないアニオン性フッ素系界面活性剤(株式会社ネオス製、フタージェント100)を樹脂固形分に対して0.5質量%、球状コロイダルシリカ微粒子(触媒化成工業製、カタロイドSI80P;平均粒径80nm)水分散液を樹脂固形分に対しシリカとして2質量%添加し、塗布液を調製した(以下、塗布液(C−1)と略記する)。
フィルム原料ポリマーとして、固有粘度が0.62dl/gで、かつ粒子を実質上含有していないPET樹脂ペレットを、133Paの減圧下、135℃で6時間乾燥した。その後、二軸押し出し機に供給し、約280℃でシート状に溶融押し出しして、表面温度20℃に保った回転冷却金属ロール上で静電印加法により急冷密着固化させ、厚さ1400μmの未延伸PETシートを得た。
前記の易接着性ポリエステルフィルムの塗布面に、下記のハードコート剤A(5質量部)にメチルエチルケトン(5質量部)を加えた溶液を、#8ワイヤバーを用いて塗布し、70℃で1分間乾燥し、溶剤を除去した。次いで、ハードコート層を塗布したフィルムを送り速度5m/分で走行させながら、高圧水銀灯を用いて照射エネルギー500mJ/cm2 、照射距離15cmの条件下で、ハードコート層面に紫外線を照射し、厚み3μmのハードコート層を有するハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
下記の(a)〜(d)の化合物を、下記の組成比で均一に混合し、ハードコート剤Aを得た。
(a)アクリル変性ジペンタエリスリトールペンタアクリレート 65質量部
(日本化薬製、D−310)
(b)ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート 10質量部
(大日本インキ化学製、DTA−400)
(c)ポリエステルアクリレート(東亜合成製、M−7100) 20質量部
(d)1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 5質量部
(チバガイギー製、イルガキュア184)
ポリエステル水分散液(B−2)46質量部、ヒドロキシビス(ラクタト)チタンの44質量%溶液(松本製薬(株)製、TC310)18質量部、水150質量部およびイソプロピルアルコール100質量部をそれぞれ混合し、さらにパーフルオロアルキルスルホン酸構造を有さないノニオン性フッ素系界面活性剤(株式会社ネオス製、フタージェント250)を樹脂固形分に対して1.0質量%、球状コロイダルシリカ微粒子(触媒化成工業製、カタロイドSI80P;平均粒径80nm)水分散液を樹脂固形分に対しシリカとして2質量%添加し、塗布液を調製した(以下、塗布液(C−2)と略記する)。この塗布液を用いて、実施例1と同様の方法で、片面に塗布層を有する二軸延伸PETフィルムおよびハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
ポリエステル水分散液(B−3)10質量部、ジイソプロポキシビス(トリエタノールアミナト)チタンの80質量%溶液(松本製薬(株)製、TC400)20質量部、水150質量部およびイソプロピルアルコール100質量部をそれぞれ混合し、さらにパーフルオロアルキルスルホン酸構造を有さないノニオン性フッ素系界面活性剤(3M社製、フロラード F−470)を樹脂固形分に対して1.0質量%、球状コロイダルシリカ微粒子(触媒化成工業製、カタロイドSI80P;平均粒径80nm)水分散液を樹脂固形分に対しシリカとして2質量%添加し、塗布液を調製した(以下、塗布液(C−3)と略記する)。この塗布液を用いて、実施例1と同様の方法で、片面に塗布層を有する二軸延伸PETフィルムおよびハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
ポリエステル水分散液(B−4)22質量部、ジイソプロポキシビス(アセチルアセナト)チタンの13質量部、水150質量部およびイソプロピルアルコール100質量部をそれぞれ混合し、さらにパーフルオロアルキルスルホン酸構造を有するノニオン性フッ素系界面活性剤(3M製、フロラード FC−170C)を樹脂固形分に対して2.0質量%、コロイダルシリカ微粒子(触媒化成工業製、カタロイドSI80P;平均粒径80nm)水分散液を樹脂固形分に対しシリカとして2質量%添加し、塗布液を調製した(以下、塗布液(C−4)と略記する)。この塗布液を用いて、実施例1と同様の方法で、片面に塗布層を有する二軸延伸PETフィルムおよびハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
ポリエステル水分散液(B−4)29質量部、ジルコニウムアセテート14質量部、水150質量部およびイソプロピルアルコール100質量部をそれぞれ混合し、さらにパーフルオロアルキルスルホン酸構造を有するアニオン性フッ素系界面活性剤(3M製、フロラード FC−95)を樹脂固形分に対して2.0質量%、コロイダルシリカ微粒子(触媒化成工業製、カタロイドSI80P;平均粒径80nm)水分散液を樹脂固形分に対しシリカとして2質量%添加し、塗布液を調製した(以下、塗布液(C−5)と略記する)。この塗布液を用いて、実施例1と同様の方法で、片面に塗布層を有する二軸延伸PETフィルムおよびハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
実施例1において、アニオン性フッ素系界面活性剤の代わりに、アニオン性界面活性剤として、ドデシルベンゼンスルホン酸塩(花王株式会社製、ネオペレックス No6Fパウダー)を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で、片面に塗布層を有する二軸延伸PETフィルムおよびハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
実施例1において、アニオン性フッ素系界面活性剤の代わりに、アニオン性界面活性剤として、ドデシルベンゼンスルホン酸塩(花王株式会社製、ネオペレックス No6Fパウダー)を7質量%使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で、片面に塗布層を有する二軸延伸PETフィルムおよびハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
実施例1において、アニオン性フッ素系界面活性剤の含有量を0.05質量%にしたこと以外は、実施例1と同様の方法で、片面に塗布層を有する二軸延伸PETフィルムおよびハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
実施例1において、アニオン性フッ素系界面活性剤の含有量を5.0質量%にしたこと以外は、実施例1と同様の方法で、片面に塗布層を有する二軸延伸PETフィルムおよびハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
実施例2において、ノニオン性フッ素系界面活性剤の代わりに、ノニオン性界面活性剤として、RCOO(CH2CH2O)nHで示される脂肪酸EO付加系ノニオン性界面活性剤(ライオン株式会社製、エソファット0/20;Rがオレイル基で、nが10)を6質量%使用したこと以外は、実施例2と同様の方法で、片面に塗布層を有する二軸延伸PETフィルムおよびハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
実施例4において、ノニオン性フッ素系界面活性剤の代わりに、比較例5で用いたノニオン性界面活性剤(ライオン株式会社製、エソファット0/20)を7質量%使用したこと以外は、実施例4と同様の方法で、片面に塗布層を有する二軸延伸PETフィルムおよびハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
固形分濃度が20質量%のアクリル樹脂エマルジョン(メチルメタクリレート/エチルアクリレート/アクリル酸/N−メチロールアクリルアミド=25/75/4/2:質量比)48質量部、チタン変性水性樹脂(松本製薬(株)製、オルガチックスWS680)6.4質量部、水150質量部およびイソプロピルアルコール100質量部をそれぞれ混合し、さらにアニオン性界面活性剤として、ドデシルベンゼンスルホン酸塩(花王株式会社製、ネオペレックス No6Fパウダー)を樹脂固形分に対して6質量%、球状コロイダルシリカ微粒子(触媒化成工業製、カタロイドSI80P;平均粒径80nm)水分散液を樹脂固形分に対しシリカとして2質量%添加し、塗布液を調製した(以下、塗布液(C−11)と略記する)。この塗布液(C−11)を用いて、実施例1と同様の方法で、片面に塗布層を有する二軸延伸PETフィルムおよびハードコートフィルムを得た。評価結果を表2に示す。
実施例1において、塗布層を設けなかったこと以外は実施例1と同様にして、未コートの二軸延伸PETフィルムを得た。この未コートフィルムの片面に、実施例1と同様の方法でハードコート層を形成させたハードコートフィルムを作成した。評価結果を表2に示す。
電子顕微鏡で観察した粒子径(幅/長さ)が0.01-0.02μm/0.05-0.1μmである、酸化チタン超微粒子(石原産業製、TTO−S−1)10質量部に水90質量部を加えた。次いで、分散器(AUTO CELL MASTER CM-200)を用いて、5000rpmで30分間分散し、濃度が10質量%の酸化チタン粒子の水分散液Aを作成した。
次いで、ポリエステル水分散液(B−4)30質量部、水150質量部およびイソプロピルアルコール100質量部をそれぞれ混合し、さらにアニオン性界面活性剤として、ドデシルベンゼンスルホン酸塩(花王株式会社製、ネオペレックス No6Fパウダー)を固形分に対して6質量%添加し、ポリエステルの水性分散液Bを調整した。前記で調整した酸化チタン粒子の水分散液Aを、ポリエステルの水性分散液Bに対し30質量部添加し、塗布液を調整した。しかしながら、前記塗布液中で酸化チタン微粒子がゲル状になって沈降したため、基材フィルムへの塗布を止めた。
Claims (5)
- 二軸延伸ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、水性ポリエステル樹脂(A)と、水溶性のチタンキレート化合物、水溶性のチタンアシレート化合物、水溶性のジルコニウムキレート化合物、または水溶性のジルコニウムアシレート化合物の少なくとも1種(B)とを主たる構成成分とし、(A)/(B)の質量比が10/90〜95/5である樹脂組成物に、前記の樹脂成分に対しフッ素系界面活性剤を0.1〜4.0質量%含有させ、塗布、乾燥した後、少なくとも一方向に延伸された塗布層を積層してなることを特徴とする光学用易接着性ポリエステルフィルム。
- 前記の易接着性ポリエステルフィルムは、全光線透過率が85%以上であることを特徴とする請求項1記載の光学用易接着性ポリエステルフィルム。
- 前記の水性ポリエステル樹脂(A)が、スルホン酸金属塩基を含有する芳香族ジカルボン酸成分をポリエステルの全ジカルボン酸成分に対し1〜10モル%含有する共重合ポリエステル樹脂であることを特徴とする請求項1または2記載の光学用易接着性ポリエステルフィルム。
- 前記の水性ポリエステル樹脂(A)は、ガラス転移温度が40℃以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光学用易接着性ポリエステルフィルム。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の光学用易接着性ポリエステルフィルムの塗布層の少なくとも片面に、電子線または紫外線硬化型アクリル樹脂またはシロキサン系熱硬化性樹脂からなるハードコート層を積層してなる光学用積層ポリエステルフィルム。
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