JP2006203269A - 通話装置、通話システム、通話システムの制御方法、制御プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

通話装置、通話システム、通話システムの制御方法、制御プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 保護カバーでカメラ等をカバーすることにより、カメラ等の性能が低下することを防止する。
【解決手段】 TVドアホンシステムの子機11には、スピーカ21、マイク22、カメラ23、およびライト24と、マイク22、カメラ23、およびライト24をカバーする保護カバー25とが設けられている。保護カバー25は、マイク22、カメラ23、およびライト24を露出させるように、移動可能に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音声入力手段および音声出力手段を備える通話装置、通話システム、通話システムの制御方法、制御プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体に関するものである。特に、本発明は、撮影機能を有するインターホンシステムであるTVドアホンシステムに関するものである。
従来から、家屋内外の通話装置として、携帯電話等を初めとして様々な電子機器が使用されている。特に、主に玄関先(屋外)と室内(屋内)とにおいて、訪問者および住人が通話できるTVドアホンシステムが広く使用されている。
上記TVドアホンシステムは、少なくとも親機および子機を備えている。親機および子機は、マイク等の音声入力手段と、スピーカ、イヤホン等の音声出力手段とを備えている。さらに、子機は、カメラを備えており、親機は、子機のカメラで撮影された撮影画像を表示するモニタを備えている。これは、住人が訪問者を確認できるようにするためである。
このとき、子機の設置場所、天候状態、あるいは夜間時などによっては、被写体である訪問者からカメラに十分な光量が得られず、このため、親機に表示される撮影画像が暗くなって、訪問者の顔を確認し難いことがあった。
この対策として、子機に白色の発光ダイオード(LED:Light emitting diode)等のライトを内蔵し、被写体に光を照射することで、撮影画像の画質改善を図る技術が提案されている(特許文献1および2参照)。
ところで、カメラおよびライトが常に外部に露出していると、時間の経過とともに、埃等が付着してカメラおよびライトが汚れてしまい、カメラの撮影性能の低下や、ライトの照射光量の低下などの問題が発生する虞がある。また、外部からの衝撃(例えば、風雨等)によりカメラおよびライトが破損する虞がある。このため、最近のTVドアホンシステムでは、カメラおよびライトをカバー(被覆)して保護する透明または半透明な保護カバーが設けられていることが多い。
特開平10−336637号公報(平成10年12月18日公開) 特開平11−196408号公報(平成11年7月21日公開)
しかしながら、保護カバーが汚れていると、上述のカメラおよびライトの性能低下の問題が生じる。また、保護カバーは、光を通す必要があるため、非透明な部材を利用することができない。また、マイクおよびスピーカは、訪問者との間で音波を伝達する必要があるので、マイクおよびスピーカの保護カバーには、開口が形成されている。この開口から埃や雨が侵入すると、マイクおよびスピーカの性能が低下することになる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、保護カバーでカバーしても性能の低下しない通話装置などを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る通話装置は、音声入力手段および音声出力手段を備える通話装置において、前記音声入力手段および音声出力手段の少なくとも1つをカバーするカバー手段と、該カバー手段がカバーする被カバー物が露出するように、前記カバー手段を駆動して移動させる駆動手段とを備えることを特徴としている。
なお、上記通話装置が、被写体の撮影を行う撮影手段をさらに備える場合には、前記カバー手段は、前記音声入力手段、前記音声出力手段、および前記撮影手段の少なくとも1つをカバーするものであることが好ましい。
また、上記通話装置が、付近を照射するための照射手段をさらに備える場合には、前記カバー手段は、前記音声入力手段、前記音声出力手段、および前記照射手段の少なくとも1つをカバーするものであることが好ましい。
上記の構成によると、カバー手段は、被カバー物をカバー(被覆)しており、駆動手段によりカバー手段が移動すると、被カバー物が露出される。したがって、通常はカバー手段が被カバー物をカバーし、通話や撮影などの必要なときに被カバー物を露出させることができる。その結果、カバー手段が汚れていることにより被カバー物の性能が低下することを防止できる。また、カバー手段が透明または半透明であったり、カバー手段に開口を形成したりする必要が無い。
なお、カバー手段は、被カバー物をカバーできるものであれば、任意の部材を利用することができる。また、駆動手段は、カバー手段を移動させることができる任意の駆動機構を利用することができ、また、カバー手段が被カバー物を露出できれば、摺動、回転移動など何れの方向にカバー手段を移動させてもよい。
本発明に係る通話装置では、前記撮影手段が露出する場合に撮影を行うように前記撮影手段を制御する撮影制御手段をさらに備えてもよい。この場合、カバー手段が非透明であっても、被写体を確実に撮影することができる。
本発明に係る通話装置では、前記カバー手段または前記被カバー物を掃除する掃除手段をさらに備えることが好ましい。この場合、カバー手段または被カバー物を手作業で掃除する必要が無くなる。
ここで、掃除手段としては、振動を利用するもの、ブラシや不織布を利用するもの、および圧縮空気を利用するものが挙げられる。このうち、振動を利用してカバー手段を振動させることが、メインテナンスや駆動機構の観点から特に好ましい。また、ブラシや不織布を利用する場合には、カバー手段に取り付けたり、カバー手段と接触するように通信装置本体に取り付けたりすることにより、カバー手段の移動に伴って掃除を行うことができるので好ましい。
本発明に係る通話装置では、付近に人が存在するか否かを検出する人体検出手段と、該人体検出手段の検出に連動して前記カバー手段を移動させるように前記駆動手段を制御する駆動制御手段とをさらに備えることが好ましい。この場合、通話装置の付近に人の存在を検出すると、駆動手段によりカバー手段が移動して被カバー物を露出させ、これにより通話が可能な状態とすることができる。そして、通話装置の付近に人の存在を検出しないと、駆動手段によりカバー手段が移動して被カバー物をカバーすることができる。したがって、カバー手段が移動する契機として、通話先からの指示や通話装置付近の人の指示が不要となる。
本発明に係る通話装置では、通話先を呼び出すように指示する呼出指示手段と、該呼出指示手段の指示に基づいて前記駆動手段を制御し、これにより、前記被カバー物が露出するように前記カバー手段を移動させる駆動制御手段とをさらに備えることが好ましい。この場合、通話先を呼び出すことにより、カバー手段が移動して被カバー物が露出する。したがって、カバー手段が移動する契機として、通話先からの指示が不要となる。
本発明に係る通話システムは、音声入力手段および音声出力手段を備える第1および第2の通話装置を備える通話システムにおいて、第1の通話装置は、上記構成の通話装置であることを特徴としている。上記の構成によると、第1の通話装置は上記構成の通話装置であるので、上述の作用効果を奏することができる。
本発明に係る通話システムでは、第1の通話装置と通話するか否かを指示する通話指示手段を第2の通話装置に備えており、前記通話指示手段の指示に連動して前記カバー手段を移動させるように第1の通話装置における前記駆動手段を制御する駆動制御手段を備えることが好ましい。
この場合、通話指示手段の通話指示により、カバー手段が移動して被カバー物を露出させ、これにより通話が可能な状態とすることができる。そして、通話指示手段の通話終了指示により、カバー手段が移動して被カバー物をカバーすることができる。したがって、第2の通話装置から、第1の通話装置におけるカバー手段の移動を制御することができる。また、通話指示手段の指示に連動してカバー手段を移動させるので、被カバー物の露出を通話のときのみに限定することができ、露出の期間が長くなって被カバー物が汚れたり破損したりすることを防止できる。
なお、第1の通話装置における前記カバー手段が透明または半透明であり、第2の通話装置を呼び出すように指示する呼出指示手段と、被写体の撮影を行う撮影手段とを第1の通話装置に備えている場合には、前記呼出指示手段の指示に基づいて、撮影を行うように前記撮影手段を制御する撮影制御手段をさらに備えることが好ましい。
この場合、通話指示手段の指示に関係なく、呼出指示手段の指示により、撮影手段の撮影を開始できる。したがって、通話を行う前に、第1の通話装置の付近に位置する人物を撮影画像から確認することができる。
また、第2の通話装置を呼び出すように指示する呼出指示手段を第1の通話装置に備えており、前記駆動制御手段は、前記呼出指示手段の指示に基づいて前記駆動手段を制御し、これにより、前記被カバー物が露出するように前記カバー手段を移動させることが好ましい。この場合、通話先を呼び出すことにより、カバー手段が移動して被カバー物が露出する。したがって、カバー手段が移動する契機として、通話先からの指示が不要となる。
なお、この場合には、通話指示手段の通話終了の指示が無ければ、被カバー物をカバーすることができない。そこで、前記駆動制御手段は、前記呼出指示手段の指示から所定期間に前記通話指示手段の指示が無い場合には、前記駆動手段を制御し、これにより前記被カバー物をカバーするように前記カバー手段を移動させることが好ましい。
本発明に係る通話システムの制御方法は、上記構成の通話システムの制御方法であって、前記通話指示手段の指示に連動して前記カバー手段を移動させるように第1の通話装置における前記駆動手段を制御する工程を含むことを特徴としている。
この場合、通話指示手段の通話指示により、カバー手段が移動して被カバー物を露出させ、これにより通話が可能な状態とすることができる。そして、通話指示手段の通話終了指示により、カバー手段が移動して被カバー物をカバーすることができる。したがって、第2の通話装置から、第1の通話装置におけるカバー手段の移動を制御することができる。また、通話指示手段の指示に連動してカバー手段を移動させるので、被カバー物の露出を通話のときのみに限定することができ、露出の期間が長くなって被カバー物が汚れたり破損したりすることを防止できる。
なお、上記通話システムの駆動制御手段を、制御プログラムによりコンピュータ上で実行させることができる。さらに、上記制御プログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で上記制御プログラムを実行させることができる。
以上のように、本発明に係る通話装置は、カバー手段が被カバー物をカバーしており、駆動手段によりカバー手段が移動すると、被カバー物が露出されるので、カバー手段が汚れていることにより被カバー物の性能が低下することを防止できるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1ないし図5を参照しつつ説明する。図3は、本実施形態に係るTVドアホンシステムの概略構成を示している。図示のように、TVドアホンシステム(通話システム)10は、屋外の門扉付近に主として設置される子機(通話装置、第1の通話装置)11と、屋内に主として設置される親機(第2の通話装置)12とが通信可能に接続された構成である。TVドアホンシステム10では、子機11と親機12との間で通話可能となっており、さらに、子機11にて撮影した撮影画像を親機12にて見ることができる。
次に、子機11の構成について、図1(a)・(b)および図3を参照しつつ説明する。図1(a)・(b)は、子機11の概要を示している。図示のように、子機11の表面には、呼出ボタン(呼出指示手段)20、スピーカ(音声出力手段)21、マイク(音声入力手段)22、カメラ(撮影手段)23、ライト(照明手段)24、および保護カバー(カバー手段)25が設けられている。
呼出ボタン20は、屋内の人に来訪を報せるために利用されるボタンである。来訪者によって呼出ボタン20が押されると、親機12がチャイム音などの呼出音を出力するようになっている。
スピーカ21は、親機12にて入力された音響を出力するものであり、特に応対者の音声を出力するものである。マイク22は、音響の入力を受け付けるものであり、特に訪問者の音声の入力を受け付けるものである。カメラ23は、撮影を行うものであり、特に子機11の正面の状況や訪問者を撮影するものである。ライト24は、子機11の正面に向けて光を照射するものであり、特に被写体を特定できるのに十分な光を照射するものである。ライト24には、電球、LEDなど公知の発光手段を利用することができる。
保護カバー25は、マイク22、カメラ23、およびライト24の破損や埃の付着から保護するものである。保護カバー25は、マイク22、カメラ23、およびライト24を覆うように設けられる。なお、保護カバー25は、マイク22、カメラ23、およびライト24をそれぞれ保護する複数の保護カバー25であっても良いし、少なくとも1つを保護するものであっても良い。
本実施形態では、図1(a)・(b)に示されるように、保護カバー25は、長方形の板状部材であり、子機11の正面外側を上下方向に摺動可能に設けられている。保護カバー25が下方向に移動すると、図1(b)に示されるように、マイク22、カメラ23、およびライト24が露出するようになっている。これにより、保護カバー25が不透明であっても、保護カバー25が下方向に移動して、マイク22、カメラ23、およびライト24が露出し、外部の撮影や訪問者との通話を行うことができる。
そして、保護カバー25は、通話が終了したときなどの所定のタイミングで上方向に移動すると、図1(a)に示されるように、マイク22、カメラ23、およびライト24を覆って保護する。特に、通話を行わないときに、マイク22が保護カバー25によって保護されるので、マイク22の破損や、埃の付着による音声入力の劣化を防止することができる。
さらに、本実施形態では、保護カバー25を振動させる振動手段(図示せず)が設けられている。これにより、保護カバー25に付着した埃を振動で落とすことができる。また、保護カバー25の駆動機構としてモータを利用する場合には、保護カバー25に接触する偏心カムをモータに取り付けると、上記振動手段として機能するので、簡便に振動手段を設けることができる。
なお、保護カバー25を移動させる駆動機構には、モータおよびラック・ピニオンなど、公知の駆動機構を利用することができる。また、以下では、保護カバー25が移動してマイク22、カメラ23、およびライト24が露出する動作を、「保護カバー25を開く」と称し、保護カバー25が移動してマイク22、カメラ23、およびライト24を覆う動作を、「保護カバー25を閉じる」と称する。
さらに、子機11の内部には、図3に示されるように、カバー駆動部(駆動手段)26、通信部27、および制御部28が設けられている。カバー駆動部26は、保護カバー25を上下方向に移動させるように、公知の駆動機構により駆動するものである。
通信部27は、制御部28からの信号を、親機12との通信に適した形式に変換して親機12に送信するとともに、親機12からの信号を元の形式に変換して制御部28に送信するものである。なお、子機11および親機12間の通信は、有線でもよいし、無線でもよい。また、ケーブルを用いた一般的なインターホンの場合、通信部27が省略される場合もある。
制御部28は、子機11内の各種構成を統括的に制御するものである。制御部28の機能は、例えばRAMやフラッシュメモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)が実行することによって実現される。なお、本実施形態における制御部28の詳細については後述する。
次に、親機12の構成について図2および図3を参照しつつ説明する。図2は、親機12の概要を示している。図示のように、親機12の表面には、ハンドセット(通話器)30、モニタ31、スピーカ(音声出力手段)32、マイク(音声入力手段)33、および操作ボタン34とが設けられている。
ハンドセット30は、親機12の本体から着脱可能に設けられており、応対者が親機12の本体から取り外し、耳および口の付近に配置して、訪問者と通話を行うものである。このため、ハンドセット30には、音響の入力を受け付けるマイク(音声入力手段)40と、子機11にて入力された音響を出力するイヤホン(音声出力手段)41とが設けられている。また、親機12の本体には、ハンドセット30の着脱を検出するハンドセット用フック(通話指示手段)35が設けられている。
モニタ31は、各種の情報を表示するものであり、特に、子機11のカメラ23にて撮影された撮影画像を表示するものである。スピーカ32は、音響を出力するものであり、特に子機11の呼出ボタン20が押されることにより、チャイム音等の呼出音を出力するものである。マイク33は、音響の入力を受け付けるものである。なお、本実施形態では、親機12は、ハンドセット30のマイク40およびイヤホン41の代わりに、本体のマイク33が応対者からの音声の入力を受け付けて、本体のスピーカ32が子機11にて入力された音声を出力する、いわゆるハンズフリー機能を有している。
操作ボタン33は、各種の操作を行うためのボタンであり、例えば、子機11の保護カバー25の開閉、カメラ23による撮影のオン・オフ、ハンズフリー機能のオン・オフ、などを行うためのボタンが挙げられる。
さらに、親機12の内部には、図3に示されるように、通信部36および制御部37が設けられている。通信部36は、制御部37からの信号を、子機11との通信に適した形式に変換して子機11に送信するとともに、子機11からの信号を元の形式に変換して制御部37に送信するものである。なお、ケーブルを用いた一般的なインターホンの場合、通信部36が省略される場合もある。
制御部37は、親機12内の各種構成を統括的に制御するものである。制御部37の機能は、例えばRAMやフラッシュメモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムをCPUが実行することによって実現される。なお、本実施形態における制御部37の詳細については後述する。
次に、本実施形態において、カバー駆動部26が保護カバー25を駆動する駆動タイミングについて図4および図5を参照しつつ説明する。本実施形態では、ハンドセット用フック35に連動して、保護カバー25の開閉、通話のオン・オフ、カメラ23による撮影のオン・オフ、およびライト24の点灯・消灯を行っている。
図4は、子機11および親機12内の上記構成のうち上記駆動タイミングに関する構成の詳細を示している。図示のように、親機12の制御部37には、フック状態検知部61、通話制御部62、および表示制御部63が設けられている。
フック状態検知部61は、ハンドセット用フック35上にハンドセット30が取り付けられているオンフック状態であるか、ハンドセット用フック35からハンドセット30が取り外されているオフフック状態であるかを検知するものである。本実施形態では、フック状態検知部61は、オンフック状態およびオフフック状態の何れであるかを示すフック状態信号を、通話制御部62および表示制御部63に送信するとともに、通信部36を介して子機11に送信する。
通話制御部62は、子機11との通話を制御するものである。具体的には、通話制御部62は、マイク40からの音響信号を、通信部36を介して子機11に送信するか否かを制御するとともに、子機11から通信部36を介して受け取った音響信号をイヤホン41に送信するか否かを制御している。
本実施形態では、通話制御部62は、フック状態検知部61からのフック状態信号に基づいて、子機11との通話を制御している。具体的には、通話制御部62は、ハンドセット30がオフフック状態である場合に通話を行う一方、オンフック状態である場合に通話を停止するように制御している。
表示制御部63は、モニタ31の表示を制御するものである。具体的には、表示制御部63は、子機11のカメラ23が撮影した撮影画像、その他の各種情報をモニタ31に表示するように制御するものである。
本実施形態では、表示制御部63は、フック状態検知部61からのフック状態信号に基づいて、子機11からの上記撮影画像をモニタ31に表示するか否かを制御している。具体的には、表示制御部63は、ハンドセット30がオフフック状態である場合に、子機11からの上記撮影画像をモニタ31に表示する一方、オンフック状態である場合に、上記撮影画像以外の情報をモニタ31に表示するか、或いはモニタ31の表示を停止するように制御している。
なお、表示制御部63は、子機11からの上記撮影画像を取得する場合に、取得した撮影画像をモニタ31に表示し、その他の場合に、その他の情報をモニタ31に表示するように制御してもよい。この場合、表示制御部63は、フック状態検知部61からフック状態信号を取得する必要が無くなる。
一方、子機11の制御部28には、フック状態取得部51、カバー駆動制御部(駆動制御手段)52、通話制御部53、および撮影制御部(撮影制御手段)54が設けられている。
フック状態取得部51は、親機12からの上記フック状態信号を、通信部27を介して取得するものである。本実施形態では、フック状態取得部51は、取得したフック状態信号をカバー駆動制御部52、通話制御部53、および撮影制御部54に送信する。
カバー駆動制御部52は、カバー駆動部26の駆動を制御するものである。具体的には、カバー駆動制御部52は、カバー駆動部26を制御して、保護カバー25を上方向に移動させるか、下方向に移動させるか、または移動を停止させる。
本実施形態では、カバー駆動制御部52は、フック状態取得部51からのフック状態信号に基づいて、カバー駆動部26を制御している。具体的には、カバー駆動制御部52は、ハンドセット30がオフフック状態である場合に、保護カバー25を開く、すなわち保護カバー25を下方向に移動させる一方、オンフック状態である場合に、保護カバー25を閉じる、すなわち保護カバー25を上方向に移動させるように、カバー駆動部26を制御している。
通話制御部53は、親機12との通話を制御するものである。具体的には、通話制御部53は、マイク21からの音響信号を、通信部27を介して親機12に送信するか否かを制御するとともに、親機12から通信部27を介して受け取った音響信号をスピーカ21に送信するか否かを制御している。
本実施形態では、通話制御部53は、フック状態取得部51からのフック状態信号に基づいて、親機12との通話を制御している。具体的には、通話制御部53は、ハンドセット30がオフフック状態である場合に通話を行う一方、オンフック状態である場合に通話を停止するように制御している。
撮影制御部54は、カメラ23の撮影とライト24の照射とを制御するものである。具体的には、撮影制御部54は、撮影を行う場合に、ライト24に点灯を指示し、カメラ23に撮影を指示して、カメラ23から画像信号を取得し、取得した画像信号を、通信部27を介して親機12に送信する。一方、撮影制御部54は、撮影を停止する場合に、ライト24に消灯を指示し、カメラ23に撮影の停止を指示する。
本実施形態では、撮影制御部54は、フック状態取得部51からのフック状態信号に基づいて、撮影を行うか停止するかを制御している。具体的には、撮影制御部54は、ハンドセット30がオフフック状態である場合に撮影を行う一方、オンフック状態である場合に撮影を停止するように制御している。
図5は、上記構成の子機11および親機12の制御部28・37の処理動作を示している。図示のように、まず、フック状態検知部61は、ハンドセット30がオフフック状態であるか否かを検知する(ステップS10(以下「S10」と略称することがある。他のステップについても同様である。))。
ハンドセット30がオフフック状態である場合には、カバー駆動制御部52は、保護カバー25が開いた状態となるようにカバー駆動部26を制御する(S11)。そして、撮影制御部54は、撮影および点灯を行うようにカメラ23およびライト24を制御し、表示制御部63は、撮影画像を表示するようにモニタ31を制御する(S12)。また、通話制御部53・62は、子機11および親機12を通話させる(S12)。
一方、ハンドセット30がオンフック状態である場合には、撮影制御部54は、撮影の中止および消灯を行うようにカメラ23およびライト24を制御し、表示制御部63は、撮影画像の表示を中止するようにモニタ31を制御する(S13)。また、通話制御部53・62は、子機11および親機12の通話を中止させる(S13)。そして、カバー駆動制御部52は、保護カバー25が閉じた状態となるようにカバー駆動部26を制御する(S14)。ステップS12またはステップS14の後に、ステップS10に戻って上記動作を繰り返す。
したがって、親機12においてハンドセット30がオンフック状態およびオフフック状態の何れかに基づいて、子機11の保護カバー25の開閉を制御することができる。また、マイク22、カメラ23、およびライト24の露出を通話のときのみに限定することができるので、露出の期間が長くなってマイク22、カメラ23、およびライト24が汚れたり破損したりすることを防止できる。
なお、ステップS11・S12の順番を入れ替えてもよいし、ステップS13・S14の順番を入れ替えてもよい。しかしながら、ステップS11・S12の順番通りに、保護カバー25を開けてから撮影及び通話を開始したり、ステップS13・S14の順番通りに、撮影及び通話を停止してから保護カバー25を閉じたりする方が、保護カバー25の移動中の撮影画像が表示されたり、保護カバー25の移動音が聞こえたりすることを回避できるので望ましい。
〔実施の形態2〕
次に、本発明の別の実施形態について、図6および図7を参照しつつ説明する。本実施形態のTVドアホンシステム10は、図1〜図5に示されるTVドアホンシステム10に比べて、上述のハンズフリー機能が利用されており、このため、保護カバー25の開閉などが、ハンドセット用フック35の代わりに、操作ボタン33に含まれる通話オンボタン(通話指示手段)42および通話オフボタン(通話指示手段)43に連動している点が異なり、その他の構成は同様である。なお、上記実施形態で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図6は、子機11および親機12内の上記構成のうち、保護カバー25を駆動する駆動タイミングに関する構成の詳細を示している。図6に示される親機12の制御部37は、図4に示される構成と比べて、フック状態検知部61の代わりに通話オン・オフ検知部64が利用され、通話制御部62の代わりにサウンド制御部65が利用される点が異なり、その他の構成は同様である。
通話オン・オフ検知部64は、操作ボタン33のうち通話オンボタン42が押されたか、或いは通話オフボタン43が押されたかを検知するものである。本実施形態では、通話オン・オフ検知部64は、通話オンボタン42および通話オフボタン43の何れが押されたかを示す通話オン・オフ信号を、サウンド制御部65および表示制御部63に送信するとともに、通信部36を介して子機11に送信する。
本実施形態では、子機11との通話は、ハンドセット30の代わりに、親機12の本体に設けられたスピーカ32およびマイク34が利用される。このため、スピーカ32およびマイク34を制御するサウンド制御部65が、子機11との通話を制御することになる。具体的には、サウンド制御部65は、マイク34からの音響信号を、通信部36を介して子機11に送信するか否かを制御するとともに、子機11から通信部36を介して受け取った音響信号をスピーカ32に送信するか否かを制御している。
本実施形態では、サウンド制御部65は、通話オン・オフ検知部64からの通話オン・オフ信号に基づいて、子機11との通話を制御している。具体的には、サウンド制御部65は、通話オンボタン42が押された場合に通話を開始する一方、通話オフボタン43が押された場合に通話を終了するように制御している。
一方、図6に示される子機11の制御部28は、図4に示される構成と比べて、フック状態取得部51の代わりに通話オン・オフ取得部55が利用される点が異なり、その他の構成は同様である。
通話オン・オフ取得部55は、親機12からの上記通話オン・オフ信号を、通信部27を介して取得するものである。本実施形態では、通話オン・オフ取得部55は、取得した通話オン・オフ信号をカバー駆動制御部52、通話制御部53、および撮影制御部54に送信する。
図7は、上記構成の子機11および親機12の制御部28・37の処理動作を示している。同図(a)は、通話オンボタン42が押されたときの処理動作を示しており、同図(b)は、通話オフボタン43が押されたときの処理動作を示している。これらの処理は、CPUにて割込み処理を行うことにより実行してもよい。
通話オンボタン42が押されると、図7(a)に示されるように、カバー駆動制御部52は、保護カバー25を開くようにカバー駆動部26を制御する(S20)。そして、撮影制御部54は、撮影および点灯を開始するようにカメラ23およびライト24を制御し、表示制御部63は、撮影画像の表示を開始するようにモニタ31を制御する(S21)。また、通話制御部53およびサウンド制御部65は、子機11および親機12間の通話を開始させる(S21)。その後、通話オンボタン42が押されたときの処理動作を終了する。
一方、通話オフボタン43が押されると、図7(b)に示されるように、撮影制御部54は、撮影の終了および消灯を行うようにカメラ23およびライト24を制御し、表示制御部63は、撮影画像の表示を終了するようにモニタ31を制御する(S22)。また、通話制御部53およびサウンド制御部65は、子機11および親機12の通話を終了させる(S22)。そして、カバー駆動制御部52は、保護カバー25を閉じるようにカバー駆動部26を制御する(S23)。その後、通話オフボタン43が押されたときの処理動作を終了する。
したがって、親機12がハンズフリーの場合でも、通話オンボタン42および通話オフボタン43に連動して保護カバーを開閉させることができるので、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
〔実施の形態3〕
次に、本発明のさらに別の実施形態について、図8(a)・(b)を参照しつつ説明する。本実施形態のTVドアホンシステム10は、図1〜図5に示されるTVドアホンシステム10に比べて、子機11の保護カバーが異なり、その他の構成は同様である。なお、上記実施形態で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図8(a)・(b)は、本実施形態のTVドアホンシステム10における子機11の概要を示している。図示のように、本実施形態では、子機11の保護カバー(カバー手段)70は、円形の板状部材であり、子機11の正面外側を回動可能に設けられている。保護カバー70には、マイク22、カメラ23、およびライト24を露出するための開口部71が設けられている。図示の例では、2つの開口部71・71が、回転中心を挟んで両側にそれぞれ設けられ、一方の開口部71がマイク22を露出するためのものであり、他方の開口部71がカメラ23およびライト24を露出するためのものである。
保護カバー70は、図8(a)に示される状態から、子機11の正面に向かって右回りに90°回転すると、図8(b)に示されるように、マイク22、カメラ23、およびライト24が開口部71・71から露出するようになっている。そして、保護カバー70は、通話が終了したときなどの所定のタイミングで、子機11の正面に向かって左回りに回転すると、図8(a)に示されるように、マイク22、カメラ23、およびライト24を覆って保護する。
したがって、保護カバー70は、回転移動により開閉動作を行うことができ、上述と同様の効果を奏することができる。なお、保護カバー70が高速で回転すれば、保護カバー70に付着した塵や埃などを振り落とすことができる。
なお、上記の場合では、保護カバー70は、右回りに90°回転して開き、左回りに90°回転して閉じているが、この角度を、180°未満の所定角とすることもできる。また、保護カバー70は、右回りおよび左回りの何れか一方に90°ずつ回転することによって開閉動作を行うこともできる。
〔実施の形態4〕
次に、本発明のさらに別の実施形態について、図9(a)・(b)を参照しつつ説明する。本実施形態のTVドアホンシステム10は、図1〜図5に示されるTVドアホンシステム10に比べて、掃除部材(掃除手段)80・81が新たに設けられている点が異なり、その他の構成は同様である。なお、上記実施形態で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図9(a)・(b)は、本実施形態のTVドアホンシステム10における子機11の概要を示している。図示のように、保護カバー25の裏側上部には、マイク22、カメラ23、およびライト24を掃除する掃除部材80が設けられている。また、子機11の本体側であって保護カバー25の裏側下部と対向する部分には、保護カバー25の裏面を掃除する掃除部材81が設けられている。なお、掃除部材80・81としては、フェルト、ブラシなど、付着した塵や埃を除去する公知のものを利用することができる。
保護カバー25は、所定の条件で、図9(b)に示されるように下方に移動し、図9(a)に示されるように上方に移動する。このとき、掃除部材80は、保護カバー25と共に移動することにより、マイク22、カメラ23、およびライト24を自動的に清掃することができる。また、保護カバー25の裏面は、掃除部材81に接触しつつ移動することにより自動的に清掃されることができる。
上記実施形態では、保護カバー25・70が移動することによりマイク22、カメラ23、およびライト24が露出する。このとき、外部から塵や埃が侵入して、マイク22、カメラ23、およびライト24や、保護カバー25の裏側に塵や埃が付着することがある。これに対し、本実施形態では、これらの付着した塵や埃を、掃除部材80・81により除去することができる。
なお、本実施形態では、掃除部材80は、保護カバー25の裏側上部に設けられているが、保護カバー25の移動に伴ってマイク22、カメラ23、およびライト24を清掃できる任意の位置に設けることもできる。同様に、掃除部材81は、子機11の本体側であって保護カバー25の裏側下部と対向する部分に設けられているが、保護カバー25の移動に伴って保護カバー25の裏面を自動的に清掃できる任意の位置に設けることもできる。
〔実施の形態5〕
次に、本発明のさらに別の実施形態について、図10(a)・(b)を参照しつつ説明する。本実施形態のTVドアホンシステム10は、図1〜図5に示されるTVドアホンシステム10に比べて、保護カバー25の移動位置と、掃除部材が新たに設けられている点とが異なり、その他の構成は同様である。なお、上記実施形態で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図10(a)・(b)は、本実施形態のTVドアホンシステム10における子機11の概要を示している。図示のように、本実施形態では、保護カバー(カバー手段)90は、子機11の筐体内側を上下方向に摺動可能に設けられている。また、子機11の筐体内側であって、マイク22の下方には、保護カバー90の表面を掃除する掃除部材91(掃除手段)が設けられている。なお、掃除部材91としては、上述と同様に、付着した塵や埃を除去する公知のものを利用することができる。
保護カバー90は、所定の条件で、図10(b)に示されるように下方に移動し、図10(a)に示されるように上方に移動する。このとき、保護カバー90の表面は、掃除部材91に接触しつつ移動することにより自動的に清掃される。
例えば、特に保護カバー90が透明または半透明であり、保護カバー90が開く前にカメラ23による撮影を行う場合、保護カバー90の表面に付着した塵や埃により撮影画像の視認性が低下することがある。これに対し、本実施形態では、この付着した塵や埃を、掃除部材91により自動的に除去することができ、撮影画像の視認性の低下を防止できる。
なお、本実施形態では、掃除部材91は、子機11の筐体内側であって、マイク22の下方に設けられているが、保護カバー90の移動に伴って保護カバー90の表面を自動的に清掃できる任意の位置に設けることもできる。
〔実施の形態6〕
次に、本発明のさらに別の実施形態について、図11および図12を参照しつつ説明する。本実施形態のTVドアホンシステム10は、図6および図7に示されるTVドアホンシステム10に比べて、呼出ボタン20が押されると、保護カバー25が開いて、撮影を開始する点が異なり、その他の構成は同様である。なお、上記実施形態で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図11は、子機11および親機12内の上記構成のうち、保護カバー25を駆動する駆動タイミングに関する構成の詳細を示している。図11に示される子機11の制御部28は、図6に示される構成と比べて、呼出検知部56が新たに設けられている点と、カバー駆動制御部52の制御によって保護カバー25が開くタイミングと、撮影制御部54の制御によって撮影が開始されるタイミングとが異なり、その他の構成は同様である。
呼出検知部56は、呼出ボタン20が押されたか否かを検知するものである。本実施形態では、呼出検知部56は、呼出ボタン20が押されたことを示す呼出検知信号を、カバー駆動制御部52および撮影制御部54に送信するとともに、通信部27を介して親機12に送信する。
本実施形態では、カバー駆動制御部52は、通話オン・オフ取得部55からの通話オン・オフ信号と呼出検知部56からの呼出検知信号とに基づいて、カバー駆動部26を制御している。具体的には、カバー駆動制御部52は、呼出ボタン20が押された場合に、保護カバー25を開く一方、通話オフボタン43が押された場合に、保護カバー25を閉じるように、カバー駆動部26を制御している。
また、本実施形態では、撮影制御部54は、通話オン・オフ取得部55からの通話オン・オフ信号と呼出検知部56からの呼出検知信号とに基づいて、撮影を行うか停止するかを制御している。具体的には、撮影制御部54は、呼出ボタン20が押された場合に撮影を開始する一方、通話オフボタン43が押された場合に撮影を停止するように制御している。
一方、図11に示される親機12の制御部37は、図6に示される構成と比べて、呼出取得部66が新たに設けられている点と、表示制御部63が子機11からの撮影画像のモニタ31への表示を開始させるタイミングとが異なり、その他の構成は同様である。
呼出取得部66は、子機11からの上記呼出検知信号を、通信部36を介して取得するものである。本実施形態では、呼出取得部66は、取得した呼出検知信号を表示制御部63に送信する。
本実施形態では、表示制御部63は、通話オン・オフ検知部64からの通話オン・オフ信号と呼出取得部66からの呼出検知信号とに基づいて、子機11からの上記撮影画像をモニタ31に表示するか否かを制御している。具体的には、表示制御部63は、呼出ボタン20が押された場合に、子機11からの上記撮影画像のモニタ31への表示を開始する一方、通話オフボタン43が押された場合に、上記撮影画像以外の情報をモニタ31に表示するか、或いはモニタ31の表示を停止するように制御している。
なお、表示制御部63は、子機11からの上記撮影画像を取得する場合に、取得した撮影画像をモニタ31に表示し、その他の場合に、その他の情報をモニタ31に表示するように制御してもよい。この場合、表示制御部63は、呼出取得部66から呼出検知信号を取得する必要が無くなる。したがって、呼出取得部66を設ける必要が無くなり、子機11の呼出検知部56が通信部27を介して親機12に呼出検知信号を送信する必要が無くなる。
図12は、上記構成の子機11および親機12の制御部28・37の処理動作を示している。同図(a)は、呼出ボタン20が押されたときの処理動作を示しており、同図(b)は、通話オンボタン42が押されたときの処理動作を示している。なお、通話オフボタン43が押されたときの処理動作は、図7(b)に示される処理動作と同様であるので、その説明を省略する。なお、これらの処理は、CPUにて割込み処理を行うことにより実行してもよい。
呼出ボタン20が押されると、図12(a)に示されるように、カバー駆動制御部52は、保護カバー25を開くようにカバー駆動部26を制御する(S30)。そして、撮影制御部54は、撮影および点灯を開始するようにカメラ23およびライト24を制御し、表示制御部63は、撮影画像の表示を開始するようにモニタ31を制御する(S31)。その後、呼出ボタン20が押されたときの処理動作を終了する。
一方、通話オンボタン42が押されると、図12(b)に示されるように、通話制御部53およびサウンド制御部65は、子機11および親機12間の通話を開始させる(S32)。その後、通話オンボタン42が押されたときの処理動作を終了する。
したがって、呼出ボタン20に連動して保護カバー25を開き、通話オフボタン43に連動して保護カバー25を閉じることができるので、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、本実施形態では、ハンドセット用フック35および通話オンボタン42の代わりに、呼出ボタン20に連動して、保護カバー25を開いてカメラ23による撮影を行い、撮影画像をモニタ31に表示するので、応対者は、通話を開始する前に訪問者を特定することができる。
なお、通話オン・オフ検知部64は、呼出取得部66から呼出検知信号を受信し、受信してから所定期間、通話オンボタン42が押されなかった場合には、通話オフボタン43が押されたことを示す通話オン・オフ信号を送信することが望ましい。この場合、応対者が不在等により、通話オンボタン42が押されなくても、呼出ボタン20が押されてから所定期間経過後に、図7(b)に示されるような、通話オフボタン43が押されたときの同様の処理動作が行われる。すなわち、撮影を終了し、消灯し、かつ保護カバー25が閉じられる。したがって、訪問者が立ち去った後でも、撮影および点灯が継続し、保護カバー25が開いたままであることを防止できる。
また、通話制御部53およびサウンド制御部65は、呼出検知部56および呼出取得部66から呼出検知信号をそれぞれ受信し、受信した呼出検知信号に基づいて、呼出ボタン20が押されたときに、子機11および親機12間の通話を開始してもよい。この場合、通話オンボタン42は不要となり、通話オン・オフ検知部64および通話オン・オフ取得部55は、通話オフボタン43が押されたか否かを示す信号のみを送信すればよい。
また、保護カバー25が透明または半透明であって、カメラ23が保護カバー25を通して外部を撮影した撮影画像が明瞭であれば、呼出ボタン20が押されると、保護カバー25を開くことなくカメラ23が撮影を開始してもよい。この場合、カバー駆動制御部52は、通話オン・オフ取得部55からの通話オン・オフ信号に基づいて、通話オンボタン42が押されたときに保護カバー25を開くようにカバー駆動部26を制御すればよい。
〔実施の形態7〕
次に、本発明の他の実施形態について、図13および図14を参照しつつ説明する。本実施形態のTVドアホンシステム10は、図1〜図5に示されるTVドアホンシステム10に比べて、子機11付近に訪問者が存在するか否かを検知する人体検知を行う点と、人体の検知の有無に連動して保護カバー25の開閉を行う点とが異なり、その他の構成は同様である。なお、上記実施形態で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図13は、子機11および親機12内の上記構成のうち、保護カバー25を駆動する駆動タイミングに関する構成の詳細を示している。図13に示される子機11は、図4に示される構成と比べて、センサ(人体検出手段)29が新たに設けられている点が異なり、その他の構成は同様である。
センサ29は、上記人体検知に用いられるものであり、子機11の適所に設けられる。このようなセンサ29の例としては、人体から発する赤外線を検知するセンサ、電磁波を発射してその反射波を検出することにより物体の存在を検知するセンサなどが挙げられる。
さらに、図13に示される子機11の制御部28は、図4に示される構成と比べて、人体検知部(人体検出部)57が新たに設けられている点と、カバー駆動制御部52の制御による保護カバー25の開閉のタイミングと、撮影制御部54の制御によって撮影を行うタイミングとが異なり、その他の構成は同様である。
人体検知部57は、センサ29からの検知信号に基づき、子機11付近に人の存在を検知するものである。本実施形態では、人体検知部57は、人の存在を検知しているか否かを示す人体検知信号を、カバー駆動制御部52および撮影制御部54に送信するとともに、通信部27を介して親機12に送信する。
本実施形態では、カバー駆動制御部52は、人体検知部57からの人体検知信号に基づいて、カバー駆動部26を制御している。具体的には、カバー駆動制御部52は、子機11付近に人の存在を検知している場合に保護カバー25を開く一方、人の存在を検知していない場合に保護カバー25を閉じるように、カバー駆動部26を制御している。
また、本実施形態では、撮影制御部54は、人体検知部57からの人体検知信号に基づいて、撮影を行うか停止するかを制御している。具体的には、撮影制御部54は、子機11付近に人の存在を検知している場合に撮影を開始する一方、人の存在を検知していない場合に撮影を停止するように制御している。
一方、図13に示される親機12の制御部37は、図4に示される構成と比べて、人体検知取得部67が新たに設けられている点と、表示制御部63が子機11からの撮影画像をモニタ31に表示させるタイミングとが異なり、その他の構成は同様である。
人体検知取得部67は、子機11からの上記人体検知信号を、通信部36を介して取得するものである。本実施形態では、人体検知取得部67は、取得した人体検知信号を表示制御部63に送信する。
本実施形態では、表示制御部63は、人体検知取得部67からの人体検知信号に基づいて、子機11からの撮影画像をモニタ31に表示するか否かを制御している。具体的には、表示制御部63は、子機11付近に人の存在を検知している場合に、子機11からの撮影画像をモニタ31に表示する一方、人の存在を検知していない場合に、上記撮影画像以外の情報をモニタ31に表示するか、或いはモニタ31の表示を停止するように制御している。
なお、表示制御部63は、子機11からの上記撮影画像を取得する場合に、取得した撮影画像をモニタ31に表示し、その他の場合に、その他の情報をモニタ31に表示するように制御してもよい。この場合、表示制御部63は、人体検知取得部67から人体検知信号を取得する必要が無くなる。したがって、人体検知取得部67を設ける必要が無くなり、子機11の人体検知部57が通信部27を介して親機12に人体検知信号を送信する必要が無くなる。
図14は、上記構成の子機11および親機12の制御部28・37の処理動作を示している。同図(a)は、カメラ23、ライト24、およびカバー駆動部26の制御に関する処理動作を示している。図示のように、まず、人体検知部57が、子機11付近に人の存在を検知しているか否かを判断する(S40)。
人の存在を検知している場合には(S40にてYES)、カバー駆動制御部52は、保護カバー25が開いた状態となるようにカバー駆動部26を制御する(S41)。そして、撮影制御部54は、撮影および点灯を行うようにカメラ23およびライト24を制御し、表示制御部63は、撮影画像を表示するようにモニタ31を制御する(S42)。
一方、人の存在を検知していない場合には(S40にてNO)、撮影制御部54は、撮影の中止および消灯を行うようにカメラ23およびライト24を制御し、表示制御部63は、撮影画像の表示を中止するようにモニタ31を制御する(S43)。そして、カバー駆動制御部52は、保護カバー25が閉じた状態となるようにカバー駆動部26を制御する(S44)。ステップS42またはステップS44の後に、ステップS40に戻って上記動作を繰り返す。
図14(b)は、通話の制御に関する処理動作を示している。図示のように、まず、フック状態検知部61は、ハンドセット30がオフフック状態であるか否かを検知する(S45)。ハンドセット30がオフフック状態である場合には(S45にてYES)、通話制御部53・62は、子機11および親機12を通話させる(S46)。
一方、ハンドセット30がオンフック状態である場合には(S45にてNO)、通話制御部53・62は、子機11および親機12の通話を中止させる(S47)。ステップS46またはステップS47の後に、ステップS45に戻って上記動作を繰り返す。
したがって、子機11付近に人の存在を検知するか否かに連動して、保護カバー25の開閉を行うことができるので、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、本実施形態では、子機11付近に人の存在を検知すると、保護カバー25を開いてカメラ23による撮影を行い、撮影画像をモニタ31に表示するので、応対者は、通話を開始する前に訪問者を特定することができる。
なお、通話制御部53およびサウンド制御部65は、人体検知部57および人体検知取得部67から人体検知信号をそれぞれ受信し、受信した人体検知信号に基づいて、子機11付近に人の存在を検知しているときに、子機11および親機12間の通話を実行し、人の存在を検知していないときに、通話を停止するように制御してもよい。この場合、フック状態検知部61およびフック状態取得部51は不要となる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、TVドアホンシステム10について説明しているが、本発明はその他のインターホンにも適用可能である。その他のインターホンとしては、エレベータの呼出インターホン、タクシー乗り場での呼出端末、駐車場や駐輪場での呼出インターホン、回転寿司やファミリーレストランにおける呼出インターホン、病院の夜間呼出インターホンなどが挙げられる。さらに、本発明は、インターホンだけでなく、携帯電話システムなどのその他の通話システムにも適用可能である。
また、上記実施形態では、子機11および親機12にそれぞれ制御部28・37を設けているが、子機11および親機12の何れか一方にのみ制御部を設けることもできる。
また、子機11および親機12の制御部28・37は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、子機11および/または親機12は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM、上記プログラムを展開するRAM、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである子機11および/または親機12の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記子機11および/または親機12に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、子機11および/または親機12を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された搬送波あるいはデータ信号列の形態でも実現され得る。
必要なときのみ被カバー物を露出することにより、保護カバーが汚れていても被カバー物の性能が低下することを防止できるので、例えば、保護カバーが設けられ、撮影時のみ利用されるカメラを有する携帯電話端末にも本願発明を適用することができる。
本発明の一実施形態であるTVドアホンシステムにおける子機の概要を示す斜視図であり、同図(a)は保護カバーが閉じた状態を示しており、同図(b)は保護カバーが開いた状態を示している。 上記TVドアホンシステムにおける親機の概要を示す正面図である。 上記TVドアホンシステムの概略構成を示すブロック図である。 上記子機および親機において、保護カバーを駆動するタイミングに関する構成の詳細を示すブロック図である。 上記子機および親機の制御部の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の別の実施形態であるTVドアホンシステムの子機および親機において、保護カバーを駆動するタイミングに関する構成の詳細を示すブロック図である。 上記子機および親機の制御部の処理動作を示すフローチャートであり、同図(a)は、通話オンボタンが押されたときの処理動作を示しており、同図(b)は、通話オフボタンが押されたときの処理動作を示している。 本発明のさらに別の実施形態であるTVドアホンシステムにおける子機の概要を示す斜視図であり、同図(a)は保護カバーが閉じた状態を示しており、同図(b)は保護カバーが開いた状態を示している。 本発明のさらに別の実施形態であるTVドアホンシステムにおける子機の概要を示す斜視図であり、同図(a)は保護カバーが閉じた状態を示しており、同図(b)は保護カバーが開いた状態を示している。 本発明のさらに別の実施形態であるTVドアホンシステムにおける子機の概要を示す斜視図であり、同図(a)は保護カバーが閉じた状態を示しており、同図(b)は保護カバーが開いた状態を示している。 本発明のさらに別の実施形態であるTVドアホンシステムの子機および親機において、保護カバーを駆動するタイミングに関する構成の詳細を示すブロック図である。 上記子機および親機の制御部の処理動作を示すフローチャートであり、同図(a)は、呼出ボタンが押されたときの処理動作を示しており、同図(b)は、通話オンボタンが押されたときの処理動作を示している。 本発明の他の実施形態であるTVドアホンシステムの子機および親機において、保護カバーを駆動するタイミングに関する構成の詳細を示すブロック図である。 上記子機および親機の制御部の処理動作を示すフローチャートであり、同図(a)は、カメラ、ライト、およびカバー駆動部の制御に関する処理動作を示しており、同図(b)は、通話の制御に関する処理動作を示している。
符号の説明
10 TVドアホンシステム(通話システム)
11 子機(通話装置、第1の通話装置)
12 親機(第2の通話装置)
20 呼出ボタン(呼出指示手段)
21・32 スピーカ(音声出力手段)
22・34・40 マイク(音声入力手段)
23 カメラ(撮影手段)
24 ライト(照明手段)
25・70・90 保護カバー(カバー手段)
26 カバー駆動部(駆動手段)
29 センサ(人体検出手段)
35 ハンドセット用フック(通話指示手段)
41 イヤホン(音声出力手段)
42 通話オンボタン(通話指示手段)
43 通話オフボタン(通話指示手段)
52 カバー駆動制御部(駆動制御手段)
53 通話制御部
54 撮影制御部(撮影制御手段)
57 人体検知部(人体検出手段)
80・81・91 掃除部材(掃除手段)

Claims (16)

  1. 音声入力手段および音声出力手段を備える通話装置において、
    前記音声入力手段および前記音声出力手段の少なくとも1つをカバーするカバー手段と、
    該カバー手段がカバーする被カバー物が露出するように、前記カバー手段を駆動して移動させる駆動手段とを備えることを特徴とする通話装置。
  2. 被写体の撮影を行う撮影手段をさらに備えており、
    前記カバー手段は、前記音声入力手段、前記音声出力手段、および前記撮影手段の少なくとも1つをカバーするものであることを特徴とする請求項1に記載の通話装置。
  3. 前記撮影手段が露出する場合に撮影を行うように前記撮影手段を制御する撮影制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の通話装置。
  4. 付近を照射するための照射手段をさらに備えており、
    前記カバー手段は、前記音声入力手段、前記音声出力手段、および前記照射手段の少なくとも1つをカバーするものであることを特徴とする請求項1に記載の通話装置。
  5. 前記カバー手段または前記被カバー物を掃除する掃除手段をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の通話装置。
  6. 前記掃除手段は、前記カバー手段を振動させる振動手段であることを特徴とする請求項5に記載の通話装置。
  7. 付近に人が存在するか否かを検出する人体検出手段と、
    該人体検出手段の検出に連動して前記カバー手段を移動させるように前記駆動手段を制御する駆動制御手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の通話装置。
  8. 通話先を呼び出すように指示する呼出指示手段と、
    該呼出指示手段の指示に基づいて前記駆動手段を制御し、これにより、前記被カバー物が露出するように前記カバー手段を移動させる駆動制御手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の通話装置。
  9. 音声入力手段および音声出力手段を備える第1および第2の通話装置を備える通話システムにおいて、
    第1の通話装置は、請求項1ないし8の何れか1項に記載の通話装置であることを特徴とする通話システム。
  10. 第1の通話装置と通話するか否かを指示する通話指示手段を第2の通話装置に備えており、
    前記通話指示手段の指示に連動して前記カバー手段を移動させるように第1の通話装置における前記駆動手段を制御する駆動制御手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の通話システム。
  11. 第1の通話装置における前記カバー手段は、透明または半透明であり、
    第2の通話装置を呼び出すように指示する呼出指示手段と、被写体の撮影を行う撮影手段とを第1の通話装置に備えており、
    前記呼出指示手段の指示に基づいて、撮影を行うように前記撮影手段を制御する撮影制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の通話システム。
  12. 第2の通話装置を呼び出すように指示する呼出指示手段を第1の通話装置に備えており、
    前記駆動制御手段は、前記呼出指示手段の指示に基づいて前記駆動手段を制御し、これにより、前記被カバー物が露出するように前記カバー手段を移動させることを特徴とする請求項10に記載の通話システム。
  13. 前記駆動制御手段は、前記呼出指示手段の指示から所定期間に前記通話指示手段の指示が無い場合には、前記駆動手段を制御し、これにより前記被カバー物をカバーするように前記カバー手段を移動させることを特徴とする請求項12に記載の通話システム。
  14. 音声入力手段および音声出力手段を備える第1および第2の通話装置を備える通話システムの制御方法であって、第1の通話装置は、請求項1ないし8の何れか1項に記載の通話装置であり、第2の通話装置は、第1の通話装置と通話するか否かを指示する通話指示手段を備える通話システムの制御方法において、
    前記通話指示手段の指示に連動して前記カバー手段を移動させるように第1の通話装置における前記駆動手段を制御する工程を含むことを特徴とする通話システムの制御方法。
  15. 請求項9ないし13の何れか1項に記載の通話システムを動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記駆動制御手段として機能させるための制御プログラム。
  16. 請求項15に記載の制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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