JP5896261B1 - メール配信用サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】 メーリングリストサービスを提供するソフトウェアサービス事業者がメーリングリストのメンバー間で送受信されるプロジェクトに関するメールの内容に基づいて、プロジェクトに関する適切な広告を選択してメーリングリストのメンバー宛に情報を提供する。【解決手段】 メーリングリストに登録されたメンバーに共通するプロジェクトに関するメールであって、予め定められた複数の項目から少なくとも一つの項目を選択し、選択された項目に基づいてメールを生成するともに、予め定められた項目と広告との対応関係から選択された項目に対応する広告をメールで送信する。【選択図】 図3

Description

特定のメンバーにメールを配信するサーバに関する。特に、メーリングリストに登録されているメンバーにメールを配信するサーバに関する。
インターネットの電子メールの機能を用い、複数のメンバーに同じ内容の電子メールを配信(同報)するメーリングリストサービスがある。メーリングリストサービスは、メーリングリストに登録されているメンバーに共通する話題を互いに伝え合うのに適したサービスである(例えば、特許文献1参照)。
特願平9−306893号広報
かつて、我が国では、どこの地域社会にもコミュニティの内部で「相互扶助の仕組み」が存在した。即ち、隣り近所やお隣さん相互による垣根のないお付き合いで交わされたお手伝い、お遣い、送り迎え、安否の様子見、お買い得品のまとめ買い等のような「呼び掛けと応答」という「相互扶助」の行為が存在していたが、時代の変化に従って今日ではすっかり衰退してしまった。その一方で、パソコンや携帯電話やスマートフォン等の通信手段は世の中に広く発達してきた。さらに、このような通信手段を利用するメーリングリストサービスも普及してきた。このメーリングリストに新たな機能を付加することによって、従来の「相互扶助の仕組み」を現代に即した形で復活させることができる可能性がある。
また、従来のメーリングリストは、メーリングリストを利用するメンバーの立場からは以下のような問題がある。
送受信されているメールの内容が十分に要領よく伝わらないことがある。例えば、送受信しているメールに興味を持っているメンバーが誰であるのか、メールで伝えたい情報が何であるのか、などの全体像が不明な場合がある。また、メールの送受信を繰り返すに従って何かを決定する場合に、どこまで決まったのか判りにくい場合もある。
さらに、メールの送受信の回数が増えると、誰が話のリーダーなのか不明確になりやすい。メンバーが、それぞれ遠慮したり、誰かがやるだろうと他人に依存したりして、リーダーが不在になりがちになる。さらに、いつの間にかリーダーが変わっていることもある。
また、メールの送受信を繰り返しても話がまとまらなかったり話が脱線したりすることもある。このため、メールのタイトルと、メールの本文の内容とが異なる場合も生ずる。さらに、話を決定しなければならない期限管理の感覚が薄く、物品の注文などの締め切りに対する反応が鈍い。さらに、奉仕活動や共同購入などの呼び掛けの場合には、そのことの詳細説明から手順を追って一から説き起こさないと皆が応答しないことも多々ある。即ち、従来のメーリングリストは、例えて言うならばリーダー不在の「烏合の衆」となりやすい欠陥のある仕組みとなっている。
また従来のメーリングリストは、メーリングリストサービスを提供するソフトウェアサービス事業者の立場からは以下のような問題がある。
メーリングリストに登録されているメンバーの間で送受信されているメールの内容から商品の消費需要や購買情報などの情報を抽出することが難しい。さらに、それぞれの話題について誰がリーダーなのか判らない。結論が決まったのか決まってないのか判らない。そのため、ソフトウェアサービス事業者は、メーリングリストのメンバー同士で共通して関心を持つ商品やサービスに関連する広告宣伝情報を、メーリングリストのメンバーに対して的確にかつタイムリーに情報提供することが難しい。
また、メールの本文を解析するものもがある。近年では、解析手法が向上しており、メールの内容について精度よく解析できるようになりつつある。しかしながら、必ずしも各種の話題について正確に解析できるわけではない。また、メールの送受信の数は、膨大であり、それらを解析して消費需要や購買情報などの情報を抽出するには多大な時間とシステムが必要となる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、メーリングリストを利用するメンバーが簡便にリーダーシップを発揮しつつ、呼び掛け、応答、決定に至る「相互扶助の仕組み」を提供すると同時に、メーリングリストサービスを提供するソフトウェアサービス事業者が簡便にメールの内容を把握し、適切な広告をメーリングリストのメンバー宛に送信できるメール配信用サーバを提供することにある。
本発明によるメール配信用サーバの実施態様は、
メーリングリストに登録されたメンバーの宛先を記憶する宛先記憶手段と、
複数の選択肢の各々に予め割り当てられたプロジェクト提案情報を記憶する選択肢記憶手段と、
メンバーに提案するプロジェクトを報知するプロジェクトメールを生成するメール生成手段であって、一のメンバーによって前記複数の選択肢から選択された少なくとも一つの選択肢に割り当てられたプロジェクト提案情報に基づいてプロジェクトメールを生成するメール生成手段と、
前記プロジェクトメールをメンバーに配信するプロジェクトメール配信手段と、を備え、
前記プロジェクト提案情報は、
プロジェクトのリーダーとなる世話人と、
プロジェクトに参加する参加人と、を含み、
前記選択肢記憶手段は、
第1の選択肢に割り当てられた世話人と、
第2の選択肢に割り当てられた参加人と、を含み、
前記メンバーの選択操作によって世話人又は参加人が決定されることである。
上述した構成によれば、プロジェクト提案情報が複数の選択肢の各々に予め割り当てられているので、メーリングリストに登録されたメンバーは、選択肢を選択するだけでプロジェクトの内容を決定することができる。
簡便にメールの内容を把握し、適切な広告を送信できるメール配信用サーバを提供できる。
本実施の形態によるメール配信用サーバを含むシステムの概要を示す図である。 本実施の形態によるメール配信用サーバの機能を示す機能ブロック図である。 本実施の形態によるメール配信用サーバが提供する処理の概要を示すフローチャートである。 プロジェクト募集画面の例を示す図である。 プロジェクト募集画面の例を示す図である。 プロジェクト募集画面の例を示す図である。 プロジェクト募集画面(A)及びプロジェクト募集応答画面(B)の具体例を示す図である。 プロジェクト募集画面(A)及びプロジェクト募集応答画面(B)の具体例を示す図である。 プロジェクト募集画面(A)及びプロジェクト募集応答画面(B)の具体例を示す図である。 プロジェクト募集画面(A)及びプロジェクト募集応答画面(B)の具体例を示す図である。 プロジェクト募集画面(A)及びプロジェクト募集応答画面(B)の具体例を示す図である。 プロジェクト募集画面(A)及びプロジェクト募集応答画面(B)の具体例を示す図である。 プロジェクト募集画面(A)及びプロジェクト募集応答画面(B)の具体例を示す図である。 プロジェクト募集画面(A)及びプロジェクト募集応答画面(B)の具体例を示す図である。 プロジェクト世話人用画面の例を示す図である。
<<<<本実施の形態の概要>>>>
メーリングリストは、各種のグループによって利用される。具体的には、メーリングリストは、特に、同じ共通点、例えば、同じ趣味や資格試験などの共通する目的を有するメンバーが集まったグループによって利用される場合が多い。以下では、簡便のために、1つのグループに属する複数人のメンバーがメーリングリストを利用する例を示す。したがって、本実施の形態では、メーリングリストに登録されているメンバーとは、1つのグループに属する複数人のメンバーを意味する。なお、複数のグループがメーリングリストサービスを利用する場合でも、複数のグループに重複して所属するメンバーがいる場合でも、同様に実行することができる。
本実施の形態によるメール配信用サーバは、メーリングリストサービス及びメーリングリストサービスに関連するウェブサイトを提供する。すなわち、メンバーの間でメールを送受信するためのサービスを提供するだけでなく、メーリングリストを活用するための各種のサービスをウェブサイトによって提供する。
メーリングリストサービスは、複数の人(複数人のメンバー)に同時に電子メールを配信(同報)するサービスである。本実施の形態では、ソフトウェアサービス事業者がメーリングリストサービスを提供するものとする。
メーリングリストに登録されている一人のメンバーが発起人として、所定のプロジェクトを他のメンバーに提案したいときには、まず、ソフトウェアサービス事業者が提供するプロジェクト募集用のウェブサイトにアクセスして、「プロジェクト」の中から「行事・催事・会合案内」、「無償奉仕・助け合い」、「商品共同購入・予約」のいずれかの項目を選択する。
発起人が、「無償奉仕・助け合い」や「商品共同購入・予約」などの「プロジェクト」の参加の募集案内を他のメンバーに提案する場合には、発起人の端末装置の画面上でプロジェクトに関する情報を選択肢で選択することによって募集案内を作成できる。次いで、作成した募集案内に基づいて生成したメールをメーリングリストのメンバーに一斉に配信(同報)して参加者を募集する。
プロジェクトへの参加の希望者は、被発起人として、ソフトウェアサービス事業者のウェブサーバに用意された掲示板システム(ウェブサイト)にアクセスして、応募用の情報を選択肢で選択することで迅速に参加の応募の登録をする。プロジェクトの参加を募るためにメンバーに配信されるメールには、掲示板システムへのアクセスのためのリンク(URLなど)が記載されている。被発起人は、メールに記載されているリンクによって掲示板システムにアクセスできる。
発起人は、自身が思いついたプロジェクトをメーリングリストのメンバーに最初に提案する者である。発起人は、世話人となることも参加人となることもできる。ここで、世話人は、プロジェクトのリーダとしてのまとめ役の役割を果たすメンバーである。世話人は、プロジェクト毎に決定される。参加人は、提案されたプロジェクトに同意して参加する者である。
上述したように、発起人は、世話人でも参加人でもよく、発起人が必ずしも世話人になる必要はない。発起人が世話人となる場合とは、プロジェクトを提案しつつ、自身がリーダになる場合である。発起人が参加人となる場合とは、プロジェクトを提案しつつ、他のメンバーにリーダを任せる場合である。
発起人が世話人となるか又は参加人となるかは、発起人自身によって選択できる。発起人が世話人である場合には、参加人を被発起人として募る。発起人が参加人である場合には、世話人を被発起人として募る。
このように、メンバーの各々がプロジェクトにおける役割を決定できるようにすることで、「プロジェクト」への世話人及び参加人という役割を迅速にかつ明確に決定することができる。
プロジェクトの提案からプロジェクトの実行の決定までのおおよその過程は、以下のとおりである。
1.プロジェクトを提案する者は、ソフトウェアサービス事業者が提供するプロジェクト募集用のウェブサイトにアクセスして、プロジェクト募集画面(後述)に表示される「プロジェクト概要」などの欄に必要な情報を入力する。
2.プロジェクトのリーダー(「世話人」)を決める。リーダーを希望するメンバーは、プロジェクト募集画面やプロジェクト募集応答画面(後述)に表示される「世話人」ボタンをクリックすることで「世話人」になる。
3.提案されたプロジェクトに参加したい人は、プロジェクト募集応答画面に表示される「参加人」ボタンをクリックして、「参加人」として参加する。
4.メールが配信されても、プロジェクトに興味ないメンバーは、そのプロジェクトにつては、参加しない。
5.「世話人」になったメンバーは、プロジェクトの決定からプロジェクトの実行までの管理を行う。
6.「世話人」が、プロジェクト世話人用画面(後述)に表示される「決定」ボタンをクリックすることで、プロジェクトを実行することが決定し、プロジェクトの実行に移る。
7.プロジェクトの提案は「世話人」が発案するのが基本であるが、「世話人」になれないメンバーや、「世話人」になりたくないメンバーであってもプロジェクトを提案することができる。
8.「世話人」になれないメンバーや、「世話人」になりたくないメンバーは、プロジェクト募集画面に表示される「参加人」ボタンをクリックすることで「参加人」となり、「参加人」として提案するプロジェクトの内容を「プロジェクト概要」の欄に記入する。その後、その「プロジェクト概要」の内容を読んで「世話人」をしてもよいと思うメンバーは、プロジェクト募集応答画面に表示される「世話人」ボタンをクリックすることで「世話人」になる。
<<<<本実施の形態の内容>>>>
本発明の第1の実施態様によれば、
メーリングリストに登録されたメンバーの宛先を記憶する宛先記憶手段(たとえば、後述するメーリングリスト記憶部など)と、
複数の選択肢の各々に予め割り当てられたプロジェクト提案情報を記憶する選択肢記憶手段(たとえば、後述するプロジェクト募集用項目記憶部など)と、
メンバーに提案するプロジェクトを報知するプロジェクトメールを生成するメール生成手段であって、一のメンバーによって前記複数の選択肢から選択された少なくとも一つの選択肢に割り当てられたプロジェクト提案情報に基づいてプロジェクトメールを生成するメール生成手段(たとえば、後述するプロジェクト募集メール生成部など)と、
前記プロジェクトメールをメンバーに配信するプロジェクトメール配信手段(たとえば、後述するメーリングリスト管理部など)と、
複数の広告情報を記憶する広告記憶装置(たとえば、後述する広告データベースなど)と、
前記複数の広告情報から少なくとも一の広告情報を、前記少なくとも一つの選択肢に割り当てられたプロジェクト提案情報に基づいて選択し広告メールを配信する広告メール配信手段(たとえば、後述する広告メール生成部など)と、を備えるメール配信用サーバが提供される。
上述した構成によれば、プロジェクト提案情報が複数の選択肢の各々に予め割り当てられているので、メーリングリストに登録されたメンバーは、選択肢を選択するだけでプロジェクトの内容を決定することができる。
さらに、上述した構成によれば、一のメンバーによって複数の選択肢から選択された選択肢に対応するプロジェクト提案情報に基づいてプロジェクトメールを生成するので、メーリングリストで配信するメールの内容を過不足なく生成することができる。例えば、通常の文字列を使った場合には、入力された文字列を単語に分解し形態素解析などの解析手法によってプロジェクトメールを生成する必要がある。このような処理を採用して誤った解析をした場合には、発起人の意図と異なるプロジェクトメールが生成されて配信されてしまう。しかしながら、上述した構成ならば、選択された選択肢によってプロジェクトメールを生成するので、発起人の意図を反映させたプロジェクトメールを生成でき、メンバーにプロジェクトの内容を適切に伝えることができる。
さらに、選択された選択肢に対応するプロジェクト提案情報に基づいてプロジェクトメールを生成するので、簡素にかつ短時間にプロジェクトメールを生成できる。
また、上述した構成によれば、選択された少なくとも一つの選択肢に対応するプロジェクト提案情報に基づいて広告情報を選択するので、メーリングリストに登録されたメンバーの関心の高い商品の消費需要や購買情報などの情報を抽出することができるとともに、メンバーに配信するプロジェクトメールの内容を的確に反映させた広告を抽出することができる。上述したように、通常の文字列を形態素解析などの手法で解析し誤った解析をした場合には、メンバーが提案したプロジェクトとは無関係の広告が選択される可能性がある。このような広告が配信された場合には、いわゆる迷惑メールと判断されるだけでなく、メーリングリストサービスを提供するソフトウェアサービス事業者に対する信頼も低下し、メーリングリストサービスから退会する可能性も生ずる。しかしながら、上述した構成ならば、メンバーが提案したプロジェクトと密接又は関連する広告が配信されるので、メンバーは有益な情報を取得できるともに、ソフトウェアサービス事業者は、広告提供者から広告収入を得るとともに、メーリングリストのメンバーからの信頼を高めることができる。
本発明の第2の実施態様は、本発明の第1の実施態様において、
前記プロジェクト提案情報は、
プロジェクトのリーダーとなる世話人と、
プロジェクトに参加する参加人と、を含み、
前記選択肢記憶手段は、
第1の選択肢に割り当てられた世話人と、
第2の選択肢に割り当てられた参加人と、を含み、
前記メンバーの選択操作によって世話人又は参加人が決定される。
メーリングリストのメンバーは、プロジェクトの世話人及び参加人という役割を明確にできるので、プロジェクトの進行状況や連絡先を明確に知ることができ、プロジェクトに関連しないメールの配信を防止したり、プロジェクトの実行について話をまとめたりすることができ、プロジェクトを的確に実行することができる。
本発明の第3の実施態様は、本発明の第2の実施態様において、
少なくとも一人の世話人及び参加人が選択された後に、世話人になったメンバーの決定操作に基づいてプロジェクトの実行が決定される。
世話人になったメンバーがプロジェクトを決定するので、プロジェクトの実行の最終的な結論を迅速にかつ明確に定めることができ、プロジェクトの実行についてメンバーに周知を図ることができる。
本発明の第4の実施態様は、本発明の第1の実施態様において、
前記プロジェクト提案情報は、プロジェクトの内容を示す複数のプロジェクト情報を含み、
前記選択肢記憶手段は、前記複数のプロジェクト情報の各々が各々に割り当てられた複数の選択肢を含み、
前記メンバーの選択操作によって少なくとも一つのプロジェクト情報が決定される。
上述した構成によれば、プロジェクト情報が複数の選択肢の各々に予め割り当てられているので、メーリングリストに登録されたメンバーは、選択肢を選択するだけでプロジェクトの内容を決定することができる。
本発明の第5の実施態様は、本発明の第4の実施態様において、
前記広告メール配信手段は、前記少なくとも一つのプロジェクト情報に関連する広告情報を前記複数の広告情報から選択する。
上述した構成によれば、メンバーが提案したプロジェクトと密接又は関連する広告情報を選択できるので、メンバーは有益な情報を取得できるともに、ソフトウェアサービス事業者は、広告提供者から広告収入を得るとともに、メーリングリストのメンバーの信頼を高めることができる。
<<<<本実施の形態の詳細>>>>
以下に、実施の形態について図面に基づいて説明する。
<<<メール配信用サーバ200>>>
図1を参照して、本実施の形態によるメール配信用システムを説明する。本実施の形態のメール配信用サーバ200は、通信ネットワーク100を介して複数のメンバー端末装置110に接続されている。後述するように、メール配信用サーバ200は、メーリングリストを記憶し、メーリングリストにはメンバーが登録される。メール配信用サーバ200を介して、メーリングリストに登録されているメンバーの間でメールの送受信を行うことができる。メール配信用サーバ200は、主として、メールの配信を行うが、メーリングリストに関するウェブサイトもアクセス可能に提供する。
メール配信用サーバ200は、ソフトウェアサービス事業者が所有して使用したり、所有者から借りて使用したりする。メーリングリストは、ソフトウェアサービス事業者が提供するサービスである。また、本実施の形態におけるメーリングリストは、特定の利用者からなるグループ内のソーシャル・ネットワーキングサービスを使用した情報通信も含む。
メール配信用サーバ200は、例えば、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(リードオンリーメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)、I/F(通信インターフェース)などからなる。
本発明の実施の形態では、メンバーは、全て既にメーリングリストに登録されてメール配信用サーバ200に記憶されているものとする。なお、メーリングリストに登録されていないメンバーを対象にしてもよい。
メンバー端末装置110は、メンバーが操作でき、メール配信用サーバ200と通信可能に接続できる端末装置であればよい。例えば、パーソナルコンピュータやスマートフォンなどがある。メンバー端末装置110は、CPU、RAM、ROM、I/Fなどからなる。
<<メール配信用サーバ200>>
図2は、メール配信用サーバ200の構成の概略を示す機能ブロック図である。メール配信用サーバ200は、主として、メーリングリスト制御部と、プロジェクト制御部と、広告制御部とを有する。
メーリングリスト制御部は、主に、メーリングリスト管理部とメーリングリスト記憶部とを有する。
メーリングリスト管理部は、メンバーのメーリングリストへの登録や削除を管理する。さらに、メーリングリスト管理部は、メーリングリストに参加を希望するメンバー候補に対し、メーリングリストへの招待の通知を示すメールを生成する。また、メーリングリスト管理部は、メンバーに対し、メーリングリストに新たなメンバーが加わったことを報知したり、メンバーがメーリングリストから離脱したことを報知したり、メーリングリストが解散されたことを報知したり、エラーを報知したりするメールを生成する。生成されたメールは、メンバー端末装置110に配信される。
メーリングリスト記憶部は、メーリングリストに登録されているメンバーを記憶する。例えば、メンバーの宛先(メールアドレス)やニックネームや宛先以外の連絡先などを記憶する。メールを配信するときには、メーリングリストに記憶されている宛先を読み出して、メーリングリストに登録されているメンバーに送信する。メーリングリスト記憶部は、主に、メール配信用サーバ200のRAMやROMやHDDによって構成される。
プロジェクト制御部は、主に、プロジェクト募集画面データ記憶部と、プロジェクト募集用項目記憶部と、プロジェクト募集情報解析部と、プロジェクト募集メール生成部と、募集応答ウェブサイト作成部と、プロジェクト応募情報解析部と、プロジェクト応答メール生成部と、プロジェクト決定ウェブサイト作成部と、プロジェクト決定部とを有する。
プロジェクト募集画面データ記憶部は、発起人がプロジェクトの募集を提案するときに使用するプロジェクト募集画面データを記憶する。これは、発起人のメンバー端末装置110からプロジェクト募集画面リクエストが送信されたときに、プロジェクト募集画面データ記憶部からプロジェクト募集画面データを読み出して、発起人のメンバー端末装置110に送信する。後述するステップT101、S201、T103などで用いられる。プロジェクト募集画面データ記憶部は、主に、メール配信用サーバ200のRAMやROMやHDDによって構成される。
プロジェクト募集用項目記憶部は、発起人がプロジェクトの募集を提案するときに使用する選択肢のデータを記憶する。「役割」の欄の入力のために、「世話人」及び「参加人」という選択肢のデータが記憶されている。「無償奉仕・助け合い」の欄の入力のために、「お手伝い・ボランティア」、「お使い・買い物代行」、「送り迎え・車の相乗り」、「安否確認・救急救援」、「手動入力」などの選択肢のデータが記憶されている。「商品共同購入・予約」の欄の入力のために、「物品・飲食品購入」、「旅行・宿泊予約」、「パーティ・会食予約」、「行楽・レジャー予約」及び「手動入力」などの選択肢のデータが記憶されている。後述するステップS201、T103、T105などで用いられる。プロジェクト募集用項目記憶部は、主に、メール配信用サーバ200のRAMやROMやHDDによって構成される。
プロジェクト募集情報解析部は、「役割」の欄、「行事・催事・会合案内」の欄、「無償奉仕・助け合い」の欄、「商品共同購入・予約」の欄、「コメント記入欄」の欄、「プロジェクト概要」の欄の「品名」、「日程時刻」、「場所」、「内容」、「募集締切日時」の欄の各々に入力された情報(以下、総括してプロジェクト募集情報と称する)を解析する。選択肢が入力された場合には、選択肢に予め対応付けられている内容がそのままキーワードとなる。文字が入力された場合には、入力された文字からキーワードを抽出する。プロジェクト募集情報解析部は、プロジェクト募集情報からキーワードを抽出する処理である。選択肢の場合には、選択肢に事前に対応付けられている内容がそのままキーワードとなる。このため、文書を単語などに切り出す処理が必要なく、直ちにキーワードを決定することができ処理を簡便にできる。後述するステップS203などで用いられる。プロジェクト募集情報解析部は、主に、メール配信用サーバ200のCPUによって構成される。
プロジェクト募集情報解析部によって、メーリングリストのメンバーが送受信するメールの情報のデータ処理(検索や抽出や集計や解析など)をする。プロジェクト募集情報解析部のデータ処理の結果を用いることで、後述する広告制御部は、広告宣伝や販売促進ビジネスに有効な商品購入情報を抽出することが可能になる。
プロジェクト募集メール生成部は、プロジェクト募集情報解析部の解析結果から、メーリングリストに登録されたメンバーに配信するためのメールを生成する。例えば、プロジェクト募集情報解析部によって決定されたり抽出されたりしたキーワードを用いて、メールの文面や体裁となるように文章を生成する。後述するステップS203などで用いられる。プロジェクト募集メール生成部は、主に、メール配信用サーバ200のCPUによって構成される。
募集応答ウェブサイト作成部は、被発起人がプロジェクト募集に応答するための募集応答ウェブサイトを生成する。プロジェクト募集メール生成部によって生成されたメールは、メーリングリストに登録されたメンバーに配信される。配信されたメールを読んで興味を持ったメンバーは、被発起人となって、募集応答ウェブサイトをアクセスする。募集応答ウェブサイトをアクセスすることで、被発起人のメンバー端末装置110には、プロジェクト募集応答画面が表示される。被発起人は、表示されたプロジェクト募集応答画面に各種の情報(以下、総括してプロジェクト応答情報と称する)を入力することで、プロジェクトの募集に対する応答をすることができる。後述するステップS205などで用いられる。募集応答ウェブサイト作成部は、主に、メール配信用サーバ200のCPUによって構成される。プロジェクト応答情報は、主に、「役割」の欄及び「コメント記入欄」の欄に入力された情報からなる。
プロジェクト応募情報解析部は、プロジェクト応答情報からキーワードを抽出する処理である。上述したように、プロジェクト応募情報解析部は、主に、「役割」の欄及び「コメント記入欄」の欄に入力された情報である。選択肢の場合には、選択肢に事前に対応付けられている内容がそのままキーワードとなる。このため、文書を単語などに切り出す処理が必要なく、直ちにキーワードを決定することができ処理を簡便にできる。後述するステップS207などで用いられる。プロジェクト募集情報解析部は、主に、メール配信用サーバ200のCPUによって構成される。
プロジェクト応答メール生成部は、プロジェクト応答情報解析部の解析結果から、メーリングリストに登録されたメンバーに配信するためのメールを生成する。例えば、プロジェクト応答情報解析部によって決定されたり抽出されたりしたキーワードを用いて、メールの文面や体裁となるように文章を生成する。後述するステップS203などで用いられる。プロジェクト応答メール生成部は、主に、メール配信用サーバ200のCPUによって構成される。
プロジェクト決定ウェブサイト作成部は、世話人がプロジェクトの実行を決定するためのプロジェクト決定ウェブサイトを生成する。プロジェクト決定ウェブサイトは、世話人になったメンバーがアクセスできる。プロジェクト募集画面やプロジェクト募集応答画面に表示される「役割」の欄で「世話人」を選択したメンバーには、プロジェクト決定ウェブサイトを示すメールが送信される。
プロジェクト決定部は、世話人によって「決定」ボタンが操作されたことに基づいてプロジェクトの実行を決定する。上述したように、「世話人」を選択したメンバーには、プロジェクト決定ウェブサイトを示すメールが送信される。「世話人」が、プロジェクト決定ウェブサイトにアクセスすると、「世話人」のメンバー端末装置110には、プロジェクト世話人用画面が表示される。プロジェクト世話人用画面には、「決定」ボタンが表示される。世話人が、「決定」ボタンを操作することでプロジェクトの実行を決定することができる。プロジェクト決定部は、後述するステップS211などで用いられる。プロジェクト決定部は、主に、メール配信用サーバ200のCPUによって構成される。
広告制御部は、広告検索装置と、広告データベースと、広告メール生成部と、広告収集装置とを有する。
広告データベースは、予め規定された各種の事項を、これらに関連する広告に対応付けて記憶する。特に、キーワードを用いて検索して広告を決定できる構成が好ましい。各種の事項は、旅行や家の購入や車や楽器や飲食店など、メーリングリストのメンバーに共通するテーマや話題などである。さらに、旅行ならば地域や場所などを細分化したり、家ならば地域や場所のほか新築や中古などに細分化したりした情報も含めるのが好ましい。細分化した情報を含めることで、メンバーに関心に密接した広告を選択できる。広告データベースは、主に、メール配信用サーバ200のRAMやROMやHDDによって構成される。
広告検索装置は、キーワードを用いて広告データベースを検索する。キーワードは、プロジェクト募集画面で入力されたプロジェクト募集情報や、メーリングリストのメンバー間で送受信されたメールの内容から決定することができる。メーリングリストのメンバーに共通するテーマや話題などをキーワードとして抽出できればよい。
広告メール生成部は、広告検索装置によって決定された広告を含むメールを生成する。具体的には、広告検索装置によって決定された広告を用いて、メールの文面や体裁となるように文章を生成する。後述するステップS223などで用いられる。プロジェクト募集メール生成部は、主に、メール配信用サーバ200のCPUによって構成される。
広告収集装置は、広告を提供したい業者などから広告を収集する。広告を提供したい業者が、メール配信用サーバ200に広告情報を登録したり、メーリングリストの提供者が広告を提供したい業者に問い合わせて広告を収集したりするのでもよい。いずれにしても、検索可能な情報で広告データベースに登録できる情報を収集すればよい。
<<処理の概要>>
本実施の形態による処理の概要を、図3を参照して説明する。図3に示すように、処理は、メンバー端末装置110とメール配信用サーバ200との間で行われる。処理は、大まかにプロジェクトの募集及び応募の処理と広告の選択と送信の処理とがある。
<プロジェクトの募集及び応募>
まず、なにかプロジェクトを思いついたメンバーは、発起人としてメンバー端末装置110からメール配信用サーバ200にプロジェクト募集画面リクエストを送信する(ステップT101)。この処理は、いわゆるウェブブラウザなどを用いて、メール配信用サーバ200が提供するウェブサイトにアクセスすることで実行される。
メール配信用サーバ200は、プロジェクト募集画面リクエストを受信したときには、プロジェクト募集画面用のデータを発起人のメンバー端末装置110に送信する(ステップS201)。
次に、発起人のメンバー端末装置110は、プロジェクト募集画面用のデータを受信して、プロジェクト募集画面を表示する(ステップT103)。
例えば、発起人のメンバー端末装置110に、プロジェクト募集画面として、図4Aに示す画面が表示される。発起人は、このプロジェクト募集画面で各項目を入力してプロジェクトの内容を明確にして、プロジェクトに加わるメンバーを募集することができる。
図4Aに示すように、プロジェクト募集画面には、「役割」の欄、「行事・催事・会合案内」の欄、「無償奉仕・助け合い」の欄、「商品共同購入・予約」の欄、「コメント記入欄」の欄、「プロジェクト概要」の欄が表示される。また、「プロジェクト概要」には、「品名」、「日程時刻」、「場所」、「内容」、「募集締切日時」の欄が表示される。
図4Bは、「役割」の欄への入力を示す図面である。「役割」には、「世話人」と「参加人」との2種類がある。「役割」の欄に入力するときには、「世話人」及び「参加人」の選択肢がプルダウン表示される。発起人は、「世話人」又は「参加人」のいずれか一方を選択することができる。このように、「役割」の欄への入力は選択式である。
プロジェクトの提案は発起人が行う。発起人は、世話人であっても参加人であってもよい。発起人が世話人となるか又は参加人となるかは、発起人自身が「役割」の欄で選択することで決定される。
発起人が世話人である場合には、参加人を被発起人として募ることになる。発起人が参加人である場合には、世話人を被発起人として募ることになる。原則、世話人は1名であるが、プロジェクトによっては、複数人でもよい。
「行事・催事・会合案内」の欄は、選択式ではない(図示せず)。発起人は、メンバー端末装置110のキーボードなどを操作して、文字を直接に入力することができる。例えば、プロジェクトの名称を「行事・催事・会合案内」の欄に入力できる。プロジェクトの概要をメンバーが認識できる内容を入力するのが好ましい。
図5Aは、「無償奉仕・助け合い」の欄への入力を示す図面である。この欄は、「無償奉仕・助け合い」に属する具体的な内容を入力する欄である。
「無償奉仕・助け合い」の欄には、「お手伝い・ボランティア」、「お使い・買い物代行」、「送り迎え・車の相乗り」、「安否確認・救急救援」、「手動入力」などの選択肢がある。「無償奉仕・助け合い」の欄に入力するときには、「お手伝い・ボランティア」、「お使い・買い物代行」、「送り迎え・車の相乗り」、「安否確認・救急救援」及び「手動入力」の選択肢がプルダウン表示される。
発起人は、「お手伝い・ボランティア」、「お使い・買い物代行」、「送り迎え・車の相乗り」、「安否確認・救急救援」又は「手動入力」のいずれか1つを選択することができる。このように、「無償奉仕・助け合い」の欄への入力は、原則、選択式であるが、「手動入力」もある。
「無償奉仕・助け合い」の欄で「手動入力」を選択したときには、図5Bに示す入力欄がプルダウン表示される。発起人は、メンバー端末装置110のキーボードなどを操作して、文字を直接に入力することができる。発起人は、選択肢に含まれていない内容を「無償奉仕・助け合い」の欄に入力できる。
図6Aは、「商品共同購入・予約」の欄への入力を示す図面である。この欄は、「商品共同購入・予約」に属する具体的な内容を入力する欄である。
「商品共同購入・予約」の欄には、「物品・飲食品購入」、「旅行・宿泊予約」、「パーティ・会食予約」、「行楽・レジャー予約」及び「手動入力」などの選択肢がある。「商品共同購入・予約」の欄に入力するときには、「物品・飲食品購入」、「旅行・宿泊予約」、「パーティ・会食予約」、「行楽・レジャー予約」及び「手動入力」の選択肢がプルダウン表示される。
発起人は、「物品・飲食品購入」、「旅行・宿泊予約」、「パーティ・会食予約」、「行楽・レジャー予約」及び「手動入力」のいずれか1つを選択することができる。このように、「商品共同購入・予約」の欄への入力は、原則、選択式であるが、「手動入力」もある。
「商品共同購入・予約」の欄で「手動入力」を選択したときには、図6Bに示す入力欄がプルダウン表示される。発起人は、メンバー端末装置110のキーボードなどを操作して、文字を直接に入力することができる。発起人は、選択肢に含まれていない内容を「商品共同購入・予約」の欄に入力できる。
コメント記入欄は、選択式ではない(図示せず)。発起人は、メンバー端末装置110のキーボードなどを操作して、文字を直接に入力することができる。例えば、プロジェクトに誘うメッセージや、メンバーに伝えたい詳しい情報などをコメント記入欄に入力することができる。
プロジェクト概要の「品名」、「日程時刻」、「場所」、「内容」、「募集締切日時」の欄も選択式ではない。発起人は、これらの欄も、メンバー端末装置110のキーボードなどを操作して、文字を直接に入力することができる。
なお、上述した選択肢は一例であり、これらに限られず他の選択肢を用いることができる。特に、メーリングリストの管理者は、メーリングリストに登録されているメンバーが互いに送受信するメールで使用する言葉を解析し、頻出するキーワードや、特徴的なキーワードや、次第に使用されなくなったキーワードなどに基づいて、選択肢を適宜に追加したり変更したりして、選択操作を使いやすくしていくことができる。
上述したステップT103の処理の後、発起人がメンバー端末装置110を操作することによって、上述したプロジェクト募集画面に表示された各欄に、プロジェクト募集情報が入力され、入力されたプロジェクト募集情報はメール配信用サーバ200に送信される(ステップT105)。
メール配信用サーバ200は、メンバー端末装置110から送信されたプロジェクト募集情報を受信し、受信したプロジェクト募集情報に基づいてプロジェクト募集用のメールを生成し、メーリングリストに登録されているメンバーの全員に配信する(ステップS203)。
ステップS203の処理でメンバーに配信するメールは、メンバー端末装置110から送信されたプロジェクト募集情報を含むとともに、メールの文面となるように整形されている。さらに、このメールには、被発起人が、プロジェクトの募集に応答をするためのウェブサイトのURL(Uniform Resource Locator)の情報も含まれている。
また、メール配信用サーバ200は、メーリングリストに登録されているメンバーの宛先(メールアドレスなど)を記憶する。メール配信用サーバ200は、メンバー全員の宛先を読み出し、メーリングリストに登録されているメンバーの全ての宛先にメールを送信する。このようにしてステップS203の処理が実行される。
メーリングリストに登録されているメンバーのメンバー端末装置110は、メール配信用サーバ200から配信されたメールを受信する(ステップT107)。
このようにすることで、メーリングリストに登録されているメンバーは、メンバーの一人が思いついた何らかのプロジェクトの募集がされていることを知る。
上述したように、メンバーに配信されたメールには、プロジェクトの募集に応答をするためのウェブサイトのURLが含まれている。配信されたメールのプロジェクトに関心を持ったメンバーは、被発起人として、募集に応答をするためのウェブサイトにウェブブラウザでアクセスすることができる。
被発起人が、応答をするためのウェブサイトにアクセスすると、募集応答ウェブサイト表示リクエストがメール配信用サーバ200に送信される(ステップT109)。
メール配信用サーバ200は、メンバー端末装置110から送信された募集応答ウェブサイト表示リクエストを受信すると、プロジェクト募集応答画面用のデータを被発起人のメンバー端末装置110に送信する(ステップS205)。
なお、メール配信用サーバ200は、上述したステップS203の処理を実行すると、プロジェクト募集応答画面用のデータを生成し、事前に、募集応答ウェブサイトにアクセスできる状態にする。
被発起人のメンバー端末装置110は、プロジェクト募集応答画面用のデータを受信して、プロジェクト募集応答画面を表示する(ステップT111)。これにより、図4Aに似た画面がメンバー端末装置110に表示される。
プロジェクト募集応答画面では、被発起人は、主に、「役割」及び「コメント記入欄」の欄を操作することができ、「役割」及び「コメント記入欄」以外の欄は、内容が表示されるだけで、入力することはできない。「役割」及び「コメント記入欄」以外の欄は、混乱を防止するために、発起人や世話人のみが変更できるようにするのが好ましい。
プロジェクト募集応答画面では、その時点で決定している世話人および参加人の名前が表示される(例えば、後述する図7B、図8B、図9B、図10B、図11B、図12B、図13B及び図14B)。ここで名前は、実名である必要はなく、メンバーが互いに認識できるハンドルネームやニックネームなどであればよい。
上述したように、「役割」には、「世話人」と「参加人」との2種類がある。発起人が、「世話人」である場合には、被発起人は、「参加人」を選択して応答することができる。また、発起人が、「参加人」である場合には、被発起人は、「世話人」を選択して応答することができる。なお、「世話人」が複数人でもよい場合には、既に「世話人」が決まっているときでも、さらに、被発起人は、「世話人」を選択して応答することができる。
また、被発起人は、メンバー端末装置110のキーボードなどを操作して、「コメント記入欄」の欄に文字を直接に入力することができる。例えば、プロジェクトの募集に応答する旨や、プロジェクトの追加情報や最新情報などを入力することができる。
このように、プロジェクト募集の応答のために、被発起人が「役割」及び「コメント記入欄」の欄に入力したプロジェクト応答情報はメール配信用サーバ200に送信される(ステップT113)。
メール配信用サーバ200は、メンバー端末装置110から送信されたプロジェクト応答情報を受信し、受信したプロジェクト応答情報に基づいてプロジェクト応答用のメールを生成し、メーリングリストに登録されているメンバーの全員に配信する(ステップS207)。
ステップS207の処理でメンバーに配信するメールは、メンバー端末装置110から送信されたプロジェクト応答情報を含むとともに、メールの文面となるように整形されている。
メーリングリストに登録されているメンバーのメンバー端末装置110は、メール配信用サーバ200から配信されたメールを受信する(ステップT115)。
このようにして、被発起人は、プロジェクトの募集に対して、発起人や他のメンバーに自分の意思を伝えることができる。一方、発起人は、配信されたメールを受信することで、自分が提案したプロジェクトに対して、いずれかのメンバーが被発起人として応募があったことを認識することができる。
上述したステップS207では、いずれかのメンバーからの応募がある毎に、応募があったことや、「コメント記入欄」に入力された内容を示すメールがメーリングリストに登録されているメンバーの全員に配信される。このようにすることで、メーリングリストに登録されているメンバーの全員は、プロジェクトに対する応答の状況を認識することができ、プロジェクトの参加を加速することができる。
このようにすることで、メーリングリストに登録しているメンバーは、一方的に情報を提示するのではなく、お互いの意思疎通を図ることができ、メーリングリストとしての機能を発揮させることができる。
また、被発起人が入力した「役割」や「コメント記入欄」の欄に入力した内容に応じて、発起人や世話人は、プロジェクトの内容を適宜に変更することができる。発起人や世話人は、ステップT101の処理と同様に、メール配信用サーバ200にプロジェクト募集画面リクエストを送信して、プロジェクト募集画面の各項目を変更することができる。発起人や世話人によって項目が変更されたときには、改めて、変更された内容や変更されたことを報知するメールがメンバーに配信される。このように、被発起人の希望に応じてプロジェクトの内容を変更することで、被発起人の希望を発起人や世話人にフィードバックでき、プロジェクトの内容をメンバーの希望するものに最適化していくことができる。
上述の処理によって世話人となったメンバーは、被発起人が入力した「役割」や「コメント記入欄」の内容や、配信されるメールなどから、プロジェクトを実行するか否かを判断できる。プロジェクトを実行できると判断した世話人は、メンバー端末装置110からメール配信用サーバ200にプロジェクト世話人用画面リクエストを送信する(ステップT117)。
メール配信用サーバ200は、プロジェクト世話人用画面リクエストを受信したときには、プロジェクト世話人用画面用のデータを世話人のメンバー端末装置110に送信する(ステップS209)。
次に、世話人のメンバー端末装置110は、プロジェクト世話人用画面用のデータを受信して、プロジェクト世話人用画面(図15参照)を表示する(ステップT119)。このときのプロジェクト世話人用画面には、発起人が入力したプロジェクト募集情報も表示される。
プロジェクト世話人用画面は、おおよそ、図4に示したプロジェクト募集画面と同様であるが、世話人および参加人の名前が表示される点と、「決定」ボタンが表示される点とがプロジェクト募集画面とは異なる。発起人や世話人は、その時点の全ての世話人および参加人を認識することができる。「決定」ボタンについては後述する。
世話人は、プロジェクトの募集を確定したい場合には、プロジェクト世話人用画面を表示されている「決定」ボタン(図15参照)を操作する。世話人が「決定」ボタンを操作することで、プロジェクトを決定したことを示す情報がメール配信用サーバ200に送信される(ステップT121)。
メール配信用サーバ200は、決定したことを示す情報を受信し、プロジェクトの実行を確定する(ステップS211)。
このように、世話人が「決定」ボタンを操作することによって、プロジェクトを実行することが確定する。なお、世話人の「決定」ボタンの操作は、プロジェクトの実行を確定させるための操作であり、プロジェクトの募集を完了させることではない。したがって、世話人が「決定」ボタンを操作した後でも、プロジェクトの募集は引き続き行われる。
一方、世話人が、所定の期間に「決定」ボタンを操作しなかった場合には、プロジェクトの実行が確定しない未確定状態となる。
メーリングリストに登録されたメンバーは、常に同じメンバー端末装置110でメールを送受信してもよく、異なる端末装置であっても、メーリングリストに登録した宛先でメールを送受信できればよい。
<広告の選択と送信>
メール配信用サーバ200は、上述したステップS203の処理を実行した後に、発起人のメンバー端末装置110から送信されたプロジェクト募集情報を解析する。旅行に関心あるメンバーで構成されているのか、物品の購入に関心のあるメンバーで構成されているのか、車や楽器などに関心のあるメンバーで構成されているのか、レストランなどの飲食店での食事に関心のあるメンバーで構成されているのかなど、そのメーリングリストを構成するメンバーに共通する事項を解析する(ステップS221)。
次に、メール配信用サーバ200は、ステップS221の解析結果から広告を決定する(ステップS223)。メール配信用サーバ200には、解析結果に対応する広告情報が予め記憶されている。例えば、解析結果から取得できるキーワードが広告情報に関連付けられ、キーワードから広告情報を的確かつ迅速に検索できるように予めデータベース化されている。
次に、メール配信用サーバ200は、決定された広告をメールにして、メーリングリストに登録されているメンバーの全員に配信する(ステップS225)。
メーリングリストに登録されているメンバーのメンバー端末装置110にメールが配信される(T131)。
このようにすることで、メーリングリストを構成するメンバーに共通して関心のある内容を含んだ広告を配信することができる。単に、あらゆる広告を無作為に宛先に配信するのではなく、共通して関心のある内容に関する情報をメンバーに送信するので、配信された広告に基づく商取引を成立させやすくできる。
<<具体例>>
以下では、メーリングリストのメンバーによってプロジェクトの募集及び応募に関する例を示す。
<具体例1>
図7は、メンバー端末装置110の入力画面を示す図である。
図7Aに示すように、メーリングリストのメンバーの一人であるAさんは、発起人として、「役割」の「世話人」を選択する。さらに、「無償奉仕・助け合い」で、「お使い・買い物代行」を選択する。「プロジェクト概要」では、「品名記入欄」に「さんま」と入力し、「日程時刻記入欄」に「2015年7月1日」と入力し、「場所記入欄」に「郊外ショッピングセンター」と入力し、「内容記入欄」に「さんま安売り 1尾100円」と入力する。さらに、「コメント記入欄」には、「今、さんまが安いので、欲しい人に買って帰ります。3人まで受け付けます。」と入力する(図3のステップT105)。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトを提案するプロジェクト募集メールを配信する(図3のステップT107)。
プロジェクト募集メールを読んだメーリングリストのメンバーのBさん、Cさん、Dさんは、それぞれ被発起人として、図7Bに示すように、「役割」の「参加人」を選択し、欲しい数を入力する(図3のステップT113)。図7Bは、Dさんが「参加人」を選択したときに表示される画面の例である。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトの提案に対するプロジェクト応答メールを配信する(図3のステップT115)。
プロジェクト応答メールを読んだ世話人であるAさんは、プロジェクト決定ウェブサイトにアクセスし、プロジェクト世話人用画面に表示された「決定」ボタン(図15参照)を押す(図3のステップT121)。これによって、このプロジェクトの実行が決定される(S211)。
<具体例2>
図8は、メンバー端末装置110の入力画面を示す図である。
図8Aに示すように、メーリングリストのメンバーの一人であるBさんは、発起人として、「役割」の「参加人」を選択する。さらに、「無償奉仕・助け合い」で、「お使い・買い物代行」を選択する。「プロジェクト概要」では、「品名記入欄」に「さんま」と入力し、「日程時刻記入欄」に「2015年7月1日」と入力し、「場所記入欄」に「郊外ショッピングセンター」と入力し、「内容記入欄」に「さんま安売り 1尾100円」と入力する。さらに、「コメント記入欄」には、「今、さんまが安いので、どなたか2尾買って来て下さいな。お願いね。」と入力する(図3のステップT105)。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトを提案するプロジェクト募集メールを配信する(図3のステップT107)。
プロジェクト募集メールを読んだメーリングリストのメンバーのAさんは、被発起人として、図8Bに示すように、「役割」の「世話人」を選択し、「コメント記入欄」には、「今、現地にいます。欲しい人に買って帰ります。あと2人までOKです。」と入力する(図3のステップT113)。さらに、メーリングリストのメンバーのCさん、Dさんは、それぞれ被発起人として、「役割」の「参加人」を選択し、欲しい数を入力する(図3のステップT113)。図8Bは、Dさんが「参加人」を選択したときに表示される画面の例である。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトの提案に対するプロジェクト応答メールを配信する(図3のステップT115)。
プロジェクト応答メールを読んだ世話人であるAさんは、プロジェクト決定ウェブサイトにアクセスし、プロジェクト世話人用画面に表示された「決定」ボタン(図15参照)を押す(図3のステップT121)。これによって、このプロジェクトの実行が決定される(S211)。
<具体例3>
図9は、メンバー端末装置110の入力画面を示す図である。
図9Aに示すように、メーリングリストのメンバーの一人であるAさんは、発起人として、「役割」の「世話人」を選択する。さらに、「無償奉仕・助け合い」で、「送り迎え・車の相乗り」を選択する。「プロジェクト概要」では、「日程時刻記入欄」に「2015年7月1日14時」と入力し、「場所記入欄」に「郊外ショッピングセンター」と入力し、「内容記入欄」に「お出掛け」と入力する。さらに、「コメント記入欄」には、「14時に郊外ショッピングセンターまで車出します。3人までOKです。」と入力する(図3のステップT105)。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトを提案するプロジェクト募集メールを配信する(図3のステップT107)。
プロジェクト募集メールを読んだメーリングリストのメンバーのBさん、Cさん、Dさんは、それぞれ被発起人として、図9Bに示すように、「役割」の「参加人」を選択する(図3のステップT113)。図9Bは、Dさんが「参加人」を選択したときに表示される画面の例である。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトの提案に対するプロジェクト応答メールを配信する(図3のステップT115)。
プロジェクト応答メールを読んだ世話人であるAさんは、プロジェクト決定ウェブサイトにアクセスし、プロジェクト世話人用画面に表示された「決定」ボタン(図15参照)を押す(図3のステップT121)。これによって、このプロジェクトの実行が決定される(S211)。
<具体例4>
図10は、メンバー端末装置110の入力画面を示す図である。
図10Aに示すように、メーリングリストのメンバーの一人であるBさんは、発起人として、「役割」の「参加人」を選択する。さらに、「無償奉仕・助け合い」で、「送り迎え・車の相乗り」を選択する。「プロジェクト概要」では、「日程時刻記入欄」に「2015年7月1日14時」と入力し、「場所記入欄」に「郊外ショッピングセンター」と入力し、「内容記入欄」に「ヒッチハイク」と入力する。さらに、「コメント記入欄」には、「郊外ショッピングセンターまで、どなたか乗っけて下さる? お願いね。」と入力する(図3のステップT105)。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトを提案するプロジェクト募集メールを配信する(図3のステップT107)。
プロジェクト募集メールを読んだメーリングリストのメンバーのAさんは、被発起人として、図10Bに示すように、「役割」の「世話人」を選択し、「コメント記入欄」には、「14時に現地まで車出します。あと2人までOKです。」と入力する(図3のステップT113)。さらに、メーリングリストのメンバーのCさん、Dさんは、それぞれ被発起人として、「役割」の「参加人」を選択する(図3のステップT113)。図10Bは、Dさんが「参加人」を選択したときに表示される画面の例である。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトの提案に対するプロジェクト応答メールを配信する(図3のステップT115)。
プロジェクト応答メールを読んだ世話人であるAさんは、プロジェクト決定ウェブサイトにアクセスし、プロジェクト世話人用画面に表示された「決定」ボタン(図15参照)を押す(図3のステップT121)。これによって、このプロジェクトの実行が決定される(S211)。
<具体例5>
図11は、メンバー端末装置110の入力画面を示す図である。
図11Aに示すように、メーリングリストのメンバーの一人であるAさんは、発起人として、「役割」の「世話人」を選択する。さらに、「商品共同購入・予約」で、「物品・飲食品購入」を選択する。「プロジェクト概要」では、「品名記入欄」に「カニ」と入力し、「場所記入欄」に「通信販売 北海道直送「カニ4杯」箱詰め」と入力し、「内容記入欄」に「1杯3,000円、全部で4杯」と入力し、さらに、「コメント記入欄」には、「「カニ」が安いです。皆で買いません? 3人までOKです。」と入力する(図3のステップT105)。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトを提案するプロジェクト募集メールを配信する(図3のステップT107)。
プロジェクト募集メールを読んだメーリングリストのメンバーのBさん、Cさん、Dさんは、それぞれ被発起人として、図11Bに示すように、「役割」の「参加人」を選択する(図3のステップT113)。図11Bは、Dさんが「参加人」を選択したときに表示される画面の例である。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトの提案に対するプロジェクト応答メールを配信する(図3のステップT115)。
プロジェクト応答メールを読んだ世話人であるAさんは、プロジェクト決定ウェブサイトにアクセスし、プロジェクト世話人用画面に表示された「決定」ボタン(図15参照)を押す(図3のステップT121)。これによって、このプロジェクトの実行が決定される(S211)。
<具体例6>
図12は、メンバー端末装置110の入力画面を示す図である。
図12Aに示すように、メーリングリストのメンバーの一人であるBさんは、発起人として、「役割」の「参加人」を選択する。さらに、「商品共同購入・予約」で、「物品・飲食品購入」を選択する。「プロジェクト概要」では、「品名記入欄」に「カニ」と入力し、「場所記入欄」に「通信販売 北海道直送「カニ4杯」箱詰め」と入力し、「内容記入欄」に「1杯3,000円、全部で4杯」と入力し、さらに、「コメント記入欄」には、「「カニ」が安いです。皆で買いません? どなたか、お願いね。」と入力する(図3のステップT105)。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトを提案するプロジェクト募集メールを配信する(図3のステップT107)。
プロジェクト募集メールを読んだメーリングリストのメンバーのAさんは、被発起人として、図12Bに示すように、「役割」の「世話人」を選択し、「コメント記入欄」には、「私が注文します。あと2人までOKです。」と入力する(図3のステップT113)。さらに、メーリングリストのメンバーのCさん、Dさんは、それぞれ被発起人として、「役割」の「参加人」を選択する(図3のステップT113)。図12Bは、Dさんが「参加人」を選択したときに表示される画面の例である。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトの提案に対するプロジェクト応答メールを配信する(図3のステップT115)。
プロジェクト応答メールを読んだ世話人であるAさんは、プロジェクト決定ウェブサイトにアクセスし、プロジェクト世話人用画面に表示された「決定」ボタン(図15参照)を押す(図3のステップT121)。これによって、このプロジェクトの実行が決定される(S211)。
<具体例7>
図13は、メンバー端末装置110の入力画面を示す図である。
図13Aに示すように、メーリングリストのメンバーの一人であるAさんは、発起人として、「役割」の「世話人」を選択する。さらに、「商品共同購入・予約」で、「旅行・宿泊予約」を選択する。「プロジェクト概要」では、「品名記入欄」に「宿」と入力し、「日程時刻記入欄」に「2015年7月1日」と入力し、「場所記入欄」に「軽井沢・ロッジ」と入力し、「内容記入欄」に「1泊5,000円、全4人」と入力する。さらに、「コメント記入欄」には、「ロッジ予約します。皆で行きませんか? 3人までOKです。」と入力する(図3のステップT105)。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトを提案するプロジェクト募集メールを配信する(図3のステップT107)。
プロジェクト募集メールを読んだメーリングリストのメンバーのBさん、Cさん、Dさんは、それぞれ被発起人として、図13Bに示すように、「役割」の「参加人」を選択する(図3のステップT113)。図13Bは、Dさんが「参加人」を選択したときに表示される画面の例である。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトの提案に対するプロジェクト応答メールを配信する(図3のステップT115)。
プロジェクト応答メールを読んだ世話人であるAさんは、プロジェクト決定ウェブサイトにアクセスし、プロジェクト世話人用画面に表示された「決定」ボタン(図15参照)を押す(図3のステップT121)。これによって、このプロジェクトの実行が決定される(S211)。
<具体例8>
図14は、メンバー端末装置110の入力画面を示す図である。
図14Aに示すように、メーリングリストのメンバーの一人であるBさんは、発起人として、「役割」の「参加人」を選択する。さらに、「商品共同購入・予約」で、「旅行・宿泊予約」を選択する。「プロジェクト概要」では、「品名記入欄」に「宿」と入力し、「日程時刻記入欄」に「2015年7月1日」と入力し、「場所記入欄」に「軽井沢・ロッジ」と入力し、「内容記入欄」に「1泊5,000円、全4人」と入力する。さらに、「コメント記入欄」には、「ロッジ見つけました。皆で行きませんか? どなたか、お願いね。」と入力する(図3のステップT105)。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトを提案するプロジェクト募集メールを配信する(図3のステップT107)。
プロジェクト募集メールを読んだメーリングリストのメンバーのAさんは、被発起人として、図14Bに示すように、「役割」の「世話人」を選択し、「コメント記入欄」には、「私か予約します。あと2人までOKです。」と入力する(図3のステップT113)。さらに、メーリングリストのメンバーのCさん、Dさんは、それぞれ被発起人として、「役割」の「参加人」を選択する(図3のステップT113)。図14Bは、Dさんが「参加人」を選択したときに表示される画面の例である。
これによって、メーリングリストのメンバーに、このプロジェクトの提案に対するプロジェクト応答メールを配信する(図3のステップT115)。
プロジェクト応答メールを読んだ世話人であるAさんは、プロジェクト決定ウェブサイトにアクセスし、プロジェクト世話人用画面に表示された「決定」ボタン(図15参照)を押す(図3のステップT121)。これによって、このプロジェクトの実行が決定される(S211)。
このような本実施の形態のメーリングリストのメンバーは、以下の利益を享受できる。
グループの「無償奉仕・助け合い」ないし「商品共同購入・予約」の募集の設定が簡便になる。参加希望者の申し込みが簡便化される。募集に要する期間を短期間にでき、直ちに実行に移すことができる。
奉仕活動の細かいニーズ(配慮・思いやり・お願い・奉仕内容)が選択項目化されているので使いやすい。遠慮なく使える。相互扶助の奉仕活動が手軽にできる。
メーリングリストのメンバー間のつながりを強化でき、親密度が高まる。メンバーの相互の付き合いを活性化できる。「無償奉仕・助け合い」を通じて、老人や一人住まいの人の安否確認もできる。
共同購入の案内、募集、締め切りを手軽にできる。募集期限が守ることができる。
本実施の形態のメーリングリストサービスを提供するソフトウェアサービス事業者は、以下の利益を享受できる。
メーリングリストのメンバーが選択肢を選択することでプロジェクトの内容が決定されるので、ソフトウェアサービス事業者は、選択された選択肢を分類することで、プロジェクトに関する情報を検索したり集計したり統計処理をしたりしやすくできる。
プロジェクトの「選択肢」が柔軟に設定されることによって、奉仕活動・共同購入の募集の案内を簡便化できる。その結果、メーリングリストの利用者や、利用する機会が増加する。
プロジェクトの「選択肢」によって、そのメンバーが何を相談しているのか判る。「商品共同購入・予約」によって、商品の購入情報を抽出することができる。「世話人」によって、そのグループにおける所定のプロジェクトのリーダーが判る。「決定」によって、そのグループが決定した内容が、リアルタイムで判る。
「品名記入欄」によって、そのグループの共通の趣味・嗜好・行動性向が判る。個人単位でなくグループ単位で消費性向を抽出できる。そのグループに対して最も効果的な広告を送信することができる。そのグループの囲い込みが可能になる。
100 通信ネットワーク
110 メンバー端末装置
200 メール配信用サーバ

Claims (5)

  1. メーリングリストに登録されたメンバーの宛先を記憶する宛先記憶手段と、
    複数の選択肢の各々に予め割り当てられたプロジェクト提案情報を記憶する選択肢記憶手段と、
    メンバーに提案するプロジェクトを報知するプロジェクトメールを生成するメール生成手段であって、一のメンバーによって前記複数の選択肢から選択された少なくとも一つの選択肢に割り当てられたプロジェクト提案情報に基づいてプロジェクトメールを生成するメール生成手段と、
    前記プロジェクトメールをメンバーに配信するプロジェクトメール配信手段と、を備え、
    前記プロジェクト提案情報は、
    プロジェクトのリーダーとなる世話人と、
    プロジェクトに参加する参加人と、を含み、
    前記選択肢記憶手段は、
    第1の選択肢に割り当てられた世話人と、
    第2の選択肢に割り当てられた参加人と、を含み、
    前記メンバーの選択操作によって世話人又は参加人が決定されるメール配信用サーバ。
  2. 少なくとも一人の世話人及び参加人が選択された後に、世話人になったメンバーの決定操作に基づいてプロジェクトの実行が決定される請求項に記載のメール配信用サーバ。
  3. 複数の広告情報を記憶する広告記憶装置と、
    前記複数の広告情報から少なくとも一の広告情報を、前記少なくとも一つの選択肢に割り当てられたプロジェクト提案情報に基づいて選択し広告メールを配信する広告メール配信手段と、をさらに備える請求項1に記載のメール配信用サーバ。
  4. 前記プロジェクト提案情報は、プロジェクトの内容を示す複数のプロジェクト情報を含み、
    前記選択肢記憶手段は、前記複数のプロジェクト情報の各々が各々に割り当てられた複数の選択肢を含み、
    前記メンバーの選択操作によって少なくとも一つのプロジェクト情報が決定される請求項1に記載のメール配信用サーバ。
  5. 前記広告メール配信手段は、前記少なくとも一つのプロジェクト情報に関連する広告情報を前記複数の広告情報から選択する請求項に記載のメール配信用サーバ。
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