JP2006196957A - 撮影指示ファイル生成プログラム及び撮影指示プログラム並びにデジタルカメラ - Google Patents

撮影指示ファイル生成プログラム及び撮影指示プログラム並びにデジタルカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】スライドショーで利用される写真を適切かつ確実に撮影するための撮影指示ファイル生成プログラム及び撮影指示プログラム並びにデジタルカメラの提供。
【解決手段】スライドショーを作成、表示する処理装置1では、撮影指示ファイル生成手段又は撮影指示ファイル生成プログラムによりスライドショーを構成するスライドのカテゴリーやカテゴリー毎の画像数などの撮影指示情報が記述された撮影指示ファイルが生成され、撮影指示ファイルを受け取ったデジタルカメラ7では、撮影指示手段又は撮影指示プログラムにより撮影指示情報を含む撮影指示画面が表示手段10に表示されるため、撮影指示画面の指示に従って写真を撮影するだけでスライドショーに必要な画像データを適切かつ確実に取得することができ、この画像データを利用することにより効果的なスライドショーを作成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラでの撮影を支援するための撮影指示ファイル生成プログラム及び撮影指示プログラム並びにデジタルカメラに関する。
近年、デジタルカメラの低価格化、小型化、高性能化等によりデジタルカメラを利用するユーザが増加している。デジタルカメラでは、撮影した写真の画像をデジタルデータとして取得することができ、取得した画像データはコンピュータ機器を用いて容易に加工することができるため、様々な用途に利用されている。
例えば、画像データに基づく画像をスライドショーとして表示することにより、該画像を効果的に表示することができることから、デジタルカメラで取得した画像データを用いて宣伝目的のスライドショーを作成することもできる。しかしながら、撮影に不慣れなユーザが見栄えのよい写真を撮影するのは困難であることから、写真撮影を支援する様々な技術が提案されている。例えば、下記特許文献1には、素人が写真を撮影する場合でも好ましい構図で写真を撮ることができるシステム及び方法が開示されている。
特開2003−125321号公報(第6−10頁、第1図)
ここで、例えば、飲食店の宣伝のためのスライドショーを作成する場合、店の外観や店舗で提供される飲食物などをデジタルカメラで撮影し、撮影して得られた画像データをコンピュータ機器に取り込み、コンピュータ機器に予めインストールされたスライドショープログラムなどを用いてスライドショーを作成することになるが、その場合、スライドショーを意識して写真を撮影しないと、スライドショーの構成上、重要な写真を撮り忘れてしまう場合が生じる。
また、写真撮影にあたって予めスライドショーとして表示される順番を意識して写真を撮影しないと、スライドショーを作成する際に、多数の画像データの中から所望の画像データを選択したり、多数の画像データを並べ替える等の手間がかかってしまう。
このように、デジタルカメラは様々な用途に利用でき、デジタルカメラで撮影した画像データを用いてスライドショーを作成することもできるが、従来のデジタルカメラではスライドショーとして利用される写真を適切かつ確実に撮影することが難しいという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、スライドショーとして利用される写真を適切かつ確実に撮影するための撮影指示ファイル生成プログラム及び撮影指示プログラム並びにデジタルカメラを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の撮影指示ファイル生成プログラムは、コンピュータを、スライドショーの構成を設定するための画面を表示手段に表示させ、設定された前記スライドショーの構成に基づいて、該スライドショーで利用される画像データをデジタルカメラで撮影させるための撮影指示情報が記述された撮影指示ファイルを生成する撮影指示ファイル生成手段として機能させるものである。
本発明においては、前記撮影指示情報は、前記スライドショーを構成する各々のスライドのカテゴリー、又は、前記各々のスライドのカテゴリー及び該カテゴリーのスライドに表示される画像数を含むことが好ましい。
また、本発明の撮影指示プログラムは、コンピュータを、入力された撮影指示ファイルから、所定のスライドショーで利用される画像データをデジタルカメラで撮影させるための撮影指示情報を読み取り、該撮影指示情報を含む撮影指示画面を前記スライドショーのスライド順に従って前記デジタルカメラの表示手段に表示させる撮影指示手段として機能させるものである。
また、本発明の撮影指示プログラムは、コンピュータを、スライドショーの構成を設定するための画面を表示手段に表示させ、設定された前記スライドショーの構成に基づいて、該スライドショーで利用される画像データをデジタルカメラで撮影させるための撮影指示情報を含む撮影指示画面を前記スライドショーのスライド順に従って前記デジタルカメラの前記表示手段に表示させる撮影指示手段として機能させるものである。
本発明においては、前記撮影指示手段は、前記撮影指示画面に従って取得された前記画像データを、フォルダで分類して、前記デジタルカメラの記憶手段又は該デジタルカメラに装填される記録媒体に記録させる構成とすることができる。
また、本発明のデジタルカメラは、撮像手段で撮像した被写体の像を信号処理して画像データを取得し、該画像データに基づく画像を表示手段に表示する機能を少なくとも備えるデジタルカメラにおいて、入力された撮影指示ファイルから、所定のスライドショーで利用される画像データを前記デジタルカメラで撮影させるための撮影指示情報を読み取り、該撮影指示情報を含む撮影指示画面を前記スライドショーのスライド順に従って表示手段に表示させる撮影指示手段を備えるものである。
また、本発明のデジタルカメラは、撮像手段で撮像した被写体の像を信号処理して画像データを取得し、該画像データに基づく画像を表示手段に表示する機能を少なくとも備えるデジタルカメラにおいて、スライドショーの構成を設定するための画面を前記表示手段に表示させ、設定された前記スライドショーの構成に基づいて、該スライドショーで利用される画像データを前記デジタルカメラで撮影させるための撮影指示情報を含む撮影指示画面を前記スライドショーのスライド順に従って前記表示手段に表示させる撮影指示手段を備えるものである。
このように、本発明の構成によれば、ユーザは、デジタルカメラなどの撮影機器の表示手段に表示される撮影指示画面の指示に従って写真を撮影するだけで、スライドショーに必要な画像データを適切かつ確実に取得することができ、この画像データを利用することにより効果的なスライドショーを簡単に作成することができる。
以上説明したように、本発明の撮影指示ファイル生成プログラム及び撮影指示プログラム並びにデジタルカメラによれば、スライドショーとしての表示に適した画像データを確実に取得することができ、この画像データを利用することにより効果的なスライドショーを作成することができる。
その理由は、スライドショーを作成、表示する処理装置では、撮影指示ファイル生成手段又は撮影指示ファイル生成プログラムにより、少なくともスライドショーを構成する各々のスライドのカテゴリーや必要に応じてカテゴリー毎の画像数などの撮影指示情報が記述された撮影指示ファイルが生成され、撮影指示ファイルを受け取ったデジタルカメラでは、撮影指示手段又は撮影指示プログラムにより、撮影指示情報を含む撮影指示画面がモニタなどの表示手段に表示されるため、撮影指示画面の指示に従って写真を撮影するだけで、スライドショーに必要な画像データを適切かつ確実に取得することができるからである。
本発明に係る撮影支援システムは、その好ましい一実施の形態において、スライドショーを作成、表示するための処理装置と、スライドショーとして利用する写真を撮影するデジタルカメラなどの撮影機器とを備え、処理装置には予め撮影指示ファイル生成手段がハードウェア又はソフトウェアとして構成され、デジタルカメラなどの撮影機器には撮影指示手段がハードウェア又はソフトウェアとして構成されている。そして、撮影指示ファイル生成手段では、例えば、スライドショーを構成する各々のスライドのカテゴリーやカテゴリー毎の画像数などの撮影を指示するための撮影指示情報が記述された撮影指示ファイルを生成し、撮影指示ファイルを読み込んだデジタルカメラの撮影指示手段では、撮影指示ファイルから上記撮影指示情報を読み取り、該撮影指示情報に基づいて、どのような写真を何枚撮影すればよいのかをユーザに知らせるための撮影指示画面をモニタ等の表示手段に表示して撮影を指示する。これにより、ユーザは撮影指示画面の指示に従って必要な枚数の写真を撮影するだけでスライドショーとしての表示に適した画像データを適切かつ確実に取得することができ、写真の撮り直しなどを無くすことができる。また、撮影して得た画像データを用いてスライドショーを作成することにより、効果的なスライドショーを簡単に作成することができる。
上記実施形態について詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る撮影指示ファイル生成プログラム及び撮影指示プログラム並びにデジタルカメラについて、図1乃至図18を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る撮影支援システムの構成を模式的に示す図であり、図2乃至図5は、処理装置のバリエーションを示す図である。また、図6は、処理装置の手段を示すブロック図であり、図7は、デジタルカメラの手段を示すブロック図である。また、図8は、処理装置を用いた撮影指示ファイルの生成手順を示すフローチャート図、図9は、デジタルカメラを用いた写真撮影の手順を示すフローチャート図、図10は、処理装置を用いたスライドショーの作成手順を示すフローチャート図である。また、図11及び図12、図15及び図16は、処理装置の表示手段に表示される画面の一例を示す図であり、図13及び図14は、デジタルカメラの表示手段に表示される画面の一例を示す図である。また、図17は、デジタルカメラに記録されるデータの記録構造を示す図であり、図18は、記録媒体に記録されるデータの記録構造を示す図である。
図1に示すように、本実施例の撮影支援システムは、撮影指示ファイルを生成し、また、撮影して得られた画像データを用いてスライドショーを作成する処理装置1と、撮影指示ファイルを利用してスライドショーに必要な写真の撮影を行うデジタルカメラ7などの撮影機器とで構成される。
また、本実施例の処理装置1は、図6に示すように、スライドショーの設定画面や作成したスライドショーを表示するLCD、CRT等の表示手段5と、スライドショーの設定や作成などの操作を行うキーボード、マウス等の操作手段6と、スライドショーに必要な写真の撮影を指示するための情報(以下、撮影指示情報と呼ぶ。)が記述されたファイル(以下、撮影指示ファイルと呼ぶ。)を生成する撮影指示ファイル生成手段12と、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDメモリーカード、マルチメディアカードなどの記録媒体(以下、メディア8と呼ぶ。)を装填するメディア装填部2、デジタルカメラ7(デジタルスチルカメラ及びデジタルムービーカメラの双方を含む。)やカメラ付き携帯電話機7a等の撮影機器を有線又は無線、赤外線等によって接続するための機器接続部3などを用いて、生成した撮影指示ファイルを出力したり撮影して得られた画像データを入力するデータ入出力手段13と、必要に応じて、画像データに基づいてDVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器で読み取り可能なVideo−CD形式、DVD−Video形式、HDTV形式などのデータを生成したり、画像データのデータサイズを縮小したサムネイル画像データやスクリーンネイル画像データなどの縮小画像データを作成するデータ生成手段14と、記録媒体装填部4に装填されたCD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、Blu−rayディスク等の記録媒体9にスライドショーのデータなどを記録するデータ記録手段15と、スライドショープログラムなどを記憶する記憶手段16とを備えている。上記各手段は処理装置1にハードウェアとして構成されていてもよいし、コンピュータを、少なくとも、撮影指示ファイル生成手段12として機能させる撮影指示ファイル生成プログラムとして構成し、該プログラムを処理装置1にインストールして実行するようにしてもよい。
また、本実施例の撮影機器(以下、デジタルカメラ7として説明する。)は、図7に示すように、CCD等の撮像素子、レンズ等の光学部材を備え、CCDの受光面に結像される被写体の光学像を画像信号に変換する撮像手段18と、画像信号に色分離処理、ゲイン調整、A/D変換、コントラスト調整、ホワイトバランス調整、ガンマ補正等の処理を行って画像データに変換する信号処理手段19と、液晶モニタなどの表示手段10と、ジョグダイアルなどの操作手段11と、内蔵メモリなどの記憶手段20と、メディア8を装填するメディア装填部21と、記憶手段20又はメディア8から撮影指示ファイルを読み取り、該ファイルに記述された撮影指示情報に基づいて写真撮影を指示する撮影指示画面を表示手段10に表示させる等の制御を行う撮影指示手段17とを備えている。上記各手段はデジタルカメラ7にハードウェアとして構成されていてもよいし、コンピュータを、少なくとも、撮影指示手段17として機能させる撮影指示プログラムとして構成し、該プログラムをデジタルカメラ7にインストールして実行するようにしてもよい。
なお、図1では、撮影指示ファイルの生成とスライドショーの作成や表示を同じ処理装置1で実行する構成としているが、これらを異なる装置で実現する構成としてもよい。また、図1では処理装置1としてパーソナルコンピュータなどのコンピュータ機器を示しているが、処理装置1の形態は任意であり、例えば、図2に示すように写真店やコンビニエンスストアなどの店舗に設置される無人端末(キオスク)としたり、図3に示すように専用のセットトップボックスとしたり、図4に示すようにポータブルライターなどとしたり、図5に示すように、演算処理機能を備えるHDDレコーダやDVDレコーダ、ゲーム機などとすることもできる。
以下、上記構成の撮影支援システムを用いて写真撮影を支援する方法について説明するが、始めに、処理装置1を用いて撮影指示ファイルを生成する手順について、図8のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS101で、処理装置1を起動すると、撮影指示ファイル生成手段12又は撮影指示ファイル生成プログラムは、スライドショーの構成を設定させるための画面を表示手段5に表示させる。
具体的には、撮影指示ファイル生成手段12又は撮影指示ファイル生成プログラムは、例えば、図11(a)に示すようなテーマ選択画面22を表示手段5に表示させる。このテーマ選択画面22には、処理装置1に予め登録されているスライドショーのテーマ(スライドショーを用途で分類したものをテーマと呼ぶ。)が表示され、ステップS102で、ユーザは作成しようとするスライドショーに合致するテーマ(ここでは、店舗紹介)を選択する。
テーマを選択すると、撮影指示ファイル生成手段12又は撮影指示ファイル生成プログラムは、例えば、図11(b)に示すようなカテゴリー選択画面23を表示手段5に表示させる。このカテゴリー選択画面23には、選択したテーマのスライドショーを構成するスライドのカテゴリー(スライドを内容で分類したものをカテゴリーと呼ぶ。)が表示され、ステップS103で、ユーザはスライドショーで表示させる1又は複数のカテゴリー(ここでは、店の外観とおすすめ)を選択する。
カテゴリーを選択すると、撮影指示ファイル生成手段12又は撮影指示ファイル生成プログラムは、例えば、図12に示すようなスライドデザイン設定画面24を表示手段5に表示させる。このスライドデザイン設定画面24は、選択したカテゴリーのスライドのデザイン(スライドに表示する画像のサイズや配置、数量、文字のサイズや配置などを総称してデザインと呼ぶ。)を設定するためのものであり、ステップS104で、ユーザは”画像の設定”を選択して画像を嵌め込む画像枠24aのサイズや位置、数量などを設定したり、”文字の設定”を選択してスライドに表示させる文字を入力してスライドのデザインを設定する。例えば、図12(a)は、”店の外観”のカテゴリーのスライドに1枚の画像と”入り口”の文字とを表示させ、図12(b)は、”おすすめ”のカテゴリーのスライドに飲み物と料理の2枚の画像と”飲み物”及び”料理”の文字とを表示させる場合を示している。
なお、図11及び図12のテーマ選択画面22やカテゴリー選択画面23、スライドデザイン設定画面24の構成や遷移方法は例示であり、撮影を指示するための撮影指示情報が設定できる限りにおいてどのような構成や遷移方法であってもよい。また、上記フローでは、スライドショーのテーマと、スライドのカテゴリーと、スライドのデザインとを設定しているが、撮影に際してどのような写真を撮影すればよいかが明確であればよいことから、少なくとも、スライドのカテゴリーを設定すればよく、また、これら項目に加えて、他の情報(例えば、画像と共に再生する音声又は単独で再生する音声の有無など)を設定してもよい。
次に、選択した全てのカテゴリーに対してスライドデザインの設定が終了したら、ステップS105で、撮影指示ファイル生成手段12又は撮影指示ファイル生成プログラムは、少なくとも選択したカテゴリーと必要に応じてカテゴリー毎の画像数などとを含む撮影指示情報が記述された撮影指示ファイルを生成する。この撮影指示ファイルはデジタルカメラ7側で認識できる限りにおいてその形式は任意であり、撮影指示情報をテキスト形式で記述したものであってもよいし、写真業界で推奨されている専用のファイル(pvm形式のファイル)などとしてもよい。
そして、ステップS106で、撮影指示ファイル生成手段12又は撮影指示ファイル生成プログラムは、生成された撮影指示ファイルを、機器接続部2に接続されたデジタルカメラ7の記憶手段20やメディア装填部2に装填されたメディア8などに記録して一連の処理を終了する。
なお、上記フローでは、所定のスライドショーで利用する全ての画像データをユーザに撮影させるための撮影指示情報が記述された撮影指示ファイルを生成しているが、撮影指示ファイルには、所定のスライドショーで利用する1以上の画像データをユーザに撮影させるための撮影指示情報が記述されていればよく、例えば、予め記憶手段16に記憶されている画像データを利用してスライドショーを作成する場合に、不足分の画像データをユーザに撮影させるための撮影指示情報が記述された撮影指示ファイルを生成してもよいし、一旦スライドショーを作成した後、新たなカテゴリーを追加する場合などに、追加分の画像データをユーザに撮影させるための撮影指示情報が記述された撮影指示ファイルを生成してもよい。
次に、撮影指示ファイルが記憶手段20に記録されたデジタルカメラ7又は撮影指示ファイルが記録されたメディア8が装填されたデジタルカメラ7を用いて、スライドショーに必要な写真を撮影する手順について、図9のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS201で、デジタルカメラ7を起動し、ステップS202で、ジョグダイアルや十字ボタンなどの操作手段11を操作して、スライドショーに利用する写真を撮影するために予め設けられた撮影モード(スライドショー撮影モード)を選択する。
次に、ステップS203で、撮影指示手段17又は撮影指示プログラムは、デジタルカメラ7の記憶手段20又はメディア8から撮影指示ファイルを読み取る。その際、複数の撮影指示ファイルが記録されている場合は、記録されている撮影指示ファイルの一覧を表示手段10に表示させ、操作手段11を用いてその中から所望のスライドショーに対応する撮影指示ファイルをユーザに選択させるようにしてもよい。
次に、ステップS204で、撮影指示手段17又は撮影指示プログラムは、撮影指示ファイルに記述された撮影指示情報に基づいて、図14に示すような撮影指示画面25を表示手段10に表示させる。この撮影指示画面25の構成は限定されないが、例えば、図14(a)に示すように、始めに、スライドショーのテーマやスライドショー用の撮影が始まることを示すメッセージを表示し、続いて、図14(b)に示すように、少なくとも各々のカテゴリーを特定する情報(ここでは店の外観)と必要に応じて撮影する写真の枚数を特定する情報(ここでは1枚)などを含む撮影指示画面25を表示手段10に表示する。
次に、ステップS205で、デジタルカメラ7に予め設けられた撮影開始ボタンを押すなどの操作を行って写真を撮影する画面を表示させ、撮影指示画面25の指示に従って写真を撮影する。なお、ここでは撮影指示画面25と写真を撮影する画面とを別画面としているが、例えば、図14(a)に示すように、撮影指示画面25に画像を表示する画像枠25aを設け、撮影開始を指示すると画像枠25a内に撮影した画像が表示されるようにしてもよい。また、写真撮影に不慣れなユーザの場合、カテゴリーの名称だけではどのような写真を撮影すればよいのかが分からない場合もあるため、図14(b)に示すように、撮影指示画面25に予め記憶手段20に登録されているサンプルの画像を表示させることもできる。このように、従来のデジタルカメラでは、スライドショーを作成するためにどのような写真を何枚撮影すればよいのかなどの情報は表示されないため、ユーザはスライドショーをイメージしながら写真を撮影しなければならず、写真の撮り直しが必要となる場合が多かったが、本実施例のデジタルカメラ7では、撮影指示画面25にどのようなカテゴリーの写真を何枚撮影すればよいのかが表示されるため、スライドショーで必要な画像データを適切かつ確実に撮影することができる。
次に、ステップS206で、撮影指示手段17又は撮影指示プログラムは、撮影した写真の画像データを記憶手段20又はメディア8に記録させる。その際、記録した画像データを用いて処理装置1でスライドショーを簡単に作成できるように、どの画像データがスライドショーのために撮影されたものであるか、スライドショーのどのカテゴリーの写真として撮影されたものであるかを識別できるようにすることもできる。その場合は、例えば、図17(a)に示すように、スライドショー撮影モード以外のモードで撮影された画像データと区別するために、スライドショー撮影モード用のフォルダ(”SlideShow”の名称のフォルダ)を作成し、その中に上記フローで撮影された画像データを記録したり、図17(b)に示すように、更に、該フォルダの下位の階層にカテゴリー毎のフォルダ(”店の外観”、”おすすめ”の名称のフォルダ)を作成して各々のカテゴリーに対して撮影された画像データを記録したり、カテゴリーを識別できる文字等を用いてファイル名(例えば、店の外観の写真の場合はentrance、飲み物の場合はdrink、食べ物の場合はfoodなど)を生成し、そのファイル名を画像データに付与して記録する構成とすることができる。
そして、画像データを記録したら、ステップS207で、撮影指示情報で指示された枚数分の写真を撮影したかを判断し、指示された枚数に満たない場合はステップS205に戻って、同様に写真を撮影して画像データを記録する。その際、各々のカテゴリーの写真を複数枚撮影する場合に、あと何枚撮影すればよいのかをわかりやすくするために、図14(c)に示すように、撮影指示画面25に撮影済みの写真の枚数や未撮影の写真の枚数などを表示させてもよい。なお、ここでは各々のカテゴリーの写真は撮影指示情報で指示された枚数分撮影する構成としているが、撮影指示ファイルにはカテゴリーを特定する情報のみを記述しておき、ユーザが任意の枚数の写真を撮影できるようにし、スライドショー作成時にその中から所望の画像データをユーザに選択させたり、デジタルカメラ7が自動的に選択(例えば、後に撮影されたものを選択)するようにしてもよい。
次に、ステップS208で、次のカテゴリーがあるかを判断し、撮影していないカテゴリーがある場合はステップS204に戻って、例えば、図13(c)に示すような撮影指示画面25を表示手段10に表示させ、同様に、ユーザは撮影指示画面25の指示に従って所定数の写真の撮影して画像データを記録する。
上記手順に従って操作することによりスライドショーの作成に必要な画像データを適切かつ確実に取得することができるが、該画像データを用いて簡単にスライドショーを作成できるようにするために、記憶手段20又はメディア8に記録されている画像データに関する情報が記述された情報ファイルを生成して記録しておくこともできる。その場合は、ステップS209で、撮影指示手段17又は撮影指示プログラムは、上記手順で撮影された画像データを特定する情報(例えば、ファイル名)と該画像データに対応するカテゴリーとを対応付ける情報が記述された情報ファイル(図17のinfo.txtなど)を生成して、画像データと共に記憶手段20又はメディア8に記録する。
次に、上記フローで撮影して得られた画像データを利用してスライドショーを作成する手順について、図10のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS301で、処理装置1を起動させ、ステップS302で、処理装置1に予めインストールされたスライドショープログラムを起動させる。このスライドショープログラムは、上述した撮影指示ファイル生成プログラムや撮影指示プログラムと連動して動作するものとしてもよいし、独立して動作する汎用的なスライドショープログラムとしてもよい。また、スライドショーを作成する手段を処理装置1にハードウェアとして構成してもよい。
次に、ステップS303で、処理装置1のメディア装填部2にメディア8を装填、又は、機器接続部3にデジタルカメラ7などを接続し、ステップS304で、デジタルカメラ7やメディア8に記録された画像データを読み取る。その際、デジタルカメラ7の記憶手段20やメディア8に、所定の名称のフォルダが生成されている場合は、該フォルダに格納されている画像データがスライドショー用に取得された画像データであると認識することができ、また、該画像データに所定の名称のファイル名が付与されている場合は、該画像データがスライドショー用画像データであると認識することができる。また、画像データと共に上述した情報ファイルが記録されている場合は、該情報ファイルの記述を参照して、スライドショー用画像データを識別することもできる。
次に、ステップS305で、スライドショーの作成を行う。このスライドショーの作成方法は任意であり、汎用的なスライドショープログラムを用いてユーザがスライドショーを作成してもよいし、上記撮影指示ファイル生成プログラムや撮影指示プログラムに関連付けて機能するスライドショープログラムを用いて自動的にスライドショーを作成してもよい。
例えば、汎用的なスライドショープログラムを用いる場合、スライドショープログラムは図15に示すスライドショー作成画面27を表示手段5に表示させる。このスライドショー作成画面27には、例えば、画像データの供給元を示すタグ表示欄28と、画像データの縮小画像を一覧表示するアルバム表示欄29と、選択された画像データを表示する選択画像表示欄30と、操作手順を明示する手順表示欄31とを備えており、操作手段6を用いてタグ表示欄28の中から”デジカメ画像”の”SlideShow”を選択すると、アルバム表示欄29には上記フローで撮影して得られた画像データに基づく画像が一覧表示される。次に、ユーザは操作手段6を用いてアルバム表示欄29に一覧表示された画像を順に選択(撮影指示ファイルで指示された枚数より多い画像データを撮影した場合はアルバム表示欄29に一覧表示された画像の中から所望の画像データを選択)すると、選択された画像が選択画像表示欄30に順次表示される。そして、手順表示欄31に従って操作を行い、スライドショーのタイトルを入力したり、画像と共に表示される文字を入力したり、画像と共に再生されるBGMを選択してスライドショーを作成する。
また、撮影指示ファイル生成プログラムや撮影指示プログラムと関連付けられているスライドショープログラムを用いた場合、スライドショープログラムは、デジタルカメラ7の記憶手段20やメディア8に図17(b)に示すフォルダ構造で画像データが記録されているとすると、”SlideShow”フォルダ内の画像データが撮影指示ファイルに従って撮影された画像データであると認識し、該フォルダの下位の階層に作成されたサブフォルダの数から該スライドショーがどのようなカテゴリーで構成されているかを認識し、更に、各々のサブフォルダに格納されている画像データの数から各々のカテゴリーの画像数を認識し、これらの情報に基づいて、スライド表示する画像データを順に選択してスライドショーを作成する。また、記憶手段20やメディア8に情報ファイルが記憶されている場合は、該情報ファイルの記述を参照して、読み取った画像データの中からスライドショー用に撮影された画像データを識別し、該画像データを順に選択してスライドショーを作成する。その際、スライドショーの設定情報(画像の配置やサイズ、画像と共に表示する文字、画像と共に再生する音声情報など)が処理装置1の記憶手段16に記録されている場合は、図16に示すように設定情報に基づいて読み出した画像データに基づく画像を所定のサイズ、配置で表示すると共に文字や音声を合成して、スライドデザイン設定画面24で設定したデザインのスライドで構成されるスライドショーを作成することができる。
上記ステップで、撮影指示ファイルに従って撮影された画像データを利用してスライドショーを作成することができ、作成したスライドショーを処理装置1の表示手段5で再生することができるが、広告目的でスライドショーを作成する場合は、このスライドショーを他のユーザも閲覧できるように記録媒体9に記録することもできる。その場合は、ステップS306でデータを記録するかを判断し、データを記録する場合は、ステップS307で、処理装置1の記録媒体装填部4に、CD−R/RWやDVD±R/RW、DVD−RAM、Blu−rayディスクなどの記録媒体9を装填した後、スライドショーのデータ(スライドショー用に撮影された画像データやスライドショープログラム、スライドショーの設定情報など)を記録媒体9に記録すればよい。
ここで画像データやプログラムなどが記録された記録媒体9は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ機器を用いなければ再生することができず不便である。一方、近年、DVDプレーヤなどの画像再生機器ではVideo−CDなどの形式で記録されたデータを再生することができ、かつ、操作が簡単であることから、上記スライドショーを画像再生機器で再生することができれば非常に有用である。
そこで、必要に応じて、ステップS308で、データ生成手段14を用いて、画像データにスライド表示の時間分の差分0のデータを付加して動画データを生成したり、画像データにスライドショープログラムで設定されたスライド効果に基づく差分データを付加して動画データを生成し、生成した画像データをVideo−CD形式、DVD−Video形式、HDTV形式などのデータに変換して、DVDプレーヤやDVDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器で読み取り可能なデータを生成する。また、必要に応じて、データ生成手段14を用いて、読み取った画像データのデータサイズを縮小したサムネイル画像データやスクリーンネイル画像データなどの縮小画像データを作成する。
そして、ステップS309でこれらのデータを記録媒体に記録するが、その際、DVDプレーヤなどの画像再生機器では、記録媒体の特定の領域(具体的には論理アドレス領域の最内周)に画像再生機器用データが記録されていないと再生することができないため、まず、作成したVideo−CD形式などのデータや関連付けファイル等(以下、これらを総称して画像再生機器用データ群と呼ぶ。)を記録媒体9の論理アドレス領域の内側に記録し、必要に応じてセッションをクローズした後、入力した画像データや作成した縮小画像データと、スライドショープログラム及び設定ファイルと、記録媒体9内のプログラムを起動させるための自動起動ファイル等(以下、これらを総称してコンピュータ機器用データ群と呼ぶ。)を記録媒体9に先に記録された画像再生機器用データ群の外側に記録して一連の書き込み処理を終了する。
上記手順で作成された記録媒体9の記録構造は、例えば、図17に示すようになり、”PS_Roll”フォルダ内の画像データ、サムネイル画像データ、スクリーンネイル画像データなどの画像データ群及び情報ファイルと、”APPL”フォルダ内のスライドショープログラム及びスライドショーの設定ファイルと、自動起動ファイル(Autrun.inf)などでコンピュータ機器用データ群が構成され、”VCD”フォルダ内の画像データをVideo−CD形式、DVD−Video形式、HDTV形式用データ等として関連付けるファイル、”SEGMENT”フォルダ内のTV画面に表示する画像データ、”MPEGAV”フォルダ内の動画データ、”DAT”フォルダ内のTV画面に静止画像データを表示するためのアプリケーションなどで画像再生機器用データ群が構成される。
なお、複数のデジタルカメラ7やメディア8から画像データを読み取る場合にはフォルダの名称や画像データのファイル名が重複する場合も考えられる。その場合には、図17に示すように、例えば、画像データの格納場所を示すフォルダ(PS_Roll)の下位の階層に機器毎、メディア8毎にフォルダを作成し、そのフォルダの名称をROYYMMDDyyy_XXXXXXAABxxx(YYMMDD:書き込み年月日を特定する数字、yyy:日毎のシーケンシャル番号、XXXXXX:ランダムなID番号、AA:メーカーコード(00〜ZZ)、B:ソフトウェア、機器の商品カテゴリー(0〜Z)、xxx:シーケンシャル番号)などとしたり、画像データのファイル名をCCYYMMDDxxxxxx(CC:画像データの種別、YYMMDD:書き込み年月日を特定する数字、xxxxxx:シーケンシャル番号)などとすることもできる。
このように、本実施例では、処理装置1に設けた撮影指示ファイル生成手段12や処理装置1に予めインストールされた撮影指示ファイル生成プログラムにより、所望のスライドショーを作成するために必要な写真を撮影するための撮影指示情報が記述された撮影指示ファイルが生成され、デジタルカメラ7に設けた撮影指示手段17やデジタルカメラ7に予めインストールされた撮影指示プログラムにより、該撮影指示ファイルに基づいて、表示手段10に撮影の手順を示す撮影指示画面25が表示されるため、ユーザは画面の指示に従って写真を撮影するだけで、スライドショーに必要な画像を適切かつ確実に取得することができ、この画像データを用いて処理装置1で簡単にスライドショーを作成することができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る撮影指示ファイル生成プログラム及び撮影指示プログラム並びにデジタルカメラについて、図19を参照して説明する。図19は、デジタルカメラを用いた写真撮影の手順を示すフローチャート図である。
前記した第1の実施例では、処理装置1で撮影指示ファイルを生成し、デジタルカメラ7では、その撮影指示ファイルに基づいて撮影指示画面25を表示手段10に表示させる制御を行ったが、デジタルカメラ7の表示手段10や操作手段11を用いてスライドショーの構成を設定できる場合は、処理装置1で撮影指示ファイルを生成しなくても同様に撮影を支援することができる。そこで、本実施例では、デジタルカメラ7でスライドショーの構成を設定し、その設定に基づいて撮影指示画面25を表示させる場合について説明する。
本実施例のデジタルカメラ7の構成は、第1の実施例と同様に図7に示すようになり、撮像手段18と信号処理手段19と表示手段10と操作手段11と記憶手段20とメディア装填部21と撮影指示手段17とで構成されるが、本実施例の撮影指示手段17は、表示手段10にスライドショーの設定画面を表示させると共に、設定画面で設定された撮影指示情報に基づいて撮影指示画面を表示させる制御を行う。なお、本実施例においても上記各手段はデジタルカメラ7にハードウェアとして構成されていてもよいし、コンピュータを、少なくとも、撮影指示手段17として機能させる撮影指示プログラムとして構成し、該プログラムをデジタルカメラ7にインストールして実行するようにしてもよい。
以下、上記構成のデジタルカメラ7を用いてスライドショーに必要な画像データを取得する手順について、図19のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS401で、デジタルカメラ7を起動し、ステップS402で、ジョグダイアルや十字ボタンなどの操作手段11を操作して、スライドショーの構成を設定するモード(スライドショー設定モード)を選択する。すると、ステップS403で、撮影指示手段17又は撮影指示プログラムは、図11及び図12に示すようなスライドショーの構成を設定させるための画面を表示手段5に表示させ、ステップS404で、第1の実施例と同様に、上記画面を操作することによりスライドショーのテーマやカテゴリーの選択、スライドのデザインの設定などを行う。
なお、本実施例においても、テーマ選択画面22やカテゴリー選択画面23、スライドデザイン設定画面24の構成や遷移方法は例示であり、撮影を指示するための撮影指示情報が設定できる限りにおいてどのような構成や遷移方法であってもよい。また、上記フローでは、スライドショーのテーマと、スライドのカテゴリーと、スライドのデザインとを設定しているが、撮影に際してどのような写真を撮影すればよいかが明確であればよいことから、少なくとも、スライドのカテゴリーを設定すればよく、また、これら項目に加えて、他の情報を設定してもよい。
次に、選択した全てのカテゴリーに対してスライドデザインの設定が終了したら、ステップS405で、ジョグダイアルや十字ボタンなどの操作手段11を操作して、スライドショーの写真を撮影するモード(スライドショー撮影モード)を選択する。
次に、ステップS406で、撮影指示手段17又は撮影指示プログラムは、ステップS404で設定した撮影指示情報に基づいて、例えば、図14に示すように、スライドショーのテーマや各々のカテゴリーを特定する情報、撮影する写真の枚数を特定する情報などを含む撮影指示画面25を表示手段10に表示させる。
次に、ステップS407で、デジタルカメラ7に予め設けられた撮影開始ボタンを押すなどの操作を行って写真を撮影する画面を表示させ、撮影指示画面25の指示に従って写真を撮影する。なお、本実施例においても、図14(a)に示すように、撮影指示画面25に画像を表示する画像枠25aを設け、撮影開始を指示すると画像枠25a内に撮影した画像が表示されるようにしてもよいし、図14(b)に示すように、撮影指示画面25に予め記憶手段20に登録されているサンプルの画像を表示させてもよい。
次に、ステップS408で、撮影指示手段17又は撮影指示プログラムは、撮影した写真の画像データを記憶手段20又はメディア8に記録させる。その際、例えば、図17(a)に示すように、スライドショー撮影モード用のフォルダを作成し、その中に上記フローで撮影された画像データを記録したり、図17(b)に示すように、更に、該フォルダの下位の階層にカテゴリー毎のフォルダを作成して各々のカテゴリーに対して撮影された画像データを記録したり、カテゴリーを識別できる文字等を用いてファイル名を生成し、そのファイル名を画像データに付与して記録する構成とすることもできる。
そして、画像データを記録したら、ステップS409で、撮影指示情報で指示された枚数分の写真を撮影したかを判断し、指示された枚数に満たない場合はステップS407に戻って、同様に写真を撮影して画像データを記録する。その際、図14(c)に示すように、撮影指示画面25に撮影済みの写真の枚数や未撮影の写真の枚数などを表示させてもよいし、撮影指示画面25にはカテゴリーを特定する情報のみを表示してユーザが任意の枚数の写真を撮影できるようにし、スライドショー作成時にその中から所望の画像データをユーザに選択させたり、デジタルカメラ7が自動的に選択するようにしてもよい。
次に、ステップS410で、次のカテゴリーがあるかを判断し、撮影していないカテゴリーがある場合はステップS406に戻って、例えば、図13(c)に示すような撮影指示画面25を表示手段10に表示させ、同様に、ユーザは画面の指示に従って所定数の写真を撮影して画像データを記録する。
次に、必要に応じて、ステップS411で、撮影指示手段17又は撮影指示プログラムは、上記手順で撮影された画像データを特定する情報と該画像データに対応するカテゴリーとを対応付ける情報が記述された情報ファイル(図17のinfo.txtなど)を生成して、画像データと共に記憶手段20又はメディア8に記録する。
そして、スライドショーに必要な画像データを取得したら、デジタルカメラ7の記憶手段20や処理装置1の記憶手段16に予めインストールされたスライドショープログラムを用いて、第1の実施例と同様にスライドショーを作成する。
このように、本実施例では、デジタルカメラ7に設けた撮影指示手段17やデジタルカメラ7に予めインストールされた撮影指示プログラムにより、スライドショーの構成を設定するため画面が表示手段10に表示されると共に、該画面に従って設定されたスライドショーの構成に基づいて撮影の手順を示す撮影指示画面25が表示手段10に表示されるため、ユーザは画面の指示に従って写真を撮影するだけで、スライドショーに必要な画像を適切かつ確実に取得することができ、この画像データを用いてデジタルカメラ7又は処理装置1で簡単にスライドショーを作成することができる。
なお、上記各実施例では、デジタルカメラ7などの撮影機器でスライドショーに利用される画像を撮影する場合について示したが、画像と共に音声を録音する構成としてもよく、また、録音機器で音声のみを録音する場合も同様に適用することができる。また、上記各実施例では、スライドショーで利用される画像を撮影する場合について示したが、本発明は上記実施例の記載に限定されるものではなく、他の目的で利用される画像を撮影する場合についても同様に適用することができる。
本発明の第1の実施例に係る撮影支援システムの構成を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施例に係る処理装置の他の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る処理装置の他の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る処理装置の他の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る処理装置の他の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る処理装置の主な手段を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るデジタルカメラの主な手段を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る処理装置を用いた撮影指示ファイルの作成手順を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係るデジタルカメラを用いた撮影手順を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る処理装置を用いたスライドショーの作成及び記録手順を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る処理装置の表示手段に表示される画面構成例(テーマ選択画面及びカテゴリー選択画面)を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る処理装置の表示手段に表示される画面構成例(スライドデザイン設定画面)を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るデジタルカメラの表示手段に表示される画面構成例(撮影指示画面)を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るデジタルカメラの表示手段に表示される画面構成例(撮影指示画面)を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る処理装置の表示手段に表示される画面構成例(スライドショー作成画面)を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る処理装置の表示手段に表示される画面構成例(スライドショー画面)を示す図である。 本発明の第1の実施例のデジタルカメラにおけるデータの記録構造を示す図である。 本発明の第1の実施例の記録媒体におけるデータの記録構造を示す図である。 本発明の第2の実施例に係るデジタルカメラを用いたスライドショーの設定手順及び撮影手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 処理装置
2 メディア装填部
3 機器接続部
4 記録媒体装填部
5 表示手段
6 操作手段
7 デジタルカメラ
7a カメラ付き携帯電話機
8 メディア
9 記録媒体
10 表示手段
11 操作手段
12 撮影指示ファイル生成手段
13 データ入出力手段
14 データ生成手段
15 データ記録手段
16 記憶手段
17 撮影指示手段
18 撮像手段
19 信号処理手段
20 記憶装置
21 メディア装填部
22 テーマ選択画面
23 カテゴリー選択画面
24 スライドデザイン設定画面
24a 画像枠
25 撮影指示画面
25a 画像枠
26 スライドショー画面
27 スライドショー作成画面
28 タグ表示欄
29 アルバム表示欄
30 選択画像表示欄
31 手順表示欄

Claims (10)

  1. コンピュータを、
    スライドショーの構成を設定するための画面を表示手段に表示させ、設定された前記スライドショーの構成に基づいて、該スライドショーで利用される画像データをデジタルカメラで撮影させるための撮影指示情報が記述された撮影指示ファイルを生成する撮影指示ファイル生成手段として機能させることを特徴とする撮影指示ファイル生成プログラム。
  2. 前記撮影指示情報は、前記スライドショーを構成する各々のスライドのカテゴリー、又は、前記各々のスライドのカテゴリー及び該カテゴリーのスライドに表示される画像数を含むことを特徴とする請求項1記載の撮影指示ファイル生成プログラム。
  3. コンピュータを、
    入力された撮影指示ファイルから、所定のスライドショーで利用される画像データをデジタルカメラで撮影させるための撮影指示情報を読み取り、該撮影指示情報を含む撮影指示画面を前記スライドショーのスライド順に従って前記デジタルカメラの表示手段に表示させる撮影指示手段として機能させることを特徴とする撮影指示プログラム。
  4. コンピュータを、
    スライドショーの構成を設定するための画面を表示手段に表示させ、設定された前記スライドショーの構成に基づいて、該スライドショーで利用される画像データをデジタルカメラで撮影させるための撮影指示情報を含む撮影指示画面を前記スライドショーのスライド順に従って前記デジタルカメラの前記表示手段に表示させる撮影指示手段として機能させることを特徴とする撮影指示プログラム。
  5. 前記撮影指示手段は、前記撮影指示画面に従って取得された前記画像データを、フォルダで分類して、前記デジタルカメラの記憶手段又は該デジタルカメラに装填される記録媒体に記録させることを特徴とする請求項3又は4に記載の撮影指示プログラム。
  6. 前記撮影指示情報は、前記スライドショーを構成する各々のスライドのカテゴリー、又は、前記各々のスライドのカテゴリー及び該カテゴリーのスライドに表示される画像数を含むことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一に記載の撮影指示プログラム。
  7. 撮像手段で撮像した被写体の像を信号処理して画像データを取得し、該画像データに基づく画像を表示手段に表示する機能を少なくとも備えるデジタルカメラにおいて、
    入力された撮影指示ファイルから、所定のスライドショーで利用される画像データを前記デジタルカメラで撮影させるための撮影指示情報を読み取り、該撮影指示情報を含む撮影指示画面を前記スライドショーのスライド順に従って表示手段に表示させる撮影指示手段を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  8. 撮像手段で撮像した被写体の像を信号処理して画像データを取得し、該画像データに基づく画像を表示手段に表示する機能を少なくとも備えるデジタルカメラにおいて、
    スライドショーの構成を設定するための画面を前記表示手段に表示させ、設定された前記スライドショーの構成に基づいて、該スライドショーで利用される画像データを前記デジタルカメラで撮影させるための撮影指示情報を含む撮影指示画面を前記スライドショーのスライド順に従って前記表示手段に表示させる撮影指示手段を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  9. 前記撮影指示手段は、前記撮影指示画面に従って取得された前記画像データを、フォルダで分類して、前記デジタルカメラの記憶手段又は該デジタルカメラに装填される記録媒体に記録させることを特徴とする請求項7又は8に記載のデジタルカメラ。
  10. 前記撮影指示情報は、前記スライドショーを構成する各々のスライドのカテゴリー、又は、前記各々のスライドのカテゴリー及び該カテゴリーのスライドに表示される画像数を含むことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一に記載のデジタルカメラ。
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