JP2006194396A - ウオームギヤ減速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】合成樹脂製のウオームホイールにも適用可能で、ウオームホイールの歯の強度が維持でき、潤滑性向上を図る。
【解決手段】鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛合い始めのウオームホイール2側の歯面の噛み合い始めの鼓形ウオーム1に接触する位置に潤滑油溝10を設け、噛み合い始めの鼓形ウオーム1の歯先で潤滑油溝10の潤滑油を運び始め、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との間に挟まれてその潤滑油が移動し、結果、鼓形ウオーム1の中間部分から他端の歯先部分まで運ぶことができる。ここで、潤滑油溝10は鼓形ウオーム1の端部の最大径にある歯と接触するウオームホイール2の噛幅の最外側の位置にあり、力を伝達するウオームホイール2の歯幅Wの中央位置12よりも離れた位置にあり、鼓形ウオーム1の中間部分の直径よりも大きい端部のみ接触するものであるから、機械的強度を低下させることがない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、中間部分の直径よりも両端部分の直径の方が大きい鼓形ウオームと該鼓形ウオームと噛み合うウオームホイールとからなるウオームギヤ減速機に関するものである。
この種のウオームギヤ減速機の従来例として特許文献1に掲載の技術がある。
即ち、特許文献1に掲載の技術は、鼓形ウオームの歯面とウオームホイールの歯面を数種の曲面で構成し、前記両歯面間に同時に表れる接触線ループ状となって閉鎖された空間を形成し、該空間が噛み合い進行によって移動し、かつ、噛み合いの進行と共に容積が減少し、ポンプ効果を起こすようにしたものである。
したがって、歯面の間に潤滑油を保持させ、かつ、スクイズ効果が高まるので、歯車の噛み合い部分の潤滑性能が向上する。
また、特許文献2に掲載の技術は、歯面に潤滑油を溜める溝が設けられた歯車において、溝は歯面の噛み合い有効面の歯末側の端部付近に位置され歯幅の全幅に配設されていることを特徴とし、歯面の基準ピッチ円から離れて歯末側に位置された溝の潤滑油が連続した噛み合いで押出され、歯面の相対滑り接触面圧力とで互いの歯面の歯幅の全幅に塗布するように供給している。
そして、特許文献3には、歯面の歯幅方向端部を部分的に切り欠いて潤滑油を貯留するポケット部を構成したギアが開示されている。
特開平5−196115 特開2004−92697 実開平4−58654号公報
ところが、特許文献1は、歯面を数種の曲面で構成し、両歯面間に同時に表れる接触線ループ状となって閉鎖された空間を形成するという精度の高いものを要求するものであるから、ウオームホイールを樹脂成形する場合には、その成形精度及び樹脂の剛性が金属に比較して低くなるから、その撓みにより、その実用化が困難であった。
また、特許文献2の技術においては、ウオームとウオームホイールとが噛み合うものであるから、平歯車の噛み合いと異なり、ウオームホイールの歯幅方向とウオームの摺動方向とのなす角が小さく接触面積が小さいことから、論理的に、潤滑油の供給性能が上がらないと思われる。
そして、特許文献3の技術においては、歯面の歯幅方向端部を部分的に切り欠いて潤滑油を貯留するポケット部を構成することから、歯の強度の低下、潤滑油の供給むらが発生する可能性がある。
そこで、本発明はこれらの問題点を解消すべく、合成樹脂製のウオームホイールにも適用可能で、かつ、ウオームホイールの歯の強度が維持でき、潤滑性が向上できるウオームギヤ減速機の提供を課題とするものである。
請求項1にかかるウオームギヤ減速機は、鼓形ウオームとウオームホイールが噛み合って駆動伝達する前記ウオームホイール側の歯面に対し、前記鼓形ウオームの基準ピッチ円以遠に離れた外周側に前記鼓形ウオームの歯面に向って開口する潤滑油溝を形成したものである。
この潤滑油溝は、ウオームホイールの歯幅方向に対して垂直方向の窪みとしたり、鼓形ウオームと前記ウオームホイールの相互接触する位置の前記鼓形ウオームの長さ方向に直角な位置とすることができる。勿論、その中間とすることもできる。また、溝の深さは均一または下端側または上端側を深くすることもできる。そして、弧状とすることもできる。
更に、鼓形ウオームの基準ピッチ円以遠に離れた外周側とは、基準ピッチ円に交差する点を含み、歯先円等の基準ピッチ円以遠に離れた外周側の位置を意味する。
請求項2にかかるウオームギヤ減速機は、請求項1の潤滑油溝を前記ウオームホイールの歯幅方向に対して垂直方向の窪みとしたものである。この潤滑油溝の溝深さは、均一または下端側または上端側を深くすることもできる。そして、弧状とすることもできる。
請求項3にかかるウオームギヤ減速機は、請求項1の潤滑油溝を前記鼓形ウオームと前記ウオームホイールとが噛み合い始めに相互接触する位置を、前記鼓形ウオームの長さ方向に対し直角方向の位置としたものである。また、この潤滑油溝の溝深さは均一または下端側または上端側を深くすることもできる。そして、弧状とすることもできる。
請求項4にかかるウオームギヤ減速機は、請求項1の潤滑油溝を前記鼓形ウオームと前記ウオームホイールとが噛み合い始めに相互接触する位置を、前記鼓形ウオームの長さ方向に直角乃至前記ウオームホイールの歯幅方向に対して直角方向との間の角度の範囲内に設定したものである。
請求項5にかかるウオームギヤ減速機は、前記鼓形ウオームの螺旋を、前記ウオームホイールの前記潤滑油溝を始点として、360N(Nは整数)±20度の範囲としたものである。この360N(Nは整数)±20度とは、両側の端部に+10度または−10度付与することができることを意味する。
請求項1にかかるウオームギヤ減速機は、鼓形ウオームとウオームホイールとに相互接触する前記ウオームホイール側の駆動力を伝達する側の歯面に対して、前記鼓形ウオームの基準ピッチ円以遠の外周側に潤滑油溝を設けたものであるから、前記鼓形ウオームの歯先から潤滑油を運び始め、鼓形ウオームとウオームホイールとの間の歯面に挟まれて潤滑油が移動し、鼓形ウオームの中間部分から他端の歯先部分まで潤滑油を運ぶことができる。特に、鼓形ウオームとウオームホイールとの歯面の間に潤滑油を保持させ、かつ、スクイズ効果が高まり、歯車の噛み合い部分の潤滑性能が向上する。しかも、潤滑性能の選定が自由となる。
潤滑油溝は、鼓形ウオームとウオームホイールとの噛み合い始めの位置に形成するものである。また、この潤滑油溝は、鼓形ウオームの基準ピッチ円以外の外周側にあり、力を伝達するウオームホイールの歯幅の中央位置よりも離れた位置であるから、機械的強度を低下させることがない。また、ウオームホイールを合成樹脂で形成しても、格別、機械的強度を上げることなく使用でき、また、潤滑性能が向上できる。
請求項2にかかるウオームギヤ減速機は、請求項1の潤滑油溝を前記ウオームホイールの歯幅方向に対して垂直方向としたものであるから、請求項1の効果に加えて、外力の殆ど加わらない箇所に潤滑油溝を形成することができる。しかも、歯幅方向に対して垂直方向の窪みとするものであるから、合成樹脂成型及びその金型加工が容易である。
請求項3にかかるウオームギヤ減速機は、請求項1の潤滑油溝を前記鼓形ウオームと前記ウオームホイールとが相互接触する位置を、前記鼓形ウオームの長さ方向に垂直な断面の中心から放射方向の位置としたものである。したがって、請求項1の効果に加えて、前記鼓形ウオームと潤滑油溝とを直角に交差させ、前記鼓形ウオームの回転方向と潤滑油溝とを直角に交差させるものであるから、潤滑油の供給能力を大きくすることができる。また、前記鼓形ウオームの端部と接触する前記ウオームホイールの外力の殆ど加わらない箇所に潤滑油溝を形成することができる。しかも、前記鼓形ウオームと潤滑油溝とを直角に交差させるものであるから、合成樹脂成型及びその金型加工が容易である。
請求項4にかかるウオームギヤ減速機は、請求項1の潤滑油溝を、前記鼓形ウオームと前記ウオームホイールとの相互接触する位置の前記鼓形ウオームの長さ方向に直角な断面の中心から放射方向と、前記ウオームホイールの歯幅方向に対して垂直方向との間の角度の範囲内に設定できるものである。したがって、請求項1の効果に加えて、任意の潤滑油溝の傾きとすることができるから、潤滑油の供給能力を自在に設定でき、潤滑油の供給量、歯面間での保持量、減速機構の使用時間に応じた傾度に設定することができる。
請求項5にかかるウオームギヤ減速機は、請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の前記鼓形ウオームの螺旋を、前記ウオームホイールの前記潤滑油溝を始点として、360N(Nは整数)±20度の範囲としたものであるから、主な潤滑油の移動を前記潤滑油溝相互間とすることができる。
次に、本発明の実施の形態のウオームギヤ減速機について、図を用いて説明する。なお、本実施の形態2以降において、実施の形態1と同一記号または同一符号は、上記実施の形態1と同一または相当する構成部分を示すものであるから、その詳細な説明を省略し、主に相違点のみ説明する。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態のウオームギヤ減速機を備えたシートスライド装置の駆動装置の構成を示す説明図であり、図2は本発明の実施の形態のウオームギヤ減速機の全体構成図である。
図1及び図2は、本実施の形態のウオームギヤ減速機100をシートスライド装置に組み付けたもので、車両用シートを特定のスライド位置に定めるシートスライド装置の前後位置を調整可能にするための駆動を行なうものである。
シートスライド装置の駆動装置は、駆動源となるモータ110及びウオームギヤ減速機100を有して構成されている。モータ110は出力軸120を備えている。ウオームギヤ減速機100はハウジング180に取り付けられている。ハウジング180内には鼓形ウオーム1及び鼓形ウオーム1と噛み合うウオームホイール2が配設されている。このウオームギヤ減速機100の鼓形ウオーム1は、ハウジング180に回転自在に支持される入力軸150を有している。ウオームホイール2は、ハウジング180に軸支されており、回転軸170と一体となって回転自在に支持されるように結合されている。
モータ110の出力軸120は、ウオームギヤ減速機100の入力軸150にケーブル130を介して連結されている。このケーブル130は、鋼線を縒って作製された弾性と可撓性を備えるものであって、その両端の連結部はプレス成形されている。また、ウオームギヤ減速機100の入力軸150は、その両端部が軸受140及び軸受160で支承されている。そして、モータ110の出力軸120からウオームギヤ減速機100の入力軸150に回転トルクが伝達されるように連結された構成となっている。更に、ケーブル130の撓みにより出力軸120と入力軸150との軸心ずれが吸収されて、良好な回転トルクの伝達が確保されている。
図3は本発明の実施の形態1のウオームギヤ減速機を示す一部断面を示す正面からみた説明図、図4は本発明の実施の形態1のウオームギヤ減速機の構成を示す図3の切断線I−I、切断線II−IIによる断面の右側から見た説明図である。
ここで、切断線I−Iの断面におけるAは、ウオームホイール2の歯底に対向する鼓形ウオーム1側の最大径の軌跡である歯先円であり、鼓形ウオーム1の両端部分の直径が大きい歯先の軌跡の円である。Bは噛み合うウオームホイール2の歯の基準ピッチを整数倍した長さの円周を持つ円からなる基準ピッチ円(ピッチ円)に対抗する鼓形ウオーム1側の最大径側の軌跡からなる基準ピッチ円で、歯車の具体的設計上のモジュール、歯数と共に歯車の基準となる重要な要件である。Cはウオームホイール2の歯先に対向する鼓形ウオーム1側の直径が大きく形成された両端部分の歯底の軌跡からなる歯底円である。また、切断線II−IIの断面におけるaは、鼓形ウオーム1の中央部分の最小径位置の歯先の軌跡からなる歯先円、bは基準ピッチ円Bと同様、ウオームホイール2の歯の基準ピッチを整数倍した長さの円周を持つ円からなる基準ピッチ円に対抗する鼓形ウオーム1側の最小径位置にある基準ピッチ円、cはウオームホイール2の歯底に対向する鼓形ウオーム1側の中央部分の最小径位置の歯底の軌跡からなる歯底円である。なお、これらは、鼓形ウオーム1についてもウオームホイール2と同様、歯車の一般化された用語の趣旨で表現するものである。
図において、鼓形ウオーム1は、中間部分の直径よりも両端部分の直径の方が大きく形成されたウオームである。ウオームホイール2は、鼓形ウオーム1と噛み合い、鼓形ウオーム1からの回転を伝えるものであり、構造上、鼓形ウオーム1の回転を減速することになる。本実施の形態のウオームギヤ減速機100は、この鼓形ウオーム1からウオームホイール2に回転を減速して伝える機構を意味する。これらの鼓形ウオーム1とウオームホイール2からなるウオームギヤ減速機100は、公知であるので、その機能的説明は省略する。
ウオームホイール2には、鼓形ウオーム1の直径が大きく形成された両端部の歯先円Aと接し、そして、噛み合って回転力の伝達を受ける位置、即ち、鼓形ウオーム1が図3の矢印Rの方向に回転し、それによって、ウオームホイール2が矢印r方向に回転するときには、ウオームホイール2の右側歯面と鼓形ウオーム1の左側歯面とが噛み合う。噛み合い相互接触するウオームホイール2の歯面側の基準ピッチ円Bとの交点位置に、潤滑油溝10の歯先開放端部10bが形成されている。ここで、本実施の形態の潤滑油溝10は、歯面の窪み溝(切欠き)の表面の開口10aと歯先面11側の端部の開口である歯先開放端部10bとを有するものであるが、本発明を実施する場合には、歯先開放端部10bを閉じ、開口10aのみとすることもできる。
鼓形ウオーム1とウオームホイール2の潤滑油溝10との関係は、噛み合い始めに接触する鼓形ウオーム1の基準ピッチ円Bとウオームホイール2の交点位置に、潤滑油溝10の歯先開放端部10bが形成されており、鼓形ウオーム1からウオームホイール2にエネルギーが伝達される際、潤滑油溝10の一部の開口10aが鼓形ウオーム1の歯面の基準ピッチ円Bから歯先円A側の範囲内に位置するから、対向する鼓形ウオーム1の広い面積の歯面に対して潤滑油を供給できる。結果、鼓形ウオーム1及びウオームホイール2の両者の広い範囲の歯面に潤滑油を供給できる。
この実施の形態の潤滑油溝10は、ウオームホイール2の歯幅W方向に対して垂直方向で、かつ、ウオームホイール2の中心軸から放射方向に開口10aを形成した窪み溝としている。本発明を実施する場合の潤滑油溝10は、その長さ方向に対する直角断面が略U字状、略コ字状、開口が底辺より狭い溝、途中から有底穴となっている溝、スリット状等とすることができる。また、その深さも任意に設定することができる。これらの断面形状は、潤滑油の供給量、歯面間での保持量、減速機構の使用時間に依存して決定することができる。この実施の形態の潤滑油溝10は、ウオームホイール2の図3に示す各歯毎の右側の歯面に形成されているが、本発明を実施する場合には、必要に応じて、各歯毎ではなく、2枚の歯または3枚の歯間隔に1個の割合等で潤滑油溝10を形成してもよい。
鼓形ウオーム1の両端の最大径側に比較し、中央部分は直径が小さく形成されているが、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛み合いは、鼓形ウオーム1の歯先円Aがウオームホイール2の歯先円、歯底円に沿って形成されているから、鼓形ウオーム1の中心部分でも潤滑油溝10が鼓形ウオーム1の基準ピッチ円Bから歯先円Aの間で接触を継続している。
このように、ウオームホイール2には、鼓形ウオーム1とウオームホイール2とが噛み合い始めに接触する基準ピッチ円Bの位置に潤滑油溝10が設けられており、そこに入っている潤滑油が、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛み合いにより、鼓形ウオーム1の歯面及びウオームホイール2の歯面間を歯幅W方向に押出す。そして、ウオームホイール2の歯面との接触が終了するまで鼓形ウオーム1が潤滑油を運び、そして、次のピッチの歯と噛み合う。このようにして、鼓形ウオーム1は、ウオームホイール2の歯面に潤滑油を塗りながら回動することになる。
本実施の形態は、ウオームホイール2側の歯面の噛み合い始めの鼓形ウオーム1と接触する基準ピッチ円Bの位置付近に開口10aを持つ潤滑油溝10を設けたものである。したがって、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛み合い始めの鼓形ウオーム1の歯面の中央(基準ピッチ円B)で潤滑油溝10の潤滑油を運び始め、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との間に挟まれてその潤滑油がウオームホイール2の歯幅W方向に移動し、鼓形ウオーム1の長さ方向には、その一端から中間部分を経て他端の歯先部分まで運ぶことができる。即ち、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との歯面の間に潤滑油を保持させることができるから、歯車の噛み合い部分の潤滑性能が向上する。また、潤滑油溝10の形状は、その長さ方向に対する垂直断面が略U字状、略コ字状、開口が底辺より狭い溝、途中から有底穴となっている溝、スリット状等とすることができ、その深さも任意に設定することができる。更に、これらの断面形状は、潤滑油の供給量、歯面間での保持量、減速機構の使用時間に依存して決定することができるから、潤滑性能の選定が自由となる。
ここで、潤滑油溝10は、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛み合い始めの基準ピッチ円B付近に形成するものであり、潤滑油溝10の開口10aは、大部分が鼓形ウオーム1の歯先円Aの外側の位置で、力を伝達するウオームホイール2の歯幅Wの中央位置12よりも離れた位置にあり、しかも、鼓形ウオーム1の中間部分の基準ピッチ円bよりも大きい歯先円a側で接触するものであるから、機械的強度を低下させることがない。当然ながら、ウオームホイール2を合成樹脂で形成しても、格別、機械的強度を上げることなく、潤滑性能が向上できる。
[実施の形態2]
図5は本発明の実施の形態2のウオームギヤ減速機の構成を示す図3の切断線I−I、切断線II−IIによる断面の説明図である。
上記実施の形態1では、鼓形ウオーム1の回転方向が単一、即ち、図4の矢印Rの方向の回転のみの場合で、基準ピッチ円Bの位置付近に開口10aを持つ潤滑油溝10をウオームホイール2の歯形の一方の歯面のみに形成したものである。
しかし、鼓形ウオーム1が正逆転する場合、即ち、図4の矢印Rの方向及びその反対の回転方向が存在する場合には、基準ピッチ円Bの位置付近に開口10aを持つ潤滑油溝10をウオームホイール2の歯形の両側の歯面に形成するのが望ましい。基本的には、図5の実施の形態2に示すウオームホイール2の反対側の歯面にも、破線で示す潤滑油溝10を形成することになる。即ち、図4の矢印Rの方向の反対側の回転方向に対しては、図5のウオームホイール2の破線で示す潤滑油溝10から潤滑油を供給することができる。
なお、本発明を実施する場合、鼓形ウオーム1の回転が正転及び逆転するときには、本実施の形態のように、ウオームホイール2の歯形の両側の歯面に潤滑油溝10を形成するのが望ましい。
[実施の形態3]
図6は本発明の実施の形態3のウオームギヤ減速機の構成を示す図3の切断線I−I、切断線II−IIによる断面の説明図である。
図6は図5に示すウオームホイール2の歯面に形成した潤滑油溝10をスリットとしたもので、詳しくは、歯形の両側の歯面まで連通したスリット10Aとしたものである。特に、図6の実施の形態3では、鼓形ウオーム1の回転が正転及び逆転する場合で、基準ピッチ円Bの位置付近に各歯形の両側の歯面まで連通したスリット10Aを形成したものであるから、図5に示すウオームホイール2と同様の潤滑油の供給を行うことができる。また、潤滑油溝10としてのスリット10Aは各歯形の両側の歯面まで連通するものであるから、潤滑油の収容容量を多くすることができる。
[実施の形態4]
図7は本発明の実施の形態4のウオームギヤ減速機の構成を示す図3の切断線I−I、切断線II−IIによる断面の説明図である。
図7において、本実施の形態4のウオームギヤ減速機100は、噛み合い始めに接触する位置に設けた潤滑油溝10の長さ方向の開口10aが歯先面11に至る端部は開放され歯先開放端部10bとなっており、その歯先開放端部10bが鼓形ウオーム1の最大径の端部の歯先円Aと接する位置関係となっている。鼓形ウオーム1の中央部は最小径に形成されているから、潤滑油溝10が鼓形ウオーム1の中心部分の歯先円aに接触することはない。
したがって、潤滑油溝10のウオームホイール2の歯面側からみた開口10aは、常に、鼓形ウオーム1の最大径の歯先円Aの位置に接しており、潤滑油溝10の少なくとも一部がウオームホイール2の歯先円A内で接触し、潤滑油を鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛み合い始めのみで供給できる。
この実施の形態4も、実施の形態1と同様、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛み合い始めに、鼓形ウオーム1の歯先円Aの歯面で潤滑油溝10の潤滑油をウオームホイール2の歯面に運び入れることができる。そして、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との歯面間に挟まれてその潤滑油がウオームホイール2の歯幅W方向に移動し、鼓形ウオーム1の歯先円Aから他端の歯先部分まで運ぶことができる。また、潤滑油溝10は、鼓形ウオーム1の基準ピッチ円Bの位置よりも、更に、基準ピッチ円b及び歯先円aよりも外側に形成されるものであり、力を伝達するウオームホイール2の歯幅Wの中央位置12よりも離れている。しかも、鼓形ウオーム1の中間部分の歯先円aの直径よりも大きい端部の大径の歯先円Aのみが接触するものであるから、機械的強度を低下させることがない。当然ながら、ウオームホイール2を合成樹脂で形成しても、格別、機械的強度を上げることなく、潤滑油の供給量が少ないから、潤滑性能が長期間維持できる。
[実施の形態5]
図8は本発明の実施の形態5のウオームギヤ減速機の構成を示す図3の切断線I−I、切断線II−IIによる断面の説明図である。
図8において、本実施の形態5のウオームギヤ減速機100は、潤滑油溝10を、鼓形ウオーム1とウオームホイール2とが相互接触する位置のウオームホイール2の断面の中心から放射方向、即ち、鼓形ウオーム1の半径(直径)方向に形成したものである。したがって、潤滑油溝10の傾きは、鼓形ウオーム1の回転方向と直角に基準ピッチ円B及び基準ピッチ円bの外側で交わる。
鼓形ウオーム1とウオームホイール2の潤滑油溝10との関係は、鼓形ウオーム1の基準ピッチ円B及び基準ピッチ円bの交点にウオームホイール2の潤滑油溝10の歯先開放端部10bが配置されているから、鼓形ウオーム1からウオームホイール2にエネルギーが伝達される際、潤滑油溝10の開口10aが鼓形ウオーム1の歯面の基準ピッチ円B及び基準ピッチ円b中心から歯先円A及び歯先円a側の範囲内に位置するから、対向する鼓形ウオーム1の広い面積の歯面に潤滑油を供給できる。結果、鼓形ウオーム1及びウオームホイール2の両者の広い範囲の歯面に潤滑油を供給できる。
このように、本実施の形態5は、鼓形ウオーム1とウオームホイール2とが噛み合い相互接触する位置で、かつ、鼓形ウオーム1の長さ方向に対して直角な断面の中心から放射方向に形成したものである。したがって、潤滑油溝10の傾きは、鼓形ウオーム1の回転方向に対して直角に交わるから、鼓形ウオーム1の歯の略全面に潤滑油を効率よく供給することもできる。
図8に示す本発明の実施の形態5のウオームギヤ減速機100は、鼓形ウオーム1とウオームホイール2とが相互接触する歯先円Aの位置のウオームホイール2の回転方向に平行な断面の中心から、基準ピッチ円bの外側で放射方向に設定したものである。
しかし、本発明を実施する場合には、潤滑油の供給量、使用時間潤滑油の供給量、歯面間での保持量、減速機構の使用時間等の設計値に合わせて、鼓形ウオーム1とウオームホイール2とが噛み合い相互接触する歯先円Aの付近位置の鼓形ウオーム1の長さ方向に対して直角な断面の中心から放射方向乃至ウオームホイール2の歯幅方向に対して垂直方向との角度の範囲内に設定することもできる。したがって、前記角度の範囲内であるならば、任意の潤滑油溝10の傾きとすることができ、ウオームギヤ減速機100の回転条件、注油条件に応じた傾度に設定する実施の形態とすることもできる。
[実施の形態6]
上記実施の形態1乃至5では、実施の形態1と同様、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛み合い始めについて説明した。しかし、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛み合い修了時点を考慮すると、次のようになる。
図9は本発明の実施の形態6のウオームギヤ減速機を示す一部断面を示す図3に相当する正面からみた説明図である。
図において、鼓形ウオーム1の歯始端である歯端X1と歯終端である歯端X2とを鼓形ウオーム1の長さ方向の軸に平行した直線で切断した形状としたものである。即ち、図示の例では、360×3度(3回転)の回転によって同一潤滑油溝10(スリツト10Aを含む)の位置で歯始端である歯端X1または歯終端である歯端X2が到来する。しかし、鼓形ウオーム1の歯終端である歯端X2の終端の設定は、現実には潤滑油の粘度による表面張力によって決定される油切れの位置になるから、360N(Nは整数)±20度程度の範囲で許容される。
このように構成することにより、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛み合い始めの鼓形ウオーム1の歯始端である歯端X1で、潤滑油溝10(スリツト10Aを含む)の潤滑油を運び始め、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との歯面間に挟まれてその潤滑油が移動し、鼓形ウオーム1の中間部分を経て他端の歯先部分まで運ばれる。歯終端である歯端X2では、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との歯面間に挟まれて運ばれてきた潤滑油が、潤滑油溝10(スリツト10Aを含む)まで運んだところで、歯面の接触がなくなるから、潤滑油の表面張力によって、移動中に存在した多くの潤滑油は潤滑油溝10(スリツト10Aを含む)に入り込むこととなる。
このように、この実施の形態6は、実施の形態1乃至5と同様、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛み合い始めの鼓形ウオーム1の歯先の歯面で潤滑油溝10(スリツト10Aを含む)の潤滑油を運び始め、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との間に挟まれてその潤滑油が鼓形ウオーム1の中間部分から他端の歯先部分まで移動した後、本実施の形態では、再度、潤滑油溝10で潤滑油を切ることができる。したがって、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との歯面間に挟まれて運ばれてきた潤滑油は、潤滑油溝10(スリツト10Aを含む)まで運んだところで、歯面の接触がなくなるからその表面張力によって、潤滑油は潤滑油溝10に収容することができる。
本発明を実施する場合には、実施の形態1乃至5との組み合わせによって、本実施の形態の特徴を生かすことができる。
このように、上記実施の形態のウオームギヤ減速機100は、何れも、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との噛み合い始めのウオームホイール2側の歯面の鼓形ウオーム1に接触する基準ピッチ円B及び基準ピッチ円bの外側の位置に潤滑油溝10を設けたものであるから、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との鼓形ウオーム1の歯先円A内の歯面で潤滑油溝10の潤滑油を運び始め、鼓形ウオーム1とウオームホイール2との間に挟まれてその潤滑油が移動し、結果、鼓形ウオーム1の中間部分から他端の歯先部分まで運ぶことができる。
また、上記実施の形態のウオームギヤ減速機100は、ウオームホイール2の歯幅Wの片側で、かつ、特定方向側の歯面に潤滑油溝10を形成したものであるが、鼓形ウオーム1の回転方向によっては、ウオームホイール2の歯幅Wの片側(歯面に向かって片側)で、かつ、両側の歯面に潤滑油溝10を形成することもできる。
そして、上記実施の形態のウオームギヤ減速機100の特定方向側の歯面に形成した潤滑油溝10は、その一部に潤滑油溜りとして容積の大きな溝を形成してもよい。
この実施の形態1乃至6では、鼓形ウオーム1の回転方向が単一の場合を説明し、基準ピッチ円Bまたは歯先円Aの位置付近に開口10aを持つ潤滑油溝10をウオームホイール2の一方の歯面のみに形成したものである。
しかし、鼓形ウオーム1が正逆転する場合には、歯先円Aの位置付近に開口10aを持つ潤滑油溝10をウオームホイール2の両側の歯面に形成することができる。基本的には、図5と図6に示すウオームギヤ減速機100と同様、ウオームホイール2の反対側の歯面にも、破線で示す潤滑油溝10を形成すればよい。
上記実施の形態では、鼓形ウオーム1とウオームホイール2からなる構成で説明したが、論理的には、機械的強度は低下するが、均一径のウオームとウオームホイール2とからなるウオームギヤ減速機100にも適用できる。しかし、鼓形ウオーム1では、両端の径が大きいので、機械的強度を落とすことなく実施できる。
図1は本発明の実施の形態1のウオームギヤ減速機を備えたシートスライド装置の駆動装置の構成を示す説明図である。 図2は本発明の実施の形態1のウオームギヤ減速機である。 図3は本発明の実施の形態1のウオームギヤ減速機を示す一部断面を示す正面からみた説明図である。 図4は本発明の実施の形態1のウオームギヤ減速機の構成を示す図3の切断線I−I、切断線II−IIによる断面の説明図である。 図5は本発明の実施の形態2のウオームギヤ減速機の構成を示す図3の切断線I−I、切断線II−IIによる断面の説明図である。 図6は本発明の実施の形態3のウオームギヤ減速機の構成を示す図3の切断線I−I、切断線II−IIによる断面の説明図である。 図7は本発明の実施の形態4のウオームギヤ減速機の構成を示す図3の切断線I−I、切断線II−IIによる断面の説明図である。 図8は本発明の実施の形態5のウオームギヤ減速機の構成を示す図3の切断線I−I、切断線II−IIによる断面の説明図である 図9は本発明の実施の形態6のウオームギヤ減速機を示す一部断面を示す図3に相当する正面からみた説明図である。
符号の説明
1 鼓形ウオーム
2 ウオームホイール
10 潤滑油溝
10A スリット(潤滑油溝)
100 ウオームギヤ減速機
A,a,α 歯先円
B,b,β 基準ピッチ円(ピッチ円)
C,c,γ 歯底円

Claims (5)

  1. 中間部分の直径よりも両端部分の直径の方が大きい鼓形ウオームと、
    当該鼓形ウオームと噛み合って前記鼓形ウオームからの駆動力を受けるウオームホイールからなるウオームギヤ減速機において、
    前記鼓形ウオームと前記ウオームホイールが噛み合って駆動伝達する前記ウオームホイール側の歯面に対し、前記鼓形ウオームの基準ピッチ円以遠に離れた外周側に、前記鼓形ウオームの歯面に向って開口する潤滑油溝を形成したことを特徴とするウオームギヤ減速機。
  2. 前記潤滑油溝は、前記ウオームホイールの歯幅方向に対して垂直方向に形成したことを特徴とする請求項1に記載のウオームギヤ減速機。
  3. 前記潤滑油溝は、前記鼓形ウオームと前記ウオームホイールとが相互に接触する位置において、前記鼓形ウオームの長さ方向に対して垂直方向に延在するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載のウオームギヤ減速機。
  4. 前記潤滑油溝は、前記鼓形ウオームと前記ウオームホイールとが相互に接触する位置において、前記鼓形ウオームの長さ方向に対して垂直方向乃至前記ウオームホイールの歯幅方向に対して垂直方向との角度範囲に形成したことを特徴とする請求項1に記載のウオームギヤ減速機。
  5. 前記鼓形ウオームは、その螺旋を前記ウオームホイールの前記潤滑油溝から360N(Nは整数)±20度の範囲としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載のウオームギヤ減速機。
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