JP2006202132A - マーケッティング方法およびマーケッティングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 コミュニティを構成しているメンバーの購買行動を知ることができるようにする。
【解決手段】 マーケッティングシステム10は、インターネット16に接続した複数のユーザ端末12(12a〜12n)を有する。さらに、インターネット16には、複数の企業端末14(14a〜14n)とサーバ18とが接続してある。サーバ18は、各ユーザ端末12、企業端末14にコミュニティを形成する仮想空間を提供する。サーバ18のデータベース部22には、各ユーザと各ユーザの複数の属性とを対応させて格納したユーザ情報記憶部と、企業がコミュニティにおいてユーザの購買行動についてのマーケッティング活動を可能にするマーケッティング支援情報を格納したマーケッティング支援情報記憶部とを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マーケッティング方法に係り、特にインターネットなどの通信網を利用したマーケッティング方法およびマーケッティングシステムに関する。
近年、インターネットが急速に普及し、趣味や目的を同じくしたユーザ同士がインターネット上の仮想空間においてコミュニティを形成し、インターネット上において会話(チャット)を楽しむようになっている。一方、インターネットの広範な普及により、企業にとってインターネットを利用した商品の販売、ユーザの購買行動を知るためのマーケッティング活動が欠かせなくなっている。そこで、特許文献1には、コミュニティにアクセスを許可された企業がコミュニティにおいてサービスを提供し、コミュニティのメンバーがアクセスを許可された企業から商品を購入できるなどのサービスが受けられるサービス提供システムが提案されている。これにより、企業にとって商品の販売機会などが広がる。
特開2000−238442号公報
しかし、特許文献1に記載のサービス提供システムは、単にコミュニティにおいて商品を販売するなどのサービスの提供を行なうことができるのみで、メンバーの購買行動を調査するマーケッティング活動を行なうことができないばかりでなく、コミュニティを構成しているメンバーの属性も知ることができない。このため、特許文献1に記載のサービス提供システムは、商品を買ったユーザがどのような属性を有しているのかわからず、コミュニティのメンバーばかりでなく、広く一般に対しても有効な販売戦略や商品開発に結びつけることが困難である。また、企業は、単にサービスを提供するだけであるため、コミュニティのメンバーは、商品やサービスを通じてしかその企業を知ることができない。このため、企業は、コミュニティのメンバーから親しみ、親密さを持ってもらえず、コミュニティのメンバーに対して、同種の他の企業が提供する商品やサービスよりも大きな購買意欲をもたせることが困難である。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされたもので、コミュニティを構成しているメンバーの購買行動を知ることができるようにすることを目的としている。
また、本発明は、コミュニティのメンバーが企業に対して親しみをもてるようにすることを目的としている。
さらに、本発明は、企業が安心してユーザに商品やサービスを提供できるようにすることなどを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明に係るマーケッティング方法は、属性を登録した複数のユーザと複数の企業とによってネットワーク上にコミュニティを構成し、前記各企業は、前記属性を利用して前記コミュニティにおいて前記ユーザの購買行動についてのマーケッティングを行なうことを特徴としている。新たに登録するユーザは、すでに登録したユーザの紹介を必要とすることが望ましい。
上記のマーケッティング方法を実施する本発明に係るマーケッティングシステムは、通信網に接続した複数のユーザ端末と、前記通信網に接続され、前記各ユーザ端末にコミュニティを形成する仮想空間を提供するサーバと、前記通信網に接続され、ユーザとともにコミュニティの一員となる複数の企業のそれぞれに設けた企業端末と、前記サーバによって書き込み、読み出され、前記各ユーザと各ユーザの複数の属性とを対応させて格納したユーザ情報記憶部と、前記各企業端末が前記サーバを介して読み出し、前記企業が前記コミュニティにおいて前記ユーザの購買行動についてのマーケッティング活動を可能にするマーケッティング支援情報を格納したマーケッティング支援情報記憶部と、を有することを特徴としている。マーケッティング支援情報記憶部は、ユーザ情報記憶部に記憶されている任意の属性に基づいて、ユーザを抽出するユーザリスト作成プログラムを有する。
上記のごとくなっている本発明は、一般のユーザと企業とが同じコミュニティにおいてメンバーとなる。このため、企業は、コミュニティにおいてユーザと直接会話(チャット)を行なうことにより、ユーザに親しみを持ってもらうことができる。そして、企業は、企業に対するユーザの率直な意見や感想、新製品に対する直接的反応などを容易に得ることができるとともに、同種の商品やサービスを提供する他の企業よりも大きな購買意欲をユーザにもたせることができる。また、コミュニティ内において、ユーザの属性を利用したマーケッティング活動をすることができるため、属性に関連させてユーザの購買行動を知ることができ、販売戦略や新製品の開発などを有効に行なうことができる。さらに、本発明は、既にコミュニティに参加しているユーザの紹介を受けた人だけが参加できるいわゆるソーシャルネットワークであるため、優良なユーザによってコミュニティを形成することができ、企業が安心してユーザに対して商品やサービスを提供することができる。
本発明のマーケッティング方法およびマーケッティングシステムの好ましい実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るマーケッティングシステムの概略を示すブロック図である。図1において、マーケッティングシステム10は、複数のユーザのそれぞれが管理、操作するユーザ端末12(12a〜12n)と複数の企業に属する人(以下、単に企業という)が管理し、操作する企業端末14(14a〜14n)とを備えている。これらは、例えば通常のパーソナルコンピュータ(パソコン)から構成してあって、通信機能を有するとともに、キーボードやマウスなどの入力部、ハードディスク装置などの記憶装置、CRTや液晶表示装置などの表示部を備えている。そして、各ユーザ端末12、企業端末14は、電話回線などの通信回線を介して通信網であるインターネット16に接続してある。また、インターネット16には、サーバ18が接続してある。サーバ18は、マーケッティングシステム10を管理、運営するシステム管理者の管理下にある。
サーバ18は、通信機能を有する情報処理部20と、この情報処理部20にバスを介して接続したデータベース部22とを備えており、コミュニティを形成する仮想空間を提供する。そして、サーバ18の情報処理部20は、インターネット16に接続してある。情報処理部20は、CPUを備えていて、予め与えられたプログラムに従って各種の演算を行なうとともに、インターネット16を介してユーザ端末12、企業端末14と相互に情報の授受を行なう。また、情報処理部20は、データベース部22に対する情報(データ)の書き込み、データベース22からの情報の読み出しを行なうようになっている。そして、情報処理部20には、キーボードなどの入力部、CRTなどの表示部が接続してあり、RAM、ROMからなる記憶部を有している。
データベース部22は、図2に示したように、ユーザ情報記憶部24、企業情報記憶部26、コミュニティ情報記憶部28、マーケッティング支援情報記憶部30を有している。ユーザ情報記憶部24には、会員として登録したユーザの氏名に対応させてユーザ(会員)に関する各種の属性、例えばニックネーム、ユーザID、住所、生年月日、年齢、性別、血液型、職業、趣味、紹介者の氏名またはニックネームなどが格納(登録)してある。企業情報記憶部26には、企業名に対応させて代表者名、業種、住所、企業ID、マーケッティングシステム10についての担当部門、責任者または担当者などが格納してある。
なお、実施形態のマーケッティングシステム10は、サーバ18の提供する仮想空間に、オンラインコミュニティサイトであるいわゆるソーシャルネットワークを構成している。すなわち、新たに会員として登録できるユーザは、既にマーケッティングシステム10の会員として登録されているユーザの紹介を必要としている。これにより、優良な質の高いユーザを得ることができる。また、マーケッティングシステム10は、実施形態の場合、原則として1業種につき数社(例えば、3〜5社)だけが参加できるようになっている。これにより、マーケッティングシステム10に参加した各企業は、コミュニティを介して多数の優良なユーザを獲得でき、同業他社より優位に立つことができる。そして、マーケッティングシステム10は、各企業も一般のユーザと同様に、ソーシャルネットワーク内において各種のコミュニティを形成、運営することができるようになっている。
コミュニティ情報記憶部28には、コミュニティを運営する責任者、コミュニティの性格、目的(例えば、趣味を同じくするユーザによるもの、資格試験の勉強仲間など)、コミュニティにおけるユーザの分身となるキャラクタであるアバタ、会話(チャット)の内容などがコミュニティごとに格納してある。そして、各ユーザ、各企業は、それぞれ複数のコミュニティを運営することができるようにしてある。
マーケッティング支援情報記憶部30には、ユーザリスト作成機能、アンケート機能、モニタ・アンケート機能、ポイントシステム機能、ポストカードシステム機能、データマイニング機能、レポート作成機能、コンバージョン確認機能などの、コミュニティ内におけるユーザの購買行動を知るためのマーケッティング活動を支援する各種の支援情報が格納してある。ユーザリスト作成機能は、企業がターゲットとするユーザの任意の属性(例えば性別、年代、職業、趣味など)を持つユーザをリストアップ(抽出)できるプログラムからなっている。ただし、ユーザの氏名や住所などのユーザ本人を特定できる情報は、得ることができないようにしてある。
グループインタビュー機能は、同一の仮想空間、例えば企業が運営するコミュニティ内において同時に複数のユーザに対してインタビューをすることができる機能である。アンケート機能は、基本的なアンケート用紙の自動作成、企業の運営するコミュニティを訪れたユーザに対するアンケートの実施、集計などを行なうことができる。また、各企業独自のアンケート用紙の作成を支援する。モニタ・アンケート機能は、新製品の発売に先立って、コミュニティのユーザに新製品の試供品を提供するための案内状を作成したりする機能である。ポイントシステム機能は、アンケートに回答したユーザ、モニタに参加したユーザにポイントを発行したり、マーケッティングシステム10内においてユーザが得たポイントを使ってゲームや占いなどを楽しむことに伴うポイントの計算などを行なう。ユーザの有するポイントは、ユーザ情報記憶部24に登録される。ただし、各ユーザ、企業の有するポイントは、ポイントシステム機能で管理してもよい。
ポストカードシステム機能は、マーケッティングシステム10内の企業のサイト(ページ)を訪れたユーザが、インターネット16を通して友人などにポストカードを送れる機能である。データマイニング機能は、アンケートやモニタ、キャンペーンなどで得たデータを各種の属性などに基づいて分析する機能である。レポート作成機能は、企業のマーケッティング活動で得たデータを自動的にレポート形式に作成する機能である。コンバージョン機能は、各種マーケッティング活動がどのように来店、購買につながったか、といったコンバージョン率を調査できる機能である。
このようになっているマーケッティングシステム10は、一般ユーザの会員登録は、図3のようにして行なわれる。マーケッティングシステム10に会員として登録しているユーザ(登録会員)は、自己のユーザ端末12を用いて入会させたい友人などの非会員端末32にインターネット16を介して招待メールを送信する(ステップ40)。この招待メールには、マーケッティングシステム10の登録用ULR、パスワードが含まれている。また、招待メールは、登録会員が自ら作成してもよいし、マーケッティングシステム10のシステム管理者側においてフォームを作成し、そのフォームを利用できるようにしておいてもよい。
招待メールを受信した非会員は、非会員端末32によってインターネット16を介してサーバ18の登録用サイトにアクセスする(ステップ42)。サーバ18は、データベース部22などの記憶部に格納してある入会申込みフォームを読み出し、非会員端末32に送信する(ステップ44)。非会員は、入会申込みフォームを受信すると、必要事項を入会申込みフォームに入力し、サーバ18に送り返す(ステップ46)。この入会申込みフォームに記入すべき事項は、例えば氏名、ニックネーム、プロフィール写真、住所、生年月日、年齢、性別、血液型、職業、職種、就業状況、趣味、ID、好きな食べ物、嫌いな食べ物、紹介者などである。
サーバ18は、入会申込みフォームに記載された事項に漏れがないかをチェックし、適合している場合、非会員を会員としてデータベース部22のユーザ情報記憶部24に登録する(ステップ52)。サーバ18は、非会員の登録を終了すると、会員として登録した旨の登録通知を非会員端末32に送信する(ステップ54)。その後、サーバ18は、例えばアバタの作成プログラムなどの必要なソフトウエアを非会員端末32に送信する(ステップ56)。非会員(新入会員)は、非会員端末32の記憶装置にサーバ18から送られてきたソフトウエアをダウンロードする(ステップ58)。これにより、非会員は、マーケッティングシステム10の会員としてネットワーク上に形成されているコミュニティなどに自由に参加することができる。そして、実施形態のマーケッティングシステム10においては、新たに会員となったユーザに所定のポイントを与え、そのポイントを使用してマーケッティングシステム10においてゲーム等を楽しむことができるようになっている。
なお、非会員を会員として登録する場合、図3のステップ48、50に示したように、入会申込みフォームを受け取ったサーバ18は、紹介した登録会員のユーザ端末12に本当に紹介したか否かを問い合わせ、紹介したことを肯定する返事を受信したのちに、ステップ54の登録手続を行なうようにしてもよい。このようにすると、正規の紹介を受けずに登録しようとする非会員を確実に排除することができる。
図4は、企業がマーケッティングシステム10に登録する手続の一例を示したものである。まず、企業がマーケッティングシステム10のシステム管理者に手紙などにより登録を申し込むと(ステップ60)、システム管理者側は、その企業を登録してよいか否かを検討する(ステップ62)。登録の申込みをした企業と同業の企業が既に登録されている場合や、登録管理者側が登録にふさわしくないと判断した場合(ステップ64)、企業側に登録できない旨を通知し(ステップ66)、登録手続を終了する。
一方、ステップ64において企業を登録してもよいと判断した場合、企業に登録する旨を通知する(ステップ68)。その後、システム管理者側は、マーケッティングシステム10のサーバ18を介して企業端末14に企業登録用ページのIDとパスワードとを送信する(ステップ70)。企業登録用ページのIDとパスワードとを受信した企業は、企業登録用ページを開いて必要事項、例えば企業名、業種、マーケッティングシステム10についての責任者または担当者などを入力する(ステップ72)。マーケッティングシステム10のサーバ18は、記入事項を確認するとデータベース部22の企業情報記憶部26に格納する(ステップ74)。サーバ18は、企業端末14に登録した旨を通知するとともに、必要なソフトを送信する(ステップ76)。登録された企業は、企業端末14にサーバ18から送られてきたソフトウエアをハードディスクなどの記憶装置にダウンロードする。これにより、登録手続が終了し、新たに登録した企業は、マーケッティングシステム10を利用してマーケッティング活動を行なうことができる。
このようにして会員となったユーザ、企業は、マーケッティングシステム10内においてそれぞれ独自にコミュニティを形成し、運営することができる。そして、各ユーザ、企業は、複数のコミュニティを運営することができる。また、企業は、自社のページに日記(日報)を掲載してユーザから日報に対する感想などを書き入れてもらうことができるようにしてある。これにより、企業は、ユーザにとってより身近なより親しみやすい存在となる。
企業は、マーケッティングシステム10を利用してグループインタビューやアンケート調査を行なうことができる。この際、企業は、ユーザ情報記憶部24に登録されているユーザの属性を利用して、グループインタビューやアンケート調査を行なうターゲットにするユーザを絞り込むことができる。図5は、ターゲットを絞ったグループインタビューを行なう手順を示すフローチャートである。図5において、まず、企業は、図5のステップ80に示したように、データベース部22のマーケッティング支援情報記憶部30に格納してあるユーザリスト作成機能を読み出す。そして、企業は、抽出すべきユーザの属性、例えば男性、女性の指定、年代、職業、地域などを企業端末14に表示されたユーザリスト作成機能の入力画面に入力し、グループインタビューの対象となるユーザを抽出する(ステップ82)。すなわち、ユーザリスト作成機能は、データベース部22のユーザ情報記憶部24に格納されているユーザ情報を検索し、企業が入力した属性に合致するユーザをピックアップし、それを例えば「アイウエオ順」、「年令順」のリストを作成し、企業端末14に表示する。しかし、このユーザの抽出においては、ユーザ本人を特定できる氏名や住所などを得ることができないようにしてある。
企業は、企業端末14を介して、マーケッティングシステム10に備えられているメーリングリストを利用して抽出したユーザ端末12に、図6に示したような、グループインタビューへの参加を呼びかけるメールを送信する(ステップ84)。案内メールを受信したユーザは、グループインタビューに参加する場合「はい」をクリックし、参加しない場合「いいえ」をクリックする。このクリックにより、案内メールに対する回答が自動的に企業側に返信される(ステップ86)。企業は、参加の意思表示をしたユーザにメーリングリストを利用してインタビューを行なう(ステップ88)。
このグループインタビューは、図7のようにして行なわれる。すなわち、グループインタビューに参加するユーザは、例えば企業のコミュニティを訪れる。これにより、インタビューに参加したユーザのユーザ端末12と企業端末14とに図7に示したよなインタビュー画面100が表示される。このインタビュー画面100には、企業担当者アバタ102とインタビューに参加した複数のユーザアバタ104とが表示される。また、インタビュー画面100の下部には、発言内容を入力する発言入力欄106が表示される。そして、発言入力欄106に発言内容を入力し、発言ボタン108をクリックすると、発言内容が発言者のアバタの吹出し110として表示される。
企業は、インタビューを終了すると、予めポイントシステム機能において購入していたポイントをインタビューの参加者に与える(ステップ90)。その後、企業は、データマイニング機能を利用してインタビューで得た情報の内容を分析し、レポート作成機能を利用してグループインタビューのレポートを作成する(ステップ92、94)。なお、インタビューの参加者にポイントを発行する必要はないが、参加意欲を高めるためにポイントを発行したり、抽選券や割引券などの他のサービスを提供することが望ましい。ユーザが受けたポイントは、データベース部22のユーザ情報記憶部24のポイント欄に書き込まれる。しかし、ユーザ、企業の有するポイントは、ポイントシステム機能において管理するようにしてもよい。
アンケート調査を行う場合には、属性によって抽出したユーザのユーザ端末12に、メーリングリストを用いてアンケート用紙を送信する。そして、返信されたアンケート用紙は、アンケート機能により自動的に集計され、またデータマイニング機能、レポート作成機能を用いて集計内容をデータマイニングしてレポートを作成する。この場合も、アンケートの協力者にポイントを発行するなどのサービスを提供すると、多くの協力者が得られてより有効なアンケート調査を行なうことができる。
図8は、モニタ・アンケート機能の流れを説明するフローチャートである。モニタ・アンケートを行なう場合、ステップ120に示したように、ユーザリスト作成機能を用いて、ターゲットとなるユーザを属性に基づいて抽出する。もちろん、全ユーザを対象にしてもよい。次に、ステップ122に示したように、図9に示したような試供品提供の案内メールを、抽出したユーザのユーザ端末12に送信する。ユーザは、表示された案内メールの参加、不参加をクリックすることにより、メールを返信する(ステップ124)。実施形態の場合、「はい」をクリックして参加を選択すると、氏名と住所とを入力する画面が表示され、これらに氏名と住所とを入力したのち、送信ボタンをクリックして返信するようになっている。もちろん、図9の案内メールの画面に氏名と住所の入力欄を設けてもよい。
ユーザから回答を受けた企業は、モニタに参加するユーザにポイントを発行する(ステップ126)。ポイントの発行に代えて、他のサービス、例えば優待券や抽選券の発行などを行なってもよし、これらを併用してもよい。その後、企業は、モニタに協力するユーザが入力された住所に新製品などの試供品を郵便などにより発送する(ステップ128)。このようにして試供品を提供することにより、試供品を使用したユーザによるコミュニティにおける口コミで製品の認知度、評価が波及していく。製品がターゲットとするユーザに試供品を提供することができ、効率のよいモニタを行なうことができる。なお、試供品を提供したのちに、試供品を受けたユーザに、試供品に対する感想などを求めるアンケート用紙を送信するようにしてもよい。これにより、試供品に対するユーザの反応、評価を直接知ることができる。
マーケッティングシステム10は、ユーザがユーザ端末12を介して新製品やサービスなどの疑似体験をすることができるようになっている。ユーザが疑似体験のサイトに訪れると、疑似体験できる企業または疑似体験の内容の1欄表が表示される。この疑似体験のサイトには、原則として1業種1社が登録できるようになっている。ユーザが企業を選択してクリックすると、その企業が提供する疑似体験の内容、例えば自動車メーカなら車の種類などが表示される。また、企業は、自社が選択され、ユーザが疑似体験するときに、ユーザの属性情報を入力させ、選択したユーザの属性情報を取得できるようになっている。
さらに、ユーザは、ユーザ端末12からポストカードを送れるようになっている。図10は、ポストカードシステム機能によるポストカードを送る手続を説明するフローチャートである。まず、ユーザは、ユーザ端末12に表示されたトップページにおいて「ポストカード」の項目を選択する(ステップ130)。これにより、ポストカードのサービスを行なっている企業の一覧がユーザ端末12に表示される(ステップ132)。ユーザがユーザ端末12を介して企業を選択すると(ステップ134)、企業が用意したポストカードが表示される(ステップ136)。ポストカードは、実施形態の場合、絵葉書となっていて、企業が複数のポストカードを用意している場合、それらが並べて表示される。
ユーザは、気に入った絵または写真のカードを選択してクリックすると、あて先と通信文とを入力する入力画面がユーザ端末12に表示される。そして、ユーザがユーザ端末12を介してあて先、差出人、通信文を入力して確認ボタンをクリックすると(ステップ138)、入力したあて先、差出人、通信文が選択したカードに貼り付けられる。ユーザは、それを確認してOKをクリックすると、ステップ140に示したように、ポイントの支払い要求画面が表示される。ユーザが要求されたポイント数を支払うと(ステップ142)、終了画面が表示され、企業側においてそのポストカードをプリントアウト(印刷)して郵便ポストに投函する(ステップ144)。なお、このポストカードは、切手を貼る手間のない料金別納郵便になっている。
このように、ユーザは、企業の提供するポストカードシステム機能を利用して、郵便局やポストに行く手間をかけずにポストカードを友人などに送ることができる。そして、企業は、ポストカードに企業名や製品名を入れておくことにより、宣伝効果を上げることができる。また、企業は、ポストカードにイベントの案内を印刷したり、ポストカードを割引クーポン、景品引換券、抽選券などに利用してもよい。
本発明の実施の形態に係るマーケッティングシステムの概略を示すブロック図である。 実施の形態に係るデータベース部に格納してある情報の説明図である。 ユーザが実施の形態に係るマーケッティングシステムの会員になる手続を説明するフローチャートである。 企業が実施の形態に係るマーケッティングシステムに登録する手続を説明するフローチャートである。 実施の形態に係るグループインタビューの作用を説明するフローチャートである。 実施の形態に係るグループインタビューの案内メールの一例を示す図である。 実施の形態に係るグループインタビューを説明する模式図である。 実施の形態に係るモニタ・インタビュー機能を説明するフローチャートである。 実施の形態に係るモニタ・インタビューの案内メールの一例を示す図である。 実施の形態に係るポストカードを送る手続を説明するフローチャートである。
符号の説明
10………マーケッティングシステム、12、12a、12n………ユーザ端末、14a、14n………企業端末、16………通信網(インターネット)、18………サーバ、22………データベース部、24………ユーザ情報記憶部、28………コミュニティ情報記憶部、30………マーケッティング支援情報記憶部。

Claims (4)

  1. 属性を登録した複数のユーザと複数の企業とによってネットワーク上にコミュニティを構成し、前記各企業は、前記属性を利用して前記コミュニティにおいて前記ユーザの購買行動についてのマーケッティングを行なうことを特徴とするマーケッティング方法。
  2. 請求項1に記載のマーケッティング方法において、
    新たに登録するユーザは、すでに登録した前記ユーザの紹介を必要とすることを特徴とするマーケッティング方法。
  3. 通信網に接続した複数のユーザ端末と、
    前記通信網に接続され、前記各ユーザ端末にコミュニティを形成する仮想空間を提供するサーバと、
    前記通信網に接続され、ユーザとともにコミュニティの一員となる複数の企業のそれぞれに設けた企業端末と、
    前記サーバによって書き込み、読み出され、前記各ユーザと各ユーザの複数の属性とを対応させて格納したユーザ情報記憶部と、
    前記各企業端末が前記サーバを介して読み出し、前記企業が前記コミュニティにおいて前記ユーザの購買行動についてのマーケッティング活動を可能にするマーケッティング支援情報を格納したマーケッティング支援情報記憶部と、
    を有することを特徴とするマーケッティングシステム。
  4. 請求項3に記載のマーケッティングシステムにおいて、
    前記マーケッティング支援情報記憶部は、前記ユーザ情報記憶部に記憶されている任意の前記属性に基づいて、前記ユーザを抽出するユーザリスト作成プログラムを有していることを特徴とするマーケッティングシステム。
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