JP2006198263A - System for specified transaction - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電子貨幣価値記録媒体に記憶されている電子貨幣価値の大きさを使用して特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさを付与すると共に、該特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値記録媒体に記憶されている電子貨幣価値の大きさに返還(精算)する特定取引用システムに係り、特に電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさが記憶されている前記電子貨幣価値記録媒体を使用するものに関する。 The present invention uses the magnitude of the electronic money value stored in the electronic money value recording medium to give the magnitude of a specific transaction value used for a particular transaction and is not used for the particular transaction. The specific transaction value is returned (settled) to the value of the electronic money value stored in the electronic money value recording medium, and more particularly, a plurality of electronic money providing an electronic money service The present invention relates to one using the electronic monetary value recording medium in which the magnitude of the electronic monetary value is stored in association with a plurality of providing agency identification information capable of individually identifying service providing institutions.
従来より、特許文献1に示すように、電子マネーを記憶する記憶装置を備える携帯端末を利用して、該記憶装置に記憶されている電子マネーのうちの所定金額を携帯端末から玉貸装置に伝送することにより、該伝送された所定金額に相当するプリペイド残額を使用して玉貸を行うと共に、該玉貸に使用されなかった未使用のプリペイド残額を玉貸装置から携帯端末に伝送することにより、該プリペイド残額を電子マネーとして携帯端末の記憶装置に返却する遊技装置が知られている。
Conventionally, as shown in
しかしながら、上記の遊技装置では、単一の電子貨幣サービス提供機関が提供する電子マネーしか使用できず、複数の電子貨幣サービス提供機関がある場合であっても、プリペイド残額の付与を受けるために使用する電子マネーを提供する電子貨幣サービス提供機関や、未使用のプリペイド残額に相当する電子マネーを返還する電子貨幣サービス提供機関を、ユーザーが自由に選択することができないため、ユーザーにとって不便であるという問題点があった。 However, in the above gaming device, only electronic money provided by a single electronic money service providing organization can be used, and even if there are multiple electronic money service providing organizations, it is used to receive a prepaid balance. It is inconvenient for the user because the user cannot freely select an electronic money service provider that provides the electronic money to be returned or an electronic money service provider that returns the electronic money equivalent to the unused prepaid balance There was a problem.
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、複数の電子貨幣サービス提供機関がある場合に、特定取引用価値(前記プリペイド残額に相当)の付与を受けるために使用する電子貨幣価値の大きさ(前記電子マネーに相当)を提供する電子貨幣サービス提供機関や、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子貨幣サービス提供機関を、ユーザーが自由に選択することができ、ユーザーの利便性の向上に資するような特定取引用システムを提供することにある。 The present invention has been made based on such a background, and its purpose is to receive a specific transaction value (corresponding to the prepaid balance) when there are a plurality of electronic money service providing institutions. An electronic money service provider that provides the amount of electronic money value (equivalent to the above-mentioned electronic money) to be used for an electronic money, or an electronic money service provider that returns an electronic money value that is equivalent to an unused specific transaction value It is an object of the present invention to provide a specific transaction system that can be freely selected by the user and contributes to improvement of user convenience.
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。なお後述する発明を実施するための最良の形態の説明及び図面で使用した符号を参考のために括弧書きで付記するが、本発明の構成要素は該付記したものには限定されない。 The present invention adopts the following means in order to solve the above problems. The reference numerals used in the description of the best mode for carrying out the invention and the drawings to be described later are appended in parentheses for reference, but the constituent elements of the present invention are not limited to the appended description.
まず請求項1に係る発明は、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報(電子マネーID)を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を記憶する記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部(ICチップ5b,5b’のCPU)と、を有する電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の該記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報のうち特定の取引(玉貸)に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザー(遊技者)から受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)と、前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額(入金金額)を設定する使用予定額設定手段(制御部22,32)と、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する判定要求手段(制御部22,32)と、前記電子貨幣価値記録媒体の処理部から前記電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上である旨の判定結果を受信したことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段(制御部22,32)と、前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)の範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさ(使用金額)を前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段(制御部22)と、前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさ(玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさ)を返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)と、前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22,32)と、を備えることを特徴とする特定取引用システム(パターンAの処理を行う第1,第3実施形態に係る特定取引用システム1)である。
First, the invention according to claim 1 stores a plurality of providing organization identification information (electronic money ID) capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing organizations (electronic money company 8) that provide an electronic money service, A storage unit (flash memory of
また請求項2に係る発明は、請求項1に記載した特定取引用システム(パターンAの処理を行う第1,第3実施形態に係る特定取引用システム1)であって、前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)に記憶されている前記複数の提供機関識別情報(電子マネーID)を取得する価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22,32)をさらに備え、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)は、該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちから前記指定を受け付けることを特徴とする特定取引用システムである。
The invention according to
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載した特定取引用システム(パターンAの処理を行う第1,第3実施形態に係る特定取引用システム1)であって、前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)に記憶されている提供機関識別情報(電子マネーID)の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22,32)をさらに備え、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)により前記指定をユーザー(遊技者)から受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記判定要求手段(制御部22,32)により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額(入金金額)以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部(ICチップ5b,5b’のCPU)に対して要求することを特徴とする特定取引用システムである。
The invention according to
また請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載した特定取引用システム(パターンAの処理を行う第1,第3実施形態に係る特定取引用システム1)であって、前記特定取引用価値付与手段(制御部22,32)により付与された特定取引用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)が前記特定取引用価値使用処理手段(制御部22)により前記特定の取引(玉貸)に使用された結果予め定められた大きさ以下となったことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により前記指定を再度ユーザー(遊技者)から受け付けることなく、前記判定要求手段(制御部22)により、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により以前に指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)に記憶されている電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)が前記使用予定額(入金金額)以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部(ICチップ5b,5b’のCPU)に対して要求することを特徴とする特定取引用システムである。
The invention according to
また請求項5に係る発明は、特定の取引(玉貸)に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額(入金金額)を設定する使用予定額設定手段(制御部22,32)と、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報(電子マネーID)を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を記憶する記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部(ICチップ5b,5b’のCPU)と、を有する電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の該記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報のうち対応する電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上である提供機関識別情報を取得する価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22,32)と、該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザー(遊技者)から受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)と、該価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により提供機関識別情報の指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段(制御部22,32)と、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22,32)と、前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)の範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさ(使用金額)を前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段(制御部22)と、前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさ(玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさ)を返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)と、前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22,32)と、を備えることを特徴とする特定取引用システム(パターンBの処理を行う第1,第3実施形態に係る特定取引用システム1)である。
Further, the invention according to
また請求項6に係る発明は、請求項5に記載した特定取引用システム(パターンBの処理を行う第1,第3実施形態に係る特定取引用システム1)であって、前記価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22,32)により取得した提供機関識別情報(電子マネーID)の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22,32)をさらに備え、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)により前記指定をユーザー(遊技者)から受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記特定取引用価値付与手段(制御部22,32)により、前記特定取引用価値を付与し、前記電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22,32)により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)に記憶されている電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を前記使用予定額(入金金額)に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部(ICチップ5b,5b’のCPU)に対して要求することを特徴とする特定取引用システムである。
The invention according to
また請求項7に係る発明は、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報(電子マネーID)を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を記憶する記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部(ICチップ5b,5b’のCPU)と、を有する電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の該記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを取得する価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22,32)と、該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段(制御部22,32のRAM)と、該提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記複数の提供機関識別情報のうち特定の取引(玉貸)に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザー(遊技者)から受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)と、前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額(入金金額)を設定する使用予定額設定手段(制御部22,32)と、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かを判定する価値付与用判定手段(制御部22,32)と、該価値付与用判定手段により前記電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であると判定されたことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段(制御部22,32)と、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22,32)と、前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)の範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさ(使用金額)を前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段(制御部22)と、前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさ(玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさ)を返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)と、前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22,32)と、を備えることを特徴とする特定取引用システム(パターンCの処理を行う第2,第4実施形態に係る特定取引用システム1)である。
The invention according to claim 7 stores a plurality of provider identification information (electronic money ID) capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions (electronic money company 8) that provide the electronic money service, A storage unit (flash memory of
また請求項8に係る発明は、請求項7に記載した特定取引用システム(パターンCの処理を行う第2,第4実施形態に係る特定取引用システム1)であって、前記提供機関識別情報記憶手段(制御部22,32のRAM)に記憶されている提供機関識別情報(電子マネーID)の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22,32)をさらに備え、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)により前記指定をユーザー(遊技者)から受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記価値付与用判定手段(制御部22,32)により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)が前記使用予定額(入金金額)以上であるか否かを判定することを特徴とする特定取引用システムである。
The invention according to
また請求項9に係る発明は、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報(電子マネーID)を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を記憶する記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部(ICチップ5b,5b’のCPU)と、を有する電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の該記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを取得する価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22,32)と、該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段(制御部22,32のRAM)と、特定の取引(玉貸)に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額(入金金額)を設定する使用予定額設定手段(制御部22,32)と、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記複数の提供機関識別情報の各々について当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かを判定する価値付与用判定手段(制御部22,32)と、該価値付与用判定手段により前記使用予定額以上であると判定された電子貨幣価値の大きさに対応する提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザー(遊技者)から受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)と、該価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により提供機関識別情報の指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段(制御部22,32)と、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22,32)と、前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)の範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさ(使用金額)を前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段(制御部22)と、前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさ(玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさ)を返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)と、前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22,32)と、を備えることを特徴とする特定取引用システム(パターンDの処理を行う第2,第4実施形態に係る特定取引用システム1)である。
The invention according to claim 9 stores a plurality of provider identification information (electronic money ID) capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions (electronic money company 8) that provide the electronic money service, A storage unit (flash memory of
また請求項10に係る発明は、請求項9に記載した特定取引用システム(パターンDの処理を行う第2,第4実施形態に係る特定取引用システム1)であって、前記価値付与用判定手段(制御部22,32)により前記使用予定額(入金金額)以上であると判定された電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)に対応する提供機関識別情報(電子マネーID)の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22,32をさらに備え、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)により前記指定をユーザー(遊技者)から受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記特定取引用価値付与手段(制御部22,32)により、前記特定取引用価値を付与し、前記電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22,32)により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を前記電子貨幣価値記録媒体の処理部(ICチップ5b,5b’のCPU)に対して要求することを特徴とする特定取引用システムである。
The invention according to
また請求項11に係る発明は、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報(電子マネーID)を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を記憶する記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部(ICチップ5b,5b’のCPU)と、を有する電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の該記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報のうち特定の取引(玉貸)に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザー(遊技者)から受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)と、該価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを取得する電子貨幣価値取得手段(制御部22,32)と、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と前記電子貨幣価値取得手段により取得した電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段(制御部22,32のRAM)と、前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額(入金金額)を設定する使用予定額設定手段(制御部22,32)と、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かを判定する価値付与用判定手段(制御部22,32)と、該価値付与用判定手段により前記電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であると判定されたことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段(制御部22,32)と、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22,32)と、前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)の範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさ(使用金額)を前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段(制御部22)と、前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさ(玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさ)を返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)と、前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22,32)と、を備えることを特徴とする特定取引用システム(パターンEの処理を行う第2,第4実施形態に係る特定取引用システム1)である。
The invention according to claim 11 stores a plurality of providing organization identification information (electronic money ID) capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing organizations (electronic money company 8) providing electronic money services, A storage unit (flash memory of
また請求項12に係る発明は、請求項5〜11のいずれか1つに記載した特定取引用システム(パターンBの処理を行う第1,第3実施形態に係る特定取引用システム1,又はパターンC〜Eの処理を行う第2,第4実施形態に係る特定取引用システム1)であって、前記特定取引用価値付与手段(制御部22,32)により付与された特定取引用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)が前記特定取引用価値使用処理手段(制御部22)により前記特定の取引(玉貸)に使用された結果予め定められた大きさ以下となったことに基づき、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により以前に指定を受け付けた提供機関識別情報(電子マネーID)と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)に記憶されている電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)が前記使用予定額(入金金額)以上であることを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を再度ユーザー(遊技者)から受け付けることなく、前記特定取引用価値付与手段(制御部22)により、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与することを特徴とする特定取引用システムである。
The invention according to
また請求項13に係る発明は、請求項1〜12のいずれか1つに記載した特定取引用システム(第1〜第4実施形態に係る特定取引用システム1)であって、前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)に記憶されている前記複数の提供機関識別情報(電子マネーID)を取得する返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22,32)をさらに備え、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)は、該返還先提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちから前記指定を受け付けることを特徴とする特定取引用システムである。
The invention according to
また請求項14に係る発明は、請求項1〜13のいずれか1つに記載した特定取引用システム(第1〜第4実施形態に係る特定取引用システム1)であって、前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)に記憶されている提供機関識別情報(電子マネーID)の数が複数であるか1つであるかを判定する返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部22,32)をさらに備え、該返還先提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27,37)により前記指定をユーザー(遊技者)から受け付ける一方、該返還先提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22,32)により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を、前記特定取引用価値使用処理手段(制御部22)による減算後の特定取引用価値の大きさ(玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさ)のうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部(ICチップ5b,5b’のCPU)に対して要求することを特徴とする特定取引用システムである。
The invention according to
また請求項15に係る発明は、請求項1〜14のいずれか1つに記載した特定取引用システム(第1,第2実施形態に係る特定取引用システム1)であって、前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5)の記憶部(ICチップ5bのフラッシュメモリ)には、当該電子貨幣価値記録媒体を個々に特定可能な電子貨幣価値記録媒体特定情報(カードID)が記憶されており、前記特定取引用価値付与手段(制御部22,32)による特定取引用価値の付与に使用された電子貨幣価値が記憶されていた電子貨幣価値記録媒体の電子貨幣価値記録媒体特定情報を特定可能にするための電子貨幣価値記録媒体特定処理を行う電子貨幣価値記録媒体特定処理手段(制御部22,32)と、前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値記録媒体特定情報と前記電子貨幣価値記録媒体特定処理から特定される電子貨幣価値記録媒体特定情報とが一致するか否かを判定する電子貨幣価値記録媒体判定手段(制御部22,32)と、をさらに備え、前記電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22,32)は、該電子貨幣価値記録媒体判定手段により電子貨幣価値記録媒体特定情報が一致すると判定されたことを条件として、当該電子貨幣価値記録媒体特定情報から特定される電子貨幣価値記録媒体の処理部(ICチップ5bのCPU)に対して前記更新を要求することを特徴とする特定取引用システムである。
An invention according to
さらに請求項16に係る発明は、請求項1〜15のいずれか1つに記載した特定取引用システム(第1〜第4実施形態に係る特定取引用システム1)であって、前記電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)の記憶部(ICチップ5b,5b’のフラッシュメモリ)は、当該特定取引用システムが設けられる複数の店舗(遊技場6)の各々について当該各店舗で使用可能な特定取引用価値の大きさ(カード残額)を特定可能な特定取引用価値特定情報(入金ID)を記憶する記憶領域を有し、前記特定取引用価値付与手段(制御部22,32)は、当該特定取引用システムが設けられる店舗の前記記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して前記付与した特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行うことを特徴とする特定取引用システムである。
The invention according to claim 16 is the specific transaction system according to any one of
まず請求項1に係る特定取引用システムによれば、複数の電子貨幣サービス提供機関がある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する提供機関識別情報の指定を受け付けることにより、ユーザーが希望する電子貨幣サービス提供機関を選択することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
First, according to the system for specific transactions according to
また請求項2に係る特定取引用システムによれば、電子貨幣価値記録媒体の記憶部から取得した複数の提供機関識別情報のうちから特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定を受け付けることにより、ユーザーが契約している電子貨幣サービス提供機関を確実に選択することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
Moreover, according to the system for specific transactions which concerns on
また請求項3に係る特定取引用システムによれば、電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている提供機関識別情報が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、ユーザーに不要な手間をかけることがない。
Further, according to the system for specific transaction according to
また請求項4に係る特定取引用システムによれば、付与された特定取引用価値の大きさが使用された結果予め定められた大きさ以下となったとき、即ち特定取引用価値の大きさが少なくなったときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定を再度ユーザーから受け付けることなく、以前に指定を受け付けた提供機関識別情報に基づいて、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、ユーザーの利便性が向上する。
Moreover, according to the system for specific transactions which concerns on
また請求項5に係る特定取引用システムによれば、複数の電子貨幣サービス提供機関がある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する提供機関識別情報の指定を受け付けることにより、ユーザーが希望する電子貨幣サービス提供機関を選択することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
In addition, according to the system for specific transactions according to
また請求項6に係る特定取引用システムによれば、電子貨幣価値記録媒体の記憶部から取得した提供機関識別情報が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、ユーザーに不要な手間をかけることがない。
Moreover, according to the system for specific transactions which concerns on
また請求項7に係る特定取引用システムによれば、複数の電子貨幣サービス提供機関がある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する提供機関識別情報の指定を受け付けることにより、ユーザーが希望する電子貨幣サービス提供機関を選択することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
In addition, according to the system for specific transactions according to
また請求項8に係る特定取引用システムによれば、提供機関識別情報記憶手段に記憶されている提供機関識別情報が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、ユーザーに不要な手間をかけることがない。
Further, according to the system for specific transaction according to
また請求項9に係る特定取引用システムによれば、複数の電子貨幣サービス提供機関がある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する提供機関識別情報の指定を受け付けることにより、ユーザーが希望する電子貨幣サービス提供機関を選択することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
Moreover, according to the system for specific transactions according to
また請求項10に係る特定取引用システムによれば、使用予定額以上であると判定された電子貨幣価値の大きさに対応する提供機関識別情報が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、ユーザーに不要な手間をかけることがない。
Further, according to the system for specific transaction according to
また請求項11に係る特定取引用システムによれば、複数の電子貨幣サービス提供機関がある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する提供機関識別情報の指定を受け付けることにより、ユーザーが希望する電子貨幣サービス提供機関を選択することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
Further, according to the system for specific transaction according to
また請求項12に係る特定取引用システムによれば、付与された特定取引用価値の大きさが使用された結果予め定められた大きさ以下となったとき、即ち特定取引用価値の大きさが少なくなったときには、以前に指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であることを条件として、特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定を再度ユーザーから受け付けることなく、特定取引用価値が付与されるので、ユーザーの利便性が向上する。
Moreover, according to the system for specific transactions which concerns on
また請求項13に係る特定取引用システムによれば、電子貨幣価値記録媒体の記憶部から取得した複数の提供機関識別情報のうちから未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する提供機関識別情報の指定を受け付けることにより、ユーザーが契約している電子貨幣サービス提供機関を確実に選択することができるので、ユーザーの利便性が向上する。
According to the specific transaction system according to
また請求項14に係る特定取引用システムによれば、電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている提供機関識別情報が1つであるときには、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けることなく、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するための処理が行われるので、ユーザーに不要な手間をかけることがない。
According to the system for specific transaction according to
また請求項15に係る特定取引用システムによれば、特定取引用価値の付与に使用された電子貨幣価値が記憶されていた電子貨幣価値記録媒体に対してのみ、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値が返還されるので、ユーザー以外の第三者による未使用の特定取引用価値の盗難を防止できる。
Further, according to the system for specific transactions according to
さらに請求項16に係る特定取引用システムによれば、電子貨幣価値記録媒体の記憶領域に記憶されている、当該特定取引用システムが設けられている店舗の特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して、付与された特定取引用価値の大きさが加算更新されるので、付与された特定取引用価値の大きさが複数の店舗で共通に使用できない場合であっても、各店舗の特定取引用価値の大きさを特定可能なハウスカードをユーザーが複数携帯する必要が無く、ユーザーの利便性が向上する。 Furthermore, according to the specific transaction system according to claim 16, the specific transaction value identification information stored in the storage area of the electronic money value recording medium is specified from the specific transaction value identification information of the store where the specific transaction system is provided. This is the case where the value of the specified transaction value is added to the value of the specified transaction value and updated, so that the value of the specified transaction value cannot be used in common at multiple stores. However, it is not necessary for the user to carry a plurality of house cards that can specify the value of the specific transaction value of each store, and the convenience for the user is improved.
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明に係る特定取引用システム1は、電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)に記憶されている電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を使用して特定の取引(玉貸)に使用される特定取引用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)を付与すると共に、該特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値記録媒体に記憶されている電子貨幣価値の大きさに返還(精算)するものであり、特に電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報(電子マネーID)と対応付けて電子貨幣価値の大きさが記憶されている前記電子貨幣価値記録媒体を使用するものである。そして特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザー(遊技者)から受付可能であると共に、玉貸に未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する提供機関識別情報の指定もユーザーから受付可能であることを特徴とするものである。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The
この特定取引用システム1には、図1に示すように、電子貨幣価値記録媒体である電子マネーカード5及び該電子貨幣価値記録媒体とは別体の特定取引用価値記録媒体である精算カード4が使用される第1実施形態及び第2実施形態と、図26に示すように、該電子マネーカード5及び精算カード4に代えて、電子貨幣価値記録媒体である会員カード5’が使用される第3実施形態及び第4実施形態とが含まれる。
As shown in FIG. 1, the
なお第1及び第3実施形態は、電子マネーカード5又は会員カード5’の処理部(ICチップ5b,5b’のCPU)において、特定取引用価値の付与に使用される電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であるか否かの判定を行うものであり、後述するパターンA,又はパターンBのいずれかの処理を行う2種類の特定取引用システム1が含まれる。また第2及び第4実施形態は、玉貸ユニット20又は入金精算装置30において、特定取引用価値の付与に使用される電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であるか否かの判定を行うものであり、後述するパターンC,パターンD,又はパターンEのいずれかの処理を行う3種類の特定取引用システム1が含まれる。
In the first and third embodiments, the value of the electronic money value used for giving a specific transaction value in the processing unit of the
なお、いずれの実施形態でも、特定取引用価値の付与に伴う電子貨幣価値の大きさの減算更新及び特定取引用価値の大きさの加算更新や、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値の返還に伴う電子貨幣価値の大きさの加算更新及び特定取引用価値の大きさの減算更新は、精算カード4又は会員カード5’の処理部(ICチップ4b,5b’のCPU)において行われる。
In any of the embodiments, the amount corresponding to the subtraction update of the value of the electronic monetary value accompanying the addition of the value for specific transaction, the addition update of the value of the value for specific transaction, or the size corresponding to the unused value for specific transaction. The addition update of the value of the electronic money value and the subtraction update of the value of the specific transaction value associated with the return of the electronic money value of the
以下においては、まずパターンAの処理を行う第1実施形態について説明し、その他のパターンの処理を行う実施形態については、前述した実施形態と異なる点についてのみ説明する。なお、以下においては、リーダ/ライタを「R/W」,ステップSを「S」と略記する。また、以下においては、店舗が遊技場6であり、ユーザーが遊技者であり、特定の取引が玉貸(即ちパチンコ機10での遊技に使用するパチンコ玉の貸出)であり、該特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさがユニット残額又はカード残額である例について説明する。さらに、以下においては、当該特定取引用価値の大きさが使用された場合に、該使用に供された特定取引用価値の大きさである使用金額と共に、間接税の一例であって当該使用金額に対応する消費税も減算更新される例について説明する。ここで消費税率は、この例では5%であり、カード会社7で設定されて、遊技場に設けられたシステムコントローラ50に対して配信され、さらに玉貸ユニット20及び入金精算装置30に対して配信されて記憶される。
In the following, the first embodiment that performs the processing of the pattern A will be described first, and the embodiment that performs the processing of the other patterns will be described only with respect to differences from the above-described embodiments. In the following, the reader / writer is abbreviated as “R / W”, and step S is abbreviated as “S”. Further, in the following, the store is a
[1.第1実施形態に係る特定取引用システム1]
まず、図1〜図9を参照して、第1実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。この特定取引用システム1は、図1に示すように、遊技場6に設けられる玉貸ユニット20及び入金精算装置30からなる。ここで玉貸ユニット20は、パチンコ機10に対応して設けられる。また遊技場6には、システムコントローラ50及び電子マネー端末60も設けられる。なお遊技場6は、図示しないが複数存在し、各遊技場6は、遊技場IDにより個々に識別可能とされている。
[1.
First, with reference to FIGS. 1-9, the structure of the
システムコントローラ50は、玉貸ユニット20及び入金精算装置30と通信可能であると共に、遊技場6における売上を管理する機関であるカード会社7に設けられた売上管理サーバ7aと通信可能なコンピュータである。このシステムコントローラ50は、玉貸ユニット20又は入金精算装置30から後述する受付金額又は入金金額が送信されてきたことに基づいて、特定取引用価値の大きさを特定可能な特定取引用価値特定情報として入金IDを生成するものである。ここで入金IDには、図1の表に示すように、システムコントローラ50が設けられる遊技場6を個々に識別可能な情報(即ち遊技場Aであれば「A」の記号,遊技場Bであれば「B」の記号)が含まれる。
The
またシステムコントローラ50では、図1の表に示すように、該生成された入金IDと対応付けて、特定取引用価値の大きさであるユニット残額やカード残額が残額として記憶・管理されると共に、該特定取引用価値の付与に使用された電子貨幣価値が記憶されていた電子貨幣価値記録媒体の電子貨幣価値記録媒体特定情報であるカードIDが入金元情報として記憶・管理される。なお特定取引用価値の付与に貨幣が使用された場合には、入金元情報として「現金」と記憶される。
Further, in the
またシステムコントローラ50は、該生成された入金IDを、受付金額又は入金金額の送信元である玉貸ユニット20又は入金精算装置30に対して送信するものである。さらにシステムコントローラ50は、遊技場6の営業終了後等の所定のタイミングにおいて、当該遊技場6における売上を売上管理サーバ7aに対して送信するものである。売上管理サーバ7aは、図示しないが、該送信されてきた売上を記憶・管理するものである。
Further, the
電子マネー端末60は、玉貸ユニット20及び入金精算装置30と通信可能であると共に、電子マネーカード5(又は会員カード5’)を用いて電子貨幣サービス(例えばEdy(登録商標)やSuica(登録商標)等)を提供する電子貨幣サービス提供機関である電子マネー会社8(以下「キャリア」とも称する。)に設けられた電子マネー管理サーバ8aと通信可能なコンピュータである。この電子マネー端末60は、複数の電子マネー会社8(ここではX社及びY社の2社)の各々に対応して設けられ、玉貸ユニット20及び入金精算装置30と、各電子マネー会社8に設けられた電子マネー管理サーバ8aとの間における通信を中継するものである。
The
電子マネー管理サーバ8aは、電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報である電子マネーIDと対応付けて、該電子貨幣価値の大きさである電子マネー残額を記憶・管理するものである。ここで電子マネーIDには、図1の表に示すように、複数の電子マネー会社8を個々に識別可能な提供機関識別情報(即ちX社であれば「X」の記号,Y社であれば「Yの記号」)が含まれるので、当該電子マネーID自体が提供機関識別情報でもある。
The electronic
この特定取引用システム1では、図1〜図3に示すように、紙幣2,硬貨3,精算カード4,及び電子マネーカード5が使用される。紙幣2は貨幣の一例であって、ここでは1000円紙幣,2000円紙幣,5000円紙幣,及び10000円紙幣の4種類が使用される。硬貨3も貨幣の一例であって、ここでは500円硬貨,及び100円硬貨の2種類が使用される。
In this
精算カード4は特定取引用価値記録媒体の一例であって、特定の取引(玉貸)に使用される特定取引用価値の大きさ(カード残額)を特定可能な特定取引用価値特定情報を記録するものであって、該特定取引用価値特定情報を記憶する記憶部であるフラッシュメモリと、該記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに基づいた処理を行う処理部であるCPUと、を有するものであり、ここでは該特定取引用価値特定情報として、前記入金ID及び前記カード残額が記憶されている。なお、既に入金ID及びカード残額が記憶されている状態で入金が行われると、該入金に応じて新たに生成された入金IDと該入金に供された金額に相当するカード残額が、先に記憶されている入金ID及びカード残額とは別に記憶されることになる。この場合には、複数記憶されているカード残額の合算額が遊技に使用可能な特定取引用価値の大きさであるカード残額となり、該合算額のうちの先に記憶されているカード残額から優先して遊技に使用される。
The
この精算カード4は、図2(a)に示すように、長方形状を呈するプラスチック製の薄板である基体4aにICチップ4bとアンテナコイル4cを備えており、後述する精算カードR/W25,35との間で非接触で情報の読み取り/書き込みが可能な、非接触式のICカードである。このICチップ4bは、後述する図2(b)に示すように、CPU,ROM,RAM,及びフラッシュメモリを備えている。即ち精算カード4は、メモリのみを搭載した、いわゆるメモリカードと称されるものではなく、メモリとCPUを搭載した、いわゆるスマートカードと称されるものである。
As shown in FIG. 2A, the
アンテナコイル4cは、基体4aの内周に沿うように設けられ、後述する精算カードR/W25,35から照射される電磁波により生ずる誘導起電力の供給及びデータ通信を行うインターフェイスである。この精算カード4においては、精算カードR/W25,35からアンテナコイル4cに電磁波が照射されることにより、アンテナコイル4cに誘導起電力が生じてICチップ4bが起動し、精算カードR/W25,35とアンテナコイル4cとの間でデータ通信が行われることにより非接触で、トリプルDES暗号アルゴリズムを利用した相互認証が行われると共に、フラッシュメモリからの記録情報の読み取り,及びフラッシュメモリに対する情報の書き込みが行われる。
The
この精算カード4は、後述する玉貸ユニット20において、入金ID及びカード残額が記憶されていない状態で精算カードストッカ25bに複数枚(最大で10枚)が収納されており、制御部22のRAMで入金IDとユニット残額とが記憶されている状態で終了操作を受け付け、精算カード排出操作を受け付けたときに、該精算カードストッカ25bから精算カードR/W25に対して搬送され、該精算カードR/W25により入金IDとユニット残額(=カード残額)とが記憶されて、精算カード挿入口25aから排出されて、ユーザーである遊技者に対して発行される。
A plurality of (up to 10)
電子マネーカード5は電子貨幣価値記録媒体の一例であって、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報(電子マネーID)を記憶すると共に、各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を記憶する記憶部であるフラッシュメモリと、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部であるCPUと、を有するものである。また該記憶部には、当該電子マネーカード5を個々に特定可能な電子貨幣価値記録媒体特定情報(カードID)が記憶されている。
The
この電子マネーカード5も、図2(a)に示すように、長方形状を呈するプラスチック製の薄板である基体5aにICチップ5bとアンテナコイル5cを備えており、後述する電子マネーカードR/W26,36との間で非接触で情報の読み取り/書き込みが可能な、非接触式のICカードである。このICチップ5bも、後述する図2(b)に示すように、CPU,ROM,RAM,及びフラッシュメモリを備えている。即ち電子マネーカード5も、メモリのみを搭載した、いわゆるメモリカードと称されるものではなく、メモリとCPUを搭載した、いわゆるスマートカードと称されるものである。
As shown in FIG. 2A, the
アンテナコイル5cは、基体5aの内周に沿うように設けられ、後述する電子マネーカードR/W26,36から照射される電磁波により生ずる誘導起電力の供給及びデータ通信を行うインターフェイスである。この電子マネーカード5においては、電子マネーカードR/W26,36からアンテナコイル5cに電磁波が照射されることにより、アンテナコイル5cに誘導起電力が生じてICチップ5bが起動し、電子マネーカードR/W26,36とアンテナコイル5cとの間でデータ通信が行われることにより非接触で、トリプルDES暗号アルゴリズムを利用した相互認証が行われると共に、フラッシュメモリからの記録情報の読み取り,及びフラッシュメモリに対する情報の書き込みが行われる。
The
この電子マネーカード5は、遊技者が、ある電子マネー会社8との間で電子貨幣サービスの使用契約を締結した場合に、該電子マネーカード5の一の記憶領域に、当該電子マネー会社8の電子マネーID及び電子マネー残額が記憶されて発行される。なお遊技者が、2社目以降の電子マネー会社8との間で電子貨幣サービスの使用契約を締結した場合には、既に発行されている電子マネーカード5の他の記憶領域に、当該電子マネー会社8の電子マネーID及び電子マネー残額が追加して記憶される。
This
ここで図2(b)に示すICチップ4b,5bの内部構造について説明する。前記処理部であるCPUは、ROMに記憶されている処理プログラムをRAMを作業領域として実行すると共に、図2(c)に示すようにフラッシュメモリに記憶されているファームウェアやアプリケーションソフトをRAMを作業領域として実行することにより、フラッシュメモリに記憶されている情報の読み取りや書き込みを認めて良いか等の、フラッシュメモリに対するアクセス制御を行うものである。このCPUによりフラッシュメモリに対するアクセス制御が行われるので、フラッシュメモリに記憶されている情報の不正な読取や改竄は困難であり、精算カード4や電子マネーカード5のセキュリティを高くできる。なおRAMはデータの読出及び記憶が可能な半導体メモリであり、電源を切るとデータが消える揮発性のデータ処理用メモリである。またROMは読出専用の半導体メモリであり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性のプログラム用メモリである。
Here, the internal structure of the
前記記憶部であるフラッシュメモリはデータの読出及び記憶が可能な半導体メモリであり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性のデータ記憶用メモリである。このフラッシュメモリは、図2(c)に示すような階層的なソフトウェアとして、OSに相当するファームウェアの上に、複数のアプリケーションソフトを記憶している。またフラッシュメモリは、図2(d)に示すような複数の記憶領域を有している。なお各々の記憶領域は独立しており、各記憶領域にアクセスするためのアクセス鍵は異なっている。 The flash memory serving as the storage unit is a semiconductor memory that can read and store data, and is a nonvolatile data storage memory that does not lose data even when the power is turned off. The flash memory stores a plurality of application software on firmware corresponding to the OS as hierarchical software as shown in FIG. The flash memory has a plurality of storage areas as shown in FIG. Each storage area is independent, and the access key for accessing each storage area is different.
ここで精算カード4は、該精算カード4が発行された遊技場6(例えば遊技場A)のみで使用可能な、いわゆるハウスカードであるため、当該遊技場について特定取引用価値特定情報(ここでは入金ID,カード残額)を記憶する記憶領域を有しており、ここでは記憶領域1に遊技場Aの入金IDとカード残額(前記入金元情報を含む)を記憶している。また図示しないが、該記憶領域にアクセスするために必要な前記アプリケーションソフトも記憶している。
Here, the
また電子マネーカード5は、複数の電子マネー会社8(例えばX社,Y社)の各々について電子マネーID及び電子マネー残額を記憶する記憶領域を有すると共に、複数の遊技場6(例えば遊技場A,遊技場B)の各々について各遊技場において付与されるポイントを特定可能なポイント特定情報(ここでは該ポイント自体)を記憶する記憶領域を有しており、ここでは記憶領域1に遊技場Aのポイントを記憶し、記憶領域2に遊技場Bのポイントを記憶し、記憶領域3にX社の電子マネーIDと電子マネー残額を記憶し、記憶領域4にY社の電子マネーIDと電子マネー残額を記憶している。また図示しないが、前記カードIDや、各記憶領域にアクセスするために必要な前記アプリケーションソフトも記憶している。ここで各遊技場6のポイントは、当該遊技場6において、所定の賞品やサービス等と交換可能な得点であり、電子マネーカード5を受け付けている状態で後述する玉貸処理が行われると、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与される。
The
玉貸ユニット20に対応して設けられるパチンコ機10は遊技機の一例であって、遊技媒体であるパチンコ玉を遊技領域に打ち込むことにより遊技を行うものであり、ここでは対応する玉貸ユニット20との間でパチンコ玉の貸与に関する信号のやり取りが行われて玉貸処理が行われる、いわゆるCR式のパチンコ機である。このパチンコ機10は、遊技場6に配置された遊技島(図示外)において該パチンコ機10の機種等に従って設置されている。
The
このパチンコ機10は、図3(a)に示すように、その前面に遊技領域,上皿,下皿,及び発射ハンドル等を備えると共に、残度数表示器14,及び玉貸ボタン15を備え、図1に示すように、その内部に遊技制御基板11,払出制御基板12,及び玉払出装置13等を備えており、これらの各構成要素は図1に示すように接続されている。
As shown in FIG. 3 (a), the
遊技制御基板11は、パチンコ機10における遊技状態を制御するものである。払出制御基板12は、玉貸ユニット20の後述する玉貸通信部22aと通信可能に接続され、後述する玉貸処理が行われる場合に、パチンコ機10と玉貸ユニット20との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りが行われる。また払出制御基板12は、玉払出装置13と接続され、該玉払出装置13を制御するものである。さらに払出制御基板12は、残度数表示器14及び玉貸ボタン15とも接続されている。玉払出装置13は、玉貸処理が行われて遊技者に貸し出されたパチンコ玉や、遊技の結果として遊技者に付与されるパチンコ玉(いわゆる賞球)を払い出すものである。ここで残度数表示器14及び玉貸ボタン15は、パチンコ機10の前面に配置されているものであるが、前記払出制御基板12を介して玉貸ユニット20と通信可能に接続されているため、玉貸ユニット20に属するものである。
The
残度数表示器14は、玉貸ユニット20の制御部22のRAMに記憶されているユニット残額に相当する度数,又は玉貸ユニット20の精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記憶されているカード残額に相当する度数を、残度数として表示するための表示器である。ここで度数は、ユニット残額又はカード残額が所定の比率で変換されたものであり、この例では玉貸に使用される予め定められた一単位の特定取引用価値の大きさ(ユニット残額又はカード残額)である単位有価価値の大きさ(100円)と当該単位有価価値の大きさに対応する消費税(5円)との合算額である105円が1度数である。なお該1度数未満の金額を端数額と称する。玉貸ボタン15は、玉貸ユニット20の制御部22のRAMに記憶されているユニット残額,又は玉貸ユニット20の精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記憶されているカード残額を使用した玉貸操作を受け付けるボタンである。
The remaining
[1−1.パターンAの処理を行う第1実施形態に係る特定取引用システム1]
次に図1を参照して、パターンAの処理を行う第1実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。
[1-1.
Next, with reference to FIG. 1, the structure of the
パターンAの処理を行う第1実施形態に係る玉貸ユニット20は、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),使用予定額設定手段(制御部22),判定要求手段(制御部22),及び特定取引用価値付与手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22),価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22),及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンAの処理を行う第1実施形態に係る玉貸ユニット20は、特定取引用価値使用処理手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、ポイント加算更新処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引装置(玉貸装置)として機能するものである。
Further, the
さらにパターンAの処理を行う第1実施形態に係る玉貸ユニット20は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22),返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部22),及び電子貨幣価値記録媒体判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
Further, the
この玉貸ユニット20は、縦長の箱型の形状を呈するものであり、図3(a)に示すように、その前面に紙幣挿入口23a,硬貨挿入口24a,硬貨返却ボタン24b,ディスプレイ27,硬貨返却口24c,精算カード挿入口25a,及び電子マネーカード挿入口26a等を備え、図3(b)及び図3(c)に示すように、その内部に紙幣識別機23,制御部22,システムコントローラ用通信部21a,電子マネー端末用通信部21b,玉貸通信部22a,硬貨識別機24,精算カードR/W25,精算カードストッカ25b,及び電子マネーカードR/W26等を備えており、これらの各構成要素は図1に示すように接続されている。この玉貸ユニット20は、ユニットIDにより、各玉貸ユニット20を個々に識別可能とされている。
The
システムコントローラ用通信部21aは、前述の如く、システムコントローラ50と通信可能に接続されており、玉貸ユニット20とシステムコントローラ50との間における通信を司るものである。電子マネー端末用通信部21bは、前述の如く、電子マネー端末60と通信可能に接続されており、玉貸ユニット20と電子マネー端末60との間における通信を司るものである。なおシステムコントローラ用通信部21a及び電子マネー端末通信部21bから送信される情報には前記ユニットIDが含まれるので、システムコントローラ50及び電子マネー端末60では、該情報と共に受信したユニットIDに基づいて、該情報の送信元である玉貸ユニット20を特定可能である。玉貸通信部22aは、前述の如く、パチンコ機10の払出制御基板12と通信可能に接続されている。これら各通信部は、制御部22に設けられている。
As described above, the system
制御部22は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、玉貸ユニット20に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。この制御部22のRAMは特定取引用価値記録媒体の一例であって、特定の取引(玉貸)に使用される特定取引用価値の大きさ(ユニット残額)を特定可能な特定取引用価値特定情報を記録(記憶)するものであり、ここでは該特定取引用価値特定情報として、システムコントローラ50から送信されてきた入金ID及び後述する貨幣受付手段(紙幣識別機23又は硬貨識別機24)により受け付けた貨幣の金額に相当する特定取引用価値の大きさであるユニット残額が記憶される。なお制御部22の他の機能については後述する。
The
紙幣識別機23は貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここではユニット残額又はカード残額が1度数に相当する105円未満である状態で、図3(b)に示すように、紙幣挿入口23aから前記4種類の紙幣2を受け付けて、該受け付けた紙幣2の真贋及び金種を識別する識別機である。なお紙幣識別機23により受け付けられた紙幣2は、玉貸ユニット20の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた紙幣搬送機構(図示外)により搬送されて、金庫(図示外)に回収される。
The bill validator 23 is an example of money accepting means, and accepts money. As shown in FIG. 3B, the unit balance or card balance is less than 105 yen corresponding to one frequency. And a discriminator for accepting the four types of
硬貨識別機24も貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここではユニット残額又はカード残額が1度数に相当する105円未満である状態で、図3(b)に示すように、硬貨挿入口24aから前記2種類の硬貨3を受け付けて、該硬貨挿入口24aから落下してきた硬貨3の真贋及び金種を識別する識別機である。なお硬貨識別機24により受け付けられた硬貨3も、玉貸ユニット20の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた硬貨搬送機構(図示外)により搬送されて、金庫(図示外)に回収される。硬貨返却ボタン24bは、硬貨識別機24等において詰まった硬貨3の返却操作を受け付けるためのボタンであり、遊技者により硬貨返却ボタン24bが押下されると、該詰まった硬貨3が硬貨返却口24cに戻る。
The
精算カードR/W25は、精算カードストッカ25bから搬送されてきた精算カード4に対して、制御部22のRAMで記憶されている入金ID並びに前記入金元情報を書き込み、かつ制御部22のRAMで記憶されているユニット残額をカード残額として書き込んで、精算カード挿入口25aから排出するものである。また精算カードR/W25は、精算カード挿入口25aから精算カード4を受け付けて、該受け付けた精算カード4に記憶されている入金ID,カード残額,及び入金元情報を読み取ると共に、該受け付けている精算カード4に対して入金ID,カード残額,及び入金元情報を書き込むものである。精算カードストッカ25bは、精算カードR/W25の背後に設けられ、入金ID及びカード残額が記憶されていない精算カード4を複数枚(最大で10枚)収納可能なものである。
The payment card R /
電子マネーカードR/W26は、電子マネーカード挿入口26aから電子マネーカード5を受け付けて、該受け付けた電子マネーカード5に記憶されている電子マネーID及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている電子マネーカード5に対して更新後の電子マネー残額を書き込むものである。
The electronic money card R /
タッチパネル式のディスプレイ27は、該ディスプレイにより各種の情報を表示すると共に、該タッチパネルにより各種の入力を受け付けるものである。このタッチパネル式のディスプレイ27は価値付与用提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーIDのうち玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものであり、ここでは後述する価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22)により電子マネーカード5のフラッシュメモリから取得した複数の電子マネーIDのうちから該指定を受け付ける。具体的には、後述する図5のD121に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得した電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。
The
またタッチパネル式のディスプレイ27は返還先提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記複数の電子マネーIDのうち後述する特定取引用価値使用処理手段(制御部22)による減算後のユニット残額又はカード残額(即ち玉貸に未使用のユニット残額又はカード残額)を返還する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものであり、ここでは後述する返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22)により電子マネーカード5のフラッシュメモリから取得した複数の電子マネーIDのうちから該指定を受け付ける。具体的には、後述する図6のD134に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得した電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。なおディスプレイ27の表示内容については後述する。
The touch
ここで制御部22は価値付与用提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDを取得するものである。なお制御部22は、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネー残額を、ディスプレイ27への表示用として取得する。また制御部22は、精算カードR/W25により受け付けた精算カード4のフラッシュメモリに記憶されている入金IDを、システムコントローラ50に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ27への表示用として取得する。
Here, the
また制御部22は価値付与用提供機関識別情報数判定手段の一例であって、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーIDの数が複数であるか1つであるかを判定するものであり、具体的には、前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した電子マネーIDが複数であるか1つであるかを判定する。この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により前記指定を遊技者から受け付ける。一方、この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により前記指定を遊技者から受け付けることなく、当該1つの電子マネーIDが指定されたものとして取り扱われて、後述する判定要求手段による処理が行われる。
The
また制御部22は使用予定額設定手段の一例であって、玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定するものであり、具体的には、タッチパネル式のディスプレイ27において後述する図5のD122に示すようにして選択された入金金額を、使用予定額として設定する。
The
また制御部22は判定要求手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か(即ち図5のD121で指定されたキャリアの電子マネー残額≧図5のD122で選択された入金金額)の判定を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求するものである。なお価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときには、当該1つの電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求する。ここで判定OKならば、電子マネーカード5のCPUの制御により、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額から、前記選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値が減算更新される。
The
また制御部22は特定取引用価値付与手段の一例であって、電子マネーカード5のCPUから電子マネー残額が使用予定額以上である旨の判定結果(判定OK)を受信したことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。具体的には、判定OKを受信すると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶し、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カード4に書き込むことにより、特定取引用価値であるユニット残額又はカード残額を付与する。
Further, the
また制御部22は電子貨幣価値記録媒体特定処理手段の一例であって、前記特定取引用価値付与手段による特定取引用価値の付与に使用された電子マネー残額が記憶されていた電子マネーカード5のカードIDを特定可能にするための電子貨幣価値記録媒体特定処理を行うものであり、具体的には、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信する際に、電子マネーカードR/W26により受け付けている電子マネーカード5のカードIDを前記入金元情報として送信すると共に、システムコントローラ50から受信した前記入金ID及び付与された特定取引用価値と対応付けて、電子マネーカードR/W26により受け付けている電子マネーカード5の電子マネーIDを前記入金元情報として制御部22のRAM又は精算カード4に記憶する処理を行う。
Further, the
また制御部22は特定取引用価値使用処理手段の一例であって、前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を特定の取引に使用させるための処理を行うものであり、ここでは該処理として玉貸処理を行う。具体的には、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けた場合に、前記付与された特定取引用価値の大きさ(ユニット残額,カード残額)と予め設定された玉貸設定金額(例えば消費税込みの5度数に相当する525円)とを比較して、残額≧玉貸設定金額であれば該玉貸設定金額に相当するパチンコ玉の払出を払出制御基板12に対して指示する処理を行い、残額(例えば300円)<玉貸設定金額であれば前記端数額を除く残額(即ち210円)に相当するパチンコ玉の払出を払出制御基板12に対して指示する処理を行う。なお残額<消費税込みの1度数に相当する105円(即ち端数額)であれば、払出制御基板12に対してパチンコ玉の払出を指示する処理は行わない。
The
また特定取引用価値使用処理手段として機能する制御部22は、玉貸に使用された特定取引用価値の大きさを前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行うものであり、ここでは前記玉貸処理に供される使用金額と当該使用金額に対応する消費税とを減算するための減算処理を行う。具体的には、玉貸処理が行われた場合に、残額≧玉貸設定金額であれば、該玉貸設定金額を使用金額+消費税として、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額,又は精算カード4に記憶されているカード残額から減算する処理を行い、残額(例えば300円)<玉貸設定金額であれば、前記端数額を除く残額(即ち210円)を使用金額+消費税として、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額,又は精算カード4に記憶されているカード残額から減算する処理を行う(即ち減算後のユニット残額又はカード残額が端数額になる)。そして、これらの処理の終了後に、入金ID及び使用金額+消費税のシステムコントローラ50に対する送信をシステムコントローラ用通信部21aに対して指示する処理を行う。
Moreover, the
ここで前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値使用処理手段により玉貸に使用された結果(即ち該特定取引用価値使用処理手段による減算処理の後に)予め定められた大きさ(例えば1000円)以下となったことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により前記指定を再度遊技者から受け付けることなく、前記判定要求手段として機能する制御部22により、前記提供機関識別情報により以前に指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求する。ここで前記判定OKを受信すると、前記特定取引用価値付与手段により自動入金処理が行われ、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値が付与される。
Here, the result that the magnitude of the specific transaction value given by the specific transaction value assigning means is used for ball lending by the specific transaction value use processing means (that is, the subtraction process by the specific transaction value use processing means) The designation is again received from the player by the providing agency identification information designation accepting means for giving value (touch panel type display 27) on condition that the size is equal to or less than a predetermined size (for example, 1000 yen). The electronic money balance stored in the flash memory of the
具体的には、後述する図5のD122に示すように、「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作が受け付けられ、ユニット残額又はカード残額が玉貸処理及び減算処理の後に予め定められた特定取引用価値の大きさである1000円以下となったことを条件として、キャリアの指定を再度遊技者から受け付けることなく、同D126に示すように、同D121で以前に指定を受け付けたキャリアの電子マネー残額のうちの、予め定められた電子貨幣価値の大きさである同D122で選択された入金金額に相当する特定取引用価値の大きさが、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額,又は精算カード4に記憶されているカード残額に加算更新(即ち自動入金)される。この予め定められた特定取引用価値の大きさは、システムコントローラ50で設定され、玉貸ユニット20に配信されて記憶される。なお予め定められた特定取引用価値の大きさは、1000円には限られず、任意に設定変更可能であり、例えば0円に設定すれば、残額が0円となったことを条件として自動入金処理が行われる。
Specifically, as shown in D122 of FIG. 5 to be described later, the ball lending operation is performed by depressing the
また制御部22はポイント加算更新処理手段の一例であって、当該玉貸ユニット20が設けられる遊技場6において付与されたポイントを示す情報に基づいて、該情報に示されるポイントを当該玉貸ユニット20が設けられる遊技場6の前記記憶領域(図2(d)を参照)に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して加算更新するための処理を行うものである。具体的には、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けている状態で玉貸処理が行われると、例えば使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、電子マネーカード5のCPUの制御により、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場6のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。
Further, the
また制御部22は返還先提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDを取得するものである。
The
また制御部22は返還先提供機関識別情報数判定手段の一例であって、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーIDの数が複数であるか1つであるかを判定するものであり、具体的には、前記返還先提供機関識別情報取得手段により取得した電子マネーIDが複数であるか1つであるかを判定する。この返還先提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が複数であると判定されたことを条件として、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により前記指定を遊技者から受け付ける。一方、この返還先提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたことを条件として、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により前記指定を遊技者から受け付けることなく、当該1つの電子マネーIDが指定されたものとして取り扱われて、後述する電子貨幣価値加算更新要求手段による処理が行われる。
Further, the
また制御部22は電子貨幣価値加算更新要求手段の一例であって、前記特定取引用価値使用処理手段による減算後のユニット残額又はカード残額(即ち制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は精算カード4に記憶されているカード残額)が零でないときに、遊技者からの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額(即ち返還先として指定されたキャリアの電子マネー残額)を、前記減算後のユニット残額又はカード残額(即ち玉貸に未使用のユニット残額又はカード残額)のうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求するものである。なお前記返還先提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときには、当該1つの電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、前記減算後のユニット残額又はカード残額(即ち玉貸に未使用のユニット残額又はカード残額)のうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求する。
The
具体的には、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は精算カード4に記憶されているカード残額(即ち玉貸に未使用のユニット残額又はカード残額)が零でない状態で、後述する図6の同D135に示すようにして、該玉貸に未使用のユニット残額又はカード残額のうち電子マネーへの返還金額の指定を受け付けると、該指定された電子マネー返還金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、同D134で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対する該変換された電子貨幣価値の大きさの加算更新を電子マネーカード5のCPUに対して要求する。この要求に基づいて、電子マネーカード5のCPUの制御により、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対して、前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新される。
Specifically, the unit balance stored in the RAM of the
さらに制御部22は電子貨幣価値記録媒体判定手段の一例であって、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されているカードIDと前記電子貨幣価値記録媒体特定処理から特定されるカードIDとが一致するか否かを判定するものである。具体的には、電子マネーカードR/W26により受け付けている電子マネーカード5に記憶されているカードIDが、制御部22のRAM又は精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に入金元情報として記憶されているカードIDと一致するか否かを判定することにより、該電子マネーカード5が電子マネー残額による入金時に使用された電子マネーカード5と一致するか否かの判定を行う。
Further, the
そして前記電子貨幣価値加算更新要求手段として機能する制御部22は、該電子貨幣価値記録媒体判定手段によりカードIDが一致すると判定されたことを条件として、当該カードIDから特定される電子マネーカード5のCPUに対して前記更新を要求する。具体的には、制御部22のRAM又は精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に入金元情報として記憶されているカードIDに対応する入金IDがあるか否かを判定し、該入金IDがある(即ちカードIDが一致する)と判定された場合に、当該入金IDに対応する残額を集計し、該集計した残額に相当する電子貨幣価値を、前記一致するカードIDの電子マネーカード5に記憶されている電子マネー残額に対して返還する。
And the
ここで図4〜図6を参照して、ディスプレイ27の表示内容について説明する。なお図4及び図5は、前記入金装置及び前記玉貸装置として機能する場合の表示内容であり、図6は、前記精算装置として機能する場合の表示内容である。
Here, the display content of the
まず初期状態として、D100で、貨幣(紙幣2,硬貨3),精算カード4,又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。このD100の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機23により10000円紙幣を受け付けると)、D101で、該受け付けた貨幣の金額である受付金額(ここでは10000円)がユニット残額として表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このD101の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上である場合には、D102で、該ユニット残額(ここでは9475円)が表示されると共に、ユニット残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満である場合には、D103で、該ユニット残額(ここでは25円)が表示されると共に、ユニット残額から該525円を減算した旨,残額不足である旨,及び貨幣又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。
First, as an initial state, at D100, a message prompting the user to insert money (
このD103の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、受付金額が制御部22のRAMに記憶されているユニット残額に加算更新されて、D101に戻る。またD103の状態で、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、後述するD121又はD122に進む。なおD101〜D103の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するD131に進む。
When money is accepted by the money accepting means in the state of D103, the accepted amount is added and updated to the unit remaining amount stored in the RAM of the
また前記D100の状態で、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた精算カード4に記憶されている入金ID及びカード残額が取得されて、D111で、該取得されたカード残額(ここでは1075円)が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このD111の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上である場合には、D112で、該カード残額(ここでは550円)が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満である場合には、D113で、該カード残額(ここでは25円)が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,残額不足である旨,及び貨幣又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。
In addition, when the
このD113の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、受付金額が精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記憶されているカード残額に加算更新されて、D111に戻る。またD113の状態で、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、後述するD121又はD122に進む。なおD111〜D113の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するD131に進む。
When money is accepted by the money accepting means in the state of D113, the accepted amount is added and updated to the card remaining amount stored in the
またD100,D103,又はD113の状態で、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた電子マネーカード5に記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額が取得されて、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかの判定が行われる。ここで取得キャリアが1つであると判定されると、D121で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、D122に進む。一方、取得キャリアが複数であると判定されると、D121で、前記ユニット残額又はカード残額,及び該取得された電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD121の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
When the
このD121の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、D122で、前記ユニット残額又はカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択するための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。 In this state of D121, if any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for deposit (ie, electronic money ID of the carrier), D122 , The unit balance or card balance, and the electronic money balance of the designated carrier (here, X company's electronic money balance) are displayed, prompting the selection of the amount to be deposited, and the deposit amount for the selection A selection button (here, “1000 yen” button, “3000 yen” button, “5000 yen” button, and “10000 yen” button) is displayed, An automatic deposit selection button for selection (here, “Yes” button and “No” button) is displayed.
このD122の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、後述する図11に示すS158〜S165の処理が行われて、D123で、加算更新後のユニット残額又はカード残額,及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、D121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された入金金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。 In this state of D122, when one of the deposit amount selection buttons (here, “3000 yen” button) is pressed to select the deposit amount and any one of the automatic deposit selection buttons is pressed, FIG. The processing of S158 to S165 shown in FIG. 5 is performed, and in D123, the unit remaining amount or card remaining amount after the addition update and the electronic money remaining amount after the subtraction update are displayed, and the electronic money balance of the carrier designated in D121 is displayed. A message indicating that the deposit amount selected in D122 has been deposited (in this case, 3000 yen has been deposited from the remaining amount of electronic money of company X) and that the ball is available for lending are displayed.
このD123の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、電子マネーカード5を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場6(ここでは遊技場A)のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、D124に示すように、ユニット残額又はカード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた特定取引用価値の大きさである1000円以下になる状態(即ち残額が1000円を超えて1525円以下の状態)となる。このD124の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記D122で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金OFFの場合にはD125に進み、前記D122で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの場合にはD126に進む。
In the state of D123, when the
自動入金OFFの場合には、D125で、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のユニット残額又はカード残額(ここでは925円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。このD125の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額+消費税が減算更新された後のユニット残額又はカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満(即ち端数額)となった場合には、D121に戻る。
In the case of automatic deposit OFF, in D125, the remaining unit amount or the remaining card amount (925 yen here) after the usage amount + consumption tax (525 yen here) is subtracted and updated by the subtraction process, and the electronic money balance Is displayed, the fact that the 525 yen has been subtracted from the remaining amount of the unit or the remaining amount of the card, the fact that 5 points have been added and updated in the game hall A, and the ball lending status are displayed. In the state of D125, when the
自動入金ONの場合には、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)がユニット残額又はカード残額から減算更新され、D121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるD122で選択された入金金額(ここでは3000円)に相当する特定取引用価値の大きさが、制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は精算カードR/W25により受け付けている精算カード4に記憶されているカード残額に加算更新される一方(即ち1450円−525円+3000円=3925円)、D121で指定されたキャリアの電子マネー残額からD122で選択された入金金額が減算更新され、D126で、加算更新後のユニット残額又はカード残額,及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,D121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された入金金額を自動入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を自動入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
In the case of automatic depositing ON, the used amount + consumption tax (here, 525 yen) is deducted and updated from the unit balance or card balance by the subtraction process, and the predetermined amount of the electronic money balance of the carrier specified in D121 is determined in advance. The amount of the specified transaction value corresponding to the deposit amount (3000 yen in this case) selected in D122, which is the size of the electronic money value, is stored in the RAM of the
D101〜D103,D111〜D113,又はD121〜D126の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、D131で、精算カード排出操作又は電子マネー返還操作の選択を促す旨が表示されると共に、該選択をするためのボタンとして「精算カードを排出」ボタン及び「電子マネーに返還」ボタンが表示される。 In the state of D101 to D103, D111 to D113, or D121 to D126, when the “end” button displayed on the screen is pressed to accept the end operation, in D131, the settlement card discharge operation or the electronic money return operation is selected. A prompt message is displayed, and a “discharge card” button and a “return to electronic money” button are displayed as buttons for making the selection.
このD131の状態で、「精算カードを排出」ボタンが操作されて精算カード排出操作を受け付けると、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額が消去され、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、該入金ID及び該ユニット残額(前記入金元情報を含む)をカード残額として書き込んだ新規の精算カード4が排出され、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4が排出されて、D132で、該排出される精算カード4に記憶されているカード残額が表示されると共に、精算カード4の取り出しを促す旨が表示される。
In this state of D131, when the “cash card payment” button is operated to accept the payment card discharge operation, the deposit ID and the unit balance stored in the RAM of the
前記D131の状態で、「電子マネーに返還」ボタンが操作されて電子マネー返還操作を受け付けると、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けている場合には、該電子マネーカード5が電子マネー残額による入金時に使用された電子マネーカード5と一致するか否かの判定が行われる。なお電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けていない場合には、図示しないが、電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示され、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた電子マネーカード5に記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額が取得されて、該電子マネーカード5が電子マネー残額による入金時に使用された電子マネーカード5と一致するか否かの判定が行われる。
When the
電子マネーカード5が電子マネー残額による入金時に使用された電子マネーカード5と一致するか否かは、前述の如く、該電子マネーカード5に記憶されているカードIDが、制御部22のRAM又は精算カード4に入金元情報として記憶されているカードIDと一致するか否かにより判定される。
As described above, whether or not the
ここで一致しないと判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には該精算カード4が排出されると共に、電子マネーカードR/W26により受け付けている電子マネーカード5が排出され、D133で、入金時に使用された電子マネーカード5と違う電子マネーカード5なので精算できない旨,及び(精算カード4と)電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。
If it is determined that they do not coincide with each other, when the
一方、一致すると判定されると、前記取得キャリアが複数であるか1つであるかの判定が行われ、該取得キャリアが1つであると判定されると、D134で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、D135に進み、該取得キャリアが複数であると判定されると、D134に進む。 On the other hand, if it is determined that there is a match, it is determined whether there are a plurality of acquisition carriers or a single acquisition carrier. If it is determined that there is only one acquisition carrier, the electronic money ID is designated in D134. If not, the process proceeds to D135. If it is determined that there are a plurality of acquired carriers, the process proceeds to D134.
D134では、前記ユニット残額又はカード残額(ここでは25円),及び前記取得された電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額を返還するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD134の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
In D134, the unit balance or card balance (25 yen here) and the acquired electronic money balance (here, X company electronic money balance and Y company electronic money balance) are displayed, and the unit balance or card balance Is displayed to prompt the designation of the carrier (electronic money company 8) to return the money, and the “X electronic money balance” button and the “Y electronic money balance” button, which are carrier designation buttons for the designation. . That is, the
このD134の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてユニット残額又はカード残額を返還するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、D135で、前記ユニット残額又はカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返還金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。 In the state of D134, one of the carrier designation buttons (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier for returning the unit balance or the card balance (that is, the electronic money ID of the carrier). D135 displays the unit balance or card balance, and the electronic money balance of the designated carrier (here, X company electronic money balance), and prompts the user to designate the return amount to electronic money, and A numeric keypad for making the designation is displayed.
このD135の状態で、電子マネーへの返還金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返還金額に相当するユニット残額又はカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、後述する図12に示すS187〜S194の処理が行われることにより、D134で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されると共に、前記指定された電子マネー返還金額を減算更新した後のユニット残額又はカード残額が零であるか否かの判定が行われる。 In the state of D135, when the return amount to the electronic money is specified and the “determine” button is pressed, the unit remaining amount or the remaining card amount corresponding to the specified electronic money return amount becomes the value of the electronic money value The converted electronic money value is converted with respect to the electronic money balance of the carrier specified in D134 (or the one) by performing the processing of S187 to S194 shown in FIG. In addition to the addition and update, it is determined whether or not the remaining unit amount or the remaining card amount after subtracting and updating the designated electronic money return amount is zero.
ここで前記ユニット残額又はカード残額が零でないと判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額が消去されて、該入金ID及び該ユニット残額をカード残額(前記入金元情報を含む)として記憶した新規の精算カード4が排出され、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4が排出されると共に、電子マネーカードR/W26により受け付けている電子マネーカード5が排出され、D136で、減算更新後のカード残額,及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記D134で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に前記D135で指定された電子マネー返還金額を返還した旨(ここではX社電子マネー残額に10円を返還した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4及び電子マネーカード5が取り出されると、D100に戻る。
If it is determined that the unit balance or the card balance is not zero, if the
一方、前記ユニット残額又はカード残額が零であると判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額が消去され、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4に記憶されている入金ID及びカード残額が消去されて、該精算カード4が精算カードストッカ25bに回収されると共に、電子マネーカードR/W26により受け付けている電子マネーカード5が排出され、D136で、減算更新後のカード残額(即ち0円),及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記D134で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に前記D135で指定された電子マネー返還金額(即ち前記ユニット残額又はカード残額の全額)を返還した旨,及び電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。なお精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、精算カード4を回収した旨も表示される。そして電子マネーカード5が取り出されると、D100に戻る。
On the other hand, if it is determined that the unit balance or the card balance is zero, if the
なお図示しないが、ディスプレイ27では、遊技データ,テレビ画像,インターネット画像等の閲覧も可能である。
Although not shown, the
パターンAの処理を行う第1実施形態に係る入金精算装置30は、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),使用予定額設定手段(制御部32),判定要求手段(制御部32),及び特定取引用価値付与手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部32),価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部32),及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンAの処理を行う第1実施形態に係る入金精算装置30は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部32),返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部32),及び電子貨幣価値記録媒体判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
The
この入金精算装置30は、縦長の箱型の形状を呈するものであり、図7に示すように、その前面に精算カード挿入口35a,電子マネーカード挿入口36a,ディスプレイ37,紙幣挿入口33a,紙幣払出口33d,硬貨挿入口34a,及び硬貨払出口34d等を備え、図7及び図1に示すように、その内部にシステムコントローラ用通信部31a,電子マネー端末用通信部31b,制御部32,紙幣識別機33,紙幣収納部33b,紙幣払出部33c,硬貨識別機34,硬貨収納部34b,硬貨払出部34c,精算カードR/W35,精算カード回収部35b,及び電子マネーカードR/W36等を備えており、これらの各構成要素は図1に示すように接続されている。この入金精算装置30は、装置IDにより、各入金精算装置30を個々に識別可能とされている。
The
システムコントローラ用通信部31aは、前述の如く、システムコントローラ50と通信可能に接続されており、入金精算装置30とシステムコントローラ50との間における通信を司るものである。電子マネー端末用通信部31bは、前述の如く、電子マネー端末60と通信可能に接続されており、入金精算装置30と電子マネー端末60との間における通信を司るものである。なおシステムコントローラ用通信部31a及び電子マネー端末通信部31bから送信される情報には前記装置IDが含まれるので、システムコントローラ50及び電子マネー端末60では、該情報と共に受信した装置IDに基づいて、該情報の送信元である入金精算装置30を特定可能である。これら各通信部は、制御部32に設けられている。
As described above, the system
制御部32は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、入金精算装置30に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。なお制御部32の機能については後述する。
The
紙幣識別機33は貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは紙幣挿入口33aから前記4種類の紙幣2を受け付けて、該受け付けた紙幣2の真贋及び金種を識別する識別機である。なお紙幣識別機33により受け付けられた紙幣2は、該紙幣識別機33の背後に設けられている紙幣収納部33bに金種毎に収納される。そして後述する貨幣の返却が行われるときに、紙幣収納部33bに収納されている紙幣2が、該紙幣収納部33bの前方に設けられている紙幣払出部33cに搬送されて、該紙幣払出部33cの前方に設けられている紙幣払出口33dから払い出されて返却される。
The bill validator 33 is an example of money accepting means, and accepts money. Here, the four kinds of
硬貨識別機34も貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは硬貨挿入口34aから前記2種類の硬貨3を受け付けて、該受け付けた硬貨3の真贋及び金種を識別する識別機である。なお硬貨識別機34により受け付けられた硬貨3も、該硬貨識別機34の背後に設けられている硬貨収納部34bに金種毎に収納される。そして後述する貨幣の返却が行われるときに、硬貨収納部34bに収納されている硬貨3が、該硬貨収納部34bの前方に設けられている硬貨払出部34cに搬送されて、該硬貨払出部34cの前方に設けられている硬貨払出口34dから払い出されて返却される。従って、この入金精算装置30では、50円硬貨,10円硬貨,5円硬貨,及び1円硬貨といった小金種の貨幣の払い出しは行われない。
The
精算カードR/W35は、精算カード挿入口35aから精算カード4を受け付けて、該受け付けた精算カード4に記憶されている入金ID,カード残額,及び入金元情報を読み取ると共に、該受け付けている精算カード4に対して入金ID,カード残額,及び入金元情報を書き込むものである。精算カード回収部35bは、精算カードR/W35の背後に設けられ、更新後のカード残額が零となった精算カード4を回収して収納するものである。
The payment card R /
電子マネーカードR/W36は、電子マネーカード挿入口36aから電子マネーカード5を受け付けて、該受け付けた電子マネーカード5に記憶されている電子マネーID及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている電子マネーカード5に対して更新後の電子マネー残額を書き込むものである。
The electronic money card R /
タッチパネル式のディスプレイ37は、該ディスプレイにより各種の情報を表示すると共に、該タッチパネルにより各種の入力を受け付けるものである。このタッチパネル式のディスプレイ37は価値付与用提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーIDのうち玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものであり、ここでは後述する価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部32)により電子マネーカード5のフラッシュメモリから取得した複数の電子マネーIDのうちから該指定を受け付ける。具体的には、後述する図8のD161に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得した電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。
The touch
またタッチパネル式のディスプレイ37は返還先提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記複数の電子マネーIDのうち前記特定取引用価値使用処理手段(制御部22)による減算後のカード残額(即ち玉貸に未使用のカード残額)を返還する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものであり、ここでは後述する返還先提供機関識別情報取得手段(制御部32)により電子マネーカード5のフラッシュメモリから取得した複数の電子マネーIDのうちから該指定を受け付ける。具体的には、後述する図9のD182に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得した電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。なおディスプレイ37の表示内容については後述する。
Further, the touch
ここで制御部32は価値付与用提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDを取得するものである。なお制御部32は、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネー残額を、ディスプレイ37への表示用として取得する。また制御部32は、精算カードR/W35により受け付けた精算カード4のフラッシュメモリに記憶されている入金IDを、システムコントローラ50に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ37への表示用として取得する。
Here, the
また制御部32は価値付与用提供機関識別情報数判定手段の一例であって、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーIDの数が複数であるか1つであるかを判定するものであり、具体的には、前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した電子マネーIDが複数であるか1つであるかを判定する。この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により前記指定を遊技者から受け付ける。一方、この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により前記指定を遊技者から受け付けることなく、当該1つの電子マネーIDが指定されたものとして取り扱われて、後述する判定要求手段による処理が行われる。
Further, the
また制御部32は使用予定額設定手段の一例であって、玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定するものであり、具体的には、タッチパネル式のディスプレイ37において後述する図8のD162に示すようにして選択された入金金額を、使用予定額として設定する。
Further, the
また制御部32は判定要求手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か(即ち図8のD161で指定されたキャリアの電子マネー残額≧図8のD162で選択された入金金額)の判定を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求するものである。なお価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときには、当該1つの電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求する。ここで判定OKならば、電子マネーカード5のCPUの制御により、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額から、前記選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値が減算更新される。
The
また制御部32は特定取引用価値付与手段の一例であって、電子マネーカード5のCPUから電子マネー残額が使用予定額以上である旨の判定結果(判定OK)を受信したことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。具体的には、判定OKを受信すると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に書き込むことにより、特定取引用価値であるカード残額を付与する。
Further, the
また制御部32は電子貨幣価値記録媒体特定処理手段の一例であって、前記特定取引用価値付与手段による特定取引用価値の付与に使用された電子マネー残額が記憶されていた電子マネーカード5のカードIDを特定可能にするための電子貨幣価値記録媒体特定処理を行うものであり、具体的には、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信する際に、電子マネーカードR/W36により受け付けている電子マネーカード5のカードIDを前記入金元情報として送信すると共に、システムコントローラ50から受信した前記入金ID及び付与された特定取引用価値と対応付けて、電子マネーカードR/W36により受け付けている電子マネーカード5の電子マネーIDを前記入金元情報として精算カード4に記憶する処理を行う。
Further, the
また制御部32は返還先提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDを取得するものである。
The
また制御部32は返還先提供機関識別情報数判定手段の一例であって、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーIDの数が複数であるか1つであるかを判定するものであり、具体的には、前記返還先提供機関識別情報取得手段により取得した電子マネーIDが複数であるか1つであるかを判定する。この返還先提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が複数であると判定されたことを条件として、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により前記指定を遊技者から受け付ける。一方、この返還先提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたことを条件として、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により前記指定を遊技者から受け付けることなく、当該1つの電子マネーIDが指定されたものとして取り扱われて、後述する電子貨幣価値加算更新要求手段による処理が行われる。
Further, the
また制御部32は電子貨幣価値加算更新要求手段の一例であって、前記特定取引用価値使用処理手段による減算後のカード残額(即ち精算カード4に記憶されているカード残額)が零でないときに、遊技者からの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額(即ち返還先として指定されたキャリアの電子マネー残額)を、前記減算後のカード残額(即ち玉貸に未使用のカード残額)のうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求するものである。なお前記返還先提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときには、当該1つの電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、前記減算後のカード残額(即ち玉貸に未使用のカード残額)のうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求する。
The
具体的には、精算カード4に記憶されているカード残額(即ち玉貸に未使用のカード残額)が零でない状態で、後述する図9の同D183に示すようにして、該玉貸に未使用のカード残額のうち電子マネーへの返還金額の指定を受け付けると、該指定された電子マネー返還金額を電子貨幣価値の大きさに変換して、同D182で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対する該変換された電子貨幣価値の大きさの加算更新を電子マネーカード5のCPUに対して要求する。この要求に基づいて、電子マネーカード5のCPUの制御により、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対して、前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新される。
Specifically, in the state where the card remaining amount stored in the settlement card 4 (that is, the card remaining unused for the ball lending) is not zero, as shown in FIG. When the designation of the amount to be returned to the electronic money is accepted from the remaining amount of the card used, the designated amount of money to be returned is converted into the value of the electronic monetary value and designated by the same D182 (or the one) The CPU of the
さらに制御部32は電子貨幣価値記録媒体判定手段の一例であって、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されているカードIDと前記電子貨幣価値記録媒体特定処理から特定されるカードIDとが一致するか否かを判定するものである。具体的には、電子マネーカードR/W36により受け付けている電子マネーカード5に記憶されているカードIDが、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に入金元情報として記憶されているカードIDと一致するか否かを判定することにより、該電子マネーカード5が電子マネー残額による入金時に使用された電子マネーカード5と一致するか否かの判定を行う。
Further, the
そして前記電子貨幣価値加算更新要求手段として機能する制御部32は、該電子貨幣価値記録媒体判定手段によりカードIDが一致すると判定されたことを条件として、当該カードIDから特定される電子マネーカード5のCPUに対して前記更新を要求する。具体的には、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に入金元カード情報として記憶されているカードIDに対応する入金IDがあるか否かを判定し、該入金IDがある(即ちカードIDが一致する)と判定された場合に、当該入金IDに対応する残額を集計し、該集計した残額に相当する電子貨幣価値を、前記一致するカードIDの電子マネーカード5に記憶されている電子マネー残額に対して返還する。
And the
ここで図8及び図9を参照して、ディスプレイ37の表示内容について説明する。なお図8は、前記入金装置として機能する場合の表示内容であり、図9は、前記精算装置として機能する場合の表示内容である。
Here, the display content of the
まず初期状態として、D150で、精算カード4の挿入を促す旨が表示される。このD150の状態で、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた精算カード4に記憶されている入金ID及びカード残額が取得されて、D151で、該取得されたカード残額(ここでは3925円)が表示されると共に、入金モード又は精算モードの選択を促す旨,並びに該選択をするためのモード選択ボタンである「入金」ボタン,及び「精算」ボタンが表示される。
First, as an initial state, in D150, a message prompting the user to insert the
このD151の状態で、「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり、D152で、前記取得されたカード残額(ここでは3925円)が表示されると共に、貨幣(紙幣2,硬貨3)又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。
When the “deposit” button is pressed in the state of D151, the deposit mode is entered, and the acquired card balance (3925 yen in this case) is displayed in D152, and money (
このD152の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機33により1000円紙幣を3枚受け付けると)、受付金額が精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に記憶されているカード残額に加算更新されて該精算カード4が排出され、D153で、加算更新後のカード残額が表示されると共に、前記受付金額(ここでは3000円)を入金した旨,及び精算カード4の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4が取り出されると、D150に戻る。
In the state of D152, when money is accepted by the money accepting means (here, three 1000 yen bills are accepted by the bill discriminator 33), the accepted amount is stored in the
またD152の状態で、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた電子マネーカード5に記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額が取得されて、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかの判定が行われる。ここで取得キャリアが1つであると判定されると、D161で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、D162に進む。一方、取得キャリアが複数であると判定されると、D161で、前記カード残額,及び該取得された電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD161の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
Further, when the
このD161の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、D162で、前記カード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。 In this state of D161, when any carrier designation button (here, "Company X electronic money balance" button) is pressed to designate a carrier to be used for depositing (that is, the electronic money ID of the carrier), D162 , The card remaining amount and the electronic money balance of the designated carrier (here, X company electronic money balance) are displayed, and a prompt to select the amount to be deposited, and a deposit amount selection button ( Here, a “1000 yen” button, a “3000 yen” button, a “5000 yen” button, and a “10000 yen” button are displayed.
このD162の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、後述する図13に示すS238〜S246の処理が行われて、精算カード4及び電子マネーカード5が排出され、D163で、加算更新後のカード残額,及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、D161で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD162で選択された入金金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4と電子マネーカード5が取り出されると、D150に戻る。
In the state of D162, when one of the deposit amount selection buttons (here, “3000 yen” button) is pressed and the deposit amount is selected, the processing of S238 to S246 shown in FIG. The
また前記D151の状態で、「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり、D171で、前記カード残額が表示されると共に、「貨幣を返却」ボタンの操作又は電子マネーカード5の挿入を促す旨が表示される。このD171の状態で、「貨幣を返却」ボタンが押下されると、D172で、前記カード残額が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置30では、前述の如く、100円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣での返却金額として100円未満を含む金額は指定できない。
In addition, when the “payment” button is pressed in the state of D151, the payment mode is entered, and in D171, the remaining amount of the card is displayed, and the operation of the “return money” button or the insertion of the
このD172の状態で、貨幣での返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、後述する図14に示すS273〜S275の処理が行われて、前記カード残額が零であるか否かの判定が行われる。 In the state of D172, when the return amount in money is specified and the “determine” button is pressed, the processing of S273 to S275 shown in FIG. 14 described later is performed, and whether or not the remaining card amount is zero. Is determined.
ここで前記カード残額が零でないと判定されると、前記指定された貨幣返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4が排出され、D173で、減算更新後のカード残額が表示されると共に、前記指定された貨幣返却金額(ここでは3000円)の貨幣を返却した旨,及び精算カード4の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4が取り出されると、D150に戻る。
If it is determined that the remaining amount of the card is not zero, the money corresponding to the designated money return amount is paid out and returned, and the
一方、前記カード残額が零であると判定されると、前記指定された貨幣返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4は排出されずに精算カード回収部35bに回収され、D173で、減算更新後のカード残額(即ち0円)が表示されると共に、前記指定された貨幣返却金額(即ちカード残額の全額)の貨幣を返却した旨,及び精算カード4を回収した旨が表示される。そして所定時間の経過後に、D150に戻る。
On the other hand, when it is determined that the remaining amount of the card is zero, the money corresponding to the designated money return amount is paid out and returned, and the
また前記D171の状態で、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた電子マネーカード5に記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額が取得されて、該電子マネーカード5が電子マネー残額による入金時に使用された電子マネーカード5と一致するか否かの判定が行われる。
When the
電子マネーカード5が電子マネー残額による入金時に使用された電子マネーカード5と一致するか否かは、前述の如く、該電子マネーカード5に記憶されているカードIDが、精算カード4に入金元情報として記憶されているカードIDと一致するか否かにより判定される。
Whether or not the
ここで一致しないと判定されると、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4と電子マネーカードR/W36により受け付けている電子マネーカード5が排出され、D181で、入金時に使用された電子マネーカード5と違う電子マネーカード5なので精算できない旨,及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。
If it is determined that they do not coincide with each other, the
一方、一致すると判定されると、前記取得キャリアが複数であるか1つであるかの判定が行われ、該取得キャリアが1つであると判定されると、D182で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、D183に進み、該取得キャリアが複数であると判定されると、D182に進む。 On the other hand, if it is determined that there is a match, it is determined whether there are a plurality of acquisition carriers or a single acquisition carrier. If it is determined that there is only one acquisition carrier, the electronic money ID is designated in D182. If not, the process proceeds to D183. If it is determined that there are a plurality of acquired carriers, the process proceeds to D182.
D182では、前記カード残額(ここでは3925円),及び前記取得された電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、カード残額を返還するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD182の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
In D182, the card remaining amount (here 3925 yen) and the acquired electronic money remaining amount (here, X company electronic money remaining amount and Y company electronic money remaining amount) are displayed, and a carrier (electronic An indication of prompting the designation of the money company 8), and a “company X electronic money balance” button and a “company Y electronic money balance” button, which are carrier designation buttons for making the designation, are displayed. That is, the
このD182の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されてカード残額を返還するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、D183で、前記カード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返還金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。 In the state of D182, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier for returning the card balance (that is, the electronic money ID of the carrier), D183 The card balance and the electronic money balance of the designated carrier (here, X company electronic money balance) are displayed, and the user is prompted to designate the amount of money to be returned to the electronic money, and for the designation. The numeric keypad is displayed.
このD183の状態で、電子マネーへの返還金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返還金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、後述する図14に示すS287〜S294の処理が行われることにより、D182で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されると共に、前記指定された電子マネー返還金額を減算更新した後のカード残額が零であるか否かの判定が行われる。 In the state of D183, when the return amount to the electronic money is specified and the “decision” button is pressed, the remaining amount of the card corresponding to the specified return amount of electronic money is converted into the amount of electronic money value, By performing the processing of S287 to S294 shown in FIG. 14 to be described later, the size of the converted electronic money value is added and updated with respect to the electronic money balance of the carrier designated in D182 (or the one). At the same time, it is determined whether or not the remaining card amount after subtracting and updating the designated electronic money return amount is zero.
ここで前記カード残額が零でないと判定されると、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4が排出されると共に、電子マネーカードR/W36により受け付けている電子マネーカード5が排出され、D184で、減算更新後のカード残額,及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記D182で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に前記D183で指定された電子マネー返還金額を返還した旨(ここではX社電子マネー残額に3000円を返還した旨),及び精算カード4と電子マネーカード5の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード4及び電子マネーカード5が取り出されると、D150に戻る。
If it is determined that the remaining amount of the card is not zero, the
一方、前記カード残額が零であると判定されると、精算カードR/W35により受け付けている精算カード4は排出されずに精算カード回収部35bに回収され、D184で、減算更新後のカード残額(即ち0円),及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記D182で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に前記D183で指定された電子マネー返還金額(即ち前記又はカード残額の全額)を返還した旨,電子マネーカード5の取り出しを促す旨,及び精算カード4を回収した旨が表示される。そして電子マネーカード5が取り出されると、D150に戻る。
On the other hand, if it is determined that the remaining card amount is zero, the
次に、図10〜図14を参照して、パターンAの処理を行う第1実施形態に係る特定取引用システム1の作用について説明する。
Next, with reference to FIGS. 10-14, the effect | action of the
まず図10〜図12は、パターンAの処理を行う第1実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートである。なお図10及び図11は、前記入金装置及び前記玉貸装置として機能する場合の処理であり、図12は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
First, FIG. 10 to FIG. 12 are flowcharts showing an example of processing in the
この玉貸ユニット20は、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S101)、該受け付けた貨幣の金額である受付金額と前記入金元情報(ここでは現金である旨)をシステムコントローラ50に対して送信する(S102)。該受付金額と入金元情報を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶すると共に、前記受信した入金元情報を記憶し、該生成した入金IDを前記受付金額と入金元情報の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S103)。以下においては、S102〜S103と同等の処理を「受付金額加算処理」と称する。該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、該受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶すると共に、前記入金元情報(ここでは現金である旨)を記憶し(S104)、該ユニット残額をディスプレイ27に表示して(S105)、玉貸可能状態となる(S106)。
When the
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると(S107)、ユニット残額を使用した玉貸処理を行うと共に、該玉貸処理に使用された使用金額と当該使用金額に対応する消費税を、入金IDと対応付けて制御部22のRAMに記憶されているユニット残額から減算更新する減算処理を行い(S108)、該入金IDと前記使用金額+消費税をシステムコントローラ50に対して送信する(S109)。該入金IDと使用金額+消費税を受信したシステムコントローラ50は、該受信した使用金額+消費税を、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から減算更新し、減算完了通知を前記入金IDと使用金額+消費税の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S110)。以下においては、S109〜S110と同等の処理を「使用金額減算処理」と称する。該減算完了通知を受信した玉貸ユニット20は、減算更新後のユニット残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上であるか否かを判定する(S111)。
When the
このS111でユニット残額が105円以上であると判定された場合には、前記S105に戻る。一方、S111でユニット残額が105円未満であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネーカード5の受付,又は終了操作を待機する(S112)。このS112で貨幣受付手段により貨幣を受け付けた場合には、前記S102に戻る。またS112で電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けた場合には、後述するS151に進む。またS112で終了操作があった場合には、後述するS171に進む。
If it is determined in S111 that the unit balance is 105 yen or more, the process returns to S105. On the other hand, if it is determined in S111 that the unit balance is less than 105 yen, the system waits for the receipt of money, the acceptance of the
また玉貸ユニット20は、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けると(S121)、該精算カード4の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該精算カード4に記憶されている入金ID及びカード残額を取得し、該取得したカード残額をディスプレイ27に表示して(S122)、玉貸可能状態となる(S123)。
The
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると(S127)、カード残額を使用した玉貸処理を行うと共に、該玉貸処理に使用された使用金額と当該使用金額に対応する消費税を、入金IDと対応付けて精算カード4に記憶されているカード残額から減算更新する減算処理を行い(S125)、S126〜S127で前記使用金額減算処理を行って、減算更新後のカード残額が1度数に相当する105円以上であるか否かを判定する(S128)。
When the
このS128でカード残額が105円以上であると判定された場合には、前記S122に戻る。一方、S128でカード残額が105円未満であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネーカード5の受付,又は終了操作を待機する(S129)。このS129で貨幣受付手段により貨幣を受け付けた場合には、S130〜S131で前記受付金額加算処理を行って、該S131で受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をカード残額として精算カード4に書き込むと共に、前記入金元情報(ここでは現金である旨)を書き込み(S132)、前記S122に戻る。またS129で電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けた場合には、後述するS151に進む。またS129で終了操作があった場合には、後述するS171に進む。
If it is determined in S128 that the remaining card amount is 105 yen or more, the process returns to S122. On the other hand, if it is determined in S128 that the remaining amount of the card is less than 105 yen, it waits for the receipt of money, the acceptance of the
また玉貸ユニット20は、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると(S151)、該電子マネーカード5の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID,及びここでは表示用の複数の電子マネー残額の取得を電子マネーカード5に対して要求し(S152)、該要求に応じて電子マネーカード5から送信されてくる複数の電子マネーID,及びここでは表示用の複数の電子マネー残額を取得し(S153)、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S154)。
Further, when receiving the
このS154で取得キャリアが複数であると判定された場合には、前記図5のD121に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S155)、S157に進む。一方、S154で取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図5のD121で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S156)、S157に進む。このように、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If it is determined in S154 that there are a plurality of acquired carriers, designation of a carrier to be used for deposit is accepted as shown in D121 of FIG. 5 (S155), and the process proceeds to S157. On the other hand, if it is determined in S154 that there is one acquired carrier, it is assumed that the one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D121 of FIG. 5 (S156). The process proceeds to S157. As described above, when there is one electronic money ID (that is, an acquired carrier) stored in the flash memory of the
S157で、電子マネー残額をディスプレイ27に表示すると共に、前記図5のD122に示すように入金金額の選択を受け付けると、前記指定されたキャリアの電子マネー残額≧該選択された入金金額の判定を電子マネーカード5のCPUに対して要求する(S158)。該判定要求を受信した電子マネーカード5のCPUは、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を行い(S159)、判定OKならば、指定されたキャリアの電子マネー残額から選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新し(S160)、判定OK及び減算更新後の電子マネー残額を前記判定要求の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S161)。
In S157, the electronic money balance is displayed on the
該判定OK及び減算更新後の電子マネー残額を受信した玉貸ユニット20は、前記指定されたキャリアの電子マネーIDと前記選択された入金金額を該指定されたキャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S162)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと入金金額を当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信し、該電子マネー管理サーバ8aは、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額から該受信した入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新して、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信し、該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた更新完了通知を前記電子マネーIDと入金金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S163)。以下においては、S162〜S163と同等の処理を「入金金額減算処理」と称する。
The
該更新完了通知を受信した玉貸ユニット20は、前記選択された入金金額と前記入金元情報(ここでは前記受け付けた電子マネーカード5のカードID)をシステムコントローラ50に対して送信する(S164)。該入金金額と入金元情報を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した入金金額を残額として記憶すると共に、前記受信した入金元情報を記憶し、該生成した入金IDを前記入金金額と入金元情報の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S165)。以下においては、S164〜S165と同等の処理を「入金金額加算処理」と称する。
The
該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、前記S104〜S110の処理を行って、S167に進む。またS163で精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カード4に書き込むと共に、前記入金元情報(ここでは前記受け付けた電子マネーカード5のカードID)を書き込み(S166)、前記S122〜S127の処理を行って、S167に進む。
The
このように、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーIDのうちの任意の電子マネーID(キャリア)の指定を遊技者から受け付けると、判定要求手段(制御部22)により、該指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が入金金額以上であるか否かの判定が電子マネーカード5のCPUに対して要求され、当該電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値付与手段(制御部22)により、該入金金額に相当する大きさの特定取引用価値が付与されるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また前記指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値付与手段により特定取引用価値の大きさが付与されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, any electronic money ID (carrier) of the plurality of electronic money IDs stored in the flash memory of the
なお精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合における前記S108の処理,及び精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合における前記S125の処理では、電子マネーカード5を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場6のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。
In the process of S108 when the
このように、電子マネーカード5において、玉貸ユニット20が設けられる遊技場6の記憶領域に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して、当該玉貸ユニット20が設けられる遊技場6において付与されたポイントが加算更新されるので、各遊技場6のポイントを特定可能なハウスカードを遊技者が携帯しなくても、単体の電子マネーカード5で各遊技場6のポイントサービスを受けられることにより、遊技者の利便性が向上する。
Thus, in the
S167では、ユニット残額又はカード残額が予め定められた特定取引用価値の大きさである1000円以下であるか否かを判定する。このS165で残額が1000円を超えると判定された場合には、前記S105又は前記S122に戻る。一方、S165で残額が1000円以下であると判定された場合には、自動入金ONであるか自動入金OFFであるかを判定する(S166)。 In S167, it is determined whether the unit remaining amount or the card remaining amount is 1000 yen or less which is a predetermined value for specific transaction. If it is determined in S165 that the remaining amount exceeds 1000 yen, the process returns to S105 or S122. On the other hand, if it is determined in S165 that the remaining amount is 1000 yen or less, it is determined whether the automatic deposit is ON or the automatic deposit is OFF (S166).
このS166で自動入金OFFである、即ち前記図5のD122で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていないと判定された場合には、前記S111又はS128に戻る。一方、S166で自動入金ONである、即ち前記図5のD122で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されていると判定された場合には、遊技者から入金操作を受け付けることなく、前記S158に進み、自動入金処理を行う。このように、付与されたユニット残額又はカード残額が使用された結果予め定められた大きさ以下となったとき、即ちユニット残額又はカード残額が少なくなったときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を再度遊技者から受け付けることなく、以前に指定を受け付けた電子マネーIDに基づいて、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者の利便性が向上する。 If it is determined in S166 that automatic depositing is OFF, that is, it is determined in D122 of FIG. On the other hand, if it is determined in S166 that automatic depositing is ON, that is, if it is determined in D122 of FIG. 5 that the “Yes” button is pressed and automatic depositing is selected, a depositing operation is not accepted from the player. Proceeding to S158, an automatic deposit process is performed. As described above, when the assigned unit balance or card balance is less than a predetermined size as a result of use, that is, when the unit balance or card balance is reduced, the value for specific transaction is given. Since the processing for giving the value for specific transaction is performed based on the electronic money ID that has been previously specified without receiving the specification of the electronic money ID to be used for the player again, the convenience of the player Will improve.
また玉貸ユニット20は、終了操作を受け付けると、精算カード排出操作,又は電子マネー返還操作を待機する(S171)。
In addition, when accepting the end operation, the
このS171で精算カード排出操作を受け付けると、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額を消去する(S172)。ここで精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、該入金ID及び該ユニット残額をカード残額(前記入金元情報を含む)として新規の精算カード4に書き込み、該精算カード4を排出して、該排出される精算カード4に記憶されているカード残額をディスプレイ27に表示する(S173)。また精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4を排出して、該排出される精算カード4に記憶されているカード残額をディスプレイ27に表示する(S174)。
When the payment card discharge operation is accepted in S171, the deposit ID and the unit balance stored in the RAM of the
またS171で電子マネー返還操作を受け付けると(S181)、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けていない場合には、前記S151〜S153の処理を行った後、S182に進む。また電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けている場合には、該電子マネーカード5が電子マネー残額による入金時に使用された電子マネーカード5と一致するか否かを判定する(S182)。このS182で一致しないと判定された場合には、受け付けている(精算カード4と)電子マネーカード5を排出する(S183)。一方、S182で一致すると判定された場合には、S184以下に進み、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値の返還が行われる。このように、特定取引用価値の付与に使用された電子貨幣価値が記憶されていた電子マネーカード5に対してのみ、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値が返還される(即ち入金時に使用された電子マネーカード5とは別の電子マネーカード5を受け付けても、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値は返還されない)ので、遊技者以外の第三者による未使用の特定取引用価値の盗難を防止できる。
When the electronic money return operation is accepted in S171 (S181), if the
S184では、前記取得キャリアが複数である場合には、前記図6のD134に示すように未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するキャリアの指定を受け付け、前記取得キャリアが1つである場合には、前記図6のD134で未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして、S185に進む。このように、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
In S184, if there are a plurality of the acquired carriers, as shown in D134 of FIG. 6, the designation of a carrier that returns an electronic monetary value having a size corresponding to an unused specific transaction value is accepted, and the acquisition is performed. When there is one carrier, the one carrier is designated without accepting designation of a carrier for returning an electronic monetary value having a size corresponding to an unused specific transaction value in D134 of FIG. As a result, the process proceeds to S185. As described above, when there is one electronic money ID (that is, an acquired carrier) stored in the flash memory of the
S185で前記図6のD135に示すように電子マネー返還金額の指定を受け付けると、該指定された電子マネー返還金額を電子貨幣価値の大きさに変換し(S186)、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対する該変換された電子貨幣価値の大きさの加算更新を電子マネーカード5のCPUに対して要求する(S187)。該加算更新要求を受信した電子マネーカード5のCPUは、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し(S188)、更新後の電子マネー残額を前記加算更新要求の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S189)。
When the designation of the electronic money return amount is accepted as shown in D135 of FIG. 6 in S185, the designated electronic money return amount is converted into an electronic money value (S186), and the electronic of the designated carrier is converted. The CPU of the
該更新後の電子マネー残額を受信した玉貸ユニット20は、前記指定されたキャリアの電子マネーIDと前記指定された電子マネー返還金額を該指定されたキャリアの電子マネー端末60に対して送信する(S190)。該電子マネー端末60は、玉貸ユニット20から送信されてきた電子マネーIDと電子マネー返還金額を当該キャリアの電子マネー管理サーバ8aに対して送信し、該電子マネー管理サーバ8aは、該受信した電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額に対して該受信した電子マネー返還金額に相当する電子マネー残額を加算更新して、更新完了通知を電子マネー端末60に対して送信し、該電子マネー端末60は、電子マネー管理サーバ8aから送信されてきた更新完了通知を前記電子マネーIDと電子マネー返還金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S191)。以下においては、S190〜S191と同等の処理を「返還金額加算処理」と称する。
The
該更新完了通知を受信した玉貸ユニット20は、制御部22のRAM又は精算カード4から取得した入金IDと前記指定された電子マネー返還金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S192)。該入金IDと電子マネー返還金額を受信したシステムコントローラ50は、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から該受信した電子マネー返還金額を減算更新し、減算完了通知を前記入金IDと電子マネー返還金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S193)。以下においては、S192〜S193と同等の処理を「返還金額減算処理」と称する。
The
該減算完了通知を受信した玉貸ユニット20は、前記電子マネー返還金額を前記制御部22のRAMに記憶されているユニット残額又は前記受け付けている精算カード4に記憶されているカード残額から減算更新し(S194)、該減算更新後のユニット残額又はカード残額が零であるか否かを判定する(S195)。
Receiving the subtraction completion notice, the
このS195でユニット残額又はカード残額が零でないと判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額を消去し、該入金ID及び該ユニット残額をカード残額(前記入金元情報を含む)として新規の精算カード4に書き込み、該精算カード4を排出し、受け付けている電子マネーカード5を排出して、減算更新後のカード残額,及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S196)。一方、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、精算カード4のフラッシュメモリに記憶されているカード残額から電子マネー返還金額を減算更新し、該受け付けている精算カード4を排出し、受け付けている電子マネーカード5を排出して、減算更新後のカード残額,及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S197)。
If it is determined in S195 that the unit balance or the card balance is not zero, if the
またS195でユニット残額又はカード残額が零であると判定されると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、制御部22のRAMに記憶されている入金ID及びユニット残額を消去し、受け付けている電子マネーカード5を排出して、減算更新後のカード残額(即ち0円),及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S198)。一方、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード4を精算カードストッカ25bに回収し、受け付けている電子マネーカード5を排出して、減算更新後のカード残額(即ち0円),及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S199)。
If it is determined in S195 that the unit balance or the card balance is zero, if the
このように、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により、電子マネーカード5に記憶されている複数の電子マネーIDのうちの任意の電子マネーID(キャリア)の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)により、該指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のユニット残額又はカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨が電子マネーカード5のCPUに対して要求されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返還先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないユニット残額やカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また前記指定を受け付けた特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する大きさの特定取引用価値が電子貨幣価値に変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
In this way, the return destination providing organization identification information designation receiving means (touch panel type display 27) designates an arbitrary electronic money ID (carrier) among a plurality of electronic money IDs stored in the
次に図13及び図14は、第1実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートである。なお図13は、前記入金装置として機能する場合の処理であり、図14は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
Next, FIG.13 and FIG.14 is a flowchart showing an example of the process in the deposit
この入金精算装置30は、精算カードR/W35により精算カード4を受け付けると(S201)、該精算カード4の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該精算カード4に記憶されている入金ID及びカード残額を取得し、該取得したカード残額をディスプレイ37に表示して(S202)、入金モード,又は精算モードの選択を待機する(S203)。
Upon receipt of the
このS203で入金モードの選択を受け付けると(S211)、貨幣の受付又は電子マネーカード5の受付を待機する(S212)。 When the selection of the deposit mode is accepted in this S203 (S211), it waits for the receipt of money or the acceptance of the electronic money card 5 (S212).
このS212で貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S221)、S222〜S223で前記受付金額加算処理を行って、該S223で受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額をカード残額として精算カード4に書き込むと共に、前記入金元情報(ここでは現金である旨)を書き込み(S224)、該精算カード4を排出して、更新後のカード残額をディスプレイ37に表示する(S225)。
When money is accepted by the money accepting means in S212 (S221), the accepted amount addition processing is performed in S222 to S223, and the received amount is associated with the deposit ID received in S223, and the
またS212で電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると、該電子マネーカード5の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID,及びここでは表示用の複数の電子マネー残額の取得を電子マネーカード5に対して要求し(S232)、該要求に応じて電子マネーカード5から送信されてくる複数の電子マネーID,及びここでは表示用の複数の電子マネー残額を取得し(S233)、取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S234)。
In S212, when the
このS234で取得キャリアが複数であると判定された場合には、前記図8のD161に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S235)、S237に進む。一方、S234で取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図8のD161で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S236)、S237に進む。このように、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If it is determined in S234 that there are a plurality of acquired carriers, designation of a carrier to be used for deposit is accepted as shown in D161 of FIG. 8 (S235), and the process proceeds to S237. On the other hand, if it is determined in S234 that there is one acquired carrier, it is assumed that the one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D161 of FIG. 8 (S236). The process proceeds to S237. As described above, when there is one electronic money ID (that is, an acquired carrier) stored in the flash memory of the
S237で、電子マネー残額をディスプレイ37に表示すると共に、前記図8のD162に示すように入金金額の選択を受け付けると、前記指定されたキャリアの電子マネー残額≧該選択された入金金額の判定を電子マネーカード5のCPUに対して要求する(S238)。該判定要求を受信した電子マネーカード5のCPUは、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を行い(S239)、判定OKならば、指定されたキャリアの電子マネー残額から選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新し(S240)、判定OK及び減算更新後の電子マネー残額を前記判定要求の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S241)。
In S237, the electronic money balance is displayed on the
該判定OK及び減算更新後の電子マネー残額を受信した入金精算装置30は、S242〜S243で前記入金金額減算処理を行うと共に、S244〜S245で前記入金金額加算処理を行って、該S245で受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カード4に書き込むと共に、前記入金元情報(ここでは前記受け付けた電子マネーカード5のカードID)を書き込み(S246)、該精算カード4を排出し、受け付けている電子マネーカード5を排出して、加算更新後のカード残額,及び減算更新後の電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S247)。
Upon receipt of the determination OK and the electronic money balance after the subtraction update, the
このように、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーIDのうちの任意の電子マネーID(キャリア)の指定を遊技者から受け付けると、判定要求手段(制御部32)により、該指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が入金金額以上であるか否かの判定が電子マネーカード5のCPUに対して要求され、当該電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値付与手段(制御部32)により、該入金金額に相当する大きさの特定取引用価値が付与されるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また前記指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値付与手段により特定取引用価値の大きさが付与されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, any electronic money ID (carrier) of the plurality of electronic money IDs stored in the flash memory of the
またS203で精算モードの選択を受け付けると(S261)、貨幣返却操作又は電子マネーカード5の受付を待機する(S262)。 If the settlement mode selection is accepted in S203 (S261), the system waits for a money return operation or acceptance of the electronic money card 5 (S262).
このS262で貨幣返却操作を受け付け(S271)、前記図9のD172に示すように貨幣への返却金額の指定を受け付けると(S272)、前記取得した入金IDと該指定された貨幣返却金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S273)。該入金IDと貨幣返却金額を受信したシステムコントローラ50は、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から該受信した貨幣返却金額を減算更新し、減算完了通知を前記入金IDと貨幣返却金額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S274)。
In S262, a money return operation is accepted (S271), and when the designation of the return amount to money is accepted as shown in D172 of FIG. 9 (S272), the acquired deposit ID and the designated money return amount are systemized. The data is transmitted to the controller 50 (S273). The
該減算完了通知を受信した入金精算装置30は、前記貨幣返却金額を前記受け付けている精算カード4に記憶されているカード残額から減算更新し(S275)、該減算更新後のカード残額が零であるか否かを判定する(S276)。このS276でカード残額が零でないと判定された場合には、前記貨幣返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている精算カード4を排出して、減算更新後のカード残額をディスプレイ37に表示する(S277)。一方、S276でカード残額が零であると判定された場合には、前記貨幣返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている精算カード4を精算カード回収部35bに回収して、減算更新後のカード残額(即ち0円)をディスプレイ37に表示する(S278)。
Upon receipt of the subtraction completion notification, the
またS262で電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると(S281)、該電子マネーカード5の相互認証を行い、相互認証OKであれば、前記S232〜S233の処理を行った後、該電子マネーカード5が電子マネー残額による入金時に使用された電子マネーカード5と一致するか否かを判定する(S282)。このS282で一致しないと判定された場合には、受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出する(S283)。一方、S282で一致すると判定された場合には、S284以下に進み、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値の返還が行われる。このように、特定取引用価値の付与に使用された電子貨幣価値が記憶されていた電子マネーカード5に対してのみ、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値が返還される(即ち入金時に使用された電子マネーカード5とは別の電子マネーカード5を受け付けても、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値は返還されない)ので、遊技者以外の第三者による未使用の特定取引用価値の盗難を防止できる。
When the
S284では、前記取得キャリアが複数である場合には、前記図9のD182に示すように未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するキャリアの指定を受け付け、前記取得キャリアが1つである場合には、前記図9のD182で未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして、S285に進む。このように、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
In S284, when there are a plurality of acquired carriers, as shown in D182 of FIG. 9, the designation of a carrier that returns an electronic monetary value of a size corresponding to an unused specific transaction value is accepted, and the acquired When there is one carrier, the one carrier is designated without accepting the designation of the carrier for returning the electronic monetary value of the size corresponding to the unused specific transaction value in D182 of FIG. As a result, the process proceeds to S285. As described above, when there is one electronic money ID (that is, an acquired carrier) stored in the flash memory of the
S285で前記図9のD183に示すように電子マネー返還金額の指定を受け付けると、該指定された電子マネー返還金額を電子貨幣価値の大きさに変換し(S286)、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対する該変換された電子貨幣価値の大きさの加算更新を電子マネーカード5のCPUに対して要求する(S287)。該加算更新要求を受信した電子マネーカード5のCPUは、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し(S288)、更新後の電子マネー残額を前記加算更新要求の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S289)。
When the designation of the electronic money return amount is accepted as shown in D183 of FIG. 9 in S285, the designated electronic money return amount is converted into an electronic money value (S286), and the electronic of the designated carrier is converted. The CPU of the
該更新後の電子マネー残額を受信した入金精算装置30は、S290〜S291で前記返還金額加算処理を行うと共に、S292〜S293で前記返還金額減算処理を行って、前記電子マネー返還金額を前記受け付けている精算カード4に記憶されているカード残額から減算更新し(S294)、該減算更新後のカード残額が零であるか否かを判定する(S295)。
Upon receipt of the updated electronic money balance, the
このS295でカード残額が零でないと判定された場合には、受け付けている精算カード4と電子マネーカード5を排出して、減算更新後のカード残額,及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S296)。またS295でカード残額が零であると判定された場合には、受け付けている精算カード4を精算カード回収部35bに回収し、受け付けている電子マネーカード5を排出して、減算更新後のカード残額(即ち0円),及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S297)。
If it is determined in S295 that the remaining card amount is not zero, the accepted
このように、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により、電子マネーカード5に記憶されている複数の電子マネーIDのうちの任意の電子マネーID(キャリア)の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)により、該指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のユニット残額又はカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨が電子マネーカード5のCPUに対して要求されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返還先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないユニット残額やカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また前記指定を受け付けた特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する大きさの特定取引用価値が電子貨幣価値に変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
In this way, the return destination provider institution identification information designation receiving means (touch panel type display 37) designates an arbitrary electronic money ID (carrier) among a plurality of electronic money IDs stored in the
以上に説明したパターンAの処理を行う第1実施形態に係る特定取引用システム1によれば、複数のキャリアがある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーID及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を受け付けることにより、遊技者が希望するキャリアを選択することができるので、遊技者の利便性が向上する。
According to the system for
[1−2.パターンBの処理を行う第1実施形態に係る特定取引用システム1]
次に図1を参照して、パターンBの処理を行う第1実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。
[1-2.
Next, with reference to FIG. 1, the structure of the
パターンBの処理を行う第1実施形態に係る玉貸ユニット20は、使用予定額設定手段(制御部22),価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),特定取引用価値付与手段(制御部22),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22),及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。ここで使用予定額設定手段,及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段の機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略し、以下においては、価値付与用提供機関識別情報取得手段,価値付与用提供機関識別情報指定受付手段,特定取引用価値付与手段,電子貨幣価値減算更新要求手段,及び価値付与用提供機関識別情報数判定手段についてのみ説明する。
The
またパターンBの処理を行う第1実施形態に係る玉貸ユニット20は、特定取引用価値使用処理手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、ポイント加算更新処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引装置(玉貸装置)として機能するものである。ここで玉貸装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Further, the
さらにパターンBの処理を行う第1実施形態に係る玉貸ユニット20は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22),返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部22),及び電子貨幣価値記録媒体判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。ここで精算装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Further, the
ここで制御部22は価値付与用提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDのうち対応する電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額(入金金額)以上である電子マネーID(即ち対応する電子マネー残額≧後述する図15(a)のD121’で選択された入金金額である電子マネーID)を取得するものである。
Here, the
具体的には、まず制御部22は、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDの取得を電子マネーカード5のCPUに対して要求する。該取得要求を受信した電子マネーカード5のCPUは、フラッシュメモリに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が前記入金金額以上であるか否かを判定し、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDを前記取得要求の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する。そして玉貸ユニット20は、該送信されてくる電子マネーIDを取得する。
Specifically, the
なお制御部22は、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネー残額を、ディスプレイ27への表示用として取得する。また制御部22は、精算カードR/W25により受け付けた精算カード4のフラッシュメモリに記憶されている入金IDを、システムコントローラ50に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ27への表示用として取得する。
The
また制御部22は価値付与用提供機関識別情報数判定手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した電子マネーIDが複数であるか1つであるかを判定するものである。この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により前記指定を遊技者から受け付ける。一方、この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により前記指定を遊技者から受け付けることなく、当該1つの電子マネーIDが指定されたものとして取り扱われて、後述する特定取引用価値付与手段,及び電子貨幣価値減算更新要求手段による処理が行われる。
The
またタッチパネル式のディスプレイ27は価値付与用提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の電子マネーIDのうち特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものである。具体的には、後述する図15(a)のD122’に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得した電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。なおディスプレイ27の表示内容については後述する。
The touch-
また制御部22は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により電子マネーIDの指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額(入金金額)に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。なお前記価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときにも、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する。具体的には、電子マネーIDの指定を受け付けるか,又は1つの電子マネーIDが指定されたものとされると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶し、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カード4に書き込むことにより、特定取引用価値であるユニット残額又はカード残額を付与する。
Further, the
ここで前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値使用処理手段により玉貸に使用された結果(即ち該特定取引用価値使用処理手段による減算処理の後に)予め定められた大きさ(例えば1000円)以下となったことに基づき、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により以前に指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額以上であることを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を再度遊技者から受け付けることなく、前記特定取引用価値付与手段により、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する、自動入金処理が行われる。なお自動入金処理の具体的な内容は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様である。
Here, the result that the magnitude of the specific transaction value given by the specific transaction value assigning means is used for ball lending by the specific transaction value use processing means (that is, the subtraction process by the specific transaction value use processing means) The electronic money ID whose designation has been received before by the providing agency identification information designation receiving means for giving value (touch panel type display 27) based on the fact that it has become a predetermined size (for example, 1000 yen) or less If the remaining amount of electronic money stored in the flash memory of the
さらに制御部22は電子貨幣価値減算更新要求手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求するものである。具体的には、後述する図15(a)のD122’で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDを送信する。この送信に基づいて、電子マネーカード5のCPUの制御により、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額から、前記選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値が減算更新される。
Further, the
このパターンBの処理を行う第1実施形態に係る玉貸ユニット20において、ディスプレイ27の表示内容は、前述したD121及びD122に代えて図15(a)に示すD121’及びD122’が表示される点を除き、図4〜図6に示すパターンAの処理を行う第1実施形態と同様である。
In the
このパターンBの処理を行う第1実施形態に係る玉貸ユニット20では、前述したD100,D103,又はD113の状態で、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、相互認証の後、D121’で、前記ユニット残額又はカード残額が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択するための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
In the
このD121’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDの取得が電子マネーカード5のCPUに対して要求され、該取得要求を受信した電子マネーカード5のCPUにおいて、フラッシュメモリに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が前記入金金額以上であるか否かの判定が行われて、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDが前記取得要求の送信元である玉貸ユニット20に対して送信され、該送信されてくる電子マネーIDを取得して、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかの判定が行われる。
In the state of D121 ′, when any deposit amount selection button (here, “3000 yen” button) is pressed to select a deposit amount, and any one of the automatic deposit selection buttons is pressed, the corresponding electronic Acquisition of an electronic money ID having a money balance equal to or greater than the deposit amount is requested to the CPU of the
ここで取得キャリアが1つであると判定されると、D122’で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、前記D123に進む。一方、取得キャリアが複数であると判定されると、D122’で、前記ユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額が入金金額以上であると判定されて取得されたキャリアの当該電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD122’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
If it is determined here that there is one acquired carrier, the process proceeds to D123 without accepting designation of the electronic money ID in D122 '. On the other hand, if it is determined that there are a plurality of acquired carriers, in D122 ′, it is determined that the unit remaining amount or card remaining amount and electronic money remaining amount are equal to or greater than the deposit amount, and the electronic money remaining amount of the carrier acquired here (here Displays the X company electronic money balance and the Y company electronic money balance), and prompts the user to specify the carrier (electronic money company 8) to be used for depositing, as well as the carrier designation button “X” The “company electronic money balance” button and the “company Y electronic money balance” button are displayed. In other words, the touch
このD122’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、前記D123に進む。 In the state of D122 ′, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for depositing (that is, the electronic money ID of the carrier), Proceed to D123.
パターンBの処理を行う第1実施形態に係る入金精算装置30は、使用予定額設定手段(制御部32),価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部32),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),特定取引用価値付与手段(制御部32),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部32),及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。ここで使用予定額設定手段,及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段の機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略し、以下においては、価値付与用提供機関識別情報取得手段,価値付与用提供機関識別情報指定受付手段,特定取引用価値付与手段,電子貨幣価値減算更新要求手段,及び価値付与用提供機関識別情報数判定手段についてのみ説明する。
The
またパターンBの処理を行う第1実施形態に係る入金精算装置30は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部32),返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部32),及び電子貨幣価値記録媒体判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。ここで精算装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Further, the
ここで制御部32は価値付与用提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDのうち対応する電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額(入金金額)以上である電子マネーID(即ち対応する電子マネー残額≧後述する図15(b)のD161’で選択された入金金額である電子マネーID)を取得するものである。
Here, the
具体的には、まず制御部32は、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDの取得を電子マネーカード5のCPUに対して要求する。該取得要求を受信した電子マネーカード5のCPUは、フラッシュメモリに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が前記入金金額以上であるか否かを判定し、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDを前記取得要求の送信元である入金精算装置30に対して送信する。そして入金精算装置30は、該送信されてくる電子マネーIDを取得する。
Specifically, the
なお制御部32は、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネー残額を、ディスプレイ37への表示用として取得する。また制御部32は、精算カードR/W35により受け付けた精算カード4のフラッシュメモリに記憶されている入金IDを、システムコントローラ50に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ37への表示用として取得する。
The
また制御部32は価値付与用提供機関識別情報数判定手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した電子マネーIDが複数であるか1つであるかを判定するものである。この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により前記指定を遊技者から受け付ける。一方、この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により前記指定を遊技者から受け付けることなく、当該1つの電子マネーIDが指定されたものとして取り扱われて、後述する特定取引用価値付与手段,及び電子貨幣価値減算更新要求手段による処理が行われる。
The
またタッチパネル式のディスプレイ37は価値付与用提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の電子マネーIDのうち特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものである。具体的には、後述する図15(b)のD162’に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得した電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。なおディスプレイ37の表示内容については後述する。
The touch
また制御部32は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により電子マネーIDの指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額(入金金額)に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。なお前記価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときにも、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する。具体的には、電子マネーIDの指定を受け付けるか,又は1つの電子マネーIDが指定されたものとされると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に書き込むことにより、特定取引用価値であるカード残額を付与する。
The
さらに制御部32は電子貨幣価値減算更新要求手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求するものである。具体的には、後述する図15(b)のD162’で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDを送信する。この送信に基づいて、電子マネーカード5のCPUの制御により、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額から、前記選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値が減算更新される。
Further, the
このパターンBの処理を行う第1実施形態に係る入金精算装置30において、ディスプレイ37の表示内容は、前述したD121及びD122に代えて図15(b)に示すD161’及びD162’が表示される点を除き、図8〜図9に示すパターンAの処理を行う第1実施形態と同様である。
In the
このパターンBの処理を行う第1実施形態に係る入金精算装置30では、前述したD152の状態で、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると、相互認証の後、D161’で、前記カード残額が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
In the
このD161’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDの取得が電子マネーカード5のCPUに対して要求され、該取得要求を受信した電子マネーカード5のCPUにおいて、フラッシュメモリに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が前記入金金額以上であるか否かの判定が行われて、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDが前記取得要求の送信元である入金精算装置30に対して送信され、該送信されてくる電子マネーIDを取得して、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかの判定が行われる。
In the state of D161 ′, when any deposit amount selection button (here, “3000 yen” button) is pressed to select a deposit amount, an electronic money ID whose corresponding electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount is selected. Acquisition is requested to the CPU of the
ここで取得キャリアが1つであると判定されると、D162’で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、前記D163に進む。一方、取得キャリアが複数であると判定されると、D162’で、前記カード残額,及び電子マネー残額が入金金額以上であると判定されて取得されたキャリアの当該電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD162’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
If it is determined here that there is one acquired carrier, the process proceeds to D163 without accepting designation of the electronic money ID in D162 '. On the other hand, if it is determined that there are a plurality of acquired carriers, in D162 ′, the electronic money balance (here, X company) of the carrier acquired by determining that the remaining card amount and the remaining electronic money amount are equal to or greater than the deposit amount. "Electronic money balance and Y company's electronic money balance" are displayed, and "X company electronic money" is a carrier designation button for prompting designation of a carrier (electronic money company 8) used for depositing. A “remaining amount” button and a “Y company electronic money remaining amount” button are displayed. That is, the touch
このD162’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、前記D163に進む。 In the state of D162 ′, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for depositing (that is, the electronic money ID of the carrier), Proceed to D163.
次に、図10,図16,図12,図17,及び図14を参照して、パターンBの処理を行う第1実施形態に係る特定取引用システム1の作用について説明するが、図10〜図14に示すパターンAの処理を行う第1実施形態と異なるステップについては、図中においてダッシュ(’)又はBを付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。
Next, with reference to FIG. 10, FIG. 16, FIG. 12, FIG. 17, and FIG. 14, the operation of the
まず図10,図16,及び図12は、パターンBの処理を行う第1実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートである。なお図10及び図16は、前記入金装置及び前記玉貸装置として機能する場合の処理であり、図12は、前記精算装置として機能する場合の処理である。ここで図10及び図12はパターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
First, FIG. 10, FIG. 16, and FIG. 12 are flowcharts showing an example of processing in the
図16は、パターンBの処理を行う第1実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンAの処理を行う第1実施形態における図11に代わる図である。
FIG. 16 is a flowchart illustrating an example of processing in the
図16において、玉貸ユニット20では、前記S152〜S161の処理に代えて、S152B〜S161Bの処理が行われる。具体的には、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると(S151)、該電子マネーカード5の相互認証を行い、相互認証OKであれば、前記図15(a)のD121’に示すように入金金額の選択を受け付けて(S152B)、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDの取得を電子マネーカード5のCPUに対して要求する(S153B)。該取得要求を受信した電子マネーカード5のCPUは、フラッシュメモリに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が前記入金金額以上であるか否かを判定し(S154B)、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDを前記取得要求の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S155B)。該電子マネーIDを取得した玉貸ユニット20は、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S156B)。
In FIG. 16, the
このS156Bで取得キャリアが複数であると判定された場合には、当該キャリア及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示し(S157B)、前記図15(a)のD122’に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S158B)、後述するS160B及び前記S162に進む。一方、S156Bで取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図15(a)のD122’で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S159B)、後述するS160B及び前記S162に進む。このように、電子マネーカード5のフラッシュメモリから取得した電子マネーIDが1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
When it is determined in S156B that there are a plurality of acquired carriers, the carrier and the electronic money balance are displayed on the display 27 (S157B) and used for depositing as shown in D122 ′ of FIG. 15A. The designation of the carrier is accepted (S158B), and the process proceeds to S160B and S162 described later. On the other hand, if it is determined in S156B that there is one acquired carrier, one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D122 ′ of FIG. 15A. (S159B), the process proceeds to S160B and S162 described later. Thus, when there is only one electronic money ID acquired from the flash memory of the
S160Bでは、図15(a)のD122’で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDを電子マネーカード5のCPUに対して送信する。該指定されたキャリアの電子マネーIDを受信した電子マネーカード5のCPUは、当該キャリアの電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額から前記選択された入金金額(前記S153Bで受信した入金金額)に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新する(S161B)。
In S160B, the electronic money ID of the carrier designated by D122 'in FIG. 15A (or the one) is transmitted to the CPU of the
また玉貸ユニット20では、前記S168で自動入金ONであると判定された場合には、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を再度遊技者から受け付けることなく、S160B及び前記S162に進み、自動入金処理が行われる。
In addition, in the
次に図17,及び図14は、パターンBの処理を行う第1実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートである。なお図17は、前記入金装置として機能する場合の処理であり、図14は、前記精算装置として機能する場合の処理である。ここで図14はパターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Next, FIG. 17 and FIG. 14 are flowcharts showing an example of processing in the
図17は、パターンBの処理を行う第1実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンAの処理を行う第1実施形態における図13に代わる図である。
FIG. 17 is a flowchart showing an example of processing in the
図17において、入金精算装置30では、前記S232〜S241の処理に代えて、S232B〜S241Bの処理が行われる。具体的には、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると(S231)、該電子マネーカード5の相互認証を行い、相互認証OKであれば、前記図15(b)のD161’に示すように入金金額の選択を受け付けて(S232B)、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDの取得を電子マネーカード5のCPUに対して要求する(S233B)。該取得要求を受信した電子マネーカード5のCPUは、フラッシュメモリに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が前記入金金額以上であるか否かを判定し(S234B)、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDを前記取得要求の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S235B)。該電子マネーIDを取得した入金精算装置30は、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S236B)。
In FIG. 17, the
このS236Bで取得キャリアが複数であると判定された場合には、当該キャリア及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示し(S237B)、前記図15(b)のD162’に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S238B)、後述するS240B及び前記S242に進む。一方、S236Bで取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図15(b)のD162’で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S239B)、後述するS240B及び前記S242に進む。このように、電子マネーカード5のフラッシュメモリから取得した電子マネーIDが1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If it is determined in S236B that there are a plurality of acquired carriers, the carrier and the remaining amount of electronic money are displayed on the display 37 (S237B), and are used for depositing as indicated by D162 ′ in FIG. 15B. The designation of the carrier is accepted (S238B), and the process proceeds to S240B and S242 described later. On the other hand, if it is determined in S236B that there is one acquired carrier, one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D162 ′ of FIG. 15 (b). (S239B), the process proceeds to S240B and S242 described later. Thus, when there is only one electronic money ID acquired from the flash memory of the
S240Bでは、図15(b)のD162’で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDを電子マネーカード5のCPUに対して送信する。該指定されたキャリアの電子マネーIDを受信した電子マネーカード5のCPUは、当該キャリアの電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額から前記選択された入金金額(前記S233Bで受信した入金金額)に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新する(S241B)。
In S240B, the electronic money ID of the carrier designated by D162 'in FIG. 15B (or the one) is transmitted to the CPU of the
以上に説明したパターンBの処理を行う第1実施形態に係る特定取引用システム1によれば、複数のキャリアがある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーID及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を受け付けることにより、遊技者が希望するキャリアを選択することができるので、遊技者の利便性が向上する。
According to the system for
[2.第2実施形態に係る特定取引用システム1]
次に、第2実施形態に係る特定取引用システム1について説明する。ここで前述した第1実施形態に係る特定取引用システム1は、電子マネーカード5の処理部(ICチップ5bのCPU)において、特定取引用価値の付与に使用される電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であるか否かの判定を行うものであるのに対し、この第2実施形態に係る特定取引用システム1は、玉貸ユニット20又は入金精算装置30において、特定取引用価値の付与に使用される電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であるか否かの判定を行うものである。この第2実施形態に係る特定取引用システム1は、第1実施形態と比較して、玉貸ユニット20及び入金精算装置30の機能が異なり、その他の点は同様である。以下、パターンC,パターンD,又はパターンEの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
[2.
Next, the
[2−1.パターンCの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1]
まず図1を参照して、パターンCの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。
[2-1.
First, with reference to FIG. 1, the structure of the
パターンCの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20は、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22),提供機関識別情報記憶手段(制御部22のRAM),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),使用予定額設定手段(制御部22),価値付与用判定手段(制御部22),特定取引用価値付与手段(制御部22),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22),及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。ここで使用予定額設定手段,及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段の機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略し、以下においては、価値付与用提供機関識別情報取得手段,提供機関識別情報記憶手段,価値付与用提供機関識別情報指定受付手段,価値付与用判定手段,特定取引用価値付与手段,電子貨幣価値減算更新要求手段,及び価値付与用提供機関識別情報数判定手段についてのみ説明する。
The
またパターンCの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20は、特定取引用価値使用処理手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、ポイント加算更新処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引装置(玉貸装置)として機能するものである。ここで玉貸装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
The
さらにパターンCの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22),返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部22),及び電子貨幣価値記録媒体判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。ここで精算装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Further, the
ここで制御部22は価値付与用提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDと当該各電子マネーIDに対応する電子マネー残額とを取得するものである。なお制御部22は、精算カードR/W25により受け付けた精算カード4のフラッシュメモリに記憶されている入金IDを、システムコントローラ50に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ27への表示用として取得する。
Here, the
また制御部22のRAMは提供機関識別情報記憶手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の電子マネーIDと当該各電子マネーIDに対応する電子マネー残額とを対応付けて記憶するものである。
The RAM of the
またタッチパネル式のディスプレイ27は価値付与用提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記複数の電子マネーIDのうち玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは前記図5のD121に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得して制御部22のRAMに記憶されている電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。
Further, the
また制御部22は価値付与用提供機関識別情報数判定手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネーIDの数が複数であるか1つであるかを判定するものである。この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を遊技者から受け付ける。一方、この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を遊技者から受け付けることなく、当該1つの電子マネーIDが指定されたものとして取り扱われて、後述する価値付与用判定手段による処理が行われる。
Further, the
また制御部22は価値付与用判定手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か(即ち図5のD121で指定されたキャリアの電子マネー残額≧図5のD122で選択された入金金額)を判定するものである。なお価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときには、当該1つの電子マネーIDと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かを判定する。ここで判定OKであると、前記図5のD121で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額から前記図5のD122で選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値が減算更新される。
Further, the
また制御部22は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記価値付与用判定手段により電子マネー残額が使用予定額以上である(判定OK)と判定されたことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。具体的には、判定OKであると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶し、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カード4に書き込むことにより、特定取引用価値であるユニット残額又はカード残額を付与する。また特定取引用価値付与手段として機能する制御部22は、パターンBの処理を行う第1実施形態と同様の自動入金処理を行う。
Further, the
また制御部22は電子貨幣価値減算更新要求手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求するものである。具体的には、前記図5のD121で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDと前記減算更新後の電子マネー残額を送信する。この送信に基づいて、電子マネーカード5のCPUの制御により、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額が、該送信されてきた電子マネー残額に更新される。
The
このパターンCの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20において、ディスプレイ27の表示内容は、図4〜図6に示す第1実施形態と同様である。
In the
パターンCの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30は、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部32),提供機関識別情報記憶手段(制御部32のRAM),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),使用予定額設定手段(制御部32),価値付与用判定手段(制御部32),特定取引用価値付与手段(制御部32),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部32),及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。ここで使用予定額設定手段,及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段の機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略し、以下においては、価値付与用提供機関識別情報取得手段,提供機関識別情報記憶手段,価値付与用提供機関識別情報指定受付手段,価値付与用判定手段,特定取引用価値付与手段,電子貨幣価値減算更新要求手段,及び価値付与用提供機関識別情報数判定手段についてのみ説明する。
The
またパターンCの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部32),返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部32),及び電子貨幣価値記録媒体判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。ここで精算装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Further, the
ここで制御部32は価値付与用提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDと当該各電子マネーIDに対応する電子マネー残額とを取得するものである。なお制御部32は、精算カードR/W35により受け付けた精算カード4のフラッシュメモリに記憶されている入金IDを、システムコントローラ50に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ37への表示用として取得する。
Here, the
また制御部32のRAMは提供機関識別情報記憶手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の電子マネーIDと当該各電子マネーIDに対応する電子マネー残額とを対応付けて記憶するものである。
The RAM of the
またタッチパネル式のディスプレイ37は価値付与用提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記複数の電子マネーIDのうち玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは前記図8のD161に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得して制御部32のRAMに記憶されている電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。
Further, the touch
また制御部32は価値付与用提供機関識別情報数判定手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネーIDの数が複数であるか1つであるかを判定するものである。この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を遊技者から受け付ける。一方、この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を遊技者から受け付けることなく、当該1つの電子マネーIDが指定されたものとして取り扱われて、後述する価値付与用判定手段による処理が行われる。
The
また制御部32は価値付与用判定手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か(即ち図8のD161で指定されたキャリアの電子マネー残額≧図8のD162で選択された入金金額)を判定するものである。なお価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときには、当該1つの電子マネーIDと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かを判定する。ここで判定OKであると、前記図8のD161で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額から前記図8のD162で選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値が減算更新される。
The
また制御部32は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記価値付与用判定手段により電子マネー残額が使用予定額以上である(判定OK)と判定されたことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。具体的には、判定OKであると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に書き込むことにより、特定取引用価値であるカード残額を付与する。
Further, the
また制御部32は電子貨幣価値減算更新要求手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子マネーカード5のCPUに対して要求するものである。具体的には、前記図8のD161で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDと前記減算更新後の電子マネー残額を送信する。この送信に基づいて、電子マネーカード5のCPUの制御により、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額が、該送信されてきた電子マネー残額に更新される。
The
このパターンCの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30において、ディスプレイ37の表示内容は、図8〜図9に示す第1実施形態と同様である。
In the
次に、図10,及び図18〜図21を参照して、パターンCの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1の作用について説明するが、図10〜図14に示す第1実施形態と異なるステップについては、図中においてダッシュ(’)又はCを付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。
Next, with reference to FIG. 10 and FIGS. 18-21, the effect | action of the
まず図10,図18,及び図19は、パターンCの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートである。なお図10及び図18は、前記入金装置及び前記玉貸装置として機能する場合の処理であり、図19は、前記精算装置として機能する場合の処理である。ここで図10はパターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
First, FIG. 10, FIG. 18, and FIG. 19 are flowcharts showing an example of processing in the
図18において、玉貸ユニット20では、前記S152〜S161の処理に代えて、S152C〜S159Cの処理,及びS159’〜S161’の処理が行われる。具体的には、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると(S151)、該電子マネーカード5の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額の取得を電子マネーカード5に対して要求し(S152C)、該要求に応じて電子マネーカード5から送信されてくる複数の電子マネーID及び電子マネー残額を取得し(S153C)、該取得した電子マネーID及び電子マネー残額を制御部22のRAMに記憶して(S154C)、取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S155C)。
In FIG. 18, in the
このS155Cで取得キャリアが複数であると判定された場合には、前記図5のD121に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S156C)、S158Cに進む。一方、S155Cで取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図5のD121で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S157C)、S158Cに進む。このように、電子マネーカード5のフラッシュメモリから取得されて提供機関識別情報記憶手段(制御部22のRAM)に記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If it is determined in S155C that there are a plurality of acquired carriers, designation of the carrier used for deposit is accepted as shown in D121 of FIG. 5 (S156C), and the process proceeds to S158C. On the other hand, if it is determined in S155C that there is one acquired carrier, it is assumed that the one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D121 of FIG. 5 (S157C). , Go to S158C. As described above, when there is one electronic money ID (that is, an acquired carrier) acquired from the flash memory of the
S158Cで、電子マネー残額をディスプレイ27に表示すると共に、前記図5のD122に示すように入金金額の選択を受け付けると、前記指定されたキャリアの電子マネー残額≧該選択された入金金額の判定を行う(S159C)。ここで判定OKならば、該指定されたキャリアの電子マネーIDと対応付けて制御部22のRAMに記憶されている電子マネー残額から該選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新し(S159’)、前記指定されたキャリアの電子マネーID,及び当該電子マネーIDと対応付けて制御部22のRAMに記憶されている該減算更新後の電子マネー残額を電子マネーカード5のCPUに対して送信する(S160’)。該電子マネーID及び電子マネー残額を受信した電子マネーカード5のCPUは、該受信した電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する(S161’)。そして前記S162以下の処理が行われる。
In S158C, the electronic money balance is displayed on the
また玉貸ユニット20では、前記S168で自動入金ONであると判定された場合には、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を再度遊技者から受け付けることなく、S159Cに進み、自動入金処理が行われる。
Also, in the
図19において、玉貸ユニット20では、前記S187〜S189の処理に代えて、S187’〜S189’の処理が行われる。具体的には、前記図6のD135で指定された電子マネー返還金額が電子貨幣価値の大きさに変換されると(S186)、前記図6のD134で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDと対応付けて制御部22のRAMに記憶されている電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し(S187’)、前記指定されたキャリアの電子マネーID,及び当該電子マネーIDと対応付けて制御部22のRAMに記憶されている該加算更新後の電子マネー残額を電子マネーカード5のCPUに対して送信する(S188’)。該電子マネーID及び電子マネー残額を受信した電子マネーカード5のCPUは、該受信した電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する(S189’)。そして前記S190以下の処理が行われる。
In FIG. 19, in the
また玉貸ユニット20では、前記S173,S174,S196,S197,S198,及びS199の各処理に代えて、S173’,S174’,S196’,S197’,S198’,及びS199’の処理が行われる。これらの各処理は、前記の各処理に加えて、制御部22のRAMに記憶されている電子マネーIDと電子マネー残額を消去する処理である。
In the
次に図20及び図21は、パターンCの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートである。なお図20は、前記入金装置として機能する場合の処理であり、図21は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
Next, FIG. 20 and FIG. 21 are flowcharts showing an example of processing in the
図20において、入金精算装置30では、前記S232〜S241の処理に代えて、S232C〜S239Cの処理,及びS239’〜S241’の処理が行われる。具体的には、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると(S231)、該電子マネーカード5の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額の取得を電子マネーカード5に対して要求し(S232C)、該要求に応じて電子マネーカード5から送信されてくる複数の電子マネーID及び電子マネー残額を取得し(S233C)、該取得した電子マネーID及び電子マネー残額を制御部32のRAMに記憶して(S234C)、取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S235C)。
In FIG. 20, the
このS235Cで取得キャリアが複数であると判定された場合には、前記図8のD161に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S236C)、S238Cに進む。一方、S235Cで取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図8のD161で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S237C)、S238Cに進む。このように、電子マネーカード5のフラッシュメモリから取得されて提供機関識別情報記憶手段(制御部32のRAM)に記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If it is determined in S235C that there are a plurality of acquired carriers, designation of a carrier to be used for deposit is accepted as shown in D161 of FIG. 8 (S236C), and the process proceeds to S238C. On the other hand, if it is determined in S235C that there is one acquired carrier, it is assumed that the one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D161 of FIG. 8 (S237C). , Go to S238C. As described above, when there is one electronic money ID (that is, an acquired carrier) acquired from the flash memory of the
S238Cで、電子マネー残額をディスプレイ37に表示すると共に、前記図8のD162に示すように入金金額の選択を受け付けると、前記指定されたキャリアの電子マネー残額≧該選択された入金金額の判定を行う(S239C)。ここで判定OKならば、該指定されたキャリアの電子マネーIDと対応付けて制御部32のRAMに記憶されている電子マネー残額から該選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新し(S239’)、前記指定されたキャリアの電子マネーID,及び当該電子マネーIDと対応付けて制御部32のRAMに記憶されている該減算更新後の電子マネー残額を電子マネーカード5のCPUに対して送信する(S240’)。該電子マネーID及び電子マネー残額を受信した電子マネーカード5のCPUは、該受信した電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する(S241’)。そして前記S242以下の処理が行われる。
In S238C, the electronic money balance is displayed on the
また入金精算装置30では、前記S247の処理に代えて、S247’の処理が行われる。このS247’の処理は、前記S247の処理に加えて、制御部32のRAMに記憶されている電子マネーIDと電子マネー残額を消去する処理である。
Further, in the
図21において、入金精算装置30では、前記S287〜S289の処理に代えて、S287’〜S289’の処理が行われる。具体的には、前記図9のD183で指定された電子マネー返還金額が電子貨幣価値の大きさに変換されると(S286)、前記図9のD182で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDと対応付けて制御部32のRAMに記憶されている電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し(S287’)、前記指定されたキャリアの電子マネーID,及び当該電子マネーIDと対応付けて制御部32のRAMに記憶されている該加算更新後の電子マネー残額を電子マネーカード5のCPUに対して送信する(S288’)。該電子マネーID及び電子マネー残額を受信した電子マネーカード5のCPUは、該受信した電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する(S289’)。そして前記S290以下の処理が行われる。
In FIG. 21, the
また入金精算装置30では、前記S296,及びS297の各処理に代えて、S296’,及びS297’の処理が行われる。これらの各処理は、前記の各処理に加えて、制御部32のRAMに記憶されている電子マネーIDと電子マネー残額を消去する処理である。
Further, in the
以上に説明したパターンCの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1によれば、複数のキャリアがある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーID及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を受け付けることにより、遊技者が希望するキャリアを選択することができるので、遊技者の利便性が向上する。
According to the
[2−2.パターンDの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1]
次に図1を参照して、パターンDの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。
[2-2.
Next, with reference to FIG. 1, the structure of the
パターンDの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20は、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22),提供機関識別情報記憶手段(制御部22のRAM),使用予定額設定手段(制御部22),価値付与用判定手段(制御部22),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),特定取引用価値付与手段(制御部22),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22),及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。ここで価値付与用提供機関識別情報取得手段,提供機関識別情報記憶手段,及び電子貨幣価値減算更新要求手段の機能は、パターンCの処理を行う第2実施形態と同様であり、使用予定額設定手段,及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段の機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略し、以下においては、価値付与用判定手段,価値付与用提供機関識別情報指定受付手段,特定取引用価値付与手段,及び価値付与用提供機関識別情報数判定手段についてのみ説明する。
The
またパターンDの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20は、特定取引用価値使用処理手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、ポイント加算更新処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引装置(玉貸装置)として機能するものである。ここで玉貸装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
The
さらにパターンDの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22),返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部22),及び電子貨幣価値記録媒体判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。ここで精算装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Further, the
ここで制御部22は価値付与用判定手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記複数の電子マネーIDの各々について当該各電子マネーIDに対応する電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か(即ち制御部22のRAMに記憶されている各キャリアの電子マネー残額≧前記図15(a)のD121’で選択された入金金額)を判定するものである。ここで判定OKであると、前記図15(a)のD122’で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額から前記図15(a)のD121’で選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値が減算更新される。
Here, the
またタッチパネル式のディスプレイ27は価値付与用提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記価値付与用判定手段により前記使用予定額以上であると判定された電子マネー残額に対応する電子マネーIDのうち玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは前記図15(a)のD122’に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得して制御部22のRAMに記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額以上であると判定された電子マネー残額に対応する電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。
The
また制御部22は価値付与用提供機関識別情報数判定手段の一例であって、前記価値付与用判定手段により前記使用予定額以上であると判定された電子マネー残額に対応する電子マネーIDの数が複数であるか1つであるかを判定するものである。この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を遊技者から受け付ける。一方、この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を遊技者から受け付けることなく、当該1つの電子マネーIDが指定されたものとして取り扱われて、後述する特定取引用価値付与手段,及び電子貨幣価値減算更新要求手段による処理が行われる。
In addition, the
また制御部22は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により電子マネーIDの指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。なお前記価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときにも、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する。具体的には、電子マネーIDの指定を受け付けるか,又は1つの電子マネーIDが指定されたものとされると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶し、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カード4に書き込むことにより、特定取引用価値であるユニット残額又はカード残額を付与する。また特定取引用価値付与手段として機能する制御部22は、パターンBの処理を行う第1実施形態と同様の自動入金処理を行う。
The
このパターンDの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20において、ディスプレイ27の表示内容は、前述したD121及びD122に代えて前記図15(a)に示すD121’及びD122’が表示される点を除き、図4〜図6に示す第1実施形態と同様である。
In the
このパターンDの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20では、前述したD100,D103,又はD113の状態で、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた電子マネーカード5に記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額が取得されて制御部22のRAMに記憶され、D121’で、前記ユニット残額又はカード残額が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択するための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
In the
このD121’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、制御部22のRAMに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かの判定が行われると共に、該電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが複数であるか1つであるかの判定が行われる。
In the state of D121 ′, when any deposit amount selection button (here, “3000 yen” button) is pressed to select a deposit amount, and any automatic deposit selection button is pressed, the
ここで電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが1つであると判定されると、D122’で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、前記D123に進む。一方、電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが複数であると判定されると、D122’で、前記ユニット残額又はカード残額,及び電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたキャリアの当該電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD122’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
If it is determined that there is one carrier whose electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount, the process proceeds to D123 without accepting designation of the electronic money ID in D122 '. On the other hand, if it is determined that there are a plurality of carriers whose electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount, in D122 ′, the unit balance or card balance, and the carrier of which it is determined that the electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount The electronic money balance (here, X company electronic money balance and Y company electronic money balance) is displayed, prompting the designation of the carrier (electronic money company 8) to be used for the deposit, and the carrier designation for the designation The buttons “X company electronic money balance” and “Y company electronic money balance” are displayed. In other words, the touch
このD122’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、前記D123に進む。 In the state of D122 ′, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for depositing (that is, the electronic money ID of the carrier), Proceed to D123.
パターンDの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30は、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部32),提供機関識別情報記憶手段(制御部32のRAM),使用予定額設定手段(制御部32),価値付与用判定手段(制御部32),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),特定取引用価値付与手段(制御部32),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部32),及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。ここで価値付与用提供機関識別情報取得手段,提供機関識別情報記憶手段,及び電子貨幣価値減算更新要求手段の機能は、パターンCの処理を行う第2実施形態と同様であり、使用予定額設定手段,及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段の機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略し、以下においては、価値付与用判定手段,価値付与用提供機関識別情報指定受付手段,特定取引用価値付与手段,及び価値付与用提供機関識別情報数判定手段についてのみ説明する。
The
またパターンDの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部32),返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部32),及び電子貨幣価値記録媒体判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。ここで精算装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
The
ここで制御部32は価値付与用判定手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記複数の電子マネーIDの各々について当該各電子マネーIDに対応する電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か(即ち制御部32のRAMに記憶されている各キャリアの電子マネー残額≧前記図15(b)のD161’で選択された入金金額)を判定するものである。ここで判定OKであると、前記図15(b)のD162’で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額から前記図15(b)のD161’で選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値が減算更新される。
Here, the
またタッチパネル式のディスプレイ37は価値付与用提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記価値付与用判定手段により前記使用予定額以上であると判定された電子マネー残額に対応する電子マネーIDのうち玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは前記図15(b)のD162’に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得して制御部32のRAMに記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額以上であると判定された電子マネー残額に対応する電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。
The touch-
また制御部32は価値付与用提供機関識別情報数判定手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネーIDのうち前記価値付与用判定手段により前記使用予定額以上であると判定された電子マネー残額に対応する電子マネーIDの数が複数であるか1つであるかを判定するものである。この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を遊技者から受け付ける。一方、この価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を遊技者から受け付けることなく、当該1つの電子マネーIDが指定されたものとして取り扱われて、後述する特定取引用価値付与手段,及び電子貨幣価値減算更新要求手段による処理が行われる。
Further, the
また制御部32は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により電子マネーIDの指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。なお前記価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときにも、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する。具体的には、電子マネーIDの指定を受け付けるか,又は1つの電子マネーIDが指定されたものとされると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に書き込むことにより、特定取引用価値であるカード残額を付与する。
Further, the
このパターンDの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30において、ディスプレイ37の表示内容は、前述したD161及びD162に代えて前記図15(b)に示すD161’及びD162’が表示される点を除き、図8〜図9に示す第1実施形態と同様である。
In the
このパターンDの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30では、前述したD152の状態で、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた電子マネーカード5に記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額が取得されて制御部32のRAMに記憶され、D161’で、前記カード残額が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
In the
このD161’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、制御部32のRAMに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かの判定が行われると共に、該電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが複数であるか1つであるかの判定が行われる。
In the state of D161 ′, when any deposit amount selection button (here, “3000 yen” button) is pressed to select a deposit amount, each carrier (electronic money) stored in the RAM of the
ここで電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが1つであると判定されると、D162’で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、前記D163に進む。一方、電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが複数であると判定されると、D162’で、前記カード残額,及び電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたキャリアの当該電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD162’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
If it is determined that there is one carrier whose electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount, the process proceeds to D163 without accepting designation of an electronic money ID in D162 '. On the other hand, if it is determined that there are a plurality of carriers whose electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount, in D162 ′, the electronic money balance of the carrier whose balance is determined to be equal to or greater than the deposit amount. (The balance of electronic money of company X and the balance of electronic money of company Y) are displayed, and a message for prompting designation of a carrier (electronic money company 8) used for depositing and a carrier designation button for making the designation An “Company X electronic money balance” button and a “Company Y electronic money balance” button are displayed. That is, the touch
このD162’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、前記D163に進む。 In the state of D162 ′, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for depositing (that is, the electronic money ID of the carrier), Proceed to D163.
次に、図22及び図23を参照して、パターンDの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1の作用について説明するが、パターンCの処理を行う第2実施形態と異なるステップについては、図中においてDを付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。なお図22及び図23以外はパターンCの処理を行う第2実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Next, with reference to FIG.22 and FIG.23, although the effect | action of the
まず図22は、パターンDの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンCの処理を行う第2実施形態における図18に代わる図である。
First, FIG. 22 is a flowchart showing an example of processing in the
図22において、玉貸ユニット20では、前記S152C〜S159Cの処理に代えて、S152D〜S160Dの処理が行われる。具体的には、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると(S151)、該電子マネーカード5の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額の取得を電子マネーカード5に対して要求し(S152D)、該要求に応じて電子マネーカード5から送信されてくる複数の電子マネーID及び電子マネー残額を取得し(S153D)、該取得した電子マネーID及び電子マネー残額を制御部22のRAMに記憶して(S154D)、前記図15(a)のD121’に示すように入金金額の選択を受け付ける(S155D)。
In FIG. 22, in the
S155Dで入金金額の選択を受け付けると、制御部22のRAMに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かを判定すると共に(S156D)、該電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが複数であるか1つであるかを判定する(S157D)。
When the selection of the deposit amount is accepted in S155D, for each carrier (electronic money ID) stored in the RAM of the
このS157Dで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが複数であると判定された場合には、当該キャリア及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示し(S158D)、前記図15(a)のD122’に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S159D)、前記S159’に進む。一方、S157Dで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが1つであると判定された場合には、前記図15(a)のD122’で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S160D)、前記S159’に進む。このように、入金金額以上であると判定された電子マネー残額に対応する電子マネーIDが1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。 If it is determined in S157D that the electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount (determination OK), the carrier and the electronic money balance are displayed on the display 27 (S158D), and the above FIG. As shown in D122 ′ of a), designation of the carrier used for deposit is accepted (S159D), and the process proceeds to S159 ′. On the other hand, if it is determined in S157D that there is one carrier whose electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount (determination OK), the carrier used for deposit is designated in D122 ′ of FIG. Without accepting, the one carrier is designated (S160D), and the process proceeds to S159 ′. In this way, when there is one electronic money ID corresponding to the electronic money balance determined to be equal to or greater than the deposit amount, the player designates the electronic money ID used to receive the specific transaction value. Since the process for giving the value for specific transaction is performed without accepting it, it does not take unnecessary trouble to the player.
また玉貸ユニット20では、前記S168で自動入金ONであると判定された場合には、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を再度遊技者から受け付けることなく、S159’に進み、自動入金処理が行われる。
Further, in the
次に図23は、パターンDの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンCの処理を行う第2実施形態における図20に代わる図である。
Next, FIG. 23 is a flowchart showing an example of processing in the
図23において、入金精算装置30では、前記S232C〜S239Cの処理に代えて、S232D〜S240Dの処理が行われる。具体的には、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると(S231)、該電子マネーカード5の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額の取得を電子マネーカード5に対して要求し(S232D)、該要求に応じて電子マネーカード5から送信されてくる複数の電子マネーID及び電子マネー残額を取得し(S233D)、該取得した電子マネーID及び電子マネー残額を制御部32のRAMに記憶して(S234D)、前記図15(b)のD161’に示すように入金金額の選択を受け付ける(S235D)。
In FIG. 23, the
S235Dで入金金額の選択を受け付けると、制御部32のRAMに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かを判定すると共に(S236D)、該電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが複数であるか1つであるかを判定する(S237D)。
When the selection of the deposit amount is accepted in S235D, for each carrier (electronic money ID) stored in the RAM of the
このS237Dで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが複数であると判定された場合には、当該キャリア及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示し(S238D)、前記図15(b)のD162’に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S239D)、前記S239’に進む。一方、S237Dで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが1つであると判定された場合には、前記図15(b)のD162’で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S240D)、前記S239’に進む。このように、入金金額以上であると判定された電子マネー残額に対応する電子マネーIDが1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。 If it is determined in S237D that the electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount (determination is OK), the carrier and the electronic money balance are displayed on the display 37 (S238D), and FIG. As shown in D162 ′ of b), designation of the carrier used for deposit is accepted (S239D), and the process proceeds to S239 ′. On the other hand, if it is determined in S237D that the number of remaining electronic money is equal to or greater than the deposit amount (determination OK), the carrier used for deposit is designated in D162 ′ of FIG. 15B. Without accepting, the one carrier is designated (S240D), and the process proceeds to S239 ′. In this way, when there is one electronic money ID corresponding to the electronic money balance determined to be equal to or greater than the deposit amount, the player designates the electronic money ID used to receive the specific transaction value. Since the process for giving the value for specific transaction is performed without accepting it, it does not take unnecessary trouble to the player.
以上に説明したパターンDの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1によれば、複数のキャリアがある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーID及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を受け付けることにより、遊技者が希望するキャリアを選択することができるので、遊技者の利便性が向上する。
According to the
[2−3.パターンEの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1]
次に図1を参照して、パターンEの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。
[2-3.
Next, with reference to FIG. 1, the structure of the
パターンEの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20は、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),電子貨幣価値取得手段(制御部22),提供機関識別情報記憶手段(制御部22のRAM),使用予定額設定手段(制御部22),価値付与用判定手段(制御部22),特定取引用価値付与手段(制御部22),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22),及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。ここで電子貨幣価値減算更新要求手段の機能は、パターンC又はパターンDの処理を行う第2実施形態と同様であり、使用予定額設定手段,及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段の機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略し、以下においては、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段,電子貨幣価値取得手段,提供機関識別情報記憶手段,価値付与用判定手段,特定取引用価値付与手段,及び価値付与用提供機関識別情報取得手段についてのみ説明する。
The
またパターンEの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20は、特定取引用価値使用処理手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、ポイント加算更新処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引装置(玉貸装置)として機能するものである。ここで玉貸装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
The
さらにパターンEの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22),返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部22),及び電子貨幣価値記録媒体判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。ここで精算装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Further, the
ここで制御部22は価値付与用提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDを取得するものである。なお制御部22は、電子マネーカードR/W26により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネー残額を、ディスプレイ27への表示用として取得する。また制御部22は、精算カードR/W25により受け付けた精算カード4のフラッシュメモリに記憶されている入金IDを、システムコントローラ50に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ27への表示用として取得する。
Here, the
またタッチパネル式のディスプレイ27は価値付与用提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーIDのうち玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものであり、ここでは前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により電子マネーカード5のフラッシュメモリから取得した複数の電子マネーIDのうちから該指定を受け付ける。具体的には、前記図5のD121に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得した電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。
The touch-
また制御部22は電子貨幣価値取得手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を取得するものである。即ちパターンEの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20では、指定を受け付けた電子マネーIDに対応する電子マネー残額のみが取得される。
The
また制御部22のRAMは提供機関識別情報記憶手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーIDと前記電子貨幣価値取得手段により取得した電子マネー残額とを対応付けて記憶するものである。即ちパターンEの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20では、指定を受け付けた電子マネーIDと当該電子マネーIDに対応する電子マネー残額のみが記憶される。
The RAM of the
また制御部22は価値付与用判定手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か(即ち図5のD121で指定されたキャリアの電子マネー残額≧図5のD122で選択された入金金額)を判定するものである。ここで判定OKであると、前記図5のD121で指定された1つのキャリアの電子マネーIDと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額から前記図5のD122で選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値が減算更新される。
Further, the
さらに制御部22は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記価値付与用判定手段により電子マネー残額が使用予定額以上である(判定OK)と判定されたことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。具体的には、判定OKであると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けていない場合には、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をユニット残額として制御部22のRAMに記憶し、精算カードR/W25により精算カード4を受け付けている場合には、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カード4に書き込むことにより、特定取引用価値であるユニット残額又はカード残額を付与する。また特定取引用価値付与手段として機能する制御部22は、パターンBの処理を行う第1実施形態と同様の自動入金処理を行う。
Further, the
このパターンEの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20において、ディスプレイ27の表示内容は、図4〜図6に示す第1実施形態と同様である。
In the
パターンEの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30は、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),電子貨幣価値取得手段(制御部32),提供機関識別情報記憶手段(制御部32のRAM),使用予定額設定手段(制御部32),価値付与用判定手段(制御部32),特定取引用価値付与手段(制御部32),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部32),及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。ここで電子貨幣価値減算更新要求手段の機能は、パターンC又はパターンDの処理を行う第2実施形態と同様であり、使用予定額設定手段,及び電子貨幣価値記録媒体特定処理手段の機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略し、以下においては、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段,電子貨幣価値取得手段,提供機関識別情報記憶手段,価値付与用判定手段,特定取引用価値付与手段,及び価値付与用提供機関識別情報取得手段についてのみ説明する。
The
またパターンEの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部32),返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部32),及び電子貨幣価値記録媒体判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。ここで精算装置としての機能は、パターンAの処理を行う第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Further, the
ここで制御部32は価値付与用提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDを取得するものである。なお制御部32は、電子マネーカードR/W36により受け付けた電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネー残額を、ディスプレイ37への表示用として取得する。また制御部32は、精算カードR/W35により受け付けた精算カード4のフラッシュメモリに記憶されている入金IDを、システムコントローラ50に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ37への表示用として取得する。
Here, the
またタッチパネル式のディスプレイ37は価値付与用提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーIDのうち玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けるものであり、ここでは前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により電子マネーカード5のフラッシュメモリから取得した複数の電子マネーIDのうちから該指定を受け付ける。具体的には、前記図8のD161に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード5から取得した電子マネーIDに基づいて表示される複数の電子マネー会社8(キャリア)のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーIDの指定を受け付ける。
The touch
また制御部32は電子貨幣価値取得手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を取得するものである。即ちパターンEの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30では、指定を受け付けた電子マネーIDに対応する電子マネー残額のみが取得される。
The
また制御部32のRAMは提供機関識別情報記憶手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーIDと前記電子貨幣価値取得手段により取得した電子マネー残額とを対応付けて記憶するものである。即ちパターンEの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30では、指定を受け付けた電子マネーIDと当該電子マネーIDに対応する電子マネー残額のみが記憶される。
The RAM of the
また制御部32は価値付与用判定手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額が前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か(即ち図8のD161で指定されたキャリアの電子マネー残額≧図8のD162で選択された入金金額)を判定するものである。ここで判定OKであると、前記図8のD161で指定された1つのキャリアの電子マネーIDと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額から前記図8のD162で選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値が減算更新される。
The
さらに制御部32は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記価値付与用判定手段により電子マネー残額が使用予定額以上である(判定OK)と判定されたことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。具体的には、判定OKであると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カードR/W35により受け付けている精算カード4に書き込むことにより、特定取引用価値であるカード残額を付与する。
Furthermore, the
このパターンEの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30において、ディスプレイ37の表示内容は、図4〜図6に示す第1実施形態と同様である。
In the
次に、図24及び図25を参照して、パターンEの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1の作用について説明するが、パターンCの処理を行う第2実施形態と異なるステップについては、図中においてEを付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。なお図24及び図25以外はパターンCの処理を行う第2実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Next, with reference to FIG. 24 and FIG. 25, the operation of the
まず図24は、パターンEの処理を行う第2実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンCの処理を行う第2実施形態における図18に代わる図である。
First, FIG. 24 is a flowchart showing an example of processing in the
図24において、玉貸ユニット20では、前記S152C〜S159Cの処理に代えて、S152E〜S160Eの処理が行われる。具体的には、電子マネーカードR/W26により電子マネーカード5を受け付けると(S151)、該電子マネーカード5の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID,及びここでは表示用の電子マネー残額の取得を電子マネーカード5に対して要求し(S152E)、該要求に応じて電子マネーカード5から送信されてくる複数の電子マネーID,及びここでは表示用の複数の電子マネー残額を取得し(S153E)、該取得した電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S154E)。
In FIG. 24, the
ここで前記図5のD121に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると(S155E)、該指定されたキャリアの電子マネー残額の取得を電子マネーカード5に対して要求し(S156E)、該要求に応じて電子マネーカード5から送信されてくる前記指定されたキャリアの電子マネー残額を取得して(S157E)、前記指定されたキャリアの電子マネーIDと該取得した電子マネー残額とを対応付けて制御部22のRAMに記憶する(S158E)。
When receiving the designation of the carrier to be used for depositing as shown in D121 of FIG. 5 (S155E), the
ここで前記図5のD122に示すように入金金額の選択を受け付けると(S159E)、制御部22のRAMに記憶されている電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かを判定する(S160E)。このS160Eで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OK)と判定された場合には、前記S159’に進む。
Here, when the selection of the deposit amount is accepted as shown in D122 of FIG. 5 (S159E), it is determined whether or not the remaining amount of electronic money stored in the RAM of the
また玉貸ユニット20では、前記S168で自動入金ONであると判定された場合には、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を再度遊技者から受け付けることなく、S160Eに進み、自動入金処理が行われる。
In addition, in the
次に図25は、パターンEの処理を行う第2実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンCの処理を行う第2実施形態における図20に代わる図である。
Next, FIG. 25 is a flowchart showing an example of processing in the
図25において、入金精算装置30では、前記S232C〜S239Cの処理に代えて、S232E〜S240Eの処理が行われる。具体的には、電子マネーカードR/W36により電子マネーカード5を受け付けると(S231)、該電子マネーカード5の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該電子マネーカード5のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID,及びここでは表示用の電子マネー残額の取得を電子マネーカード5に対して要求し(S232E)、該要求に応じて電子マネーカード5から送信されてくる複数の電子マネーID,及びここでは表示用の複数の電子マネー残額を取得し(S233E)、該取得した電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S234E)。
In FIG. 25, the
ここで前記図8のD161に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると(S235E)、該指定されたキャリアの電子マネー残額の取得を電子マネーカード5に対して要求し(S236E)、該要求に応じて電子マネーカード5から送信されてくる前記指定されたキャリアの電子マネー残額を取得して(S237E)、前記指定されたキャリアの電子マネーIDと該取得した電子マネー残額とを対応付けて制御部32のRAMに記憶する(S238E)。
When receiving the designation of the carrier used for depositing as shown in D161 of FIG. 8 (S235E), the
ここで前記図8のD162に示すように入金金額の選択を受け付けると(S239E)、制御部32のRAMに記憶されている電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かを判定する(S240E)。このS240Eで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OK)と判定された場合には、前記S239’に進む。
Here, when the selection of the deposit amount is accepted as shown in D162 of FIG. 8 (S239E), it is determined whether or not the electronic money balance stored in the RAM of the
以上に説明したパターンEの処理を行う第2実施形態に係る特定取引用システム1によれば、複数のキャリアがある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーID及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を受け付けることにより、遊技者が希望するキャリアを選択することができるので、遊技者の利便性が向上する。
According to the
[3.第3実施形態に係る特定取引用システム1]
次に、図26〜図38を参照して、第3実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。ここで前述した第1実施形態に係る特定取引用システム1では、精算カード4及び電子マネーカード5が使用されるのに対し、この第3実施形態に係る特定取引用システム1では、該精算カード4及び電子マネーカード5に代えて会員カード5’が使用される。
[3.
Next, with reference to FIGS. 26-38, the structure of the
また第3実施形態に係る特定取引用システム1に係るシステムコントローラ50では、図26の表に示すように、前記生成された入金IDと対応付けて、特定取引用価値の大きさであるカード残額が残額として記憶・管理されるが、第1実施形態と異なり、入金元情報は記憶・管理されない。なおシステムコントローラ50のその他の機能は、第1実施形態と同様である。
Moreover, in the
また第3実施形態に係る特定取引用システム1は、第1実施形態と比較して、玉貸ユニット20及び入金精算装置30の構成及び機能が異なり、その他の点は第1実施形態と同様である。以下、第3実施形態に係る特定取引用システム1の構成について、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
The
会員カード5’は電子貨幣価値記録媒体の一例であって、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関(電子マネー会社8)を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報(電子マネーID)を記憶すると共に、各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を記憶する記憶部であるフラッシュメモリと、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部であるCPUと、を有するものである。また会員カード5’は、特定の取引(玉貸)に使用される特定取引用価値の大きさ(カード残額)を特定可能な特定取引用価値特定情報を記憶するものでもあり、前記記憶部が該特定取引用価値特定情報である前記入金ID及び前記カード残額を記憶し、前記処理部が該記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに基づいた処理を行う。なお、既に入金ID及びカード残額が記憶されている状態で入金が行われると、該入金に応じて新たに生成された入金IDと該入金に供された金額に相当するカード残額が、先に記憶されている入金ID及びカード残額とは別に記憶されることになる。この場合には、複数記憶されているカード残額の合算額が遊技に使用可能な特定取引用価値の大きさであるカード残額となり、該合算額のうちの先に記憶されているカード残額から優先して遊技に使用される。
The membership card 5 'is an example of an electronic money value recording medium, and a plurality of provider identification information (electronic money) that can individually identify a plurality of electronic money service providers (electronic money companies 8) that provide electronic money services. ID) and a flash memory that is a storage unit that stores the amount of electronic money value (the balance of electronic money) in association with each provider identification information, and the electronic money value stored in the storage unit And a CPU that is a processing unit that performs processing based on the size. The
この会員カード5’も、前述した図2(a)に示すように、長方形状を呈するプラスチック製の薄板である基体5a’にICチップ5b’とアンテナコイル5c’を備えており、後述する会員カードR/W26’,36’との間で非接触で情報の読み取り/書き込みが可能な、非接触式のICカードである。このICチップ5b’も、前述した図2(b)に示すように、CPU,ROM,RAM,及びフラッシュメモリを備えている。即ち会員カード5’も、メモリのみを搭載した、いわゆるメモリカードと称されるものではなく、メモリとCPUを搭載した、いわゆるスマートカードと称されるものである。
As shown in FIG. 2A, the
この会員カード5’は、会員登録を行った遊技者に対して発行されるものであり、該遊技者が、ある電子マネー会社8との間で電子貨幣サービスの使用契約を締結した場合には、該会員カード5’の記憶領域に当該電子マネー会社8の電子マネーID及び電子マネー残額が追加して記憶される。
This
ここで会員カード5’は、図2(d)に示すように、複数の電子マネー会社8(例えばX社,Y社)の各々について電子マネーID及び電子マネー残額を記憶する記憶領域を有すると共に、複数の遊技場6(例えば遊技場A,遊技場B)の各々について当該各遊技場6で使用可能なカード残額を特定可能な特定取引用価値特定情報(ここでは入金ID,カード残額)及び各遊技場において付与されるポイントを特定可能なポイント特定情報(ここでは該ポイント自体)を記憶する記憶領域を有しており、ここでは記憶領域1に遊技場Aの入金ID,カード残額,及びポイントを記憶し、記憶領域2に遊技場Bの入金ID,カード残額,及びポイントを記憶し、記憶領域3にX社の電子マネーIDと電子マネー残額を記憶し、記憶領域4にY社の電子マネーIDと電子マネー残額を記憶している。また図示しないが、各記憶領域にアクセスするために必要な前記アプリケーションソフトも記憶している。
Here, as shown in FIG. 2D, the
なお前記残度数表示器14では、玉貸ユニット20の会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に記憶されているカード残額に相当する前記度数が、残度数として表示される。また前記玉貸ボタン15は、玉貸ユニット20の会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に記憶されているカード残額を使用した玉貸操作を受け付ける。
The remaining
また第3実施形態に係る玉貸ユニット20は、図26及び図27に示すように、第1実施形態と比較して、精算カードR/W25,及び電子マネーカードR/W26を備えていない一方、会員カードR/W26’を備えている点が異なる。この会員カードR/W26’は、会員カード挿入口26a’から会員カード5’を受け付けて、該受け付けた会員カード5’に記憶されている入金ID,カード残額,電子マネーID,及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている会員カード5’に対して、入金ID及びカード残額や、更新後の電子マネー残額を書き込むものである。
In addition, as shown in FIGS. 26 and 27, the
[3−1.パターンAの処理を行う第3実施形態に係る特定取引用システム1]
次に図26を参照して、パターンAの処理を行う第3実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。
[3-1.
Next, with reference to FIG. 26, the structure of the
パターンAの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20は、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),使用予定額設定手段(制御部22),判定要求手段(制御部22),及び特定取引用価値付与手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22),及び価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンAの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20は、特定取引用価値使用処理手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、ポイント加算更新処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引装置(玉貸装置)として機能するものである。
The
さらにパターンAの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22),及び返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
Further, the
これらパターンAの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20が備える各手段の機能は、特定取引用価値付与手段を除いて、パターンAの処理を行う第1実施形態と略同様であるため、説明を省略する。ただしパターンAの処理を行う第3実施形態では、前述の如く会員カード5’が使用されるため、パターンAの処理を行う第1実施形態に係る各手段の説明において、精算カード4及び電子マネーカード5は会員カード5’,精算カードR/W25及び電子マネーカードR/W26は会員カードR/W26’と、それぞれ読み替えるものとする。
The functions of the units included in the
ここで制御部22は特定取引用価値付与手段の一例であって、会員カード5’のCPUから電子マネー残額が使用予定額以上である旨の判定結果(判定OK)を受信したことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものであり、ここでは当該特定取引用システム1が設けられる遊技場6の前記記憶領域(図2(d)を参照)に記憶されている入金IDから特定されるカード残額に対して該付与した特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行う。具体的には、判定OKを受信すると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額を当該遊技場6のカード残額として会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に書き込むことにより、特定取引用価値であるカード残額を付与する。
Here, the
なお制御部22のRAMは、第1実施形態と異なり、特定取引用価値記録媒体としては機能しない。ここで会員カード5’を所持していない遊技者(即ち前記会員登録を行っていない遊技者,又は前記会員登録を行ったが会員カード5’を遊技場6に持ってこなかった遊技者)は、図示しない発行装置から前記精算カード4の発行を受け、該精算カード4を会員カードR/W26’に挿入することにより、該精算カード4に記憶されている入金IDから特定されるカード残額を使用して玉貸を受けることができる。
Unlike the first embodiment, the RAM of the
ここで図28〜図30を参照して、ディスプレイ27の表示内容について説明するが、図4〜図6に示す第1実施形態と異なる点については、図中において太線で示す。なお図28及び図29は、前記入金装置及び前記玉貸装置として機能する場合の表示内容であり、図30は、前記精算装置として機能する場合の表示内容である。
Here, the display content of the
まず初期状態として、D100で、会員カード5’の挿入を促す旨が表示される。このD100の状態で、会員カードR/W26’により会員カード5’を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた会員カード5’に記憶されている当該遊技場6(ここでは遊技場A)の入金ID及びカード残額と表示用の電子マネー残額が取得されて、D111で、該取得された当該遊技場6のカード残額(ここでは1075円),及び該取得された電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。
First, as an initial state, at D100, a message prompting insertion of the membership card 5 'is displayed. In the state of D100, when the
このD111の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、会員カード5’を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場6(ここでは遊技場A)のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。
In the state of D111, when the
そして、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上である場合には、D112で、該カード残額(ここでは550円)が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。 If the remaining amount of the card after subtracting and updating the used amount + consumption tax (525 yen in this case) by the subtraction process is 105 yen or more corresponding to one time including the consumption tax, the remaining card amount is D112. (550 yen here) is displayed, and the fact that the 525 yen has been subtracted from the remaining card amount, the fact that 5 points have been added and updated in the game hall A, and that the ball is available for lending are displayed.
一方、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満である場合には、D113で、該カード残額(ここでは25円)が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,残額不足である旨,及び貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。 On the other hand, if the remaining card amount after subtracting and updating the used amount + consumption tax (525 yen in this case) by the subtraction process is less than 105 yen corresponding to one time including consumption tax, the remaining card amount is D113. (25 yen in this case) is displayed, the fact that the 525 yen has been subtracted from the remaining card amount, the fact that 5 points have been added and updated in the game hall A, the remaining amount is insufficient, and the insertion of money or the screen A message prompting the user to press the “electronic money deposit” button is displayed.
このD113の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、受付金額が会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に記憶されているカード残額に加算更新されて、D111に戻る。またD113の状態で、画面に表示された「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、後述するD121又はD122に進む。なおD111〜D113の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するD131に進む。 When money is accepted by the money accepting means in the state of D113, the accepted amount is added and updated to the card remaining amount stored in the member card 5 'accepted by the member card R / W 26', and the process returns to D111. In the state of D113, when an “electronic money deposit” button displayed on the screen is pressed to accept an electronic money deposit operation, the process proceeds to D121 or D122 described later. In the state of D111 to D113, when an “end” button displayed on the screen is pressed and an end operation is accepted, the process proceeds to D131 described later.
前記D113の状態で、画面に表示された「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額が取得されて、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかの判定が行われる。ここで取得キャリアが1つであると判定されると、D121で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、D122に進む。一方、取得キャリアが複数であると判定されると、D121で、当該遊技場6のカード残額,及び前記取得された電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD121の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
In the state of D113, when the “electronic money deposit” button displayed on the screen is pressed and an electronic money deposit operation is accepted, the plurality of members stored in the
このD121の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、D122で、当該遊技場6のカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択するための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
In this state of D121, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for deposit (ie, electronic money ID of the carrier), D122 , The remaining card amount of the
このD122の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、後述する図35に示すS358〜S368の処理が行われて、D123で、加算更新後の当該遊技場6のカード残額,及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、D121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された入金金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
In the state of D122, when any deposit amount selection button (here, “3000 yen” button) is pressed to select a deposit amount and any one of the automatic deposit selection buttons is pressed, FIG. The processing of S358 to S368 shown in FIG. 5 is performed, and in D123, the remaining card amount of the
このD123の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、会員カード5’を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され、会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場6(ここでは遊技場A)のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、D124に示すように、当該遊技場6のカード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた特定取引用価値の大きさである1000円以下になる状態(即ち残額が1000円を超えて1525円以下の状態)となる。このD124の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記D122で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金OFFの場合にはD125に進み、前記D122で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ONの場合にはD126に進む。
In the state of D123, when the
自動入金OFFの場合には、D125で、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が減算更新された後の当該遊技場6のカード残額(ここでは925円),及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,及び玉貸可能状態である旨が表示される。このD125の状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額+消費税が減算更新された後の当該遊技場6のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円未満(即ち端数額)となった場合には、D121に戻る。
In the case of automatic depositing OFF, in D125, the remaining amount of the card of the game hall 6 (here, 925 yen) after the usage amount + consumption tax (here, 525 yen) is subtracted and updated by the subtraction process, and the electronic The balance of money is displayed, as well as the fact that 525 yen has been subtracted from the balance of the card, the fact that 5 points have been added and updated in the game hall A, and that the ball is available for lending are displayed. In the state of D125, when the
自動入金ONの場合には、前記減算処理により使用金額+消費税(ここでは525円)が当該遊技場6のカード残額から減算更新され、D121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるD122で選択された入金金額(ここでは3000円)に相当する特定取引用価値の大きさが、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に記憶されている当該遊技場6のカード残額に加算更新される一方(即ち1450円−525円+3000円=3925円)、D121で指定されたキャリアの電子マネー残額からD122で選択された入金金額が減算更新され、D126で、加算更新後の当該遊技場6のカード残額,及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該525円を減算した旨,遊技場Aに5ポイントを加算更新した旨,D121で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD122で選択された入金金額を自動入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を自動入金した旨),及び玉貸可能状態である旨が表示される。
In the case of automatic depositing ON, the used amount + consumption tax (here, 525 yen) is subtracted and updated from the remaining card amount of the
D111〜D113,又はD121〜D126の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、D131で、会員カード排出操作又は電子マネー返還操作の選択を促す旨が表示されると共に、該選択をするためのボタンとして「会員カードを排出」ボタン及び「電子マネーに返還」ボタンが表示される。 In the state of D111 to D113 or D121 to D126, when the “end” button displayed on the screen is pressed and an end operation is accepted, a message is displayed in D131 to prompt the selection of the member card discharge operation or the electronic money return operation. At the same time, a “discharge membership card” button and a “return to electronic money” button are displayed as buttons for making the selection.
このD131の状態で、「会員カードを排出」ボタンが操作されて会員カード排出操作を受け付けると、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’が排出されて、D132で、該排出される会員カード5’に記憶されている当該遊技場6のカード残額,及び該記憶されている電子マネー残額が表示されると共に、会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。
In this state of D131, when the member card ejection operation is accepted by operating the “eject membership card” button, the
前記D131の状態で、「電子マネーに返還」ボタンが操作されて電子マネー返還操作を受け付けると、前記取得キャリアが複数であるか1つであるかの判定が行われ、該取得キャリアが1つであると判定されると、D134で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、D135に進み、該取得キャリアが複数であると判定されると、D134に進む。 When the “return to electronic money” button is operated in the state of D131 and an electronic money return operation is accepted, it is determined whether there are a plurality of acquired carriers or one acquired carrier. If it is determined that there are a plurality of acquired carriers, the process proceeds to D134.
D134では、当該遊技場6のカード残額(ここでは25円),及び前記取得された電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、当該遊技場6のカード残額を返還するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD134の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
In D134, the remaining card amount (25 yen here) of the
このD134の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて当該遊技場6のカード残額を返還するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、D135で、当該遊技場6のカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返還金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。
In this state D134, any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier (that is, the electronic money ID of the carrier) for returning the remaining card amount of the
このD135の状態で、電子マネーへの返還金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返還金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、後述する図36に示すS385〜S394の処理が行われることにより、D134で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されて、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’が排出され、D136で、減算更新後の当該遊技場6のカード残額,及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記D134で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に前記D135で指定された電子マネー返還金額を返還した旨(ここではX社電子マネー残額に10円を返還した旨),及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D100に戻る。
In the state of D135, when the return amount to the electronic money is specified and the “decision” button is pressed, the remaining amount of the card corresponding to the specified return amount of electronic money is converted into the amount of electronic money value, By performing the processing of S385 to S394 shown in FIG. 36 to be described later, the size of the converted electronic money value is added and updated with respect to the electronic money balance of the carrier designated in D134 (or the one). The member card 5 'accepted by the member card R / W 26' is discharged, and at D136, the remaining card amount of the
なお図示しないが、ディスプレイ27では、遊技データ,テレビ画像,インターネット画像等の閲覧も可能である。
Although not shown, the
パターンAの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30は、図26及び図31に示すように、パターンAの処理を行う第1実施形態と比較して、精算カードR/W35,及び電子マネーカードR/W36を備えていない一方、会員カードR/W36’を備えている点が異なる。この会員カードR/W36’は、会員カード挿入口36a’から会員カード5’を受け付けて、該受け付けた会員カード5’に記憶されている入金ID,カード残額,電子マネーID,及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている会員カード5’に対して、入金ID及びカード残額や、更新後の電子マネー残額を書き込むものである。
As shown in FIGS. 26 and 31, the
このパターンAの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30は、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),使用予定額設定手段(制御部32),判定要求手段(制御部32),及び特定取引用価値付与手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部32),及び価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンAの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部32),及び返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
The
これらパターンAの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30が備える各手段の機能は、特定取引用価値付与手段を除いて、パターンAの処理を行う第1実施形態と略同様であるため、説明を省略する。ただしパターンAの処理を行う第3実施形態では、前述の如く会員カード5’が使用されるため、パターンAの処理を行う第1実施形態に係る各手段の説明において、精算カード4及び電子マネーカード5は会員カード5’,精算カードR/W35及び電子マネーカードR/W36は会員カードR/W36’と、それぞれ読み替えるものとする。
The functions of each means included in the
ここで制御部32は特定取引用価値付与手段の一例であって、会員カード5’のCPUから電子マネー残額が使用予定額以上である旨の判定結果(判定OK)を受信したことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものであり、ここでは当該特定取引用システム1が設けられる遊技場6の前記記憶領域(図2(d)を参照)に記憶されている入金IDから特定されるカード残額に対して該付与した特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行う。具体的には、判定OKを受信すると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額を当該遊技場6のカード残額として会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に書き込むことにより、特定取引用価値であるカード残額を付与する。
Here, the
ここで図32〜図33を参照して、ディスプレイ37の表示内容について説明するが、図8〜図9に示す第1実施形態と異なる点については、図中において太線で示す。なお図32は、前記入金装置として機能する場合の表示内容であり、図33は、前記精算装置として機能する場合の表示内容である。
Here, the display content of the
まず初期状態として、D150で、会員カード5’の挿入を促す旨が表示される。このD150の状態で、会員カードR/W36’により会員カード5’を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた会員カード5’に記憶されている当該遊技場6(ここでは遊技場A)の入金ID及びカード残額と表示用の電子マネー残額が取得されて、D151で、該取得された当該遊技場6のカード残額(ここでは3925円),及び該取得された電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金モード又は精算モードの選択を促す旨,並びに該選択をするためのモード選択ボタンである「入金」ボタン,及び「精算」ボタンが表示される。
First, as an initial state, at D150, a message prompting insertion of the membership card 5 'is displayed. In the state of D150, when the
このD151の状態で、「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり、D152で、当該遊技場6のカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、貨幣(紙幣2,硬貨3)の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。
When the “deposit” button is pressed in the state of D151, a deposit mode is entered, and in D152, the card balance and the electronic money balance of the
このD152の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(ここでは紙幣識別機33により1000円紙幣を3枚受け付けると)、受付金額が会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に記憶されている当該遊技場6のカード残額に加算更新されて該会員カード5’が排出され、D153で、加算更新後の当該遊技場6のカード残額,及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記受付金額(ここでは3000円)を入金した旨,及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D150に戻る。
In the state of D152, when money is accepted by the money accepting means (here, three 1000-yen bills are accepted by the bill discriminator 33), the received amount is changed to the
またD152の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されると、会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額が取得されて、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかの判定が行われる。ここで取得キャリアが1つであると判定されると、D161で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、D162に進む。一方、取得キャリアが複数であると判定されると、D161で、当該遊技場6のカード残額,及び前記取得された電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD161の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
In addition, when the “electronic money deposit” button is pressed in the state of D152, the plurality of electronic money IDs and electronic money balances stored in the
このD161の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、D162で、当該遊技場6のカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
In this state of D161, when any carrier designation button (here, "Company X electronic money balance" button) is pressed to designate a carrier to be used for depositing (that is, the electronic money ID of the carrier), D162 , The remaining card amount of the
このD162の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、後述する図37に示すS438〜S448の処理が行われて、会員カード5’が排出され、D163で、加算更新後の当該遊技場6のカード残額,及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、D161で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのD162で選択された入金金額を入金した旨(ここではX社電子マネー残額から3000円を入金した旨),及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D150に戻る。
In the state of D162, when one of the deposit amount selection buttons (here, “3000 yen” button) is pressed and the deposit amount is selected, the processing of S438 to S448 shown in FIG. The membership card 5 'is discharged, and in D163, the remaining card amount of the
また前記D151の状態で、「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり、D171で、当該遊技場6のカード残額,及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額の返却方法の選択を促す旨,並びに該選択をするための返却方法選択ボタンである「貨幣を返却」ボタン,及び「電子マネーに返還」ボタンが表示される。
In addition, when the “settlement” button is pressed in the state of D151, the settlement mode is entered, and in D171, the remaining card amount and the electronic money balance of the
このD171の状態で、「貨幣を返却」ボタンが操作されて貨幣返却操作を受け付けると、D172で、当該遊技場6のカード残額(ここでは3925円)が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置30では、前述の如く、100円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣での返却金額として100円未満を含む金額は指定できない。
In the state of D171, when the “return money” button is operated to accept the money return operation, the card remaining amount (3925 yen in this case) of the
このD172の状態で、貨幣での返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、後述する図38に示すS473〜S477の処理が行われて、該指定された貨幣返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、該貨幣返却金額が会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に記憶されている当該遊技場6のカード残額から減算更新されて該会員カード5’が排出され、D173で、減算更新後の当該遊技場6のカード残額が表示されると共に、前記指定された貨幣返却金額(ここでは3000円)の貨幣を返却した旨,及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D150に戻る。
In the state of D172, when the return amount in money is specified and the “OK” button is pressed, the processing of S473 to S477 shown in FIG. 38, which will be described later, is performed and corresponds to the specified money return amount. The money to be returned is paid out and returned, and the money return amount is subtracted and updated from the remaining card amount of the
また前記D171の状態で、「電子マネーに返還」ボタンが操作されて電子マネー返還操作を受け付けると、前記取得キャリアが複数であるか1つであるかの判定が行われ、該取得キャリアが1つであると判定されると、D182で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、D183に進み、該取得キャリアが複数であると判定されると、D182に進む。 In the state of D171, when the “return to electronic money” button is operated to accept an electronic money return operation, it is determined whether there are a plurality of acquired carriers or one acquired carrier. If it is determined that there are a plurality of acquisition carriers, the process proceeds to D182.
D182では、当該遊技場6のカード残額(ここでは3925円),及び前記取得された電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、当該遊技場6のカード残額を返還するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD182の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
In D182, the remaining card amount (3925 yen here) of the
このD182の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて当該遊技場6のカード残額を返還するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、D183で、当該遊技場6のカード残額,及び該指定されたキャリアの電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額)が表示されると共に、電子マネーへの返還金額の指定を促す旨,及び該指定をするためのテンキーが表示される。
In this D182 state, any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier (that is, the electronic money ID of the carrier) for returning the card balance of the
このD183の状態で、電子マネーへの返還金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返還金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、後述する図38に示すS485〜S494の処理が行われることにより、D182で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対して前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されて、会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’が排出され、D184で、減算更新後の当該遊技場6のカード残額,及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記D182で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に前記D183で指定された電子マネー返還金額を返還した旨(ここではX社電子マネー残額に3000円を返還した旨),及び会員カード5’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード5’が取り出されると、D100に戻る。
In the state of D183, when the return amount to the electronic money is specified and the “determine” button is pressed, the remaining amount of the card corresponding to the specified return amount of electronic money is converted into the amount of electronic money value, By performing the processing of S485 to S494 shown in FIG. 38 to be described later, the converted electronic monetary value is added and updated with respect to the electronic money balance of the carrier designated in D182 (or the one). The member card 5 'accepted by the member card R / W 36' is discharged, and in D184, the remaining card amount of the
次に、図34〜図38を参照して、パターンAの処理を行う第3実施形態に係る特定取引用システム1の作用について説明する。
Next, with reference to FIGS. 34 to 38, the operation of the
まず図34〜図36は、パターンAの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートである。なお図34及び図35は、前記入金装置及び前記玉貸装置として機能する場合の処理であり、図36は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
First, FIG. 34 to FIG. 36 are flowcharts showing an example of processing in the
この玉貸ユニット20は、会員カードR/W26’により会員カード5’を受け付けると(S301)、該会員カード5’の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場6の入金ID及びカード残額と表示用の電子マネー残額の取得を会員カード5’に対して要求し(S302)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる当該遊技場6の入金ID及びカード残額と表示用の電子マネー残額を取得し(S303)、該取得した当該遊技場6のカード残額,及び該取得した電子マネー残額をディスプレイ27に表示して(S304)、玉貸可能状態となる(S305)。
When accepting the
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン15が押下されて玉貸操作を受け付けると(S306)、カード残額を使用した玉貸処理を行うと共に、会員カード5’を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額+消費税が105円毎に1ポイントが付与され(S307)、当該遊技場6の遊技場ID,使用金額+消費税,及び該付与されたポイントを会員カード5’に対して送信する(S308)。当該遊技場6の遊技場ID,使用金額+消費税,及び該付与されたポイントを受信した会員カード5’のCPUは、該受信した使用金額+消費税を会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場6のカード残額から減算更新すると共に、該受信したポイントを会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場6のポイントに加算更新し(S309)、減算更新後の当該遊技場6のカード残額を前記遊技場ID,使用金額+消費税,及びポイントの送信元である玉貸ユニット20に対して送信する。
When the
このように、会員カード5’において、玉貸ユニット20が設けられる遊技場6の記憶領域に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して、当該玉貸ユニット20が設けられる遊技場6において付与されたポイントが加算更新されるので、各遊技場6のポイントを特定可能なハウスカードを遊技者が携帯しなくても、単体の会員カード5’で各遊技場6のポイントサービスを受けられることにより、遊技者の利便性が向上する。
Thus, in the
また玉貸ユニット20は、S311〜S312で前記使用金額減算処理を行って、減算更新後のカード残額が消費税込みの1度数に相当する105円以上であるか否かを判定する(S313)。このS313でカード残額が105円以上であると判定された場合には、前記S304に戻る。一方、S313でカード残額が105円未満であると判定された場合には、貨幣の受付,電子マネー入金操作,又は終了操作を待機する(S314)。
In addition, the
このS314で貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、該受け付けた貨幣の金額である受付金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S315)。該受付金額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶し、該生成した入金IDを前記受付金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S316)。以下においては、S315〜S316と同等の処理を「受付金額加算処理」と称する。
When money is accepted by the money accepting means in S314, the accepted amount, which is the amount of the accepted money, is transmitted to the system controller 50 (S315). The
該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、該受信した入金IDと前記受付金額を会員カード5’に送信する(S317)。該入金IDと受付金額を受信した会員カード5’のCPUは、該受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額を当該遊技場6のカード残額として会員カード5’に書き込み(S318)、加算更新後の当該遊技場6のカード残額を前記入金IDと受付金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S319)。該加算更新後の当該遊技場6のカード残額を受信した玉貸ユニット20は、前記S304以下の処理を行う。またS314で電子マネー入金操作があった場合には、後述するS351に進む。またS314で終了操作があった場合には、後述するS371に進む。
The
次に玉貸ユニット20は、電子マネー入金操作を受け付けると(S351)、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーIDの取得を当該会員カード5’に対して要求し(S352)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる複数の電子マネーIDを取得し(S353)、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S354)。
Next, when receiving the electronic money deposit operation (S351), the
このS354で取得キャリアが複数であると判定された場合には、前記図29のD121に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S355)、S357に進む。一方、S354で取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図29のD121で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S356)、S357に進む。このように、会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If it is determined in S354 that there are a plurality of acquired carriers, designation of a carrier to be used for deposit is accepted as shown in D121 of FIG. 29 (S355), and the process proceeds to S357. On the other hand, if it is determined in S354 that there is one acquired carrier, it is assumed that the one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D121 of FIG. 29 (S356). , The process proceeds to S357. In this way, when there is one electronic money ID (that is, an acquired carrier) stored in the flash memory of the
S357で、電子マネー残額をディスプレイ27に表示すると共に、前記図29のD122に示すように入金金額の選択を受け付けると、前記指定されたキャリアの電子マネー残額≧該選択された入金金額の判定を会員カード5’のCPUに対して要求する(S358)。該判定要求を受信した会員カード5’のCPUは、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を行い(S359)、判定OKならば、指定されたキャリアの電子マネー残額から選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新し(S360)、判定OK及び減算更新後の電子マネー残額を前記判定要求の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S361)。
In S357, the electronic money balance is displayed on the
該判定OK及び減算更新後の電子マネー残額を受信した玉貸ユニット20は、S362〜S363で前記入金金額減算処理を行う。また該S363で更新完了通知を受信した玉貸ユニット20は、前記選択された入金金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S364)。該入金金額を受信したシステムコントローラ50は、入金IDを生成し、該生成した入金IDと対応付けて、前記受信した入金金額を残額として記憶し、該生成した入金IDを前記入金金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S365)。以下においては、S364〜S365と同等の処理を「入金金額加算処理」と称する。
The
該入金IDを受信した玉貸ユニット20は、S365で受信した入金IDと前記入金金額を会員カード5’に送信する(S366)。該入金IDと入金金額を受信した会員カード5’のCPUは、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額を当該遊技場6のカード残額として会員カード5’に書き込み(S367)、加算更新後の当該遊技場6のカード残額を前記入金IDと入金金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S368)。このように、会員カード5’の記憶領域に記憶されている、当該特定取引用システム1が設けられている遊技場6の入金IDから特定されるカード残額に対して、付与された特定取引用価値の大きさが加算更新されるので、付与された特定取引用価値の大きさが複数の遊技場6で共通に使用できない場合であっても、各遊技場6のカード残額を特定可能なハウスカードを遊技者が複数携帯する必要が無く、遊技者の利便性が向上する。該加算更新後の当該遊技場6のカード残額を受信した玉貸ユニット20は、前記S304〜S312の処理を行って、S369に進む。
The
このように、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により、会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーIDのうちの任意の電子マネーID(キャリア)の指定を遊技者から受け付けると、判定要求手段(制御部22)により、該指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が入金金額以上であるか否かの判定が会員カード5’のCPUに対して要求され、当該電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値付与手段(制御部22)により、該入金金額に相当する大きさの特定取引用価値が付与されるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また前記指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値付与手段により特定取引用価値の大きさが付与されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, any electronic money ID (carrier) among the plurality of electronic money IDs stored in the flash memory of the
S369では、カード残額が予め定められた特定取引用価値の大きさである1000円以下であるか否かを判定する。このS369で残額が1000円を超えると判定された場合には、前記S304に戻る。一方、S369で残額が1000円以下であると判定された場合には、自動入金ONであるか自動入金OFFであるかを判定する(S370)。 In S369, it is determined whether or not the remaining card amount is 1000 yen or less, which is a predetermined value for specific transaction. If it is determined in S369 that the remaining amount exceeds 1000 yen, the process returns to S304. On the other hand, if it is determined in S369 that the remaining amount is 1000 yen or less, it is determined whether the automatic deposit is ON or the automatic deposit is OFF (S370).
このS370で自動入金OFFである、即ち前記図29のD122で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていないと判定された場合には、前記S313に戻る。一方、S370で自動入金ONである、即ち前記図29のD122で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されていると判定された場合には、遊技者から入金操作を受け付けることなく、前記S358に進み、自動入金処理を行う。このように、付与されたカード残額が使用された結果予め定められた大きさ以下となったとき、即ちカード残額が少なくなったときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を再度遊技者から受け付けることなく、以前に指定を受け付けた電子マネーIDに基づいて、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者の利便性が向上する。 If it is determined in S370 that automatic depositing is OFF, that is, if it is determined in D122 of FIG. 29 that the “No” button is pressed and automatic depositing is not selected, the process returns to S313. On the other hand, if it is determined in S370 that automatic depositing is ON, that is, if it is determined in D122 in FIG. 29 that the “Yes” button is pressed and automatic depositing is selected, a deposit operation is not accepted from the player. Proceeding to S358, an automatic deposit process is performed. In this way, when the card remaining amount given is less than or equal to a predetermined size as a result of use, that is, when the card remaining amount is reduced, an electronic money ID used for receiving a specific transaction value Since the process for assigning the value for specific transaction is performed based on the electronic money ID that has been previously accepted without receiving the designation from the player again, the convenience of the player is improved.
また玉貸ユニット20は、終了操作を受け付けると、会員カード排出操作,又は電子マネー返還操作を待機する(S371)。
Further, when receiving the end operation, the
このS371で会員カード排出操作を受け付けると、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’を排出して、該排出される会員カード5’に記憶されている当該遊技場6のカード残額をディスプレイ27に表示する(S372)。
When the member card discharging operation is accepted in S371, the member card 5 'accepted by the member card R / W 26' is ejected, and the remaining card amount of the
またS371で電子マネー返還操作を受け付けると(S381)、S382に進む。S382では、前記取得キャリアが複数である場合には、前記図30のD134に示すように未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するキャリアの指定を受け付け、前記取得キャリアが1つである場合には、前記図30のD134で未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして、S383に進む。このように、会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
When an electronic money return operation is accepted in S371 (S381), the process proceeds to S382. In S382, when there are a plurality of the acquired carriers, as shown in D134 of FIG. 30, a designation of a carrier that returns an electronic monetary value corresponding to an unused specific transaction value is accepted, and the acquisition is performed. When there is one carrier, the one carrier is designated without accepting designation of a carrier for returning an electronic monetary value having a size corresponding to an unused specific transaction value in D134 of FIG. As a result, the process proceeds to S383. As described above, when there is one electronic money ID (that is, an acquired carrier) stored in the flash memory of the
S383で前記図30のD135に示すように電子マネー返還金額の指定を受け付けると、該指定された電子マネー返還金額を電子貨幣価値の大きさに変換し(S384)、前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対する該変換された電子貨幣価値の大きさの加算更新を会員カード5’のCPUに対して要求する(S385)。該加算更新要求を受信した会員カード5’のCPUは、前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し(S386)、更新後の電子マネー残額を前記加算更新要求の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S387)。
When the designation of the electronic money return amount is accepted as shown in D135 of FIG. 30 in S383, the designated electronic money return amount is converted into the value of electronic money value (S384), and the designated (or the above) The CPU of the
このように、会員カード5’において、玉貸ユニット20が設けられる遊技場6の記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値の大きさに変換されるので、各遊技場6の特定取引用価値の大きさを特定可能なハウスカードを遊技者が携帯しなくても、単体の会員カード5’で各遊技場6の特定取引用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに返却できることにより、遊技者の利便性が向上する。
Thus, in the
該更新後の電子マネー残額を受信した玉貸ユニット20は、S388〜S389で前記返還金額加算処理を行うと共に、S390〜S391で前記返還金額減算処理を行って、当該遊技場6の遊技場IDと前記電子マネー返還金額を会員カード5’に送信する(S392)。該遊技場IDと電子マネー返還金額を受信した会員カード5’のCPUは、該受信した電子マネー返還金額を当該遊技場6のカード残額から減算更新し(S393)、該減算更新後の当該遊技場6のカード残額を前記遊技場IDと電子マネー返還金額の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S394)。該減算更新後の当該遊技場6のカード残額を受信した玉貸ユニット20は、受け付けている会員カード5’を排出して、減算更新後のカード残額,及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S395)。
The
このように、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27)により、会員カード5’に記憶されている複数の電子マネーIDのうちの任意の電子マネーID(キャリア)の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)により、該指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨が会員カード5’のCPUに対して要求されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返還先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また前記指定を受け付けた特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する大きさの特定取引用価値が電子貨幣価値に変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
In this way, the return destination providing organization identification information designation accepting means (touch panel type display 27) designates an arbitrary electronic money ID (carrier) among a plurality of electronic money IDs stored in the
次に図37及び図38は、パターンAの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートである。なお図37は、前記入金装置として機能する場合の処理であり、図38は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
Next, FIG. 37 and FIG. 38 are flowcharts showing an example of processing in the
この入金精算装置30は、会員カードR/W36’により会員カード5’を受け付けると(S401)、該会員カード5’の相互認証を行い、相互認証OKであれば、該会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場6の入金ID及びカード残額と表示用の電子マネー残額の取得を会員カード5’に対して要求し(S402)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる当該遊技場6の入金ID及びカード残額と表示用の電子マネー残額を取得し(S403)、該取得した当該遊技場6のカード残額,及び該取得した電子マネー残額をディスプレイ37に表示して(S404)、入金モード,又は精算モードの選択を待機する(S405)。
Upon receipt of the
このS405で入金モードの選択を受け付けると(S411)、貨幣の受付又は電子マネー入金操作を待機する(S412)。 When the selection of the deposit mode is accepted in this S405 (S411), it waits for the receipt of money or the electronic money deposit operation (S412).
このS412で貨幣受付手段により貨幣を受け付けると(S421)、S422〜S423で前記受付金額加算処理を行って、該S423で受信した入金IDと前記受付金額を会員カード5’に送信する(S424)。該入金IDと受付金額を受信した会員カード5’のCPUは、該受信した入金IDと対応付けて、前記受付金額を当該遊技場6のカード残額として会員カード5’に書き込み(S425)、加算更新後の当該遊技場6のカード残額を前記入金IDと受付金額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S426)。該加算更新後の当該遊技場6のカード残額を受信した入金精算装置30は、前記受け付けている会員カード5’を排出して、加算更新後の当該遊技場6のカード残額をディスプレイ37に表示する(S427)。
When money is accepted by the money accepting means in S412 (S421), the accepted amount addition processing is performed in S422 to S423, and the receipt ID received in S423 and the accepted amount are transmitted to the member card 5 '(S424). . The CPU of the
またS412で電子マネー入金操作を受け付けると(S431)、会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーIDの取得を当該会員カード5’に対して要求し(S432)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる複数の電子マネーIDを取得し(S433)、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S434)。
When the electronic money depositing operation is accepted in S412 (S431), the
このS434で取得キャリアが複数であると判定された場合には、前記図32のD161に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S435)、S437に進む。一方、S434で取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図32のD161で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S436)、S437に進む。このように、会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If it is determined in S434 that there are a plurality of acquired carriers, designation of a carrier to be used for deposit is accepted as shown in D161 of FIG. 32 (S435), and the process proceeds to S437. On the other hand, if it is determined in S434 that there is one acquired carrier, it is assumed that the one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D161 of FIG. 32 (S436). The process proceeds to S437. In this way, when there is one electronic money ID (that is, an acquired carrier) stored in the flash memory of the
S437で、電子マネー残額をディスプレイ37に表示すると共に、前記図32のD162に示すように入金金額の選択を受け付けると、前記指定されたキャリアの電子マネー残額≧該選択された入金金額の判定を会員カード5’のCPUに対して要求する(S438)。該判定要求を受信した会員カード5’のCPUは、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を行い(S439)、判定OKならば、指定されたキャリアの電子マネー残額から選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新し(S440)、判定OK及び減算更新後の電子マネー残額を前記判定要求の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S441)。
In S437, the balance of electronic money is displayed on the
該判定OK及び減算更新後の電子マネー残額を受信した入金精算装置30は、S442〜S443で前記入金金額減算処理を行うと共に、S444〜S445で前記入金金額加算処理を行って、該S445で受信した入金IDと前記入金金額を会員カード5’に送信する(S446)。該入金IDと入金金額を受信した会員カード5’のCPUは、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額を当該遊技場6のカード残額として会員カード5’に書き込み(S447)、加算更新後の当該遊技場6のカード残額を前記入金IDと入金金額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S448)。このように、会員カード5’の記憶領域に記憶されている、当該特定取引用システム1が設けられている遊技場6の入金IDから特定されるカード残額に対して、付与された特定取引用価値の大きさが加算更新されるので、付与された特定取引用価値の大きさが複数の遊技場6で共通に使用できない場合であっても、各遊技場6のカード残額を特定可能なハウスカードを遊技者が複数携帯する必要が無く、遊技者の利便性が向上する。該加算更新後の当該遊技場6のカード残額を受信した入金精算装置30は、受け付けている会員カード5’を排出して、加算更新後のカード残額,及び減算更新後の電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S449)。
Upon receipt of the determination OK and the electronic money balance after the subtraction update, the
このように、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により、会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーIDのうちの任意の電子マネーID(キャリア)の指定を遊技者から受け付けると、判定要求手段(制御部32)により、該指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が入金金額以上であるか否かの判定が会員カード5’のCPUに対して要求され、当該電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値付与手段(制御部32)により、該入金金額に相当する大きさの特定取引用価値が付与されるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また前記指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値付与手段により特定取引用価値の大きさが付与されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, any electronic money ID (carrier) among the plurality of electronic money IDs stored in the flash memory of the
またS405で精算モードの選択を受け付けると(S461)、貨幣返却操作又は電子マネー返還操作を待機する(S462)。 When the selection of the payment mode is accepted in S405 (S461), a money return operation or an electronic money return operation is waited (S462).
このS462で貨幣返却操作を受け付け(S471)、前記図33のD172に示すように貨幣への返却金額の指定を受け付けると(S472)、前記取得した入金IDと該指定された貨幣返却金額をシステムコントローラ50に対して送信する(S473)。該入金IDと貨幣返却金額を受信したシステムコントローラ50は、該受信した入金IDと対応付けて記憶している残額から該受信した貨幣返却金額を減算更新し、減算完了通知を前記入金IDと貨幣返却金額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S474)。
In S462, a money return operation is accepted (S471), and when the designation of the return amount to money is accepted as shown in D172 of FIG. 33 (S472), the acquired deposit ID and the designated money return amount are converted into a system. The data is transmitted to the controller 50 (S473). The
該減算完了通知を受信した入金精算装置30は、当該遊技場6の遊技場IDと前記貨幣返却金額を会員カード5’に送信する(S475)。該遊技場IDと貨幣返却金額を受信した会員カード5’のCPUは、該受信した貨幣返却金額を当該遊技場6のカード残額から減算更新し(S476)、該減算更新後の当該遊技場6のカード残額を前記遊技場IDと貨幣返却金額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S477)。該減算更新後の当該遊技場6のカード残額を受信した入金精算装置30は、前記貨幣返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている会員カード5’を排出して、減算更新後のカード残額をディスプレイ37に表示する(S478)。
Receiving the subtraction completion notice, the
またS462で電子マネー返還操作を受け付けると(S481)、S482に進む。S482では、前記取得キャリアが複数である場合には、前記図31のD182に示すように未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するキャリアの指定を受け付け、前記取得キャリアが1つである場合には、前記図31のD182で未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして、S483に進む。このように、会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If an electronic money return operation is accepted in S462 (S481), the process proceeds to S482. In S482, when there are a plurality of the acquired carriers, as shown in D182 of FIG. 31, the specification of a carrier that returns an electronic money value having a size corresponding to an unused specific transaction value is accepted, and the acquisition is performed. When there is one carrier, the one carrier is designated without accepting the designation of the carrier for returning the electronic money value of the size corresponding to the unused specific transaction value in D182 of FIG. As a result, the process proceeds to S483. As described above, when there is one electronic money ID (that is, an acquired carrier) stored in the flash memory of the
S483で前記図33のD183に示すように電子マネーへの返還金額の指定を受け付けると、該指定された電子マネー返還金額を電子貨幣価値の大きさに変換し(S484)、前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対する該変換された電子貨幣価値の大きさの加算更新を会員カード5’のCPUに対して要求する(S485)。該加算更新要求を受信した会員カード5’のCPUは、前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し(S486)、更新後の電子マネー残額を前記加算更新要求の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S487)。
In S483, when the designation of the return amount to electronic money is accepted as shown in D183 of FIG. 33, the designated electronic money return amount is converted into the value of electronic money value (S484), and the designated ( Alternatively, the CPU of the
このように、会員カード5’において、入金精算装置30が設けられる遊技場6の記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値の大きさに変換されるので、各遊技場6の特定取引用価値の大きさを特定可能なハウスカードを遊技者が携帯しなくても、単体の会員カード5’で各遊技場6の特定取引用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに返却できることにより、遊技者の利便性が向上する。
Thus, in the
該更新後の電子マネー残額を受信した入金精算装置30は、S488〜S489で前記返還金額加算処理を行うと共に、S490〜S491で前記返還金額減算処理を行って、当該遊技場6の遊技場IDと前記電子マネー返還金額を会員カード5’に送信する(S492)。該遊技場IDと電子マネー返還金額を受信した会員カード5’のCPUは、該受信した電子マネー返還金額を当該遊技場6のカード残額から減算更新し(S493)、該減算更新後の当該遊技場6のカード残額を前記遊技場IDと電子マネー返還金額の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S494)。該減算更新後の当該遊技場6のカード残額を受信した入金精算装置30は、受け付けている会員カード5’を排出して、減算更新後のカード残額,及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S495)。
The
このように、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37)により、会員カード5’に記憶されている複数の電子マネーIDのうちの任意の電子マネーID(キャリア)の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)により、該指定を受け付けた電子マネーIDと対応付けて会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨が会員カード5’のCPUに対して要求されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返還先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また前記指定を受け付けた特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する大きさの特定取引用価値が電子貨幣価値に変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
In this way, the return destination provider institution identification information designation receiving means (touch panel type display 37) designates an arbitrary electronic money ID (carrier) among the plurality of electronic money IDs stored in the
以上に説明したパターンAの処理を行う第3実施形態に係る特定取引用システム1によれば、複数のキャリアがある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーID及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を受け付けることにより、遊技者が希望するキャリアを選択することができるので、遊技者の利便性が向上する。
According to the
[3−2.パターンBの処理を行う第3実施形態に係る特定取引用システム1]
次に図26を参照して、パターンBの処理を行う第3実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。
[3-2.
Next, with reference to FIG. 26, the structure of the
パターンBの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20は、使用予定額設定手段(制御部22),価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),特定取引用価値付与手段(制御部22),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンBの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20は、特定取引用価値使用処理手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、ポイント加算更新処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引装置(玉貸装置)として機能するものである。
The
さらにパターンBの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22),及び返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
Further, the
これらパターンBの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20が備える各手段の機能は、特定取引用価値付与手段を除いて、パターンBの処理を行う第1実施形態と略同様であるため、説明を省略する。ただしパターンBの処理を行う第3実施形態では、前述の如く会員カード5’が使用されるため、パターンBの処理を行う第1実施形態に係る各手段の説明において、精算カード4及び電子マネーカード5は会員カード5’,精算カードR/W25及び電子マネーカードR/W26は会員カードR/W26’と、それぞれ読み替えるものとする。
The functions of each means included in the
ここで制御部22は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により電子マネーIDの指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額(入金金額)に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものであり、ここでは当該特定取引用システム1が設けられる遊技場6の前記記憶領域(図2(d)を参照)に記憶されている入金IDから特定されるカード残額に対して該付与した特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行う。なお前記価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときにも、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する。具体的には、電子マネーIDの指定を受け付けるか,又は1つの電子マネーIDが指定されたものとされると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額を当該遊技場6のカード残額として会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に書き込むことにより、特定取引用価値であるカード残額を付与する。また特定取引用価値付与手段として機能する制御部22は、パターンBの処理を行う第1実施形態と同様の自動入金処理を行う。
Here, the
このパターンBの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20において、ディスプレイ27の表示内容は、前述したD121及びD122に代えて図39(a)に示すD121’及びD122’が表示される点を除き、図28〜図30に示すパターンAの処理を行う第3実施形態と同様である。
In the
このパターンBの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20では、前述したD113の状態で、電子マネー入金操作を受け付けると、相互認証の後、D121’で、当該遊技場6のカード残額が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択するための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
In the
このD121’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDの取得が会員カード5’のCPUに対して要求され、該取得要求を受信した会員カード5’のCPUにおいて、フラッシュメモリに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が前記入金金額以上であるか否かの判定が行われて、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDが前記取得要求の送信元である玉貸ユニット20に対して送信され、該送信されてくる電子マネーIDを取得して、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかの判定が行われる。
In the state of D121 ′, when any deposit amount selection button (here, “3000 yen” button) is pressed to select a deposit amount, and any one of the automatic deposit selection buttons is pressed, the corresponding electronic Acquisition of an electronic money ID whose remaining money is equal to or greater than the deposit amount is requested to the CPU of the
ここで取得キャリアが1つであると判定されると、D122’で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、前記D123に進む。一方、取得キャリアが複数であると判定されると、D122’で、当該遊技場6のカード残額,及び電子マネー残額が入金金額以上であると判定されて取得されたキャリアの当該電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD122’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
If it is determined here that there is one acquired carrier, the process proceeds to D123 without accepting designation of the electronic money ID in D122 '. On the other hand, if it is determined that there are a plurality of acquired carriers, in D122 ′, it is determined that the remaining card amount and the electronic money balance of the
このD122’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、前記D123に進む。 In the state of D122 ′, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for depositing (that is, the electronic money ID of the carrier), Proceed to D123.
パターンBの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30は、使用予定額設定手段(制御部32),価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部32),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),特定取引用価値付与手段(制御部32),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンBの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部32),及び返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
Further, the
これらパターンBの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30が備える各手段の機能は、特定取引用価値付与手段を除いて、パターンBの処理を行う第1実施形態と略同様であるため、説明を省略する。ただしパターンBの処理を行う第3実施形態では、前述の如く会員カード5’が使用されるため、パターンBの処理を行う第1実施形態に係る各手段の説明において、精算カード4及び電子マネーカード5は会員カード5’,精算カードR/W35及び電子マネーカードR/W36は会員カードR/W36’と、それぞれ読み替えるものとする。
The functions of each means included in the
ここで制御部32は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により電子マネーIDの指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額(入金金額)に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものであり、ここでは当該特定取引用システム1が設けられる遊技場6の前記記憶領域(図2(d)を参照)に記憶されている入金IDから特定されるカード残額に対して該付与した特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行う。なお前記価値付与用提供機関識別情報数判定手段により電子マネーIDの数が1つであると判定されたときにも、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する。具体的には、電子マネーIDの指定を受け付けるか,又は1つの電子マネーIDが指定されたものとされると、システムコントローラ50に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ50から前記入金IDを受信すると、該受信した入金IDと対応付けて、前記入金金額を当該遊技場6のカード残額として会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に書き込むことにより、特定取引用価値であるカード残額を付与する。
Here, the
このパターンBの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30において、ディスプレイ27の表示内容は、前述したD161及びD162に代えて図39(b)に示すD161’及びD162’が表示される点を除き、図32〜図33に示すパターンAの処理を行う第3実施形態と同様である。
In the
このパターンBの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30では、前述したD152の状態で、電子マネー入金操作を受け付けると、相互認証の後、D161’で、当該遊技場6のカード残額が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
In the
このD161’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDの取得が会員カード5’のCPUに対して要求され、該取得要求を受信した会員カード5’のCPUにおいて、フラッシュメモリに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が前記入金金額以上であるか否かの判定が行われて、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDが前記取得要求の送信元である入金精算装置30に対して送信され、該送信されてくる電子マネーIDを取得して、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかの判定が行われる。
In the state of D161 ′, when any deposit amount selection button (here, “3000 yen” button) is pressed to select a deposit amount, an electronic money ID whose corresponding electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount is selected. Acquisition is requested to the CPU of the
ここで取得キャリアが1つであると判定されると、D162’で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、前記D163に進む。一方、取得キャリアが複数であると判定されると、D162’で、当該遊技場6のカード残額,及び電子マネー残額が入金金額以上であると判定されて取得されたキャリアの当該電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD162’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
If it is determined here that there is one acquired carrier, the process proceeds to D163 without accepting designation of the electronic money ID in D162 '. On the other hand, if it is determined that there are a plurality of acquired carriers, in D162 ′, it is determined that the remaining card amount and the remaining electronic money amount of the
このD162’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、前記D163に進む。 In the state of D162 ′, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for depositing (that is, the electronic money ID of the carrier), Proceed to D163.
次に、図34,図40,図36,図41,及び図38を参照して、パターンBの処理を行う第3実施形態に係る特定取引用システム1の作用について説明するが、図34〜図38に示すパターンAの処理を行う第3実施形態と異なるステップについては、図中においてダッシュ(’)又はBを付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。
Next, with reference to FIG. 34, FIG. 40, FIG. 36, FIG. 41, and FIG. 38, the operation of the
まず図34,図40,及び図36は、パターンBの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートである。なお図34及び図40は、前記入金装置及び前記玉貸装置として機能する場合の処理であり、図36は、前記精算装置として機能する場合の処理である。ここで図34及び図36はパターンAの処理を行う第3実施形態と同様であるため、説明を省略する。
First, FIG. 34, FIG. 40, and FIG. 36 are flowcharts showing an example of processing in the
図40は、パターンBの処理を行う第3実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンAの処理を行う第3実施形態における図35に代わる図である。
FIG. 40 is a flowchart illustrating an example of processing in the
図40において、玉貸ユニット20では、前記S352〜S361の処理に代えて、S352B〜S361Bの処理が行われる。具体的には、電子マネー入金操作を受け付けると(S351)、前記図39(a)のD121’に示すように入金金額の選択を受け付けて(S352B)、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDの取得を会員カード5’のCPUに対して要求する(S353B)。該取得要求を受信した会員カード5’のCPUは、フラッシュメモリに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が前記入金金額以上であるか否かを判定し(S354B)、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDを前記取得要求の送信元である玉貸ユニット20に対して送信する(S355B)。該電子マネーIDを取得した玉貸ユニット20は、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S356B)。
In FIG. 40, the
このS356Bで取得キャリアが複数であると判定された場合には、当該キャリア及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示し(S357B)、前記図39(a)のD122’に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S358B)、後述するS360B及び前記S362に進む。一方、S356Bで取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図39(a)のD122’で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S359B)、後述するS360B及び前記S362に進む。このように、会員カード5’のフラッシュメモリから取得した電子マネーIDが1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
When it is determined in S356B that there are a plurality of acquired carriers, the carrier and the electronic money balance are displayed on the display 27 (S357B) and used for depositing as shown in D122 ′ of FIG. 39A. The designation of the carrier is accepted (S358B), and the process proceeds to S360B and S362 described later. On the other hand, if it is determined in S356B that there is one acquired carrier, the one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D122 ′ of FIG. 39 (a). (S359B), the process proceeds to S360B and S362 described later. Thus, when there is only one electronic money ID acquired from the flash memory of the
S360Bでは、図39(a)のD122’で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDを会員カード5’のCPUに対して送信する。該指定されたキャリアの電子マネーIDを受信した会員カード5’のCPUは、当該キャリアの電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額から前記選択された入金金額(前記S353Bで受信した入金金額)に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新する(S361B)。 In S360B, the electronic money ID of the carrier designated by D122 'in FIG. 39A (or the one) is transmitted to the CPU of the membership card 5'. The CPU of the membership card 5 'that has received the electronic money ID of the designated carrier has received the selected deposit amount (received at S353B from the electronic money balance stored in association with the electronic money ID of the carrier. The electronic money value having a size corresponding to (payment amount) is subtracted and updated (S361B).
また玉貸ユニット20では、前記S370で自動入金ONであると判定された場合には、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を再度遊技者から受け付けることなく、S360B及び前記S362に進み、自動入金処理が行われる。
Further, in the
次に図41,及び図38は、パターンBの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートである。なお図41は、前記入金装置として機能する場合の処理であり、図38は、前記精算装置として機能する場合の処理である。ここで図38はパターンAの処理を行う第3実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Next, FIG. 41 and FIG. 38 are flowcharts showing an example of processing in the
図41は、パターンBの処理を行う第3実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンAの処理を行う第3実施形態における図37に代わる図である。
FIG. 41 is a flowchart showing an example of processing in the
図41において、入金精算装置30では、前記S432〜S441の処理に代えて、S432B〜S441Bの処理が行われる。具体的には、電子マネー入金操作を受け付けると(S431)、前記図39(b)のD161’に示すように入金金額の選択を受け付けて(S432B)、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDの取得を会員カード5’のCPUに対して要求する(S433B)。該取得要求を受信した会員カード5’のCPUは、フラッシュメモリに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が前記入金金額以上であるか否かを判定し(S434B)、対応する電子マネー残額が入金金額以上である電子マネーIDを前記取得要求の送信元である入金精算装置30に対して送信する(S435B)。該電子マネーIDを取得した入金精算装置30は、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S436B)。
In FIG. 41, the
このS436Bで取得キャリアが複数であると判定された場合には、当該キャリア及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示し(S437B)、前記図39(b)のD162’に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S438B)、後述するS440B及び前記S442に進む。一方、S436Bで取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図39(b)のD162’で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S439B)、後述するS440B及び前記S442に進む。このように、会員カード5’のフラッシュメモリから取得した電子マネーIDが1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
When it is determined in S436B that there are a plurality of acquired carriers, the carrier and the electronic money balance are displayed on the display 37 (S437B), and are used for depositing as indicated by D162 ′ in FIG. 39B. Upon receiving the designation of the carrier (S438B), the process proceeds to S440B and S442 described later. On the other hand, if it is determined in S436B that there is one acquired carrier, one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D162 ′ of FIG. 39 (b). (S439B), the process proceeds to S440B and S442 described later. Thus, when there is only one electronic money ID acquired from the flash memory of the
S440Bでは、図39(b)のD162’で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDを会員カード5’のCPUに対して送信する。該指定されたキャリアの電子マネーIDを受信した会員カード5’のCPUは、当該キャリアの電子マネーIDと対応付けて記憶している電子マネー残額から前記選択された入金金額(前記S433Bで受信した入金金額)に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新する(S441B)。 In S440B, the electronic money ID of the carrier designated by D162 'in FIG. 39B (or the one) is transmitted to the CPU of the membership card 5'. The CPU of the membership card 5 'that has received the electronic money ID of the designated carrier has received the selected deposit amount (received at S433B from the electronic money balance stored in association with the electronic money ID of the carrier. The electronic money value corresponding to the amount of money received is subtracted and updated (S441B).
以上に説明したパターンBの処理を行う第3実施形態に係る特定取引用システム1によれば、複数のキャリアがある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーID及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を受け付けることにより、遊技者が希望するキャリアを選択することができるので、遊技者の利便性が向上する。
According to the
[4.第4実施形態に係る特定取引用システム1]
次に、第4実施形態に係る特定取引用システム1について説明する。ここで前述した第3実施形態に係る特定取引用システム1は、会員カード5’の処理部(ICチップ5b’のCPU)において、特定取引用価値の付与に使用される電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であるか否かの判定を行うものであるのに対し、この第4実施形態に係る特定取引用システム1は、特定取引用価値の付与に使用される電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であるか否かの判定を行うものである。この第4実施形態に係る特定取引用システム1は、第3実施形態と比較して、玉貸ユニット20及び入金精算装置30の機能が異なり、その他の点は同様である。以下、パターンC,パターンD,又はパターンEの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1について、第1〜第3実施形態と異なる点についてのみ説明する。
[4.
Next, the
[4−1.パターンCの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1]
まず図26を参照して、パターンCの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。
[4-1.
First, with reference to FIG. 26, the structure of the
パターンCの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20は、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22),提供機関識別情報記憶手段(制御部22のRAM),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),使用予定額設定手段(制御部22),価値付与用判定手段(制御部22),特定取引用価値付与手段(制御部22),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンCの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20は、特定取引用価値使用処理手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、ポイント加算更新処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引装置(玉貸装置)として機能するものである。
The
さらにパターンCの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22),及び返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
Further, the
これらパターンCの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20が備える各手段の機能は、特定取引用価値付与手段を除いて、パターンCの処理を行う第2実施形態と略同様であり、また該特定取引用価値付与手段の機能は、パターンAの処理を行う第3実施形態と同様であるため、説明を省略する。ただし第4実施形態では、前述の如く会員カード5’が使用されるため、第2又は第3実施形態に係る各手段の説明において、精算カード4及び電子マネーカード5は会員カード5’,精算カードR/W25及び電子マネーカードR/W26は会員カードR/W26’と、それぞれ読み替えるものとする。
The functions of each means included in the
このパターンCの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20において、ディスプレイ27の表示内容は、図28〜図30に示すパターンAの処理を行う第3実施形態と同様である。
In the
パターンCの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30は、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部32),提供機関識別情報記憶手段(制御部32のRAM),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),使用予定額設定手段(制御部32),価値付与用判定手段(制御部32),特定取引用価値付与手段(制御部32),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンCの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部32),及び返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
The
これらパターンCの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30が備える各手段の機能は、特定取引用価値付与手段を除いて、パターンCの処理を行う第2実施形態と略同様であり、また特定取引用価値付与手段の機能は、パターンAの処理を行う第3実施形態と同様であるため、説明を省略する。ただし第4実施形態では、前述の如く会員カード5’が使用されるため、第2又は第3実施形態に係る各手段の説明において、精算カード4及び電子マネーカード5は会員カード5’,精算カードR/W35及び電子マネーカードR/W36は会員カードR/W36’と、それぞれ読み替えるものとする。
The functions of each means included in the
このパターンCの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30において、ディスプレイ37の表示内容は、図32〜図33に示すパターンAの処理を行う第3実施形態と同様である。
In the
次に、図34,及び図42〜図45を参照して、パターンCの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1の作用について説明するが、図34〜図38に示すパターンAの処理を行う第3実施形態と異なるステップについては、図中においてダッシュ(’)又はCを付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。
Next, with reference to FIG. 34 and FIGS. 42 to 45, the operation of the
まず図34,図42,及び図43は、パターンCの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートである。なお図34及び図42は、前記入金装置及び前記玉貸装置として機能する場合の処理であり、図43は、前記精算装置として機能する場合の処理である。なお図34はパターンAの処理を行う第3実施形態と同様であるため、説明を省略する。
First, FIG. 34, FIG. 42, and FIG. 43 are flowcharts showing an example of processing in the
図42において、玉貸ユニット20では、前記S352〜S361の処理に代えて、S352C〜S359Cの処理,及びS359’〜S361’の処理が行われる。具体的には、電子マネー入金操作を受け付けると(S351)、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額の取得を会員カード5’に対して要求し(S352C)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる複数の電子マネーID及び電子マネー残額を取得し(S353C)、該取得した電子マネーID及び電子マネー残額を制御部22のRAMに記憶して(S354C)、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S355C)。
In FIG. 42, the
このS355Cで取得キャリアが複数であると判定された場合には、前記図29のD121に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S356C)、S358Cに進む。一方、S355Cで取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図29のD121で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S357C)、S358Cに進む。このように、会員カード5’のフラッシュメモリから取得されて提供機関識別情報記憶手段(制御部22のRAM)に記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If it is determined in S355C that there are a plurality of acquired carriers, designation of a carrier used for deposit is accepted as shown in D121 of FIG. 29 (S356C), and the process proceeds to S358C. On the other hand, if it is determined in S355C that there is one acquired carrier, it is assumed that the one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D121 of FIG. 29 (S357C). , Go to S358C. As described above, when there is one electronic money ID (that is, an acquired carrier) acquired from the flash memory of the
S358Cで、電子マネー残額をディスプレイ27に表示すると共に、前記図29のD122に示すように入金金額の選択を受け付けると、前記指定されたキャリアの電子マネー残額≧該選択された入金金額の判定を行う(S359C)。ここで判定OKならば、該指定されたキャリアの電子マネーIDと対応付けて制御部22のRAMに記憶されている電子マネー残額から該選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新し(S359’)、前記指定されたキャリアの電子マネーID,及び当該電子マネーIDと対応付けて制御部22のRAMに記憶されている該減算更新後の電子マネー残額を会員カード5’のCPUに対して送信する(S360’)。該電子マネーID及び電子マネー残額を受信した会員カード5’のCPUは、該受信した電子マネーIDと対応付けて会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する(S361’)。そして前記S362以下の処理が行われる。
In S358C, the electronic money balance is displayed on the
また玉貸ユニット20では、前記S370で自動入金ONであると判定された場合には、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を再度遊技者から受け付けることなく、S359Cに進み、自動入金処理が行われる。
Also, in the
図43において、玉貸ユニット20では、前記S385〜S387の処理に代えて、S385’〜S387’の処理が行われる。具体的には、前記図30のD135で指定された電子マネー返還金額が電子貨幣価値の大きさに変換されると(S384)、前記図30のD134で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDと対応付けて制御部22のRAMに記憶されている電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し(S385’)、前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーID,及び当該電子マネーIDと対応付けて制御部22のRAMに記憶されている該加算更新後の電子マネー残額を会員カード5’のCPUに対して送信する(S386’)。該電子マネーID及び電子マネー残額を受信した会員カード5’のCPUは、該受信した電子マネーIDと対応付けて会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する(S387’)。そして前記S388以下の処理が行われる。
In FIG. 43, the
また玉貸ユニット20では、前記S395の処理に代えて、S395’の処理が行われる。このS395’の処理は、前記S395の処理に加えて、制御部22のRAMに記憶されている電子マネーIDと電子マネー残額を消去する処理である。
In the
次に図44及び図45は、パターンCの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートである。なお図44は、前記入金装置として機能する場合の処理であり、図45は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
Next, FIG. 44 and FIG. 45 are flowcharts showing an example of processing in the
図44において、入金精算装置30では、前記S432〜S441の処理に代えて、S432C〜S439Cの処理,及びS439’〜S441’の処理が行われる。具体的には、電子マネー入金操作を受け付けると(S431)、会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額の取得を会員カード5’に対して要求し(S432C)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる複数の電子マネーID及び電子マネー残額を取得し(S433C)、該取得した電子マネーID及び電子マネー残額を制御部32のRAMに記憶して(S434C)、該取得した電子マネーID(取得キャリア)が複数であるか1つであるかを判定する(S435C)。
In FIG. 44, the
このS435Cで取得キャリアが複数であると判定された場合には、前記図32のD161に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S436C)、S438Cに進む。一方、S435Cで取得キャリアが1つであると判定された場合には、前記図32のD161で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S437C)、S438Cに進む。このように、会員カード5’のフラッシュメモリから取得されて提供機関識別情報記憶手段(制御部32のRAM)に記憶されている電子マネーID(即ち取得キャリア)が1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If it is determined in S435C that there are a plurality of acquired carriers, designation of a carrier used for deposit is accepted as shown in D161 of FIG. 32 (S436C), and the process proceeds to S438C. On the other hand, if it is determined in S435C that there is one acquired carrier, it is assumed that the one carrier is designated without accepting designation of the carrier used for depositing in D161 of FIG. 32 (S437C). , Go to S438C. As described above, when there is one electronic money ID (that is, acquired carrier) acquired from the flash memory of the
S438Cで、電子マネー残額をディスプレイ37に表示すると共に、前記図32のD162に示すように入金金額の選択を受け付けると、前記指定されたキャリアの電子マネー残額≧該選択された入金金額の判定を行う(S439C)。ここで判定OKならば、該指定されたキャリアの電子マネーIDと対応付けて制御部32のRAMに記憶されている電子マネー残額から該選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算更新し(S439’)、前記指定されたキャリアの電子マネーID,及び当該電子マネーIDと対応付けて制御部32のRAMに記憶されている該減算更新後の電子マネー残額を会員カード5’のCPUに対して送信する(S440’)。該電子マネーID及び電子マネー残額を受信した会員カード5’のCPUは、該受信した電子マネーIDと対応付けて会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する(S441’)。そして前記S442以下の処理が行われる。
In S438C, the electronic money balance is displayed on the
また入金精算装置30では、前記S449の処理に代えて、S449’の処理が行われる。このS449’の処理は、前記S449の処理に加えて、制御部32のRAMに記憶されている電子マネーIDと電子マネー残額を消去する処理である。
Further, in the
図45において、入金精算装置30では、前記S485〜S487の処理に代えて、S485’〜S487’の処理が行われる。具体的には、前記図33のD183で指定された電子マネー返還金額が電子貨幣価値の大きさに変換されると(S484)、前記図33のD182で指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーIDと対応付けて制御部32のRAMに記憶されている電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し(S485’)、前記指定された(又は前記1つの)キャリアの電子マネーID,及び当該電子マネーIDと対応付けて制御部32のRAMに記憶されている該加算更新後の電子マネー残額を会員カード5’のCPUに対して送信する(S486’)。該電子マネーID及び電子マネー残額を受信した会員カード5’のCPUは、該受信した電子マネーIDと対応付けて会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する(S487’)。そして前記S488以下の処理が行われる。
In FIG. 45, the
また入金精算装置30では、前記S495の処理に代えて、S495’の処理が行われる。このS495’の処理は、前記S495の処理に加えて、制御部32のRAMに記憶されている電子マネーIDと電子マネー残額を消去する処理である。
Further, in the
以上に説明したパターンCの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1によれば、複数のキャリアがある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーID及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を受け付けることにより、遊技者が希望するキャリアを選択することができるので、遊技者の利便性が向上する。
According to the system for
[4−2.パターンDの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1]
次に図26を参照して、パターンDの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。
[4-2.
Next, with reference to FIG. 26, the structure of the
パターンDの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20は、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22),提供機関識別情報記憶手段(制御部22のRAM),使用予定額設定手段(制御部22),価値付与用判定手段(制御部22),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),特定取引用価値付与手段(制御部22),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンDの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20は、特定取引用価値使用処理手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、ポイント加算更新処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引装置(玉貸装置)として機能するものである。
The
さらにパターンDの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22),及び返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
Further, the
これらパターンDの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20が備える各手段の機能は、特定取引用価値付与手段を除いて、パターンDの処理を行う第2実施形態と略同様であり、また特定取引用価値付与手段の機能は、パターンAの処理を行う第3実施形態と同様であるため、説明を省略する。ただしパターンDの処理を行う第4実施形態では、前述の如く会員カード5’が使用されるため、第2又は第3実施形態に係る各手段の説明において、精算カード4及び電子マネーカード5は会員カード5’,精算カードR/W25及び電子マネーカードR/W26は会員カードR/W26’と、それぞれ読み替えるものとする。
The functions of each means included in the
このパターンDの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20において、ディスプレイ27の表示内容は、前述したD121及びD122に代えて前記図39(a)に示すD121’及びD122’が表示される点を除き、図28〜図30に示すパターンAの処理を行う第3実施形態と同様である。
In the
このパターンDの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20では、前述したD113の状態で、電子マネー入金操作を受け付けると、相互認証の後、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’に記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額が取得されて制御部22のRAMに記憶され、D121’で、当該遊技場6のカード残額が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨,並びに該選択するための自動入金選択ボタン(ここでは「はい」ボタン,及び「いいえ」ボタン)が表示される。
In the
このD121’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、制御部22のRAMに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かの判定が行われると共に、該電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが複数であるか1つであるかの判定が行われる。
In the state of D121 ′, when any deposit amount selection button (here, “3000 yen” button) is pressed to select a deposit amount, and any automatic deposit selection button is pressed, the
ここで電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが1つであると判定されると、D122’で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、前記D123に進む。一方、電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが複数であると判定されると、D122’で、当該遊技場6のカード残額,及び電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたキャリアの当該電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD122’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ27は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
If it is determined that there is one carrier whose electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount, the process proceeds to D123 without accepting designation of the electronic money ID in D122 '. On the other hand, if it is determined that there are a plurality of carriers whose electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount, in D122 ′, the card balance of the
このD122’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、前記D123に進む。 In the state of D122 ′, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for depositing (that is, the electronic money ID of the carrier), Proceed to D123.
パターンDの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30は、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部32),提供機関識別情報記憶手段(制御部32のRAM),使用予定額設定手段(制御部32),価値付与用判定手段(制御部32),価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),特定取引用価値付与手段(制御部32),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報数判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンDの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部32),及び返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
The
これらパターンDの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30が備える各手段の機能は、特定取引用価値付与手段を除いて、パターンDの処理を行う第2実施形態と略同様であり、また特定取引用価値付与手段の機能は、パターンAの処理を行う第3実施形態と同様であるため、説明を省略する。ただしパターンDの処理を行う第4実施形態では、前述の如く会員カード5’が使用されるため、第2又は第3実施形態に係る各手段の説明において、精算カード4及び電子マネーカード5は会員カード5’,精算カードR/W35及び電子マネーカードR/W36は会員カードR/W36’と、それぞれ読み替えるものとする。
The functions of each means included in the
このパターンDの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30において、ディスプレイ37の表示内容は、前述したD161及びD162に代えて前記図39(b)に示すD161’及びD162’が表示される点を除き、図32及び図33に示すパターンAの処理を行う第3実施形態と同様である。
In the
このパターンDの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30では、前述したD152の状態で、電子マネー入金操作を受け付けると、相互認証の後、会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’に記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額が取得されて制御部32のRAMに記憶され、D161’で、当該遊技場6のカード残額が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨,並びに該選択するための入金金額選択ボタン(ここでは「1000円」ボタン,「3000円」ボタン,「5000円」ボタン,及び「10000円」ボタン)が表示される。
In the
このD161’の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン(ここでは「3000円」ボタン)が押下されて入金金額が選択されると、制御部32のRAMに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かの判定が行われると共に、該電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが複数であるか1つであるかの判定が行われる。
In the state of D161 ′, when any deposit amount selection button (here, “3000 yen” button) is pressed to select a deposit amount, each carrier (electronic money) stored in the RAM of the
ここで電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが1つであると判定されると、D162’で電子マネーIDの指定を受け付けることなく、前記D163に進む。一方、電子マネー残額が入金金額以上であるキャリアが複数であると判定されると、D162’で、当該遊技場6のカード残額,及び電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたキャリアの当該電子マネー残額(ここではX社電子マネー残額とY社電子マネー残額)が表示されると共に、入金に使用するキャリア(電子マネー会社8)の指定を促す旨,並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「X社電子マネー残額」ボタン,及び「Y社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このD162’の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ37は、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
If it is determined that there is one carrier whose electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount, the process proceeds to D163 without accepting designation of an electronic money ID in D162 '. On the other hand, when it is determined that there are a plurality of carriers whose electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount, in D162 ′, the remaining card amount and the electronic money balance of the
このD162’の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン(ここでは「X社電子マネー残額」ボタン)が押下されて入金に使用するキャリア(即ち当該キャリアの電子マネーID)が指定されると、前記D163に進む。 In the state of D162 ′, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for depositing (that is, the electronic money ID of the carrier), Proceed to D163.
次に、図46及び図47を参照して、パターンDの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1の作用について説明するが、パターンCの処理を行う第4実施形態と異なるステップについては、図中においてDを付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。なお図46及び図47以外はパターンCの処理を行う第4実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Next, with reference to FIG.46 and FIG.47, although the effect | action of the
まず図46は、パターンDの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンCの処理を行う第4実施形態における図40に代わる図である。
First, FIG. 46 is a flowchart showing an example of processing in the
図46において、玉貸ユニット20では、前記S352C〜S359Cの処理に代えて、S352D〜S360Dの処理が行われる。具体的には、電子マネー入金操作を受け付けると(S351)、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額の取得を会員カード5’に対して要求し(S352D)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる複数の電子マネーID及び電子マネー残額を取得し(S353D)、該取得した電子マネーID及び電子マネー残額を制御部22のRAMに記憶して(S354D)、前記図39(a)のD121’に示すように入金金額の選択を受け付ける(S355D)。
In FIG. 46, the
S355Dで入金金額の選択を受け付けると、制御部22のRAMに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かを判定すると共に(S356D)、該電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが複数であるか1つであるかを判定する(S357D)。
When the selection of the deposit amount is accepted in S355D, for each carrier (electronic money ID) stored in the RAM of the
このS357Dで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが複数であると判定された場合には、当該キャリア及び電子マネー残額をディスプレイ27に表示し(S358D)、前記図39(a)のD122’に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S359D)、前記S359’に進む。一方、S357Dで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが1つであると判定された場合には、前記図39(a)のD122’で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S360D)、前記S359’に進む。このように、会員カード5’のフラッシュメモリから取得されて提供機関識別情報記憶手段(制御部22のRAM)に記憶されている電子マネーIDのうち当該電子マネーIDに対応する電子マネー残額が入金金額以上であると判定された電子マネーIDが1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If it is determined in S357D that the electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount (determination OK), the carrier and the electronic money balance are displayed on the display 27 (S358D), and the above FIG. As shown in D122 ′ of a), designation of the carrier used for deposit is accepted (S359D), and the process proceeds to S359 ′. On the other hand, if it is determined in S357D that there is one carrier whose electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount (determination OK), the carrier used for deposit is designated in D122 ′ of FIG. 39A. Without accepting, the one carrier is designated (S360D), and the process proceeds to S359 ′. Thus, the electronic money balance corresponding to the electronic money ID among the electronic money IDs acquired from the flash memory of the
また玉貸ユニット20では、前記S370で自動入金ONであると判定された場合には、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を再度遊技者から受け付けることなく、S359’に進み、自動入金処理が行われる。
In addition, in the
次に図46は、パターンDの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンCの処理を行う第4実施形態における図42に代わる図である。
Next, FIG. 46 is a flowchart showing an example of processing in the
図46において、入金精算装置30では、前記S432C〜S439Cの処理に代えて、S432D〜S440Dの処理が行われる。具体的には、電子マネー入金操作を受け付けると(S431)、会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーID及び電子マネー残額の取得を会員カード5’に対して要求し(S432D)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる複数の電子マネーID及び電子マネー残額を取得し(S433D)、該取得した電子マネーID及び電子マネー残額を制御部32のRAMに記憶して(S434D)、前記図43(b)のD161’に示すように入金金額の選択を受け付ける(S435D)。
In FIG. 46, the
S435Dで入金金額の選択を受け付けると、制御部32のRAMに記憶されている各キャリア(電子マネーID)の各々について、当該キャリアの電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かを判定すると共に(S436D)、該電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが複数であるか1つであるかを判定する(S437D)。
When the selection of the deposit amount is accepted in S435D, for each carrier (electronic money ID) stored in the RAM of the
このS437Dで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが複数であると判定された場合には、当該キャリア及び電子マネー残額をディスプレイ37に表示し(S438D)、前記図39(b)のD162’に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けて(S439D)、前記S439’に進む。一方、S437Dで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OKの)キャリアが1つであると判定された場合には、前記図39(b)のD162’で入金に使用するキャリアの指定を受け付けることなく、当該1つのキャリアが指定されたものとして(S440D)、前記S439’に進む。このように、会員カード5’のフラッシュメモリから取得されて提供機関識別情報記憶手段(制御部32のRAM)に記憶されている電子マネーIDのうち当該電子マネーIDに対応する電子マネー残額が入金金額以上であると判定された電子マネーIDが1つであるときには、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を遊技者から受け付けることなく、特定取引用価値を付与するための処理が行われるので、遊技者に不要な手間をかけることがない。
If it is determined in S437D that there are a plurality of carriers in which the balance of electronic money is equal to or greater than the deposit amount (determination OK), the carrier and the balance of electronic money are displayed on the display 37 (S438D), and FIG. As shown in D162 ′ of b), designation of the carrier used for deposit is accepted (S439D), and the process proceeds to S439 ′. On the other hand, if it is determined in S437D that there is one carrier whose electronic money balance is equal to or greater than the deposit amount (determination OK), the carrier used for deposit is designated in D162 ′ in FIG. 39B. Without accepting, the one carrier is designated (S440D), and the process proceeds to S439 ′. Thus, the electronic money balance corresponding to the electronic money ID among the electronic money IDs acquired from the flash memory of the
以上に説明したパターンDの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1によれば、複数のキャリアがある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーID及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を受け付けることにより、遊技者が希望するキャリアを選択することができるので、遊技者の利便性が向上する。
According to the
[4−3.パターンEの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1]
次に図26を参照して、パターンEの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1の構成について説明する。
[4-3.
Next, with reference to FIG. 26, the structure of the
パターンEの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20は、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),電子貨幣価値取得手段(制御部22),提供機関識別情報記憶手段(制御部22のRAM),使用予定額設定手段(制御部22),価値付与用判定手段(制御部22),特定取引用価値付与手段(制御部22),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンEの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20は、特定取引用価値使用処理手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、ポイント加算更新処理手段(制御部22)をさらに備える、特定取引装置(玉貸装置)として機能するものである。
The
さらにパターンEの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ27),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部22)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部22),及び返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部22)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
Further, the
これらパターンEの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20が備える各手段の機能は、特定取引用価値付与手段を除いて、パターンEの処理を行う第2実施形態と略同様であり、また特定取引用価値付与手段の機能は、パターンAの処理を行う第3実施形態と同様であるため、説明を省略する。ただしパターンEの処理を行う第4実施形態では、前述の如く会員カード5’が使用されるため、第2又は第3実施形態に係る各手段の説明において、精算カード4及び電子マネーカード5は会員カード5’,精算カードR/W25及び電子マネーカードR/W26は会員カードR/W26’と、それぞれ読み替えるものとする。
The functions of each means included in the
このパターンEの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20において、ディスプレイ27の表示内容は、図28〜図30に示すパターンAの処理を行う第3実施形態と同様である。
In the
パターンEの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30は、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),電子貨幣価値取得手段(制御部32),提供機関識別情報記憶手段(制御部32のRAM),使用予定額設定手段(制御部32),価値付与用判定手段(制御部32),特定取引用価値付与手段(制御部32),及び電子貨幣価値減算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、価値付与用提供機関識別情報取得手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値付与装置(入金装置)として機能するものである。
The
またパターンEの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30は、返還先提供機関識別情報指定受付手段(タッチパネル式のディスプレイ37),及び電子貨幣価値加算更新要求手段(制御部32)を少なくとも備えると共に、返還先提供機関識別情報取得手段(制御部32),及び返還先提供機関識別情報数判定手段(制御部32)をさらに備える、特定取引用価値返還装置(精算装置)として機能するものである。
Further, the
これらパターンEの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30が備える各手段の機能は、特定取引用価値付与手段を除いて、パターンEの処理を行う第2実施形態と略同様であり、また特定取引用価値付与手段の機能は、パターンAの処理を行う第3実施形態と同様であるため、説明を省略する。ただしパターンEの処理を行う第4実施形態では、前述の如く会員カード5’が使用されるため、第2又は第3実施形態に係る各手段の説明において、精算カード4及び電子マネーカード5は会員カード5’,精算カードR/W35及び電子マネーカードR/W36は会員カードR/W36’と、それぞれ読み替えるものとする。
The functions of each means included in the
このパターンEの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30において、ディスプレイ37の表示内容は、図32及び図33に示す第3実施形態と同様である。
In the
次に、図48及び図49を参照して、パターンEの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1の作用について説明するが、パターンCの処理を行う第4実施形態と異なるステップについては、図中においてEを付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。なお図48及び図49以外はパターンCの処理を行う第4実施形態と同様であるため、説明を省略する。
Next, with reference to FIG. 48 and FIG. 49, the operation of the
まず図48は、パターンEの処理を行う第4実施形態に係る玉貸ユニット20における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンCの処理を行う第4実施形態における図40に代わる図である。
First, FIG. 48 is a flowchart showing an example of processing in the
図48において、玉貸ユニット20では、前記S352C〜S359Cの処理に代えて、S352E〜S360Eの処理が行われる。具体的には、電子マネー入金操作を受け付けると(S351)、会員カードR/W26’により受け付けている会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDの取得を会員カード5’に対して要求し(S352E)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる複数の電子マネーIDを取得し(S353E)、該取得した電子マネー残額をディスプレイ27に表示する(S354E)。
In FIG. 48, the
ここで前記図29のD121に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると(S355E)、該指定されたキャリアの電子マネー残額の取得を会員カード5’に対して要求し(S356E)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる前記指定されたキャリアの電子マネー残額を取得して(S357E)、前記指定されたキャリアの電子マネーIDと該取得した電子マネー残額とを対応付けて制御部22のRAMに記憶する(S358E)。
Here, when the designation of the carrier used for depositing is accepted as shown in D121 of FIG. 29 (S355E), the
ここで前記図29のD122に示すように入金金額の選択を受け付けると(S159E)、制御部22のRAMに記憶されている電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かを判定する(S360E)。このS360Eで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OK)と判定された場合には、前記S359’に進む。
Here, as shown in D122 of FIG. 29, when the selection of the deposit amount is accepted (S159E), it is determined whether or not the remaining amount of electronic money stored in the RAM of the
また玉貸ユニット20では、前記S370で自動入金ONであると判定された場合には、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーIDの指定を再度遊技者から受け付けることなく、S360Eに進み、自動入金処理が行われる。
Further, in the
次に図49は、パターンEの処理を行う第4実施形態に係る入金精算装置30における処理の一例を表すフローチャートであり、パターンCの処理を行う第4実施形態における図42に代わる図である。
Next, FIG. 49 is a flowchart showing an example of processing in the
図49において、入金精算装置30では、前記S432C〜S439Cの処理に代えて、S432E〜S440Eの処理が行われる。具体的には、電子マネー入金操作を受け付けると(S431)、会員カードR/W36’により受け付けている会員カード5’のフラッシュメモリに記憶されている前記複数の電子マネーIDの取得を会員カード5’に対して要求し(S432E)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる複数の電子マネーIDを取得し(S433E)、該取得した電子マネー残額をディスプレイ37に表示する(S434E)。
In FIG. 49, the
ここで前記図32のD161に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると(S435E)、該指定されたキャリアの電子マネー残額の取得を会員カード5’に対して要求し(S436E)、該要求に応じて会員カード5’から送信されてくる前記指定されたキャリアの電子マネー残額を取得して(S437E)、前記指定されたキャリアの電子マネーIDと該取得した電子マネー残額とを対応付けて制御部32のRAMに記憶する(S438E)。
Here, when the designation of the carrier used for depositing is accepted as shown in D161 of FIG. 32 (S435E), the
ここで前記図32のD162に示すように入金金額の選択を受け付けると(S439E)、制御部32のRAMに記憶されている電子マネー残額が該選択された入金金額以上であるか否かを判定する(S440E)。このS440Eで電子マネー残額が入金金額以上である(判定OK)と判定された場合には、前記S439’に進む。
Here, as shown in D162 of FIG. 32, when the selection of the deposit amount is accepted (S439E), it is determined whether or not the electronic money balance stored in the RAM of the
以上に説明したパターンEの処理を行う第4実施形態に係る特定取引用システム1によれば、複数のキャリアがある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子マネーID及び未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還する電子マネーIDの指定を受け付けることにより、遊技者が希望するキャリアを選択することができるので、遊技者の利便性が向上する。
According to the
[5.本発明の変形例]
最後に、本発明の変形例について説明する。
[5. Modified example of the present invention]
Finally, a modification of the present invention will be described.
上記の第2,第4実施形態では、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値の加算更新が玉貸ユニット20又は入金精算装置30において行われる例について説明したが、これに限らず、第1,第3実施形態の如く、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値の加算更新が電子貨幣価値記録媒体の処理部において行われるようにしても良い。
In the second and fourth embodiments described above, the example in which the addition and renewal of the electronic monetary value corresponding to the unused specific transaction value is performed in the
上記のパターンAの処理を行う第1,第3実施形態では、例えば図11のS160に示すように、電子貨幣価値記録媒体の処理部側で判定OKであれば電子貨幣価値の減算更新が行われる例について説明したが、これに限らず、該電子貨幣価値記録媒体の処理部は、判定OKのときに、該判定OKである旨を玉貸ユニット20又は入金精算装置30に対して送信し、該判定OKを受信した玉貸ユニット20又は入金精算装置30から電子貨幣価値の減算要求が来たことに基づいて、電子貨幣価値の減算更新を行うようにしても良い。
In the first and third embodiments that perform the process of the pattern A, for example, as shown in S160 of FIG. 11, if the determination is OK on the processing unit side of the electronic money value recording medium, the electronic money value is subtracted and updated. However, the present invention is not limited to this, and the processing unit of the electronic monetary value recording medium transmits to the
上記の第2,第4実施形態では、提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)が玉貸ユニット20又は入金精算装置30において減算更新され、該減算された電子貨幣価値の大きさが電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)に対して送信されて、該送信された電子貨幣価値の大きさに基づいて電子貨幣価値記録媒体に記憶されている電子貨幣価値の大きさが更新される例について説明したが、提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさの減算更新は、単に価値付与用判定手段による判定用とし、電子貨幣価値記録媒体に記憶されている電子貨幣価値の大きさの減算更新は別途行う(例えば電子貨幣価値記録媒体に対して入金金額を送信して、該電子貨幣価値記録媒体の処理部が該入金金額を電子貨幣価値記録媒体に記憶されている電子貨幣価値の大きさから減算更新する)ようにしても良い。
In the second and fourth embodiments described above, the magnitude of the electronic money value (residual amount of electronic money) stored in the providing organization identification information storage means is subtracted and updated in the
上記の実施形態では、入金精算装置30が、入金及び精算の両方の処理を行う装置である例について説明したが、前記入金装置と前記精算装置とを別個に設けるようにしても良い。また、これら入金精算装置30,入金装置,及び/又は精算装置は、上記の第3,第4実施形態において会員カード5’を所持していない遊技者に対して精算カード4を発行する発行装置と一体であっても良い。また上記の実施形態では、玉貸ユニット20が精算装置として機能する例について説明したが、玉貸ユニット20においては、該精算装置としての機能を設けないようにしても良い。さらに特定取引用システムは1、玉貸ユニット20又は入金精算装置30のいずれか一方のみを備えるものであっても良い。
In the above embodiment, an example in which the
上記の実施形態では、貨幣として、紙幣2及び硬貨3の双方を使用可能である例について説明したが、これに限らず、紙幣2又は硬貨3のいずれか一方のみを使用可能としても良い。また使用可能な貨幣の種類は、上記のものには限定されない。
In the above embodiment, an example in which both the
上記の第1,第2実施形態では、貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額に相当する特定取引用価値の大きさが、制御部22のRAMに記憶される例について説明したが、これに限らず、貨幣受付手段により貨幣を受け付けたときに、精算カードストッカ25bにてストックされている精算カード4が精算カードR/W25に対して搬送され、該精算カード4に前記特定取引用価値の大きさが記憶されるようにしても良く、また精算カード4のカード残額が零となったときに該精算カード4が精算カードR/W25に留保されるようにしておき、貨幣受付手段により貨幣を受け付けたときに、該留保されている精算カード4に前記特定取引用価値の大きさが記憶されるようにしても良い。
In the first and second embodiments described above, the example in which the magnitude of the specific transaction value corresponding to the amount of money received by the money receiving unit is stored in the RAM of the
上記の実施形態では、特定取引用価値の大きさが、ユニット残額やカード残額等の金額である例について説明したが、これに限らず、該特定取引用価値の大きさは、度数や得点であっても良い。 In the above embodiment, the example in which the magnitude of the specific transaction value is an amount such as the remaining amount of the unit or the balance of the card has been described. However, the present invention is not limited to this, and the magnitude of the specific transaction value can be determined by frequency or score. There may be.
上記の実施形態では、各ICカードが受け付けられた場合に、該ICカードとR/Wとの間で相互認証が行われる例について説明したが、これに限らず、該ICカードの認証をシステムコントローラ50や電子マネー管理サーバ8aにおいて行うようにしても良く、さらには該認証を行わずに、電子マネーカード5や会員カード5’に記憶されている電子マネー残額に基づいて入金や返却の処理を行い、該処理の結果を電子マネー管理サーバ8aに送信するようにしても良い。
In the above embodiment, an example is described in which mutual authentication is performed between the IC card and the R / W when each IC card is received. However, the present invention is not limited to this, and the authentication of the IC card is performed by the system. Processing may be performed in the
上記の実施形態では、精算カード4,電子マネーカード5,及び会員カード5’の各記録媒体が、非接触式のICカードである例について説明したが、その通信距離は特に限定されず、密着型,近接型,近傍型のいずれでも良い。また各記録媒体の形状はカード型には限られず、コイン型であっても良い。さらに各記録媒体は接触式のICカードであっても良く、この場合には、アンテナコイル4c,5c,5c’に代えて、インターフェイスとして金属端子が設けられる。
In the above embodiment, an example in which each recording medium of the
上記の実施形態では、電子マネーカード5及び会員カード5’において、各キャリアに共通の処理部(CPU)が設けられており、該処理部に対して電子マネーIDを送信することによって、該電子マネーIDから特定されるキャリアの電子マネー残額に基づいた処理が行われる例について説明したが、これに限らず、電子マネーカード5及び会員カード5’において、各キャリア毎に別個の処理部が設けられるようにしても良く、この場合には、各キャリア毎の処理部に対して処理要求を直接送信することによって、該キャリアの電子マネー残額に基づいた処理が行われる。
In the above embodiment, in the
上記の第1,第2実施形態では、制御部22のRAMで入金残額が記憶されている状態で終了操作を受け付けたときに、玉貸ユニット20に設けられる精算カードストッカ25bから精算カードR/W25に対して搬送された精算カード4に、入金ID,カード残額,及び入金元情報が記憶されて排出される例について説明したが、これに限らず、精算カード挿入口25aから受け付けた精算カード4に、入金ID,カード残額,及び入金元情報が記憶されて排出されるようにしても良い。
In said 1st, 2nd embodiment, when completion | finish operation is received in the state in which the deposit remaining amount was memorize | stored in RAM of the
上記の実施形態では、精算カード4がICカードである例について説明したが、これに限らず、該精算カード4は、磁気,二次元コード(例えばバーコード),三次元コード,又は光干渉(例えばホログラム)等により情報を記録するものでも良い。
In the above-described embodiment, an example in which the
上記の第1,第2実施形態では、特定取引用価値特定情報が記憶されたカードが、玉貸ユニット20から排出される精算カード4である例について説明したが、これに限らず、該カードは、例えばカード販売機で販売されるプリペイドカードであっても良い。また該カードは、会員登録をした会員遊技者に対して発行される会員カードであっても良く、この場合には、会員遊技者のみが、電子マネー残額からのカード残額への入金や、カード残額の電子マネー残額への返却ができるようにすると共に、会員遊技者以外は精算のみしかできないようにして、会員遊技者を優遇するようにしても良い。
In said 1st, 2nd embodiment, although the card | curd in which specific transaction value specific information was memorize | stored demonstrated the payment card |
上記の実施形態では、精算カード4が使用される例について説明したが、これに限らず、該精算カード4に代えて、例えば特定取引用価値特定情報を記録する非接触式のICチップが搭載された携帯電話端末が使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット20や入金精算装置30において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける受付手段が設けられる。また上記の第1,第2実施形態では、電子貨幣価値記録媒体として電子マネーカード5が使用される例について説明したが、これに限らず、該電子マネーカード5に代えて、例えば電子貨幣価値特定情報を記録する非接触式のICチップが搭載された携帯電話端末が該電子貨幣価値記録媒体として使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット20や入金精算装置30において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段が設けられる。
In the above embodiment, the example in which the
上記の第3,第4実施形態では、電子貨幣価値記録媒体として会員カード5’が使用される例について説明したが、これに限らず、例えばカード残額用の非接触式のICチップと電子マネー用の非接触式のICチップが搭載された携帯電話端末が該記録媒体として使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット20や入金精算装置30において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける記録媒体受付手段が設けられる。
In the third and fourth embodiments, the example in which the
上記の実施形態では、精算カード4や会員カード5’において、特定取引用価値特定情報として入金ID及びカード残額が記憶されている例について説明したが、これに限らず、該特定取引用価値特定情報として、入金IDのみが記憶されるものや、カード残額のみが記憶されるものであっても良い。ここで特定取引用価値特定情報として入金IDのみが記憶される場合には、該入金IDをシステムコントローラ50に対して送信することにより、該入金IDと対応付けて記憶されているカード残額が特定される。なお特定取引用価値特定情報は、入金IDには限られず、各カードを個々に識別可能なカードIDや、各会員遊技者を個々に特定可能な会員IDや、前記ユニットID等であっても良い。また特定取引用価値特定情報としてカード残額のみが記憶される場合には、該カード残額をシステムコントローラ50に対して送信する必要がない。
In the above embodiment, an example is described in which the payment ID and the card remaining amount are stored as the specific transaction value specifying information in the
上記の実施形態では、提供機関識別情報が電子マネーIDである例について説明したが、これに限らず、該提供機関識別情報は、電子マネーIDとは別個の情報であっても良い。 In the above embodiment, the example in which the provider institution identification information is the electronic money ID has been described. However, the present invention is not limited thereto, and the provider institution identification information may be information different from the electronic money ID.
上記の第3,第4実施形態では、電子貨幣価値記録媒体である会員カード5’の記憶部に、複数の店舗(遊技場6)の各々について当該各店舗で使用可能な特定取引用価値の大きさ(カード残額)を特定可能な特定取引用価値特定情報(入金ID)を記憶する記憶領域が設けられ、各店舗の記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して、付与された特定取引用価値の大きさが加算更新される例について説明したが、同様に第1,第2実施形態においても、電子貨幣価値記録媒体である電子マネーカード5の記憶部に、複数の店舗の各々について当該各店舗で使用可能な特定取引用価値の大きさを特定可能な特定取引用価値特定情報を記憶する記憶領域を設け、各店舗の記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して、付与された特定取引用価値の大きさが加算更新されるようにしても良い。
In said 3rd, 4th embodiment, the storage part of member card 5 'which is an electronic money value recording medium of the value for specific transactions which can be used in each said store about each of a plurality of stores (game hall 6). A storage area for storing specific transaction value specifying information (payment ID) capable of specifying the size (card balance) is provided, and specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage area of each store Although the example in which the magnitude of the given specific transaction value is added to the magnitude of the transaction value has been described, the electronic money value recording medium is also used in the first and second embodiments. The storage unit of the
上記の第1,第3実施形態では、電子貨幣価値記録媒体(電子マネーカード5,会員カード5’)から提供機関識別情報を取得して、該取得した提供機関識別情報のうちから指定を受け付ける例について説明したが、これに限らず、玉貸ユニット20や入金精算装置30において予め提供機関識別情報を記憶しておき、該記憶している提供機関識別情報のうちから指定を受け付けるようにしても良い。
In said 1st, 3rd embodiment, provision organization identification information is acquired from an electronic money value recording medium (
上記の実施形態では、電子マネー会社8がX社とY社の2社である例について説明したが、これに限らず、該電子マネー会社8の数は特に限定されない。
In the above-described embodiment, the example in which the
上記の実施形態では、システムコントローラ50や電子マネー管理サーバ8aにおいて、IDと対応付けて単に残額が記憶・管理されている例について説明したが、これに限らず、該残額の使用履歴(例えば入金金額,使用金額,精算金額等)も併せて記憶・管理するようにしても良い。
In the above embodiment, the example in which the remaining amount is simply stored and managed in association with the ID in the
上記の実施形態では、遊技機がパチンコ機10である例について説明したが、これに限らず、該遊技機は、例えば遊技媒体としてメダルを使用するスロットマシン,遊技媒体としてパチンコ玉を使用するスロットマシンであるパチロット,遊技媒体であるパチンコ玉が指触不能に封入された封入式のパチンコ機,パチンコ玉やメダルを用いることなく得点データを使用して遊技可能なパチンコ機やスロットマシン,遊技領域やパチンコ玉が画像にて表示される画像式のパチンコ機,リールが画像にて表示される画像式のスロットマシン等であっても良い。
In the above embodiment, the example in which the gaming machine is the
上記の実施形態では、特定の取引が玉貸処理である例について説明したが、これに限らず、該特定の取引は、前記メダルを貸与するメダル貸出処理や、前記画像式のパチンコ機やスロットマシンにおいて特定取引用価値の大きさを遊技媒体としての得点に変換して遊技に使用させる処理等でも良い。 In the above embodiment, an example in which a specific transaction is a ball lending process has been described. However, the present invention is not limited to this, and the specific transaction includes a medal lending process for lending the medal, an image-type pachinko machine, and a slot. A process of converting the value of the value for specific transaction into a score as a game medium in a machine and using it for a game may be used.
上記の実施形態では、玉貸処理が行われた場合に、玉貸ユニット20とパチンコ機10との間でパチンコ玉の貸与に関する信号のやり取りが行われて、該パチンコ機10に設けられた玉払出装置13からパチンコ玉が払い出されて貸与される例について説明したが、これに限らず、玉貸ユニット20に設けられた図示しない玉払出装置からパチンコ玉が払い出されて貸与されるようにしても良い。
In the above embodiment, when the ball lending process is performed, the
上記の実施形態では、特定取引用価値の大きさの付与が、ユニット残額又はカード残額の加算更新(入金)である例について説明したが、これに限らず、該特定取引用価値の大きさの付与は、例えば特定取引用価値特定情報が記憶されたプリペイドカードの発行でも良い。 In the above embodiment, the example in which the grant of the value for specific transaction is the addition update (payment) of the remaining amount of the unit or the remaining amount of the card has been described. The grant may be issued, for example, by issuing a prepaid card in which specific transaction value specifying information is stored.
上記の実施形態では、選択された入金金額に相当する大きさの電子貨幣価値が電子マネー残額から入金された後のユニット残額又はカード残額を使用して玉貸処理が行われる例について説明したが、これに限らず、玉貸処理が行われる毎に電子マネー残額から入金すると共に該入金されたユニット残額又はカード残額を使用するようにしても良く、この場合には、前記使用予定額又は前記特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさは、消費税込みの5度数に相当する525円となる。 In the above embodiment, the example in which the ball lending process is performed using the unit remaining amount or the card remaining amount after the electronic money value corresponding to the selected deposit amount is deposited from the electronic money remaining amount has been described. However, the present invention is not limited to this, and each time the ball lending process is performed, the electronic money balance may be deposited and the deposited unit balance or card balance may be used. The value of the value for specific transaction used for a specific transaction is 525 yen corresponding to 5 times including consumption tax.
上記の実施形態では、店舗が遊技場6であり、特定の取引が玉貸であり、該特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさの付与がユニット残額又はカード残額の付与である例について説明したが、これらの組み合わせは、例えば以下のようなものであっても良い。
In the above embodiment, the store is the
例えば店舗がカジノであり、特定取引用価値の大きさの付与がスロットマシンでの遊技に使用されるクレジットの加算であるようにしても良く、この場合には、該スロットマシンにおいて電子マネーカード5又は会員カード5’が受け付けられると、該カードに記憶されている電子マネー残額が前記クレジットに変換されて、該スロットマシンのクレジットが加算される。
For example, the store may be a casino, and the addition of the value for specific transaction may be an addition of credits used for a game in the slot machine. In this case, the
また店舗がゴルフ練習場であり、特定取引用価値の大きさの付与がゴルフボールの貸し出しに使用可能なプリペイドカードの発行であるようにしても良く、この場合には、プリペイドカード発行機において電子マネーカード5又は会員カード5’が受け付けられると、該カードに記憶されている電子マネー残額がプリペイド度数に変換され、該プリペイド度数が記憶されたプリペイドカードが発行される。
In addition, the store may be a driving range, and the grant of a specific transaction value may be issued a prepaid card that can be used for lending golf balls. When the
さらに店舗がコンビニエンスストアであり、特定取引用価値の大きさの付与が買い物金額への充当であるようにしても良く、この場合には、コンビニエンスストアのレジに設けられる端末において電子マネーカード5又は会員カード5’が受け付けられると、該カードに記憶されている電子マネー残額が買い物に使用可能な価値に変換され、該価値が買い物金額に充当される。
Further, the store may be a convenience store, and the grant of the value for specific transaction may be appropriated for the purchase amount. In this case, the
上記の第2,第4実施形態では、電子貨幣価値減算更新要求手段により、提供機関識別情報記憶手段に記憶されている減算更新後の電子貨幣価値の大きさが送信される例について説明したが、これに代えて、付与される特定取引用価値の大きさに相当する大きさの電子貨幣価値が送信されるようにしても良く、この場合には、電子マネーカード5又は会員カード5’のCPUが電子貨幣価値の大きさの減算更新を行う。
In the second and fourth embodiments, the example in which the electronic money value after subtraction update stored in the providing organization identification information storage means is transmitted by the electronic money value subtraction update request means has been described. Instead of this, an electronic money value having a size corresponding to the value of the specific transaction value to be given may be transmitted. In this case, the
上記の第2,第4実施形態では、電子貨幣価値加算更新要求手段により、提供機関識別情報記憶手段に記憶されている加算更新後の電子貨幣価値の大きさが送信される例について説明したが、これに代えて、返還される特定取引用価値の大きさに相当する大きさの電子貨幣価値が送信されるようにしても良く、この場合には、電子マネーカード5又は会員カード5’のCPUが電子貨幣価値の大きさの加算更新を行う。
In the second and fourth embodiments described above, an example has been described in which the electronic money value added / update requesting means transmits the magnitude of the electronic money value after the addition update stored in the providing organization identification information storage means. Instead of this, an electronic money value corresponding to the size of the specific transaction value to be returned may be transmitted. In this case, the
上記の実施形態では、特定取引用価値の大きさが使用された場合に、該使用に供された特定取引用価値の大きさである使用金額と共に、間接税の一例であって当該使用金額に対応する消費税も減算更新される例について説明したが、これに限らず、消費税以外の他の間接税(例えば今後導入の可能性もあり得る遊技税等)も減算更新されるようにしても良く、また消費税等の間接税は減算更新せずに使用金額のみが減算更新されるようにしても良い。 In the above embodiment, when the value of the specific transaction value is used, it is an example of the indirect tax together with the usage amount that is the size of the specific transaction value provided for the use. Although an example in which the corresponding consumption tax is also subtracted and updated has been described, the present invention is not limited to this, and other indirect taxes other than the consumption tax (for example, game taxes that may be introduced in the future) are also subtracted and updated. It is also possible to subtract and update only the usage amount without subtracting and updating indirect taxes such as consumption tax.
上記の実施形態では、消費税率が5%である例について説明したが、これに限らず、該消費税率は設定変更可能である。また上記の実施形態では、消費税率がカード会社7で設定される例について説明したが、遊技場6において、システムコントローラ50で設定されて各玉貸ユニット20及び入金精算装置30に配信されて記憶されるようにしても良く、また各玉貸ユニット20及び入金精算装置30で設定されて記憶されるようにしても良い。
In the above embodiment, the example in which the consumption tax rate is 5% has been described. However, the present invention is not limited to this, and the consumption tax rate can be changed. In the above embodiment, the example in which the consumption tax rate is set by the
上記の実施形態では、設定された使用金額(例えば玉貸設定金額である500円)+該設定された使用金額に対応する消費税(25円)がユニット残額又はカード残額から一度に減算される例について説明したが、これに限らず、1単位の使用金額(100円)+該1単位の使用金額に対応する消費税(5円)が設定された使用金額分だけ繰り返してユニット残額又はカード残額から減算されるようにしても良い。
In the above embodiment, the set usage amount (for example, the ball lending set
上記の実施形態では、玉貸処理が行われた場合における使用金額+消費税に応じてポイントが付与される例について説明したが、これに限らず、該ポイントは、来店(即ち電子マネーカード5や会員カード5’の受付),遊技時間,又はパチンコ機10における大当りの発生等に応じて付与されるようにしても良い。また1日で付与されるポイントに上限を設けるようにしても良い。
In the above embodiment, an example is described in which points are given according to the amount of money used + the consumption tax when the ball lending process is performed. Or a
上記の実施形態では、例えば図5のD121に示すように、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段において、1つのキャリアを指定可能である例について説明したが、これに限らず、2以上のキャリアを指定可能としても良い。これによれば、例えば該キャリアとしてX社及びY社が指定された場合に、X社電子マネー残額から1000円を入金すると共にY社電子マネー残額から500円を入金するといった使用や、X社電子マネー残額1000円を返還すると共にY社電子マネー残額に500円を返還するといった使用が可能となり、遊技者の利便性が向上する。 In the above embodiment, for example, as shown in D121 of FIG. 5, an example in which one carrier can be designated in the providing agency identification information designation receiving unit for value addition has been described. The carrier may be designated. According to this, for example, when company X and company Y are designated as the carrier, the use of depositing 1000 yen from the remaining electronic money of company X and depositing 500 yen from the remaining electronic money of company Y, The remaining amount of electronic money of 1000 yen can be returned and 500 yen can be returned to Y company's electronic money balance, which improves the convenience of the player.
上記の実施形態では、例えば図5のD122に示すように、入金金額選択ボタンにより、予め定められた複数種類の入金金額の中から入金金額の選択を受け付ける例について説明したが、これに限らず、例えばテンキーにより任意の入金金額の指定を受け付けるようにしても良い。 In the embodiment described above, for example, as illustrated in D122 of FIG. 5, an example in which selection of a deposit amount is received from a plurality of predetermined deposit amounts by using a deposit amount selection button has been described. For example, designation of an arbitrary deposit amount may be accepted by a numeric keypad.
上記の実施形態では、使用予定額設定手段が、入金金額選択ボタンにより選択を受け付けた入金金額を、使用予定額として設定する例について説明したが、これに限らず、該選択を受け付けるのではなく、玉貸ユニット20又は入金精算装置30が設定した入金金額を、使用予定額として設定するようにしても良い。また該使用予定額は、一律に設定(例えば1000円)されるものでも良い。
In the above embodiment, the example has been described in which the scheduled use amount setting means sets the deposit amount that has been selected by the deposit amount selection button as the scheduled use amount. However, the present invention is not limited to this, and the selection is not accepted. The deposit amount set by the
上記の実施形態では、自動入金処理において、予め定められた特定取引用価値の大きさ(上記の例では1000円)がシステムコントローラ50において設定される例について説明したが、これに限らず、該予め定められた特定取引用価値の大きさを、玉貸ユニット20において遊技者が任意に設定変更できるようにしても良い。また前記予め定められた特定取引用価値の大きさが、カード会社7において設定されて、各遊技場6に設けられたシステムコントローラ50に対して配信され、さらに玉貸ユニット20に対して配信されて記憶されるようにしても良い。なお前記予め定められた特定取引用価値の大きさは、1000円には限られない。
In the above-described embodiment, an example in which the predetermined value for specific transaction (1000 yen in the above example) is set in the
上記の実施形態では、自動入金処理において、入金金額選択ボタンの操作により遊技者により選択された入金金額が自動入金される例について説明したが、これに限らず、予め定められた一定の金額(例えば1000円)が自動入金されるようにしても良い。 In the above embodiment, an example in which the deposit amount selected by the player by the operation of the deposit amount selection button is automatically deposited in the automatic deposit process has been described. However, the present invention is not limited to this, and a predetermined amount ( For example, 1000 yen) may be automatically deposited.
上記の実施形態において、電子マネー残額による入金には上限(例えば1日1万円)を設け、各遊技者毎又は各キャリア毎に該電子マネー残額による入金金額を管理し、該入金金額が上限を超えた場合には、貨幣による入金のみを許容することとして、いわゆるのめり込みを防止するようにしても良い。同様に、電子マネー残額による入金と貨幣による入金を合算した合算入金額に上限を設け、各遊技者毎に該合算入金額を管理し、該合算入金額が上限を超えた場合には、入金を許容しないこととして、いわゆるのめり込みを防止するようにしても良い。 In the above embodiment, there is an upper limit (for example, 10,000 yen per day) for depositing with the remaining amount of electronic money, and the amount of deposit with the remaining amount of electronic money is managed for each player or each carrier. If it exceeds the limit, only deposit by money is allowed, and so-called intrusion may be prevented. Similarly, an upper limit is set for the total deposit amount that is the sum of the deposit by electronic money balance and the deposit by money, and the total deposit amount is managed for each player. It is also possible to prevent so-called intrusion by not allowing the above.
上記の実施形態では、減算処理において、使用金額+消費税が一度に特定取引用価値の大きさから減算される例について説明したが、これに限らず、使用金額と消費税とを分けて特定取引用価値の大きさから減算するようにしても良い。 In the above-described embodiment, the example in which the usage amount + consumption tax is subtracted from the value of the specific transaction value at a time in the subtraction process has been described. However, the present invention is not limited to this, and the usage amount and the consumption tax are separately specified. You may make it subtract from the magnitude | size of transaction value.
上記の実施形態では、例えば図9のD183に示すように、テンキーにより電子マネー返還金額の指定を受け付ける例について説明したが、これに限らず、例えば返還金額選択ボタンにより、予め定められた複数種類の電子マネー返還金額の中から電子マネー返還金額の選択を受け付けるようにしても良い。 In the above-described embodiment, for example, as illustrated in D183 in FIG. 9, the example in which the designation of the electronic money return amount is received using the numeric keypad has been described. However, the present invention is not limited to this. The electronic money return amount may be selected from the electronic money return amount.
上記の実施形態では、例えば図11に示すように、電子マネー端末60に対する応答(S162〜S163)が行われた後に、システムコントローラ50に対する応答(S164〜S165)が行われる例について説明したが、両応答の先後は特に限定されず、両応答が並列して行われるものであっても良い。
In the above-described embodiment, for example, as illustrated in FIG. 11, an example in which a response (S164 to S165) to the
上記の第1実施形態では、図11のS153,及び図13のS233に示すように、特定取引用価値付与装置(玉貸ユニット20,入金精算装置30)が、提供機関識別情報(電子マネーID)に加えて、表示用の電子貨幣価値の大きさ(電子マネー残額)を取得する例について説明したが、これに限らず、該表示用の電子マネー残額は取得しないようにしても良い。この場合には、図5,図6,図8,及び図9に示す画面において、電子マネー残額は表示されないことになるが、本発明の成立には影響しない。これは上記の第3実施形態についても同様である。
In the first embodiment described above, as shown in S153 of FIG. 11 and S233 of FIG. 13, the value-adding device for specific transaction (the
上記の実施形態では、価値付与用提供機関識別情報指定受付手段と返還先提供機関識別情報指定受付手段とが、同一のタッチパネル式のディスプレイ27,37である例について説明したが、該価値付与用提供機関識別情報指定受付手段と返還先提供機関識別情報指定受付手段とは、それぞれ別個であっても良い。 In the above embodiment, the example in which the providing agency identification information designation receiving unit for giving value and the return providing agency identification information designation receiving unit are the same touch panel type displays 27 and 37 has been described. The providing organization identification information designation accepting means and the return destination providing organization identification information designation accepting means may be separate from each other.
1…特定取引用システム
4…精算カード
5…電子マネーカード
5b…ICチップ(CPU,ROM,RAM,フラッシュメモリ)
5’…会員カード
5b’…ICチップ(CPU,ROM,RAM,フラッシュメモリ)
6…遊技場
8…電子マネー会社
20…玉貸ユニット
22…制御部
27…(タッチパネル式の)ディスプレイ
30…入金精算装置
32…制御部
37…(タッチパネル式の)ディスプレイ
DESCRIPTION OF
5 '...
6 ...
Claims (16)
前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定する使用予定額設定手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する判定要求手段と、
前記電子貨幣価値記録媒体の処理部から前記電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上である旨の判定結果を受信したことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
該特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさを前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさを返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、
を備えることを特徴とする特定取引用システム。 A plurality of providing agency identification information capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions that provide an electronic money service, and a memory that stores the magnitude of the electronic money value in association with each providing agency identification information A plurality of providing agency identification information stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium, and a processing unit that performs processing based on the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit A value-providing provider identification information designation receiving means for accepting designation of provider identification information used for receiving a specific transaction value used for a specific transaction from a user;
A planned use amount setting means for setting a planned use amount to be used for receiving the specific transaction value; and
The value of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium in association with the providing agency identification information received by the providing provider identification information designation receiving means for giving value is set to the scheduled usage amount setting. A determination requesting unit that requests the processing unit of the electronic money value recording medium to determine whether or not the usage amount is equal to or more than the planned usage amount set by the unit;
Based on having received a determination result that the magnitude of the electronic money value is equal to or greater than the expected usage amount from the processing unit of the electronic money value recording medium, for a specific transaction having a size corresponding to the expected usage amount A value-adding means for specific transactions that adds value;
The processing for causing the specific transaction value to be used for the specific transaction within the range of the size of the specific transaction value granted by the specific transaction value granting means and used for the specific transaction Specific transaction value use processing means for performing a process for subtracting the magnitude of the specific transaction value from the assigned specific transaction value;
Returning destination providing institution identification information designation accepting means for accepting designation of providing institution identifying information for returning the value of the specific dealing value after subtraction by the specific dealing value use processing means among the plurality of providing institution identification information When,
Providing organization that has received designation by the return destination providing organization identification information designation accepting unit in response to a request from a user when the value of the particular transaction value after subtraction by the specific transaction value use processing unit is not zero A size corresponding to at least a part of the value of the specific transaction value after the subtraction, the size of the electronic money value stored in the storage unit of the electronic money value recording medium in association with the identification information Electronic money value addition update request means for requesting the processing unit of the electronic money value recording medium to update to the size obtained by adding the electronic money value of
The system for specific transactions characterized by comprising.
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報を取得する価値付与用提供機関識別情報取得手段をさらに備え、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段は、該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちから前記指定を受け付けることを特徴とする特定取引用システム。 The specific transaction system according to claim 1,
A value-providing provider identification information acquisition means for acquiring the plurality of provider identification information stored in the storage unit of the electronic money value recording medium;
The value-providing provider identification information designation receiving unit receives the designation from among a plurality of provider identification information acquired by the value-providing provider identification information acquiring unit.
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている提供機関識別情報の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段をさらに備え、
該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記判定要求手段により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする特定取引用システム。 The system for specific transactions according to claim 1 or 2,
Further comprising a value-giving provider identification information number determining means for determining whether the number of provider identification information stored in the storage unit of the electronic money value recording medium is plural or one;
The designation is received from the user by the value providing provider identification information designation receiving means on condition that the value granting provider identification information number determining means determines that the number of the provider identification information is plural. On the other hand, on the condition that the number of providing agency identification information is determined by the value providing provider identification information number determination means, the designation is performed by the value providing provider identification information designation receiving means. Without accepting from the user, the determination request means causes the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium in association with the one provider identification information to be greater than or equal to the scheduled usage amount. A system for specific transactions characterized by requesting the processing unit of the electronic money value recording medium to determine whether or not there is any.
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値使用処理手段により前記特定の取引に使用された結果予め定められた大きさ以下となったことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を再度ユーザーから受け付けることなく、前記判定要求手段により、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により以前に指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする特定取引用システム。 The system for specific transaction according to any one of claims 1 to 3,
The condition that the value of the value for specific transaction given by the value means for specific transaction is less than or equal to a predetermined size as a result of being used for the specific transaction by the value use processing unit for specific transaction The providing organization that has previously received the designation by the value-providing provider identification information designation accepting means by the determination requesting means without accepting the designation from the user again by the value-giving provider identifying information designation accepting means. It is determined in the processing unit of the electronic monetary value recording medium whether the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium in association with the identification information is equal to or greater than the scheduled usage amount. The system for specific transactions characterized by requesting.
電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する電子貨幣価値記録媒体の該記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報のうち対応する電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上である提供機関識別情報を取得する価値付与用提供機関識別情報取得手段と、
該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段と、
該価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により提供機関識別情報の指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段と、
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさを前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさを返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、
を備えることを特徴とする特定取引用システム。 A planned usage amount setting means for setting a planned usage amount to be used for receiving a specific transaction value used for a specific transaction;
A plurality of providing agency identification information capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions that provide an electronic money service, and a memory that stores the magnitude of the electronic money value in association with each providing agency identification information A plurality of providing agency identification information stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium, and a processing unit that performs processing based on the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit Value providing provider identification information acquisition means for acquiring provider identification information whose corresponding electronic money value is equal to or larger than the planned use amount set by the planned use amount setting means,
Value-providing provider identification information designation for accepting designation of provider identification information used for receiving the value for specific transaction out of the provider identification information acquired by the value-providing provider identification information acquisition means from the user Receiving means;
A value-adding unit for specific transaction that gives a value for specific transaction having a size corresponding to the planned amount of use based on the designation of the providing-unit identification information received by the value-providing provider identification information designation receiving unit; ,
The value of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium in association with the providing agency identification information received by the providing provider identification information designation receiving means for giving value is set as the scheduled usage amount. An electronic money value subtraction update requesting means for requesting the processing unit of the electronic money value recording medium to update to a size obtained by subtracting an electronic money value of a corresponding size;
The processing for causing the specific transaction value to be used for the specific transaction within the range of the size of the specific transaction value given by the specific transaction value providing means was used for the specific transaction. Specific transaction value use processing means for performing a process for subtracting the magnitude of the specific transaction value from the assigned specific transaction value;
Returning destination providing institution identification information designation accepting means for accepting designation of providing institution identifying information for returning the value of the specific dealing value after subtraction by the specific dealing value use processing means among the plurality of providing institution identification information When,
Providing organization that has received designation by the return destination providing organization identification information designation accepting unit in response to a request from a user when the value of the particular transaction value after subtraction by the specific transaction value use processing unit is not zero A size corresponding to at least a part of the value of the specific transaction value after the subtraction, the size of the electronic money value stored in the storage unit of the electronic money value recording medium in association with the identification information Electronic money value addition update request means for requesting the processing unit of the electronic money value recording medium to update to the size obtained by adding the electronic money value of
The system for specific transactions characterized by comprising.
前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した提供機関識別情報の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段をさらに備え、
該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記特定取引用価値付与手段により、前記特定取引用価値を付与し、前記電子貨幣価値減算更新要求手段により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする特定取引用システム。 The specific transaction system according to claim 5,
Further comprising a value-providing provider identification information number determination means for determining whether the number of provider identification information acquired by the value-providing provider identification information acquisition means is plural or one;
The designation is received from the user by the value providing provider identification information designation receiving means on condition that the value granting provider identification information number determining means determines that the number of the provider identification information is plural. On the other hand, on the condition that the number of providing agency identification information is determined by the value providing provider identification information number determination means, the designation is performed by the value providing provider identification information designation receiving means. Without receiving from the user, the value for specific transaction is given by the means for giving value for specific transaction, and the electronic money value record is associated with the one provider identification information by the electronic money value subtraction update request means. A size obtained by subtracting the value of the electronic money value stored in the storage unit of the medium from the value of the electronic money value corresponding to the planned usage amount. Trading for the system, which comprises requesting that the update to the processing unit of the electronic monetary value recording medium.
該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段と、
該提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記複数の提供機関識別情報のうち特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定する使用予定額設定手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かを判定する価値付与用判定手段と、
該価値付与用判定手段により前記電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であると判定されたことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段と、
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさを前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさを返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、
を備えることを特徴とする特定取引用システム。 A plurality of providing agency identification information capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions that provide an electronic money service, and a memory that stores the magnitude of the electronic money value in association with each providing agency identification information A plurality of providing agency identification information stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium, and a processing unit that performs processing based on the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit And a value-providing provider identification information acquisition means for acquiring the value of the electronic money value corresponding to each provider identification information,
Providing agency identification information storage means for storing a plurality of providing agency identification information acquired by the providing agency identification information acquisition means for value provision and the magnitude of the electronic monetary value corresponding to each of the providing agency identification information;
The specification of provider identification information used for receiving a value for specific transaction used for a specific transaction among the plurality of provider identification information stored in the provider identification information storage means is received from the user. Providing agency identification information designation receiving means for giving value;
A planned use amount setting means for setting a planned use amount to be used for receiving the specific transaction value; and
The value of the electronic monetary value stored in the providing organization identification information storage unit in association with the providing organization identification information received by the value providing providing organization identification information designation receiving unit is determined by the planned use amount setting unit. A determination unit for giving value that determines whether or not the set usage amount is exceeded
A specific transaction for providing a specific transaction value having a size corresponding to the planned use amount based on the fact that the value of the electronic money value is determined to be equal to or greater than the planned use amount by the determination unit for giving value Value-adding means;
The value of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium in association with the providing agency identification information received by the providing provider identification information designation receiving means for giving value is set as the scheduled usage amount. An electronic money value subtraction update requesting means for requesting the processing unit of the electronic money value recording medium to update to a size obtained by subtracting an electronic money value of a corresponding size;
The processing for causing the specific transaction value to be used for the specific transaction within the range of the size of the specific transaction value given by the specific transaction value providing means was used for the specific transaction. Specific transaction value use processing means for performing a process for subtracting the magnitude of the specific transaction value from the assigned specific transaction value;
Returning destination providing institution identification information designation accepting means for accepting designation of providing institution identifying information for returning the value of the specific dealing value after subtraction by the specific dealing value use processing means among the plurality of providing institution identification information When,
Providing organization that has received designation by the return destination providing organization identification information designation accepting unit in response to a request from a user when the value of the particular transaction value after subtraction by the specific transaction value use processing unit is not zero A size corresponding to at least a part of the value of the specific transaction value after the subtraction, the size of the electronic money value stored in the storage unit of the electronic money value recording medium in association with the identification information Electronic money value addition update request means for requesting the processing unit of the electronic money value recording medium to update to the size obtained by adding the electronic money value of
The system for specific transactions characterized by comprising.
前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている提供機関識別情報の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段をさらに備え、
該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記価値付与用判定手段により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であるか否かを判定することを特徴とする特定取引用システム。 The specific transaction system according to claim 7,
Further comprising a value-giving provider identification information number determination means for determining whether the number of provider identification information stored in the provider identification information storage means is plural or one;
The designation is received from the user by the value providing provider identification information designation receiving means on condition that the value granting provider identification information number determining means determines that the number of the provider identification information is plural. On the other hand, on the condition that the number of providing agency identification information is determined by the value providing provider identification information number determination means, the designation is performed by the value providing provider identification information designation receiving means. Without accepting from the user, the value granting determination means associates with the one provider identification information and the magnitude of the electronic monetary value stored in the provider identification information storage is greater than or equal to the planned usage amount. A system for specific transactions characterized by determining whether or not there is.
該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段と、
特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定する使用予定額設定手段と、
前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記複数の提供機関識別情報の各々について当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かを判定する価値付与用判定手段と、
該価値付与用判定手段により前記使用予定額以上であると判定された電子貨幣価値の大きさに対応する提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段と、
該価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により提供機関識別情報の指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段と、
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさを前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさを返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、
を備えることを特徴とする特定取引用システム。 A plurality of providing agency identification information capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions that provide an electronic money service, and a memory that stores the magnitude of the electronic money value in association with each providing agency identification information A plurality of providing agency identification information stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium, and a processing unit that performs processing based on the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit And a value-providing provider identification information acquisition means for acquiring the value of the electronic money value corresponding to each provider identification information,
Providing agency identification information storage means for storing a plurality of providing agency identification information acquired by the providing agency identification information acquisition means for value provision and the magnitude of the electronic monetary value corresponding to each of the providing agency identification information;
A planned usage amount setting means for setting a planned usage amount to be used for receiving a specific transaction value used for a specific transaction;
For each of the plurality of providing agency identification information stored in the providing agency identification information storage means, the use schedule in which the magnitude of the electronic money value corresponding to each providing agency identification information is set by the scheduled use amount setting means A determination unit for giving value to determine whether or not the amount is equal to or greater than the amount;
Provided institution identification information used for receiving the specified transaction value among the provided institution identification information corresponding to the magnitude of the electronic monetary value determined to be equal to or greater than the planned use amount by the value addition determining means. Providing agency identification information designation accepting means for giving value that accepts designation of the user,
A value-adding unit for specific transaction that gives a value for specific transaction having a size corresponding to the planned amount of use based on the designation of the providing-unit identification information received by the value-providing provider identification information designation receiving unit; ,
The value of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium in association with the providing agency identification information received by the providing provider identification information designation receiving means for giving value is set as the scheduled usage amount. An electronic monetary value subtraction update requesting means for requesting the processing unit of the electronic monetary value recording medium to update to a size obtained by subtracting the corresponding electronic monetary value;
The processing for causing the specific transaction value to be used for the specific transaction within the range of the size of the specific transaction value given by the specific transaction value providing means was used for the specific transaction. Specific transaction value use processing means for performing a process for subtracting the magnitude of the specific transaction value from the assigned specific transaction value;
Returning destination providing institution identification information designation accepting means for accepting designation of providing institution identifying information for returning the value of the specific dealing value after subtraction by the specific dealing value use processing means among the plurality of providing institution identification information When,
Providing organization that has received designation by the return destination providing organization identification information designation accepting unit in response to a request from a user when the value of the particular transaction value after subtraction by the specific transaction value use processing unit is not zero A size corresponding to at least a part of the value of the specific transaction value after the subtraction, the size of the electronic money value stored in the storage unit of the electronic money value recording medium in association with the identification information Electronic money value addition update request means for requesting the processing unit of the electronic money value recording medium to update to the size obtained by adding the electronic money value of
The system for specific transactions characterized by comprising.
前記価値付与用判定手段により前記使用予定額以上であると判定された電子貨幣価値の大きさに対応する提供機関識別情報の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段をさらに備え、
該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記特定取引用価値付与手段により、前記特定取引用価値を付与し、前記電子貨幣価値減算更新要求手段により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を前記電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする特定取引用システム。 The specific transaction system according to claim 9,
Providing for providing value that determines whether the number of providing agency identification information corresponding to the magnitude of the electronic money value determined to be equal to or greater than the planned usage amount by the determining means for adding value is plural or one It further comprises an engine identification information number determination means,
The designation is received from the user by the value providing provider identification information designation receiving means on condition that the value granting provider identification information number determining means determines that the number of the provider identification information is plural. On the other hand, on the condition that the number of providing agency identification information is determined by the value providing provider identification information number determination means, the designation is performed by the value providing provider identification information designation receiving means. Without receiving from the user, the value for specific transaction is given by the means for giving value for specific transaction, and the electronic money value record is associated with the one provider identification information by the electronic money value subtraction update request means. A size obtained by subtracting the value of the electronic money value stored in the storage unit of the medium from the value of the electronic money value corresponding to the planned usage amount. Trading for the system, which comprises requesting that the update to the processing unit of the electronic monetary value recording medium.
該価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを取得する電子貨幣価値取得手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と前記電子貨幣価値取得手段により取得した電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段と、
前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定する使用予定額設定手段と、
前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かを判定する価値付与用判定手段と、
該価値付与用判定手段により前記電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であると判定されたことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段と、
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさを前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさを返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、
を備えることを特徴とする特定取引用システム。 A plurality of providing agency identification information capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions that provide an electronic money service, and a memory that stores the magnitude of the electronic money value in association with each providing agency identification information A plurality of providing agency identification information stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium, and a processing unit that performs processing based on the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit A value-providing provider identification information designation receiving means for accepting designation of provider identification information used for receiving a specific transaction value used for a specific transaction from a user;
An electronic monetary value that acquires the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium in association with the providing agency identification information that has been designated by the providing agency identification information designation accepting means for giving value Acquisition means;
Providing agency identification information storage means for storing the providing agency identification information received by the providing provider identification information designation receiving means for giving value and the electronic money value obtained by the electronic money value obtaining means in association with each other;
A planned use amount setting means for setting a planned use amount to be used for receiving the specific transaction value; and
A determination unit for value addition that determines whether or not the magnitude of the electronic money value stored in the provider institution identification information storage unit is equal to or greater than the planned use amount set by the planned use amount setting unit;
A specific transaction for providing a specific transaction value having a size corresponding to the planned use amount based on the fact that the value of the electronic money value is determined to be equal to or greater than the planned use amount by the determination unit for giving value Value-adding means;
The value of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium in association with the providing agency identification information received by the providing provider identification information designation receiving means for giving value is set as the scheduled usage amount. An electronic money value subtraction update requesting means for requesting the processing unit of the electronic money value recording medium to update to a size obtained by subtracting an electronic money value of a corresponding size;
The processing for causing the specific transaction value to be used for the specific transaction within the range of the size of the specific transaction value given by the specific transaction value providing means was used for the specific transaction. Specific transaction value use processing means for performing a process for subtracting the magnitude of the specific transaction value from the assigned specific transaction value;
Returning destination providing institution identification information designation accepting means for accepting designation of providing institution identifying information for returning the value of the specific dealing value after subtraction by the specific dealing value use processing means among the plurality of providing institution identification information When,
Providing organization that has received designation by the return destination providing organization identification information designation accepting unit in response to a request from a user when the value of the particular transaction value after subtraction by the specific transaction value use processing unit is not zero A size corresponding to at least a part of the value of the specific transaction value after the subtraction, the size of the electronic money value stored in the storage unit of the electronic money value recording medium in association with the identification information Electronic money value addition update request means for requesting the processing unit of the electronic money value recording medium to update to the size obtained by adding the electronic money value of
The system for specific transactions characterized by comprising.
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値使用処理手段により前記特定の取引に使用された結果予め定められた大きさ以下となったことに基づき、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により以前に指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であることを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を再度ユーザーから受け付けることなく、前記特定取引用価値付与手段により、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与することを特徴とする特定取引用システム。 It is the system for specific transactions as described in any one of Claims 5-11,
Based on the fact that the value of the specific transaction value assigned by the specific transaction value granting means is less than or equal to a predetermined size as a result of being used for the specific transaction by the specific transaction value use processing means. The value of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium in association with the providing agency identification information that has been previously designated by the providing provider identification information designation accepting means for giving value is the use On the condition that it is equal to or more than the planned amount, the value corresponding to the planned use amount is obtained by the value-adding means for specific transaction without receiving the designation again from the user by the providing agency identification information designation receiving means for value-giving. The system for specific transactions characterized by providing the value for specific transactions.
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報を取得する返還先提供機関識別情報取得手段をさらに備え、
前記返還先提供機関識別情報指定受付手段は、該返還先提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちから前記指定を受け付けることを特徴とする特定取引用システム。 It is the system for specific transactions described in any one of Claims 1-12,
A return destination providing organization identification information acquisition means for acquiring the plurality of providing organization identification information stored in the storage unit of the electronic money value recording medium;
The return destination providing organization identification information designation accepting means accepts the designation from among a plurality of providing organization identification information acquired by the return destination providing organization identification information acquiring means.
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている提供機関識別情報の数が複数であるか1つであるかを判定する返還先提供機関識別情報数判定手段をさらに備え、
該返還先提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付ける一方、該返還先提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記電子貨幣価値加算更新要求手段により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする特定取引用システム。 It is the system for specific dealings described in any 1 paragraph of Claims 1-13,
A return destination providing organization identification information number determining means for determining whether the number of providing organization identification information stored in the storage unit of the electronic money value recording medium is plural or one;
On the condition that the number of the provider organization identification information is determined by the return destination providing organization identification information number determination means, the specification is received from the user by the return destination organization identification information designation receiving means, The designation is received from the user by the return destination providing organization identification information designation accepting means on condition that the number of the providing organization identification information is judged to be one by the return destination providing organization identification information number judging means. And the electronic monetary value addition update requesting means associates the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium in association with the one providing agency identification information with the specific transaction value. The value obtained by adding the electronic money value corresponding to at least a part of the value of the specific transaction value after subtraction by the usage processing means Trading for the system, characterized in that to request that the new to the processing unit of the electronic monetary value recording medium.
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部には、当該電子貨幣価値記録媒体を個々に特定可能な電子貨幣価値記録媒体特定情報が記憶されており、
前記特定取引用価値付与手段による特定取引用価値の付与に使用された電子貨幣価値が記憶されていた電子貨幣価値記録媒体の電子貨幣価値記録媒体特定情報を特定可能にするための電子貨幣価値記録媒体特定処理を行う電子貨幣価値記録媒体特定処理手段と、
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値記録媒体特定情報と前記電子貨幣価値記録媒体特定処理から特定される電子貨幣価値記録媒体特定情報とが一致するか否かを判定する電子貨幣価値記録媒体判定手段と、をさらに備え、
前記電子貨幣価値加算更新要求手段は、該電子貨幣価値記録媒体判定手段により電子貨幣価値記録媒体特定情報が一致すると判定されたことを条件として、当該電子貨幣価値記録媒体特定情報から特定される電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して前記更新を要求することを特徴とする特定取引用システム。 A system for specific transactions according to any one of claims 1 to 14,
In the storage unit of the electronic monetary value recording medium, electronic monetary value recording medium specifying information capable of individually specifying the electronic monetary value recording medium is stored,
Electronic monetary value record for enabling identification of electronic monetary value recording medium specifying information of an electronic monetary value recording medium in which the electronic monetary value used for the provision of specific transaction value by the specific transaction value providing means is stored An electronic monetary value recording medium identification processing means for performing medium identification processing;
It is determined whether or not the electronic monetary value recording medium specifying information stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium matches the electronic monetary value recording medium specifying information specified from the electronic monetary value recording medium specifying process. An electronic monetary value recording medium determining means for
The electronic monetary value addition update requesting unit is an electronic device specified from the electronic monetary value recording medium specifying information on condition that the electronic monetary value recording medium specifying unit determines that the electronic monetary value recording medium specifying information matches. A system for specific transactions, wherein the update is requested to a processing unit of a monetary value recording medium.
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部は、当該特定取引用システムが設けられる複数の店舗の各々について当該各店舗で使用可能な特定取引用価値の大きさを特定可能な特定取引用価値特定情報を記憶する記憶領域を有し、
前記特定取引用価値付与手段は、当該特定取引用システムが設けられる店舗の前記記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して前記付与した特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行うことを特徴とする特定取引用システム。
The system for specific transactions according to any one of claims 1 to 15,
The storage unit of the electronic monetary value recording medium has specific transaction value specifying information that can specify the size of the specific transaction value that can be used in each store for each of the plurality of stores in which the specific transaction system is provided. Has a storage area to store,
The specific transaction value assigning means provides the value for the specific transaction value specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage area of the store where the specific transaction system is provided. A system for specific transaction characterized by performing processing for adding and updating the value of specific transaction value.
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