JP2006195570A - 会計伝票の按分処理システム、同按分処理方法、同按分プログラム - Google Patents

会計伝票の按分処理システム、同按分処理方法、同按分プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 同一期間及び同一部門で按分比率が異なる場合であっても、設定されている按分比率で按分することができる按分処理システム等の提供。
【解決手段】 期日データ及び金額データを含む複数の会計伝票明細データを格納する会計伝票明細テーブルT1と、該会計伝票明細テーブルT1に格納した会計伝票明細データに対応した按分率毎の按分キーを格納する会計伝票ヘッダテーブルT2と、前記会計伝票明細テーブルT1に格納した会計伝票明細データに会計伝票ヘッダテーブルT2の対応する按分キーを付与して格納する按分前テーブル100と、期間及び部門毎の按分率に対応する按分キーを格納する按分比率格納テーブル100と、前記会計伝票明細テーブルから取得した会計伝票明細データと按分比率格納テーブルから取得した期間と部門と按分率とを用いて会計伝票明細データの部門毎且つ期間毎の按分処理を行う按分処理部とを備えたもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、貸借対照勘定を対象とし按分処理を実行することができる会計伝票の按分処理システム、同按分処理方法、同按分プログラムに関する。
従来、例えばレンタル業等の会計処理におけるレンタル資産等にかかる会計処理結果を正確に営業所別に按分する会計処理は、各営業所等から入力されたレンタル資産等の移動データから該当資産の営業所等の在籍日数を算出すると共に、資産と会計科目の対応を定義した商品テーブルや会計科目と按分対象の対応を定義した科目テーブルを参照し、按分対象であるか否かを判定し、判定結果に応じて在籍日数の割合に応じて当該資産にかかる会計処理結果を営業所等に按分して仕訳レコードを作成する解決手法が採用されていた。
尚、前記按分を行う会計処理に関する技術が記載された文献としては、例えば下記特許文献が挙げられる。
特開2001−175779号公報
前述の従来技術によるレンタル資産等を営業所別に按分する会計処理は、レンタル品が予め各営業所毎に定められているために前述の按分処理を行うことが可能なものの、例えば本社及び複数の営業所からなる企業において、本社における共通費とでも呼べる各営業所毎の負担分会計を按分する会計仕訳処理は、同一の期間内でも業務内容によっては按分率が異なるため、前記在籍日数により按分率を計算する手法を採用することができないため、按分作業を手作業で行わなければならいと言う不具合があった。
本発明の目的は、前述の従来技術による不具合を除去することであり、同一期間及び同一部門で按分比率が異なる場合であっても、伝票日付とユーザが指定する按分キーにより自動的に設定されている按分比率で按分することができる会計伝票の按分処理システム、同按分処理方法、同按分プログラムを提供することである。
前記目的を達成するために本発明は、期日データ及び金額データを含む複数の会計伝票明細データを、部門毎に予め指定された按分比率に応じて按分計算を行う会計伝票の按分処理システムにおいて、期日データ及び金額データを含む複数の会計伝票明細データを格納する会計伝票明細テーブルと、該会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに対応した按分率毎の按分キーを格納する会計伝票ヘッダテーブルと、前記会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに会計伝票ヘッダテーブルの対応する按分キーを付与して格納する按分前テーブルと、期間及び部門毎の按分率に対応する按分キーを格納する按分比率格納テーブルと、前記会計伝票明細テーブルから取得した会計伝票明細データと按分比率格納テーブルから取得した期間と部門と按分率とを用いて会計伝票明細データの部門毎且つ期間毎の按分処理を行う按分処理部とを備え、該按分処理部が、指定された期間内の複数の会計伝票明細データを按分キーを基に按分前テーブルから取得し、該取得した会計伝票明細データを前記按分キーに対応する按分率により按分計算を実行することを第1の特徴とする。
また本発明は、期日データ及び金額データを含む複数の会計伝票明細データを、部門毎に予め指定された按分比率に応じて按分計算を行う会計伝票の按分処理システムの按分処理方法において、期日データ及び金額データを含む複数の会計伝票明細データを格納する会計伝票明細テーブルと、該会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに対応した按分率毎の按分キーを格納する会計伝票ヘッダテーブルと、前記会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに会計伝票ヘッダテーブルの対応する按分キーを付与して格納する按分前テーブルと、期間及び部門毎の按分率に対応する按分キーを格納する按分比率格納テーブルと、前記会計伝票明細テーブルから取得した会計伝票明細データと按分比率格納テーブルから取得した期間と部門と按分率とを用いて会計伝票明細データの部門毎且つ期間毎の按分処理を行う按分処理部とを用い、該按分処理部が、指定された期間内の複数の会計伝票明細データを按分キーを基に按分前テーブルから取得する手順と、該取得した会計伝票明細データを前記按分キーに対応する按分率により按分計算を行うと手順を実行することを第2の特徴とする。
更に本発明は、期日データ及び金額データを含む複数の会計伝票明細データを格納する会計伝票明細テーブルと、該会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに対応した按分率毎の按分キーを格納する会計伝票ヘッダテーブルと、前記会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに会計伝票ヘッダテーブルの対応する按分キーを付与して格納する按分前テーブルと、期間及び部門毎の按分率に対応する按分キーを格納する按分比率格納テーブルと、前記会計伝票明細テーブルから取得した会計伝票明細データと按分比率格納テーブルから取得した期間と部門と按分率とを用いて会計伝票明細データの部門毎且つ期間毎の按分処理を行う按分処理部とを備える按分処理システムの按分処理プログラムあって、前記按分処理部を、指定された期間内の複数の会計伝票明細データを按分キーを基に按分前テーブルから取得する手段と、該取得した会計伝票明細データを前記按分キーに対応する按分率により按分計算を行うと手段として機能させることを第3の特徴とする。
本発明による会計伝票の按分処理システム、同按分処理方法、同按分プログラムは、予め会計伝票ヘッダテーブルに伝票明細データ毎の按分率に対応する按分キーを格納させておき、会計伝票明細テーブルから読み出した会計伝票明細データに会計伝票ヘッダテーブルの対応する按分キーを付与して按分前テーブルに格納し、この按分前テーブルに格納した会計伝票明細データを按分キーを基に按分比率格納テーブルから取得した期間と部門と按分率とを用いて会計伝票明細データの部門毎且つ期間毎の按分処理を行うことによって、部門毎の会計伝票明細データの按分処理を行うことができる。
以下、本発明による会計伝票の按分処理方法及び同按分プログラムの一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態による会計伝票の按分処理方法及び同按分プログラムが適用される会計システムの全体概要図、図2は本実施形態における按分比率を管理するためのテーブル設計図、図3は本実施形態における按分比率管理テーブルの入力例を示す図、図4は本実施形態における按分処理概要のフローチャート、図5は本実施形態における按分処理キーを取得するフローチャート、図6は本実施形態における按分計算を行うフローチャート、図7は本実施形態における按分後処理のフローチャート、図8は本実施形態における按分処理概要例を示す図、図9は本実施形態における按分処理キーの取得例を示す図、図10は本実施形態における按分処理計算例を示す図である。
まず本実施形態による会計伝票の按分処理方法が適用される会計システムは、図1に示す如く、会計処理の勘定元となる会計データを格納する総勘定元帳装置と、例えば企業における部門毎の按分比率を格納したアドオン装置と、前記総勘定元帳装置に格納した会計データをアドオン装置に格納した按分比率に従って按分処理を行う按分管理装置とから構成され、前記総勘定元帳装置は、会計伝票明細データを格納する会計伝票明細テーブルT1と該会計伝票に対応した例えば会社における部門毎の会計伝票データに対応した後述する按分キーを含むヘッダ情報を格納する会計伝票ヘッダテーブルT2とを含み、前記アドオン装置は前記部門毎の按分比率を格納する按分比率管理テーブル100を含み、前記按分管理装置は、会計伝票明細テーブルT1及び会計伝票ヘッダテーブルT2から入力した部門毎の会計明細データを格納する按分前テーブルT3と、前記按分比率管理テーブル100から入力した按分データを元に前記按分前テーブルT3に格納した会計明細データを部門毎に按分処理200を行う按分処理プログラムと、該按分処理された会計データを格納する按分後テーブルT4とを含む様に構成されている。尚、前記構成は、データ及びプログラム並びにデータテーブル等を記録するハードディスクやメモリ等の記録媒体や、データ処理を行う処理装置等により成るコンピュータシステムにより構成されるものであり、また後述の実施形態の説明においては各種[カウンタ]及び[トータル]等の構成を用いるが、これら構成はコンピュータのメモリ上に仮想的に設けられたものであるものの、ハード的に用意しても良い。また按分処理プログラムは機能的構成であるが、按分処理部として設けても良い。
前記按分比率管理テーブル100は、図2に示す如く、按分対象となる伝票を指定するための按分キーと、該按分キーに対して番号を採番するカウンとと、按分された金額を保存する部門を示す按分後部門と、按分キーが対象となる開始期間を示す期間_開始と、按分キーが対象となる終了期間を示す期間_終了と、按分キーにより計算される按分率を示す按分率の各項目から成る。前記按分キーは、後述する同一期間内における同一部門であっても按分比率毎に設定されるユニークな識別子として設定されている。
前記按分比率管理テーブル100の具体的内容は図3に示す如く、例えば按分キーが1000、カウントが1、按分後部門が2000、期間_開始が2004/4/1、期間_終了が2004/5/31、按分率が50等の如く格納されている。特に本実施形態における按分率は、同一期間(2005.4.1〜2006.3.31)における同一部門(2000/3000)であっても、その伝票の基になる業務に対応して按分率が「70:30」と「67:33」の如く異なる値に設定され、その按分率毎に按分キーが設定されている。
本実施形態による按分処理方法が適用される会計システムは、会計伝票を起票することにより会計伝票明細テーブルT1から会計伝票明細データ(転記日付/伝票番号/貸借/勘定科目コード/伝票金額/税区分/テキスト等)を取得すると共に該会計伝票明細データに対応する按分キーを付与して按分前テーブルT3へリアルタイムに格納する手順と、前記按分処理プログラムにより転記日付を基に按分前テーブルT3から対象データを取得する手順と、按分比率管理テーブル100から按分率を取得する手順と、前記両手順により取得した対象データ及び按分率を基に按分処理200を実行する手順と、この按分後の会計伝票明細データを按分後テーブルT4へ格納する手順とを順次実行することにより、按分前テーブルT3に格納された会計伝票データを按分比率管理テーブル100に格納した按分データを基に按分処理を実行し、按分後テーブルT4に出力し、この按分後テーブルT4を参照して貸借対照表/損益計算書など各種帳票(財務諸表)を出力する様に動作する。
前記図4に示した按分処理200の動作は、図4に示す如く、按分処理の実行時に転記日付を入力するステップS1と、このステップS1により按分比率管理テーブル100から按分処理キー(按分キー/按分後部門/按分率)を取得するステップ300と、前記指定した転記日付より按分前テーブルT3から按分対象データを抽出するステップS2と、按分比率管理テーブル100から抽出した対象データ件数をカウントするステップS3と、データ件数を[カウンタB]に設定するステップS4と、初期値である「0」を[カウンタA]に設定するステップS5と、前記[カウンタA]及び[カウンタB]の値を比較するステップS6と、該比較の結果、[カウンタA]が小さいときに[カウンタA]に「1」を加算するステップS7と、該[カウンタA]に設定されているカウント件数目の按分前データを取得するステップS8と、按分計算の処理を実行するステップ400と、該按分処理した伝票会計データを按分後テーブルT4へ格納するステップS9と、按分後処理を実行して前記ステップS6に戻るステップ500とを実行する。本処理は、ステップS9の判定において、[カウンタA]<[カウンタB]の比較条件が正の間繰り返す様に動作する。
この按分処理200の動作を具体的に説明すると図8に示す如く、按分処理実行時に指定された転記日付が「2004/4/1」のとき、按分比率管理テーブル100から該当の按分処理キーを取得(ステップS25)し、次いで指定された転記日付より按分前テーブルT3から按分対象データT5を抽出し、按分前テーブルT3から抽出した件数を[カウンタB]に設定(カウンタB=2)すると共に[カウンタA]に「0」を設定([カウンタA]=0)しておき、1件目の処理において、[カウンタA](=0)<[カウンタB](=2)を比較して条件式が「Yes」のとき、[カウンタA]に「1」を加算([カウンタA]=0+1)し、次いで[カウンタA]に設定されている1件目のデータを取得し按分計算処理(ステップS26)を実行し按分後テーブルT4へ格納(ステップS27)し、按分後処理(S30)を実行する。
次いで2件目の処理において、「[カウンタA](=1)<[カウンタB](=2)」を比較し、条件が「Yes」のとき、[カウンタA]に「1」を加算(カウンタA=1+1)し、[カウンタA]に設定されている2件目のデータを取得し按分計算処理(ステップS28)を実行し、按分後テーブルT4へ格納(ステップS29)し、按分後処理(ステップS30)を実行する。図示の例では「[カウンタA](=1)<[カウンタB](=2)」を比較し、条件が「No」であるため、処理を終了する様に動作する。
即ち本実施形態による按分処理200は、カウンタにより按分対象となる会計伝票明細データを順次カウントアップしながら按分対象の会計伝票明細データ及び按分率を順次読み込み、按分処理を実行することによって、按分対象として期間指定された全ての会計伝票明細データに対して個々に設定された所定の按分率で按分処理を行うことができる。
前記按分処理における按分処理キーの取得は、図5に示す如く、按分処理の実行時に指定した転記日付を取得するステップ600と、この取得した転記日付を基に按分キー/按分後部門/按分率/カウントとを取得するステップS10と、この取得したカウントの最大値を按分キーごとに取得するステップS11を順次実行することによって行われる。
この按分処理キーの取得手順の具体例は、図9に示す如く、按分処理実行時に指定された転記日付が「2004/4/1」のとき、按分比率管理テーブル100から該当する按分処理キー(按分キー/按分後部門/按分率)を取得(ステップS31)し、該を取得した按分処理キーT6を基にカウントの最大値「3」を取得(ステップS33)することによって行われる。
前述した按分計算処理は、図6に示す如く、[カウンタ1]に「1」を設定するステップS12と、按分比率管理テーブル100から取得した同一按分キーのカウントの最大値を[カウンタ2]に設定するステップS13と、[トータル1]に「0」を設定するステップS14と、[カウンタ1]と[カウンタ2]の値を比較するステップS15と、該ステップS15により[カウンタ1]が小さいと判定した場合、[カウンタ1]に設定されている[カウンタ1]件目の按分後部門/按分率/端数調整フラグを取得するステップS16と、按分対象データの金額に取得した按分率を乗じるステップS17と、該乗算した値の小数点以下を四捨五入するステップS18と、この四捨五入した値を基に按分後データを作成するステップS19と、次いで[トータル1]に按分後金額を加算するステップS20と、[カウンタ1]に1を加算しステップS15に戻るステップS21と、前記ステップS15により[カウンタ1]が小さくないと判定した場合、即ち全ての按分対象となる会計伝票明細データの按分処理が終了した場合、[カウント1]に設定されている[カウンタ1]件目の按分後部門/按分率を取得するステップS22と、按分対象データの金額から[トータル1]を減算(S23)して按分後データを作成するステップ700とを順次事項することによって行われる。
<処理(1)>
この按分計算処理手順の具体例は、図10に示す如く、按分対象データの1件目を取得(図4のステップS8)した後、[カウンタ1]に「1」を設定(カウンタ1=1)すると共に[カウンタ2]に取得した按分処理キーのカウンタの最大値(図9のステップS32)を設定([カウンタ2]=3)し、計算後の累計額を保持するために[トータル1]に「0」を設定([トータル1]=0)しておき、次いで[カウンタ1](=1)<[カウンタ2](=3)を比較して判定し、判定結果が「Yes」のとき、[カウンタ1]に設定されている1件目の按分処理キーを取得(ステップS33)し、按分対象データの伝票金額に按分率を乗じて按分後データ(T9)を作成する。このときの各値は、カウンタ=1、按分キー=1000、按分後部門=2000、按分率50、端数調整フラグ=空白であり、前記按分計算は、「10,000×50÷100=5,000(四捨五入)」となる。
次いで本処理は、按分計算金額を[トータル1]に加算(ステップS36:[トータル1]=0+5,000)すると共に[カウンタ1]に1を加算する([カウンタ1]=1+1)。以上の処理を処理(1)と呼ぶ。
<処理(2)>
更に本按分計算処理手順は、「[カウンタ1](=2)<カウンタ2(=3)」を比較して判定し、判定結果が「Yes」のとき、[カウンタ1]に設定されている2件目の按分処理キーを取得(ステップS34)し、按分対象データの伝票金額に按分率を乗じて按分後データ(T9)を作成する。このときの各値は、カウンタ=2、按分キー=1000、按分後部門=3000、按分率30、端数調整フラグ=空白であり、前記按分計算は、「10,000×30÷100=5,000(四捨五入)」となる。
次いで本処理は、按分計算金額を[トータル1]に加算し(ステップS37:[トータル1]=5,000+3,000)、[カウンタ1]に1を加算([カウンタ1]=2+1)する。以上の処理を処理(2)と呼ぶ。
<処理(3)>
次いで本按分計算処理手順は、「[カウンタ1](=3)<[カウンタ2](=3)」を比較して判定し、判定結果が「No」のとき、[カウンタ1]に設定されている3件目の按分処理キーを取得(ステップS35)する。このときの各値は、カウンタ=3、按分キー=1000、按分後部門=4000、按分率20、端数調整フラグ=*である。
次いで本処理は、端数調整フラグ=「*」を比較して判定し、判定結果が「Yes」のとき(端数調整を行うフラグが立っているとき)、按分対象データの伝票金額からトータル1の金額を除算(ステップS38)し、按分後データを作成(ステップS38)する。この按分計算は、「10,000×8,000=2,000」となる。
この様に本実施形態による按分計算処理手順は、会計伝票明細データ毎の按分処理を行ったときに順次カウトアップする[カウンタ1]と、同一按分処理キーの最大値を格納する[カウンタ2]と、按分後の金額を集計する[トータル1]とを設け、前記[カウンタ1]と[カウンタ2]の値を比較判定しながら会計伝票明細データ毎の按分処理を実行すると共に当該按分後データの集計を[トータル1]に格納する様に動作することによって、指定された期間内の会計伝票明細データ毎の按分処理及びその合計金額を得ることができる。
前記図4に示した按分後処理500は、図7に示す如く、前述の按分処理を実行し按分後テーブルT4へ按分結果を保存した後、処理終了を判断するために按分前テーブルT3の終了フラグを更新(ステップS24)するものである。

以上述べた如く本実施形態によれば、予め会計伝票ヘッダテーブルT2に伝票明細データ毎の按分率に対応する按分キーを格納させておき、会計伝票明細テーブルT1から読み出した会計伝票明細データに会計伝票ヘッダテーブルT2に格納した按分キーを付与して按分前テーブルT3に格納し、この按分前テーブルT3に格納した会計伝票明細データを按分キーを基に按分比率格納テーブル100から取得した期間と部門と按分率とを用いて会計伝票明細データの部門毎且つ期間毎の按分処理を行うことによって、部門毎の会計伝票明細データの按分処理を行うことにより、同一期間及び同一部門で按分比率が異なる按分処理を行うことができる。
本発明の一実施形態による会計伝票の按分処理方法及び同按分プログラムが適用される会計システムの全体概要図。 本実施形態における按分比率を管理するためのテーブル設計図。 本実施形態における按分比率管理テーブルの入力例を示す図。 本実施形態における按分処理概要のフローチャート。 本実施形態における按分処理キーを取得するフローチャート。 本実施形態における按分計算を行うフローチャート。 本実施形態における按分後処理のフローチャート。 本実施形態における按分処理概要例を示す図。 本実施形態における按分処理キーの取得例を示す図。 本実施形態における按分処理計算例を示す図。
符号の説明
100:按分比率管理テーブル、200:按分処理、300:按分処理キーの取得、400:按分計算処理、500:按分後処理、600:按分対象の転記日付取得、700:按分後データの作成、T1:会計伝票明細テーブル、T2:会計伝票ヘッダテーブル、T3:按分前テーブル、T4:按分後テーブル、T5:按分前テーブル、T6:按分後テーブル、T7:按分前テーブル、T8:按分比率管理テーブル、T9:按分前テーブル、T10:按分前テーブル、T11:按分対象データ、T12:按分比率管理テーブル、T13:取得した按分処理キー、T14:按分対象データ1件目、T15:取得後の按分処理キー、T16:1件目の按分計算、T17:トータル(按分計算後累計計算)、S1:転記日付の入力(取得)、S2:按分前テーブルより按分対象データの抽出、S3:按分対象データのカウント、S4:カウント件数を[カウンタB]に設定、S5:カウンタAを0に設定、S6:条件式 [カウンタA]<[カウンタB]、S7:[カウンタA]に1を加算、S8:[カウンタA]件目の按分対象データを取得、S9:按分後テーブルへの格納、S10:転記日付と按分キーより按分比率管理テーブルから按分キー/按分後部門/按分率/端数調整フラグを取得、S11:按分比率管理テーブルよりカウントの最大値を按分キーごとに取得、S12:[カウンタ1]に0に設定、S13:[カウンタ2]に按分比率間テーブルより同一按分キーの最大値を設定、S14:[トータル1]を0に設定、S15:条件式 [カウンタ1]<[カウンタ2]、S16:[カウンタ1]件目の按分後部門/按分率/端数調整フラグを取得、S17:按分対象金額に按分率を乗じる、S18:按分後金額の端数を丸める(四捨五入)、S19:按分後データの作成、S20:[トータル1]に按分後金額を加算、S21:[カウンタ1]に1を加算、S22:[カウンタ1]件目の按分後部門/按分率/端数調整フラグを取得、S23:端数調整フラグの確認、S24:按分前金額−[トータル1]、S25:按分前テーブルに処理終了フラグを更新、S26:按分処理キーの取得、S27:会計伝票の1明細目の按分計算処理、S28:会計伝票の1明細目の按分処理、S29:会計伝票の2明細目の按分計算処理、S30:会計伝票の2明細目の按分処理、S31:按分後処理、S32:按分処理キーの取得、S33:按分処理キーのカウントの最大値取得、S34:按分対象データ1件目の按分処理1回目の処理、S35:按分対象データ1件目の按分処理2回目の処理、S36:按分対象データ1件目の按分処理3回目の処理、S37:按分処理1回目の累計加算、S38:按分処理2回目の累計加算、S39:累計金額の取得。

Claims (3)

  1. 期日データ及び金額データを含む複数の会計伝票明細データを、部門毎に予め指定された按分比率に応じて按分計算を行う会計伝票の按分処理システムであって、
    期日データ及び金額データを含む複数の会計伝票明細データを格納する会計伝票明細テーブルと、該会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに対応した按分率毎の按分キーを格納する会計伝票ヘッダテーブルと、前記会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに会計伝票ヘッダテーブルの対応する按分キーを付与して格納する按分前テーブルと、期間及び部門毎の按分率に対応する按分キーを格納する按分比率格納テーブルと、前記会計伝票明細テーブルから取得した会計伝票明細データと按分比率格納テーブルから取得した期間と部門と按分率とを用いて会計伝票明細データの部門毎且つ期間毎の按分処理を行う按分処理部とを備え、
    該按分処理部が、指定された期間内の複数の会計伝票明細データを按分キーを基に按分前テーブルから取得し、該取得した会計伝票明細データを前記按分キーに対応する按分率により按分計算を実行することを特徴とする会計伝票の按分処理システム。
  2. 期日データ及び金額データを含む複数の会計伝票明細データを、部門毎に予め指定された按分比率に応じて按分計算を行う会計伝票の按分処理システムの按分処理方法であって、
    期日データ及び金額データを含む複数の会計伝票明細データを格納する会計伝票明細テーブルと、該会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに対応した按分率毎の按分キーを格納する会計伝票ヘッダテーブルと、前記会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに会計伝票ヘッダテーブルの対応する按分キーを付与して格納する按分前テーブルと、期間及び部門毎の按分率に対応する按分キーを格納する按分比率格納テーブルと、前記会計伝票明細テーブルから取得した会計伝票明細データと按分比率格納テーブルから取得した期間と部門と按分率とを用いて会計伝票明細データの部門毎且つ期間毎の按分処理を行う按分処理部とを用い、
    該按分処理部が、指定された期間内の複数の会計伝票明細データを按分キーを基に按分前テーブルから取得する手順と、該取得した会計伝票明細データを前記按分キーに対応する按分率により按分計算を行うと手順を実行することを特徴とする会計伝票の按分処理方法。
  3. 期日データ及び金額データを含む複数の会計伝票明細データを格納する会計伝票明細テーブルと、該会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに対応した按分率毎の按分キーを格納する会計伝票ヘッダテーブルと、前記会計伝票明細テーブルに格納した会計伝票明細データに会計伝票ヘッダテーブルの対応する按分キーを付与して格納する按分前テーブルと、期間及び部門毎の按分率に対応する按分キーを格納する按分比率格納テーブルと、前記会計伝票明細テーブルから取得した会計伝票明細データと按分比率格納テーブルから取得した期間と部門と按分率とを用いて会計伝票明細データの部門毎且つ期間毎の按分処理を行う按分処理部とを備える按分処理システムの按分処理プログラムあって、
    前記按分処理部を、指定された期間内の複数の会計伝票明細データを按分キーを基に按分前テーブルから取得する手段と、該取得した会計伝票明細データを前記按分キーに対応する按分率により按分計算を行うと手段として機能させることを特徴とする会計伝票の按分処理プログラム。
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