JP2006198291A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、洗剤を残さずに流し込むことができる洗剤流込装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、洗剤を受ける洗剤受ケースと、この洗剤受ケースに注水する注水手段とを有する洗剤流込装置において、洗剤受ケースは、洗剤受底部と、この洗剤受底部に設けた流出口とを有し、かつ洗剤受底部は流出口に向けて下る傾きに形成され、注水手段による注水が、流出口側になる洗剤受底部の低いところから高いところに移るように行なわれることを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、洗剤を受ける洗剤受ケースと、この洗剤受ケースに注水する注水手段とを有する洗剤流込装置において、洗剤受ケースは、洗剤受底部と、この洗剤受底部に設けた流出口とを有し、かつ洗剤受底部は流出口に向けて下る傾きに形成され、注水手段による注水が、流出口側になる洗剤受底部の低いところから高いところに移るように行なわれることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、主に洗濯機の洗剤投入に用いる洗剤流込装置の改良に係わるものである。
洗濯機の洗剤投入ないし洗剤流込装置は、例えば、特許文献1(特開2001−46794号公報)に示されるような構成を有する。また、図5に示すような構成の洗剤流込装置もある。
図5に示す洗剤流込装置は、洗剤受ケースに置かれる粉末の洗剤に注水管から水を注ぎ、流出口から洗たく槽に洗剤を流し込む。
しかし、洗剤受ケースの洗剤受底部が、流出口に向かって下り傾斜になっているのにも係わらず、中程に存在する洗剤が流されずに残ってしまう。
注水管からの注水は洗剤が飛び散らない程度に抑えるので、外回りから流して行くうちに、中程の洗剤が水分を吸って洗剤受底部にこびり付いてしまうからである。
本発明は、上記の問題に鑑み、洗剤を残さずに流し込むことができる洗剤流込装置を提供することを目的とする。
本発明は、洗剤を受ける洗剤受ケースと、この洗剤受ケースに注水する注水手段とを有する洗剤流込装置において、洗剤受ケースは、洗剤受底部と、この洗剤受底部に設けた流出口とを有し、かつ洗剤受底部は流出口に向けて下る傾きに形成され、注水手段による注水が、流出口側になる洗剤受底部の低いところから高いところに移るように行なわれることを特徴とする。
本発明によれば、洗剤を残さずに流し込むことができる。
本発明の実施形態に係わる実施例について、図を引用して説明する。
まず、図1、図2、図3に沿って説明する。
洗濯機本体外枠1は、上部にトップカバー2を有する。トップカバー2は、洗濯物を出し入れする外蓋3を有する。トップカバー2の後部内側には、図2に示すように洗剤流込装置が備わる。
洗剤流込装置は、洗剤受ケース3と、注水手段4とを有する。注水手段4は、洗剤受ケース3の上側に置かれる。後部上カバー5には、洗剤投入蓋6を有する。洗剤投入蓋6を開いて洗剤を洗剤受ケース3に入れる際には、注水手段4を移動させるので、洗剤の投入の妨げにならない。
洗剤受ケース3は、図3に示すように、洗剤受底部7と、この洗剤受底部7に設けた流出口8とを有する。洗剤受底部7は流出口8に向けて下る傾きをもつように形成されている。傾きの角度θは、5°〜15°程度である。
また、洗剤受ケース3は、洗剤受底部7の周縁に周縁壁9を有する。周縁壁9は、洗剤受底部7に注ぐ水の溢れ防止堤になるとともにプラスチックで作られる洗剤受ケース3の補強にもなる。
注水手段4は、複数の注水管10A.10B.10C、注水管に備える注水電磁弁11を有する。複数の注水管10A.10B.10Cは、一本の給水供給管12に連通する。複数の注水管は、洗剤受底部7の上面に向けるように設けられるので、注水管の注水は洗剤受底部7に注がれる。
前記複数の注水管10A.10B.10Cは、流出口8側になる洗剤受底部7の低い方から高い方に並ぶように配置される。
次に洗剤の流し込みについて述べる。
図3に示すように、洗剤受ケース3の洗剤受底部7には、粉末洗剤13が投入されて置かれる。
流出口8側になる洗剤受底部7の低い方から注水が開始される。注水は、注水管10Aの注水電磁弁11を開放作動することにより行なわれる。注水管10Aの注水開始後、1〜2秒経過したら注水管10Bの注水をする。注水管10Bの注水開始後、1〜2秒経過したら注水管10Cの注水をする。各注水管の注水量は、1〜5リッター/分程度である。
このように流出口8側にあたる洗剤受底部7の低い方から高い方に順次注水をすることにより、洗剤受底部7に置かれた洗剤の山が、低い方から順次に取り崩し流されて残らず流出口8に流される。このため、従来のような中程の洗剤が洗剤受底部にこびり付いて残ってしまう不具合は生じない。
注水管の順次に開始される間隔は、1〜2秒程度が妥当である。この間隔を10秒以上開けると、洗剤に水分がしみて流れ難くなる。また、注水量は1〜5リッター程度が妥当である。注水量を多くすると、洗剤が飛散るので、流し込みが出来なくなる。
上記によれば、注水管10A.10B.10Cによる注水が順加わるので、注水範囲が洗剤受底部7の低いところから高いところに拡大推移するようになる。
これに代え、次の注水が始まったら前の注水管の注水電磁弁を閉じて止めて、注水が移るようにすることも可能である。注水範囲を拡大推移させる前者の方が、短時間で流し込みが良く行なわれる。
他の実施例について、図4を引用して述べる。
この実施例は、注水手段20が先の実施例の注水手段と違う。
ここでは、注水手段20について主に説明する。
注水手段20は、注水容器21、給水手段22を有する。注水容器21は、複数の貯水室23A.23B.23C.23D.23Eを有する。貯水室23A.23B.23C.23D.23Eは、仕切堰で仕切られている。
貯水室の底部に設けた注水流下口24は、洗剤受底部7の上面に向くように置かれる。
注水容器21に設けられる複数の貯水室23A.23B.23C.23D.23Eは、流出口8側になる洗剤受底部7の低い方から高い方にかけて並ぶように配置される。洗剤受底部7の低いところに対応する貯水室23Aの上側に給水手段22が位置させる。
給水手段22の給水により、貯水室23Aの注水流下口24から水が流れ落ちる。給水手段22の給水が、注水流下口24から流れ落ちる水量よりも多いので、貯水室23A内に水が溜まる。貯水室23A内が一杯になると、溢水は仕切り堰を越えて隣の貯水室23Bに流れ込む。
この貯水室23Bの水流下口24から水が落下するが、貯水室23Bに流れ込む水量が多いので、貯水室23Bが一杯になり、溢水が仕切り堰を越えて隣の貯水室23Cに流れ込む。こうして、順次に溢水が進み、最後に、貯水室23Eの注水流下口24から水が流れる。
このため、貯水室23A.23B.23C.23D.23Eの注水流下口24から流れ落ちる水は、洗剤受底部7の低いところ貯水室から高いところに拡大推移する。この拡大推移する流下水により、洗剤受底部7に置かれた洗剤の山が、低い方から順次に取り崩し流されて残らず流出口8に流され、従来のような中程の洗剤が洗剤受底部にこびり付いて残ってしまう不具合は生じない。
また、貯水室23A.23B.23C.23D.23Eは、貯水室23Aの貯水容積が大きく、貯水室23Eに向けて順次、貯水容積が小くなっている。つまり、洗剤受底部7の低いところに対応する貯水室から高いところに対応する貯水室に移行するにしたがって貯水室の貯水容積が小さくなっている。
貯水室23A.23B.23C.23D.23Eに流れ込む水量は、後の方になるに従い少なくなる。水量の減量に合わせて貯水室の貯水容積を順次小さくすることにより、貯水室23A.23B.23C.23D.23Eの注水流下口24から流れ出す開始時期の間隔を等しくなるように近づけることができる。
さらに、貯水室23A.23B.23C.23D.23Eの底にあたる注水容器21の底部は、洗剤受底部7の低い方に対応するところから高い方に対応するところに行くに従い上る傾斜になっている。このような傾斜を設けることで、貯水室23A.23B.23C.23D.23Eの貯水容積を順次小さくすることが簡単にできる。
また、複数の貯水室23A.23B.23C.23D.23Eを仕切る仕切り堰の高さ位置は、溢水の順が後になるにしたがって低くなる。仕切り堰の高さ位置が、順次低くなるので、溢水がスムーズに行なわれる。それに加え、貯水容積を順次小さくすることにもなる。
さらにまた、注水流下口24の大きさは、洗剤受底部7の低い方に対応するところから高い方に対応するところに移るにしたがって大きくしている。このため、洗剤受底部7の高い方になるにしたがって落下水量が増えるので、洗剤が良く流される。
3…洗剤受ケース、4…注水手段、7…洗剤受底部、8…流出口。
Claims (9)
- 洗剤を受ける洗剤受ケースと、この洗剤受ケースに注水する注水手段とを有する洗剤流込装置において、
前記洗剤受ケースは、洗剤受底部と、この洗剤受底部に設けた流出口とを有し、かつ洗剤受底部は流出口に向けて下る傾きに形成され、
前記注水手段による注水が、前記流出口側になる前記洗剤受底部の低いところから高いところに移るように行なわれることを特徴とする洗剤流込装置。 - 洗剤を受ける洗剤受ケースと、この洗剤受ケースに注水する注水手段とを有する洗剤流込装置において、
前記洗剤受ケースは、洗剤受底部と、この洗剤受底部に設けた流出口とを有し、かつ洗剤受底部は流出口に向けて下る傾きに形成され、
前記注水手段による注水範囲が、前記流出口側になる前記洗剤受底部の低いところから高いところに拡大推移することを特徴とする洗剤流込装置。 - 洗剤を受ける洗剤受ケースと、この洗剤受ケースに注水する注水手段とを有する洗剤流込装置において、
前記洗剤受ケースは、洗剤受底部と、この洗剤受底部に設けた流出口とを有し、かつ洗剤受底部は流出口に向けて下る傾きに形成され、
前記注水手段は、前記洗剤受底部の上面に向けるように設けられる複数の注水管を含み、
前記複数の注水管は前記流出口側になる前記洗剤受底部の低い方から高い方に並ぶように配置され、
前記複数の注水管には夫々注水電磁弁を備え、
前記注水管からの注水が低い方から高い方に行なわれて行くように前記注水電磁弁の開放作動を順に行なうことを特徴とする洗剤流込装置。 - 洗剤を受ける洗剤受ケースと、この洗剤受ケースに注水する注水手段とを有する洗剤流込装置において、
前記洗剤受ケースは、洗剤受底部と、この洗剤受底部に設けた流出口とを有し、かつ洗剤受底部は流出口に向けて下る傾きに形成され、
前記注水手段は、複数の貯水室を有する注水容器を含み、
前記注水容器は、前記貯水室の底部に設けた注水流下口が前記洗剤受底部の上面に向くように置かれ、
前記複数の貯水室は、前記流出口側になる前記洗剤受底部の低い方から高い方にかけて並ぶように配置され、
前記洗剤受底部の低いところに対応する前記貯水室に給水する給水手段を設け、
前記給水手段の吸水により前記貯水室を満して溢れる溢水が順次隣接する高い方の貯水室を移ることを特徴とする洗剤流込装置。 - 請求項4記載の洗剤流込装置において、
前記洗剤受底部の低いところに対応する前記貯水室から高いところに対応する前記貯水室に移行するにしたがって前記貯水室の貯水容積が小さくなることを特徴とする洗剤流込装置。 - 請求項4記載の洗剤流込装置において、
前記貯水室の底にあたる前記注水容器の底部は、前記洗剤受底部の低い方に対応するところから高い方に対応するところに行くに従い上る傾斜になっていることを特徴とする洗剤流込装置。 - 請求項4記載の洗剤流込装置において、
前記複数の貯水室を仕切る仕切り堰を有し、
前記仕切り堰の高さ位置は、溢水の順が後になるにしたがって低くなることを特徴とする洗剤流込装置。 - 請求項4記載の洗剤流込装置において、
前記注水流下口の大きさは、前記洗剤受底部の低い方に対応するところから高い方に対応するところに移るにしたがって大きくなることを特徴とする洗剤流込装置。 - 洗剤を受ける洗剤受ケースと、この洗剤受ケースに注水する注水手段とを有する洗剤流込装置において、
前記洗剤受ケースは、洗剤受底部と、この洗剤受底部に設けた流出口とを有し、かつ洗剤受底部は流出口に向けて下る傾きに形成され、
傾き方向に複数の注水口を配列したことを特徴とする洗剤流込装置。
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WO2017017976A1 (ja) * | 2015-07-30 | 2017-02-02 | シャープ株式会社 | 洗濯機 |
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JP2019037358A (ja) * | 2017-08-23 | 2019-03-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗剤入れを備える洗濯機 |
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