JP2006204465A - 処置用超音波内視鏡の先端部 - Google Patents

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Abstract

【課題】気管支壁を不必要に傷つけてしまう恐れがなく、硬い患部に対しても穿刺針を確実に突き刺して穿刺処置を安全かつスムーズに行うことができる処置用超音波内視鏡の先端部を提供すること。
【解決手段】挿入部先端2の一側面に、挿入部先端2の側方を超音波走査するための超音波プローブ3と、超音波プローブ3による超音波走査範囲内に処置具を突出させるための処置具突出口6とが配置された処置用超音波内視鏡の先端部において、挿入部先端2の側面の超音波プローブ3と処置具突出口6とが配置されている面の裏側にあたる位置のみに、膨縮自在なバルーン10を取り付けた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、気管支内等に挿入されて体内の超音波断層像を観察しながら穿刺処置等を行うことができる処置用超音波内視鏡の先端部に関する。
処置用超音波内視鏡の先端部は一般に、挿入部先端の一側面に、挿入部先端の側方を超音波走査するための超音波プローブと、その超音波プローブによる超音波走査範囲内に処置具を突出させるための処置具突出口とが配置された構成になっている(例えば、特許文献1)。
しかし、処置具突出口から穿刺針を突出させて穿刺処置を行う際に、患部が硬い場合等には、穿刺針を突き出しても患部側から受ける反力によって挿入部先端が後退するだけで、穿刺針が患部にうまく突き刺さらない場合がある。
そこで従来は、挿入部先端に隣接する湾曲部の背面側等に遠隔操作によって機械的に突没させることができる突起部材を設けて、穿刺処置の際に挿入部先端が後退しないようにしている(例えば、特許文献2)。
特開2002−306489 特開2004−105289
しかし、特許文献2に記載されているように挿入部先端付近に遠隔操作によって機械的に突没させることができる突起部材を設けると、気管支壁を不必要に傷つけてしまう恐れ等があって好ましくない。
そこで本発明は、気管支壁を不必要に傷つけてしまう恐れがなく、硬い患部に対しても穿刺針を確実に突き刺して穿刺処置を安全かつスムーズに行うことができる処置用超音波内視鏡の先端部を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の処置用超音波内視鏡の先端部は、挿入部先端の一側面に、挿入部先端の側方を超音波走査するための超音波プローブと、超音波プローブによる超音波走査範囲内に処置具を突出させるための処置具突出口とが配置された処置用超音波内視鏡の先端部において、挿入部先端の側面の超音波プローブと処置具突出口とが配置されている面の裏側にあたる位置のみに、膨縮自在なバルーンを取り付けたものである。
本発明によれば、穿刺処置を行う際には、処置具突出口が配置されている面の裏側にあたる位置のみに配置されたバルーンを膨らませることにより、穿刺針が気管支壁に突き刺される動作の際にその反力によって穿刺針が後退せず、硬い患部に対しても穿刺針を確実に突き刺して穿刺処置をスムーズに行うことができ、挿入部先端をそのような位置に固定するのがバルーンなので、気管支壁を全く傷つける恐れがなく安全に穿刺処置を行うことができる。
挿入部先端の一側面に、挿入部先端の側方を超音波走査するための超音波プローブと、超音波プローブによる超音波走査範囲内に処置具を突出させるための処置具突出口とが配置された処置用超音波内視鏡の先端部において、挿入部先端の側面の超音波プローブと処置具突出口とが配置されている面の裏側にあたる位置のみに、膨縮自在なバルーンを取り付ける。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、処置用超音波内視鏡の先端部を示しており、挿入部1の先端に連結された先端部本体2の先側半部の一側面には、いわゆるコンベックスタイプの超音波プローブ3が、超音波信号を先端部本体2の側方に発受信して、先端部本体2の側方部分をAで示されるように前後方向に扇状に走査するように配置されている。
また、先端部本体2の後側半部の超音波プローブ3と同方向の側面に斜め前方に向けて形成された斜面には、光学観察用の観察窓4と照明窓5とが並んで配置されると共に、穿刺針等の処置具の先端を超音波プローブ3による超音波走査範囲(であって、観察窓4からの光学観察範囲)に、Bで示されるように突出させるための処置具突出口6が形成されている。
そして、先端部本体2の側面の超音波プローブ3や処置具突出口6が配置されている面の裏側にあたる位置には、膨縮自在なバルーン10を取り付けるためのバルーン取付台座7が先端部本体2から突設されていて、その基部に形成された環状の括れ部分に、例えばシリコンゴム等のような弾力性のあるゴム材からなるバルーン10がOリング状の締め環11により着脱自在に取り付けられている。
また、挿入部1内から先端部本体2内にわたって形成されている通水路8の端部が、バルーン取付台座7の端面に開口しており、挿入部1の基端側から通水路8を介してバルーン10内に流体を送排してバルーン10を任意に膨縮させることができる。
図2は、上記実施例の処置用超音波内視鏡が気管支100内に挿入されて処置具突出口6から突出させた穿刺針50を気管支壁に穿刺している状態を示しており、先端部本体2の超音波プローブ3と処置具突出口6とが配置されている面の裏側にあたる位置で、膨縮自在なバルーン10が膨らまされている。
それによって、超音波プローブ3の表面が気管支壁に押しつけられて気管支組織の良好な超音波断層像が得られると共に、穿刺針50が気管支壁に突き刺される動作の際に、その反力によって先端部本体2が後退せず、硬い患部に対しても穿刺針50を確実に突き刺して穿刺処置をスムーズに行うことができる。そして、先端部本体2をそのような位置に固定するのが柔軟なゴム製のバルーン10なので、気管支壁を全く傷つける恐れがなく安全に穿刺処置を行うことができる。
また、図2における矢視IIIを図示する図3に示されるように、バルーン10が取り付けられているのは先端部本体2の超音波プローブ3や処置具突出口6が配置されている面の裏側にあたる位置のみなので、気管支100が膨らんだ状態になっても気管支100の気道が確実に確保されて患者に呼吸上の負担をかけることもない。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば上記実施例ではバルーン取付台座7が超音波プローブ3の裏側位置に配置されているが、処置具突出口6の裏側位置、或いは超音波プローブ3の裏側と処置具突出口6の裏側の中間位置等に配置されていても差し支えない。
本発明の実施例の処置用超音波内視鏡の先端部の側面部分断面図である。 本発明の実施例の処置用超音波内視鏡が気管支内に挿入されて処置具突出口から穿刺針が突出された状態の側面図である。 本発明の実施例の図2における矢視III図である。
符号の説明
1 挿入部
2 先端部本体(挿入部先端)
3 超音波プローブ
6 処置具突出口
7 バルーン取付台座
8 通水路
10 バルーン
50 穿刺針
100 気管支

Claims (1)

  1. 挿入部先端の一側面に、上記挿入部先端の側方を超音波走査するための超音波プローブと、上記超音波プローブによる超音波走査範囲内に処置具を突出させるための処置具突出口とが配置された処置用超音波内視鏡の先端部において、
    上記挿入部先端の側面の上記超音波プローブと上記処置具突出口とが配置されている面の裏側にあたる位置のみに、膨縮自在なバルーンを取り付けたことを特徴とする処置用超音波内視鏡の先端部。
JP2005019011A 2005-01-27 2005-01-27 処置用超音波内視鏡の先端部 Withdrawn JP2006204465A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102090917A (zh) * 2011-03-10 2011-06-15 苏州中加医疗科技有限公司 一种用于穿刺定位的双平面探头

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000232981A (ja) * 1999-02-15 2000-08-29 Olympus Optical Co Ltd 管腔用穿刺超音波内視鏡装置及び超音波内視鏡用バルーンカテーテル

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