JP2006201512A - ベルト定着装置、および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 該寄り規制支持ローラとしての加熱ローラ82と定着ローラ81によって張架されたベルト部材としての定着ベルト80を有するベルト定着装置8で、加熱ローラ82の回転軸の端部を支持する軸受部材としてのベアリング88に接触することでベアリング88が軸方向に外れることを防止する外れ防止部材90及び92を有し、ベアリング88に対して外れ防止部材が2箇所で接触し得るようにする。
【選択図】 図9
Description
また、平行度のズレの大きさが同じであってもプリントスピードが速いほどベルトの寄り力は大きくなり、上述の問題がより顕著となる。
また、請求項2の発明は、請求項1のベルト定着装置において、上記複数の支持部材のうち少なくとも一つは上記加圧部材と対向し上記ベルト部材を挟んで定着ニップを形成する加圧支持部材であり、該加圧支持部材は上記寄り規制支持ローラではないことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2のベルト定着装置において、上記外れ防止部材は上記軸受部を構成するベアリングが軸方向に外れることを防止するものであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3のベルト定着装置において、上記複数の支持部材の少なくとも一つの回転軸の軸方向の一端の位置を調節することで該複数の支持部材間の平行度を調節する平行度調節手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4のベルト定着装置において、上記平行度調節手段が上記寄り規制支持ローラの一端の位置を調節するものであり、上記外れ防止部材を該平行度調節部材により調節される端部とは反対側の端部に有することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5のベルト定着装置において、上記複数の支持部材の少なくとも一つはローラ形状であり、且つその内部にベルト部材加熱用の加熱ヒータを有しており、該加熱ヒータはその端部を上記軸受部材よりも外側でヒータ支持部材により支持されており、上記外れ防止部材の少なくとも一つは該ヒータ支持部材と一体となっていることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6のベルト定着装置において、上記外れ防止部材が備えられた上記軸受部材にその回転軸を支持される上記寄り規制支持ローラは、該軸受部材に軸方向外側と軸方向内側とで接触することにより該軸受部材に対する軸方向の位置を固定する軸方向固定部を有することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、像担持体と、像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、該像担持体上の潜像を現像しトナー像を形成する現像手段と、該像担持体上のトナー像を転写材上に転写する転写手段と、該転写手段により転写材に転写されたトナー象を定着する定着手段とを備える画像形成装置において、該定着手段として、請求項1、2、3、4、5、6または7のベルト定着装置を用いることを特徴とするものである。
まず、図1を用いてこのプリンタ100の概略について説明する。プリンタ100は、原稿を走査して読み取り、デジタル化して記録体に複写する、いわゆるデジタルカラー複写機としての機能を有している。また、原稿の画像情報を遠隔地と送受信するファクシミリの機能や、コンピュータが扱う画像情報を用紙上に印刷するいわゆるプリンタの機能も有している。
マゼンタ作像部6Mでは、次の感光体上に形成されたマゼンタトナー像がイエロートナー像の上に重ね合わされて中間転写ベルト5に転写される。シアン作像部6Cでは、更に次の感光体上に形成されたシアントナー像がマゼンタトナー像の上に重ね合わされて中間転写ベルト5に転写される。ブラック作像部6Kでは、右端の感光体上に形成されたブラックトナー像がシアントナー像の上に重ね合わされて中間転写ベルト5に転写される。このように、各感光体上に形成された4色のトナー像が順次重ね合わされて転写されることにより、中間転写ベルト5にフルカラートナー像が形成される。
ここで、記録体の両面に画像形成を行う際は、分岐部91にて記録体を分岐し、両面装置9を経由させることにより、記録体の表裏を反転させる。この表裏が反転された記録体は、レジストローラ23のニップに突き当たることで、そのスキューが補正された後、上述の片面への画像形成時と同様にして裏面への画像形成が行われる。
ベルト定着装置8では図2に示すように加圧支持部材である定着ローラ81と加熱ローラ82とにベルト部材である定着ベルト80が張架されている。定着ローラ81と対向する位置に、定着ベルト80を挟んで定着ローラ81に当接し定着ニップNを形成する加圧部材としての加圧ローラ83が有り、加圧ローラ83は適正な加圧力で定着ローラ81に加圧している。
定着ローラ81は不図示の駆動源によって回転駆動され、定着ベルト80を図中の矢印A方向に無端移動し、これによって加熱ローラ82が従動回転する。また上述の駆動源による回転は不図示のギアを介して加圧ローラ83に伝達され、加圧ローラ83が図中の矢印B方向に回転駆動される。
このように、加圧ローラ弾性層83bを有する加圧ローラ83と定着ローラ弾性層81bを有する定着ローラ81とが、定着ベルト80を介して、圧接することにより、定着ベルト80と加圧ローラ83との当接部である定着ニップ部Nを比較的広く形成することができる。
また、定着装置8には、定着される記録体を定着ニップNに向けて案内するガイド部材84等が設けられている。さらに、定着ベルト80上には、図示は省略するがオフセット防止用のオイルを塗布するオイル塗布部材、トナーがベルト上に付着した場合に備えてクリーニング部材等を備えるようにしてもよい。
なお、ベルト定着装置8では定着ベルト80が定着ローラ81と加熱ローラ82との2つのローラによって張架されているが、それら以外のローラや支持部材を用いて3つ以上の支持部材で張架してもよい。
また、定着ベルト80に適当な所定の張力を与えるため、加熱ローラ82はバネなどの図示しない弾性体によって定着ローラ81から離間させる方向に付勢されている。
このように平行度にズレがある状態で、定着ローラ81を回転駆動させ、定着ベルト80を無端移動させると、定着ベルト80に寄り力生じて、定着ベルト80が図3中の矢印I方向又は矢印J方向に寄る。ここで矢印I方向は図1における手前側で、矢印J方向は奥側である。
定着ローラ81の端部を寄り規制ガイド85と接触するように構成することもできるが、定着ローラ81の薄い定着ローラ表面層81cの内側はシリコンゴムなどからなる定着ローラ弾性層81bである。このような構造の定着ローラ81の端部に寄り規制ガイド85が接触するように構成すると、定着ローラ弾性層81bの端面が早期に磨耗して、定着ローラ81の部材寿命が短くなる恐れがある。
一方、加熱ローラ82の不図示の表面層の内側は金属からなる加熱ローラ芯金部82aである。そして、寄り規制ガイド85とはこの加熱ローラ芯金部82aの端面が接触することになる。金属は弾性材料に比べて耐磨耗性に優れているため、加熱ロ−ラ82の部材寿命が大きく縮められることがない。
このように、定着ベルト80の寄り規制ガイド85が加熱ローラ82のみの端部に接触する構成とすることにより、定着ベルト80を張架する支持ローラである定着ローラ81及び加熱ローラ82の寿命の低下を防止することができる。
そこでベルト定着装置8では、加熱ローラ82の端部のうち図1における手前側端部を支持するベルト定着装置8の手前側の側板に、加熱ローラ82の一端の位置を調節することにより、定着ローラ81と加熱ローラ82との平行度を調節する平行度調節手段を有している。
図に示すように、ベルト定着装置8の手前側の側板である上前側板86の内側には定着ローラ81の胴体部と加熱ローラ82の胴体部とが有り、このふたつのローラの胴体部で定着ベルト80を張架している。加熱ローラ82の軸部は上前側板86に設けられた前側軸受孔86aを貫通するようになっている。そして、加熱ローラ82の前側軸受孔86aと接触し得る位置には、軸受部材としてのベアリング88が設けられており、加熱ローラ82の回転がスムーズになるようになっている。
加熱ローラ高さ調節部材89の上前側板86に対する固定位置を調節することにより、ベアリング88の高さを調節することができ、加熱ローラ82の高さを調節することができ、加熱ローラ82と定着ローラ81との平行度を調節することができる。
この平行度の調節としては、製造後出荷前に加熱ローラ82と定着ローラ81との平行度または定着ベルト80の寄り量を測定し、その測定結果に応じて、加熱ローラ82と定着ローラ81との平行度のズレをできるだけ小さくするように加熱ローラ高さ調節部材89の固定位置を調節する。
このように、平行度調節手段としての加熱ローラ高さ調節部材89を設けることで、定着ローラ81と加熱ローラ82との平行度が著しく悪いことに起因する定着ベルト80の応力の増大を防止することができ、定着ベルト80の高寿命化を図ることができる。
図8は加熱ローラ82の端部のうち図1における奥側端部を支持するベルト定着装置8の奥側の側板(以下、上後側板87と呼ぶ)に、軸受部材としてのベアリング88と、その上部に接触することでベアリング88が軸方向に外れることを防止する上部外れ防止部材90とを設けた構成で、図中矢印J方向に寄り力を受けた時の状態を示す説明図である。上部外れ防止部材は加熱ローラ82の軸方向に対して垂直な面を有しており、この面がベアリング88に接触することで、ベアリングが軸方向外側に外れることを防止している。
加熱ローラ82がベルトの矢印J方向の寄り力を受けると、ベアリング88も矢印J方向に力を受ける。上部外れ防止部材90により、ベアリングが軸方向に外れることは防止することができるが、上部外れ防止部材90が接触しないベアリング88の下方が軸方向外側にずれて、ベアリング88が上後側板87に対して傾くベアリング倒れが生じる。
また、ベアリングに限らず、ベルトの寄りによって軸受部材が傾く構成であれば軸受倒れが生じて同様の問題が生じる。特にベアリングの場合、軸方向に力を受けて傾くと、図8に示すように上後側板87と上部外れ防止部材90とに接触してかじりが生じる。ベアリング88にかじりが生じると、回転をスムーズにするというベアリングの作用を得ることができなくなることがある。さらに、かじりの状態から元に戻らなくなり、平行度のズレが悪化したままとなってしまう。また、上述の説明では、軸受部材の上部に接触し得る外れ防止部材を設けた構成での不具合について説明したが、上部に限らずどこで接触する構成であっても、外れ防止部材が一箇所のみであればベアリング倒れは発生し得る。
外れ防止部材を設けない構成も考え得るが、外れ防止部材を設けないとベアリング倒れだけでなく、ベアリング88が軸方向外側へ完全に外れてしまう恐れがある。
図に示すように、ベアリング88が外れることを防止する外れ防止部材をベアリング88の上部に接触し得る上部外れ防止部材90だけでなく、ベアリング88の下部に接触し得る下部外れ防止部材92を設けている。
このように、上下2箇所に外れ防止部材を設けることにより、ベアリング88の円周上の2箇所を支持することができ、ベアリング88が部分的に軸方向外側にずれることを防止でき、これに起因するベアリング倒れの発生を防止することができる。
また、上下2ヶ所に限らず、ベアリング88の外れ防止部材として、加熱ローラ82の軸方向に対して垂直な面を複数箇所形成することにより、ベアリング倒れを防止することができる。
さらに、複数の面で構成するものに限らず、一つの面でもベアリング88に対して複数箇所で接触するような、例えば円弧状の部材を設けることにより、ベアリング倒れを防止することができる。
また、上部外れ防止部材90だけでなく、図13に示すように下部外れ防止部材92もヒータホルダ93と一体としたものを採用しても良い。
このように、外れ防止部材とヒータホルダとを一体とすることで、部品点数を少なくすることができ、組み付け性の向上につながる。また、部品点数を少なくすることでコストダウンにもつながる。
また駆動による平行度のズレについても方向は常に一定で、そのズレ量も大きく変わることはない。仮に、定着ベルト80がI方向に寄った場合でも、できるだけ二つのローラの平行度のズレを少なくするように、且つJ方向にベルトの寄りが生じるように加熱ローラ高さ調節部材89の固定位置を調節すればよい。また、I方向にベルトの寄りが生じる場合は、加熱ローラ82の手前側端部の高さ位置を調整するための微小隙間Xがあるために、ベアリング88がかじること無く、図8に示すように片側だけを支持した場合のベルト寄りに悪影響を与える程のベアリング倒れには至らない。従って、ベルト定着装置8ではベアリングの倒れ防止部材を上後側板87側のみに具備している。
ベアリング88の倒れ防止部材は加熱ローラ82の軸方向両端側に設けてもよいが、加熱ローラ82の一端に加熱ローラ高さ調節部材89が設置されている場合は、その反対側の端部のみに倒れ防止部材を設ければ、その作用を得る事ができる。また、一方のみに倒れ防止部材を設けることで部品点数を減らすことができる。
その軸方向端部にベアリングを有する従来の加熱ローラ82では、ベアリング88に対して外側のみにベアリング固定用の外側Cリング95を当接していた。このような構成で加熱ローラ82が第2ヒータ82Hの熱により熱膨張すると図14のような状態になり、加熱ローラ82の軸方向に発生するズレを抑えるには不十分であった。定着ベルト80の寄り量を測定することでローラ同士の平行度のズレを検知する場合、加熱ローラ82の軸方向にズレが生じると定着ベルト80の寄り量にバラツキが生じ、検知結果にもバラツキが生じる。
図15はベルト定着装置8での加熱ローラ82のジャーナル部のベアリング88よりも内側に内側Cリング94を設けた加熱ローラ82の端部説明図である。外側Cリング95だけでなく、内側Cリング94を設けることにより、加熱ローラ82は軸受部材であるベアリング88に対する軸方向へのズレを防止するズレ防止機能を有し、加熱ローラ82の軸方向のズレが抑制され、定着ベルト80の寄り量のバラツキを抑えることができる。
また、内側Cリングを設けるものに限らず、図16に示すように、ベアリング88より内側の加熱ローラ82のジャーナル部の径を大きくすることでも同様の機能を持たせることができる。これによって加熱ローラ82の軸方向のズレは規制され、定着ベルト80の寄り量のバラツキを抑えることも可能になる。
また、加圧支持部材である定着ローラ81を寄り規制支持ローラとしないことにより、定着ベルトのベルト寄り規制部である寄り規制ガイド85が定着ローラ弾性層81bに接触することによる定着ローラ81の部材寿命の低下を防止することができる。
また、外れ防止部材が軸受部を構成するベアリング88が軸方向に外れることを防止するものであるので、ベアリング倒れによるかじりの発生を防止することができる。
また、平行度調節部材である加熱ローラ高さ調節部材89を備えることで、加熱ローラ82と定着ローラ81との平行度のズレが著しい場合に加熱ローラ82の高さを調節することで、平行度のズレを低減させることができる。
また、加熱ローラ高さ調節部材89とは反対側の加熱ローラ82の端部に上部外れ防止部材90及び下部外れ防止部材92を設けることにより、部品点数を減らすことができ、組み付け性の向上、及びコストダウンが可能となる。
また、上部外れ防止部材90を加熱ヒータである第2ヒータ82Hを支持するヒータ支持部材としてのヒータホルダ93と一体で形成することにより、部品点数を減らすことができ、組み付け性の向上、及びコストダウンが可能となる。
また、加熱ローラ82は、外側Cリング95だけでなく、内側Cリング94を設けることにより、加熱ローラ82は軸受部材であるベアリング88に対する軸方向へのズレを防止するズレ防止機能を有する。従来の加熱ローラを用いたベルト寄り測定では、定着ベルト80自身のより量に加えて加熱ローラ82の軸方向の移動量も含んでいた可能性があった。ベルト定着装置8では加熱ローラ82が、ベアリング88に対する軸方向へのズレ防止機能を有することにより、加熱ローラ82の軸方向への移動を規制することによって、定着ベルト80の寄り量の測定のバラツキを抑えることが可能となる。
2 給紙部
3 読取部
4 排紙収納部
5 中間転写ベルト
6 作像部
7 露光装置
8 定着装置
9 両面装置
21 給紙トレイ
22 給紙装置
23 レジストローラ
24 底板
25 ピックアップローラ
26 給紙ローラ
27 リバースローラ
31 コンタクトガラス
41 排紙ローラ
51 転写装置
52 中間転写クリーニング装置
61 感光体
62 帯電装置
63 現像装置
64 クリーニング装置
80 定着ベルト
81 定着ローラ
82 加熱ローラ
83 加圧ローラ
84 ガイド部材
85 寄り規制ガイド
86 上前側板
87 上後側板
88 ベアリング
89 加熱ローラ高さ調節部材
90 上部外れ防止部材
91 分岐部
92 下部外れ防止部材
93 ヒータホルダ
94 内側Cリング
95 外側Cリング
100 プリンタ
120 手差しトレイ
Claims (8)
- 複数の支持部材に張架され表面移動するベルト部材と、
該ベルト部材に当接し定着ニップを形成する加圧部材とを有し、
該ベルト部材は該ベルト部材の寄りを規制するためのベルト寄り規制部を備え、
該複数の支持部材のうち少なくとも一つはローラ形状で、且つ該ベルト寄り規制部とともに該ベルト部材の寄りを規制するローラ側寄り規制部を備えた寄り規制支持ローラであり、
該定着ニップ部で押圧することにより記録体上の未定着画像を定着させるベルト定着装置において、
該寄り規制支持ローラの少なくとも一つについて、その回転軸の端部を支持する軸受部材と、該軸受部材と接触することで該軸受部材が軸方向に外れることを防止する外れ防止部材とを有し、
該外れ防止部材は一つの軸受部材に対して複数箇所で接触し得ることを特徴とするベルト定着装置。 - 請求項1のベルト定着装置において、
上記複数の支持部材のうち少なくとも一つは上記加圧部材と対向し上記ベルト部材を挟んで定着ニップを形成する加圧支持部材であり、
該加圧支持部材は上記寄り規制支持ローラではないことを特徴とするベルト定着装置。 - 請求項1または2のベルト定着装置において、
上記外れ防止部材は上記軸受部を構成するベアリングが軸方向に外れることを防止するものであることを特徴とするベルト定着装置。 - 請求項1、2または3のベルト定着装置において、
上記複数の支持部材の少なくとも一つの回転軸の軸方向の一端の位置を調節することで該複数の支持部材間の平行度を調節する平行度調節手段を有することを特徴とするベルト定着装置。 - 請求項4のベルト定着装置において、
上記平行度調節手段が上記寄り規制支持ローラの一端の位置を調節するものであり、上記外れ防止部材を該平行度調節部材により調節される端部とは反対側の端部に有することを特徴とするベルト定着装置。 - 請求項1、2、3、4または5のベルト定着装置において、
上記複数の支持部材の少なくとも一つはローラ形状であり、且つその内部にベルト部材加熱用の加熱ヒータを有しており、
該加熱ヒータはその端部を上記軸受部材よりも外側でヒータ支持部材により支持されており、
上記外れ防止部材の少なくとも一つは該ヒータ支持部材と一体となっていることを特徴とするベルト定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5または6のベルト定着装置において、
上記外れ防止部材が備えられた上記軸受部材にその回転軸を支持される上記寄り規制支持ローラは、該軸受部材に軸方向外側と軸方向内側とで接触することにより該軸受部材に対する軸方向の位置を固定する軸方向固定部を有することを特徴とするベルト定着装置。 - 像担持体と、像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、該像担持体上の潜像を現像しトナー像を形成する現像手段と、該像担持体上のトナー像を転写材上に転写する転写手段と、該転写手段により転写材に転写されたトナー象を定着する定着手段とを備える画像形成装置において、
該定着手段として、請求項1、2、3、4、5、6または7のベルト定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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