JP2006122533A - 気管支用超音波内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】気管内に気道を確保した状態でバルーンにより挿入部先端を気管支内に確実に固定することができるようにして、硬い患部に対しても穿刺針を確実に突き刺して穿刺処置を安全かつスムーズに行うことができる気管支用超音波内視鏡を提供すること。
【解決手段】バルーン10を筒状に形成してその両端部分を超音波プローブ3の前後において挿入部先端2の外周部に取り付けると共に、挿入部先端2内を貫通してバルーン10の前後両側において外部に常時開口する通気路15を形成した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、気管支内に挿入されて穿刺処置を行うために用いられる気管支用超音波内視鏡に関する。
超音波は水中に比べて空気中の伝播性が著しく低いので、超音波内視鏡の挿入部先端には一般に、弾力性のある材料により形成されたバルーンが超音波プローブを囲む状態に配置され、脱気水等で超音波の発受信方向に膨らませたバルーンを粘膜面に押し付けた状態で使用される(例えば、特許文献1)。
そして、そのような超音波内視鏡が、断層像観察だけでなく医療処置に用いられる際には、挿入部先端に形成された処置具突出口から穿刺針を突出させて、粘膜下に注射をしたり組織を採取する穿刺処置がよく行われる。
そのような超音波内視鏡の挿入部先端には、処置具を突出させるための処置具突出口が側面に配置されているが、そこから穿刺針を突出させて穿刺処置を行う際に患部が硬い場合等には、穿刺針を突き出しても患部側から受ける反力によって挿入部先端が後退するだけで、穿刺針が患部に突き刺さらない場合がある。
そこで、挿入部先端に隣接する湾曲部の背面側等に遠隔操作によって機械的に突没させることができる突起部材を設けて、穿刺処置の際に挿入部先端が後退しないように図ったものもある(例えば、特許文献2)。
特開平8−257029 特開2004−105289
しかし、特許文献2に記載されているように挿入部先端付近に遠隔操作によって機械的に突没させることができる突起部材を設けると、超音波プローブやバルーン等の存在により一般の内視鏡に比べて挿入部先端が大きくて挿入時に患者に大きな苦痛を与える超音波内視鏡の挿入部先端がさらに大きくなって、患者に著しい苦痛を与える場合がある。
また、処置具突出口の背面側に機械的な突起部材を設けても、穿刺針が受ける反力が斜め方向にずれて作用するような場合には、突起部材を支点にして挿入部先端が横転した状態になってしまい、患部に対して穿刺をすることができない。
したがって、特許文献1に記載されているようなバルーンにより挿入部先端を体腔内に固定することができれば、それが最も望ましい。図4はその状態を略示しており、91は、挿入部先端90に設けられた超音波プローブ、92はバルーン、93は穿刺針、100は気管である。
しかし、その図4における矢視Vを図示する図5に示されるように、バルーン92によって気管100が完全に塞がれてしまうと、患者にとってその気管100を経由する呼吸ができなくなってしまい、大きな肉体的負担になるので好ましくない。
そこで本発明は、気管内に気道を確保した状態でバルーンにより挿入部先端を気管支内に確実に固定することができるようにして、硬い患部に対しても穿刺針を確実に突き刺して穿刺処置を安全かつスムーズに行うことができる気管支用超音波内視鏡を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の気管支用超音波内視鏡は、超音波プローブが設けられた挿入部先端の外周部に、弾力性のある材料からなるバルーンが超音波プローブを囲む状態に水密に取り付けられると共に、処置具を突出させるための処置具突出口が挿入部先端の側面に配置された気管支用超音波内視鏡において、バルーンを筒状に形成してその両端部分を超音波プローブの前後において挿入部先端の外周部に取り付けると共に、挿入部先端内を貫通してバルーンの前後両側において外部に常時開口する通気路を形成したものである。
本発明によれば、バルーンを膨らませることによって、挿入部先端を気管支内に確実に固定して硬い患部等に対しても穿刺針を確実に突き刺すことができ、しかも、挿入部先端内を貫通して形成された通気路により気管支内に常に気道が確保されるので、患者の呼吸を確保して穿刺処置を安全かつスムーズに行うことができる。
バルーンを筒状に形成してその両端部分を超音波プローブの前後において挿入部先端の外周部に取り付けると共に、挿入部先端内を貫通してバルーンの前後両側において外部に常時開口する通気路を形成する。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、気管支用超音波内視鏡の挿入部1が気管100内に挿入された状態の先端部分を略示しており、挿入部1の先端に連結された先端部本体2の先側半部の側面には、いわゆるコンベックスタイプの超音波プローブ3が、超音波信号を先端部本体2の側方に発受信して前後方向に扇状に走査するように配置されている。
また、先端部本体2の後側半部の超音波プローブ3と同方向の側面に斜め前方に向けて形成された斜面には、光学観察用の観察窓4と照明窓5とが並んで配置されると共に、穿刺針50等の処置具の先端を超音波プローブ3による超音波走査範囲(であって、観察窓4からの光学観察範囲)に突出させるための処置具突出口6が形成されている。7は、処置具突出口6に連通して挿入部1内に挿通配置された処置具挿通チャンネルである。
10は、弾力性のあるシリコンゴム等のような弾力性のある材料からなるバルーンであり、その単体の側面半断面図である図2にも図示されるように、この実施例のバルーン10は両端部分がやや窄まった状態に開口した略円筒状に形成されて、両端部分に各々Oリング状締め環11が形成され、全体が同じ素材によって一体に形成されている。
図1に戻って、バルーン10は、先端部本体2の外周部の超音波プローブ3を間に挟んでその前後両側位置に各々形成された円周溝に締め環11を嵌め込むことにより、超音波プローブ3を囲む状態に水密に取り付けられており、先端部本体2に対して着脱自在である。
バルーン10内には、挿入部1の基端側に連結された図示されていない操作部からの遠隔操作により脱気水を注入及び排出することができ、脱気水の注入と排出によりバルーン10が弾性変形して膨縮する。
そのように、使用時にはバルーン10が水密に取り付けられる先端部本体2には、バルーン10の前後両側において外部に常時連通する通気孔15(通気路)が貫通形成されていて、通気孔15の先端は先端部本体2の先端面に開口し、後端は観察窓4等の裏側位置にあたる先端部本体2の側面に開口している。
このように構成された実施例の気管支用超音波内視鏡を用いて気管100内で穿刺処置を行う際には、図1に示されるように、目標とする位置においてバルーン10を気管100の内壁面全面に密着する状態に膨らませる。
それによって先端部本体2が気管100の中央付近に安定して固定された状態になるので、処置具突出口6から穿刺針50の先端を押し出せば、穿刺対象の患部が硬い場合であっても、先端部本体2がほとんど後退することなく穿刺針50を患部に確実に突き刺して穿刺処置を行うことができる。
そして、図1における矢視IIIを図示する図3にも示されるように、気管100はバルーン10によって塞がれた状態になるが、通気孔15によってバルーン10の前後が連通しているので、通気孔15を経由して患者の呼吸が確保され、安全かつスムーズに穿刺処置を行うことができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、通気孔15の先端開口が先端部本体2の側面等に配置されていてもよく、後端開口がバルーン10から後方に離れた位置に配置されていても差し支えない。
本発明の実施例の気管支用超音波内視鏡が気管内に挿入された状態の挿入部先端の側面一部断面図である。 本発明の実施例の気管支用超音波内視鏡のバルーン単体の側面半断面図である。 本発明の実施例の気管支用超音波内視鏡の図1における矢視III図である。 従来の気管支用超音波内視鏡が気管内に挿入された状態の挿入部先端の側面一部断面図である。 従来の気管支用超音波内視鏡の図4における矢視V図である。
符号の説明
1 挿入部
2 先端部本体(挿入部先端)
3 超音波プローブ
6 処置具突出口
10 バルーン
15 通気孔(通気路)
50 穿刺針
100 気管

Claims (1)

  1. 超音波プローブが設けられた挿入部先端の外周部に、弾力性のある材料からなるバルーンが上記超音波プローブを囲む状態に水密に取り付けられると共に、処置具を突出させるための処置具突出口が上記挿入部先端の側面に配置された気管支用超音波内視鏡において、
    上記バルーンを筒状に形成してその両端部分を上記超音波プローブの前後において上記挿入部先端の外周部に取り付けると共に、上記挿入部先端内を貫通して上記バルーンの前後両側において外部に常時開口する通気路を形成したことを特徴とする気管支用超音波内視鏡。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0380843A (ja) * 1989-05-12 1991-04-05 Olympus Optical Co Ltd 体腔内診断用超音波探触子
JP2003164455A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Olympus Optical Co Ltd 超音波内視鏡とその超音波内視鏡用の気管チューブ

Patent Citations (2)

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