JP2006200033A5 - - Google Patents
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本発明の目標物に対する膜の形成装置は、微粒子を所望の粒径以下の粒径に分級せしめる分級装置と、上記分級装置により分級した微粒子と、上記微粒子の加速ガスと、上記加速ガスを目標物上に噴射せしめる手段とよりなり、常温大気圧下において、上記噴射により上記目標物上に膜を形成せしめることを特徴とする。また、本発明の目標物に対する膜の形成方法は、所望の粒径以下の粒径の微粒子を選別する工程と、常温大気圧下において、上記選別した微粒子と加速ガスを目標物上に噴射せしめ、上記目標物上に膜を形成せしめる工程とより成ることを特徴とする。
上記微粒子は、セラミックス粒子、金属粒子又は歯質成分粒子である。また、上記歯質成分粒子は、フッ素処理されていることを特徴とする。
本発明の目標物に対する膜の形成方法は、所望の粒径以上の粒径の微粒子を選別する工程と、常温大気圧下において、上記選別した微粒子と加速ガスを歯上に噴射せしめ、上記歯を除去する工程と、所望の粒径以下の粒径の歯質成分粒子を選別する工程と、常温大気圧下において、上記歯質成分粒子と加速ガスを歯上に噴射せしめ、上記歯上に膜を形成せしめる工程とより成ることを特徴とする。
本発明の目標物に対する膜の形成方法は、所望の粒径以下の粒径の歯質成分粒子を選別する第一の工程と、常温大気圧下において、上記選別した歯質成分粒子と加速ガスを歯上に噴射せしめ、上記歯上に第1の膜を形成せしめる第二の工程と、常温大気圧下において、上記選別した歯質成分粒子と微粒子と加速ガスを上記第1の膜上に噴射せしめ、上記第1の膜上に歯質成分粒子と微粒子の混合物の第2の膜を形成せしめる第三の工程とより成ることを特徴とする。
本発明の目標物に対する膜の形成方法は、所望の粒径以下の粒径の歯質成分粒子を選別する第一の工程と、常温大気圧下において、上記選別した歯質成分粒子と加速ガスを歯上に噴射せしめ、上記歯上に第1の膜を形成せしめる第二の工程と、常温大気圧下において、上記選別した歯質成分粒子と微粒子と加速ガスを上記第1の膜上に噴射せしめ、上記第1の膜上に歯質成分粒子と微粒子の混合物の第2の膜を形成せしめる第三の工程と、上記第三の工程における歯質成分粒子の量に対する微粒子の量の割合をより増やして、常温大気圧下において、上記選別した歯質成分粒子と微粒子と加速ガスを上記混合物の第2の膜上に噴射せしめ、上記混合物の第2の膜上に歯質成分粒子と微粒子の混合物の第3の膜を形成せしめる第四の工程と、上記第三の工程と上記第四の工程を繰り返して、上記歯上に歯質成分粒子の量に対する微粒子の量の割合が徐々に増える混合物の膜を形成せしめる第五の工程と、上記混合膜上に充填材を付着せしめる第六の工程とより成ることを特徴とする。
上記微粒子はレジン粒子又は金属粒子である。また、上記歯質成分粒子は、フッ素処理されていることを特徴とする。
また、フッ素でターミネート(処理)した平均粒径が3μmのHA粒子の場合には、処理していないHA粒子よりも膜厚を大きくすることができ、目標物との結合を強くせしめることができる。
Claims (15)
- 微粒子を所望の粒径以下の粒径に分級せしめる分級装置と、上記分級装置により分級した微粒子と、上記微粒子の加速ガスと、上記加速ガスを目標物上に噴射せしめる手段とよりなり、常温大気圧下において、上記噴射により上記目標物上に膜を形成せしめることを特徴とする目標物に対する膜の形成装置。
- 上記微粒子がセラミックス粒子であることを特徴とする請求項1記載の目標物に対する膜の形成装置。
- 上記微粒子が金属粒子であることを特徴とする請求項1記載の目標物に対する膜の形成装置。
- 上記微粒子が歯質成分粒子であり、上記目標物が歯であることを特徴とする請求項1記載の目標物に対する膜の形成装置。
- 上記歯質成分粒子はフッ素処理されていることを特徴とする請求項4記載の目標物に対する膜の形成装置。
- 所望の粒径以下の粒径の微粒子を選別する工程と、
常温大気圧下において、上記選別した微粒子と加速ガスを目標物上に噴射せしめ、上記目標物上に膜を形成せしめる工程と
より成ることを特徴とする目標物に対する膜の形成方法。 - 上記微粒子はセラミックス粒子であることを特徴とする請求項6記載の目標物に対する膜の形成方法。
- 上記微粒子は金属粒子であることを特徴とする請求項6記載の目標物に対する膜の形成方法。
- 上記微粒子が歯質成分粒子であり、上記目標物が歯であることを特徴とする請求項6記載の目標物に対する膜の形成方法。
- 所望の粒径以上の粒径の微粒子を選別する工程と、
常温大気圧下において、上記選別した微粒子と加速ガスを歯上に噴射せしめ、上記歯を除去する工程と、
所望の粒径以下の粒径の歯質成分粒子を選別する工程と、
常温大気圧下において、上記歯質成分粒子と加速ガスを歯上に噴射せしめ、上記歯上に膜を形成せしめる工程と
より成ることを特徴とする目標物に対する膜の形成方法。 - 所望の粒径以下の粒径の歯質成分粒子を選別する第一の工程と、
常温大気圧下において、上記選別した歯質成分粒子と加速ガスを歯上に噴射せしめ、上記歯上に第1の膜を形成せしめる第二の工程と、
常温大気圧下において、上記選別した歯質成分粒子と微粒子と加速ガスを上記第1の膜上に噴射せしめ、上記第1の膜上に歯質成分粒子と微粒子の混合物の第2の膜を形成せしめる第三の工程と
より成ることを特徴とする目標物に対する膜の形成方法。 - 所望の粒径以下の粒径の歯質成分粒子を選別する第一の工程と、
常温大気圧下において、上記選別した歯質成分粒子と加速ガスを歯上に噴射せしめ、上記歯上に第1の膜を形成せしめる第二の工程と、
常温大気圧下において、上記選別した歯質成分粒子と微粒子と加速ガスを上記第1の膜上に噴射せしめ、上記第1の膜上に歯質成分粒子と微粒子の混合物の第2の膜を形成せしめる第三の工程と、
上記第三の工程における歯質成分粒子の量に対する微粒子の量の割合をより増やして、常温大気圧下において、上記選別した歯質成分粒子と微粒子と加速ガスを上記混合物の第2の膜上に噴射せしめ、上記混合物の第2の膜上に歯質成分粒子と微粒子の混合物の第3の膜を形成せしめる第四の工程と、
上記第三の工程と上記第四の工程を繰り返して、上記歯上に歯質成分粒子の量に対する微粒子の量の割合が徐々に増える混合物の膜を形成せしめる第五の工程と、
上記混合膜上に充填材を付着せしめる第六の工程と
より成ることを特徴とする目標物に対する膜の形成方法。 - 上記微粒子はレジン粒子であることを特徴とする請求項11または12記載の目標物に対する膜の形成方法。
- 上記微粒子は金属粒子であることを特徴とする請求項11または12記載の目標物に対する膜の形成方法。
- 上記歯質成分粒子はフッ素処理されていることを特徴とする請求項9、10、11、12、13または14記載の目標物に対する膜の形成方法。
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JP2005015961A JP3962061B2 (ja) | 2005-01-24 | 2005-01-24 | 目標物に対する膜の形成方法及び装置 |
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JP2005015961A JP3962061B2 (ja) | 2005-01-24 | 2005-01-24 | 目標物に対する膜の形成方法及び装置 |
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- 2005-01-24 JP JP2005015961A patent/JP3962061B2/ja active Active
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- 2006-01-20 WO PCT/JP2006/301259 patent/WO2006078063A1/ja not_active Application Discontinuation
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