JP2006099692A - Device for store and system for store - Google Patents
Device for store and system for store Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006099692A JP2006099692A JP2004288083A JP2004288083A JP2006099692A JP 2006099692 A JP2006099692 A JP 2006099692A JP 2004288083 A JP2004288083 A JP 2004288083A JP 2004288083 A JP2004288083 A JP 2004288083A JP 2006099692 A JP2006099692 A JP 2006099692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- electronic money
- specific transaction
- identification information
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
Description
本発明は、電子貨幣価値記録媒体又は記録媒体に記憶されている電子貨幣価値の大きさを使用して特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさを付与する店舗用装置，及び該特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値記録媒体又は記録媒体に記憶されている電子貨幣価値の大きさに返却して精算する店舗用システムに係り、特に電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさが記憶されている前記電子貨幣価値記録媒体又は記録媒体を使用するものに関する。 The present invention relates to a device for a store that gives a value for a specific transaction used for a specific transaction using the electronic money value recording medium or the size of the electronic money value stored in the recording medium, and In particular, the present invention relates to a store system that returns the amount of a specific transaction value unused for a specific transaction to the electronic monetary value recording medium or the electronic monetary value stored in the recording medium, The electronic money value recording medium or the recording medium in which the magnitude of the electronic money value is stored in association with a plurality of providing agency identification information that can individually identify a plurality of electronic money service providing institutions that provide services is used. About things.
従来より、特許文献１に示すように、電子マネーを記憶する記憶装置を備える携帯端末を利用して、該記憶装置に記憶されている電子マネーのうちの所定金額を携帯端末から玉貸装置に伝送することにより、該伝送された所定金額に相当するプリペイド残額を使用して玉貸を行うと共に、該玉貸に使用されなかったプリペイド残額を玉貸装置から携帯端末に伝送することにより、該プリペイド残額を電子マネーとして携帯端末の記憶装置に返却する遊技装置が知られている。
Conventionally, as shown in
しかしながら、上記の遊技装置では、単一の電子貨幣サービス提供機関が提供する電子マネーしか使用できず、複数の電子貨幣サービス提供機関がある場合であっても、ユーザーが使用を希望する電子マネーを提供する電子貨幣サービス提供機関や、ユーザーが電子マネーの返却先として希望する電子貨幣サービス提供機関を自由に選択することができないため、ユーザーにとって不便であるという問題点があった。 However, in the above gaming apparatus, only electronic money provided by a single electronic money service providing organization can be used, and even if there are a plurality of electronic money service providing organizations, the electronic money that the user desires to use is used. There is a problem that it is inconvenient for the user because the electronic money service providing organization to be provided and the electronic money service providing organization that the user desires to return electronic money to cannot be freely selected.
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、複数の電子貨幣サービス提供機関がある場合に、ユーザーが使用を希望する電子貨幣価値の大きさ（前記電子マネーに相当）を提供する電子貨幣サービス提供機関や、ユーザーが電子貨幣価値の大きさの返却先として希望する電子貨幣サービス提供機関を自由に選択することができ、ユーザーの利便性の向上に資するような店舗用装置及び店舗用システムを提供することにある。 The present invention has been made based on such a background, and an object of the present invention is to determine the amount of electronic money value that the user desires to use (the electronic money) when there are a plurality of electronic money service providing institutions. E-money service provider that provides the same as the e-money service provider, and the e-money service provider that the user wishes to return as the return value of the electronic monetary value. Is to provide a store apparatus and a store system.
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。なお後述する発明を実施するための最良の形態の説明及び図面で使用した符号を参考のために括弧書きで付記するが、本発明の構成要素は該付記したものには限定されない。 The present invention adopts the following means in order to solve the above problems. The reference numerals used in the description of the best mode for carrying out the invention and the drawings to be described later are appended in parentheses for reference, but the constituent elements of the present invention are not limited to the appended description.
まず請求項１に係る発明は、店舗（遊技場６）に設けられ、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関（電子マネー会社８）を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を記憶する記憶部（ＩＣチップ５ｂのフラッシュメモリ）と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部（ＩＣチップ５ｂのＣＰＵ）と、を有する電子貨幣価値記録媒体（電子マネーカード５）を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ２６，３６）と、該電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報を取得する提供機関識別情報取得手段（制御部２２，３２）と、該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザー（遊技者）から受け付ける提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）と、特定の取引（玉貸）に使用される特定取引用価値（ユニット残額，カード残額）の付与を受けるために使用する予定の使用予定額（入金金額）を設定する使用予定額設定手段（制御部２２，３２）と、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが、前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する判定要求手段（制御部２２，３２）と、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上である旨の判定結果を受信したことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段（制御部２２，３２）と、を備えることを特徴とする店舗用装置（第１実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）である。
First, the invention according to
また請求項２に係る発明は、請求項１に記載した店舗用装置（第１実施形態に係る玉貸ユニット２０）であって、前記特定取引用価値付与手段（制御部２２）により付与された特定取引用価値の大きさ（ユニット残額，カード残額）の範囲内で当該特定取引用価値を使用させるための処理（玉貸処理）を行う特定取引用価値使用処理手段（制御部２２）と、前記付与された特定取引用価値の大きさから前記特定取引用価値使用処理手段による使用（玉貸）に供される特定取引用価値の大きさ（使用金額＋消費税）を減算するための減算処理を行う特定取引用価値減算処理手段（制御部２２）と、をさらに備え、前記判定要求手段（制御部２２）は、前記付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことに基づいて、前記ユーザー（遊技者）の操作によらずに、前記提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ２６）により受け付けた電子貨幣価値記録媒体（電子マネーカード５）の記憶部（ＩＣチップ５ｂのフラッシュメモリ）に記憶されている電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）が、前記使用予定額（入金金額）以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部（ＩＣチップ５ｂのＣＰＵ）に対して要求することを特徴とする店舗用装置である。
The invention according to
また請求項３に係る発明は、店舗（遊技場６）に設けられ、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関（電子マネー会社８）を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を記憶する記憶部（ＩＣチップ５ｂのフラッシュメモリ）と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部（ＩＣチップ５ｂのＣＰＵ）と、を有する電子貨幣価値記録媒体（電子マネーカード５）を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ２６，３６）と、該電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報と、当該各提供機関識別情報と対応付けて該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさと、を取得する提供機関識別情報取得手段（制御部２２，３２）と、該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段（制御部２２，３２のＲＡＭ）と、該提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）と、特定の取引（玉貸）に使用される特定取引用価値の大きさ（入金金額）を設定する特定取引用価値設定手段（制御部２２，３２）と、該特定取引用価値設定手段により設定された特定取引用価値（ユニット残額，カード残額）を付与する特定取引用価値付与手段（制御部２２，３２）と、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさから前記付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新する電子貨幣価値減算更新手段（制御部２２，３２）と、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と、当該提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記減算更新後の電子貨幣価値の大きさ又は前記付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさとを、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して送信する電子貨幣価値送信手段（制御部２２，３２）と、を備えることを特徴とする店舗用装置（第２実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）である。
Further, the invention according to
また請求項４に係る発明は、請求項３に記載した店舗用装置（第２実施形態に係る玉貸ユニット２０）であって、前記特定取引用価値付与手段（制御部２２）により付与された特定取引用価値の大きさ（ユニット残額，カード残額）の範囲内で当該特定取引用価値を使用させるための処理（玉貸処理）を行う特定取引用価値使用処理手段（制御部２２）と、前記付与された特定取引用価値の大きさから前記特定取引用価値使用処理手段による使用（玉貸）に供される特定取引用価値の大きさ（使用金額＋消費税）を減算するための減算処理を行う特定取引用価値減算処理手段（制御部２２）と、をさらに備え、前記特定取引用価値付与手段（制御部２２）は、前記付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことに基づいて、前記ユーザー（遊技者）の操作によらずに、前記特定取引用価値設定手段（制御部２２，３２）により設定された大きさ（入金金額）の特定取引用価値を付与することを特徴とする店舗用装置である。
The invention according to
また請求項５に係る発明は、請求項１〜４のいずれか１つに記載した店舗用装置（第１，第２実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）であって、前記使用予定額（入金金額）の指定又は前記特定取引用価値付与手段（制御部２２，３２）により付与される特定取引用価値の大きさ（ユニット残額，カード残額）の指定をユーザーから受け付ける価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）をさらに備え、前記使用予定額設定手段（制御部２２，３２）又は前記特定取引用価値設定手段（制御部２２，３２）は、該価値指定受付手段により指定を受け付けた使用予定額又は特定取引用価値の大きさを設定することを特徴とする店舗用装置である。
The invention according to
また請求項６に係る発明は、店舗（遊技場６）に設けられ、特定の取引（玉貸）に使用される特定取引用価値（ユニット残額，カード残額）を当該特定の取引に使用させるための処理（玉貸処理）を行う店舗用装置（第１実施形態に係る玉貸ユニット２０）と、当該店舗に設けられ、前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２，３２）を備える精算装置（第１実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）と、からなる店舗用システム（第１実施形態に係る店舗用システム１）であって、前記精算装置は、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関（電子マネー会社８）を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を記憶する記憶部（ＩＣチップ５ｂのフラッシュメモリ）と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部（ＩＣチップ５ｂのＣＰＵ）と、を有する電子貨幣価値記録媒体（電子マネーカード５）を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ２６，３６）と、該電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報を取得する提供機関識別情報取得手段（制御部２２，３２）と、該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザー（遊技者）から受け付ける提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）と、該提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段（制御部２２，３２）と、をさらに備えることを特徴とする店舗用システムである。
In addition, the invention according to
また請求項７に係る発明は、店舗（遊技場６）に設けられ、特定の取引（玉貸）に使用される特定取引用価値（ユニット残額，カード残額）を当該特定の取引に使用させるための処理（玉貸処理）を行う店舗用装置（第２実施形態に係る玉貸ユニット２０）と、当該店舗に設けられ、前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２，３２）を備える精算装置（第２実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）と、からなる店舗用システム（第２実施形態に係る店舗用システム１）であって、前記精算装置は、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関（電子マネー会社８）を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を記憶する記憶部（ＩＣチップ５ｂのフラッシュメモリ）と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部（ＩＣチップ５ｂのＣＰＵ）と、を有する電子貨幣価値記録媒体（電子マネーカード５）を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ２６，３６）と、該電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報と、当該各提供機関識別情報と対応付けて該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさと、を取得する提供機関識別情報取得手段（制御部２２，３２）と、該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段（制御部２２，３２のＲＡＭ）と、該提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザー（遊技者）から受け付ける提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）と、該提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する電子貨幣価値加算更新手段（制御部２２，３２）と、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と、当該提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記加算更新後の電子貨幣価値の大きさ又は前記加算更新される電子貨幣価値の大きさとを、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して送信する電子貨幣価値送信手段（制御部２２，３２）と、を備えることを特徴とする店舗用システムである。
Further, the invention according to
また請求項８に係る発明は、請求項６又は７に記載した店舗用システム（第１，第２実施形態に係る店舗用システム１）であって、前記精算装置（第１，第２実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）は、前記特定の取引（玉貸）に未使用の特定取引用価値の大きさ（ユニット残額，カード残額）のうちの前記電子貨幣価値の大きさに変換する特定取引用価値の大きさの指定又は該変換される電子貨幣価値の大きさの指定をユーザーから受け付ける変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）をさらに備え、前記電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２，３２）は、前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うことを特徴とする店舗用システムである。
The invention according to
また請求項９に係る発明は、店舗（遊技場６）に設けられ、特定の取引（玉貸）に使用される特定取引用価値の大きさ（カード残額）を特定可能な特定取引用価値特定情報（入金ＩＤ，カード残額）と、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関（電子マネー会社８）を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）とを記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を記憶する記憶部（ＩＣチップ５ｂ’のフラッシュメモリ）と、少なくとも該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部（ＩＣチップ５ｂ’のＣＰＵ）と、を有する記録媒体（会員カード５’）を受け付ける記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ２６’，３６’）と、該記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報を取得する提供機関識別情報取得手段（制御部２２，３２）と、該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）と、特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額（入金金額）を設定する使用予定額設定手段（制御部２２，３２）と、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが、前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かの判定を当該記録媒体の処理部に対して要求する判定要求手段（制御部２２，３２）と、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上である旨の判定結果を受信したことに基づいて、当該記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理を行う特定取引用価値加算更新処理手段（制御部２２，３２）と、を備えることを特徴とする店舗用装置（第３実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）である。
The invention according to
また請求項１０に係る発明は、請求項９に記載した店舗用装置（第３実施形態に係る玉貸ユニット２０）であって、前記記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ２６’）により受け付けた記録媒体（会員カード５’）の記憶部（ＩＣチップ５ｂ’のフラッシュメモリ）に記憶されている特定取引用価値特定情報（入金ＩＤ，カード残額）から特定される特定取引用価値の大きさ（カード残額）の範囲内で当該特定取引用価値を使用させるための処理（玉貸処理）を行う特定取引用価値使用処理手段（制御部２２）と、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさから前記特定取引用価値使用処理手段による使用（玉貸）に供される特定取引用価値の大きさ（使用金額＋消費税）を減算するための減算処理を行う特定取引用価値減算処理手段（制御部２２）と、をさらに備え、前記判定要求手段（制御部２２）は、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことに基づいて、前記ユーザー（遊技者）の操作によらずに、前記提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）と対応付けて当該記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）が、前記使用予定額（入金金額）以上であるか否かの判定を当該記録媒体の処理部（ＩＣチップ５ｂ’のＣＰＵ）に対して要求することを特徴とする店舗用装置である。
The invention according to
また請求項１１に係る発明は、店舗（遊技場６）に設けられ、特定の取引（玉貸）に使用される特定取引用価値の大きさ（カード残額）を特定可能な特定取引用価値特定情報（入金ＩＤ，カード残額）と、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関（電子マネー会社８）を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）とを記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を記憶する記憶部（ＩＣチップ５ｂ’のフラッシュメモリ）と、少なくとも該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部（ＩＣチップ５ｂ’のＣＰＵ）と、を有する記録媒体（会員カード５’）を受け付ける記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ２６’，３６’）と、該記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報と、当該各提供機関識別情報と対応付けて該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさと、を取得する提供機関識別情報取得手段（制御部２２，３２）と、該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段（制御部２２，３２のＲＡＭ）と、該提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザー（遊技者）から受け付ける提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）と、特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさ（入金金額）を設定する特定取引用価値設定手段（制御部２２，３２）と、該特定取引用価値設定手段により設定された大きさの特定取引用価値を前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して加算更新するための処理を行う特定取引用価値加算更新処理手段（制御部２２，３２）と、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさから前記加算更新される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新する電子貨幣価値減算更新手段（制御部２２，３２）と、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と、当該提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記減算更新後の電子貨幣価値の大きさ又は前記加算更新される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさとを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の処理部に対して送信する電子貨幣価値送信手段（制御部２２，３２）と、を備えることを特徴とする店舗用装置（第４実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）である。
The invention according to
また請求項１２に係る発明は、請求項１１に記載した店舗用装置（第４実施形態に係る玉貸ユニット２０）であって、前記記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ２６’）により受け付けた記録媒体（会員カード５’）の記憶部（ＩＣチップ５ｂ’のフラッシュメモリ）に記憶されている特定取引用価値特定情報（入金ＩＤ，カード残額）から特定される特定取引用価値の大きさ（カード残額）の範囲内で当該特定取引用価値を使用させるための処理（玉貸処理）を行う特定取引用価値使用処理手段（制御部２２）と、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさから前記特定取引用価値使用処理手段による使用（玉貸）に供される特定取引用価値の大きさ（使用金額＋消費税）を減算するための減算処理を行う特定取引用価値減算処理手段（制御部２２）と、をさらに備え、前記特定取引用価値加算更新処理手段（制御部２２）は、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことに基づいて、前記ユーザー（遊技者）の操作によらずに、前記特定取引用価値設定手段（制御部２２，３２）により設定された大きさ（入金金額）の特定取引用価値を当該特定取引用価値の大きさに対して加算更新するための処理を行うことを特徴とする店舗用装置である。
The invention according to
また請求項１３に係る発明は、請求項９〜１２のいずれか１つに記載した店舗用装置（第３，第４実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）であって、前記使用予定額（入金金額）の指定又は前記特定取引用価値加算更新処理手段（制御部２２，３２）により加算更新される特定取引用価値の大きさ（カード残額）の指定をユーザーから受け付ける価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）をさらに備え、前記使用予定額設定手段（制御部２２，３２）又は前記特定取引用価値設定手段（制御部２２，３２）は、該価値指定受付手段により指定を受け付けた使用予定額又は特定取引用価値の大きさを設定することを特徴とする店舗用装置である。
The invention according to
また請求項１４に係る発明は、請求項９〜１３のいずれか１つに記載した店舗用装置（第３，第４実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）であって、前記記録媒体（会員カード５’）の記憶部（ＩＣチップ５ｂ’のフラッシュメモリ）は、複数の店舗（遊技場６）の各々について前記特定取引用価値特定情報（入金ＩＤ，カード残額）を記憶する記憶領域を有し、前記特定取引用価値加算更新処理手段（制御部２２，３２）は、当該店舗用装置が設けられる店舗の前記記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさ（カード残額）に対して前記特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行うことを特徴とする店舗用装置である。
The invention according to
また請求項１５に係る発明は、店舗（遊技場６）に設けられ、特定の取引（玉貸）に使用される特定取引用価値の大きさ（カード残額）を特定可能な特定取引用価値特定情報（入金ＩＤ，カード残額）と、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関（電子マネー会社８）を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）とを記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を記憶する記憶部（ＩＣチップ５ｂ’のフラッシュメモリ）と、少なくとも該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部（ＩＣチップ５ｂ’のＣＰＵ）と、を有する記録媒体（会員カード５’）を受け付けて、該受け付けた記録媒体に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさを前記特定の取引に使用させるための処理（玉貸処理）を行う店舗用装置（第３実施形態に係る玉貸ユニット２０）と、当該店舗に設けられ、前記記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ２６’，３６’）と、該記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２，３２）と、を備える精算装置（第３実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）と、からなる店舗用システム（第３実施形態に係る店舗用システム１）であって、前記精算装置は、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報を取得する提供機関識別情報取得手段（制御部２２，３２）と、該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）と、該提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨を当該記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段（制御部２２，３２）と、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさから当該加算更新に供される電子貨幣価値の大きさに相当する大きさの特定取引用価値を減算更新するための処理を行う特定取引用価値減算更新処理手段（制御部２２，３２）と、をさらに備えることを特徴とする店舗用システムである。
The invention according to
また請求項１６に係る発明は、店舗（遊技場６）に設けられ、特定の取引（玉貸）に使用される特定取引用価値の大きさ（カード残額）を特定可能な特定取引用価値特定情報（入金ＩＤ，カード残額）と、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関（電子マネー会社８）を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）とを記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を記憶する記憶部（ＩＣチップ５ｂ’のフラッシュメモリ）と、少なくとも該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部（ＩＣチップ５ｂ’のＣＰＵ）と、を有する記録媒体（会員カード５’）を受け付けて、該受け付けた記録媒体に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさを前記特定の取引に使用させるための処理（玉貸処理）を行う店舗用装置（第４実施形態に係る玉貸ユニット２０）と、当該店舗に設けられ、前記記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ２６’，３６’）と、該記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２，３２）と、を備える精算装置（第４実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）と、からなる店舗用システム（第４実施形態に係る店舗用システム１）であって、前記精算装置は、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報と、当該各提供機関識別情報と対応付けて該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさと、を取得する提供機関識別情報取得手段（制御部２２，３２）と、該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段（制御部２２，３２のＲＡＭ）と、該提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）と、該提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する電子貨幣価値加算更新手段（制御部２２，３２）と、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさから当該加算更新に供される電子貨幣価値の大きさに相当する大きさの特定取引用価値を減算更新するための処理を行う特定取引用価値減算更新処理手段（制御部２２，３２）と、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と、当該提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記加算更新後の電子貨幣価値の大きさ又は前記加算更新される電子貨幣価値の大きさとを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の処理部に対して送信する電子貨幣価値送信手段（制御部２２，３２）と、をさらに備えることを特徴とする店舗用システムである。
In addition, the invention according to claim 16 is provided in a store (game hall 6), and can be used to specify the value of a specific transaction value (card balance) used for a specific transaction (ball rental). Information (payment ID, card balance) and a plurality of provider identification information (electronic money ID) capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions (electronic money company 8) that provide the electronic money service are stored. In addition, a storage unit (flash memory of the IC chip 5b ′) that stores the amount of electronic money value (the balance of electronic money) in association with each provider identification information, and at least the electronic money stored in the storage unit A recording medium (member card 5 ′) having a processing unit (the CPU of the IC chip 5b ′) that performs processing based on the magnitude of the value, and is stored in the received recording medium A store apparatus (ball lending unit 20 according to the fourth embodiment) for performing processing (ball lending processing) for causing the specific transaction to use the size of the value for specific transaction identified from the transaction value identifying information; Recording medium receiving means (member card R / W 26 ', 36') provided in the store for receiving the recording medium, and specific transaction value specifying information stored in the recording medium received by the recording medium receiving means Electronic monetary value conversion processing means (control units 22 and 32) that performs processing for converting at least a part of the size of the value for specific transaction unused for the specific transaction specified from the above into the value of electronic money value ) And a payment system (the ball lending unit 20 according to the fourth embodiment, the payment adjustment device 30), and a store system (the store system 1 according to the fourth embodiment), The apparatus includes a plurality of providing organization identification information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving unit, and an electronic monetary value stored in the storage unit in association with each providing organization identification information. Providing agency identification information acquisition means (control units 22 and 32), a plurality of provider identification information acquired by the provider identification information acquisition means, and electronic money corresponding to each of the provider identification information Provided organization identification information storage means (RAM of the control units 22 and 32) that stores the value magnitude in association with each other, and any of the plurality of provided organization identification information stored in the provided organization identification information storage means Provided organization identification information designation accepting means (touch panel type displays 27 and 37) for accepting designation of providing organization identification information from the user, and providing agency identification information designation accepting means The magnitude of the electronic money value converted by the electronic money value conversion processing means with respect to the magnitude of the electronic money value stored in the providing agency identification information storage means in association with the providing agency identification information received from the designation Specific transaction specified from electronic currency value addition updating means (control units 22 and 32) for adding and updating the value and specific transaction value specifying information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving means Specific transaction value subtraction update processing means (control unit 22) that performs a process for subtracting and updating the specific transaction value having a size corresponding to the size of the electronic money value provided for the addition update from the size of the commercial value 32), the providing organization identification information received by the providing organization identification information designation receiving means, and the providing organization identification information storage unit in association with the providing organization identification information. The electronic money that is transmitted to the processing unit of the recording medium received by the recording medium receiving means, the magnitude of the electronic money value after the addition update stored in the storage medium or the magnitude of the electronic money value to be added and updated A store system characterized by further comprising value transmission means (control
また請求項１７に係る発明は、請求項１５又は１６に記載した店舗用システム（第３，第４実施形態に係る店舗用システム１）であって、前記記録媒体（会員カード５’）の記憶部（ＩＣチップ５ｂ’のフラッシュメモリ）は、複数の店舗（遊技場６）の各々について前記特定取引用価値特定情報（入金ＩＤ，カード残額）を記憶する記憶領域を有し、前記電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２，３２）は、当該精算装置（第３，第４実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）が設けられる店舗の前記記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記特定の取引（玉貸）に未使用の特定取引用価値の大きさ（カード残額）のうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うことを特徴とする店舗用システムである。
The invention according to claim 17 is the store system according to claim 15 or 16 (
また請求項１８に係る発明は、請求項１５〜１７のいずれか１つに記載した店舗用システム（第３，第４実施形態に係る店舗用システム１）であって、前記精算装置（第３，第４実施形態に係る玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）は、前記特定の取引（玉貸）に未使用の特定取引用価値の大きさ（カード残額）のうちの前記電子貨幣価値の大きさに変換する特定取引用価値の大きさの指定又は該変換される電子貨幣価値の大きさの指定をユーザーから受け付ける変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７，３７）をさらに備え、前記電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２，３２）は、前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うことを特徴とする店舗用システムである。
The invention according to claim 18 is the store system (
また請求項１９に係る発明は、請求項１〜５、又は請求項９〜１４のいずれか１つに記載した店舗用装置（第１〜第４実施形態に係る玉貸ユニット２０）であって、前記電子貨幣価値記録媒体（電子マネーカード５）又は前記記録媒体（会員カード５’）の記憶部（ＩＣチップ５ｂ，５ｂ’のフラッシュメモリ）は、複数の店舗（遊技場６）の各々について各店舗において付与されるポイントを特定可能なポイント特定情報を記憶する記憶領域を有し、前記店舗用装置は、当該店舗用装置が設けられる店舗において付与されたポイントを示す情報に基づいて、該情報に示されるポイントを当該店舗の前記記憶領域に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して加算更新するための処理を行うポイント加算更新処理手段（制御部２２）をさらに備えることを特徴とする店舗用装置である。
The invention according to claim 19 is the store apparatus (the
さらに請求項２０に係る発明は、請求項６〜８、又は請求項１５〜１８のいずれか１つに記載した店舗用システム（第１〜第４実施形態に係る店舗用システム１）であって、前記電子貨幣価値記録媒体（電子マネーカード５）又は前記記録媒体（会員カード５’）の記憶部（ＩＣチップ５ｂ，５ｂ’のフラッシュメモリ）は、複数の店舗（遊技場６）の各々について各店舗において付与されるポイントを特定可能なポイント特定情報を記憶する記憶領域を有し、前記店舗用装置（第１〜第４実施形態に係る玉貸ユニット２０）及び／又は前記精算装置（第１〜第４実施形態に係る玉貸ユニット２０）は、当該店舗用装置及び／又は当該精算装置が設けられる店舗において付与されたポイントを示す情報に基づいて、該情報に示されるポイントを当該店舗の前記記憶領域に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して加算更新するための処理を行うポイント加算更新処理手段（制御部２２）をさらに備えることを特徴とする店舗用システムである。
The invention according to
まず請求項１に係る店舗用装置によれば、提供機関識別情報指定受付手段により、電子貨幣価値記録媒体から取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けると、判定要求手段により、該指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であるか否かの判定が電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求され、当該電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値付与手段により、該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値が付与されるので、ユーザーが使用を希望する電子貨幣価値の大きさを提供する電子貨幣サービス提供機関を自由に選択することができることにより、ユーザーの利便性が向上する。
First, according to the apparatus for a store according to
また請求項２に係る店舗用装置によれば、付与された特定取引用価値の大きさが使用による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことを条件として、ユーザーの操作によらずに、判定要求手段により、前記指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であるか否かの判定が電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求され、当該電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値付与手段により、該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値が付与されるので、特定取引用価値の大きさが少なくなった場合であっても、ユーザーの操作によらずに自動的に、ユーザーが使用を希望する電子貨幣価値の大きさに基づいて特定取引用価値の大きさが付与されることにより、ユーザーの利便性が向上する。
Further, according to the store apparatus according to
また請求項３に係る店舗用装置によれば、提供機関識別情報指定受付手段により、電子貨幣価値記録媒体から取得して提供機関識別情報記憶手段により記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けると、特定取引用価値付与手段により、設定された大きさの特定取引用価値が付与され、電子貨幣価値減算更新手段により、電子貨幣価値記録媒体から取得して前記指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて提供機関識別情報記憶手段により記憶されている電子貨幣価値の大きさから前記付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新されるので、ユーザーが使用を希望する電子貨幣価値の大きさを提供する電子貨幣サービス提供機関を自由に選択することができることにより、ユーザーの利便性が向上する。
According to the apparatus for a store according to
また請求項４に係る店舗用装置によれば、付与された特定取引用価値の大きさが使用による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことを条件として、ユーザーの操作によらずに、特定取引用価値付与手段により、設定された大きさの特定取引用価値が付与され、電子貨幣価値減算更新手段により、電子貨幣価値記録媒体から取得して前記指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて提供機関識別情報記憶手段により記憶されている電子貨幣価値の大きさから前記付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新されるので、特定取引用価値の大きさが少なくなった場合であっても、ユーザーの操作によらずに自動的に、ユーザーが使用を希望する電子貨幣価値の大きさに基づいて特定取引用価値の大きさが付与されることにより、ユーザーの利便性が向上する。
According to the apparatus for a store of
また請求項５に係る店舗用装置によれば、価値指定受付手段により指定を受け付けた使用予定額又は電子貨幣価値の大きさに基づいて、特定取引用価値付与手段により特定取引用価値の大きさが付与されるので、ユーザーが希望する電子貨幣価値の大きさが特定取引用価値の大きさに変換されることにより、ユーザーの利便性が向上する。
Further, according to the apparatus for a store according to
また請求項６に係る店舗用システムによれば、提供機関識別情報指定受付手段により、電子貨幣価値記録媒体から取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けると、電子貨幣価値加算更新要求手段により、該指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して、特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさが変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨が電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求されるので、ユーザーが電子貨幣価値の大きさの返却先として希望する電子貨幣サービス提供機関を自由に選択することができることにより、ユーザーの利便性が向上する。
According to the system for a store according to
また請求項７に係る店舗用システムによれば、提供機関識別情報指定受付手段により、電子貨幣価値記録媒体から取得して提供機関識別情報記憶手段により記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けると、電子貨幣価値加算更新手段により、電子貨幣価値記録媒体から取得して前記指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて提供機関識別情報記憶手段により記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して、特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさが変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されるので、ユーザーが電子貨幣価値の大きさの返却先として希望する電子貨幣サービス提供機関を自由に選択することができることにより、ユーザーの利便性が向上する。
According to the system for a store according to
また請求項８に係る店舗用システムによれば、変換価値指定受付手段により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ，又は該変換価値指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値変換処理手段により特定取引用価値の大きさに変換されるので、ユーザーが希望する特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されることにより、ユーザーの利便性が向上する。
Further, according to the store system according to
また請求項９に係る店舗用装置によれば、提供機関識別情報指定受付手段により、記録媒体から取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けると、判定要求手段により、該指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であるか否かの判定が記録媒体の処理部に対して要求され、当該電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値加算更新処理手段により、当該記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して、該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理が行われるので、ユーザーが使用を希望する電子貨幣価値の大きさを提供する電子貨幣サービス提供機関を自由に選択することができることにより、ユーザーの利便性が向上する。
Further, according to the apparatus for a store according to
また請求項１０に係る店舗用装置によれば、記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさが使用による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことを条件として、ユーザーの操作によらずに、判定要求手段により、前記指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であるか否かの判定が記録媒体の処理部に対して要求され、当該電子貨幣価値の大きさが使用予定額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値加算更新処理手段により、当該記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して、該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理が行われるので、特定取引用価値の大きさが少なくなった場合であっても、ユーザーの操作によらずに自動的に、ユーザーが使用を希望する電子貨幣価値の大きさに基づいて特定取引用価値の大きさが加算更新されることにより、ユーザーの利便性が向上する。
According to the apparatus for a store according to
また請求項１１に係る店舗用装置によれば、提供機関識別情報指定受付手段により、記録媒体から取得して提供機関識別情報記憶手段により記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けると、特定取引用価値加算更新処理手段により、当該記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して、設定された特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理が行われ、電子貨幣価値減算更新手段により、記録媒体から取得して前記指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて提供機関識別情報記憶手段により記憶されている電子貨幣価値の大きさから前記加算更新される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新されるので、ユーザーが使用を希望する電子貨幣価値の大きさを提供する電子貨幣サービス提供機関を自由に選択することができることにより、ユーザーの利便性が向上する。
According to the apparatus for a store according to
また請求項１２に係る店舗用装置によれば、記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさが使用による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことを条件として、ユーザーの操作によらずに、特定取引用価値加算更新処理手段により、当該特定取引用価値の大きさに対して、設定された大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理が行われ、電子貨幣価値減算更新手段により、記録媒体から取得して前記指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて提供機関識別情報記憶手段により記憶されている電子貨幣価値の大きさから前記加算更新される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新されるので、特定取引用価値の大きさが少なくなった場合であっても、ユーザーの操作によらずに自動的に、ユーザーが使用を希望する電子貨幣価値の大きさに基づいて特定取引用価値の大きさが加算更新されることにより、ユーザーの利便性が向上する。 Further, according to the store apparatus of the twelfth aspect, the magnitude of the specific transaction value specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage unit of the recording medium is determined in advance after the subtraction process by use. Specific transaction of the set size for the value of the specified transaction value by means of the specified transaction value addition update processing means, on the condition that the size is less than the specified size. A process for adding and updating the utility value is performed, and the electronic money value subtracting and updating means stores the providing agency identification information storage means in association with the providing agency identification information acquired from the recording medium and accepting the designation. Since the magnitude of the electronic money value corresponding to the magnitude of the specific transaction value to be added and updated is subtracted from the magnitude of the existing electronic money value, the magnitude of the specific transaction value is reduced. Even if this is the case, the user's convenience is automatically updated by adding the specific transaction value based on the electronic monetary value that the user wishes to use, regardless of the user's operation. Improve.
また請求項１３に係る店舗用装置によれば、価値指定受付手段により指定を受け付けた使用予定額又は電子貨幣価値の大きさに基づいて、特定取引用価値加算更新処理手段により特定取引用価値の大きさが加算更新されるので、ユーザーが希望する電子貨幣価値の大きさが特定取引用価値の大きさに変換されることにより、ユーザーの利便性が向上する。
Further, according to the apparatus for a store according to
また請求項１４に係る店舗用装置によれば、記録媒体において、店舗用装置が設けられる店舗の記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して、前記特定取引用価値の大きさが加算更新されるので、各店舗の特定取引用価値の大きさを特定可能なハウスカードをユーザーが携帯しなくても、単体の記録媒体で各店舗の特定取引用価値の大きさを加算更新できることにより、ユーザーの利便性が向上する。
According to the store apparatus according to
また請求項１５に係る店舗用システムによれば、提供機関識別情報指定受付手段により、記録媒体から取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けると、電子貨幣価値加算更新要求手段により、該指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して、特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさが変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨が記録媒体の処理部に対して要求されるので、ユーザーが電子貨幣価値の大きさの返却先として希望する電子貨幣サービス提供機関を自由に選択することができることにより、ユーザーの利便性が向上する。
According to the system for a store according to
また請求項１６に係る店舗用システムによれば、提供機関識別情報指定受付手段により、記録媒体から取得して提供機関識別情報記憶手段により記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付けると、電子貨幣価値加算更新手段により、記録媒体から取得して前記指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて提供機関識別情報記憶手段により記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して、特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさが変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されるので、ユーザーが電子貨幣価値の大きさの返却先として希望する電子貨幣サービス提供機関を自由に選択することができることにより、ユーザーの利便性が向上する。 According to the system for a store of claim 16, any one of the plurality of providing agency identification information acquired from the recording medium and stored by the providing agency identification information storage means by the providing agency identification information designation receiving means. When the designation of the provider organization identification information is received from the user, it is stored by the provider organization identification information storage unit in association with the provider organization identification information acquired from the recording medium and received by the electronic monetary value addition updating unit. The amount of electronic money value is updated by adding the amount of electronic money value converted from the value of specific transaction value that is not used for a specific transaction to the amount of electronic money value. The convenience of the user is improved by being able to freely select an electronic money service providing organization desired as a return destination.
また請求項１７に係る店舗用システムによれば、記録媒体において、精算装置が設けられる店舗の記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値の大きさに変換されるので、各店舗の特定取引用価値の大きさを特定可能なハウスカードをユーザーが携帯しなくても、単体の記録媒体で各店舗の特定取引用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに返却できることにより、ユーザーの利便性が向上する。 Moreover, according to the store system according to claim 17, in the recording medium, an identification that is unused for the specific transaction specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage area of the store in which the settlement apparatus is provided. Since the value of transaction value is converted to the value of electronic money value, even if the user does not carry a house card that can specify the value of specific transaction value of each store, a single recording medium can be used. The convenience of the user is improved because the value of the specific transaction value of each store can be returned to the value of the electronic money value.
また請求項１８に係る店舗用システムによれば、変換価値指定受付手段により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ，又は該変換価値指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値変換処理手段により特定取引用価値の大きさに変換されるので、ユーザーが希望する特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されることにより、ユーザーの利便性が向上する。 Further, according to the store system according to claim 18, the size of the specific transaction value received by the conversion value designation receiving means, or the size of the electronic money value received by the conversion value designation receiving means. Since the corresponding specific transaction value is converted into the specific transaction value by the electronic monetary value conversion processing means, the specific transaction value desired by the user is converted into the electronic monetary value. The user convenience is improved by the conversion.
また請求項１９に係る店舗用装置によれば、電子貨幣価値記録媒体又は記録媒体において、店舗用装置が設けられる店舗の記憶領域に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して、当該店舗用装置が設けられる店舗において付与されたポイントが加算更新されるので、各店舗のポイントを特定可能なハウスカードをユーザーが携帯しなくても、単体の電子貨幣価値記録媒体又は記録媒体で各店舗のポイントサービスを受けられることにより、ユーザーの利便性が向上する。 According to the apparatus for a store according to claim 19, in the electronic money value recording medium or the recording medium, with respect to the point specified from the point specifying information stored in the storage area of the store where the apparatus for the store is provided, Since the points given at the store where the store device is provided are added and updated, even if the user does not carry a house card that can specify the points of each store, a single electronic monetary value recording medium or recording medium can be used. By receiving the point service of each store, convenience for the user is improved.
さらに請求項２０に係る店舗用システムによれば、電子貨幣価値記録媒体又は記録媒体において、店舗用装置及び／又は精算装置が設けられる店舗の記憶領域に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して、当該店舗用装置及び／又は精算装置が設けられる店舗において付与されたポイントが加算更新されるので、各店舗のポイントを特定可能なハウスカードをユーザーが携帯しなくても、単体の電子貨幣価値記録媒体又は記録媒体で各店舗のポイントサービスを受けられることにより、ユーザーの利便性が向上する。
Furthermore, according to the store system according to
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明に係る店舗用装置（玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）及び店舗用システム１は、電子貨幣価値記録媒体（電子マネーカード５）又は記録媒体（会員カード５’）に記憶されている電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を使用して特定の取引（玉貸）に使用される特定取引用価値の大きさ（ユニット残額，カード残額）を付与する店舗用装置，及び該特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値記録媒体又は記録媒体に記憶されている電子貨幣価値の大きさに返却して精算する店舗用システムに係り、特に電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関（電子マネー会社８）を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）と対応付けて電子貨幣価値の大きさが記憶されている前記電子貨幣価値記録媒体又は記録媒体を使用するものに関する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The store apparatus (
この店舗用装置及び店舗用システム１には、図１に示すように、精算カード４及び電子マネーカード５が使用される第１実施形態及び第２実施形態と、図１９に示すように、該精算カード４及び電子マネーカード５に代えて会員カード５’が使用される第３実施形態及び第４実施形態とが含まれる。なお第１及び第３実施形態は、電子マネーカード５又は会員カード５’の処理部（ＩＣチップ５ｂ，５ｂ’のＣＰＵ）において、特定取引用価値の大きさの付与に伴う電子マネー残額の減算更新や、特定取引用価値の大きさの返却に伴う電子マネー残額の加算更新を行うものであり、第２及び第４実施形態は、玉貸ユニット２０又は入金精算装置３０において、特定取引用価値の大きさの付与に伴う電子マネー残額の減算更新や、特定取引用価値の大きさの返却に伴う加算更新を行うものである。なお、いずれの実施形態でも、特定取引用価値の大きさの付与に伴う特定取引用価値の大きさの加算更新や、特定取引用価値の大きさの返却に伴う特定取引用価値の大きさの減算更新は、精算カード４又は会員カード５’の処理部（ＩＣチップ４ｂ，５ｂ’のＣＰＵ）において行われる。
In the store apparatus and
以下においては、まず第１実施形態について説明し、第２実施形態については第１実施形態と異なる点，第３実施形態についても第１実施形態と異なる点，及び第４実施形態については第３実施形態と異なる点についてのみ説明する。なお、以下においては、リーダ／ライタを「Ｒ／Ｗ」，ステップＳを「Ｓ」と略記する。また、以下においては、店舗が遊技場６であり、ユーザーが遊技者であり、特定の取引が玉貸（即ちパチンコ機１０での遊技に使用するパチンコ玉の貸出）であり、該特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさがユニット残額又はカード残額である例について説明する。さらに、以下においては、当該特定取引用価値の大きさが使用された場合に、該使用に供された特定取引用価値の大きさである使用金額と共に、間接税の一例であって当該使用金額に対応する消費税も減算更新される例について説明する。ここで消費税率は、この例では５％であり、カード会社７で設定されて、遊技場に設けられたシステムコントローラ５０に対して配信され、さらに玉貸ユニット２０及び入金精算装置３０に対して配信されて記憶される。
In the following, the first embodiment will be described first, the second embodiment is different from the first embodiment, the third embodiment is also different from the first embodiment, and the fourth embodiment is the third. Only differences from the embodiment will be described. In the following, the reader / writer is abbreviated as “R / W”, and step S is abbreviated as “S”. Further, in the following, the store is a
［１．第１実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１］
まず、図１〜図９を参照して、第１実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１の構成について説明する。この店舗用システム１は、図１に示すように、遊技場６に設けられる店舗用装置及び精算装置である玉貸ユニット２０と、同じく遊技場６に設けられる店舗用装置及び精算装置である入金精算装置３０と、からなる。ここで玉貸ユニット２０は、遊技機であるパチンコ機１０に対応して設けられる。また遊技場６には、システムコントローラ５０及び電子マネー端末６０が設けられる。なお遊技場６は、図示しないが複数存在し、各遊技場６は、遊技場ＩＤにより個々に識別可能とされている。
[1. Store apparatus and
First, with reference to FIGS. 1-9, the structure of the apparatus for stores and the
システムコントローラ５０は、玉貸ユニット２０及び入金精算装置３０と通信可能であると共に、遊技場６における売上を管理する機関であるカード会社７に設けられた売上管理サーバ７ａと通信可能なコンピュータである。このシステムコントローラ５０は、玉貸ユニット２０又は入金精算装置３０から後述する受付金額又は入金金額が送信されてきたことに基づいて、特定取引用価値の大きさを特定可能な特定取引用価値特定情報として入金ＩＤを生成するものである。またシステムコントローラ５０は、該生成された入金ＩＤと対応付けて、特定取引用価値の大きさであるユニット残額やカード残額を残額として記憶・管理するものである。またシステムコントローラ５０は、該生成された入金ＩＤを、受付金額又は入金金額の送信元である玉貸ユニット２０又は入金精算装置３０に対して送信するものである。さらにシステムコントローラ５０は、遊技場６の営業終了後等の所定のタイミングにおいて、当該遊技場６における売上を売上管理サーバ７ａに対して送信するものである。売上管理サーバ７ａは、図示しないが、該送信されてきた売上を記憶・管理するものである。ここで入金ＩＤには、図１の表に示すように、システムコントローラ５０が設けられる遊技場６を個々に識別可能な情報（即ち遊技場Ａであれば「Ａ」の記号，遊技場Ｂであれば「Ｂ」の記号）が含まれる。
The
電子マネー端末６０は、玉貸ユニット２０及び入金精算装置３０と通信可能であると共に、電子マネーカード５（又は会員カード５’）を用いて電子貨幣サービス（例えばＥｄｙ（登録商標）やＳｕｉｃａ（登録商標）等）を提供する電子貨幣サービス提供機関である電子マネー会社８（以下「キャリア」とも称する。）に設けられた電子マネー管理サーバ８ａと通信可能なコンピュータである。この電子マネー端末６０は、複数の電子マネー会社８（ここではＸ社及びＹ社の２社）の各々に対応して設けられ、玉貸ユニット２０及び入金精算装置３０と、各電子マネー会社８に設けられた電子マネー管理サーバ８ａとの間における通信を中継するものである。電子マネー管理サーバ８ａは、電子貨幣価値の大きさを特定可能な電子貨幣価値特定情報である電子マネーＩＤと対応付けて、該電子貨幣価値の大きさである電子マネー残額を記憶・管理するものである。ここで電子マネーＩＤには、図１の表に示すように、複数の電子マネー会社８を個々に識別可能な提供機関識別情報（即ちＸ社であれば「Ｘ」の記号，Ｙ社であれば「Ｙの記号」）が含まれるので、当該電子マネーＩＤ自体が提供機関識別情報でもある。
The
この店舗用システム１では、図１〜図３に示すように、紙幣２，硬貨３，精算カード４，及び電子マネーカード５が使用される。紙幣２は貨幣の一例であって、ここでは1000円紙幣，2000円紙幣，5000円紙幣，及び10000円紙幣の４種類が使用される。硬貨３も貨幣の一例であって、ここでは500円硬貨，及び100円硬貨の２種類が使用される。
In this
精算カード４は、特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさ（カード残額）を特定可能な特定取引用価値特定情報を記憶する記憶部であるフラッシュメモリと、該記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに基づいた処理を行う処理部であるＣＰＵと、を有するものであり、ここでは該特定取引用価値特定情報として、前記入金ＩＤ及び前記カード残額が記憶されている。なお、既に入金ＩＤ及びカード残額が記憶されている状態で入金が行われると、該入金に応じて新たに生成された入金ＩＤと該入金に供された金額に相当するカード残額が、先に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額とは別に記憶されることになる。この場合には、複数記憶されているカード残額の合算額が遊技に使用可能な特定取引用価値の大きさであるカード残額となり、該合算額のうちの先に記憶されているカード残額から優先して遊技に使用される。
The
この精算カード４は、図２（ａ）に示すように、長方形状を呈するプラスチック製の薄板である基体４ａにＩＣチップ４ｂとアンテナコイル４ｃを備えており、後述する精算カードＲ／Ｗ２５，３５との間で非接触で情報の読み取り／書き込みが可能な、非接触式のＩＣカードである。このＩＣチップ４ｂは、後述する図２（ｂ）に示すように、ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ，及びフラッシュメモリを備えている。即ち精算カード４は、メモリのみを搭載した、いわゆるメモリカードと称されるものではなく、メモリとＣＰＵを搭載した、いわゆるスマートカードと称されるものである。
As shown in FIG. 2A, the
アンテナコイル４ｃは、基体４ａの内周に沿うように設けられ、後述する精算カードＲ／Ｗ２５，３５から照射される電磁波により生ずる誘導起電力の供給及びデータ通信を行うインターフェイスである。この精算カード４においては、精算カードＲ／Ｗ２５，３５からアンテナコイル４ｃに電磁波が照射されることにより、アンテナコイル４ｃに誘導起電力が生じてＩＣチップ４ｂが起動し、精算カードＲ／Ｗ２５，３５とアンテナコイル４ｃとの間でデータ通信が行われることにより非接触で、トリプルＤＥＳ暗号アルゴリズムを利用した相互認証が行われると共に、フラッシュメモリからの記録情報の読み取り，及びフラッシュメモリに対する情報の書き込みが行われる。
The
この精算カード４は、後述する玉貸ユニット２０において、入金ＩＤ及びカード残額が記憶されていない状態で精算カードストッカ２５ｂに複数枚（最大で１０枚）が収納されており、制御部２２のＲＡＭで入金ＩＤとユニット残額とが記憶されている状態で終了操作及び精算カード排出操作を受け付けたときに、該精算カードストッカ２５ｂから精算カードＲ／Ｗ２５に対して搬送され、該精算カードＲ／Ｗ２５により入金ＩＤとユニット残額（＝カード残額）とが記憶されて、精算カード挿入口２５ａから排出されて、ユーザーである遊技者に対して発行される。
In the
電子マネーカード５は電子貨幣価値記録媒体の一例であって、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関（電子マネー会社８）を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）を記憶すると共に、各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を記憶する記憶部であるフラッシュメモリと、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部であるＣＰＵと、を有するものである。
The
この電子マネーカード５も、図２（ａ）に示すように、長方形状を呈するプラスチック製の薄板である基体５ａにＩＣチップ５ｂとアンテナコイル５ｃを備えており、後述する電子マネーカードＲ／Ｗ２６，３６との間で非接触で情報の読み取り／書き込みが可能な、非接触式のＩＣカードである。このＩＣチップ５ｂも、後述する図２（ｂ）に示すように、ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ，及びフラッシュメモリを備えている。即ち電子マネーカード５も、メモリのみを搭載した、いわゆるメモリカードと称されるものではなく、メモリとＣＰＵを搭載した、いわゆるスマートカードと称されるものである。
As shown in FIG. 2A, the
アンテナコイル５ｃは、基体５ａの内周に沿うように設けられ、後述する電子マネーカードＲ／Ｗ２６，３６から照射される電磁波により生ずる誘導起電力の供給及びデータ通信を行うインターフェイスである。この電子マネーカード５においては、電子マネーカードＲ／Ｗ２６，３６からアンテナコイル５ｃに電磁波が照射されることにより、アンテナコイル５ｃに誘導起電力が生じてＩＣチップ５ｂが起動し、電子マネーカードＲ／Ｗ２６，３６とアンテナコイル５ｃとの間でデータ通信が行われることにより非接触で、トリプルＤＥＳ暗号アルゴリズムを利用した相互認証が行われると共に、フラッシュメモリからの記録情報の読み取り，及びフラッシュメモリに対する情報の書き込みが行われる。
The
この電子マネーカード５は、遊技者が、ある電子マネー会社８との間で電子貨幣サービスの使用契約を締結した場合に、該電子マネーカード５の一の記憶領域に、当該電子マネー会社８の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額が記憶されて発行される。なお遊技者が、２社目以降の電子マネー会社８との間で電子貨幣サービスの使用契約を締結した場合には、既に発行されている電子マネーカード５の他の記憶領域に、当該電子マネー会社８の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額が追加して記憶される。
This
ここで図２（ｂ）に示すＩＣチップ４ｂ，５ｂの内部構造について説明する。前記処理部であるＣＰＵは、ＲＯＭに記憶されている処理プログラムをＲＡＭを作業領域として実行すると共に、図２（ｃ）に示すようにフラッシュメモリに記憶されているファームウェアやアプリケーションソフトをＲＡＭを作業領域として実行することにより、フラッシュメモリに記憶されている情報の読み取りや書き込みを認めて良いか等の、フラッシュメモリに対するアクセス制御を行うものである。このＣＰＵによりフラッシュメモリに対するアクセス制御が行われるので、フラッシュメモリに記憶されている情報の不正な読取や改竄は困難であり、精算カード４や電子マネーカード５のセキュリティを高くできる。なおＲＡＭはデータの読出及び記憶が可能な半導体メモリであり、電源を切るとデータが消える揮発性のデータ処理用メモリである。またＲＯＭは読出専用の半導体メモリであり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性のプログラム用メモリである。
Here, the internal structure of the
前記記憶部であるフラッシュメモリはデータの読出及び記憶が可能な半導体メモリであり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性のデータ記憶用メモリである。このフラッシュメモリは、図２（ｃ）に示すような階層的なソフトウェアとして、ＯＳに相当するファームウェアの上に、複数のアプリケーションソフトを記憶している。またフラッシュメモリは、図２（ｄ）に示すような複数の記憶領域を有している。なお各々の記憶領域は独立しており、各記憶領域にアクセスするためのアクセス鍵は異なっている。 The flash memory serving as the storage unit is a semiconductor memory that can read and store data, and is a nonvolatile data storage memory that does not lose data even when the power is turned off. The flash memory stores a plurality of application software on firmware corresponding to the OS as hierarchical software as shown in FIG. The flash memory has a plurality of storage areas as shown in FIG. Each storage area is independent, and the access key for accessing each storage area is different.
ここで精算カード４は、該精算カード４が発行された遊技場６（例えば遊技場Ａ）のみで使用可能な、いわゆるハウスカードであるため、当該遊技場について特定取引用価値特定情報（ここでは入金ＩＤ，カード残額）を記憶する記憶領域を有しており、ここでは記憶領域１に遊技場Ａの入金ＩＤとカード残額を記憶している。また図示しないが、該記憶領域にアクセスするために必要な前記アプリケーションソフトも記憶している。
Here, the
また電子マネーカード５は、複数の電子マネー会社８（例えばＸ社，Ｙ社）の各々について電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を記憶する記憶領域を有すると共に、複数の遊技場６（例えば遊技場Ａ，遊技場Ｂ）の各々について各遊技場において付与されるポイントを特定可能なポイント特定情報（ここでは該ポイント自体）を記憶する記憶領域を有しており、ここでは記憶領域１に遊技場Ａのポイントを記憶し、記憶領域２に遊技場Ｂのポイントを記憶し、記憶領域３にＸ社の電子マネーＩＤと電子マネー残額を記憶し、記憶領域４にＹ社の電子マネーＩＤと電子マネー残額を記憶している。また図示しないが、各記憶領域にアクセスするために必要な前記アプリケーションソフトも記憶している。ここで各遊技場６のポイントは、当該遊技場６において、所定の賞品やサービス等と交換可能な得点であり、電子マネーカード５を受け付けている状態で後述する玉貸処理が行われると、使用金額＋消費税が１０５円毎に１ポイントが付与される。
The
玉貸ユニット２０に対応して設けられるパチンコ機１０は遊技機の一例であって、遊技媒体であるパチンコ玉を遊技領域に打ち込むことにより遊技を行うものであり、ここでは対応する玉貸ユニット２０との間でパチンコ玉の貸与に関する信号のやり取りが行われて玉貸処理が行われる、いわゆるＣＲ式のパチンコ機である。このパチンコ機１０は、遊技場６に配置された遊技島（図示外）において該パチンコ機１０の機種等に従って設置されている。
The
このパチンコ機１０は、図３（ａ）に示すように、その前面に遊技領域，上皿，下皿，及び発射ハンドル等を備えると共に、残度数表示器１４，及び玉貸ボタン１５を備え、図１に示すように、その内部に遊技制御基板１１，払出制御基板１２，及び玉払出装置１３等を備えており、これらの各構成要素は図１に示すように接続されている。
As shown in FIG. 3 (a), the
遊技制御基板１１は、パチンコ機１０における遊技状態を制御するものである。払出制御基板１２は、玉貸ユニット２０の後述する玉貸通信部２２ａと通信可能に接続され、後述する玉貸処理が行われる場合に、パチンコ機１０と玉貸ユニット２０との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りが行われる。また払出制御基板１２は、玉払出装置１３と接続され、該玉払出装置１３を制御するものである。さらに払出制御基板１２は、残度数表示器１４及び玉貸ボタン１５とも接続されている。玉払出装置１３は、玉貸処理が行われて遊技者に貸し出されたパチンコ玉や、遊技の結果として遊技者に付与されるパチンコ玉（いわゆる賞球）を払い出すものである。ここで残度数表示器１４及び玉貸ボタン１５は、パチンコ機１０の前面に配置されているものであるが、前記払出制御基板１２を介して玉貸ユニット２０と通信可能に接続されているため、玉貸ユニット２０に属するものである。
The
残度数表示器１４は、玉貸ユニット２０の制御部２２のＲＡＭに記憶されているユニット残額に相当する度数，又は玉貸ユニット２０の精算カードＲ／Ｗ２５により受け付けている精算カード４に記憶されているカード残額に相当する度数を、残度数として表示するための表示器である。ここで度数は、ユニット残額又はカード残額が所定の比率で変換されたものであり、この例では玉貸に使用される予め定められた一単位の特定取引用価値の大きさ（ユニット残額又はカード残額）である単位有価価値の大きさ（１００円）と当該単位有価価値の大きさに対応する消費税（５円）との合算額である１０５円が１度数である。なお該１度数未満の金額を端数額と称する。玉貸ボタン１５は、玉貸ユニット２０の制御部２２のＲＡＭに記憶されているユニット残額，又は玉貸ユニット２０の精算カードＲ／Ｗ２５により受け付けている精算カード４に記憶されているカード残額を使用した玉貸操作を受け付けるボタンである。以下、店舗用システム１の構成要素である玉貸ユニット２０及び入金精算装置３０について説明する。
The remaining
第１実施形態に係る玉貸ユニット２０は店舗用装置の一例であって、後述する電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ２６），提供機関識別情報取得手段（制御部２２），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），使用予定額設定手段（制御部２２），判定要求手段（制御部２２），特定取引用価値付与手段（制御部２２），特定取引用価値使用処理手段（制御部２２），特定取引用価値減算処理手段（制御部２２），及びポイント加算更新処理手段（制御部２２）を備えるものである。
The
また第１実施形態に係る玉貸ユニット２０は精算装置の一例でもあって、後述する電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ２６），提供機関識別情報取得手段（制御部２２），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２），及び電子貨幣価値加算更新要求手段（制御部２２）を備えるものである。
The
この玉貸ユニット２０は、縦長の箱型の形状を呈するものであり、図３（ａ）に示すように、その前面に紙幣挿入口２３ａ，硬貨挿入口２４ａ，硬貨返却ボタン２４ｂ，ディスプレイ２７，硬貨返却口２４ｃ，精算カード挿入口２５ａ，及び電子マネーカード挿入口２６ａ等を備え、図３（ｂ）及び図３（ｃ）に示すように、その内部に紙幣識別機２３，制御部２２，システムコントローラ用通信部２１ａ，電子マネー端末用通信部２１ｂ，玉貸通信部２２ａ，硬貨識別機２４，精算カードＲ／Ｗ２５，精算カードストッカ２５ｂ，及び電子マネーカードＲ／Ｗ２６等を備えており、これらの各構成要素は図１に示すように接続されている。この玉貸ユニット２０は、ユニットＩＤにより、各玉貸ユニット２０を個々に識別可能とされている。
The
システムコントローラ用通信部２１ａは、前述の如く、システムコントローラ５０と通信可能に接続されており、玉貸ユニット２０とシステムコントローラ５０との間における通信を司るものである。電子マネー端末用通信部２１ｂは、前述の如く、電子マネー端末６０と通信可能に接続されており、玉貸ユニット２０と電子マネー端末６０との間における通信を司るものである。なおシステムコントローラ用通信部２１ａ及び電子マネー端末通信部２１ｂから送信される情報には前記ユニットＩＤが含まれるので、システムコントローラ５０及び電子マネー端末６０では、該情報と共に受信したユニットＩＤに基づいて、該情報の送信元である玉貸ユニット２０を特定可能である。玉貸通信部２２ａは、前述の如く、パチンコ機１０の払出制御基板１２と通信可能に接続されている。これら各通信部は、制御部２２に設けられている。
As described above, the system
制御部２２は、ＣＰＵ，ＲＡＭ，ＲＯＭ等を備えており、ＲＯＭに記憶されている処理プログラムがＲＡＭを作業領域としてＣＰＵで実行されることにより、玉貸ユニット２０に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。この制御部２２のＲＡＭは、システムコントローラ５０から送信されてきた入金ＩＤと対応付けて、後述する貨幣受付手段（紙幣識別機２３又は硬貨識別機２４）により受け付けた貨幣の金額に相当する特定取引用価値の大きさであるユニット残額を記憶するものである。なお制御部２２の他の機能については後述する。
The
紙幣識別機２３は貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここではユニット残額又はカード残額が１度数に相当する１０５円未満である状態で、図３（ｂ）に示すように、紙幣挿入口２３ａから前記４種類の紙幣２を受け付けて、該受け付けた紙幣２の真贋及び金種を識別する識別機である。なお紙幣識別機２３により受け付けられた紙幣２は、玉貸ユニット２０の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた紙幣搬送機構（図示外）により搬送されて、金庫（図示外）に回収される。
The bill validator 23 is an example of money accepting means, and accepts money. As shown in FIG. 3B, the unit balance or card balance is less than 105 yen corresponding to one frequency. And a discriminator for accepting the four types of
硬貨識別機２４も貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここではユニット残額又はカード残額が１度数に相当する１０５円未満である状態で、図３（ｂ）に示すように、硬貨挿入口２４ａから前記２種類の硬貨３を受け付けて、該硬貨挿入口２４ａから落下してきた硬貨３の真贋及び金種を識別する識別機である。なお硬貨識別機２４により受け付けられた硬貨３も、玉貸ユニット２０の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた硬貨搬送機構（図示外）により搬送されて、金庫（図示外）に回収される。硬貨返却ボタン２４ｂは、硬貨識別機２４等において詰まった硬貨３の返却操作を受け付けるためのボタンであり、遊技者により硬貨返却ボタン２４ｂが押下されると、該詰まった硬貨３が硬貨返却口２４ｃに戻る。
The
精算カードＲ／Ｗ２５は、精算カードストッカ２５ｂから搬送されてきた精算カード４に対して、制御部２２のＲＡＭで記憶されている入金ＩＤを書き込み、かつ制御部２２のＲＡＭで記憶されているユニット残額をカード残額として書き込んで、精算カード挿入口２５ａから排出するものである。また精算カードＲ／Ｗ２５は、精算カード挿入口２５ａから精算カード４を受け付けて、該受け付けた精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額を読み取ると共に、該受け付けている精算カード４に対して更新後のカード残額を書き込むものである。精算カードストッカ２５ｂは、精算カードＲ／Ｗ２５の背後に設けられ、入金ＩＤ及びカード残額が記憶されていない精算カード４を複数枚（最大で１０枚）収納可能なものである。
The payment card R /
電子マネーカードＲ／Ｗ２６は電子貨幣価値記録媒体受付手段の一例であって、電子貨幣価値記録媒体である電子マネーカード５を受け付けるものであり、具体的には、電子マネーカード挿入口２６ａから電子マネーカード５を受け付けて、該受け付けた電子マネーカード５に記憶されている電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている電子マネーカード５に対して更新後の電子マネー残額を書き込むものである。
The electronic money card R /
タッチパネル式のディスプレイ２７は、該ディスプレイにより各種の情報を表示すると共に、該タッチパネルにより各種の入力を受け付けるものである。このタッチパネル式のディスプレイ２７は提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、後述する提供機関識別情報取得手段（制御部２２）により取得した複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは後述する図５のＤ１２１又は図６のＤ１３４に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード５から取得した電子マネーＩＤに基づいて表示される複数の電子マネー会社８（キャリア）のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーＩＤの指定を受け付ける。
The
またタッチパネル式のディスプレイ２７は価値指定受付手段の一例であって、特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額の指定又は後述する特定取引用価値付与手段（制御部２２）により付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは後述する図５のＤ１２２に示すように、遊技者から入金金額選択ボタンの操作を受け付けることにより、予め定められた複数種類の入金金額のうちのいずれかの指定、即ち使用予定額の指定又は付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさの指定を受け付ける。
The
さらにタッチパネル式のディスプレイ２７は変換価値指定受付手段の一例であって、玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの電子貨幣価値の大きさに変換する特定取引用価値の大きさの指定又は該変換される電子貨幣価値の大きさの指定を遊技者から受け付けるものであり、ここでは後述する図６のＤ１３５に示すように、遊技者からテンキーの操作を受け付けることにより、電子マネー返却金額の指定、即ち玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの電子貨幣価値の大きさに変換する特定取引用価値の大きさの指定又は該変換される電子貨幣価値の大きさの指定を受け付ける。なおディスプレイ２７の表示内容については後述する。
Furthermore, the touch
ここで前記制御部２２は提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤを取得するものである。なお制御部２２は、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネー残額を、ディスプレイ２７への表示用として取得する。また制御部２２は、精算カードＲ／Ｗ２５により受け付けた精算カード４フラッシュメモリに記憶されている入金ＩＤを、システムコントローラ５０に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ２７への表示用として取得する。
Here, the
また前記制御部２２は使用予定額設定手段の一例であって、玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定するものであり、ここでは前記価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた使用予定額（即ち図５のＤ１２２で選択された入金金額）を設定する。
The
また前記制御部２２は判定要求手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカードＲ／Ｗ２６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が、前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か（即ち図５のＤ１２１で指定されたキャリアの電子マネー残額≧図５のＤ１２２で選択された入金金額）の判定を当該電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求するものである。なお判定ＯＫならば、電子マネーカード５のＣＰＵの制御により、該電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている前記指定されたキャリアの電子マネー残額から、前記選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新される。
The
また前記制御部２２は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカードＲ／Ｗ２６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が使用予定額以上である旨の判定結果（判定ＯＫ）を受信したことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。具体的には、判定ＯＫを受信すると、システムコントローラ５０に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ５０から前記入金ＩＤを受信すると、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けていない場合には、該受信した入金ＩＤと対応付けて、前記入金金額をユニット残額として制御部２２のＲＡＭに記憶し、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合には、該受信した入金ＩＤと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カード４に書き込むことにより、特定取引用価値であるユニット残額又はカード残額を付与する。
Further, the
また前記制御部２２は特定取引用価値使用処理手段の一例であって、前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を使用させるための処理を行うものであり、ここでは該処理として玉貸処理を行う。具体的には、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けた場合に、前記付与された特定取引用価値の大きさ（ユニット残額，カード残額）と予め設定された玉貸設定金額（例えば消費税込みの５度数に相当する５２５円）とを比較して、残額≧玉貸設定金額であれば該玉貸設定金額に相当するパチンコ玉の払出を払出制御基板１２に対して指示する処理を行い、残額（例えば３００円）＜玉貸設定金額であれば前記端数額を除く残額（即ち２１０円）に相当するパチンコ玉の払出を払出制御基板１２に対して指示する処理を行う。なお残額＜消費税込みの１度数に相当する１０５円（即ち端数額）であれば、払出制御基板１２に対してパチンコ玉の払出を指示する処理は行わない。
Further, the
また前記制御部２２は特定取引用価値減算処理手段の一例であって、前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさから前記特定取引用価値使用処理手段による使用に供される特定取引用価値の大きさを減算するための減算処理を行うものであり、ここでは前記玉貸処理に供される使用金額と当該使用金額に対応する消費税とを減算するための減算処理を行う。具体的には、玉貸処理が行われた場合に、残額≧玉貸設定金額であれば、該玉貸設定金額を使用金額＋消費税として、制御部２２のＲＡＭに記憶されているユニット残額，又は精算カード４に記憶されているカード残額から減算する処理を行い、残額（例えば３００円）＜玉貸設定金額であれば、前記端数額を除く残額（即ち２１０円）を使用金額＋消費税として、制御部２２のＲＡＭに記憶されているユニット残額，又は精算カード４に記憶されているカード残額から減算する処理を行う（即ち減算後のユニット残額又はカード残額が端数額になる）。そして、これらの処理の終了後に、入金ＩＤ及び使用金額＋消費税のシステムコントローラ５０に対する送信をシステムコントローラ用通信部２１ａに対して指示する処理を行う。
The
ここで前記判定要求手段として機能する制御部２２は、特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ（例えば１０００円）以下となったことに基づいて、前記遊技者の操作によらずに、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカードＲ／Ｗ２６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が、前記使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求する。ここで前記判定ＯＫを受信すると、前記特定取引用価値付与手段により自動入金処理が行われ、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値が付与される。
Here, the
具体的には、後述する図５のＤ１２２に示すように、「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ＯＮの状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作が受け付けられ、ユニット残額又はカード残額が玉貸処理及び減算処理の後に予め定められた特定取引用価値の大きさである１０００円以下となったことを条件として、遊技者から入金操作を受け付けることなく、同Ｄ１２６に示すように、同Ｄ１２１で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの、予め定められた電子貨幣価値の大きさである同Ｄ１２２で選択された入金金額に相当する特定取引用価値の大きさが、制御部２２のＲＡＭに記憶されているユニット残額，又は精算カード４に記憶されているカード残額に加算更新（即ち自動入金）される。この予め定められた特定取引用価値の大きさは、システムコントローラ５０で設定され、玉貸ユニット２０に配信されて記憶される。なお予め定められた特定取引用価値の大きさは、１０００円には限られず、任意に設定変更可能であり、例えば０円に設定すれば、残額が０円となったことを条件として自動入金処理が行われる。
Specifically, as shown in D122 of FIG. 5 to be described later, the ball lending operation is performed by depressing the
また前記制御部２２はポイント加算更新処理手段の一例であって、当該玉貸ユニット２０が設けられる遊技場６において付与されたポイントを示す情報に基づいて、該情報に示されるポイントを当該玉貸ユニット２０が設けられる遊技場６の前記記憶領域（図２（ｄ）を参照）に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して加算更新するための処理を行うものである。具体的には、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により電子マネーカード５を受け付けている状態で玉貸処理が行われると、例えば使用金額＋消費税が１０５円毎に１ポイントが付与され、電子マネーカード５のＣＰＵの制御により、該電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場６のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。
Further, the
また前記制御部２２は電子貨幣価値変換処理手段の一例であって、玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うものであり、ここでは玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う。具体的には、前述の如く、図６のＤ１３５で指定を受け付けた電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換する。
Moreover, the said
さらに前記制御部２２は電子貨幣価値加算更新要求手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカードＲ／Ｗ２６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨を当該電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求するものである。なお該要求に基づいて、電子マネーカード５のＣＰＵの制御により、該電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新される。
Further, the
ここで図４〜図６を参照して、ディスプレイ２７の表示内容について説明する。なお図４及び図５は、前記店舗用装置として機能する場合の表示内容であり、図６は、前記精算装置として機能する場合の表示内容である。
Here, the display content of the
まず初期状態として、Ｄ１００で、貨幣（紙幣２，硬貨３），精算カード４，又は電子マネーカード５の挿入を促す旨が表示される。このＤ１００の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると（ここでは紙幣識別機２３により10000円紙幣を受け付けると）、Ｄ１０１で、該受け付けた貨幣の金額である受付金額（ここでは１００００円）がユニット残額として表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このＤ１０１の状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額＋消費税（ここでは５２５円）が減算更新された後のユニット残額が消費税込みの１度数に相当する１０５円以上である場合には、Ｄ１０２で、該ユニット残額（ここでは９４７５円）が表示されると共に、ユニット残額から該５２５円を減算した旨，及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額＋消費税（ここでは５２５円）が減算更新された後のユニット残額が消費税込みの１度数に相当する１０５円未満である場合には、Ｄ１０３で、該ユニット残額（ここでは２５円）が表示されると共に、ユニット残額から該５２５円を減算した旨，残額不足である旨，及び貨幣又は電子マネーカード５の挿入を促す旨が表示される。
First, as an initial state, at D100, a message prompting the user to insert money (
このＤ１０３の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、受付金額が制御部２２のＲＡＭに記憶されているユニット残額に加算更新されて、Ｄ１０１に戻る。またＤ１０３の状態で、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により電子マネーカード５を受け付けると、後述するＤ１２１に進む。なおＤ１０１〜Ｄ１０３の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するＤ１３１に進む。
When money is accepted by the money accepting means in the state of D103, the accepted amount is added and updated to the unit remaining amount stored in the RAM of the
また前記Ｄ１００の状態で、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額が取得されて、Ｄ１１１で、該取得されたカード残額（ここでは１０７５円）が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このＤ１１１の状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして、該減算処理により使用金額＋消費税（ここでは５２５円）が減算更新された後のカード残額が消費税込みの１度数に相当する１０５円以上である場合には、Ｄ１１２で、該カード残額（ここでは５５０円）が表示されると共に、カード残額から該５２５円を減算した旨，及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額＋消費税（ここでは５２５円）が減算更新された後のカード残額が消費税込みの１度数に相当する１０５円未満である場合には、Ｄ１１３で、該カード残額（ここでは２５円）が表示されると共に、カード残額から該５２５円を減算した旨，残額不足である旨，及び貨幣又は電子マネーカード５の挿入を促す旨が表示される。
In addition, when the
このＤ１１３の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、受付金額が精算カードＲ／Ｗ２５により受け付けている精算カード４に記憶されているカード残額に加算更新されて、Ｄ１１１に戻る。またＤ１１３の状態で、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により電子マネーカード５を受け付けると、後述するＤ１２１に進む。なおＤ１１１〜Ｄ１１３の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するＤ１３１に進む。
When money is accepted by the money accepting means in the state of D113, the accepted amount is added and updated to the card remaining amount stored in the
またＤ１００，Ｄ１０３，又はＤ１１３の状態で、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により電子マネーカード５を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた電子マネーカード５に記憶されている複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額が取得されて、Ｄ１２１で、前記ユニット残額又はカード残額，及び該取得された電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額とＹ社電子マネー残額）が表示されると共に、入金に使用するキャリア（電子マネー会社８）の指定を促す旨，並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「Ｘ社電子マネー残額」ボタン，及び「Ｙ社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このＤ１２１の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ２７は、前記提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
When the
このＤ１２１の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン（ここでは「Ｘ社電子マネー残額」ボタン）が押下されて入金に使用するキャリア（即ち当該キャリアの電子マネーＩＤ）が指定されると、Ｄ１２２で、前記ユニット残額又はカード残額，及び該指定されたキャリアの電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額）が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨，並びに該選択するための入金金額選択ボタン（ここでは「１０００円」ボタン，「３０００円」ボタン，「５０００円」ボタン，及び「１００００円」ボタン）が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨，並びに該選択するための自動入金選択ボタン（ここでは「はい」ボタン，及び「いいえ」ボタン）が表示される。即ち、このＤ１２２の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ２７は、前記価値指定受付手段として機能する。
In this state of D121, if any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for deposit (ie, electronic money ID of the carrier), D122 , The unit balance or card balance, and the electronic money balance of the designated carrier (here, X company's electronic money balance) are displayed, prompting the selection of the amount to be deposited, and the deposit amount for the selection A selection button (here, “1000 yen” button, “3000 yen” button, “5000 yen” button, and “10000 yen” button) is displayed, An automatic deposit selection button for selection (here, “Yes” button and “No” button) is displayed. That is, the
このＤ１２２の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン（ここでは「３０００円」ボタン）が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、後述する図１１に示すＳ１５６〜Ｓ１６３の処理が行われて、Ｄ１２３で、加算更新後のユニット残額又はカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、Ｄ１２１で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのＤ１２２で選択された入金金額を入金した旨（ここではＸ社電子マネー残額から３０００円を入金した旨），及び玉貸可能状態である旨が表示される。 In this state of D122, when one of the deposit amount selection buttons (here, “3000 yen” button) is pressed to select the deposit amount and any one of the automatic deposit selection buttons is pressed, FIG. The process of S156 to S163 shown in FIG. 5 is performed, and in D123, the unit remaining amount or the card remaining amount after the addition update and the electronic money remaining amount after the subtraction update are displayed, and the electronic money balance of the carrier designated in D121 is displayed. A message indicating that the deposit amount selected in D122 has been deposited (in this case, 3000 yen has been deposited from the remaining amount of electronic money of company X) and that the ball is available for lending are displayed.
このＤ１２３の状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、電子マネーカード５を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額＋消費税が１０５円毎に１ポイントが付与され、電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場６（ここでは遊技場Ａ）のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、Ｄ１２４に示すように、ユニット残額又はカード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた特定取引用価値の大きさである１０００円以下になる状態（即ち残額が１０００円を超えて１５２５円以下の状態）となる。このＤ１２４の状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記Ｄ１２２で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金ＯＦＦの場合にはＤ１２５に進み、前記Ｄ１２２で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ＯＮの場合にはＤ１２６に進む。
In the state of D123, when the
自動入金ＯＦＦの場合には、Ｄ１２５で、前記減算処理により使用金額＋消費税（ここでは５２５円）が減算更新された後のユニット残額又はカード残額（ここでは９２５円），及び前記電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該５２５円を減算した旨，遊技場Ａに５ポイントを加算更新した旨，及び玉貸可能状態である旨が表示される。このＤ１２５の状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額＋消費税が減算更新された後のユニット残額又はカード残額が消費税込みの１度数に相当する１０５円未満（即ち端数額）となった場合には、Ｄ１２１に戻る。
In the case of automatic deposit OFF, in D125, the remaining unit amount or the remaining card amount (925 yen here) after the usage amount + consumption tax (525 yen here) is subtracted and updated by the subtraction process, and the electronic money balance Is displayed, the fact that the 525 yen has been subtracted from the remaining amount of the unit or the remaining amount of the card, the fact that 5 points have been added and updated in the game hall A, and the ball lending status are displayed. In the state of D125, when the
自動入金ＯＮの場合には、前記減算処理により使用金額＋消費税（ここでは５２５円）がユニット残額又はカード残額から減算更新され、Ｄ１２１で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるＤ１２２で選択された入金金額（ここでは３０００円）に相当する特定取引用価値の大きさが、制御部２２のＲＡＭに記憶されているユニット残額又は精算カードＲ／Ｗ２５により受け付けている精算カード４に記憶されているカード残額に加算更新される一方（即ち１４５０円−５２５円＋３０００円＝３９２５円）、Ｄ１２１で指定されたキャリアの電子マネー残額からＤ１２２で選択された入金金額が減算更新され、Ｄ１２６で、加算更新後のユニット残額又はカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額から該５２５円を減算した旨，遊技場Ａに５ポイントを加算更新した旨，Ｄ１２１で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのＤ１２２で選択された入金金額を自動入金した旨（ここではＸ社電子マネー残額から３０００円を自動入金した旨），及び玉貸可能状態である旨が表示される。
In the case of automatic depositing ON, the used amount + consumption tax (here, 525 yen) is deducted and updated from the unit balance or card balance by the subtraction process, and the predetermined amount of the electronic money balance of the carrier specified in D121 is determined in advance. The amount of the specified transaction value corresponding to the deposit amount (3000 yen in this case) selected in D122, which is the size of the electronic money value, is stored in the RAM of the
Ｄ１０１〜Ｄ１０３，Ｄ１１１〜Ｄ１１３，又はＤ１２１〜Ｄ１２６の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、Ｄ１３１で、精算カード排出操作又は電子マネー返却操作の選択を促す旨が表示されると共に、該選択をするためのボタンとして「精算カードを排出」ボタン及び「電子マネーに返却」ボタンが表示される。 In the state of D101 to D103, D111 to D113, or D121 to D126, when the “end” button displayed on the screen is pressed to accept the end operation, in D131, the settlement card discharge operation or the electronic money return operation is selected. A prompt message is displayed, and a “discharge card” button and a “return to electronic money” button are displayed as buttons for making the selection.
このＤ１３１の状態で、「精算カードを排出」ボタンが操作されて精算カード排出操作を受け付けると、制御部２２のＲＡＭに記憶されている入金ＩＤ及びユニット残額が消去され、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けていない場合には、該入金ＩＤ及び該ユニット残額をカード残額として書き込んだ新規の精算カード４が排出され、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード４が排出されると共に、Ｄ１３２で、該排出される精算カード４に記憶されているカード残額が表示されると共に、精算カード４の取り出しを促す旨が表示される。
In this state of D131, when the “cash card payment” button is operated to accept the payment card discharge operation, the deposit ID and the unit balance stored in the RAM of the
前記Ｄ１３１の状態で、「電子マネーに返却」ボタンが操作されて電子マネー返却操作を受け付けると、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により電子マネーカード５を受け付けている場合には、Ｄ１３４に進み、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により電子マネーカード５を受け付けていない場合には、Ｄ１３３で、電子マネーカード５の挿入を促す旨が表示され、該Ｄ１３３の状態で電子マネーカードＲ／Ｗ２６により電子マネーカード５を受け付けた場合には、相互認証の後、該受け付けた電子マネーカード５に記憶されている複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額が取得されて、Ｄ１３４に進む。
In the state of D131, when the “return to electronic money” button is operated and an electronic money return operation is accepted, when the
Ｄ１３４では、前記ユニット残額又はカード残額（ここでは２５円），及び該取得された電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額とＹ社電子マネー残額）が表示されると共に、ユニット残額又はカード残額を返却するキャリア（電子マネー会社８）の指定を促す旨，並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「Ｘ社電子マネー残額」ボタン，及び「Ｙ社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このＤ１３４の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ２７は、前記提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
In D134, the unit balance or card balance (25 yen here) and the acquired electronic money balance (here, X company electronic money balance and Y company electronic money balance) are displayed, and the unit balance or card balance Is displayed to prompt the designation of the carrier (electronic money company 8) that returns the money, and the “X electronic money balance” button and the “Y electronic money balance” button, which are carrier designation buttons for the designation. . That is, the touch
このＤ１３４の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン（ここでは「Ｘ社電子マネー残額」ボタン）が押下されてユニット残額又はカード残額を返却するキャリアが指定されると、Ｄ１３５で、前記ユニット残額又はカード残額，及び該指定されたキャリアの電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額）が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨，及び該指定をするためのテンキーが表示される。即ち、このＤ１３５の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ２７は、前記変換価値指定受付手段として機能する。
In this state of D134, when one of the carrier designation buttons (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed and a carrier for returning the unit balance or the card balance is designated, in D135, the unit balance or The card balance and the electronic money balance of the specified carrier (here, X company electronic money balance) are displayed, along with a prompt to specify the amount to be returned to the electronic money, and a numeric keypad for the designation Is done. That is, the
このＤ１３５の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返却金額に相当するユニット残額又はカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、後述する図１２に示すＳ１８４〜Ｓ１９１の処理が行われて、前記ユニット残額又はカード残額＝０であるか否かの判定が行われる。 In the state of D135, when the return amount to the electronic money is specified and the “decision” button is pressed, the unit remaining amount or the remaining card amount corresponding to the specified electronic money return amount becomes the value of the electronic money value. After the conversion, the processing of S184 to S191 shown in FIG. 12 to be described later is performed, and it is determined whether the unit remaining amount or the card remaining amount = 0.
ここで前記ユニット残額又はカード残額＝０であると判定されると、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けていない場合には、制御部２２のＲＡＭに記憶されている入金ＩＤ及びユニット残額が消去され、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額が消去されて、該精算カード４が精算カードストッカ２５ｂに回収されると共に、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により受け付けている電子マネーカード５が排出され、Ｄ１３６で、減算更新後のカード残額（即ち０円），及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記Ｄ１３４で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記Ｄ１３５で指定された電子マネー返却金額（即ち前記ユニット残額又はカード残額の全額）を返却した旨，及び電子マネーカード５の取り出しを促す旨が表示される。なお精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合には、精算カード４を回収した旨も表示される。そして電子マネーカード５が取り出されると、Ｄ１００に戻る。
If it is determined that the unit balance or the card balance = 0, the payment ID stored in the RAM of the
一方、前記ユニット残額又はカード残額≠０であると判定されると、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けていない場合には、制御部２２のＲＡＭに記憶されている入金ＩＤ及びユニット残額が消去されて、該入金ＩＤ及び該ユニット残額をカード残額として記憶した新規の精算カード４が排出され、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード４が排出されると共に、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により受け付けている電子マネーカード５が排出され、Ｄ１３７で、減算更新後のカード残額，及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記Ｄ１３４で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記Ｄ１３５で指定された電子マネー返却金額を返却した旨，及び精算カード４と電子マネーカード５の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード４及び電子マネーカード５が取り出されると、Ｄ１００に戻る。
On the other hand, if it is determined that the unit remaining amount or the card remaining amount is not equal to 0, if the
なお図示しないが、ディスプレイ２７では、遊技データ，テレビ画像，インターネット画像等の閲覧も可能である。
Although not shown, the
第１実施形態に係る入金精算装置３０は店舗用装置の一例であって、後述する電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ３６），提供機関識別情報取得手段（制御部３２），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），使用予定額設定手段（制御部３２），判定要求手段（制御部３２），及び特定取引用価値付与手段（制御部３２）を備えるものである。
The
また第１実施形態に係る入金精算装置３０は精算装置の一例でもあって、後述する電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ３６），提供機関識別情報取得手段（制御部３２），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），電子貨幣価値変換処理手段（制御部３２），及び電子貨幣価値加算更新要求手段（制御部３２）を備えるものである。
The
この入金精算装置３０は、縦長の箱型の形状を呈するものであり、図７に示すように、その前面に精算カード挿入口３５ａ，電子マネーカード挿入口３６ａ，ディスプレイ３７，紙幣挿入口３３ａ，紙幣払出口３３ｄ，硬貨挿入口３４ａ，及び硬貨払出口３４ｄ等を備え、図７及び図１に示すように、その内部にシステムコントローラ用通信部３１ａ，電子マネー端末用通信部３１ｂ，制御部３２，紙幣識別機３３，紙幣収納部３３ｂ，紙幣払出部３３ｃ，硬貨識別機３４，硬貨収納部３４ｂ，硬貨払出部３４ｃ，精算カードＲ／Ｗ３５，精算カード回収部３５ｂ，及び電子マネーカードＲ／Ｗ３６等を備えており、これらの各構成要素は図１に示すように接続されている。この入金精算装置３０は、装置ＩＤにより、各入金精算装置３０を個々に識別可能とされている。
The
システムコントローラ用通信部３１ａは、前述の如く、システムコントローラ５０と通信可能に接続されており、入金精算装置３０とシステムコントローラ５０との間における通信を司るものである。電子マネー端末用通信部３１ｂは、前述の如く、電子マネー端末６０と通信可能に接続されており、入金精算装置３０と電子マネー端末６０との間における通信を司るものである。なおシステムコントローラ用通信部３１ａ及び電子マネー端末通信部３１ｂから送信される情報には前記装置ＩＤが含まれるので、システムコントローラ５０及び電子マネー端末６０では、該情報と共に受信した装置ＩＤに基づいて、該情報の送信元である入金精算装置３０を特定可能である。これら各通信部は、制御部３２に設けられている。
As described above, the system
制御部３２は、ＣＰＵ，ＲＡＭ，ＲＯＭ等を備えており、ＲＯＭに記憶されている処理プログラムがＲＡＭを作業領域としてＣＰＵで実行されることにより、入金精算装置３０に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。なお制御部３２の機能については後述する。
The
紙幣識別機３３は貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは紙幣挿入口３３ａから前記４種類の紙幣２を受け付けて、該受け付けた紙幣２の真贋及び金種を識別する識別機である。なお紙幣識別機３３により受け付けられた紙幣２は、該紙幣識別機３３の背後に設けられている紙幣収納部３３ｂに金種毎に収納される。そして後述する貨幣の返却が行われるときに、紙幣収納部３３ｂに収納されている紙幣２が、該紙幣収納部３３ｂの前方に設けられている紙幣払出部３３ｃに搬送されて、該紙幣払出部３３ｃの前方に設けられている紙幣払出口３３ｄから払い出されて返却される。
The bill validator 33 is an example of money accepting means, and accepts money. Here, the four kinds of
硬貨識別機３４も貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは硬貨挿入口３４ａから前記２種類の硬貨３を受け付けて、該受け付けた硬貨３の真贋及び金種を識別する識別機である。なお硬貨識別機３４により受け付けられた硬貨３も、該硬貨識別機３４の背後に設けられている硬貨収納部３４ｂに金種毎に収納される。そして後述する貨幣の返却が行われるときに、硬貨収納部３４ｂに収納されている硬貨３が、該硬貨収納部３４ｂの前方に設けられている硬貨払出部３４ｃに搬送されて、該硬貨払出部３４ｃの前方に設けられている硬貨払出口３４ｄから払い出されて返却される。従って、この入金精算装置３０では、50円硬貨，10円硬貨，5円硬貨，及び1円硬貨といった小金種の貨幣の払い出しは行われない。
The
精算カードＲ／Ｗ３５は、精算カード挿入口３５ａから精算カード４を受け付けて、該受け付けた精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額を読み取ると共に、該受け付けている精算カード４に対して更新後のカード残額を書き込むものである。精算カード回収部３５ｂは、精算カードＲ／Ｗ３５の背後に設けられ、更新後のカード残額が零となった精算カード４を回収して収納するものである。
The settlement card R /
電子マネーカードＲ／Ｗ３６は電子貨幣価値記録媒体受付手段の一例であって、電子貨幣価値記録媒体である電子マネーカード５を受け付けるものであり、具体的には、電子マネーカード挿入口３６ａから電子マネーカード５を受け付けて、該受け付けた電子マネーカード５に記憶されている電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている電子マネーカード５に対して更新後の電子マネー残額を書き込むものである。
The electronic money card R /
タッチパネル式のディスプレイ３７は、該ディスプレイにより各種の情報を表示すると共に、該タッチパネルにより各種の入力を受け付けるものである。このタッチパネル式のディスプレイ３７は提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、後述する提供機関識別情報取得手段（制御部３２）により取得した複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは後述する図８のＤ１６２又は図９のＤ１８２に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード５から取得した電子マネーＩＤに基づいて表示される複数の電子マネー会社８（キャリア）のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーＩＤの指定を受け付ける。
The touch
またタッチパネル式のディスプレイ３７は価値指定受付手段の一例であって、特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額の指定又は後述する特定取引用価値付与手段（制御部３２）により付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは後述する図８のＤ１６３に示すように、遊技者から入金金額選択ボタンの操作を受け付けることにより、予め定められた複数種類の入金金額のうちのいずれかの指定、即ち使用予定額の指定又は付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさの指定を受け付ける。
The touch
さらにタッチパネル式のディスプレイ３７は変換価値指定受付手段の一例であって、玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの電子貨幣価値の大きさに変換する特定取引用価値の大きさの指定又は該変換される電子貨幣価値の大きさの指定を遊技者から受け付けるものであり、ここでは後述する図９のＤ１８３に示すように、遊技者からテンキーの操作を受け付けることにより、電子マネー返却金額の指定、即ち玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの電子貨幣価値の大きさに変換する特定取引用価値の大きさの指定又は該変換される電子貨幣価値の大きさの指定を受け付ける。なおディスプレイ３７の表示内容については後述する。
Furthermore, the touch
ここで前記制御部３２は提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードＲ／Ｗ３６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤを取得するものである。なお制御部３２は、電子マネーカードＲ／Ｗ３６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネー残額を、ディスプレイ３７への表示用として取得する。また制御部３２は、精算カードＲ／Ｗ３５により受け付けた精算カード４のフラッシュメモリに記憶されている入金ＩＤを、システムコントローラ５０に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ３７への表示用として取得する。
Here, the
また前記制御部３２は使用予定額設定手段の一例であって、玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定するものであり、ここでは前記価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた使用予定額（即ち図８のＤ１６３で選択された入金金額）を設定する。
The
また前記制御部３２は判定要求手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカードＲ／Ｗ３６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が、前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か（即ち図８のＤ１６２で指定されたキャリアの電子マネー残額≧図８のＤ１６３で選択された入金金額）の判定を当該電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求するものである。なお判定ＯＫならば、電子マネーカード５のＣＰＵの制御により、該電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている前記指定されたキャリアの電子マネー残額から、前記選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新される。
The
また前記制御部３２は特定取引用価値付与手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカードＲ／Ｗ３６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が使用予定額以上である旨の判定結果（判定ＯＫ）を受信したことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与するものである。具体的には、判定ＯＫを受信すると、システムコントローラ５０に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ５０から前記入金ＩＤを受信すると、該受信した入金ＩＤと対応付けて前記入金金額をカード残額として精算カード４に書き込むことにより、特定取引用価値であるカード残額を付与する。
The
また前記制御部３２は電子貨幣価値変換処理手段の一例であって、玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うものであり、ここでは玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う。具体的には、前述の如く、図９のＤ１８３で指定を受け付けた電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換する。
The
さらに前記制御部３２は電子貨幣価値加算更新要求手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカードＲ／Ｗ３６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨を当該電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求するものである。なお該要求に基づいて、電子マネーカード５のＣＰＵの制御により、該電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新される。
Further, the
ここで図８及び図９を参照して、ディスプレイ３７の表示内容について説明する。なお図８は、前記店舗用装置として機能する場合の表示内容であり、図９は、前記精算装置として機能する場合の表示内容である。
Here, the display content of the
まず初期状態として、Ｄ１５０に示すモード選択画面で、モードの選択を促す旨，並びに該選択をするためのモード選択ボタンである「貨幣で入金」ボタン，「電子マネーで入金」ボタン，「貨幣を返却」ボタン，及び「電子マネーに返却」ボタンが表示される。 First, as an initial state, on the mode selection screen shown in D150, the user is prompted to select a mode. A “return” button and a “return to electronic money” button are displayed.
このＤ１５０の状態で、「貨幣で入金」ボタンが押下されると、貨幣入金モードになり、Ｄ１５１で、精算カード４の挿入を促す旨が表示される。このＤ１５１の状態で、精算カードＲ／Ｗ３５により精算カード４を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額が取得されて、Ｄ１５２で、該取得されたカード残額（ここでは３９２５円）が表示されると共に、及び貨幣の挿入を促す旨が表示される。
When the “deposit with money” button is pressed in the state of D150, the money deposit mode is entered, and in D151, a message prompting the user to insert the
このＤ１５２の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると（ここでは紙幣識別機３３により1000円紙幣を３枚受け付けると）、受付金額が精算カードＲ／Ｗ３５により受け付けている精算カード４に記憶されているカード残額に加算更新されて該精算カード４が排出され、Ｄ１５３で、加算更新後のカード残額が表示されると共に、前記受付金額（ここでは３０００円）を入金した旨，及び精算カード４の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード４が取り出されると、Ｄ１５０に戻る。
In the state of D152, when money is accepted by the money accepting means (here, three 1000-yen bills are accepted by the bill validator 33), the accepted amount is stored in the
また前記Ｄ１５０の状態で、「電子マネーで入金」ボタンが押下されると、電子マネー入金モードになり、Ｄ１６１で、精算カード４と電子マネーカード５の挿入を促す旨が表示される。このＤ１６１の状態で、精算カードＲ／Ｗ３５により精算カード４を受け付けると共に、電子マネーカードＲ／Ｗ３６により電子マネーカード５を受け付けると、電子マネーカード５の相互認証の後、該受け付けた電子マネーカード５に記憶されている複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額が取得され、かつ精算カード４の相互認証の後、該受け付けた精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額が取得されて、Ｄ１６２で、該取得されたカード残額（ここでは３９２５円），及び該取得された電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額とＹ社電子マネー残額）が表示されると共に、入金に使用するキャリア（電子マネー会社８）の指定を促す旨，並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「Ｘ社電子マネー残額」ボタン，及び「Ｙ社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このＤ１６２の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ３７は、前記提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
Further, when the “deposit with electronic money” button is pressed in the state of D150, the electronic money deposit mode is entered, and in D161, a message prompting insertion of the
このＤ１６２の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン（ここでは「Ｘ社電子マネー残額」ボタン）が押下されて入金に使用するキャリア（即ち当該キャリアの電子マネーＩＤ）が指定されると、Ｄ１６３で、前記カード残額，及び該指定されたキャリアの電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額）が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨，並びに該選択するための入金金額選択ボタン（ここでは「１０００円」ボタン，「３０００円」ボタン，「５０００円」ボタン，及び「１００００円」ボタン）が表示される。即ち、このＤ１６３の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ３７は、前記価値指定受付手段として機能する。
In this state of D162, when any carrier designation button (here, “Company X electronic balance remaining” button) is pressed to designate a carrier to be used for depositing (that is, the electronic money ID of the carrier), D163 , The card remaining amount and the electronic money balance of the designated carrier (here, X company electronic money balance) are displayed, and a prompt to select the amount to be deposited, and a deposit amount selection button ( Here, a “1000 yen” button, a “3000 yen” button, a “5000 yen” button, and a “10000 yen” button are displayed. That is, the
このＤ１６３の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン（ここでは「３０００円」ボタン）が押下されて入金金額が選択されると、後述する図１３に示すＳ２１６〜Ｓ２２４の処理が行われて、精算カード４及び電子マネーカード５が排出され、Ｄ１６４で、加算更新後のカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、Ｄ１６２で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのＤ１６３で選択された入金金額を入金した旨（ここではＸ社電子マネー残額から３０００円を入金した旨），及び精算カード４と電子マネーカード５の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード４と電子マネーカード５が取り出されると、Ｄ１５０に戻る。
When one of the deposit amount selection buttons (here, “3000 yen” button) is pressed in the state of D163 and the deposit amount is selected, the processing of S216 to S224 shown in FIG. The
また前記Ｄ１５０の状態で、「貨幣を返却」ボタンが押下されると、貨幣返却モードになり、Ｄ１７１で、精算カード４の挿入を促す旨が表示される。このＤ１７１の状態で、精算カードＲ／Ｗ３５により精算カード４を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額が取得されて、Ｄ１５２で、該取得されたカード残額（ここでは３９２５円）が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨，及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置３０では、前述の如く、１００円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣返却金額として１００円未満を含む金額は指定できない。
In addition, when the “return money” button is pressed in the state of D150, the money return mode is entered, and in D171, a message prompting the user to insert the
このＤ１７２の状態で、貨幣での返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された貨幣返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、該貨幣返却金額が精算カードＲ／Ｗ３５により受け付けている精算カード４に記憶されているカード残額から減算更新されて該精算カード４が排出され、Ｄ１７３で、減算更新後のカード残額が表示されると共に、前記指定された貨幣返却金額（ここでは３０００円）の貨幣を返却した旨，及び精算カード４の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード４が取り出されると、Ｄ１５０に戻る。
In the state of D172, when the return amount in money is specified and the “OK” button is pressed, the money corresponding to the specified money return amount is paid out and returned, and the money return amount Is subtracted from the card balance stored in the
なお減算更新後のカード残額が零である場合には、精算カード４は排出されずに精算カード回収部３５ｂに回収され、Ｄ１７３’で、減算更新後のカード残額（即ち０円）が表示されると共に、前記指定された貨幣返却金額金額（即ちカード残額の全額）の貨幣を返却した旨，及び精算カード４を回収した旨が表示される。そして所定時間の経過後に、Ｄ１５０に戻る。
If the remaining card amount after the subtraction update is zero, the
さらに前記Ｄ１５０の状態で、「電子マネーに返却」ボタンが押下されると、電子マネー返却モードになり、Ｄ１８１で、精算カード４と電子マネーカード５の挿入を促す旨が表示される。このＤ１８１で、精算カードＲ／Ｗ３５により精算カード４を受け付けると共に、電子マネーカードＲ／Ｗ３６により電子マネーカード５を受け付けると、電子マネーカード５の相互認証の後、該受け付けた電子マネーカード５に記憶されている複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額が取得され、かつ精算カード４の相互認証の後、該受け付けた精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額が取得されて、Ｄ１８２で、該取得されたカード残額（ここでは３９２５円），及び該取得された電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額とＹ社電子マネー残額）が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア（電子マネー会社８）の指定を促す旨，並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「Ｘ社電子マネー残額」ボタン，及び「Ｙ社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このＤ１８２の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ３７は、前記提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
Further, when the “return to electronic money” button is pressed in the state of D150, the electronic money return mode is set, and in D181, a message prompting insertion of the
このＤ１８２の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン（ここでは「Ｘ社電子マネー残額」ボタン）が押下されてカード残額を返却するキャリアが指定されると、Ｄ１８３で、前記カード残額，及び該指定されたキャリアの電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額）が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨，及び該指定をするためのテンキーが表示される。即ち、このＤ１８３の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ３７は、前記変換価値指定受付手段として機能する。
In the state of D182, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier for returning the card balance, in D183, the card balance and the designation The electronic money balance of the selected carrier (here, X company electronic money balance) is displayed, and a prompt to specify the amount of money to be returned to the electronic money and a numeric keypad for the designation are displayed. That is, the
このＤ１８３の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返却金額に相当するユニット残額又はカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、後述する図１４に示すＳ２４３〜Ｓ２５０の処理が行われて、精算カード４及び電子マネーカード５が排出され、Ｄ１８４で、減算更新後のカード残額，及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、Ｄ１８２で指定されたキャリアの電子マネー残額に対してＤ１８３で指定された電子マネー返却金額を返却した旨（ここではＸ社電子マネー残額に３０００円を返却した旨），及び精算カード４と電子マネーカード５の取り出しを促す旨が表示される。そして精算カード４と電子マネーカード５が取り出されると、Ｄ１５０に戻る。
In the state of D183, when the return amount to the electronic money is specified and the “determine” button is pressed, the unit remaining amount or the remaining card amount corresponding to the specified electronic money return amount becomes the value of the electronic money value. After the conversion, the processing of S243 to S250 shown in FIG. 14 to be described later is performed, the
なお減算更新後のカード残額が零である場合には、精算カード４は排出されずに精算カード回収部３５ｂに回収され、図示しないが、減算更新後のカード残額（即ち０円），及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、Ｄ１８２で指定されたキャリアの電子マネー残額に対してＤ１８３で指定された電子マネー返却金額を返却した旨（ここではＸ社電子マネー残額に３０００円を返却した旨），精算カード４を回収した旨，及び電子マネーカード５の取り出しを促す旨が表示される。そして所定時間の経過後に、Ｄ１５０に戻る。
If the remaining card amount after the subtraction update is zero, the
次に、図１０〜図１４を参照して、第１実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１の作用について説明する。
Next, with reference to FIGS. 10-14, the effect | action of the apparatus for stores and the
まず図１０〜図１２は、第１実施形態に係る玉貸ユニット２０における処理の一例を表すフローチャートである。なお図１０及び図１１は、前記店舗用装置として機能する場合の処理であり、図１２は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
First, FIGS. 10-12 is a flowchart showing an example of the process in the
この玉貸ユニット２０は、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると（Ｓ１０１）、前記受付金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ１０２）。該受付金額を受信したシステムコントローラ５０は、入金ＩＤを生成し、該生成した入金ＩＤと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶し、該生成した入金ＩＤを前記受付金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。該入金ＩＤを受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ１０３）、該受信した入金ＩＤと対応付けて、前記受付金額をユニット残額として制御部２２のＲＡＭに記憶し（Ｓ１０４）、該ユニット残額をディスプレイ２７に表示して（Ｓ１０５）、玉貸可能状態となる（Ｓ１０６）。
When the
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると（Ｓ１０７）、特定取引用価値使用処理手段である制御部２２によりユニット残額を使用した玉貸処理を行うと共に、特定取引用価値減算処理手段である制御部２２により前記使用金額と該使用金額に対応する消費税を制御部２２のＲＡＭに記憶されているユニット残額から減算更新する減算処理を行い（Ｓ１０８）、制御部２２のＲＡＭに記憶されている入金ＩＤと前記使用金額＋消費税をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ１０９）。該入金ＩＤと使用金額＋消費税を受信したシステムコントローラ５０は、該受信した使用金額＋消費税を、該受信した入金ＩＤと対応付けて記憶している残額から減算更新し、減算完了通知を前記入金ＩＤと使用金額＋消費税の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
When the
該減算完了通知を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ１１０）、減算更新後のユニット残額が消費税込みの１度数に相当する１０５円以上であるか否かを判定する（Ｓ１１１）。このＳ１１１でユニット残額が１０５円以上であると判定された場合には、前記Ｓ１０５に戻る。一方、Ｓ１１１でユニット残額が１０５円未満であると判定された場合には、貨幣の受付，電子マネーカード５の受付，又は終了操作を待機する（Ｓ１１２）。このＳ１１２で貨幣を受け付けた場合には、前記Ｓ１０２に戻る。またＳ１１２で電子マネーカード５を受け付けた場合には、後述するＳ１５１に進む。またＳ１１２で終了操作があった場合には、後述するＳ１７０に進む。
The
また玉貸ユニット２０は、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けると（Ｓ１２１）、該精算カード４の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額を取得し、該取得したカード残額をディスプレイ２７に表示して（Ｓ１２２）、玉貸可能状態となる（Ｓ１２３）。
The
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると（Ｓ１２７）、特定取引用価値使用処理手段である制御部２２によりカード残額を使用した玉貸処理を行うと共に、特定取引用価値減算処理手段である制御部２２により前記使用金額と該使用金額に対応する消費税を精算カード４に記憶されているカード残額から減算更新する減算処理を行い（Ｓ１２５）、精算カード４から取得した入金ＩＤと前記使用金額＋消費税をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ１２６）。該入金ＩＤと使用金額＋消費税を受信したシステムコントローラ５０は、該受信した使用金額＋消費税を、該受信した入金ＩＤと対応付けて記憶している残額から減算更新し、減算完了通知を前記入金ＩＤと使用金額＋消費税の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
When the
該減算完了通知を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ１２７）、減算更新後のカード残額が１度数に相当する１０５円以上であるか否かを判定する（Ｓ１２８）。このＳ１２８でカード残額が１０５円以上であると判定された場合には、前記Ｓ１２２に戻る。一方、Ｓ１２８でカード残額が１０５円未満であると判定された場合には、貨幣の受付，電子マネーカード５の受付，又は終了操作を待機する（Ｓ１２９）。このＳ１２９で貨幣を受け付けた場合には、前記受付金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ１３０）。該受付金額を受信したシステムコントローラ５０は、入金ＩＤを生成し、該生成した入金ＩＤと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶し、該生成した入金ＩＤを前記受付金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。該入金ＩＤを受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ１３１）、該受信した入金ＩＤと対応付けて、前記受付金額をカード残額として精算カード４に書き込み（Ｓ１３２）、前記Ｓ１２２に戻る。またＳ１２９で電子マネーカード５を受け付けた場合には、後述するＳ１５１に進む。またＳ１２８で終了操作があった場合には、後述するＳ１７０に進む。
The
また玉貸ユニット２０は、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により電子マネーカード５を受け付けると（Ｓ１５１）、該電子マネーカード５の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤ，及びここでは表示用の複数の電子マネー残額の取得を電子マネーカード５に対して要求し（Ｓ１５２）、該要求に応じて電子マネーカード５から送信されてくる複数の電子マネーＩＤ，及びここでは表示用の複数の電子マネー残額を取得し（Ｓ１５３）、該取得した電子マネー残額をディスプレイ２７に表示する（Ｓ１５４）。
Further, when receiving the
ここで前記図５のＤ１２１に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図５のＤ１２２に示すように入金金額の選択を受け付けると（Ｓ１５５）、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求する（Ｓ１５６）。該判定要求を受信した電子マネーカード５のＣＰＵは、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を行い（Ｓ１５７）、判定ＯＫならば、指定されたキャリアの電子マネー残額から選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新し（Ｓ１５８）、判定ＯＫ及び減算更新後の電子マネー残額を前記判定要求の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
Here, when the designation of the carrier used for deposit is accepted as shown in D121 of FIG. 5 and the selection of the deposit amount is accepted as shown in D122 of FIG. 5 (S155), the electronic money balance of the designated carrier is received. ≥ The CPU of the
該判定ＯＫ及び減算更新後の電子マネー残額を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ１５９）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと前記選択された入金金額を該指定されたキャリアの電子マネー端末６０に対して送信する（Ｓ１６０）。該電子マネー端末６０は、玉貸ユニット２０から送信されてきた電子マネーＩＤと入金金額を当該キャリアの電子マネー管理サーバ８ａに対して送信し、該電子マネー管理サーバ８ａは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて記憶している電子マネー残額から該受信した入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新して、更新完了通知を電子マネー端末６０に対して送信し、該電子マネー端末６０は、電子マネー管理サーバ８ａから送信されてきた更新完了通知を前記電子マネーＩＤと入金金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
The
該更新完了通知を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ１６１）、前記選択された入金金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ１６２）。該入金金額を受信したシステムコントローラ５０は、入金ＩＤを生成し、該生成した入金ＩＤと対応付けて、前記受信した入金金額を残額として記憶し、該生成した入金ＩＤを前記入金金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
The
該入金ＩＤを受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ１６３）、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けていない場合には、前記Ｓ１０４〜Ｓ１１０の処理を行う。またＳ１６３で精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合には、該受信した入金ＩＤと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カード４に書き込み（Ｓ１６４）、前記Ｓ１２２〜Ｓ１２７の処理を行う。
The
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により、電子マネーカード５から取得した複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、判定要求手段（制御部２２）により、該指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が入金金額以上であるか否かの判定が電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求され、当該電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値付与手段（制御部２２）により、該入金金額に相当する大きさの特定取引用価値が付与されるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値付与手段により特定取引用価値の大きさが付与されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, the designation of an arbitrary electronic money ID (carrier) among the plurality of electronic money IDs acquired from the
なお精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けていない場合における前記Ｓ１０８の処理，及び精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合における前記Ｓ１２５の処理では、電子マネーカード５を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額＋消費税が１０５円毎に１ポイントが付与され、電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場６のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。
In the process of S108 when the
このように、電子マネーカード５において、玉貸ユニット２０が設けられる遊技場６の記憶領域に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して、当該玉貸ユニット２０が設けられる遊技場６において付与されたポイントが加算更新されるので、各遊技場６のポイントを特定可能なハウスカードを遊技者が携帯しなくても、単体の電子マネーカード５で各遊技場６のポイントサービスを受けられることにより、遊技者の利便性が向上する。
Thus, in the
次に玉貸ユニット２０は、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けていない場合における前記Ｓ１０４〜Ｓ１１０の処理，及び精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合における前記Ｓ１２２〜Ｓ１２７の処理の後に、ユニット残額又はカード残額が予め定められた特定取引用価値の大きさである１０００円以下であるか否かを判定する（Ｓ１６５）。このＳ１６５で残額が１０００円を超えると判定された場合には、前記Ｓ１０５又は前記Ｓ１２２に戻る。一方、Ｓ１６５で残額が１０００円以下であると判定された場合には、自動入金ＯＮであるか自動入金ＯＦＦであるかの判定を行う（Ｓ１６６）。
Next, the
このＳ１６６で自動入金ＯＦＦである、即ち前記図５のＤ１２２で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていないと判定された場合には、前記Ｓ１１１又はＳ１２８に戻る。一方、Ｓ１６６で自動入金ＯＮである、即ち前記図５のＤ１２２で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されていると判定された場合には、遊技者から入金操作を受け付けることなく、前記Ｓ１５６に進み、自動入金処理を行う。 If it is determined in S166 that automatic depositing is OFF, that is, it is determined in D122 of FIG. On the other hand, if it is determined in S166 that automatic depositing is ON, that is, if it is determined in D122 in FIG. Proceeding to S156, an automatic deposit process is performed.
このように、ユニット残額又はカード残額が使用による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことを条件として、遊技者の操作によらずに、判定要求手段（制御部２２）により、前記指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が入金金額以上であるか否かの判定が電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求され、当該電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値付与手段（制御部２２）により、該入金金額に相当する大きさの特定取引用価値が付与されるので、ユニット残額又はカード残額が少なくなった場合であっても、遊技者の操作によらずに自動的に、遊技者が使用を希望する電子マネー残額に基づいて特定取引用価値の大きさが付与されることにより、遊技者の利便性が向上する。
Thus, on the condition that the remaining amount of the unit or the remaining amount of the card is equal to or smaller than a predetermined size after the subtraction processing by use, the determination requesting unit (control unit 22) does not depend on the player's operation, The CPU of the
また玉貸ユニット２０は、終了操作を受け付けると、精算カード排出操作，又は電子マネー返却操作を待機する（Ｓ１７０）。
Further, upon accepting the end operation, the
ここで玉貸ユニット２０は、Ｓ１７０で精算カード排出操作を受け付けると、制御部２２のＲＡＭに記憶されている入金ＩＤ及びユニット残額を消去する（Ｓ１７１）。ここで精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けていない場合には、該入金ＩＤ及び該ユニット残額をカード残額として新規の精算カード４に書き込み、該精算カード４を排出して、該排出される精算カード４に記憶されているカード残額をディスプレイ２７に表示する（Ｓ１７２）。またＳ１７１で精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合には、該受け付けている精算カード４を排出して、該排出される精算カード４に記憶されているカード残額をディスプレイ２７に表示する（Ｓ１７３）。
Here, when receiving the payment card discharge operation in S170, the
また玉貸ユニット２０は、Ｓ１７０で電子マネー返却操作を受け付けると（Ｓ１８１）、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により電子マネーカード５を受け付けていない場合には、前記Ｓ１５１〜Ｓ１５４の処理を行った後、Ｓ１８２に進む。またＳ１８１で電子マネーカードＲ／Ｗ２６により電子マネーカード５を受け付けている場合には、前記図６のＤ１３４に示すように残額を返却するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図６のＤ１３５に示すように電子マネー返却金額の指定を受け付けると（Ｓ１８２）、該指定された電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換し（Ｓ１８３）、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対する該変換された電子貨幣価値の大きさの加算更新を電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求する（Ｓ１８４）。該加算更新要求を受信した電子マネーカード５のＣＰＵは、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し（Ｓ１８５）、更新後の電子マネー残額を前記加算更新要求の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
Further, when the
該更新後の電子マネー残額を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ１８６）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと前記指定された電子マネー返却金額を該指定されたキャリアの電子マネー端末６０に対して送信する（Ｓ１８７）。該電子マネー端末６０は、玉貸ユニット２０から送信されてきた電子マネーＩＤと電子マネー返却金額を当該キャリアの電子マネー管理サーバ８ａに対して送信し、該電子マネー管理サーバ８ａは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて記憶している電子マネー残額に対して該受信した電子マネー返却金額に相当する電子マネー残額を加算更新して、更新完了通知を電子マネー端末６０に対して送信し、該電子マネー端末６０は、電子マネー管理サーバ８ａから送信されてきた更新完了通知を前記電子マネーＩＤと電子マネー返却金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
The
該更新完了通知を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ１８８）、精算カード４から取得した入金ＩＤと前記指定された電子マネー返却金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ１８９）。該入金ＩＤと電子マネー返却金額を受信したシステムコントローラ５０は、該受信した入金ＩＤと対応付けて記憶している残額から該受信した電子マネー返却金額を減算更新し、減算完了通知を前記入金ＩＤと電子マネー返却金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
The
該減算完了通知を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ１９０）、前記電子マネー返却金額を前記制御部２２のＲＡＭに記憶されているユニット残額又は前記受け付けている精算カード４に記憶されているカード残額から減算更新し（Ｓ１９１）、ユニット残額又はカード残額＝０であるか否かの判定を行う（Ｓ１９２）。このＳ１９２でユニット残額又はカード残額＝０と判定されると、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けていない場合には、制御部２２のＲＡＭに記憶されている入金ＩＤ及びユニット残額を消去し、受け付けている電子マネーカード５を排出して、減算更新後のカード残額（即ち０円），及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ２７に表示する（Ｓ１９３）。一方、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合には、精算カード４のフラッシュメモリに記憶されている入金ＩＤ及びカード残額を消去し、該受け付けている精算カード４を精算カードストッカ２５ｂに回収し、受け付けている電子マネーカード５を排出して、減算更新後のカード残額（即ち０円），及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ２７に表示する（Ｓ１９４）。
The
またＳ１９２でユニット残額又はカード残額≠０と判定されると、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けていない場合には、制御部２２のＲＡＭに記憶されている入金ＩＤ及びユニット残額を消去し、該入金ＩＤ及び該ユニット残額をカード残額として新規の精算カード４に書き込み、該精算カード４を排出し、受け付けている電子マネーカード５を排出して、減算更新後のカード残額，及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ２７に表示する（Ｓ１９５）。一方、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合には、精算カード４のフラッシュメモリに記憶されているカード残額から電子マネー返却金額を減算更新し、該受け付けている精算カード４を排出し、受け付けている電子マネーカード５を排出して、減算更新後のカード残額，及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ２７に表示する（Ｓ１９６）。
If it is determined in S192 that the unit balance or the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により、電子マネーカード５から取得した複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新要求手段（制御部２２）により、該指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のユニット残額又はカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨が電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返却先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないユニット残額やカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ，又は該変換価値指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２）により特定取引用価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, the designation of an arbitrary electronic money ID (carrier) among the plurality of electronic money IDs acquired from the
次に図１３及び図１４は、第１実施形態に係る入金精算装置３０における処理の一例を表すフローチャートである。なお図１３は、前記店舗用装置として機能する場合の処理であり、図１４は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
Next, FIG.13 and FIG.14 is a flowchart showing an example of the process in the deposit
この入金精算装置３０は、前記図８のＤ１５０で「貨幣で入金」ボタンが押下されると、貨幣入金モードになり（Ｓ２００）、精算カードＲ／Ｗ３５により精算カード４を受け付けると（Ｓ２０１）、該精算カード４の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額を取得し、該取得したカード残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ２０２）。
When the “deposit with money” button is pressed in D150 of FIG. 8, the
そして貨幣受付手段により貨幣を受け付けると（Ｓ２０３）、前記受付金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ２０４）。該受付金額を受信したシステムコントローラ５０は、入金ＩＤを生成し、該生成した入金ＩＤと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶し、該生成した入金ＩＤを前記受付金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。該入金ＩＤを受信した入金精算装置３０は（Ｓ２０５）、該受信した入金ＩＤと対応付けて、前記受付金額をカード残額として精算カード４に書き込み（Ｓ２０６）、該精算カード４を排出して、更新後のカード残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ２０７）。
When money is accepted by the money accepting means (S203), the accepted amount is transmitted to the system controller 50 (S204). The
また入金精算装置３０は、前記図８のＤ１５０で「電子マネーで入金」ボタンが押下されると、電子マネー入金モードになり（Ｓ２１０）、精算カードＲ／Ｗ３５により精算カード４を受け付けると共に、電子マネーカードＲ／Ｗ３６により電子マネーカード５を受け付けると（Ｓ２１１）、該電子マネーカード５の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤ，及びここでは表示用の複数の電子マネー残額の取得を電子マネーカード５に対して要求し（Ｓ２１２）、該要求に応じて電子マネーカード５から送信されてくる複数の電子マネーＩＤ，及びここでは表示用の複数の電子マネー残額を取得すると共に（Ｓ２１３）、前記精算カード４の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額を取得し、該取得したカード残額，及び前記取得した電子マネー残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ２１４）。
When the “deposit with electronic money” button is pressed in D150 of FIG. 8, the
ここで前記図８のＤ１６２に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図８のＤ１６３に示すように入金金額の選択を受け付けると（Ｓ２１５）、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求する（Ｓ２１６）。該判定要求を受信した電子マネーカード５のＣＰＵは、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を行い（Ｓ２１７）、判定ＯＫならば、指定されたキャリアの電子マネー残額から選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新し（Ｓ２１８）、判定ＯＫ及び減算更新後の電子マネー残額を前記判定要求の送信元である入金精算装置３０に対して送信する（Ｓ２１９）。
Here, when receiving the designation of the carrier to be used for deposit as shown in D162 of FIG. 8 and receiving the selection of the deposit amount as shown in D163 of FIG. 8 (S215), the electronic money balance of the designated carrier is received. ≥ The CPU of the
該判定ＯＫ及び減算更新後の電子マネー残額を受信した入金精算装置３０は、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと前記選択された入金金額を該指定されたキャリアの電子マネー端末６０に対して送信する（Ｓ２２０）。該電子マネー端末６０は、入金精算装置３０から送信されてきた電子マネーＩＤと入金金額を当該キャリアの電子マネー管理サーバ８ａに対して送信し、該電子マネー管理サーバ８ａは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて記憶している電子マネー残額から該受信した入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新して、更新完了通知を電子マネー端末６０に対して送信し、該電子マネー端末６０は、電子マネー管理サーバ８ａから送信されてきた更新完了通知を前記電子マネーＩＤと入金金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
Upon receipt of the determination OK and the electronic money balance after the subtraction update, the
該更新完了通知を受信した入金精算装置３０は（Ｓ２２１）、前記選択された入金金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ２２２）。該入金金額を受信したシステムコントローラ５０は、入金ＩＤを生成し、該生成した入金ＩＤと対応付けて、前記受信した入金金額を残額として記憶し、該生成した入金ＩＤを前記入金金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
Upon receipt of the update completion notification, the deposit settlement apparatus 30 (S221) transmits the selected deposit amount to the system controller 50 (S222). The
該入金ＩＤを受信した入金精算装置３０は（Ｓ２２３）、該受信した入金ＩＤと対応付けて、前記入金金額をカード残額として精算カード４に書き込み（Ｓ２２４）、該精算カード４を排出し、前記受け付けている電子マネーカード５を排出して、加算更新後のカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ２２５）。
Upon receipt of the deposit ID (S223), the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により、電子マネーカード５から取得した複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、判定要求手段（制御部３２）により、該指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が入金金額以上であるか否かの判定が電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求され、当該電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値付与手段（制御部３２）により、該入金金額に相当する大きさの特定取引用価値が付与されるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値付与手段により特定取引用価値の大きさが付与されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, the designation of an arbitrary electronic money ID (carrier) among the plurality of electronic money IDs acquired from the
また入金精算装置３０は、前記図８のＤ１５０で「貨幣で返却」ボタンが押下されると、貨幣返却モードになり（Ｓ２３０）、前記Ｓ２０１〜Ｓ２０２の処理が行われた後に、前記図９のＤ１７２に示すように貨幣への返却金額の指定を受け付けると（Ｓ２３１）、前記取得した入金ＩＤと該指定された貨幣返却金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ２３２）。該入金ＩＤと貨幣返却金額を受信したシステムコントローラ５０は、該受信した入金ＩＤと対応付けて記憶している残額から該受信した貨幣返却金額を減算更新し、減算完了通知を前記入金ＩＤと貨幣返却金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
Further, when the “return with money” button is pressed in D150 of FIG. 8, the
該減算完了通知を受信した入金精算装置３０は（Ｓ２３３）、前記貨幣返却金額を前記受け付けている精算カード４に記憶されているカード残額から減算更新し（Ｓ２３４）、該減算更新後のカード残額が零であるか否かを判定する（Ｓ２３５）。このＳ２３５でカード残額が零でないと判定された場合には、前記貨幣返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている精算カード４を排出して、減算更新後のカード残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ２３６）。一方、Ｓ２３５でカード残額が零であると判定された場合には、前記貨幣返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている精算カード４を精算カード回収部３５ｂに回収して、減算更新後のカード残額（即ち０円）をディスプレイ３７に表示する（Ｓ２３７）。
The
また入金精算装置３０は、前記図８のＤ１５０で「電子マネーに返却」ボタンが押下されると、電子マネー返却モードになり（Ｓ２４０）、前記Ｓ２１１〜Ｓ２１４の処理が行われた後に、前記図９のＤ１８２に示すようにカード残額を返却するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図９のＤ１８３に示すように電子マネーへの返却金額の指定を受け付けると（Ｓ２４１）、該指定された電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換し（Ｓ２４２）、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対する該変換された電子貨幣価値の大きさの加算更新を電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求する（Ｓ２４３）。該加算更新要求を受信した電子マネーカード５のＣＰＵは、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し（Ｓ２４４）、更新後の電子マネー残額を前記加算更新要求の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
Further, when the “return to electronic money” button is pressed in D150 of FIG. 8, the
該更新後の電子マネー残額を受信した入金精算装置３０は（Ｓ２４５）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと前記指定された電子マネー返却金額を該指定されたキャリアの電子マネー端末６０に対して送信する（Ｓ２４６）。該電子マネー端末６０は、入金精算装置３０から送信されてきた電子マネーＩＤと電子マネー返却金額を当該キャリアの電子マネー管理サーバ８ａに対して送信し、該電子マネー管理サーバ８ａは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて記憶している電子マネー残額に対して該受信した電子マネー返却金額に相当する電子マネー残額を加算更新して、更新完了通知を電子マネー端末６０に対して送信し、該電子マネー端末６０は、電子マネー管理サーバ８ａから送信されてきた更新完了通知を前記電子マネーＩＤと電子マネー返却金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
Upon receipt of the updated electronic money balance (S245), the
該更新完了通知を受信した入金精算装置３０は（Ｓ２４７）、精算カード４から取得した入金ＩＤと前記指定された電子マネー返却金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ２４８）。該入金ＩＤと電子マネー返却金額を受信したシステムコントローラ５０は、該受信した入金ＩＤと対応付けて記憶している残額から該受信した電子マネー返却金額を減算更新し、減算完了通知を前記入金ＩＤと電子マネー返却金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
Upon receipt of the update completion notification, the deposit settlement apparatus 30 (S247) transmits the deposit ID acquired from the
該減算完了通知を受信した入金精算装置３０は（Ｓ２４９）、前記電子マネー返却金額を前記受け付けている精算カード４に記憶されているカード残額から減算更新し（Ｓ２５０）、該減算更新後のカード残額が零であるか否かを判定する（Ｓ２５１）。このＳ２５１でカード残額が零でないと判定された場合には、前記貨幣返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている精算カード４と電子マネーカード５を排出し、減算更新後のカード残額，及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ２５２）。一方、Ｓ２５１でカード残額が零であると判定された場合には、前記貨幣返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、前記受け付けている精算カード４を精算カード回収部３５ｂに回収し、前記受け付けている電子マネーカード５を排出して、減算更新後のカード残額（即ち０円），及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ２５３）。
Upon receipt of the subtraction completion notice, the deposit settlement apparatus 30 (S249) subtracts and updates the electronic money return amount from the remaining card amount stored in the accepted settlement card 4 (S250), and the card after the subtraction update. It is determined whether or not the remaining amount is zero (S251). If it is determined in S251 that the remaining card amount is not zero, the money corresponding to the money return amount is paid out and returned, the accepted
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により、電子マネーカード５から取得した複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新要求手段（制御部３２）により、該指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨が電子マネーカード５のＣＰＵに対して要求されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返却先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ，又は該変換価値指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２）により特定取引用価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, the designation of an arbitrary electronic money ID (carrier) among the plurality of electronic money IDs acquired from the
［２．第２実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１］
次に、図１を参照して、第２実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１の構成について説明する。ここで前述した第１実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１は、電子マネーカード５の処理部（ＩＣチップ５ｂのＣＰＵ）において、特定取引用価値の大きさの付与に伴う電子マネー残額の減算更新や、特定取引用価値の大きさの返却に伴う電子マネー残額の加算更新を行うものであるのに対し、この第２実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１は、玉貸ユニット２０又は入金精算装置３０において、特定取引用価値の大きさの付与に伴う電子マネー残額の減算更新や、特定取引用価値の大きさの返却に伴う加算更新を行うものである。この第２実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１は、第１実施形態と比較して、玉貸ユニット２０及び入金精算装置３０の機能のみが異なり、その他の点は同様である。以下、第２実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１の構成について、第１実施形態と異なる点についてのみ説明する。
[2. Store apparatus and
Next, with reference to FIG. 1, the structure of the apparatus for stores and the
この第２実施形態に係る玉貸ユニット２０は店舗用装置の一例であって、第１実施形態と同様の電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ２６），価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），特定取引用価値使用処理手段（制御部２２），特定取引用価値減算処理手段（制御部２２），及びポイント加算更新処理手段（制御部２２）を備えると共に、第１実施形態と異なる提供機関識別情報取得手段（制御部２２），提供機関識別情報記憶手段（制御部２２のＲＡＭ），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），特定取引用価値設定手段（制御部２２），特定取引用価値付与手段（制御部２２），電子貨幣価値減算更新手段（制御部２２），及び電子貨幣価値送信手段（制御部２２）を備えるものである。なお第１実施形態における使用予定額設定手段及び判定要求手段は備えていない。また上記以外の構成要素は、第１実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
また第２実施形態に係る玉貸ユニット２０は精算装置の一例でもあって、第１実施形態と同様の電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ２６），変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），及び電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２）を備えると共に、第１実施形態と異なる提供機関識別情報取得手段（制御部２２），提供機関識別情報記憶手段（制御部２２のＲＡＭ），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），電子貨幣価値加算更新手段（制御部２２），及び電子貨幣価値送信手段（制御部２２）を備えるものである。なお第１実施形態における電子貨幣価値加算更新要求手段は備えていない。また上記以外の構成要素は、第１実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
ここで制御部２２は提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤと、当該各電子マネーＩＤと対応付けてフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額と、を取得するものである。なお制御部２２は、精算カードＲ／Ｗ２５により受け付けた精算カード４のフラッシュメモリに記憶されている入金ＩＤを、システムコントローラ５０に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ２７への表示用として取得する。
Here, the
また制御部２２のＲＡＭは提供機関識別情報記憶手段の一例であって、前記提供機関識別情報取得手段により取得した複数の電子マネーＩＤと当該各電子マネーＩＤに対応する電子マネー残額とを対応付けて記憶するものである。
The RAM of the
またタッチパネル式のディスプレイ２７は提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは前記図５のＤ１２１又は前記図６のＤ１３４に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード５から取得して制御部２２のＲＡＭに記憶されている電子マネーＩＤに基づいて表示される複数の電子マネー会社８（キャリア）のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーＩＤの指定を受け付ける。
The touch
また制御部２２は特定取引用価値設定手段の一例であって、玉貸に使用される特定取引用価値の大きさを設定するものであり、ここでは前記価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ（即ち図５のＤ１２２で選択された入金金額）を設定する。
The
また制御部２２は特定取引用価値付与手段の一例であって、該特定取引用価値設定手段により設定された大きさ（ここでは前記図５のＤ１２２で選択された入金金額）の特定取引用価値を付与するものである。具体的には、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けていない場合には、システムコントローラ５０から受信した入金ＩＤと対応付けて、前記図５のＤ１２２で選択された入金金額をユニット残額として制御部２２のＲＡＭに記憶し、精算カードＲ／Ｗ２５により精算カード４を受け付けている場合には、システムコントローラ５０から受信した入金ＩＤと対応付けて、前記図５のＤ１２２で選択された入金金額をカード残額として精算カード４に書き込むことにより、特定取引用価値であるユニット残額又はカード残額を付与する。
Further, the
また特定取引用価値付与手段として機能する制御部２２は、該特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ（例えば１０００円）以下となったことに基づいて、前記遊技者の操作によらずに、前記特定取引用価値設定手段により設定された大きさ（ここでは前記図５のＤ１２２で選択された入金金額）の特定取引用価値を付与するもの、即ち前記自動入金処理を行うものである。なお自動入金処理の具体的な内容は、第１実施形態と同様である。
In addition, the
また制御部２２は電子貨幣価値減算更新手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額から前記特定取引用価値付与手段により付与される特定取引用価値に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新するものである。
The
また制御部２２は電子貨幣価値加算更新手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額に対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新するものである。
The
さらに制御部２２は電子貨幣価値送信手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと、当該電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記減算更新後の電子マネー残額又は前記付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさとを、前記電子マネーカードＲ／Ｗ２６により受け付けた電子マネーカード５のＣＰＵに対して送信するものであり、ここでは電子マネーＩＤと減算更新後の電子マネー残額とを送信する。
Further, the
また電子貨幣価値送信手段として機能する制御部２２は、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと、当該電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記加算更新後の電子マネー残額又は前記加算更新される電子貨幣価値の大きさとを、前記電子マネーカードＲ／Ｗ２６により受け付けた電子マネーカード５のＣＰＵに対して送信するものであり、ここでは電子マネーＩＤと加算更新後の電子マネー残額とを送信する。
The
この第２実施形態に係る玉貸ユニット２０において、ディスプレイ２７の表示内容は、図４〜図６に示す第１実施形態と同様である。ただし、各図における電子マネー残額は、制御部２２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額に基づいて表示される。またＤ１２２の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン（ここでは「３０００円」ボタン）が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、後述する図１５に示すＳ１５６’〜Ｓ１６３の処理が行われて、Ｄ１２３で、加算更新後のユニット残額又はカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額が表示される。さらにＤ１３５の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返却金額に相当するユニット残額又はカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、後述する図１６に示すＳ１８４’〜Ｓ１９１の処理が行われて、前記ユニット残額又はカード残額＝０であるか否かの判定が行われる。
In the
また第２実施形態に係る入金精算装置３０は店舗用装置の一例であって、第１実施形態と同様の電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ３６），及び価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）を備えると共に、第１実施形態と異なる提供機関識別情報取得手段（制御部３２），提供機関識別情報記憶手段（制御部３２のＲＡＭ），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），特定取引用価値付与手段（制御部３２），電子貨幣価値減算更新手段（制御部３２），及び電子貨幣価値送信手段（制御部３２）を備えるものである。なお第１実施形態における使用予定額設定手段及び判定要求手段は備えていない。また上記以外の構成要素は、第１実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
また第２実施形態に係る入金精算装置３０は精算装置の一例でもあって、第１実施形態と同様の電子貨幣価値記録媒体受付手段（電子マネーカードＲ／Ｗ３６），変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），及び電子貨幣価値変換処理手段（制御部３２）を備えると共に、第１実施形態と異なる提供機関識別情報取得手段（制御部３２），提供機関識別情報記憶手段（制御部３２のＲＡＭ），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），特定取引用価値設定手段（制御部３２），電子貨幣価値加算更新手段（制御部３２），及び電子貨幣価値送信手段（制御部３２）を備えるものである。なお第１実施形態における電子貨幣価値加算更新要求手段は備えていない。また上記以外の構成要素は、第１実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
ここで制御部３２は提供機関識別情報取得手段の一例であって、電子マネーカードＲ／Ｗ３６により受け付けた電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤと、当該各電子マネーＩＤと対応付けてフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額と、を取得するものである。なお制御部３２は、精算カードＲ／Ｗ３５により受け付けた精算カード４のフラッシュメモリに記憶されている入金ＩＤを、システムコントローラ５０に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ３７への表示用として取得する。
Here, the
また制御部３２のＲＡＭは提供機関識別情報記憶手段の一例であって、前記提供機関識別情報取得手段により取得した複数の電子マネーＩＤと当該各電子マネーＩＤに対応する電子マネー残額とを対応付けて記憶するものである。
The RAM of the
またタッチパネル式のディスプレイ３７は提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは前記図８のＤ１６２又は前記図９のＤ１８２に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、電子マネーカード５から取得して制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネーＩＤに基づいて表示される複数の電子マネー会社８（キャリア）のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーＩＤの指定を受け付ける。
The touch
また制御部３２は特定取引用価値設定手段の一例であって、玉貸に使用される特定取引用価値の大きさを設定するものであり、ここでは前記価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ（即ち図８のＤ１６３で選択された入金金額）を設定する。
The
また制御部３２は特定取引用価値付与手段の一例であって、該特定取引用価値設定手段により設定された大きさ（ここでは前記図８のＤ１６３で選択された入金金額）の特定取引用価値を付与するものである。具体的には、システムコントローラ５０から受信した入金ＩＤと対応付けて、前記図８のＤ１６３で選択された入金金額をカード残額として精算カード４に書き込むことにより、特定取引用価値であるカード残額を付与する。
Further, the
また制御部３２は電子貨幣価値減算更新手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額から前記特定取引用価値付与手段により付与される特定取引用価値に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新するものである。
The
また制御部３２は電子貨幣価値加算更新手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額に対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新するものである。
The
さらに制御部３２は電子貨幣価値送信手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと、当該電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記減算更新後の電子マネー残額又は前記付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさとを、前記電子マネーカードＲ／Ｗ３６により受け付けた電子マネーカード５のＣＰＵに対して送信するものであり、ここでは電子マネーＩＤと減算更新後の電子マネー残額とを送信する。
Further, the
また電子貨幣価値送信手段として機能する制御部３２は、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと、当該電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記加算更新後の電子マネー残額又は前記加算更新される電子貨幣価値の大きさとを、前記電子マネーカードＲ／Ｗ３６により受け付けた電子マネーカード５のＣＰＵに対して送信するものであり、ここでは電子マネーＩＤと加算更新後の電子マネー残額とを送信する。
The
この第２実施形態に係る入金精算装置３０において、ディスプレイ３７の表示内容は、図８及び図９に示す第１実施形態と同様である。ただし、各図における電子マネー残額は、制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額に基づいて表示される。またＤ１６３の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン（ここでは「３０００円」ボタン）が押下されて入金金額が選択されると、後述する図１７に示すＳ２１６’〜Ｓ２２３の処理が行われて、Ｄ１６４で、加算更新後のカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額が表示される。さらにＤ１８３の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、後述する図１８に示すＳ２４３’〜Ｓ２５０の処理が行われて、精算カード４及び電子マネーカード５が排出され、Ｄ１８４で、減算更新後のカード残額，及び加算更新後の電子マネー残額が表示される。
In the
次に、図１０，及び図１５〜図１８を参照して、第２実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１の作用について説明するが、図１０〜図１４に示す第１実施形態と異なるステップについては、図中においてダッシュ（’又は”）を付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。
Next, with reference to FIG. 10 and FIGS. 15-18, the effect | action of the apparatus for stores and the
まず図１０，図１５，及び図１６は、第２実施形態に係る玉貸ユニット２０における処理の一例を表すフローチャートである。なお図１０及び図１５は、前記店舗用装置として機能する場合の処理であり、図１６は、前記精算装置として機能する場合の処理である。なお図１０は第１実施形態と同様であるため、説明は省略する。
First, FIG. 10, FIG. 15, and FIG. 16 are flowcharts showing an example of processing in the
図１５において、玉貸ユニット２０では、前記Ｓ１５２〜Ｓ１５４の処理に代えて、Ｓ１５２’〜Ｓ１５４”の処理が行われる。具体的には、電子マネーカードＲ／Ｗ２６により電子マネーカード５を受け付けると（Ｓ１５１）、該電子マネーカード５の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額の取得を電子マネーカード５に対して要求し（Ｓ１５２’）、該要求に応じて電子マネーカード５から送信されてくる複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を取得し（Ｓ１５３’）、該取得した電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を制御部２２のＲＡＭに記憶し（Ｓ１５４’）、該記憶されている電子マネー残額をディスプレイ２７に表示する（Ｓ１５４”）。
15, the
また玉貸ユニット２０では、前記Ｓ１５６〜Ｓ１５９の処理に代えて、Ｓ１５６’〜Ｓ１５８’の処理が行われる。具体的には、前記図５のＤ１２１に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図５のＤ１２２に示すように入金金額の選択を受け付けると（Ｓ１５５）、該指定されたキャリアの電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額から該選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新し（Ｓ１５６’）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤ，及び当該電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭに記憶されている該減算更新後の電子マネー残額を電子マネーカード５のＣＰＵに対して送信する（Ｓ１５７’）。該電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を受信した電子マネーカード５のＣＰＵは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する（Ｓ１５８’）。そして前記Ｓ１６０以下の処理が行われる。
In the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により、電子マネーカード５から取得して制御部２２のＲＡＭにより記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤの指定を遊技者から受け付けると、特定取引用価値付与手段（制御部２２）により、設定された大きさの特定取引用価値が付与され、電子貨幣価値減算更新手段（制御部２２）により、電子マネーカード５から取得して前記指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭにより記憶されている電子マネー残額から前記付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新されるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値付与手段により特定取引用価値の大きさが付与されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, any electronic money among a plurality of electronic money IDs acquired from the
また玉貸ユニット２０では、Ｓ１６６で自動入金ＯＮであると判定された場合には、遊技者から入金操作を受け付けることなく、前記Ｓ１５６’に進み、自動入金処理を行う。
If it is determined in S166 that the automatic deposit is ON, the
このように、ユニット残額又はカード残額が使用による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことを条件として、遊技者の操作によらずに、特定取引用価値付与手段（制御部２２）により、設定された大きさの特定取引用価値が付与され、電子貨幣価値減算更新手段（制御部２２）により、電子マネーカード５から取得して前記指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭにより記憶されている電子マネー残額から前記付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新されるので、ユニット残額又はカード残額が少なくなった場合であっても、遊技者の操作によらずに自動的に、遊技者が使用を希望する電子マネー残額に基づいて特定取引用価値の大きさが付与されることにより、遊技者の利便性が向上する。
In this way, on the condition that the remaining amount of the unit or the remaining amount of the card becomes equal to or smaller than a predetermined size after the subtraction processing by use, the value-adding means for specific transaction (control unit 22) is used without depending on the player's operation. ) Is assigned a specific transaction value, and is associated with the electronic money ID acquired from the
図１６において、玉貸ユニット２０では、前記Ｓ１８４〜Ｓ１８６の処理に代えて、Ｓ１８４’〜Ｓ１８６’の処理が行われる。具体的には、前記図６のＤ１３４に示すように残額を返却するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図６のＤ１３５に示すように電子マネー返却金額の指定を受け付けると（Ｓ１８２）、該指定された電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換し（Ｓ１８３）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し（Ｓ１８４’）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤ，及び当該電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭに記憶されている該加算更新後の電子マネー残額を電子マネーカード５のＣＰＵに対して送信する（Ｓ１８５’）。該電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を受信した電子マネーカード５のＣＰＵは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する（Ｓ１８６’）。そして前記Ｓ１８７以下の処理が行われる。
In FIG. 16, the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により、電子マネーカード５から取得して制御部２２のＲＡＭにより記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新手段（制御部２２）により、電子マネーカード５から取得して前記指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭにより記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のユニット残額又はカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返却先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないユニット残額やカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ，又は該変換価値指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２）により特定取引用価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, any electronic money among a plurality of electronic money IDs acquired from the
また玉貸ユニット２０では、前記Ｓ１７２，Ｓ１７３，Ｓ１９３，Ｓ１９４，Ｓ１９５，及びＳ１９６の各処理に代えて、Ｓ１７２’，Ｓ１７３’，Ｓ１９３’，Ｓ１９４’，Ｓ１９５’，及びＳ１９６’の処理が行われる。これらの各処理は、前記の各処理に加えて、制御部２２のＲＡＭに記憶されている電子マネーＩＤと電子マネー残額を消去する処理である。
In the
次に図１７及び図１８は、第２実施形態に係る入金精算装置３０における処理の一例を表すフローチャートである。なお図１７は、前記店舗用装置として機能する場合の処理であり、図１８は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
Next, FIG.17 and FIG.18 is a flowchart showing an example of the process in the deposit
図１７において、入金精算装置３０では、前記Ｓ２１２〜Ｓ２１４の処理に代えて、Ｓ２１２’〜Ｓ２１４”の処理が行われる。具体的には、精算カードＲ／Ｗ３５により精算カード４を受け付けると共に、電子マネーカードＲ／Ｗ３６により電子マネーカード５を受け付けると（Ｓ２１１）、該電子マネーカード５の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額の取得を電子マネーカード５に対して要求し（Ｓ２１２’）、該要求に応じて電子マネーカード５から送信されてくる複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を取得し（Ｓ２１３’）、該取得した電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を制御部２２のＲＡＭに記憶すると共に（Ｓ２１４’）、前記精算カード４の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該精算カード４に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額を取得し、該取得したカード残額，及び前記記憶されている電子マネー残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ２１４”）。
In FIG. 17, the
また入金精算装置３０では、前記Ｓ２１６〜Ｓ２１９の処理に代えて、Ｓ２１６’〜Ｓ２１８’の処理が行われる。具体的には、前記図８のＤ１に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図５のＤ１６２に示すように入金金額の選択を受け付けると（Ｓ２１５）、該指定されたキャリアの電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額から該選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新し（Ｓ２１６’）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤ，及び当該電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭに記憶されている該減算更新後の電子マネー残額を電子マネーカード５のＣＰＵに対して送信する（Ｓ２１７’）。該電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を受信した電子マネーカード５のＣＰＵは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する（Ｓ２１８’）。そして前記Ｓ２２０以下の処理が行われる。
Further, in the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により、電子マネーカード５から取得して制御部３２のＲＡＭにより記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤの指定を遊技者から受け付けると、特定取引用価値付与手段（制御部３２）により、設定された大きさの特定取引用価値が付与され、電子貨幣価値減算更新手段（制御部３２）により、電子マネーカード５から取得して前記指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭにより記憶されている電子マネー残額から前記付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新されるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値付与手段により特定取引用価値の大きさが付与されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, any electronic money among a plurality of electronic money IDs acquired from the
また入金精算装置３０では、前記Ｓ２２５の処理に代えて、Ｓ２２５’の処理が行われる。このＳ２２５’の処理は、前記Ｓ２２５の処理に加えて、制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネーＩＤと電子マネー残額を消去する処理である。
Further, in the
図１８において、入金精算装置３０では、前記Ｓ２４３〜Ｓ２４５の処理に代えて、Ｓ２４３’〜Ｓ２４５’の処理が行われる。具体的には、前記図９のＤ１８２に示すようにカード残額を返却するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図９のＤ１８３に示すように電子マネー返却金額の指定を受け付けると（Ｓ２４１）、該指定された電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換し（Ｓ２４２）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し（Ｓ２４３’）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤ，及び当該電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭに記憶されている該加算更新後の電子マネー残額を電子マネーカード５のＣＰＵに対して送信する（Ｓ２４４’）。該電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を受信した電子マネーカード５のＣＰＵは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて電子マネーカード５のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する（Ｓ２４５’）。そして前記Ｓ２４６以下の処理が行われる。
In FIG. 18, the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により、電子マネーカード５から取得して制御部３２のＲＡＭにより記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新手段（制御部３２）により、電子マネーカード５から取得して前記指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭにより記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返却先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないユニット残額やカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ，又は該変換価値指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値変換処理手段（制御部３２）により特定取引用価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, any electronic money among a plurality of electronic money IDs acquired from the
また入金精算装置３０では、前記Ｓ２５２，及びＳ２５３の各処理に代えて、Ｓ２５２’，及びＳ２５３’の処理が行われる。これらの各処理は、前記の各処理に加えて、制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネーＩＤと電子マネー残額を消去する処理である。
Further, in the
［３．第３実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１］
次に、図１９〜図２６を参照して、第３実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１の構成について説明する。ここで前述した第１実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１では、精算カード４及び電子マネーカード５が使用されるのに対し、この第３実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１では、該精算カード４及び電子マネーカード５に代えて会員カード５’が使用される。この第３実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１は、第１実施形態と比較して、玉貸ユニット２０及び入金精算装置３０の構成及び機能のみが異なり、その他の点は第１実施形態と同様である。以下、第３実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１の構成について、第１実施形態と異なる点についてのみ説明する。
[3. Store apparatus and
Next, with reference to FIGS. 19-26, the structure of the apparatus for stores and the
会員カード５’は記録媒体の一例であって、特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさ（カード残額）を特定可能な特定取引用価値特定情報と、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関（電子マネー会社８）を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）とを記憶すると共に、各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を記憶する記憶部であるフラッシュメモリと、少なくとも該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部であるＣＰＵと、を有するものであり、ここでは該特定取引用価値特定情報として、前記入金ＩＤ及び前記カード残額が記憶されている。なお、既に入金ＩＤ及びカード残額が記憶されている状態で入金が行われると、該入金に応じて新たに生成された入金ＩＤと該入金に供された金額に相当するカード残額が、先に記憶されている入金ＩＤ及びカード残額とは別に記憶されることになる。この場合には、複数記憶されているカード残額の合算額が遊技に使用可能な特定取引用価値の大きさであるカード残額となり、該合算額のうちの先に記憶されているカード残額から優先して遊技に使用される。 The membership card 5 'is an example of a recording medium, and is a plurality of specific transaction value specifying information capable of specifying the magnitude of the specific transaction value (card balance) used for a specific transaction, and a plurality of electronic money services. And a plurality of providing organization identification information (electronic money ID) that can individually identify the electronic money service providing organization (electronic money company 8) of the electronic money service, and the amount of electronic money value associated with each providing organization identification information A flash memory that is a storage unit that stores (electronic money balance), and a CPU that is a processing unit that performs processing based on at least the magnitude of the electronic money value stored in the storage unit, Here, the deposit ID and the remaining card amount are stored as the specific transaction value specifying information. In addition, when the deposit is performed in a state where the deposit ID and the remaining card amount are already stored, the newly generated deposit ID corresponding to the deposit and the remaining card amount corresponding to the amount provided for the deposit are first displayed. It is stored separately from the stored deposit ID and card balance. In this case, the sum of a plurality of stored card balances becomes the card balance that is the value of the specific transaction value that can be used for the game, and the priority is given to the card balance stored earlier in the sum. And used for games.
この会員カード５’も、前述した図２（ａ）に示すように、長方形状を呈するプラスチック製の薄板である基体５ａ’にＩＣチップ５ｂ’とアンテナコイル５ｃ’を備えており、後述する会員カードＲ／Ｗ２６’，３６’との間で非接触で情報の読み取り／書き込みが可能な、非接触式のＩＣカードである。このＩＣチップ５ｂ’も、前述した図２（ｂ）に示すように、ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ，及びフラッシュメモリを備えている。即ち会員カード５’も、メモリのみを搭載した、いわゆるメモリカードと称されるものではなく、メモリとＣＰＵを搭載した、いわゆるスマートカードと称されるものである。
As shown in FIG. 2A, the
この会員カード５’は、会員登録を行った遊技者に対して発行されるものであり、該遊技者が、ある電子マネー会社８との間で電子貨幣サービスの使用契約を締結した場合には、該会員カード５’の記憶領域に当該電子マネー会社８の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額が追加して記憶される。
This
ここで会員カード５’は、図２（ｄ）に示すように、複数の電子マネー会社８（例えばＸ社，Ｙ社）の各々について電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を記憶する記憶領域を有すると共に、複数の遊技場６（例えば遊技場Ａ，遊技場Ｂ）の各々について特定取引用価値特定情報（ここでは入金ＩＤ，カード残額）及び各遊技場において付与されるポイントを特定可能なポイント特定情報（ここでは該ポイント自体）を記憶する記憶領域を有しており、ここでは記憶領域１に遊技場Ａの入金ＩＤ，カード残額，及びポイントを記憶し、記憶領域２に遊技場Ｂの入金ＩＤ，カード残額，及びポイントを記憶し、記憶領域３にＸ社の電子マネーＩＤと電子マネー残額を記憶し、記憶領域４にＹ社の電子マネーＩＤと電子マネー残額を記憶している。また図示しないが、各記憶領域にアクセスするために必要な前記アプリケーションソフトも記憶している。
Here, as shown in FIG. 2 (d), the membership card 5 'has a storage area for storing an electronic money ID and an electronic money balance for each of a plurality of electronic money companies 8 (for example, Company X and Company Y). , Specific transaction value specifying information (payment ID, remaining card amount here) and point specifying information capable of specifying the points given at each game hall for each of a plurality of gaming halls 6 (for example, gaming hall A, gaming hall B) (Here, the point itself) is stored. Here, the
なお前記残度数表示器１４では、玉貸ユニット２０の会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けている会員カード５’に記憶されているカード残額に相当する前記度数が、残度数として表示される。また前記玉貸ボタン１５は、玉貸ユニット２０の会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けている会員カード５’に記憶されているカード残額を使用した玉貸操作を受け付ける。
The remaining
第３実施形態に係る玉貸ユニット２０は店舗用装置の一例であって、第１実施形態と同様の提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），使用予定額設定手段（制御部２２），及びポイント加算更新処理手段（制御部２２）を備えると共に、第１実施形態と異なる記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ２６’），提供機関識別情報取得手段（制御部２２），判定要求手段（制御部２２），特定取引用価値加算更新処理手段（制御部２２），特定取引用価値使用処理手段（制御部２２），及び特定取引用価値減算処理手段（制御部２２）を備えるものである。なお第１実施形態における特定取引用価値付与手段は備えていない。また上記以外の構成要素は、第１実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
また第３実施形態に係る玉貸ユニット２０は精算装置の一例でもあって、第１実施形態と同様の提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），及び変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）を備えると共に、第１実施形態と異なる電子貨幣価値記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ２６’），提供機関識別情報取得手段（制御部２２），電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２），電子貨幣価値加算更新要求手段（制御部２２），及び特定取引用価値減算更新処理手段（制御部２２）を備えるものである。なお上記以外の構成要素は、第１実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
この第３実施形態に係る玉貸ユニット２０は、図１９及び図２０に示すように、第１実施形態と比較して、精算カードＲ／Ｗ２５，及び電子マネーカードＲ／Ｗ２６を備えていない一方、会員カードＲ／Ｗ２６’を備えている点が異なる。この会員カードＲ／Ｗ２６’は記録媒体受付手段の一例であって、記録媒体である会員カード５’を受け付けるものであり、具体的には、会員カード挿入口２６ａ’から会員カード５’を受け付けて、該受け付けた会員カード５’に記憶されている入金ＩＤ，カード残額，電子マネーＩＤ，及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている会員カード５’に対して更新後のカード残額及び電子マネー残額を書き込むものである。
As shown in FIGS. 19 and 20, the
ここで制御部２２は提供機関識別情報取得手段の一例であって、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤを取得するものである。なお制御部２２は、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネー残額を、ディスプレイ２７への表示用として取得する。また制御部２２は、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている入金ＩＤを、システムコントローラ５０に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ２７への表示用として取得する。
Here, the
また前記制御部２２は使用予定額設定手段の一例であって、玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定するものであり、ここでは前記価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた使用予定額（即ち図２２のＤ１２２で選択された入金金額）を設定する。
The
また制御部２２は判定要求手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が、前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か（即ち図２２のＤ１２１で指定されたキャリアの電子マネー残額≧図２２のＤ１２２で選択された入金金額）の判定を当該会員カード５’のＣＰＵに対して要求するものである。なお判定ＯＫならば、会員カード５’のＣＰＵの制御により、該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている前記指定されたキャリアの電子マネー残額から、前記選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新される。
The
また制御部２２は特定取引用価値加算更新処理手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が使用予定額以上である旨の判定結果（判定ＯＫ）を受信したことに基づいて、当該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定されるカード残額に対して当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理を行うものである。具体的には、判定ＯＫを受信すると、システムコントローラ５０に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ５０から前記入金ＩＤを受信すると、該受信した入金ＩＤと前記選択された入金金額を会員カード５’に送信する処理を行う。なお該入金ＩＤと入金金額を受信した会員カード５’においては、会員カード５’のＣＰＵの制御により、該受信した入金ＩＤと対応付けて、該受信した入金金額が当該遊技場６のカード残額として記憶される。
Further, the
また特定取引用価値加算更新処理手段として機能する制御部２２は、当該玉貸ユニット２０が設けられている遊技場６の記憶領域（図２（ｄ）を参照）に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して前記特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行うものである。
Moreover, the
また制御部２２は特定取引用価値使用処理手段の一例であって、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさ（カード残額）の範囲内で当該特定取引用価値を使用させるための処理を行うものであり、ここでは該処理として玉貸処理を行う。なお玉貸処理の具体的な内容は、第１実施形態と同様である。
The
また制御部２２は特定取引用価値減算処理手段の一例であって、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさ（カード残額）から前記特定取引用価値使用処理手段による使用に供される特定取引用価値の大きさを減算するための減算処理を行うものであり、ここでは前記玉貸処理に供される使用金額と当該使用金額に対応する消費税とを減算するための減算処理を行う。なお減算処理の具体的な内容は、第１実施形態と同様である。
The
ここで前記判定要求手段として機能する制御部２２は、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさ（カード残額）が前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ（例えば１０００円）以下となったことに基づいて、前記遊技者の操作によらずに、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて当該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が、前記使用予定額以上であるか否かの判定を当該会員カード５’のＣＰＵに対して要求する。ここで前記判定ＯＫを受信すると、前記特定取引用価値加算更新処理手段により自動入金処理が行われ、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値が加算更新される。なお自動入金処理の具体的な内容は、第１実施形態と同様である。
Here, the
また制御部２２は電子貨幣価値変換処理手段の一例であって、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさ（カード残額）のうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うものであり、ここでは玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う。具体的には、後述する図２３のＤ１３５で指定を受け付けた電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換する。
Further, the
また電子貨幣価値変換処理手段として機能する制御部２２は、当該玉貸ユニット２０が設けられる遊技場６の記憶領域（図２（ｄ）を参照）に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさ（カード残額）のうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うものである。
Moreover, the
また制御部２２は電子貨幣価値加算更新要求手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨を当該会員カード５’のＣＰＵに対して要求するものである。なお該要求に基づいて、会員カード５’のＣＰＵの制御により、該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新される。
The
さらに制御部２２は特定取引用価値減算更新処理手段の一例であって、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値（カード残額）から前記加算更新に供される電子貨幣価値の大きさに相当する大きさの特定取引用価値を減算更新するための処理を行うものである。具体的には、遊技場ＩＤと前記指定された電子マネー返却金額を会員カード５’に送信する処理を行う。なお該遊技場ＩＤと電子マネー返却金額を受信した会員カード５’においては、会員カード５’のＣＰＵの制御により、該受信した電子マネー返却金額が当該遊技場６のカード残額から減算更新される。
Further, the
ここで図２１〜図２３を参照して、ディスプレイ２７の表示内容について説明するが、図４〜図６に示す第１実施形態と異なる点については、図にダッシュ（’）を付すか、又は図中において太線で示す。なお図２１及び図２２は、前記店舗用装置として機能する場合の表示内容であり、図２３は、前記精算装置として機能する場合の表示内容である。
Here, the display content of the
まず初期状態として、Ｄ１００で、会員カード５’の挿入を促す旨が表示される。このＤ１００の状態で、会員カードＲ／Ｗ２６’により会員カード５’を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた会員カード５’に記憶されている当該遊技場６（ここでは遊技場Ａ）の入金ＩＤ及びカード残額と複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額が取得されて、Ｄ１１１で、該取得された当該遊技場６のカード残額（ここでは１０７５円），及び該取得された電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額とＹ社電子マネー残額）が表示されると共に、玉貸可能状態である旨が表示される。このＤ１１１の状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、会員カード５’を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額＋消費税が１０５円毎に１ポイントが付与され、会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場６（ここでは遊技場Ａ）のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして、該減算処理により使用金額＋消費税（ここでは５２５円）が減算更新された後のカード残額が消費税込みの１度数に相当する１０５円以上である場合には、Ｄ１１２で、該カード残額（ここでは５５０円）が表示されると共に、カード残額から該５２５円を減算した旨，遊技場Ａに５ポイントを加算更新した旨，及び玉貸可能状態である旨が表示される。一方、該減算処理により使用金額＋消費税（ここでは５２５円）が減算更新された後のカード残額が消費税込みの１度数に相当する１０５円未満である場合には、Ｄ１１３で、該カード残額（ここでは２５円）が表示されると共に、カード残額から該５２５円を減算した旨，遊技場Ａに５ポイントを加算更新した旨，残額不足である旨，及び貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。
First, as an initial state, at D100, a message prompting insertion of the membership card 5 'is displayed. In the state of D100, when the
このＤ１１３の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、受付金額が会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けている会員カード５’に記憶されているカード残額に加算更新されて、Ｄ１１１に戻る。またＤ１１３の状態で、画面に表示された「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、後述するＤ１２１に進む。なおＤ１１１〜Ｄ１１３の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、後述するＤ１３４に進む。 When money is accepted by the money accepting means in the state of D113, the accepted amount is added and updated to the card remaining amount stored in the member card 5 'accepted by the member card R / W 26', and the process returns to D111. In the state of D113, when an “electronic money deposit” button displayed on the screen is pressed and an electronic money deposit operation is accepted, the process proceeds to D121 described later. In the state of D111 to D113, when an “end” button displayed on the screen is pressed and an end operation is accepted, the process proceeds to D134 described later.
前記Ｄ１１３の状態で、画面に表示された「電子マネー入金」ボタンが押下されて電子マネー入金操作を受け付けると、Ｄ１２１で、当該遊技場６のカード残額（ここでは２５円），及び前記電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額とＹ社電子マネー残額）が表示されると共に、入金に使用するキャリア（電子マネー会社８）の指定を促す旨，並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「Ｘ社電子マネー残額」ボタン，及び「Ｙ社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このＤ１２１の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ２７は、前記提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
In the state of D113, when an “electronic money deposit” button displayed on the screen is pressed to accept an electronic money deposit operation, the remaining card amount (25 yen in this case) of the
このＤ１２１の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン（ここでは「Ｘ社電子マネー残額」ボタン）が押下されて入金に使用するキャリア（即ち当該キャリアの電子マネーＩＤ）が指定されると、Ｄ１２２で、当該遊技場６のカード残額，及び該指定されたキャリアの電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額）が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨，並びに該選択するための入金金額選択ボタン（ここでは「１０００円」ボタン，「３０００円」ボタン，「５０００円」ボタン，及び「１００００円」ボタン）が表示され、かつ自動入金をするか否かの選択を促す旨，並びに該選択するための自動入金選択ボタン（ここでは「はい」ボタン，及び「いいえ」ボタン）が表示される。即ち、このＤ１２２の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ２７は、前記価値指定受付手段として機能する。
In this state of D121, when any carrier designation button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier to be used for deposit (ie, electronic money ID of the carrier), D122 , The remaining card amount of the
このＤ１２２の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン（ここでは「３０００円」ボタン）が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、後述する図２８に示すＳ３５３〜Ｓ３６３の処理が行われて、Ｄ１２３で、加算更新後の当該遊技場６のカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、Ｄ１２１で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのＤ１２２で選択された入金金額を入金した旨（ここではＸ社電子マネー残額から３０００円を入金した旨），及び玉貸可能状態である旨が表示される。
In this state of D122, when one of the deposit amount selection buttons (here, “3000 yen” button) is pressed to select the deposit amount and any of the automatic deposit selection buttons is pressed, FIG. The processing of S353 to S363 is performed, and in D123, the remaining card amount of the
このＤ１２３の状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われると共に、会員カード５’を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額＋消費税が１０５円毎に１ポイントが付与され、会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場６（ここでは遊技場Ａ）のポイントに対して、前記付与されたポイントが加算更新される。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていくと、Ｄ１２４に示すように、当該遊技場６のカード残額が、次回の減算処理によって前記予め定められた特定取引用価値の大きさである１０００円以下になる状態（即ち残額が１０００円を超えて１５２５円以下の状態）となる。このＤ１２４の状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われ、前記Ｄ１２２で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていない自動入金ＯＦＦの場合にはＤ１２５に進み、前記Ｄ１２２で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されている自動入金ＯＮの場合にはＤ１２６に進む。
In the state of D123, when the
自動入金ＯＦＦの場合には、Ｄ１２５で、前記減算処理により使用金額＋消費税（ここでは５２５円）が減算更新された後の当該遊技場６のカード残額（ここでは９２５円），及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該５２５円を減算した旨，遊技場Ａに５ポイントを加算更新した旨，及び玉貸可能状態である旨が表示される。このＤ１２５の状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると、前記玉貸処理及び前記減算処理が行われる。そして該玉貸処理及び減算処理が継続して行われていった結果、該減算処理により使用金額＋消費税が減算更新された後の当該遊技場６のカード残額が消費税込みの１度数に相当する１０５円未満（即ち端数額）となった場合には、Ｄ１２１に戻る。
In the case of automatic depositing OFF, in D125, the remaining amount of the card of the game hall 6 (here, 925 yen) after the usage amount + consumption tax (here, 525 yen) is subtracted and updated by the subtraction process, and the electronic The balance of money is displayed, as well as the fact that 525 yen has been subtracted from the balance of the card, the fact that 5 points have been added and updated in the game hall A, and that the ball is available for lending are displayed. In the state of D125, when the
自動入金ＯＮの場合には、前記減算処理により使用金額＋消費税（ここでは５２５円）が当該遊技場６のカード残額から減算更新され、Ｄ１２１で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの前記予め定められた電子貨幣価値の大きさであるＤ１２２で選択された入金金額（ここでは３０００円）に相当する特定取引用価値の大きさが、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けている会員カード５’に記憶されている当該遊技場６のカード残額に加算更新される一方（即ち１４５０円−５２５円＋３０００円＝３９２５円）、Ｄ１２１で指定されたキャリアの電子マネー残額からＤ１２２で選択された入金金額が減算更新され、Ｄ１２６で、加算更新後の当該遊技場６のカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、カード残額から該５２５円を減算した旨，遊技場Ａに５ポイントを加算更新した旨，Ｄ１２１で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのＤ１２２で選択された入金金額を自動入金した旨（ここではＸ社電子マネー残額から３０００円を自動入金した旨），及び玉貸可能状態である旨が表示される。
In the case of automatic depositing ON, the used amount + consumption tax (here, 525 yen) is subtracted and updated from the remaining card amount of the
Ｄ１１１〜Ｄ１１３，又はＤ１２１〜Ｄ１２６の状態で、画面に表示された「終了」ボタンが押下されて終了操作を受け付けると、Ｄ１３４で、当該遊技場６のカード残額（ここでは２５円），及び前記電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額とＹ社電子マネー残額）が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア（電子マネー会社８）の指定を促す旨，並びに該指定をするためのキャリア指定ボタンである「Ｘ社電子マネー残額」ボタン，及び「Ｙ社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このＤ１３４の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ２７は、前記提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
In the state of D111 to D113 or D121 to D126, when the “end” button displayed on the screen is pressed and an end operation is accepted, in D134, the remaining card amount (25 yen here) of the
このＤ１３４の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン（ここでは「Ｘ社電子マネー残額」ボタン）が押下されてカード残額を返却するキャリアが指定されると、Ｄ１３５で、当該遊技場６のカード残額，及び該指定されたキャリアの電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額）が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨，及び該指定をするためのテンキーが表示される。即ち、このＤ１３５の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ２７は、前記変換価値指定受付手段として機能する。
In this state of D134, when one of the carrier designation buttons (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to designate a carrier for returning the card balance, the card balance of the
このＤ１３５の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、後述する図２９に示すＳ３７３〜Ｓ３８３の処理が行われて、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けている会員カード５’が排出され、Ｄ１３７で、減算更新後の当該遊技場６のカード残額，及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記Ｄ１３４で指定されたキャリアの電子マネー残額に前記Ｄ１３５で指定された電子マネー返却金額を返却した旨，及び会員カード５’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード５’が取り出されると、Ｄ１００に戻る。
In this state of D135, when the return amount to the electronic money is specified and the “decision” button is pressed, the remaining card amount corresponding to the specified electronic money return amount is converted into the size of the electronic money value, The processing of S373 to S383 shown in FIG. 29 described later is performed, and the
なお図示しないが、ディスプレイ２７では、遊技データ，テレビ画像，インターネット画像等の閲覧も可能である。
Although not shown, the
第３実施形態に係る入金精算装置３０は店舗用装置の一例であって、第１実施形態と同様の提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），及び使用予定額設定手段（制御部３２）を備えると共に、第１実施形態と異なる記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ３６’），提供機関識別情報取得手段（制御部３２），判定要求手段（制御部３２），及び特定取引用価値加算更新処理手段（制御部３２）を備えるものである。なお第１実施形態における特定取引用価値付与手段は備えていない。また上記以外の構成要素は、第１実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
また第３実施形態に係る入金精算装置３０は精算装置の一例でもあって、第１実施形態と同様の提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），及び変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）を備えると共に、第１実施形態と異なる電子貨幣価値記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ３６’），提供機関識別情報取得手段（制御部３２），電子貨幣価値変換処理手段（制御部３２），電子貨幣価値加算更新要求手段（制御部３２），及び特定取引用価値減算更新処理手段（制御部３２）を備えるものである。なお上記以外の構成要素は、第１実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
この第３実施形態に係る入金精算装置３０は、図１９及び図２４に示すように、第１実施形態と比較して、精算カードＲ／Ｗ３５，及び電子マネーカードＲ／Ｗ３６を備えていない一方、会員カードＲ／Ｗ３６’を備えている点が異なる。この会員カードＲ／Ｗ３６’は記録媒体受付手段の一例であって、記録媒体である会員カード５’を受け付けるものであり、具体的には、会員カード挿入口３６ａ’から会員カード５’を受け付けて、該受け付けた会員カード５’に記憶されている入金ＩＤ，カード残額，電子マネーＩＤ，及び電子マネー残額を読み取ると共に、該受け付けている会員カード５’に対して更新後のカード残額及び電子マネー残額を書き込むものである。
As shown in FIGS. 19 and 24, the
ここで制御部３２は提供機関識別情報取得手段の一例であって、会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤを取得するものである。なお制御部３２は、会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネー残額を、ディスプレイ３７への表示用として取得する。また制御部３２は、会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている入金ＩＤを、システムコントローラ５０に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ３７への表示用として取得する。
Here, the
また前記制御部３２は使用予定額設定手段の一例であって、玉貸に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定するものであり、ここでは前記価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた使用予定額（即ち図２５のＤ１６３で選択された入金金額）を設定する。
The
また制御部３２は判定要求手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が、前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否か（即ち図２５のＤ１６２で指定されたキャリアの電子マネー残額≧図２５のＤ１６３で選択された入金金額）の判定を当該会員カード５’のＣＰＵに対して要求するものである。なお判定ＯＫならば、会員カード５’のＣＰＵの制御により、該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている前記指定されたキャリアの電子マネー残額から、前記選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新される。
The
また制御部３２は特定取引用価値加算更新処理手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が使用予定額以上である旨の判定結果（判定ＯＫ）を受信したことに基づいて、当該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定されるカード残額に対して当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理を行うものである。具体的には、判定ＯＫを受信すると、システムコントローラ５０に対して前記選択された入金金額を送信し、該システムコントローラ５０から前記入金ＩＤを受信すると、該受信した入金ＩＤと前記選択された入金金額を会員カード５’に送信する処理を行う。なお該入金ＩＤと入金金額を受信した会員カード５’においては、会員カード５’のＣＰＵの制御により、該受信した入金ＩＤと対応付けて、該受信した入金金額が当該遊技場６のカード残額として記憶される。
The
また特定取引用価値加算更新処理手段として機能する制御部３２は、当該入金精算装置３０が設けられている遊技場６の記憶領域（図２（ｄ）を参照）に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して前記特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行うものである。
Moreover, the
また制御部３２は電子貨幣価値変換処理手段の一例であって、会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさ（カード残額）のうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うものであり、ここでは玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う。具体的には、後述する図２６のＤ１８３で指定を受け付けた電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換する。
Further, the
また電子貨幣価値変換処理手段として機能する制御部３２は、当該入金精算装置３０が設けられる遊技場６の記憶領域（図２（ｄ）を参照）に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさ（カード残額）のうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うものである。
Moreover, the
また制御部３２は電子貨幣価値加算更新要求手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨を当該会員カード５’のＣＰＵに対して要求するものである。なお該要求に基づいて、会員カード５’のＣＰＵの制御により、該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対して、前記変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新される。
The
さらに制御部３２は特定取引用価値減算更新処理手段の一例であって、会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値（カード残額）から前記加算更新に供される電子貨幣価値の大きさに相当する大きさの特定取引用価値を減算更新するための処理を行うものである。具体的には、遊技場ＩＤと前記指定された電子マネー返却金額を会員カード５’に送信する処理を行う。なお該遊技場ＩＤと電子マネー返却金額を受信した会員カード５’においては、会員カード５’のＣＰＵの制御により、該受信した電子マネー返却金額が当該遊技場６のカード残額から減算更新される。
Further, the
ここで図２５及び図２６を参照して、ディスプレイ３７の表示内容について説明するが、図８及び図９に示す第１実施形態と異なる点については、図にダッシュ（’）を付すか、又は図中において太線で示す。なお図２５は、前記店舗用装置として機能する場合の表示内容であり、図２６は、前記精算装置として機能する場合の表示内容である。
Here, the display content of the
まず初期状態として、Ｄ１５０’で、会員カード５’の挿入を促す旨が表示される。このＤ１５０’の状態で、会員カードＲ／Ｗ３６’により会員カード５’を受け付けると、相互認証の後、該受け付けた会員カード５’に記憶されている当該遊技場６（ここでは遊技場Ａ）の入金ＩＤ及びカード残額と複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額が取得されて、Ｄ１５１’で、該取得された当該遊技場６のカード残額（ここでは３９２５円），及び該取得された電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額とＹ社電子マネー残額）が表示されると共に、入金モード又は精算モードの選択を促す旨，並びに該選択をするためのモード選択ボタンである「入金」ボタン，及び「精算」ボタンが表示される。
First, as an initial state, a message prompting insertion of the membership card 5 'is displayed at D150'. In the state of D150 ′, when the
このＤ１５１’の状態で、「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり、Ｄ１５２’で、当該遊技場６のカード残額，及び前記電子マネー残額が表示されると共に、貨幣の挿入又は画面に表示された「電子マネー入金」ボタンの押下を促す旨が表示される。このＤ１５２’の状態で、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると（ここでは紙幣識別機３３により1000円紙幣を３枚受け付けると）、受付金額が会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けている会員カード５’に記憶されているカード残額に加算更新されて該会員カード５’が排出され、Ｄ１５３で、加算更新後の当該遊技場６のカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記受付金額（ここでは３０００円）を入金した旨，及び会員カード５’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード５’が取り出されると、Ｄ１５０’に戻る。
When the “deposit” button is pressed in the state of D151 ′, the deposit mode is set, and the card remaining amount and the electronic money remaining amount of the
またＤ１５２’の状態で、「電子マネー入金」ボタンが押下されると、Ｄ１６２で、当該遊技場６のカード残額，及び前記電子マネー残額が表示されると共に、入金に使用するキャリア（電子マネー会社８）の選択を促す旨，並びに該選択をするためのキャリア指定ボタンである「Ｘ社電子マネー残額」ボタン，及び「Ｙ社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このＤ１６２の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ３７は、前記提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
When the “electronic money deposit” button is pressed in the state of D152 ′, the card remaining amount and the electronic money balance of the
このＤ１６２の状態で、いずれかのキャリア指定ボタン（ここでは「Ｘ社電子マネー残額」ボタン）が押下されて入金に使用するキャリアが指定されると、Ｄ１６３で、当該遊技場６のカード残額，及び該指定されたキャリアの電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額）が表示されると共に、入金する金額の選択を促す旨，並びに該選択するための入金金額選択ボタン（ここでは「１０００円」ボタン，「３０００円」ボタン，「５０００円」ボタン，及び「１００００円」ボタン）が表示される。即ち、このＤ１６３の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ３７は、前記価値指定受付手段として機能する。
In this state of D162, when one of the carrier designation buttons (here “X company electronic money balance” button) is pressed and the carrier to be used for depositing is designated, in D163, the remaining card amount of the
このＤ１６３の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン（ここでは「３０００円」ボタン）が押下されて入金金額が選択されると、後述する図３０に示すＳ４３３〜Ｓ４４４の処理が行われて、会員カード５’が排出され、Ｄ１６４で、加算更新後の当該遊技場６のカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、Ｄ１６２で指定されたキャリアの電子マネー残額のうちのＤ１６３で選択された入金金額を入金した旨（ここではＸ社電子マネー残額から３０００円を入金した旨），及び会員カード５’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード５’が取り出されると、Ｄ１５０に戻る。
In this state of D163, when one of the deposit amount selection buttons (here, “3000 yen” button) is pressed to select the deposit amount, the processing of S433 to S444 shown in FIG. The membership card 5 'is discharged, and in D164, the remaining card amount of the
また前記Ｄ１５１’の状態で、「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり、Ｄ１７１’で、当該遊技場６のカード残額，及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額の返却方法の選択を促す旨，並びに該選択をするための返却方法選択ボタンである「貨幣を返却」ボタン，及び「電子マネーに返却」ボタンが表示される。
In addition, when the “settlement” button is pressed in the state of D151 ′, the settlement mode is entered. In D171 ′, the remaining card amount and the electronic money balance of the
このＤ１７１’の状態で、「貨幣を返却」ボタンが操作されると、貨幣返却モードになり、Ｄ１７２で、当該遊技場６のカード残額（ここでは３９２５円）が表示されると共に、貨幣での返却金額の指定を促す旨，及び該指定をするためのテンキーが表示される。なお入金精算装置３０では、前述の如く、１００円未満の小金種の貨幣の払い出しは行われないので、貨幣での返却金額として１００円未満を含む金額は指定できない。
When the “return money” button is operated in the state of D171 ′, the money return mode is entered, and the card remaining amount (3925 yen in this case) of the
このＤ１７２の状態で、貨幣での返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された貨幣返却金額に相当する貨幣が払い出されて返却されると共に、該貨幣返却金額が会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けている会員カード５’に記憶されている当該遊技場６のカード残額から減算更新されて該会員カード５’が排出され、Ｄ１７３で、減算更新後の当該遊技場６のカード残額が表示されると共に、前記指定された貨幣返却金額（ここでは３０００円）の貨幣を返却した旨，及び会員カード５’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード５’が取り出されると、Ｄ１５０’に戻る。
In the state of D172, when the return amount in money is specified and the “OK” button is pressed, the money corresponding to the specified money return amount is paid out and returned, and the money return amount Is subtracted and updated from the remaining card amount of the
一方、Ｄ１７１’の状態で、「電子マネーに返却」ボタンが操作されると、電子マネー返却モードになり、Ｄ１８２で、当該遊技場６のカード残額（ここでは３９２５円），及び前記電子マネー残額が表示されると共に、カード残額を返却するキャリア（電子マネー会社８）の選択を促す旨，並びに該選択をするためのキャリア選択ボタンである「Ｘ社電子マネー残額」ボタン，及び「Ｙ社電子マネー残額」ボタンが表示される。即ち、このＤ１８２の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ３７は、前記提供機関識別情報指定受付手段として機能する。
On the other hand, when the “return to electronic money” button is operated in the state of D171 ′, the electronic money return mode is entered, and the card remaining amount (3925 yen in this case) and the electronic money remaining amount of the
このＤ１８２の状態で、いずれかのキャリア選択ボタン（ここでは「Ｘ社電子マネー残額」ボタン）が押下されてカード残額を返却するキャリアが選択されると、Ｄ１８３で、当該遊技場６のカード残額，及び該選択されたキャリアの電子マネー残額（ここではＸ社電子マネー残額）が表示されると共に、電子マネーへの返却金額の指定を促す旨，及び該指定をするためのテンキーが表示される。即ち、このＤ１８３の状態におけるタッチパネル式のディスプレイ３７は、前記変換価値指定受付手段として機能する。
In this state of D182, when any carrier selection button (here, “Company X electronic money balance” button) is pressed to select a carrier for returning the card balance, the card balance of the
このＤ１８３の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返却金額が会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けている会員カード５’に記憶されている当該遊技場６のカード残額から減算更新される一方、該電子マネー返却金額に相当する当該遊技場６のカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換されて、Ｄ１８２で選択されたキャリアの電子マネー残額に対して加算更新されて会員カード５’が排出され、Ｄ１８４で、減算更新後の当該遊技場６のカード残額，及び加算更新後の電子マネー残額が表示されると共に、前記Ｄ１８２で選択されたキャリアの電子マネー残額に前記Ｄ１８３で指定された電子マネー返却金額を返却した旨（ここではＸ社電子マネー残額に３０００円を返却した旨），及び会員カード５’の取り出しを促す旨が表示される。そして会員カード５’が取り出されると、Ｄ１５０’に戻る。
In the state of D183, when the return amount to the electronic money is specified and the “determine” button is pressed, the specified electronic money return amount is transferred to the
次に、図２７〜図３１を参照して、第３実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１の作用について説明する。
Next, with reference to FIGS. 27-31, the effect | action of the apparatus for stores and the
まず図２７〜図２９は、第３実施形態に係る玉貸ユニット２０における処理の一例を表すフローチャートである。なお図２７及び図２８は、前記店舗用装置として機能する場合の処理であり、図２９は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
First, FIGS. 27 to 29 are flowcharts showing an example of processing in the
この玉貸ユニット２０は、会員カードＲ／Ｗ２６’により会員カード５’を受け付けると（Ｓ３０１）、該会員カード５’の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場６の入金ＩＤ及びカード残額と複数の電子マネーＩＤ，及びここでは表示用の複数の電子マネー残額の取得を会員カード５’に対して要求し（Ｓ３０２）、該要求に応じて会員カード５’から送信されてくる当該遊技場６の入金ＩＤ及びカード残額と複数の電子マネーＩＤ，及びここでは表示用の複数の電子マネー残額を取得し（Ｓ３０３）、該取得した当該遊技場６のカード残額，及び該取得した電子マネー残額をディスプレイ２７に表示して（Ｓ３０４）、玉貸可能状態となる（Ｓ３０５）。
The
この玉貸可能状態で、玉貸ボタン１５が押下されて玉貸操作を受け付けると（Ｓ３０６）、特定取引用価値使用処理手段である制御部２２によりカード残額を使用した玉貸処理を行うと共に、会員カード５’を受け付けている状態で玉貸処理が行われたことにより、使用金額＋消費税が１０５円毎に１ポイントが付与され（Ｓ３０７）、当該遊技場６の遊技場ＩＤ，使用金額＋消費税，及び該付与されたポイントを会員カード５’に対して送信する（Ｓ３０８）。当該遊技場６の遊技場ＩＤ，使用金額＋消費税，及び該付与されたポイントを受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した使用金額＋消費税を会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場６のカード残額から減算更新すると共に、該受信したポイントを会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場６のポイントに加算更新し（Ｓ３０９）、減算更新後の当該遊技場６のカード残額を前記遊技場ＩＤ，使用金額＋消費税，及びポイントの送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
When the
このように、会員カード５’において、玉貸ユニット２０が設けられる遊技場６の記憶領域に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して、当該玉貸ユニット２０が設けられる遊技場６において付与されたポイントが加算更新されるので、各遊技場６のポイントを特定可能なハウスカードを遊技者が携帯しなくても、単体の会員カード５’で各遊技場６のポイントサービスを受けられることにより、遊技者の利便性が向上する。
Thus, in the
また玉貸ユニット２０は、前記取得した入金ＩＤと前記使用金額＋消費税をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ３１１）。該入金ＩＤと使用金額＋消費税を受信したシステムコントローラ５０は、該受信した使用金額＋消費税を、該受信した入金ＩＤと対応付けて記憶している残額から減算更新し、減算完了通知を前記入金ＩＤと使用金額＋消費税の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
Further, the
減算更新後の当該遊技場６のカード残額を受信すると共に（Ｓ３１０）、減算完了通知を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ３１２）、減算更新後のカード残額が消費税込みの１度数に相当する１０５円以上であるか否かを判定する（Ｓ３１３）。このＳ３１３でカード残額が１０５円以上であると判定された場合には、前記Ｓ３０４に戻る。一方、Ｓ３１３でカード残額が１０５円未満であると判定された場合には、貨幣の受付，電子マネー入金操作，又は終了操作を待機する（Ｓ３１４）。
The
このＳ３１４で貨幣受付手段により貨幣を受け付けると、前記受付金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ３１５）。該受付金額を受信したシステムコントローラ５０は、入金ＩＤを生成し、該生成した入金ＩＤと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶し、該生成した入金ＩＤを前記受付金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。該入金ＩＤを受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ３１６）、該受信した入金ＩＤと前記受付金額を会員カード５’に送信する（Ｓ３１７）。該入金ＩＤと受付金額を受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した入金ＩＤと対応付けて、前記受付金額を当該遊技場６のカード残額として会員カード５’に書き込み（Ｓ３１８）、加算更新後の当該遊技場６のカード残額を前記入金ＩＤと受付金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。該加算更新後の当該遊技場６のカード残額を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ３１９）、Ｓ３０４以下の処理を行う。またＳ３１４で電子マネー入金操作があった場合には、後述するＳ３５１に進む。またＳ３１４で終了操作があった場合には、後述するＳ３７０に進む。
When money is accepted by the money accepting unit in S314, the accepted amount is transmitted to the system controller 50 (S315). The
次に玉貸ユニット２０は、電子マネー入金操作を受け付けて（Ｓ３５１）、前記図２２のＤ１２１に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図２２のＤ１２２に示すように入金金額の選択を受け付けると（Ｓ３５２）、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を会員カード５’のＣＰＵに対して要求する（Ｓ３５３）。該判定要求を受信した会員カード５’のＣＰＵは、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を行い（Ｓ３５４）、判定ＯＫならば、指定されたキャリアの電子マネー残額から選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新し（Ｓ３５５）、判定ＯＫ及び減算更新後の電子マネー残額を前記判定要求の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
Next, the
該判定ＯＫ及び減算更新後の電子マネー残額を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ３５６）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと前記選択された入金金額を該指定されたキャリアの電子マネー端末６０に対して送信する（Ｓ３５７）。該電子マネー端末６０は、玉貸ユニット２０から送信されてきた電子マネーＩＤと入金金額を当該キャリアの電子マネー管理サーバ８ａに対して送信し、該電子マネー管理サーバ８ａは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて記憶している電子マネー残額から該受信した入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新して、更新完了通知を電子マネー端末６０に対して送信し、該電子マネー端末６０は、電子マネー管理サーバ８ａから送信されてきた更新完了通知を前記電子マネーＩＤと入金金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
The
該更新完了通知を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ３５８）、前記選択された入金金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ３５９）。該入金金額を受信したシステムコントローラ５０は、入金ＩＤを生成し、該生成した入金ＩＤと対応付けて、前記受信した入金金額を残額として記憶し、該生成した入金ＩＤを前記入金金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
The
該入金ＩＤを受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ３６０）、該受信した入金ＩＤと前記入金金額を会員カード５’に送信する（Ｓ３６１）。該入金ＩＤと入金金額を受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した入金ＩＤと対応付けて、前記入金金額を当該遊技場６のカード残額として会員カード５’に書き込み（Ｓ３６２）、加算更新後の当該遊技場６のカード残額を前記入金ＩＤと入金金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。該加算更新後の当該遊技場６のカード残額を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ３６３）、Ｓ３０４〜Ｓ３１２の処理を行う。
The
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により、会員カード５’から取得した複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、判定要求手段（制御部２２）により、該指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が入金金額以上であるか否かの判定が会員カード５’のＣＰＵに対して要求され、当該電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値加算更新処理手段（制御部２２）により、当該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定されるカード残額に対して、該入金金額に相当する大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理が行われるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値加算更新処理手段により特定取引用価値の大きさが加算更新されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。さらに会員カード５’において、玉貸ユニット２０が設けられる遊技場６の記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して、前記特定取引用価値の大きさが加算更新されるので、各遊技場６の特定取引用価値の大きさを特定可能なハウスカードを遊技者が携帯しなくても、単体の会員カード５’で各遊技場６の特定取引用価値の大きさを加算更新できることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, the designation of an arbitrary electronic money ID (carrier) among the plurality of electronic money IDs acquired from the
次に玉貸ユニット２０は、前記Ｓ３０４〜Ｓ３１２の処理の後に、当該遊技場６のカード残額が予め定められた特定取引用価値の大きさである１０００円以下であるか否かを判定する（Ｓ３６４）。このＳ３６４でカード残額が１０００円を超えると判定された場合には、前記Ｓ３０４に戻る。一方、Ｓ１６４でカード残額が１０００円以下であると判定された場合には、自動入金ＯＮであるか自動入金ＯＦＦであるかの判定を行う（Ｓ３６５）。
Next, the
このＳ３６５で自動入金ＯＦＦである、即ち前記図２２のＤ１２２で「いいえ」ボタンが押下されて自動入金が選択されていないと判定された場合には、前記Ｓ３１３に戻る。一方、Ｓ３６５で自動入金ＯＮである、即ち前記図２２のＤ１２２で「はい」ボタンが押下されて自動入金が選択されていると判定された場合には、遊技者から入金操作を受け付けることなく、前記Ｓ３５３に進み、自動入金処理を行う。 If it is determined in S365 that automatic depositing is OFF, that is, it is determined in D122 of FIG. 22 that the “No” button is pressed and automatic depositing is not selected, the process returns to S313. On the other hand, if it is determined in S365 that automatic depositing is ON, that is, if the “Yes” button is pressed in D122 of FIG. Proceeding to S353, an automatic deposit process is performed.
このように、会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定されるカード残額が使用による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことを条件として、遊技者の操作によらずに、判定要求手段（制御部２２）により、前記指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が入金金額以上であるか否かの判定が会員カード５’のＣＰＵに対して要求され、当該電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値加算更新処理手段（制御部２２）により、当該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定されるカード残額に対して、該入金金額に相当する大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理が行われるので、カード残額が少なくなった場合であっても、遊技者の操作によらずに自動的に、遊技者が使用を希望する電子マネー残額に基づいて特定取引用価値の大きさが付与されることにより、遊技者の利便性が向上する。
In this way, on the condition that the remaining amount of the card specified from the specific transaction value specifying information stored in the flash memory of the
また玉貸ユニット２０は、終了操作を受け付けて（Ｓ３７０）、前記図２３のＤ１３４に示すようにカード残額を返却するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図２３のＤ１３５に示すように電子マネー返却金額の指定を受け付けると（Ｓ３７１）、当該遊技場６のカード残額のうちの該指定された電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換し（Ｓ３７２）、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対する該変換された電子貨幣価値の大きさの加算更新を会員カード５’のＣＰＵに対して要求する（Ｓ３７３）。該加算更新要求を受信した会員カード５’のＣＰＵは、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し（Ｓ３７４）、加算更新後の電子マネー残額を前記加算更新要求の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
The
このように、会員カード５’において、玉貸ユニット２０が設けられる遊技場６の記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値の大きさに変換されるので、各遊技場６の特定取引用価値の大きさを特定可能なハウスカードを遊技者が携帯しなくても、単体の会員カード５’で各遊技場６の特定取引用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに返却できることにより、遊技者の利便性が向上する。
Thus, in the
加算更新後の電子マネー残額を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ３７５）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと前記指定された電子マネー返却金額を該指定されたキャリアの電子マネー端末６０に対して送信する（Ｓ３７６）。該電子マネー端末６０は、玉貸ユニット２０から送信されてきた電子マネーＩＤと電子マネー返却金額を当該キャリアの電子マネー管理サーバ８ａに対して送信し、該電子マネー管理サーバ８ａは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて記憶している電子マネー残額に対して該受信した電子マネー返却金額に相当する電子マネー残額を加算更新して、更新完了通知を電子マネー端末６０に対して送信し、該電子マネー端末６０は、電子マネー管理サーバ８ａから送信されてきた更新完了通知を前記電子マネーＩＤと電子マネー返却金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
The
該更新完了通知を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ３７７）、会員カード５’から取得した入金ＩＤと前記指定された電子マネー返却金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ３７８）。該入金ＩＤと電子マネー返却金額を受信したシステムコントローラ５０は、該受信した入金ＩＤと対応付けて記憶している残額から該受信した電子マネー返却金額を減算更新し、減算完了通知を前記入金ＩＤと電子マネー返却金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。
The
該減算完了通知を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ３７９）、当該遊技場６の遊技場ＩＤと前記電子マネー返却金額を会員カード５’に送信する（Ｓ３８０）。該遊技場ＩＤと電子マネー返却金額を受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した電子マネー返却金額を当該遊技場６のカード残額から減算更新し（Ｓ３８１）、減算更新後の当該遊技場６のカード残額を前記遊技場ＩＤと電子マネー返却金額の送信元である玉貸ユニット２０に対して送信する。該減算更新後の当該遊技場６のカード残額を受信した玉貸ユニット２０は（Ｓ３８２）、受け付けている会員カード５’を排出して、減算更新後のカード残額，及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ２７に表示する（Ｓ３８３）。
The
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により、会員カード５’から取得した複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新要求手段（制御部２２）により、該指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨が会員カード５’のＣＰＵに対して要求されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返却先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ，又は該変換価値指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２）により特定取引用価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, the designation of any electronic money ID (carrier) among the plurality of electronic money IDs acquired from the
次に図３０及び図３１は、第３実施形態に係る入金精算装置３０における処理の一例を表すフローチャートである。なお図３０は、前記店舗用装置として機能する場合の処理であり、図３１は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
Next, FIG.30 and FIG.31 is a flowchart showing an example of the process in the deposit
この入金精算装置３０は、会員カードＲ／Ｗ３６’により会員カード５’を受け付けると（Ｓ４０１）、該会員カード５’の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場６の入金ＩＤ及びカード残額と複数の電子マネーＩＤ，及びここでは表示用の複数の電子マネー残額の取得を会員カード５’に対して要求し（Ｓ４０２）、該要求に応じて会員カード５’から送信されてくる当該遊技場６の入金ＩＤ及びカード残額と複数の電子マネーＩＤ，及びここでは表示用の複数の電子マネー残額を取得し（Ｓ４０３）、該取得した当該遊技場６のカード残額，及び該取得した電子マネー残額をディスプレイ３７に表示して（Ｓ４０４）、入金モード，又は精算モードの選択を待機する（Ｓ４０５）。
Upon receipt of the
この入金精算装置３０は、前記図２５のＤ１５１’で「入金」ボタンが押下されると、入金モードになり（Ｓ４１１）、貨幣の受付，又は電子マネー入金操作を待機する（Ｓ４１２）。
When the “deposit” button is pressed in D151 ′ of FIG. 25, the
ここで入金精算装置３０は、貨幣受付手段により貨幣を受け付けると（Ｓ４２１）、前記受付金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ４２２）。該受付金額を受信したシステムコントローラ５０は、入金ＩＤを生成し、該生成した入金ＩＤと対応付けて、前記受信した受付金額を残額として記憶し、該生成した入金ＩＤを前記受付金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。該入金ＩＤを受信した入金精算装置３０は（Ｓ４２３）、該受信した入金ＩＤと前記受付金額を会員カード５’に送信する（Ｓ４２４）。該入金ＩＤと受付金額を受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した入金ＩＤと対応付けて、前記受付金額を当該遊技場６のカード残額として会員カード５’に書き込み（Ｓ４２５）、加算更新後の当該遊技場６のカード残額を前記入金ＩＤと受付金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。該加算更新後の当該遊技場６のカード残額を受信した入金精算装置３０は（Ｓ４２６）、受け付けている会員カード５’を排出して、加算更新後の当該遊技場６のカード残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ４２７）。
Here, when the
また入金精算装置３０は、電子マネー入金操作を受け付けて（Ｓ４３１）、前記図２５のＤ１６２に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図２５のＤ１６３に示すように入金金額の選択を受け付けると（Ｓ４３２）、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を会員カード５’のＣＰＵに対して要求する（Ｓ４３３）。該判定要求を受信した会員カード５’のＣＰＵは、指定されたキャリアの電子マネー残額≧選択された入金金額の判定を行い（Ｓ４３４）、判定ＯＫならば、指定されたキャリアの電子マネー残額から選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新し（Ｓ４３５）、判定ＯＫ及び減算更新後の電子マネー残額を前記判定要求の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
The
該判定ＯＫ及び減算更新後の電子マネー残額を受信した入金精算装置３０は（Ｓ４３６）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと前記選択された入金金額を該指定されたキャリアの電子マネー端末６０に対して送信する（Ｓ４３７）。該電子マネー端末６０は、入金精算装置３０から送信されてきた電子マネーＩＤと入金金額を当該キャリアの電子マネー管理サーバ８ａに対して送信し、該電子マネー管理サーバ８ａは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて記憶している電子マネー残額から該受信した入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新して、更新完了通知を電子マネー端末６０に対して送信し、該電子マネー端末６０は、電子マネー管理サーバ８ａから送信されてきた更新完了通知を前記電子マネーＩＤと入金金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
The
該更新完了通知を受信した入金精算装置３０は（Ｓ４３８）、前記選択された入金金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ４３９）。該入金金額を受信したシステムコントローラ５０は、入金ＩＤを生成し、該生成した入金ＩＤと対応付けて、前記受信した入金金額を残額として記憶し、該生成した入金ＩＤを前記入金金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
Upon receipt of the update completion notification, the deposit settlement apparatus 30 (S438) transmits the selected deposit amount to the system controller 50 (S439). The
該入金ＩＤを受信した入金精算装置３０は（Ｓ４４０）、該受信した入金ＩＤと前記入金金額を会員カード５’に送信する（Ｓ４４１）。該入金ＩＤと入金金額を受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した入金ＩＤと対応付けて、前記入金金額を当該遊技場６のカード残額として会員カード５’に書き込み（Ｓ４４２）、加算更新後の当該遊技場６のカード残額を前記入金ＩＤと入金金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。該加算更新後の当該遊技場６のカード残額を受信した入金精算装置３０は（Ｓ４４３）、受け付けている会員カード５’を排出して、加算更新後の当該遊技場６のカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ４４４）。
Upon receipt of the deposit ID (S440), the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により、会員カード５’から取得した複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、判定要求手段（制御部３２）により、該指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額が入金金額以上であるか否かの判定が会員カード５’のＣＰＵに対して要求され、当該電子マネー残額が入金金額以上であると判定されたことに基づいて、特定取引用価値加算更新処理手段（制御部３２）により、当該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定されるカード残額に対して、該入金金額に相当する大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理が行われるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値加算更新処理手段により特定取引用価値の大きさが加算更新されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。さらに会員カード５’において、入金精算装置３０が設けられる遊技場６の記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して、前記特定取引用価値の大きさが加算更新されるので、各遊技場６の特定取引用価値の大きさを特定可能なハウスカードを遊技者が携帯しなくても、単体の会員カード５’で各遊技場６の特定取引用価値の大きさを加算更新できることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, the designation of any electronic money ID (carrier) among the plurality of electronic money IDs acquired from the
また入金精算装置３０は、前記図２５のＤ１５１’で「精算」ボタンが押下されると、精算モードになり（Ｓ４５１）、貨幣返却モード，又は電子マネー返却モードの選択を待機する（Ｓ４５２）。
Further, when the “settlement” button is pressed in D151 ′ of FIG. 25, the
ここで入金精算装置３０は、貨幣返却モードが選択されて（Ｓ４６１）、前記図２６のＤ１７２に示すように貨幣返却金額の指定を受け付けると（Ｓ４６２）、会員カード５’から取得した入金ＩＤと前記指定された貨幣返却金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ４６３）。該入金ＩＤと貨幣返却金額を受信したシステムコントローラ５０は、該受信した入金ＩＤと対応付けて記憶している残額から該受信した貨幣返却金額を減算更新し、減算完了通知を前記入金ＩＤと貨幣返却金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
When the money return mode is selected (S461) and the designation of the money return amount is accepted as shown in D172 of FIG. 26 (S462), the
該減算完了通知を受信した入金精算装置３０は（Ｓ４６４）、当該遊技場６の遊技場ＩＤと前記貨幣返却金額を会員カード５’に送信する（Ｓ４６５）。該遊技場ＩＤと貨幣返却金額を受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した貨幣返却金額を当該遊技場６のカード残額から減算更新し（Ｓ４６６）、減算更新後の当該遊技場６のカード残額を前記遊技場ＩＤと貨幣返却金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。該減算更新後の当該遊技場６のカード残額を受信した入金精算装置３０は（Ｓ４６７）、前記貨幣返却金額に相当する貨幣を払い出して返却し、受け付けている会員カード５’を排出して、減算更新後のカード残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ４６８）。
Receiving the subtraction completion notification (S464), the
また入金精算装置３０は、電子マネー返却モードが選択されて（Ｓ４７１）、前記図２６のＤ１８２に示すようにカード残額を返却するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図２６のＤ１８３に示すように電子マネー返却金額の指定を受け付けると（Ｓ４７２）、当該遊技場６のカード残額のうちの該指定された電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換し（Ｓ４７３）、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対する該変換された電子貨幣価値の大きさの加算更新を会員カード５’のＣＰＵに対して要求する（Ｓ４７４）。該加算更新要求を受信した会員カード５’のＣＰＵは、前記指定されたキャリアの電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し（Ｓ４７５）、加算更新後の電子マネー残額を前記加算更新要求の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
In addition, the
このように、会員カード５’において、入金精算装置３０が設けられる遊技場６の記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記玉貸に未使用の特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値の大きさに変換されるので、各遊技場６の特定取引用価値の大きさを特定可能なハウスカードを遊技者が携帯しなくても、単体の会員カード５’で各遊技場６の特定取引用価値の大きさを電子貨幣価値の大きさに返却できることにより、遊技者の利便性が向上する。
Thus, in the
加算更新後の電子マネー残額を受信した入金精算装置３０は（Ｓ４７６）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと前記指定された電子マネー返却金額を該指定されたキャリアの電子マネー端末６０に対して送信する（Ｓ４７７）。該電子マネー端末６０は、入金精算装置３０から送信されてきた電子マネーＩＤと電子マネー返却金額を当該キャリアの電子マネー管理サーバ８ａに対して送信し、該電子マネー管理サーバ８ａは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて記憶している電子マネー残額に対して該受信した電子マネー返却金額に相当する電子マネー残額を加算更新して、更新完了通知を電子マネー端末６０に対して送信し、該電子マネー端末６０は、電子マネー管理サーバ８ａから送信されてきた更新完了通知を前記電子マネーＩＤと電子マネー返却金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
Upon receipt of the electronic money balance after the addition update (S476), the
該更新完了通知を受信した入金精算装置３０は（Ｓ４７８）、会員カード５’から取得した入金ＩＤと前記指定された電子マネー返却金額をシステムコントローラ５０に対して送信する（Ｓ４７９）。該入金ＩＤと電子マネー返却金額を受信したシステムコントローラ５０は、該受信した入金ＩＤと対応付けて記憶している残額から該受信した電子マネー返却金額を減算更新し、減算完了通知を前記入金ＩＤと電子マネー返却金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。
The
該減算完了通知を受信した入金精算装置３０は（Ｓ４８０）、当該遊技場６の遊技場ＩＤと前記電子マネー返却金額を会員カード５’に送信する（Ｓ４８１）。該遊技場ＩＤと電子マネー返却金額を受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した電子マネー返却金額を当該遊技場６のカード残額から減算更新し（Ｓ４８２）、減算更新後の当該遊技場６のカード残額を前記遊技場ＩＤと電子マネー返却金額の送信元である入金精算装置３０に対して送信する。該減算更新後の当該遊技場６のカード残額を受信した入金精算装置３０は（Ｓ４８３）、受け付けている会員カード５’を排出して、減算更新後のカード残額，及び加算更新後の電子マネー残額をディスプレイ２７に表示する（Ｓ４８４）。
Upon receipt of the subtraction completion notification (S480), the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により、会員カード５’から取得した複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新要求手段（制御部３２）により、該指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨が会員カード５’のＣＰＵに対して要求されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返却先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ，又は該変換価値指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２）により特定取引用価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, the designation of any electronic money ID (carrier) among the plurality of electronic money IDs acquired from the
［４．第４実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１］
次に、図１９を参照して、第４実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１の構成について説明する。ここで前述した第３実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１は、会員カード５’の処理部（ＩＣチップ５ｂ’のＣＰＵ）において、特定取引用価値の大きさの付与に伴う電子マネー残額の減算更新や、特定取引用価値の大きさの返却に伴う電子マネー残額の加算更新を行うものであるのに対し、この第４実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１は、玉貸ユニット２０又は入金精算装置３０において、特定取引用価値の大きさの付与に伴う電子マネー残額の減算更新や、特定取引用価値の大きさの返却に伴う加算更新を行うものである。この第４実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１は、第３実施形態と比較して、玉貸ユニット２０及び入金精算装置３０の機能のみが異なり、その他の点は同様である。以下、第４実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１の構成について、第３実施形態と異なる点についてのみ説明する。
[4. Store apparatus and
Next, with reference to FIG. 19, the structure of the shop apparatus and the
この第４実施形態に係る玉貸ユニット２０は店舗用装置の一例であって、第３実施形態と同様の記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ２６’），価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），特定取引用価値使用処理手段（制御部２２），特定取引用価値減算処理手段（制御部２２），及びポイント加算更新処理手段（制御部２２）を備えると共に、第３実施形態と異なる提供機関識別情報取得手段（制御部２２），提供機関識別情報記憶手段（制御部２２のＲＡＭ），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），特定取引用価値設定手段（制御部２２），特定取引用価値加算更新処理手段（制御部２２），電子貨幣価値減算更新手段（制御部２２），及び電子貨幣価値送信手段（制御部２２）を備えるものである。なお第３実施形態における使用予定額設定手段及び判定要求手段は備えていない。また上記以外の構成要素は、第３実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
また第４実施形態に係る玉貸ユニット２０は精算装置の一例でもあって、第３実施形態と同様の記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ２６’），変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），及び電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２）を備えると共に、第３実施形態と異なる提供機関識別情報取得手段（制御部２２），提供機関識別情報記憶手段（制御部２２のＲＡＭ），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７），電子貨幣価値加算更新手段（制御部２２），及び電子貨幣価値送信手段（制御部２２）を備えるものである。なお第３実施形態における使用予定額設定手段及び電子貨幣価値加算更新要求手段は備えていない。また上記以外の構成要素は、第３実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
ここで制御部２２は提供機関識別情報取得手段の一例であって、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤと、当該各電子マネーＩＤと対応付けてフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額と、を取得するものである。なお制御部２２は、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている入金ＩＤを、システムコントローラ５０に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ２７への表示用として取得する。
Here, the
また制御部２２のＲＡＭは提供機関識別情報記憶手段の一例であって、前記提供機関識別情報取得手段により取得した複数の電子マネーＩＤと当該各電子マネーＩＤに対応する電子マネー残額とを対応付けて記憶するものである。
The RAM of the
またタッチパネル式のディスプレイ２７は提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは前記図２２のＤ１２１又は前記図２３のＤ１３４に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、会員カード５’から取得して制御部２２のＲＡＭに記憶されている電子マネーＩＤに基づいて表示される複数の電子マネー会社８（キャリア）のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーＩＤの指定を受け付ける。
The touch
また制御部２２は特定取引用価値設定手段の一例であって、玉貸に使用される特定取引用価値の大きさを設定するものであり、ここでは前記価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ（即ち図２２のＤ１２２で選択された入金金額）を設定する。
The
また制御部２２は特定取引用価値加算更新処理手段の一例であって、該特定取引用価値設定手段により設定された大きさ（ここでは前記図２２のＤ１２２で選択された入金金額）の特定取引用価値を会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するための処理を行うものである。具体的には、システムコントローラ５０から受信した入金ＩＤと前記図２２のＤ１２２で選択された入金金額を会員カード５’に送信する処理を行う。なお該入金ＩＤと入金金額を受信した会員カード５’においては、会員カード５’のＣＰＵの制御により、該受信した入金ＩＤと対応付けて、該受信した入金金額が当該遊技場６のカード残額として記憶される。
The
また特定取引用価値加算更新処理手段として機能する制御部２２は、当該玉貸ユニット２０が設けられている遊技場６の記憶領域（図２（ｄ）を参照）に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して前記特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行うものである。
Moreover, the
さらに特定取引用価値加算更新処理手段として機能する制御部２２は、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことに基づいて、前記遊技者の操作によらずに、前記特定取引用価値設定手段により設定された大きさ（ここでは前記図２２のＤ１２２で選択された入金金額）の特定取引用価値を当該特定取引用価値の大きさに対して加算更新するための処理を行うもの、即ち前記自動入金処理を行うものである。なお自動入金処理の具体的な内容は、第１実施形態と同様である。
Further, the
また制御部２２は電子貨幣価値減算更新手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額から前記特定取引用価値加算更新処理手段により加算更新される特定取引用価値に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新するものである。
The
また制御部２２は電子貨幣価値加算更新手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額に対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新するものである。
The
さらに制御部２２は電子貨幣価値送信手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと、当該電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記減算更新後の電子マネー残額又は前記特定取引用価値加算更新処理手段により加算更新される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさとを、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のＣＰＵに対して送信するものであり、ここでは電子マネーＩＤと減算更新後の電子マネー残額とを送信する。
Further, the
また電子貨幣価値送信手段として機能する制御部２２は、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと、当該電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記加算更新後の電子マネー残額又は前記電子貨幣価値加算更新手段により加算更新される電子貨幣価値の大きさとを、会員カードＲ／Ｗ２６’により受け付けた会員カード５’のＣＰＵに対して送信するものであり、ここでは電子マネーＩＤと加算更新後の電子マネー残額とを送信する。
The
この第４実施形態に係る玉貸ユニット２０において、ディスプレイ２７の表示内容は、図２１〜図２３に示す第３実施形態と同様である。ただし、各図における電子マネー残額は、制御部２２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額に基づいて表示される。またＤ１２２の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン（ここでは「３０００円」ボタン）が押下されて入金金額が選択され、かついずれかの自動入金選択ボタンが押下されると、後述する図３３に示すＳ３５３’〜Ｓ３６３の処理が行われて、Ｄ１２３で、加算更新後のカード残額，及び減算更新後の電子マネー残額が表示される。さらにＤ１３５の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、後述する図３４に示すＳ３７３’〜Ｓ３８２の処理が行われて、Ｄ１３７の状態となる。
In the
また第４実施形態に係る入金精算装置３０は店舗用装置の一例であって、第３実施形態と同様の記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ３６’），及び価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）を備えると共に、第３実施形態と異なる提供機関識別情報取得手段（制御部３２），提供機関識別情報記憶手段（制御部３２のＲＡＭ），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），特定取引用価値加算更新処理手段（制御部３２），電子貨幣価値減算更新手段（制御部３２），及び電子貨幣価値送信手段（制御部３２）を備えるものである。なお第３実施形態における使用予定額設定手段及び判定要求手段は備えていない。また上記以外の構成要素は、第３実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
また第４実施形態に係る入金精算装置３０は精算装置の一例でもあって、第３実施形態と同様の電子貨幣価値記録媒体受付手段（会員カードＲ／Ｗ３６’），変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），及び電子貨幣価値変換処理手段（制御部３２）を備えると共に、第３実施形態と異なる提供機関識別情報取得手段（制御部３２），提供機関識別情報記憶手段（制御部３２のＲＡＭ），提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７），電子貨幣価値加算更新手段（制御部３２），及び電子貨幣価値送信手段（制御部３２）を備えるものである。なお第３実施形態における使用予定額設定手段及び電子貨幣価値加算更新要求手段は備えていない。また上記以外の構成要素は、第３実施形態と同様であるので、説明を省略する。
The
ここで制御部３２は提供機関識別情報取得手段の一例であって、会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている複数の電子マネーＩＤと、当該各電子マネーＩＤと対応付けてフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額と、を取得するものである。なお制御部３２は、会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている入金ＩＤを、システムコントローラ５０に対する送信用として取得すると共に、該記憶されているカード残額を、ディスプレイ３７への表示用として取得する。
Here, the
また制御部３２のＲＡＭは提供機関識別情報記憶手段の一例であって、前記提供機関識別情報取得手段により取得した複数の電子マネーＩＤと当該各電子マネーＩＤに対応する電子マネー残額とを対応付けて記憶するものである。
The RAM of the
またタッチパネル式のディスプレイ３７は提供機関識別情報指定受付手段の一例であって、前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤの指定を遊技者から受け付けるものである。ここでは前記図２５のＤ１６２又は前記図２６のＤ１８２に示すように、遊技者からキャリア指定ボタンの操作を受け付けることにより、会員カード５’から取得して制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネーＩＤに基づいて表示される複数の電子マネー会社８（キャリア）のうちのいずれかの指定、即ち該電子マネーＩＤの指定を受け付ける。
The touch
また制御部３２は特定取引用価値設定手段の一例であって、玉貸に使用される特定取引用価値の大きさを設定するものであり、ここでは前記価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ（即ち図２５のＤ１６３で選択された入金金額）を設定する。
The
また制御部３２は特定取引用価値加算更新処理手段の一例であって、該特定取引用価値設定手段により設定された大きさ（ここでは前記図２５のＤ１６３で選択された入金金額）の特定取引用価値を会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定されるカード残額に対して加算更新するための処理を行うものである。具体的には、システムコントローラ５０から受信した入金ＩＤと前記図２５のＤ１６３で選択された入金金額を会員カード５’に送信する処理を行う。なお該入金ＩＤと入金金額を受信した会員カード５’においては、会員カード５’のＣＰＵの制御により、該受信した入金ＩＤと対応付けて、該受信した入金金額が当該遊技場６のカード残額として記憶される。
The
また特定取引用価値加算更新処理手段として機能する制御部３２は、当該入金精算装置３０が設けられている遊技場６の記憶領域（図２（ｄ）を参照）に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して前記特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行うものである。
Moreover, the
また制御部３２は電子貨幣価値減算更新手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額から前記特定取引用価値加算更新処理手段により加算更新される特定取引用価値に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新するものである。
The
また制御部３２は電子貨幣価値加算更新手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子マネー残額に対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新するものである。
The
さらに制御部３２は電子貨幣価値送信手段の一例であって、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと、当該電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記減算更新後の電子マネー残額又は前記特定取引用価値加算更新処理手段により加算更新される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさとを、会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のＣＰＵに対して送信するものであり、ここでは電子マネーＩＤと減算更新後の電子マネー残額とを送信する。
Further, the
また電子貨幣価値送信手段として機能する制御部３２は、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた電子マネーＩＤと、当該電子マネーＩＤと対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記加算更新後の電子マネー残額又は前記電子貨幣価値加算更新手段により加算更新される電子貨幣価値の大きさとを、会員カードＲ／Ｗ３６’により受け付けた会員カード５’のＣＰＵに対して送信するものであり、ここでは電子マネーＩＤと加算更新後の電子マネー残額とを送信する。
The
この第４実施形態に係る入金精算装置３０において、ディスプレイ３７の表示内容は、図２５及び図２６に示す第３実施形態と同様である。ただし、各図における電子マネー残額は、制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額に基づいて表示される。またＤ１６３の状態で、いずれかの入金金額選択ボタン（ここでは「３０００円」ボタン）が押下されて入金金額が選択されると、後述する図３５に示すＳ４３３’〜Ｓ４４４’の処理が行われて、Ｄ１６４の状態となる。さらにＤ１８３の状態で、電子マネーへの返却金額が指定されて「決定」ボタンが押下されると、該指定された電子マネー返却金額に相当するカード残額が電子貨幣価値の大きさに変換され、後述する図３６に示すＳ４７４’〜Ｓ４８４’の処理が行われて、Ｄ１８４の状態となる。
In the
次に、図３２〜図３６を参照して、第４実施形態に係る店舗用装置及び店舗用システム１の作用について説明するが、図２７〜図３１に示す第３実施形態と異なるステップについては、図中においてダッシュ（’又は”）を付してあり、ここでは該異なるステップについてのみ説明する。
Next, the operation of the store apparatus and the
まず図３２〜図３４は、第４実施形態に係る玉貸ユニット２０における処理の一例を表すフローチャートである。なお図３２及び図３３は、前記店舗用装置として機能する場合の処理であり、図３４は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
First, FIGS. 32 to 34 are flowcharts illustrating an example of processing in the
図３２において、玉貸ユニット２０では、前記Ｓ３０２〜Ｓ３０４の処理に代えて、Ｓ３０２’〜Ｓ３０４”の処理が行われる。具体的には、会員カードＲ／Ｗ２６’により会員カード５’を受け付けると（Ｓ３０１）、該会員カード５’の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場６の入金ＩＤ及びカード残額と複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額の取得を会員カード５’に対して要求し（Ｓ３０２’）、該要求に応じて会員カード５’から送信されてくる当該遊技場６の入金ＩＤ及びカード残額と複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を取得し（Ｓ３０３’）、該取得した電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を制御部２２のＲＡＭに記憶し（Ｓ３０４’）、前記取得したカード残額，及び該記憶されている電子マネー残額をディスプレイ２７に表示する（Ｓ３０４”）。また玉貸ユニット２０では、前記Ｓ３１９の処理の後に、Ｓ３０４’以下の処理が行われる。
In FIG. 32, the
図３３において、玉貸ユニット２０では、前記Ｓ３５３〜Ｓ３５６の処理に代えて、Ｓ３５３’〜Ｓ３５５’の処理が行われる。具体的には、前記図２２のＤ１２１に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図２２のＤ１２２に示すように入金金額の選択を受け付けると（Ｓ３５２）、該指定されたキャリアの電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額から該選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新し（Ｓ３５３’）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤ，及び当該電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭに記憶されている該減算更新後の電子マネー残額を会員カード５’のＣＰＵに対して送信する（Ｓ３５４’）。該電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する（Ｓ３５５’）。そして前記Ｓ３５７以下の処理が行われる。
In FIG. 33, the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により、会員カード５’から取得して制御部２２のＲＡＭにより記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤの指定を遊技者から受け付けると、特定取引用価値加算更新処理手段（制御部２２）により、当該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して、設定された大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理が行われ、電子貨幣価値減算更新手段（制御部２２）により、会員カード５’から取得して前記指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭにより記憶されている電子マネー残額から前記加算更新される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新されるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値加算更新処理手段により特定取引用価値の大きさが加算更新されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
In this way, any electronic money out of a plurality of electronic money IDs acquired from the
また玉貸ユニット２０では、前記Ｓ３６３の処理の後に、Ｓ３０４’〜Ｓ３１２の処理が行われる。さらに玉貸ユニット２０では、前記Ｓ３６４でカード残額が１０００円を超えていると判定された場合に、Ｓ３０４’以下の処理が行われる。
In the
図３４において、玉貸ユニット２０では、前記Ｓ３７３〜Ｓ３７６の処理に代えて、Ｓ３７３’〜Ｓ３７５’の処理が行われる。具体的には、前記図２３のＤ１３４に示すようにカード残額を返却するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図２３のＤ１３５に示すように電子マネー返却金額の指定を受け付けると（Ｓ３７１）、当該遊技場６のカード残額のうちの該指定された電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換し（Ｓ３７２）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し（Ｓ３７３’）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤ，及び当該電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭに記憶されている該加算更新後の電子マネー残額を会員カード５’のＣＰＵに対して送信する（Ｓ３７４’）。該電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する（Ｓ３７５’）。そして前記Ｓ３７６以下の処理が行われる。
In FIG. 34, the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により、会員カード５’から取得して制御部２２のＲＡＭにより記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新手段（制御部２２）により、会員カード５’から取得して前記指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて制御部２２のＲＡＭにより記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返却先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないユニット残額やカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ２７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ，又は該変換価値指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値変換処理手段（制御部２２）により特定取引用価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
In this way, any electronic money out of a plurality of electronic money IDs acquired from the
また玉貸ユニット２０では、前記Ｓ３８３の処理に代えて、Ｓ３８３’の処理が行われる。このＳ３８３’の処理は、前記Ｓ３８３の処理に加えて、制御部２２のＲＡＭに記憶されている電子マネーＩＤと電子マネー残額を消去する処理である。
In the
次に図３５及び図３６は、第４実施形態に係る入金精算装置３０における処理の一例を表すフローチャートである。なお図３５は、前記店舗用装置として機能する場合の処理であり、図３６は、前記精算装置として機能する場合の処理である。
Next, FIG. 35 and FIG. 36 are flowcharts showing an example of processing in the
図３５において、入金精算装置３０では、前記Ｓ４０２〜Ｓ４０４の処理に代えて、Ｓ４０２’〜Ｓ４０４”の処理が行われる。具体的には、会員カードＲ／Ｗ３６’により会員カード５’を受け付けると（Ｓ４０１）、該会員カード５’の相互認証を行い、相互認証ＯＫであれば、該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている当該遊技場６の入金ＩＤ及びカード残額と複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額の取得を会員カード５’に対して要求し（Ｓ４０２’）、該要求に応じて会員カード５’から送信されてくる当該遊技場６の入金ＩＤ及びカード残額と複数の電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を取得し（Ｓ４０３’）、該取得した電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を制御部３２のＲＡＭに記憶し（Ｓ４０４’）、前記取得したカード残額，及び該記憶されている電子マネー残額をディスプレイ３７に表示する（Ｓ４０４”）。
In FIG. 35, the
また入金精算装置３０では、前記Ｓ４３３〜Ｓ４３６の処理に代えて、Ｓ４３３’〜Ｓ４３５’の処理が行われる。具体的には、前記図２５のＤ１６２に示すように入金に使用するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図２５のＤ１６３に示すように入金金額の選択を受け付けると（Ｓ４３２）、該指定されたキャリアの電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額から該選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新し（Ｓ４３３’）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤ，及び当該電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭに記憶されている該減算更新後の電子マネー残額を会員カード５’のＣＰＵに対して送信する（Ｓ４３４’）。該電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する（Ｓ４３５’）。そして前記Ｓ４３７以下の処理が行われる。
Further, in the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により、会員カード５’から取得して制御部３２のＲＡＭにより記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤの指定を遊技者から受け付けると、特定取引用価値加算更新処理手段（制御部３２）により、当該会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して、設定された大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理が行われ、電子貨幣価値減算更新手段（制御部３２）により、会員カード５’から取得して前記指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭにより記憶されている電子マネー残額から前記加算更新される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさが減算更新されるので、遊技者が使用を希望する電子マネー残額を提供するキャリアを自由に選択することができることにより遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、電子マネー残額の多い電子貨幣サービス提供機関を利用できなかったり、あるいは一の電子貨幣サービス提供機関に電子マネー残額が無くて電子マネー残額を利用できないといった問題が解消される。また価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた入金金額に基づいて、特定取引用価値加算更新処理手段により特定取引用価値の大きさが加算更新されるので、遊技者が希望する電子マネー残額が特定取引用価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
In this way, any electronic money out of the plurality of electronic money IDs acquired from the
また入金精算装置３０では、前記Ｓ４４４の処理に代えて、Ｓ４４４’の処理が行われる。このＳ４４４’の処理は、前記Ｓ４４４の処理に加えて、制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネーＩＤと電子マネー残額を消去する処理である。
Further, in the
図３６において、入金精算装置３０では、前記Ｓ４７４〜Ｓ４７６の処理に代えて、Ｓ４７４’〜Ｓ４７６’の処理が行われる。具体的には、前記図２６のＤ１８２に示すようにカード残額を返却するキャリアの指定を受け付けると共に、前記図２６のＤ１８３に示すように電子マネー返却金額の指定を受け付けると（Ｓ４７２）、当該遊技場６のカード残額のうちの該指定された電子マネー返却金額を電子貨幣価値の大きさに変換し（Ｓ４７３）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネー残額に対して該変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新し（Ｓ４７４’）、前記指定されたキャリアの電子マネーＩＤ，及び当該電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭに記憶されている該加算更新後の電子マネー残額を会員カード５’のＣＰＵに対して送信する（Ｓ４７５’）。該電子マネーＩＤ及び電子マネー残額を受信した会員カード５’のＣＰＵは、該受信した電子マネーＩＤと対応付けて会員カード５’のフラッシュメモリに記憶されている電子マネー残額を、該受信した電子マネー残額に更新する（Ｓ４７６’）。そして前記Ｓ４７７以下の処理が行われる。
In FIG. 36, the
このように、提供機関識別情報指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により、会員カード５’から取得して制御部３２のＲＡＭにより記憶されている複数の電子マネーＩＤのうちの任意の電子マネーＩＤ（キャリア）の指定を遊技者から受け付けると、電子貨幣価値加算更新手段（制御部３２）により、会員カード５’から取得して前記指定を受け付けた電子マネーＩＤと対応付けて制御部３２のＲＡＭにより記憶されている電子マネー残額に対して、玉貸に未使用のカード残額が変換された電子貨幣価値の大きさが加算更新されるので、遊技者が電子貨幣価値の大きさの返却先として希望するキャリアを自由に選択することができることにより、遊技者の利便性が向上する。これによれば、従来のように単一の電子貨幣サービス提供機関しか利用できない場合において、例えば複数の電子貨幣サービス提供機関と契約している遊技者が、少ないユニット残額やカード残額を電子マネー残額に返却したい場合に、コンビニエンスストア等の低額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関を利用したいにも拘わらず高額商品を取り扱う電子貨幣サービス提供機関に返却してしまうといった問題が解消される。また変換価値指定受付手段（タッチパネル式のディスプレイ３７）により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ，又は該変換価値指定受付手段により指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさが、電子貨幣価値変換処理手段（制御部３２）により特定取引用価値の大きさに変換されるので、遊技者が希望する特定取引用価値の大きさが電子貨幣価値の大きさに変換されることにより、遊技者の利便性が向上する。
As described above, any electronic money among a plurality of electronic money IDs acquired from the
また入金精算装置３０では、前記Ｓ４８４の処理に代えて、Ｓ４８４’の処理が行われる。このＳ４８４’の処理は、前記Ｓ４８４の処理に加えて、制御部３２のＲＡＭに記憶されている電子マネーＩＤと電子マネー残額を消去する処理である。
Further, in the
［５．本発明の変形例］
最後に、本発明の変形例について説明する。
[5. Modified example of the present invention]
Finally, a modification of the present invention will be described.
上記の実施形態では、貨幣として、紙幣２及び硬貨３の双方を使用可能である例について説明したが、これに限らず、紙幣２又は硬貨３のいずれか一方のみを使用可能としても良い。また使用可能な貨幣の種類は、上記のものには限定されない。
In the above embodiment, an example in which both the
上記の第１，第２実施形態では、貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額に相当する特定取引用価値の大きさが、制御部２２のＲＡＭに記憶される例について説明したが、これに限らず、貨幣受付手段により貨幣を受け付けたときに、精算カードストッカ２５ｂにてストックされている精算カード４が精算カードＲ／Ｗ２５に対して搬送され、該精算カード４に前記特定取引用価値の大きさが記憶されるようにしても良い。
In the first and second embodiments described above, the example in which the magnitude of the specific transaction value corresponding to the amount of money received by the money receiving unit is stored in the RAM of the
上記の実施形態では、特定取引用価値の大きさが、ユニット残額やカード残額等の金額である例について説明したが、これに限らず、該特定取引用価値の大きさは、度数や得点であっても良い。 In the above embodiment, the example in which the magnitude of the specific transaction value is an amount such as the remaining amount of the unit or the balance of the card has been described. However, the present invention is not limited to this, and the magnitude of the specific transaction value can be determined by frequency or score. There may be.
上記の実施形態では、各ＩＣカードが受け付けられた場合に、該ＩＣカードとＲ／Ｗとの間で相互認証が行われる例について説明したが、これに限らず、該ＩＣカードの認証をシステムコントローラ５０や電子マネー管理サーバ８ａにおいて行うようにしても良く、さらには該認証を行わずに、電子マネーカード５や会員カード５’に記憶されている電子マネー残額に基づいて入金や返却の処理を行い、該処理の結果を電子マネー管理サーバ８ａに送信するようにしても良い。
In the above embodiment, an example is described in which mutual authentication is performed between the IC card and the R / W when each IC card is received. However, the present invention is not limited to this, and the authentication of the IC card is performed by the system. Processing may be performed in the
上記の実施形態では、精算カード４，電子マネーカード５，及び会員カード５’の各記録媒体が、非接触式のＩＣカードである例について説明したが、その通信距離は特に限定されず、密着型，近接型，近傍型のいずれでも良い。また各記録媒体の形状はカード型には限られず、コイン型であっても良い。さらに各記録媒体は接触式のＩＣカードであっても良く、この場合には、アンテナコイル４ｃ，５ｃ，５ｃ’に代えて、インターフェイスとして金属端子が設けられる。
In the above embodiment, an example in which each recording medium of the
上記の実施形態では、精算カード４がＩＣカードである例について説明したが、これに限らず、該精算カード４は、磁気，二次元コード（例えばバーコード），三次元コード，又は光干渉（例えばホログラム）等により情報を記録するものでも良い。
In the above-described embodiment, an example in which the
上記の第１，第２実施形態では、特定取引用価値特定情報が記憶されたカードが、玉貸ユニット２０から排出される精算カード４である例について説明したが、これに限らず、該カードは、例えばカード販売機で販売されるプリペイドカードであっても良い。また該カードは、会員登録をした会員遊技者に対して発行される会員カードであっても良く、この場合には、会員遊技者のみが、電子マネー残額からのカード残額への入金や、カード残額の電子マネー残額への返却ができるようにすると共に、会員遊技者以外は精算のみしかできないようにして、会員遊技者を優遇するようにしても良い。
In said 1st, 2nd embodiment, although the card | curd in which specific transaction value specific information was memorize | stored demonstrated the payment card |
上記の第１，第２実施形態では、精算カード４が使用される例について説明したが、これに限らず、該精算カード４に代えて、例えば特定取引用価値特定情報を記録する非接触式のＩＣチップが搭載された携帯電話端末が使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット２０や入金精算装置３０において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける受付手段が設けられる。また上記の第１，第２実施形態では、電子貨幣価値記録媒体として電子マネーカード５が使用される例について説明したが、これに限らず、該電子マネーカード５に代えて、例えば電子貨幣価値特定情報を記録する非接触式のＩＣチップが搭載された携帯電話端末が該電子貨幣価値記録媒体として使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット２０や入金精算装置３０において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段が設けられる。
In the above-described first and second embodiments, the example in which the
上記の第３，第４実施形態では、記録媒体として会員カード５’が使用される例について説明したが、これに限らず、例えばカード残額用の非接触式のＩＣチップと電子マネー用の非接触式のＩＣチップが搭載された携帯電話端末が該記録媒体として使用されるようにしても良く、この場合には、玉貸ユニット２０や入金精算装置３０において、該携帯電話端末を近接させることにより受け付ける記録媒体受付手段が設けられる。
In the third and fourth embodiments, the example in which the
上記の実施形態では、精算カード４や会員カード５’において、特定取引用価値特定情報として入金ＩＤ及びカード残額が記憶されている例について説明したが、これに限らず、該特定取引用価値特定情報として、入金ＩＤのみが記憶されるものや、カード残額のみが記憶されるものであっても良い。ここで特定取引用価値特定情報として入金ＩＤのみが記憶される場合には、該入金ＩＤをシステムコントローラ５０に対して送信することにより、該入金ＩＤと対応付けて記憶されているカード残額が特定される。なお特定取引用価値特定情報は、入金ＩＤには限られず、各カードを個々に識別可能なカードＩＤや、各会員遊技者を個々に特定可能な会員ＩＤや、前記ユニットＩＤ等であっても良い。また特定取引用価値特定情報としてカード残額のみが記憶される場合には、該カード残額をシステムコントローラ５０に対して送信する必要がない。
In the above embodiment, an example is described in which the payment ID and the card remaining amount are stored as the specific transaction value specifying information in the
上記の実施形態では、提供機関識別情報が電子マネーＩＤである例について説明したが、これに限らず、該提供機関識別情報は、電子マネーＩＤとは別個の情報であっても良い。 In the above embodiment, the example in which the provider institution identification information is the electronic money ID has been described. However, the present invention is not limited thereto, and the provider institution identification information may be information different from the electronic money ID.
上記の実施形態では、電子マネー会社８がＸ社とＹ社の２社である例について説明したが、これに限らず、該電子マネー会社８の数は特に限定されない。
In the above-described embodiment, the example in which the
上記の実施形態では、システムコントローラ５０や電子マネー管理サーバ８ａにおいて、ＩＤと対応付けて単に残額が記憶・管理されている例について説明したが、これに限らず、該残額の使用履歴（例えば入金金額，使用金額，精算金額等）も併せて記憶・管理するようにしても良い。
In the above embodiment, the example in which the remaining amount is simply stored and managed in association with the ID in the
上記の実施形態では、遊技機がパチンコ機１０である例について説明したが、これに限らず、該遊技機は、例えば遊技媒体としてメダルを使用するスロットマシン，遊技媒体としてパチンコ玉を使用するスロットマシンであるパチロット，遊技媒体であるパチンコ玉が指触不能に封入された封入式のパチンコ機，パチンコ玉やメダルを用いることなく得点データを使用して遊技可能なパチンコ機やスロットマシン，遊技領域やパチンコ玉が画像にて表示される画像式のパチンコ機，リールが画像にて表示される画像式のスロットマシン等であっても良い。
In the above embodiment, the example in which the gaming machine is the
上記の実施形態では、遊技使用処理が玉貸処理である例について説明したが、これに限らず、該遊技使用処理は、前記メダルを貸与するメダル貸出処理や、前記画像式のパチンコ機やスロットマシンにおいて特定取引用価値の大きさを遊技媒体としての得点に変換して遊技に使用させる処理等でも良い。 In the above embodiment, an example in which the game use process is a ball lending process has been described. However, the game use process is not limited thereto, and the game use process includes a medal lending process for lending the medal, the image-type pachinko machine, and a slot. A process of converting the value of the value for specific transaction into a score as a game medium in a machine and using it for a game may be used.
上記の実施形態では、玉貸処理が行われた場合に、玉貸ユニット２０とパチンコ機１０との間でパチンコ玉の貸与に関する信号のやり取りが行われて、該パチンコ機１０に設けられた玉払出装置１３からパチンコ玉が払い出されて貸与される例について説明したが、これに限らず、玉貸ユニット２０に設けられた図示しない玉払出装置からパチンコ玉が払い出されて貸与されるようにしても良い。
In the above embodiment, when the ball lending process is performed, the
上記の実施形態では、特定取引用価値の大きさの付与が、ユニット残額又はカード残額の加算更新（入金）である例について説明したが、これに限らず、該特定取引用価値の大きさの付与は、例えば特定取引用価値特定情報が記憶されたプリペイドカードの発行でも良い。 In the above embodiment, the example in which the grant of the value for specific transaction is the addition update (payment) of the remaining amount of the unit or the remaining amount of the card has been described. The grant may be issued, for example, by issuing a prepaid card in which specific transaction value specifying information is stored.
上記の実施形態では、選択された入金金額に相当する電子貨幣価値の大きさが電子マネー残額から入金された後のユニット残額又はカード残額を使用して玉貸処理が行われる例について説明したが、これに限らず、玉貸処理が行われる毎に電子マネー残額から入金すると共に該入金されたユニット残額又はカード残額を使用するようにしても良く、この場合には、前記使用予定額又は前記特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさは、消費税込みの５度数に相当する５２５円となる。 In the above embodiment, the example in which the ball lending process is performed using the unit remaining amount or the card remaining amount after the electronic money value corresponding to the selected deposit amount is deposited from the electronic money remaining amount has been described. However, the present invention is not limited to this, and each time the ball lending process is performed, the electronic money balance may be deposited and the deposited unit balance or card balance may be used. The value of the value for specific transaction used for a specific transaction is 525 yen corresponding to 5 times including consumption tax.
上記の実施形態では、店舗が遊技場６であり、特定の取引が玉貸であり、該特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさの付与がユニット残額又はカード残額の付与である例について説明したが、これらの組み合わせは、例えば以下のようなものであっても良い。
In the above embodiment, the store is the
例えば店舗がカジノであり、特定取引用価値の大きさの付与がスロットマシンでの遊技に使用されるクレジットの加算であるようにしても良く、この場合には、該スロットマシンにおいて電子マネーカード５又は会員カード５’が受け付けられると、該カードに記憶されている電子マネー残額が前記クレジットに変換されて、該スロットマシンのクレジットが加算される。
For example, the store may be a casino, and the addition of the value for specific transaction may be an addition of credits used for a game in the slot machine. In this case, the
また店舗がゴルフ練習場であり、特定取引用価値の大きさの付与がゴルフボールの貸し出しに使用可能なプリペイドカードの発行であるようにしても良く、この場合には、プリペイドカード発行機において電子マネーカード５又は会員カード５’が受け付けられると、該カードに記憶されている電子マネー残額がプリペイド度数に変換され、該プリペイド度数が記憶されたプリペイドカードが発行される。
In addition, the store may be a driving range, and the grant of a specific transaction value may be issued a prepaid card that can be used for lending golf balls. When the
さらに店舗がコンビニエンスストアであり、特定取引用価値の大きさの付与が買い物金額への充当であるようにしても良く、この場合には、コンビニエンスストアのレジに設けられる端末において電子マネーカード５又は会員カード５’が受け付けられると、該カードに記憶されている電子マネー残額が買い物に使用可能な価値に変換され、該価値が買い物金額に充当される。
Further, the store may be a convenience store, and the grant of the value for specific transaction may be appropriated for the purchase amount. In this case, the
上記の実施形態では、玉貸ユニット２０が、店舗用装置及び精算装置の双方の機能を備える例について説明したが、これに限らず、該玉貸ユニット２０は、店舗用装置又は精算装置のいずれか一方の機能のみを備えるものでも良い。同様に、上記の実施形態では、入金精算装置３０が、店舗用装置及び精算装置の双方の機能を備える例について説明したが、これに限らず、該入金精算装置３０は、店舗用装置又は精算装置のいずれか一方の機能のみを備えるものでも良い。さらに店舗用システムは１、玉貸ユニット２０又は入金精算装置３０のいずれか一方のみを備えるものであっても良い。
In the above embodiment, the example in which the
上記の第２実施形態において、特定取引用価値付与手段，電子貨幣価値減算更新手段，及び電子貨幣価値送信手段の各々が行う処理の順序は特に限定されない。同様に、上記の第４実施形態において、特定取引用価値加算更新処理手段，電子貨幣価値減算更新手段，及び電子貨幣価値送信手段の各々が行う処理の順序も特に限定されない。 In said 2nd Embodiment, the order of the process which each of the specific transaction value provision means, an electronic money value subtraction update means, and an electronic money value transmission means performs is not specifically limited. Similarly, in the fourth embodiment, the order of processing performed by each of the specific transaction value addition update processing means, the electronic money value subtraction update means, and the electronic money value transmission means is not particularly limited.
上記の第２，第４実施形態では、電子貨幣価値送信手段により、提供機関識別情報記憶手段に記憶されている減算更新後又は加算更新後の電子貨幣価値の大きさが送信される例について説明したが、これに代えて、付与される（あるいは加算更新される）特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさ，又は加算更新される電子貨幣価値の大きさが送信されるようにしても良く、この場合には、電子マネーカード５又は会員カード５’のＣＰＵが電子貨幣価値の大きさの減算更新又は加算更新を行う。
In the second and fourth embodiments described above, an example is described in which the electronic monetary value transmitting unit transmits the magnitude of the electronic monetary value after or after the subtraction update stored in the providing organization identification information storage unit. However, instead of this, the size of the electronic monetary value corresponding to the size of the specific transaction value to be granted (or added and updated) or the size of the electronic money value to be added and updated is transmitted. In this case, the CPU of the
上記の実施形態では、特定取引用価値の大きさが使用された場合に、該使用に供された特定取引用価値の大きさである使用金額と共に、間接税の一例であって当該使用金額に対応する消費税も減算更新される例について説明したが、これに限らず、消費税以外の他の間接税（例えば今後導入の可能性もあり得る遊技税等）も減算更新されるようにしても良く、また消費税等の間接税は減算更新せずに使用金額のみが減算更新されるようにしても良い。 In the above embodiment, when the value of the specific transaction value is used, it is an example of the indirect tax together with the usage amount that is the size of the specific transaction value provided for the use. Although an example in which the corresponding consumption tax is also subtracted and updated has been described, the present invention is not limited to this, and other indirect taxes other than the consumption tax (for example, game taxes that may be introduced in the future) are also subtracted and updated. It is also possible to subtract and update only the usage amount without subtracting and updating indirect taxes such as consumption tax.
上記の実施形態では、玉貸処理が行われた場合における使用金額＋消費税に応じてポイントが付与される例について説明したが、これに限らず、該ポイントは、来店（即ち電子マネーカード５や会員カード５’の受付），遊技時間，又はパチンコ機１０における大当りの発生等に応じて付与されるようにしても良い。また１日で付与されるポイントに上限を設けるようにしても良い。
In the above embodiment, an example is described in which points are given according to the amount of money used + the consumption tax when the ball lending process is performed. Or a
上記の実施形態では、例えば図５のＤ１２１に示すように、提供機関識別情報指定受付手段において、１つのキャリアを指定可能である例について説明したが、これに限らず、２以上のキャリアを指定可能としても良い。これによれば、例えば該キャリアとしてＸ社及びＹ社が指定された場合に、Ｘ社電子マネー残額から１０００円を入金すると共にＹ社電子マネー残額から５００円を入金するといった使用や、Ｘ社電子マネー残額１０００円を返却すると共にＹ社電子マネー残額に５００円を返却するといった使用が可能となり、遊技者の利便性が向上する。 In the above embodiment, for example, as shown in D121 of FIG. 5, an example has been described in which one carrier can be designated in the providing organization identification information designation receiving unit. However, the present invention is not limited to this, and two or more carriers are designated. It may be possible. According to this, for example, when company X and company Y are designated as the carrier, the use of depositing 1000 yen from the remaining electronic money of company X and depositing 500 yen from the remaining electronic money of company Y, It is possible to use such as returning the remaining amount of electronic money of 1000 yen and returning 500 yen to the remaining amount of electronic money of company Y, which improves the convenience of the player.
上記の実施形態では、例えば図５のＤ１２２に示すように、価値指定受付手段において、入金金額選択ボタンにより、予め定められた複数種類の入金金額の中から入金金額の選択を受け付ける例について説明したが、これに限らず、例えばテンキーにより任意の入金金額の指定を受け付けるようにしても良い。 In the above-described embodiment, for example, as shown in D122 of FIG. 5, an example has been described in which the value designation accepting unit accepts the selection of a deposit amount from a plurality of predetermined deposit amounts by means of a deposit amount selection button. However, the present invention is not limited to this. For example, an arbitrary deposit amount may be received using a numeric keypad.
上記の実施形態では、使用予定額設定手段又は特定取引用価値設定手段が、価値指定受付手段の入金金額選択ボタンにより選択を受け付けた入金金額を、使用金額又は特定取引用価値の大きさとして設定する例について説明したが、これに限らず、該選択を受け付けるのではなく、店舗用装置（玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）が設定した入金金額を、使用金額又は特定取引用価値の大きさとして設定するようにしても良い。
In the above embodiment, the scheduled use amount setting means or the specific transaction value setting means sets the deposit amount received by the deposit amount selection button of the value designation accepting unit as the amount of use amount or the specific transaction value. However, the present invention is not limited to this, and instead of accepting the selection, the deposit amount set by the store apparatus (the
上記の実施形態では、自動入金処理において、予め定められた特定取引用価値の大きさ（上記の例では１０００円）がシステムコントローラ５０において設定される例について説明したが、これに限らず、該予め定められた特定取引用価値の大きさを、玉貸ユニット２０において遊技者が任意に設定変更できるようにしても良い。
In the above-described embodiment, an example in which the predetermined value for specific transaction (1000 yen in the above example) is set in the
上記の実施形態では、自動入金処理において、入金金額選択ボタンの操作により遊技者により選択された入金金額が自動入金される例について説明したが、これに限らず、予め定められた一定の金額（例えば１０００円）が自動入金されるようにしても良い。 In the above embodiment, an example in which the deposit amount selected by the player by the operation of the deposit amount selection button is automatically deposited in the automatic deposit process has been described. However, the present invention is not limited to this, and a predetermined amount ( For example, 1000 yen) may be automatically deposited.
上記の実施形態において、電子マネー残額による入金には上限（例えば１日１万円）を設け、各遊技者毎又は各キャリア毎に該電子マネー残額による入金金額を管理し、該入金金額が上限を超えた場合には、貨幣による入金のみを許容することとして、いわゆるのめり込みを防止するようにしても良い。同様に、電子マネー残額による入金と貨幣による入金を合算した合算入金額に上限を設け、各遊技者毎に該合算入金額を管理し、該合算入金額が上限を超えた場合には、入金を許容しないこととして、いわゆるのめり込みを防止するようにしても良い。 In the above embodiment, there is an upper limit (for example, 10,000 yen per day) for depositing with the remaining amount of electronic money, and the amount of deposit with the remaining amount of electronic money is managed for each player or each carrier. If it exceeds the limit, only deposit by money is allowed, and so-called intrusion may be prevented. Similarly, an upper limit is set for the total deposit amount that is the sum of the deposit by electronic money balance and the deposit by money, and the total deposit amount is managed for each player. It is also possible to prevent so-called intrusion by not allowing the above.
上記の実施形態では、減算処理において、使用金額＋消費税が一度に特定取引用価値の大きさから減算される例について説明したが、これに限らず、使用金額と消費税とを分けて特定取引用価値の大きさから減算するようにしても良い。 In the above-described embodiment, the example in which the usage amount + consumption tax is subtracted from the value of the specific transaction value at a time in the subtraction process has been described. However, the present invention is not limited to this, and the usage amount and the consumption tax are separately specified. You may make it subtract from the magnitude | size of transaction value.
上記の実施形態では、例えば図９のＤ１８３に示すように、変換価値指定受付手段において、テンキーにより電子マネー返却金額の指定を受け付ける例について説明したが、これに限らず、例えば返却金額選択ボタンにより、予め定められた複数種類の電子マネー返却金額の中から電子マネー返却金額の選択を受け付けるようにしても良い。 In the above-described embodiment, for example, as illustrated in D183 in FIG. 9, the conversion value designation accepting unit accepts the designation of the electronic money return amount using the numeric keypad. However, the present invention is not limited to this. Alternatively, selection of an electronic money return amount from a plurality of types of electronic money return amounts determined in advance may be accepted.
上記の実施形態では、例えば図１１に示すように、電子マネー端末６０に対する応答（Ｓ１６０〜Ｓ１６１）が行われた後に、システムコントローラ５０に対する応答（Ｓ１６２〜Ｓ１６３）が行われる例について説明したが、両応答の先後は特に限定されず、両応答が並列して行われるものであっても良い。
In the above embodiment, for example, as illustrated in FIG. 11, an example is described in which responses (S162 to S163) to the
上記の第１実施形態では、図１１のＳ１５３，及び図１３のＳ２１３に示すように、店舗用装置（玉貸ユニット２０，入金精算装置３０）が、提供機関識別情報（電子マネーＩＤ）に加えて、表示用の電子貨幣価値の大きさ（電子マネー残額）を取得する例について説明したが、これに限らず、該表示用の電子マネー残額は取得しないようにしても良い。この場合には、図５，図６，図８，及び図９に示す画面において、電子マネー残額は表示されないことになるが、本発明の成立には影響しない。これは上記の第３実施形態についても同様である。
In the first embodiment, as shown in S153 of FIG. 11 and S213 of FIG. 13, the store apparatus (the
１…店舗用システム
５…電子マネーカード
５ｂ…ＩＣチップ（ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ，フラッシュメモリ）
５’…会員カード
５ｂ’…ＩＣチップ（ＣＰＵ，ＲＯＭ，ＲＡＭ，フラッシュメモリ）
６…遊技場
８…電子マネー会社
２０…玉貸ユニット
２２…制御部
２６…電子マネーカードＲ／Ｗ
２６’…会員カードＲ／Ｗ
２７…（タッチパネル式の）ディスプレイ
３０…入金精算装置
３２…制御部
３６…電子マネーカードＲ／Ｗ
３６’…会員カードＲ／Ｗ
３７…（タッチパネル式の）ディスプレイ
DESCRIPTION OF
5 '...
6 ...
26 '… Membership card R / W
27 ... (touch panel type)
36 '… Membership card R / W
37 ... (touch panel type) display
Claims (20)
電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する電子貨幣価値記録媒体を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段と、
該電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報を取得する提供機関識別情報取得手段と、
該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段と、
特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定する使用予定額設定手段と、
前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが、前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する判定要求手段と、
前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上である旨の判定結果を受信したことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
を備えることを特徴とする店舗用装置。 In the store,
A plurality of providing agency identification information capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions that provide an electronic money service, and a memory that stores the magnitude of the electronic money value in association with each providing agency identification information An electronic monetary value recording medium receiving means for receiving an electronic monetary value recording medium, and a processing unit that performs processing based on the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit;
Providing organization identification information acquisition means for acquiring a plurality of providing organization identification information stored in the storage unit of the electronic money value recording medium received by the electronic money value recording medium reception means;
Providing agency identification information designation receiving means for accepting designation of arbitrary providing agency identification information among a plurality of providing agency identification information acquired by the providing agency identification information acquiring means;
A planned usage amount setting means for setting a planned usage amount to be used for receiving a specific transaction value used for a specific transaction;
The magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium received by the electronic monetary value recording medium in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation receiving unit Determination request means for requesting the processing unit of the electronic money value recording medium to determine whether or not is equal to or more than the expected use amount set by the expected use amount setting means,
The magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium received by the electronic monetary value recording medium in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation receiving unit Specific transaction value granting means for granting a specific transaction value having a size corresponding to the planned use amount based on receiving a determination result indicating that the amount is equal to or greater than the planned use amount;
A store apparatus characterized by comprising:
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を使用させるための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記付与された特定取引用価値の大きさから前記特定取引用価値使用処理手段による使用に供される特定取引用価値の大きさを減算するための減算処理を行う特定取引用価値減算処理手段と、をさらに備え、
前記判定要求手段は、前記付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことに基づいて、前記ユーザーの操作によらずに、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが、前記使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする店舗用装置。 The store apparatus according to claim 1,
Specific transaction value use processing means for performing processing for using the specific transaction value within the range of the specific transaction value given by the specific transaction value granting means;
Specific transaction value subtraction processing means for performing a subtraction process for subtracting the specific transaction value used for use by the specific transaction value use processing means from the given specific transaction value use size; Further comprising
The determination requesting unit is configured to operate the user based on the fact that the value of the assigned specific transaction value is equal to or less than a predetermined size after the subtraction process by the specific transaction value subtraction processing unit. Regardless of this, it is stored in the storage unit of the electronic money value recording medium received by the electronic money value recording medium receiving means in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation receiving means. An apparatus for a store that requests the processing unit of the electronic monetary value recording medium to determine whether or not the magnitude of the electronic monetary value is equal to or greater than the planned usage amount.
電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する電子貨幣価値記録媒体を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段と、
該電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報と、当該各提供機関識別情報と対応付けて該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさと、を取得する提供機関識別情報取得手段と、
該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段と、
該提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段と、
特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさを設定する特定取引用価値設定手段と、
該特定取引用価値設定手段により設定された大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさから前記付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新する電子貨幣価値減算更新手段と、
前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と、当該提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記減算更新後の電子貨幣価値の大きさ又は前記付与される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさとを、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して送信する電子貨幣価値送信手段と、
を備えることを特徴とする店舗用装置。 In the store,
A plurality of providing agency identification information capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions that provide an electronic money service, and a memory that stores the magnitude of the electronic money value in association with each providing agency identification information An electronic monetary value recording medium receiving means for receiving an electronic monetary value recording medium, and a processing unit that performs processing based on the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit;
A plurality of providing organization identification information stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium received by the electronic monetary value recording medium receiving means, and stored in the storage unit in association with each providing organization identification information. Providing agency identification information acquisition means for acquiring the size of electronic money value;
A providing institution identification information storage means for storing a plurality of providing institution identification information acquired by the providing institution identification information acquisition means and the magnitude of the electronic money value corresponding to each of the providing institution identification information;
Providing agency identification information designation receiving means for accepting designation of arbitrary providing agency identification information among a plurality of providing agency identification information stored in the providing agency identification information storage means;
A specific transaction value setting means for setting a specific transaction value used for a specific transaction;
Specific transaction value giving means for giving a specific transaction value of a size set by the specific transaction value setting means;
The value of the specific transaction value to be given from the magnitude of the electronic monetary value stored in the providing agency identification information storage means in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation accepting means Electronic monetary value subtraction updating means for subtracting and updating the magnitude of the electronic monetary value corresponding to
The providing agency identification information received by the providing agency identification information designation accepting means, and the value of the electronic money value after the subtraction update stored in the providing agency identification information storage means in association with the providing agency identification information Or the amount of the electronic money value corresponding to the amount of the specified transaction value to be given to the processing unit of the electronic money value recording medium received by the electronic money value recording medium receiving means. Value transmission means,
A store apparatus characterized by comprising:
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を使用させるための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記付与された特定取引用価値の大きさから前記特定取引用価値使用処理手段による使用に供される特定取引用価値の大きさを減算するための減算処理を行う特定取引用価値減算処理手段と、をさらに備え、
前記特定取引用価値付与手段は、前記付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことに基づいて、前記ユーザーの操作によらずに、前記特定取引用価値設定手段により設定された大きさの特定取引用価値を付与することを特徴とする店舗用装置。 The store apparatus according to claim 3,
Specific transaction value use processing means for performing processing for using the specific transaction value within the range of the specific transaction value given by the specific transaction value granting means;
Specific transaction value subtraction processing means for performing a subtraction process for subtracting the specific transaction value used for use by the specific transaction value use processing means from the given specific transaction value use size; Further comprising
The specific transaction value giving means is based on the fact that the given specific transaction value has become smaller than a predetermined size after the subtraction processing by the specific transaction value subtraction processing means. A store apparatus characterized by providing a specific transaction value having a size set by the specific transaction value setting means without being operated by a user.
前記使用予定額の指定又は前記特定取引用価値付与手段により付与される特定取引用価値の大きさの指定をユーザーから受け付ける価値指定受付手段をさらに備え、
前記使用予定額設定手段又は前記特定取引用価値設定手段は、該価値指定受付手段により指定を受け付けた使用予定額又は特定取引用価値の大きさを設定することを特徴とする店舗用装置。 It is the apparatus for stores described in any one of Claims 1-4,
Further comprising value designation accepting means for accepting from the user designation of the planned usage amount or designation of the value of specific transaction value given by the specific transaction value granting means
The store apparatus characterized in that the scheduled use amount setting means or the specific transaction value setting means sets the planned use amount or the specific transaction value received by the value designation receiving means.
当該店舗に設けられ、前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う電子貨幣価値変換処理手段を備える精算装置と、
からなる店舗用システムであって、
前記精算装置は、
電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する電子貨幣価値記録媒体を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段と、
該電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報を取得する提供機関識別情報取得手段と、
該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段と、
該提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、をさらに備えることを特徴とする店舗用システム。 An apparatus for a store that performs processing for causing a specific transaction value to be used for a specific transaction, which is provided in the store and used for the specific transaction;
A settlement apparatus provided with electronic money value conversion processing means for performing a process of converting at least a part of the value for specific transaction unused in the specific transaction into the value of electronic money value provided in the store When,
A store system comprising:
The settlement apparatus is
A plurality of providing agency identification information capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions that provide an electronic money service, and a memory that stores the magnitude of the electronic money value in association with each providing agency identification information An electronic monetary value recording medium receiving means for receiving an electronic monetary value recording medium, and a processing unit that performs processing based on the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit;
Providing organization identification information acquisition means for acquiring a plurality of providing organization identification information stored in the storage unit of the electronic money value recording medium received by the electronic money value recording medium reception means;
Providing agency identification information designation receiving means for accepting designation of arbitrary providing agency identification information among a plurality of providing agency identification information acquired by the providing agency identification information acquiring means;
The magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit of the electronic money value recording medium received by the electronic money value recording medium receiving means in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation receiving means Electronic money value addition update requesting means for requesting the processing unit of the electronic money value recording medium to add and update the magnitude of the electronic money value converted by the electronic money value conversion processing means, A store system characterized by further comprising:
当該店舗に設けられ、前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う電子貨幣価値変換処理手段を備える精算装置と、
からなる店舗用システムであって、
前記精算装置は、
電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する電子貨幣価値記録媒体を受け付ける電子貨幣価値記録媒体受付手段と、
該電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報と、当該各提供機関識別情報と対応付けて該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさと、を取得する提供機関識別情報取得手段と、
該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段と、
該提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段と、
該提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する電子貨幣価値加算更新手段と、
前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と、当該提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記加算更新後の電子貨幣価値の大きさ又は前記加算更新される電子貨幣価値の大きさとを、前記電子貨幣価値記録媒体受付手段により受け付けた電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して送信する電子貨幣価値送信手段と、
を備えることを特徴とする店舗用システム。 An apparatus for a store that performs processing for causing a specific transaction value to be used for a specific transaction, which is provided in the store and used for the specific transaction;
A settlement apparatus provided with electronic money value conversion processing means for performing a process of converting at least a part of the value for specific transaction unused in the specific transaction into the value of electronic money value provided in the store When,
A store system comprising:
The settlement apparatus is
A plurality of providing agency identification information capable of individually identifying a plurality of electronic money service providing institutions that provide an electronic money service, and a memory that stores the magnitude of the electronic money value in association with each providing agency identification information An electronic monetary value recording medium receiving means for receiving an electronic monetary value recording medium, and a processing unit that performs processing based on the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit;
A plurality of providing organization identification information stored in the storage unit of the electronic monetary value recording medium received by the electronic monetary value recording medium receiving means, and stored in the storage unit in association with each providing organization identification information. Providing agency identification information acquisition means for acquiring the size of electronic money value;
A providing institution identification information storage means for storing a plurality of providing institution identification information acquired by the providing institution identification information acquisition means and the magnitude of the electronic money value corresponding to each of the providing institution identification information;
Providing agency identification information designation receiving means for accepting designation of arbitrary providing agency identification information among a plurality of providing agency identification information stored in the providing agency identification information storage means;
By the electronic money value conversion processing means, the magnitude of the electronic money value stored in the providing agency identification information storage means in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation accepting means. An electronic monetary value addition updating means for adding and updating the magnitude of the converted electronic monetary value;
The providing agency identification information received by the providing agency identification information designation accepting means, and the value of the electronic money value after the addition update stored in the providing agency identification information storage means in association with the providing agency identification information Or electronic money value transmitting means for transmitting the electronic money value to be added and updated to the processing unit of the electronic money value recording medium received by the electronic money value recording medium receiving means;
The system for stores characterized by comprising.
前記精算装置は、前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの前記電子貨幣価値の大きさに変換する特定取引用価値の大きさの指定又は該変換される電子貨幣価値の大きさの指定をユーザーから受け付ける変換価値指定受付手段をさらに備え、
前記電子貨幣価値変換処理手段は、前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うことを特徴とする店舗用システム。 The store system according to claim 6 or 7,
The settlement apparatus is configured to specify a specific transaction value size to be converted into the electronic money value size out of the specific transaction value sizes unused for the specific transaction, or to convert the converted electronic money value. A conversion value designation accepting means for accepting designation of the size of the user from the user,
The electronic monetary value conversion processing means accepts the size of the specific transaction value received by the conversion value designation receiving means out of the size of the specific transaction value unused for the specific transaction or the designation. A system for a store that performs processing for converting the size of a specific transaction value corresponding to the size of the electronic money value into the size of the electronic money value.
特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさを特定可能な特定取引用価値特定情報と、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報とを記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、少なくとも該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段と、
該記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報を取得する提供機関識別情報取得手段と、
該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段と、
特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定する使用予定額設定手段と、
前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが、前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かの判定を当該記録媒体の処理部に対して要求する判定要求手段と、
前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上である旨の判定結果を受信したことに基づいて、当該記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を加算更新するための処理を行う特定取引用価値加算更新処理手段と、
を備えることを特徴とする店舗用装置。 In the store,
Specific transaction value identification information that can identify the magnitude of the specific transaction value used for a specific transaction, and multiple provider identifications that can individually identify multiple electronic money service providers that provide electronic money services A storage unit that stores information and stores the magnitude of the electronic monetary value in association with each provider identification information, and a process based on at least the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit A recording medium receiving means for receiving a recording medium,
Providing organization identification information acquisition means for acquiring a plurality of providing organization identification information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium reception means;
Providing agency identification information designation receiving means for accepting designation of arbitrary providing agency identification information among a plurality of providing agency identification information acquired by the providing agency identification information acquiring means;
A planned usage amount setting means for setting a planned usage amount to be used for receiving a specific transaction value used for a specific transaction;
The magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving means in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation receiving means is the use schedule A determination requesting unit that requests the processing unit of the recording medium to determine whether or not the usage amount is equal to or more than the planned usage amount set by the amount setting unit;
The amount of electronic money value stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving means in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation receiving means is the expected usage amount. Based on the reception of the determination result to the effect that the above is true, the planned usage amount for the specific transaction value specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage unit of the recording medium Specific transaction value addition update processing means for performing processing for adding and updating the specific transaction value of a size corresponding to
A store apparatus characterized by comprising:
前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を使用させるための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさから前記特定取引用価値使用処理手段による使用に供される特定取引用価値の大きさを減算するための減算処理を行う特定取引用価値減算処理手段と、をさらに備え、
前記判定要求手段は、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことに基づいて、前記ユーザーの操作によらずに、前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて当該記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが、前記使用予定額以上であるか否かの判定を当該記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする店舗用装置。 The apparatus for a store according to claim 9,
Processing for causing the value for specific transaction to be used within the range of the value for specific transaction specified from the specific value for specific transaction stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving means Specific transaction value use processing means for
From the magnitude of the specific transaction value specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving means, it is used by the specific transaction value use processing means. Specific transaction value subtraction processing means for performing a subtraction process for subtracting the size of the specific transaction value,
The determination requesting unit includes a specific transaction value subtraction processing unit whose magnitude of the specific transaction value specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving unit Based on the fact that the size has become equal to or smaller than a predetermined size after the subtraction process by the above, in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation accepting means without depending on the operation of the user For a store characterized in that the processing unit of the recording medium is requested to determine whether or not the value of the electronic money value stored in the storage unit of the recording medium is equal to or greater than the planned usage amount. apparatus.
特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさを特定可能な特定取引用価値特定情報と、電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報とを記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、少なくとも該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段と、
該記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報と、当該各提供機関識別情報と対応付けて該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさと、を取得する提供機関識別情報取得手段と、
該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段と、
該提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段と、
特定の取引に使用される特定取引用価値の大きさを設定する特定取引用価値設定手段と、
該特定取引用価値設定手段により設定された大きさの特定取引用価値を前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して加算更新するための処理を行う特定取引用価値加算更新処理手段と、
前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさから前記加算更新される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさを減算更新する電子貨幣価値減算更新手段と、
前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と、当該提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記減算更新後の電子貨幣価値の大きさ又は前記加算更新される特定取引用価値の大きさに相当する電子貨幣価値の大きさとを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の処理部に対して送信する電子貨幣価値送信手段と、
を備えることを特徴とする店舗用装置。 In the store,
Specific transaction value identification information that can identify the magnitude of the specific transaction value used for a specific transaction, and multiple provider identifications that can individually identify multiple electronic money service providers that provide electronic money services A storage unit that stores information and stores the magnitude of the electronic monetary value in association with each provider identification information, and a process based on at least the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit A recording medium receiving means for receiving a recording medium,
A plurality of providing organization identification information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving means, and the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit in association with each providing organization identification information; , Providing agency identification information acquisition means for acquiring,
A providing institution identification information storage means for storing a plurality of providing institution identification information acquired by the providing institution identification information acquisition means and the magnitude of the electronic money value corresponding to each of the providing institution identification information;
Providing agency identification information designation receiving means for accepting designation of arbitrary providing agency identification information among a plurality of providing agency identification information stored in the providing agency identification information storage means;
A specific transaction value setting means for setting a specific transaction value used for a specific transaction;
The specific transaction value specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving unit with the specific transaction value set by the specific transaction value setting unit A specific transaction value addition update processing means for performing processing for addition update for the magnitude of value;
The specific transaction value to be added and updated from the magnitude of the electronic monetary value stored in the providing agency identification information storage means in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation accepting means. An electronic monetary value subtraction updating means for subtracting and updating the size of the electronic monetary value corresponding to the size;
The providing agency identification information received by the providing agency identification information designation accepting means, and the value of the electronic money value after the subtraction update stored in the providing agency identification information storage means in association with the providing agency identification information Or an electronic monetary value transmitting means for transmitting the magnitude of the electronic monetary value corresponding to the magnitude of the specific transaction value to be added and updated to the processing unit of the recording medium received by the recording medium receiving means,
A store apparatus characterized by comprising:
前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を使用させるための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさから前記特定取引用価値使用処理手段による使用に供される特定取引用価値の大きさを減算するための減算処理を行う特定取引用価値減算処理手段と、をさらに備え、
前記特定取引用価値加算更新処理手段は、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値減算処理手段による減算処理の後に予め定められた大きさ以下となったことに基づいて、前記ユーザーの操作によらずに、前記特定取引用価値設定手段により設定された大きさの特定取引用価値を当該特定取引用価値の大きさに対して加算更新するための処理を行うことを特徴とする店舗用装置。 The store apparatus according to claim 11,
Processing for causing the value for specific transaction to be used within the range of the value for specific transaction specified from the specific value for specific transaction stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving means Specific transaction value use processing means for
From the magnitude of the specific transaction value specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving means, it is used by the specific transaction value use processing means. Specific transaction value subtraction processing means for performing a subtraction process for subtracting the size of the specific transaction value,
The specific transaction value addition update processing means is configured such that the size of the specific transaction value specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving means is the specific transaction. The specific transaction having the size set by the specific transaction value setting means, based on the fact that the value has become equal to or smaller than a predetermined size after the subtraction processing by the value subtraction processing means, regardless of the user's operation. An apparatus for a store that performs a process for adding and updating the business value with respect to the magnitude of the value for specific transaction.
前記使用予定額の指定又は前記特定取引用価値加算更新処理手段により加算更新される特定取引用価値の大きさの指定をユーザーから受け付ける価値指定受付手段をさらに備え、
前記使用予定額設定手段又は前記特定取引用価値設定手段は、該価値指定受付手段により指定を受け付けた使用予定額又は特定取引用価値の大きさを設定することを特徴とする店舗用装置。 It is the apparatus for stores described in any one of Claims 9-12,
Further comprising a value designation accepting unit that accepts designation of the planned usage amount or designation of the value of the specific transaction value added and updated by the specific transaction value addition update processing unit from a user;
The store apparatus characterized in that the scheduled use amount setting means or the specific transaction value setting means sets the planned use amount or the specific transaction value received by the value designation receiving means.
前記記録媒体の記憶部は、複数の店舗の各々について前記特定取引用価値特定情報を記憶する記憶領域を有し、
前記特定取引用価値加算更新処理手段は、当該店舗用装置が設けられる店舗の前記記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して前記特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行うことを特徴とする店舗用装置。 It is the apparatus for shops described in any one of Claims 9-13,
The storage unit of the recording medium has a storage area for storing the specific transaction value specifying information for each of a plurality of stores,
The specific transaction value addition update processing means is configured to identify the specific transaction value with respect to a specific transaction value specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage area of the store where the store device is provided. An apparatus for a store that performs processing for adding and updating the value of transaction value.
当該店舗に設けられ、
前記記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段と、
該記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う電子貨幣価値変換処理手段と、を備える精算装置と、
からなる店舗用システムであって、
前記精算装置は、
前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報を取得する提供機関識別情報取得手段と、
該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段と、
該提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する旨を当該記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、
前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさから当該加算更新に供される電子貨幣価値の大きさに相当する大きさの特定取引用価値を減算更新するための処理を行う特定取引用価値減算更新処理手段と、をさらに備えることを特徴とする店舗用システム。 Specific transaction value identification information that can be specified in the store and used for specific transactions and that can be identified individually, and multiple electronic money service providers that provide electronic money services can be individually identified A storage unit that stores a plurality of provider identification information and stores the magnitude of the electronic monetary value in association with each provider identification information, and at least the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit Receiving a recording medium having a processing unit that performs processing based on the specific transaction value specified from the specific transaction value specifying information stored in the received recording medium An apparatus for a store that performs processing for use in
Provided in the store,
Recording medium receiving means for receiving the recording medium;
At least a part of the size of the specific transaction value that is unused for the specific transaction specified from the specific transaction value specifying information stored in the recording medium received by the recording medium receiving means is an electronic monetary value. An electronic monetary value conversion processing means for performing processing for conversion into the size of
A store system comprising:
The settlement apparatus is
Providing agency identification information acquisition means for acquiring a plurality of providing agency identification information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium reception means;
Providing agency identification information designation receiving means for accepting designation of arbitrary providing agency identification information among a plurality of providing agency identification information acquired by the providing agency identification information acquiring means;
The electronic money value is stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving means in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation receiving means. An electronic monetary value addition update requesting unit that requests the processing unit of the recording medium to add and update the magnitude of the electronic monetary value converted by the monetary value conversion processing unit;
From the magnitude of the specific transaction value specified from the specific transaction value identification information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium reception means, to the magnitude of the electronic monetary value provided for the addition update A store system, further comprising: a specific transaction value subtraction update processing unit that performs a process for subtracting and updating a specific transaction value of a corresponding size.
当該店舗に設けられ、
前記記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段と、
該記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行う電子貨幣価値変換処理手段と、を備える精算装置と、
からなる店舗用システムであって、
前記精算装置は、
前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている複数の提供機関識別情報と、当該各提供機関識別情報と対応付けて該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさと、を取得する提供機関識別情報取得手段と、
該提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段と、
該提供機関識別情報記憶手段に記憶されている複数の提供機関識別情報のうちの任意の提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける提供機関識別情報指定受付手段と、
該提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさに対して前記電子貨幣価値変換処理手段により変換された電子貨幣価値の大きさを加算更新する電子貨幣価値加算更新手段と、
前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の記憶部に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさから当該加算更新に供される電子貨幣価値の大きさに相当する大きさの特定取引用価値を減算更新するための処理を行う特定取引用価値減算更新処理手段と、
前記提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と、当該提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記加算更新後の電子貨幣価値の大きさ又は前記加算更新される電子貨幣価値の大きさとを、前記記録媒体受付手段により受け付けた記録媒体の処理部に対して送信する電子貨幣価値送信手段と、をさらに備えることを特徴とする店舗用システム。 Specific transaction value identification information that can be specified in the store and used for specific transactions and that can be identified individually, and multiple electronic money service providers that provide electronic money services can be individually identified A storage unit that stores a plurality of provider identification information and stores the magnitude of the electronic monetary value in association with each provider identification information, and at least the magnitude of the electronic monetary value stored in the storage unit Receiving a recording medium having a processing unit that performs processing based on the specific transaction value specified from the specific transaction value specifying information stored in the received recording medium An apparatus for a store that performs processing for use in
Provided in the store,
Recording medium receiving means for receiving the recording medium;
At least a part of the size of the specific transaction value that is unused for the specific transaction specified from the specific transaction value specifying information stored in the recording medium received by the recording medium receiving means is an electronic monetary value. An electronic monetary value conversion processing means for performing processing for conversion into the size of
A store system comprising:
The settlement apparatus is
A plurality of providing organization identification information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium receiving unit, and a magnitude of the electronic money value stored in the storage unit in association with each providing organization identification information; , Providing agency identification information acquisition means for acquiring,
A providing institution identification information storage means for storing a plurality of providing institution identification information acquired by the providing institution identification information acquisition means and the magnitude of the electronic money value corresponding to each of the providing institution identification information;
Providing agency identification information designation receiving means for accepting designation of arbitrary providing agency identification information among a plurality of providing agency identification information stored in the providing agency identification information storage means;
By the electronic money value conversion processing means, the magnitude of the electronic money value stored in the providing agency identification information storage means in association with the providing agency identification information received by the providing agency identification information designation accepting means. An electronic monetary value addition updating means for adding and updating the magnitude of the converted electronic monetary value;
From the magnitude of the specific transaction value specified from the specific transaction value identification information stored in the storage unit of the recording medium received by the recording medium reception means, to the magnitude of the electronic monetary value provided for the addition update A specific transaction value subtraction update processing means for performing a process for subtracting and updating a specific transaction value of a corresponding size;
The providing agency identification information received by the providing agency identification information designation accepting means, and the value of the electronic money value after the addition update stored in the providing agency identification information storage means in association with the providing agency identification information Or an electronic monetary value transmitting unit that transmits the electronic money value to be added and updated to the processing unit of the recording medium received by the recording medium receiving unit. system.
前記記録媒体の記憶部は、複数の店舗の各々について前記特定取引用価値特定情報を記憶する記憶領域を有し、
前記電子貨幣価値変換処理手段は、当該精算装置が設けられる店舗の前記記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部を電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うことを特徴とする店舗用システム。 A system for a store according to claim 15 or 16,
The storage unit of the recording medium has a storage area for storing the specific transaction value specifying information for each of a plurality of stores,
The electronic monetary value conversion processing means is the size of the specific transaction value that is unused for the specific transaction specified from the specific transaction value specifying information stored in the storage area of the store where the settlement apparatus is provided. A system for a store that performs a process of converting at least a part of the value into a value of electronic money value.
前記精算装置は、前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの前記電子貨幣価値の大きさに変換する特定取引用価値の大きさの指定又は該変換される電子貨幣価値の大きさの指定をユーザーから受け付ける変換価値指定受付手段をさらに備え、
前記電子貨幣価値変換処理手段は、前記特定の取引に未使用の特定取引用価値の大きさのうちの前記変換価値指定受付手段により指定を受け付けた特定取引用価値の大きさ又は該指定を受け付けた電子貨幣価値の大きさに相当する特定取引用価値の大きさを前記電子貨幣価値の大きさに変換する処理を行うことを特徴とする店舗用システム。 The store system according to any one of claims 15 to 17, wherein
The settlement apparatus is configured to specify a specific transaction value size to be converted into the electronic money value size out of the specific transaction value sizes unused for the specific transaction, or to convert the converted electronic money value. A conversion value designation accepting means for accepting designation of the size of the user from the user,
The electronic monetary value conversion processing means accepts the size of the specific transaction value received by the conversion value designation receiving means out of the size of the specific transaction value unused for the specific transaction or the designation. A system for a store that performs processing for converting the size of a specific transaction value corresponding to the size of the electronic money value into the size of the electronic money value.
前記電子貨幣価値記録媒体又は前記記録媒体の記憶部は、複数の店舗の各々について各店舗において付与されるポイントを特定可能なポイント特定情報を記憶する記憶領域を有し、
前記店舗用装置は、当該店舗用装置が設けられる店舗において付与されたポイントを示す情報に基づいて、該情報に示されるポイントを当該店舗の前記記憶領域に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して加算更新するための処理を行うポイント加算更新処理手段をさらに備えることを特徴とする店舗用装置。 It is the apparatus for shops described in any one of Claims 1-5 or Claims 9-14,
The electronic monetary value recording medium or the storage unit of the recording medium has a storage area for storing point specifying information capable of specifying points given at each store for each of a plurality of stores,
The store device is identified from the point identification information stored in the storage area of the store based on the information indicating the points given at the store where the store device is provided. An apparatus for a store, further comprising point addition update processing means for performing processing for addition update on the points to be updated.
前記電子貨幣価値記録媒体又は前記記録媒体の記憶部は、複数の店舗の各々について各店舗において付与されるポイントを特定可能なポイント特定情報を記憶する記憶領域を有し、
前記店舗用装置及び／又は前記精算装置は、当該店舗用装置及び／又は当該精算装置が設けられる店舗において付与されたポイントを示す情報に基づいて、該情報に示されるポイントを当該店舗の前記記憶領域に記憶されているポイント特定情報から特定されるポイントに対して加算更新するための処理を行うポイント加算更新処理手段をさらに備えることを特徴とする店舗用システム。
The store system according to any one of claims 6 to 8, or claims 15 to 18,
The electronic monetary value recording medium or the storage unit of the recording medium has a storage area for storing point specifying information capable of specifying points given at each store for each of a plurality of stores,
The store device and / or the checkout device is configured to store the point indicated by the information in the store based on the information indicating the points given in the store where the store device and / or the checkout device is provided. A store system, further comprising point addition update processing means for performing processing for addition update on points specified from the point specification information stored in the area.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004288083A JP2006099692A (en) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | Device for store and system for store |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004288083A JP2006099692A (en) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | Device for store and system for store |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006099692A true JP2006099692A (en) | 2006-04-13 |
Family
ID=36239397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004288083A Pending JP2006099692A (en) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | Device for store and system for store |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006099692A (en) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007310782A (en) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Sankyo Kk | Point system |
| JP2008171202A (en) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Sankyo Kk | Transaction system and transaction management device |
| JP2009061037A (en) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Glory Ltd | Prize exchange system and prize exchange method |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002008113A (en) * | 2000-06-27 | 2002-01-11 | Fujikura Ltd | Ic card |
| JP2002024723A (en) * | 2000-07-11 | 2002-01-25 | Kyocera Communication Systems Co Ltd | Prepaid type digital cache conversion server, prepaid type digital cache conversion system and prepaid type digital cache conversion method |
| JP2002170151A (en) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Hitachi Ltd | Vending machine |
| JP2002311138A (en) * | 2001-04-06 | 2002-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | Distance measuring device for vehicle |
| JP2002331138A (en) * | 2001-05-11 | 2002-11-19 | Nippon Leisure Card-System Co Ltd | Point issue requesting terminal, management device, its method, and program |
| JP2002334285A (en) * | 2001-05-10 | 2002-11-22 | Hitachi Ltd | System for performing a plurality of electronic money account settlements as agent |
| JP2002360894A (en) * | 2001-06-06 | 2002-12-17 | Daikoku Denki Co Ltd | Method and system for utilizing game device by utilizing portable terminal |
| JP2004243011A (en) * | 2003-02-17 | 2004-09-02 | Glory Ltd | Game medium lending system and inter-machine processor |
-
2004
- 2004-09-30 JP JP2004288083A patent/JP2006099692A/en active Pending
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002008113A (en) * | 2000-06-27 | 2002-01-11 | Fujikura Ltd | Ic card |
| JP2002024723A (en) * | 2000-07-11 | 2002-01-25 | Kyocera Communication Systems Co Ltd | Prepaid type digital cache conversion server, prepaid type digital cache conversion system and prepaid type digital cache conversion method |
| JP2002170151A (en) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Hitachi Ltd | Vending machine |
| JP2002311138A (en) * | 2001-04-06 | 2002-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | Distance measuring device for vehicle |
| JP2002334285A (en) * | 2001-05-10 | 2002-11-22 | Hitachi Ltd | System for performing a plurality of electronic money account settlements as agent |
| JP2002331138A (en) * | 2001-05-11 | 2002-11-19 | Nippon Leisure Card-System Co Ltd | Point issue requesting terminal, management device, its method, and program |
| JP2002360894A (en) * | 2001-06-06 | 2002-12-17 | Daikoku Denki Co Ltd | Method and system for utilizing game device by utilizing portable terminal |
| JP2004243011A (en) * | 2003-02-17 | 2004-09-02 | Glory Ltd | Game medium lending system and inter-machine processor |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007310782A (en) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Sankyo Kk | Point system |
| JP2008171202A (en) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Sankyo Kk | Transaction system and transaction management device |
| JP2009061037A (en) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Glory Ltd | Prize exchange system and prize exchange method |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2006247191A (en) | Game management system | |
| EA009952B1 (en) | Game management system | |
| JP4809608B2 (en) | Game system | |
| JP4503551B2 (en) | Point management device | |
| JP6710500B2 (en) | Amusement system | |
| JP2010154984A (en) | Game medium management system, game medium lending device and game medium management method | |
| JP4721808B2 (en) | Game medium lending system and game medium lending restriction method | |
| JP2006099692A (en) | Device for store and system for store | |
| JP2003210810A (en) | Point management system | |
| JP2006247196A (en) | Game management system | |
| JP4681818B2 (en) | Point management system | |
| JP4574364B2 (en) | Specific transaction system | |
| JP4046219B2 (en) | Game system | |
| JP5150967B2 (en) | Game system | |
| JP2006187344A (en) | Game system | |
| JP4908011B2 (en) | Game enabling processing device and game enabling processing system | |
| JP4503552B2 (en) | Point management device | |
| JP2016016204A (en) | Game medium management system and game medium management method | |
| JP2006068333A (en) | System for game | |
| JP7343157B2 (en) | Information processing equipment and payout management system | |
| JP4682087B2 (en) | Point management device | |
| JP7280599B2 (en) | Information management system and terminal device | |
| JP2003150882A (en) | Settlement system for game parlor | |
| JP4778357B2 (en) | Point management system and point management device | |
| JP2006326002A (en) | System for game |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060215 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070823 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091217 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100212 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100212 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100312 |