JP2006198625A - 水溶性バインダ鋳型造型用金型装置 - Google Patents
水溶性バインダ鋳型造型用金型装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006198625A JP2006198625A JP2005010080A JP2005010080A JP2006198625A JP 2006198625 A JP2006198625 A JP 2006198625A JP 2005010080 A JP2005010080 A JP 2005010080A JP 2005010080 A JP2005010080 A JP 2005010080A JP 2006198625 A JP2006198625 A JP 2006198625A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- water
- soluble binder
- release
- foamed mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
【課題】 水溶性バインダを粘結剤として造型した鋳型は離型が悪い。
【解決手段】粒子状骨材、1種類以上の水溶性バインダおよび水を撹拌して生成した発泡状混合物により鋳型を造型するに当たり、発泡状混合物が充填されて鋳型を造型する金型装置において、鋳型が離型しにくい部分に耐熱性と離型性を有する物質で製作した部品4を埋設するか、および/または鋳型が離型しにくい部分を耐熱性と離型性を有する物質の膜で被覆したことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】粒子状骨材、1種類以上の水溶性バインダおよび水を撹拌して生成した発泡状混合物により鋳型を造型するに当たり、発泡状混合物が充填されて鋳型を造型する金型装置において、鋳型が離型しにくい部分に耐熱性と離型性を有する物質で製作した部品4を埋設するか、および/または鋳型が離型しにくい部分を耐熱性と離型性を有する物質の膜で被覆したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は粒子状骨材、1種類以上の水溶性バインダおよび水を撹拌して生成した発泡状混合物により鋳型を造型するに当たり、前記発泡状混合物が充填されて鋳型を造型する金型装置の改良に関する。
近年、鋳造後の崩壊性が良いとして水溶性バインダを粘結剤として粒子状骨材により鋳型を造型することが提案されている。
しかし、このような水溶性バインダを粘結剤として造型した鋳型は、金型表面に水溶性バインダが貼り付き易いため離型が悪いなどの問題があった。
特開平11−129054号公報
しかし、このような水溶性バインダを粘結剤として造型した鋳型は、金型表面に水溶性バインダが貼り付き易いため離型が悪いなどの問題があった。
解決しようとする問題点は、水溶性バインダを粘結剤として造型した鋳型は離型が悪い点である。
上記の問題を解消するために本発明における水溶性バインダ鋳型造型用金型装置は、粒子状骨材、1種類以上の水溶性バインダおよび水を撹拌して生成した発泡状混合物により鋳型を造型するに当たり、前記発泡状混合物が充填されて鋳型を造型する金型装置であって、前記鋳型が離型しにくい部分に耐熱性と離型性を有する物質で製作した部品を埋設するか、および/または前記鋳型が離型しにくい部分を耐熱性と離型性を有する物質の膜で被覆したことを特徴とする。
このように構成したものは、鋳型が離型しにくい部分に耐熱性と離型性を有する物質で製作した部品を埋設するか、および/または鋳型が離型しにくい部分を耐熱性と離型性を有する物質の膜で被覆したため、鋳型の金型からの分離が容易になる。
なお、本発明において耐熱性と離型性を有する物質としては、PTFE樹脂(テトラフロロエチレン樹脂)、PFA樹脂(パーフロロアルコキシ樹脂)等がある。
本発明は、粒子状骨材、1種類以上の水溶性バインダおよび水を撹拌して生成した発泡状混合物により鋳型を造型するに当たり、前記発泡状混合物が充填されて鋳型を造型する金型装置であって、前記鋳型が離型しにくい部分に耐熱性と離型性を有する物質で製作した部品を埋設するか、および/または前記鋳型が離型しにくい部分を耐熱性と離型性を有する物質の膜で被覆したから、鋳型を金型から容易に分離することができるなどの優れた実用的効果を奏する。
以下、本発明を適用した水溶性バインダ鋳型造型用金型装置の最良の形態について、図1および図2に基づき詳細に説明する。図2に示すように、水平割り金型の上型1における発泡状混合物の充填位置には、発泡状混合物充填口部品2が着脱可能にして取り付けてあり、この発泡状混合物充填口部品2は、図1に示すように、円筒状を成しかつ外面の上端部および中段部にフランジを有する外筒3と、この外筒3に内設され耐熱性と離型性を有するPTFE樹脂で製作した内筒4とで構成してある。
このように構成したものは、発泡状混合物充填口部品2の内筒4が、耐熱性と離型性を有するPTFE樹脂で構成してあるため、内筒4内の発泡状混合物が硬化して鋳型の一部を構成する部分を、発泡状混合物充填口部品2から容易に分離することができる。
なお、上述の最良の形態では、発泡状混合物充填口部品2の内面をPTFE樹脂製の内筒4によって構成してあるが、これに限定されるものではなく、内筒4と同じ耐熱性と離型性を有する物質で被覆しても同様の作用効果が得られる。
2 発泡状混合物充填口部品
3 外筒
4 内筒
3 外筒
4 内筒
Claims (3)
- 粒子状骨材、1種類以上の水溶性バインダおよび水を撹拌して生成した発泡状混合物により鋳型を造型するに当たり、前記発泡状混合物が充填されて鋳型を造型する金型装置であって、
前記鋳型が離型しにくい部分に耐熱性と離型性を有する物質で製作した部品を埋設するか、および/または前記鋳型が離型しにくい部分を耐熱性と離型性を有する物質の膜で被覆したことを特徴とする水溶性バインダ鋳型造型用金型装置。 - 前記鋳型が離型しにくい部分は、水平割り金型の上型に取り付けた発泡状混合物充填口部品の内面であることを特徴とする請求項1に記載の水溶性バインダ鋳型造型用金型装置。
- 前記鋳型が離型しにくい部分は、凹凸が激しい複雑形状のキャビティ面であることを特徴とする請求項1または2に記載の水溶性バインダ鋳型造型用金型装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010080A JP2006198625A (ja) | 2005-01-18 | 2005-01-18 | 水溶性バインダ鋳型造型用金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010080A JP2006198625A (ja) | 2005-01-18 | 2005-01-18 | 水溶性バインダ鋳型造型用金型装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006198625A true JP2006198625A (ja) | 2006-08-03 |
Family
ID=36957064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005010080A Pending JP2006198625A (ja) | 2005-01-18 | 2005-01-18 | 水溶性バインダ鋳型造型用金型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006198625A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH044946A (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-09 | Daido Steel Co Ltd | 精密鋳造用金型 |
JPH07116775A (ja) * | 1993-08-31 | 1995-05-09 | Hitachi Ltd | 金型鋳造用鋳型とその製造方法及びそれを用いた鋳造方法 |
JP2000190049A (ja) * | 1998-12-24 | 2000-07-11 | Sintokogio Ltd | 鋳型の造型方法 |
JP2004106019A (ja) * | 2002-09-19 | 2004-04-08 | Dowa Mining Co Ltd | インジウムの鋳造装置およびその方法 |
-
2005
- 2005-01-18 JP JP2005010080A patent/JP2006198625A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH044946A (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-09 | Daido Steel Co Ltd | 精密鋳造用金型 |
JPH07116775A (ja) * | 1993-08-31 | 1995-05-09 | Hitachi Ltd | 金型鋳造用鋳型とその製造方法及びそれを用いた鋳造方法 |
JP2000190049A (ja) * | 1998-12-24 | 2000-07-11 | Sintokogio Ltd | 鋳型の造型方法 |
JP2004106019A (ja) * | 2002-09-19 | 2004-04-08 | Dowa Mining Co Ltd | インジウムの鋳造装置およびその方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5441402B2 (ja) | 鋳物製造用構造体、鋳物製造用構造体用組成物、鋳物製造用構造体の製造方法、及び鋳物の製造方法 | |
JP4722988B2 (ja) | 造形用材料、機能剤、造形製品及び製品 | |
US8656981B2 (en) | Method of producing tire vulcanization mold, and tire vulcanization mold | |
MX341207B (es) | Produccion de moldes para uso en fundicion. | |
EP1769860A4 (en) | MOLDING METHOD AND MOLDS OBTAINED | |
MY159584A (en) | Moulding device with heatable secondary cavity | |
CN103008545A (zh) | 消失模铸造方法和铸造产品 | |
JP5378234B2 (ja) | 硫黄セメント生成物の造形方法 | |
TWI628015B (zh) | Disappearing model casting method | |
CN108273963B (zh) | 一种防止铸件厚大壁处产生缩松缺陷的铸造方法 | |
JP2006198625A (ja) | 水溶性バインダ鋳型造型用金型装置 | |
WO2016080132A1 (ja) | 消失模型鋳造方法 | |
JP2010023085A (ja) | 鋳ぐるみ製品の製造方法 | |
JP2011056563A (ja) | 鋳物製造用構造体 | |
EP2243621B8 (en) | A slab and its method of manufacture | |
US20200180014A1 (en) | System and Method for Complex Objects Molding | |
JP5829946B2 (ja) | 離型装置 | |
JP5755575B2 (ja) | 離型方法 | |
CN107000039B (zh) | 浮力传递夹具 | |
CN105636720A (zh) | 使用发泡砂的砂型的成型方法、成型模具以及砂型 | |
JP5368077B2 (ja) | 鋳物製造用構造体の製造方法 | |
CN107107166B (zh) | 消失模铸造法 | |
JP2010094680A (ja) | 鋳物製造用構造体の製造方法 | |
RU2009141600A (ru) | Терморегулируемая литейная форма | |
JP2004322594A (ja) | セメント系化粧材の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100129 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100604 |