JP2006198378A - クランクシャフト回転式お米研ぎ器 - Google Patents

Abstract

【課題】お米研ぎは、お米と水を何度も手で洗浄するので煩雑な作業であり、研ぎ汁を流す時はお米を流さないように慎重な作業が必要である。
これら一連の作業を簡単にできるように改善したい。また、冬場の冷水作業は手が冷たく荒れるので、手を水に触れないでお米研ぎをしたい。
【解決手段】お米研ぎを容器内で攪拌洗浄する時どのような形状の器具が効果的にお米が洗浄できるかを検討し、Ｕ字形蛇行のクランクシャフトを発案した。クランクシャフトの回転操作は縦型と横型を試作検討し作業性の面から縦型を採用した。水は上部より注入し、研ぎ汁はお米流出防止網から容易に排出できるようにした。お米研ぎ器は炊飯容器などに直接取り付けて作業が出来るようにし、適用できる炊飯容器の寸法は１４ｃｍから２４ｃｍまで市販の大方の炊飯器に寸法合わせができるようにした。
【選択図】 図１

Description

発明の詳細説明

本発明は、炊飯器釜などの容器の中でＵ字形の蛇行したシャフトを回転し水の乱流を発生させ、素早いお米研ぎができる。
研ぎ汁はお米流出の防止網から排出し手を水に触れないで作業ができるので冷水による手荒れの防止が出来るようにしたものである。

従来は、炊飯器以外の別の容器でお米研ぎを行うので研いだお米を炊飯容器にお米を移す時、お米が元の容器に付着し、お米を移す無駄の作業が発生し作業効率に支障があった。

特開平０８−２３８１８７号公報（第１頁）

発明が解決しようとする課題

お米研ぎ作業は、何度も水を交換し研ぎ汁を流す時はお米の流出防止に細心の注意を払うので煩雑な作業になる。
また、冬場の冷水によるお米研ぎ作業は手が荒れて苦痛である。

課題を解決するための手段

Ｕ字形の蛇行したクランクシャフトを炊飯器釜などの容器の中でそのまま回転攪拌しながらお米を研ぎ作業をする、研ぎ汁はお米の流出防止網から簡単に排出し、手を水に触れないで作業をする。

発明実施の形態

以下、本発明実施の形態について説明する。
（イ）．炊飯器釜の容器の大きさに合わせて、５のシャフト滑り止めを容器の深さに合わせ固定し、３の研ぎ汁排水お米流出防止網を７のお米容器寸法合せ溝に沿って目盛りに合わせ固定する。
この作業は容器サイズ選択のため最初の一回だけ行う。
（ロ）．２のシャフト支え梁を容器の上に据え置き、お米を入れた容器の上から注水し、４の操作ハンドルを手で回転させる。
研ぎ汁は、容器を傾け３のお米流出防止網を使って排出する。

発明の効果

簡単なハンドル操作で素早いお米研ぎが可能。研ぎ汁はお米流出防止網から容易に排出できるので手荒れ防止でお米研ぎができる。

Ｕ字形蛇行クランクシャフトの形状を示した側面図である。 お米の流出防止網の形状を示した平面図である。

符号の説明

１ Ｕ字形蛇行クランクシャフト
２ シャフト支え梁
３ 研ぎ汁排水お米流出防止網
４ 操作ハンドル
５ シャフト滑り止め
６ お米拡散プレート
７ お米容器寸法合せ溝

Claims (2)

1. Ｕ字形の蛇行したシャフと拡散用のプレートを回転することにより水の乱流を発生させ、お米が満遍なく素早く洗浄できるクランクシャフト回転式のお米研ぎ器。
2. お米の研ぎ汁を簡単に排出するために、お米が流出するとこを防止する半円形の網を備えることを特徴とする請求項１記載のお米研ぎ器。

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