JP2006194181A - ダイアフラムポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】 安定したポンプ効率のダイアフラムポンプを提供する。
【解決手段】ダイアフラムポンプ10は、可動子30の連結部33を挿通して保持する挿通部と、この挿通部から可動子30の径方向に蛇行して形成される蛇行ばね部と、蛇行ばね部の端部に設けられてケース20のばね固定部212Aに固定される外周取付部とを備え、これらの挿通部、蛇行ばね部、および外周取付部が可動子30の軸心と略直交するばね形成面上に配置されるばね部材50を具備した。このため、挿通部が蛇行ばね部によりケース20の略軸心上に支持され、蛇行ばね部が設けられる方向への移動を規制されるので、可動子30は、径方向への移動を規制され、可動子30の軸心のズレや、傾斜、電磁石部への接触を防止できる。よって、可動子30は、軸心上で安定して振動でき、ダイアフラムポンプ10のポンプ効率を安定させることができる。
【選択図】 図2
Description
図1は、本発明の一実施の形態にかかるダイアフラムポンプの全体斜視図である。図2は、ダイアフラムポンプの平断面図である。図3は、ダイアフラムポンプの一部を断面した側面図である。図4は、ダイアフラムポンプのケースの内部および電磁石部の斜視図である。図5は、ばね部材の平面図である。
そして、ダイアフラム挟持部35により、ダイアフラム40の略中心部が可動子30の端部に固定され、周縁部が可動子収納部21およびポンプ部22に圧着固定される。そして、このダイアフラム40は、可動子30の移動によりポンプ室22A側に変位されると、ポンプ室22Aの体積が圧迫して排出弁224Aを移動されて排出口224を開口させ、可動子30の移動により可動子収納室21A側に変位されると、ポンプ室22Aの体積が膨張して吸入弁223Aを移動されて吸入口223を開口させる。
このようなダイアフラムポンプでは、電磁石部60に電力を供給して、コイル部に交流電流を流すことで、電磁石63のケース20側の磁極を変動させ、可動子30を振動、すなわち、可動子収納室21Aの軸心に沿って往復移動させる。そして、可動子30が振動することによりダイアフラム40が可動子収納部21側およびポンプ部22側に交互に変位する。ダイアフラム40が可動子収納室21A側に変位すると吸入口223が開口しポンプ室22Aに可燃性ガスが吸入され、ダイアフラム40がポンプ室22A側に変位すると、排出口224が開口してポンプ室22Aの可燃性ガスが押出されて排出される。
上述したように上記実施の形態のダイアフラムポンプ10では、可動子30は、可動子30の軸心と略直交するばね部材50の挿通部51に振動可能に保持されている。また、この挿通部51には、径方向に向かって蛇行した蛇行ばね部52が設けられ、蛇行ばね部52の端部の外周取付部53がケース20のばね固定部212Aに固定されている。このため、挿通部51は、蛇行ばね部52によりケース20の略軸心上に支持され、蛇行ばね部52が設けられる方向への移動を規制される。したがって、挿通部51にて保持された可動子30も径方向への移動を規制され、可動子30が軸心からずれたり、可動子が傾斜したり、電磁石部へ接触したりすることを防止できる。よって、可動子30は、軸心上で安定して振動でき、ダイアフラムポンプ10のポンプ効率も安定させることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
20 ケース
30 可動子
32 磁石
40 ダイアフラム
50,50A,50B,50C 弾性部材としてのばね部材
51 保持部としての挿通部
51B 可動子位置決め部としての切り欠き
52,52A,52B,52C 非直線状弾性部としての蛇行ばね部
53 取付部としての外周取付部
53A ばね部材位置決め部としての切り欠き部
60 電磁石部
63 電磁石
Claims (11)
- 少なくとも一対の対向配置される電磁石を備えた電磁石部と、
前記対向配置される電磁石部間に配置されるとともに、側面に前記電磁石に対向して磁石が設けられて軸心方向に往復移動可能な可動子と、
前記可動子の端部に設けられる平板状のダイアフラムと、
を具備したダイアフラムポンプであって、
前記可動子を往復移動可能に保持する保持部と、この保持部に連結されて前記可動子の軸心と略直交する径方向に向かって非直線状に延びて形成される非直線状弾性部と、この非直線状弾性部の端部で前記ダイアフラムポンプの一部に取り付けられる取付部と、を備えるとともに、これらの保持部、非直線状弾性部、および取付部が前記可動子の軸心方向と略直交する略同一平面上に配置された弾性部材を具備した
ことを特徴としたダイアフラムポンプ。 - 請求項1に記載のダイアフラムポンプにおいて、
前記非直線状弾性部は、前記弾性部材の平面上で幅広状に形成された
ことを特徴としたダイアフラムポンプ。 - 請求項1または請求項2に記載のダイアフラムポンプにおいて、
前記非直線状弾性部は、前記保持部から前記可動子の軸心に対して略直交する方向に向かって蛇行する形状に形成された
ことを特徴としたダイアフラムポンプ。 - 請求項1ないし請求項3に記載のダイアフラムポンプにおいて、
少なくとも前記可動子および前記ダイアフラムを内部に収納し、前記ダイアフラムの周縁部を固定するケースを備え、
前記弾性部材の取付部は、前記ケースの内周部に固定される
ことを特徴としたダイアフラムポンプ。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のダイアフラムポンプにおいて、
前記弾性部材は、前記可動子の両端側にそれぞれ設けられている
ことを特徴としたダイアフラムポンプ。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のダイアフラムポンプにおいて、
前記弾性部材は、前記ダイアフラムより、前記可動子の中心位置側に設けられている
ことを特徴としたダイアフラムポンプ。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のダイアフラムポンプにおいて、
前記弾性部材の前記非直線状弾性部は、前記電磁石部が配置される方向に向かって設けられた
ことを特徴としたダイアフラムポンプ。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のダイアフラムポンプにおいて、
前記弾性部材には、少なくとも一対の非直線状弾性部が互いに線対称となるように設けられた
ことを特徴としたダイアフラムポンプ。 - 請求項7または請求項8に記載のダイアフラムポンプにおいて、
前記弾性部材の非直線状弾性部は、前記電磁石部が配置される方向から所定の角度の領域内に設けられる
ことを特徴としたダイアフラムポンプ。 - 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のダイアフラムポンプにおいて、
前記弾性部材の保持部は、前記可動子を位置決めする可動子位置決め部を有した
ことを特徴としたダイアフラムポンプ。 - 請求項4ないし請求項10のいずれかに記載のダイアフラムポンプにおいて、
前記弾性部材の取付部は、前記ケースの内周断面形状と略同一形状となる環状に形成され、前記取付部および前記ケースを位置決めする少なくとも1つの弾性部材位置決め部を有した
ことを特徴としたダイアフラムポンプ。
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- 2005-01-14 JP JP2005007814A patent/JP2006194181A/ja active Pending
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