JP2006200938A - ゴム材料の形態表示装置及びゴム材料の形態表示方法 - Google Patents

ゴム材料の形態表示装置及びゴム材料の形態表示方法 Download PDF

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Abstract

【解決課題】 充填剤とゴムとが吸着している高密度のポリマー層の形態を可視化する。
【解決手段】 コンピュータ12は、ゴム材料の複数のスライス画像データをケーブル20を介して外部I/O制御部60から取得し、キーボード15によってスライス画像における画像濃度のしきい値hが調整され、CPU40において、3次元モデル生成処理が実行されると、スライス画像の各画素の濃度値としいき値hとに基づいて各スライス画像を2値化画像に変換し、変換した複数の2値化画像を各スライス画像のスライス位置の順序でかつ所定間隔で積層し、各2値化画像間で同一値の画素の領域を統合した3次元モデルを生成し、ディスプレイ14において、生成した前記3次元モデルの高密度のポリマー層領域と高密度のポリマー層以外の領域との濃度値を異なるものとした画像を表示する。
【選択図】図2

Description

この発明は、ゴムに充填剤を配合したゴム材料におけるゴムと充填剤とが吸着した高密度のポリマー層の形態を表示するゴム材料の形態表示装置及びゴム材料の形態表示方法に関するものである。
従来からゴムにカーボンブラックやシリカ等の充填剤を配合すると補強効果があるが知られており、特に、ゴムにカーボンブラックを配合したゴム材料がタイヤ等のゴム製品に広く用いられている。
この充填剤を配合したゴム材料では、配合された充填剤のゴム材料内部での分散状態によって変形挙動に変化を生じるため、ゴム材料の内部の充填剤の状態を観察する技術が各種提案されている。非特許文献1には、CTスキャナ(コンピュータ・トモグラフィ・スキャナ)により透過型電子線トモグラフィー法(Transmission Electron Microtomography、TEMT)を用いて撮影した複数枚の画像からゴム材料の内部の3次元基本モデルを生成して充填剤を観察する技術が示されている。この非特許文献1の技術によりゴム材料の内部の良好なスライス画像を得ることができた。
Shinbori.Y,Jinnai.K,Nishikawa.Y,Kaneko.T,Niihara.K,and Nishi.T、Polymer Preprints,Japan Vol.53,NO.1(2004)873
ところで、充填剤としてカーボンブラックを配合したゴム材料では、当該カーボンブラックのまわりにカーボンブックとゴムとが物理的あるいは化学的に吸着した高密度のポリマー層(所謂、カーボンゲル)が形成されているといわれている。
しかしながら、このカーボンブックとゴムとが吸着している高密度のポリマー層を特定して形態を可視化することができていない、という問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、充填剤とゴムとが吸着している高密度のポリマー層の形態を可視化することができるゴム材料の形態表示装置及びゴム材料の形態表示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ゴムに充填剤を配合して前記ゴムと前記充填剤とが吸着した高密度のポリマー層が形成された所定形状のゴム材料を透過型電子線トモグラフィー法を用いて撮影した複数枚の画像を計算機トモグラフィー法により3次元基本モデルに再構築し、当該3次元基本モデルを所定平面によりスライスしたときの内部構造を含む断面形状を表すスライス画像を取得する取得手段と、前記ゴム材料に含まれる前記高密度のポリマー層とゴム部分及び充填剤部分とを判別するための前記スライス画像における画像濃度のしきい値を調整する調整手段と、前記スライス画像を縦横所定数で分割した各画素の濃度値と前記調整手段により調整された前記しきい値とに基づいて前記スライス画像を、前記しきい値に該当する画素を他の画素と異なる濃度値とする変換画像に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された変換画像を表示する表示手段と、を備えている。
請求項1記載の発明によれば、透過型電子線トモグラフィー法を用いてゴム材料を撮影した複数枚の画像を3次元基本モデルに再構築し、3次元基本モデルをスライスしたスライス画像を生成する。取得手段は、生成されたスライス画像を取得する。調整手段は、このスライス画像について、ゴムと充填剤とが吸着した高密度のポリマー層と、ゴム及び充填剤と、を判別するための画像濃度のしきい値を調整する。なお、高密度のポリマー層とは、充填剤のまわりに充填剤とゴムとが物理的あるいは化学的に吸着して充填剤表面にゴムが拘束された結果、高密度に凝縮しているポリマー層である。ここで、本願発明では、変換手段は、スライス画像のしきい値に該当する画素を他の画素と異なる濃度値とする変換画像に変換する。従って、変換画像の高密度のポリマー層の領域はゴム部分又は充填剤部分の領域と異なる濃度値となる。そして、表示手段は、変換された変換画像を表示する。これによって、充填剤とゴムとが吸着している高密度のポリマー層の形態を可視化することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記取得手段は、前記3次元基本モデルを所定平面により所定間隔でスライスした複数のスライス画像を取得し、前記変換手段は、前記変換画像として2値化画像に変換し、前記変換手段により変換された複数の2値化画像を各スライス画像のスライス位置の順序でかつ前記所定間隔で積層し、各2値化画像間で同一値の画素を同一の要素として統合した領域を形成することにより3次元モデルを生成する生成手段をさらに有し、前記表示手段は、前記生成手段により生成された前記3次元モデルに基づいて少なくとも前記高密度のポリマー層領域と前記ゴム部分及び前記充填剤部分の領域との濃度値を異なるものとした当該前記3次元モデルのスライス画像を表示することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、取得手段は、ゴム材料を所定間隔でスライスしたスライス画像を取得する。変換手段は、各スライス画像の各画素を調整されたしきい値に基づいて2値化画像に変換する。生成手段は、変換した複数の2値化画像を各スライス画像のスライス位置の順序でかつ前記所定間隔で積層し、2値化画像間で同一値の画素を同一の要素として統合した領域を形成して3次元モデルを生成する。従って、この3次元モデルは、高密度のポリマー層領域とゴム及び充填剤の領域とに分かれている。表示手段は、3次元モデルの高密度のポリマー層領域と当該高密度のポリマー層以外の領域との濃度値を異なるものとした3次元モデルのスライス画像を表示する。これによって、充填剤とゴムとが吸着している高密度のポリマー層の形態を可視化することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記調整手段により調整された前記しきい値を記憶する記憶手段をさらに有し、前記変換手段は、前記スライス画像の各画素の濃度値と前記記憶手段に記憶された前記しきい値とに基づいて前記各スライス画像を変換画像に変換することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、調整手段により調整されたしきい値を記憶手段に記憶する。これにより、一旦適正に調整が行われるとしいき値を再度調整する必要がなく、変換手段によって取得したスライス画像をすみやかに変換画像に変換することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3記載の何れか1項記載の発明において、前記ゴム材料は、前記ゴムに充填剤としてカーボンブラックが配合されて前記ゴムと前記カーボンブラックとが吸着した高密度のポリマー層が形成されており、前記画像濃度のしきい値を、ゴム材料に含まれる前記高密度のポリマー層とゴム部分及びカーボンブラック部分とを判別するための濃度値とすることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、ゴムに充填剤としてカーボンブラックを配合したゴム材料において、ゴムとカーボンブラックとが吸着した高密度のポリマー層の形態を可視化することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記ゴム材料は、前記ゴムに充填剤としてシリカがさらに配合されており、前記画像濃度のしきい値を、ゴム材料に含まれる前記高密度のポリマー層及びシリカ部分とゴム部分及びカーボンブラック部分とを判別する濃度値とし、前記表示手段は、前記3次元モデルに基づいて少なくとも前記高密度のポリマー層及びシリカ部分の領域と前記ゴム部分及び前記カーボンブラック部分の領域との濃度値を異なるものとした当該前記3次元モデルのスライス画像を表示することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、シリカはゴムと吸着しないため高密度のポリマー層が形成されない。一方、カーボンブラックは、ゴムと吸着してカーボンブラックとゴムの界面に高密度のポリマー層が形成される。従って、表示手段に3次元モデルに基づくスライス画像を表示すると、高密度のポリマー層の領域は内部がカーボンブラックであるため異なる濃度値の中空画像となり、シリカの領域は内部が同一濃度値の画像となる。よって、表示されたスライス画像がら高密度のポリマー層とシリカとを判別することができる。
請求項6に記載の発明のゴム材料の形態表示方法は、ゴムに充填剤を配合して前記ゴムと前記充填剤とが吸着した高密度のポリマー層が形成された所定形状のゴム材料を透過型電子線トモグラフィー法を用いて撮影した複数枚の画像を計算機トモグラフィー法により3次元基本モデルに再構築し、当該3次元基本モデルを所定平面によりスライスしたときの内部構造を含む断面形状を表すスライス画像を取得し、前記ゴム材料に含まれる前記高密度のポリマー層とゴム部分及び充填剤部分とを判別するための前記スライス画像における画像濃度のしきい値を調整し、前記スライス画像を縦横所定数で分割した各画素の濃度値と調整された前記しきい値とに基づいて前記スライス画像を、前記しきい値に該当する画素を他の画素と異なる濃度値とする変換画像に変換し、変換された前記変換画像を表示手段に表示する。
請求項6記載の発明によれば、透過型電子線トモグラフィー法を用いて生成されたゴム材料の3次元基本モデルをスライスしたスライス画像を取得する。そして、取得したスライス画像を高密度のポリマー層部分とゴム部分及び充填剤部分とを判別するように調整した画像濃度のしきい値に基づいて変換画像に変換し、変換した変換画像を表示手段に表示する。これによって、充填剤とゴムとが吸着している高密度のポリマー層の形態を可視化することができる。
以上説明したように、本発明によれば、透過型電子線トモグラフィー法を用いて生成されたゴム材料の3次元基本モデルをスライスしたスライス画像を取得し、取得したスライス画像を高密度のポリマー層部分とゴム部分及び充填剤部分とを判別するように調整された画像濃度のしきい値に基づいて変換画像に変換し、変換した変換画像を表示しているので、充填剤とゴムとが吸着している高密度のポリマー層の形態を可視化することができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には本発明に係るゴム材料の形態表示システム10の構成が示されている。
ゴム材料の形態表示システム10は、CTスキャナ(コンピュータ・トモグラフィ・スキャナ)11と、コンピュータ12と、から構成されている。CTスキャナ11とコンピュータ12とはケーブル20により接続されている。
CTスキャナ11は、透過型電子顕微鏡と試料台とを内蔵している。CTスキャナ11は、試料台に載置された解析対象ゴム材料を前記透過型電子顕微鏡により撮影し、撮影により得られたデータを計算機トモグラフィー法(CT法)により3次元基本モデルに再構成する。CTスキャナ11は、再構成した当該3次元基本モデルを所定平面により所定間隔でスライスした複数枚のスライス画像データを生成する。
コンピュータ12は、解析を行う際の各種条件を入力するためのキーボード15と、予め記憶された処理プログラムに従って画像を解析するコンピュータ本体13と、及びコンピュータ本体13の演算結果等を表示するディスプレイ14と、から構成されている。コンピュータ12は、CTスキャナ11により生成されたスライス画像データを用いてゴム材料に含まれる充填剤とゴムとが吸着した高密度のポリマー層の形態の解析を実施する。
また、コンピュータ本体13には、記録媒体としてのフレキシブルディスク(以下、FDという。)16が挿抜可能なフレキシブルディスクドライブユニット(以下、FDUという。)18を備えている。
次に、図2を参照して、コンピュータ12の電気系の要部構成を説明する。
コンピュータ12は、装置全体の動作を司るCPU(中央処理装置)40と、コンピュータ12を制御する制御プログラムを含む各種プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM42と、各種データを一時的に記憶するRAM48と、ケーブル20に接続されたコネクタ59に接続され、コネクタ59を介してCTスキャナ11からスライス画像データを取得する外部I/O制御部60と、取得したスライス画像データ及び後述するしきい値保持データを記憶するHDD(ハードディスクドライブ)56と、FDU18に装着されたFD16とのデータの入出力を行うフレキシブルディスクI/F部52と、ディスプレイ14への各種情報の表示を制御するディスプレイドライバ44と、キーボード15へのキー操作を検出する操作入力検出部46と、を備えている。
CPU40、RAM48、ROM42、HDD56、外部I/O制御部60、フレキシブルディスクI/F部52、ディスプレイドライバ44、及び操作入力検出部46は、システムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU40は、RAM48、ROM42、HDD56へのアクセス、フレキシブルディスクI/F部52を介してのFDU18に装着されたFD16へのアクセス、外部I/O制御部60を介したデータの送受信の制御、ディスプレイドライバ44を介したディスプレイ14への各種情報の表示、を各々行うことができる。また、CPU40は、キーボード15に対するキー操作を常時把握できる。
なお、後述する3次元モデル生成処理プログラムは、FDU18を用いてFD16に対して読み書き可能である。従って、後述する3次元モデル生成処理プログラムはを予めFD16に記録しておき、FDU18を介してFD16に記録された3次元モデル生成処理プログラムを実行してもよい。また、FD16に記録された3次元モデル生成処理プログラムをHDD56へ格納(インストール)して実行するようにしてもよい。また、記録媒体としては、記録テープ、CD−ROMやDVD等の光ディスクや、MD,MO等の光磁気ディスクがあり、これらを用いるときには、上記FDU18に代えてまたはさらに対応する読み書き装置を用いればよい。
次に、本実施の形態の係る高密度のポリマー層の形態の表示を行う際の動作を簡単に説明する。
本実施の形態では、ユーザよってカーボンブラックを充填剤として配合した所定形状のゴム材料に対して金コロイドでマーキングが行われ、CTスキャナ11に設けられた試料台に載置され、CTスキャナ11に対して処理開始の所定操作が行われると後述するスライス画像生成処理が実行される。
本実施の形態に係るCTスキャナ11は、透過型電子線トモグラフィー法(TEMT)を用いたコンピュータ構成を含む計測装置として構成されている。CTスキャナ11は、透過型電子顕微鏡とゴム材料が載置された試料台とを所定の角度範囲(本実施の形態では、−60度から+60度の範囲)で所定角度(例えば、2度間隔)ずつ相対的に回転移動させつつスキャンすることによりゴム材料の連続傾斜画像を撮影する。CTスキャナ11は、撮影した61枚の傾斜画像の画像データを用い、各画像間の回転軸を求め、計算機トモグラフィー法により3次元基本モデルに再構成する。そして、CTスキャナ11は、再構成した3次元基本モデルを各面に平行な所定間隔でスライスしたスライス画像を生成する。この生成されたスライス画像データはケーブル20を介してコンピュータ12へ出力される。
コンピュータ12は、ケーブル20を介して取得したスライス画像データをHDD56に記憶する。
コンピュータ12は、ユーザによりキーボード15を介して3次元モデルの生成開始の所定操作が行われると後述する3次元モデル生成処理を実行する。後述する3次元モデル生成処理では、HDD56に記憶されたスライス画像データにより示される3次元モデルを生成し、生成した3次元モデルの立体像及びスライス画像をディスプレイ14に表示する。
次に、図3を参照しつつ、CTスキャナ11により実行されるスライス画像生成処理の作用を詳細に説明する。なお、図3は、スライス画像生成処理プログラムの流れを示すフローチャ−トである。
同図のステップ100では、初期処理として所定形状のゴム材料が載置された試料台と透過型電子顕微鏡とを相対的に移動させて位置関係を初期位置(本実施の形態では−60度の位置)とする。次のステップ102では、透過型電子顕微鏡によりゴム材料の撮影を行いゴム材料の傾斜画像を取得する。
次のステップ104では、透過型電子顕微鏡と試料台と位置関係が所定の角度範囲の終了位置(本実施の形態では、+60度)であるか否かから、所定の角度範囲(本実施の形態では、−60度から+60度まで)での撮影が完了したか否かを判定しており、肯定判定の場合はステップ108へ移行し、否定判定の場合はステップ106へ移行する。ステップ106では、透過型電子顕微鏡と試料台とを相対的に所定角度(例えば、2度)だけ回転移動させてステップ102へ移行し、再度ゴム材料の撮影を行う。
一方、ステップ108では、上述した所定の角度範囲での撮影が完了しているので、撮影によって得られた各傾斜画像からゴム材料にマーキングされた金コロイドの位置を特定し、各傾斜像の金コロイドの位置の変化(軌跡)からゴム材料の回転軸を特定する。そして、この特定した回転軸と複数の傾斜画像の画像データからCT法により3次元基本モデルを生成する。
次のステップ110では、生成した3次元基本モデルを所定平面によりこの所定平面に平行な面で所定間隔(本実施の形態では、4[nm]間隔)毎にスライスしたときの内部構造を含む断面形状を表す複数枚(本実施の形態では、67枚)のスライス画像を生成する。このスライス画像のスライス画像データは、ケーブル20を介してコンピュータ12へ出力される。なお、この所定間隔は、ゴム材料に配合される充填剤により変更可能あり、予め実験的に求めた値を用いることができる。
ここで、図5には、本実施の形態に係るCTスキャナ11により生成されたスライス画像の1例が示されている。
図5に示されるスライス画像は、ゴム材料を構成するゴム、カーボンブラック、及びゴムとカーボンブラックとが吸着した高密度のポリマー層、とでそれぞれ物質的に透過率が異なるため、階調画像となっている。よって、スライス画像の各画素の濃度に基づいて高密度のポリマー層を判別することができる。すなわち、図11に示すように、スライス画像では、ゴム部分、カーボンブラック部分、高密度のポリマー層で濃度値が異なっている。
よって、後述する3次元モデル生成処理プログラムでは、このスライス画像の濃度のしきい値を調整することにより、このスライス画像から高密度のポリマー層とゴム部分及びカーボンブラック部分とを判別している。この調整したしきい値はHDD56に記憶させておくことができる。また、HDD58からしきい値を読み出して再度調整を行った後にHDD58に再度記憶させることもできる。
次に、図4を参照しつつ、コンピュータ12により実行される3次元モデル生成処理の作用を詳細に説明する。なお、図4は、3次元モデル生成処理プログラムの流れを示すフローチャ−トである。
同図のステップ150では、HDD58に記憶されているしきい値保持データから値を読み出す。読み出した値をディスプレイ14にしきい値として表示する。ユーザはキーボード15からの操作によってディスプレイ14に表示されたしきい値を調整する。次のステップ151では、ユーザによりキーボード15を介してしきい値を確定する所定操作が行われると、ディスプレイ14に表示しているしきい値をゴム及びカーボンブラックを判別するための濃度値をしきい値hとして設定する。なお、本実施の形態に係る3次元モデル生成処理では、しきい値hとして図11に示されるBよりも大きく且つD以下の値が設定されたとする。
次のステップ152では、カウンタnに1を設定する。次のステップ154では、HDD58からn枚目のスライス画像を示すスライス画像データを読み込みを行う。次のステップ155では、カウンタnが1であるか否かを判別し、肯定判定の場合はステップ156へ移行し、否定判定の場合はステップ157へ移行する。
ステップ156では、カウンタnが1であり最初のスライス画像に対する処理であるため、スライス画像を2値化するしきい値をしきい値hを基準としてキーボード15により変更可能する。そして、変更されたしきい値hによりスライス画像を2値化した2値化画像をディスプレイ14に表示する。また、しきい値hを基準として所定の範囲で微調整したしきい値(h±Δh)でスライス画像を2値化した2値化画像をディスプレイ14に表示する。なお、この表示は、ディスプレイ14の表示領域を分割して表示してもよい。また、一定期間毎に各スライス画像を切替えて表示してもよい。ユーザがキーボード15を用いて適切な表示となっている2値化画像を選択すると、選択さられた2値化画像に用いたしきい値をしきい値hとして再設定する。また、再設定したしきい値hの値をしきい値保持データとしてHDD58に記憶させる。
図6には、図5に示されるスライス画像の各画素の濃度値を再設定したしきい値hと比較し、しきい値h以上の画素を黒、しきい値h未満の画素を白として2値化した2値化画像が示されている。図6では、黒の部分が高密度のポリマー層部分、白の部分がゴム部分及びカーボンブラック部分となっている。
なお、スライス画像の各画素の濃度値が変更されたしきい値hとなる画素を他の画素と異なる濃度値とする変換画像をディスプレイ14に表示してもよい。図12には、図5に示されるスライス画像の各画素の濃度値を再設定したしきい値hと比較し、しきい値hの画素を黒として変換した変換画像が示されている。
ステップ157では、読み込んだスライス画像データにより示されるスライス画像の各画素の濃度値をしきい値hと比較して各画素を2値化した2値化画像の2値化画像データを生成する。次のステップ158では、2値化画像データに対して2値化画像の黒の部分の画素の値を「1」、その他の画素の値を「0」とした2値化画像データにフォーマット変換する。図7には、図6に示される2値化画像の各画素を数値に変換した2値化画像データがその配列を含めたイメージとして示されている。図7では、画素の値が「1」の部分が高密度のポリマー層部分、画素の値が「0」の部分はゴム部分及びカーボンブラック部分となっている。
次のステップ160では、全てのスライス画像データ(本実施の形態では、67枚のスライス画像の各スライス画像データ)に対して読み込みからフォーマット変換までの処理が終了したか否かを判定しており、肯定判定の場合はステップ164へ移行し、否定判定の場合はステップ162へ移行する。ステップ162では、カウンタnを1カウントアップしてステップ154へ移行し、次のスライス画像データの読み込みを行う。
一方、ステップ164では、フォーマット変換した各2値化画像データに基づき、2値化画像を各スライス画像のスライス位置の順序でかつ上述した所定間隔で積層して3次元の構造とする。そして、各2値化画像の間で同一値の画素を同一の要素として統合した3次元領域を形成する画像処理を行い、3次元モデルを生成し、当該3次元モデルの立体像をディスプレイ14に表示する。また、ユーザからのキーボード15を介して指示に応じて生成した3次元モデルを指定された面でスライスした内部構造を含む断面形状を表すスライス画像をディスプレイ14に表示する。
ここで、図8には、ディスプレイ14に表示される3次元モデルの立体像の1例が示されている。この例では、3次元モデル生成処理でのしきい値を高密度のポリマー層とゴム部分及びカーボンブラックとを判別する濃度値(図11に示されるBよりも大きく且つD以下)に調整している。よって、図8には、高密度のポリマー層の立体像が示されている。カーボンブラックはゴム材料の内部でネットワーク構造を形成しているので、図8に示されるように、ゴムとカーボンブラックとが吸着した高密度のポリマー層も複雑な3次元構造となっている。なお、図8に示す3次元モデルの立体像は、スライス画像として取得したゴム材料の範囲内で再構築を行っているので、取得したスライス画像の境界までのゴム材料が表示される。このため、高密度のポリマー層がスライス画像をまたいで連続する場合、境界部分は、所定の平面で切断されたようになる。
図9には、図8に示された3次元モデルの立体像を所定の平面においてスライスした内部構造を含む断面形状を表すスライス画像が示されている。高密度のポリマー層はゴムとカーボンブラックとの界面部分に生じるため、高密度のポリマー層の中空となっている内側がカーボンブラック部分であると特定することができる。また、図9に示されるスライス画像から高密度のポリマー層の厚さを測定することもできる。
一方、図10には、充填剤としてシリカとカーボンブラックとを共に配合したゴム材料に対して、本実施の形態に係るゴム材料の形態表示システム10を用いて3次元モデルを生成し、当該3次元モデルの立体像を所定の平面においてスライスしたスライス画像の1例が示されている。この例では、3次元モデル生成処理でのしきい値を高密度のポリマー層及びシリカとゴム部分及びカーボンブラック部分とを判別する濃度値(図11に示されるBよりも大きく且つC以下)に調整している。このしきい値を用いることによりスライス画像を2値化した2値化画像では、シリカ部分が高密度のポリマー層と同様にの黒の部分となる。しかし、シリカは、ゴムに配合されてもシリカの回りに高密度のポリマー層が生じないことが実験的に分かっている。従って、図10に示される画像から高密度のポリマー層は内側がカーボンブラックであるため中空となっている。よって、3次元モデルをスライスしたスライス画像からカーボンブラックとシリカを区別することができる。
以上のように本実施の形態によれば、コンピュータ12は、ゴム材料の複数のスライス画像データをケーブル20を介して外部I/O制御部60から取得する。スライス画像における画像濃度のしきい値hは、ユーザによりキーボード15を介して調整される。CPU40は、3次元モデル生成処理が実行されると、スライス画像の各画素の濃度値としいき値hとに基づいて各スライス画像を2値化画像に変換する。また、CPU40は、3次元モデル生成処理において、変換した複数の2値化画像を各スライス画像のスライス位置の順序でかつ所定間隔で積層し、各2値化画像間で同一値の画素の領域を統合した3次元モデルを生成する。ディスプレイ14は、生成した前記3次元モデルの高密度のポリマー層領域と高密度のポリマー層以外の領域との濃度値を異なるものとしたスライス画像を表示する。これにより、カーボンブラックとゴムとが吸着している高密度のポリマー層の形態を可視化することができる。
また、濃度のしきい値hをHDD58に記憶することにより調整したしきい値を用いることができ、調整の手間を軽減することができる。
また、本実施の形態では、3次元モデル生成処理においてHDD58に記憶されているしきい値保持データから値をしきち値をディスプレイ14に表示し、調整を行ったしきい値をしきい値hとして設定して処理を行っている場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、3次元モデル生成処理とは別の処理においてHDD58に記憶しているしきい値保持データの値を調整し、3次元モデル生成処理においてHDD58に記憶しているしきい値保持データの値を用いてスライス画像の各画素を2値化してもよい。これにより、一旦適正に調整が行われるとしいき値を再度調整する必要がなく、取得したスライス画像をすみやかに2値化画像に変換することができる。
また、実験等によって高密度のポリマー層とゴム部分及びカーボンブラック部分とを判別する適正なしきい値、並びに高密度のポリマー層及びシリカ部分とゴム部分及びカーボンブラック部分とを判別する適正なしきい値を予め求めてHDD58に記憶させておいてもよい。これにより、しきい値を調整する手間を省くことができる。
また、本実施の形態では、スライス画像を調整された画像濃度のしきい値に基づいて2値化画像へ変換する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、スライス画像の画像濃度が所定の範囲(例えば、画像濃度が図11に示すB以上且つC未満)の画素とその他の画素とで2値化画像としてもよい。これにより、ゴム部分のみやカーボンブラック部分のみの形態を可視化することができる。
また、本実施の形態では、コンピュータ12はケーブル20でCTスキャナ11と接続してスライス画像データを取得する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、記録テープ、MO、メモリーカード、CD−ROM等の記録媒体を介して取得する構成としてもよい。これらを用いるときには、コンピュータ12に対応する読み書き装置を備えるようにすればよい。
なお、本実施の形態で説明したCTスキャナ11及びコンピュータ12の構成は、一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、本実施の形態で説明したスライス画像生成処理、3次元モデル生成処理の処理の流れ(図3、図4参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
本実施の形態に係るゴム材料変形挙動予測システムの全体構成図である。 本実施の形態に係るコンピュータの電気系の構成図である。 本実施の形態に係るスライス画像生成処理の処理の流れを示すフローである。 本実施の形態に係る3次元モデル生成処理の処理の流れを示すフローである。 本実施の形態に係るスライス画像の1例を示す図である。 本実施の形態に係る図5のスライス画像を2値化した2値化画像を示す図である。 本実施の形態に係る図6に示される2値化画像の各画素を数値に変換した2値化画像データの配列を含めたイメージを示す図である。 本実施の形態に係るディスプレイに表示される3次元モデルの立体像を1例を示す図である。 本実施の形態に係るディスプレイに表示される図8に示す3次元モデルの立体像を所定の平面においてスライスしたスライス画像の1例を示す図である。 本実施の形態に係るディスプレイに表示されるシリカとカーボンブラックとを配合したゴム材料について3次元モデルを生成し、当該3次元モデルの立体像を所定の平面においてスライスしたスライス画像の1例を示す図である。 本実施の形態に係るスライス画像のゴム部分、カーボンブラック部分、シリカ部分、及び高密度のポリマー層部分の濃度値の関係を示す図である。 本実施の形態に係る図5のスライス画像を変換した変換画像を示す図である。
符号の説明
10 ゴム材料の形態表示システム
12 コンピュータ(変形挙動予測装置)
14 ディスプレイ(表示手段)
15 キーボード(調整手段)
40 CPU(変換手段、生成手段)
60 外部I/O制御部(取得手段)

Claims (6)

  1. ゴムに充填剤を配合して前記ゴムと前記充填剤とが吸着した高密度のポリマー層が形成された所定形状のゴム材料を透過型電子線トモグラフィー法を用いて撮影した複数枚の画像を計算機トモグラフィー法により3次元基本モデルに再構築し、当該3次元基本モデルを所定平面によりスライスしたときの内部構造を含む断面形状を表すスライス画像を取得する取得手段と、
    前記ゴム材料に含まれる前記高密度のポリマー層とゴム部分及び充填剤部分とを判別するための前記スライス画像における画像濃度のしきい値を調整する調整手段と、
    前記スライス画像を縦横所定数で分割した各画素の濃度値と前記調整手段により調整された前記しきい値とに基づいて前記スライス画像を、前記しきい値に該当する画素を他の画素と異なる濃度値とする変換画像に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された変換画像を表示する表示手段と、
    を備えたゴム材料の形態表示装置。
  2. 前記取得手段は、前記3次元基本モデルを所定平面により所定間隔でスライスした複数のスライス画像を取得し、
    前記変換手段は、前記変換画像として2値化画像に変換し、
    前記変換手段により変換された複数の2値化画像を各スライス画像のスライス位置の順序でかつ前記所定間隔で積層し、各2値化画像間で同一値の画素を同一の要素として統合した領域を形成することにより3次元モデルを生成する生成手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記生成手段により生成された前記3次元モデルに基づいて少なくとも前記高密度のポリマー層領域と前記ゴム部分及び前記充填剤部分の領域との濃度値を異なるものとした当該前記3次元モデルのスライス画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載のゴム材料の形態表示装置。
  3. 前記調整手段により調整された前記しきい値を記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記変換手段は、前記スライス画像の各画素の濃度値と前記記憶手段に記憶された前記しきい値とに基づいて前記各スライス画像を変換画像に変換する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のゴム材料の形態表示装置。
  4. 前記ゴム材料は、前記ゴムに充填剤としてカーボンブラックが配合されて前記ゴムと前記カーボンブラックとが吸着した高密度のポリマー層が形成されており、
    前記画像濃度のしきい値を、ゴム材料に含まれる前記高密度のポリマー層とゴム部分及びカーボンブラック部分とを判別するための濃度値とする
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のゴム材料の形態表示装置。
  5. 前記ゴム材料は、前記ゴムに充填剤としてシリカがさらに配合されており、
    前記画像濃度のしきい値を、ゴム材料に含まれる前記高密度のポリマー層及びシリカ部分とゴム部分及びカーボンブラック部分とを判別する濃度値とし、
    前記表示手段は、前記3次元モデルに基づいて少なくとも前記高密度のポリマー層及びシリカ部分の領域と前記ゴム部分及び前記カーボンブラック部分の領域との濃度値を異なるものとした当該前記3次元モデルのスライス画像を表示する
    ことを特徴とする請求項4記載のゴム材料の形態表示装置。
  6. ゴムに充填剤を配合して前記ゴムと前記充填剤とが吸着した高密度のポリマー層が形成された所定形状のゴム材料を透過型電子線トモグラフィー法を用いて撮影した複数枚の画像を計算機トモグラフィー法により3次元基本モデルに再構築し、当該3次元基本モデルを所定平面によりスライスしたときの内部構造を含む断面形状を表すスライス画像を取得し、
    前記ゴム材料に含まれる前記高密度のポリマー層とゴム部分及び充填剤部分とを判別するための前記スライス画像における画像濃度のしきい値を調整し、
    前記スライス画像を縦横所定数で分割した各画素の濃度値と調整された前記しきい値とに基づいて前記スライス画像を、前記しきい値に該当する画素を他の画素と異なる濃度値とする変換画像に変換し、
    変換された前記変換画像を表示手段に表示する
    ゴム材料の形態表示方法。
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