JP2006193374A - ガラスセルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガラス有底管の底部から開口部へと順次成形することにより、空気溜まりの発生を防止して金型の外周面形状の転写性を向上させることができるガラスセルの製造方法を提供する。
【解決手段】 ガラス有底管10の内部に金型20を挿入し、該ガラス有底管10の内部を減圧しつつ、該ガラス有底管10を加熱して成形を行うガラスセルの製造方法において、金型20を挿入したガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと加熱を行い、ガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと成形を進行させるようにしてある。また、ガラス有底管10の加熱手段をバーナー30とし、該バーナー30をガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと移動させて、ガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと成形を進行させるようにしてある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動化学分析等に使用されるガラスセルの製造方法に関し、特に、ガラス有底管の内部に金型を挿入し、該ガラス有底管を加熱しながら、該ガラス有底管の内部を減圧して成形(加熱真空成形)を行うガラスセルの製造方法に関する。
従来のガラスセルの製造方法としては、特公平3−69852号公報に記載されたものが知られている。該ガラスセルの製造方法では、ガラス有底管の内部に略方形の金型を挿入し、ガラス有底管全体を加熱しながら、ガラス有底管と金型との隙間を減圧することにより、ガラス有底管を金型の外周面形状に成形していた。その後、成形したガラス有底管を冷却し、金型を除去した後、ガラス有底管の光が透過する相対向する側面外周を研磨加工することにより、ガラスセルを製造するようになっていた。
特公平3−69852号公報
ところが、上述した従来のガラスセルの製造方法では、ガラス有底管全体を加熱しながら、該ガラス有底管の内部を減圧していたので、前記ガラス有底管の底部側よりも先に開口部側が変形した場合には、該ガラス有底管の底部側と金型との間に空気溜まりが発生してしまい、前記ガラス有底管の底部側を金型の外周面形状に成形することができないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ガラス有底管の底部から開口部へと順次成形することにより、空気溜まりの発生を防止して金型の外周面形状の転写性を向上させることができるガラスセルの製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のガラスセルの製造方法は、ガラス有底管の内部に金型を挿入し、該ガラス有底管の内部を減圧しつつ、該ガラス有底管を加熱して成形を行うガラスセルの製造方法において、前記金型を挿入したガラス有底管の底部側から開口部側へと加熱を行い、前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させるようにしてある。
好ましくは、前記ガラス有底管の加熱手段をバーナーとし、該バーナーを前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと移動させて、前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させるようにし、又は、前記ガラス有底管の加熱手段を加熱炉とし、該加熱炉に前記ガラス有底管を底部側から開口部側へと挿入して、該ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させるようにする。
好ましくは、前記ガラス有底管の内部が1000Pa以下の真空度に達した後に、該ガラス有底管のガラス粘度が104〜109ポアズとなるまで加熱する。また、前記ガラス有底管に対するバーナー、又は前記加熱炉に対するガラス有底管を0.5mm/秒〜5mm/秒の速度で移動させて、前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと加熱を行い、前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させる。さらに、前記加熱炉に対するガラス有底管の移動速度を5mm/秒よりも速くした場合に、前記加熱炉に温度勾配をもたせることによって、該加熱炉に挿入した前記ガラス有底管のガラス粘度が、その底部側を開口部側よりも101.5〜102ポアズの粘度差をもつようにする。
好ましくは、前記金型を挿入したガラス有底管の底部側から開口部側への加熱を、少なくとも2回以上繰り返し行って、該ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させるようにする。また、前記金型が、外周面が前記ガラス有底管の成形面となる内型と、該内型の外周面に摺動自在に装着されたスライド型とを有し、該スライド型を前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと摺動させながら、該ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させるようにする。さらに、前記金型の熱伝導率を700℃で30w/(m・k)未満とする。
本発明のガラスセルの製造方法によれば、ガラス有底管の底部から開口部へと順次成形することにより、空気溜まりの発生を防止して金型の外周面形状の転写性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態に係るガラスセルの製造方法について、図面を参照しつつ説明する。まず、本発明の第1実施形態に係るガラスセルの製造方法について、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るガラスセルの製造方法に用いられるガラス有底管、及び成形されたガラスセルを示す斜視図である。図2は本実施形態に係るガラスセルの製造方法を実施するためのガラス有底管、金型及びバーナーを示す部分断面図である。
図1において、10はガラスセルの製造方法に用いられるガラス有底管であり、円筒状の本体の一端に底部10a、他端に開口部10bを有している。本実施形態では、ガラス有底管10の材料にパイレックス(登録商標)ガラスを用いている。一方、11はガラス有底管10の底部10a側を本製造方法により成形したガラスセルである。
このようなガラスセル11は、図2に示すように、ガラス有底管10の内部に略四角柱状の金型20を挿入し、該金型20の転写部位20aにおける外周面形状を転写することにより成形している。また、該金型20の非転写部位20bには、ガラス有底管10の内部から外部に連通する吸気孔21が形成してある。該吸気孔21は図示しない真空ポンプに接続してあり、ガラス有底管10の内部を減圧することが可能となっている。
ここで、金型20の熱伝導率が高すぎると、ガラス有底管10の底部10a側よりも先に開口部10b側の転写が完了してしまうことがあり、底部10a付近に空気溜まりが発生してしまう場合があるので、これを防止すべく、本実施形態では、金型20の熱伝導率を700℃で30w/(m・k)未満としてある。
図2において、本実施形態のガラスセルの製造方法では、まず、ガラス有底管10の内部に金型20を挿入する。次いで、該金型20の吸気孔21からガラス有底管10の内部の空気を吸引して、該ガラス有底管10の内部を1000Pa以下の真空度に減圧する。次いで、バーナー30をガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと移動させ、該ガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと順にガラス粘度が104〜109ポアズとなるようにゾーン加熱を行う。これにより、底部10a側から開口部10b側へと順に加熱軟化されたガラス有底管10が金型20側へと吸引され、該金型20の外周面形状が転写される。この結果、図1に示すような先細りのガラスセル11が成形される。
ここで、本実施形態のようなバーナー30によるゾーン加熱を採用した場合は、ガラス有底管10の底部10aから開口部10bに向かって、バーナー30による加熱部位を0.5mm/秒〜5mm/秒の速度で移動させることが好ましい。このような範囲内の速度バーナー30を移動させながら加熱することにより、ガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと順に金型20の外周面形状を転写することができる。その根拠として、バーナー30を5mm/秒よりも速く移動させた場合は、ガラス有底管10の加熱が不十分となって成形ができなくなる。一方、0.5mm/秒よりも遅く移動させた場合は、十分な加熱が可能であるが、不必要にリードタイムが長くなり、生産性が悪化してしまうからである。
また、ガラス有底管10の肉厚を0.5mm〜1.0mmと薄くした場合は、バーナー30による加熱部位を3mm/秒〜5mm/秒という速い速度で底部10aから開口部10bに向かって移動させることができる。
これとは逆に、ガラス有底管10の肉厚を1.1mm〜2.0mmと厚くした場合は、バーナー30による加熱部位を0.5mm/秒〜2.9mm/秒という遅い速度で底部10aから開口部10bに向かって移動させることが好ましい。
さらに、ガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へとバーナー30を2往復以上させて、該ガラス有底管10の加熱を2回以上繰り返すことにより、気泡を確実に排出して、ガラス有底管10に対する金型20の転写性を向上させることができる。
このような本実施形態に係るガラスセルの製造方法によれば、ガラス有底管10の底部10aから開口部10bへと順次成形を進行させることによって、ガラス有底管10と金型20との間に空気溜まりが発生することを防止することができ、ガラス有底管10に対する金型20の外周面形状の転写性を向上させることができる。
また、ガラス有底管10を、そのガラス粘度が104〜109ポアズとなるように加熱して成形を行っていることにより、1000Pa以下の真空度でガラス有底管10を成形することができるとともに、加熱軟化したガラスの自重延伸で肉厚が変化せず、均肉成形が可能となる。
次に、本発明の第2実施形態に係るガラスセルの製造方法について説明する。図3は本発明の第2実施形態に係るガラスセルの製造方法を実施するための成形装置を示す概略図である。図4は上記成形装置のガラス有底管の保持部周辺を示す拡大図である。図5及び図6は本実施形態に係るガラスセルの製造方法を説明するための加熱炉周辺の拡大図である。なお、本実施形態において、上述した第1実施形態と同様の箇所については同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図3において、成形装置40は、基台41にガイドレール42を立設し、該ガイドレール42に加熱炉43、及び冷却ファン等の急冷部45を固定するとともに、前記ガラス有底管10の保持部46を昇降自在に取り付けた構成となっている。また、前記加熱炉43には、該加熱炉43と連続する徐冷部44が取り付けてある。
加熱炉43は、その内部に中空状の収容部43aを有しており、該収容部43aを加熱するための図示しないヒータが内蔵してある。該加熱炉43は、ガラス有底管10をTg点(ガラス転移点)温度まで加熱して軟化させる。徐冷部44は、断熱材の内側にヒータを内蔵した構成となっており、加熱炉43の収容部43aに連通する収容部44aを有している。該徐冷部44は、加熱炉43において成形されたガラス有底管10を、該加熱炉43よりも低い温度で加熱して徐冷する。
保持部46は、図4に示すように、エアシリンダ等の駆動手段(図示せず)によりガイドレール42に沿って摺動可能なスライド板461に、円柱状の載置台462を貫通保持するとともに、該載置台462に載置したガラス有底管10の開口部10b(図1参照)を気密保持する密閉金具463及びパッキン464を備えた構成としてある。また、載置台462には、該載置台462に載置した金型20の通気孔21と連通する通気路462aが穿設してあり、該通気路462aには真空ポンプ47が連結してある。
上記構成からなる成形装置40を用いた本ガラスセルの製造方法について説明すると、まず、第1実施形態と同様に、ガラス有底管10の内部に金型20を挿入し、これを図4に示す保持部46の載置台462にセットする。次いで、ガラス有底管10に密閉金具463を貫挿し、パッキン464を押圧した状態で固定する。これにより、ガラス有底管10の開口部10a側が気密状体で密閉される。
次いで、真空ポンプ47を駆動させて、金型20の吸気孔21からガラス有底管10の内部の空気を吸引し、該ガラス有底管10の内部を1000Pa以下の真空度に減圧する。その後、図示しない駆動手段を駆動させて、保持部46をガイドレール42に沿って上昇させ、ガラス有底管10及び金型20を加熱炉43の収容部43a内に挿入し、該ガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと順にガラス粘度が104〜109ポアズとなるように加熱する。本実施形態では、加熱炉43の温度を約830〜850℃に設定した。これにより、底部10a側から開口部10b側へと順に加熱軟化されたガラス有底管10が金型20側へと吸引され、該金型20の外周面形状が転写される。
ここで、上述した第1実施形態と同様に、加熱炉43の収容部43a内に、ガラス有底管10を底部10aから開口部10bに向かって挿入させる速度は、該加熱炉43が等温加熱炉である場合、0.5mm/秒〜5mm/秒が好ましい。また、ガラス有底管10の肉厚を0.5mm〜1.0mmと薄くした場合は3mm/秒〜5mm/秒の速い速度で挿入し、逆に、ガラス有底管10の肉厚を1.1mm〜2.0mmと厚くした場合は0.5mm/秒〜2.9mm/秒という遅い速度で挿入させることが好ましい。
また、ガラス有底管10を5mm/秒以上の高速で加熱炉43の収容部43aに挿入させる場合は、図6に示すように、該加熱炉43の加熱温度をガラス有底管10のTg点温度+50℃〜Tg点温度−50℃の範囲で、該加熱炉43の開口部が低温、閉口部が高温となるような温度勾配を持たせる。例えば、本実施形態のように、ガラス有底管10の材料をパイレックス(登録商標)ガラスとした場合は、加熱炉43に80〜100℃の温度勾配をもたせる。これにより、ガラス有底管10の加熱炉43への挿入速度を高速にした場合でも、該ガラス有底管10の閉口部から開口部に向けて順に成形を進行させることができる。この結果、金型20の外周面形状の転写を確実に行うことができるとともに、成形速度を早くしてリードタイムの短縮を図ることができる。
さらに、上述した第1実施形態と同様に、成形装置40の保持部46を2往復以上させて、ガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと加熱を2回以上繰り返すことにより、気泡を確実に排出して、ガラス有底管10に対する金型20の転写性を向上させることができる。
このような加熱炉43による成形工程を経た後、保持台46を下降させて、成形後のガラス有底管10の成形部(図1中の符号11a参照、なお、同図中の符号11bは非成形部)を徐冷部44に位置させる。本実施形態では、徐冷部44の加熱温度を約200〜300℃に設定してあり、該ガラス有底管10の成形部を約1〜3.5℃/秒の速度で徐冷する。その後、さらに保持台46を下降させて、徐冷したガラス有底管10の成形部を常温まで冷却する。これにより、上述した第1実施形態と同様に、図1に示すような先細りのガラスセル11が成形される。
以上述べた本実施形態のガラスセルの製造方法によれば、上述した第1実施形態と同様に、ガラス有底管10の底部10aから開口部10bへと順次成形を進行させることによって、ガラス有底管10と金型20との間に空気溜まりが発生することを防止することができ、ガラス有底管10に対する金型20の外周面形状の転写性を向上させることができる。
次に、本発明の第3実施形態に係るガラスセルの製造方法について説明する。図7は本発明の第3実施形態に係るガラスセルの製造方法を実施するためのガラス有底管、金型及びバーナーを示す部分断面図である。なお、本実施形態において、上述した第1及び第2実施形態と同様の箇所については同一符号を付して詳細な説明は省略する。
同図において、本実施形態では、金型50を、外周面がガラス有底管10の成形面となる内型51と、該内型51の外周面に摺動自在に装着したスライド型52とで構成してある。
上記構成からなる金型50をガラス有底管10の内部に挿入し、図示しない真空ポンプにより、該ガラス有底管10の内部を1000Pa以下の真空度に減圧する。次いで、金型50のスライド型52をガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと摺動させながら、バーナー30をガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと移動させ、該ガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと順にガラス粘度が104〜109ポアズとなるようにゾーン加熱を行う。このとき、スライド型52は、バーナー30によるガラス有底管10の成形速度に応じた速度でスライドさせる。
これにより、スライド型52の後退にともなって、底部10a側から開口部10b側へと順に加熱軟化されたガラス有底管10の成形が進行し、内型51の外周面形状が底部10a側から開口部10b側へと順に転写される。この結果、上述した第1及び第2実施形態と同様に、図1に示すような先細りのガラスセル11が成形される。
このような本実施形態のガラスセルの製造方法によれば、スライド型52をガラス有底管10の底部10a側から開口部10b側へと摺動させながら、ガラス有底管10の成形を行っているので、より確実に、ガラス有底管10の底部10aから開口部10bへと順次成形を進行させることができる。これにより、ガラス有底管10と内型51との間に空気溜まりが発生することをより効果的に防止することができ、ガラス有底管10に対する内型51の外周面形状の転写性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係るガラスセルの製造方法に用いられるガラス有底管、及び成形されたガラスセルを示す斜視図である。 本実施形態に係るガラスセルの製造方法を実施するためのガラス有底管、金型及びバーナーを示す部分断面図である。 本発明の第2実施形態に係るガラスセルの製造方法を実施するための成形装置を示す概略図である。 上記成形装置のガラス有底管の保持部周辺を示す拡大図である。 本実施形態に係るガラスセルの製造方法を説明するための加熱炉周辺の拡大図である。 同じく本実施形態に係るガラスセルの製造方法を説明するための加熱炉周辺の拡大図である。 本発明の第3実施形態に係るガラスセルの製造方法を実施するためのガラス有底管、金型及びバーナーを示す部分断面図である。
符号の説明
10 ガラス有底管
10a 底部
10b 開口部
11 ガラスセル
11a 成形部
11b 非成形部
20 金型
20a 転写部位
20b 非転写部位
21 吸気孔
30 バーナー
40 成形装置
41 基台
42 ガイドレール
43 加熱炉
43a 収容部
44 徐冷部
44a 収容部
45 急冷部
46 保持部
461 スライド板
462 載置台
462a 吸気路
463 密閉金具
464 パッキン
47 真空ポンプ
50 金型
51 内型
52 スライド型

Claims (9)

  1. ガラス有底管の内部に金型を挿入し、該ガラス有底管の内部を減圧しつつ、該ガラス有底管を加熱して成形を行うガラスセルの製造方法において、
    前記金型を挿入したガラス有底管の底部側から開口部側へと加熱を行い、前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させるようにしたことを特徴とするガラスセルの製造方法。
  2. 前記ガラス有底管の加熱手段をバーナーとし、該バーナーを前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと移動させて、前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のガラスセルの製造方法。
  3. 前記ガラス有底管の加熱手段を加熱炉とし、該加熱炉に前記ガラス有底管を底部側から開口部側へと挿入して、該ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のガラスセルの製造方法。
  4. 前記ガラス有底管の内部が1000Pa以下の真空度に達した後に、該ガラス有底管のガラス粘度が104〜109ポアズとなるまで加熱することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のガラスセルの製造方法。
  5. 前記ガラス有底管に対するバーナー、又は前記加熱炉に対するガラス有底管を0.5mm/秒〜5mm/秒の速度で移動させて、前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと加熱を行い、前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のガラスセルの製造方法。
  6. 前記加熱炉に対するガラス有底管の移動速度を5mm/秒よりも速くした場合に、前記加熱炉に温度勾配をもたせることによって、該加熱炉に挿入した前記ガラス有底管のガラス粘度が、その底部側を開口部側よりも101.5〜102ポアズの粘度差をもつようにしたことを特徴とする請求項5記載のガラスセルの製造方法。
  7. 前記金型を挿入したガラス有底管の底部側から開口部側への加熱を、少なくとも2回以上繰り返し行って、該ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させるようにしたことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載のガラスセルの製造方法。
  8. 前記金型が、外周面が前記ガラス有底管の成形面となる内型と、該内型の外周面に摺動自在に装着されたスライド型とを有し、該スライド型を前記ガラス有底管の底部側から開口部側へと摺動させながら、該ガラス有底管の底部側から開口部側へと成形を進行させるようにしたことを特徴とする請求項1〜7いずれか記載のガラスセルの製造方法。
  9. 前記金型の熱伝導率を700℃で30w/(m・k)未満としたことを特徴とする請求項1〜8いずれか記載のガラスセルの製造方法。


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