JP2006197624A - 番組の記録再生方法、及び番組記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 所定の記録容量の巡回型記録領域に複数の番組を予約して記録するキャッシュ録再機能を有し、利便性の高い番組記録再生装置の構成を実現することにある。
【解決手段】 所定量の時系列信号を巡回型バッファに録画予約により記録して再生するキャッシュ記録再生機能を有する映像信号記録再生装置を、電子番組表情報を電子番組表取得手段56により取得し、電子番組表上の番組のうち録画予約する番組名に識別マークを付けた識別電子番組表を識別電子番組表作成手段76により生成し、その識別マークの付された番組を信号記録手段50及び60により巡回型バッファに記録し、その再生は信号再生手段60、及び70により行なうようにして番組記録再生装置40を実現した。
【選択図】 図1
【解決手段】 所定量の時系列信号を巡回型バッファに録画予約により記録して再生するキャッシュ記録再生機能を有する映像信号記録再生装置を、電子番組表情報を電子番組表取得手段56により取得し、電子番組表上の番組のうち録画予約する番組名に識別マークを付けた識別電子番組表を識別電子番組表作成手段76により生成し、その識別マークの付された番組を信号記録手段50及び60により巡回型バッファに記録し、その再生は信号再生手段60、及び70により行なうようにして番組記録再生装置40を実現した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ハードディスクレコーダなどランダムアクセス可能な記録媒体に、放送される番組を予約して記録する番組の記録再生方法、及び番組記録再生装置に関する。
従来より、VTRやハードディスクレコーダなどには記録時間を設定して放送される番組を記録する番組予約記録の機能が搭載されており、それらの番組記録機器はユーザにより嗜好する番組が予約されて記録され、ユーザの視聴時間が確保できるときに視聴する、タイムシフトマシンとして用いられている。
そして、記録媒体としてハードディスクなどのランダムアクセス可能な情報信号記録媒体を用いた映像信号記録再生装置は、記録、再生のためのアクセス時間が短いため、複数の映像信号を同時に記録できる、また映像信号の記録と再生を同時に行うことが出来るなどの機能を有している。
また、その同時記録再生機能を有する映像信号記録再生装置は、過去に記録を開始した映像信号を、現在記録中の映像信号に追いつくようにして再生する追っかけ再生、及び放送中の番組を現在から過去に連続的にタイムシフトしながら視聴できるキャッシュ再生などの便利な機能を有している。
そして、従来のキャッシュ記録再生機能は番組を視聴しながら記録し、見逃した番組部分を再度再生して視聴するなど、番組視聴に係る補助的な機能として用いられていたが、そのキャッシュ録再機能を更に便利な記録再生機能として用いることができれば映像信号の視聴も更に好適になる。
その好適な視聴環境を構築するためのキャッシュ録再機能は、いわゆるVTRにおける番組記録機能など、明示的に開始時刻及び終了時刻を指定して番組の録画予約を行なうのと異なり、そのような番組の録画予約をしない場合であっても、設定されている放送チャンネルで放送される番組が一定時間記録され、その記録された番組を必要に応じて現在から過去に遡って視聴することができるものである。
そして、そのキャッシュ録再機能は、例えば予め取得した電子番組表情報を用いることによリ受信する番組を指定しておくなどにより、その指定された番組を簡易な操作で録画予約を行なって視聴するための記録装置として用いることが出来る。
また、VTRなどの通常の記録装置の場合では、セットされる記録媒体の記録容量を超えた番組の記録はできなく、また録画予約で録画した番組はいつか消去する必要がある。その消去を古い番組から順に自動的に消去するような方法もあるが、そのような自動消去は必ずしもユーザにとって好ましい消去処理方法ではない。
また、通常の場合、記録された番組の再生は番組単位で完結するようになされているので、番組を時間軸上で連続的に、ないしは不連続的に3番組を録画したような場合では、その第1番目の番組から第2番目の番組を飛ばして第3番目の番組を連続した番組としてサーチ機能を用いながら流し見るようなことはできない。
これに対し、キャッシュ録再の場合では、予め設定された記録領域に番組が記録され、その記録領域を超えて番組が記録されるときは古い番組から順に、自動的に消去されるようになされており、現在キャッシュ記録中の最新の記録位置から最も古い記録位置までの記録されている番組を、番組の種類に関係なく流し見ることができるものである。
ところで、キャッシュ録再機能は上記のように便利な機能であるが、従来実現されているキャッシュ録再機能は、例えばキャッシュ記録中に受信チャンネルを変更したような場合は、キャッシュ記録した変更前の受信チャンネルに係る記録内容は消去されるようになされており、受信チャンネルを変更した時点より過去に記録した記録信号を再生することはできなかった。
それは、受信チャンネル変更時に受信される映像信号に、例えばTVチューナが切り換えられて受信チャンネルの放送信号に同期するまでの期間に雑音が生じてしまい、通常のテレビ視聴時におけるチャンネル切り替え時に生じる雑音成分は映像信号を「オフ」するなどのミューティング処理などにより視聴上の対策を行なっており、また視聴者も視聴者自身の操作によるチャンネル切り換え時のミューティング処理に関しては、自分で操作したために生じた現象であり大きな違和感は感じない。
しかるに、過去にチャンネル切り換え操作がなされて生じた雑音信号、ないしはそのミューティング処理された映像信号をキャッシュ再生機能により視聴するときは、視聴者の現在の操作に基づかない過去に生じた不連続な信号に対して違和感を感じることとなり好ましくなく、その違和感を感じさせないために受信チャンネルの変更個所を超えるキャッシュ録再を禁止するようにする程度のものでしかなかった。
そして、その受信チャンネル変更時に生じる雑音信号の処理に関しては、本願発明者が発明し、本願出願人により出願された特願2001−219421号「映像信号の記録再生方法、及び映像信号記録再生装置」(本願出願時に未公開)により解決できるものであり、キャッシュ録再はその解決手法と共に用いてさらにユーザに対して便利な機能を有するキャッシュ録再機能を実現することができることになる。
そのようにして実現されるキャッシュ録再では、録画すべき時刻情報、及び放送チャンネルなどの入力ソースなどを指定してキャッシュ録画予約を行なえるようにする。そしてそのキャッシュ録画予約は、従来のVTRなどにおける録画予約と同様に録画の開始時刻、終了時刻、及び放送チャンネルなどを指定して行う方法によってもよく、さらには電子番組表を用い、その番組表の表示画面上で録画予約操作を行なうようにして録画番組を選定するようにしてもよい。
そこで本発明は、ユーザに対して便利な機能であるキャッシュ録再を、更に便利な機能とするために、例えば時間的に不連続である複数の番組を指定して自動的にキャッシュ記録することを可能にすると共に、キャッシュ記録する番組が時間的に連続して放送される場合、あるいは連続しないで放送される場合、更には異なるチャンネルで放送される場合に対してもキャッシュ録再をできる様にし、さらにはキャッシュ記録する番組の放送時間が重複して指定される場合であっても好適なキャッシュ録再のための条件の選択がなされるようにしようとするものである。
さらに本発明では、キャッシュ録再機能を改善するため、従来のキャッシュでは過去に記録した番組に遡って視聴しているときに、通常録画の予約時間が到来するとキャッシュ再生が停止されて通常録画の番組が表示されてしまう、さらには視聴中であった番組が消去されてしまうように動作していたが、このようなユーザの希望しない動作に対しても改善したキャッシュ録再の手法を開示するものでもある。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の1)〜3)に記載手段よりなる。
すなわち、
1)所定量の時系列信号を記録可能として設定する記録領域に、供給される映像信号を含む情報信号を記録し、前記記録領域に記録した情報信号のデータ量が前記所定量に達したときは、前記記録した情報信号を消去しつつ次の記録を行なうようにして、所定量に保たれた前記情報信号の記録を巡回的に行なうと共に、前記記録した情報信号の任意の記録部分を指定して読み出すことにより前記記録された前記映像信号を再生するようになすキャッシュ記録再生を行なうための番組の記録再生方法であって、
互いに異なる放送チャンネルで放送される複数の番組のそれぞれの映像信号を録画予約により記録すると共に、前記それぞれの番組の記録開始位置に係る位置情報を得、その得られた位置情報を記憶する第1のステップと、
操作により前記位置情報を基に前記記録された番組を指定して再生する第2のステップと、
を少なくとも有しており、
前記第2のステップで再生の指定された番組の情報信号の一部が既に消去され、前記指定された番組の情報信号部分が存在しないときは、前記再生の指定された番組のうちまだ消去のされていない番組の過去に記録された部分より再生を開始するようになすことを特徴とする番組の記録再生方法。
すなわち、
1)所定量の時系列信号を記録可能として設定する記録領域に、供給される映像信号を含む情報信号を記録し、前記記録領域に記録した情報信号のデータ量が前記所定量に達したときは、前記記録した情報信号を消去しつつ次の記録を行なうようにして、所定量に保たれた前記情報信号の記録を巡回的に行なうと共に、前記記録した情報信号の任意の記録部分を指定して読み出すことにより前記記録された前記映像信号を再生するようになすキャッシュ記録再生を行なうための番組の記録再生方法であって、
互いに異なる放送チャンネルで放送される複数の番組のそれぞれの映像信号を録画予約により記録すると共に、前記それぞれの番組の記録開始位置に係る位置情報を得、その得られた位置情報を記憶する第1のステップと、
操作により前記位置情報を基に前記記録された番組を指定して再生する第2のステップと、
を少なくとも有しており、
前記第2のステップで再生の指定された番組の情報信号の一部が既に消去され、前記指定された番組の情報信号部分が存在しないときは、前記再生の指定された番組のうちまだ消去のされていない番組の過去に記録された部分より再生を開始するようになすことを特徴とする番組の記録再生方法。
2)所定量の時系列信号を記録可能として設定する記録領域に、供給される映像信号を含む情報信号を記録し、前記記録領域に記録した情報信号のデータ量が前記所定量に達したときは、前記記録した情報信号を消去しつつ次の記録を行なうようにして、所定量に保たれた前記情報信号の記録を巡回的に行なうと共に、前記記録した情報信号の任意の記録部分を指定して読み出すことにより前記記録された前記映像信号を再生するようになすキャッシュ記録再生を行なうための番組の記録再生方法であって、
操作により、前記巡回的に記録された複数の番組、又は前記巡回的に記録中である番組、のうちの任意の番組を選択し、その選択した番組を再生して前記映像信号を得る第1のステップと、
前記巡回的な記録を目的としない録画のための番組が放送されて受信される映像信号を得、その得られた映像信号を含む前記情報信号を非巡回記録番組として記録を開始する第2のステップと、
を少なくとも有しており、
前記第1のステップにおける選択した番組の再生は、前記第2のステップにおける前記非巡回記録番組の記録開始に係らず、前記選択した番組の再生を継続して行うようになすことを特徴とする番組の記録再生方法。
操作により、前記巡回的に記録された複数の番組、又は前記巡回的に記録中である番組、のうちの任意の番組を選択し、その選択した番組を再生して前記映像信号を得る第1のステップと、
前記巡回的な記録を目的としない録画のための番組が放送されて受信される映像信号を得、その得られた映像信号を含む前記情報信号を非巡回記録番組として記録を開始する第2のステップと、
を少なくとも有しており、
前記第1のステップにおける選択した番組の再生は、前記第2のステップにおける前記非巡回記録番組の記録開始に係らず、前記選択した番組の再生を継続して行うようになすことを特徴とする番組の記録再生方法。
3)所定量の時系列信号を記録可能として設定する記録領域に、供給される映像信号を含む情報信号を記録し、前記記録領域に記録した情報信号のデータ量が前記所定量に達したときは、前記記録した情報信号を消去しつつ次の記録を行なうようにして、所定量に保たれた前記情報信号の記録を巡回的に行なうと共に、前記記録した情報信号の任意の記録部分を指定して読み出すことにより前記記録された前記映像信号を再生するようになすキャッシュ記録再生を行なう番組記録再生装置であって、
操作により、前記巡回的に記録された複数の番組、又は前記巡回的に記録中である番組、のうちの任意の番組を選択し、その選択した番組を再生して前記映像信号を得る信号再生手段と、
前記巡回的な記録を目的としない録画のための番組が放送されて受信される映像信号を得、その得られた映像信号を含む前記情報信号を非巡回記録番組として記録を開始する信号記録手段と、
を少なくとも具備しており、
前記信号再生手段における選択した番組の再生は、前記信号記録手段における前記非巡回記録番組の記録開始に係らず、前記選択した番組の再生を継続して行うように構成することを特徴とする番組記録再生装置。
操作により、前記巡回的に記録された複数の番組、又は前記巡回的に記録中である番組、のうちの任意の番組を選択し、その選択した番組を再生して前記映像信号を得る信号再生手段と、
前記巡回的な記録を目的としない録画のための番組が放送されて受信される映像信号を得、その得られた映像信号を含む前記情報信号を非巡回記録番組として記録を開始する信号記録手段と、
を少なくとも具備しており、
前記信号再生手段における選択した番組の再生は、前記信号記録手段における前記非巡回記録番組の記録開始に係らず、前記選択した番組の再生を継続して行うように構成することを特徴とする番組記録再生装置。
請求項1記載の発明によれば、所定の記録容量の記録領域に巡回的に記録を行ない、記録した任意の領域部分の信号を再生するキャッシュ記録再生機能を有する番組の記録再生方法であって、録画の開始された記録場所に係る記録位置情報を管理テーブルとして有しているため、キャッシュ記録した番組が時間的に連続して放送される場合、あるいは連続しないで放送される場合、更には異なるチャンネルで放送される場合に対しても、容易に記録した番組の頭出し再生のできるキャッシュ予約録画に係る番組の記録再生方法を提供できる効果がある。
また、請求項2記載の発明によれば、所定の記録容量の記録領域に巡回的に記録を行ない、記録した任意の領域部分の信号を再生するキャッシュ記録再生機能を有する番組の記録再生方法であって、キャッシュ記録した番組の再生が行なわれているときに、例えばキャッシュ記録でない通常の録画が開始されるときであってもキャッシュ記録した記録内容の再生が継続するようになされているため、キャッシュ記録する番組が時間的に連続して放送される場合、あるいは連続しないで放送される場合、更には異なるチャンネルで放送される番組に対して、視聴中のキャッシュ録画番組を安心して視聴できる、キャッシュ予約録画のできる番組の記録再生方法を提供できる効果がある。
また、請求項3記載の発明によれば、所定の記録容量の記録領域に巡回的に記録を行ない、記録した任意の領域部分の信号を再生するキャッシュ記録再生機能を有する番組記録再生装置であって、キャッシュ記録した番組の再生が行なわれているときに、例えばキャッシュ記録でない通常の録画が開始されるときであってもキャッシュ記録した記録内容の再生が継続するようになされているため、キャッシュ記録する番組が時間的に連続して放送される場合、あるいは連続しないで放送される場合、更には異なるチャンネルで放送される場合に対しても、視聴中のキャッシュ録画番組を安心して視聴できる、キャッシュ予約録画のできる番組記録再生装置の構成を提供できる効果がある。
以下、本発明の番組の記録再生方法、及び番組記録再生装置の実施の形態につき、好ましい実施例により説明する。
図1は、その実施例に関わる番組の記録再生方法を搭載した番組記録再生装置の概略ブロック図であり、その構成と動作について述べる。
図1は、その実施例に関わる番組の記録再生方法を搭載した番組記録再生装置の概略ブロック図であり、その構成と動作について述べる。
同図において、この番組記録再生装置40は録画予約された番組を記録する記録部50、ランダムアクセス記録及び再生を行う媒体部60、及び記録された番組を再生する再生部70よりなり、再生部70にはモニタTV90が接続され、またリモコン95が赤外線により接続されるように概略構成されている。
そのように概略構成される番組記録再生装置40の記録部50はTVチューナ51、A/D変換器52、MPEG−2エンコーダ53、ストリームアナライザ54、REC−FIFO55、EPG(Electronic Program Guide)復号器56、及び管理テーブル生成器57により構成され、また媒体部60はハードディスク記録再生器61、ハードディスク63、及び書き込み読み出し制御器65より構成され、そして再生部70はバッファメモリ71、MPEG−2デコーダ72、OSD(On Screen Display)73、D/A変換器74、管理テーブル記憶器75、マイコン76、一時記憶メモリ78、及びリモコンインタフェース79より構成される。
次に、この様に構成される番組記録再生装置40の動作について概説する。
まず、ネットワークに接続される図示しない番組情報センターより電子番組表を得て、ないしは放送信号に多重される補助信号より番組情報信号を得、得られたそれらの番組情報信号をOSD73により表示信号として生成してモニタTV90に表示し、その表示された番組情報を基にしてリモコン95を操作するなどにより録画予約すべき番組を設定する。
まず、ネットワークに接続される図示しない番組情報センターより電子番組表を得て、ないしは放送信号に多重される補助信号より番組情報信号を得、得られたそれらの番組情報信号をOSD73により表示信号として生成してモニタTV90に表示し、その表示された番組情報を基にしてリモコン95を操作するなどにより録画予約すべき番組を設定する。
そのようにして設定された録画予約の設定情報はマイコン76に接続される一時記憶メモリ78に記憶され、その番組の録画開始時刻が近づいたとき、マイコン76より受信すべきチャンネル情報はTVチューナ51に供給され、そのTVチューナ51では、アンテナより入来する放送電波の内、供給された受信チャンネル情報に基づく受信チャンネルの信号が選定されて受信され、受信されて得られるビデオ信号はA/D変換器52に供給され、デジタル信号に変換されてMPEG−2エンコーダ53に供給される。
そのMPEG−2エンコーダ53では、供給された信号はISO/IEC(International Organization for Standardization / International Electrotechnical Commission)で定められたMPEG−2(moving picture experts group - 2)標準規格に従ってGOP(Group of Picture)を単位とする圧縮符号化がなされ、そのGOP単位の符号化に係る情報は管理テーブル生成器57に供給されると共に、MPEG−2エンコーダ53で圧縮符号化された信号はストリームアナライザ54に供給され、そこでは圧縮符号化された信号の形式が解析され、解析して得られる符号化情報信号、及び供給された圧縮符号化信号はREC−FIFO55に供給される。
そのREC−FIFO55では記録(recording)用信号のFIFO(first in first out)動作、即ち供給される信号は一時記憶されて、供給された順にその信号を出力する回路であり、その回路より供給された信号はハードディスク記録再生器61に供給され、管理テーブル生成器57から供給される管理テーブル情報と共にハードディスク63に記録される。
そのハードディスク63には、供給された符号化信号はセクタサイズごとに分割されてハードディスク63の後述のキャッシュ領域に記録されるが、その分割された信号は管理テーブル生成器57よりマイコン76を介して書き込み読出し制御器65に供給されて書込み位置が制御されるハードディスク63の所定のキャッシュストリーム領域に記録されるようになされている。
このようにして、チャンネル選択がなされて受信されたビデオ信号及び図示しない付随される音響信号は圧縮符号化された映像信号、及び音響信号とされ、それらの映像信号、及び音響信号はセクタサイズ毎に分割されてハードディスク63のキャッシュ領域に記録されるため、複数種類の番組が予約されて記録されるような場合であっても、その記録された番組の再生は希望する番組を容易にアクセスして再生することができる。
次に、その様にして記録部60のハードディスク63に記録された信号の再生について述べる。
まず、視聴者によりリモコン95の再生ボタンが操作されたときは、その操作内容は変調された赤外光線としてリモコンインタフェース79に伝送され、リモコンインタフェース79に伝送された操作内容に係る信号はマイコン76に供給される。
まず、視聴者によりリモコン95の再生ボタンが操作されたときは、その操作内容は変調された赤外光線としてリモコンインタフェース79に伝送され、リモコンインタフェース79に伝送された操作内容に係る信号はマイコン76に供給される。
そのマイコン76からは、操作内容に応じて生成された制御信号が書き込み読み出し制御器65に供給され、その書き込み読み出し制御器65に供給された制御信号に基づいてハードディスク63の、所定のキャッシュ領域の再生個所がアクセス制御されて再生され、そのキャッシュ領域の再生が希望される番組の録画信号が読み出され、読み出された信号はハードディスク記録再生器61に供給される。
そのハードディスク記録再生器61では、ハードディスク63より読み出された信号の増幅、及び周波数応答特性などの補正が行われ、その特性などの補正された信号はバッファメモリ71に供給され、そのバッファメモリ71では、供給される圧縮符号化された映像信号は一時記憶され、一時記憶された信号はMPEG−2デコーダ72からの要求に応じて読み出されてそのMPEG−2デコーダ72に供給される。
そのMPEG−2デコーダ72では、供給された圧縮符号化のなされた映像信号はMPEG−2標準に基づいてエンコーダ53で復号化され、その復号化されて得られたデジタルビデオ信号はOSD73を介してD/A変換器74に供給され、そこでデジタルビデオ信号はアナログビデオ信号に変換されてモニタTV90に供給されて、表示される。
そのOSD73では、必要に応じてモニタTV90に表示される映像信号に多重して表示すべき表示信号が生成され、その生成された表示信号は直接モニタTV90に表示される、ないしは復号化された映像信号に多重された合成信号とされて表示されるためのデジタル映像信号が生成され、その生成されたデジタル映像信号はD/A変換器74に供給され、モニタTV90に供給されるアナログ映像信号が得られるようになされている。
以上のようにして、セクタサイズ毎に分割されて、高速にハードディスクのキャッシュ領域に記録、及び再生を行うことのできる番組記録再生装置では、キャッシュ領域中の離れた位置に記録された番組も連続して再生することができる、及び現在放送されている番組のキャッシュ記録を行ないながら、過去にキャッシュ録画した番組の再生を行なうことができるものである。
次に、そのような番組の記録再生を行うキャッシュ録画再生について更に述べる。
そのキャッシュ録画を行なう信号は、MPEG−2エンコーダ53により符号化されて得られる符号化ビットストリームであるが、その記録した番組の所定部分をサーチして再生する、ないしは番組の最初の位置より頭出し再生するために、MPEG2エンコーダ53で符号化された信号よりGOPに係る情報を得、その得られたGOP情報を基に管理テーブルが管理テーブル生成器57で生成され、それらの生成された管理テーブルはハードディスク63に記録される。
そのキャッシュ録画を行なう信号は、MPEG−2エンコーダ53により符号化されて得られる符号化ビットストリームであるが、その記録した番組の所定部分をサーチして再生する、ないしは番組の最初の位置より頭出し再生するために、MPEG2エンコーダ53で符号化された信号よりGOPに係る情報を得、その得られたGOP情報を基に管理テーブルが管理テーブル生成器57で生成され、それらの生成された管理テーブルはハードディスク63に記録される。
図2に、その管理テーブルと、符号化ストリームを記録するストリーム領域との関係を示す。
同図において、縦横のそれぞれが共に5である25のストリーム領域部と、それらの領域部のそれぞれに対応して設けられる25の管理テーブル部の関係が示されている。
同図において、縦横のそれぞれが共に5である25のストリーム領域部と、それらの領域部のそれぞれに対応して設けられる25の管理テーブル部の関係が示されている。
そして、それら25個のストリーム領域部には、1、2、3、・・・、24、25、1、2、3、・・・の順に符号化ビットストリームが記録され、それらの各々のストリーム領域部に係るGOP情報等が相対応する管理テーブル部に記録される。
このようにして、25個のストリーム領域部には巡回的に符号化データが記録され、記録された古い符号化データは順に新しい符号化データに上書きされ、同様にして管理テーブル部のGOP情報等も上書き記録がなされる。
ここに示した例では管理テーブルにはそれぞれの管理テーブル部に対するエントリが25個であり、26番目は1番目に記録した領域部に上書きするようになされているが、例えばキャッシュの記録容量が1時間である実際のキャッシュ記録領域で、ストリーム領域部にGOP単位の符号化データを記録する場合では、通常のGOPの時間間隔は0.5秒程度であるので、テーブルのエントリー数は7200個程度になるが、そのテーブルのエントリー数、及びキャッシュ録画時間の設定方法などは設計事項であり、将来的には大容量ハードディスクの低価格化が進むためキャッシュ録画時間は例えば8時間、12時間などのように長時間化する傾向にある。
以上述べたように、従来の番組予約録画は、所定の記録媒体に保存を目的とした記録がなされ、新しい番組を上書き記録するまで記録内容が保存されるような使い方がされていたが、ここに述べたキャッシュ記録再生のように、予め記録媒体中にキャッシュ記録領域の設定を行ない、そのキャッシュ領域に放送される番組を記録して再生するような使用方法では、番組をキャッシュ予約録画し一度視聴する、ないしは必要な個所のみを視聴するなど、気軽に多くの番組を記録して視聴することができるものである。
その気軽に行なうキャッシュ録画は、電子番組表をネットワークを介して電子番組表提供者より得る、ないしは補助的に受信される信号より電子番組表情報を得、その得られた電子番組表をOSD73によりモニタTV90に表示し、リモコン95の矢印キー及び決定キーを操作して録画予約する番組名を、ないしは複数の録画予約番組名を選択し、それらの選択された番組情報より放送日、開始時刻、及び終了時刻等の情報を得、それらの得られた情報に基づいて放送される放送チャンネル、または外部入力端子に接続されるチューナユニットなどにより受信された番組信号を得、その得られた番組信号をキャッシュ領域に記録するようにする。
そのようにして、任意のストリーム領域部に記録された符号化信号は管理テーブルに記録される管理情報を基に記録した信号の任意の領域部分を指定して読み出すことにより、キャッシュ記録した映像信号の任意の部分を選択して再生することのできる映像信号の記録再生を実現することができる。
そして、そのようにして実現されるキャッシュ予約録画は、仮に電子番組表情報が得られない場合であっても、例えばテレビ番組表を掲載する週刊誌の情報により、ないしはテレビ局からアナウンスされる番組予告情報を基にGコード、ないしはリモコンキー操作によりキャッシュ録画する番組を指定して同様のキャッシュ録画予約を行なうこともできるものである。
このようにして、いわゆるキャッシュ録再機能は、視聴中の番組を記録し、見逃した情報、繰り返し視聴したい番組情報があるときに簡単に過去の番組部分を視聴することのできる機能であるが、キャッシュ録画予約機能はそれに番組の録画予約機能を加えたものである。
そのようにしてなされる、キャッシュ録画予約による番組記録では、複数の番組を予約して記録することもできるが、仮にそれらの複数の番組が連続して放送されなく、録画が間欠的に行われる場合があり、次にそのようにしてなされるキャッシュ録画予約について述べる。
図3に、電子番組表上で複数の番組がキャッシュ録画予約されている表示例を示す。
同図において、横方向は放送者を、縦方向は時刻を示しており、赤線(この図では太い線で示されているは)で囲まれる番組がキャッシュ録画予約された番組である。
同図において、横方向は放送者を、縦方向は時刻を示しており、赤線(この図では太い線で示されているは)で囲まれる番組がキャッシュ録画予約された番組である。
即ち、それらのキャッシュ録画予約された番組は、17時50分より18時00分まで放送者Aにより放送される「番組A」、18時00分より19時00分まで放送者Bにより放送される「番組B」、そして19時40分より19時45分まで放送者Aにより放送される「番組C」である。
通常のキャッシュ録画の場合では、視聴されている番組は常時録画されるように構成されているが、ここに述べるキャッシュ予約録画の場合では、間欠的に番組の記録が予約されたときには、それ以外の予約録画の対象にない18時00分〜18時30分の期間、及び19時00分〜19時40分の期間はキャッシュ録画の一時停止期間とし、これらの区間ではキャッシュ録画は一時停止されている。
このようにして、キャッシュ録画が一時停止状態とされることにより、それらの期間に放送される番組のキャッシュ再生はできないが、それ以外の期間に録画された番組、及びキャッシュ録画が予約されて記録された番組の再生ができるようになされる。
そして、このように断続的になされたキャッシュ録画部分の録画開始部分の管理情報に識別マークを記述することにより、ユーザによるキャッシュ録画予約番組の頭出し再生操作を簡易的に行なえる。
また、キャッシュ録画時間に対するキャッシュ記録可能領域が十分に大きくないときは、最後のキャッシュ予約番組を記録した後にキャッシュ録画の停止を行なうことによリ、最初に録画予約して記録した番組に新しい番組を上書き記録してしまう動作を防ぐことができる。
このようにして、最初の予約番組をキャッシュ録画する以前のキャッシュ録画は動作させるが、キャッシュ予約録画を開始した後の予約されていない番組のキャッシュ記録を行なうか、ないしは一時停止させるかの設定は自由であり設計事項でもあるが、ここに述べた例では予約された番組の記録が開始された後に、未記録のキャッシュ予約番組があるときは、その間の予約されない番組のキャッシュ録画は行なわないようにしている。
そして、全ての予約された番組の録画が終了された後のキャッシュ動作をどのようにするかに関しても設計事項であるが、特にキャッシュ記録領域が大きくない場合はその後のキャッシュ録画を停止するようにし、キャッシュ録画予約番組の視聴がなされた後に通常の常時キャッシュ録画がなされる状態となるようにしている。
このようにして、キャッシュ記録領域が長時間に設定されていない場合のキャッシュ録画予約では、予約して録画された番組が時間の経過に伴って他の番組が上書き記録されない様にキャッシュ録画の動作を制限するが、キャッシュ録画領域が例えば12時間程度の長い時間確保されている場合では、キャッシュ録画の一時停止を行なうことなくキャッシュ録画を継続して行うようにする。
すなわち、17時50分より録画を開始し、18時00分にキャッシュ予約による録画を終了するが、その後も放送者Aから放送される番組の記録を継続し、18時30分の直前に受信チャンネルを放送者Bに変更して「番組B」のキャッシュ録画を開始する。
そして、19時00分の「番組B」の記録終了後も19時00分から開始される「プロ野球」を続けてキャッシュ録画し、19時40分の直前に受信チャンネルを放送者Aに変更して「番組C」をキャッシュ録画する。
このキャッシュ録画の方法では、新しいキャッシュ予約された番組の開始直前に受信チャンネルを新しく予約記録するチャンネルに変更するが、同一チャンネルで放送される番組が録画予約される場合はそのチャンネルで受信される番組を継続してキャッシュ録画している。
このような動作は、受信チャンネルが変更されるタイミングを予約する形で録画予約指定したものであるが、キャッシュ領域を大容量に設定可能であり、例えば上書きせずにキャッシュ録画できる時間が8時間ないしは12時間とされる場合には上記の構成が用いられ、そのような構成による場合ではキャッシュ領域内に記録される番組が時間的に連続しているため、ユーザが記録した番組を遡って視聴した時に、実際に放送番組が記録された時刻に係る感覚が得られ易いなどの特徴を有しているものである。
以上のようにして、放送される番組がキャッシュ予約の設定に基づいて録画されるが、例えば現在の時刻が19時30分であり、既に予約記録した「番組A」ないしは「番組B」の再生が希望されることがあるが、この例に述べる番組記録再生装置はそれらの録画予約した番組を、簡単な操作により頭出し再生ができる。
そのキャッシュ録画予約番組の頭出し再生は、キャッシュ録画中にその番組の記録開始位置情報が前述の管理テーブル57に記憶されると共に、その記憶された管理テーブル情報はハードディスク63に記録され、記録された管理テーブル情報は読み出されて管理テーブル75に一時記憶されるため、リモコン95のキー操作等により視聴の希望される記録位置を読み出し制御器65によりハードディスクの再生位置を制御して再生することによリ、目的とする番組を容易に頭出し再生できる。
そして、その頭出し再生を行うための番組の指定は、電子番組表上でキャッシュ予約された太枠を、リモコンの矢印キーと決定キーを操作することにより予約されてキャッシュ録画された所望の番組を選択し、その番組の開始位置を頭出し再生するようにしてもよい。
また、その頭出し再生の指定された番組のキャッシュ録画がまだ開始されていないときはその番組の再生をできないが、キャッシュ録画のされた番組で既に他の番組が上書き記録されてしまったときにはその上書き記録されてしまった番組の頭出し再生はできない。
そのような最初の部分の上書き記録により消去されてしまったような番組の再生は、まだ消去のされていない記録部分の最も古い記録領域より再生を開始するようにする。
さらには、その指定された番組の全てが上書き記録されてしまったような場合には、もはやその番組の再生を行うことはできない。従って、そのような途中からしか再生のできない番組、及び再生のできない番組は電子番組表上に表示した赤枠(太枠)などの識別表示を消去する、ないしは枠内部の表示色を変えるなどにより再生のできない番組であるとして視聴者により識別がなされるようにする。
さらには、その指定された番組の全てが上書き記録されてしまったような場合には、もはやその番組の再生を行うことはできない。従って、そのような途中からしか再生のできない番組、及び再生のできない番組は電子番組表上に表示した赤枠(太枠)などの識別表示を消去する、ないしは枠内部の表示色を変えるなどにより再生のできない番組であるとして視聴者により識別がなされるようにする。
このようにして、キャッシュ録画予約は電子番組表上で行うと共に、録画されてキャッシュ領域に記録されている番組、一部上書き記録により消去された番組、及び全て消去された番組等に係る情報を電子番組表上の線の太さを変える、実線ないしは点線などの様に線の種類を変える、線の色を変える、ないしは枠内部の表示色を変えるなどにより表示することで、ユーザはキャッシュ録画予約された番組の記録状態に係る識別情報が得られるようにする。
そのような、電子番組表上での録画予約の指定及び録画番組の状態識別に係る実用的な応用例として、例えば夕方の忙しい時間帯にキャッシュ録画を希望する番組を電子番組表上でいくつか指定し、指定された番組のみがキャッシュ領域に記録され、最後の指定番組の記録終了後はそのままキャッシュ記録を停止させておく。
そして深夜になり、子供が就寝するなど視聴時間の得られるときに電子番組表を表示し、キャッシュ記録済み番組情報より再生を希望する番組を選定する。例えば、今日は遅いので1つ目の番組は見ないで2つ目から視聴を開始する、視聴開始後ユーザの視聴目的の番組部分を視聴した後は、次のキャッシュ録画番組の頭出し再生をリモコンキー操作により行うようにする。
そして、ここでは、次のキャッシュ録画予約番組の再生は、電子番組表をモニタTV上に表示することなく、リモコン95に設けられる「次のキャッシュ録画番組頭出し再生」ボタンを操作することによリ、マイコン76は電子番組表上の録画識別表示される番組の頭出し再生を行なうようにしてある。
このようにして、その自動的になされる次のキャッシュ録画予約により録画された番組の再生は、前記の管理テーブル75に記録されるキャッシュ領域に記録される番組情報の記録開始位置に係る情報を基にしてハードディスク63の所定の記録アドレス位置を指定することにより、容易に頭出し再生ができるものである。
以上、電子番組表上でキャッシュ録画予約を行ってキャッシュ記録した番組の自動頭出し再生について述べたが、次にその電子番組表上で行なうキャッシュ録画予約の指定について更に述べる。
図4に、キャッシュ予約対象録画番組の放送時間が重って指定される場合について示す。
同図において、11時25分より13時00分まで放送者Cにより放送される番組「番組G」と、12時00分から放送者Bにより放送が開始される番組「番組F」とがキャッシュ録画予約されている。
同図において、11時25分より13時00分まで放送者Cにより放送される番組「番組G」と、12時00分から放送者Bにより放送が開始される番組「番組F」とがキャッシュ録画予約されている。
このように重複された時間で録画予約されるのは、番組単位で録画予約の設定をできる様にしているからであり、番組記録再生装置40のハードディスク63はその高速ランダムアクセスの機能を生かして2つの番組の記録は可能であるものの、その番組記録再生装置40には経済的な理由により1系統の記録部50しか有していないため、2系統の放送される番組を同時に記録することはできない。
そこで、この様に時間的に重複する2系統の番組が録画予約されたときには、いずれか片方の番組を選択して記録する必要があるが、その選択は12時00分より受信チャンネルを放送者Bに合わせて記録する、ないしは13時00分より放送者Bの番組を記録するなどの選択があるが、それらの選択は番組記録再生装置40設計時の選択としていずれかの方法によリ行うこととして仮設定をしておく。
そして、その仮設定の内容は必要に応じてユーザが変更可能である、ないしはそれらの番組の予約設定時にユーザがいずれかの方法を選択できるようにしてもよいが、そのようにして設定された予約状況を番組表上に表示してユーザに認識されるようにする。
図5に、キャッシュ録画予約が設定され、録画のなされる部分を太枠により表示する場合の表示例を示す。
同図において、最初に録画予約設定されて受信される放送者Cの番組が全て終了して後に放送者Bから放送される番組の13時00分以降の番組が録画予約されていることを示している。
同図において、最初に録画予約設定されて受信される放送者Cの番組が全て終了して後に放送者Bから放送される番組の13時00分以降の番組が録画予約されていることを示している。
図6に、キャッシュ録画予約が設定され、録画のなされる部分を太枠により表示した他の場合の表示例を示す。
同図において、最初に録画予約設定されて受信される放送者Cの番組が終了していない時刻において受信チャンネルを放送者Bに切り換え、12時00分から放送される番組を録画予約していることを示している。
同図において、最初に録画予約設定されて受信される放送者Cの番組が終了していない時刻において受信チャンネルを放送者Bに切り換え、12時00分から放送される番組を録画予約していることを示している。
このように、放送時間の重複する番組のいずれを選択して録画するかについて、例えば「予約モード切り換え」アイコンをリモコン95などの矢印キーと決定ボタンを操作することにより、希望する方の予約モードに設定して後に録画予約を行なうようにしてもよい。
そして、重複されて予約される番組の記録を、途中で他方の番組を記録して後に再度切り換え前のチャンネルの番組に戻って記録するような方法もある。
図7に、録画予約されている時間内に他の番組の録画予約を設定したような録画予約番組の表示画面を示す。
図7に、録画予約されている時間内に他の番組の録画予約を設定したような録画予約番組の表示画面を示す。
同図において、11時25分より13時00分まで放送者Cにより放送される番組の間に11時30分より12時00分まで放送者Dにより放送される番組の録画予約がなされている状態を示す。
このような1つの番組の間に他の番組が挿入されるような録画予約は行なわないようにする方がユーザに対して好ましいと考えられるが、そのような録画予約設定に対して警告を発して単一の番組の録画予約を行なうようにさせるか、あるいはユーザにより設定された方法に従って2つの番組を録画するようにするかは設計事項である。
図8に、放送者Aと放送者Bとで同一時刻に放送される番組が予約された状態を示す。
同図において、18時00分から18時30分に放送される放送者Aと放送者Bの番組が予約されている。このような番組予約に係り、現時点では上記のようにいずれかの番組を選択して記録することとする。
同図において、18時00分から18時30分に放送される放送者Aと放送者Bの番組が予約されている。このような番組予約に係り、現時点では上記のようにいずれかの番組を選択して記録することとする。
以上、キャッシュ録再機能に録画予約を行なって放送番組を記録する手法について述べた。その従来から製品かされているキャッシュ録再機能を搭載した番組記録再生装置では、受信チャンネル変更時にキャッシュ記録された番組内容を消去してしまうなど、キャッシュ録画された番組はきわめて消えやすい仕様ものが多かったが、上述のように受信チャンネルを変更しながら記録を行ない、記録された番組をユーザの希望する時刻に視聴する機能は新たな放送番組に対する好適な記録機能として実現するものである。
そして、そのキャッシュ録画予約機能は、従来の番組をキャッシュ領域とは異なる番組保存用記録領域に番組を記録する機能も有しており、次にそれらの録画機能について更に述べる。
それらの番組保存を目的とする録画と、番組の一時記録を行なうキャッシュ記録とは記録に対する優先度合いが異なっており、番組保存用録画の方が優先される。即ち、キャッシュ録画中に通常の録画が開始されるときは、その録画が手動により操作された録画の場合、ないしは録画予約により開始される録画の場合の両者において、キャッシュ録画は中止され、通常の録画が開始される。
次に、そのようなキャッシュメモリに記録される番組の頭出し再生を容易に行なうための手法について述べる。
図9に、キャッシュ記録された番組信号の頭出し再生を行なうための検索用画面の表示例を示す。
図9に、キャッシュ記録された番組信号の頭出し再生を行なうための検索用画面の表示例を示す。
同図において、再生中の映像画面上にキャッシュメモリに記録されるコンテンツ(番組)名を電子番組表より得て一覧形式で表示したものであり、その一覧表示された番組名のうち希望する番組をリモコン95のキーを操作することによってその番組の最初より、もしくは番組の最初の記録領域に他の新しい番組が上書き記録されているときには、現在再生可能である時間的にもっとも古い記録領域位置からの番組を再生するようにしている。
すなわち、ここでは3つの番組が選択可能であり、それらの番組のタイトル名が表示されているが、番組名の左側に示される番号は通し番号であり、リモコンの1〜9の数字キーによってそれに係る番組を選択して再生できるが、再生を数字キーにより指定して行うか、あるいはリモコンの矢印キーと決定キーを用いて選択して行うかなどは設計事項である。
そして、番組のタイトル名は電子番組表から取得可能であるが、電子番組表の記述データを基にしたタイトル名の表示ができないような装置では、放送チャンネルと記録時刻情報を表示し、それらの表示情報から記録番組を指定してアクセス再生を行なうような方法によってもよい。
さらに、キャッシュ録画された番組の録画状態が、現在記録中であるか、記録が終了しているか、ないしは記録された最初の部分に他の番組が上書き記録などにより消去されているかなどに係る情報を、例えば番組名の表示色を変える、もしくはアイコンを変える等により表示する。
さらに、録画が開始されていないがキャッシュ予約されている番組を同様のリストにより表示すれば、ユーザはキャッシュ録画予約の状態を把握し易く、上記の表示と組合わせて行なってもよく、そのようにしてユーザに対して利便性のあるキャッシュ録再機能を実現することができる。
なお、ここに示した図では、再生中の映像信号に多重することにより録画番組名のリストを表示しているが、映像信号への多重によらなく、直接録画番組一覧表を表示するようにしてもよい。
以上、電子番組表を基にキャッシュ録画予約を行ない、録画された番組信号を再生するキャッシュ記録再生機能を搭載する番組記録再生装置の構成と動作について述べた。そして、それらの動作はマイコン76に格納されるコンピュータプログラムにより制御されて行われる動作が多くある。
次に、そのコンピュータプログラムにより実行される動作について更に述べる。
図10に、キャッシュ録画予約、キャッシュ録画、及びキャッシュ録画に係リ作成される識別電子番組表の更新に係る動作の流れをフローチャートにより示す。
図10に、キャッシュ録画予約、キャッシュ録画、及びキャッシュ録画に係リ作成される識別電子番組表の更新に係る動作の流れをフローチャートにより示す。
同図において、まずはキャッシュ録画予約を容易に行なうための電子番組表を取得する必要があるが、S11により、前述の図1におけるEPG復号器56で電子番組表情報が取得されているか否かが判定され、電子番組表情報が取得されていないときはS12により、インターネットを介して電子番組表提供者より、ないしは受信中の放送波に多重される電子番組表をTVチューナ51より取得する。
次に、取得した電子番組表情報をS13でマイコン76に接続される一時記憶メモリ78に記憶し、S14で、前述の図3に示したようにして複数の録画予約番組の設定を行う。
それらの設定された録画予約番組は、S15により一時記憶メモリ78に記憶される電子番組表の録画番組に対して例えば赤枠で囲む等により識別表示した識別電子番組表を作成する。
そして、識別表示される番組情報はマイコン76により管理されるが、S16により放送開始時刻が接近したと判定されるときに、S17によりマイコン76はTVチューナ51の受信チャンネルを変更する、ないしは外部入力端子より供給される映像信号に切り換える等により受信される番組、ないしは録画目的の番組に係り外部入力端子より供給される映像信号をA/D変換器52に供給するようにする。
また、図示していないが録画すべき映像信号が外部入力端子よりデジタル信号で供給されるときは、供給された信号を直接MPEG−2エンコーダ53に供給する。そのようにして供給された映像信号はMPEG−2エンコーダにより圧縮符号化され、S18において符号化信号はハードディスク63の所定のキャッシュ領域に記録されるが、番組の記録が開始された後にS19により、識別電子番組表の該当する番組の録画が開始されたことを、例えば識別表示の色を変更する等により識別電子番組表の更新を行なう。
そのようにして番組の録画が継続されるが、S20により新たに上書き記録されて消去される番組があるか否かが検査され、新たな番組への上書き記録が開始されたときはS21により、上書き記録により消去の開始された過去に記録した番組に係る電子番組表の更新を行うようにして、S22で録画の終了が検出されるまでS20、S21の動作が継続される。
次に、S22で録画予約番組の記録終了が検出されたときは、S23によりその録画予約番組に係る記録を終了した番組名として表示するための識別番組表の更新を行なう。
そして、S24により全ての録画予約番組の記録が終了されたか否かが検出され、終了していないときはS16による録画開始時刻の検出がなされるようにして同様のステップの動作がなされ、S24にて全ての録画予約番組の録画終了が検出されたときは録画予約に係る記録動作を終了する。
そして、S24により全ての録画予約番組の記録が終了されたか否かが検出され、終了していないときはS16による録画開始時刻の検出がなされるようにして同様のステップの動作がなされ、S24にて全ての録画予約番組の録画終了が検出されたときは録画予約に係る記録動作を終了する。
そのようにして録画された番組は、頭出し再生を行なうための一覧表示がなされるが、次にそのための動作の流れについて述べる。
図11は、識別電子番組表情報より識別番組一覧表を生成するための動作をフローチャートにより示したものである。
図11は、識別電子番組表情報より識別番組一覧表を生成するための動作をフローチャートにより示したものである。
同図において、まずS31により識別電子番組表の取得がなされ、S32によりその識別電子番組表に記述される識別番組名の取得がなされ、S33でその取得された識別番組表情報を基にして識別番組一覧表の作成がなされる。
そして、S34により、S19、S21、ないしはS23などで識別電子番組表の更新がなされたか否かが検出され、検出されたときは更新された識別電子番組表情報を基に、S35で識別番組一覧表の更新を行なう。
そして、S36において、S24による全ての予約番組の記録が終了したか否かが検出され、検出された記録終了の情報を得て識別番組一覧表の更新動作を終了する。
また、図示していないが、新たにキャッシュ記録の録画予約がなされたときは識別番組一覧表情報に録画予約されている番組名を表示する識別番組一覧表の作成も行う。
また、図示していないが、新たにキャッシュ記録の録画予約がなされたときは識別番組一覧表情報に録画予約されている番組名を表示する識別番組一覧表の作成も行う。
このようにして作成された識別番組一覧表はリモコン95などにより、一覧表表示のための操作がなされたときは、その識別番組一覧表はOSD73に供給され、MPEG−2デコーダより供給されて表示されている映像信号に多重されて、またはその識別番組一覧表が単独で表示される。
以上、番組記録再生装置に内蔵されるマイコン76を実行させるためのコンピュータプログラムの一部について述べた。
そして、その番組記録再生装置は、上述のキャッシュ録再機能の他に、所定の時刻になったときに入力ソースを変更する、キャッシュ録画を一時停止させる、あるいはキャッシュ録画を停止するなどの機能も有している。
そして、その番組記録再生装置は、上述のキャッシュ録再機能の他に、所定の時刻になったときに入力ソースを変更する、キャッシュ録画を一時停止させる、あるいはキャッシュ録画を停止するなどの機能も有している。
その所定の時刻は、キャッシュ録画の予約が実行される時刻であり、その時刻は電子番組表上での番組の指定、ないしは従来のVTRで用いられている時刻指定による録画予約と同様にして行われる。
また、前記入力ソースの変更は、受信される放送番組がMPEG−2方式により符号化された圧縮符号化信号であるときは、その符号化信号を直接ストリームアナライザ54に供給して録画を開始するものであるなど、TVチューナ51を介さないでデジタル映像信号が供給される場合などにおける入力ソースの変更も含むものである。
さらに、媒体部に用いられる記録媒体はハードディスクを中心として述べたが、記録媒体は高速アクセスが可能な媒体、例えば光磁気ディスク、RAM形、又はRW形のDVD、そして半導体メモリ形記録媒体等の他の記録媒体を用いた装置にも適用できる。
そして、キャッシュ記録再生を行なうための記録領域は、記録媒体中に所定量の記録領域を定義し、その定義された記録領域に巡回的な記録及び消去を行なうものとして述べてきた。
すなわち、その手法は、所定量の時系列信号を記録可能である記録領域の最初の領域部分より終わりの領域部分の方に、供給される映像信号を含む情報信号を記録し、その記録が前記終わりの領域部分に達したときは、次の記録を前記最初の領域部分より行なうようにして、前記記録領域に巡回的な前記情報信号の記録を行なうと共に、前記記録領域に記録した任意の領域部分を指定して読み出すことにより前記記録された前記映像信号を再生するようになすキャッシュ記録再生を行なうための番組の記録再生手法であって、放送される複数の番組の放送予定に係る電子番組表情報を取得する第1のステップと、前記電子番組表情報に記載される複数の番組名のうち、録画予約を行なう複数の番組名に係り識別マークを付す第2のステップと、前記識別マークの付された番組が放送されて受信される受信信号に係る前記映像信号を得、その得られた映像信号を含む前記情報信号を前記記録領域に記録する第3のステップと、前記記録領域に記録された複数の番組、又は記録中である番組、のうちの任意の番組を選択し、その選択した番組を再生して前記映像信号を得る第4のステップと、を少なくとも有している番組の記録再生手法である。
それに対し、キャッシュ記録を行なうための所定の記録領域は、記録媒体に保存のための番組信号を記録する領域と、キャッシュ記録を行なうための領域との配分比を設定し、その配分比は記録媒体における空き領域の大きさに応じ、例えば空き領域が大きいときはキャッシュ領域を大きな比率で設定してキャッシュ録再を行なうなど、情報信号を記録可能な空き領域の大きさに応じ、キャッシュ領域を増加、ないしは減少させて設定することができる。
さらに、その設定されるキャッシュ録再のための記録領域は、記録媒体中に固定される領域としてクラスタ番号等を設定して行なう外に、記録媒体に対する所定の比率を定め、その定められた比率を保ちつつキャッシュ記録領域を移動させながらキャッシュ録再を行う方法がある。
そのキャッシュ記録領域を移動させながら行なうキャッシュ記録は、例えばハードディスクの空きクラスタが番号1から10000までの1万個があり、その中のキャッシュ記録領域を1/10の比率に設定して1000個をキャッシュ記録領域として確保するような場合である。
そのように設定されたクラスタ番号1から1000までの領域に情報信号のキャッシュ記録を開始し、全てを記録した次の記録をクラスタ番号1001、1002、・・・のように1000個の領域を越えて記録すると共に、既に記録したクラスタ番号の1、2、・・・の順に消去するような方法で行なうキャッシュ記録である。
このような記録の場合では、キャッシュ領域として確保されている領域は記録媒体全体の1/10が一定に確保されつつ、キャッシュ記録領域が移動されながらも、前述と同様なキャッシュ記録、及びその再生が巡回的に継続して行われるものである。
以上詳述したように、記録媒体に巡回的に記録するような、簡易に番組を記録して視聴するキャッシュ録再機能を用いることによリ、更にはその録画番組名を電子番組表に記述される番組名を用いて行なうキャッシュ録画予約は、従来に比し簡易な操作により手軽にタイムシフトを行なう番組の視聴を可能とするなど、新たな番組の視聴環境を実現することができるものである。
40 番組記録再生装置
50 記録部
51 TVチューナ
52 A/D変換器
53 MPEG−2エンコーダ
54 ストリームアナライザ
55 REC−FIFO
56 EPG復号器
57 管理テーブル生成器
60 媒体部
61 ハードディスク記録再生器
63 ハードディスク
65 書き込み読み出し制御器
70 再生部
71 バッファメモリ
72 MPEG−2デコーダ
73 OSD
74 D/A変換器
75 管理テーブル記憶器
76 マイコン
78 一時記憶メモリ
79 リモコンインタフェース
90 モニタTV
95 リモコン
50 記録部
51 TVチューナ
52 A/D変換器
53 MPEG−2エンコーダ
54 ストリームアナライザ
55 REC−FIFO
56 EPG復号器
57 管理テーブル生成器
60 媒体部
61 ハードディスク記録再生器
63 ハードディスク
65 書き込み読み出し制御器
70 再生部
71 バッファメモリ
72 MPEG−2デコーダ
73 OSD
74 D/A変換器
75 管理テーブル記憶器
76 マイコン
78 一時記憶メモリ
79 リモコンインタフェース
90 モニタTV
95 リモコン
Claims (3)
- 所定量の時系列信号を記録可能として設定する記録領域に、供給される映像信号を含む情報信号を記録し、前記記録領域に記録した情報信号のデータ量が前記所定量に達したときは、前記記録した情報信号を消去しつつ次の記録を行なうようにして、所定量に保たれた前記情報信号の記録を巡回的に行なうと共に、前記記録した情報信号の任意の記録部分を指定して読み出すことにより前記記録された前記映像信号を再生するようになすキャッシュ記録再生を行なうための番組の記録再生方法であって、
互いに異なる放送チャンネルで放送される複数の番組のそれぞれの映像信号を録画予約により記録すると共に、前記それぞれの番組の記録開始位置に係る位置情報を得、その得られた位置情報を記憶する第1のステップと、
操作により前記位置情報を基に前記記録された番組を指定して再生する第2のステップと、
を少なくとも有しており、
前記第2のステップで再生の指定された番組の情報信号の一部が既に消去され、前記指定された番組の情報信号部分が存在しないときは、前記再生の指定された番組のうちまだ消去のされていない番組の過去に記録された部分より再生を開始するようになすことを特徴とする番組の記録再生方法。 - 所定量の時系列信号を記録可能として設定する記録領域に、供給される映像信号を含む情報信号を記録し、前記記録領域に記録した情報信号のデータ量が前記所定量に達したときは、前記記録した情報信号を消去しつつ次の記録を行なうようにして、所定量に保たれた前記情報信号の記録を巡回的に行なうと共に、前記記録した情報信号の任意の記録部分を指定して読み出すことにより前記記録された前記映像信号を再生するようになすキャッシュ記録再生を行なうための番組の記録再生方法であって、
操作により、前記巡回的に記録された複数の番組、又は前記巡回的に記録中である番組、のうちの任意の番組を選択し、その選択した番組を再生して前記映像信号を得る第1のステップと、
前記巡回的な記録を目的としない録画のための番組が放送されて受信される映像信号を得、その得られた映像信号を含む前記情報信号を非巡回記録番組として記録を開始する第2のステップと、
を少なくとも有しており、
前記第1のステップにおける選択した番組の再生は、前記第2のステップにおける前記非巡回記録番組の記録開始に係らず、前記選択した番組の再生を継続して行うようになすことを特徴とする番組の記録再生方法。 - 所定量の時系列信号を記録可能として設定する記録領域に、供給される映像信号を含む情報信号を記録し、前記記録領域に記録した情報信号のデータ量が前記所定量に達したときは、前記記録した情報信号を消去しつつ次の記録を行なうようにして、所定量に保たれた前記情報信号の記録を巡回的に行なうと共に、前記記録した情報信号の任意の記録部分を指定して読み出すことにより前記記録された前記映像信号を再生するようになすキャッシュ記録再生を行なう番組記録再生装置であって、
操作により、前記巡回的に記録された複数の番組、又は前記巡回的に記録中である番組、のうちの任意の番組を選択し、その選択した番組を再生して前記映像信号を得る信号再生手段と、
前記巡回的な記録を目的としない録画のための番組が放送されて受信される映像信号を得、その得られた映像信号を含む前記情報信号を非巡回記録番組として記録を開始する信号記録手段と、
を少なくとも具備しており、
前記信号再生手段における選択した番組の再生は、前記信号記録手段における前記非巡回記録番組の記録開始に係らず、前記選択した番組の再生を継続して行うように構成することを特徴とする番組記録再生装置。
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JP2011176893A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-09-08 | Toshiba Corp | 放送受信機および録画番組表示方法 |
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